JPH08261864A - リーク検査方法及び装置 - Google Patents

リーク検査方法及び装置

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JPH08261864A
JPH08261864A JP6418195A JP6418195A JPH08261864A JP H08261864 A JPH08261864 A JP H08261864A JP 6418195 A JP6418195 A JP 6418195A JP 6418195 A JP6418195 A JP 6418195A JP H08261864 A JPH08261864 A JP H08261864A
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JP
Japan
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work
leak
inspection
inspection station
station
Prior art date
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Application number
JP6418195A
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English (en)
Inventor
Katsumi Katayama
勝己 片山
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 検査ステーションでのワーク内への加圧時間
を短縮することにより、リーク検査の精度および信頼性
を維持しつつ、ライン全体としてのサイクルタイムをよ
り効果的に短縮する。 【構成】 ワーク搬送ラインLに検査ステーションST
を設け、該検査ステーションで搬送されて来たワークW
のリークを検査するリーク検査方法であって、ワークに
該ワーク内に作用する流体圧力を保持し得るバルブユニ
ット1を取り付け、ワーク搬送ラインにおける検査ステ
ーションよりも上流側に設けた予備加圧ステーションS
Pにて、バルブユニットを介してワーク内に所定のエア
圧力を供給し、その後、検査ステーションにて、バルブ
ユニットを介してワークをリークテスタに接続し、該ワ
ークのリークを検査することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、リーク検査方法及び
装置、より詳しく言えば、ワーク搬送ラインに設けられ
た検査ステーションにおいて搬送されて来たワークのリ
ークを検査するリーク検査方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、例えば、自動車等の車両
に搭載されるエンジン本体やトランスミッションのケー
ス等について、素材に用いた鋳物の欠陥やパッキン類に
対するシール面の損傷などの不具合があった場合、その
まま使用に供されると、使用中に潤滑油等のオイル洩れ
や冷却水洩れなどを引き起こすおそれがある。このた
め、機械加工完了後車体への組付けに先立って、上記の
ような不具合を検出するためのリーク検査が行われてい
る。そして、このようなリーク検査を効率良く行うため
に、ワーク搬送ラインに検査ステーションを設け、搬送
されて来たワークに対して順次この検査ステーションで
そのリークを検査するシステムが一般に広く採用されて
いる。
【0003】また、かかるワークのリークを検査するた
めの検査装置として、マスタータンク内の圧力とワーク
内の圧力とを初期状態において同圧とし、その後におけ
る両者間の圧力差を検出することによってワークのリー
クを検出するようにした、所謂、差圧式のリークテスタ
が知られている。このようなリークテスタでは、上記初
期状態にセットされた後、所定時間の経過に伴って両者
間に一定以上の圧力差が生じた場合(つまり、ワーク内
の圧力がマスタータンク内に比べて低くなった場合)に
はワークにリークが生じていると判定され、また、マス
タータンク及びワーク内に圧力を作用させる流体として
はエア(空気)が一般に用いられている。
【0004】この差圧式のエアリークテスタを用いてリ
ーク検査を行う場合、ワーク内にマスタータンクと同圧
となるまで加圧エアを供給するのに時間を要する上、十
分な検査精度および信頼性を確保するためには、ワーク
内をマスタータンクと同圧とした後、差圧ノイズ(差圧
を検出する上での信号ノイズ)を除去するために一定時
間をかけて両者の圧力状態を平衡させる必要が有るの
で、加圧工程を含めて検査にはかなりの時間を要する。
このため、生産ラインのライン構成によっては、このリ
ーク検査工程がライン中で最もタクトの長い(つまり時
間のかかる)工程となり、この工程での所要時間がライ
ン全体としてのサイクルタイムを決定付けることになる
場合がある。一方、生産ライン、特に生産台数の多い量
産ラインでは、ラインのサイクルタイムを極力短くする
ことが不断に求められており、上記リーク検査において
十分な検査精度および信頼性を維持するに足る加圧時間
を確保することがなかなかに難しく、ラインのサイクル
タイム短縮とリーク検査での加圧時間の確保の両方の要
求を共に満たすためにはリークテスタを複数台数設置せ
ざるを得ず、設備コストがかさむという問題があった。
【0005】かかる問題に関して、例えば特開平1−2
69028号公報では、ワーク内へ加圧エアを供給する
加圧工程を、初期圧力導入工程とテスト圧力導入工程の
2工程に分けて構成し、上記初期圧力導入工程でテスト
圧よりも高い圧力を導入した後、テスト圧導入工程では
ワーク内の圧力を外部に逃がして初期圧力からテスト圧
に積極的に変化させることにより、ワーク内に加圧エア
を供給する加圧時間の短縮を図るようにしたリークテス
ト方法が開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この従来のテスト方法
によれば、初期圧力導入工程での導入圧力をテスト圧よ
りも高く設定することにより、確かに、加圧時間を短く
することはできるものの、ワーク内への加圧エアの供給
は、基本的には、やはりその全てが検査ステーションで
行われており、また、初期圧力導入後のテスト圧導入工
程にある程度の時間を要することもあり、検査ステーシ
ョンでの所要時間の短縮効果も限られたものとならざる
を得ない。このように、従来のテスト方法では、検査ス
テーションでの所要時間を十分に短縮することはなかな
かに難しく、この検査ステーションでの時間短縮問題が
ネックとなり、生産ライン全体としてのサイクルタイム
短縮の要請に対して、必ずしも十分に応えるに至ってい
ないのが実状であった。
【0007】この発明は、上記問題点に鑑みてなされた
もので、検査ステーションでのワーク内への加圧時間を
短縮することにより、検査の精度および信頼性を維持し
つつ、ライン全体としてのサイクルタイムをより効果的
に短縮することができるリーク検査方法及び装置を提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】このため、本願の請求項
1に係る発明(以下、第1の発明という)は、ワーク搬送
ラインに検査ステーションを設け、該検査ステーション
で搬送されて来たワークのリークを検査するリーク検査
方法であって、上記ワークに該ワーク内に作用する流体
圧力を保持し得る圧力保持手段を取り付け、上記ワーク
搬送ラインにおける上記検査ステーションよりも上流側
にて、上記圧力保持手段を介してワーク内に所定の流体
圧力を供給し、その後、上記検査ステーションにて、上
記圧力保持手段を介し上記ワークをリークテスタに接続
して該ワークのリークを検査するようにしたものであ
る。
【0009】また、本願の請求項2に係る発明(以下、
第2の発明という)は、上記第1の発明において、上記
圧力保持手段は逆止弁機構と開閉弁機構とを備えている
ことを特徴としたものである。
【0010】更に、本願の請求項3に係る発明(以下、
第3の発明という)は、上記第2の発明において、上記
検査ステーションよりも上流側においては上記逆止弁機
構を通してワーク内に所定の流体圧力を供給する一方、
上記検査ステーションにおいては上記開閉弁機構を通し
て上記ワークと上記リークテスタとを接続させることを
特徴としたものである。
【0011】また、更に、本願の請求項4に係る発明
(以下、第4の発明という)は、上記第1〜第3の発明の
いずれか一において、上記圧力保持手段は、上記ワーク
に対して着脱可能に設けられ、上記検査ステーションで
のワークのリーク検査が終了した後、該ワークから取り
外された上で上記検査ステーションよりも上流側に戻さ
れ、後続する別のワークに取り付けられて再使用される
ことを特徴としたものである。
【0012】また、本願の請求項5に係る発明(以下、
第5の発明という)は、ワーク搬送ラインに設けられた
検査ステーションにおいて搬送されて来たワークのリー
クを検査するリーク検査に用いられるリーク検査装置で
あって、上記ワークに取り付けられて該ワーク内に作用
する流体圧力を保持し得る圧力保持手段と、上記ワーク
搬送ラインにおける上記検査ステーションよりも上流側
にて上記圧力保持手段を介してワーク内に所定の流体圧
力を供給する流体圧力供給手段と、上記検査ステーショ
ンにて上記圧力保持手段を介して上記ワークに接続され
て該ワークのリークを検査するリークテスタとを備えた
ものである。
【0013】更に、本願の請求項6に係る発明(以下、
第6の発明という)は、上記第5の発明において、上記
圧力保持手段は逆止弁機構と開閉弁機構とを備えている
ことを特徴としたものである。
【0014】また、更に、本願の請求項7に係る発明
(以下、第7の発明という)は、上記第6の発明におい
て、上記圧力保持手段は、上記検査ステーションよりも
上流側においては上記流体圧力供給手段から所定の流体
圧力を上記逆止弁機構を通してワーク内に導く一方、上
記検査ステーションにおいては上記開閉弁機構を通して
上記ワークと上記リークテスタとを接続させることを特
徴としたものである。
【0015】また、更に、本願の請求項8に係る発明
(以下、第8の発明という)は、上記第5〜第7の発明の
いずれか一において、上記圧力保持手段は、上記ワーク
に対して着脱可能に設けられ、上記検査ステーションで
のワークのリーク検査が終了した後、該ワークから取り
外された上で上記検査ステーションよりも上流側に戻さ
れ、後続する別のワークに取り付けられて再使用される
ことを特徴としたものである。
【0016】また、更に、本願の請求項9に係る発明
(以下、第9の発明という)は、上記第8の発明におい
て、上記検査ステーションと上記流体圧力供給手段を設
けたワーク搬送ラインにおける上流側との間には、上記
検査ステーションでワークから取り外した上記圧力保持
手段を上流側に戻すリターン装置が設けられていること
を特徴としたものである。
【0017】
【発明の作用および効果】本願の第1の発明によれば、
ワークに上記圧力保持手段を取り付け、ワーク搬送ライ
ンにおける上記検査ステーションよりも上流側にて、圧
力保持手段を介してワーク内に所定の流体圧力を供給す
るようにしたので、検査ステーションでの加圧時間を大
幅に短縮することができる。この結果、リーク検査の精
度および信頼性を維持しつつ、ライン全体としてのサイ
クルタイムを効果的に短縮することが可能となる。特
に、この検査ステーションでの所要時間がラインの他の
各ステーションでの所要時間に比べて最も長いものであ
る場合には、この検査ステーションでの所要時間の短縮
が直接的にライン全体のサイクルタイムの短縮をもたら
すこととなるので、極めて大きな効果を奏することがで
きる。また、上記のように検査ステーションよりも上流
側でワーク内に所定の流体圧力を供給した後、検査ステ
ーションでは上記圧力保持手段を介してワークをリーク
テスタに接続するようにしたので、圧力保持手段にワー
ク内の流体圧力の保持とリークテスタへの接続の両方の
作用を兼用して行わせることができる。
【0018】また、本願の第2の発明によれば、基本的
には、上記第1の発明と同様の効果を奏することができ
る。しかも、その上、上記圧力保持手段は逆止弁機構と
開閉弁機構とを備えているので、圧力保持手段の使用態
様に応じて上記両弁機構を使い分け、ワーク内の流体圧
力の保持とリークテスタへの接続のいずれか、その使用
目的に適した弁機能を利用することができる。
【0019】更に、本願の第3の発明によれば、基本的
には、上記第2の発明と同様の効果を奏することができ
る。特に、上記検査ステーションよりも上流側において
は上記逆止弁機構を通してワーク内に所定の流体圧力を
供給するようにしたので、その逆止機能により、流体圧
力の供給後、特別な弁操作を行う必要なしに、ワーク内
の流体圧力を保持することができる。一方、上記検査ス
テーションにおいては上記開閉弁機構を通して上記ワー
クと上記リークテスタとを接続させるようにしたので、
リーク検査時、開閉弁を最大開度に開くことにより、ワ
ーク内とマスタータンクの圧力状態を迅速に平衡させる
ことができる。
【0020】また、更に、本願の第4の発明によれば、
基本的には、上記第1〜第3の発明のいずれか一と同様
の効果を奏することができる。しかも、その上、上記圧
力保持手段は、上記ワークに対して着脱可能に設けら
れ、上記検査ステーションでのワークのリーク検査が終
了した後、該ワークから取り外された上で上記検査ステ
ーションよりも上流側に戻され、後続する別のワークに
取り付けられて再使用されるようにしたので、圧力保持
手段を繰り返して循環使用することにより、圧力保持手
段の必要個数を極力少なくして設備コストの抑制を図る
ことができる。
【0021】また、本願の第5の発明によれば、上記圧
力保持手段と流体圧力供給手段とリークテスタとを備え
たので、ワークに上記圧力保持手段を取り付け、ワーク
搬送ラインにおける上記検査ステーションよりも上流側
にて、圧力保持手段を介してワーク内に所定の流体圧力
を供給することができ、検査ステーションでの加圧時間
を大幅に短縮することができる。この結果、リーク検査
の精度および信頼性を維持しつつ、ライン全体としての
サイクルタイムを効果的に短縮することができる。ま
た、上記のように検査ステーションよりも上流側でワー
ク内に所定の流体圧力を供給した後、検査ステーション
では上記圧力保持手段を介してワークをリークテスタに
接続することができ、圧力保持手段にワーク内の流体圧
力の保持とリークテスタへの接続の両方の作用を兼用し
て行わせることができる。
【0022】更に、本願の第6の発明によれば、基本的
には、上記第5の発明と同様の効果を奏することができ
る。しかも、その上、上記圧力保持手段は逆止弁機構と
開閉弁機構とを備えているので、圧力保持手段の使用態
様に応じて上記両弁機構を使い分け、ワーク内の流体圧
力の保持とリークテスタへの接続のいずれか、その使用
目的に適した弁機能を利用することができる。
【0023】また、更に、本願の第7の発明によれば、
基本的には、上記第6の発明と同様の効果を奏すること
ができる。特に、上記検査ステーションよりも上流側に
おいては上記逆止弁機構を通してワーク内に所定の流体
圧力を供給するようにしたので、その逆止機能により、
流体圧力の供給後、特別な弁操作を行う必要なしに、ワ
ーク内の流体圧力を保持することができる。一方、上記
検査ステーションにおいては上記開閉弁機構を通して上
記ワークと上記リークテスタとを接続させるようにした
ので、リーク検査時、開閉弁を最大開度に開くことによ
り、ワーク内とマスタータンクの圧力状態を迅速に平衡
させることができる。
【0024】また、更に、本願の第8の発明によれば、
基本的には、上記第5〜第7の発明のいずれか一と同様
の効果を奏することができる。しかも、その上、上記圧
力保持手段は、上記ワークに対して着脱可能に設けら
れ、上記検査ステーションでのワークのリーク検査が終
了した後、該ワークから取り外された上で上記検査ステ
ーションよりも上流側に戻され、後続する別のワークに
取り付けられて再使用されるようにしたので、圧力保持
手段を繰り返して循環使用することにより、圧力保持手
段の必要個数を極力少なくして設備コストの抑制を図る
ことができる。
【0025】また、更に、本願の第9の発明によれば、
基本的には、上記第8の発明と同様の効果を奏すること
ができる。しかも、その上、上記検査ステーションと上
記流体圧力供給手段を設けたワーク搬送ラインにおける
上流側との間には上記リターン装置が設けられているの
で、検査ステーションでワークから取り外した上記圧力
保持手段を自動的に上流側に戻すことができ、省力化を
図ることができる。
【0026】
【実施例】以下、この発明の実施例を、例えば自動車の
トランスミッションのミッションケースのリーク検査に
適用した場合を例にとって、添付図面を参照しながら詳
細に説明する。図1および図2は、本実施例に係るワー
クとしてのミッションケースWの平面説明図および正面
説明図である。尚、本実施例では、トランスミッション
からの出力が車両のデファレンシャル装置に対して直接
に入力されるようになっており、該デファレンシャル装
置のケースWd(デフケース)は、ミッションケースW
の一部として該ミッションケースWと一体に形成されて
いる。また、このミッションケースWには、該ケースW
内にスピードメータケーブルを挿入して取り付けるため
のケーブル用の穴部Wh(図1参照)が設けられてい
る。
【0027】上記ミッションケースWは、素材に用いた
鋳物の欠陥やパッキン類に対するシール面の損傷などの
不具合を検出するために、機械加工完了後、車体への組
付けに先立ってリーク検査が行われる。本実施例では、
機械加工完了後ミッションケースWを組立ながら搬送す
る搬送ラインに検査ステーションを設け、搬送されて来
たワークW(ミッションケース)に対して順次この検査
ステーションでそのリークを検査するようにしている。
このリーク検査は差圧式のエアリークテスタを用いて行
われ、ワークW内にマスタータンクと同圧となるまで加
圧エアを供給して時間経過に伴う両者の差圧を読み取る
ことによってワークWのリークが検査されるが、本実施
例では、特に、検査ステーションでの所要時間を極力短
くするために、該検査ステーションよりも上流側で、前
以てワークW内に加圧エアを供給し、所定圧力まで予備
加圧するようにしている。
【0028】すなわち、図3に示すように、ワーク搬送
ラインLに設けられた検査ステーションSTの上流側に
は、予備加圧ステーションSPが設けられており、該ス
テーションSPには、ワークW内に所定圧力の加圧エア
を供給するエア供給装置11が配設されている。上記ワ
ーク搬送ラインLで搬送されて来たワークWは、予備加
圧ステーションSPに搬入されると、このステーション
SPで、まず、ワークW内に作用するエア圧を保持し得
る圧力保持手段としてのバルブユニット1が取り付けら
れる。このバルブユニット1は、ワークWに設けられた
スピードメータケーブル用の穴部Wh(図1参照)に取
り付けられる。
【0029】上記バルブユニット1は、図4に示すよう
に、直管状の本体2から分岐した分岐部3を備えてお
り、該分岐部3の先端側に入口接続部4が設けられてい
る。一方、本体2の下端側には出口接続部5が設けられ
ており、この出口接続部5がワークWのケーブル用穴W
hに接続されることにより、バルブユニット1がワーク
Wに取り付けられるようになっている。上記出口接続部
5は、より好ましくは、ワンタッチで着脱できるエア継
手構造を備えており、バルブユニット1の本体2の上端
側には、このエア継手の着脱を操作するクランプレバー
6が取り付けられている。尚、上記エア継手構造は、従
来からよく知られているものと同じものであるので、そ
の内部構造の詳細な説明および図示は省略する。
【0030】また、上記バルブユニット1は、図5にそ
の内部構成の概略を模式的に示すように、例えばボール
状の弁体Cbを備えた逆止弁機構Vcと、操作レバー7
で開閉操作される開閉弁機構Vhとを備えており、この
開閉弁機構Vhの操作レバー7(開閉弁レバー)は、本
体2の側部に取り付けられている。このように、上記バ
ルブユニット1に逆止弁機構Vcと開閉弁機構Vhとを
設けることにより、バルブユニット1の使用態様に応じ
て上記両弁機構Vc,Vhを使い分け、ワークW内への
加圧エアの供給および圧力保持と、後述するようにリー
クテスタへの接続のいずれか、その使用目的に適した弁
機能を利用することができる。
【0031】上記予備加圧ステーションSPでは、図6
に示すように、ワークWに取り付けられたバルブユニッ
ト1の入口接続部4に、エア管13を介して上記エア供
給装置11に接続されたエアカプラ14が取り付けら
れ、上記エア管13,エアカプラ14及びバルブユニッ
ト1を順次介して、所定圧力の加圧エアがワークW内に
供給される。上記エアカプラ14は、ワークW内への加
圧エアの供給が終わるとバルブユニット1から取り外さ
れ、図7に示すように、ワークWはこのバルブユニット
1のみを取り付けた状態で予備加圧ステーションSPか
ら搬出される。尚、上記エアカプラ14の接続部15
は、バルブユニット1の出口接続部5と同じく、従来周
知のワンタッチ式のエア継手構造を備えており、このエ
ア継手の着脱を操作するクランプレバー16がエアカプ
ラ14の上端部に取り付けられている。
【0032】一方、検査ステーションSTでは、図8に
示すように、ワークWに取り付けられたバルブユニット
1の入口接続部4に、エア管23を介して差圧式エアリ
ークテスタ21に接続されたエアカプラ24が取り付け
られ、上記エア管23,エアカプラ24及びバルブユニ
ット1を順次介して、エアリークテスタ21とワークW
とが接続される。該エアリークテスタ21には、エア管
28を介してマスタータンク29が接続されており、該
マスタータンク29とワークWとは、エアリークテスタ
21によって同圧となるように圧力調整される。そし
て、十分な検査精度および信頼性を確保すべく、差圧ノ
イズ(差圧を検出する上での信号ノイズ)を除去するた
めに一定時間をかけて両者の圧力状態を平衡させた上
で、時間経過に伴う差圧の発生の有無が検出される。
尚、上記エアカプラ24の接続部25は、予備加圧ステ
ーションSPにおけるエアカプラ14およびバルブユニ
ット1の出口接続部5と同じく、従来周知のワンタッチ
式のエア継手構造を備えており、このエア継手の着脱を
操作するクランプレバー26がエアカプラ24の上端部
に取り付けられている。
【0033】上記バルブユニット1は、検査ステーショ
ンSTでのエアリーク検査終了後ワークWから取り外さ
れる。本実施例では、検査ステーションSTと予備加圧
ステーションSPとの間に、ワークWから取り外した上
記バルブユニット1を上流側(つまり予備加圧ステーシ
ョンSP側)に戻すための、例えば搬送シュートで構成
されたリターンラインLrが設けられており、検査ステ
ーションSTでワークWから取り外されたバルブユニッ
ト1は、上記リターンラインLrを介して予備加圧ステ
ーションSPに戻され、後続するワークWに取り付けて
再使用されるようになっている。このように、検査ステ
ーションSTと予備加圧ステーションSPとの間には上
記リターンラインLrを設けたことにより、検査ステー
ションSTでワークWから取り外したバルブユニット1
を、人手をかけることなく自動的に上流側(予備加圧ス
テーションSP側)に戻すことができ、省力化を図るこ
とができる。
【0034】以上のように構成されたリーク検査装置を
用いたワークのリーク検査の具体的な手順について、図
9の工程フロー図を参照しながら説明する。まず、予備
加圧ステーションSPへのワークWの搬入に先立って、
バルブユニット1の開閉弁レバー7を操作して開閉弁機
構Vhを閉じておく(ステップ#1)。この操作は、ワ
ークWの搬入後に行っても良い。そして、ステップ#2
で、搬入されて来たワークWのケーブル用穴Whにバル
ブユニット1の出口接続部5を組み付け、クランプレバ
ー6を操作しバルブユニット1をワークWに対して固定
する。続いて、ステップ#3で、バルブユニット1の入
口接続部4にエアカプラ14の接続部15を組み付け、
クランプレバー16を操作しエアカプラ14をバルブユ
ニット1に対して固定する。
【0035】次に、ステップ#4で、エア供給装置11
によりワークW内に加圧エアを供給し、ワークW内を所
定の圧力まで高める。本実施例では、この予備加圧時
に、検査ステーションSTでのテスト圧力となるまで、
ワークW内に加圧エアを供給するようにした。尚、この
代わりに、予備加圧での供給圧力を上記テスト圧力より
も若干低く設定しておき、残りの圧力を検査ステーショ
ンSTで供給するようにしても良い。また、この予備加
圧ステーションSPでの圧力供給は、開閉弁機構Vhが
閉じられた状態で行われるので、加圧エアは逆止弁機構
Vcを通してワークW内に供給される。その後、ステッ
プ#5で、エアカプラ14がバルブユニット1から取り
外される。このとき、逆止弁機構Vcの逆止機能によ
り、特別な弁操作を行う必要なしに、ワークW内のエア
圧力を保持することができる。そして、この状態で、予
備加圧ステーションSPから検査ステーションSTまで
ワークWが搬送される(ステップ#6)。
【0036】この検査ステーションSTでは、まず、ス
テップ#7で、バルブユニット1にエアカプラ24が取
り付けられる。次に、ステップ#8で、開閉弁レバー7
を操作して開閉弁機構Vhを開状態とする。このとき、
より好ましくは、開閉弁機構Vhの開度が最大となるよ
うに開閉弁レバー7を操作する。これにより、ワークW
内が、開閉弁機構Vhを通してエアリークテスタ21と
接続される。次に、ステップ#9で、エアリークテスタ
21を起動する。本実施例では、上述のように、ワーク
W内は予備加圧ステーションSPでテスト圧まで加圧さ
れているので、この検査ステーションSTでは加圧に時
間を要することはない。また、予備加圧での供給圧力を
テスト圧よりも若干低く設定した場合でも、検査ステー
ションSTでは残りの圧力を供給するだけであるので、
この検査ステーションSTでの加圧時間は大幅に短縮さ
れる。
【0037】そして、ワークW内とマスタータンク29
が同圧(テスト圧)となっり、両者の圧力状態がほぼ平
衡した時点で差圧の検出を行い、この検出結果に基づい
てリーク検査の合否判定が行われる(ステップ#1
0)。すなわち、一定時間経過後の差圧が所定値以上大
きい場合には、ワークWにリークが生じているとして不
合格判定がなされる。尚、本実施例では、上述のよう
に、検査ステーションSTにおいては上記開閉弁機構V
hを通してワークWとリークテスタ21とを接続させ、
しかも、開閉弁機構Vhを最大開度に開くようにしてい
るので、ワークW内とマスタータンク21の圧力状態を
迅速に平衡させることができる。上記の合否判定が行わ
れた後、ステップ#11でエアカプラ24がバルブユニ
ット1から取り外され、次いで、ステップ#12でバル
ブユニット1がワークWから取り外される。そして、こ
の取り外されたバルブユニット1は、リターンラインL
rによって予備加圧ステーションSPに戻される(ステ
ップ#13)。また、リーク検査を終えたワークWは、
次工程に向けて搬出される(ステップ#14)ようにな
っている。
【0038】以上、説明したように、本実施例によれ
ば、ワーク搬送ラインLにおける検査ステーションST
よりも上流側に予備加圧ステーションSPを設けるとと
もに、ワークWにバルブユニット1取り付け、上記予備
加圧ステーションSPにおいては、バルブユニット1を
介してワークW内に所定のエア圧力を供給するようにし
たので、検査ステーションSTでの加圧時間をなくする
か、若しくは大幅に短縮することができる。この結果、
リーク検査の精度および信頼性を維持しつつ、ライン全
体としてのサイクルタイムを効果的に短縮することが可
能となる。特に、この検査ステーションSTでの所要時
間がラインLの他の各ステーションでの所要時間に比べ
て最も長いものである場合には、この検査ステーション
STでの所要時間の短縮が直接的にラインL全体のサイ
クルタイムの短縮をもたらすこととなるので、極めて大
きな効果を奏することができるのである。また、上記の
ように検査ステーションSTよりも上流側でワークW内
に加圧エアを供給した後、検査ステーションSTでは上
記バルブユニット1を介してワークWをリークテスタ2
1に接続するようにしたので、バルブユニット1にワー
クW内の圧力保持とリークテスタ21への接続の両方の
作用を兼用して行わせることができる。
【0039】また、上記バルブユニット1は、ワークW
に対して着脱可能に設けられ、上記検査ステーションS
TでのワークWのリーク検査が終了した後、該ワークW
から取り外された上で検査ステーションSTよりも上流
側に戻され、後続する別のワークに取り付けられて再使
用されるようにしたので、バルブユニット1を繰り返し
て循環使用することにより、バルブユニット1の必要個
数を極力少なくして設備コストの抑制を図ることができ
る。しかも、その上、上記検査ステーションSTと予備
加圧ステーションSPとの間には上記リターンラインL
rが設けられているので、検査ステーションSTでワー
クWから取り外したバルブユニット1を、人手をかける
ことなく自動的に上流側に戻すことができ、省力化を図
ることができるのである。
【0040】尚、本発明は、以上の実施態様に限定され
るものではなく、例えば、予備加圧ステーションSPを
搬送ラインLに対して固定したステーションとして設け
るのではなく、フレキシブルチューブ等を用いてエア配
管を搬送ラインに沿って移動可能として搬送中に加圧エ
アの供給を行うようにするなど、その要旨を逸脱しない
範囲において、種々の改良あるいは設計上の変更が可能
であることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例に係るミッションケースの平
面説明図である。
【図2】 上記ミッションケースの正面説明図である。
【図3】 上記実施例に係るリーク検査装置の構成を概
略的に示す全体構成図である。
【図4】 上記実施例に係るバルブユニットの全体斜視
図である。
【図5】 上記バルブユニットの内部構成の概略を模式
的に示す構造説明図である。
【図6】 予備加圧ステーションでの工程内容の概略を
示す説明図である。
【図7】 搬送工程中のミッションケースとバルブユニ
ットを示す説明図である。
【図8】 検査ステーションでの工程内容の概略を示す
説明図である。
【図9】 上記リーク検査装置を用いた検査の具体的手
順を示す工程フロー図である。
【符号の説明】
1…バルブユニット(圧力保持手段) 11…エア供給装置 21…エアリークテスタ L…ワーク搬送ライン Lr…リターンライン SP…予備加圧ステーション ST…検査ステーション Vc…逆止弁機構 Vh…開閉弁機構 W…ミッションケース(ワーク)

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワーク搬送ラインに検査ステーションを
    設け、該検査ステーションで搬送されて来たワークのリ
    ークを検査するリーク検査方法であって、 上記ワークに該ワーク内に作用する流体圧力を保持し得
    る圧力保持手段を取り付け、上記ワーク搬送ラインにお
    ける上記検査ステーションよりも上流側にて、上記圧力
    保持手段を介してワーク内に所定の流体圧力を供給し、
    その後、上記検査ステーションにて、上記圧力保持手段
    を介し上記ワークをリークテスタに接続して該ワークの
    リークを検査することを特徴とするリーク検査方法。
  2. 【請求項2】 上記圧力保持手段は、逆止弁機構と開閉
    弁機構とを備えていることを特徴とする請求項1記載の
    リーク検査方法。
  3. 【請求項3】 上記検査ステーションよりも上流側にお
    いては上記逆止弁機構を通してワーク内に所定の流体圧
    力を供給する一方、上記検査ステーションにおいては上
    記開閉弁機構を通して上記ワークと上記リークテスタと
    を接続させることを特徴とする請求項2記載のリーク検
    査方法。
  4. 【請求項4】 上記圧力保持手段は、上記ワークに対し
    て着脱可能に設けられ、上記検査ステーションでのワー
    クのリーク検査が終了した後、該ワークから取り外され
    た上で上記検査ステーションよりも上流側に戻され、後
    続する別のワークに取り付けられて再使用されることを
    特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一に記載のリ
    ーク検査方法。
  5. 【請求項5】 ワーク搬送ラインに設けられた検査ステ
    ーションにおいて搬送されて来たワークのリークを検査
    するリーク検査に用いられるリーク検査装置であって、 上記ワークに取り付けられて該ワーク内に作用する流体
    圧力を保持し得る圧力保持手段と、上記ワーク搬送ライ
    ンにおける上記検査ステーションよりも上流側にて上記
    圧力保持手段を介してワーク内に所定の流体圧力を供給
    する流体圧力供給手段と、上記検査ステーションにて上
    記圧力保持手段を介して上記ワークに接続されて該ワー
    クのリークを検査するリークテスタとを備えたことを特
    徴とするリーク検査装置。
  6. 【請求項6】 上記圧力保持手段は、逆止弁機構と開閉
    弁機構とを備えていることを特徴とする請求項5記載の
    リーク検査装置。
  7. 【請求項7】 上記圧力保持手段は、上記検査ステーシ
    ョンよりも上流側においては上記流体圧力供給手段から
    所定の流体圧力を上記逆止弁機構を通してワーク内に導
    く一方、上記検査ステーションにおいては上記開閉弁機
    構を通して上記ワークと上記リークテスタとを接続させ
    ることを特徴とする請求項6記載のリーク検査装置。
  8. 【請求項8】 上記圧力保持手段は、上記ワークに対し
    て着脱可能に設けられ、上記検査ステーションでのワー
    クのリーク検査が終了した後、該ワークから取り外され
    た上で上記検査ステーションよりも上流側に戻され、後
    続する別のワークに取り付けられて再使用されることを
    特徴とする請求項5〜請求項7のいずれか一に記載のリ
    ーク検査装置。
  9. 【請求項9】 上記検査ステーションと上記流体圧力供
    給手段を設けたワーク搬送ラインにおける上流側との間
    には、上記検査ステーションでワークから取り外した上
    記圧力保持手段を上流側に戻すリターン装置が設けられ
    ていることを特徴とする請求項8記載のリーク検査装
    置。
JP6418195A 1995-03-23 1995-03-23 リーク検査方法及び装置 Pending JPH08261864A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008232979A (ja) * 2007-03-23 2008-10-02 Toyota Motor Corp 高圧タンクの気密試験方法および気密試験用装置
JP2016176871A (ja) * 2015-03-20 2016-10-06 株式会社ガスター リーク検査装置リーク検査方法

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