JPH08267517A - 金型構造 - Google Patents
金型構造Info
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- JPH08267517A JPH08267517A JP9972295A JP9972295A JPH08267517A JP H08267517 A JPH08267517 A JP H08267517A JP 9972295 A JP9972295 A JP 9972295A JP 9972295 A JP9972295 A JP 9972295A JP H08267517 A JPH08267517 A JP H08267517A
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- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 金型の分割面面積を金型の断面積より大きく
し、成形品の単位面積当たりの取り数を増やす。 【構成】一対の金型11,13の金型分割面15,22
を、金型開閉方向bに対し傾斜した複数の面15a,1
5b..22a,22b..に分割し、この傾斜面に成形キ
ャビティ18a,18b..23a,23b..を形成す
る。金型分割面は、山部16と谷部17よりなるジグザ
グ状に、または円錐体或いは角錐体形状に形成される。 【効果】 成形品に現れる金型分割線を、成形品が他の
部品と接触する面以外の面に位置させることができ、耐
久性が向上する。加熱効率、真空吸引効率が上がる。
し、成形品の単位面積当たりの取り数を増やす。 【構成】一対の金型11,13の金型分割面15,22
を、金型開閉方向bに対し傾斜した複数の面15a,1
5b..22a,22b..に分割し、この傾斜面に成形キ
ャビティ18a,18b..23a,23b..を形成す
る。金型分割面は、山部16と谷部17よりなるジグザ
グ状に、または円錐体或いは角錐体形状に形成される。 【効果】 成形品に現れる金型分割線を、成形品が他の
部品と接触する面以外の面に位置させることができ、耐
久性が向上する。加熱効率、真空吸引効率が上がる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ゴムまたは樹脂の射出
成形に用いられる金型構造に関する。
成形に用いられる金型構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図13及び図14は、従来の典型的な金型構
造を示し、1は固定金型、2はこの固定金型1に対し開
閉移動する(矢印aで示す)可動金型で、それぞれ射出
成形機の金型取付板3、4に固定される。5は、両金型
1、2の金型分割面であり、この面に成形キャビティ6
が形成されている。7は、可動金型2側に設けられたス
プルー、8は、このスプルー7に当接しキャビティ6内
へ加熱軟化したゴムまたは樹脂を射出注入するノズルで
ある。成形に際しては、金型1、2が型締めされた状態
でノズル8から樹脂又はゴムがキャビティ6内に注入さ
れる。成形終了後、可動金型2が図中左方向へ移動し両
金型1、2は型開きされ、成形品が取り出される。図中
9はキャビティ6の周囲に刻設された真空吸引用の細
溝、10は、金型分割面5下方の金型1内に埋設された
ヒーターである。
造を示し、1は固定金型、2はこの固定金型1に対し開
閉移動する(矢印aで示す)可動金型で、それぞれ射出
成形機の金型取付板3、4に固定される。5は、両金型
1、2の金型分割面であり、この面に成形キャビティ6
が形成されている。7は、可動金型2側に設けられたス
プルー、8は、このスプルー7に当接しキャビティ6内
へ加熱軟化したゴムまたは樹脂を射出注入するノズルで
ある。成形に際しては、金型1、2が型締めされた状態
でノズル8から樹脂又はゴムがキャビティ6内に注入さ
れる。成形終了後、可動金型2が図中左方向へ移動し両
金型1、2は型開きされ、成形品が取り出される。図中
9はキャビティ6の周囲に刻設された真空吸引用の細
溝、10は、金型分割面5下方の金型1内に埋設された
ヒーターである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記金型構造では、金
型1、2の大きさは、これらが取り付けられる成形機の
金型取付板3、4の大きさによって制限され、かつ金型
1、2の金型分割面5は金型開閉方向aに対し垂直であ
るから、その分割面面積を金型1、2の断面積を越えて
増大させることはできない。それ故成形品の取り数は、
金型取付面の面積によって制限され、これを増やすこと
ができず、生産効率を低下させるという問題がある。
型1、2の大きさは、これらが取り付けられる成形機の
金型取付板3、4の大きさによって制限され、かつ金型
1、2の金型分割面5は金型開閉方向aに対し垂直であ
るから、その分割面面積を金型1、2の断面積を越えて
増大させることはできない。それ故成形品の取り数は、
金型取付面の面積によって制限され、これを増やすこと
ができず、生産効率を低下させるという問題がある。
【0004】また上記金型構造製造された成形品では、
その表面に現れる金型分割線が、他の部品との接触面に
一致することが多く、耐久性の低下等の問題を生じてい
た。
その表面に現れる金型分割線が、他の部品との接触面に
一致することが多く、耐久性の低下等の問題を生じてい
た。
【0005】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、金型の分割面面積を金型の断面積を越えて増
大させることができ、従って成形品の単位面積当たりの
取数を従来より上げることができる金型構造を提供する
ものである。
たもので、金型の分割面面積を金型の断面積を越えて増
大させることができ、従って成形品の単位面積当たりの
取数を従来より上げることができる金型構造を提供する
ものである。
【0006】また本発明は、成形品に現れる金型分割線
の位置を、他の部品と接触しない面に設定することがで
き、従って成形品の耐久性等その品質を向上させること
ができる金型構造を提供するものである。
の位置を、他の部品と接触しない面に設定することがで
き、従って成形品の耐久性等その品質を向上させること
ができる金型構造を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、成形キャビテ
ィが形成された金型分割面を有する一対の金型におい
て、上記金型分割面が上記金型の開閉方向に対し傾斜し
た面に形成され、該傾斜面に成形キャビティが設けられ
てなるものである。
ィが形成された金型分割面を有する一対の金型におい
て、上記金型分割面が上記金型の開閉方向に対し傾斜し
た面に形成され、該傾斜面に成形キャビティが設けられ
てなるものである。
【0008】また本発明においては、上記金型分割面を
山部及び谷部よりなる断面ジグザグ状に形成するととも
に、上記傾斜面を上記山部及び谷部間の傾斜面にて形成
し、該傾斜面に上記成形キャビティを設ける構成とする
ことができる。
山部及び谷部よりなる断面ジグザグ状に形成するととも
に、上記傾斜面を上記山部及び谷部間の傾斜面にて形成
し、該傾斜面に上記成形キャビティを設ける構成とする
ことができる。
【0009】また本発明においては、上記金型分割面を
円錐体表面形状に形成し、上記成形キャビティを上記円
錐体表面に形成する構成とすることができる。
円錐体表面形状に形成し、上記成形キャビティを上記円
錐体表面に形成する構成とすることができる。
【0010】また本発明においては、上記金型分割面を
角錐体表面形状に形成し、上記成形キャビティを上記角
錐体表面に形成する構成とすることができる。
角錐体表面形状に形成し、上記成形キャビティを上記角
錐体表面に形成する構成とすることができる。
【0011】
【実施例】以下に本発明第1の実施例を図1ないし図3
に基づいて説明する。本例は直方体ゴムを製造する金型
である。図中、11は射出成形機(図示せず)の金型固
定板12に取り付けられた固定金型、13は、この固定
金型11に相対して射出成形機の金型固定板14に取り
付けられた可動金型で、成形時固定金型11に加圧当接
せしめられ、成形後図中上方へ移動せしめられる。この
可動金型13の開閉方向を、矢印bで示す。
に基づいて説明する。本例は直方体ゴムを製造する金型
である。図中、11は射出成形機(図示せず)の金型固
定板12に取り付けられた固定金型、13は、この固定
金型11に相対して射出成形機の金型固定板14に取り
付けられた可動金型で、成形時固定金型11に加圧当接
せしめられ、成形後図中上方へ移動せしめられる。この
可動金型13の開閉方向を、矢印bで示す。
【0012】固定金型11の金型分割面15は、可動金
型13の開閉方向bに対し傾斜した複数の面15a,1
5b,..に分割されている。すなわち金型分割面15
は、山部16および谷部17よりなる断面ジグザグ状に
形成され、面15a,15b,..はこの山部16および
谷部17間の傾斜面にて構成される。18a,18
b,..は面15a,15b,..にそれぞれ形成された成
形キャビティである。1つの面15aには、3個のキャ
ビティ18a,18a,18aが形成されている。1
9,19,..は、山部16,16内に埋設されたヒータ
ー、20は、谷部17に連通する細孔で真空ポンプ(図
示せず)に連結され、キャビティ18a,18b,..を
真空吸引する。21は固定金型11の外周を被覆する断
熱材である。
型13の開閉方向bに対し傾斜した複数の面15a,1
5b,..に分割されている。すなわち金型分割面15
は、山部16および谷部17よりなる断面ジグザグ状に
形成され、面15a,15b,..はこの山部16および
谷部17間の傾斜面にて構成される。18a,18
b,..は面15a,15b,..にそれぞれ形成された成
形キャビティである。1つの面15aには、3個のキャ
ビティ18a,18a,18aが形成されている。1
9,19,..は、山部16,16内に埋設されたヒータ
ー、20は、谷部17に連通する細孔で真空ポンプ(図
示せず)に連結され、キャビティ18a,18b,..を
真空吸引する。21は固定金型11の外周を被覆する断
熱材である。
【0013】可動金型13の金型分割面22は、固定金
型11の金型分割面15に一致する形状に形成され、そ
れ故金型11,13の型締時、金型分割面15,22は
密接する。金型開閉方向bに対し傾斜した面22a,2
2b,..に成形キャビティ23a,23b,..が形成さ
れている。固定金型11と同様1つの面22aには3個
のキャビティ23a,23a,23aが形成されてい
る。24,25,26はそれぞれはキャビティ23a,
23b,..にゴムまたは樹脂材料を供給するスプルー、
ランナー、ゲートである。27は山部、28は谷部、2
9,29..は山部29内に埋設されたヒーター、30は
可動金型13の外周を被覆する断熱材である。31は、
加熱軟化した未加硫ゴムをスプルー24より射出注入す
るノズルである。
型11の金型分割面15に一致する形状に形成され、そ
れ故金型11,13の型締時、金型分割面15,22は
密接する。金型開閉方向bに対し傾斜した面22a,2
2b,..に成形キャビティ23a,23b,..が形成さ
れている。固定金型11と同様1つの面22aには3個
のキャビティ23a,23a,23aが形成されてい
る。24,25,26はそれぞれはキャビティ23a,
23b,..にゴムまたは樹脂材料を供給するスプルー、
ランナー、ゲートである。27は山部、28は谷部、2
9,29..は山部29内に埋設されたヒーター、30は
可動金型13の外周を被覆する断熱材である。31は、
加熱軟化した未加硫ゴムをスプルー24より射出注入す
るノズルである。
【0014】上記構成において、成形時2つの金型1
1,13はヒーター19,29にて加硫温度に加熱さ
れ、可動金型13が固定金型11に当接せしめられて型
締めされる。この時同時に細孔20から金型分割面1
5,22およびキャビティ18a,18b,.. 23a,
23b,..の空気が外部へ排出される。真空吸引は、成
形品内に気泡が混入するのを防止する作用をなす。かか
る状態で軟化された未加硫ゴムが、スプルー24、ラン
ナー25、ゲート26を介してキャビティ18a,18
b,.. 23a,23b,..内へ注入される。ゴムが所定
圧力で射出されかつ加硫に必要な所定時間が経過した
後、すなわち成形が終了した後可動金型13は、図中上
方へ移動され金型11,13は型開きされる。しかる後
成形品である直方体ゴム32(図3)が、金型11,1
3から取り出される。作業者が、この直方体ゴム32を
金型11から取り外す際、直方体ゴム32は金型分割面
15aからその一部が突出しているために、その作業は
容易である。
1,13はヒーター19,29にて加硫温度に加熱さ
れ、可動金型13が固定金型11に当接せしめられて型
締めされる。この時同時に細孔20から金型分割面1
5,22およびキャビティ18a,18b,.. 23a,
23b,..の空気が外部へ排出される。真空吸引は、成
形品内に気泡が混入するのを防止する作用をなす。かか
る状態で軟化された未加硫ゴムが、スプルー24、ラン
ナー25、ゲート26を介してキャビティ18a,18
b,.. 23a,23b,..内へ注入される。ゴムが所定
圧力で射出されかつ加硫に必要な所定時間が経過した
後、すなわち成形が終了した後可動金型13は、図中上
方へ移動され金型11,13は型開きされる。しかる後
成形品である直方体ゴム32(図3)が、金型11,1
3から取り出される。作業者が、この直方体ゴム32を
金型11から取り外す際、直方体ゴム32は金型分割面
15aからその一部が突出しているために、その作業は
容易である。
【0015】また上記金型は、その形状が従来のものよ
り、金型開閉方向に長くなり従って金型外側面積ご増大
する。この金型外側を断熱材で覆うことにより。断熱効
果が増し、この点からも加熱効率を向上させることがで
きる。
り、金型開閉方向に長くなり従って金型外側面積ご増大
する。この金型外側を断熱材で覆うことにより。断熱効
果が増し、この点からも加熱効率を向上させることがで
きる。
【0016】図4に示すように、面15aの傾斜角θ
は、成形される直方体ゴム32の高さhに対応して設定
される。すなわち高さhが大きいものは、角度θを小さ
く、高さhが小さいものは、角度θを大きく設定すれば
よい。
は、成形される直方体ゴム32の高さhに対応して設定
される。すなわち高さhが大きいものは、角度θを小さ
く、高さhが小さいものは、角度θを大きく設定すれば
よい。
【0017】図5ないし図7は、本発明第2の実施例を
示し、径の異なる複数のゴム製Oリング33を製造する
ための金型構造を示す。図中、34は固定金型、35は
可動金型、36は、固定金型34の金型分割面37に形
成された円錐体でその表面が金型分割面37の一部をな
す。38は、この円錐体36に一致して可動金型35に
形成された円錐形の凹部、39a,39b,39cは、
円錐体表面に形成された成形キャビティ、40は、固定
金型34に設けられた真空吸引のための細孔、41a,
41b,41cは、各キャビティ39a,39b,39
cに樹脂またはゴムを注入するゲートである。51は、
ヒーターである。上記円錐体36は、固定金型34に複
数形成することができる。
示し、径の異なる複数のゴム製Oリング33を製造する
ための金型構造を示す。図中、34は固定金型、35は
可動金型、36は、固定金型34の金型分割面37に形
成された円錐体でその表面が金型分割面37の一部をな
す。38は、この円錐体36に一致して可動金型35に
形成された円錐形の凹部、39a,39b,39cは、
円錐体表面に形成された成形キャビティ、40は、固定
金型34に設けられた真空吸引のための細孔、41a,
41b,41cは、各キャビティ39a,39b,39
cに樹脂またはゴムを注入するゲートである。51は、
ヒーターである。上記円錐体36は、固定金型34に複
数形成することができる。
【0018】図8に示すように、上記実施例にかかる金
型で製造されたOリング33の金型分割線は、破線cで
示すごとく水平方向に対し傾斜した線となる。これに対
し従来の金型で製造した分割線は、破線dで示すごとく
水平方向に一致した線となり、この分割線c,dに対応
する部分には、線あるいはバリと呼ばれるゴム小片が現
れ、これが接触面に一致すると、滑らかな接触が得られ
ず、またこの部分から亀裂を生じ易くなるという問題が
ある。それ故従来例のごとく接触面e,fに一致する分
割線dを有するOリングは、構造上問題があり、本例の
ごとく分割線cが、接触面e,fに重ならないことが、
Oリングの特性上重要なのである。なお上記構造の金型
は型開き時成形品にあたるため、この金型で成形される
製品は、弾力性を有するゴムまたはエラストマーに限ら
れる。
型で製造されたOリング33の金型分割線は、破線cで
示すごとく水平方向に対し傾斜した線となる。これに対
し従来の金型で製造した分割線は、破線dで示すごとく
水平方向に一致した線となり、この分割線c,dに対応
する部分には、線あるいはバリと呼ばれるゴム小片が現
れ、これが接触面に一致すると、滑らかな接触が得られ
ず、またこの部分から亀裂を生じ易くなるという問題が
ある。それ故従来例のごとく接触面e,fに一致する分
割線dを有するOリングは、構造上問題があり、本例の
ごとく分割線cが、接触面e,fに重ならないことが、
Oリングの特性上重要なのである。なお上記構造の金型
は型開き時成形品にあたるため、この金型で成形される
製品は、弾力性を有するゴムまたはエラストマーに限ら
れる。
【0019】図9ないし図11は、本発明第3の実施例
を示し、4角形のゴムパッキン42を製造するための金
型構造を示す。43は固定金型、44は可動金型、45
は固定金型43の金型分割面46に形成された4角形角
錐体でその表面が金型分割面46の一部をなす。47
は、この角錐体45に一致して可動金型44に形成され
た角錐形の凹部、48a,48bは、角錐体表面に形成
された成形キャビティ、49は、固定金型43に設けら
れた真空吸引のための細孔、50a,50bは、各キャ
ビティ48a,48bに樹脂またはゴムを注入するゲー
ト、52はヒーターである。角錐体45は、固定金型4
3に複数形成することができる。
を示し、4角形のゴムパッキン42を製造するための金
型構造を示す。43は固定金型、44は可動金型、45
は固定金型43の金型分割面46に形成された4角形角
錐体でその表面が金型分割面46の一部をなす。47
は、この角錐体45に一致して可動金型44に形成され
た角錐形の凹部、48a,48bは、角錐体表面に形成
された成形キャビティ、49は、固定金型43に設けら
れた真空吸引のための細孔、50a,50bは、各キャ
ビティ48a,48bに樹脂またはゴムを注入するゲー
ト、52はヒーターである。角錐体45は、固定金型4
3に複数形成することができる。
【0020】図12に示すように、上記実施例にかかる
金型で製造されたパッキン42の金型分割線は、破線g
で示すごとくパッキン断面の対角線に一致する。これに
対し従来の金型で製造した分割線は、破線hで示すごと
く水平方向に一致した線となり、この分割線g,hに対
応する部分には、線あるいはバリと呼ばれるゴム小片が
現れ、これが他の部品との接触面に一致すると、滑らか
な接触が得られず、またこの部分から亀裂を生じ易くな
るという問題がある。それ故従来例のごとく内面および
外面に線またはバリが現れるパッキンは、構造上問題が
あり、本例のごとく分割線gが、パッキン内外面に現れ
ないことが、パッキンの特性上重要なのである。
金型で製造されたパッキン42の金型分割線は、破線g
で示すごとくパッキン断面の対角線に一致する。これに
対し従来の金型で製造した分割線は、破線hで示すごと
く水平方向に一致した線となり、この分割線g,hに対
応する部分には、線あるいはバリと呼ばれるゴム小片が
現れ、これが他の部品との接触面に一致すると、滑らか
な接触が得られず、またこの部分から亀裂を生じ易くな
るという問題がある。それ故従来例のごとく内面および
外面に線またはバリが現れるパッキンは、構造上問題が
あり、本例のごとく分割線gが、パッキン内外面に現れ
ないことが、パッキンの特性上重要なのである。
【0021】上記実施例では、ゴム材料の射出成形につ
き説明したが、樹脂材料の射出成形にも適用できること
はいうまでもない。また上記第3の実施例においては、
4角錐を使用した場合につき説明したが、用途に応じて
種々の多角錐が使用できる。
き説明したが、樹脂材料の射出成形にも適用できること
はいうまでもない。また上記第3の実施例においては、
4角錐を使用した場合につき説明したが、用途に応じて
種々の多角錐が使用できる。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、金型分割
面が金型の開閉方向に対し傾斜した面に形成され、この
傾斜面に成形キャビティが形成されるから、金型分割面
の面積を増大することができ、従って成形品の取り数を
増やすことができる。この成形品の取り数の増加は、同
一断面積をもつ従来の金型に比較して、1.5〜2倍が
可能である。
面が金型の開閉方向に対し傾斜した面に形成され、この
傾斜面に成形キャビティが形成されるから、金型分割面
の面積を増大することができ、従って成形品の取り数を
増やすことができる。この成形品の取り数の増加は、同
一断面積をもつ従来の金型に比較して、1.5〜2倍が
可能である。
【0023】また本発明によれば、金型分割面を山部お
よび谷部よりなる断面ジグザグ状とした場合、山部の頂
上にゲートを位置させることができるから、スプルーを
短くすることが可能となり、その結果スプルーに残るゴ
ムまたは樹脂材料を少量で済ますことができる。
よび谷部よりなる断面ジグザグ状とした場合、山部の頂
上にゲートを位置させることができるから、スプルーを
短くすることが可能となり、その結果スプルーに残るゴ
ムまたは樹脂材料を少量で済ますことができる。
【0024】また本発明によれば、山部内にヒーターが
埋設され2つの傾斜面が加熱されるから、金型の加熱効
率を上げることができる。すなわち従来は平面状の金型
分割面の金型内部にヒーターが埋め込まれていたのであ
るが、かかる構造では1つの金型分割面のみしか加熱で
きず、加熱効率が悪かったのである。発明者の実験によ
れば、約15%の加熱効率の向上が確認された。
埋設され2つの傾斜面が加熱されるから、金型の加熱効
率を上げることができる。すなわち従来は平面状の金型
分割面の金型内部にヒーターが埋め込まれていたのであ
るが、かかる構造では1つの金型分割面のみしか加熱で
きず、加熱効率が悪かったのである。発明者の実験によ
れば、約15%の加熱効率の向上が確認された。
【0025】さらに本発明によれば、谷部の底に真空吸
引用の細孔が設けられるから、従来金型分割面のキャビ
ティ周囲に設けられていた細溝に比べて、細孔の長さを
短くかつ吸引効率をが向上させることが可能となる。
引用の細孔が設けられるから、従来金型分割面のキャビ
ティ周囲に設けられていた細溝に比べて、細孔の長さを
短くかつ吸引効率をが向上させることが可能となる。
【0026】さらに本発明によれば、Oリングまたは矩
形パッキンを成形するに際し、その分割線をOリングま
たは矩形パッキンの他の部品と接触しない面に位置させ
ることが可能となり、Oリングまたは矩形パッキンの耐
久性を向上させることができる。
形パッキンを成形するに際し、その分割線をOリングま
たは矩形パッキンの他の部品と接触しない面に位置させ
ることが可能となり、Oリングまたは矩形パッキンの耐
久性を向上させることができる。
【図1】本発明第1の実施例を説明するための断面図で
ある。
ある。
【図2】同実施例における固定金型の金型分割面の一部
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図3】同実施例における成形品を示す斜視図である。
【図4】同実施例の要部を示す断面図である。
【図5】本発明第2の実施例を説明するための断面図で
ある。
ある。
【図6】同実施例における固定金型の金型分割面の一部
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図7】同実施例における成形品を示す斜視図である。
【図8】同実施例における成形品を示す断面図である。
【図9】本発明第3の実施例を説明するための断面図で
ある。
ある。
【図10】同実施例における固定金型の金型分割面の一
部を示す斜視図である。
部を示す斜視図である。
【図11】同実施例における成形品を示す斜視図であ
る。
る。
【図12】同実施例における成形品を示す断面図であ
る。
る。
【図13】従来例を説明するための断面図である。
【図14】同従来例における固定金型の断面斜視図であ
る。
る。
11,34,43………固定金型 12,14………金型取付板 13,35,44………可動金型 15,22,37,46………金型分割面 16,27………山部 17,28………谷部 18a,18b..23a,23b..39a,39b..4
8a,48b..………キャビティ 19,29………ヒーター 20,40,49………細孔 21,30………断熱材 31………ノズル 33………Oリング 36………円錐体 38………凹部 42………ゴムパッキン 45………角錐体
8a,48b..………キャビティ 19,29………ヒーター 20,40,49………細孔 21,30………断熱材 31………ノズル 33………Oリング 36………円錐体 38………凹部 42………ゴムパッキン 45………角錐体
Claims (6)
- 【請求項1】 成形キャビティが形成された金型分割面
を有する一対の金型において、上記金型分割面が上記金
型の開閉方向に対し傾斜した面に形成され、該傾斜面に
成形キャビティが設けられてなることを特徴とする金型
構造 - 【請求項2】 上記金型分割面が山部及び谷部よりなる
断面ジグザグ状であって、上記傾斜面が上記山部及び谷
部間の傾斜面にて形成されるとともに該傾斜面に上記成
形キャビティが設けられてなることを特徴とする請求項
1記載の金型構造 - 【請求項3】 上記山部の内部にヒーターが埋設された
なることを特徴とする請求項1または2記載の金型構造 - 【請求項4】 上記谷部の底部に真空吸引のための細孔
が位置せしめられてなることを特徴とする請求項1また
は2記載の金型構造 - 【請求項5】 上記金型分割面が円錐体表面形状に形成
され、上記成形キャビティが上記円錐体表面に形成され
てなることを特徴とする請求項1記載の金型構造 - 【請求項6】 上記金型分割面が角錐体表面形状に形成
され、上記成形キャビティが上記角錐体表面に形成され
てなることを特徴とする請求項1記載の金型構造
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9972295A JPH08267517A (ja) | 1995-03-30 | 1995-03-30 | 金型構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9972295A JPH08267517A (ja) | 1995-03-30 | 1995-03-30 | 金型構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08267517A true JPH08267517A (ja) | 1996-10-15 |
Family
ID=14254975
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9972295A Pending JPH08267517A (ja) | 1995-03-30 | 1995-03-30 | 金型構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08267517A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20020030689A (ko) * | 2000-10-19 | 2002-04-25 | 김완수 | 오링의 제조금형 및 오링 |
| JP2016040081A (ja) * | 2014-08-12 | 2016-03-24 | 株式会社阪上製作所 | ゴムパッキンの成形・加硫用電磁誘導加熱式金型装置 |
| WO2016051778A1 (ja) * | 2014-09-30 | 2016-04-07 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 射出成形用金型 |
| FR3153275A1 (fr) * | 2023-09-22 | 2025-03-28 | Psa Automobiles Sa | Dispositif de moulage par injection et méthode d’ajustement du dispositif. |
-
1995
- 1995-03-30 JP JP9972295A patent/JPH08267517A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20020030689A (ko) * | 2000-10-19 | 2002-04-25 | 김완수 | 오링의 제조금형 및 오링 |
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| WO2016051778A1 (ja) * | 2014-09-30 | 2016-04-07 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 射出成形用金型 |
| US10538021B2 (en) | 2014-09-30 | 2020-01-21 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Injection mold |
| FR3153275A1 (fr) * | 2023-09-22 | 2025-03-28 | Psa Automobiles Sa | Dispositif de moulage par injection et méthode d’ajustement du dispositif. |
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