JPH08263655A - パターン認識方法 - Google Patents

パターン認識方法

Info

Publication number
JPH08263655A
JPH08263655A JP8647195A JP8647195A JPH08263655A JP H08263655 A JPH08263655 A JP H08263655A JP 8647195 A JP8647195 A JP 8647195A JP 8647195 A JP8647195 A JP 8647195A JP H08263655 A JPH08263655 A JP H08263655A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pattern
candidate
image
similarity
recognition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP8647195A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoko Shimomura
倫子 下村
Kazunori Noso
千典 農宗
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP8647195A priority Critical patent/JPH08263655A/ja
Publication of JPH08263655A publication Critical patent/JPH08263655A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Image Analysis (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 参照パターンとして複数の類似した形状のパ
ターンがある場合にも精度良く認識する。 【構成】 第1段階の認識処理において、認識対象画像
PNと全ての参照パターンB〜Fの画像との間で求めら
れた類似度の中で、最も類似度の高い第1候補と第2候
補の類似度の差を求め、その差が大きいときには第1候
補の参照画像のパターンを解とする。類似度の差が小さ
いときは、第2段階の認識処理で、あらかじめ定めてお
いた間違えやすいパターンの集合から引き出した第1候
補と間違えやすい全てのパターンB、C、Dの参照画像
のカテゴリー間分散を求め、その値が大きい軸上のデー
タで参照画像と認識対象画像の新たな画像B’〜D’を
作成する。そして新たな画像で求めた類似度の最も高い
参照画像のパターンを解とする。第1段階で不確実なと
き第2段階で再認識するから精度良く認識できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、多値画像からのパタ
ーン認識方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のパターン認識方法としては、例え
ば正規化相関法がある。これは、例えば図9の(a)、
(b)に示すような多値画像からなる認識対象パターン
Pと参照パターンSとを比較するに際して、各パターン
の画像における各ドットの輝度値データを式(1)に適
用して、認識対象パターンと参照パターン間の正規化相
関を求めて類似度を得るものである。
【数1】 ここで、 I(i,j):認識対象画像の点(i,j)の輝度値、 T(i,j):参照画像の点 (i,j)の輝度値、
【外1】 (m,n):参照画像、認識対象画像の大きさ である。なお、認識対象パターンを表わした画像を認識
対象画像、参照パターンを表わした画像を参照画像と呼
ぶこととする。
【0003】上記の式(1)で求められる正規化相関の
値は、−1〜+1の値をとる。この値は類似度が高いほ
ど大きくなり、正規化後の各ドットの値が全て同じとき
に最大値1となる。つまり、画像を正規化するため画像
の全体的な明るさの変化の影響は受けずに認識すること
ができる。一般に、図9の(c)に示すように参照パタ
ーンと認識対象パターン上のパターンの重なる部分が大
きいと、類似度が高いと判断される。正規化相関法は、
このように参照パターンに似た形状のパターンを見つけ
るのに用いられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のパターン認識方法にあっては、複数の参照パ
ターンの中から認識対象パターンと同じものを求める
際、対比する複数の参照パターン中に互いに類似した形
状のパターンが含まれていると、その類似した形状のパ
ターン間の識別判断が不確実であり、認識対象パターン
撮像時の照明の影響などにより誤った参照画像に対する
類似度の方が高くなることが多々発生するという問題が
ある。これは、形状の似たパターンの複数の参照画像と
の類似度は、いずれも非常に近い値になるためである。
【0005】したがって本照明は、このような従来の問
題点に鑑み、参照パターンとして複数の類似した形状の
パターンがある場合にも精度良く認識することができる
パターン認識方法を提供することを目的とする。
【0006】
【解題を解決するための手段】このように、全ての参照
パターンとの類似度を算出した結果、そのパターンとの
類似度と非常に近い類似度を示す他のパターンがあると
きは、そのような似た形状のパターンが他にもあるわけ
であるから、誤認識している可能性がある。そこで、そ
の類似したパターン間でそれぞれの特徴を顕著に表すデ
ータだけを用いて再認識すると認識が確実になる。
【0007】このため、請求項1に記載の本発明は、多
値画像の認識対象パターンを複数の参照パターンと比較
するパターン認識方法であって、認識対象画像と全ての
参照画像との類似度を求め、その中で最も類似度の高い
ものから順に第1候補および第2候補の参照画像を求
め、第1候補および第2候補の類似度の差が所定のしき
い値以上のとき、第1候補の参照画像のパターンを解と
する第1段階の認識処理と、上記類似度の差が前記所定
のしきい値未満のとき、第1候補および第2候補の参照
画像ならびに認識対象画像の新たな画像を用いて、第1
候補および第2候補の類似度を求め、その中で最も類似
度の高い参照画像のパターンを解とする第2段階の認識
処理とからなるものとした。
【0008】上記の第2段階の認識処理は、第1候補お
よび第2候補の参照画像の各特徴軸毎のA=カテゴリー
間分散/全分散を求める第1のステップと、第1候補お
よび第2候補の参照画像と認識対象画像の上記Aの値が
大きい軸上のデータで構成される新たな画像を作成する
第2のステップと、当該新たに作成した参照画像と認識
対象画像との類似度を求める第3のステップとを含むも
のとするのが好ましい。
【0009】また、請求項3に記載の発明は、複数の参
照パターン内で間違えやすいパターンの集合を定める学
習過程と、認識対象画像と全ての参照画像との類似度を
求め、その中で最も類似度の高いものから順に第1候補
および第2候補の参照画像を求め、第1候補および第2
候補の類似度の差が所定のしきい値以上のとき、第1候
補の参照画像のパターンを解とする第1段階の認識処理
と、上記類似度の差が前記所定のしきい値未満のとき、
上記集合のうち第1候補のパターンと間違えやすいと定
義されたパターンの参照画像ならびに認識対象画像の新
たな画像を用いて、第1候補のパターンと間違えやすい
と定義されたパターンの参照画像の類似度を求め、その
中で最も類似度の高い参照画像のパターンを解とする第
2段階の認識処理とからなるパターン認識方法とした。
【0010】上記の第2段階の認識処理は、第1候補の
パターンと間違えやすいと定義されたパターンの全ての
参照画像の各特徴軸毎のA=カテゴリー間分散/全分散
を求める第1のステップと、当該定義にかかるすべての
参照画像と認識対象画像の上記Aの値が大きい軸上のデ
ータで構成される新たな画像を作成する第2のステップ
と、当該新たに作成した参照画像と認識対象画像との類
似度を求める第3のステップとを含むものとするのが好
ましい。
【0011】
【作用】請求項1のパターン認識方法では、第1段階の
認識処理において、認識対象画像と全ての参照画像との
間で求められた類似度の中で、最も類似度の高い第1候
補と次に高い第2候補の類似度の差を求め、その差がし
きい値以上のときには、認識の確実度が大きいものとし
て第1候補の参照画像のパターンを解とする。類似度の
差がしきい値未満のときには、第2段階の認識処理に移
って、各候補ならびに認識対象について新たな画像を作
成し、この新たな画像を用いて第1候補および第2候補
の類似度を求めて、最も類似度の高い参照画像のパター
ンを解とする。これにより、複数の類似した形状の参照
パターンがある場合にも精度良く認識できる。
【0012】請求項3のパターン認識方法では、第1段
階の認識処理において、前処理として、複数の参照パタ
ーン内で間違えやすいパターンの集合を定めておく。次
いで、認識対象画像と全ての参照画像との間で求められ
た類似度の中で、最も類似度の高い第1候補と次に高い
第2候補の類似度の差を求め、その差がしきい値以上の
ときには、認識の確実度が大きいものとして第1候補の
参照画像のパターンを解とする。
【0013】類似度の差がしきい値未満のときには、第
2段階の認識処理に移って、前処理で定めておいた集合
から第1候補のパターンと間違えやすいパターンの参照
画像を抽出し、これらの参照画像ならびに認識対象画像
について新たな画像を作成し、この新たな画像を用いて
第1候補のパターンと間違えやすい各パターンの参照画
像の類似度を求め、その中で最も類似度の高い参照画像
のパターンを解とする。 あらかじめ学習によって複数
の参照パターン内で間違えやすいパターンを集合として
定めているから、第2段階の認識処理においてその集合
の全ての参照パターンについて再認識することができ、
複数の類似した形状の参照パターンがある場合の認識の
確実性が高い。
【0014】上記それぞれの第2段階の認識処理におい
て、絞られた参照画像の各特徴軸毎のA=カテゴリー間
分散/全分散を求め、参照画像と認識対象画像の上記A
の値が大きい軸上のデータで上記新たな画像を構成する
ことにより、間違えやすいパターン間でも、各パターン
の異なる特徴部分が顕著に現われ、識別が容易となる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。 図1は、本発明の第1の実施例の概要を示す流
れ図である。この実施例では、まず前処理として、ステ
ップS21において、参照パターン内で間違えやすい形
状のパターンの集合を定義した表を作成する。以下、こ
の表を「類似パターン表」Zと呼ぶ。そしてこのあと、
ステップS22以降の認識過程に入る。 認識過程は、
第1段階の認識処理と第2段階の認識処理からなる。
【0016】第1段階の処理は、第1候補のパターンを
求めるステップS22とS23からなる。ステップS2
2においては、認識対象画像と全ての参照画像との類似
度を正規化相関法を用いて演算してマッチングをおこな
い、その中で最も類似度の高いパターンと、その次に類
似度の高いパターンを求めて、それぞれ第1候補ならび
に第2候補とする。ステップS23で、第1候補との類
似度と第2候補との類似度の差を求め、その類似度の差
に基づいて、認識結果の確実性の判断を行なう。ここで
第1候補のパターンが正解である確実性が高いと判断し
たときには、その第1候補の参照パターンをその認識対
象画像の解とする。
【0017】一方、第1候補のパターンが正解である確
実性が低い場合には、第2段階の認識処理としてステッ
プS24に進む。ステップS24では、先のステップS
21で作成した「類似パターン表」Zをもとに、第1候
補となったパターンと間違えやすい参照パターンとの間
だけで、それらの特徴を引き出して変換作成した新たな
参照画像および認識対象画像を用いて再認識を行う。そ
してこの認識処理の結果、最も類似度が高くなった参照
パターンをその認識対象画像の解とする。
【0018】以下に、上記の各処理の詳細について説明
する。図2は、上記のステップS21における「類似パ
ターン表」Zの作成要領を示す流れ図である。ここでは
まず、ステップS211において、M種類の参照パター
ンについて、各種類ごとにそのパターンを表わす既知の
学習用サンプル画像SG をそれぞれN枚ずつ用意するも
のとする。これら学習用のサンプル画像SG は、互いに
多少のノイズや影を含んでおり、各種類内においても互
いには完全に同一ではないものとする。
【0019】つぎにこのサンプル画像SG を利用して学
習を行う。学習のために、「投票用の表」ZH を準備し
ておく。「投票用の表」ZH は、縦横それぞれ参照パタ
ーンの種類に対応させたM×Mの欄を備え、各欄の値v
alue(x,y)は初期化時にすべて0としておく。
【0020】ここでは、パターンBと間違えやすい参照
パターンを定義する場合を例にとる。まずステップS2
12で、パターンBを表すN枚の画像を認識対象とし
て、そのうちの1枚とM種の参照画像との類似度を求め
る。類似度の算出には、式(1)の正規化相関式を用い
る。そして、ステップS213で、この演算の結果が正
解であるかどうかをチェックする。
【0021】この演算の結果が正解であるとき、すなわ
ちM個の中で最も類似度が高いパターンが参照パターン
Bである場合は、ステップS214において、類似度が
参照パターンBとの類似度との間に所定のしきい値未満
の差をもつ他の参照パターンを探索する。
【0022】そしてその条件を満たす参照パターンXが
あれば、ステップS216で、「投票用の表」ZH 上の
縦がBで横が参照パターンXの位置に、あらかじめ定義
した適当な定数である点数Kを加算する。つまり、式
(2)を満たす参照パターンXが存在する場合、「投票
用の表」ZH に対して式(3)を施すという操作を行
う。 (正解の参照パターンBとの類似度) −(参照パターンXとの類似度)<しきい値 (2) value(B,X)=value(B,X)+K (3)
【0023】類似度の差がしきい値未満である参照パタ
ーンXが複数ある場合には、その参照パターンすべてに
おいて、同様に、「投票用の表」ZH 上のその参照パタ
ーンの位置の値に点数Kを加算する。例えば、しきい値
=0.2として、参照パターンBとの類似度が0.8、
参照パターンD、E、F、O、Rとの類似度がそれぞれ
0.4、0.7、0.5、0.2、0.65であったと
き、類似度の差が0.8−0.7=0.1<0.2であ
るEと、0.8−0.65=0.15<0.2であるR
を類似度が高いものとして、「投票用の表」ZH の縦が
Bで、横がXとしてのFとRの位置に点数を加算する。
【0024】一方、ステップ213のチェック結果が正
解でないとき、すなわち最も類似度の高いパターンが参
照パターンBでなかった場合は、ステップS215にお
いて、最も類似度が高い参照パターンを抽出する。そし
て、ステップ216に進んで、「投票用の表」ZH 上の
縦がBで、横がその最も類似度が高かった参照パターン
の位置Yに点数を加算する。例えば、参照パターンBと
の類似度が0.6、参照パターンD、E、F、O、Rと
の類似度がそれぞれ0.4、0.7、0.5、0.2、
0.65であったときは、「投票用の表」ZH の縦がB
で、横が類似度の最も高いEの位置に点数を加算する。
【0025】N枚の画像について同じ処理を行い、終了
後の「投票用の表」ZH 上において、所定のしきい値以
上の点数がついている参照パターンを、「パターンBと
間違えやすいパターン」として定義する。上記の操作を
M種の参照パターンすべてにおいて繰り返し行ない、ス
テップS217で、「類似パターン表」Zが作成され
る。すなわち、上記のステップS216で定義された
「パターンBと間違えやすいパターン」が”「類似パタ
ーン表」ZのBの行を定義し、他のパターンについても
同様にして各行が定義される。
【0026】次に、図3は第1段階の認識処理の詳細を
示す。まず、ステップS221において、認識対象パタ
ーンを示す認識対象画像と参照パターンを表わすM枚の
すべての参照画像との類似度を、前述の式(1)による
正規化相関法を用いて求める。そして、ステップS22
2で、その演算結果から、最も類似度の高いパターン
(第1候補)と、その次に類似度の高いパターン(第2
候補)を抽出する。
【0027】ステップS223では、第1候補の類似度
と第2候補の類似度の差を求め、その差があらかじめ設
定された所定のしきい値未満であるかどうかをチェック
する。類似度の差がしきい値以上であるときは、認識結
果の確実性が高いものとして、第1候補のパターンをそ
のときの解とする。一方、類似度の差が上記しきい値未
満のときは、認識結果の確実性が低いものとして、再認
識するための第2段階の処理に移る。上記のステップS
221およびS222が図1におけるステップS22に
該当し、ステップS223がステップS23に該当して
いる。
【0028】図4は、先のステップS24における第2
段階の処理の詳細を示す。まず、ステップS241にお
いて、学習過程で作成した「類似パターン表」Zから第
1候補のパターンと間違えやすいパターンを抽出する。
以下、このパターンの集合を「類似パターン集合」と呼
ぶ。例えば、第1候補パターンがBであるとき、同図に
示す「類似パターン表」Zに基づくと、「類似パターン
集合」は{B,E,R}と定義される。そして、ステッ
プS242で、サンプル画像SG から、上記B、E、R
の各カテゴリに属する各N枚の画像を選択する。
【0029】次に、ステップS243において、「類似
パターン集合」に属する上記選択したパターンとの類似
度を求める。ここでは、まず、上記「類似パターン集
合」内の参照パターンを表す参照画像間で、各特徴軸ご
とに下式で表わされる値Aを求める。 A=カテゴリー間分散/全分散 (4) ここで、 カテゴリー間分散=類似パターンを表すN枚の画像の平
均値から作成した類似パターンの個数分のパターンを表
わす画像の同じ位置のドットの輝度値の分散 全分散=「類似パターン集合」内の全パターン分のN枚
の画像の同じ位置のドットの輝度値の分散 である。図5は、類似パターン集合がB、E、Rである
場合における、上記の計算で使用するデータを図示した
ものである。式(5)は類似パターン集合がB、E、R
のときにおける、点(i,j)のAの求め方である。こ
の式を用いて、上記Aを参照画像上の全てのドットにつ
いて求める。
【数2】
【0030】図4に戻って、このあとステップS244
では、「A」の値が大きい特徴軸上のデータは、この集
合内のパターンの特徴を顕著に表しているデータである
ので、「A」の値が所定のしきい値より大きい特徴軸上
のデータだけで構成される新たな参照画像および認識対
象画像を作成する。
【0031】図6は、この新しい画像の作成方法を示し
た図である。ここでは、参照画像の大きさ(横×縦)を
4×3とし、6個のデータからなる新たな画像を作成す
るものとする。まず、前述の式(2)より、各ドットの
「A」を求め、その「A」の値が大きい上位6ヶ所の位
置を求める。図6では上位6ヶ所の位置が(0,0)、
(3,0)、(1,1)、(2,1)、(3,1)、
(3,2)で、これらの位置の輝度値データを用いて横
6の画像に変換されている。この変換処理を類似パター
ン内の全ての参照画像および認識対象画像に対して行
い、その6ヶ所の位置の輝度で構成される新たな画像を
作成する。
【0032】図4に戻って、ステップ245で、この新
たに作成した画像を用いて、式(1)の正規化相関法に
より、認識対象パターンと参照パターンとの類似度を求
める。 そしてこの処理の結果、最も類似度が高くなっ
た参照パターンをその認識対象画像の解とする。
【0033】つぎに、以上の認識方法における作用を説
明する。図7に示すようなそれぞれ大きさ(横×縦)3
×5のパターンB、C、D、E、Fの5つの参照パター
ンの中から、同図右下部の認識対象画像PNで表わされ
る認識対象パターンを探す認識処理を例として説明す
る。認識対象画像PNのパターンは、パターンE、Fと
は形状に大きく差があるため類似度も低くなるが、パタ
ーンB、C、Dは似た形状であるため、それらとの類似
度はいずれも高くなる。つまり、第1段階の認識処理で
5つ全てのパターンとの類似度を計算すると、第1候補
の類似度と第2候補の類似度との差が小さくなる。その
ため、第2段階の認識処理を行うことになる。
【0034】第2段階の認識処理では、第1段階の処理
で類似度の高かったパターンB、C、Dの3つを参照画
像とする。この3つの画像の各ドット毎のカテゴリー間
分散を求めると、パターン毎に異なる値を示している点
(4,0)と点(2,1)の位置の値が大きくなる。し
たがって、「A」の値も大きいこれら2つの点のデータ
を用いて、パターンB、C、DはパターンB′、C′、
D′に変換される。パターンB′、C′、D′はパター
ンB、C、Dの間での互いに異なる特徴を顕著に表して
いる画素である。そのため、このパターンB′、C′、
D′と同じ位置のドットの値で作成した新たな認識対象
画像P’との類似度を求めると、パターンC’との間に
極めて高い類似度が得られ、確実性の高い認識結果が得
られる。
【0035】以上のように、本実施例では、複数の参照
パターンの中から認識対象パターンと類似したパターン
を求めるにあたって、まず、全参照画像との類似度から
候補を求めるとともに、そのマッチング結果が不確実の
場合、類似したパターンの参照画像について新たな画像
を作成し再認識するものとしたので、複数の類似した形
状の参照パターンがある場合にも精度良く認識すること
ができるという効果がある。
【0036】とくに、再認識のための新たな画像につい
ては、あらかじめ定義した類似パターンの集合を基に、
その集合に含まれる類似するパターンの参照画像だけを
用いて、各ドット毎のカテゴリー間分散/全分散を求
め、その値の大きい位置のドットだけで構成される画像
を作成するものとしたので、類似した形状のパターン間
の認識において、それらの間での異なる部分が顕著にな
った画像データを用いて認識を行うことができ、類似し
たパターン間での認識が確実に行えるという効果を有す
る。
【0037】図8は、本発明の第2の実施例の構成を示
す流れ図である。認識過程は、前実施例と同様に第1段
階の処理と第2段階の処理からなる。第1段階の処理
は、第1候補のパターンを求めるステップS51とS5
2からなる。まず、ステップS51において、認識対象
画像と全ての参照画像との類似度を正規化相関法を用い
て演算し、その中で最も類似度の高いパターンと、その
次に類似度の高いパターンを求め、それぞれ第1候補な
らびに第2候補とする。
【0038】ステップS52で、第1候補との類似度と
第2候補との類似度の差を求める。そして、その類似度
の差があらかじめ設定された所定のしきい値以上であれ
ば、第1候補の参照パターンをその認識対象画像の解と
する。ステップS51およびS52は前実施例における
図1のステップS22、S23と同じである。
【0039】一方、類似度の差が上記しきい値未満のと
きは、第2段階の認識処理としてステップS53に進
む。ステップS53では、上記第1候補および第2候補
となった2つの参照パターンに対して再認識を行う。つ
まり、前実施例で定義した「類似パターン集合」のかわ
りに第1候補および第2候補を用いる。再認識の処理は
前実施例と同じである、すなわち、ドット毎のカテゴリ
ー間分散を考慮して、第1候補および第2候補の新たな
参照画像および認識対象画像を作成し、この新たな画像
同志の類似度を求めて、類似度の大きい方を認識結果と
する。
【0040】この実施例は以上のように構成されている
から、参照パターンの中に類似したパターンが含まれな
い場合あるいは類似パターンが3未満の場合で、「類似
パターン表」が作成されなかったり、作成できても簡単
に「類似パターン集合」内での特徴を引き出して新たな
参照画像を作成することができないときにも有功で、前
実施例と同様に、複数の類似した形状の参照パターンが
ある場合にも精度良く認識することができる。
【0041】
【発明の効果】以上のとおり、本発明は、多値画像の認
識対象パターンを複数の参照パターンと比較するパター
ン認識方法において、認識対象画像と全ての参照画像と
の間で求められた類似度の中で、最も類似度の高い第1
候補と次に高い第2候補の類似度の差を求め、その差が
しきい値以上のときには、第1候補の参照画像のパター
ンを解とする第1段階の認識処理と、類似度の差がしき
い値未満のときには、各候補ならびに認識対象について
新たな画像を作成し、この新たな画像を用いて第1候補
および第2候補の類似度を求めて、最も類似度の高い参
照画像のパターンを解とする第2段階の認識処理からな
るものとしたので、複数の類似した形状の参照パターン
がある場合にも精度良く認識できるという効果を有す
る。
【0042】また、第1段階の認識処理のまえに、前処
理として、複数の参照パターン内で間違えやすいパター
ンの集合を定める学習過程をおくとともに、第2段階の
認識処理での新たな画像は、前処理で定めておいた集合
から抽出した第1候補のパターンと間違えやすいパター
ンの参照画像と認識対象画像について作成するものと
し、この新たな画像を用いて求めた類似度の中で最も類
似度の高い参照画像のパターンを解とするようにするこ
とにより、間違えやすいパターンの全てについて再認識
することができるから、複数の類似した形状の参照パタ
ーンがある場合の認識において、より高い確実性が得ら
れる。
【0043】さらに、第2段階の認識処理における新た
な画像を、上記第1候補および第2候補の、あるいは間
違えやすいパターンの参照画像の各特徴軸毎のA=カテ
ゴリー間分散/全分散を求め、参照画像と認識対象画像
の上記Aの値が大きい軸上のデータで構成することによ
り、各パターンの異なる特徴部分が顕著に現われ、識別
が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の概要を示す流れ図であ
る。
【図2】「類似パターン表」の作成要領を示す流れ図で
ある。
【図3】第1段階の認識処理の詳細を示す図である。
【図4】第2段階の認識処理の詳細を示す図である。
【図5】参照画像のカテゴリー間分散を求める際のパタ
ーンカテゴリーを示す説明図である。
【図6】新たな画像の作成方法を示す図である。
【図7】新たな画像による認識例を示す説明図である。
【図8】第2の実施例の構成を示す流れ図である。
【図9】認識対象パターンと参照パターンの画像例を示
す図である。
【符号の説明】
P 認識対象パターン S 参照パターン SG サンプル画像 Z 「類似パターン表」 ZH 「投票用の表」

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多値画像の認識対象パターンを複数の参
    照パターンと比較するパターン認識方法であって、認識
    対象画像と全ての参照画像との類似度を求め、その中で
    最も類似度の高いものから順に第1候補および第2候補
    の参照画像を求め、第1候補および第2候補の類似度の
    差が所定のしきい値以上のとき、第1候補の参照画像の
    パターンを解とする第1段階の認識処理と、前記類似度
    の差が前記所定のしきい値未満のとき、第1候補および
    第2候補の参照画像ならびに認識対象画像の新たな画像
    を用いて、第1候補および第2候補の類似度を求め、そ
    の中で最も類似度の高い参照画像のパターンを解とする
    第2段階の認識処理とからなることを特徴とするパター
    ン認識方法。
  2. 【請求項2】 前記第2段階の認識処理は、前記第1候
    補および第2候補の参照画像の各特徴軸毎のA=カテゴ
    リー間分散/全分散を求める第1のステップと、前記第
    1候補および第2候補の参照画像と認識対象画像の前記
    Aの値が大きい軸上のデータで構成される新たな画像を
    作成する第2のステップと、当該新たに作成した参照画
    像と認識対象画像との類似度を求める第3のステップと
    を含むものであることを特徴とするパターン認識方法。
  3. 【請求項3】 多値画像の認識対象パターンを複数の参
    照パターンと比較するパターン認識方法であって、前記
    複数の参照パターン内で間違えやすいパターンの集合を
    定める学習過程と、認識対象画像と全ての参照画像との
    類似度を求め、その中で最も類似度の高いものから順に
    第1候補および第2候補の参照画像を求め、第1候補お
    よび第2候補の類似度の差が所定のしきい値以上のと
    き、第1候補の参照画像のパターンを解とする第1段階
    の認識処理と、前記類似度の差が前記所定のしきい値未
    満のとき、前記集合のうち第1候補のパターンと間違え
    やすいと定義されたパターンの参照画像ならびに認識対
    象画像の新たな画像を用いて、前記第1候補のパターン
    と間違えやすいと定義されたパターンの参照画像の類似
    度を求め、その中で最も類似度の高い参照画像のパター
    ンを解とする第2段階の認識処理とからなることを特徴
    とするパターン認識方法。
  4. 【請求項4】 前記第2段階の認識処理は、前記第1候
    補のパターンと間違えやすいと定義されたパターンの全
    ての参照画像の各特徴軸毎のA=カテゴリー間分散/全
    分散を求める第1のステップと、当該定義にかかるすべ
    ての参照画像と認識対象画像の前記Aの値が大きい軸上
    のデータで構成される新たな画像を作成する第2のステ
    ップと、当該新たに作成した参照画像と認識対象画像と
    の類似度を求める第3のステップとを含むものであるこ
    とを特徴とするパターン認識方法。
JP8647195A 1995-03-17 1995-03-17 パターン認識方法 Withdrawn JPH08263655A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8647195A JPH08263655A (ja) 1995-03-17 1995-03-17 パターン認識方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8647195A JPH08263655A (ja) 1995-03-17 1995-03-17 パターン認識方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08263655A true JPH08263655A (ja) 1996-10-11

Family

ID=13887885

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8647195A Withdrawn JPH08263655A (ja) 1995-03-17 1995-03-17 パターン認識方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08263655A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004167158A (ja) * 2002-11-22 2004-06-17 Glory Ltd 薬剤認識装置
US7003162B2 (en) 2000-11-27 2006-02-21 Omron Corporation Apparatus and method for examining images
WO2010103736A1 (ja) * 2009-03-13 2010-09-16 オムロン株式会社 顔認証装置、人物画像検索システム、顔認証装置制御プログラム、コンピュータ読み取り可能な記録媒体、および顔認証装置の制御方法
WO2013038732A1 (ja) * 2011-09-15 2013-03-21 オムロン株式会社 画像処理装置、画像処理方法、制御プログラムおよび記録媒体
JP6891355B1 (ja) * 2019-12-27 2021-06-18 楽天グループ株式会社 認証システム、認証装置、認証方法、及びプログラム

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7003162B2 (en) 2000-11-27 2006-02-21 Omron Corporation Apparatus and method for examining images
JP2004167158A (ja) * 2002-11-22 2004-06-17 Glory Ltd 薬剤認識装置
WO2010103736A1 (ja) * 2009-03-13 2010-09-16 オムロン株式会社 顔認証装置、人物画像検索システム、顔認証装置制御プログラム、コンピュータ読み取り可能な記録媒体、および顔認証装置の制御方法
JP2010218060A (ja) * 2009-03-13 2010-09-30 Omron Corp 顔認証装置、人物画像検索システム、顔認証装置制御プログラム、コンピュータ読み取り可能な記録媒体、および顔認証装置の制御方法
CN102124493A (zh) * 2009-03-13 2011-07-13 欧姆龙株式会社 脸部识别装置、人物图像检索系统、脸部识别装置控制程序、计算机可读取的记录媒体、以及脸部识别装置的控制方法
WO2013038732A1 (ja) * 2011-09-15 2013-03-21 オムロン株式会社 画像処理装置、画像処理方法、制御プログラムおよび記録媒体
JP2013065107A (ja) * 2011-09-15 2013-04-11 Omron Corp 画像処理装置、画像処理方法、制御プログラムおよび記録媒体
JP6891355B1 (ja) * 2019-12-27 2021-06-18 楽天グループ株式会社 認証システム、認証装置、認証方法、及びプログラム
WO2021131059A1 (ja) * 2019-12-27 2021-07-01 楽天グループ株式会社 認証システム、認証装置、認証方法、及びプログラム
TWI771819B (zh) * 2019-12-27 2022-07-21 日商樂天集團股份有限公司 認證系統、認證裝置、認證方法、及程式產品
US11991180B2 (en) 2019-12-27 2024-05-21 Rakuten Group, Inc. Authentication system, authentication device, authentication method and program

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN108492272B (zh) 基于注意力模型及多任务神经网络的心血管易损斑块识别方法及系统
US6339651B1 (en) Robust identification code recognition system
US4972499A (en) Pattern recognition apparatus
US6327386B1 (en) Key character extraction and lexicon reduction for cursive text recognition
US5005205A (en) Handwriting recognition employing pairwise discriminant measures
US5917941A (en) Character segmentation technique with integrated word search for handwriting recognition
EP0355748A2 (en) A pattern recognition apparatus and method for doing the same
EP0564827A2 (en) A post-processing error correction scheme using a dictionary for on-line handwriting recognition
US11507780B2 (en) Image analysis device, image analysis method, and image analysis program
CN118038467A (zh) 一种含脏污缺漏的古籍文字识别方法和古籍识别设备
CN120126146B (zh) 一种基于深度学习的智能阅卷内容检测与识别方法及系统
JP2005128628A (ja) パターン識別における照合に用いられるテンプレートの生成ならびに同テンプレートを用いたパターン識別のための方法、装置、およびプログラム
JPH08263655A (ja) パターン認識方法
KR101849933B1 (ko) 공분산 기술자와 퍼지 모델을 이용한 심볼 인식장치
JP2898562B2 (ja) ナンバープレート決定方法
CN119918016A (zh) 基于人工智能的学生学习状态监督方法、装置、终端设备以及存储介质
JP3469375B2 (ja) 認識結果の確信度決定方法及び文字認識装置
JP3209197B2 (ja) 文字認識装置及び文字認識プログラムを記録した記録媒体
JP3074691B2 (ja) 文字認識装置
KR100292352B1 (ko) 형태소 분석을 이용한 인식기의 편집방법
JP2851865B2 (ja) 文字認識装置
JPS63136286A (ja) オンライン文字認識方式
JP2001243425A (ja) オンライン文字認識装置およびオンライン文字認識方法
CN118052984A (zh) 一种对噪声鲁棒的图像分割方法和系统
JP2953162B2 (ja) 文字認識装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20020604