JPH08263610A - 非接触カードリーダ - Google Patents

非接触カードリーダ

Info

Publication number
JPH08263610A
JPH08263610A JP7063110A JP6311095A JPH08263610A JP H08263610 A JPH08263610 A JP H08263610A JP 7063110 A JP7063110 A JP 7063110A JP 6311095 A JP6311095 A JP 6311095A JP H08263610 A JPH08263610 A JP H08263610A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
card reader
antenna
contact card
back side
coiled antenna
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7063110A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Ono
博 小野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
OTEC DENSHI KK
Original Assignee
OTEC DENSHI KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by OTEC DENSHI KK filed Critical OTEC DENSHI KK
Priority to JP7063110A priority Critical patent/JPH08263610A/ja
Publication of JPH08263610A publication Critical patent/JPH08263610A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Aerials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 背面からの不要なカードデータの読み取りを
防止でき、設置環境の影響を受けず、他の電子機器への
影響の少ない非接触カードリーダの提供。 【構成】 予め定められた周波数を有する電磁波を非接
触カードに放出し、これに応答して非接触カードから放
出された電磁波をカードデータで変調した変調波を受信
するコイル状アンテナ4と、コイル状アンテナ4と共
に、予め選択された周波数に等しい共振周波数を有する
LC共振回路を構成するキャパシタンス素子と、コイル
状アンテナ4の背面側に配置された金属板11とを有す
る。金属板11は、コイル状アンテナ4の背面側に放出
された電磁波が金属板11よりも後方へ放出されるのを
遮蔽する機能と、この電磁波を遮蔽する際に金属板11
に生じる渦電流により、LC共振回路の共振周波数を前
記予め定められた周波数に等しくなるように前記予め選
択された周波数からシフトさせる機能とを併せ持つ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電磁波を用いて非接触
カードと非接触カードリーダとの間でデータの授受を行
い、互いに接触する事なく非接触カードのカードデータ
の読み取り及び書き込みを行う非接触カードシステムに
用いられる非接触カードリーダに関する。
【0002】
【従来の技術】非接触カードを用いた個人認識システム
は、 (1)非接触カードに収納されている個人データのセキ
ュリティー性能が高い。 (2)磁気ストライプカードのようにカードデータの書
き込み及び読み取りの際にカードリーダにカードを挿入
する必要がなく、利便性に優れている。 (3)防水性能に優れているため、雨などの外部環境の
影響を受けにくい。
【0003】など、磁気ストライプカードに代表される
ような接触式カードに比べて、優れた点が多く、ビルな
どの出入管理システムに用いる個人識別媒体として、使
われることが多くなってきている。
【0004】特に、非接触カードを名札ないしは身分証
明書と兼ねて胸などにつけておくシステムでは、ドアの
前に設置された非接触カードリーダに近づくだけでドア
の電気錠が解錠され、ドアを開けることが出来る点が評
価されている。
【0005】このような出入管理システムに用いられる
非接触カードリーダの多くは、オフィスの出入口ドア近
辺の壁面に露出あるいは壁に埋め込んで取り付けられる
ため、取付場所の周囲に他の機器に使用する電線や、コ
ンクリートの補強のための鉄筋などがある場合も多い
が、これら周囲の条件の全てを非接触カードリーダ設置
時に掌握することが出来ることは極めて希といってよ
い。
【0006】さらに非接触カードリーダを取り付ける壁
が比較的薄い場合などは、非接触カードリーダのコイル
状アンテナがその正面(前面)側のみならずその背面
(裏面)側にも電磁波を放出する8の字型の指向特性
(後述する)を持っているため、非接触カードリーダの
裏面からもカードデータの読み込みができてしまうこと
があり、これを防ぐために非接触カードリーダの背面の
壁に金属板による遮蔽を施す場合(後述する)もある。
【0007】このように、非接触カードリーダを実際に
設置する場合の周囲の条件は千差万別なのが実状である
にも拘らず、従来の非接触カードリーダは、自由空間に
おいたときに最良の性能を発揮するように作られてお
り、設置環境が変化すると、それに伴ってカードデータ
の読み取り性能が大幅に低下してしまうものが殆どであ
った。
【0008】以下、従来の非接触カードリーダについて
図面を参照して詳細に説明する。
【0009】現在、出入管理システムの個人識別媒体と
して使用されている非接触カードは、大きく分けて2G
Hz〜3GHz程度の近マイクロ波を用いたものと、数
10kHz〜数100kHz程度の長波もしくは中波を
用いたものの2種類がある。前者は、非接触カードに電
源としての電池を持つものが多いが、後者は非接触カー
ド自体には電池などの電源を持たず、非接触カードリー
ダから放射される電磁波を受信し、これを検波して非接
触カードの電源とするものが多いので、無電池型と呼ば
れることもある。
【0010】本発明は、後者の長波帯もしくは中波帯の
電磁波をデータ授受に用いる、無電池型非接触カードの
非接触カードリーダに関する。
【0011】図3は、無電池型の非接触カード1と従来
の非接触カードリーダ2の主要部分の電気的な構成とを
示している。出入管理システムの個人識別媒体として用
いられる非接触カード1には、各々個別の個人識別デー
タがカードデータとして収納されており、非接触カード
1に電磁波の形で電源が供給されると、非接触カード1
ではその電磁波に変調をかける形で、カードデータ(個
人識別データ)を非接触カードリーダ2に向け送信す
る。即ち、非接触カード1は電磁波にカードデータ(個
人識別データ)で変調をかけた変調波を非接触カードリ
ーダ2に向け送信する。
【0012】非接触カードリーダ2は、非接触カード1
の電源となる数10kHz〜数100kHzの連続信号
あるいは間欠信号を発振し、増幅する発振増幅部3と、
発振増幅部3の出力信号を、数10kHz〜数100k
Hzの内の予め定められた周波数を有する電磁波として
放出し、非接触カード1からのカードデータ(個人識別
データ)で変調された電磁波(即ち、変調波)を受信す
るコイル状アンテナ4と、この電磁波(即ち、変調波)
からカードデータを復調するカードデータ復調回路5と
を備えている。即ち、このカードデータ復調回路5は、
電磁波に重畳されているカードデータを弁別する。
【0013】実際の非接触カードリーダ2には、この他
に読み込んだガードデータが、混入ノイズなどで誤った
データになることを防止するデータ比較部分や、カード
データと上位のコントローラあるいはコンピュータとの
通信を司る部分、電源部分、更には、電気錠などの制御
部分が含まれることがあるが、本発明と直接的に無関係
なので、ここでは割愛する。
【0014】カードデータの変調方式には、FSK(fre
quency shift keying)変調、位相変調などが多く用いら
れる。
【0015】図3では、一つのコイル状アンテナ4で送
信アンテナと受信アンテナが共用としている例をあげた
が、コイル状アンテナ4を送信アンテナ及び受信アンテ
ナに分割して構成しても良い。
【0016】非接触カードリーダ2は、消費電力の低減
のため、常時は間欠動作をしているものも多いが、間欠
動作の周期は非接触カード1を持つ個人が非接触カード
リーダ2に近づき、カードデータを読みとらせる時間よ
りも十分短く、数回/秒〜数10回/秒程度に選ばれ
る。
【0017】図4及び図5は、図3のコイル状アンテナ
4の正面図及び側面図である。コイル状アンテナは直径
数cm〜数10cm程度のコイル状のもので、その直径
は非接触カードリーダ2(図3)の設置条件、カードデ
ータの読み取り要求性能などにより、選択される。
【0018】また、図6に示すように、電磁波の送受信
の能率を上げるため、コイル状アンテナ4に並列にコン
デンサ61及び62を接続し、コイル状アンテナ4と共
に、数10kHz〜数100kHzの内の前述の予め定
められた周波数を共振周波数として有するLC共振回路
を構成することが行われている。即ち、コンデンサ61
及び62は、コイル状アンテナ4と共に、カードデータ
の授受に用いる周波数で共振回路を構成しており、コイ
ル状アンテナ4に十分な電力を供給するため、非接触カ
ードリーダ2(図3)の電源電圧に比較してコイル状ア
ンテナ4の両端の電圧を上げるべく、図示のように分割
されることが多い。なお、7はコイル状アンテナ4とコ
ンデンサ61及び62とからなるLC共振回路を駆動す
るための駆動回路の終段部(トランジスタ)である。
【0019】図示の例では、コンデンサを分割すること
で、コイル状アンテナ4を駆動するに十分な電圧を得て
いるが、コイル状アンテナ4にタップを設けてコイル状
アンテナ4の一部を駆動することにより電圧を増幅する
ことも行われ、同様の効果が得られる。
【0020】図4及び図5のコイル状アンテナ4は、図
7に表されるような8の字型の指向特性を持っている。
即ち、コイル状アンテナ4の正面側の領域81に電磁波
が放出されるのみならず、コイル状アンテナ4の背面側
の領域82にも電磁波が放出される。このように図4及
び図5のコイル状アンテナ4を持つ従来の非接触カード
リーダ2(図3)は8の字型のカードデータ読み取り範
囲81及び82を持つのが一般的である。
【0021】図8は、従来の非接触カードリーダ2(図
3)の実際の配置例を示している。図8において、この
非接触カードリーダ2は、コイル状アンテナ4と、発振
増幅部3(図3)及びカードデータ復調回路5(図3)
等を含む電子回路9と、コイル状アンテナ4及び電子回
路9等を収納するケース10とを有する。このケース1
0は、屋外での使用に耐えるように防水構造となってお
り、電源の供給や信号の出力などに必要な電線は、防水
構造の引出し口(図示せず)から外部に引き出される。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】図8を引き続き参照し
て、コイル状アンテナ4は、カードデータを効率よく読
み取るために、非接触カードリーダ2の内部前面(正
面)に置かれるが、コイル状アンテナ4は図7に示した
ように8の字型の指向特性を持っているため、コイル状
アンテナ4から発する電磁波の一部は、電子回路9を透
過してこの非接触カードリーダ2の背面側にも放出さ
れ、非接触カードがこの非接触カードリーダ2の背面に
近づくと、この非接触カードリーダ2はこの非接触カー
ドのカードデータをも読み取ってしまう。
【0023】このようなカードデータの不要な読み取り
を防ぐには、この非接触カードリーダ2の形状を厚くし
て、電磁波がこの非接触カードリーダ2の背面側に放出
されないようにすれば良いが、非接触カードリーダ2は
壁に埋め込まれて取り付けられることも多いので、その
面からはできるだけ薄いことが望まれ、非接触カードリ
ーダ2の厚みを増すことで電磁波の背面側への放出を防
ぐことは現実的ではない。
【0024】非接触カードリーダ2の裏面からもカード
データの読み込みができてしまうことを防ぐために、前
述のように非接触カードリーダ2の背面の壁に金属板に
よる遮蔽を施す場合もある。しかし、この場合、金属板
にはコイル状アンテナ4の電磁波による渦電流が発生
し、それに伴いコイル状アンテナ4のインダクタンスが
低下して、コイル状アンテナ4とキャパシタンス素子
(図6のコンデンサ61及び62)とで構成された前記
LC共振回路の共振周波数が変化する。
【0025】非接触カードリーダ2の背面の壁に金属板
による遮蔽を施さない場合でも、コイル状アンテナ4は
当然非接触カードリーダ2の周辺の金属の影響を受け、
この非接触カードリーダ2の背面(裏面)側に金属物が
ある場合には、コイル状アンテナ4のインダクタンスは
大きく変化する。即ち、コイル状アンテナ4を金属物の
近くで動作させると、金属物にはコイル状アンテナ4の
電磁波による渦電流が発生し、それに伴いコイル状アン
テナ4のインダクタンスが低下して、コイル状アンテナ
4とキャパシタンス素子(図6のコンデンサ61及び6
2)とで構成された前記LC共振回路の共振周波数が変
化する。
【0026】このような共振周波数の変化は、コイル状
アンテナ4の送信効率及び受信効率を低下させるため非
接触カードリーダ2の読み取り距離の著しい減少と消費
電流の増加を招き、非接触カードリーダ2の動作の安定
性を低下させることになる。
【0027】図1〜図8を参照して、上述したように、
非接触カードリーダ2は非接触カード1との通信の能率
を上げるため、コイル状アンテナ4に並列に図6のコン
デンサ61及び62からなるキャパシタンス素子を接続
し、LC共振回路を形成したものを用いることでカード
との通信の能率を上げている。
【0028】従って、非接触カードリーダ2を、その背
面側等の周辺にコンクリートの補強のための鉄筋や、他
の電子機器に用いる電線や、コイル状アンテナ4の背面
側への電磁波の放出を防ぐ金属板など、金属物のある環
境下に設置すると、非接触カードリーダ2のコイル状ア
ンテナ4のインダクタンスが周囲の金属物の影響で変化
し、LC共振回路の共振周波数が非接触カード1との通
信に用いる前記予め定められた周波数から離れてしま
い、非接触カード1との送受信の能率が低下して、非接
触カードリーダ2の読み取り距離が著しく短くなってし
まうだけでなく、コイル状アンテナ4のインピーダンス
の低下により、消費電力が非常に多くなるなどの不都合
が発生してしまっていた。
【0029】また、他の機器に用いる電線からの漏洩ノ
イズの影響により、カードデータの受信が不安定になる
など、非接触カードリーダ2の長期にわたる安定な運用
を損なわれることも多かった。
【0030】更に、LC共振回路の共振周波数が非接触
カード1にて使用する電磁波の周波数から離れることに
より、高調波の発生が増大し、他の電子機器の動作に影
響を与える恐れもあった。
【0031】そこで、従来の非接触カードリーダ2は、
金属物や他の機器の電線との距離を一定以上離すよう規
定するなど、その設置環境を厳しく規制しなければなら
ず、出入管理システムの自由な構築の妨げとなってい
た。
【0032】そのうえ、実際に非接触カード1を用いた
出入管理システムが設置される場合には、非接触カード
リーダ2の設置後にその背面等の周辺に新たな電子機器
や金属物が置かれるなど、非接触カードリーダ2の設置
環境が変化して、運用上のトラブルにつながることも多
かった。
【0033】それ故、本発明の課題は、非接触カードリ
ーダの設置場所の周辺の金属物による、コイル状アンテ
ナの共振周波数の変化を防止し、非接触カードリーダの
安定な動作を得るばかりでなく、他の電子機器あるいは
電線からの漏洩ノイズの影響を軽減し、高調波の増加に
よる他の電子機器への影響を防ぎ、非接触カードリーダ
設置背面からのカードデータの読み取りも防止するとい
う、非接触カードを使用した出入管理システムを構築す
る上で、制約の少ない非接触カードリーダを提供するこ
とにある。
【0034】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、カード
データを記憶している非接触カードから前記カードデー
タを読み取りデータとして読み取る非接触カードリーダ
であって、予め定められた周波数を有する電磁波を前記
非接触カードに放出するコイル状アンテナを備え、前記
非接触カードは、前記電磁波を受信し、この電磁波を前
記カードデータで変調波に変調し、この変調波を前記非
接触カードリーダに放出するものであり、この変調波を
前記コイル状アンテナにて受信し、この変調波から前記
カードデータを前記読取りデータとして復調する非接触
カードリーダにおいて、前記コイル状アンテナに接続さ
れ、このコイル状アンテナと共に、予め選択された周波
数に等しい共振周波数を有するLC共振回路を構成する
キャパシタンス素子と;前記コイル状アンテナの背面側
に該背面との間に間隔を置いて配置された背面側金属部
材と;を有し、この背面側金属部材は、前記コイル状ア
ンテナの背面側に放出された前記電磁波が前記背面側金
属部材よりも後方へ放出されるのを遮蔽する機能と、こ
の電磁波を遮蔽する際に前記背面側金属部材に生じる渦
電流により、前記LC共振回路の前記共振周波数を前記
予め定められた周波数に等しくなるように前記予め選択
された周波数からシフトさせる機能とを併せ持つことを
特徴とする非接触カードリーダが得られる。
【0035】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
説明する。
【0036】図1を参照すると、本発明の第1の実施例
による非接触カードリーダ2´は、図3の非接触カード
リーダ2と同様に、カードデータを記憶している非接触
カード1(図3)からカードデータを読み取りデータと
して読み取るものである。この非接触カードリーダ2´
は、図4及び図5に示したような、予め定められた周波
数を有する電磁波を非接触カードに放出するコイル状ア
ンテナ4を備えている。非接触カード1(図3)は、電
磁波を受信し、この電磁波をカードデータで変調波に変
調し、この変調波を非接触カードリーダ2´に放出す
る。非接触カードリーダ2´は、この変調波をコイル状
アンテナ4にて受信し、この変調波からカードデータを
読取りデータとして復調する。
【0037】図1において、非接触カードリーダ2´
は、コイル状アンテナ4に並列に接続されたコンデンサ
(図6の61及び62)からなるキャパシタンス素子
(図1には図示せず)を有する。該キャパシタンス素子
は、コイル状アンテナ4と共に、予め選択された周波数
に等しい共振周波数を有するLC共振回路を構成する。
この非接触カードリーダ2´は、前述のコイル状アンテ
ナ4と、発振増幅部(図3の3)及びカードデータ復調
回路(図3の5)等を含む電子回路9とを、収納するケ
ース10を有する。このケース10は、図8のケース1
0と同様に、屋外での使用に耐えるように防水構造とな
っており、電源の供給や信号の出力などに必要な電線
は、防水構造の引出し口(図示せず)から外部に引き出
される。
【0038】図1において、この非接触カードリーダ2
´は、更に、コイル状アンテナ4の背面側に該背面との
間に間隔を置いて、ケース10内部に配置された金属板
11を有する。この金属板11は、電子回路9の背面側
に配置される。この金属板11は、コイル状アンテナ4
の背面側に放出された電磁波が金属板11よりも後方へ
放出されるのを遮蔽する機能と、この電磁波を遮蔽する
際に金属板11に生じる渦電流により、前記LC共振回
路の前記共振周波数を前記予め定められた周波数に等し
くなるように前記予め選択された周波数からシフトさせ
る機能とを併せ持つ。
【0039】このように、コイル状アンテナ4は、カー
ドデータを効率よく読み取るために、非接触カードリー
ダ2´の内部前面(正面)に置かれることは図8の非接
触カードリーダ2と同様であるが、非接触カードリーダ
2´では、金属板11が装着された状態で、非接触カー
ドリーダ2´が使用する周波数で共振するように調整さ
れている。
【0040】コイル状アンテナ4は図7に示したような
8字型の指向特性を持っており、コイル状アンテナ4か
ら発する電磁波の一部はコイル状アンテナ4の背面側に
も放出されるが、金属板11に阻止されるため、非接触
カードリーダ2´の背面には放出されず、非接触カード
リーダ2´の背面に非接触カードが近づいても、非接触
カードリーダ2´は誤ってそのカードデータを読み取っ
てしまうことはない。
【0041】更に、電磁波が非接触カードリーダ2´の
背面に放出されないのであるから、非接触カードリーダ
2´の背面部分に金属物があっても、従来の非接触カー
ドリーダ2のような共振周波数の変化は発生せず、非接
触カードリーダ2´の動作には影響を及ぼさないのは勿
論である。
【0042】また、図1の非接触カードリーダ2´の消
費電力は、金属板11に発生する渦電流によりは若干増
加するが、図8の非接触カードリーダ2の周辺(特に背
面側)に金属物がある状態(即ち、共振周波数が使用周
波数から移動して、コイル状アンテナ4のインピーダン
スが低下した状態)よりは、慨して少なくなる。
【0043】加えて、図1の非接触カードリーダ2´の
周辺(特に背面側)の状況による消費電力の変化が少な
くなるので、システムの設計はむしろ容易である。
【0044】図2を参照すると、本発明の第2の実施例
による非接触カードリーダ2”は、以下のことを除け
ば、図1の非接触カードリーダ2´と同様である。即
ち、この非接触カードリーダ2”においては、金属板1
1がケース10内部のコイル状アンテナ4の背面側であ
って、電子回路9の前面側に配置される。図2の非接触
カードリーダ2”では、コイル状アンテナ4と金属板1
1との距離が図1の非接触カードリーダ2´に比べて近
いため、金属板11に発生する渦電流による損失が相対
的に大きくなるが、反面、コイル状アンテナ4と金属板
11が同一ケース10内に収納されるので、共振回路の
共振周波数の調整が容易になるという効果が得られ、同
時に電子回路9にCPUその他クロックを使用する回路
が存在する場合などには、コイル状アンテナ4と電子回
路9との相互の誘導による影響を遮断する、という効果
も合わせ持つことが出来る。
【0045】図1及び図2において、金属板11を電子
回路9の接地電位に接続しておけば、より効率的なのは
言うまでもない。
【0046】また、図1及び図2においては、コイル状
アンテナ4の背面側のみに金属板11を設けているが、
コイル状アンテナ4の周面(図4及び図5のコイル状ア
ンテナ4の円筒面)側に該周面との間に間隔を置いて別
の金属板を更に配置しても良い。この場合、別の金属板
は、金属板11に電気的に接続される。また、図1及び
図2において、非接触カードリーダ2´又は2”の背面
にも、金属板11に電気的に接続される更に別の金属板
を設けたり、金属板11に電気的に接続される他の金属
板で電子回路9を覆っても良いことは勿論である。ま
た、図1及び図2においては、金属板11を用いている
が、金属板11の代りに、板状以外の金属部材を用いて
も同様の効果が得られる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、簡
単な構成で設置環境の影響を受けにくいばかりでなく、
背面からの不要なカードデータの読み取りを防止でき、
他の電子機器への影響の少ない利用範囲の広い非接触カ
ードリーダを構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例による非接触カードリー
ダの断面図である。
【図2】本発明の第2の実施例による非接触カードリー
ダの断面図である。
【図3】非接触カードと従来の非接触カードリーダの主
要部分の電気的な構成とを示した図である。
【図4】図3のコイル状アンテナの正面図である。
【図5】図3のコイル状アンテナの側面図である。
【図6】図3の非接触カードリーダのコイル状アンテナ
の周辺の回路を示した図である。
【図7】図4及び図5のコイル状アンテナの8の字型の
指向特性を説明するための図である。
【図8】従来の非接触カードリーダの断面図である。
【符号の説明】
1 非接触カード 2 非接触カードリーダ 2´ 非接触カードリーダ 2” 非接触カードリーダ 3 発振増幅部 4 コイル状アンテナ 5 カードデータ復調回路 61 コンデンサ 62 コンデンサ 7 駆動回路の終段部(トランジスタ) 9 電子回路 10 ケース 11 金属板

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カードデータを記憶している非接触カー
    ドから前記カードデータを読み取りデータとして読み取
    る非接触カードリーダであって、予め定められた周波数
    を有する電磁波を前記非接触カードに放出するコイル状
    アンテナを備え、前記非接触カードは、前記電磁波を受
    信し、この電磁波を前記カードデータで変調波に変調
    し、この変調波を前記非接触カードリーダに放出するも
    のであり、この変調波を前記コイル状アンテナにて受信
    し、この変調波から前記カードデータを前記読取りデー
    タとして復調する非接触カードリーダにおいて、 前記コイル状アンテナに接続され、このコイル状アンテ
    ナと共に、予め選択された周波数に等しい共振周波数を
    有するLC共振回路を構成するキャパシタンス素子と;
    前記コイル状アンテナの背面側に該背面との間に間隔を
    置いて配置された背面側金属部材と;を有し、 この背面側金属部材は、前記コイル状アンテナの背面側
    に放出された前記電磁波が前記背面側金属部材よりも後
    方へ放出されるのを遮蔽する機能と、この電磁波を遮蔽
    する際に前記背面側金属部材に生じる渦電流により、前
    記LC共振回路の前記共振周波数を前記予め定められた
    周波数に等しくなるように前記予め選択された周波数か
    らシフトさせる機能とを併せ持つことを特徴とする非接
    触カードリーダ。
  2. 【請求項2】 前記背面側金属部材は接地電位に接続さ
    れていることを特徴とする請求項1に記載の非接触カー
    ドリーダ。
  3. 【請求項3】 前記コイル状アンテナの周面側に該周面
    との間に間隔を置いて配置された周面側金属部材;を更
    に有し、 この周面側金属部材は、前記背面側金属部材に電気的に
    接続されていることを特徴とする請求項1又は2に記載
    の非接触カードリーダ。
JP7063110A 1995-03-22 1995-03-22 非接触カードリーダ Pending JPH08263610A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7063110A JPH08263610A (ja) 1995-03-22 1995-03-22 非接触カードリーダ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7063110A JPH08263610A (ja) 1995-03-22 1995-03-22 非接触カードリーダ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08263610A true JPH08263610A (ja) 1996-10-11

Family

ID=13219833

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7063110A Pending JPH08263610A (ja) 1995-03-22 1995-03-22 非接触カードリーダ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08263610A (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0886232A3 (en) * 1997-06-20 2003-05-14 Hitachi, Ltd. Reader and/or writer apparatus, power feeding system, and communication system
WO2005053095A1 (ja) * 2003-11-28 2005-06-09 Fujitsu Limited 非接触リーダおよび/またはライタを具える情報処理装置、および磁気的結合用のコイル・アンテナ
JP2006293504A (ja) * 2005-04-06 2006-10-26 Nippon Signal Co Ltd:The Icカード用リーダライタ
EP1898337A1 (en) * 2006-09-08 2008-03-12 Dräger Medical AG & Co. KG Medical apparatus with a radio-frequency detection device.
JP2008177753A (ja) * 2007-01-17 2008-07-31 Sharp Corp 移動体無線通信機
US7457637B2 (en) 2003-06-30 2008-11-25 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Noncontact recording medium reader/writer
JP2009290251A (ja) * 2008-05-27 2009-12-10 Brother Ind Ltd 無線タグ通信装置
US7683786B2 (en) 2006-10-23 2010-03-23 International Business Machines Corporation Article case with RFID tag and RFID system
WO2012086411A1 (ja) * 2010-12-24 2012-06-28 株式会社村田製作所 ワイヤレス電力伝送システム、送電装置および受電装置
JP2014232305A (ja) * 2013-05-02 2014-12-11 株式会社リコー 画像形成装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0583173A (ja) * 1991-09-20 1993-04-02 Fuji Electric Co Ltd データ伝送用無線通信機

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0583173A (ja) * 1991-09-20 1993-04-02 Fuji Electric Co Ltd データ伝送用無線通信機

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6608550B2 (en) 1997-06-20 2003-08-19 Hitachi, Ltd. Reader and/or writer apparatus, power feeding system, and communication system
EP0886232A3 (en) * 1997-06-20 2003-05-14 Hitachi, Ltd. Reader and/or writer apparatus, power feeding system, and communication system
US7457637B2 (en) 2003-06-30 2008-11-25 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Noncontact recording medium reader/writer
WO2005053095A1 (ja) * 2003-11-28 2005-06-09 Fujitsu Limited 非接触リーダおよび/またはライタを具える情報処理装置、および磁気的結合用のコイル・アンテナ
US7280076B2 (en) 2003-11-28 2007-10-09 Fujitsu Limited Information processing apparatus with contactless reader/writer, and coil antenna for magnetic coupling
JP2006293504A (ja) * 2005-04-06 2006-10-26 Nippon Signal Co Ltd:The Icカード用リーダライタ
EP1898337A1 (en) * 2006-09-08 2008-03-12 Dräger Medical AG & Co. KG Medical apparatus with a radio-frequency detection device.
US7683786B2 (en) 2006-10-23 2010-03-23 International Business Machines Corporation Article case with RFID tag and RFID system
JP2008177753A (ja) * 2007-01-17 2008-07-31 Sharp Corp 移動体無線通信機
JP2009290251A (ja) * 2008-05-27 2009-12-10 Brother Ind Ltd 無線タグ通信装置
WO2012086411A1 (ja) * 2010-12-24 2012-06-28 株式会社村田製作所 ワイヤレス電力伝送システム、送電装置および受電装置
GB2499914A (en) * 2010-12-24 2013-09-04 Murata Manufacturing Co Wireless electrical power transmission system, electrical power transmission device, and electrical power receiving device
JP5500269B2 (ja) * 2010-12-24 2014-05-21 株式会社村田製作所 ワイヤレス電力伝送システム、送電装置および受電装置
GB2499914B (en) * 2010-12-24 2016-09-21 Murata Manufacturing Co Wireless power transmission system, power transmitting device, and power receiving device
US9698629B2 (en) 2010-12-24 2017-07-04 Murata Manufacturing Co., Ltd. Wireless power transmission system, power transmitting device, and power receiving device
JP2014232305A (ja) * 2013-05-02 2014-12-11 株式会社リコー 画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4600829A (en) Electronic proximity identification and recognition system with isolated two-way coupling
US6208235B1 (en) Apparatus for magnetically decoupling an RFID tag
US6661335B1 (en) System and method for locating radio frequency identification tags
US6396438B1 (en) System and method for locating radio frequency identification tags using three-phase antenna
US6693511B1 (en) System and method for communicating with dormant radio frequency identification tags
US8130159B2 (en) Electromagnetic field generation antenna for a transponder
EP0434817B1 (en) Proximity detecting apparatus
US6130612A (en) Antenna for RF tag with a magnetoelastic resonant core
KR20010099766A (ko) 자기적으로 결합된 직교 루프를 구비한 회전 전계 안테나
EP0704928A2 (en) RF transponder system with parallel resonant interrogation and series resonant response
US6584301B1 (en) Inductive reader device and method with integrated antenna and signal coupler
JP4172327B2 (ja) 非接触icカードリード/ライト装置及びその調整方法
US6452504B1 (en) System and method for communication with radio frequency identification tags using tow message DFM protocol
WO2001067413A1 (en) Electrostatic and electromagnetic communication systems and combinations thereof
JPH08263610A (ja) 非接触カードリーダ
US20120182193A1 (en) Combination electronic article surveillance/radio frequency identification antenna and method
JP2626882B2 (ja) 非接触カードリーダ
US7411507B2 (en) Metal housing with integral antenna for RFID reader/writer
JP2004110854A (ja) 無線カード
WO2001022118A9 (en) System and method for locating radio frequency identification tags using three-phase antenna
US5940043A (en) Unidirectional field antenna for identification system
JP2004102651A (ja) カード型情報記憶媒体
US10275616B2 (en) Transmission/reception sensor system, multi-function card, and wearable device
KR20010075050A (ko) 비접촉형 용량성 데이터 전송 시스템 및 방법
WO1997024628A1 (en) A device that has two data carriers

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19970513