JPH0826362B2 - 金型を用いた静水圧成形による粉末成形方法 - Google Patents

金型を用いた静水圧成形による粉末成形方法

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JPH0826362B2
JPH0826362B2 JP8539192A JP8539192A JPH0826362B2 JP H0826362 B2 JPH0826362 B2 JP H0826362B2 JP 8539192 A JP8539192 A JP 8539192A JP 8539192 A JP8539192 A JP 8539192A JP H0826362 B2 JPH0826362 B2 JP H0826362B2
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JP
Japan
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molding
powder
die
bag
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寿雅 友清
晋 水沼
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Nippon Steel Corp
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はセラミックス粉末や金属
粉末を原料として、大型の複雑形状部品の製造に用いら
れる静水圧成形による粉末成形方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、金属、セラミックス等の粉末
を原料とし金型プレス成形、焼結を行い最終製品を得る
技術は粉末製品の製造方法としてよく用いられている。
しかし、断面形状の大きな製品に対し金型プレス成形を
行う場合には、適正な成形圧力を得るために大型のプレ
ス機が必要となってくる。通常、大型製品の成形には、
冷間静水圧加圧法(CIP法)が用いられているが、C
IP法では成形型としてゴムを用いるため、成形後の寸
法精度は金型成形よりも劣る。このため、高寸法精度で
かつ大型の部材を成形するには粉末材料を充填した金型
をCIPにより成形すれば可能となる。
【0003】しかし、この成形方法では圧力媒体である
液体が金型内に流入するのを防ぎかつ圧力を十分に伝達
することの可能な容器で金型を包み込み封入する必要が
ある。またさらに、金型を包み込んだ容器内部は十分に
圧力が伝達されるように減圧することが重要であるが、
単純に通常のゴム型で封入しただけでは成形中に金型の
摺動によりゴムの巻き込みや引裂等の可能性も生じてく
る。このように通常の金型を用いてCIPを実際に行う
には金型の容器内への減圧封入方法に対して多くの課題
が残る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記のごとき
条件の下でもたやすく粉末製品の成形が可能でかつ大型
複雑形状部材を得るための成形技術を開発することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に従うセラミック
スや金属粉末等の粉末成形体製造方法は、所定の形状に
成形するための金型に粉末を充填した状態で、この金型
を高分子製の薄肉容器に挿入しこの内部を減圧し真空封
入した後さらに、ゴム製の袋に挿入し減圧を行った金型
をCIP装置中に挿入し加圧成形することを特徴とする
ものである。
【0006】
【作用】以下、本発明に従う金型を用いた静水圧成形
(CIP)による粉末成形方法について詳細に説明す
る。図1は本発明に従う静水圧成形用粉末成形金型の一
例を示すものである。簡単のため、金型は円柱形状、片
押し成形(上パンチのみ可動)とした。そしてこの粉末
成形金型は上パンチ1、ダイス2、下パンチ3、締め付
けボルト4より構成される。さらに7は粉末材料で5は
高分子製の薄肉袋、6はゴム製の薄肉袋である。
【0007】より具体的に実際の粉末充填および成形工
程を以下に示す。まず下パンチ3を締め付けボルト4を
用いてダイス2に固定し、所定重量の粉末材料7の充填
を行い、そして上パンチ1をダイス2に挿入する。この
後、この金型を高分子製の袋5に挿入し袋内を真空ポン
プにより排気を行い所定の真空度に達した後、この袋5
を溶着し金型を真空封入する。そしてさらに、この金型
を真空封入したものをゴム製の薄肉袋6に挿入し、さら
に袋内部の真空排気を行いゴム袋内部も減圧状態にせし
める。
【0008】このように金型を高分子製およびゴム製の
袋で二重に封入した状態で、所定の静水圧加圧成形が実
施されるのである。そしてこれによって、かかる上パン
チ1、下パンチ3、ダイス2の形状に即した粉末成形体
の製造が可能となる。
【0009】本発明で用いられる高分子製の薄肉袋は、
引裂に対する抵抗性と適度の伸びを持ちさらに、真空封
入のために良好な溶着性が必要となる。具体的にはポリ
エチレン、ポリプロピレン、軟質ポリ塩化ビニル等の材
質であり、その厚さは必要に応じて50〜200μmの
中から選ばれる。また、ゴム製の薄肉袋とは通常CIP
の型に用いられる天然ゴム、アクリルニトリルゴム、ス
チレンゴム、スチレン−ブタジエン等であり、その厚さ
は50〜1000μmの範囲で適宜選ばれる。
【0010】
【実施例】
(実施例1)図2に示すような円柱形状の成形を図1に
示すような金型を用いて行った。内径はd=10mmであ
る。粉末材料には銅粉末(水アトマイズ粉、平均粒径約
25μm)を用いた。実際の金型の組み付け粉末の挿入
は図1に従って、まず下パンチ3を締め付けボルト4を
用いてダイス2に固定し、所定重量(5.1g)の銅粉
末材料の充填を行い上パンチ1をダイス2に挿入した。
この後、この金型をポリエチレン製の薄肉袋(50μ
m)5に挿入し、袋内を真空ポンプにより排気を行い
0.1torrの真空度に達した後、ポリエチレン製の袋5
を溶着し金型を真空封入する。
【0011】さらに、この金型を真空封入したものをア
クリルニトリルゴム製の薄肉袋(200μm)に挿入
し、さらに袋内部の真空排気を行いゴム袋内部も減圧状
態にした。この真空封入した金型CIP装置内に挿入し
49〜343MPa の圧力範囲で静水圧成形を行った。
【0012】図3には本発明による粉末成形方法と通常
のプレス方法による成形圧力と相対密度変化を示す。両
者の相対密度は圧力に対してほぼ同一の変化を示してお
り、本発明による粉末成形方法が有効であることが判明
した。
【0013】(実施例2)図4に示すような形状の成形
を行った。寸法はd1 =500mm,d2 =200mm,d
3 =300mm,h1 =100mm,h2 =20mmである。
図5にこの粉末成形体を成形するための金型を示す。粉
末材料にはアルミナ粉末(造粒後平均粒径100μm)
を用いた。
【0014】金型への粉末の挿入、金型の真空封入は
(実施例1)と同様である。そしてこの真空封入した金
型をCIP装置内に挿入し、常法に従って静水圧成形を
行うことにより、図4に示すような粉末成形体が得られ
た。
【0015】
【発明の効果】本発明によって、粉末を所定の形状に成
形するための金型を高分子製の袋に入れ、この内部を減
圧し真空封入した後、さらに、ゴム製の袋に挿入し減圧
を行い、通常の静水圧加圧成形を行うことにより目的と
する製品形状に近い粉末成形体を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従う静水圧成形用粉末成形金型の一つ
の具体例の説明図である。
【図2】実施例1の銅成形体の形状の模式図である。
【図3】本発明による粉末成形方法と通常のプレス成形
における成形圧力と相対密度変化の図表である。
【図4】実施例2のアルミナ成形体の形状の模式図であ
る。
【図5】図4図示の成形体の金型の説明図である。
【符号の説明】
1 上パンチ 2 ダイス 3 下パンチ 4 締め付けボルト 5 高分子製袋 6 ゴム製袋 7 粉末材料

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダイスとこのダイス内に内接する上パン
    チおよび下パンチからなる金型内に粉末材料を充填し、
    この金型を薄肉の高分子製の容器に真空封入した後、さ
    らに薄肉のゴム製の容器に封入したものをCIP装置内
    に挿入し加圧成形することを特徴とする金型を用いた静
    水圧成形による粉末成形方法。
JP8539192A 1992-04-07 1992-04-07 金型を用いた静水圧成形による粉末成形方法 Expired - Lifetime JPH0826362B2 (ja)

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JP5778372B2 (ja) * 2005-02-01 2015-09-16 東ソー株式会社 焼結体、スパッタリングターゲット及び成形型並びに焼結体の製造方法
US8419400B2 (en) 2005-02-01 2013-04-16 Tosoh Corporation Sintered body, sputtering target and molding die, and process for producing sintered body employing the same

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