JPH08263294A - 事例準拠推論によるデータ経路選択タスクの方法及びシステム - Google Patents

事例準拠推論によるデータ経路選択タスクの方法及びシステム

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JPH08263294A
JPH08263294A JP7330902A JP33090295A JPH08263294A JP H08263294 A JPH08263294 A JP H08263294A JP 7330902 A JP7330902 A JP 7330902A JP 33090295 A JP33090295 A JP 33090295A JP H08263294 A JPH08263294 A JP H08263294A
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Hellerstin Joseph
ジョゼフ・ヘラーステイン
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 データ経路選択タスクのために事例準拠推論
を用いる (例えば、過去の問題インスタンスのデータベ
ースを用いてヘルプデスク問題を解決する) 知識準拠シ
ステムの実現を簡略化し且つその機能性を改良する。 【解決手段】 本発明は最新の技術に関して次の幾つか
の点を改良する。即ち: (a) 知識準拠システムが設計さ
れるとき事例取得の選択が静的ではなく動的に行われる
ので、事例に関連する属性を選択する際に高い柔軟性を
与え; (b) 属性値を比較する方法を設計者が指定するこ
とを必要としないことにより、システムの柔軟性が増加
し且つシステムの複雑さが減少し; (c) 類似性測定基準
の使用の回避によりシステム設計を簡略化し; (d) 全て
の潜在的な関連データを集めることを要する代わりに、
問題インスタンスにあるデータを漸増的に取得すること
ができ; (e) 問題解決が選択された理由を説明する方法
を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一般に知識準拠(Kn
owledge-based)システム、即ち人の知識を明白に表わし
てその有効性を増すシステムの分野に関する。詳しく
は、本発明は事例準拠推論(case-based reasoning)、
事例蓄積装置(case repository)内にある過去の複数の
問題解決対 (即ち複数の事例) と新しい問題インスタン
スを突合わせる知識準拠システムへのアプローチに関す
る。
【0002】
【従来の技術】伝統的に、知識準拠システムは特定の条
件 (if部分) が起きたとき (then部分) を取る動作を表
わすif-then ステートメントのルールを用いて開発され
ている。あいにく、開発ルールは、知識工学のボトルネ
ック、即ち、問題の領域及びルールに準拠したプログラ
ミングの両者を理解する高度の熟練者 (知識工学者と呼
ぶ) の要求により阻害されている。
【0003】事例準拠推論は知識工学のボトルネックを
回避する。知識工学者にルールの定式化を要求する代わ
りに、事例準拠推論は、エンドユーザが新しい問題イン
スタンスを解決するとき調べる複数の問題解決対 (即ち
事例) を事例蓄積装置内に累積することに依存する。新
しい問題インスタンスが与えられると、事例準拠システ
ムは、新しい問題インスタンスに非常によく似ている前
に解決された問題の事例蓄積装置を探索する。正確に適
合するものが発見された場合、それに関連した解決が報
告される。さもなければ、適合に近接するものが報告さ
れる。更に進んだシステムは適合に近接するものを問題
インスタンスに適合させようと試みる。
【0004】本明細書では、事例取得及び検索に重点が
置かれる。現在の技術水準 (例えば、Janet Kolodner,
Case-Based Reasoning, Morgan Kaufman, 1993 及び Lu
ndyLewis, Case-Based Reasoning Approach to the Man
agement of Faults in Communications Network, IEEE
INFOCOM, V. 3, 1993) では、事例取得及び検索の開発
システムは: (1) 類似の事例を探索するときに用いる問題インスタン
スの属性 (索引語彙と呼ばれることもある); (2) 属性の値 (例えば、アルゴリズムが用いることがあ
る数値: 絶対値の差、自乗差及び百分比の変化) を比較
して2つの属性間の類似の程度を量子化するためのアル
ゴリズム;及び (3) どの事例を検索するかを決定するのに用いる類似性
測定基準 (例えば、属性値毎に(2) で生じた結果の重み
付け合計) を計算するアルゴリズムの指定を必要とす
る。 (後者の2つの組合せは適合又は類似性の問題と呼
ばれることがある)。
【0005】例えば、実行問題を解決するためのヘルプ
デスクアプリケーションで、問題インスタンスについて
の関連情報は: データ、時間、応答回数、入出力を待つ
経過時間、及び各デスクのユーザによる入出力動作を含
むかも知れない。これらの各々は、データベースレコー
ドのフィールドに記憶しうる値を有する属性である。こ
れが指定されたとき、システムは下記の2つのモードで
動作する: (1) 事例取得モード: 複数の新しい問題解決対が事例蓄
積装置に記憶される。選択された属性の値に基づいて事
例に索引が付される。 (2) 事例検索モード: 新しい問題インスタンスがシステ
ムに提示されたとき、その属性の値を用いて事例蓄積装
置内の各事例の別々の類似性測定基準が計算される。最
大の類似性測定基準を有する事例が検索される。
【0006】事例に準拠したアプローチは知識工学のボ
トルネックを回避するが、データ工学のボトルネックと
呼ばれる新しい問題を提起する。即ち、これらのシステ
ムの設計者は: (1) 使用すべき属性; (2) 属性比較アルゴリズムの選択; 及び (3) 類似性測定基準を計算するアルゴリズムの選択 を考慮しなければならない。全ての属性の使用により
(1) 項の関心がそらされるように見える。しかしなが
ら、属性のセットは動的に変化しうるから、このアプロ
ーチが常に可能であるとは限らない。更に、非常に多く
の属性がある場合、類似性測定基準の計算に高い費用を
要することがある。
【0007】事例準拠推論のように、ルールに準拠した
システムの知識工学のボトルネックを回避しようと試み
る他のアプローチも用いられる。おおまかに、これらは
データ集約的な学習アルゴリズムである。本明細書は s
tatistical classification(e.g., Richard Johnson an
d Dean Wichern, Applied Multivariate Statistical A
nalysis, Prentice Hall, 1988); neural networks (e.
g., Sholom Weiss and Casimir Kulikowski, Computer
Systems That Learn, Morgan Kaufmann, 1990); decisi
on trees (e.g., Sholom Weiss and Casimir Kulikowsk
i,ibid.); andlearning apprentice systems (e.g., Li
sa Dent et al., A Personal Learning Apprentice, Pr
oceedings of the Joint Conference on Artificial In
telligence, 1992)を参照する。事例準拠推論と異な
り、これらの手法は学習アルゴリズムを用いて、新しい
問題インスタンス及び前に出会った解決の間の関連付け
を行う。
【0008】学習アルゴリズムは魅力があると同時に欠
点もある。事例準拠システムのように、これらのアプロ
ーチはデータ工学を必要とする。更に、学習アルゴリズ
ムの動作のために多数の類似の問題解決対が必要とされ
るかも知れない。そのうえ、学習アルゴリズム (特に神
経ネットワーク) は、良好な動作をなし遂げようとすれ
ば、これらのパラメータの慎重な調整を必要とする場合
が多い。
【0009】事例に準拠し且つデータ集約的な現在のア
プローチのもう1つの欠点は、潜在的に関連するデータ
を全ての問題インスタンスが必要とする訳ではないけれ
ども、これらのデータの取得を要することである。例え
ば、ヘルプデスクアプリケーションの性能問題を考えて
みよう。一定の問題の解決はディスク利用法をユーザが
報告することを必要とするかも知れない。前記計測は通
常はCPU 処理及びそれに関連するディスク記憶オーバー
ヘッドのために収集されない。全ての問題インスタンス
について前記データの収集を要することにより、知識準
拠システムを作動させる費用が大幅に増加しうる。
【0010】事例に準拠し且つデータ集約的な現在のア
プローチの最後の欠点は、いかに解決が得られるかの意
味のある説明を自動的に作成することである。本明細書
における問題は、現在の技術水準で、複雑なアルゴリズ
ム、例えば (事例準拠システムで) 突合わせるアルゴリ
ズム、 (例えば、神経ネットワークで) 学習するアルゴ
リズム、及び (決定ルールシステムでの) 決定ルール構
築により問題及び解決の間の関連付けが行われることで
ある。構築されたルールにより決定ルールを説明しうる
が、決定ルールシステムはルール自体が学習データから
いかに取得されたかを説明できない。後者は、例えば、
不正確なデータが解決の選択にどんな影響を与えるかを
判定するために重要である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記に照らして、本発
明は、データ経路選択タスクのデータ工学ボトルネック
を回避する新規のアーキテクチャ及びキーアルゴリズム
を含む。特に、本発明の種々の実施例は: (a) どの属性
が事例に関連するかが決定されるまで事例を取得する時
期を延期し、(b) 属性値が比較される方法に関して (例
えば、同じ属性を異なる事例について異なる方法で比較
できるようにすることにより) 柔軟性を与え、(c) 類似
性測定基準の使用を回避し (よって、それらの計算のア
ルゴリズムを不要にし)、 (d) 属性値を、問題が最初に
システムに提示されたとき又はシステムが学習データに
より較正されたとき全部まとめて取得するよりも、それ
らが必要とされるにつれて漸増的に取得することがで
き、(e) 問題を解決したエキスパートが用いたロジック
に準拠した説明の自動作成を可能にする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の特性は、問題イン
スタンス (即ち、属性値対のシーケンス) の解決に用い
た経路選択ステップをエンドユーザが再実行する事例取
得のアプローチを用いて得られる。前記ステップの各々
は: ・前に検索されたデータに関する検査 (付加される事例
の状況で真と評価すべきである); ・検査の結果として与えられた眼識のテキスト記述; 及
び ・これらの眼識の結果として提出される新しいデータベ
ース照会 を指定する経路選択エレメントを構成する。
【0013】事例内の最後の経路選択エレメントのテキ
スト記述成分は問題インスタンスに用いた解決を含む。
問題インスタンス自身は事例蓄積装置に記憶されず、問
題インスタンスの解決に用いた経路選択エレメントのシ
ーケンスのみが記憶される。
【0014】本発明は事例準拠推論モジュールのアルゴ
リズム、特に事例取得、事例検索及び事例除去に関する
アルゴリズムを指定する。これらのアルゴリズムはどれ
も、使用される属性を事前指定する必要がない。従っ
て、本発明は汎用事例準拠システム及び埋め込まれた事
例準拠システムの開発を可能にする。事例蓄積装置を、
2つ以上の事例に共通な経路選択エレメントの最初のシ
ーケンスを組合わせる指定されたグラフとして構築する
ことにより、効率的な事例検索が行われる。
【0015】
【発明の実施の形態】良好な実施例は、コンピュータシ
ステムのエンドユーザである顧客による苦情にヘルプデ
スクのスタッフメンバーが応答するヘルプデスクアプリ
ケーションの状況に置かれる。知識準拠システム(KBS)
は、このタスクでHDSMと対話し、前に解決されている類
似の問題を見つけることにより支援する。前記問題が見
つからない場合、その事態は領域内のエキスパート (HD
SMの場合もある) に差し向けられる。
【0016】図1は良好な実施例におけるKBS のコンピ
ュータシステムの構成要素を示す。HDSMは端末装置、即
ちパーソナルコンピュータ101 を介してKBS と対話す
る。KBS は複数のHDSM対話を処理するユーザインタフェ
ース103 を有し、それらを: 問題データベース108 への
アクセスを提供するデータベース管理システム 106に;
本発明で前に取得された解決 (及びそれらの関連解決ス
テップ) をデータレコードの事例蓄積装置 107 (例え
ば、データベース) に記憶する事例準拠推論(CBR)モジ
ュール105 に; 又はそれら自身が問題データにアクセス
し又はCBR モジュールを利用しうる関連アプリケーショ
ンプログラム104 に適切に経路指定する。
【0017】図2は良好な実施例における情報の流れを
表示する。便宜上、図1におけるユーザインタフェース
103 及びアプリケーションプログラム104 のブロックを
組合わせて1つのブロック201 とする。3つのCBR モジ
ュール、図1の105 は、図2では、事例取得モジュール
202、事例検索モジュール 203及び事例除去モジュール
204 として別個に表示される。これらのモジュールは、
エンドユーザによりユーザインタフェース201 を介して
呼出されるか又はアプリケーションプログラム201 によ
り呼出され、そして事例蓄積装置205 に対してデータの
読取り又は書込みを行う。更に、事例取得及び事例検索
モジュールの両者はデータベース管理システム206 を介
して問題データベース208 にアクセスする。事例取得モ
ジュール202 は問題データベース208 からのデータの読
取り及び問題データベース208 へのデータの書込みを行
うが、事例検索モジュール203 は問題データベース208
からのデータの読取りのみを行う。
【0018】図3は顧客の問題の解決に関連した活動を
示す。ブロック502 で、問題を有する顧客がHDSMに連絡
をとる。ブロック504 で、HDSMは顧客から出会った問題
の最初のデータを聞き出す。ブロック518 で、HDSMはKB
S を呼出し、この最初のデータにより関連事例、ならび
に追加のデータなしには関連性を決定できない事例を検
索し、これを行うために、KBS は図2の事例検索モジュ
ール203 を利用する。ブロック520 で、HDSM又は顧客の
決定により、検索された事例の幾つかが (構成又はビジ
ネス方式の変化により) 無効となることがあり、その場
合、ブロック522 で、HDSMは図2の事例除去モジュール
204 を呼出し、無効な事例を除去する。ブロック506
で、HDSMは検索された事例を調べ、顧客の苦情の適切な
解決が見つかったかどうかを決定する。適切な解決が見
つかった場合には、ブロック516 で、それが (前の事例
取得の間に得られた情報に基づいた説明とともに) 顧客
に報告される。適切な解決が見つからなかった場合に
は、ブロック508 で、HDSMは、より多くのデータが取得
された場合に使用できるかも知れない事例のリストを調
べる。これらの見合わせられた事例の少なくとも1つが
有望であるように見える場合、ブロック510 で、HDSMは
必要なデータを顧客に要求する (これは追加データ収集
ソフトウェア又は監視プログラムの実行を必要とするか
も知れない)。 ひとたびこれらのデータが使用できれ
ば、ブロック518 での問題検索が再開始され、KBS は新
たに与えられたデータに基づいた追加の事例を検索す
る。見合わせられた事例が存在しない場合には、ブロッ
ク512 で、問題はエキスパートによる解決が進められ
る。解決が得られた後、ブロック514 で、エキスパート
は図2のKBS の事例取得モジュール202 を用いて、問題
を解決するために用いられたステップ (図5で事例取得
の間に記憶される経路選択エレメント 804) 及び検査さ
れたデータを再実行する。これが実行された後、ブロッ
ク516 で、解決が顧客に報告される。
【0019】事例蓄積装置205 は指定された経路選択エ
レメントのグラフとして構成される。これは事例記憶グ
ラフと呼ばれる。図4は、このグラフ上の普通のプログ
ラミングインタフェースにより使用可能にされる機能の
リストである。参照番号702で、子(J) は事例記憶グラ
フでノード索引の子Jを見つける機能である。参照番号
704 で、子付加(NE,J)は経路選択エレメントNEの索引J
の子を生成する。この機能は新たに生成されたノードの
索引を返送する。参照番号706 で、事例(J) はノード索
引Jに関連した事例のリストを返送する。子及び子付加
機能は一般に既存のソフトウェアで実行されるグラフ操
作タスクで用いられる (例えば、A.V. Aho, J.E. Hopcr
oft and J.D. Ullman "Data Structures and Algorith
m", Addison Wesley, 1983 参照されたい)。 リストデ
ータ構造が事例記憶グラフで各ノードと関連づけられ、
当該ノードと関連した事例を指す場合には、事例機能は
容易に実現される。また、これらの機能は、事例記憶グ
ラフで個々のノードと関連した適切なデータ構造と、全
体として事例記憶グラフと関連したデータ構造とにより
使用できることを当業者は認識するであろう。これらの
アルゴリズム及びデータ構造の詳細は本明細書には含ま
れない。
【0020】図5は図3のブロック514 で用いた図2の
事例取得モジュール202 の高レベルの情報の流れを示
す。本発明では、事例は経路選択エレメントのシーケン
スであり、順序付けられた3つの動作: 検査、記述及び
照会を含むことを想起されたい。ブロック802 で、種々
の事例に含まれた経路選択エレメントの順序付けられた
セットは空のセットに初期化される。ブロック804 でエ
キスパートは (例えば、図形ユーザインタフェースを介
して) KBS と対話して経路選択エレメントを指定する。
ブロック806 で、KBS は前記経路選択エレメントを事例
に付加する。ブロック808 で、これが (例えば、図示の
ように) 最後の経路選択エレメントである場合、ブロッ
ク810 で、図6の事例付加アルゴリズムが事例記憶グラ
フを更新するために呼出される。さもなければ、ブロッ
ク804 で、エキスパートは別の経路選択エレメントを指
定する。
【0021】図6は図5のブロック810 で事例取得モジ
ュールにより呼出される事例付加アルゴリズムを示す。
概略的に、このアルゴリズムは事例記憶グラフでノード
のシーケンスを、その関連経路選択エレメントと付加さ
れる事例で順序付けられた経路選択エレメントのリスト
とが同じであるものについて探索する。詳しくは、ブロ
ック902 で、以下の変数が初期化される。X[1],..., X
[K] は (ルートノードであるY[1]とともに) 付加される
事例の経路選択エレメントである。Y[1],...,X[N] は
事例記憶グラフにあるノードである。変数Mは事例記憶
グラフにある現在のノードの索引である。そして変数J
は付加される事例にある現在の経路選択エレメントの索
引である。ブロック908 で、 (図4の参照番号702 にあ
る子機能を用いて、) X[J]と同じ経路選択エレメントを
有する子がいるかどうかを調べるためにM番目のノード
の子が検査される。もしいるなら、変数Iは最初の前記
ノードの索引にセットされる。ブロック910 で、I番目
のノードは事例記憶グラフにある現在のノードにセット
され、そして付加される事例を指すように更新される。
また、Jは増分され、付加される事例にある次の経路選
択エレメントに索引を付ける。ブロック908 の検査の結
果がノーの場合、ブロック912 で、付加される事例にあ
る残りの経路選択エレメントの新しいノードが生成され
る。事例付加アルゴリズムにより事例記憶グラフがトリ
ーとして構築され、その時点から、アルゴリズムは適合
する経路選択エレメントを探索する。それは事例記憶グ
ラフにある1つのノードの子のみを考慮するので、子は
せいぜい1つの親しか持ちえない。
【0022】図7は、図3のブロック518 で用いられ且
つ図2のブロック203 の事例検索モジュールの一部であ
る事例検索アルゴリズムを示す。このアルゴリズムは、
与えられた問題データについて事例記憶データの最深の
可能な横断を構成する事例を発見し、そして追加の問題
データが得られる場合に適用しうる見合わせられた事例
を識別する (図3のブロック508 及び510 を参照された
い)。 ブロック1002で、アルゴリズムの入力及び初期化
が記述される。問題インスタンスは問題データにある属
性値対を含む。Y[1],..., X[M] は事例記憶グラフにあ
るノードである。 "見合わせ"(空のセットに初期化され
る) は付加データが得られる場合に更に経路選択が可能
となりうる、事例記憶グラフにあるノードのリストであ
る。 "発見"(空のセットに初期化される) は問題データ
の最深の可能な横断を構成する事例記憶グラフにあるノ
ードのリストである (即ち、これらのノードは "葉" で
あるか又はそれらは検査成分が問題データを真と評価す
る子を持たない)。 そして"活動" は、現に検査中であ
る事例記憶グラフにあるノードの索引のリストである。
ブロック1004で、 "活動ノード" にある次のエレメント
が除去され、そして変数Mに割当てられる。エレメント
が存在しない (即ち、 "活動ノード" は空である) 場
合、ブロック1006で、処理は終了し、事例記憶グラフ内
の最初のノードなしの "発見" に戻る。さもなければ、
ブロック1012で、 "カウント" は0に初期化され、そし
てブロック1014で、Y[M]の子は順次に検査される。全部
が検査された後、ブロック1016で、子が真と評価する検
査を有しない場合に、Mは "発見" に付加される。子の
リストが使い尽くされていない場合、次の子の索引がI
に付加される。ブロック1018で、Y[I]に関連した経路選
択エレメントの検査成分が変数tに割当てられる。ブロ
ック1020で、脱落したデータによりtが評価できない場
合、Iがブロック1022で "見合わせ" に付加される。さ
もなければ、ブロック1024で、 "問題インスタンス" に
ある属性値対についてtが評価される。結果が偽である
場合、制御はブロック1014に戻る。結果が真である場
合、ブロック1026で、カウントが増分され、そして (横
断境界が1レベル下方に移動するから)Iは "活動ノー
ド" に付加される。ブロック1022及び1024の実行の後、
制御は1014に戻り、Mの次の子を評価する。アプリケー
ションプログラム及びユーザインタフェースルーチンは
図4の機能を用いて、戻ったノード索引に関連した事例
を発見し且つ (又は) 事例記憶グラフ内で更に経路選択
する。 (ノードの親を見つける機能のような、一般に使
用される別のグラフ機能も同様に用いうる。)
【0023】解決の説明の作成は本発明では事例にある
各経路選択の記述成分を用いて比較的容易に行いうるこ
とは当業者には明白であろう。例えば、1つのアプロー
チは経路選択エレメントの記述成分を、検査成分が真と
評価する最初の1つから開始して最後の1つまで、順次
にリストすることである。
【0024】図8は事例を除去するために用いられる事
例除去アルゴリズムを示す。このアルゴリズムは図2の
事例除去モジュール204 の一部であり、そして図3のブ
ロック522 で用いられる。高レベルで、事例除去は:
(a) 除去される事例にある各経路選択エレメントに対応
する事例記憶グラフにあるノードを見つけ; (b) 前記ノ
ードのデータ構造を更新する (又は他の事例がそれを用
いる場合にはそのノードを除去する)。
【0025】ブロック1102で、入力が指定され且つ変数
が初期化される。特に、Jは除去される事例にある経路
選択エレメントに索引を付ける。ブロック1116で、Jが
増分される。ブロック1104で、除去される事例にある最
後の経路選択エレメントの索引とJとが比較される。そ
の事例にある全ての経路選択エレメントが処理されてい
る場合には、ブロック1108で、アルゴリズムは終了す
る。さもなければ、ブロック1106で、アルゴリズムはX
[J]に用いられる経路選択エレメントを有するY[I]を見
つける。 (Y[I]に関連したデータ構造に基づいたブロッ
ク1110での決定により) 他の事例がY[I]を用いない場
合、ブロック1114で、このノードは除去される。さもな
ければ、ブロック1112で、Y[I]は、除去される事例をも
はやそれが指さないように更新される。ブロック1112又
はブロック1114の実行に続いて、制御はブロック1116に
戻る。
【0026】ここで事例付加及び事例検索アルゴリズム
の動作を示す例を提示する。以下は、コンピュータシス
テムでオペレーティングシステムレベルの性能問題を解
決するするために検査されることがある属性のリストで
ある。 ・データ: そのデータが引出されたデータ ・シフト: プライム、スイング、ミドナイト ・R: 応答時間 ・CPU: そのCPU の実行又は待機のために経過した時間 ・IO: 入出力サブシステムで経過した時間 ・MEM: メインメモリの待機のために経過した時間 ・ユーザ1集合IO ・ディスク1のユーザ1 IO 速度 ... ・ディスクKのユーザ1 IO 速度 ・ディスク1のユーザ2 IO 速度 ... ・ディスクKのユーザN IO 速度 ・ユーザ1集合CPU消費 ・カーネルサービス1によるユーザ1 CPU消費 ... ・カーネルサービスMによるユーザ1 CPU消費 ・ユーザ2集合CPU消費 ・カーネルサービス1のユーザ2 CPU消費 ... ・カーネルサービスMのユーザ2 CPU消費 ・ユーザN集合CPU消費 ・カーネルサービス1のユーザN CPU消費 ... ・カーネルサービスMのユーザN CPU消費 ・ユーザ1名称 ... ・ユーザN名称 ・ディスク1の利用 ... ・ディスクKの利用 潜在的に関連するデータのセットは大きいので、そのデ
ータ要求を極度に倹約する事例準拠推論へのアプローチ
を用いることが望ましい。
【0027】以下に含まれるのは、図示の例で最初の事
例蓄積装置を構成する4つの事例である。教育上の理由
で、経路選択エレメントはNEx.y のラベルを付される
(この場合、x は事例であり、y は事例にある索引であ
る)。 事例 1 NE1.1 t: 真 d: "最初のデータを取得する" q: 日付, シフト, R, IO, CPU, MEM NE1.2 t: IO>CPU 且つ IO>MEM d: "I/Oはボトルネックである" q: ユーザ1集合IO速度, ...,ユーザN集合IO速度, ここ
でユーザMAXは最大の集合IO速度を有する NE1.3 t: ユーザMAX名 = "バックアップ" 且つ シフト = "プ
ライム" d: "プライムシフトの間にバックアップが実行中である
ので性能は低下する" 事例 2 NE2.1 t: 真 d: "最初のデータを取得する" q: 日付, シフト, R, IO, CPU, MEM NE2.2 t: IO>CPU 且つ IO>MEM d: "I/Oはボトルネックである" q: ディスク1利用, ...,ディスクK利用, ここでディス
クMAXは最大の利用を有する NE2.3 t: ディスクMAXのラベルはサブストリング'USERDAT'を
含む d: "ディスクとユーザデータとの争点がある。アクセス
プログラムを検査する。 事例 3 NE3.1 t: 真 d: "最初のデータを取得する" q: 日付, シフト, R, IO, CPU, MEM NE3.2 t: CPU>IO 且つ CPU>MEM d: "CPUはボトルネックである" q: ユーザ1集合CPU消費, ...,ユーザN CPU消費, ここで
ユーザMAXは最大のCPU消費を有する NE3.3 t: ユーザMAX集合IO = 0 d: "ユーザMAXは無限ループ内かも知れない" 事例 4 NE4.1 t: 日付 = 9/30 且つ シフト = "プライム" d: "会計年度の終わりで性能は常に不十分である" 各事例は経路選択エレメントのシーケンスを含む。事例
にある最後の経路選択エレメントはその記述成分にある
問題解決を含み、そしてそれは照会成分を含まない。
【0028】図9は、図6の事例付加アルゴリズムを上
記の事例1〜4に用いた結果生じる事例記憶グラフを示
す。グラフにあるノードは、それらが生成された順序で
番号が付される。ブロック301〜309は事例記憶グラフに
あるノード1〜9にそれぞれ対応する。ブロック302の
ノード2は事例1,2及び3で共有される。なぜなら、
それらの最初の経路選択エレメントは等しい (即ち、NE
1.1 = NE2.1 = NE3.1 である) からである。また、事例
1及び2は、たとえNE1.2 検査成分がNE2.2 の検査成分
と同じでも、それらの2番目の経路選択エレメントに関
して同じノードを有しない (なぜなら、それらは異なる
照会成分を有するからである)。
【0029】事例付加の動作を示すために、下記の事例
5が図9の事例記憶グラフにどのように付加されるかを
考える。 事例 5 NE5.1 t: 真 d: "最初のデータを取得する" q: 日付, シフト, R, IO, CPU, MEM NE5.2 t: IO>CPU 且つ IO>MEM d: "I/Oはボトルネックである" q: ディスク1利用, ..., ディスクK利用, ここでディス
クMAXは最大の利用を有する NE5.3 t: ディスクMAXのラベルはサブストリング 'PROGRAM'
を含む d: "大きいプログラムを探す" 図6のブロック902 で、M (事例記憶グラフにあるノー
ドを識別する) 及びJ(事例5にある経路選択エレメン
ト) はどちらも1に初期化される。ブロック908 で、事
例付加は (引数1を有する) 子機能を呼出し; これはセ
ット {2,9}を返送する。このセットにある2つの索引に
ついて: ・それらの経路選択エレメントは事例5にあるJ番目の
経路選択エレメントと比較される。 (Jは1に初期化さ
れていることを想起されたい)。 ノード番号2について
は、それらは等しく、ノード番号9については、それら
は異なる。 ・ブロック910 で、MはIにセットされ、そしてJは増
分される。従って、M= 2 且つ J = 2である。ノードM
に関連したデータ構造は更新され、事例5を指す。
【0030】この時点で、事例5の2番目の経路選択エ
レメントが処理される。M = 2 であるから、事例付加は
子(2) を呼出し、子(2) はセット{3,5.7} を返送する。
ノード5のみがNE5.2 に適合するので、このノードのデ
ータ構造が更新され、事例5を指す。この時点で、M =
5 且つ I = 3である。
【0031】次に、事例5の3番目の経路選択エレメン
トが処理される。子(5) はセット{6} を返送する。NE5.
3 はノード6に関連した経路選択エレメントに適合しな
い。従って、子機能が呼出され、事例5を指す事例記憶
グラフに新しいノードを生成する。
【0032】その結果得られた事例記憶グラフが図10
に示される。ブロック401〜410はそれぞれ事例記憶グラ
フにあるノード 1〜10に対応する。このグラフは、ブロ
ック402,405 及び410 を除いて、図9のグラフと同じで
ある。ブロック402 は、更新されていてNE5.1 を指す外
は、ブロック302 に対応する。同様に、ブロック405
は、更新されていてNE5.2 を指す外は、ブロック305 に
対応する。ブロック410は事例記憶グラフでNE5.3 に対
応する新しいノードである。
【0033】図7の事例検索の動作を図10に示された
事例記憶グラフを用いて、下記のリストに示す図7のブ
ロック1002の問題データの属性値対を説明する。 ・・ データ: 9/30 ・・ シフト: プライム ・・ R: 8 ・・ CPU: 5 ・・ IO: 2 ・・ MEM: 1 ・・ ユーザ1集合CPU消費 : 50 ・・ ユーザ2集合CPU消費 : 30 ・・ ユーザ3集合CPU消費 : 20 ・・ ユーザ1集合IO速度: 300 ・・ ユーザ2集合IO速度: 150 ・・ ユーザ3集合IO速度: 200 図7のブロック1002で、活動ノードは{1} に初期化され
る。事例検索の外部ループはブロック1004で始まる。外
部ループの最初のパスで、下記が行われる: ・ブロック1014で、ノード1 (活動ノードにある唯一の
エレメント) の子: ノード2及び9が得られる。 ・ブロック1020で、必要なデータが使用できるかどうか
を調べる検査が行われる; これはノード2及び9について
どちらも真である。 ・ブロック1024で、2つのノード2及び9の検査は真であ
ると評価される。
【0034】二度目にブロック1004が開始されると、活
動ノードは{2,9} である。ノード9は葉であるから、ブ
ロック1016で "発見" は{9} にセットされる。図10の
ブロック402 で、ノード2 は子3,5 及び7(ブロック403,
405及び407) を有する。ノード7 に関連した経路選択エ
レメントの検査のみが真と評価する。
【0035】三度目にブロック1004が開始されると、活
動ノードは{7} であるので、ブロック407 で、ノード7
の子が考慮される。ブロック408 のノード8 には1つの
子のみがある。ノード8 に関連した経路選択エレメント
の検査は真と評価しないから、カウントは0のままであ
る。よって、ブロック1016でノード7 は "発見" に付加
される。四度目のブロック1004が開始されると、活動ノ
ード = {} である。従って、ブロック1006で、事例検索
は "発見" に{7,9} を返送し、そして{}は見合わせられ
る。
【0036】本発明は性能問題を解決するためにデスク
の人々が対話することを支援する1つのコンピュータシ
ステムの状況で説明されている。しかしながら、この説
明は本発明をこのような環境に限定するものと解釈すべ
きではない。例えば、本発明は、種々の分散した計算シ
ステム及び情報検索を必要とするアプリケーション又は
研究タスク (例えば、特別のデータベース照会) にも等
しく当てはまる。実際に、本発明の1つの可能な適用
は、情報処理能力を有する機関がインターネットのよう
な環境で関心のある情報を見つけ、検索し、そしてフィ
ルタするように教育することにある。更に、 (例えば、
問題インスタンスの解決活動をする) プログラムを呼出
すために経路選択エレメントの照会成分を拡張するよう
な一般化も容易且つ明白であろう。
【0037】まとめとして、本発明の構成に関して以下
の事項を開示する。 (1) 順序付けられた経路選択エレメントのセットとし
て構成される過去の問題インスタンスの事例蓄積装置と
新しい問題インスタンスを比較する事例準拠推論を用い
る知識システムを使用するデータ経路選択の方法であっ
て、新しい問題インスタンスの問題データを知識システ
ムに入力するステップと、問題データに関連する過去の
問題インスタンスを前記事例蓄積装置から検索するステ
ップと、追加の過去の問題インスタンスを新しい問題イ
ンスタンスに関連づける追加の問題データを収集するス
テップと、新しい問題インスタンスが解決されるか又は
新しい問題インスタンスに関連する全ての過去の問題イ
ンスタンスを検索し終わるまで、前記検索するステップ
を反復するステップとを含む方法。 (2) 事例蓄積装置は指示されたグラフ構造を有し、過
去の問題インスタンスに共通の複数の経路選択エレメン
トが組合わされる、上記(1)に記載の方法。 (3) 検索された過去の問題インスタンスは新しい問題
インスタンスの解決を含み、そして経路選択エレメント
は、順序付けられた3つの動作として: データ経路選択
条件を表わす検査、経路選択エレメントを説明するテキ
スト記述、及び順序付けられた経路選択エレメントのセ
ットにある次の構成部分を索引する新しいデータベース
照会を指定するように構成され、前記反復するステップ
に応答して、検索された過去の問題インスタンスのテキ
スト記述に基づいた新しい問題の説明を作成するステッ
プを更に含む、上記(1)に記載の方法。 (4) 前記検索するステップに応答して、無効な過去の
問題インスタンスを識別するステップを含む、上記(1)
に記載の方法。 (5) 無効な過去の問題インスタンスを前記事例蓄積装
置から除去するステップを含む、上記(4)に記載の方
法。 (6) 前記新しい問題インスタンスに関連する全ての過
去の問題インスタンスが検索し終わり、どれも新しい問
題インスタンスの解決を含まない場合、知識システムに
入力する経路選択エレメントを指定するステップと、前
記指定するステップに応答して、順序付けられた経路選
択エレメントのセットに新しい問題インスタンスの経路
選択エレメントを付加するステップと、新しい問題イン
スタンスが解決されるまで、前記指定するステップ及び
前記付加するステップを反復するステップと、前記反復
するステップに応答して、新しい問題インスタンスにつ
いて順序付けられた経路選択エレメントのセットにより
事例蓄積装置を更新するステップとを含む、上記(1)に
記載の方法。 (7) 前記事例蓄積装置は複数のノードが参照する経路
選択エレメントを有するデータ構造であり、前記更新す
るステップは、順序付けられた経路選択エレメントのセ
ットのシーケンスに対応する、ノードが参照する経路選
択エレメントのシーケンスについて前記事例蓄積装置を
探索するステップと、前記探索するステップに応答して
前記事例蓄積装置を改訂し、新しい問題インスタンスを
組込むステップと、前記探索するステップで見つからな
かった順序付けられた経路選択エレメントの代わりに新
しいノードが参照する経路選択エレメントを組込むステ
ップと、前記事例蓄積装置に新しい問題インスタンスが
付加されるまで、前記探索するステップ、改訂するステ
ップ及び組込むステップを反復するステップとを含む上
記(6)に記載の方法。 (8) 問題インスタンスが事例蓄積装置に記憶された順
序付けられた経路選択エレメントのセットとして構成さ
れ、前記問題インスタンスの前記事例蓄積装置を知識シ
ステムでデータ経路選択に用いるために構築する方法で
あって、前記知識システムに入力する経路選択エレメン
トを指定するステップと、前記指定するステップに応答
して、順序付けられた経路選択エレメントのセットに経
路選択エレメントを付加するステップと、問題インスタ
ンスが解決されるまで、前記指定するステップ及び付加
するステップを反復するステップと、順序付けられた経
路選択エレメントのセットを有する前記事例蓄積装置を
新しい問題インスタンスに対応して更新するステップと
を含む方法。 (9) 前記事例蓄積装置は複数のノードが参照する経路
選択エレメントを有するデータ構造であり、そして前記
更新するステップは、新しい問題インスタンスの経路選
択エレメントのシーケンスに対応する、ノードが参照す
る経路選択エレメントのシーケンスについて前記事例蓄
積装置を探索するステップと、前記探索するステップで
見つかったノードのシーケンスを改訂し、新しい問題イ
ンスタンスを組込むステップと、前記探索するステップ
で見つからなかった順序付けられた経路選択エレメント
の代わりに新しいノードが参照する経路選択エレメント
を組込むステップと、前記事例蓄積装置に新しい問題イ
ンスタンスが付加されるまで、前記探索するステップ、
更新するステップ及び組込むステップを反復するステッ
プとを含む、上記(8)に記載の方法。 (10) 順序付けられた経路選択エレメントのセットと
して構築される過去の問題インスタンスと新しい問題イ
ンスタンスとの比較に適応したプロセッサを有するデー
タ経路選択の事例準拠知識システムであって、過去の問
題インスタンスを記憶する事例蓄積装置と、新しい問題
インスタンスに関連する全ての過去の問題インスタン
ス、及び追加の新しい問題インスタンスデータの入力に
より関連が生ずる全ての過去の問題インスタンスを、新
しい問題インスタンスが解決されるか又は新しい問題イ
ンスタンスに関連する前記全ての過去の問題インスタン
スを検索し終わるまで、前記事例蓄積装置から反復して
検索する事例検索手段と、新しい問題インスタンスを前
記事例検索手段に経路指定し且つ過去の問題インスタン
スを前記事例検索手段から経路指定するユーザインタフ
ェースとを備えるシステム。 (11) 前記ユーザインタフェースは新しい問題インス
タンスを関連するアプリケーションに経路指定し且つ関
連するアプリケーションから新しい問題インスタンスを
経路指定する、上記(10)に記載のシステム。 (12) 検索された過去の問題インスタンスは新しい問
題インスタンスの解決を含み、そして経路選択エレメン
トは、順序付けられた3つの動作として: データ経路選
択条件を表わす検査、経路選択エレメントを説明するテ
キスト記述、及び順序付けられた経路選択エレメントの
セットで次の経路選択エレメントを検索する新しいデー
タベース照会を指定するように構成され、検索した過去
の問題インスタンスのテキスト記述に基づいて新しい問
題インスタンスの説明を作成する手段を更に備える、上
記(10)に記載のシステム。 (13) 前記事例検索手段は、無効な過去の問題インス
タンスを識別する手段を備える、上記(10)に記載のシ
ステム。 (14) 無効な過去の問題インスタンスを前記事例蓄積
装置から除去する事例除去手段を更に備える、上記(1
3)に記載のシステム。 (15) 前記事例蓄積装置は過去の問題インスタンスに
共通の経路選択エレメントが組合わされる指定されたグ
ラフ構造を有する、上記(10)に記載のシステム。 (16) 新しい問題インスタンスに関連する前記全ての
過去の問題インスタンスが検索されているが、どれも新
しい問題インスタンスの解決を含まない場合、順序付け
られた経路選択エレメントのセットを生成し、そして生
成された順序付けられた経路選択エレメントにより前記
事例蓄積装置を更新する事例取得手段を備え、ユーザイ
ンタフェースは新しい問題インスタンスの経路選択エレ
メントを前記事例取得機能に経路指定するのに適応す
る、上記(15)に記載のシステム。 (17) 前記事例蓄積装置は経路選択エレメントを参照
する複数のノードを有するデータ構造であり、そして前
記事例取得手段は、前記事例蓄積装置を反復的に探索し
且つ改訂し、過去の問題インスタンスに共通の新しい問
題インスタンスの経路選択エレメントのシーケンスを組
込む手段を備え、新しい問題インスタンスの順序付けら
れた経路選択エレメントのセットが前記事例蓄積装置に
付加される、上記(16)に記載のシステム。 (18) 順序付けられた経路選択エレメントのセットと
して構築される過去の問題インスタンスと新しい問題イ
ンスタンスとの比較に適応したプロセッサを有するデー
タ経路選択の事例準拠知識システムであって、過去の問
題インスタンスを記憶する事例蓄積装置と、新しい問題
インスタンスに対応する順序付けられた経路選択エレメ
ントのセットを反復的に生成し、そして生成された順序
付けられた経路選択エレメントのセットにより前記事例
蓄積装置を更新する事例取得手段と、新しい問題インス
タンスの経路選択エレメントを前記事例取得手段に経路
指定するのに適応したユーザインタフェースとを備える
システム。 (19) 事例蓄積装置は過去の問題インスタンスに共通
の経路選択エレメントが組合わされる指定されたグラフ
構造を有する、上記(18)に記載のシステム。
【図面の簡単な説明】
【図1】知識準拠システム(KBS) の良好な実施例のコン
ピュータシステムアーキテクチャを示す図である。
【図2】良好な実施例における情報の流れの詳細を示す
図である。
【図3】顧客の苦情を解決するとき実行される活動のシ
ーケンスを示す図である。
【図4】本発明が依存する事例記憶グラフのアプリケー
ションプログラミングインタフェース機能を明確に示す
図である。
【図5】新しい事例を取得するための情報の流れを示す
図である。
【図6】事例記憶グラフの適切な操作により事例を付加
するアルゴリズムを示す図である。
【図7】事例記憶グラフの適切な操作により事例を検索
するアルゴリズムを示す図である。
【図8】事例記憶グラフの適切な操作により事例を除去
するアルゴリズムを示す図である。
【図9】前述のアルゴリズムの動作を説明する例で用い
た事例記憶グラフを示す図である。
【図10】前述のアルゴリズムの動作を説明する例で用
いた事例記憶グラフを示す図である。
【符号の説明】
101 パーソナルコンピュータ 103 ユーザインタフェース 104 アプリケーションプログラム 105 事例準拠推論(CBR) モジュール 106 データベース管理システム 107 事例蓄積装置 108 問題データベース 201 ユーザインタフェース/アプリケーションプ
ログラム 202 事例取得モジュール 203 事例検索モジュール 204 事例除去モジュール 205 事例蓄積装置 206 データベース管理システム 208 問題データベース

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】順序付けられた経路選択エレメントのセッ
    トとして構成される過去の問題インスタンスの事例蓄積
    装置と新しい問題インスタンスを比較する事例準拠推論
    を用いる知識システムを使用するデータ経路選択の方法
    であって、 新しい問題インスタンスの問題データを知識システムに
    入力するステップと、 問題データに関連する過去の問題インスタンスを前記事
    例蓄積装置から検索するステップと、 追加の過去の問題インスタンスを新しい問題インスタン
    スに関連づける追加の問題データを収集するステップ
    と、 新しい問題インスタンスが解決されるか又は新しい問題
    インスタンスに関連する全ての過去の問題インスタンス
    を検索し終わるまで、前記検索するステップを反復する
    ステップとを含む方法。
  2. 【請求項2】事例蓄積装置は指示されたグラフ構造を有
    し、過去の問題インスタンスに共通の複数の経路選択エ
    レメントが組合わされる、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】検索された過去の問題インスタンスは新し
    い問題インスタンスの解決を含み、そして経路選択エレ
    メントは、順序付けられた3つの動作として: データ経路選択条件を表わす検査 経路選択エレメントを説明するテキスト記述、及び順序
    付けられた経路選択エレメントのセットにある次の構成
    部分を索引する新しいデータベース照会を指定するよう
    に構成され、 前記反復するステップに応答して、検索された過去の問
    題インスタンスのテキスト記述に基づいた新しい問題の
    説明を作成するステップを更に含む、請求項1に記載の
    方法。
  4. 【請求項4】前記検索するステップに応答して、無効な
    過去の問題インスタンスを識別するステップを含む、請
    求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】無効な過去の問題インスタンスを前記事例
    蓄積装置から除去するステップを含む、請求項4に記載
    の方法。
  6. 【請求項6】前記新しい問題インスタンスに関連する全
    ての過去の問題インスタンスが検索し終わり、どれも新
    しい問題インスタンスの解決を含まない場合、 知識システムに入力する経路選択エレメントを指定する
    ステップと、 前記指定するステップに応答して、順序付けられた経路
    選択エレメントのセットに新しい問題インスタンスの経
    路選択エレメントを付加するステップと、 新しい問題インスタンスが解決されるまで、前記指定す
    るステップ及び前記付加するステップを反復するステッ
    プと、 前記反復するステップに応答して、新しい問題インスタ
    ンスについて順序付けられた経路選択エレメントのセッ
    トにより事例蓄積装置を更新するステップとを含む、請
    求項1に記載の方法。
  7. 【請求項7】前記事例蓄積装置は複数のノードが参照す
    る経路選択エレメントを有するデータ構造であり、 前記更新するステップは、 順序付けられた経路選択エレメントのセットのシーケン
    スに対応する、ノードが参照する経路選択エレメントの
    シーケンスについて前記事例蓄積装置を探索するステッ
    プと、 前記探索するステップに応答して前記事例蓄積装置を改
    訂し、新しい問題インスタンスを組込むステップと、 前記探索するステップで見つからなかった順序付けられ
    た経路選択エレメントの代わりに新しいノードが参照す
    る経路選択エレメントを組込むステップと、 前記事例蓄積装置に新しい問題インスタンスが付加され
    るまで、前記探索するステップ、改訂するステップ及び
    組込むステップを反復するステップとを含む請求項6に
    記載の方法。
  8. 【請求項8】問題インスタンスが事例蓄積装置に記憶さ
    れた順序付けられた経路選択エレメントのセットとして
    構成され、前記問題インスタンスの前記事例蓄積装置を
    知識システムでデータ経路選択に用いるために構築する
    方法であって、 前記知識システムに入力する経路選択エレメントを指定
    するステップと、 前記指定するステップに応答して、順序付けられた経路
    選択エレメントのセットに経路選択エレメントを付加す
    るステップと、 問題インスタンスが解決されるまで、前記指定するステ
    ップ及び付加するステップを反復するステップと、 順序付けられた経路選択エレメントのセットを有する前
    記事例蓄積装置を新しい問題インスタンスに対応して更
    新するステップとを含む方法。
  9. 【請求項9】前記事例蓄積装置は複数のノードが参照す
    る経路選択エレメントを有するデータ構造であり、そし
    て前記更新するステップは、 新しい問題インスタンスの経路選択エレメントのシーケ
    ンスに対応する、ノードが参照する経路選択エレメント
    のシーケンスについて前記事例蓄積装置を探索するステ
    ップと、 前記探索するステップで見つかったノードのシーケンス
    を改訂し、新しい問題インスタンスを組込むステップ
    と、 前記探索するステップで見つからなかった順序付けられ
    た経路選択エレメントの代わりに新しいノードが参照す
    る経路選択エレメントを組込むステップと、 前記事例蓄積装置に新しい問題インスタンスが付加され
    るまで、前記探索するステップ、更新するステップ及び
    組込むステップを反復するステップとを含む、請求項8
    に記載の方法。
  10. 【請求項10】順序付けられた経路選択エレメントのセ
    ットとして構築される過去の問題インスタンスと新しい
    問題インスタンスとの比較に適応したプロセッサを有す
    るデータ経路選択の事例準拠知識システムであって、 過去の問題インスタンスを記憶する事例蓄積装置と、 新しい問題インスタンスに関連する全ての過去の問題イ
    ンスタンス、及び追加の新しい問題インスタンスデータ
    の入力により関連が生ずる全ての過去の問題インスタン
    スを、新しい問題インスタンスが解決されるか又は新し
    い問題インスタンスに関連する前記全ての過去の問題イ
    ンスタンスを検索し終わるまで、前記事例蓄積装置から
    反復して検索する事例検索手段と、 新しい問題インスタンスを前記事例検索手段に経路指定
    し且つ過去の問題インスタンスを前記事例検索手段から
    経路指定するユーザインタフェースとを備えるシステ
    ム。
  11. 【請求項11】前記ユーザインタフェースは新しい問題
    インスタンスを関連するアプリケーションに経路指定し
    且つ関連するアプリケーションから新しい問題インスタ
    ンスを経路指定する、請求項10に記載のシステム。
  12. 【請求項12】検索された過去の問題インスタンスは新
    しい問題インスタンスの解決を含み、そして経路選択エ
    レメントは、順序付けられた3つの動作として:データ
    経路選択条件を表わす検査経路選択エレメントを説明す
    るテキスト記述、及び順序付けられた経路選択エレメン
    トのセットで次の経路選択エレメントを検索する新しい
    データベース照会を指定するように構成され、 検索した過去の問題インスタンスのテキスト記述に基づ
    いて新しい問題インスタンスの説明を作成する手段を備
    える、 請求項10に記載のシステム。
  13. 【請求項13】前記事例検索手段は、無効な過去の問題
    インスタンスを識別する手段を備える、請求項10に記
    載のシステム。
  14. 【請求項14】無効な過去の問題インスタンスを前記事
    例蓄積装置から除去する事例除去手段を更に備える、請
    求項13に記載のシステム。
  15. 【請求項15】前記事例蓄積装置は過去の問題インスタ
    ンスに共通の経路選択エレメントが組合わされる指定さ
    れたグラフ構造を有する、請求項10に記載のシステ
    ム。
  16. 【請求項16】新しい問題インスタンスに関連する前記
    全ての過去の問題インスタンスが検索されているが、ど
    れも新しい問題インスタンスの解決を含まない場合、 順序付けられた経路選択エレメントのセットを生成し、
    そして生成された順序付けられた経路選択エレメントに
    より前記事例蓄積装置を更新する事例取得手段を備え、 ユーザインタフェースは新しい問題インスタンスの経路
    選択エレメントを前記事例取得機能に経路指定するのに
    適応する、 請求項15に記載のシステム。
  17. 【請求項17】前記事例蓄積装置は経路選択エレメント
    を参照する複数のノードを有するデータ構造であり、そ
    して前記事例取得手段は、 前記事例蓄積装置を反復的に探索し且つ改訂し、過去の
    問題インスタンスに共通の新しい問題インスタンスの経
    路選択エレメントのシーケンスを組込む手段を備え、 新しい問題インスタンスの順序付けられた経路選択エレ
    メントのセットが前記事例蓄積装置に付加される、 請求項16に記載のシステム。
  18. 【請求項18】順序付けられた経路選択エレメントのセ
    ットとして構築される過去の問題インスタンスと新しい
    問題インスタンスとの比較に適応したプロセッサを有す
    るデータ経路選択の事例準拠知識システムであって、 過去の問題インスタンスを記憶する事例蓄積装置と、 新しい問題インスタンスに対応する順序付けられた経路
    選択エレメントのセットを反復的に生成し、そして生成
    された順序付けられた経路選択エレメントのセットによ
    り前記事例蓄積装置を更新する事例取得手段と、 新しい問題インスタンスの経路選択エレメントを前記事
    例取得手段に経路指定するのに適応したユーザインタフ
    ェースとを備えるシステム。
  19. 【請求項19】前記事例蓄積装置は過去の問題インスタ
    ンスに共通の経路選択エレメントが組合わされる指定さ
    れたグラフ構造を有する、請求項18に記載のシステ
    ム。
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