JPH08263308A - メモリ割り当て管理方式 - Google Patents
メモリ割り当て管理方式Info
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- JPH08263308A JPH08263308A JP7062852A JP6285295A JPH08263308A JP H08263308 A JPH08263308 A JP H08263308A JP 7062852 A JP7062852 A JP 7062852A JP 6285295 A JP6285295 A JP 6285295A JP H08263308 A JPH08263308 A JP H08263308A
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- 230000015654 memory Effects 0.000 title claims abstract description 118
- 238000000034 method Methods 0.000 claims abstract description 76
- 238000007726 management method Methods 0.000 claims description 24
- 230000004044 response Effects 0.000 claims description 4
- 238000013468 resource allocation Methods 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000006870 function Effects 0.000 description 1
- 229920006395 saturated elastomer Polymers 0.000 description 1
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- Memory System (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】実行中プロセスからのメモリ資源要求に対して
実行優先度を加味した割り当てを行い、実行優先度の高
いプロセスの処理遅延を防止できるようにする。 【構成】実行優先度の異なる多数のプロセスを時分割処
理するマルチプロセッサシステムにおいて、実行中プロ
セスから出されるメモリ資源の追加要求に対するメモリ
割り当て管理方式である。実行優先度ごとの割り当て限
界値を保持する割り当て限界判定テーブル1と、割り当
て限界値を利用者規定値ファイル6に設定し割り当て限
界判定テーブル1に展開する判定テーブル作成手段2
と、実行中プロセスから割り当て要求が出されたとき当
該プロセスの実行優先度で割り当て限界判定テーブル1
を検索する判定テーブル検索手段3と、追加割り当て用
メモリ資源領域5の使用状態を監視し、検索された割り
当て限界値と現在のメモリ残量とを比較し割り当て可能
か否か決定する割り当て判断手段4とを備えている。
実行優先度を加味した割り当てを行い、実行優先度の高
いプロセスの処理遅延を防止できるようにする。 【構成】実行優先度の異なる多数のプロセスを時分割処
理するマルチプロセッサシステムにおいて、実行中プロ
セスから出されるメモリ資源の追加要求に対するメモリ
割り当て管理方式である。実行優先度ごとの割り当て限
界値を保持する割り当て限界判定テーブル1と、割り当
て限界値を利用者規定値ファイル6に設定し割り当て限
界判定テーブル1に展開する判定テーブル作成手段2
と、実行中プロセスから割り当て要求が出されたとき当
該プロセスの実行優先度で割り当て限界判定テーブル1
を検索する判定テーブル検索手段3と、追加割り当て用
メモリ資源領域5の使用状態を監視し、検索された割り
当て限界値と現在のメモリ残量とを比較し割り当て可能
か否か決定する割り当て判断手段4とを備えている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はメモリ割り当て管理方式
に関し、特に実行優先度の異なる多数のプロセスを複数
のプロセッサで時分割で実行する計算機システムで、実
行中のプロセスからの要求に応じてメモリ資源の追加割
り当てを行う際のメモリ割り当て管理方式に関する。
に関し、特に実行優先度の異なる多数のプロセスを複数
のプロセッサで時分割で実行する計算機システムで、実
行中のプロセスからの要求に応じてメモリ資源の追加割
り当てを行う際のメモリ割り当て管理方式に関する。
【0002】
【従来の技術】最近のマルチプロセッサ方式の計算機シ
ステムにおいては、時分割で実行されるべきプロセス
(ユーザプロセス)の数が非常に多くなっているため、
メモリ資源を有効に使用する必要性から、システム全体
を管理するOSにより、各プロセスは図3に示すような
手順で制御されている。
ステムにおいては、時分割で実行されるべきプロセス
(ユーザプロセス)の数が非常に多くなっているため、
メモリ資源を有効に使用する必要性から、システム全体
を管理するOSにより、各プロセスは図3に示すような
手順で制御されている。
【0003】まず、実行を待つプロセスの中から実行優
先度を参照して次に実行すべきプロセスが選択され(ス
テップS1)、実行に必要な基本的なメモリ資源の割り
当てが行われる(ステップS2)。ここで、選択された
プロセスが実行中断したプロセスの場合には、前回の実
行中断時点におけるメモリ状態を復元した後(ステップ
S3)、選択されたプロセス8に制御が渡されて実行が
開始される(ステップS4)。
先度を参照して次に実行すべきプロセスが選択され(ス
テップS1)、実行に必要な基本的なメモリ資源の割り
当てが行われる(ステップS2)。ここで、選択された
プロセスが実行中断したプロセスの場合には、前回の実
行中断時点におけるメモリ状態を復元した後(ステップ
S3)、選択されたプロセス8に制御が渡されて実行が
開始される(ステップS4)。
【0004】実行中のプロセス8から追加メモリ資源の
割り当て要求が出されると(ステップS5)、追加メモ
リ資源管理部7が追加割り当て用メモリ資源領域の使用
状況を判断し、割り当てを行うか割り当て待ちとして実
行を中断させるかを決定する(ステップS6)。実行を
中断させる場合は、実行中のプロセス8から制御を戻し
て実行を中止させ(ステップS7)、実行中断時のメモ
リ状態をディスク等の補助記憶に退避させて保存した後
(ステップS8)、次のプロセスのために追加割り当て
分を含むメモリ資源を解放し(ステップS9)、当該プ
ロセス8をその実行優先度に応じて実行待ち行列に接続
し制御を終了する(ステップS10)。なお、中断され
たプロセスが再度選択された場合には、追加割り当て分
を含む必要なメモリ資源がステップS2で割り当てられ
る。
割り当て要求が出されると(ステップS5)、追加メモ
リ資源管理部7が追加割り当て用メモリ資源領域の使用
状況を判断し、割り当てを行うか割り当て待ちとして実
行を中断させるかを決定する(ステップS6)。実行を
中断させる場合は、実行中のプロセス8から制御を戻し
て実行を中止させ(ステップS7)、実行中断時のメモ
リ状態をディスク等の補助記憶に退避させて保存した後
(ステップS8)、次のプロセスのために追加割り当て
分を含むメモリ資源を解放し(ステップS9)、当該プ
ロセス8をその実行優先度に応じて実行待ち行列に接続
し制御を終了する(ステップS10)。なお、中断され
たプロセスが再度選択された場合には、追加割り当て分
を含む必要なメモリ資源がステップS2で割り当てられ
る。
【0005】一方、追加割り当てが実行されてプロセス
8が順調に終了した場合には、使用中のすべてのメモリ
を解放して制御を終了する(ステップS11)。実行中
に入出力の要因などで実行待ちとなる場合や(ステップ
S12)、時分割処理の単位時間がタイムアップとなり
処理が終了しなかった場合は(ステップS13)、ステ
ップS7に進みプロセス8の実行は中断される。なお、
追加メモリ資源管理部7には、実行中のプロセス8から
出される追加割り当てしたメモリ資源の解放要求を処理
する機能(ステップS14)が含まれている。
8が順調に終了した場合には、使用中のすべてのメモリ
を解放して制御を終了する(ステップS11)。実行中
に入出力の要因などで実行待ちとなる場合や(ステップ
S12)、時分割処理の単位時間がタイムアップとなり
処理が終了しなかった場合は(ステップS13)、ステ
ップS7に進みプロセス8の実行は中断される。なお、
追加メモリ資源管理部7には、実行中のプロセス8から
出される追加割り当てしたメモリ資源の解放要求を処理
する機能(ステップS14)が含まれている。
【0006】上述した追加メモリ資源管理部7が行うメ
モリ割り当て管理方式としては、従来、追加割り当て用
メモリ資源領域に空き領域が存在する限り、先着順に割
り当てを行う方式が一般的である。すなわち、実行優先
度はプロセス選択時にのみ参照され、プロセス実行開始
後は意味を持たない構成となっている。従って、プロセ
スの実行中に、実行優先度の異なる二つのプロセスがほ
とんど同時にメモリ資源割り当てを要求した場合に、実
行優先度の低いプロセスが先に受け付けられると、もう
一方の実行優先度の高いプロセスは後に回されるため、
当該領域が飽和付近であれば実行優先度の高いプロセス
がメモリ資源割り当て待ちとなり実行を中断される欠点
がある。
モリ割り当て管理方式としては、従来、追加割り当て用
メモリ資源領域に空き領域が存在する限り、先着順に割
り当てを行う方式が一般的である。すなわち、実行優先
度はプロセス選択時にのみ参照され、プロセス実行開始
後は意味を持たない構成となっている。従って、プロセ
スの実行中に、実行優先度の異なる二つのプロセスがほ
とんど同時にメモリ資源割り当てを要求した場合に、実
行優先度の低いプロセスが先に受け付けられると、もう
一方の実行優先度の高いプロセスは後に回されるため、
当該領域が飽和付近であれば実行優先度の高いプロセス
がメモリ資源割り当て待ちとなり実行を中断される欠点
がある。
【0007】なお、限定されたメモリ領域を複数の同種
の処理用途に割り当てる際に緊急度を考慮した例とし
て、特開平2―211743号公報に通信用バッファ制
御方式に関する提案がある。この方式は、通信用バッフ
ァ領域を共用領域と緊急領域とに二分割し、共用領域に
空きがある場合には先着順に共用領域のバッファを割り
当て、共用領域が飽和した場合には緊急通信に限り緊急
領域のバッファを割り当てるというものである。
の処理用途に割り当てる際に緊急度を考慮した例とし
て、特開平2―211743号公報に通信用バッファ制
御方式に関する提案がある。この方式は、通信用バッフ
ァ領域を共用領域と緊急領域とに二分割し、共用領域に
空きがある場合には先着順に共用領域のバッファを割り
当て、共用領域が飽和した場合には緊急通信に限り緊急
領域のバッファを割り当てるというものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、実行
中プロセスからのメモリ資源の要求を先着順に処理する
従来のメモリ割り当て管理方式では、プロセス実行開始
後に実行優先度が意味を持たないため、実行優先度の高
いプロセスが後に回されてメモリ資源割り当て待ちとな
り実行が中断される欠点がある。一方、これを解決する
ために、特開平2―211743号公報記載の方法のよ
うに、メモリ資源領域をあらかじめ固定の複数の領域に
分割する方法は、通信用バッファの場合と異なり実行優
先度の区分が多く要求されるメモリ分量が固定でない条
件下では、制御を複雑化するのみならずメモリ資源に無
駄な領域が発生する難点がある。
中プロセスからのメモリ資源の要求を先着順に処理する
従来のメモリ割り当て管理方式では、プロセス実行開始
後に実行優先度が意味を持たないため、実行優先度の高
いプロセスが後に回されてメモリ資源割り当て待ちとな
り実行が中断される欠点がある。一方、これを解決する
ために、特開平2―211743号公報記載の方法のよ
うに、メモリ資源領域をあらかじめ固定の複数の領域に
分割する方法は、通信用バッファの場合と異なり実行優
先度の区分が多く要求されるメモリ分量が固定でない条
件下では、制御を複雑化するのみならずメモリ資源に無
駄な領域が発生する難点がある。
【0009】本発明の目的は、以上の点に鑑み、メモリ
資源を分割することなく、実行優先度に対応した優先処
理が実行でき、実行優先度の高いプロセスの実行遅延を
最小に抑えて円滑なプロセス実行環境を提供できるメモ
リ割り当て管理方式を提供することにある。
資源を分割することなく、実行優先度に対応した優先処
理が実行でき、実行優先度の高いプロセスの実行遅延を
最小に抑えて円滑なプロセス実行環境を提供できるメモ
リ割り当て管理方式を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1のメモリ割り当
て管理方式は、実行優先度の異なる多数のプロセスを複
数のプロセッサで時分割で実行する計算機システムで、
実行中のプロセスからの要求に応じてメモリ資源の追加
割り当てを行う際のメモリ割り当て管理方式において、
実行優先度ごとの割り当て限界値を保持する割り当て限
界判定テーブルと、実行優先度ごとの割り当て限界値を
設定して前記割り当て限界判定テーブルに格納する判定
テーブル作成手段と、実行中のプロセスからメモリ資源
の割り当て要求が出されたとき当該プロセスの実行優先
度で前記割り当て限界判定テーブルを検索する判定テー
ブル検索手段と、前記判定テーブル検索手段により検索
された割り当て限界値と現在の追加割り当て用メモリ資
源領域の使用状況とから要求プロセスに割り当て可能か
否かを判断する割り当て判断手段とを備えて構成されて
いる。
て管理方式は、実行優先度の異なる多数のプロセスを複
数のプロセッサで時分割で実行する計算機システムで、
実行中のプロセスからの要求に応じてメモリ資源の追加
割り当てを行う際のメモリ割り当て管理方式において、
実行優先度ごとの割り当て限界値を保持する割り当て限
界判定テーブルと、実行優先度ごとの割り当て限界値を
設定して前記割り当て限界判定テーブルに格納する判定
テーブル作成手段と、実行中のプロセスからメモリ資源
の割り当て要求が出されたとき当該プロセスの実行優先
度で前記割り当て限界判定テーブルを検索する判定テー
ブル検索手段と、前記判定テーブル検索手段により検索
された割り当て限界値と現在の追加割り当て用メモリ資
源領域の使用状況とから要求プロセスに割り当て可能か
否かを判断する割り当て判断手段とを備えて構成されて
いる。
【0011】請求項2のメモリ割り当て管理方式は、請
求項1記載のメモリ割り当て管理方式において、前記割
り当て限界判定テーブルに格納される割り当て限界値
が、割り当て実行後の前記追加割り当て用メモリ資源領
域のメモリ残量を百分率で表示した値であり、前記割り
当て判断手段は前記追加割り当て用メモリ資源領域の使
用状況から割り当て後のメモリ残量の百分率を算出して
比較することを特徴としている。
求項1記載のメモリ割り当て管理方式において、前記割
り当て限界判定テーブルに格納される割り当て限界値
が、割り当て実行後の前記追加割り当て用メモリ資源領
域のメモリ残量を百分率で表示した値であり、前記割り
当て判断手段は前記追加割り当て用メモリ資源領域の使
用状況から割り当て後のメモリ残量の百分率を算出して
比較することを特徴としている。
【0012】請求項3のメモリ割り当て管理方式は、請
求項1記載のメモリ割り当て管理方式において、前記割
り当て限界判定テーブルに格納される割り当て限界値
が、割り当て実行前の前記追加割り当て用メモリ資源領
域のメモリ残量の百分率であることを特徴としている。
求項1記載のメモリ割り当て管理方式において、前記割
り当て限界判定テーブルに格納される割り当て限界値
が、割り当て実行前の前記追加割り当て用メモリ資源領
域のメモリ残量の百分率であることを特徴としている。
【0013】請求項4のメモリ割り当て管理方式は、請
求項1記載のメモリ割り当て管理方式において、前記割
り当て限界判定テーブルに格納される割り当て限界値
が、前記追加割り当て用メモリ資源領域のメモリ残量を
表す実数値であることを特徴としている。
求項1記載のメモリ割り当て管理方式において、前記割
り当て限界判定テーブルに格納される割り当て限界値
が、前記追加割り当て用メモリ資源領域のメモリ残量を
表す実数値であることを特徴としている。
【0014】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【0015】図1は本発明の一実施例の構成を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【0016】本実施例のメモリ割り当て管理方式は、実
行優先度の異なる多数のプロセスを複数のプロセッサで
時分割で実行する計算機システムで、実行中のプロセス
からの要求に応じてメモリ資源の追加割り当てを行う際
のメモリ割り当て管理方式であって、図1に示すよう
に、実行優先度ごとの割り当て限界値を保持する割り当
て限界判定テーブル1と、実行優先度ごとの割り当て限
界値を設定し割り当て限界判定テーブル1に格納する判
定テーブル作成手段2と、実行中のプロセスからメモリ
資源の割り当て要求を受け当該プロセスの実行優先度で
割り当て限界判定テーブル1を検索する判定テーブル検
索手段3と、判定テーブル検索手段3により検索された
割り当て限界値と追加割り当て用メモリ資源領域5の使
用状況とから要求プロセスに対してメモリ割り当てが可
能か否かを判断する割り当て判断手段4とを備えてい
る。
行優先度の異なる多数のプロセスを複数のプロセッサで
時分割で実行する計算機システムで、実行中のプロセス
からの要求に応じてメモリ資源の追加割り当てを行う際
のメモリ割り当て管理方式であって、図1に示すよう
に、実行優先度ごとの割り当て限界値を保持する割り当
て限界判定テーブル1と、実行優先度ごとの割り当て限
界値を設定し割り当て限界判定テーブル1に格納する判
定テーブル作成手段2と、実行中のプロセスからメモリ
資源の割り当て要求を受け当該プロセスの実行優先度で
割り当て限界判定テーブル1を検索する判定テーブル検
索手段3と、判定テーブル検索手段3により検索された
割り当て限界値と追加割り当て用メモリ資源領域5の使
用状況とから要求プロセスに対してメモリ割り当てが可
能か否かを判断する割り当て判断手段4とを備えてい
る。
【0017】図2は、割り当て限界判定テーブル1の構
成例を示す説明図である。割り当て限界判定テーブル1
には、図2に示すように、実行優先度と対応して追加メ
モリ資源の割り当てを実行するか否かを判定する際の判
定基準である割り当て限界値が格納されている。図2に
は、「1」から「10」までの10段階の実行優先度に
対して、判定基準となるメモリ残量が追加割り当て用メ
モリ資源領域5の全容量に対する百分率を表す整数で表
示されている。なお、図2の場合の数値は、追加要求さ
れたメモリを割り当てた後のメモリ残量を示し、最も優
先度が高い実行優先度「10」の場合の0%は、メモリ
資源に余裕がある限り割り当てを行うことを示してい
る。
成例を示す説明図である。割り当て限界判定テーブル1
には、図2に示すように、実行優先度と対応して追加メ
モリ資源の割り当てを実行するか否かを判定する際の判
定基準である割り当て限界値が格納されている。図2に
は、「1」から「10」までの10段階の実行優先度に
対して、判定基準となるメモリ残量が追加割り当て用メ
モリ資源領域5の全容量に対する百分率を表す整数で表
示されている。なお、図2の場合の数値は、追加要求さ
れたメモリを割り当てた後のメモリ残量を示し、最も優
先度が高い実行優先度「10」の場合の0%は、メモリ
資源に余裕がある限り割り当てを行うことを示してい
る。
【0018】判定テーブル作成手段2は、割り当て限界
判定テーブル1に格納する割り当て限界値をあらかじめ
利用者規定値ファイル6に設定し、システム運用開始に
際して、設定された割り当て限界値を利用者規定値ファ
イル6から割り当て限界判定テーブル1に展開する。利
用者規定値ファイル6の割り当て限界値は、システム内
に存在する各実行優先度ごとのプロセス数の統計量等か
ら、主に運用管理者により設定される。
判定テーブル1に格納する割り当て限界値をあらかじめ
利用者規定値ファイル6に設定し、システム運用開始に
際して、設定された割り当て限界値を利用者規定値ファ
イル6から割り当て限界判定テーブル1に展開する。利
用者規定値ファイル6の割り当て限界値は、システム内
に存在する各実行優先度ごとのプロセス数の統計量等か
ら、主に運用管理者により設定される。
【0019】判定テーブル検索手段3は、実行中プロセ
スから追加メモリ割り当て要求を受けたとき、要求元プ
ロセスの実行優先度を取得して割り当て限界判定テーブ
ル1を検索し、当該実行優先度に対応する割り当て限界
値を取得して割り当て判断手段4に渡す。
スから追加メモリ割り当て要求を受けたとき、要求元プ
ロセスの実行優先度を取得して割り当て限界判定テーブ
ル1を検索し、当該実行優先度に対応する割り当て限界
値を取得して割り当て判断手段4に渡す。
【0020】割り当て判断手段4は、追加割り当て用メ
モリ資源領域5の使用状態を監視しており、メモリ要求
を受けると現在の追加割り当て用メモリ資源領域5の使
用状態から割り当て後のメモリ残量値(%)を算出し、
判定テーブル検索手段3から取得した割り当て限界値
(%)とを比較し、割り当て実施後のメモリ残量値が割
り当て限界値より大きいか等しい場合にはメモリ割り当
てを実行し、割り当て限界値よりも小さければ割り当て
を行わず、メモリ割り当て待ちとして当該プロセスの実
行を中断させる。
モリ資源領域5の使用状態を監視しており、メモリ要求
を受けると現在の追加割り当て用メモリ資源領域5の使
用状態から割り当て後のメモリ残量値(%)を算出し、
判定テーブル検索手段3から取得した割り当て限界値
(%)とを比較し、割り当て実施後のメモリ残量値が割
り当て限界値より大きいか等しい場合にはメモリ割り当
てを実行し、割り当て限界値よりも小さければ割り当て
を行わず、メモリ割り当て待ちとして当該プロセスの実
行を中断させる。
【0021】例えば、割り当て限界判定テーブル1に図
2に示す数値が設定されていた場合に、実行優先度
「4」で実行中のプロセスから追加メモリ資源の割り当
て要求が出されたとする。このとき、まず、判定テーブ
ル検索手段3が割り当て限界判定テーブル1を検索し、
実行優先度「4」に対応するメモリ残量「12%」を割
り当て限界値として取得する。割り当て判断手段4は、
追加割り当て用メモリ資源領域5の使用状態を監視して
おり、そのときの割り当て可能な未使用のメモリ残量が
20%で判定テーブル検索手段3が取得したメモリ残量
の12%より大きければ、これを基にして要求されたメ
モリ資源の割り当てを実行した場合のメモリ残量(X
%)を算出し、これと判定テーブル検索手段3が取得し
た割り当て限界値の12%とを比較し、X≧12であれ
ば割り当て可能と判断して要求元プロセスへメモリ資源
の割り当てを行う。逆に、X<12となった場合および
要求時現在のメモリ残量が例えば10%で12%より小
さい場合には、割り当て不可の判断となり同プロセスの
実行を中断させる。
2に示す数値が設定されていた場合に、実行優先度
「4」で実行中のプロセスから追加メモリ資源の割り当
て要求が出されたとする。このとき、まず、判定テーブ
ル検索手段3が割り当て限界判定テーブル1を検索し、
実行優先度「4」に対応するメモリ残量「12%」を割
り当て限界値として取得する。割り当て判断手段4は、
追加割り当て用メモリ資源領域5の使用状態を監視して
おり、そのときの割り当て可能な未使用のメモリ残量が
20%で判定テーブル検索手段3が取得したメモリ残量
の12%より大きければ、これを基にして要求されたメ
モリ資源の割り当てを実行した場合のメモリ残量(X
%)を算出し、これと判定テーブル検索手段3が取得し
た割り当て限界値の12%とを比較し、X≧12であれ
ば割り当て可能と判断して要求元プロセスへメモリ資源
の割り当てを行う。逆に、X<12となった場合および
要求時現在のメモリ残量が例えば10%で12%より小
さい場合には、割り当て不可の判断となり同プロセスの
実行を中断させる。
【0022】この方式によると、実行優先度ごとに追加
メモリ資源の割り当てを制限できることから、きめ細か
いメモリ資源の割り当て制御が可能となり、実行優先度
の高いプロセスが追加メモリ資源の割り当て待ちで実行
を中断されることが避けられる。又、追加割り当て用メ
モリ資源領域5を分割することなく利用できるため、無
駄な未使用領域が発生することなく全領域を有効に活用
できることになる。
メモリ資源の割り当てを制限できることから、きめ細か
いメモリ資源の割り当て制御が可能となり、実行優先度
の高いプロセスが追加メモリ資源の割り当て待ちで実行
を中断されることが避けられる。又、追加割り当て用メ
モリ資源領域5を分割することなく利用できるため、無
駄な未使用領域が発生することなく全領域を有効に活用
できることになる。
【0023】上述の実施例においては、割り当て限界判
定テーブルには要求されたメモリ資源の割り当て後のメ
モリ残量を%表示するものとしたが、割り当て要求時の
メモリ残量を%表示し、要求時現在のメモリ残量がこれ
以上で要求量の割り当てが可能な場合に割り当てを実行
するようにしてもよい。又、%でなく実際のメモリ残量
で定義するように構成しても同様な効果が得られる。
定テーブルには要求されたメモリ資源の割り当て後のメ
モリ残量を%表示するものとしたが、割り当て要求時の
メモリ残量を%表示し、要求時現在のメモリ残量がこれ
以上で要求量の割り当てが可能な場合に割り当てを実行
するようにしてもよい。又、%でなく実際のメモリ残量
で定義するように構成しても同様な効果が得られる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のメモリ割
り当て管理方式は、実行中プロセスからの追加メモリ資
源の割り当て要求に際し、要求元プロセスの実行優先度
から定まる割り当て限界値と要求時現在のメモリ残量と
を比較し、メモリ資源の割り当て又は実行中断の処理を
選択的に行うため、実行優先度の高いプロセスがメモリ
資源割り当て待ちで処理を遅延される状態を減らす効果
がある。
り当て管理方式は、実行中プロセスからの追加メモリ資
源の割り当て要求に際し、要求元プロセスの実行優先度
から定まる割り当て限界値と要求時現在のメモリ残量と
を比較し、メモリ資源の割り当て又は実行中断の処理を
選択的に行うため、実行優先度の高いプロセスがメモリ
資源割り当て待ちで処理を遅延される状態を減らす効果
がある。
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
る。
【図2】本実施例の割り当て限界判定テーブルの構成を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図3】実行中プロセスからの追加メモリ割り当て要求
に関する全体の手順を示す流れ図である。
に関する全体の手順を示す流れ図である。
1 割り当て限界判定テーブル 2 判定テーブル作成手段 3 判定テーブル検索手段 4 割り当て判断手段 5 追加割り当て用メモリ資源領域 6 利用者規定値ファイル 7 追加メモリ資源管理部 8 プロセス
Claims (4)
- 【請求項1】 実行優先度の異なる多数のプロセスを複
数のプロセッサで時分割で実行する計算機システムで、
実行中のプロセスからの要求に応じてメモリ資源の追加
割り当てを行う際のメモリ割り当て管理方式において、
実行優先度ごとの割り当て限界値を保持する割り当て限
界判定テーブルと、実行優先度ごとの割り当て限界値を
設定して前記割り当て限界判定テーブルに格納する判定
テーブル作成手段と、実行中のプロセスからメモリ資源
の割り当て要求が出されたとき当該プロセスの実行優先
度で前記割り当て限界判定テーブルを検索する判定テー
ブル検索手段と、前記判定テーブル検索手段により検索
された割り当て限界値と現在の追加割り当て用メモリ資
源領域の使用状況とから要求プロセスに割り当て可能か
否かを判断する割り当て判断手段とを備えたことを特徴
とするメモリ割り当て管理方式。 - 【請求項2】 前記割り当て限界判定テーブルに格納さ
れる割り当て限界値が、割り当て実行後の前記追加割り
当て用メモリ資源領域のメモリ残量を百分率で表示した
値であり、前記割り当て判断手段は前記追加割り当て用
メモリ資源領域の使用状況から割り当て後のメモリ残量
の百分率を算出して比較することを特徴とする請求項1
記載のメモリ割り当て管理方式。 - 【請求項3】 前記割り当て限界判定テーブルに格納さ
れる割り当て限界値が、割り当て実行前の前記追加割り
当て用メモリ資源領域のメモリ残量の百分率であること
を特徴とする請求項1記載のメモリ割り当て管理方式。 - 【請求項4】 前記割り当て限界判定テーブルに格納さ
れる割り当て限界値が、前記追加割り当て用メモリ資源
領域のメモリ残量を表す実数値であることを特徴とする
請求項1記載のメモリ割り当て管理方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7062852A JPH08263308A (ja) | 1995-03-22 | 1995-03-22 | メモリ割り当て管理方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7062852A JPH08263308A (ja) | 1995-03-22 | 1995-03-22 | メモリ割り当て管理方式 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08263308A true JPH08263308A (ja) | 1996-10-11 |
Family
ID=13212260
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7062852A Pending JPH08263308A (ja) | 1995-03-22 | 1995-03-22 | メモリ割り当て管理方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08263308A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020154391A (ja) * | 2019-03-18 | 2020-09-24 | 富士ゼロックス株式会社 | 情報処理システムおよびプログラム |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58222350A (ja) * | 1982-06-18 | 1983-12-24 | Nec Corp | 多重処理方式 |
| JPS61276041A (ja) * | 1985-05-31 | 1986-12-06 | Fujitsu Ltd | 主メモリ共通作業領域の使用制御方式 |
| JPH01175050A (ja) * | 1987-12-28 | 1989-07-11 | Omron Tateisi Electron Co | メモリ管理装置 |
| JPH05241861A (ja) * | 1992-02-28 | 1993-09-21 | Nec Corp | オペレーティングシステムの空きメモリ管理方式 |
-
1995
- 1995-03-22 JP JP7062852A patent/JPH08263308A/ja active Pending
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58222350A (ja) * | 1982-06-18 | 1983-12-24 | Nec Corp | 多重処理方式 |
| JPS61276041A (ja) * | 1985-05-31 | 1986-12-06 | Fujitsu Ltd | 主メモリ共通作業領域の使用制御方式 |
| JPH01175050A (ja) * | 1987-12-28 | 1989-07-11 | Omron Tateisi Electron Co | メモリ管理装置 |
| JPH05241861A (ja) * | 1992-02-28 | 1993-09-21 | Nec Corp | オペレーティングシステムの空きメモリ管理方式 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020154391A (ja) * | 2019-03-18 | 2020-09-24 | 富士ゼロックス株式会社 | 情報処理システムおよびプログラム |
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