JPH08260663A - 外壁改修構造 - Google Patents
外壁改修構造Info
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- JPH08260663A JPH08260663A JP7063819A JP6381995A JPH08260663A JP H08260663 A JPH08260663 A JP H08260663A JP 7063819 A JP7063819 A JP 7063819A JP 6381995 A JP6381995 A JP 6381995A JP H08260663 A JPH08260663 A JP H08260663A
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- existing
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- reinforcing
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- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E04—BUILDING
- E04G—SCAFFOLDING; FORMS; SHUTTERING; BUILDING IMPLEMENTS OR AIDS, OR THEIR USE; HANDLING BUILDING MATERIALS ON THE SITE; REPAIRING, BREAKING-UP OR OTHER WORK ON EXISTING BUILDINGS
- E04G23/00—Working measures on existing buildings
- E04G23/02—Repairing, e.g. filling cracks; Restoring; Altering; Enlarging
- E04G23/0218—Increasing or restoring the load-bearing capacity of building construction elements
- E04G2023/0251—Increasing or restoring the load-bearing capacity of building construction elements by using fiber reinforced plastic elements
- E04G2023/0262—Devices specifically adapted for anchoring the fiber reinforced plastic elements, e.g. to avoid peeling off
Landscapes
- Building Environments (AREA)
- Finishing Walls (AREA)
- Working Measures On Existing Buildindgs (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 建物の躯体強度と断熱性を向上させつつ外壁
を改修する。 【構成】 既存の躯体Aを構成する土台3、棟桁もしく
は妻梁4の間を連結し、強度を補強する補強材Cを、既
存外壁B上から斜めに配設し、既存の躯体Aに固定する
ことにより建物全体の強度を向上させると共に、胴縁D
間に断熱材Eを充填して断熱性を向上させ、胴縁D上に
新規外壁Fを形成した外壁改修構造である。
を改修する。 【構成】 既存の躯体Aを構成する土台3、棟桁もしく
は妻梁4の間を連結し、強度を補強する補強材Cを、既
存外壁B上から斜めに配設し、既存の躯体Aに固定する
ことにより建物全体の強度を向上させると共に、胴縁D
間に断熱材Eを充填して断熱性を向上させ、胴縁D上に
新規外壁Fを形成した外壁改修構造である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は建築、構築物の既存外壁
面を新規外壁で改修するための構造に関するものであ
り、さらに詳しくは、古くなった既存の躯体、既存外壁
面の強度を向上する補強板を配設して、建物の強度を向
上させると共に、断熱材を充填して断熱性を向上させた
後に乾式壁材からなる新規外壁を表面に形成した外壁改
修構造に関するものである。
面を新規外壁で改修するための構造に関するものであ
り、さらに詳しくは、古くなった既存の躯体、既存外壁
面の強度を向上する補強板を配設して、建物の強度を向
上させると共に、断熱材を充填して断熱性を向上させた
後に乾式壁材からなる新規外壁を表面に形成した外壁改
修構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の外壁改修としては、古く
なった既存の外壁をすべて撤去して、既存の躯体や胴縁
等の壁下地材に新規外壁を形成する構造や、既存の外壁
材上に直に、もしくは、新規胴縁や防水シートを介して
新規外壁を取り付ける構造が一般的であった。
なった既存の外壁をすべて撤去して、既存の躯体や胴縁
等の壁下地材に新規外壁を形成する構造や、既存の外壁
材上に直に、もしくは、新規胴縁や防水シートを介して
新規外壁を取り付ける構造が一般的であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな改修では古くなった既存の外壁と新規外壁を交換す
ることや、傷んだ既存の外壁上に新規外壁を形成して、
既存外壁を隠蔽することの技術思想のみであり、古くな
った建物の既存の躯体、あるいは既存外壁を補強し、強
度を向上させる技術思想は全く考慮に入れられていなか
った。このため、改修後の建物の躯体には負担が係り、
強度的に弱く、特に耐震性に極端に劣り、地震等の発生
で新規外壁が脱落したり、躯体の破損、建物の崩壊等の
被害が発生することもあった。また、断熱性も十分であ
るとは言えなかった。
うな改修では古くなった既存の外壁と新規外壁を交換す
ることや、傷んだ既存の外壁上に新規外壁を形成して、
既存外壁を隠蔽することの技術思想のみであり、古くな
った建物の既存の躯体、あるいは既存外壁を補強し、強
度を向上させる技術思想は全く考慮に入れられていなか
った。このため、改修後の建物の躯体には負担が係り、
強度的に弱く、特に耐震性に極端に劣り、地震等の発生
で新規外壁が脱落したり、躯体の破損、建物の崩壊等の
被害が発生することもあった。また、断熱性も十分であ
るとは言えなかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような欠点
を除去するため、既存の外壁面を新規外壁で改修する前
に、既存の躯体を構成する土台、胴差し、棟桁もしくは
妻梁の間を連結し、強度を補強する補強材を、既存外壁
面上から配設し、既存の躯体に固定することにより建物
全体の強度を向上させると共に、補強材上に新規外壁の
取付下地となる胴縁を配設、固定し、胴縁間を断熱材で
充填し、胴縁上に新規外壁を形成した外壁改修構造を提
案するものである。
を除去するため、既存の外壁面を新規外壁で改修する前
に、既存の躯体を構成する土台、胴差し、棟桁もしくは
妻梁の間を連結し、強度を補強する補強材を、既存外壁
面上から配設し、既存の躯体に固定することにより建物
全体の強度を向上させると共に、補強材上に新規外壁の
取付下地となる胴縁を配設、固定し、胴縁間を断熱材で
充填し、胴縁上に新規外壁を形成した外壁改修構造を提
案するものである。
【0005】
【実施例】以下に図面を用いて本発明に係る外壁改修構
造の一実施例について詳細に説明する。図1(a)、
(b)は上記改修構造の一例を示す説明図であり、Aは
既存建物の躯体、Bは既存外壁、Cは補強材、Dは胴
縁、Eは断熱材、Fは新規外壁、Gは基礎、Hは役物で
ある。
造の一実施例について詳細に説明する。図1(a)、
(b)は上記改修構造の一例を示す説明図であり、Aは
既存建物の躯体、Bは既存外壁、Cは補強材、Dは胴
縁、Eは断熱材、Fは新規外壁、Gは基礎、Hは役物で
ある。
【0006】躯体Aは図1(b)に示すように、垂直方
向に伸びる主柱1、間柱2、および水平方向に伸びる土
台3、軒桁もしくは妻梁4とから構成される一般的なも
のである。勿論、これらは木造構造の建物での名称であ
り、鉄骨造構造ではこれらの位置に、H型鋼材、角形鋼
材、C型鋼材等が配設されているものである。なお、図
1(b)では便宜上既存外壁Bを一点鎖線で示している
ものである。
向に伸びる主柱1、間柱2、および水平方向に伸びる土
台3、軒桁もしくは妻梁4とから構成される一般的なも
のである。勿論、これらは木造構造の建物での名称であ
り、鉄骨造構造ではこれらの位置に、H型鋼材、角形鋼
材、C型鋼材等が配設されているものである。なお、図
1(b)では便宜上既存外壁Bを一点鎖線で示している
ものである。
【0007】また、既存外壁Bは躯体Aの外側面に例え
ば木摺、防水シート、ラスシート、モルタル壁材の順に
配設、施工されたモルタル壁からなるもの、もしくは、
躯体A上に胴縁を設け、防水シート、金属系サイディン
グ、窯業系サイディング、ALCパネル、タイル、塩ビ
押出サイディング等の乾式壁材等からなるものである。
ば木摺、防水シート、ラスシート、モルタル壁材の順に
配設、施工されたモルタル壁からなるもの、もしくは、
躯体A上に胴縁を設け、防水シート、金属系サイディン
グ、窯業系サイディング、ALCパネル、タイル、塩ビ
押出サイディング等の乾式壁材等からなるものである。
【0008】さらに、補強材Cは図1に示すように既存
外壁B上に土台3から軒桁もしくは妻梁4にかけて斜め
に一本以上配設されるものであり、既存外壁Bを介して
躯体Aを構成する少なくとも土台3、軒桁もしくは妻梁
4に、釘、スクリュービス、テクス、アンカー、アンカ
ーボルト等の固定具αによって取り付け、古くなった躯
体Aおよび既存外壁Bの強度を向上する筋交いの機能
と、既存外壁Bがタイル、レンガ等であった際には脱落
防止の機能を有するものである。また、その固定は図2
(b)に拡大して示すように、固定具αにより1ヶ所以
上複数固定することが好ましいものである。
外壁B上に土台3から軒桁もしくは妻梁4にかけて斜め
に一本以上配設されるものであり、既存外壁Bを介して
躯体Aを構成する少なくとも土台3、軒桁もしくは妻梁
4に、釘、スクリュービス、テクス、アンカー、アンカ
ーボルト等の固定具αによって取り付け、古くなった躯
体Aおよび既存外壁Bの強度を向上する筋交いの機能
と、既存外壁Bがタイル、レンガ等であった際には脱落
防止の機能を有するものである。また、その固定は図2
(b)に拡大して示すように、固定具αにより1ヶ所以
上複数固定することが好ましいものである。
【0009】また、補強材Cは図2(a)に示すよう
に、例えば幅狭の長尺薄板状の鋼材、カラー鋼板、アル
ミ鋼板等の各種金属薄板やこれらの複合体、もしくは繊
維強化樹脂等の金属帯状物もしくは線状物からなるもの
であり、図1に示すように、少なくとも躯体Aを構成
し、水平方向に伸びる土台3、軒桁もしくは妻梁4を連
結するように配設、固定し、建物の躯体強度を向上させ
るものである。さらに、図1に示すように補強材Cは、
既存外壁Bの対角を互いにクロスするように筋交い的に
配設した方が強度的に好ましく、勿論、垂直方向に伸び
る主柱1、間柱2にも固定具αを用いて、補強材Cを固
定することもできるものである。
に、例えば幅狭の長尺薄板状の鋼材、カラー鋼板、アル
ミ鋼板等の各種金属薄板やこれらの複合体、もしくは繊
維強化樹脂等の金属帯状物もしくは線状物からなるもの
であり、図1に示すように、少なくとも躯体Aを構成
し、水平方向に伸びる土台3、軒桁もしくは妻梁4を連
結するように配設、固定し、建物の躯体強度を向上させ
るものである。さらに、図1に示すように補強材Cは、
既存外壁Bの対角を互いにクロスするように筋交い的に
配設した方が強度的に好ましく、勿論、垂直方向に伸び
る主柱1、間柱2にも固定具αを用いて、補強材Cを固
定することもできるものである。
【0010】胴縁Dは後記する新規外壁Fの取付下地と
して機能すると共に、断熱材Eの充填空間の形成のため
に設けるものであり、例えば、図3に示すような一般的
な長尺状の木材等からなるものである。勿論素材として
は金属胴縁でも良く、形状も断面L字状、ハット状、Z
字状等任意に選択できるものである。また、胴縁Dの固
定は図1に示すように、垂直方向に伸びる躯体Aを構成
する主柱1、間柱2にピッチに沿ってこれら主柱1、間
柱2に固定具αを介して固定するものである。勿論、図
1では新規外壁Fを横張り状の乾式壁材とした例であ
り、縦張りの際には、胴縁Dは主柱1と直交するように
水平に形成するものである。
して機能すると共に、断熱材Eの充填空間の形成のため
に設けるものであり、例えば、図3に示すような一般的
な長尺状の木材等からなるものである。勿論素材として
は金属胴縁でも良く、形状も断面L字状、ハット状、Z
字状等任意に選択できるものである。また、胴縁Dの固
定は図1に示すように、垂直方向に伸びる躯体Aを構成
する主柱1、間柱2にピッチに沿ってこれら主柱1、間
柱2に固定具αを介して固定するものである。勿論、図
1では新規外壁Fを横張り状の乾式壁材とした例であ
り、縦張りの際には、胴縁Dは主柱1と直交するように
水平に形成するものである。
【0011】断熱材Eは胴縁D間に充填し、外壁に断熱
性、気密性を付加すると共に、補強材Cを特に金属製と
した際には、温度差による結露の発生を防止するもので
ある。また、断熱材Eは図4に示すようなボード状物、
あるいは図示しないが現場吹き付け発泡型の合成樹脂発
泡体等を用いるものである。
性、気密性を付加すると共に、補強材Cを特に金属製と
した際には、温度差による結露の発生を防止するもので
ある。また、断熱材Eは図4に示すようなボード状物、
あるいは図示しないが現場吹き付け発泡型の合成樹脂発
泡体等を用いるものである。
【0012】すなわち、断熱材Eをボード状とした際に
は、胴縁Dの配設ピッチの幅に対応して成形したもので
あり、素材としてはポリウレタン、ポリイソシアヌレー
ト、フェノール、塩化ビニル、ポリエチレン、ポリスチ
レン等の合成樹脂発泡体や、石膏ボード、ロックウール
ボード、ガラス繊維、シージングボード等の無機材ボー
ド等からなるものである。
は、胴縁Dの配設ピッチの幅に対応して成形したもので
あり、素材としてはポリウレタン、ポリイソシアヌレー
ト、フェノール、塩化ビニル、ポリエチレン、ポリスチ
レン等の合成樹脂発泡体や、石膏ボード、ロックウール
ボード、ガラス繊維、シージングボード等の無機材ボー
ド等からなるものである。
【0013】また、断熱材Eを現場吹き付け発泡型の合
成樹脂とした際には、その素材としたは硬質のウレタン
フォーム、もしくは難燃2級、3級(JIS−A−13
21)合格品のフェノール+イソシアネート+難撚材を
用いることもできる。勿論、ノンフロンの合成樹脂を用
いると共に、フェノールにより難燃化を図ったものであ
る。
成樹脂とした際には、その素材としたは硬質のウレタン
フォーム、もしくは難燃2級、3級(JIS−A−13
21)合格品のフェノール+イソシアネート+難撚材を
用いることもできる。勿論、ノンフロンの合成樹脂を用
いると共に、フェノールにより難燃化を図ったものであ
る。
【0014】さらに、図3において胴縁Dの厚さをh
1、図4において断熱材Eの厚さをh2とすると、h1
≧h2の関係とし、断熱材Eが胴縁Dより外側に突出し
ないようにして、新規外壁Fの取付を妨げないのが好ま
しいものである。
1、図4において断熱材Eの厚さをh2とすると、h1
≧h2の関係とし、断熱材Eが胴縁Dより外側に突出し
ないようにして、新規外壁Fの取付を妨げないのが好ま
しいものである。
【0015】新規外壁Fは金属系サイディング材、もし
くは、窯業系サイディング材、塩ビ押出サイディング
材、ALCパネル、タイル、金属パネル等からなる乾式
外壁材からなるものであり、特に図5に示すような、金
属薄板からなる表面材5と金属薄板もしくはシート状物
からなる裏面材6とで、合成樹脂発泡体からなる芯材7
をサンドイッチした金属系サイディングが軽量で強度に
も優れ、なおかつ、施工容易な点から好ましいものであ
る。
くは、窯業系サイディング材、塩ビ押出サイディング
材、ALCパネル、タイル、金属パネル等からなる乾式
外壁材からなるものであり、特に図5に示すような、金
属薄板からなる表面材5と金属薄板もしくはシート状物
からなる裏面材6とで、合成樹脂発泡体からなる芯材7
をサンドイッチした金属系サイディングが軽量で強度に
も優れ、なおかつ、施工容易な点から好ましいものであ
る。
【0016】また、新規外壁Fは図1に示すように胴縁
Dに直接、固定具αを介して順次取り付けられ、建物の
外表面を多い、意匠性、断熱性、防音性、防火性等をさ
らに向上させるものである。勿論、新規外壁Fを形成す
る際には、水切り、スタータ、止縁、ジョイナ、出入隅
等の役物Hを必要に応じて配設するものである。
Dに直接、固定具αを介して順次取り付けられ、建物の
外表面を多い、意匠性、断熱性、防音性、防火性等をさ
らに向上させるものである。勿論、新規外壁Fを形成す
る際には、水切り、スタータ、止縁、ジョイナ、出入隅
等の役物Hを必要に応じて配設するものである。
【0017】次に、本発明に係る外壁改修構造の施工方
法について簡単に説明する。先ず、図1に示すように、
モルタル壁等からなる既存外壁B上に図2(a)に示す
ような長尺帯状の補強材C2本を建物の壁面4隅から対
角線上にクロスさせるように配設し、固定具αによっ
て、土台3、軒桁もしくは妻梁4をそれぞれ連結し、既
存の躯体Aおよび既存外壁Bの強度を補強し、向上させ
る。
法について簡単に説明する。先ず、図1に示すように、
モルタル壁等からなる既存外壁B上に図2(a)に示す
ような長尺帯状の補強材C2本を建物の壁面4隅から対
角線上にクロスさせるように配設し、固定具αによっ
て、土台3、軒桁もしくは妻梁4をそれぞれ連結し、既
存の躯体Aおよび既存外壁Bの強度を補強し、向上させ
る。
【0018】そして、図3に示すような胴縁Dを適宜ピ
ッチで配設固定し、各胴縁D間を断熱材Eによって充填
する。最後に金属系サイディング材からなる新規外壁F
を胴縁D上から釘等の固定具αを用いて、順次取り付
け、施工するものである。
ッチで配設固定し、各胴縁D間を断熱材Eによって充填
する。最後に金属系サイディング材からなる新規外壁F
を胴縁D上から釘等の固定具αを用いて、順次取り付
け、施工するものである。
【0019】以上説明したのは、本発明に係る外壁面改
修構造の一実施例であり、図6〜図10に示すような改
修構造としたり、改修ための部材を用いることもでき
る。
修構造の一実施例であり、図6〜図10に示すような改
修構造としたり、改修ための部材を用いることもでき
る。
【0020】すなわち、図6〜図8は本発明に係る外壁
改修構造のその他の実施例を示す説明図であり、図6
(a)は改修する既存外壁Bの面積の広さによって、補
強材Cの数を任意に増やしたものである。この際、斜め
に伸びる補強材Cはその縦方向の長さをl1、横方向の
長さをl2とするとl1:l2=1:4を越えない程度
に配設するのが強度的に好ましく、この値にすることで
筋交いの効果を最も発揮するものである。
改修構造のその他の実施例を示す説明図であり、図6
(a)は改修する既存外壁Bの面積の広さによって、補
強材Cの数を任意に増やしたものである。この際、斜め
に伸びる補強材Cはその縦方向の長さをl1、横方向の
長さをl2とするとl1:l2=1:4を越えない程度
に配設するのが強度的に好ましく、この値にすることで
筋交いの効果を最も発揮するものである。
【0021】また、図6(b)は改修する既存外壁Bに
窓、玄関等の開口部βが存在する際の補強材Cの配設例
を示したものであり、開口部βの左右に補強材Cを交差
して配設すると共に、開口部βの上下部分にも水平に伸
びる補強材Cを配設して、左右の補強材C同士を連結す
ることで、既存外壁Bに開口部βが存在しても強度を向
上させることができるものである。なお、図では補強材
Cの端部を折り返すことによって、補強材Cの引っ張り
強度を向上したものである。
窓、玄関等の開口部βが存在する際の補強材Cの配設例
を示したものであり、開口部βの左右に補強材Cを交差
して配設すると共に、開口部βの上下部分にも水平に伸
びる補強材Cを配設して、左右の補強材C同士を連結す
ることで、既存外壁Bに開口部βが存在しても強度を向
上させることができるものである。なお、図では補強材
Cの端部を折り返すことによって、補強材Cの引っ張り
強度を向上したものである。
【0022】図7は建物が2階建て以上の際の例を示す
ものであり、建物が2階建て以上の際には土台3と軒桁
もしくは妻梁4との間に胴差し8が介在する躯体Aの構
造を示す例である。その際は、図に示す以外にも、胴差
し8と土台3と軒桁もしくは妻梁4とを補強材Cにより
連結しても良いものである。なお、図6、図7において
は既存外壁Bを便宜上一点鎖線で示したものである。
ものであり、建物が2階建て以上の際には土台3と軒桁
もしくは妻梁4との間に胴差し8が介在する躯体Aの構
造を示す例である。その際は、図に示す以外にも、胴差
し8と土台3と軒桁もしくは妻梁4とを補強材Cにより
連結しても良いものである。なお、図6、図7において
は既存外壁Bを便宜上一点鎖線で示したものである。
【0023】図8(a)は胴縁Dと新規外壁Fとの間に
防水シートIを介在した例、図8(b)は新規外壁Fが
縦張り状の乾式壁材の際の例であり、この場合は胴縁D
を水平方向に取り付けるものである。
防水シートIを介在した例、図8(b)は新規外壁Fが
縦張り状の乾式壁材の際の例であり、この場合は胴縁D
を水平方向に取り付けるものである。
【0024】図9は補強材Cの変形例であり、(a)図
は断面をL字状に、(b)図はコ字状に、(c)図は凸
状を形成、(d)図は断面ハット状に、(e)図は中空
角形にそれぞれ形成したものであり、いずれも平板状の
補強板Cと比較して強度を向上させたものである。ま
た、(f)図は補強材Cを略コ字状に形成し、さらに、
先端9部分を針状に形成したものであり、別途固定具α
を使用せず、先端9部分をそのまま既存外壁B上から躯
体Aにかけて打ち込んで使用する例である。さらに、
(f)図はターンバックル状の補強材Cであり、補強材
Cを既存外壁B上に配設した後に、ボルト部分10を締
結し強固に締め付け、躯体A、既存外壁Bの強度を向上
させたものである。
は断面をL字状に、(b)図はコ字状に、(c)図は凸
状を形成、(d)図は断面ハット状に、(e)図は中空
角形にそれぞれ形成したものであり、いずれも平板状の
補強板Cと比較して強度を向上させたものである。ま
た、(f)図は補強材Cを略コ字状に形成し、さらに、
先端9部分を針状に形成したものであり、別途固定具α
を使用せず、先端9部分をそのまま既存外壁B上から躯
体Aにかけて打ち込んで使用する例である。さらに、
(f)図はターンバックル状の補強材Cであり、補強材
Cを既存外壁B上に配設した後に、ボルト部分10を締
結し強固に締め付け、躯体A、既存外壁Bの強度を向上
させたものである。
【0025】図10(a)〜(f)は新規外壁Fに用い
られる乾式壁材のその他の例を示すものであり、図10
(a)〜(c)は金属系サイディング、図10(d)は
塩ビサイディング、図10(e)、(f)は窯業系サイ
ディングの断面形状を示すものである。勿論、これらの
部材を各々組み合わせた改修構造とすることもできる。
られる乾式壁材のその他の例を示すものであり、図10
(a)〜(c)は金属系サイディング、図10(d)は
塩ビサイディング、図10(e)、(f)は窯業系サイ
ディングの断面形状を示すものである。勿論、これらの
部材を各々組み合わせた改修構造とすることもできる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る外壁面
の改修構造によれば、従来の欠点を解決し、既存の躯
体もしくは既存の外壁の強度を補強する補強材を、既存
外壁上から少なくとも土台、棟桁もしくは妻梁のいずれ
か2つ以上を連結するように配設するので、建物全体の
強度を向上させ、水平方向の荷重に強く地震等の振動
や、台風等の外圧に強い構造となる。既存外壁を解体
する必要がないので、施工工数を省略できると共に、工
期を大幅に短縮することができ、しかも施工中の居住に
何等支障を来さない。既存外壁上に新規外壁を形成す
るので、施工が簡単でコストを節約できる。既存外壁
と新規外壁の2重壁構造となり、断熱性、防音性、防火
性に富む構造となる。既存外壁と新規外壁の間に断熱
材を充填したので、断熱性に富む構造となると共に、補
強材Cを金属製としても、温度差による結露の発生を防
止することができる。等の特徴、効果がある。
の改修構造によれば、従来の欠点を解決し、既存の躯
体もしくは既存の外壁の強度を補強する補強材を、既存
外壁上から少なくとも土台、棟桁もしくは妻梁のいずれ
か2つ以上を連結するように配設するので、建物全体の
強度を向上させ、水平方向の荷重に強く地震等の振動
や、台風等の外圧に強い構造となる。既存外壁を解体
する必要がないので、施工工数を省略できると共に、工
期を大幅に短縮することができ、しかも施工中の居住に
何等支障を来さない。既存外壁上に新規外壁を形成す
るので、施工が簡単でコストを節約できる。既存外壁
と新規外壁の2重壁構造となり、断熱性、防音性、防火
性に富む構造となる。既存外壁と新規外壁の間に断熱
材を充填したので、断熱性に富む構造となると共に、補
強材Cを金属製としても、温度差による結露の発生を防
止することができる。等の特徴、効果がある。
【図1】本発明に係る外壁改修構造の代表例を示す説明
図である。
図である。
【図2】本発明に用いる補強材の例を示す説明図であ
る。
る。
【図3】本発明に用いる胴縁の例を示す説明図である。
【図4】本発明に用いる断熱材の例を示す説明図であ
る。
る。
【図5】本発明に用いる新規外壁の例を示す説明図であ
る。
る。
【図6】本発明に係る外壁改修構造のその他の例を示す
説明図である。
説明図である。
【図7】本発明に係る外壁改修構造のその他の例を示す
説明図である。
説明図である。
【図8】本発明に係る外壁改修構造のその他の例を示す
説明図である。
説明図である。
【図9】本発明に用いる補強材のその他の例を示す説明
図である。
図である。
【図10】本発明に用いる新規外壁のその他の例を示す
説明図である。
説明図である。
α 固定具 β 開口部 A 躯体 B 既存外壁 C 補強材 D 胴縁 E 断熱材 F 新規外壁 G 基礎 H 役物 I 防水シート 1 主柱 2 間柱 3 土台 4 軒桁もしくは妻梁 5 表面材 6 裏面材 7 芯材 8 胴差し 9 先端 10 ボルト部分
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年3月27日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】すなわち、図6〜図8は本発明に係る外壁
改修構造のその他の実施例を示す説明図であり、図6
(a)は改修する既成外壁Bの面積の広さによって、補
強材Cの数を任意に増やしたものである。この際、斜め
に伸びる補強材Cはその横方向の長さをl1、縦方向の
長さをl2とするとl1:l2=1:4を越えない程度
に配設するのが強度的に好ましく、この値にすることで
筋交いの効果を最も発揮するものである。
改修構造のその他の実施例を示す説明図であり、図6
(a)は改修する既成外壁Bの面積の広さによって、補
強材Cの数を任意に増やしたものである。この際、斜め
に伸びる補強材Cはその横方向の長さをl1、縦方向の
長さをl2とするとl1:l2=1:4を越えない程度
に配設するのが強度的に好ましく、この値にすることで
筋交いの効果を最も発揮するものである。
Claims (1)
- 【請求項1】 建築、構築物の既存壁面を新規壁材で改
修した構造において、改修する既存壁面上に土台から軒
桁もしくは妻梁に斜めに伸びる帯状、棒状の補強材が配
設固定され、該補強材上に新規壁材を取り付けるための
下地となる胴縁が配設固定され、該胴縁間には断熱材が
充填されていると共に、該胴縁上に乾式壁材からなる新
規外壁が形成されていることを特徴とする外壁改修構
造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7063819A JPH08260663A (ja) | 1995-03-23 | 1995-03-23 | 外壁改修構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7063819A JPH08260663A (ja) | 1995-03-23 | 1995-03-23 | 外壁改修構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08260663A true JPH08260663A (ja) | 1996-10-08 |
Family
ID=13240365
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7063819A Pending JPH08260663A (ja) | 1995-03-23 | 1995-03-23 | 外壁改修構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08260663A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009263917A (ja) * | 2008-04-23 | 2009-11-12 | Sumitomo Fudosan Kk | 既存壁の断熱改修工法および既存建物の断熱改修工法 |
-
1995
- 1995-03-23 JP JP7063819A patent/JPH08260663A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009263917A (ja) * | 2008-04-23 | 2009-11-12 | Sumitomo Fudosan Kk | 既存壁の断熱改修工法および既存建物の断熱改修工法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040206 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040309 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040706 |