JPH08267398A - 脱気ロールおよび脱気ロールによる粘着フィルムの製造方法 - Google Patents

脱気ロールおよび脱気ロールによる粘着フィルムの製造方法

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JPH08267398A
JPH08267398A JP7757095A JP7757095A JPH08267398A JP H08267398 A JPH08267398 A JP H08267398A JP 7757095 A JP7757095 A JP 7757095A JP 7757095 A JP7757095 A JP 7757095A JP H08267398 A JPH08267398 A JP H08267398A
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film
roll
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process paper
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JP7757095A
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Hideaki Akesato
秀昭 明里
Toshiyuki Miyake
敏之 三宅
Masao Saito
雅男 斉藤
Kojiro Yanagi
宏二郎 柳
Koji Sado
康志 佐道
Takashi Yoshioka
隆 吉岡
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】脱気孔を有効に設けることができる脱気ロール
と、この脱気ロールによる粘着フィルムの製造方法を提
供することを目的としている。 【構成】離型紙に粘着剤を塗布乾燥させたものを工程紙
付きフィルムに貼り合わせる手段を具備した粘着フィル
ムの製造装置において、工程紙付きフィルムの搬送ライ
ンに設けられ、この工程紙付きフィルムに脱気孔を穿孔
する脱気ロール1であって、円筒状のロール本体10の
外周面に、螺旋状に針11が突設されたものである。さ
らに、この脱気ロール1を、貼り合わせ工程前の工程紙
付きフィルムの搬送ラインにおいて、工程紙付きフィル
ムの継ぎ目が通過した後に搬送される新たな工程紙付き
フィルムの搬送先端部に当接して脱気孔を穿孔し、貼り
合わせ工程時に、この搬送先端部に発生する気泡をこの
脱気孔から脱気させる粘着フィルムの製造方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、粘着フィルムの製造時
に、工程紙付きフィルムの継ぎ目近傍に発生する気泡を
脱気するための脱気ロールおよびこの脱気ロールを使用
した粘着フィルムの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、粘着フィルムの製造方法とし
て、図15に示すような製造装置を使用することが行わ
れている。すなわち、この製造装置は、ロールコーター
aによって離型紙bの表面に粘着剤cを塗布し、乾燥機
dで乾燥させて貼り合わせロールeへと搬送するように
なされている。一方で、工程紙付きフィルムfも、この
貼り合わせロールeへと搬送するようになされている。
そして、この貼り合わせロールeの位置で、離型紙bの
粘着剤cの面と、工程紙付きフィルムfのフィルム面と
を貼り合わせ、後に工程紙gのみを剥がし取って出来上
がった粘着フィルムhのみを巻き取るようになされてい
た。この製造装置において、工程紙付きフィルムfは、
図16に示すように、継ぎテープiで継ぎ足し接続して
順次貼り合わせロールeへと搬送していたため、継ぎテ
ープiの位置の工程紙gとフィルムjとの空隙kが、貼
り合わせロールeに圧迫されて継ぎテープiの後側の位
置、すなわち、新たな工程紙付きフィルムfの先端部の
位置に、気泡となって押し出され、しわが発生してい
た。
【0003】そこで、従来より、図17に示すように、
工程紙付きフィルムfを貼り合わせロールeへと搬送す
る手前の位置で、この工程紙付きフィルムfの継ぎテー
プiの後側の位置、すなわち、新たな工程紙付きフィル
ムfの先端部の位置に、カッター(図示省略)などを使
用して手作業で切込lを入れ、貼り合わせ時に生じる気
泡をこの切込lから逃がすようにしていた。
【0004】また、図18に示すように、歯車の外周に
刃を設けた回転刃や、カムによって自動昇降する針など
によって、脱気用の微孔mを自動的に穿設するようにな
された自動泡抜き装置が提案されている(例えば、実開
昭55−180739号公報参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この工程紙付
きフィルムfのフィルムjと工程紙gとの間に発生する
気泡は、工程紙付きフィルムfの幅方向の不特定位置に
発生するため、カッターなどによって手作業で切込lを
入れる場合には、図17に示すように、斜めになった切
込lを搬送方向に分散して幅方向全体に設けなければな
らず、作業が煩わしくなるといった不都合を生じてい
た。また、手作業であるため、切込lにむらを生じて気
泡を逃がすだけの切込lを設けることができない場合を
生じ、不良を発生するといった不都合を生じていた。
【0006】また、上記従来の自動泡抜き装置の場合、
図18に示すように、微孔mが工程紙付きフィルムfの
幅方向に分散されず、搬送方向に沿って平行な点線状に
穿設されることとなるため、この微孔mと微孔mとの間
に気泡が発生したような場合には、充分な脱気効果が得
られず、不良を発生するといった不都合を生じることと
なる。
【0007】本発明は、係る実情に鑑みてなされたもの
で、粘着フィルムの製造時に必要とされる脱気孔を有効
に設けることができる脱気ロールと、この脱気ロールに
よる粘着フィルムの製造方法を提供することを目的とし
ている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の脱気ロールは、離型紙に粘着剤を塗布乾燥さ
せたものを工程紙付きフィルムに貼り合わせる手段を具
備した粘着フィルムの製造装置において、工程紙付きフ
ィルムの搬送ラインに設けられ、この工程紙付きフィル
ムに脱気孔を穿設する脱気ロールであって、円筒状のロ
ール本体の外周面に、少なくともロール本体の軸方向に
満遍なく分散する複数の針が突設されたものである。ま
た、ロール本体の外周面に、ロールの軸方向に略平行も
しくは略螺旋状に断続する複数の刃が突設されたもので
ある。さらに、ロール本体の軸方向に沿った同一外周面
に、ロールの軸方向に略垂直な複数の刃からなる刃列が
突設されるとともに、ロール本体の軸方向に沿った他の
同一外周面に、ロールの軸方向に略垂直な複数の刃から
なり前記刃列の回転軌跡と重複しない他の刃列が突設さ
れたものである。
【0009】また、上記課題を解決するための本発明の
粘着フィルムの製造方法は、離型紙に粘着剤を塗布乾燥
させたものを工程紙付きフィルムに貼り合わせる工程を
具備した粘着フィルムの製造方法であって、貼り合わせ
工程前の工程紙付きフィルムの搬送ラインにおいて、工
程紙付きフィルムの継ぎ目が通過した後に搬送される新
たな工程紙付きフィルムの搬送先端部に上記脱気ロール
を当接して脱気孔を穿設し、上記貼り合わせ工程時に、
この搬送先端部に発生する気泡をこの脱気孔から脱気さ
せるものである。また、上記工程紙付きフィルムの搬送
先端部に、搬送方向の異なった位置に並設した2本の脱
気ロールを当接し、一方の脱気ロールによって脱気孔を
穿設するとともに、この脱気孔の幅方向にずれた位置に
他方の脱気ロールによって脱気孔を穿設し、工程紙付き
フィルムの搬送先端部にて幅方向に満遍なく分散した脱
気孔を穿設するものである。さらに、上記工程紙付きフ
ィルムの搬送先端部に、平板面に複数の刃が突設された
切断板を当接して搬送方向斜めに移動させ、工程紙付き
フィルムの搬送先端部にて幅方向に満遍なく分散した脱
気孔を穿設するものである。さらに、脱気孔の穿設時
に、工程紙付きフィルムのフィルム部分のみに脱気孔を
設けるものである。
【0010】
【作用】請求項1ないし3記載の本発明によると、工程
紙付きフィルムに当接し、この工程紙付きフィルムの搬
送に伴って脱気ロールを回転させることで、工程紙付き
フィルムの幅方向全体に脱気孔を穿設することができ
る。
【0011】また、請求項4記載の本発明によると、上
記脱気ロールによって工程紙付きフィルムの搬送先端部
の幅方向全体に脱気孔を穿設することができるので、貼
り合わせ工程時に、この搬送先端部の幅方向の任意の位
置に気泡が発生しても、いずれかの脱気孔から脱気させ
ることができることとなる。
【0012】さらに、請求項5記載の本発明によると、
一方の脱気ロールによって脱気孔を穿設するとともに、
この脱気孔の幅方向にずれた位置に他方の脱気ロールに
よって脱気孔を穿設することで、工程紙付きフィルムの
搬送先端部にて幅方向に満遍なく分散した脱気孔を穿設
することができる。
【0013】さらに、請求項6記載の本発明によると、
平板面に複数の刃が突設された切断板を当接して搬送方
向斜めに移動させ、工程紙付きフィルムの搬送先端部に
て幅方向に満遍なく分散した脱気孔を穿設することがで
きる。
【0014】さらに、請求項7記載の本発明によると、
脱気孔の穿設時に、工程紙付きフィルムのフィルム部分
のみに脱気孔を設けることで、工程紙付きフィルムの穿
設による強度低下が防止されることとなる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0016】図1は脱気ロール1を示し、図2は同脱気
ロール1を使用した粘着フィルム製造装置を示してい
る。
【0017】すなわち、この脱気ロール1は、粘着フィ
ルム製造装置において、工程紙付きフィルム2の搬送ラ
インに設けられ、この工程紙付きフィルム2に脱気孔2
0を穿設するものであって、ロール本体10の外周面に
針11が突設されている。
【0018】粘着フィルム製造装置は、ロールコーター
3によって離型紙4の表面に粘着剤5を塗布し、乾燥機
6で乾燥させて貼り合わせロール7へと搬送するように
なされている。一方で、工程紙付きフィルム2も、この
貼り合わせロール7へと搬送するようになされている。
そして、この貼り合わせロール7の位置で、離型紙4の
粘着剤5の面と、工程紙付きフィルム2のフィルム21
とを貼り合わせ、後に工程紙22のみを剥がし取って出
来上がった粘着フィルム8のみを巻き取るようになされ
ている。
【0019】ロール本体10は、少なくとも工程紙付き
フィルム2の幅に略等しい長さを有する円筒状に形成さ
れている。針11は、このロール本体10の外周面に満
遍なく分散するように突設されている。すなわち、例え
ば、ロール本体10の長さが1600mm、直径が10
0mmの場合、針11は60°の角度α毎で円周方向に
6ヵ所、幅方向に50mmのピッチで螺旋状に突設させ
た状態に構成することができる。この針11の形状とし
ては、直径2〜3mm、長さが25〜30mm程度で先
端が鋭利になったものが好ましい。また、針11の材質
としては、鋼材などからなり硬度があり錆びないものが
好ましい。
【0020】このようになる脱気ロール1は、図2に示
すように、ガイドロール9と反転可能に連結された状態
で、貼り合わせロール7よりも手前の工程紙付きフィル
ム2の搬送ラインに設けられる。そして、通常時はガイ
ドロール9が工程紙付きフィルム2に当接され、工程紙
付きフィルム2の継ぎ目23が通過する毎に、所定距離
だけ脱気ロール1が工程紙付きフィルム2に当接するよ
うに反転される。この反転は、作業者が手動操作で行う
ように構成してもよいし、モータ(図示省略)などの駆
動力を利用して作業者がボタン操作で行うように構成し
てもよいし、継ぎ目23が所定距離毎に通過する場合に
は、あらかじめプログラムして自動的に脱気ロール1に
反転するように構成してもよい。
【0021】このように脱気ロール1が反転すると、脱
気ロール1は、工程紙付きフィルム2に当接され、この
脱気ロール1の各針11が工程紙付きフィルム2に突き
刺さって脱気孔20が穿設される。また、この工程紙付
きフィルム2の搬送力によって回転させられながら、所
定距離に亘って脱気孔20が穿設される。そして、工程
紙付きフィルム2には、図3に示すように、継ぎ目23
が通過した後に搬送される新たな工程紙付きフィルム2
の搬送先端部の幅方向に満遍なく脱気孔20が穿設され
ることとなる。したがって、この継ぎ目23の空隙(図
示省略)が貼り合わせロール7に圧迫され、新たな工程
紙付きフィルム2の方向に気泡となって押し出されて
も、いずれかの脱気孔20から脱気されることとなり、
気泡による粘着フィルム8の不良発生が確実に防止され
ることとなる。
【0022】この脱気孔20を穿孔する所定距離として
は、2〜3m程度の距離を採れば充分に脱気することが
できる。通常、工程紙付きフィルム2は、20〜30m
/min.で搬送されているので、仮に25m/mi
n.で搬送されているとすると、約5秒程度脱気ロール
1を反転させて工程紙付きフィルム2に脱気孔20を穿
設すればよいこととなる。
【0023】なお、本実施例では、針11が突設された
脱気ロール1について述べているが、針11の代わりに
先端が鋭利になった刃などであってもよい。図4は、ロ
ール本体10の外周面に、ロール本体10の軸方向に略
平行に断続する複数の刃111を突設した例を示す。こ
の場合、刃111の配列は、それぞれの刃111の両端
部分における回転軌跡が相互に重複するように重複代A
が設定されるのが好ましい。図5は、ロール本体10の
外周面に、螺旋状に断続する複数の刃112を突設した
例を示す。この場合も、図4の場合と同様、刃112の
配列は、それぞれの刃112の両端部分における回転軌
跡が相互に重複するように重複代Aが設定されるのが好
ましい。すなわち、このように、回転軌跡が相互に重複
するように重複代Aを設定することで、図6に示すよう
に、この刃111、112によって穿設される脱気孔2
01、202が、工程紙付きフィルム2の幅方向に、重
複代Aの距離だけ確実に跨がり合うこととなり、この脱
気孔201、202からの脱気をより確実に行うことが
できる。
【0024】また、図7は、ロール本体10の軸方向に
沿った中間角150°の外周面に、ロール本体10の軸
方向に略垂直な複数の刃113を突設した刃列113a
を形成し、これに対向する中間角150°の外周面に
も、ロール本体10の軸方向に略垂直な複数の刃113
を突設した刃列113bを形成した例を示す。この場
合、互いの刃列113aおよび113bは、回動軌跡が
相互に重複することなく、ピッチPの半分の距離だけず
れるようにすることが好ましい。すなわち、この脱気ロ
ール1によると、図8に示すように、工程紙付きフィル
ム2の幅方向にピッチPの間隔で中間角150°の距離
に相当する長さの脱気孔203を列状に穿設することが
でき、この工程紙付きフィルム2の搬送方向に中心角3
0°に相当する距離Dを隔てた位置に、上記脱気孔20
3よりも幅方向にピッチPの半分の距離だけずれて同様
の脱気孔203を列状に穿設することができる。したが
って、全体として工程紙付きフィルム2の幅方向に、ピ
ッチPの半分の間隔で満遍なく脱気孔203を削孔する
ことができることとなり、脱気孔203からの脱気を確
実に行うことができる。また、隣接する脱気孔203と
は、ピッチPの間隔を保つことができるので、工程紙付
きフィルム2の強度低下を防止することができることと
なる。なお、このピッチPとしては、30mm程度が好
ましい。また、図7では中心角150°の外周面に刃列
113aおよび113bを突設させているが、この中心
角としては、特に150°に限定されるものではなく、
60〜180°の範囲で適宜決めることができる。
【0025】さらに、図7では、一つの脱気ロール1
に、ピッチPのずれた二つの刃列113aおよび113
bを突設させているが、図9に示すように、これらのピ
ッチPのずれた二つの刃列113aおよび113bをそ
れぞれ有する二つの脱気ロール1a、1bを使用しても
よい。すなわち、図10に示すように、この二つの脱気
ロール1a、1bを、工程紙付きフィルム2の搬送方向
に適宜の間隔を存して配置し、工程紙付きフィルム2の
同じ箇所を穿設しないようにタイミングを図りながら各
脱気ロール1a、1bを工程紙付きフィルム2に当接さ
せることで、図8と同様の脱気孔203を穿設すること
ができる。また、同図に示すように、工程紙付きフィル
ム2を挟んで各脱気ロール1a、1bの対向する位置
に、受ロール90を設けてもよい。この場合、脱気ロー
ル1a、1bを工程紙付きフィルム2に当接した際の工
程紙付きフィルム2の撓みが防止されて確実に脱気孔2
03を削孔することができる。
【0026】さらに、図11に示すように、平板100
の幅方向に並んだ複数列(本実施例では6列)の刃列1
14a、114b、114c、114d、114e、1
14fを突設させた脱気板1cを使用して脱気孔204
を穿設することもできる。この場合、使用する脱気板1
cの構成は、仮に平板100の幅Wが1300mm、長
さLが1200mmとすると、平板100の隅100a
から幅Wの方向に100mm、長さLの方向に200m
mの位置、幅Wの方向に125mm、長さLのの方向に
310mmの位置、幅Wの方向に110mm、長さLの
方向に520mmの位置、幅Wの方向に135mm、長
さLの方向に630mmの位置、幅Wの方向に120m
m、長さLの方向に840mmの位置、幅Wの方向に1
45mm、長さLの方向に950mmの位置のそれぞれ
に、幅が約10mmの刃114を、長さL方向に対して
5〜10°の取付角度αで取り付ける。そして、幅方向
に50mmのピッチPで同様の刃114を取り付けて構
成することができる。そして、この脱気板1cによって
脱気孔204を穿設する場合は、図12に示すように、
まず、脱気板1cを工程紙付きフィルム2の表面に当接
し、各刃114を突き刺す(矢符S1参照)。ついで、
刃114の取付角度αに合わせて脱気板1cを若干斜め
に移動させ、これによって脱気孔204を穿設し(矢符
S2参照)、その後脱気板1cを工程紙付きフィルム2
から離脱させる(矢符S3参照)。この場合、個々の刃
列114a〜114fを構成する刃114は、ピッチP
が50mmの間隔で広めに確保されているが、各刃列1
14a〜114fは、幅方向に微妙にずれているので、
図13に示すように、幅方向に満遍なく分散した脱気孔
204を穿設することができる。
【0027】さらに、本実施例では、工程紙付きフィル
ム2に脱気孔20を穿設する場合について述べている
が、図14に示すように、脱気ロール1を工程紙付きフ
ィルム2に当接する際の当接具合を調節することによっ
て工程紙付きフィルム2のフィルム21の部分のみに針
11を突き刺して脱気孔20を穿設してもよい。この場
合、工程紙22に脱気孔20が穿設されないので、脱気
孔20の穿設による工程紙付きフィルム2の強度低下を
防止することができることとなる。なお、上述した各実
施例についても同じである。
【0028】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の脱気ロール
によると、搬送される工程紙付きフィルムに当接すると
いった簡単な動作で、この工程紙付きフィルムの搬送方
向に分散して幅方向全体に脱気孔を設けることができ
る。
【0029】また、本発明の粘着フィルムの製造方法に
よると、工程紙付きフィルムの搬送先端部の任意の位置
に気泡が発生しても、いずれかの脱気孔から脱気させる
ことができるので、気泡による粘着フィルムの不良発生
を確実に防止することができる。
【0030】さらに、請求項7記載の粘着フィルムの製
造方法によると、脱気孔の穿設による工程紙付きフィル
ムの強度低下を防止することができるので、粘着フィル
ムの安定した製造ができることとなる。また、工程紙付
きフィルムの強度低下を防止することができることによ
り、今まで以上に狭いピッチや長く切り欠いた脱気孔を
穿設できることとなり、確実に脱気を行って気泡による
粘着フィルムの不良発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】脱気ロールの全体構成の概略を示す平面図およ
び側面図である。
【図2】粘着フィルムの製造装置の全体構成を示す概略
図である。
【図3】脱気ロールによって穿孔された工程紙付きフィ
ルムの脱気孔を示す平面図である。
【図4】脱気ロールの他の実施例を示す概略正面図であ
る。
【図5】脱気ロールのさらに他の実施例を示す概略正面
図である。
【図6】図4および図5に示す脱気ロールによって穿孔
された工程紙付きフィルムの脱気孔を示す平面図であ
る。
【図7】脱気ロールのさらに他の実施例を示す概略側面
図および平明図である。
【図8】図7に示す脱気ロールによって穿孔された工程
紙付きフィルムの脱気孔を示す平面図である。
【図9】脱気ロールのさらに他の実施例を示す平面図で
ある。
【図10】図9に示す脱気ロールによる脱気孔の穿設状
態を説明する部分斜視図である。
【図11】脱気板を示す側面図および平面図である。
【図12】脱気板による脱気孔の穿設状態を説明する部
分斜視図である。
【図13】脱気板によって穿孔された工程紙付きフィル
ムの脱気孔を示す平面図である。
【図14】脱気孔の穿設状態の他の実施例を示す部分断
面図である。
【図15】従来の粘着フィルム製造装置の全体構成を示
す概略図である。
【図16】工程紙付きフィルムの継ぎ目部分を示す部分
断面図である。
【図17】従来の工程紙付きフィルムに手作業で設けて
いた切込を示す平面図である。
【図18】従来の工程紙付きフィルムに自動泡抜き装置
で設けていた微孔を示す平面図である。
【符号の説明】
1 脱気ロール 1a 脱気ロール 1b 脱気ロール 10 ロール本体 100 平板 11 針 111 刃 112 刃 113 刃 113a 刃列 113b 刃列 114 刃 2 工程紙付きフィルム 20 脱気孔 201 脱気孔 202 脱気孔 203 脱気孔 204 脱気孔 21 フィルム 22 工程紙 23 継ぎ目 4 離型紙 5 粘着剤 7 貼り合わせロール 8 粘着フィルム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柳 宏二郎 兵庫県尼崎市潮江5−8−6 積水化学工 業株式会社内 (72)発明者 佐道 康志 兵庫県尼崎市潮江5−8−6 積水化学工 業株式会社内 (72)発明者 吉岡 隆 兵庫県尼崎市潮江5−8−6 積水化学工 業株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 離型紙に粘着剤を塗布乾燥させたものを
    工程紙付きフィルムに貼り合わせる手段を具備した粘着
    フィルムの製造装置において、工程紙付きフィルムの搬
    送ラインに設けられ、この工程紙付きフィルムに脱気孔
    を穿設する脱気ロールであって、 円筒状のロール本体の外周面に、少なくともロール本体
    の軸方向に満遍なく分散する複数の針が突設されたこと
    を特徴とする脱気ロール。
  2. 【請求項2】 離型紙に粘着剤を塗布乾燥させたものを
    工程紙付きフィルムに貼り合わせる手段を具備した粘着
    フィルムの製造装置において、工程紙付きフィルムの搬
    送ラインに設けられ、この工程紙付きフィルムに脱気孔
    を穿設する脱気ロールであって、 該ロール本体の外周面に、ロールの軸方向に略平行もし
    くは略螺旋状に断続する複数の刃が突設されたことを特
    徴とする脱気ロール。
  3. 【請求項3】 離型紙に粘着剤を塗布乾燥させたものを
    工程紙付きフィルムに貼り合わせる手段を具備した粘着
    フィルムの製造装置において、工程紙付きフィルムの搬
    送ラインに設けられ、この工程紙付きフィルムに脱気孔
    を穿設する脱気ロールであって、 該ロール本体の軸方向に沿った同一外周面に、ロールの
    軸方向に略垂直な複数の刃からなる刃列が突設されると
    ともに、ロール本体の軸方向に沿った他の同一外周面
    に、ロールの軸方向に略垂直な複数の刃からなり前記刃
    列の回転軌跡と重複しない他の刃列が突設されたことを
    特徴とする脱気ロール。
  4. 【請求項4】 離型紙に粘着剤を塗布乾燥させたものを
    工程紙付きフィルムに貼り合わせる工程を具備した粘着
    フィルムの製造方法であって、 貼り合わせ工程前の工程紙付きフィルムの搬送ラインに
    おいて、工程紙付きフィルムの継ぎ目が通過する際に、
    少なくとも搬送される新たな工程紙付きフィルムの搬送
    先端部に請求項1、2または3記載の脱気ロールを当接
    して脱気孔を穿設し、上記貼り合わせ工程時に、この搬
    送先端部に発生する気泡をこの脱気孔から脱気させるこ
    とを特徴とする粘着フィルムの製造方法。
  5. 【請求項5】 離型紙に粘着剤を塗布乾燥させたものを
    工程紙付きフィルムに張り合わせる工程を具備し、 貼り合わせ工程前の工程紙付きフィルムの搬送ラインに
    おいて、工程紙付きフィルムの継ぎ目が通過する際に、
    少なくとも搬送される新たな工程紙付きフィルムの搬送
    先端部に脱気孔を穿設し、上記貼り合わせ工程時に、こ
    の搬送先端部に発生する気泡をこの脱気孔から脱気させ
    る粘着フィルムの製造方法であって、 上記工程紙付きフィルムの搬送先端部に、搬送方向の異
    なった位置に並設した2本の脱気ロールを当接し、一方
    の脱気ロールによって脱気孔を穿設するとともに、この
    脱気孔の幅方向にずれた位置に他方の脱気ロールによっ
    て脱気孔を穿設し、工程紙付きフィルムの搬送先端部に
    て幅方向に満遍なく分散した脱気孔を穿設することを特
    徴とする粘着フィルムの製造方法。
  6. 【請求項6】 離型紙に粘着剤を塗布乾燥させたものを
    工程紙付きフィルムに張り合わせる工程を具備し、 貼り合わせ工程前の工程紙付きフィルムの搬送ラインに
    おいて、工程紙付きフィルムの継ぎ目が通過する際に、
    少なくとも搬送される新たな工程紙付きフィルムの搬送
    先端部に脱気孔を穿設し、上記貼り合わせ工程時に、こ
    の搬送先端部に発生する気泡をこの脱気孔から脱気させ
    る粘着フィルムの製造方法であって、 上記工程紙付きフィルムの搬送先端部に、平板面に複数
    の刃が突設された切断板を当接して搬送方向斜めに移動
    させ、工程紙付きフィルムの搬送先端部にて幅方向に満
    遍なく分散した脱気孔を穿設することを特徴とする粘着
    フィルムの製造方法。
  7. 【請求項7】 工程紙付きフィルムのフィルム部分のみ
    に脱気孔を設けることを特徴とする請求項4、5または
    6記載の粘着フィルムの製造方法。
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