JPH08267696A - エンボス同調化粧シ−ト - Google Patents
エンボス同調化粧シ−トInfo
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Abstract
目導管エンボスを有する意匠性に優れ、ラッピング加工
およびVカット加工に適し、しかも廃材の処理手段とし
て焼却処理を利用する際に塩素化合物等の有毒ガスの発
生のない紙質系エンボス同調化粧シートを安価に提供す
ることにある。 【構成】 2枚の薄葉紙を熱可塑性合成樹脂の押出しコ
ート層を介して接着してなるエンボス加工時の温度にお
いて伸度が2パーセント以下の寸法安定性に優れた紙質
系基材の上面に、隠蔽ベタ印刷層、木目柄印刷層、トッ
プコート層を順に設け、更にエンボス加工により前記木
目柄印刷層に同調した木目導管エンボスが形成された紙
質系エンボス同調化粧シート。
Description
ンボス凹部が形成された意匠効果の優れた紙質系化粧シ
ートに関する。
その他の物品の表面装飾に用いられる木目模様表面を有
する化粧シートとしては、(1) 薄葉紙に通常の方法で印
刷を施し、表面保護のためにウレタン系樹脂コートを施
した後、意匠的に艶消しの導管印刷を形成して視覚効果
による凹凸感を現出した化粧シート。(2) ポリ塩化ビニ
ルに通常の方法で印刷を施した後、透明性のあるポリ塩
化ビニルフイルムを積層し、更に立体感を現出するため
に、上記透明性のあるポリ塩化ビニルフイルムにエンボ
スを施し、更にエンボスの凹部にインキを充填して、例
えば木目導管模様等を表現してなる化粧シートが知られ
ている。
いては、絵柄印刷は鮮明で美麗に出来るものの、シート
基材に厚みがなく、強度が不十分であるためにエンボス
が入れられないという欠点があり、(2) の化粧シートに
おいては、ポリ塩化ビニルフイルムを用いているため、
その賦形工程等における加工熱の影響を受けて基材フイ
ルムおよび透明フイルムが伸縮するため、絵柄印刷層と
エンボス絵柄との間に位置ずれが生じ、これによって、
両絵柄が正確にマッチングした化粧シートを得ることが
極めて困難であった。
シートとしては、特願平5−115253に記載されて
いるように、寸法安定性の良い延伸ポリエステルフイル
ムにエンボスピッチより小さい絵柄印刷ピッチで絵柄印
刷層が設けられた転写シートを使用し、該転写シートを
多少引っ張りながら該転写シートの該印刷層の設けられ
ている面に透明な塩化ビニルフイルムを重ね合わせ、エ
ンボスロールと加圧ロール間で加圧することにより、連
続的に前記透明な塩化ビニルフイルムの一方の面に絵柄
印刷層を転写するのと同時に透明な塩化ビニルフイルム
の他方の面に絵柄印刷層と同調したエンボスを設ける化
粧シートの製造方法は知られている。
伸ポリエステルフイルムにエンボスピッチより小さい絵
柄印刷ピッチで絵柄印刷層が設けられた転写シートを使
用して、印刷絵柄に同調したエンボスを設ける化粧シー
トの製造方法においては、寸法安定性の良い延伸ポリエ
ステルフイルムを多少引っ張りながら、該寸法安定性の
良い延伸ポリエステルフイルムにかかるテンションを調
整することにより、絵柄印刷層とエンボスを同調させる
ので見当のズレ測定が困難であり、また流れ方向、巾方
向の両方向の調整が困難である等問題が多かった。
に鑑みてなされたものであって、その目的とするところ
は、表面に設けられた木目柄印刷層と同調した木目導管
エンボスを有する意匠性に優れ、ラッピング加工および
Vカット加工に適し、しかも廃材の処理手段として焼却
処理を利用する際に塩素化合物等の有毒ガスの発生のな
い紙質系化粧シートを安価に提供することにある。
に、本発明のエンボス同調化粧シートは、2枚の薄葉紙
を熱可塑性合成樹脂の押出しコート層を介して接着して
なる紙質系基材上に隠蔽ベタ印刷層、木目柄印刷層、ト
ップコート層を順次積層し、更に前記トップコート層の
表面に木目導管エンボスが施された化粧シートにおい
て、前記紙質系基材がエンボス加工時の温度において伸
度が2%以下の寸法安定性に優れた構成からなることを
特徴とするものである。
ート層がポリオレフィン系樹脂からなり、該ポリオレフ
ィン系樹脂層の厚みが30〜60μであることを特徴と
することが好ましいものである。
スピッチより小さい絵柄印刷ピッチで設けられた紙質系
印刷シートを使用し、エンボスロールと加圧ロール間で
加圧することにより連続的に前記紙質系印刷シートのト
ップコート層面に前記木目柄印刷層に同調したエンボス
を施した構成からなることを特徴とすることがより好ま
しいものである。
押出しコート層を介して接着した構成からなる、エンボ
ス加工時の温度において伸度が2%以下の寸法安定性に
優れた紙質系基材上に隠蔽ベタ印刷層、木目柄印刷層、
トップコート層を順次積層し、更に前記トップコート層
の表面に木目導管エンボスが設けられているため、前記
木目柄印刷層と木目導管エンボスを同調させることが出
来る。さらに前記木目柄印刷層の絵柄印刷ピッチをエン
ボスピッチよりわずかに小さくなるように紙質系印刷シ
ートを製造しておき、エンボスを行うに際して、一定の
テンションのもとで加湿して、前記紙質系印刷シートの
含水率を変化させ、引き伸ばすことにより紙質系印刷シ
ートに設けられた木目柄印刷層の絵柄印刷ピッチがエン
ボスピッチと同じになるように印刷シートの伸び率を調
整することができ、紙質系基材に印刷された木目柄印刷
層に同調したエンボスを備えた意匠性に優れた化粧シー
トが得られる。
る。図1は本発明のエンボス同調化粧シートの積層構成
を示す断面図、図2は本発明のエンボス同調化粧シート
の他の積層構成を示す断面図、図3は本発明のエンボス
同調化粧シートを製造する装置の概略図であり、1はエ
ンボス同調化粧シート、2は紙質系基材、21は薄葉
紙、22は熱可塑性合成樹脂層、3は印刷層、31は隠
蔽ベタ印刷層、32は木目柄印刷層、4はトップコート
層、5は印刷シート、6はエンボス凹部、7は着色イン
キ層、8は艶調整層、11は印刷シート給紙部、12は
加湿装置、13は加熱ロール、14はエンボスロール、
15は加圧ロール、16は冷却ロール、17はピッチマ
ーク検出装置、18は化粧シート巻取り部をそれぞれ表
している。
調化粧シート1の構成としては、図1に示すように、2
枚の薄葉紙21を熱可塑性合成樹脂の押出しコート層2
2を介して接着された紙質系基材2の上面に隠蔽ベタ印
刷層31、木目柄印刷層32の印刷層3、トップコート
層4を順に設け更にエンボス加工によるエンボス凹部6
が形成された構成からなる。本発明のエンボス同調化粧
シート1の特徴は、2枚の薄葉紙21を厚み30〜60
μmのポリオレフィン系樹脂の押出しコート層22を介
して接着してなる、エンボス加工時の温度において伸度
が2%以下の寸法安定性に優れた紙質系基材2の表面に
隠蔽ベタ印刷層31、木目柄印刷層32、トップコート
層4を設け、さらに表面にエンボス加工による木目導管
の凹凸形状を前記木目柄印刷層32に同調させて形成し
た点にある。
質系基材2としては、ロールエンボス加工機の加工温度
レベルでは熱伸縮が殆ど発生することなく寸法安定性に
優れており、エンボス賦形性のよいロール状シートが望
ましい。またこの時の伸度が2%以下であることが好ま
しく、伸度がこれよりも大きいとエンボス加工時に基材
シートが延伸され基材シートに設けられておる木目絵柄
層の印刷ピッチが木目導管エンボスピッチより大きくな
り、木目絵柄印刷層と木目導管エンボスを同調させるこ
とが難しくなる。
ては、秤量20〜40g/m2 の建材用プリント用紙、
純白紙、あるいは合成樹脂を混抄させて層間強度を強化
させた薄葉紙(いわゆる強化プリント紙)等が使用さ
れ、25〜35g/m2 の厚さのものが好適であり、ラ
ミネートするもう一枚の薄葉紙とは、もちろん同種でも
異種でもよい。
を接着するための熱可塑性合成樹脂の押出しコート層2
2としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン
−酢酸ビニル共重合体等のポリオレフィン系樹脂が適す
る。ポリオレフィン系樹脂を使用して押出しラミネーシ
ョンにより積層する方法が紙質系基材2に強さと柔軟性
と厚さを付与することが出来るので好ましい。該ポリオ
レフィン系樹脂層の厚みとしては、エンボス加工性、木
材等の基板へのラッピング加工性、また木材等の基板に
積層した後のVカット加工性等を鑑みて30〜60μm
であることが好ましい。即ち、30μm未満の場合、柔
軟性、緩衝性が不足して、エンボスが入り難く、又、V
カット、ラッピング等の曲面加工性が得られ無くなる。
60μmを超えるとコストが高くなり、又エンボス加工
時の耐熱性に劣る。従ってポリオレフィン系樹脂層の厚
みとしては、40〜50μmが最も好ましいものであ
る。
ベタ刷りの隠蔽ベタ印刷層31と例えば、オーク、チー
ク、ウォルナット、ローズウッド等の木目柄を表現する
木目柄印刷層32が付されており、その任意の模様を設
けるインキのベヒクルとしては公知のものが使用でき、
例えばアクリル系、塩化ビニル系、塩化ビニル−酢酸ビ
ニル共重合体、塩素化ポリオレフィン、ニトロセルロー
ス、ウレタン等の樹脂系からなる単体又は複数の混合体
に必要に応じて、顔料、染料等の着色剤、体質顔料、溶
剤等を適宜混合したものを用いることができる。なかで
もニトロセルロース・アルキッド系インキが密着性に優
れ好ましいものである。
ート1の表面の保護の役割と光沢度を調整するために設
けるものである。用いられる樹脂ビヒクルとしては、汚
染性、溶剤性、耐擦傷性等の表面物性に優れた被膜を形
成する事が望ましく、該樹脂系としては、ウレタン樹
脂、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、メラミン樹脂等の熱
硬化性樹脂が好ましく用いられる。トップコート層4の
厚さは5〜20μmの範囲で用途に応じて設定する。ト
ップコート層4の光沢度は上記の樹脂に炭酸カルシウ
ム、炭酸マグネシウム、タルク、硫酸バリウム、カオリ
ン、シリカ、酸化チタン等の無機質充填材を適量添加し
て調整することが出来る。
1の表面に材質感を付与するものであり、通常、エンボ
スと言うと比較的大きな凹凸を意味するが、極く微細な
凹凸により化粧シート1表面の艶を形成することも可能
である。エンボス凹部6は木目模様に適合するには木目
の導管溝を表現したもの、塗装板の艶状態を再現したも
の、及びそれらを共存させたものが通常であるが、更に
木の繊維感を表現する意味では木目の繊維方向に沿った
ヘアーライン状のものを用いると木の材質感の表現がよ
り向上する。勿論ヘアーライン状のエンボスとその他の
導管溝などのエンボスが共存してもよい。
は図3に示す装置を使用して行う。印刷シート5は印刷
シート給紙部11から出て加湿装置12及び加熱ドラム
13を通りエンボス部に送られる。紙質系印刷シート5
の印刷層3面にエンボスロール14が接するようにし
て、加圧ロール15とエンボスロール14間を通すこと
により紙質系印刷シート5の印刷面にエンボスが施され
る。紙質系印刷シート5にエンボス凹部6が施された後
冷却ロール16で冷却され、ピッチマーク検出装置17
を経て化粧シート巻取り部18に巻き取られる。
の塩化ビニル用のエンボス機で加工が出来、加熱温度は
塩化ビニルより低い温度で充分に賦形される。用いられ
るエンボス版としては、版深が60〜80μm相当が望
ましい。またエンボス賦形した木目の導管溝の形状は、
従来の塩化ビニル等の熱可塑性樹脂フイルムの場合エン
ボスエッジがシャープに形成されるが、本発明の表面に
紙層を有し内部にポリオレフィン系の樹脂層からなる基
材の場合、エンボスエッジが丸味に形成され、より意匠
性の優れたものとなる。
同調させるためには、印刷シート5の絵柄印刷ピッチを
エンボス柄ピッチより小さく印刷しておき、エンボス時
に印刷シート5に一定のテンションを掛けて引き伸ば
し、絵柄印刷ピッチをエンボス柄ピッチに合わした状態
でエンボスを行うことにより、木目柄印刷層32と同調
したエンボスが可能になる。木目柄印刷層32における
絵柄印刷ピッチはエンボス柄ピッチより0〜0.5%の
範囲内で小さい絵柄印刷ピッチに設定するのがよい。絵
柄印刷巾とエンボス柄巾の関係についても、印刷シート
にテンションを掛けて引き伸ばした場合、当然絵柄印刷
巾は縮むことになるので、木目柄印刷層32の巾はエン
ボス柄巾より大きく設定しておく必要がある。木目柄印
刷層32の巾はエンボス柄巾より0〜0.2%の範囲内
で大きく設定するのがよい。印刷シート5に設ける木目
柄印刷層32の絵柄印刷ピッチ及び絵柄印刷巾は印刷シ
ート基材の種類及び厚さエンボス条件によりその数値を
適当に設定することが必要である。
は、印刷された木目柄印刷層32の絵柄印刷ピッチマー
クとエンボスされたエンボス柄ピッチマークの相対的な
位置を、ピッチマーク検出装置17にて検知し、上記両
者のピッチマークの相対的な位置ずれが生じたときに
は、そのデータを加湿制御装置12に伝え、紙質系印刷
シート5の含水率を調整して絵柄印刷ピッチマークとエ
ンボス柄ピッチマークの両者の相対位置のずれをなくし
両マークが所定位置にくるように紙質系印刷シート5を
伸ばすことにより木目柄印刷層32とエンボス凹部6を
完全に同調させることができる。
1’のその他の実施例を示すもので、図1に示すエンボ
ス同調化粧シート1のエンボス凹部6に更に着色インキ
7、艶調整層8を設けてなる構成を有し、化粧シート1
の意匠性を高めたものである。エンボス凹部6に充填さ
れる着色インキ7としては、ウレタン系樹脂、アクリル
系樹脂、ポリエステル系樹脂等の合成樹脂類をビヒクル
の構成材料とし、ビヒクル中に着色顔料、体質顔料、可
塑剤等を添加してなるインキが用いられる。使用される
ビヒクルとしては、ポリエステルウレタン系2液硬化型
インキが好ましく用いられ、ワイピング法としては、ド
クターブレード法、ロールコート法等従来から使用され
ているワイピング法のいずれによっても良い。
は着色透明であっても、更に艶消しの透明であってもよ
く、化粧シート表面の光沢度を調整するために設けるも
のであるが、表面保護の役割もある。艶調整層8は透明
性の公知の熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂及び電離放射線
硬化性樹脂等により形成することができるが、電離放射
線硬化性樹脂は高価であり、熱可塑性樹脂は物性的に問
題があるので、表面物性、価格を考慮してウレタン系樹
脂等の2液硬化性樹脂が好ましく用いられる。艶調整層
7を形成する塗料には、適量の艶消剤を分散させて所望
の光沢度を与えるが、艶消剤としては、炭酸カルシウ
ム、炭酸マグネシウム、タルク、硫酸バリウム、カオリ
ン、シリカ、シラスバルーン等が用いられる。上記塗料
の塗布方法としては、グラビアコート、ロールコート、
エアナイフコート等の方式が用いられ、艶調整層8の厚
みは5〜10μmに形成するのが好ましい。
用のポリ酢酸ビニル系エマルジョンタイプの接着剤を使
用して強固に接着積層することができ、完成した化粧板
は、耐摩耗性、耐薬品性、耐侯性等の物性に優れるの
で、家具、キャビネット又は建材内装材の表面材の用途
に使用できると共に、合板にVカット溝を形成して折り
曲げ加工する用途、および異形木材、異形成形品等のラ
ッピング用途にも使用できる。
μmの厚さにポリエチレンフイルムを押出しコーティン
グし、同時にもう一枚の薄葉紙、秤量30g/m2 の紙
間強化紙をラミネートし、チルロールで冷却して薄葉紙
2層の印刷用原紙を調製した。次いで、この印刷用原紙
の表面に通常のグラビア印刷機でニトロセルロース−ア
ルキッド系インキにより隠蔽ベタ印刷層と絵柄ピッチが
エンボス版ピッチよりも0.3%小さく又巾方向は絵柄
巾がエンボス巾より0.2%大きい寸法に印刷を行い、
さらにその上にポリエステル系ウレタンインキからなる
トップコート層を5μmの厚さに設け紙質系基材の化粧
シートを得た。トップコート層を施した後、温度150
℃、線圧1t、速度30m/分の条件で木目絵柄印刷層
に同調した木目導管柄エンボスを施した。なお、エンボ
ス版としては版深60μmの導管模様を写し取った版が
用いられ、40μm程度の表面に凹凸模様を有する紙質
系基材のエンボス同調化粧シートを作製した。
紙質系基材の表面に、2液硬化型ウレタン着色インキを
ロールコート法によって塗工したあと、ドクターブレー
ドで凹部以外の部分に付着している着色インキを除去
し、紙質系基材の表面に形成されている凹部内に着色イ
ンキを充填、固化させた。更にこの表面に艶調整用塗料
を版深60μmのグラビアコート機にてコートする事に
よって、木目絵柄印刷層と同調した木目導管柄エンボス
が施された天然木目に近い、高意匠、高加工性を有する
紙質系基材のエンボス同調化粧シートを得た。
同調化粧シートは、原反に2枚の薄葉紙を熱可塑性合成
樹脂の押出しコート層を介して接着してなる、エンボス
加工時の温度ににおいて伸度が2%以下の寸法安定性に
優れた紙質系基材上に隠蔽ベタ印刷層、木目柄印刷層、
トップコート層を順次積層し、更に前記トップコート層
の表面に木目導管エンボスが設けられているため、前記
木目柄印刷層と木目導管エンボスを同調させることが出
来る。さらに前記木目柄印刷層の絵柄印刷ピッチをエン
ボス柄ピッチよりわずかに小さくなるように紙質系印刷
シートを製造しておき、エンボスを行うに際して、一定
のテンションのもとで加湿して、前記紙質系印刷シート
の含水率を変化させ、引き伸ばすことにより紙質系印刷
シートに設けられた木目柄印刷層の絵柄印刷ピッチがエ
ンボスピッチと同じになるように印刷シートの伸び率を
調整することができ、紙質系基材に印刷された木目柄印
刷層に同調したエンボスを備えた、天然木目に近い意匠
性の優れた化粧シートが得られる。
は、基材に厚みと緩衝性を有する構成とするため、後加
工性においてもVカット、ラッピング加工等の曲面加工
性に極めて優れた化粧シートを得ることが出来る。
は、塩化ビニルを一切使用してないことから焼却等の廃
棄処理時に発生するガスも有毒な塩素化合物を含有して
ないために、焼却炉を傷めたり、環境を汚染する等の問
題もなくなり、廃材の処理手段として焼却手段を利用す
ることが出来るため利用価値において優れた効果を奏す
る。
な製造設備、製造条件でエンボス化粧シートが得られる
ために、新規設備の増設、設備の改造等の無駄な設備投
資の必要もなく、化粧シートの基材も紙質系の薄葉紙か
らなり、印刷層、トップコート層をグラビア印刷機によ
ってインラインで設けることが出来るため、生産性に優
れ、安価に提供することが出来る。
示す断面図である。
成を示す断面図である。
置の概略図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 2枚の薄葉紙を熱可塑性合成樹脂の押出
しコート層を介して接着してなる紙質系基材上に隠蔽ベ
タ印刷層、木目柄印刷層、トップコート層を順次積層
し、更に前記トップコート層の表面に木目導管エンボス
が施された化粧シートにおいて、前記紙質系基材がエン
ボス加工時の温度において伸度が2%以下の寸法安定性
に優れた構成からなることを特徴とするエンボス同調化
粧シート。 - 【請求項2】 前記熱可塑性合成樹脂の押出しコート層
がポリオレフィン系樹脂からなり、該ポリオレフィン系
樹脂層の厚みが30〜60μであることを特徴とする請
求項1記載のエンボス同調化粧シート。 - 【請求項3】 前記木目柄印刷層が木目導管エンボスピ
ッチより小さい絵柄印刷ピッチで設けられた紙質系印刷
シートを使用し、エンボスロールと加圧ロール間で加圧
することにより連続的に前記紙質系印刷シートのトップ
コート層面に前記木目柄印刷層に同調したエンボスを施
した構成からなることを特徴とする請求項1〜2記載の
エンボス同調化粧シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09759595A JP4043534B2 (ja) | 1995-03-31 | 1995-03-31 | エンボス同調化粧シ−トの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09759595A JP4043534B2 (ja) | 1995-03-31 | 1995-03-31 | エンボス同調化粧シ−トの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08267696A true JPH08267696A (ja) | 1996-10-15 |
| JP4043534B2 JP4043534B2 (ja) | 2008-02-06 |
Family
ID=14196597
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP09759595A Expired - Lifetime JP4043534B2 (ja) | 1995-03-31 | 1995-03-31 | エンボス同調化粧シ−トの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4043534B2 (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP2011083908A (ja) * | 2009-10-13 | 2011-04-28 | C I Kasei Co Ltd | 同調エンボスシートの製造方法及び同調エンボスシート |
| JP2019217740A (ja) * | 2018-06-22 | 2019-12-26 | 凸版印刷株式会社 | 化粧シート及びその製造方法、並びに化粧板 |
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| JP2022057604A (ja) * | 2020-09-30 | 2022-04-11 | 大日本印刷株式会社 | 化粧シートの製造方法及び化粧シートの製造装置 |
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1995
- 1995-03-31 JP JP09759595A patent/JP4043534B2/ja not_active Expired - Lifetime
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|---|---|
| JP4043534B2 (ja) | 2008-02-06 |
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