JPH08264041A - 電線端末処理装置 - Google Patents

電線端末処理装置

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Publication number
JPH08264041A
JPH08264041A JP7066030A JP6603095A JPH08264041A JP H08264041 A JPH08264041 A JP H08264041A JP 7066030 A JP7066030 A JP 7066030A JP 6603095 A JP6603095 A JP 6603095A JP H08264041 A JPH08264041 A JP H08264041A
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JP
Japan
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electric wire
label
pair
conveying device
conveying
Prior art date
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Pending
Application number
JP7066030A
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English (en)
Inventor
Kenji Inoue
健二 井上
Kenji Kajiwara
賢司 梶原
Hitoshi Takasu
仁志 高巣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Electric Co Ltd
Original Assignee
Seiko Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構成で端子の圧着処理とラベルの巻き
付け処理を連続して効率的に行なうことができる電線端
末処理装置を提供すること。 【構成】 電線は第1の電線搬送装置3により第1の圧
着装置5に対向する位置まで搬送され、次に圧着位置ま
で送られて電線の一方の端部に第1の端子4が圧着され
る。一端に端子が圧着された電線は第2の搬送装置6に
受け渡され、第2の圧着装置8に対向する位置に搬送さ
れ、圧着位置まで送られて電線の他方の端部に第2の端
子7が圧着される。両方の端部に端子が圧着された電線
は、第3の電線搬送装置9により、第1のラベル巻き付
け装置11まで搬送され、電線の他方の端部に第1のラ
ベル10aが巻き付けられる。ラベル10aが巻き付け
られた電線は、第4の電線搬送装置17により中間送り
装置12まで搬送され、電線の長さ方向に送られる。更
に、電線は第4の電線搬送装置17により、第2のラベ
ル巻き付け装置13まで搬送され、電線の一方の端部に
第2のラベル10bが巻き付けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電線の端末の被覆を剥
いて端子を圧着した後に電線にラベルを巻き付ける電線
端末処理装置に関し、特に、端子の圧着処理とラベルを
巻き付け処理を連続して効率的に行なうことができる電
線搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電線端末処理装置においては、先ず、電
線の端末の被覆を剥いで芯線を露出させ、この芯線を端
子の環状の電線挿入部に挿入し、次に、電線挿入部を押
しつぶすことにより電線の端末に端子を圧着する。その
後、電線を識別するためのラベルを巻き付ける。
【0003】電線の両端に端子を圧着する場合には、電
線をその長さ方向に移動する送り処理と、電線を把持し
た状態で電線の長さ方向と交差する方向に移動する搬送
処理とが必要となる。また、電線の両端にラベルを巻き
付ける場合にも、電線をその長さ方向に移動する送り処
理と、電線を把持した状態で電線の長さ方向と交差する
方向に移動する搬送処理とが必要となる。
【0004】図8は、従来の電線端末処理装置における
電線搬送装置の動作を説明するための模式図である。図
において、81はチェーン等の連続搬送機構、82はこ
の連続搬送機構81に取り付けられた搬送装置である。
搬送装置82は、電線保持用の開閉自在なクランプ部8
3と、このクランプ部83の開閉を制御する駆動部84
とを備えている。
【0005】以下、従来の電線搬送装置の動作を説明す
る。
【0006】先ず、開放状態にあるクランプ部83の両
脚間に、図示しない搬入装置により、両端の被覆が剥が
れた電線80が搬入される。次に、図8(a)に示すよ
うに、クランプ部83が閉じられ、電線80が搬送装置
82のクランプ部83により挟持される。このとき、他
方の端子80b側が長くなるように電線80を挟持す
る。
【0007】次に、連続搬送機構81により搬送装置8
2が矢印A方向に搬送される。図8(b)に示すよう
に、電線80の一方の端部の芯線80aが、図示しない
第1の圧着装置から供給された第1の端子85に対向す
る圧着位置に至ると、連続搬送機構81の動作は停止す
る。次に、図示しない駆動機構により第1の圧着装置
(図示せず)が矢印B方向に押し出されて、第1の端子
85の環状の芯線挿入部85aが、電線80の一方の端
部の芯線80aに嵌合される。この状態で第1の圧着装
置(図示せず)により端子85の芯線挿入部85aを側
方から押し潰すことにより、電線80の一方の芯線80
aに第1の端子85が圧着される。次に、第1の圧着装
置(図示せず)が矢印C方向に退避された後に、電線8
0を保持した搬送装置82が連続搬送機構81により矢
印A方向に搬送される。
【0008】次に、図8(c)に示すように、電線80
が、一対の回転ローラー86を有する送り機構87の位
置に至ると、連続搬送機構81の動作は停止する。次
に、送り機構87が、図示しない昇降機構により持ち上
げられ、離間状態にある一対の回転ローラー86間に電
線80が位置する状態で、送り機構87の上昇は停止す
る。次に、一対の回転ローラー86は、図示しない駆動
機構により互いに圧着状態となり、一対の回転ローラー
86間に電線80が挟持される。次に、搬送装置82の
クランプ部83が開放されると共に、図示しない駆動機
構により一対の回転ローラー86が矢印D方向に回転駆
動され、この回転ローラー86の回転により電線80が
矢印C方向に搬送され、電線の他方の端子80b側が長
くされる。
【0009】次に、搬送装置82のクランプ部83によ
り電線80が挟持された後に、一対の回転ローラー86
は、図示しない駆動機構により互いに離間状態となる。
図8(c)は、このときの状態を示している。次いで、
一対の回転ローラー86は図示しない昇降機構により、
電線80の移動に邪魔にならない位置まで引下げられ
る。次に、連続搬送機構81により搬送装置82が矢印
A方向に搬送され、図8(d)に示すように、電線80
の他方の端部の芯線80bが、図示しない第2の圧着装
置から供給された第2の端子88に対向する圧着位置に
至ると、連続搬送機構81の動作は停止する。
【0010】次に、第1の圧着装置(図示せず)と同様
に、図示しない駆動機構により第2の圧着装置(図示せ
ず)が矢印E方向に押し出されて、第2の端子88の環
状の芯線挿入部88aが、電線80の他方の端部の芯線
80bに嵌合される。この状態で第1の圧着装置(図示
せず)により端子88の芯線挿入部88aを側方から押
し潰すことにより、図8(e)に示すように、電線80
の他方の芯線80bに第2の端子88が圧着される。
【0011】次に、両端に端子85,88が圧着された
電線は、搬送装置82のクランプ部83により挟持され
た状態で、連続搬送機構81により搬送装置82が矢印
A方向に搬送され、次工程であるラベル巻き付け装置に
送られる。
【0012】ラベル巻き付け装置においても、上述と同
様に電線の長さ方向の送りと、電線の長さ方向と交差す
る方向の搬送が行なわれ、電線の両端にラベルが巻き付
けられる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、電線
の両端の端子を圧着するため、及び、電線の両端にラベ
ルを巻き付けるためには、電線を長さ方向に送る機能
と、電線を保持した状態で電線を長さ方向と交差する方
向に搬送する機能が必要となるが、従来の電線搬送装置
においては、送り機能と搬送機能を個別の装置により実
現していたので、搬送機構が複雑になると共に搬送に時
間がかかるという問題があった。
【0014】そこで、本発明は、簡単な構成で電線をそ
の長さ方向に送ることができると共に、長さ方向と交差
する方向にも搬送することができ、端子の圧着処理とラ
ベルの巻き付け処理を連続して効率的に行なうことがで
きる電線端末処理装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の電線端末処理装
置は、前記目的を達成するため、両端末を処理すべき電
線をその長さ方向に送ることが可能であり且つ電線の長
さ方向とは交差する方向にも搬送することが可能である
第1の電線搬送装置と、前記第1の電線搬送装置により
搬送され送られてきた電線の一方の端部に端子を圧着す
る第1の圧着装置と、前記第1の電線搬送装置と同様な
構成を有しその搬送範囲が前記第1の電線搬送装置によ
る搬送範囲と一部重なるように配置された第2の電線搬
送装置と、前記第2の電線搬送装置により搬送され送ら
れてきた電線の他方の端部に端子を圧着する第2の圧着
装置と、両方の端部に端子が圧着された電線を後続する
ラベル巻き付け位置に搬送する第3の電線搬送装置と、
両方の端部に端子が圧着された電線の他方の端部に第1
のラベルを巻き付ける第1のラベル巻き付け装置と、他
方の端部に第1のラベルを巻き付けられた電線をその長
さ方向に送る中間送り装置と、電線の一方の端部に第2
のラベルを巻き付ける第2のラベル巻き付け装置と、電
線を前記第1のラベル巻き付け装置、前記中間送り装
置、及び、前記第2のラベル巻き付け装置に順次搬送す
る第4の電線搬送装置とを備えていることを特徴とす
る。
【0016】
【作用】両端末を処理すべき電線は、第1の電線搬送装
置により、電線の長さ方向と交差する方向に第1の圧着
装置に対向する位置まで搬送され、次に電線の長さ方向
に圧着位置まで送られて電線の一方の端部に第1の端子
が圧着される。一方の端部に第1の端子が圧着された電
線は、第1の電線搬送装置から第2の搬送装置に受け渡
され、第2の電線搬送装置により、第2の圧着装置に対
向する位置に搬送され、次に圧着位置まで送られて電線
の他方の端部に第2の端子が圧着される。両方の端部に
端子が圧着された電線は、第3の電線搬送装置により、
第1のラベル巻き付け装置まで搬送され、電線の他方の
端部に第1のラベルが巻き付けられる。他方の端部に第
1のラベルが巻き付けられた電線は、第4の電線搬送装
置により、中間送り装置まで搬送され、この中間送り装
置により電線の長さ方向に送られる。更に、電線は第4
の電線搬送装置により、第2のラベル巻き付け装置まで
搬送され、電線の一方の端部に第2のラベルが巻き付け
られる。
【0017】
【実施例】以下、図面を参照しながら実施例に基づいて
本発明の特徴を具体的に説明する。
【0018】図1は、本発明の電線端末処理装置の実施
例の構成を模式的に示す概略平面図である。図2は、図
1に示す電線端末処理装置において使用される第1の電
線搬送装置単体を矢印Z方向から見た概略正面図であ
る。
【0019】本実施例の電線端末処理装置は、図示しな
い電線供給装置から供給された電線1を所定の長さに切
断した後に、電線1の両端の被覆を剥離して芯線を露出
させる電線切断・剥離機2と、両端の被覆が剥離された
電線1をその長さ方向に送ると共に長さ方向と交差する
方向に搬送する第1の電線搬送装置3と、この第1の電
線搬送装置3により搬送された電線の一方の端部の芯線
に第1の端子4を圧着する第1の圧着装置5と、一方の
端部に第1の端子4が圧着された電線が第1の電線搬送
装置3により受け渡される第1の電線搬送装置3と同様
な構成を有する第2の電線搬送装置6と、この第2の電
線搬送装置6により搬送された電線の他方の端部の芯線
に第2の端子7を圧着する第2の圧着装置8と、両方の
端部に端子4,7が圧着された電線をクランプ部9a,
9bで挟持してラベル巻き付け位置まで搬送する第3の
電線搬送装置9と、両端部に端子が圧着された電線の他
方の端部に第1のラベル10aを巻き付ける第1のラベ
ル巻き付け装置11と、他方の端部に第1のラベル10
aが巻き付けられた電線1をその長さ方向に送る中間送
り装置12と、電線の一方の端部に第2のラベル10b
を巻き付ける第2のラベル巻き付け装置13と、電線を
上側から挟持する三つのクランプ部14,15,16を
有し電線1をその長さ方向と交差する方向に順次搬送す
る第4の電線搬送装置17と、電線に巻き付けるべきラ
ベル10a,10bの印刷を行なうラベルプリンタ18
と、印刷後のラベル10a,10bをラベルプリンタ1
8から第1及び第2のラベル巻き付け装置13に搬送す
るための第1及び第2のラベル搬送装置19,20と、
ラベルプリンタ18で印刷されたラベルを第1のラベル
搬送装置19と第2のラベル搬送装置20に振り分ける
ラベル振り分け装置21等を備えている。
【0020】上記第1の電線搬送装置3は、電線1をそ
の長さ方向に送るための一対のローラ22を備えた可動
部23と、この可動部23を電線1の長さ方向と交差す
る方向に移動させるための駆動部24とを備えている。
【0021】可動部23は、図2に示すように、ハウジ
ング25と、このハウジング25に対して揺動可能に設
けられ、その先端にそれぞれローラ22が設けられた一
対のアーム部26と、前記ハウジング25と一体となっ
ており前記駆動部24により駆動されるスライド部27
を備えている。
【0022】前記ハウジング25の内部には、一対のア
ーム部26の内部に設けられたベルトを介してローラ2
2を回転駆動する駆動機構と、一対のアーム部26の開
閉を制御する駆動機構とが設けられている。これらの駆
動機構の詳細については後述する。一対のアーム部26
を矢印G方向に回動することにより一対のローラ22は
離間し、矢印H方向に回動することにより一対のローラ
22は圧接し、電線1を両ローラ22間で挟持すること
が可能となる。また、図3に示すように、両ローラ22
間に電線1を挟持した状態で一対のローラ22を矢印I
方向に回転させることにより、電線1は矢印K方向に送
られ、一対のローラ22を矢印J方向に回転させること
により、電線1は矢印L方向に送られる。
【0023】駆動部24は、前記スライド部27を案内
するための案内棒28と、前記スライド部27と螺合し
てこのスライド部27を移動させるための送りネジ29
と、この送りネジ29を回転駆動するモータ30等を備
えている。モータ30で送りネジ29を回転することに
より、可動部23は、図1において矢印M,Nで示す方
向に移動する。
【0024】第2の電線搬送装置6も第1の電線搬送装
置3と同様な構成を有しており、電線1をその長さ方向
に送るための一対のローラ31を備えた可動部32と、
この可動部32を電線1の長さ方向と交差する方向に移
動させるための駆動部33とを備えている。可動部32
は図1において矢印P,Qで示す方向に移動する。な
お、第1の電線搬送装置3のローラ22と第2の電線搬
送装置6のローラ31は、電線1の長さ方向で見て近接
するが重ならない位置に配置される。また、第1の電線
搬送装置3のローラ22の移動範囲と第2の電線搬送装
置6のローラ31の移動範囲は、電線1の長さ方向とは
交差する方向で見て、第1の圧着装置5と第2の圧着装
置8の略中間位置で、一部分のみ重なるように設定され
る。
【0025】図4は、電線搬送装置の可動部の詳細を示
す正面図、図5は、図4に示す可動部の断面図である。
【0026】ハウジング25に対してベアリング34を
介して外側回転軸35が回転自在に支持されており、更
に、この外側回転軸35の内側に外側回転軸35と同軸
の内側回転軸36がベアリング37を介して回転自在に
支持されている。外側回転軸35の一方の端部(図5に
おいて左側)には、アーム部26のアームハウジング3
8の基端部が固定されている。したがって、アームハウ
ジング38は、ハウジング25に対して外側回転軸35
を中心として揺動可能となる。また、内側回転軸36の
一方の端部(図5において左側)には、アームハウジン
グ38内において駆動プーリー39が固定されている。
また、外側回転軸35の中間部には連動ギア40が取り
付けられ、内側回転軸36の他方の端部の近傍に連動ギ
ア41が取り付けられている。
【0027】内側回転軸36の他方の端部は、ジョイン
ト42を介してモータ43に連結されており、モータ4
3の回転により、内側回転軸36の一方の端部に設けら
れた駆動プーリー39が回転駆動される。
【0028】アームハウジング38の遊端部には、円筒
状の支持部材44が取り付けられており、この支持部材
44の内側にベアリング45を介してローラー軸46が
回転自在に支持されている。このローラー軸46の一方
の端部(図5において左側)には、ローラ22が一体的
に形成されており、他方の端部には従動プーリー47が
固定されている。この従動プーリー47と前記駆動プー
リー39との間にはベルト48が張架されており、モー
タ43の回転に伴って従動プーリー47が回転し、ロー
ラ22も回転する。
【0029】一対のアーム部26及びその駆動機構は、
上下対称に配置されており、また、各内側回転軸36に
固定された連動ギア41は、互いに噛み合っている。し
たがって、モータ43の回転に伴って、一対のローラ2
2は互いに逆方向に回転する。ハウジング25の側面に
はシリンダ49が取り付けられており、シリンダ49の
ピストン(図示せず)の先端が、アームハウジング38
の中間部に設けられたた被押し上げ部材50に当接する
ようになっている。この被押し上げ部材50とハウジン
グ25の側面に取り付けられた取付フレーム51の下端
部との間には、引っ張りスプリング52が張架される。
シリンダ49が付勢されピストン(図示せず)が突出状
態になると、引っ張りスプリング52の力に抗して上側
のアームハウジング38は押し上げられ、外側回転軸3
5を中心として上側に傾動する。上側の外側回転軸35
は上側のアームハウジング38と一体に回動し、上側の
外側回転軸35の連動ギア40と下側の外側回転軸35
の連動ギア40は互いに噛み合っているので、上側のア
ームハウジング38の上向きの傾動に連動して下側のア
ームハウジング38は下向きに傾動する。したがって、
一対のアーム部26の遊端側に設けられた各ローラ22
は、図4において二点鎖線で示すように、互いに離間状
態となる。シリンダ49を消勢すると、シリンダ49の
ピストン(図示せず)の押し上げ力がなくなるので、引
っ張りスプリング52の力により、一対のアームハウジ
ング38は互いに接近する方向に移動し、各ローラ22
は、図4において実線で示すように、互いに圧接状態と
なる。
【0030】次に、ラベルプリンタ18及びラベル振り
分け装置21について説明する。図6は、ラベルプリン
タ18及びラベル振り分け装置21の要部を示す概略斜
視図である。
【0031】ラベルプリンタ18は、連続的に送り出さ
れる長尺台紙53の表面に貼着された複数枚の粘着ラベ
ルに対して識別数字等を順次印刷する印字部(図示せ
ず)と、粘着ラベルの腰の強さを利用して長尺台紙53
の表面から粘着ラベルを1枚づつ剥離する楔状の剥離部
材54と、剥離された粘着ラベル55がその粘着面が上
側になった状態で載置されるテーブル56等を備えてい
る。粘着ラベル55の粘着面は、全面に粘着剤が塗布さ
れているのでなく、粘着ラベル55の両側端部の粘着部
55a,55bと略中央部の非粘着部55cを有してい
る。
【0032】ラベル振り分け装置21は、軸57を中心
として水平面内で回動可能に設けられた略L字状のラベ
ル振り分け部材58と、このラベル振り分け部材58の
各アーム59,60の遊端部の下面に取り付けられた真
空移送部材61,62とを備えている。各真空移送部材
61,62は、粘着ラベル55の非粘着部55cに対向
する吸着部61a,62aを有している。
【0033】ラベル振り分け装置21が、図1に実線で
示す状態にあるときには、図示しない駆動機構により一
方の真空移送部材61が矢印Rで示す方向に駆動され、
テーブル56上に載置された粘着ラベル55に押し付け
られ、真空移送部材61の吸着部61aにより粘着ラベ
ル55の非粘着部55cが真空吸着される。次いで、真
空移送部材61が矢印Sで示す方向に駆動され、粘着ラ
ベル55がテーブル56の表面から持ち上げられる。次
に、図示しない駆動機構により、図1に破線で示すよう
にラベル振り分け装置21が軸57を中心として矢印T
で示す方向に回動され、真空移送部材61が、第1のラ
ベル搬送装置19に沿って移動可能に設けられた第1の
張り付け台63の位置まで搬送される。次に、真空移送
部材61が矢印R方向に駆動され、真空吸着が停止さ
れ、粘着ラベル55が第1のラベル10aとして第1の
張り付け台63に受け渡される。次に、第1のラベル1
0aが載置された第1の張り付け台63は、第1のラベ
ル搬送装置19により矢印U方向に駆動され、まで搬送
され、第1のラベル巻き付け装置11において第1のラ
ベル10aが電線の他方の端部に巻き付けられる。
【0034】一方、ラベル振り分け装置21が、図1に
破線で示す状態にあるときには、アーム60の遊端部に
取り付けられた真空移送部材62が、ラベルプリンタ1
8のテーブル56と対向する位置にあり、次の粘着ラベ
ル55が真空移送部材62により吸着される。
【0035】次に、ラベル振り分け装置21が矢印V方
向に回動され、真空移送部材62に吸着された粘着ラベ
ル55が第2のラベル10bとして第2の張り付け台6
4の位置まで搬送される。これ以降は第1のラベル10
aと同様に、第2のラベル10bは第2のラベル搬送装
置20により第2のラベル巻き付け装置13まで搬送さ
れ、電線の一方の端部に巻き付けられる。
【0036】次に、第4の電線搬送装置17について説
明する。第4の電線搬送装置17は、第1のラベル巻き
付け装置11、中間送り装置13、及び、第2のラベル
巻き付け装置13の配列方向に沿って設けられた長手状
のフレーム17aと、このフレーム17aの長手方向に
移動可能に設けられた移動部材17bと、この移動部材
17bの下面に設けられた三つのクランプ部14,1
5,16とを備えている。前記第1のラベル巻き付け装
置11の巻き付け位置と、中間送り装置13の送り位置
と、第2のラベル巻き付け装置13の巻き付け位置との
互いの間隔は等しく設定されており、三つのクランプ部
14,15,16の互いの間隔もこれに対応した同じ一
定の間隔となっている。
【0037】初期状態においては、第4の電線搬送装置
17の移動部材17bは、第1のラベル巻き付け装置1
1と、中間送り装置13と、第2のラベル巻き付け装置
13とを覆う位置に配置されており、クランプ部14が
下降してラベル巻き付け後の電線が挟持された後にクラ
ンプ部14が上昇して電線が持ち上げられる。次に、移
動部材17bが上記一定間隔に対応する距離だけ搬出側
に移動された後に、クランプ部14が下降してクランプ
部14を開放することにより、電線が中間送り装置12
まで搬送される。中間送り装置装置12から第2のラベ
ル巻き付け装置13まで、及び、第2のラベル巻き付け
装置13から搬出位置までも同様に搬送される。このと
き、三つのクランプ部14,15,16にはそれぞれ電
線が保持さており、並行的に処理が行なわれる。
【0038】次に、上述した電線端末処理装置の動作に
ついて説明する。図7は、電線の送り及び搬送の流れを
説明するための模式図である。
【0039】〔S1〕 電線1が電線端末処理装置の電
線導入位置P1に供給される。
【0040】〔S2〕 電線切断・剥離装置2により、
電線1が所定の長さに切断された後に、電線1の両端の
被覆が剥がれ、芯線1a,1bが露出する。また、電線
1の長さ方向の位置決めが行なわれる。
【0041】〔S3〕 第1の電線搬送装置3の一対の
ローラ22が先ず離間状態とされ、一対のローラ22間
に電線1が挿入された後に一対のローラ22が圧接状態
とされ、一対のローラ22間に電線1が挟持される。次
に、駆動部24が付勢され、電線1を保持した可動部2
3が図1において矢印Mで示す方向に移動し、電線が第
1の圧着装置5に対応する位置P2に搬送される。
【0042】〔S4〕 第1の電線搬送装置3の一対の
ローラ22が矢印I(図3参照)で示す方向に回転駆動
され、電線1が矢印Kで示す方向、すなわち、第1の圧
着装置5の方向に送られ、電線1の芯線1aが、第1の
圧着装置5から供給された端子4の環状の芯線挿入部4
aに挿入される。芯線1aが芯線挿入部4aに挿入され
ると一対のローラ22の回転は停止される。この状態で
第1の圧着装置5により、端子4の芯線挿入部4aを側
方から押し潰すことにより、電線1の一方の芯線1aに
第1の端子4が圧着される。なおこのとき、電線1は一
対のローラ22の間に挟持された状態にある。
【0043】〔S5〕 第1の電線搬送装置3の駆動部
24が付勢され、可動部23が矢印Mの方向に移動し、
電線1が一対のローラ22の間に挟持された状態で、中
間位置決め部P3に搬送される。このとき、第2の電線
搬送装置6の一対のローラ31は離間状態とされてお
り、電線1は第2の電線搬送装置6の一対のローラ31
の間に挿入される。
【0044】〔S6〕 第2の電線搬送装置6の一対の
ローラ31が圧接状態にされた後に、第1の電線搬送装
置3の一対のローラ22が離間状態とされ、電線1が第
1の電線搬送装置3から第2の電線搬送装置6に受け渡
される。次に、第2の電線搬送装置6の一対のローラ3
1が回転駆動され、電線1が矢印Wの方向に送られる。
電線1の後端、すなわち、他方の芯線1bが第2の圧着
装置8に挿入するための所定の位置に達したら、ローラ
31の回転は停止される。このとき、電線1は一対のロ
ーラ31の間に挟持された状態にある。
【0045】〔S7〕 第2の電線搬送装置6の駆動部
33が付勢され、電線1を保持した可動部32が図1に
おいて矢印Pで示す方向に移動し、電線1が第2の圧着
装置8に対応する位置P4に搬送される。
【0046】〔S8〕 第2の電線搬送装置6の一対の
ローラ31が回転駆動され、電線1が矢印Xで示す方
向、すなわち、第2の圧着装置8の方向に送られ、電線
1の芯線1bが第2の圧着装置8から供給された第2の
端子7の環状の芯線挿入部7aに挿入される。芯線1b
が芯線挿入部7aに挿入されると一対のローラ31の回
転は停止される。この状態で第2の圧着装置8により、
端子7の芯線挿入部7aを側方から押し潰すことによ
り、電線1の他方の芯線1bに第2の端子7が圧着され
る。このようにして電線1の両端に端子4,7が圧着さ
れる。端子圧着後の電線1は、第2の電線搬送装置6に
より一旦受渡し位置P5まで搬送される。これは、本実
施例で使用した圧着装置の構造上、電線を片方にしか払
出すとことができないためである。しかしこの構造に限
定されるものではない。
【0047】〔S9〕 両端に端子4,7が圧着された
電線1は、第3の電線搬送装置9のクランプ部9a,9
bにより保持されて、第1のラベル巻き付け装置11が
配置されている位置P6まで搬送される。
【0048】〔S10〕 ラベルプリンタ18からラベ
ル10aが第1のラベル巻き付け装置11に搬送され
る。
【0049】〔S11〕 第1のラベル巻き付け装置1
1により電線の他方の端部にラベル10aが巻き付けら
れる。このラベルの巻き付けは、ラベルの粘着面に電線
を圧接し平らなテーブル上で電線を転がすことにより行
なわれる。
【0050】〔S12〕 他方の端部にラベル10aが
巻き付けられた電線1は、第4の電線搬送装置17によ
り中間送り装置12の位置P7まで搬送される。
【0051】〔S13〕 中間送り装置12により、電
線1は矢印Y方向に送られ、電線1の端子4が所定の位
置に達したら、送りが停止される。
【0052】〔S14〕 先端の位置合わせが行なわれ
た電線1は、第4の電線搬送装置17により、第2のラ
ベル巻き付け装置13が配置されている位置P8まで搬
送される。
【0053】〔S15〕 ラベルプリンタ18からラベ
ル10bが第2のラベル巻き付け装置13に搬送され
る。
【0054】〔S16〕 第2のラベル巻き付け装置1
3により電線の一方の端部にラベル10bが巻き付けら
れる。
【0055】〔S17〕 両端に端子4,7が圧着さ
れ、且つ、ラベル10a,10bが巻き付けられた電線
1は、第4の電線搬送装置17により搬出位置P9まで
搬送され、その後に機外に搬出される。
【0056】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明において
は、電線の長さ方向の送りと、電線の長さ方向と交差す
る方向の搬送を共通の装置で行なうようにしたので、電
線の両端に端子を圧着する処理及びラベルを巻き付ける
処理を、連続して効率的に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 電線端末処理装置から第1及び第2の電線搬
送装置を抜き出して模式的に示す概略平面図である。
【図2】 図1の第1の電線搬送装置単体を矢印Z方向
から見た概略正面図である。
【図3】 ローラの回転と電線の送りとの関係を示す説
明図である。
【図4】 電線搬送装置の可動部の詳細を示す正面図で
ある。
【図5】 図4に示す可動部の断面図である。
【図6】 ラベルプリンタ及びラベル振り分け装置の要
部を示す概略斜視図である。
【図7】 電線の流れを説明するための模式図である。
【図8】 従来の電線端末処理装置における電線搬送装
置の動作を説明するための模式図である。
【符号の説明】
1…電線、2…電線切断・剥離装置、3…第1の電線搬
送装置、4…端子、5…第2の圧着装置、6…第2の電
線搬送装置、7…端子、8…第1の圧着装置、9…第3
の電線搬送装置、9a,9…クランプ部、10a…ラベ
ル、11…第1のラベル巻き付け装置、12…中間送り
装置、10b…ラベル、13…第2のラベル巻き付け装
置、14,15,16…クランプ部、17…第4の電線
搬送装置、17a…フレーム、17b…移動部材、18
…ラベルプリンタ、19,20…第1及び第2のラベル
搬送装置、21…ラベル振り分け装置、22…ローラ、
23…可動部、24…駆動部、25…ハウジング、26
…アーム部、27…スライド部、28…案内棒、29…
送りネジ、30…モータ、31…ローラ、32…可動
部、33…駆動部、34…ベアリング、35…外側回転
軸、36…内側回転軸、37…ベアリング、38…アー
ムハウジング、39…駆動プーリー、40…連動ギア、
41…連動ギア、42…ジョイント、43…モータ、4
4…支持部材、45…ベアリング、46…ローラー軸、
47…従動プーリー、48…ベルト、49…シリンダ、
50…被押し上げ部材、51…取付フレーム、52…引
っ張りスプリング、53…長尺台紙、54…剥離部材、
55…粘着ラベル、55a,55b…粘着部、55c…
非粘着部、56…テーブル、57…軸、58…ラベル振
り分け部材、59,60…アーム、61,62…真空移
送部材、63…第1の張り付け台、64…第2の張り付
け台、80…電線、80a…芯線、81…連続搬送機
構、82…搬送装置、83…クランプ部、84…駆動
部、85…第1の端子、85a…芯線挿入部、86…回
転ローラー、87…送り機構、88…第2の端子、88
a…芯線挿入部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両端末を処理すべき電線をその長さ方向
    に送ることが可能であり且つ電線の長さ方向とは交差す
    る方向にも搬送することが可能である第1の電線搬送装
    置と、 前記第1の電線搬送装置により搬送され送られてきた電
    線の一方の端部に端子を圧着する第1の圧着装置と、 前記第1の電線搬送装置と同様な構成を有しその搬送範
    囲が前記第1の電線搬送装置による搬送範囲と一部重な
    るように配置された第2の電線搬送装置と、 前記第2の電線搬送装置により搬送され送られてきた電
    線の他方の端部に端子を圧着する第2の圧着装置と、 両方の端部に端子が圧着された電線を後続するラベル巻
    き付け位置に搬送する第3の電線搬送装置と、 両方の端部に端子が圧着された電線の他方の端部に第1
    のラベルを巻き付ける第1のラベル巻き付け装置と、 他方の端部に第1のラベルを巻き付けられた電線をその
    長さ方向に送る中間送り装置と、 電線の一方の端部に第2のラベルを巻き付ける第2のラ
    ベル巻き付け装置と、 電線を前記第1のラベル巻き付け装置、前記中間送り装
    置、及び、前記第2のラベル巻き付け装置に順次搬送す
    る第4の電線搬送装置とを備えていることを特徴とする
    電線端末処理装置。
  2. 【請求項2】 前記第1及び第2の電線搬送装置が、そ
    れぞれ、離接可能な一対のローラを備え該一対のローラ
    間に電線を挟持して電線をその長さ方向に送ることが可
    能な可動部と、該可動部を電線の長さ方向とは交差する
    方向に移動させることが可能な駆動部とを備えているこ
    とを特徴とする請求項1記載の電線端末処理装置。
  3. 【請求項3】 前記一対のローラの各々が前記可動部の
    ハウジングに対して傾動可能に設けられた一対のアーム
    部の遊端部に設けられていることを特徴とする請求項2
    記載の電線端末処理装置。
  4. 【請求項4】 前記可動部のハウジングに前記一対のア
    ーム部を介して前記一対のローラを互いに逆方向に回転
    駆動するための回転駆動手段が設けられていることを特
    徴とする請求項3記載の電線端末処理装置。
  5. 【請求項5】 前記可動部のハウジングに前記一対のア
    ーム部を互いに逆方向に傾動させるための傾動駆動手段
    が設けられていることを特徴とする請求項4記載の電線
    端末処理装置。
  6. 【請求項6】 前記第1のラベル巻き付け装置と前記第
    2のラベル巻き付け装置に対して、共通のラベルプリン
    タで印字されたラベルを交互に供給するラベル振り分け
    機構を更に備えていることを特徴とする請求項1記載の
    電線端末処理装置。
JP7066030A 1995-03-24 1995-03-24 電線端末処理装置 Pending JPH08264041A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012196706A (ja) * 2011-03-23 2012-10-18 Asahi- Seiki Manufacturing Co Ltd 線材送給装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012196706A (ja) * 2011-03-23 2012-10-18 Asahi- Seiki Manufacturing Co Ltd 線材送給装置

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