JPH08265316A - クロック生成回路およびクロック生成方法、並びにディジタル回線終端装置 - Google Patents
クロック生成回路およびクロック生成方法、並びにディジタル回線終端装置Info
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- JPH08265316A JPH08265316A JP7069102A JP6910295A JPH08265316A JP H08265316 A JPH08265316 A JP H08265316A JP 7069102 A JP7069102 A JP 7069102A JP 6910295 A JP6910295 A JP 6910295A JP H08265316 A JPH08265316 A JP H08265316A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 正確なデータの再生を行うことができるよう
にする。 【構成】 ディジタル回線終端装置(DSU)2では、
演算回路18において、逆フィルタ12からの等化デー
タが、2値のディジタルデータに再生され、タイミング
発生回路19において、その2値のディジタルデータに
基づいて、等化データのピーク点のうちの、正しい位相
のものが認識され、そのタイミングを表すタイミング信
号が、位相比較器16に出力される。位相比較器16
は、等化データのピーク点があるべきタイミングを表す
参照信号と、等化データのピーク点のタイミングを表す
ピーク検出信号との位相を比較するようになされてお
り、タイミング発生回路19からタイミング信号を受信
したときのみ動作する。
にする。 【構成】 ディジタル回線終端装置(DSU)2では、
演算回路18において、逆フィルタ12からの等化デー
タが、2値のディジタルデータに再生され、タイミング
発生回路19において、その2値のディジタルデータに
基づいて、等化データのピーク点のうちの、正しい位相
のものが認識され、そのタイミングを表すタイミング信
号が、位相比較器16に出力される。位相比較器16
は、等化データのピーク点があるべきタイミングを表す
参照信号と、等化データのピーク点のタイミングを表す
ピーク検出信号との位相を比較するようになされてお
り、タイミング発生回路19からタイミング信号を受信
したときのみ動作する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、クロック生成回路およ
びクロック生成方法、並びにディジタル回線終端装置に
関する。特に、伝送路を介して伝送されてきた信号をA
/D変換して得られるデータのピーク点のうちの、正し
い位相のものを認識するようにしたクロック生成回路お
よびクロック生成方法、並びにディジタル回線終端装置
に関する。
びクロック生成方法、並びにディジタル回線終端装置に
関する。特に、伝送路を介して伝送されてきた信号をA
/D変換して得られるデータのピーク点のうちの、正し
い位相のものを認識するようにしたクロック生成回路お
よびクロック生成方法、並びにディジタル回線終端装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】図21は、従来の有線系のデータ伝送シ
ステムで用いられるディジタル回線終端装置(以下、適
宜、DSUという)において、伝送されてくる信号(ア
ナログ信号)に基づいて、クロックを生成するクロック
生成回路の一例の構成を示している。このクロック生成
回路は、アナログ回路である逆フィルタ71、全波整流
回路72、共振回路73、リミッタ回路74、およびパ
ルス発生回路75で構成されている。
ステムで用いられるディジタル回線終端装置(以下、適
宜、DSUという)において、伝送されてくる信号(ア
ナログ信号)に基づいて、クロックを生成するクロック
生成回路の一例の構成を示している。このクロック生成
回路は、アナログ回路である逆フィルタ71、全波整流
回路72、共振回路73、リミッタ回路74、およびパ
ルス発生回路75で構成されている。
【0003】有線の伝送路を介して伝送されてきた信号
は、逆フィルタ71に入力される。逆フィルタ71は、
伝送路の周波数特性の逆特性を有する等化器として構成
されており、そこでは、入力された信号が等化増幅され
る。この等化増幅された信号(従って、伝送路を介して
伝送されてきた信号も同様)は、例えば図22(a)に
示すように、+および−の両極性を有するバイポーラの
アナログ信号であり、全波整流回路72に供給され、そ
こで全波整流されることにより、例えば図22(b)に
示すように、ユニポーラのアナログ信号(+または−の
うちのいずれか一方の極性を有するアナログ信号で、同
図(b)においては、+の極性を有するアナログ信号)
とされて共振回路73に出力される。
は、逆フィルタ71に入力される。逆フィルタ71は、
伝送路の周波数特性の逆特性を有する等化器として構成
されており、そこでは、入力された信号が等化増幅され
る。この等化増幅された信号(従って、伝送路を介して
伝送されてきた信号も同様)は、例えば図22(a)に
示すように、+および−の両極性を有するバイポーラの
アナログ信号であり、全波整流回路72に供給され、そ
こで全波整流されることにより、例えば図22(b)に
示すように、ユニポーラのアナログ信号(+または−の
うちのいずれか一方の極性を有するアナログ信号で、同
図(b)においては、+の極性を有するアナログ信号)
とされて共振回路73に出力される。
【0004】このように、バイポーラのアナログ信号を
ユニポーラのアナログ信号とすることにより、その信号
から、その伝送レート(データレート)に対応する周波
数成分を抽出し易くすることができる。
ユニポーラのアナログ信号とすることにより、その信号
から、その伝送レート(データレート)に対応する周波
数成分を抽出し易くすることができる。
【0005】共振回路73は、全波整流回路72からの
信号を共振させ、これにより、例えば図22(c)に示
すような、伝送レートに対応する周波数の正弦波を生成
する。この正弦波は、リミッタ回路74に出力される。
リミッタ回路74では、共振回路73からの正弦波が、
その振幅が所定の一定値に制限され、さらに波形整形さ
れることにより、例えば図22(d)に示すような矩形
波とされる。
信号を共振させ、これにより、例えば図22(c)に示
すような、伝送レートに対応する周波数の正弦波を生成
する。この正弦波は、リミッタ回路74に出力される。
リミッタ回路74では、共振回路73からの正弦波が、
その振幅が所定の一定値に制限され、さらに波形整形さ
れることにより、例えば図22(d)に示すような矩形
波とされる。
【0006】このような矩形波とすることで、後段のパ
ルス発生回路75において、正確なタイミングでパルス
を発生することが可能となる。
ルス発生回路75において、正確なタイミングでパルス
を発生することが可能となる。
【0007】リミッタ回路74で矩形波とされた信号
は、パルス発生回路75に供給される。パルス発生回路
75では、例えば図22(e)に示すように、リミッタ
回路74からの矩形波の立ち上がりエッジおよび立ち下
がりエッジのタイミングでパルスが発生され、このパル
スに基づいてクロックが生成される。
は、パルス発生回路75に供給される。パルス発生回路
75では、例えば図22(e)に示すように、リミッタ
回路74からの矩形波の立ち上がりエッジおよび立ち下
がりエッジのタイミングでパルスが発生され、このパル
スに基づいてクロックが生成される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このクロッ
ク生成回路は、上述したようにアナログ構成であるた
め、回路構成が限定され、小型化が困難である課題があ
った。
ク生成回路は、上述したようにアナログ構成であるた
め、回路構成が限定され、小型化が困難である課題があ
った。
【0009】そこで、クロック生成回路をディジタル構
成とする方法がある。ディジタル構成のクロック抽出回
路では、有線の伝送路を介して伝送されてきた信号がA
/D変換され、さらに、その伝送路の周波数特性の逆特
性を有するディジタルフィルタを介することにより等化
増幅される。そして、この等化増幅された信号のピーク
(但し、ここでのピークとは、極値の部分を含む)点の
位相と一致するように、クロックの位相が制御される。
成とする方法がある。ディジタル構成のクロック抽出回
路では、有線の伝送路を介して伝送されてきた信号がA
/D変換され、さらに、その伝送路の周波数特性の逆特
性を有するディジタルフィルタを介することにより等化
増幅される。そして、この等化増幅された信号のピーク
(但し、ここでのピークとは、極値の部分を含む)点の
位相と一致するように、クロックの位相が制御される。
【0010】ところで、有線の伝送路としては、例えば
N−ISDN(Narrow band Integrated Services Digi
tal Network)のものがある。N−ISDNでは、いわ
ゆる公衆回線で用いられている3.4kHz帯域の平行
対ケーブルが使用されており、この平行対ケーブルに
は、例えば電話網との関係から、図23に示すように、
ブリッジドタップ(以下、適宜、BTという)と呼ばれ
る開放端が存在する。
N−ISDN(Narrow band Integrated Services Digi
tal Network)のものがある。N−ISDNでは、いわ
ゆる公衆回線で用いられている3.4kHz帯域の平行
対ケーブルが使用されており、この平行対ケーブルに
は、例えば電話網との関係から、図23に示すように、
ブリッジドタップ(以下、適宜、BTという)と呼ばれ
る開放端が存在する。
【0011】このため、伝送路を介した信号には、BT
で信号が反射されることにより生じる反射成分が重畳さ
れる。従って、等化増幅された信号のピーク点が、真の
信号成分(以下、単に、信号成分という)のピーク点と
は限らず、即ち反射成分のピーク点である場合や、ある
いは反射成分が重畳されることにより生じる符号間干渉
の影響によるピーク点である場合などがあり、これによ
りクロックの位相が、反射成分のピーク点の位相と一致
するような位相制御が行われ、DSUにおいて、正確な
データの再生が困難になる課題があった。
で信号が反射されることにより生じる反射成分が重畳さ
れる。従って、等化増幅された信号のピーク点が、真の
信号成分(以下、単に、信号成分という)のピーク点と
は限らず、即ち反射成分のピーク点である場合や、ある
いは反射成分が重畳されることにより生じる符号間干渉
の影響によるピーク点である場合などがあり、これによ
りクロックの位相が、反射成分のピーク点の位相と一致
するような位相制御が行われ、DSUにおいて、正確な
データの再生が困難になる課題があった。
【0012】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たものであり、回路を小型に構成するとともに、正確な
データの再生を行うことができるようにするものであ
る。
たものであり、回路を小型に構成するとともに、正確な
データの再生を行うことができるようにするものであ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明のクロック生成回
路は、データから、2値のディジタルデータを再生する
再生手段と、データのピーク点があるべきタイミングを
表す参照信号を生成する生成手段と、データのピーク点
を検出する検出手段と、生成手段により生成された参照
信号と、検出手段により検出されたデータのピーク点と
の位相を比較する比較手段と、クロックを発生するとと
もに、そのクロックの位相を、比較手段の比較結果に基
づいて制御する発生手段と、再生手段より出力される2
値のディジタルデータに基づいて、データのピーク点の
うちの、正しい位相のものを認識し、そのタイミングを
表すタイミング信号を、比較手段に出力する出力手段と
を備え、比較手段が、出力手段からのタイミング信号に
対応して動作することを特徴とする。
路は、データから、2値のディジタルデータを再生する
再生手段と、データのピーク点があるべきタイミングを
表す参照信号を生成する生成手段と、データのピーク点
を検出する検出手段と、生成手段により生成された参照
信号と、検出手段により検出されたデータのピーク点と
の位相を比較する比較手段と、クロックを発生するとと
もに、そのクロックの位相を、比較手段の比較結果に基
づいて制御する発生手段と、再生手段より出力される2
値のディジタルデータに基づいて、データのピーク点の
うちの、正しい位相のものを認識し、そのタイミングを
表すタイミング信号を、比較手段に出力する出力手段と
を備え、比較手段が、出力手段からのタイミング信号に
対応して動作することを特徴とする。
【0014】このクロック生成回路においては、出力手
段には、再生手段から、2値のうちのいずれか一方の値
のディジタルデータが連続して出力された後に、他方の
値のディジタルデータが出力された場合に、タイミング
信号を出力させ、比較手段は、出力手段からタイミング
信号を受信した場合のみ動作させることができる。
段には、再生手段から、2値のうちのいずれか一方の値
のディジタルデータが連続して出力された後に、他方の
値のディジタルデータが出力された場合に、タイミング
信号を出力させ、比較手段は、出力手段からタイミング
信号を受信した場合のみ動作させることができる。
【0015】伝送路は、N−ISDN(Narrow band In
tegrated Services Digital Network)のものとするこ
とができる。また、生成手段には、N−ISDNにおい
て通信リンクの確立前に伝送されてくるトレーニングパ
ターンに基づいて、参照信号を生成させることができ
る。
tegrated Services Digital Network)のものとするこ
とができる。また、生成手段には、N−ISDNにおい
て通信リンクの確立前に伝送されてくるトレーニングパ
ターンに基づいて、参照信号を生成させることができ
る。
【0016】本発明のクロック生成方法は、伝送路を介
して伝送されてきた信号をA/D変換して得られるデー
タのピーク点があるべきタイミングを表す参照信号を生
成する生成手段と、データのピーク点を検出する検出手
段と、生成手段により生成された参照信号と、検出手段
により検出されたデータのピーク点との位相を比較する
比較手段と、クロックを発生するとともに、そのクロッ
クの位相を、比較手段の比較結果に基づいて制御する発
生手段とを備えるクロック生成回路におけるクロック生
成方法であって、データから、2値のディジタルデータ
を再生し、2値のディジタルデータに基づいて、データ
のピーク点のうちの、正しい位相のものを認識し、その
タイミングを表すタイミング信号を出力し、タイミング
信号に対応して、比較手段を動作させることを特徴とす
る。
して伝送されてきた信号をA/D変換して得られるデー
タのピーク点があるべきタイミングを表す参照信号を生
成する生成手段と、データのピーク点を検出する検出手
段と、生成手段により生成された参照信号と、検出手段
により検出されたデータのピーク点との位相を比較する
比較手段と、クロックを発生するとともに、そのクロッ
クの位相を、比較手段の比較結果に基づいて制御する発
生手段とを備えるクロック生成回路におけるクロック生
成方法であって、データから、2値のディジタルデータ
を再生し、2値のディジタルデータに基づいて、データ
のピーク点のうちの、正しい位相のものを認識し、その
タイミングを表すタイミング信号を出力し、タイミング
信号に対応して、比較手段を動作させることを特徴とす
る。
【0017】本発明のディジタル回線終端装置は、ディ
ジタル回線を介して伝送されてきた信号をA/D変換し
て得られるデータから、2値のディジタルデータを再生
する再生手段と、データのピーク点があるべきタイミン
グを表す参照信号を生成する生成手段と、データのピー
ク点を検出する検出手段と、生成手段により生成された
参照信号と、検出手段により検出されたデータのピーク
点との位相を比較する比較手段と、クロックを発生する
とともに、そのクロックの位相を、比較手段の比較結果
に基づいて制御する発生手段と、再生手段より出力され
る2値のディジタルデータに基づいて、データのピーク
点のうちの、正しい位相のものを認識し、そのタイミン
グを表すタイミング信号を、比較手段に出力する出力手
段とを備え、比較手段が、出力手段からのタイミング信
号に対応して動作することを特徴とする。
ジタル回線を介して伝送されてきた信号をA/D変換し
て得られるデータから、2値のディジタルデータを再生
する再生手段と、データのピーク点があるべきタイミン
グを表す参照信号を生成する生成手段と、データのピー
ク点を検出する検出手段と、生成手段により生成された
参照信号と、検出手段により検出されたデータのピーク
点との位相を比較する比較手段と、クロックを発生する
とともに、そのクロックの位相を、比較手段の比較結果
に基づいて制御する発生手段と、再生手段より出力され
る2値のディジタルデータに基づいて、データのピーク
点のうちの、正しい位相のものを認識し、そのタイミン
グを表すタイミング信号を、比較手段に出力する出力手
段とを備え、比較手段が、出力手段からのタイミング信
号に対応して動作することを特徴とする。
【0018】
【作用】本発明のクロック生成回路においては、再生手
段が、データから、2値のディジタルデータを再生し、
生成手段が、データのピーク点があるべきタイミングを
表す参照信号を生成するようになされている。また、検
出手段が、データのピーク点を検出し、比較手段が、生
成手段により生成された参照信号と、検出手段により検
出されたデータのピーク点との位相を比較するようにな
されている。さらに、発生手段が、クロックを発生する
とともに、そのクロックの位相を、比較手段の比較結果
に基づいて制御し、出力手段が、再生手段より出力され
る2値のディジタルデータに基づいて、データのピーク
点のうちの、正しい位相のものを認識し、そのタイミン
グを表すタイミング信号を、比較手段に出力するように
なされている。そして、比較手段は、出力手段からのタ
イミング信号に対応して動作するようになされている。
段が、データから、2値のディジタルデータを再生し、
生成手段が、データのピーク点があるべきタイミングを
表す参照信号を生成するようになされている。また、検
出手段が、データのピーク点を検出し、比較手段が、生
成手段により生成された参照信号と、検出手段により検
出されたデータのピーク点との位相を比較するようにな
されている。さらに、発生手段が、クロックを発生する
とともに、そのクロックの位相を、比較手段の比較結果
に基づいて制御し、出力手段が、再生手段より出力され
る2値のディジタルデータに基づいて、データのピーク
点のうちの、正しい位相のものを認識し、そのタイミン
グを表すタイミング信号を、比較手段に出力するように
なされている。そして、比較手段は、出力手段からのタ
イミング信号に対応して動作するようになされている。
【0019】本発明のクロック生成方法においては、デ
ータから、2値のディジタルデータが再生され、2値の
ディジタルデータに基づいて、データのピーク点のうち
の、正しい位相のものが認識され、そのタイミングを表
すタイミング信号が出力されるようになされている。そ
して、タイミング信号に対応して、生成手段により生成
された参照信号と、検出手段により検出されたデータの
ピーク点との位相を比較する比較手段を動作させるよう
になされている。
ータから、2値のディジタルデータが再生され、2値の
ディジタルデータに基づいて、データのピーク点のうち
の、正しい位相のものが認識され、そのタイミングを表
すタイミング信号が出力されるようになされている。そ
して、タイミング信号に対応して、生成手段により生成
された参照信号と、検出手段により検出されたデータの
ピーク点との位相を比較する比較手段を動作させるよう
になされている。
【0020】本発明のディジタル回線終端装置において
は、再生手段が、ディジタル回線を介して伝送されてき
た信号をA/D変換して得られるデータから、2値のデ
ィジタルデータを再生し、生成手段が、データのピーク
点があるべきタイミングを表す参照信号を生成するよう
になされている。また、検出手段が、データのピーク点
を検出し、比較手段が、生成手段により生成された参照
信号と、検出手段により検出されたデータのピーク点と
の位相を比較するようになされている。さらに、発生手
段が、クロックを発生するとともに、そのクロックの位
相を、比較手段の比較結果に基づいて制御し、出力手段
が、再生手段より出力される2値のディジタルデータに
基づいて、データのピーク点のうちの、正しい位相のも
のを認識し、そのタイミングを表すタイミング信号を、
比較手段に出力するようになされている。そして、比較
手段は、出力手段からのタイミング信号に対応して動作
するようになされている。
は、再生手段が、ディジタル回線を介して伝送されてき
た信号をA/D変換して得られるデータから、2値のデ
ィジタルデータを再生し、生成手段が、データのピーク
点があるべきタイミングを表す参照信号を生成するよう
になされている。また、検出手段が、データのピーク点
を検出し、比較手段が、生成手段により生成された参照
信号と、検出手段により検出されたデータのピーク点と
の位相を比較するようになされている。さらに、発生手
段が、クロックを発生するとともに、そのクロックの位
相を、比較手段の比較結果に基づいて制御し、出力手段
が、再生手段より出力される2値のディジタルデータに
基づいて、データのピーク点のうちの、正しい位相のも
のを認識し、そのタイミングを表すタイミング信号を、
比較手段に出力するようになされている。そして、比較
手段は、出力手段からのタイミング信号に対応して動作
するようになされている。
【0021】
【実施例】以下に本発明の実施例を説明するが、その前
に、特許請求の範囲に記載の発明の各手段と以下の実施
例との対応関係を明らかにするために、各手段の後の括
弧内に、対応する実施例(但し、一例)を付加して、本
発明の特徴を記述すると、次のようになる。
に、特許請求の範囲に記載の発明の各手段と以下の実施
例との対応関係を明らかにするために、各手段の後の括
弧内に、対応する実施例(但し、一例)を付加して、本
発明の特徴を記述すると、次のようになる。
【0022】即ち、本発明のクロック生成回路は、伝送
路を介して伝送されてきた信号をA/D変換して得られ
るデータに基づいてクロックを生成するクロック生成回
路であって、データから、2値のディジタルデータを再
生する再生手段(例えば、図3に示す演算回路18な
ど)と、データのピーク点があるべきタイミングを表す
参照信号を生成する生成手段(例えば、図3に示す参照
信号発生回路15など)と、データのピーク点を検出す
る検出手段(例えば、図3に示すピーク検出回路13お
よびピーク誤認識防止回路14など)と、生成手段によ
り生成された参照信号と、検出手段により検出されたデ
ータのピーク点との位相を比較する比較手段(例えば、
図3に示す位相比較器16など)と、クロックを発生す
るとともに、そのクロックの位相を、比較手段の比較結
果に基づいて制御する発生手段(例えば、図3に示すク
ロック発生回路17など)と、再生手段より出力される
2値のディジタルデータに基づいて、データのピーク点
のうちの、正しい位相のものを認識し、そのタイミング
を表すタイミング信号を、比較手段に出力する出力手段
(例えば、図3に示すタイミング発生回路19など)と
を備え、比較手段が、出力手段からのタイミング信号に
対応して動作することを特徴とする。
路を介して伝送されてきた信号をA/D変換して得られ
るデータに基づいてクロックを生成するクロック生成回
路であって、データから、2値のディジタルデータを再
生する再生手段(例えば、図3に示す演算回路18な
ど)と、データのピーク点があるべきタイミングを表す
参照信号を生成する生成手段(例えば、図3に示す参照
信号発生回路15など)と、データのピーク点を検出す
る検出手段(例えば、図3に示すピーク検出回路13お
よびピーク誤認識防止回路14など)と、生成手段によ
り生成された参照信号と、検出手段により検出されたデ
ータのピーク点との位相を比較する比較手段(例えば、
図3に示す位相比較器16など)と、クロックを発生す
るとともに、そのクロックの位相を、比較手段の比較結
果に基づいて制御する発生手段(例えば、図3に示すク
ロック発生回路17など)と、再生手段より出力される
2値のディジタルデータに基づいて、データのピーク点
のうちの、正しい位相のものを認識し、そのタイミング
を表すタイミング信号を、比較手段に出力する出力手段
(例えば、図3に示すタイミング発生回路19など)と
を備え、比較手段が、出力手段からのタイミング信号に
対応して動作することを特徴とする。
【0023】本発明のクロック生成方法は、伝送路を介
して伝送されてきた信号をA/D変換して得られるデー
タのピーク点があるべきタイミングを表す参照信号を生
成する生成手段(例えば、図3に示す参照信号発生回路
15など)と、データのピーク点を検出する検出手段
(例えば、図3に示すピーク検出回路13およびピーク
誤認識防止回路14など)と、生成手段により生成され
た参照信号と、検出手段により検出されたデータのピー
ク点との位相を比較する比較手段(例えば、図3に示す
位相比較器16など)と、クロックを発生するととも
に、そのクロックの位相を、比較手段の比較結果に基づ
いて制御する発生手段(例えば、図3に示すクロック発
生回路17など)とを備えるクロック生成回路における
クロック生成方法であって、データから、2値のディジ
タルデータを再生し、2値のディジタルデータに基づい
て、データのピーク点のうちの、正しい位相のものを認
識し、そのタイミングを表すタイミング信号を出力し、
タイミング信号に対応して、比較手段を動作させること
を特徴とする。
して伝送されてきた信号をA/D変換して得られるデー
タのピーク点があるべきタイミングを表す参照信号を生
成する生成手段(例えば、図3に示す参照信号発生回路
15など)と、データのピーク点を検出する検出手段
(例えば、図3に示すピーク検出回路13およびピーク
誤認識防止回路14など)と、生成手段により生成され
た参照信号と、検出手段により検出されたデータのピー
ク点との位相を比較する比較手段(例えば、図3に示す
位相比較器16など)と、クロックを発生するととも
に、そのクロックの位相を、比較手段の比較結果に基づ
いて制御する発生手段(例えば、図3に示すクロック発
生回路17など)とを備えるクロック生成回路における
クロック生成方法であって、データから、2値のディジ
タルデータを再生し、2値のディジタルデータに基づい
て、データのピーク点のうちの、正しい位相のものを認
識し、そのタイミングを表すタイミング信号を出力し、
タイミング信号に対応して、比較手段を動作させること
を特徴とする。
【0024】本発明のディジタル回線終端装置は、ディ
ジタル回線を終端するディジタル回線終端装置であっ
て、ディジタル回線を介して伝送されてきた信号をA/
D変換して得られるデータから、2値のディジタルデー
タを再生する再生手段(例えば、図3に示す演算回路1
8など)と、データのピーク点があるべきタイミングを
表す参照信号を生成する生成手段(例えば、図3に示す
参照信号発生回路15など)と、データのピーク点を検
出する検出手段(例えば、図3に示すピーク検出回路1
3およびピーク誤認識防止回路14など)と、生成手段
により生成された参照信号と、検出手段により検出され
たデータのピーク点との位相を比較する比較手段(例え
ば、図3に示す位相比較器16など)と、クロックを発
生するとともに、そのクロックの位相を、比較手段の比
較結果に基づいて制御する発生手段(例えば、図3に示
すクロック発生回路17など)と、再生手段より出力さ
れる2値のディジタルデータに基づいて、データのピー
ク点のうちの、正しい位相のものを認識し、そのタイミ
ングを表すタイミング信号を、比較手段に出力する出力
手段(例えば、図3に示すタイミング発生回路19な
ど)とを備え、比較手段が、出力手段からのタイミング
信号に対応して動作することを特徴とする。
ジタル回線を終端するディジタル回線終端装置であっ
て、ディジタル回線を介して伝送されてきた信号をA/
D変換して得られるデータから、2値のディジタルデー
タを再生する再生手段(例えば、図3に示す演算回路1
8など)と、データのピーク点があるべきタイミングを
表す参照信号を生成する生成手段(例えば、図3に示す
参照信号発生回路15など)と、データのピーク点を検
出する検出手段(例えば、図3に示すピーク検出回路1
3およびピーク誤認識防止回路14など)と、生成手段
により生成された参照信号と、検出手段により検出され
たデータのピーク点との位相を比較する比較手段(例え
ば、図3に示す位相比較器16など)と、クロックを発
生するとともに、そのクロックの位相を、比較手段の比
較結果に基づいて制御する発生手段(例えば、図3に示
すクロック発生回路17など)と、再生手段より出力さ
れる2値のディジタルデータに基づいて、データのピー
ク点のうちの、正しい位相のものを認識し、そのタイミ
ングを表すタイミング信号を、比較手段に出力する出力
手段(例えば、図3に示すタイミング発生回路19な
ど)とを備え、比較手段が、出力手段からのタイミング
信号に対応して動作することを特徴とする。
【0025】なお、勿論この記載は、各手段を上記した
ものに限定することを意味するものではない。
ものに限定することを意味するものではない。
【0026】図1は、本発明を適用した伝送システムの
構成例を示している。この伝送システムにおいては、例
えばN−ISDNで採用されている伝送方式のうちの半
2重通信方式の1つである、いわゆるピンポン伝送方式
にしたがって、データの伝送が行われるようになされて
いる。
構成例を示している。この伝送システムにおいては、例
えばN−ISDNで採用されている伝送方式のうちの半
2重通信方式の1つである、いわゆるピンポン伝送方式
にしたがって、データの伝送が行われるようになされて
いる。
【0027】N−ISDNのピンポン伝送方式では、符
号化則にAMI(Alternate Mark Inversion)符号が採
用されており、交換局側の交換機1では、加入者側に伝
送しようとするデータがAMI符号化され、さらに波形
整形フィルタ(図示せず)を介することにより高周波成
分が除去される。そして、このようにして波形整形され
た信号が、加入者線(これは、前述したように、平行対
ケーブル)を介して加入者側に伝送される。加入者側で
は、加入者線を介して伝送されてきた信号が、DSU2
で受信され、そこで所定の処理が施された後、例えば電
話機やファクシミリ、コンピュータその他でなる端末3
に出力される。
号化則にAMI(Alternate Mark Inversion)符号が採
用されており、交換局側の交換機1では、加入者側に伝
送しようとするデータがAMI符号化され、さらに波形
整形フィルタ(図示せず)を介することにより高周波成
分が除去される。そして、このようにして波形整形され
た信号が、加入者線(これは、前述したように、平行対
ケーブル)を介して加入者側に伝送される。加入者側で
は、加入者線を介して伝送されてきた信号が、DSU2
で受信され、そこで所定の処理が施された後、例えば電
話機やファクシミリ、コンピュータその他でなる端末3
に出力される。
【0028】一方、端末3からデータの送信を行う場合
においては、端末3から出力された送信すべきデータ
が、DSU2および加入者線を介して、交換機1に送信
される。
においては、端末3から出力された送信すべきデータ
が、DSU2および加入者線を介して、交換機1に送信
される。
【0029】図2は、2値のディジタルデータ(本実施
例では、例えば0または1のいずれかの値をとるデータ
とする)がAMI符号化される様子を示している。AM
I符号化では、データが、例えば0のとき、そのまま0
とされ、1のとき、その極性(符号)が交互に変更され
る。従って、例えば図2(a)に示す「1,1,0,
1」は、AMI符号化されることによって、同図(b)
に示すように「+1,−1,0,+1」とされることに
なる。
例では、例えば0または1のいずれかの値をとるデータ
とする)がAMI符号化される様子を示している。AM
I符号化では、データが、例えば0のとき、そのまま0
とされ、1のとき、その極性(符号)が交互に変更され
る。従って、例えば図2(a)に示す「1,1,0,
1」は、AMI符号化されることによって、同図(b)
に示すように「+1,−1,0,+1」とされることに
なる。
【0030】次に、図3は、図1のDSU2の詳細構成
例を示している。このDSU2では、ピーク検出回路1
3、ピーク誤認識防止回路14、参照信号発生回路1
5、位相比較器16、クロック発生回路17、演算回路
18、タイミング発生回路19、システムクロック用位
相比較器20、およびシステムクロック発生回路21
で、ディジタル構成のクロック生成回路が構成されてい
る。従って、このクロック生成回路は、アナログ構成の
ものと異なり、回路を小型に構成することができる。な
お、図3においては、データの送信に関する部分につい
ては、従来と同様であるため、図示を省略してあり、以
下では、その説明を省略する。
例を示している。このDSU2では、ピーク検出回路1
3、ピーク誤認識防止回路14、参照信号発生回路1
5、位相比較器16、クロック発生回路17、演算回路
18、タイミング発生回路19、システムクロック用位
相比較器20、およびシステムクロック発生回路21
で、ディジタル構成のクロック生成回路が構成されてい
る。従って、このクロック生成回路は、アナログ構成の
ものと異なり、回路を小型に構成することができる。な
お、図3においては、データの送信に関する部分につい
ては、従来と同様であるため、図示を省略してあり、以
下では、その説明を省略する。
【0031】A/D変換器11は、そこに入力される信
号を、クロック発生回路17から供給されるサンプリン
グクロック(例えば、1.92MHzのサンプリングク
ロックなど))にしたがってA/D変換し、その結果得
られる所定数ビットのディジタル信号を逆フィルタ12
に供給するようになされている。逆フィルタ12は、伝
送路(本実施例の場合、図1に示した加入者線)の周波
数特性の逆特性を有するディジタルフィルタであり、A
/D変換器11からのディジタルデータを、クロック発
生回路17から供給されるサンプリングクロックにした
がってフィルタリングすることにより波形等化し、伝送
路で減衰した振幅特性を修正するようになされている。
逆フィルタ12で波形等化されたディジタルデータは、
ピーク検出回路13、位相比較器16、および演算器回
路18に供給されるようになされている。
号を、クロック発生回路17から供給されるサンプリン
グクロック(例えば、1.92MHzのサンプリングク
ロックなど))にしたがってA/D変換し、その結果得
られる所定数ビットのディジタル信号を逆フィルタ12
に供給するようになされている。逆フィルタ12は、伝
送路(本実施例の場合、図1に示した加入者線)の周波
数特性の逆特性を有するディジタルフィルタであり、A
/D変換器11からのディジタルデータを、クロック発
生回路17から供給されるサンプリングクロックにした
がってフィルタリングすることにより波形等化し、伝送
路で減衰した振幅特性を修正するようになされている。
逆フィルタ12で波形等化されたディジタルデータは、
ピーク検出回路13、位相比較器16、および演算器回
路18に供給されるようになされている。
【0032】なお、N−ISDNのピンポン伝送方式に
おいては、通信リンクの確立前に、トレーニングパター
ンと呼ばれる「10000000」が繰り返し伝送され
る。逆フィルタ12では、このトレーニングパターンに
基づいて、適応等化演算を行うことで、伝送路で減衰し
た振幅特性を修正するためのフィルタ係数を求めるよう
になされている。
おいては、通信リンクの確立前に、トレーニングパター
ンと呼ばれる「10000000」が繰り返し伝送され
る。逆フィルタ12では、このトレーニングパターンに
基づいて、適応等化演算を行うことで、伝送路で減衰し
た振幅特性を修正するためのフィルタ係数を求めるよう
になされている。
【0033】ピーク検出回路13は、逆フィルタ12か
らのディジタルデータのピーク値が検出され、その検出
タイミング(ピーク点)(ピーク値の位置)がピーク誤
認識防止回路14に出力されるようになされている。ピ
ーク誤認識防止回路14には、ピーク検出回路13の出
力の他、逆フィルタ12から出力されたディジタルデー
タの符号ビットが供給されるようになされており、そこ
では、ピーク検出回路13で検出されたピーク点から、
前述したようにBTによる反射成分のピーク点を除いた
ものが検出されるようになされている。このピーク誤認
識防止回路14の検出結果は、参照信号発生回路15お
よび位相比較器16に供給されるようになされている。
らのディジタルデータのピーク値が検出され、その検出
タイミング(ピーク点)(ピーク値の位置)がピーク誤
認識防止回路14に出力されるようになされている。ピ
ーク誤認識防止回路14には、ピーク検出回路13の出
力の他、逆フィルタ12から出力されたディジタルデー
タの符号ビットが供給されるようになされており、そこ
では、ピーク検出回路13で検出されたピーク点から、
前述したようにBTによる反射成分のピーク点を除いた
ものが検出されるようになされている。このピーク誤認
識防止回路14の検出結果は、参照信号発生回路15お
よび位相比較器16に供給されるようになされている。
【0034】参照信号発生回路15は、逆フィルタ12
から出力されるディジタルデータのうちの信号成分のピ
ーク点があるべきタイミングを表す参照信号(従って、
参照信号の周波数は、データレート(伝送レート)に等
しい)を生成するようになされている。即ち、参照信号
発生回路15は、クロック発生回路17から供給される
サンプリングクロックを分周比n(データレートが、例
えば320kHzであり、また上述したように、サンプ
リングクロックの周波数が1.92MHzである場合に
は、nは6(=1.92/0.32))で分周すること
により参照信号を生成するようになされている。具体的
には、参照信号発生回路15は、ピーク誤認識防止回路
14からピーク点が供給されると、その内蔵するカウン
タにより、そこに入力されるサンプリングクロックのカ
ウントを開始し、そのカウント値がnになると、幅がサ
ンプリングクロックの周期TSに等しいパルスを出力
し、その後、カウント値をリセットして、再び、サンプ
リングクロックのカウントを行うことを繰り返すように
なされている。参照信号は、位相比較器16およびクロ
ック発生回路17に供給されるようになされている。
から出力されるディジタルデータのうちの信号成分のピ
ーク点があるべきタイミングを表す参照信号(従って、
参照信号の周波数は、データレート(伝送レート)に等
しい)を生成するようになされている。即ち、参照信号
発生回路15は、クロック発生回路17から供給される
サンプリングクロックを分周比n(データレートが、例
えば320kHzであり、また上述したように、サンプ
リングクロックの周波数が1.92MHzである場合に
は、nは6(=1.92/0.32))で分周すること
により参照信号を生成するようになされている。具体的
には、参照信号発生回路15は、ピーク誤認識防止回路
14からピーク点が供給されると、その内蔵するカウン
タにより、そこに入力されるサンプリングクロックのカ
ウントを開始し、そのカウント値がnになると、幅がサ
ンプリングクロックの周期TSに等しいパルスを出力
し、その後、カウント値をリセットして、再び、サンプ
リングクロックのカウントを行うことを繰り返すように
なされている。参照信号は、位相比較器16およびクロ
ック発生回路17に供給されるようになされている。
【0035】位相比較器16は、参照信号発生回路15
から供給される参照信号と、ピーク誤認識防止回路14
から供給されるピーク点との位相を比較し、その比較結
果に基づいて、サンプリングクロックの位相が、逆フィ
ルタ12より出力されるディジタルデータの位相より進
んでいるか、または遅れているかを判定するようになさ
れている。そして、サンプリングクロックの位相が、逆
フィルタ12より出力されるディジタルデータの位相よ
り進んでいる、または遅れていると判定した場合には、
それぞれの旨を表す位相進み情報または位相遅れ情報
を、クロック発生回路17に出力するようになされてい
る。
から供給される参照信号と、ピーク誤認識防止回路14
から供給されるピーク点との位相を比較し、その比較結
果に基づいて、サンプリングクロックの位相が、逆フィ
ルタ12より出力されるディジタルデータの位相より進
んでいるか、または遅れているかを判定するようになさ
れている。そして、サンプリングクロックの位相が、逆
フィルタ12より出力されるディジタルデータの位相よ
り進んでいる、または遅れていると判定した場合には、
それぞれの旨を表す位相進み情報または位相遅れ情報
を、クロック発生回路17に出力するようになされてい
る。
【0036】なお、位相比較器16には、後述するタイ
ミング発生回路19からタイミング信号が供給されるよ
うになされており、位相比較器16は、タイミング信号
を受信している場合のみ動作するようになされている。
ミング発生回路19からタイミング信号が供給されるよ
うになされており、位相比較器16は、タイミング信号
を受信している場合のみ動作するようになされている。
【0037】クロック発生回路17は、例えば15.3
6MHzなどのマスタクロックを分周することで、サン
プリングクロックを生成(発生)し(サンプリングクロ
ックの周波数を上述したように1.92MHzとした場
合には、分周比mは8(=15.36/1.92)とな
る)、その位相を、位相比較器16から供給される位相
進み情報または位相遅れ情報に基づいて制御するように
なされている。さらに、クロック発生回路17は、参照
信号発生回路15から供給される参照信号に基づいて、
後述する演算回路18で、逆フィルタ12からのディジ
タルデータから元の2値のディジタルデータを再生する
(逆フィルタ12からのディジタルデータが0または1
のいずれであるかを識別する)のに用いられる識別再生
用クロックを生成(発生)するようにもなされている。
クロック発生回路17で生成されたサンプリングクロッ
クは、上述したようにA/D変換器11、逆フィルタ1
2、および参照信号発生回路15の他、必要なブロック
に供給され、また識別再生用クロックは、演算回路18
およびシステムクロック用位相比較器20の他、必要な
ブロックに供給されるようになされている。
6MHzなどのマスタクロックを分周することで、サン
プリングクロックを生成(発生)し(サンプリングクロ
ックの周波数を上述したように1.92MHzとした場
合には、分周比mは8(=15.36/1.92)とな
る)、その位相を、位相比較器16から供給される位相
進み情報または位相遅れ情報に基づいて制御するように
なされている。さらに、クロック発生回路17は、参照
信号発生回路15から供給される参照信号に基づいて、
後述する演算回路18で、逆フィルタ12からのディジ
タルデータから元の2値のディジタルデータを再生する
(逆フィルタ12からのディジタルデータが0または1
のいずれであるかを識別する)のに用いられる識別再生
用クロックを生成(発生)するようにもなされている。
クロック発生回路17で生成されたサンプリングクロッ
クは、上述したようにA/D変換器11、逆フィルタ1
2、および参照信号発生回路15の他、必要なブロック
に供給され、また識別再生用クロックは、演算回路18
およびシステムクロック用位相比較器20の他、必要な
ブロックに供給されるようになされている。
【0038】演算回路18は、クロック発生回路17か
ら供給される識別再生用クロックのタイミングで、逆フ
ィルタ12からのディジタルデータから元の2値のディ
ジタルデータを再生するようになされている。さらに、
演算回路18は、図示せぬディジタルフィルタを内蔵し
ており、そこでは、逆フィルタ12からのディジタルデ
ータがフィルタリングされることにより、そこに含まれ
る反射成分を低減するようにもなされている(この反射
成分の低減処理後、2値のディジタルデータが再生され
る)。なお、このディジタルフィルタのフィルタ係数
は、上述したようにリンクの確立前に伝送されてくるト
レーニングパターンを用いて算出されるようになされて
いる。
ら供給される識別再生用クロックのタイミングで、逆フ
ィルタ12からのディジタルデータから元の2値のディ
ジタルデータを再生するようになされている。さらに、
演算回路18は、図示せぬディジタルフィルタを内蔵し
ており、そこでは、逆フィルタ12からのディジタルデ
ータがフィルタリングされることにより、そこに含まれ
る反射成分を低減するようにもなされている(この反射
成分の低減処理後、2値のディジタルデータが再生され
る)。なお、このディジタルフィルタのフィルタ係数
は、上述したようにリンクの確立前に伝送されてくるト
レーニングパターンを用いて算出されるようになされて
いる。
【0039】演算回路18で再生された2値のディジタ
ルデータ(2値ディジタル再生データ)は、タイミング
発生回路19に供給される他、処理回路(図示せず)に
も供給され、そこで所定の処理が施された後、端末3に
供給されるようになされている。
ルデータ(2値ディジタル再生データ)は、タイミング
発生回路19に供給される他、処理回路(図示せず)に
も供給され、そこで所定の処理が施された後、端末3に
供給されるようになされている。
【0040】タイミング発生回路19は、演算回路18
より出力される2値ディジタル再生データに基づいて、
逆フィルタ12から出力されるディジタルデータのピー
ク点のうちの、正しい位相のものを認識し、そのタイミ
ングを表すタイミング信号を、位相比較器16に出力す
るようになされている。
より出力される2値ディジタル再生データに基づいて、
逆フィルタ12から出力されるディジタルデータのピー
ク点のうちの、正しい位相のものを認識し、そのタイミ
ングを表すタイミング信号を、位相比較器16に出力す
るようになされている。
【0041】システムクロック用位相比較器20は、ク
ロック発生回路17からの識別再生用クロックの位相
と、後述するシステムクロック発生回路21から供給さ
れるシステムクロックの位相とを比較し、その比較結果
(識別再生用クロックまたはシステムクロックのうちの
いずれの位相が進んでいるか、または遅れているか)を
システムクロック発生回路21に供給するようになされ
ている。
ロック発生回路17からの識別再生用クロックの位相
と、後述するシステムクロック発生回路21から供給さ
れるシステムクロックの位相とを比較し、その比較結果
(識別再生用クロックまたはシステムクロックのうちの
いずれの位相が進んでいるか、または遅れているか)を
システムクロック発生回路21に供給するようになされ
ている。
【0042】システムクロック発生回路21は、データ
レートに等しいシステムクロック(従って、本実施例で
は、システムクロックの周波数は320kHz)を生成
するようになされている。具体的には、システムクロッ
ク発生回路21は、上述した15.36MHzのマスタ
クロックを分周比n×m(本実施例では、n=8,m=
6であるから、分周比は48)で分周することにより、
システムクロックを生成する。さらに、システムクロッ
ク発生回路21は、システムクロック用位相比較器20
から供給される情報に基づいて、システムクロックの位
相を、識別再生用クロックの位相と一致するように制御
するようにもなされている。システムクロック発生回路
21で発生されたシステムクロックは、上述したように
システムクロック用位相比較器20に供給される他、そ
の他の必要なブロックに供給されるようになされてい
る。
レートに等しいシステムクロック(従って、本実施例で
は、システムクロックの周波数は320kHz)を生成
するようになされている。具体的には、システムクロッ
ク発生回路21は、上述した15.36MHzのマスタ
クロックを分周比n×m(本実施例では、n=8,m=
6であるから、分周比は48)で分周することにより、
システムクロックを生成する。さらに、システムクロッ
ク発生回路21は、システムクロック用位相比較器20
から供給される情報に基づいて、システムクロックの位
相を、識別再生用クロックの位相と一致するように制御
するようにもなされている。システムクロック発生回路
21で発生されたシステムクロックは、上述したように
システムクロック用位相比較器20に供給される他、そ
の他の必要なブロックに供給されるようになされてい
る。
【0043】以上のように構成されるDSU2において
は、伝送路(加入者線)を介して信号がA/D変換器1
1に入力される。ここで、上述したようにしてAMI符
号化されて波形整形され(高周波成分が除去され)、交
換機1から加入者線を介して伝送されてくる信号はアナ
ログ信号であり、また、このアナログ信号は、元の2値
のディジタルデータがAMI符号化されたものであるか
らバイポーラの信号となっている。A/D変換器11に
は、このバイポーラのアナログ信号が入力される。
は、伝送路(加入者線)を介して信号がA/D変換器1
1に入力される。ここで、上述したようにしてAMI符
号化されて波形整形され(高周波成分が除去され)、交
換機1から加入者線を介して伝送されてくる信号はアナ
ログ信号であり、また、このアナログ信号は、元の2値
のディジタルデータがAMI符号化されたものであるか
らバイポーラの信号となっている。A/D変換器11に
は、このバイポーラのアナログ信号が入力される。
【0044】A/D変換器11では、入力されたアナロ
グ信号が、クロック発生回路17から供給される、デー
タレートのn倍の周波数のサンプリングクロックのタイ
ミングでサンプリング(A/D変換)され、その結果得
られる所定数ビットのディジタルデータが逆フィルタ1
2に供給される。逆フィルタ12では、A/D変換器1
1からのディジタルデータが、上述したようにして求め
られたフィルタ係数に基づいてフィルタリングされ、こ
れにより波形等化されて、ピーク検出回路13、位相比
較器16、および演算器回路18に供給される。
グ信号が、クロック発生回路17から供給される、デー
タレートのn倍の周波数のサンプリングクロックのタイ
ミングでサンプリング(A/D変換)され、その結果得
られる所定数ビットのディジタルデータが逆フィルタ1
2に供給される。逆フィルタ12では、A/D変換器1
1からのディジタルデータが、上述したようにして求め
られたフィルタ係数に基づいてフィルタリングされ、こ
れにより波形等化されて、ピーク検出回路13、位相比
較器16、および演算器回路18に供給される。
【0045】ピーク検出回路13は、図4に示すよう
に、メモリ31、大小判別回路32、極値検出回路3
3、ピーク識別回路34、および遅延回路35から構成
されている。メモリ31には、逆フィルタ12より供給
されるディジタルデータ(以下、適宜、等化データとい
う)の最大値(の予測値)の、例えば1/2の値を閾値
として記憶している。大小判別回路32は、逆フィルタ
12からの等化データの絶対値と、メモリ31に記憶さ
れている閾値との大小関係を判定し、その判定結果をピ
ーク識別回路34に供給するようになされている。極値
検出回路33は、逆フィルタ12からの等化データの極
値を検出し、ピーク識別回路34に供給するようになさ
れている。
に、メモリ31、大小判別回路32、極値検出回路3
3、ピーク識別回路34、および遅延回路35から構成
されている。メモリ31には、逆フィルタ12より供給
されるディジタルデータ(以下、適宜、等化データとい
う)の最大値(の予測値)の、例えば1/2の値を閾値
として記憶している。大小判別回路32は、逆フィルタ
12からの等化データの絶対値と、メモリ31に記憶さ
れている閾値との大小関係を判定し、その判定結果をピ
ーク識別回路34に供給するようになされている。極値
検出回路33は、逆フィルタ12からの等化データの極
値を検出し、ピーク識別回路34に供給するようになさ
れている。
【0046】ピーク識別回路34は、大小判別回路32
および極値検出回路33の出力に基づいて、逆フィルタ
12からの等化データのピーク点(ピークのタイミン
グ)を検出し、そのタイミングを表すピーク検出識別信
号を、遅延回路35に出力するようになされている。遅
延回路35は、ピーク識別回路34からのピーク検出識
別信号を、所定の時間だけ遅延することによりピーク検
出信号として、後段のピーク誤認識防止回路14に出力
するようになされている。
および極値検出回路33の出力に基づいて、逆フィルタ
12からの等化データのピーク点(ピークのタイミン
グ)を検出し、そのタイミングを表すピーク検出識別信
号を、遅延回路35に出力するようになされている。遅
延回路35は、ピーク識別回路34からのピーク検出識
別信号を、所定の時間だけ遅延することによりピーク検
出信号として、後段のピーク誤認識防止回路14に出力
するようになされている。
【0047】以上のように構成されるピーク検出回路1
3では、大小判別回路32において、逆フィルタ12か
らの等化データの絶対値が、メモリ31に記憶されてい
る閾値より大きいか否かが判定され、大きいと判定され
た場合、判定信号がピーク識別回路34に出力される。
同時に、極値検出回路33において、いま逆フィルタ1
2から供給された等化データが極値であるか否かが判定
され、極値であると判定された場合、やはり判定信号
が、ピーク識別回路34に出力される。
3では、大小判別回路32において、逆フィルタ12か
らの等化データの絶対値が、メモリ31に記憶されてい
る閾値より大きいか否かが判定され、大きいと判定され
た場合、判定信号がピーク識別回路34に出力される。
同時に、極値検出回路33において、いま逆フィルタ1
2から供給された等化データが極値であるか否かが判定
され、極値であると判定された場合、やはり判定信号
が、ピーク識別回路34に出力される。
【0048】ピーク識別回路34では、大小判定回路3
2および極値検出回路33から同時に判定信号を受信し
た場合、逆フィルタ12から供給された等化データがピ
ークにあるとして、例えば1サンプリングクロック分の
幅を有する(1サンプリングクロック分の幅の、例えば
Hレベルの)ピーク検出識別信号(従って、遅延回路3
5から出力されるピーク検出信号も、1サンプリングク
ロック分の幅を有する)を遅延回路35に出力する。従
って、このピーク検出回路13では、等化データの絶対
値が、その最大値の1/2より大きい値となる極値の位
置(タイミング)がピーク点として検出される。
2および極値検出回路33から同時に判定信号を受信し
た場合、逆フィルタ12から供給された等化データがピ
ークにあるとして、例えば1サンプリングクロック分の
幅を有する(1サンプリングクロック分の幅の、例えば
Hレベルの)ピーク検出識別信号(従って、遅延回路3
5から出力されるピーク検出信号も、1サンプリングク
ロック分の幅を有する)を遅延回路35に出力する。従
って、このピーク検出回路13では、等化データの絶対
値が、その最大値の1/2より大きい値となる極値の位
置(タイミング)がピーク点として検出される。
【0049】なお、実際には、極値検出回路33におい
て、いま逆フィルタ12から供給された等化データが極
値であるか否かは、その次の等化データが入力されなけ
れば、判定することができない。このため、ピーク識別
回路34からは、図5(a)に示すように、等化データ
のピーク値の実際の位置(実際のピーク点)から1サン
プリングクロック分だけ遅れてピーク検出識別信号が出
力される。
て、いま逆フィルタ12から供給された等化データが極
値であるか否かは、その次の等化データが入力されなけ
れば、判定することができない。このため、ピーク識別
回路34からは、図5(a)に示すように、等化データ
のピーク値の実際の位置(実際のピーク点)から1サン
プリングクロック分だけ遅れてピーク検出識別信号が出
力される。
【0050】遅延回路35では、ピーク検出識別信号
が、図5(b)に示すように、n−1サンプリングクロ
ック分だけ遅延され、これにより、等化データの実際の
ピーク点からnサンプリングクロック分、即ち1システ
ムクロック分(この時間は、上述したようにデータレー
トに等しい)だけ遅れて、ピーク検出信号が出力され
る。このピーク検出信号は、ピーク誤認識防止回路14
に供給される。
が、図5(b)に示すように、n−1サンプリングクロ
ック分だけ遅延され、これにより、等化データの実際の
ピーク点からnサンプリングクロック分、即ち1システ
ムクロック分(この時間は、上述したようにデータレー
トに等しい)だけ遅れて、ピーク検出信号が出力され
る。このピーク検出信号は、ピーク誤認識防止回路14
に供給される。
【0051】ここで、前述したように伝送路(加入者
線)では、BTによる反射が生じ、これにより、逆フィ
ルタ12からの等化データには、図6(a)に示すよう
にBTによる反射成分が含まれる。このため、ピーク検
出回路13からは、図6(b)に示すように、信号成分
のピーク点だけでなく、反射成分のピーク点でも、ピー
ク検出信号(Hレベルのピーク検出信号)が出力され
る。そこで、ピーク誤認識防止回路14では、ピーク検
出信号のうちの、反射成分のピーク点に対応するものが
削除され、図6(c)に実線で示すように、信号成分の
ピーク点に対応するものだけが出力されるようになされ
ている。
線)では、BTによる反射が生じ、これにより、逆フィ
ルタ12からの等化データには、図6(a)に示すよう
にBTによる反射成分が含まれる。このため、ピーク検
出回路13からは、図6(b)に示すように、信号成分
のピーク点だけでなく、反射成分のピーク点でも、ピー
ク検出信号(Hレベルのピーク検出信号)が出力され
る。そこで、ピーク誤認識防止回路14では、ピーク検
出信号のうちの、反射成分のピーク点に対応するものが
削除され、図6(c)に実線で示すように、信号成分の
ピーク点に対応するものだけが出力されるようになされ
ている。
【0052】なお、図6(b)および図6(c)に図示
してある符号は、等化データのピーク値の極性(符号)
を表している。
してある符号は、等化データのピーク値の極性(符号)
を表している。
【0053】具体的には、ピーク誤認識防止回路14で
は、以下のような処理が行われる。即ち、等化データの
信号成分は、上述したようにAMI符号化されたもので
あるから、+または−極性のピーク(ピーク値)が出現
した後は、それとは逆の極性のピークが出現する。一
方、BTによる反射成分のピークの極性は、その直前の
ピークの極性と一致することが知られている。従って、
+または−極性のピークが出現した後に、それと同一の
極性のピークが出現した場合、そのピークは、反射成分
のピークであり、またそれとは逆の極性のピークが出現
した場合、そのピークは、信号成分のピークということ
になる。
は、以下のような処理が行われる。即ち、等化データの
信号成分は、上述したようにAMI符号化されたもので
あるから、+または−極性のピーク(ピーク値)が出現
した後は、それとは逆の極性のピークが出現する。一
方、BTによる反射成分のピークの極性は、その直前の
ピークの極性と一致することが知られている。従って、
+または−極性のピークが出現した後に、それと同一の
極性のピークが出現した場合、そのピークは、反射成分
のピークであり、またそれとは逆の極性のピークが出現
した場合、そのピークは、信号成分のピークということ
になる。
【0054】そこで、ピーク誤認識防止回路14は、逆
フィルタ12からの等化データの符号ビットを監視し、
いま入力されたピーク検出信号に対応するピークの極性
が、その前に入力されたピーク検出信号に対応するピー
クの極性と一致する場合には、いま入力されたピーク検
出信号をマスクし、また、いま入力されたピーク検出信
号に対応するピークの極性が、その前に入力されたピー
ク検出信号に対応するピークの極性と異なる場合には、
いま入力されたピーク検出信号を、そのまま出力する。
これにより、図6(b)に示したようなピーク検出信号
が得られた場合であっても、同図(c)に点線で示すよ
うに、反射成分に対応する部分が削除され、同図(c)
に実線で示す信号成分のピークのタイミングに対応する
ピーク検出信号が、参照信号発生回路15および位相比
較器16に供給される。
フィルタ12からの等化データの符号ビットを監視し、
いま入力されたピーク検出信号に対応するピークの極性
が、その前に入力されたピーク検出信号に対応するピー
クの極性と一致する場合には、いま入力されたピーク検
出信号をマスクし、また、いま入力されたピーク検出信
号に対応するピークの極性が、その前に入力されたピー
ク検出信号に対応するピークの極性と異なる場合には、
いま入力されたピーク検出信号を、そのまま出力する。
これにより、図6(b)に示したようなピーク検出信号
が得られた場合であっても、同図(c)に点線で示すよ
うに、反射成分に対応する部分が削除され、同図(c)
に実線で示す信号成分のピークのタイミングに対応する
ピーク検出信号が、参照信号発生回路15および位相比
較器16に供給される。
【0055】なお、ピーク誤認識防止回路14におい
て、そこに最初に入力されたピーク検出信号が反射成分
のピークに対応するものであり、このため、そのピーク
検出信号が、そのまま出力されてしまった場合でも、そ
の後に信号成分のピークに対応するピーク検出信号が入
力されれば、その極性は、最初の反射成分のピークの極
性の逆になっているから、それ以降は、信号成分のピー
クのタイミングにのみ対応するピーク検出信号が出力さ
れるようになる。
て、そこに最初に入力されたピーク検出信号が反射成分
のピークに対応するものであり、このため、そのピーク
検出信号が、そのまま出力されてしまった場合でも、そ
の後に信号成分のピークに対応するピーク検出信号が入
力されれば、その極性は、最初の反射成分のピークの極
性の逆になっているから、それ以降は、信号成分のピー
クのタイミングにのみ対応するピーク検出信号が出力さ
れるようになる。
【0056】即ち、例えば図6(b)において、反射成
分のピークに対応する、先頭から2番目のピーク検出信
号が、信号成分のピークに対応するものとしてそのまま
出力されても、その次の、信号成分のピークに対応する
ピーク検出信号は、その極性が−極性であり、直前のピ
ーク(反射成分のピーク)の極性(+極性)と逆である
から、やはりそのまま出力される。そして、それ以降
は、上述した原理に基づいて、信号成分のピークのタイ
ミング(ピーク点)にのみ対応するピーク検出信号が出
力される。
分のピークに対応する、先頭から2番目のピーク検出信
号が、信号成分のピークに対応するものとしてそのまま
出力されても、その次の、信号成分のピークに対応する
ピーク検出信号は、その極性が−極性であり、直前のピ
ーク(反射成分のピーク)の極性(+極性)と逆である
から、やはりそのまま出力される。そして、それ以降
は、上述した原理に基づいて、信号成分のピークのタイ
ミング(ピーク点)にのみ対応するピーク検出信号が出
力される。
【0057】次に、図7は、参照信号発生回路15の詳
細構成例を示している。この参照信号発生回路15は、
誤動作防止保護回路41および参照信号発生部42で構
成されている。誤動作防止保護回路41は、ピーク誤認
識防止回路14から、ピーク検出信号のうちの、信号成
分のピークに対応するものが入力されると、スタート信
号を参照信号発生部42に出力するようになされてい
る。即ち、上述したように、ピーク誤認識防止回路14
から出力されるピーク検出信号には、反射成分のピーク
に対応するものが含まれることがあり得る。そこで、誤
動作防止保護回路41は、ピーク誤認識防止回路14か
らのピーク検出信号のうちの、信号成分のピークに対応
するものを検出し、その検出タイミングでスタート信号
を出力するようになされている。
細構成例を示している。この参照信号発生回路15は、
誤動作防止保護回路41および参照信号発生部42で構
成されている。誤動作防止保護回路41は、ピーク誤認
識防止回路14から、ピーク検出信号のうちの、信号成
分のピークに対応するものが入力されると、スタート信
号を参照信号発生部42に出力するようになされてい
る。即ち、上述したように、ピーク誤認識防止回路14
から出力されるピーク検出信号には、反射成分のピーク
に対応するものが含まれることがあり得る。そこで、誤
動作防止保護回路41は、ピーク誤認識防止回路14か
らのピーク検出信号のうちの、信号成分のピークに対応
するものを検出し、その検出タイミングでスタート信号
を出力するようになされている。
【0058】参照信号発生部42は、例えばカウンタで
構成されており、誤動作防止保護回路41からスタート
信号を受信すると、サンプリングクロックのカウントを
開始するようになされている。そして、そのカウント値
がnになると、幅がサンプリングクロックの周期TSに
等しいパルスを参照信号として出力し、その後、カウン
ト値をリセットして、再び、サンプリングクロックのカ
ウントを行うことを、通信終了まで繰り返すようになさ
れている。
構成されており、誤動作防止保護回路41からスタート
信号を受信すると、サンプリングクロックのカウントを
開始するようになされている。そして、そのカウント値
がnになると、幅がサンプリングクロックの周期TSに
等しいパルスを参照信号として出力し、その後、カウン
ト値をリセットして、再び、サンプリングクロックのカ
ウントを行うことを、通信終了まで繰り返すようになさ
れている。
【0059】以上のように構成される参照信号発生回路
15では、誤動作防止保護回路41において、まずリン
ク確立前に(リンク確立フェーズにおいて)送信されて
くるトレーニングパターンに基づいて、ピーク誤認識防
止回路14から供給されるピーク検出信号のうちの、信
号成分のピークに対応するものが検出される。即ち、ト
レーニング時には、トレーニングパターン「10000
000」を繰り返したものが送信されてくるので、0が
連続した後の最初のピークは、反射成分のピークではな
く、信号成分のピークということになる。そこで、誤動
作防止保護回路41では、0が連続した後の最初のピー
クに対応するピーク検出信号を検出し、そのタイミング
でスタート信号を参照信号発生部42に出力する。
15では、誤動作防止保護回路41において、まずリン
ク確立前に(リンク確立フェーズにおいて)送信されて
くるトレーニングパターンに基づいて、ピーク誤認識防
止回路14から供給されるピーク検出信号のうちの、信
号成分のピークに対応するものが検出される。即ち、ト
レーニング時には、トレーニングパターン「10000
000」を繰り返したものが送信されてくるので、0が
連続した後の最初のピークは、反射成分のピークではな
く、信号成分のピークということになる。そこで、誤動
作防止保護回路41では、0が連続した後の最初のピー
クに対応するピーク検出信号を検出し、そのタイミング
でスタート信号を参照信号発生部42に出力する。
【0060】参照信号発生部42は、誤動作防止保護回
路41からスタート信号を受信すると、上述したように
して参照信号を生成して出力する。従って、参照信号
は、図8に示すように、トレーニングパターンに同期し
た、1サンプリングクロック分の幅を有する、周期がデ
ータレート(システムクロック)に等しい、信号成分の
ピーク点があるべきタイミングを表すものとなる。この
参照信号は、位相比較器16およびクロック発生回路1
7に出力される。
路41からスタート信号を受信すると、上述したように
して参照信号を生成して出力する。従って、参照信号
は、図8に示すように、トレーニングパターンに同期し
た、1サンプリングクロック分の幅を有する、周期がデ
ータレート(システムクロック)に等しい、信号成分の
ピーク点があるべきタイミングを表すものとなる。この
参照信号は、位相比較器16およびクロック発生回路1
7に出力される。
【0061】そして、位相比較器16では、図9に示す
フローチャートにしたがった処理が行われる。即ち、位
相比較器16では、まず最初に、ステップS1におい
て、参照信号がHレベルであるか否か(参照信号発生回
路15から参照信号が入力されたか否か)が判定され、
Hレベルでないと判定された場合、ステップS1に戻
る。また、ステップS1において、参照信号がHレベル
であると判定された場合、ステップS2に進み、ピーク
検出信号がHレベルであるか否かが(ピーク誤認識防止
回路14からピーク検出信号が入力されたか否か)が判
定される。ステップS2において、ピーク検出信号がH
レベルでないと判定された場合、ステップS7に進み、
参照信号がHレベルになるタイミングの1サンプリング
クロック前のタイミングで、ピーク検出信号がHレベル
であったか否かが判定される。
フローチャートにしたがった処理が行われる。即ち、位
相比較器16では、まず最初に、ステップS1におい
て、参照信号がHレベルであるか否か(参照信号発生回
路15から参照信号が入力されたか否か)が判定され、
Hレベルでないと判定された場合、ステップS1に戻
る。また、ステップS1において、参照信号がHレベル
であると判定された場合、ステップS2に進み、ピーク
検出信号がHレベルであるか否かが(ピーク誤認識防止
回路14からピーク検出信号が入力されたか否か)が判
定される。ステップS2において、ピーク検出信号がH
レベルでないと判定された場合、ステップS7に進み、
参照信号がHレベルになるタイミングの1サンプリング
クロック前のタイミングで、ピーク検出信号がHレベル
であったか否かが判定される。
【0062】ステップS7において、参照信号がHレベ
ルになるタイミングの1サンプリングクロック前のタイ
ミングで、ピーク検出信号がHレベルであったと判定さ
れた場合、ステップS4に進み、クロック発生回路17
に位相進み情報が出力され、ステップS2に戻る。
ルになるタイミングの1サンプリングクロック前のタイ
ミングで、ピーク検出信号がHレベルであったと判定さ
れた場合、ステップS4に進み、クロック発生回路17
に位相進み情報が出力され、ステップS2に戻る。
【0063】ここで、参照信号がHレベルになるタイミ
ングの1サンプリングクロック前のタイミングで、ピー
ク検出信号がHレベルであった場合、即ち、参照信号の
位相が、ピーク検出信号の位相より進んでいる場合とい
うのは、例えば伝送路でジッタなどが生じることによ
り、等化データの位相が遅れ、このため図10に示すよ
うに、サンプリングクロックの位相が、相対的に、等化
データの位相より進んでしまった場合である。そこで、
クロック発生回路17から出力されるサンプリングクロ
ックの位相を、図10において点線で示すように遅らせ
るため、サンプリングクロックの位相が進んでいること
を示す位相進み情報が、クロック発生回路17に供給さ
れる。
ングの1サンプリングクロック前のタイミングで、ピー
ク検出信号がHレベルであった場合、即ち、参照信号の
位相が、ピーク検出信号の位相より進んでいる場合とい
うのは、例えば伝送路でジッタなどが生じることによ
り、等化データの位相が遅れ、このため図10に示すよ
うに、サンプリングクロックの位相が、相対的に、等化
データの位相より進んでしまった場合である。そこで、
クロック発生回路17から出力されるサンプリングクロ
ックの位相を、図10において点線で示すように遅らせ
るため、サンプリングクロックの位相が進んでいること
を示す位相進み情報が、クロック発生回路17に供給さ
れる。
【0064】なお、図10(後述する図11についても
同様)においては、サンプリングクロックにしたがっ
て、等化データのピーク点を検出した場合に、即座にピ
ーク検出信号が出力される(Hレベルになる)ように図
示してあるが、実際には、上述したようにデータレート
に相当する時間だけ遅延されて出力される。但し、参照
信号は、データレートに相当する周期を有する信号であ
るから、参照信号およびピーク検出信号の位相の関係を
考える際には、サンプリングクロックにしたがって、等
化データのピーク点を検出した場合に、即座にピーク検
出信号が出力されるとしても問題はない。
同様)においては、サンプリングクロックにしたがっ
て、等化データのピーク点を検出した場合に、即座にピ
ーク検出信号が出力される(Hレベルになる)ように図
示してあるが、実際には、上述したようにデータレート
に相当する時間だけ遅延されて出力される。但し、参照
信号は、データレートに相当する周期を有する信号であ
るから、参照信号およびピーク検出信号の位相の関係を
考える際には、サンプリングクロックにしたがって、等
化データのピーク点を検出した場合に、即座にピーク検
出信号が出力されるとしても問題はない。
【0065】一方、ステップS7において、参照信号が
Hレベルになるタイミングの1サンプリングクロック前
のタイミングで、ピーク検出信号がHレベルでなかった
と判定された場合、ステップS8に進み、参照信号がH
レベルになるタイミングの1サンプリングクロック後の
タイミングで、ピーク検出信号がHレベルであったか否
かが判定される。ステップS8において、参照信号がH
レベルになるタイミングの1サンプリングクロック後の
タイミングで、ピーク検出信号がHレベルであったと判
定された場合、ステップS6に進み、クロック発生回路
17に位相遅れ情報が出力され、ステップS1に戻る。
Hレベルになるタイミングの1サンプリングクロック前
のタイミングで、ピーク検出信号がHレベルでなかった
と判定された場合、ステップS8に進み、参照信号がH
レベルになるタイミングの1サンプリングクロック後の
タイミングで、ピーク検出信号がHレベルであったか否
かが判定される。ステップS8において、参照信号がH
レベルになるタイミングの1サンプリングクロック後の
タイミングで、ピーク検出信号がHレベルであったと判
定された場合、ステップS6に進み、クロック発生回路
17に位相遅れ情報が出力され、ステップS1に戻る。
【0066】ここで、参照信号がHレベルになるタイミ
ングの1サンプリングクロック後のタイミングで、ピー
ク検出信号がHレベルであった場合、即ち、参照信号の
位相が、ピーク検出信号の位相よりも遅れている場合と
いうのは、図10における場合とは逆に、例えば図11
に示すように、サンプリングクロックの位相が、相対的
に等化データの位相より遅れてしまった場合である。そ
こで、クロック発生回路17から出力されるサンプリン
グクロックの位相を、図11において点線で示すように
進ませるため、サンプリングクロックの位相が遅れてい
ることを示す位相遅れ情報が、クロック発生回路17に
供給される。
ングの1サンプリングクロック後のタイミングで、ピー
ク検出信号がHレベルであった場合、即ち、参照信号の
位相が、ピーク検出信号の位相よりも遅れている場合と
いうのは、図10における場合とは逆に、例えば図11
に示すように、サンプリングクロックの位相が、相対的
に等化データの位相より遅れてしまった場合である。そ
こで、クロック発生回路17から出力されるサンプリン
グクロックの位相を、図11において点線で示すように
進ませるため、サンプリングクロックの位相が遅れてい
ることを示す位相遅れ情報が、クロック発生回路17に
供給される。
【0067】一方、ステップS8において、参照信号が
Hレベルになるタイミングの1サンプリングクロック後
のタイミングで、ピーク検出信号がHレベルでなかった
と判定された場合、ステップS1に戻る。
Hレベルになるタイミングの1サンプリングクロック後
のタイミングで、ピーク検出信号がHレベルでなかった
と判定された場合、ステップS1に戻る。
【0068】そして、ステップS2において、ピーク検
出信号がHレベルであると判定された場合、即ち参照信
号とピーク検出信号が同時にHレベルとなった場合、ス
テップS3に進み、ピーク検出信号がHレベルとなった
ときの等化データの、1サンプリングクロック前の値A
が、その1サンプリングクロック後の値Bより小さいか
否かが判定される。ステップS3において、等化データ
Aが、等化データBより小さいと判定された場合、ステ
ップS4に進み、上述したように位相進み情報が出力さ
れる。
出信号がHレベルであると判定された場合、即ち参照信
号とピーク検出信号が同時にHレベルとなった場合、ス
テップS3に進み、ピーク検出信号がHレベルとなった
ときの等化データの、1サンプリングクロック前の値A
が、その1サンプリングクロック後の値Bより小さいか
否かが判定される。ステップS3において、等化データ
Aが、等化データBより小さいと判定された場合、ステ
ップS4に進み、上述したように位相進み情報が出力さ
れる。
【0069】ここで、等化データの信号成分のピーク
は、図12に示すように、真のピーク点に対して対称と
なることが知られている。従って、サンプリングクロッ
クの位相が、等化データの位相と一致していれば、同図
に示すように、等化データAおよびBは等しくなる。
は、図12に示すように、真のピーク点に対して対称と
なることが知られている。従って、サンプリングクロッ
クの位相が、等化データの位相と一致していれば、同図
に示すように、等化データAおよびBは等しくなる。
【0070】一方、サンプリングクロックの位相が、等
化データの位相より進んでいる場合には、ピーク点とし
てサンプリングされた点が、真のピーク点より、時間的
に進んだ位置にあり、このため等化データAは、図13
に示すように、等化データBより小さくなる。そこで、
この場合、ピーク点としてサンプリングされる点が、真
のピーク点と一致するように、クロック発生回路17か
ら出力されるサンプリングクロックの位相を、図13に
おいて点線で示すように遅らせるため、位相進み情報
が、クロック発生回路17に供給される。
化データの位相より進んでいる場合には、ピーク点とし
てサンプリングされた点が、真のピーク点より、時間的
に進んだ位置にあり、このため等化データAは、図13
に示すように、等化データBより小さくなる。そこで、
この場合、ピーク点としてサンプリングされる点が、真
のピーク点と一致するように、クロック発生回路17か
ら出力されるサンプリングクロックの位相を、図13に
おいて点線で示すように遅らせるため、位相進み情報
が、クロック発生回路17に供給される。
【0071】また、ステップS3において、等化データ
Aが、等化データBより小さくないと判定された場合、
ステップS5に進み、等化データAが、等化データBよ
り大きいか否かが判定される。ステップS5において、
等化データAが、等化データBより大きいと判定された
場合、ステップS6に進み、上述したように位相遅れ情
報が出力される。
Aが、等化データBより小さくないと判定された場合、
ステップS5に進み、等化データAが、等化データBよ
り大きいか否かが判定される。ステップS5において、
等化データAが、等化データBより大きいと判定された
場合、ステップS6に進み、上述したように位相遅れ情
報が出力される。
【0072】即ち、サンプリングクロックの位相が、等
化データの位相より遅れている場合には、ピーク点とし
てサンプリングされた点が、真のピーク点より、時間的
に遅れた位置にあり、このため、図14に示すように、
等化データAは、等化データBより大きくなる。そこ
で、この場合は、上述した場合とは逆に、クロック発生
回路17から出力されるサンプリングクロックの位相
を、図14において点線で示すように進ませるため、位
相遅れ情報が、クロック発生回路17に供給される。
化データの位相より遅れている場合には、ピーク点とし
てサンプリングされた点が、真のピーク点より、時間的
に遅れた位置にあり、このため、図14に示すように、
等化データAは、等化データBより大きくなる。そこ
で、この場合は、上述した場合とは逆に、クロック発生
回路17から出力されるサンプリングクロックの位相
を、図14において点線で示すように進ませるため、位
相遅れ情報が、クロック発生回路17に供給される。
【0073】一方、ステップS5において、等化データ
Aが、等化データBより大きくないと判定された場合、
即ち等化データAおよびBが等しく、図12に示したよ
うに、サンプリングクロックの位相が等化データの位相
と一致している場合、ステップS1に戻り、以下、同様
の処理が繰り返される。
Aが、等化データBより大きくないと判定された場合、
即ち等化データAおよびBが等しく、図12に示したよ
うに、サンプリングクロックの位相が等化データの位相
と一致している場合、ステップS1に戻り、以下、同様
の処理が繰り返される。
【0074】次に、図15は、クロック生成回路17の
詳細構成例を示している。クロック生成回路17は、サ
ンプリングクロック生成回路51および識別再生用クロ
ック生成回路52で構成されている。サンプリングクロ
ック生成回路51には、マスタクロックが供給されるよ
うになされており、そこでは、マスタクロックが分周比
mで分周されることによりサンプリングクロックが生成
されるようになされている。さらに、サンプリングクロ
ック生成回路51は、生成したサンプリングクロックの
位相を、位相比較器16からの情報(位相進み情報また
は位相遅れ情報)に対応して制御するようにもなされて
いる。識別再生用クロック生成回路52には、参照信号
が入力されるようになされており、そこでは、参照信号
のデューティー比が制御されるようになされている。
詳細構成例を示している。クロック生成回路17は、サ
ンプリングクロック生成回路51および識別再生用クロ
ック生成回路52で構成されている。サンプリングクロ
ック生成回路51には、マスタクロックが供給されるよ
うになされており、そこでは、マスタクロックが分周比
mで分周されることによりサンプリングクロックが生成
されるようになされている。さらに、サンプリングクロ
ック生成回路51は、生成したサンプリングクロックの
位相を、位相比較器16からの情報(位相進み情報また
は位相遅れ情報)に対応して制御するようにもなされて
いる。識別再生用クロック生成回路52には、参照信号
が入力されるようになされており、そこでは、参照信号
のデューティー比が制御されるようになされている。
【0075】以上のように構成されるクロック生成回路
17では、サンプリングクロック生成回路51におい
て、上述したようにマスタクロックを分周比mで分周し
たサンプリングクロックが生成されて出力される。そし
て、サンプリングクロック生成回路51は、位相比較器
16から位相進み情報または位相遅れ情報を受信した場
合、分周比をmから、m+1またはm−1に変更し、サ
ンプリングクロックの位相を、それぞれ遅らせ、または
進ませる。また、サンプリングクロック生成回路51
は、位相比較器16から位相進み情報および位相遅れ情
報のいずれも受信していない状態においては、分周比を
mとし、サンプリングクロックの位相制御を行わず、そ
のまま出力する。
17では、サンプリングクロック生成回路51におい
て、上述したようにマスタクロックを分周比mで分周し
たサンプリングクロックが生成されて出力される。そし
て、サンプリングクロック生成回路51は、位相比較器
16から位相進み情報または位相遅れ情報を受信した場
合、分周比をmから、m+1またはm−1に変更し、サ
ンプリングクロックの位相を、それぞれ遅らせ、または
進ませる。また、サンプリングクロック生成回路51
は、位相比較器16から位相進み情報および位相遅れ情
報のいずれも受信していない状態においては、分周比を
mとし、サンプリングクロックの位相制御を行わず、そ
のまま出力する。
【0076】以上の位相制御により、サンプリングクロ
ック生成回路51からは、等化データの位相と一致する
位相のサンプリングクロックが出力される。
ック生成回路51からは、等化データの位相と一致する
位相のサンプリングクロックが出力される。
【0077】一方、識別再生用クロック生成回路52で
は、そこに入力される参照信号のデューティー比が50
%に変更され、これが識別再生用クロックとして出力さ
れる。
は、そこに入力される参照信号のデューティー比が50
%に変更され、これが識別再生用クロックとして出力さ
れる。
【0078】ここで、参照信号は、参照信号発生回路1
5において、上述のようにサンプリングクロック生成回
路51で位相制御されたサンプリングクロックを分周す
ることにより得られるものであるから、演算回路18
で、等化データの再生のために用いるだけであれば、参
照信号を、そのまま識別再生用クロックとして用いるこ
とができる。しかしながら、後段のシステムクロック用
位相比較器20においては、後述するように、デューテ
ィー比が50%の信号を用いることが好ましいため、識
別再生用クロック生成回路52では、参照信号のデュー
ティー比が変更されるようになされている。従って、識
別再生用クロック生成回路52は、必ずしも必要なもの
ではない。
5において、上述のようにサンプリングクロック生成回
路51で位相制御されたサンプリングクロックを分周す
ることにより得られるものであるから、演算回路18
で、等化データの再生のために用いるだけであれば、参
照信号を、そのまま識別再生用クロックとして用いるこ
とができる。しかしながら、後段のシステムクロック用
位相比較器20においては、後述するように、デューテ
ィー比が50%の信号を用いることが好ましいため、識
別再生用クロック生成回路52では、参照信号のデュー
ティー比が変更されるようになされている。従って、識
別再生用クロック生成回路52は、必ずしも必要なもの
ではない。
【0079】なお、本実施例では、参照信号のデューテ
ィー比は100/n%であり、従って、識別再生用クロ
ック生成回路52では、この100/n%のデューティ
ー比が、50%に変更される。
ィー比は100/n%であり、従って、識別再生用クロ
ック生成回路52では、この100/n%のデューティ
ー比が、50%に変更される。
【0080】次に、図16は、システムクロック用位相
比較器20の詳細構成例を示している。このシステムク
ロック用位相比較器20は、位相比較部61およびLP
F(Low Pass Filter)で構成されている。
比較器20の詳細構成例を示している。このシステムク
ロック用位相比較器20は、位相比較部61およびLP
F(Low Pass Filter)で構成されている。
【0081】位相比較部61は、クロック発生回路17
からの識別再生用クロックと、システムクロック発生回
路21より供給されるシステムクロックとの位相差を検
出するようになされている。そして、位相比較部61
は、システムクロックの位相が、識別再生用クロックの
位相より遅れている場合または進んでいる場合には、そ
れぞれ、その旨を示す位相遅れ情報または位相進み情報
を、検出した位相差とともに、LPF62に出力するよ
うになされている。
からの識別再生用クロックと、システムクロック発生回
路21より供給されるシステムクロックとの位相差を検
出するようになされている。そして、位相比較部61
は、システムクロックの位相が、識別再生用クロックの
位相より遅れている場合または進んでいる場合には、そ
れぞれ、その旨を示す位相遅れ情報または位相進み情報
を、検出した位相差とともに、LPF62に出力するよ
うになされている。
【0082】LPF62は、アップダウンカウンタで構
成されており、位相遅れ情報または位相進み情報を受信
した場合には、それぞれ、その情報とともに供給される
位相差に対応する値だけ、アップダウンカウンタのカウ
ント値を、デクリメントまたはインクリメントするよう
になされている。そして、LPF62は、カウント値
が、あらかじめ設定された正または負の閾値を超えたと
き、それぞれ、その旨を示すキャリーまたはボローを、
システムクロック発生回路21に出力するようになされ
ている。
成されており、位相遅れ情報または位相進み情報を受信
した場合には、それぞれ、その情報とともに供給される
位相差に対応する値だけ、アップダウンカウンタのカウ
ント値を、デクリメントまたはインクリメントするよう
になされている。そして、LPF62は、カウント値
が、あらかじめ設定された正または負の閾値を超えたと
き、それぞれ、その旨を示すキャリーまたはボローを、
システムクロック発生回路21に出力するようになされ
ている。
【0083】ここで、クロック発生回路17から出力さ
れる識別再生用クロックは、そのままシステムクロック
として用いることが可能である。しかしながら、識別再
生用クロックは、サンプリングクロックに基づいて生成
される参照信号から生成される。さらに、サンプリング
クロックは、クロック発生回路17において、等化デー
タのピークのタイミングで位相が変化される場合があ
り、この位相の変化の割合は、サンプリングクロックが
マスタクロックを分周比mで分周して生成されるため、
1/mとなる。従って、最悪の場合には、等化データの
ピークのタイミングごとに、サンプリングクロックの位
相が、1/mに対応する値だけ変化するので、システム
クロックについても、等化データのピークのタイミング
ごとに、ジッタが生じることになり、装置の動作上好ま
しくない。
れる識別再生用クロックは、そのままシステムクロック
として用いることが可能である。しかしながら、識別再
生用クロックは、サンプリングクロックに基づいて生成
される参照信号から生成される。さらに、サンプリング
クロックは、クロック発生回路17において、等化デー
タのピークのタイミングで位相が変化される場合があ
り、この位相の変化の割合は、サンプリングクロックが
マスタクロックを分周比mで分周して生成されるため、
1/mとなる。従って、最悪の場合には、等化データの
ピークのタイミングごとに、サンプリングクロックの位
相が、1/mに対応する値だけ変化するので、システム
クロックについても、等化データのピークのタイミング
ごとに、ジッタが生じることになり、装置の動作上好ま
しくない。
【0084】そこで、システムクロック用位相比較器2
0では、このジッタを、いわば吸収するようになされて
いる。即ち、位相比較部61では、クロック発生回路1
7からの、デューティー比が50%の識別再生用クロッ
クと、システムクロック発生回路21より供給されるシ
ステムクロックとの位相差が検出される。そして、その
位相差が0でなく、システムクロックの位相が、識別再
生用クロックの位相より遅れている場合または進んでい
る場合には、それぞれ位相遅れ情報または位相進み情報
が、位相差とともに、LPF62に出力される。
0では、このジッタを、いわば吸収するようになされて
いる。即ち、位相比較部61では、クロック発生回路1
7からの、デューティー比が50%の識別再生用クロッ
クと、システムクロック発生回路21より供給されるシ
ステムクロックとの位相差が検出される。そして、その
位相差が0でなく、システムクロックの位相が、識別再
生用クロックの位相より遅れている場合または進んでい
る場合には、それぞれ位相遅れ情報または位相進み情報
が、位相差とともに、LPF62に出力される。
【0085】ここで、システムクロックの位相が、識別
再生用クロックの位相より遅れている状態または進んで
いる状態を、図17または図18にそれぞれ示す。
再生用クロックの位相より遅れている状態または進んで
いる状態を、図17または図18にそれぞれ示す。
【0086】なお、システムクロック発生回路21より
供給されるシステムクロックのデューティー比も、識別
再生用クロックと同様に、50%とされているものとす
る。システムクロックまたは識別再生用クロックのデュ
ーティー比が50%でない場合には、識別再生用クロッ
クの位相に対するシステムクロックの位相の遅れまたは
進みのいずれか一方が、システムクロック(あるいは識
別再生用クロック)の1/2周期を超えてしまい、この
ため、後段のシステムクロック発生回路21が過制御さ
れることがあり、システムクロックが安定しなくなる可
能性がある。これに対し、システムクロックおよび識別
再生用クロックのいずれのデューティー比も50%とし
た場合には、例えば識別再生用クロックの位相に対する
システムクロックの位相の遅れと進みとは、同一の範囲
で検出することができる(同様に規定することができ
る)。
供給されるシステムクロックのデューティー比も、識別
再生用クロックと同様に、50%とされているものとす
る。システムクロックまたは識別再生用クロックのデュ
ーティー比が50%でない場合には、識別再生用クロッ
クの位相に対するシステムクロックの位相の遅れまたは
進みのいずれか一方が、システムクロック(あるいは識
別再生用クロック)の1/2周期を超えてしまい、この
ため、後段のシステムクロック発生回路21が過制御さ
れることがあり、システムクロックが安定しなくなる可
能性がある。これに対し、システムクロックおよび識別
再生用クロックのいずれのデューティー比も50%とし
た場合には、例えば識別再生用クロックの位相に対する
システムクロックの位相の遅れと進みとは、同一の範囲
で検出することができる(同様に規定することができ
る)。
【0087】LPF62は、上述したように、そのカウ
ント値をインクリメントまたはデクリメントし、そのカ
ウント値が、正の閾値を超えた場合にはキャリーを、負
の閾値未満となった場合にはボローを、システムクロッ
ク発生回路21に出力する。
ント値をインクリメントまたはデクリメントし、そのカ
ウント値が、正の閾値を超えた場合にはキャリーを、負
の閾値未満となった場合にはボローを、システムクロッ
ク発生回路21に出力する。
【0088】なお、LPF62は、キャリーまたはボロ
ーが生じた後、カウント値を、初期値としての、例えば
0にリセットするようになされている。
ーが生じた後、カウント値を、初期値としての、例えば
0にリセットするようになされている。
【0089】システムクロック発生回路21は、上述し
たように、マスタクロックを分周比n×mで分周するこ
とにより、システムクロックを生成する。そして、シス
テムクロック用位相比較器20よりキャリーまたはボロ
ーを受信した場合、分周比をn×mから、n×m+1ま
たはn×m−1に変更し、これによりシステムクロック
の位相を遅らせ、または進ませる。従って、システムク
ロックの位相(周波数)は、キャリーまたはボローが生
じたときのみ変化し、さらに、その変化の割合も1/
(n×m)で、上述した場合(1/n)より小さいの
で、ジッタを低減した、安定したシステムクロックを得
ることができる。
たように、マスタクロックを分周比n×mで分周するこ
とにより、システムクロックを生成する。そして、シス
テムクロック用位相比較器20よりキャリーまたはボロ
ーを受信した場合、分周比をn×mから、n×m+1ま
たはn×m−1に変更し、これによりシステムクロック
の位相を遅らせ、または進ませる。従って、システムク
ロックの位相(周波数)は、キャリーまたはボローが生
じたときのみ変化し、さらに、その変化の割合も1/
(n×m)で、上述した場合(1/n)より小さいの
で、ジッタを低減した、安定したシステムクロックを得
ることができる。
【0090】一方、演算回路18(図3)では、クロッ
ク発生回路17から供給される識別再生用クロックのタ
イミングで、逆フィルタ12からの等化データに基づい
て、元の2値ディジタル再生データが再生される。この
2値ディジタル再生データは、上述したように、端末3
に供給されるとともに、タイミング発生回路19にも供
給される。
ク発生回路17から供給される識別再生用クロックのタ
イミングで、逆フィルタ12からの等化データに基づい
て、元の2値ディジタル再生データが再生される。この
2値ディジタル再生データは、上述したように、端末3
に供給されるとともに、タイミング発生回路19にも供
給される。
【0091】ここで、上述したように、逆フィルタ12
から供給された等化データには、反射成分が含まれてお
り、この影響により符号間干渉が生じ、その結果ピーク
点が本来の位置からずれる場合がある。このような位置
のずれたピーク点を含む信号(等化データ)は、ランダ
ムパターンと同様に、アイ開口率がほとんど0%である
ため、それから、データレートに正確に対応した識別再
生用クロックを得るのが困難となる。
から供給された等化データには、反射成分が含まれてお
り、この影響により符号間干渉が生じ、その結果ピーク
点が本来の位置からずれる場合がある。このような位置
のずれたピーク点を含む信号(等化データ)は、ランダ
ムパターンと同様に、アイ開口率がほとんど0%である
ため、それから、データレートに正確に対応した識別再
生用クロックを得るのが困難となる。
【0092】即ち、本来の位置からずれたピーク点を含
むすべてのピーク点を検出して、位相比較器16を動作
させ、参照信号とピーク検出信号との位相差に関する情
報(位相進み情報または位相遅れ情報)を、クロック発
生回路17に出力したのでは、本来の(正確な)ピーク
点に同期した識別再生用クロックを得るのが困難とな
る。
むすべてのピーク点を検出して、位相比較器16を動作
させ、参照信号とピーク検出信号との位相差に関する情
報(位相進み情報または位相遅れ情報)を、クロック発
生回路17に出力したのでは、本来の(正確な)ピーク
点に同期した識別再生用クロックを得るのが困難とな
る。
【0093】そこで、タイミング発生回路19は、上述
したように、演算回路18より出力される2値ディジタ
ル再生データに基づいて、逆フィルタ12から出力され
る等化データのピーク点のうちの、正しい位相のもの
(本来のピーク点)を認識し、そのタイミングを表すタ
イミング信号を、位相比較器16に出力するようになさ
れており、位相比較器16は、タイミング発生回路19
からタイミング信号が供給されている場合のみ動作する
ようになされている。
したように、演算回路18より出力される2値ディジタ
ル再生データに基づいて、逆フィルタ12から出力され
る等化データのピーク点のうちの、正しい位相のもの
(本来のピーク点)を認識し、そのタイミングを表すタ
イミング信号を、位相比較器16に出力するようになさ
れており、位相比較器16は、タイミング発生回路19
からタイミング信号が供給されている場合のみ動作する
ようになされている。
【0094】具体的には、タイミング発生回路19は、
逆フィルタ12から出力される等化データのピーク点の
うちの、正しい位相のものを、例えば次のようにして認
識する。即ち、N−ISDNにおいては、値が0の2値
ディジタル再生データが連続して(2以上続けて)得ら
れた後(直後)に、値が1の2値ディジタル再生データ
が得られた場合、その1の2値ディジタル再生データに
ついて符号間干渉が生じる確率は非常に低いことが知ら
れている。なお、このことは、例えば「ディジタルアク
セス方式」(小宮・真野・小野・雲崎 共著、島田 監
修、オーム社発行)などに記載されている。
逆フィルタ12から出力される等化データのピーク点の
うちの、正しい位相のものを、例えば次のようにして認
識する。即ち、N−ISDNにおいては、値が0の2値
ディジタル再生データが連続して(2以上続けて)得ら
れた後(直後)に、値が1の2値ディジタル再生データ
が得られた場合、その1の2値ディジタル再生データに
ついて符号間干渉が生じる確率は非常に低いことが知ら
れている。なお、このことは、例えば「ディジタルアク
セス方式」(小宮・真野・小野・雲崎 共著、島田 監
修、オーム社発行)などに記載されている。
【0095】そこで、タイミング発生回路19では、演
算回路18から、0の2値ディジタル再生データが連続
して出力された後に、1の2値ディジタル再生データが
出力された場合に、タイミング信号を出力するようにな
されている。
算回路18から、0の2値ディジタル再生データが連続
して出力された後に、1の2値ディジタル再生データが
出力された場合に、タイミング信号を出力するようにな
されている。
【0096】ここで、図19のフローチャートを参照し
て、タイミング発生回路19の動作について説明する。
タイミング発生回路19では、まず最初に、ステップS
11において、演算回路18から、0の2値ディジタル
再生データを連続して受信した回数をカウントする変数
Cが、そこに、初期値としての、例えば0がセットされ
ることによりリセットされ、ステップS12に進み、演
算回路18から2値ディジタル再生データを受信したか
否かが判定される。ステップS12において、2値ディ
ジタル再生データを受信していないと判定された場合、
ステップS12に戻る。また、ステップS12におい
て、2値ディジタル再生データを受信したと判定された
場合、ステップS13に進み、その2値ディジタル再生
データが0であるか否かが判定される。
て、タイミング発生回路19の動作について説明する。
タイミング発生回路19では、まず最初に、ステップS
11において、演算回路18から、0の2値ディジタル
再生データを連続して受信した回数をカウントする変数
Cが、そこに、初期値としての、例えば0がセットされ
ることによりリセットされ、ステップS12に進み、演
算回路18から2値ディジタル再生データを受信したか
否かが判定される。ステップS12において、2値ディ
ジタル再生データを受信していないと判定された場合、
ステップS12に戻る。また、ステップS12におい
て、2値ディジタル再生データを受信したと判定された
場合、ステップS13に進み、その2値ディジタル再生
データが0であるか否かが判定される。
【0097】ステップS13において、2値ディジタル
再生データが0であると判定された場合、ステップS1
5に進み、変数Cが1だけインクリメントされ、ステッ
プS12に戻る。また、ステップS13において、2値
ディジタル再生データが0でない(1である)と判定さ
れた場合、ステップS14に進み、変数Cが2以上であ
るか否かが判定される。ステップS14において、変数
Cが2以上でないと判定された場合、ステップS11に
戻る。また、ステップS14において、変数Cが2以上
であると判定された場合、即ち0の2値ディジタル再生
データが2以上連続して再生された後、1の2値ディジ
タル再生データが再生された場合、ステップS16に進
み、タイミング信号が、位相比較器16に出力され、ス
テップS11に戻る。
再生データが0であると判定された場合、ステップS1
5に進み、変数Cが1だけインクリメントされ、ステッ
プS12に戻る。また、ステップS13において、2値
ディジタル再生データが0でない(1である)と判定さ
れた場合、ステップS14に進み、変数Cが2以上であ
るか否かが判定される。ステップS14において、変数
Cが2以上でないと判定された場合、ステップS11に
戻る。また、ステップS14において、変数Cが2以上
であると判定された場合、即ち0の2値ディジタル再生
データが2以上連続して再生された後、1の2値ディジ
タル再生データが再生された場合、ステップS16に進
み、タイミング信号が、位相比較器16に出力され、ス
テップS11に戻る。
【0098】以上のような処理を行うタイミング発生回
路19によれば、例えば、いま演算回路18より出力さ
れた2値ディジタル再生データが、図20(a)に示す
ように「1001010111」であった場合には、同
図(b)に示すように、2つの0の後の、先頭から4ビ
ット目の1のタイミングで、タイミング信号が出力され
る。
路19によれば、例えば、いま演算回路18より出力さ
れた2値ディジタル再生データが、図20(a)に示す
ように「1001010111」であった場合には、同
図(b)に示すように、2つの0の後の、先頭から4ビ
ット目の1のタイミングで、タイミング信号が出力され
る。
【0099】このようなタイミング信号を受信した場合
にのみ動作する位相比較器16が出力する情報(位相進
み情報または位相遅れ情報)に対応して、クロック発生
回路17から出力される識別再生用クロックは、例えば
図20(a)において点線で示すようになる。この場
合、識別再生用クロックは、例えば同図(a)において
Pで示すピークのピーク点に一致していないが、このピ
ーク点は、上述したように、本来の位置からずれている
と考えられる。
にのみ動作する位相比較器16が出力する情報(位相進
み情報または位相遅れ情報)に対応して、クロック発生
回路17から出力される識別再生用クロックは、例えば
図20(a)において点線で示すようになる。この場
合、識別再生用クロックは、例えば同図(a)において
Pで示すピークのピーク点に一致していないが、このピ
ーク点は、上述したように、本来の位置からずれている
と考えられる。
【0100】ピークPのピーク点(本来の位置からずれ
ているピーク点)で、位相比較器16を動作させた場合
には、演算回路18で誤ったタイミングで、2値ディジ
タル再生データの再生がなされ、このため、ピークPの
ピーク点以降に誤りのある2値ディジタル再生データ
(図20(a)において、正確な2値ディジタル再生デ
ータが「1001010111」であるとすると、例え
ば、その先頭から7ビット目が誤った「1001011
111」など)が得られることとなる。しかしながら、
ピークPのピーク点で、位相比較器16を動作させない
場合には、演算回路18では正確なタイミングで、2値
ディジタル再生データの再生がなされるので、正確な2
値ディジタル再生データを得ることができる。
ているピーク点)で、位相比較器16を動作させた場合
には、演算回路18で誤ったタイミングで、2値ディジ
タル再生データの再生がなされ、このため、ピークPの
ピーク点以降に誤りのある2値ディジタル再生データ
(図20(a)において、正確な2値ディジタル再生デ
ータが「1001010111」であるとすると、例え
ば、その先頭から7ビット目が誤った「1001011
111」など)が得られることとなる。しかしながら、
ピークPのピーク点で、位相比較器16を動作させない
場合には、演算回路18では正確なタイミングで、2値
ディジタル再生データの再生がなされるので、正確な2
値ディジタル再生データを得ることができる。
【0101】以上、本発明を、DSUに適用した場合に
ついて説明したが、本発明は、DSUの他、伝送路を介
して伝送されてきた信号を受信する装置に適用可能であ
る。
ついて説明したが、本発明は、DSUの他、伝送路を介
して伝送されてきた信号を受信する装置に適用可能であ
る。
【0102】なお、本実施例においては、伝送方式に、
N−ISDNのピンポン伝送方式を用いた場合について
説明したが、伝送方式としては、例えば、N−ISDN
のエコーキャンセラ伝送方式(これは、全2重通信方式
の1つである)などを用いることも可能である。
N−ISDNのピンポン伝送方式を用いた場合について
説明したが、伝送方式としては、例えば、N−ISDN
のエコーキャンセラ伝送方式(これは、全2重通信方式
の1つである)などを用いることも可能である。
【0103】さらに、本実施例では、ネットワークに、
N−ISDNを用いた場合について説明したが、ネット
ワークとしては、その他の有線のものを用いることも可
能である。
N−ISDNを用いた場合について説明したが、ネット
ワークとしては、その他の有線のものを用いることも可
能である。
【0104】
【発明の効果】以上の如く、本発明のクロック生成回路
およびクロック生成回路、並びにディジタル回線終端装
置によれば、データから、2値のディジタルデータが再
生され、その2値のディジタルデータに基づいて、デー
タのピーク点のうちの、正しい位相のものが認識され、
そのタイミングを表すタイミング信号が出力される。そ
して、そのタイミング信号に対応して、生成手段が生成
した参照信号と、検出手段が検出したデータのピーク点
との位相を比較する比較手段が動作する。従って、正確
なタイミングのクロックが得られるので、正確なデータ
の再生を行うことが可能となる。
およびクロック生成回路、並びにディジタル回線終端装
置によれば、データから、2値のディジタルデータが再
生され、その2値のディジタルデータに基づいて、デー
タのピーク点のうちの、正しい位相のものが認識され、
そのタイミングを表すタイミング信号が出力される。そ
して、そのタイミング信号に対応して、生成手段が生成
した参照信号と、検出手段が検出したデータのピーク点
との位相を比較する比較手段が動作する。従って、正確
なタイミングのクロックが得られるので、正確なデータ
の再生を行うことが可能となる。
【図1】本発明を適用した伝送システムの構成例を示す
図である。
図である。
【図2】AMI符号化を説明するための図である。
【図3】図1のDSU2の詳細構成例を示すブロック図
である。
である。
【図4】図3のピーク検出回路13の詳細構成例を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図5】ピーク検出識別信号およびピーク検出信号を示
すタイミングチャートである。
すタイミングチャートである。
【図6】図3のピーク誤認識防止回路14の動作を説明
するための図である。
するための図である。
【図7】図3の参照信号発生回路15の詳細構成例を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図8】トレーニングパターンに対応する等化データお
よび参照信号を示すタイミングチャートである。
よび参照信号を示すタイミングチャートである。
【図9】図3の位相比較器16の動作を説明するための
フローチャートである。
フローチャートである。
【図10】サンプリングクロックの位相が進んでいる場
合の位相比較器16の動作を説明するための図である。
合の位相比較器16の動作を説明するための図である。
【図11】サンプリングクロックの位相が遅れている場
合の位相比較器16の動作を説明するための図である。
合の位相比較器16の動作を説明するための図である。
【図12】等化データのピークが、ピーク点に対して対
称となっていることを示す図である。
称となっていることを示す図である。
【図13】サンプリングクロックの位相が進んでいる場
合の位相比較器16の動作を説明するための図である。
合の位相比較器16の動作を説明するための図である。
【図14】サンプリングクロックの位相が遅れている場
合の位相比較器16の動作を説明するための図である。
合の位相比較器16の動作を説明するための図である。
【図15】図3のクロック発生回路17の詳細構成例を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図16】図3のシステムクロック用位相比較器20の
詳細構成例を示すブロック図である。
詳細構成例を示すブロック図である。
【図17】システムクロックの位相が、識別再生用クロ
ックの位相より遅れている状態を示す図である。
ックの位相より遅れている状態を示す図である。
【図18】システムクロックの位相が、識別再生用クロ
ックの位相より進んでいる状態を示す図である。
ックの位相より進んでいる状態を示す図である。
【図19】図3のタイミング発生回路19の動作を説明
するフローチャートである。
するフローチャートである。
【図20】図3のタイミング発生回路19の動作を説明
するための図である。
するための図である。
【図21】従来のクロック生成回路の一例の構成を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図22】図21のクロック生成回路の動作を説明する
ための波形図である。
ための波形図である。
【図23】ブリッジドタイプを示す図である。
11 A/D変換器 12 逆フィルタ 13 ピーク検出回路 14 ピーク誤認識防止回路 15 参照信号発生回路 16 位相比較器 17 クロック発生回路 18 演算回路 19 タイミング発生回路 20 システムクロック用位相比較器 21 システムクロック発生回路
Claims (6)
- 【請求項1】 伝送路を介して伝送されてきた信号をA
/D変換して得られるデータに基づいてクロックを生成
するクロック生成回路であって、 前記データから、2値のディジタルデータを再生する再
生手段と、 前記データのピーク点があるべきタイミングを表す参照
信号を生成する生成手段と、 前記データのピーク点を検出する検出手段と、 前記生成手段により生成された参照信号と、前記検出手
段により検出された前記データのピーク点との位相を比
較する比較手段と、 前記クロックを発生するとともに、そのクロックの位相
を、前記比較手段の比較結果に基づいて制御する発生手
段と、 前記再生手段より出力される前記2値のディジタルデー
タに基づいて、前記データのピーク点のうちの、正しい
位相のものを認識し、そのタイミングを表すタイミング
信号を、前記比較手段に出力する出力手段とを備え、 前記比較手段は、前記出力手段からの前記タイミング信
号に対応して動作することを特徴とするクロック生成回
路。 - 【請求項2】 前記出力手段は、前記再生手段から、前
記2値のうちのいずれか一方の値のディジタルデータが
連続して出力された後に、他方の値のディジタルデータ
が出力された場合に、前記タイミング信号を出力し、 前記比較手段は、前記出力手段から前記タイミング信号
を受信した場合のみ動作することを特徴とする請求項1
に記載のクロック生成回路。 - 【請求項3】 前記伝送路は、N−ISDN(Narrow b
and Integrated Services Digital Network)のもので
あることを特徴とする請求項1に記載のクロック生成回
路。 - 【請求項4】 前記生成手段は、前記N−ISDNにお
いて通信リンクの確立前に伝送されてくるトレーニング
パターンに基づいて、前記参照信号を生成することを特
徴とする請求項3に記載のクロック生成回路。 - 【請求項5】 伝送路を介して伝送されてきた信号をA
/D変換して得られるデータのピーク点があるべきタイ
ミングを表す参照信号を生成する生成手段と、 前記データのピーク点を検出する検出手段と、 前記生成手段により生成された参照信号と、前記検出手
段により検出された前記データのピーク点との位相を比
較する比較手段と、 前記クロックを発生するとともに、そのクロックの位相
を、前記比較手段の比較結果に基づいて制御する発生手
段とを備えるクロック生成回路におけるクロック生成方
法であって、 前記データから、2値のディジタルデータを再生し、 前記2値のディジタルデータに基づいて、前記データの
ピーク点のうちの、正しい位相のものを認識し、そのタ
イミングを表すタイミング信号を出力し、 前記タイミング信号に対応して、前記比較手段を動作さ
せることを特徴とするクロック生成方法。 - 【請求項6】 ディジタル回線を終端するディジタル回
線終端装置であって、 前記ディジタル回線を介して伝送されてきた信号をA/
D変換して得られるデータから、2値のディジタルデー
タを再生する再生手段と、 前記データのピーク点があるべきタイミングを表す参照
信号を生成する生成手段と、 前記データのピーク点を検出する検出手段と、 前記生成手段により生成された参照信号と、前記検出手
段により検出された前記データのピーク点との位相を比
較する比較手段と、 前記クロックを発生するとともに、そのクロックの位相
を、前記比較手段の比較結果に基づいて制御する発生手
段と、 前記再生手段より出力される前記2値のディジタルデー
タに基づいて、前記データのピーク点のうちの、正しい
位相のものを認識し、そのタイミングを表すタイミング
信号を、前記比較手段に出力する出力手段とを備え、 前記比較手段は、前記出力手段からの前記タイミング信
号に対応して動作することを特徴とするディジタル回線
終端装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7069102A JPH08265316A (ja) | 1995-03-28 | 1995-03-28 | クロック生成回路およびクロック生成方法、並びにディジタル回線終端装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7069102A JPH08265316A (ja) | 1995-03-28 | 1995-03-28 | クロック生成回路およびクロック生成方法、並びにディジタル回線終端装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08265316A true JPH08265316A (ja) | 1996-10-11 |
Family
ID=13392930
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7069102A Withdrawn JPH08265316A (ja) | 1995-03-28 | 1995-03-28 | クロック生成回路およびクロック生成方法、並びにディジタル回線終端装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08265316A (ja) |
-
1995
- 1995-03-28 JP JP7069102A patent/JPH08265316A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
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