JPH08265575A - 画像補間方法及び画像受信装置 - Google Patents

画像補間方法及び画像受信装置

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JPH08265575A
JPH08265575A JP7091967A JP9196795A JPH08265575A JP H08265575 A JPH08265575 A JP H08265575A JP 7091967 A JP7091967 A JP 7091967A JP 9196795 A JP9196795 A JP 9196795A JP H08265575 A JPH08265575 A JP H08265575A
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Application number
JP7091967A
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English (en)
Inventor
Akifumi Arayashiki
明文 荒屋敷
Masakazu Oyamada
応一 小山田
Shinichi Hirata
晋一 平田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kokusai Denki Electric Inc
Original Assignee
Kokusai Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Kokusai Electric Co Ltd filed Critical Kokusai Electric Co Ltd
Priority to JP7091967A priority Critical patent/JPH08265575A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 伝送路における欠落した画素ブロックを高速
且つ適正に補間でき、データ伝送を効率化できる画像補
間方法及び画像受信装置を提供する。 【構成】 誤りのある画素ブロックを含む復号化画像を
縮小して縮小画像を形成し、その縮小画像において隣接
画素の相関性を利用して補間を行い、更に補間縮小画像
を拡大して拡大画像を形成し、復号化画像の誤り画素ブ
ロックを拡大画像の補間された拡大画素ブロックに置き
換える画像補間方法及び画像受信装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像情報を圧縮符号化
して伝送し、伝送された情報を伸長復号化する際に、誤
りのある画素ブロックを補間する画像補間方法に係り、
特に誤りのある画素ブロックを高速且つ適正に補間でき
る画像補間方法及び画像受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の画像伝送方法を実現する画像伝送
装置について図12を使って説明する。図12は、従来
の画像伝送装置の構成ブロック図である。従来の画像伝
送装置は、図12に示すように、送信装置として、デジ
タル変換された入力画像データを情報源符号化する情報
源符号化部1と、情報源符号化されたデータを誤り訂正
符号化(FEC:Forward Error Correction)する誤り
訂正符号化部2と、伝送路4に適した信号に変調する通
信制御部3とを有し、受信装置として、伝送路4から受
信した信号を復調する通信制御部5と、復調されたデー
タの誤り訂正復号化を行う誤り訂正復号化部6′と、誤
り訂正復号化されたデータを情報源復号化する情報源復
号化部7′とを有して成るものである。
【0003】次に、従来の画像伝送装置における情報源
符号化方法にJPEG(Joint Photographic Experts G
roup)方式を用いた画像圧縮方法を説明する。まず、情
報源符号化部1で、原画像が一定の大きさの画像ブロッ
クに分割され、これを基本単位(MCU:Minimun Code
Unit )として符号化が為される。通常、JPEGの圧
縮条件は、マーカーコードと呼ばれ、圧縮率を変えるこ
とがあるので、画像データと共に伝送されることにな
る。また、装置によって変わる可能性が多い、画素数、
間引き率、量子化テーブル等を幾つかの段階に分けて数
バイトで表し、画像データに先だって伝送されるもので
ある。
【0004】次に、JPEG方式を用いた画像伝送方法
における誤り訂正について説明する。JPEG方式で
は、原画像を画素ブロックに分割して情報源符号化を行
うものであるため、符号化データに1ビットの誤りがあ
ると、その画素ブロック全体に誤りの影響が及ぶことに
なり、更に誤り位置によっては情報源復号化できない場
合があるので、誤り訂正方法としては、第1に、誤りの
あったデータ又は全ての画像データを再送する方法と、
第2に、誤り訂正符号を付加して受信側で誤り訂正を行
う方法とがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
画像伝送方法では、上記第1の誤り訂正方法を用いる
と、再送手順及び再送時間等で通信時間が増大し、デー
タ伝送を効率的にできないという問題点があった。
【0006】また、従来の画像伝送方法では、上記第2
の誤り訂正方法を用いると、伝送路での誤りが軽微であ
る時は誤り訂正が可能であるが、誤りが重大である時は
誤り訂正が不可能となり、欠落したブロックを適正に補
間できず、高精細に画像を復元できないという問題点が
あった。
【0007】本発明は上記実情に鑑みて為されたもの
で、伝送路における欠落した画素ブロックに対して高速
に且つ適正に補間でき、データ伝送を効率化できる画像
補間方法及び画像受信装置を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記従来例の問題点を解
決するための請求項1記載の発明は、画像補間方法にお
いて、画像の符号化データを受信し、前記符号化データ
を復号化し、復号化した復号化画像に誤りを含む場合に
前記復号化画像を縮小し、縮小した縮小画像における誤
り部分を近隣の画素との相関性を利用して補間し、補間
された補間縮小画像を拡大して拡大画像を得、前記復号
化画像の誤り部分を前記拡大画像の補間された拡大部分
に置き換えることを特徴としている。
【0009】上記従来例の問題点を解決するための請求
項2記載の発明は、画像補間方法において、請求項1記
載の誤りを含む復号化画像を縮小する方法が、前記復号
化画像を複数のブロックに分割し、前記各ブロックから
1の画素を抽出して縮小画像を形成することを特徴とし
ている。
【0010】上記従来例の問題点を解決するための請求
項3記載の発明は、画像補間方法において、請求項1記
載の誤りを含む復号化画像を縮小する方法が、前記復号
化画像を複数のブロックに分割し、前記各ブロック内の
画素値の平均値を算出し、算出された平均値で縮小画像
を形成することを特徴としている。
【0011】上記従来例の問題点を解決するための請求
項4記載の発明は、画像補間方法において、請求項1記
載の誤りを含む復号化画像を縮小する方法が、前記復号
化画像を画素ブロック毎に離散コサイン変換して、低域
側を残して高域側を捨て、前記低域側の係数を逆離散コ
サイン変換し、輝度調整を行って縮小画像を形成するこ
とを特徴としている。
【0012】上記従来例の問題点を解決するための請求
項5記載の発明は、画像補間方法において、請求項1記
載の縮小画像における誤り部分の補間方法が、前記誤り
部分の近隣の正常な複数の画素を用いて演算し、前記誤
り部分内の各画素の画素値を得ることを特徴としてい
る。
【0013】上記従来例の問題点を解決するための請求
項6記載の発明は、画像補間方法において、請求項1記
載の補間縮小画像を拡大する方法が、前記補間縮小画像
の1画素をL×M画素に拡大する際に、前記L×M画素
内の全ての画素値を前記1画素の画素値として拡大画像
を形成することを特徴としている。
【0014】上記従来例の問題点を解決するための請求
項7記載の発明は、画像補間方法において、請求項1記
載の補間縮小画像を拡大する方法が、前記補間縮小画像
の1画素をL×M画素に拡大する際に、前記L×M画素
内の特定の画素の画素値を前記1画素の画素値をもって
配置し、前記L×M画素を複数ブロック有する拡大画像
で前記配置された画素の直線補間により他の画素の画素
値を得て拡大画像を形成することを特徴としている。
【0015】上記従来例の問題点を解決するための請求
項8記載の発明は、画像補間方法において、請求項1記
載の補間縮小画像を拡大する方法が、前記補間縮小画像
を画素ブロック毎に離散コサイン変換して、高域側にゼ
ロ値を付加して、前記高域側にゼロ値が付加された係数
を逆離散コサイン変換し、輝度調整を行って拡大画像を
形成することを特徴としている。
【0016】上記従来例の問題点を解決するための請求
項9記載の発明は、画像受信装置において、画像の符号
化データを受信する通信制御部と、前記符号化データの
誤り訂正を行う誤り訂正復号化部と、誤り訂正されたデ
ータを情報源復号化する情報源復号化部と、情報源復号
化した復号化画像に誤りを含む場合に前記復号化画像を
縮小し、縮小した縮小画像における誤り部分を近隣の画
素との相関性を利用して補間し、補間された補間縮小画
像を拡大して拡大画像を得、前記復号化画像の誤り部分
を前記拡大画像の補間された拡大部分に置き換える補間
部とを有することを特徴としている。
【0017】
【作用】請求項1,9記載の発明によれば、誤りを含む
復号化画像を縮小し、その縮小した縮小画像で誤り部分
の補間を近隣の画素との相関性を利用して行い、更に拡
大して拡大画像を得、復号化画像の誤り部分を拡大画像
の補間された拡大部分に置き換える画像補間方法及び画
像受信装置としているので、誤り部分を高速且つ適正に
補間でき、データ伝送を効率化できる。
【0018】請求項2,3,4記載の発明によれば、縮
小画像を形成する方法が、いわゆるダウンサンプリング
法、平均操作法、DCT変換法を用いた請求項1記載の
画像補間方法としているので、縮小画像を容易に形成で
き、特にDCT変換法えは広範囲な画素情報から縮小で
きるため、縮小画像を適正化できる。
【0019】請求項5記載の発明によれば、縮小画像に
おける誤り部分の補間方法が、誤り部分の近隣の正常な
複数の画素を用いて演算して誤り部分内の各画素の画素
値を得る請求項1記載の画像補間方法としているので、
誤り部分を容易に補間できる。
【0020】請求項6,7,8記載の発明によれば、補
間縮小画像を拡大する方法が、いわゆる零次ホールド
法、直線補間法、DCT変換法を用いた請求項1記載の
画像補間方法としているので、拡大画像を容易に形成で
き、特にDCT変換法えは広範囲な画素情報から拡大で
きるため、拡大画像を適正化できる。
【0021】
【実施例】本発明の一実施例について図面を参照しなが
ら説明する。本発明の一実施例に係る画像補間方法及び
画像受信装置は、圧縮符号化された画像データを受信
し、誤り訂正復号化を行い、伝送中に誤りのあって欠落
した画素ブロックを特定ビットパターン等に置き換え、
その画素ブロックの位置を記憶しておき、情報源復号化
を行い、情報源復号化された復号化画像(特定ビットパ
ターンは復号化せずそのままとする)に関して縮小画像
に変換し、その縮小画像の状態で特定ビットパターンの
ブロックについて隣接画素から画素値の補間を行い、更
に復号化画像と同じサイズに拡大し、復号化画像の特定
ビットパターンのブロック(誤りのある画素ブロック)
を拡大した拡大画像の補間部分に置き換えるものであ
る。
【0022】本発明の一実施例に係る画像伝送装置につ
いて図1を使って説明する。図1は、本発明の一実施例
に係る画像伝送装置の構成ブロック図である。尚、図1
2と同様の構成をとる部分については同一の符号を付し
て説明する。本実施例の画像伝送装置は、図1に示すよ
うに、従来と同様の部分として、送信装置として、情報
源符号化部1と、誤り訂正符号化部2と、通信制御部3
とを有し、受信装置として、通信制御部5と、誤り訂正
復号化部6と、情報源復号化部7とを有し、送信装置と
受信装置とが伝送路4を介して接続しており、更に本実
施例の特徴部分として、受信装置において、情報源復号
化部7から出力される出力画像データの補間を行う補間
部8が設けられている。
【0023】次に、本実施例の画像伝送装置の各部につ
いて具体的に説明する。尚、情報源符号化部1と、誤り
訂正符号化部2と、通信制御部3と、伝送路4と、通信
制御部5とは、従来装置と同様であるので、説明を省略
し、誤り訂正復号化部6と、情報源復号化部7と、補間
部8について具体的に説明する。
【0024】誤り訂正復号化部6は、従来と同様に誤り
訂正符号から誤り訂正を行うものであるが、更に本実施
例の特徴部分として、誤り訂正によっても訂正できなか
った符号ユニット(誤り符号ユニット)の位置を記憶し
ておき、その誤り符号ユニットを特定ビットパターンに
置き換える処理を行うものである。尚、特定ビットパタ
ーンの代わりに情報源復号化可能な適当な符号ユニット
(代替ユニット)に置き換えるようにしてもよい。
【0025】情報源復号化部7は、従来と同様に情報源
復号化を行うものであるが、更に本実施例の特徴部分と
して、特定ビットパターン部分は情報源復号化を行わ
ず、特定ビットパターンを8×8の特定ビットパターン
のブロックで出力するものである。尚、代替ユニットの
場合は、情報源復号化可能であるので情報源復号化を行
って出力するものである。
【0026】補間部8は、情報源復号化部7から出力さ
れる1画面の画像データを縮小し、特定ビットパターン
のブロック部分(又は情報源復号化された代替ユニット
部分)を周辺の画素からその相関性を利用して補間して
復元し、更に縮小画像を情報源復号化された復号化画像
のサイズに拡大し、情報源復号化部7からの1画面の画
像において特定ビットパターンのブロック部分(誤りの
ある画素ブロック部分)を、拡大された補間画素ブロッ
クで置き換えるものである。尚、画像縮小方法、画像補
間方法、画像拡大方法の詳細については後述する。
【0027】次に、本実施例の受信装置における処理の
流れを図1,2を使って説明する。図2は、本実施例の
受信装置の概略処理を示すフローチャート図である。ま
ず、送信装置では、画素ブロックの1つ分の符号化デー
タ(符号化ユニット)を1単位とし、この符号化ユニッ
トに誤り検出符号を付加して伝送フレームを作成して送
信するものである。
【0028】そして、図2に示すように、通信制御部5
が伝送路4からデータを受信する受信処理が為される
と、伝送フレーム単位で受信したかどうか判定し(10
0)、受信したなら(Yesの場合)、誤り訂正復号化
部6で受信したフレームが正常であるか判定し(10
2)、正常であれば(Yesの場合)、情報源復号化部
7で情報源復号化が為される(106)。
【0029】また、処理判定102で受信したフレーム
が正常でない場合(Noの場合)、誤り訂正復号化部6
で正常でない符号ユニットの位置情報を記憶してその符
号ユニットを特定ビットパターン又は代替ユニットに置
換するする処理を行う(104)。その後、処理106
で情報源復号化が為されるが、代替ユニットについては
情報源復号化されるが、特定ビットパターンの場合は情
報源復号化を行わず、特定ビットのブロック(例えば、
8×8ビットのブロック)のパターンに置換する処理を
行うものである。
【0030】そして、全フレームの受信が終了したかど
うか判定し(108)、終了していなければ(Noの場
合)、処理100に戻り、終了していれば(Yesの場
合)、補間部8で補間処理を行い(110)、復元画像
のデータを出力して全体の処理を終了する。
【0031】次に、本実施例の画像補間方法の概略につ
いて、図3,図4を使って説明する。図3は、本実施例
の画像補間方法の概念を示す説明図であり、図4は、本
実施例の画像補間方法の概略動作を示すフローチャート
図である。本実施例の画像補間方法は、図3に示すよう
に、まず受信装置の情報源復号化部7において復号化さ
れた復号化画像全体を縮小して縮小画像を作成する。こ
の時、伝送過程で誤りが発生し、誤り訂正復号化部6に
おいて特定ビットパターン又は代替ユニットで置き換え
られた誤りのある画素ブロックも、縮小されて誤りのあ
る縮小ブロックになっている。尚、具体的な縮小方法に
ついては後述する。
【0032】次に、縮小画像内に存在する誤りのある縮
小画素ブロックに対して、近接の画素との相関性を利用
して画素補間を行い、補間縮小画像を作成する。尚、具
体的な画素補間方法については、後述する。
【0033】そして、補間された縮小画素ブロックも含
めて、補間縮小画像全体を復号化画像と同じ大きさに拡
大して拡大画像を作成する。この時、補間された縮小画
素ブロックも拡大されて補間された拡大画素ブロックに
なっている。尚、具体的な拡大方法については後述す
る。
【0034】そして最後に、復号化画像において誤りの
あった画素ブロックだけを、前記の拡大画像の中の対応
する補間された拡大画素ブロックで置き換えて補間画像
を作成するものである。
【0035】本実施例の画像補間方法の概略動作は、図
4に示すように、復号化画像全体で誤りがあるかどうか
を判断し(200)、誤りがない場合は、画像補間を終
了する。ここで、具体的な誤りがあるかどうかの判断方
法は、誤り訂正復号化部6において誤りブロックの位置
(番号)が記憶された場合は誤りありと判断し、誤りブ
ロックの位置(番号)が記憶されていない場合は誤りな
しと判断するものである。
【0036】処理200において誤りありと判断された
場合は、復号化画像を縮小して縮小画像を作成し(20
2)、縮小画像内の誤り画素を補間して補間縮小画像を
作成し(204)、補間縮小画像を拡大して拡大画像を
作成する(206)。また、処理200で誤りなしと判
断された場合は、復号化画像を出力データとして処理を
終了する。
【0037】処理206に続いて、復号化画像につい
て、1画素ブロックを読み出し(210)、その画素ブ
ロックに誤りがあるかを判断し(212)、誤りがない
場合は、そのまま処理216に飛び、誤りがある場合
は、拡大画像の中の対応する補間された拡大画素ブロッ
クで置き換え(214)、全ブロックについて終了した
かを判断し(216)、終了していない場合は、処理2
10に戻り、全ブロックついて終了した場合は、画像補
間の処理を終了する。
【0038】尚、図4では、処理210〜処理216で
復号化画像の全ブロックについて誤りがあるかを判断し
て置き換えを行ったが、誤り訂正復号化部6において記
憶された誤りブロックの位置(番号)に従って、直接、
誤りブロックを拡大画像の中の対応する補間された拡大
画素ブロックで置き換えてもよい。
【0039】次に、本実施例の画像補間方法における画
像縮小方法について、図5〜図7を使って説明する。図
5は、本実施例の画像補間方法における画像縮小方法の
ダウンサンプリング法の概略を示す説明図であり、図6
は、本実施例の画像補間方法における画像縮小方法の平
均操作法の概略を示す説明図であり、図7は、本実施例
の画像補間方法における画像縮小方法のDCT変換法の
概略を示す説明図である。
【0040】本実施例の画像補間方法における画像縮小
方法には3つの方法があり、第1の方法がダウンサンプ
リング法であり、第2の方法が平均操作法であり、第3
の方法がDCT変換を用いた方法(DCT変換法と呼
ぶ)である。
【0041】ます、ダウンサンプリング法は、画像縮小
の最も簡単な方法で、図5に示すように、画像を1/L
×1/Mに縮小する場合に、全画像の画素値をL×M画
素のブロックに分け、各ブロック内の任意の位置の画素
値を選び出して画像を再構成することによって縮小画像
を作成する方法である。図5は、画像を縦横共1/3に
縮小する場合の例で、3×3画素の左上の画素を選択し
て画像を再構成する例である。
【0042】平均操作法は、図6に示すように、画像を
1/L×1/Mに縮小する場合に、全画像の画素値をL
×M画素のブロックに分け、各ブロック内の画素値の平
均値を算出して画像を再構成することによって縮小画像
を作成する方法である。図6は、画像を縦横共1/3に
縮小する場合の例で、3×3画素の画素値の平均値を算
出して画像を再構成する例である。
【0043】DCT変換法は、図7に示すように、N×
N画素の画素ブロックをDCT変換(離散コサイン変
換)し、得られたN×NサイズのDCT係数の低域(低
周波数成分)側のデータを取り出し、高域(高周波成
分)側を捨てるようにし、更にIDCT(逆離散コサイ
ン変換)と輝度調整を施すことで縮小画素ブロックを得
る方法である。図7は、8×8画素の画素ブロックをD
CT変換して8×8サイズのDCT係数を得、低域側の
2×2サイズのDCT係数とし、そのDCT係数をID
CT変換して輝度を2/8に下げて2×2画素の縮小画
素ブロックを得ている。
【0044】次に、縮小した縮小画像における誤りのあ
る縮小画素ブロックを補間する方法について、図8を使
って説明する。図8は、本実施例の画素補間方法の概略
を示す説明図である。図8に示すように、復号化された
復号化画像を縮小して得られた縮小画像において、誤り
のある縮小画素ブロックの周辺(近隣)の正常に復号化
された画素を用いて誤りのある縮小画素ブロック内の画
素値を算出して求めるものである。
【0045】図8は、8×8画素の画素ブロックを3×
3個有して成る復号化画像(その内1画素ブロックに誤
りがあるとする)を図5〜図7に示した縮小方法で1/
4に縮小して、2×2画素ブロックを3×3個有して成
る縮小画像を形成する。
【0046】そして、誤りのある縮小画素ブロック内の
左上の画素の画素値をxとし、その近隣の画素の画素値
を図に示すようにa,b,cとすると、求めるxは、各
画素の点とxとの距離み依存する重み付けの関数Wを用
いて、以下の式[数1]で表すことができる。
【0047】
【数1】
【0048】例えば、W(a)=W(b)=W(c)=1とすると、
xは以下の式で求められる。 x=(a+b+c)/3 また、ユークリッド距離で考えると、xは以下の式[数
2]で表すことができる。
【0049】
【数2】
【0050】そして、誤りのある縮小画素ブロック内の
他の画素の画素値も同様の手法で求めて、縮小画素ブロ
ック内の誤った画素の画素値を補間するものである。
【0051】次に、補間された補間縮小画像を復号化画
像と同じサイズに拡大する方法について、図9〜図11
を使って説明する。図9は、本実施例の画像補間方法に
おける画像拡大方法の零次ホールド法の概略を示す説明
図であり、図10は、本実施例の画像補間方法における
画像拡大方法の直線補間法の概略を示す説明図であり、
図11は、本実施例の画像補間方法における画像拡大方
法のDCT変換法の概略を示す説明図である。
【0052】本実施例の画像補間方法における画像拡大
方法には3つの方法があり、第1の方法が零次ホールド
法であり、第2の方法が直線補間法であり、第3の方法
がDCT変換を用いた方法(DCT変換法と呼ぶ)であ
る。
【0053】ます、零次ホールド法は、画像拡大の最も
簡単な方法で、縮小画像の各画素を単純にL×Mの領域
に並べる方法であり、図9では、3×3画素ブロック1
個を、3×3個に拡大するもので、図9(a)に示すよ
うに、縮小画像の3×3の各画素が対応する3×3の各
ブロックについて、ブロック内の全ての画素値を対応す
る縮小画像の画素の画素値とするものである。従って、
ブロック内の画素値は図9(b)に示すように均一にな
るものである。
【0054】直線補間方法は、拡大に伴う新たな画素
を、縮小画像において隣接する画素間の直線近似によっ
て生成する方法である。図10では、3×3画素ブロッ
ク1個を、3×3個に拡大するもので、図10(a)に
示すように、具体的には3×3個の各ブロックの左上の
画素の画素値を縮小画像の3×3画素が対応する画素値
として取り込み、更に縦横方向に画素値が定まっていな
い画素について直線補間により画素値を求めるものであ
る。直線補間は、図10(b)(c)に示すように、拡
大画像に取り込んだ画素の画素値を直線で結び、画素位
置におけるその直線が示す値をその画素の画素値とする
ものである。
【0055】但し、画素数を厳密に正数倍に拡大するた
めには、拡大画像の一方の端辺に1画素を追加し、その
画素を用いて直線補間を行い、更にその画素を削除する
必要がある。図10(a)では、拡大画像の右辺と底辺
の一部に1画素を追加して直線補間を行っている。1画
素を追加する方法としては、図10(b)に示すよう
に、追加する画素に対して縮小画像での2つ前の画素を
使う方法(隣接した点を使う方法)と、図10(c)に
示すように、追加する画素に対して縮小画像での最初の
画素を使う方法(先頭の点を使う方法)とがある。
【0056】DCT変換法は、図11示すように、P×
P画素の画素ブロックをDCT変換(離散コサイン変
換)し、得られたP×PサイズのDCT係数の高域(高
周波成分)側に0値を追加挿入してN×NサイズのDC
T係数とし、更にIDCT(逆離散コサイン変換)と輝
度調整を施すことで拡大画素ブロックを得る方法であ
る。図11は、2×2画素の画素ブロックをDCT変換
して2×2サイズのDCT係数を得、高域側に0値を挿
入して8×8サイズのDCT係数とし、そのDCT係数
をIDCT変換して輝度を8/2に上げて8×8画素の
拡大画素ブロックを得ている。
【0057】本実施例の画像補間方法及び画像受信装置
によれば、受信した圧縮符号化データを誤り訂正復号化
部6で誤り訂正を行った結果、誤りがある場合には、情
報源復号化部7で情報源復号化した復号化画像を補間部
8で、ダウンサンプリング法、平均操作法、DCT変換
法の画像縮小方法を用いて縮小し、縮小画像で誤り部分
の画素ブロックを近隣の画素から補間し、更に補間され
た補間縮小画像を零次ホールド法、直線補間法、DCT
変換法を用いて拡大して、復号化画像の誤り部分を拡大
した拡大画像における拡大補間部分で置き換えるように
しているので、再送等による伝送時間の増大や、誤り訂
正符号化等の複雑な処理による処理時間の増加、または
伝送データ量の増加を伴うことなく、伝送できる効果が
あり、また、画像の縮小、補間、拡大を用いた補間処理
により、補間処理を高速化でき、原画像に近い滑らかな
画像を適正に再生できる効果がある。
【0058】また、本実施例の画像補間方法によれば、
画像縮小方法として、ダウンサンプリング法、平均操作
法、DCT変換法を用い、画像拡大方法として、零次ホ
ールド法、直線補間法、DCT変換法を用い、また縮小
画像で誤り部分の画素ブロックを近隣の画素からその相
関性を利用して補間するようにしているので、縮小、補
間、拡大の処理を容易に行うことができる効果がある。
【0059】本実施例の画像受信装置によれば、補間処
理には従来の情報源符号化と情報源復号化の技術をその
まま利用することができるので、システムを安価に実現
できる効果がある。
【0060】特に、DCT変換を用いた画像縮小、補
間、画像拡大の補間方法は、広範囲の画像情報から縮小
/拡大を行うものであるから、原画像により近い画像を
再生できる効果がある。
【0061】
【発明の効果】請求項1,9記載の発明によれば、誤り
を含む復号化画像を縮小し、その縮小した縮小画像で誤
り部分の補間を近隣の画素との相関性を利用して行い、
更に拡大して拡大画像を得、復号化画像の誤り部分を拡
大画像の補間された拡大部分に置き換える画像補間方法
及び画像受信装置としているので、誤り部分を高速且つ
適正に補間でき、データ伝送を効率化できる効果があ
る。
【0062】請求項2,3,4記載の発明によれば、縮
小画像を形成する方法が、いわゆるダウンサンプリング
法、平均操作法、DCT変換法を用いた請求項1記載の
画像補間方法としているので、縮小画像を容易に形成で
き、特にDCT変換法えは広範囲な画素情報から縮小で
きるため、縮小画像を適正化できる効果がある。
【0063】請求項5記載の発明によれば、縮小画像に
おける誤り部分の補間方法が、誤り部分の近隣の正常な
複数の画素を用いて演算して誤り部分内の各画素の画素
値を得る請求項1記載の画像補間方法としているので、
誤り部分を容易に補間できる効果がある。
【0064】請求項6,7,8記載の発明によれば、補
間縮小画像を拡大する方法が、いわゆる零次ホールド
法、直線補間法、DCT変換法を用いた請求項1記載の
画像補間方法としているので、拡大画像を容易に形成で
き、特にDCT変換法えは広範囲な画素情報から拡大で
きるため、拡大画像を適正化できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る画像伝送装置の構成ブ
ロック図である。
【図2】本実施例の受信装置の概略処理を示すフローチ
ャート図である。
【図3】本実施例の画像補間方法の概念を示す説明図で
ある。
【図4】本実施例の画像補間方法の概略動作を示すフロ
ーチャート図である。
【図5】本実施例の画像補間方法における画像縮小方法
のダウンサンプリング法の概略を示す説明図である。
【図6】本実施例の画像補間方法における画像縮小方法
の平均操作法の概略を示す説明図である。
【図7】本実施例の画像補間方法における画像縮小方法
のDCT変換法の概略を示す説明図である。
【図8】本実施例の画素補間方法の概略を示す説明図で
ある。
【図9】本実施例の画像補間方法における画像拡大方法
の零次ホールド法の概略を示す説明図である。
【図10】本実施例の画像補間方法における画像拡大方
法の直線補間法の概略を示す説明図である。
【図11】本実施例の画像補間方法における画像拡大方
法のDCT変換法の概略を示す説明図である。
【図12】従来の画像伝送装置の構成ブロック図であ
る。
【符号の説明】
1…情報源符号化部、 2…誤り訂正符号化部、 3,
5…通信制御部、 4…伝送路、 6,6′…誤り訂正
復号化部、 7,7′…情報源復号化部、 8…補間部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像の符号化データを受信し、前記符号
    化データを復号化し、復号化した復号化画像に誤りを含
    む場合に前記復号化画像を縮小し、縮小した縮小画像に
    おける誤り部分を近隣の画素との相関性を利用して補間
    し、補間された補間縮小画像を拡大して拡大画像を得、
    前記復号化画像の誤り部分を前記拡大画像の補間された
    拡大部分に置き換えることを特徴とする画像補間方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の誤りを含む復号化画像を
    縮小する方法が、前記復号化画像を複数のブロックに分
    割し、前記各ブロックから1の画素を抽出して縮小画像
    を形成することを特徴とする画像補間方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の誤りを含む復号化画像を
    縮小する方法が、前記復号化画像を複数のブロックに分
    割し、前記各ブロック内の画素値の平均値を算出し、算
    出された平均値で縮小画像を形成することを特徴とする
    画像補間方法。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の誤りを含む復号化画像を
    縮小する方法が、前記復号化画像を画素ブロック毎に離
    散コサイン変換して、低域側を残して高域側を捨て、前
    記低域側の係数を逆離散コサイン変換し、輝度調整を行
    って縮小画像を形成することを特徴とする画像補間方
    法。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の縮小画像における誤り部
    分の補間方法が、前記誤り部分の近隣の正常な複数の画
    素を用いて演算し、前記誤り部分内の各画素の画素値を
    得ることを特徴とする画像補間方法。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の補間縮小画像を拡大する
    方法が、前記補間縮小画像の1画素をL×M画素に拡大
    する際に、前記L×M画素内の全ての画素値を前記1画
    素の画素値として拡大画像を形成することを特徴とする
    画像補間方法。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の補間縮小画像を拡大する
    方法が、前記補間縮小画像の1画素をL×M画素に拡大
    する際に、前記L×M画素内の特定の画素の画素値を前
    記1画素の画素値をもって配置し、前記L×M画素を複
    数ブロック有する拡大画像で前記配置された画素の直線
    補間により他の画素の画素値を得て拡大画像を形成する
    ことを特徴とする画像補間方法。
  8. 【請求項8】 請求項1記載の補間縮小画像を拡大する
    方法が、前記補間縮小画像を画素ブロック毎に離散コサ
    イン変換して、高域側にゼロ値を付加して、前記高域側
    にゼロ値が付加された係数を逆離散コサイン変換し、輝
    度調整を行って拡大画像を形成することを特徴とする画
    像補間方法。
  9. 【請求項9】 画像の符号化データを受信する通信制御
    部と、前記符号化データの誤り訂正を行う誤り訂正復号
    化部と、誤り訂正されたデータを情報源復号化する情報
    源復号化部と、情報源復号化した復号化画像に誤りを含
    む場合に前記復号化画像を縮小し、縮小した縮小画像に
    おける誤り部分を近隣の画素との相関性を利用して補間
    し、補間された補間縮小画像を拡大して拡大画像を得、
    前記復号化画像の誤り部分を前記拡大画像の補間された
    拡大部分に置き換える補間部とを有することを特徴とす
    る画像受信装置。
JP7091967A 1995-03-27 1995-03-27 画像補間方法及び画像受信装置 Pending JPH08265575A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009010223A (ja) * 2007-06-28 2009-01-15 Hitachi High-Tech Instruments Co Ltd 部品ライブラリデータの検証方法

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JP2009010223A (ja) * 2007-06-28 2009-01-15 Hitachi High-Tech Instruments Co Ltd 部品ライブラリデータの検証方法

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