JPH08265751A - Mpeg方式による画像再生器 - Google Patents
Mpeg方式による画像再生器Info
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- JPH08265751A JPH08265751A JP9171495A JP9171495A JPH08265751A JP H08265751 A JPH08265751 A JP H08265751A JP 9171495 A JP9171495 A JP 9171495A JP 9171495 A JP9171495 A JP 9171495A JP H08265751 A JPH08265751 A JP H08265751A
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- Television Signal Processing For Recording (AREA)
- Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 MPEGによる画像再生時にBピクチャ内で
発生するビットストリームエラーによる画像の乱れを緩
和することができるようにする。 【構成】 MPEG方式による符号化データのビットス
トリーム中で発生するエラーを検出するエラー検出手段
16aと、上記エラーがBピクチャで発生したものかど
うかを判別するエラー判別手段16bと、上記エラーが
存在する位置の1スライスを、直前に出力されたピクチ
ャ中の同位置の1スライスで置き換えるようにする処理
を行うスライス代用手段16cと、既に復号された複数
のピクチャを格納しておくためのワークメモリ12〜1
4とを設け、Bピクチャ内でビットストリームエラーが
発生したときに、エラー発生位置の1スライスを、直前
に出力されたピクチャ中の同位置の1スライスで置き換
える(上書きする)ようにすることにより、エラー発生
の修復を最小単位で行うことができるようにして、全体
としては本来のBピクチャをほとんどそのまま出力でき
るようにする。
発生するビットストリームエラーによる画像の乱れを緩
和することができるようにする。 【構成】 MPEG方式による符号化データのビットス
トリーム中で発生するエラーを検出するエラー検出手段
16aと、上記エラーがBピクチャで発生したものかど
うかを判別するエラー判別手段16bと、上記エラーが
存在する位置の1スライスを、直前に出力されたピクチ
ャ中の同位置の1スライスで置き換えるようにする処理
を行うスライス代用手段16cと、既に復号された複数
のピクチャを格納しておくためのワークメモリ12〜1
4とを設け、Bピクチャ内でビットストリームエラーが
発生したときに、エラー発生位置の1スライスを、直前
に出力されたピクチャ中の同位置の1スライスで置き換
える(上書きする)ようにすることにより、エラー発生
の修復を最小単位で行うことができるようにして、全体
としては本来のBピクチャをほとんどそのまま出力でき
るようにする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像再生器に関し、特
に、MPEG方式による画像再生時に生じることがある
ビットストリームエラーを処理するための装置に用いて
好適なものである。
に、MPEG方式による画像再生時に生じることがある
ビットストリームエラーを処理するための装置に用いて
好適なものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ディジタル画像信号の圧縮技術の
1つとして、MPEG(Moving Picture Image Coding
Experts Group )と称される技術が開発されてきてい
る。このMPEGによる画像信号の圧縮技術は、ISO
/IEC(国際標準化機構/国際電気標準会議)によっ
て規格化されたものであり、例えばVideoCDなど
の蓄積メディアに利用されている。
1つとして、MPEG(Moving Picture Image Coding
Experts Group )と称される技術が開発されてきてい
る。このMPEGによる画像信号の圧縮技術は、ISO
/IEC(国際標準化機構/国際電気標準会議)によっ
て規格化されたものであり、例えばVideoCDなど
の蓄積メディアに利用されている。
【0003】上記蓄積メディアによる画像再生には、V
TR等による再生と同じく早送り、巻戻し、途中からの
再生、逆転再生などが要求されている。このような要求
を実現するために、MPEG1においては、画像データ
のシーケンスにGOP(Group of Pictures )という構
造を採用している。すなわち、MPEG1では、符号化
された画像データは、前後の画像データを基にして作ら
れているため、1つの画像だけで完結した情報にはなら
ない。このため、何枚かの画像データを一まとめにした
GOPを単位としてビデオシーケンスを構成している。
TR等による再生と同じく早送り、巻戻し、途中からの
再生、逆転再生などが要求されている。このような要求
を実現するために、MPEG1においては、画像データ
のシーケンスにGOP(Group of Pictures )という構
造を採用している。すなわち、MPEG1では、符号化
された画像データは、前後の画像データを基にして作ら
れているため、1つの画像だけで完結した情報にはなら
ない。このため、何枚かの画像データを一まとめにした
GOPを単位としてビデオシーケンスを構成している。
【0004】すなわち、図5に示すように、MPEG1
を利用した蓄積メディアでは、シーケンス開始ヘッダの
後に、複数のGOPデータがそれぞれに用意されたGO
Pヘッダ(ランダム・アクセスのための頭出しなどに使
われるデータ)に続けて順次記憶されることにより、上
記ビデオシーケンスが構成されている。なお、このビデ
オシーケンスの最後には、シーケンス終了コードが記録
される。
を利用した蓄積メディアでは、シーケンス開始ヘッダの
後に、複数のGOPデータがそれぞれに用意されたGO
Pヘッダ(ランダム・アクセスのための頭出しなどに使
われるデータ)に続けて順次記憶されることにより、上
記ビデオシーケンスが構成されている。なお、このビデ
オシーケンスの最後には、シーケンス終了コードが記録
される。
【0005】上記GOP内の画像データには、3種類の
画像タイプが規定されている。すなわち、Iピクチャ、
PピクチャおよびBピクチャの3種類である。これらの
画像データのうち、Iピクチャは、フレーム内符号化に
より生成される画像データである。したがって、復号の
際には1つのIピクチャ自身のデータのみで1つの画像
が再構成される。
画像タイプが規定されている。すなわち、Iピクチャ、
PピクチャおよびBピクチャの3種類である。これらの
画像データのうち、Iピクチャは、フレーム内符号化に
より生成される画像データである。したがって、復号の
際には1つのIピクチャ自身のデータのみで1つの画像
が再構成される。
【0006】また、Pピクチャは、フレーム間順方向予
測符号化により生成される画像データであり、時間的に
直前のIピクチャまたはPピクチャとの差分を符号化し
たデータである。また、Bピクチャは、双方向予測符号
化により生成される画像データであり、時間的に直前の
IピクチャまたはPピクチャとの差分、および時間的に
直後のIピクチャまたはPピクチャとの差分を符号化し
たデータである。
測符号化により生成される画像データであり、時間的に
直前のIピクチャまたはPピクチャとの差分を符号化し
たデータである。また、Bピクチャは、双方向予測符号
化により生成される画像データであり、時間的に直前の
IピクチャまたはPピクチャとの差分、および時間的に
直後のIピクチャまたはPピクチャとの差分を符号化し
たデータである。
【0007】図6は、上述した画像タイプの並びの一例
を示す図である。図6(a)は、原画像における画像タ
イプの並びを示し、図6(b)は、上記原画像を符号化
した際に得られる図5のようなビデオシーケンス(ビッ
トストリーム)中にある1つのGOP内の画像タイプの
並びを示し、図6(c)は、画像表示時における画像タ
イプの並びを示す。
を示す図である。図6(a)は、原画像における画像タ
イプの並びを示し、図6(b)は、上記原画像を符号化
した際に得られる図5のようなビデオシーケンス(ビッ
トストリーム)中にある1つのGOP内の画像タイプの
並びを示し、図6(c)は、画像表示時における画像タ
イプの並びを示す。
【0008】図6(a)から明らかなように、原画像に
おける画像タイプは、B,I,B,P,B,P,…のよ
うな順番になっている。また、図6(b)から明らかな
ように、1つのGOPは、m枚(例えば15枚)のピク
チャで構成されている。
おける画像タイプは、B,I,B,P,B,P,…のよ
うな順番になっている。また、図6(b)から明らかな
ように、1つのGOPは、m枚(例えば15枚)のピク
チャで構成されている。
【0009】上述したように、Bピクチャは、時間的に
直前に位置するIピクチャまたはPピクチャとの差分、
および時間的に直後に位置するIピクチャまたはPピク
チャとの差分を符号化したデータである。よって、Bピ
クチャの復号の際(画像再生時)には、そのBピクチャ
よりも前に、時間的に前後に位置するIピクチャやPピ
クチャがそれぞれ既に復号されていることが必要にな
る。
直前に位置するIピクチャまたはPピクチャとの差分、
および時間的に直後に位置するIピクチャまたはPピク
チャとの差分を符号化したデータである。よって、Bピ
クチャの復号の際(画像再生時)には、そのBピクチャ
よりも前に、時間的に前後に位置するIピクチャやPピ
クチャがそれぞれ既に復号されていることが必要にな
る。
【0010】そこで、MPEG1では、原画像の符号化
の際には、復号時における処理順序を考慮して、ピクチ
ャの並べ替えが行われる。すなわち、符号化データのビ
ットストリーム中における各GOP内のピクチャの並び
は、図6(b)に示したように、I,B,P,B,P,
B,…という順番にされる。なお、例えばBピクチャ1
は、Iピクチャ2とPピクチャ4とが最初に符号化され
た後で符号化され、その間に挿入される。
の際には、復号時における処理順序を考慮して、ピクチ
ャの並べ替えが行われる。すなわち、符号化データのビ
ットストリーム中における各GOP内のピクチャの並び
は、図6(b)に示したように、I,B,P,B,P,
B,…という順番にされる。なお、例えばBピクチャ1
は、Iピクチャ2とPピクチャ4とが最初に符号化され
た後で符号化され、その間に挿入される。
【0011】このようにピクチャの並べ替えが行われた
場合、画像データの復号は、この図6(b)に示したピ
クチャの順序で行われる。これにより、Bピクチャを復
号する際に必要なIピクチャやPピクチャは、そのBピ
クチャの処理前に必ず復号されることになる。
場合、画像データの復号は、この図6(b)に示したピ
クチャの順序で行われる。これにより、Bピクチャを復
号する際に必要なIピクチャやPピクチャは、そのBピ
クチャの処理前に必ず復号されることになる。
【0012】そして、図6(b)のような順序で復号さ
れた画像データは、図示しないフレームメモリ等を用い
て出力順序が並べ替えられる。これにより、図6(c)
に示すように、図6(a)に示した原画像における順序
と同じ順序で画像データが出力され、この画像データに
基づいて図示しない表示装置などに再生画像が表示され
る。
れた画像データは、図示しないフレームメモリ等を用い
て出力順序が並べ替えられる。これにより、図6(c)
に示すように、図6(a)に示した原画像における順序
と同じ順序で画像データが出力され、この画像データに
基づいて図示しない表示装置などに再生画像が表示され
る。
【0013】なお、図6の例では、Iピクチャは、1つ
のGOP内に1枚しか含まれていないが、複数枚のIピ
クチャが含まれている場合もある。また、Bピクチャ
は、IピクチャとPピクチャとの間、あるいはPピクチ
ャとPピクチャとの間にそれぞれ1枚ずつしか含まれて
いないが、それぞれ複数枚のBピクチャが含まれている
場合もある。
のGOP内に1枚しか含まれていないが、複数枚のIピ
クチャが含まれている場合もある。また、Bピクチャ
は、IピクチャとPピクチャとの間、あるいはPピクチ
ャとPピクチャとの間にそれぞれ1枚ずつしか含まれて
いないが、それぞれ複数枚のBピクチャが含まれている
場合もある。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、MP
EG1では、図5に示したようなビデオシーケンスに基
づくビットストリームから画像の再生を行うときには、
図6(b)に示したピクチャの順序で復号が行われるよ
うになっている。ところが、ビットストリームの伝送中
などに何らかの原因によってエラーを生じることがあ
る。そして、このエラーをそのままにして画像の再生を
行うと、表示される画像は乱れ、非常に見苦しくなって
しまう。
EG1では、図5に示したようなビデオシーケンスに基
づくビットストリームから画像の再生を行うときには、
図6(b)に示したピクチャの順序で復号が行われるよ
うになっている。ところが、ビットストリームの伝送中
などに何らかの原因によってエラーを生じることがあ
る。そして、このエラーをそのままにして画像の再生を
行うと、表示される画像は乱れ、非常に見苦しくなって
しまう。
【0015】したがって、このようなビットストリーム
エラーが生じた場合には、そのエラーを隠すようにする
ことが要求される。しかしながら、MPEG1では、上
記ビットストリームエラーを隠すための手段は何ら提供
されていなかった。すなわち、画像再生時にビットスト
リームエラーが発生しても、それによって生じる再生画
像の乱れを修正することができないという問題があっ
た。
エラーが生じた場合には、そのエラーを隠すようにする
ことが要求される。しかしながら、MPEG1では、上
記ビットストリームエラーを隠すための手段は何ら提供
されていなかった。すなわち、画像再生時にビットスト
リームエラーが発生しても、それによって生じる再生画
像の乱れを修正することができないという問題があっ
た。
【0016】そこで、ビットストリームエラーによる画
像の乱れを見る者にあまり感じさせないようにするため
の1つの方法として、エラーが発生したピクチャをエラ
ーが発生する直前のピクチャで置き換えるといった方法
が考えられる。しかし、単純に直前のピクチャで置き換
えたのでは、置き換えられたピクチャと元のピクチャと
の差が大きい場合には、再生画像に違和感を生じてしま
うので好ましくなかった。
像の乱れを見る者にあまり感じさせないようにするため
の1つの方法として、エラーが発生したピクチャをエラ
ーが発生する直前のピクチャで置き換えるといった方法
が考えられる。しかし、単純に直前のピクチャで置き換
えたのでは、置き換えられたピクチャと元のピクチャと
の差が大きい場合には、再生画像に違和感を生じてしま
うので好ましくなかった。
【0017】なお、IピクチャやPピクチャでエラーが
発生すると、そのエラーは他のピクチャに伝播する恐れ
があるが、Bピクチャでエラーが発生した場合は、その
エラーは他のピクチャに伝播することはない。この違い
は、復号時に他のピクチャによって当該ピクチャが参照
されるかどうかという性質によるものである。
発生すると、そのエラーは他のピクチャに伝播する恐れ
があるが、Bピクチャでエラーが発生した場合は、その
エラーは他のピクチャに伝播することはない。この違い
は、復号時に他のピクチャによって当該ピクチャが参照
されるかどうかという性質によるものである。
【0018】本発明は、以上のような実情に鑑みて成さ
れたものであり、画像再生時におけるビットストリーム
エラーによって生じる画像の乱れを緩和することができ
るようにすることを目的とする。特に、エラーが伝播す
るおそれのないBピクチャでビットストリームエラーが
発生したときの画像の乱れを緩和できるようにすること
を目的とする。
れたものであり、画像再生時におけるビットストリーム
エラーによって生じる画像の乱れを緩和することができ
るようにすることを目的とする。特に、エラーが伝播す
るおそれのないBピクチャでビットストリームエラーが
発生したときの画像の乱れを緩和できるようにすること
を目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明のMPEG方式に
よる画像再生器は、MPEG方式による画像再生時に符
号化データのビットストリーム中で発生するエラーを処
理する機能を備えたMPEG方式による画像再生器にお
いて、上記MPEG方式による画像を再生しているとき
に、上記ビットストリーム中で発生するエラーを検出す
るエラー検出手段と、上記エラー検出手段により検出さ
れたエラーが、上記ビットストリーム中のBピクチャで
発生したものかどうかを判別するエラー判別手段と、上
記エラー判別手段により上記Bピクチャでエラーが発生
したと判断されたときに、上記エラー検出手段により検
出されたエラーが存在する位置の1スライスを、直前に
出力されたピクチャ中の同位置の1スライスで置き換え
るようにする処理を行うスライス代用手段とを具備して
いる。
よる画像再生器は、MPEG方式による画像再生時に符
号化データのビットストリーム中で発生するエラーを処
理する機能を備えたMPEG方式による画像再生器にお
いて、上記MPEG方式による画像を再生しているとき
に、上記ビットストリーム中で発生するエラーを検出す
るエラー検出手段と、上記エラー検出手段により検出さ
れたエラーが、上記ビットストリーム中のBピクチャで
発生したものかどうかを判別するエラー判別手段と、上
記エラー判別手段により上記Bピクチャでエラーが発生
したと判断されたときに、上記エラー検出手段により検
出されたエラーが存在する位置の1スライスを、直前に
出力されたピクチャ中の同位置の1スライスで置き換え
るようにする処理を行うスライス代用手段とを具備して
いる。
【0020】また、本発明の他の特徴とするところは、
MPEG方式による画像再生時に符号化データのビット
ストリーム中で発生するエラーを処理する機能を備えた
MPEG方式による画像再生器において、上記ビットス
トリーム中のピクチャを復号するデコード手段と、上記
デコード手段により復号されたピクチャが格納される複
数のワークメモリと、上記複数のワークメモリに格納さ
れたピクチャの中の何れかを選択して出力するピクチャ
選択手段と、上記MPEG方式による画像を再生してい
るときに、上記ビットストリーム中で発生するエラーを
検出するエラー検出手段と、上記エラー検出手段により
検出されたエラーが、上記ビットストリーム中のBピク
チャで発生したものかどうかを判別するエラー判別手段
と、上記エラー判別手段により上記Bピクチャでエラー
が発生したと判断されたときに、直前に出力されたピク
チャが格納されているワークメモリの中から上記エラー
が発生した位置のスライスと同位置のスライスを読み出
し、他のワークメモリに格納された上記Bピクチャ中の
エラー発生位置のスライスを上記読み出したスライスで
上書きすることによってスライスを置き換えるようにす
る処理を行うスライス代用手段とを具備している。
MPEG方式による画像再生時に符号化データのビット
ストリーム中で発生するエラーを処理する機能を備えた
MPEG方式による画像再生器において、上記ビットス
トリーム中のピクチャを復号するデコード手段と、上記
デコード手段により復号されたピクチャが格納される複
数のワークメモリと、上記複数のワークメモリに格納さ
れたピクチャの中の何れかを選択して出力するピクチャ
選択手段と、上記MPEG方式による画像を再生してい
るときに、上記ビットストリーム中で発生するエラーを
検出するエラー検出手段と、上記エラー検出手段により
検出されたエラーが、上記ビットストリーム中のBピク
チャで発生したものかどうかを判別するエラー判別手段
と、上記エラー判別手段により上記Bピクチャでエラー
が発生したと判断されたときに、直前に出力されたピク
チャが格納されているワークメモリの中から上記エラー
が発生した位置のスライスと同位置のスライスを読み出
し、他のワークメモリに格納された上記Bピクチャ中の
エラー発生位置のスライスを上記読み出したスライスで
上書きすることによってスライスを置き換えるようにす
る処理を行うスライス代用手段とを具備している。
【0021】
【作用】本発明は上記技術手段より成るので、ビットス
トリーム中に存在するBピクチャで発生したエラーの修
復が、直前に出力されたピクチャ内における同位置の正
常な1スライスの置換により行われるので、ビットスト
リーム中でヘッダを持つ最小単位による修復が可能とな
り、全体としては本来のBピクチャをほとんどそのまま
出力することができるようになる。
トリーム中に存在するBピクチャで発生したエラーの修
復が、直前に出力されたピクチャ内における同位置の正
常な1スライスの置換により行われるので、ビットスト
リーム中でヘッダを持つ最小単位による修復が可能とな
り、全体としては本来のBピクチャをほとんどそのまま
出力することができるようになる。
【0022】
【実施例】以下、本発明のMPEG方式による画像再生
器の一実施例を図面に基づいて説明する。図1は、本実
施例による画像再生器の概略的な構成を示すブロック図
である。本実施例の画像再生器は、MPEG方式による
画像再生時に生じることがあるビットストリームエラー
を処理するための装置を備えている。
器の一実施例を図面に基づいて説明する。図1は、本実
施例による画像再生器の概略的な構成を示すブロック図
である。本実施例の画像再生器は、MPEG方式による
画像再生時に生じることがあるビットストリームエラー
を処理するための装置を備えている。
【0023】すなわち、図1において、11はデコード
部であり、入力される符号化データのビットストリーム
(図5参照)中に含まれる各GOP内の画像データを順
次復号するものである。上記GOPは、例えば図6
(b)のように構成されているものとする。この場合、
デコード部11には、GOPヘッダに続けて、Iピクチ
ャ2→Bピクチャ1→Pピクチャ4→Bピクチャ3→P
ピクチャ6→Bピクチャ5→…という順序で画像データ
が入力され、復号が行われる。
部であり、入力される符号化データのビットストリーム
(図5参照)中に含まれる各GOP内の画像データを順
次復号するものである。上記GOPは、例えば図6
(b)のように構成されているものとする。この場合、
デコード部11には、GOPヘッダに続けて、Iピクチ
ャ2→Bピクチャ1→Pピクチャ4→Bピクチャ3→P
ピクチャ6→Bピクチャ5→…という順序で画像データ
が入力され、復号が行われる。
【0024】12は第1のワークメモリであり、上記デ
コード部11により復号されたIピクチャまたはPピク
チャを格納するものである。13は第2のワークメモリ
であり、上記デコード部11により復号されたIピクチ
ャまたはPピクチャを格納するものである。14は第3
のワークメモリであり、上記デコード部11により復号
されたBピクチャを格納するものである。復号された後
で上記各ワークメモリ12〜14に格納された各ピクチ
ャは、デコード部11により読み出され、その後に入力
されるピクチャのデコード処理に利用される。
コード部11により復号されたIピクチャまたはPピク
チャを格納するものである。13は第2のワークメモリ
であり、上記デコード部11により復号されたIピクチ
ャまたはPピクチャを格納するものである。14は第3
のワークメモリであり、上記デコード部11により復号
されたBピクチャを格納するものである。復号された後
で上記各ワークメモリ12〜14に格納された各ピクチ
ャは、デコード部11により読み出され、その後に入力
されるピクチャのデコード処理に利用される。
【0025】15は出力選択部であり、上記第1〜第3
のワークメモリ12〜14に格納された各ピクチャの中
から何れか選択して出力するものである。16はエラー
制御部であり、エラー検出手段16a、エラー判別手段
16b、スライス代用手段16cおよびフリーズ手段1
6dを具備し、デコード部11に入力されるビットスト
リーム中にエラーが発生した場合に、後述するようにし
てデコード部11および出力選択部15を制御するもの
である。
のワークメモリ12〜14に格納された各ピクチャの中
から何れか選択して出力するものである。16はエラー
制御部であり、エラー検出手段16a、エラー判別手段
16b、スライス代用手段16cおよびフリーズ手段1
6dを具備し、デコード部11に入力されるビットスト
リーム中にエラーが発生した場合に、後述するようにし
てデコード部11および出力選択部15を制御するもの
である。
【0026】ここで、図6(b)のように並べられたピ
クチャを復号する際の動作を説明する。なお、図5から
明らかなように、実際には、図6(b)のような構造の
GOPがデコード部11に順次入力されて復号される。
したがって、第1〜第3のワークメモリ12〜14に
は、直前のGOPで復号された各ピクチャが既に格納さ
れている。ここでは、直前のGOPで復号された最後の
Pピクチャ(以下、符号“0”を付してPピクチャ0と
記す)が、例えば第1のワークメモリ12に格納されて
いるとする。
クチャを復号する際の動作を説明する。なお、図5から
明らかなように、実際には、図6(b)のような構造の
GOPがデコード部11に順次入力されて復号される。
したがって、第1〜第3のワークメモリ12〜14に
は、直前のGOPで復号された各ピクチャが既に格納さ
れている。ここでは、直前のGOPで復号された最後の
Pピクチャ(以下、符号“0”を付してPピクチャ0と
記す)が、例えば第1のワークメモリ12に格納されて
いるとする。
【0027】まず最初に、Iピクチャ2がデコード部1
1に入力され、復号される。そして、この復号されたI
ピクチャ2は、第2のワークメモリ13に格納される。
次に、デコード部11にはBピクチャ1が入力される。
Bピクチャ1の復号には、時間的に直前に位置し既に復
号されたPピクチャ0と時間的に直後に位置し既に復号
されたIピクチャ2とが必要であるが、それらのピクチ
ャは第1および第2のワークメモリ12、13にそれぞ
れ格納されている。そこで、これら第1および第2のワ
ークメモリ12、13から、既に復号されたPピクチャ
0とIピクチャ2とがデコード部11に読み出され、こ
れらのPピクチャ0とIピクチャ2とを用いて上記Bピ
クチャ1の復号が行われる。
1に入力され、復号される。そして、この復号されたI
ピクチャ2は、第2のワークメモリ13に格納される。
次に、デコード部11にはBピクチャ1が入力される。
Bピクチャ1の復号には、時間的に直前に位置し既に復
号されたPピクチャ0と時間的に直後に位置し既に復号
されたIピクチャ2とが必要であるが、それらのピクチ
ャは第1および第2のワークメモリ12、13にそれぞ
れ格納されている。そこで、これら第1および第2のワ
ークメモリ12、13から、既に復号されたPピクチャ
0とIピクチャ2とがデコード部11に読み出され、こ
れらのPピクチャ0とIピクチャ2とを用いて上記Bピ
クチャ1の復号が行われる。
【0028】そして、この復号されたBピクチャ1は、
第3のワークメモリ14に格納される。このとき、出力
選択部15により、第3のワークメモリ14からの出力
が選択される。これにより、Bピクチャ1が次段に出力
され、図示しない表示装置などにその再生画像が表示さ
れる。つまり、Bピクチャ1については、デコード部1
1により復号されたものがそのまま出力選択部15によ
り選択されて次段に出力されることになる(図6(b)
(c)参照)。
第3のワークメモリ14に格納される。このとき、出力
選択部15により、第3のワークメモリ14からの出力
が選択される。これにより、Bピクチャ1が次段に出力
され、図示しない表示装置などにその再生画像が表示さ
れる。つまり、Bピクチャ1については、デコード部1
1により復号されたものがそのまま出力選択部15によ
り選択されて次段に出力されることになる(図6(b)
(c)参照)。
【0029】次に、デコード部11にはPピクチャ4が
入力される。Pピクチャ4の復号には、時間的に直前に
位置し既に復号されたIピクチャ2が必要であるが、こ
のIピクチャ2は第2のワークメモリ13に格納されて
いる。そこで、この第2のワークメモリ13から既に復
号されたIピクチャ2がデコード部11に読み出され、
このIピクチャ2を用いて上記Pピクチャ4の復号が行
われる。この復号されたPピクチャ4は、第1のワーク
メモリ12に格納される。
入力される。Pピクチャ4の復号には、時間的に直前に
位置し既に復号されたIピクチャ2が必要であるが、こ
のIピクチャ2は第2のワークメモリ13に格納されて
いる。そこで、この第2のワークメモリ13から既に復
号されたIピクチャ2がデコード部11に読み出され、
このIピクチャ2を用いて上記Pピクチャ4の復号が行
われる。この復号されたPピクチャ4は、第1のワーク
メモリ12に格納される。
【0030】このようにしてPピクチャ4の復号が行わ
れているときは、出力選択部15により、第2のワーク
メモリ13からの出力が選択される。これにより、上記
Bピクチャ1の次にはIピクチャ2が次段に出力され、
図示しない表示装置などにその再生画像が表示される
(図6(b)(c)参照)。
れているときは、出力選択部15により、第2のワーク
メモリ13からの出力が選択される。これにより、上記
Bピクチャ1の次にはIピクチャ2が次段に出力され、
図示しない表示装置などにその再生画像が表示される
(図6(b)(c)参照)。
【0031】以下同様にして、図6(b)の順序で入力
される各ピクチャがデコード部11で順次復号され、そ
の復号された各ピクチャが第1〜第3のワークメモリ1
2〜14の何れかに格納される。そして、出力選択部1
5により、上記第1〜第3のワークメモリ12〜14に
格納された何れかのピクチャが順次選択されて次段に出
力される。これにより、図6(c)に示した順序(図6
(a)の原画像におけるピクチャの並びと同じ順序)で
再生画像が表示される。
される各ピクチャがデコード部11で順次復号され、そ
の復号された各ピクチャが第1〜第3のワークメモリ1
2〜14の何れかに格納される。そして、出力選択部1
5により、上記第1〜第3のワークメモリ12〜14に
格納された何れかのピクチャが順次選択されて次段に出
力される。これにより、図6(c)に示した順序(図6
(a)の原画像におけるピクチャの並びと同じ順序)で
再生画像が表示される。
【0032】このような動作の途中で、入力されるビッ
トストリーム中にエラーが発見されると、以下に述べる
ような処理がエラー制御部16によって行われる。な
お、次の表1に示すように、ビットストリームエラー
は、VLCテーブル通りに解釈するとつじつまが合わな
くなる値(上から4段目の最右列のデータ)が出てくる
ことによって発生する。このようなエラーが発生する
と、例えば、1つの画素ブロックを構成する画素数が本
来の64画素(縦8画素×横8画素)以外の数になって
しまうことがあるため、これを監視していればエラーの
発生を検出することが可能である。
トストリーム中にエラーが発見されると、以下に述べる
ような処理がエラー制御部16によって行われる。な
お、次の表1に示すように、ビットストリームエラー
は、VLCテーブル通りに解釈するとつじつまが合わな
くなる値(上から4段目の最右列のデータ)が出てくる
ことによって発生する。このようなエラーが発生する
と、例えば、1つの画素ブロックを構成する画素数が本
来の64画素(縦8画素×横8画素)以外の数になって
しまうことがあるため、これを監視していればエラーの
発生を検出することが可能である。
【0033】
【表1】
【0034】本実施例では、あるピクチャで発生したエ
ラーが他のピクチャに伝播する可能性があるかどうかに
よってエラー対処方法を2通りに分けている。すなわ
ち、上述したように、MPEG方式では、Iピクチャ、
PピクチャおよびBピクチャの3つのタイプのピクチャ
が存在するが、このうちBピクチャだけは、復号時に他
のピクチャから参照されることがない。つまり、あるピ
クチャを復号する際にBピクチャを利用することはな
い。このため、Bピクチャの中で発生したエラーは、他
のピクチャーには伝播しない。
ラーが他のピクチャに伝播する可能性があるかどうかに
よってエラー対処方法を2通りに分けている。すなわ
ち、上述したように、MPEG方式では、Iピクチャ、
PピクチャおよびBピクチャの3つのタイプのピクチャ
が存在するが、このうちBピクチャだけは、復号時に他
のピクチャから参照されることがない。つまり、あるピ
クチャを復号する際にBピクチャを利用することはな
い。このため、Bピクチャの中で発生したエラーは、他
のピクチャーには伝播しない。
【0035】一方、IピクチャおよびPピクチャは、復
号時において他のピクチャから参照される。例えば、図
6(b)に示したBピクチャ3の復号時には、時間的に
直前に位置し既に復号されたIピクチャ2と時間的に直
後に位置し既に復号されたPピクチャ4とが利用され
る。このため、IピクチャやBピクチャの中で発生した
エラーは、他のピクチャに伝播する。
号時において他のピクチャから参照される。例えば、図
6(b)に示したBピクチャ3の復号時には、時間的に
直前に位置し既に復号されたIピクチャ2と時間的に直
後に位置し既に復号されたPピクチャ4とが利用され
る。このため、IピクチャやBピクチャの中で発生した
エラーは、他のピクチャに伝播する。
【0036】そこで、本実施例では、Bピクチャの中で
エラーが発生したか、あるいはIピクチャやPピクチャ
の中でエラーが発生したかどうかに応じて、エラーの対
処方法を変えるようにしている。なお、何れのピクチャ
でエラーが発生したかは、例えば、表1に示したような
ビットストリーム中のどの場所でVLCテーブル通りに
解釈するとつじつまの合わない値、もしくはVLCテー
ブルにない値が発生したかを検知することによって特定
することができる。
エラーが発生したか、あるいはIピクチャやPピクチャ
の中でエラーが発生したかどうかに応じて、エラーの対
処方法を変えるようにしている。なお、何れのピクチャ
でエラーが発生したかは、例えば、表1に示したような
ビットストリーム中のどの場所でVLCテーブル通りに
解釈するとつじつまの合わない値、もしくはVLCテー
ブルにない値が発生したかを検知することによって特定
することができる。
【0037】すなわち、エラー検出手段16aで検出し
たエラーがBピクチャの中で発生したことをエラー判別
手段16bが判別した場合には、スライス代用手段16
cは、エラーが発生した位置の1スライスを、直前に出
力(表示)されたピクチャにおける同位置のスライスで
代用するようにデコード手段11を制御する。
たエラーがBピクチャの中で発生したことをエラー判別
手段16bが判別した場合には、スライス代用手段16
cは、エラーが発生した位置の1スライスを、直前に出
力(表示)されたピクチャにおける同位置のスライスで
代用するようにデコード手段11を制御する。
【0038】ここで、スライスとは、一連のデータ列の
中でヘッダを持つ最小単位であり、このスライスを単位
としてエラーの発生位置を特定することができるように
なっている。なお、上記エラー判別手段16bの判別の
結果、上記エラー検出手段16aで検出したエラーがI
ピクチャやPピクチャの中で発生した場合には、フリー
ズ手段16dにより出力選択部15が制御され、上記エ
ラーが検出される直前の画像が出力され続けてフリーズ
される。
中でヘッダを持つ最小単位であり、このスライスを単位
としてエラーの発生位置を特定することができるように
なっている。なお、上記エラー判別手段16bの判別の
結果、上記エラー検出手段16aで検出したエラーがI
ピクチャやPピクチャの中で発生した場合には、フリー
ズ手段16dにより出力選択部15が制御され、上記エ
ラーが検出される直前の画像が出力され続けてフリーズ
される。
【0039】上記スライスは、例えば、図3に示すよう
に、Bピクチャ3の中でエラーが発生したときは、エラ
ーが発生した位置の1スライスを、直前に出力されたI
ピクチャ2における同位置のスライスで代用するように
する。具体的には、スライス代用手段16cは、デコー
ド部11を制御して、まず、第1のワークメモリ12ま
たは第2のワークメモリ13の何れかに格納されている
Iピクチャ2の中からエラー発生位置と同位置のスライ
スを読み出す。そして、第3のワークメモリ14に格納
されたBピクチャ3のエラー発生位置のスライスを上記
読み出したスライスで上書きすることによって、スライ
スを置き換える。
に、Bピクチャ3の中でエラーが発生したときは、エラ
ーが発生した位置の1スライスを、直前に出力されたI
ピクチャ2における同位置のスライスで代用するように
する。具体的には、スライス代用手段16cは、デコー
ド部11を制御して、まず、第1のワークメモリ12ま
たは第2のワークメモリ13の何れかに格納されている
Iピクチャ2の中からエラー発生位置と同位置のスライ
スを読み出す。そして、第3のワークメモリ14に格納
されたBピクチャ3のエラー発生位置のスライスを上記
読み出したスライスで上書きすることによって、スライ
スを置き換える。
【0040】このようにすることによって、エラーの発
生したスライスが、直前に出力されたエラーのないスラ
イスによって置き換えられる。これにより、エラーのな
い状態で画像表示が行われるようになるので、Bピクチ
ャの中で発生したビットストリームエラーによって生じ
る再生画像の乱れを緩和することができる。
生したスライスが、直前に出力されたエラーのないスラ
イスによって置き換えられる。これにより、エラーのな
い状態で画像表示が行われるようになるので、Bピクチ
ャの中で発生したビットストリームエラーによって生じ
る再生画像の乱れを緩和することができる。
【0041】しかも、本実施例の場合にはピクチャの全
体を置き換えるのではなく、スライスという最小単位で
代用するようにすることにより、本来の画像をほぼ維持
したままで画像の乱れを緩和することができる。したが
って、スライスの置き換えによるエラー処理を施した場
合は、その再生画像を見る者に与える違和感をより少な
くすることができる。
体を置き換えるのではなく、スライスという最小単位で
代用するようにすることにより、本来の画像をほぼ維持
したままで画像の乱れを緩和することができる。したが
って、スライスの置き換えによるエラー処理を施した場
合は、その再生画像を見る者に与える違和感をより少な
くすることができる。
【0042】一方、IピクチャおよびPピクチャの中で
エラーが発生したときに、そのエラー発生スライスのみ
を直前のピクチャ内のスライスで代用することは好まし
くない。何故なら、IピクチャやPピクチャは、Bピク
チャとは異なり、復号時に他のピクチャから参照される
ので、ピクチャ内の一部のみを代用するようにすると、
その後に表示される画像が不自然なものになってしまう
からである。
エラーが発生したときに、そのエラー発生スライスのみ
を直前のピクチャ内のスライスで代用することは好まし
くない。何故なら、IピクチャやPピクチャは、Bピク
チャとは異なり、復号時に他のピクチャから参照される
ので、ピクチャ内の一部のみを代用するようにすると、
その後に表示される画像が不自然なものになってしまう
からである。
【0043】よって、IピクチャやPピクチャでエラー
を検出したときには、直前のピクチャの全体で代用する
のが良い。この場合、見る者に画像の乱れをあまり感じ
させないようにするための1つの方法として、エラーが
発生する直前のピクチャを次のGOPの先頭まで表示し
続けること、すなわち、フリーズすることは簡単に実現
できる。しかし、単に次のGOPの先頭まで表示画像を
フリーズさせただけでは、次のGOPで乱れた画像が表
示されてしまうことが多い。
を検出したときには、直前のピクチャの全体で代用する
のが良い。この場合、見る者に画像の乱れをあまり感じ
させないようにするための1つの方法として、エラーが
発生する直前のピクチャを次のGOPの先頭まで表示し
続けること、すなわち、フリーズすることは簡単に実現
できる。しかし、単に次のGOPの先頭まで表示画像を
フリーズさせただけでは、次のGOPで乱れた画像が表
示されてしまうことが多い。
【0044】この理由を、図4を用いて説明する。先に
も説明したように、GOPにおける各ピクチャの順番と
表示される各ピクチャの順番とは異なり、GOPの2番
目にあるBピクチャ1は、GOPの最初にあるIピクチ
ャ2よりも早く表示される。また、上記Bピクチャ1
は、直前のGOP内の最後のPピクチャ0と当該GOP
内のIピクチャ2との2枚のピクチャを参照して作られ
る。
も説明したように、GOPにおける各ピクチャの順番と
表示される各ピクチャの順番とは異なり、GOPの2番
目にあるBピクチャ1は、GOPの最初にあるIピクチ
ャ2よりも早く表示される。また、上記Bピクチャ1
は、直前のGOP内の最後のPピクチャ0と当該GOP
内のIピクチャ2との2枚のピクチャを参照して作られ
る。
【0045】このため、エラー発生時のようにPピクチ
ャ0が正しくデコードされていないときには、Bピクチ
ャ1を正しくデコードできないからである。つまり、こ
の場合には、表示順序と復号順序とが相違することによ
って、前のGOPで発生したエラーが次のGOPに伝播
されてしまい、次のGOPのBピクチャ1の表示が乱れ
てしまうことになる。
ャ0が正しくデコードされていないときには、Bピクチ
ャ1を正しくデコードできないからである。つまり、こ
の場合には、表示順序と復号順序とが相違することによ
って、前のGOPで発生したエラーが次のGOPに伝播
されてしまい、次のGOPのBピクチャ1の表示が乱れ
てしまうことになる。
【0046】そこで、本実施例においては、Iピクチャ
およびPピクチャの中でエラーを検出したときは、図1
のフリーズ手段16dは、エラーが発生したGOPの次
のGOP内にある最初のIピクチャを出力するまで、直
前に出力されたピクチャを出力し続けるように制御す
る。
およびPピクチャの中でエラーを検出したときは、図1
のフリーズ手段16dは、エラーが発生したGOPの次
のGOP内にある最初のIピクチャを出力するまで、直
前に出力されたピクチャを出力し続けるように制御す
る。
【0047】すなわち、本実施例では、次のGOPの始
まり(図4中の時間t1)で表示のフリーズを解除する
のではなく、次のGOPの最初のIピクチャ2が表示さ
れるとき(図4中の時間t2)にフリーズを解除する仕
組みを上記エラー制御部16に設けることによって、乱
れたBピクチャ1が表示されることを防ぐことができる
ようにしている。
まり(図4中の時間t1)で表示のフリーズを解除する
のではなく、次のGOPの最初のIピクチャ2が表示さ
れるとき(図4中の時間t2)にフリーズを解除する仕
組みを上記エラー制御部16に設けることによって、乱
れたBピクチャ1が表示されることを防ぐことができる
ようにしている。
【0048】図2は、図1に示したエラー制御部16に
よって行われるエラー処理の動作を示すフローチャート
である。図2において、まずステップP1でビットスト
リームエラーの発生が検出されると、ステップP2でそ
のビットストリームエラーがどのピクチャ内で起こった
のかが判別される。
よって行われるエラー処理の動作を示すフローチャート
である。図2において、まずステップP1でビットスト
リームエラーの発生が検出されると、ステップP2でそ
のビットストリームエラーがどのピクチャ内で起こった
のかが判別される。
【0049】そして、エラーがBピクチャで発生したも
のであるときは、ステップP3に進む。ステップP3で
は、上記したように、エラー制御部16のスライス代用
手段16cによってデコード部11が制御され、Bピク
チャ内のエラーが発生した位置の1スライスが、直前に
出力されたピクチャ中の同位置のスライスで置き換えら
れる(図3参照)。その後、ステップP5に進んで通常
の復号処理に復帰する。
のであるときは、ステップP3に進む。ステップP3で
は、上記したように、エラー制御部16のスライス代用
手段16cによってデコード部11が制御され、Bピク
チャ内のエラーが発生した位置の1スライスが、直前に
出力されたピクチャ中の同位置のスライスで置き換えら
れる(図3参照)。その後、ステップP5に進んで通常
の復号処理に復帰する。
【0050】一方、エラーがIピクチャやPピクチャ内
で発生したものであるときは、ステップP4に進む。ス
テップP4では、上述したように、フリーズ手段16d
によって出力選択部15が制御され、第1のワークメモ
リ12または第2のワークメモリ13の何れかに格納さ
れている直前のIピクチャまたはPピクチャが選択され
る。
で発生したものであるときは、ステップP4に進む。ス
テップP4では、上述したように、フリーズ手段16d
によって出力選択部15が制御され、第1のワークメモ
リ12または第2のワークメモリ13の何れかに格納さ
れている直前のIピクチャまたはPピクチャが選択され
る。
【0051】この出力選択部15による直前のピクチャ
の選択は、エラーが発生したGOPの次のGOP内にあ
るIピクチャが表示されるまで続けられる。これによ
り、直前に表示されたIピクチャまたはPピクチャが、
次のGOPの最初のIピクチャを表示するまでフリーズ
される(図4参照)。その後、ステップP5に進んで通
常の復号処理に復帰する。
の選択は、エラーが発生したGOPの次のGOP内にあ
るIピクチャが表示されるまで続けられる。これによ
り、直前に表示されたIピクチャまたはPピクチャが、
次のGOPの最初のIピクチャを表示するまでフリーズ
される(図4参照)。その後、ステップP5に進んで通
常の復号処理に復帰する。
【0052】以上のように、IピクチャやPピクチャで
ビットストリームエラーが発生した場合には、エラーが
発生したピクチャの代わりにエラーのない正常なピクチ
ャが表示され続けるので、ビットストリームエラーによ
って生じる画像の乱れを緩和することができる。その
際、エラーが生じたピクチャを含むGOPだけでなく、
その次のGOPにおいても乱れた画像を表示しないよう
にすることができる。
ビットストリームエラーが発生した場合には、エラーが
発生したピクチャの代わりにエラーのない正常なピクチ
ャが表示され続けるので、ビットストリームエラーによ
って生じる画像の乱れを緩和することができる。その
際、エラーが生じたピクチャを含むGOPだけでなく、
その次のGOPにおいても乱れた画像を表示しないよう
にすることができる。
【0053】
【発明の効果】本発明は上述したように、ビットストリ
ーム中に存在するBピクチャで発生したエラーの修復
が、直前に出力されたピクチャ内における同位置の正常
な1スライスの置換により行われるようにしたので、ビ
ットストリーム中のヘッダを持つ最小単位によるエラー
の修復が可能となり、全体としては正規のBピクチャを
そのまま出力することができるようになる。これによ
り、本来の画像をほとんど変えることなく画像の乱れを
緩和することができるようになり、見る者にとってより
違和感の少ない再生画像を得ることができる。
ーム中に存在するBピクチャで発生したエラーの修復
が、直前に出力されたピクチャ内における同位置の正常
な1スライスの置換により行われるようにしたので、ビ
ットストリーム中のヘッダを持つ最小単位によるエラー
の修復が可能となり、全体としては正規のBピクチャを
そのまま出力することができるようになる。これによ
り、本来の画像をほとんど変えることなく画像の乱れを
緩和することができるようになり、見る者にとってより
違和感の少ない再生画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるMPEG方式による画
像再生器の構成を示すブロック図である。
像再生器の構成を示すブロック図である。
【図2】エラー処理時の動作を示すフローチャートであ
る。
る。
【図3】Bピクチャでエラーが発生したときのエラー処
理を概念的に示す図である。
理を概念的に示す図である。
【図4】IピクチャおよびPピクチャでエラーが発生し
たときのエラー処理を概念的に示す図である。
たときのエラー処理を概念的に示す図である。
【図5】符号化データのビデオシーケンスを示す図であ
る。
る。
【図6】ピクチャの並びを示す図であり、(a)は原画
像におけるピクチャの並びを、(b)はGOP内のピク
チャの並びを、(c)は画像表示時におけるピクチャの
並びを示す図である。
像におけるピクチャの並びを、(b)はGOP内のピク
チャの並びを、(c)は画像表示時におけるピクチャの
並びを示す図である。
11 デコード部 12、13、14 ワークメモリ 15 出力選択部 16 エラー制御部 16a エラー検出手段 16b エラー判別手段 16c スライス代用手段 16d フリーズ手段
Claims (2)
- 【請求項1】 MPEG方式による画像再生時に符号化
データのビットストリーム中で発生するエラーを処理す
る機能を備えたMPEG方式による画像再生器におい
て、 上記MPEG方式による画像を再生しているときに、上
記ビットストリーム中で発生するエラーを検出するエラ
ー検出手段と、 上記エラー検出手段により検出されたエラーが、上記ビ
ットストリーム中のBピクチャで発生したものかどうか
を判別するエラー判別手段と、 上記エラー判別手段により上記Bピクチャでエラーが発
生したと判断されたときに、上記エラー検出手段により
検出されたエラーが存在する位置の1スライスを、直前
に出力されたピクチャ中の同位置の1スライスで置き換
えるようにする処理を行うスライス代用手段とを具備す
ることを特徴とするMPEG方式による画像再生器。 - 【請求項2】 MPEG方式による画像再生時に符号化
データのビットストリーム中で発生するエラーを処理す
る機能を備えたMPEG方式による画像再生器におい
て、 上記ビットストリーム中のピクチャを復号するデコード
手段と、 上記デコード手段により復号されたピクチャが格納され
る複数のワークメモリと、 上記複数のワークメモリに格納されたピクチャの中の何
れかを選択して出力するピクチャ選択手段と、 上記MPEG方式による画像を再生しているときに、上
記ビットストリーム中で発生するエラーを検出するエラ
ー検出手段と、 上記エラー検出手段により検出されたエラーが、上記ビ
ットストリーム中のBピクチャで発生したものかどうか
を判別するエラー判別手段と、 上記エラー判別手段により上記Bピクチャでエラーが発
生したと判断されたときに、直前に出力されたピクチャ
が格納されているワークメモリの中から上記エラーが発
生した位置のスライスと同位置のスライスを読み出し、
他のワークメモリに格納された上記Bピクチャ中のエラ
ー発生位置のスライスを上記読み出したスライスで上書
きすることによってスライスを置き換えるようにする処
理を行うスライス代用手段とを具備することを特徴とす
るMPEG方式による画像再生器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9171495A JPH08265751A (ja) | 1995-03-24 | 1995-03-24 | Mpeg方式による画像再生器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9171495A JPH08265751A (ja) | 1995-03-24 | 1995-03-24 | Mpeg方式による画像再生器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08265751A true JPH08265751A (ja) | 1996-10-11 |
Family
ID=14034188
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9171495A Withdrawn JPH08265751A (ja) | 1995-03-24 | 1995-03-24 | Mpeg方式による画像再生器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08265751A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999038262A1 (en) * | 1998-01-21 | 1999-07-29 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Variable-length encoder |
| JP2007318455A (ja) * | 2006-05-25 | 2007-12-06 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | トランスコーデック装置 |
| JP2009164907A (ja) * | 2008-01-07 | 2009-07-23 | Nec Corp | 再生装置、再生システム、再生方法、プログラム、及び記録媒体 |
| JP2011239464A (ja) * | 2011-07-27 | 2011-11-24 | Toshiba Corp | 復号器 |
-
1995
- 1995-03-24 JP JP9171495A patent/JPH08265751A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999038262A1 (en) * | 1998-01-21 | 1999-07-29 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Variable-length encoder |
| US6741651B1 (en) | 1998-01-21 | 2004-05-25 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Variable-length encoder |
| JP2007318455A (ja) * | 2006-05-25 | 2007-12-06 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | トランスコーデック装置 |
| JP2009164907A (ja) * | 2008-01-07 | 2009-07-23 | Nec Corp | 再生装置、再生システム、再生方法、プログラム、及び記録媒体 |
| US8355622B2 (en) | 2008-01-07 | 2013-01-15 | Nec Corporation | Reproducing apparatus, reproducing system, reproducing method, and recording medium thereof |
| JP2011239464A (ja) * | 2011-07-27 | 2011-11-24 | Toshiba Corp | 復号器 |
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| Date | Code | Title | Description |
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| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
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