JPH08265031A - 小形無線機 - Google Patents

小形無線機

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JPH08265031A
JPH08265031A JP7069053A JP6905395A JPH08265031A JP H08265031 A JPH08265031 A JP H08265031A JP 7069053 A JP7069053 A JP 7069053A JP 6905395 A JP6905395 A JP 6905395A JP H08265031 A JPH08265031 A JP H08265031A
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Yasunobu Honma
保信 本間
Kenichi Kagoshima
憲一 鹿子嶋
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 パソコンに装着して用いる小形無線機に関
し、パソコンから突出することなく埋め込むように実装
することが可能で、かつ、アンテナが水平方向の放射特
性を有する小形無線機の実現。 【構成】 小形無線機の筐体1の最も面積の狭い面に、
その片面に金属箔または金属板4を披着した誘電体板3
からなるアンテナ素子を金属箔または金属板の面が外側
となるように展着し、小形無線機筐体の内部から、引き
出された少なくとも1本の同軸線路の内導体2を、金属
箔または金属板に接続すると共に、同軸線路の外部導体
を小形無線機筐体のアンテナ素子を展着した面に接続す
る小形無線機。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、筐体が金属等で作られ
内部回路が遮蔽されているような構造を有する小形無線
機に関し、特に、アンテナと無線装置が無線機筐体の外
部で直結し、一体となった構造であり、かつ、電波の最
大放射方向を無線機筐体の側面方向とする事が可能な無
線送受信装置に係る。
【0002】
【従来の技術】小形無線機をパソコンに接続して、無線
回線により複数のパソコンを接続して、パソコンのネッ
トワークを構築したり、有線回線で通信網に接続される
無線基地局とパソコンを無線回線で接続してパソコンを
通信端末として用いることが行われている。このような
小形無線機は、パソコンのカードスロット等に装着して
用いられるような構造にすると便利である。
【0003】このとき、無線機回路から放射される高周
波がパソコンのクロック等に影響を与えたり、また、そ
の逆にパソコンのクロック等が無線機の動作に影響を与
えることを防止するため、無線機回路を金属製の密閉さ
れた筐体や、金属薄膜を被着または塗着した高分子材料
(FRP等)で作られた筐体内に収納した構造のものと
し、その遮蔽性を高めているものが多い。
【0004】図7はこのような従来の小形無線機の例を
示す図であって、(a)は小形無線機の外観を、(b)
は小形無線機をパソコンに実装した例を示している。同
図において、数字符号11は小形無線機の筐体、12は
マイクロストリップアンテナ、13はパソコン、14は
アンテナの最大放射方向を表わしている。
【0005】同図(a)に示すように従来の小形無線機
では、マイクロストリップアンテナを無線機筐体の上面
に固定して装着しており、アンテナの最大放射方向は同
図に数字符号14で示すように上方に向いていた。
【0006】そして、この小形無線機をパソコンに取り
付ける場合、アンテナの最大放射方向がパソコンの筐体
に覆われてしまわないよう同図(b)に示すようにパソ
コンから無線機が突出したように取り付ける必要があっ
た。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の小形無線機はマイクロストリップアンテナが無線機筐
体の表面に固定して装着されていて、その最大放射方向
は無線機筐体の上面方向であったから、無線機筐体の側
面方向へ電波を強く放射する事は困難であった。
【0008】そして、このような構造を採っているた
め、図7(b)に示すように無線送受信装置をパソコン
などの電子機器端末のカードスロット等に差し込んで使
用する場合には、パソコンのカードスロット内に該無線
送受信装置全体を完全に挿入することは出来ず、該無線
送受信装置のアンテナ搭載面をパソコン外部に出さなけ
ればならなかった。
【0009】そのため、使い方によっては、カードスロ
ットから突出している小形無線機が邪魔になるという問
題があった。本発明は、上述の問題を解決するため、小
形無線機をパソコン内に殆んど埋め込んで使用すること
が可能で、かつ、電波の最大放射方向を無線機筐体の側
面方向とする事ができる無線送受信装置を提供する事を
目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上述の
課題は、前記特許請求の範囲に記載した手段により達成
される。
【0011】すなわち、請求項1の発明は、送信回路あ
るいは受信回路の内の少なくとも一方の回路を有し、該
回路が導電性の材質の筐体内に収容される構造の小形無
線機において、小形無線機の筐体を形成する各面の内の
最も面積の狭い面に、その片面に金属箔または金属板を
披着した誘電体板からなるアンテナ素子を金属箔または
金属板の面が外側となるように展着し、
【0012】小形無線機筐体の内部から、引き出された
少なくとも1本の同軸線路の内導体を上記金属箔または
金属板に接続すると共に、該同軸線路の外部導体を小形
無線機筐体のアンテナ素子を展着した面に接続した小形
無線機である。
【0013】請求項2の発明は、請求項1記載の発明に
おいて、複数の同軸線路をアンテナ素子の金属箔または
金属板に接続し、無線機筐体内部で合成して1本の伝送
線路として、高周波回路に接続するようにしたものであ
る。
【0014】請求項3の発明は、請求項1および請求項
2記載の発明において、アンテナ素子である金属箔の長
手方向の電気的長さを使用周波数の約1/2波長とした
ものである。請求項4の発明は、前記請求項1〜請求項
3記載の発明において、アンテナ素子の金属箔または金
属板を被着した誘電体板の大きさが小形無線機筐体の最
も小さい面以下であるように構成したものである。
【0015】請求項5の発明は、前記請求項1〜請求項
3記載の発明において、アンテナ素子の金属箔または金
属板を被着した誘電体板の大きさが小形無線機筐体の最
も小さい面より大であるように構成したものである。
【0016】
【作用】本発明の小形無線機は、上述のような構造とな
っているので、無線送受信装置からの高周波信号を、直
結したアンテナに、殆ど給電損失無く供給し、電波の最
大放射方向を無線送受信装置の側面方向に設定する事が
できる。
【0017】また、アンテナを無線機筐体の短辺側面に
設けているので、パソコン等に筐体の殆んど全体を埋め
込んで使用することができるから、パソコン取扱上の邪
魔になることもなく、外観上の不都合を生ずることもな
い。
【0018】請求項5の発明は、アンテナ素子を形成す
る誘電体板を小形無線機筐体の最も小さい面より大とし
ているが、このようにすれば、小形無線機をパソコン等
のカードスロットに挿入して用いるとき、該カードスロ
ットのカバー、あるいは小形無線機を挿入するための把
手としての用に供することができる。
【0019】
【実施例】図1は、本発明の一実施例を示す図であっ
て、(a)は正面図、(b)は上面図、(c)は側面図
を示している(これら(a)、(b)、(c)の関係
は、後述する図2の場合も同様である)。
【0020】同図において、数字符号1は無線送受信装
置筐体、2同軸線路から成る給電回路、3は誘電体、4
は放射素子、5は給電点、6はベースバンド回路、7は
高周波回路を表わしている。
【0021】これらの図において、ベースバンド回路
6、あるいは、高周波回路7は、本来、外部から見える
ものではないが、理解を容易にするためと、図面が繁雑
になることを避けるため、このように模式的に表わして
いる。これらの点については、以下に示す図面において
も同様である。
【0022】小形無線機へ供給される情報信号は、無線
送受信装置筐体1の内部に収納されたベースバンド回路
6および高周波回路7等から給電回路2およびアンテナ
を構成する誘電体3を通じて、放射素子4に給電され
る。
【0023】上記小形無線機筐体は実際にはその厚みは
かなり薄いものであって、カード状の外見を有してい
る。給電回路2の外部導体は、無線機筐体1の最も面積
が狭い面の金属と接続され、また内部導体はアンテナを
構成する誘電体3を通り、放射素子4と接続されてい
る。
【0024】放射素子4の長手方向の電気的長さは使用
周波数の約1/2波長であるため、これらは基本的にマ
イクロストリップアンテナとして動作する。しかし、有
限寸法の筐体に取り付けられているため、この効果によ
り更に使用上好ましい放射指向性を示す。なお、受信の
場合の動作についてはこれらの逆である。
【0025】誘電体3の厚みは、通常のマイクロストリ
ップアンテナと同等程度あり、かつ使用波長の1/50
以下である。また放射素子4の幅(短手方向の寸法)は
最大でも誘電体3の厚みの5倍程度である。
【0026】図4は通常のマイクロストリップアンテナ
の放射パターンを示す図である。このアンテナは、放射
素子の正面方向に電波を強く放射し、その後方向および
側方向には放射が弱い単指向性を有しているのが特徴で
ある。
【0027】そのため、前述した従来の小形無線機で
は、マイクロストリップアンテナが上方向に強い指向性
を有しているのに対し、本発明の小形無線機では図3に
示したように水平方向に広い指向性が得られるので、パ
ソコンに装着して用いる場合好適である。更に、これは
垂直な面でも、ほぼ無指向性となるので、どの方向へも
一様に電波を出せるという利点を有している。
【0028】図5は、本発明の使用状態の例を示す図あ
って、パソコン8のカードスロットへ本発明による小形
無線機を実装し、無線基地局9とデータ伝送を行う場合
を示している。小形無線機をパソコンのカードスロット
に完全に収納したとき、アンテナがその側面に取り付け
られているため、パソコン内部で処理を行った情報デー
タを、該小形無線機を介して、無線基地局に転送した
り、無線基地局からのデータを受信したりすることが確
実に行える。
【0029】図2は、本発明の他の実施例を示す図であ
る。本実施例は先の図1に示した構成において、アンテ
ナ給電部を複数の給電点5a、5bおよび同軸線路より
成る給電回路2a、2bで構成し、それらを無線機筐体
内部の合成回路8で1本の伝送線路に合成して高周波回
路7と接続する構造を採っている。そのため、アンテナ
のインピーダンス特性が周辺の物体等の影響を受けたと
しても合成回路の合成比を適当に調整する事により、良
好なマッチングおよび放射特性を維持する事が可能であ
る。
【0030】図6はアンテナ素子の形状とその取り付け
方の他の例を示す図である。先に図1あるいは図2等に
示した実施例のものは、アンテナを形成する誘電体板の
大きさを無線機筐体の最も小さい面あるいはそれ以下に
して、パソコン等のカードスロットにアンテナ素子部も
含めて小形無線機筐体の殆んどが埋め込まれるように装
着される構造を採っていた。
【0031】これに対し、図6に示すものは、小形無線
機の筐体の最も小さい面よりアンテナ素子(誘電体板)
の大きさを大にしている。この構造を採ることにより、
小形無線機をパソコンに脱着するとき、誘電体板3a〜
3cが手掛かりとなるので、操作性が向上する。
【0032】また、パソコンのカードスロットをアンテ
ナ素子部によって塞ぐのでパソコン内部への塵埃等の進
入を防止することができる。図6(a)〜(c)は、ア
ンテナを形成する誘電体板の形状の例としてそれぞれ3
a〜3cの様にしたものを取り付ける場合を示している
が、これに限るものではなく、任意の形状のものとする
ことができるのは言う迄もない。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の小形無線
機は、金属筐体、もしくは、金属薄膜を塗布したFRP
等の筐体で囲まれた無線機と、無線機送信部からの高周
波を無線機の外部で無線機に直結して配置されたアンテ
ナに供給するか、または、アンテナが外部空間から受け
た電波を無線機受信部に供給する給電線およびアンテナ
から構成されている。
【0034】そして、アンテナが、無線機を構成する金
属筐体の最も狭い面に取り付けられまた、内部回路に直
結されているため、無線送受信装置からの高周波を、ア
ンテナに少ない給電損失で供給することができ、また、
電波の最大放射方向を無線送受信装置の側面方向に設定
する事ができる。
【0035】そのため、パソコン等の電子機器端末に設
けられているカードスロット等へ小形無線機全体を完全
に挿入したとしても、該小形無線機のアンテナを配置し
た側面が露出しているので、距離の離れた無線基地局と
の間でもデータ伝送を確実に行なうことができる。
【0036】また、本発明の小形無線機のアンテナは、
放射素子の短手方向の長さが誘電体3の短手方向の長さ
と、ほぼ同じであるため、アンテナ単体時での放射パタ
ーンは、従来のマイクロストリップアンテナのような単
方向性にはならず、8字形をしたパターンになるが、こ
れを、金属等の導電性の材質で作成した無線機筐体の、
最も面積が狭い面に装着しているので、その放射パター
ンは、ほぼ、円形をした無指向性のものとなり好都合で
ある。
【0037】また、本発明の小形無線機において、アン
テナの給電部を複数設定する構造を採った場合には、小
形無線機を電子機器端末のカードスロット等へ実装した
場合でも、アンテナ特性がその周辺の金属などの影響に
よって変動する事は無く、良好な情報伝達特性を維持す
る事が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す図である。
【図2】本発明の他の実施例を示す図である。
【図3】本発明の一実施例のアンテナの放射パターンを
示す図である。
【図4】通常のマイクロストリップアンテナの放射パタ
ーンを示す図である。
【図5】本発明の使用状態の例を示す図である。
【図6】アンテナ素子の取り付け方の他の例を示す図で
ある。
【図7】従来の小形無線機の例を示す図である。
【符号の説明】
1 小形無線機筐体 2,2a,2b 給電回路 3,3a〜3c 誘電体板 4 放射素子 5 給電点 6 ベースバンド回路 7 高周波回路 8 パソコン 9 無線基地局装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信回路あるいは受信回路の内の少なく
    とも一方の回路を有し、該回路が導電性の材質の筐体内
    に収容される構造の小形無線機において、 小形無線機の筐体を形成する各面の内の最も面積の狭い
    面に、その片面に金属箔または金属板を披着した誘電体
    板からなるアンテナ素子を金属箔または金属板の面が外
    側となるように展着し、 小形無線機筐体の内部から、引き出された少なくとも1
    本の同軸線路の内導体を上記金属箔または金属板に接続
    すると共に、 該同軸線路の外部導体を小形無線機筐体の、アンテナ素
    子を展着した面に接続したことを特徴とする小形無線
    機。
  2. 【請求項2】 複数の同軸線路をアンテナ素子の金属箔
    または金属板に接続し、無線機筐体内部で合成して1本
    の伝送線路として、高周波回路に接続する請求項1記載
    の小形無線機。
  3. 【請求項3】 金属箔または金属板の長手方向の電気的
    長さが使用周波数の約1/2波長である請求項1および
    請求項2記載の小形無線機。
  4. 【請求項4】 アンテナ素子の金属箔または金属板を披
    着した誘電体板の大きさが小形無線機筐体の最も小さい
    面以下である請求項1〜請求項3記載の小形無線機。
  5. 【請求項5】 アンテナ素子の金属箔または金属板を披
    着した誘電体板の大きさが小形無線機筐体の最も小さい
    面より大である請求項1〜請求項3記載の小形無線機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2014050313A1 (ja) * 2012-09-27 2014-04-03 株式会社日立システムズ Rfidタグ付き銘板

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