JPH08268144A - タンクローリ - Google Patents

タンクローリ

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JPH08268144A
JPH08268144A JP7094317A JP9431795A JPH08268144A JP H08268144 A JPH08268144 A JP H08268144A JP 7094317 A JP7094317 A JP 7094317A JP 9431795 A JP9431795 A JP 9431795A JP H08268144 A JPH08268144 A JP H08268144A
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JP
Japan
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tank
bottom valve
valve
detection
opening
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JP7094317A
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Inventor
Kazunori Nakagami
一了 中神
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Showa Aircraft Industry Co Ltd
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Showa Aircraft Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 第1に、荷卸し時において作業員の注意力が
喚起され、もって混油事故,混液事故が防止され、第2
に、しかもこれは簡単な構成により実現され、信頼性・
安定性・確実性が向上すると共にコスト面に優れ、その
操作も簡単容易な、タンクローリを提案する。 【構成】 このタンクローリは、タンク1内が複数のタ
ンク室2に区画されると共に、タンク室2それぞれ底弁
が設けられ、各タンク室2からの荷卸しが、各底弁,吐
出配管,吐出弁等を介して行われる。そして、各タンク
室2毎に積載される液種を指定すべく操作される液種設
定手段11と、各タンク室2毎に付設されその底弁の開
を検出する検出手段12と、検出手段12にて底弁の開
が検出された荷卸し対象のタンク室2について、液種設
定手段11にて指定されていた液種名等を告知する音声
告知手段13と、を有してなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はタンクローリに関する。
すなわち、複数のタンク室に区画されたタンクに、レギ
ュラーガソリン,ハイオクガソリン,軽油,灯油,その
他の油等を積載して運搬し、目的地の例えばガソリンス
タンドに荷卸しする、タンクローリに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】タンクローリでは、一般にタンク内が複
数のタンク室に区画されると共に、各タンク室毎に異な
った種類の液体、例えばレギュラーガソリン,ハイオク
ガソリン,軽油,灯油,その他の油等が、積載,運搬さ
れることが多い。そして、タンクローリからの荷卸し
は、荷卸しされる液体が積載されたタンク室と、ガソリ
ンスタンド等の地上施設側の荷受けタンクとを、そのタ
ンク室の底弁,吐出配管,吐出弁等を介した後、ホース
にて接続し、底弁や吐出弁を閉から開に切換えて実施さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来のタンクローリにあっては、次の問題が指摘されて
いた。まず第1に、荷卸しに際し、ガソリンスタンド等
の荷受けタンクに荷卸しされるべき液体の種類(荷卸し
液種)と、底弁が開とされて荷卸しが開始されるタンク
室に積載された液体の種類(積載液種)とは、当然のこ
とながら必ず一致していなくてはならないが、この判断
は従来、目視や記憶に頼っていた。つまり、どのタンク
室にどのような種類の液体が積載されているか、どのよ
うな種類の液体を荷卸しすべきか、どの底弁を閉から開
に切換えるべきか、等々の判断は目視や記憶に頼ること
が多かったので、目視ミスや記憶違いにより、荷卸しさ
れるべき液体とは異なる液体を積載したタンク室から、
荷卸ししてしまう危険があった。そして、もしもタンク
室に積載された液体の種類つまり液種を誤認し、荷卸し
されるべき液体とは異なる液体が、間違って荷卸しされ
るようなことがあると、ガソリンスタンド等の荷受けタ
ンク内にて異なった種類の液体が混入されて、混油事
故,混液事故が発生し、非常に危険であると共に事後の
復旧処理にも大きな手間がかかることになる。
【0004】第2に、そこでこのような混油事故,混液
事故を防止すべく、従来、タンクローリに混液防止装置
を付設することも多々行われていた。そして、この種の
混液防止装置としては種々のものが提案されているが、
例えば、予め各タンク室毎に積載された液体の種類つま
り液種を、検出,指定,記憶せしめる積載液種設定手段
と、実際に荷卸し時に、ガソリンスタンド等の荷受けタ
ンクに荷卸しされるべき液体の種類つまり液種を指定す
る荷卸し液種設定手段と、を備えてなる混液防止装置が
代表的であった。そしてこの混液防止装置は、積載液種
設定手段よりの積載液種情報と、荷卸し液種設定手段よ
りの荷卸し液種情報とを、照合手段にて比較,判別し、
両者が一致した場合のみ、底弁や吐出弁を開(可能)に
制御する方式よりなっていた。しかしながら、このよう
な混液防止装置を始め従来提案されていた混液防止装置
は、いずれも構成や制御が複雑かつ精緻であり、信頼性
・安定性・確実性に不安が指摘されると共に、非常に高
価でありコスト面にも問題があり、更に操作が面倒であ
るとの指摘もあった。
【0005】本発明は、このような実情に鑑み、上記従
来例の問題点を解決すべくなされたものであって、請求
項1では、タンク室毎の液種設定手段,底弁開の検出手
段,液種名等の音声告知手段等を採用したことにより、
請求項2では、検出手段が所定の各エアー配管,オリフ
ィス,検出バルブ,圧力スイッチ等を備えてなることに
より、請求項3では、検出手段の検出バルブが底弁の操
作ハンドルの蓋の開閉に対応して開閉するようにしたこ
とにより、いずれも、第1に、液種名等の音声告知によ
り作業員の注意力が喚起され、もって混液事故が防止さ
れると共に、第2に、しかもこれは簡単な構成により実
現され、その信頼性・安定性・確実性やコスト面に優れ
操作も容易な、タンクローリを提案することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成する本発
明の技術的手段は、次のとおりである。まず、請求項1
については、次のとおり。すなわち、このタンクローリ
は、タンク内が複数のタンク室に区画されると共に、各
該タンク室にそれぞれ底弁が設けられ、各該タンク室か
らの荷卸しが、各該底弁,吐出配管,吐出弁等を介して
行われる。そして、各該タンク室毎に、積載されるレギ
ュラーガソリン,ハイオクガソリン,軽油,灯油,その
他の油等の液種を指定すべく操作される液種設定手段
と、各該タンク室毎に付設されその該底弁の開を検出す
る検出手段と、前記検出手段にて該底弁の開が検出され
た荷卸し対象の該タンク室について、前記液種設定手段
にて指定されていた該液種名等を告知する音声告知手段
と、を有してなる。
【0007】次に、請求項2については次のとおり。す
なわち、この請求項2のタンクローリは、請求項1記載
のタンクローリにおいて、前記検出手段は、各エアー配
管と検出バルブと圧力スイッチとを備えてなる。まず各
該エアー配管は、各該タンク室に対応してその数だけ配
され、一端側が各々オリフィスを介し加圧エアー源に接
続されると共に他端側が開放され、各該検出バルブは、
各該エアー配管の開放された該他端側にそれぞれ設けら
れ、各該タンク室の底弁の開閉に対応して開閉され、各
該圧力スイッチは、各該エアー配管の途中にそれぞれ設
けられ、各該検出バルブの開閉に伴う各該エアー配管内
のエアー圧の変化に対応して、その電気接点が切り換わ
るようになっている。そこで前記検出手段は、該検出バ
ルブの開そして該エアー配管内のエアー圧の低下に基づ
き、該圧力スイッチの電気接点が切り換わり、もって該
タンク室の底弁開を検出しその旨を前記音声告知手段に
伝達するようになっている。更に、請求項3については
次のとおり。すなわち、この請求項3のタンクローリ
は、請求項2記載のタンクローリにおいて、前記検出手
段の各該検出バルブが、それぞれ、各該タンク室の底弁
の操作ハンドルに付設された蓋の開閉に対応して開閉さ
れるようになっており、該底弁の操作ハンドルは、該蓋
が開でハンドル操作可能、該蓋が閉でハンドル操作不能
となっている。
【0008】
【作用】本発明は、このような手段よりなるので、次の
ように作用する。まず、各タンク室への積載時におい
て、積載されるレギュラーガソリン,ハイオクガソリ
ン,軽油,灯油,その他の油等の液種が、各タンク室毎
に液種設定手段にて操作,指定される。そして荷卸し時
には、まず、荷卸し対象のタンク室の底弁が開へと開操
作されるが、これは検出手段にて検出され、もってその
タンク室について、液種設定手段にて指定されていた液
種名等が音声告知手段にて告知される。
【0009】そこで第1に、このように、そのタンク室
に積載された液種名等が音声告知されるので、作業員の
注意力が換気される。もって、荷卸しされるべき液種と
は異なる液種が荷卸しされることは防止され、荷卸しさ
れるべき液種とタンク室に積載され音声告知された液種
とが一致したと認識された時に、初めて吐出配管の吐出
弁が開操作され、荷卸しが実施される。第2に、しかも
これは、液種設定手段,検出手段,音声告知手段等を設
けることにより、簡単容易な構成により実現されると共
に、信頼性・安定性・確実性も向上しコスト面にも優れ
て実現される。しかも操作は、液種を液種設定手段にて
指定するだけでよく、簡単容易であり、底弁開の検出や
液種の告知は自動的に実施される。
【0010】又、請求項2の検出手段は加圧エアー方式
よりなり、電気方式の検出手段を用いた場合のような防
爆装置は、不要である。しかも検出に際し、加圧エアー
はオリフィスにて十分に絞られた後、開の検出バルブか
ら大気中に放出されるようになっており、加圧エアーの
戻し配管は不要である。このように請求項2の検出手段
は、防爆装置や戻し配管が不要で、特に構成が簡単容易
である。更に、請求項3の検出手段の検出バルブは、底
弁の操作ハンドルの蓋の開閉に対応して開閉されるの
で、構成が特に簡単容易であり、動作の信頼性・安定性
・確実性に優れると共に、荷卸し時において、操作ハン
ドルによる底弁の開操作より前から音声告知が実施さ
れ、作業員の注意力の喚起も早目に実施される、という
利点もある。
【0011】
【実施例】以下本発明を、図面に示すその実施例に基づ
いて、詳細に説明する。図面は本発明の実施例を示し、
図1は側面図、図2は平面図、図3の(1)図は背面図
である。図3の(2)図,(3)図は、検出手段の検出
バルブの1例の縦断面図,平面図、図3の(4)図は、
検出手段の検出バルブの他の例の縦断面図である。図4
は、液種設定手段の側面説明図であり、(1)図は、そ
の1例の要部を示し、(2)図は、他の例を全体と共に
示したものである。図5,図6は、検出手段のエアー回
路図であり、図5は全体を示し、図6の(1)図は底弁
閉の状態の要部を、図6の(2)図は底弁開の状態の要
部を示す。図7は、動作説明に供する側面図であり、
(1)図は積載時を、(2)図は荷卸し時を示す。図8
は、タンクローリの側面説明図である。
【0012】まず図8等により、タンクローリについて
一般的に述べておく。タンクローリは、タンク1内が複
数のタンク室2に区画されると共に、各タンク室2にそ
れぞれ底弁3が設けられ、各タンク室2からの荷卸し
が、各底弁3,吐出配管4,吐出弁5等を介して行われ
る。
【0013】このようなタンクローリについて、更に詳
述する。タンクローリのタンク1内は、幅方向に沿った
仕切板6により、2室から7室程度(図示例では7室)
の複数のタンク室2に区画されている。そして、レギュ
ラーガソリン,ハイオクガソリン,軽油,灯油,その他
の油等の液体が、油槽所等の貯蔵タンクから、マンホー
ル7に付設された積込口を介し各タンク室2にそれぞれ
積載されるが、各タンク室2毎に異なった種類の液体が
積載されることも多い。そしてタンクローリは、タンク
1の各タンク室2にこれらを積載して運搬し、目的地の
地上設備、例えばガソリンスタンドの地下タンク等の荷
受けタンクに荷卸しする。このタンク1から地上設備へ
の荷卸しは、各タンク室2の底弁3、各底弁3に一端が
分岐接続された吐出配管4、集合された吐出配管4の他
端であってタンク1の左右両側下等に位置する吐出弁5
付の吐出口、吐出口に一端が接続された吐出ホース(図
示せず)、吐出ホースの他端が接続される荷受けタンク
の給油口、等々を介して実施される。ガソリンスタンド
等の地上設備側の荷受けタンクは、例えばレギュラーガ
ソリン,ハイオクガソリン,軽油,灯油,その他の油
等、液体の種類毎に区画されており、吐出ホースは、そ
のいずれかの給油口に接続される。なおタンクローリと
しては、図示例のように、タンク1を搭載したトレーラ
ー8がトラクタ9にて牽引されるトレーラータイプのも
ののほか、一体の単体タイプのものもある。図中10は
車輪である。
【0014】さて、このタンクローリは各図に示したよ
うに、各タンク室2毎に、積載されるレギュラーガソリ
ン,ハイオクガソリン,軽油,灯油,その他の油等の液
種を、指定すべく操作される液種設定手段11と、各タ
ンク室2毎に付設されその底弁3の開を検出する検出手
段12と、検出手段12にて底弁3の開が検出された荷
卸し対象のタンク室2について、液種設定手段11にて
指定されていた液種名等を告知する音声告知手段13
と、を有してなる。
【0015】まず液種設定手段11は、図1,図2,図
4の(1)図,図7等に示したように、タンク1の各タ
ンク室2毎に対応して設けられたスイッチ14やダイヤ
ルを備えてなる。そして作業員は、油槽所等において伝
票等を見ながら、各タンク室2に対応するスイッチ14
やダイヤル(図示例では7個)を、それぞれ手動操作し
て切り換えることにより、各タンク室2に積載されたレ
ギュラーガソリン,ハイオクガソリン,軽油,灯油,そ
の他の油等の液種(油種)を指定する。もって、各タン
ク室2毎に積載された液種名が、電気的又は機械的に指
定,記憶される。なお図4の(2)図に示した液種設定
手段11にあっては、上述のものとは異なり、各タンク
室2に対応した外側にホルダー15が付設されており、
このホルダー15に、所定の液種札Aを挿入することに
より、各タンク室2に積載された液種名が指定,記憶さ
れるようになっている。つまり液種札Aに、各液種毎に
異なった凹凸が形成され、もって各液種相互間を区別,
識別可能となっている。液種設定手段11は、このよう
になっている。
【0016】次に、検出手段12について述べる。各タ
ンク室2の底弁3の開を検出する検出手段12は、図
5,図6を始め図1,図2,図3等に示した例にあって
は、各エアー配管16と検出バルブ17と圧力スイッチ
18と、を備えてなる。
【0017】まず、このような検出手段12のエアー配
管16について述べる。各エアー配管16は、各タンク
室2(図示例では7室)に対応してその数(図示例では
7本)だけ配され、一端側が各々オリフィス19を介し
加圧エアー源20に接続されると共に、他端側が開放さ
れている。すなわち、車載のリザーバタンクよりなる加
圧エアー源20から導出された加圧エアーは、各々オリ
フィス19を介し、各エアー配管16の一端側へと分岐
され、各エアー配管16は、それぞれ他端側が外気に開
放されている。
【0018】次に、検出手段12の検出バルブ17につ
いて述べる。各検出バルブ17は、このような各エアー
配管16の開放された他端側にそれぞれ設けられ、各タ
ンク室2の底弁3の開閉に対応して開閉される。すなわ
ち、図5に示した各エアー配管16は、図1,図2,図
3の(1)図等に示したように、タンク1上へと延出さ
れて、それぞれ各タンク室2上へと導かれており、各検
出バルブ17は、このように各タンク室2上へと導かれ
た各エアー配管16の開放された他端側に、それぞれ設
けられると共に、各タンク室2の底弁3の開閉操作に対
応して、開閉されるようになっている。
【0019】そして、図3の(2)図,(3)図に示し
た検出手段12の検出バルブ17は、それぞれ、各タン
ク室2の底弁3の操作ハンドル21に付設された蓋22
の開閉に対応して、開閉されるようになっている。すな
わち、各タンク室2上のマンホール7付近(図1,図2
等参照)には取付台23が設けられ、この取付台23上
に水平のヒンジ24にて上下に開閉可能にカバーたる蓋
22が取付けられており、この蓋22が、各タンク室2
の底弁3の操作ハンドル21に対応位置している。この
底弁3の操作ハンドル21は、蓋22が開でハンドル操
作可能、図示したように蓋22が閉でハンドル操作不能
となっている。そして、このような蓋22に対し、取付
台23上に固定された検出バルブ17の切換操作部が、
蓋22の開で当接不能かつ蓋22の閉で当接可能に配さ
れており、もって、蓋22が操作ハンドル21を開操作
すべく開放されると検出バルブ17は開、又、蓋22が
閉鎖された常時状態では検出バルブ17は閉となる。図
中25は、操作ハンドル21と底弁3間に介装されたシ
ャフトである。図3の(2)図,(3)図に示した検出
バルブ17は、このようになっている。
【0020】これに対し、図3の(4)図に示した検出
バルブ17は、各タンク室2の底弁3の操作ハンドル2
1下に付設されている。すなわち、操作ハンドル21下
のシャフト25には円盤26が固設され、この円盤26
に対し、各タンク室2上に固定された検出バルブ17の
切換操作部が、対応位置している。そして、操作ハンド
ル21が底弁3を閉とすべく閉操作され下降すると、円
盤26も下降して、検出バルブ17の切換操作部に当接
し、又、操作ハンドル21が底弁3を開とすべく開操作
され上昇すると、円盤26も上昇して、検出バルブ17
の切換操作部とは当接しない。図3の(4)図の検出バ
ルブ17は、このようにして底弁3が開の場合は開とな
り、底弁3が閉の場合は閉となるように、切換えられ,
開閉される。検出手段12の検出バルブ17はこのよう
になっている。
【0021】次に、検出手段12の圧力スイッチ18に
ついて述べる。図5に示したように、各圧力スイッチ1
8は、各タンク室2に対応したエアー配管16の途中に
それぞれ設けられ、各検出バルブ17の開閉に伴う各エ
アー配管16内のエアー圧の変化に対応して、その電気
接点が切り換わる。
【0022】すなわち、図1,図2,図3の(1)図に
示したように、この圧力スイッチ18は、集合してタン
ク1の背面下に付設されている。そして、まず図6の
(1)図に示したように、特定のタンク室2の底弁3が
閉(つまり図3の(2)図,(3)図に示した例では、
操作ハンドル21の蓋22の閉、図3の(4)図に示し
た例では、操作ハンドル21の閉操作)で、その検出バ
ルブ17が閉となった状態において、前述したオリフィ
ス19の前後に設けられた圧力計27,28は、エアー
配管16内の加圧エアーにて同圧となっており、圧力ス
イッチ18の電気接点は開となっている。
【0023】これに対し、図6の(2)図に示したよう
に、特定のタンク室2の底弁3が開(つまり図3の
(2)図,(3)図に示した例では、操作ハンドル21
の蓋22の開、図3の(4)図に示した例では操作ハン
ドル21の開操作)で、検出バルブ17が開となった状
態において、前述したオリフィス19の前後の圧力計2
7,28は、上流側のものが加圧エアーにて高圧、下流
側のものが大気とほぼ同圧の低圧となっており、圧力ス
イッチ18の電気接点は閉に切り換わる。つまり、検出
バルブ17の開により、オリフィス19より下流側のエ
アー配管16内の加圧エアーが、大気中に排気されるの
で、同下流側のエアー配管16内は、大気とほぼ同圧ま
でエアー圧が低下する。なお、このように検出バルブ1
7が開の状態において、オリフィス19を介し加圧エア
ーが流出し、大気へと放出され続けるが、その流量はオ
リフィス19にて十分に絞られたものとなっているの
で、加圧エアー源20の加圧エアーが短時間のうちに使
い尽くされるようなことはない。検出手段12の圧力ス
イッチ18は、このようになっている。
【0024】さて、図示例の検出手段12は、このよう
な各タンク室2に対応したエアー配管16,検出バルブ
17,圧力スイッチ18等を備えてなる。もって検出手
段12は、いずれかの検出バルブ17の開、そしてその
エアー配管16内のエアー圧の低下に基づき、対応した
圧力スイッチ18の電気接点が切り換わり、もって、特
定のタンク室2の底弁3開を検出し、その旨を配線ケー
ブル29にて音声告知手段13に伝達する。なお検出手
段12は、このような図示例の方式によらず、底弁3の
開閉を直接検出する方式のものも可能である。
【0025】次に、音声告知手段13について述べる。
図1,図2,図7等に示したように、音声告知手段13
は、前述した液種設定手段11と共に制御部を構成し、
タンク1の側面下等に設けられており、検出手段12の
各圧力スイッチ18からの検出信号が、配線ケーブル2
9にて伝達可能となっている。そして、あるタンク室2
について、底弁3の開が検出,伝達されると、前述によ
り予め液種設定手段11にて指定,記憶されていた液種
名を読み出し、もってそのスピーカ30にて、その液種
名等を例えば3分間程度連呼して告知する。このような
音声告知手段13としては、マイクロコンピュータ,ア
ンプ,その他公知の各種電気回路が利用される。その告
知内容としては、例えば、「レギュラーガソリンを荷卸
ししますので、ホース接続を確認して下さい」、「ハイ
オクガソリンを荷卸ししますので、ホース接続を確認し
て下さい」、「軽油を荷卸ししますので、ホース接続を
確認して下さい」、「灯油を荷卸ししますので、ホース
接続を確認して下さい」、等々が考えられる。音声告知
手段13は、このようになっている。
【0026】図7は、このような液種設定手段11,検
出手段12,音声告知手段13等を備えたタンクローリ
の動作説明に供し、(1)図はタンク1への積載状態
を、(2)図はタンク1からの荷卸し状態を示す。そし
て図7の(1)図において、31は油槽所、32はその
積み込みホースを示し、図7の(2)図において、33
は目的地の地上設備の1例たるガソリンスタンド、34
は荷卸しホースを示し、図7は(1)図,(2)図にお
いて、Mは作業員を示す。なお図1,図2,図3の
(1)図,図4の(2)図,図7等において35は防護
枠を示し、この防護枠35は、タンク1上に周設され、
積載時に誤って油等が流出しない様に、各マンホール
7,操作ハンドル21,その他のタンク1上に設けられ
た給油装置等を囲っている。
【0027】本発明は、以上説明したように構成されて
いる。そこで以下のようになる。このタンクローリでは
まず、油槽所31等における各タンク室2への積載時に
おいて、積載されるレギュラーガソリン,ハイオクガソ
リン,軽油,灯油,その他の油等の液種が、各タンク室
2毎に液種設定手段11にて操作,指定される。そして
運搬後、ガソリンスタンド33等の目的地の地上設備の
荷受けタンクへの荷卸し時においては、まず、荷卸し対
象のタンク室2の常閉の底弁3(図8参照)が、開へと
開操作されるが、このような底弁3の開操作や開は検出
手段12にて検出され、もって、この荷卸し対象のタン
ク室2について、上述により予め液種設定手段11にて
指定されていた液種名等が、音声告知手段13にて告知
される。さてそこで、このタンクローリにあっては、次
のようになる。
【0028】第1に、このように、荷卸しに際し底弁3
が開とされるタンク室2について、積載された液種名等
が音声告知されるので、タンクローリ側の作業員Mつま
り乗務員たるドライバーや、ガソリンスタンド33等の
地上設備側の作業員Mの注意力が喚起される(特に図7
の(2)図参照)。もって、荷卸しされるべき液種とは
異なる液種がタンク室2から荷卸しされることは防止さ
れ、荷卸しされるべき液種と、タンク室2に積載され音
声告知された液種とが一致したと認識された時に、初め
て吐出配管4の常閉の吐出弁5(図8参照)が開操作さ
れ、もって荷卸しが実施されるようになる。
【0029】第2に、しかもこのような告知は、タンク
室2毎の液種設定手段11と、タンク室2毎に付設され
る底弁3開の検出手段12と、底弁3開が検出されたタ
ンク室2の液種名等を音声告知する音声告知手段13
と、を設けることにより、簡単容易な構成により実現さ
れる。つまり、前述したこの種従来例の混液防止装置の
ように、タンク室2の液種を検出,指定,記憶する積載
液種設定手段と、荷卸し液種設定手段と、両者の情報を
比較して底弁3や吐出弁5を開閉する照合手段等を、必
須的に要し、その構成や制御が複雑かつ精緻化するよう
なこともなく、各々簡単な構造よりなる液種設定手段1
1,検出手段12,音声告知手段13等を設けるだけ
で、簡単容易に実現される。そして、このように簡単容
易な構成の液種設定手段11,検出手段12,音声告知
手段13等を用いてなるので、信頼性・安定性・確実性
が向上すると共に、コスト面にも優れてなる。しかも操
作は、油槽所31等において各タンク室2へ積載される
液種を、液種設定手段11にて指定するだけでよく、事
後の底弁3開の検出や液種の告知は自動的に実施される
等、操作も簡単容易である。
【0030】又、特に図示例にあっては、検出手段12
が全体的に加圧エアーを利用した方式よりなり(図5,
図6等参照)、底弁3の開閉操作が行われ底弁3の開閉
が実施されるタンク1上に、これに対応して開閉される
検出バルブ17が配される(図1,図2,図3の(1)
図等参照)。このように、加圧エアー方式の検出手段1
2の検出バルブ17が、防護枠35内のタンク1上に配
されるので、電気方式の検出手段を用いた場合のような
防爆装置は、不要である。なお、この加圧エアー方式の
検出手段12にあっても、電気接点を備えた圧力スイッ
チ18が用いられているが、この圧力スイッチ18は、
タンク1上に配する必要はなくタンク1背面に配される
ので、勿論、防爆装置は不要である。更に、この加圧エ
アー方式の検出手段12にあっては、あるタンク室2の
底弁3開により、その検出バルブ17が開となり、エア
ー配管16内のエアー圧が低下して、圧力スイッチ18
の電気接点が切り換わり、もって、その底弁3開が検出
されるに至る(特に図5,図6等参照)。そしてその
際、加圧エアーは加圧エアー源20からオリフィス19
にて十分に絞られた後に、エアー配管16そして圧力ス
イッチ18を作動させると共に、開の検出バルブ17か
ら大気中に放出されるようになっており、加圧エアーの
戻し配管は不要な構造よりなっている。このように図示
例の検出手段12は、防爆装置や戻し配管が不要な加圧
エアー方式よりなり、特に構成が簡単容易である。
【0031】更に、図3の(2)図,(3)図に示した
例にあっては、検出手段12の検出バルブ17が、底弁
3の操作ハンドル21の蓋22の開閉に対応して開閉す
るようになっている。そこで、検出バルブ17の構成が
特に簡単容易であり、その動作の信頼性・安定性・確実
性に優れると共に、荷卸し時において、操作ハンドル2
1による実際の底弁3の開操作以前から、早目に音声告
知が実施されることになるので、前述した作業員Mの注
意力の喚起も早期に実施される、という利点がある。
【0032】
【発明の効果】本発明に係るタンクローリは、以上説明
したように、請求項1では、タンク室毎の液種設定手
段,底弁開の検出手段,液種名の音声告知手段等を採用
したことにより、請求項2では、検出手段が所定の各エ
アー配管,オリフィス,検出バルブ,圧力スイッチ等を
備えてなることにより、請求項3では、検出手段の検出
バルブが底弁の操作ハンドルの蓋の開閉に対応して開閉
するようにしたことにより、いずれも、次の効果を発揮
する。
【0033】第1に、液種名等の音声告知により作業員
の注意力が喚起され、もって混油事故,混液事故が防止
されるようになる。すなわち荷卸しに際し、底弁が開と
されるタンク室について、積載されたレギュラーガソリ
ン,ハイオクガソリン,軽油,灯油,その他の油等の液
種名等が音声告知されるので、作業員の注意力が喚起さ
れ、もって荷卸しされるべき液種とは異なる液種が、う
っかりミスにより、ガソリンスタンド等の荷受けタンク
内に間違って荷卸しされることは防止される。このよう
にして、前述したこの種従来例において指摘されていた
混油事故,混液事故は回避され、安全性が向上すると共
に、事後の復旧処理に手間取ることもなくなる。
【0034】第2に、しかもこれは、簡単な構成により
実現される。すなわち、混液防止装置が付設された前述
したこの種従来例に比し、構成が大きく簡単容易化され
ており、信頼性・安定性・確実性が向上すると共に、安
価でコスト面に優れ、その操作も簡単容易である。
【0035】特に請求項2にあっては、検出手段が加圧
エアー方式よりなり防爆装置が不要であると共に、この
加圧エアー方式は戻り配管が不要な構造よりなる等、構
成が極めて簡単容易で、コスト面に優れている。又、請
求項3にあっては、検出手段の検出バルブの構成が特に
簡単容易で、動作の信頼性・安定性・確実性に優れると
共に、早目に音声告知が実施されるという利点もある。
このように、この種従来例に存した問題点が一掃される
等、本発明の発揮する効果は、顕著にして大なるものが
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るタンクローリの実施例を示す、側
面図である。
【図2】同実施例の平面図である。
【図3】(1)図は、同実施例の背面図であり、(2)
図は、同実施例の検出手段の検出バルブの1例を示す縦
断面図、(3)図は、同検出バルブの1例の平面図、
(4)図は、同実施例の検出手段の検出バルブの他の例
を示す縦断面図である。
【図4】同実施例の液種設定手段の側面説明図であり、
(1)図はその1例の要部を示し、(2)図は他の例を
全体と共に示す。
【図5】同実施例の検出手段のエアー回路図である。
【図6】同エアー回路図であり、(1)図は底弁閉の状
態の要部を、(2)図は底弁開の状態の要部を示す。
【図7】同実施例の動作説明に供する側面図であり、
(1)図は、油槽所における積載時を、(2)図は、ガ
ソリンスタンドにおける荷卸し時を示す。
【図8】タンクローリの側面説明図である。
【符号の説明】
1 タンク 2 タンク室 3 底弁 4 吐出配管 5 吐出弁 11 液種設定手段 12 検出手段 13 音声告知手段 16 エアー配管 17 検出バルブ 18 圧力スイッチ 19 オリフィス 20 加圧エアー源 21 操作ハンドル 22 蓋

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タンク内が複数のタンク室に区画される
    と共に、各該タンク室にそれぞれ底弁が設けられ、各該
    タンク室からの荷卸しが、各該底弁,吐出配管,吐出弁
    等を介して行われるタンクローリにおいて、 各該タンク室毎に、積載されるレギュラーガソリン,ハ
    イオクガソリン,軽油,灯油,その他の油等の液種を指
    定すべく操作される液種設定手段と、各該タンク室毎に
    付設されその該底弁の開を検出する検出手段と、前記検
    出手段にて該底弁の開が検出された荷卸し対象の該タン
    ク室について、前記液種設定手段にて指定されていた該
    液種名等を告知する音声告知手段と、を有してなること
    を特徴とするタンクローリ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のタンクローリにおいて、
    前記検出手段は、各エアー配管と検出バルブと圧力スイ
    ッチとを備えてなり、各該エアー配管は、各該タンク室
    に対応してその数だけ配され、一端側が各々オリフィス
    を介し加圧エアー源に接続されると共に他端側が開放さ
    れ、各該検出バルブは、各該エアー配管の開放された該
    他端側にそれぞれ設けられ、各該タンク室の底弁の開閉
    に対応して開閉され、各該圧力スイッチは、各該エアー
    配管の途中にそれぞれ設けられ、各該検出バルブの開閉
    に伴う各該エアー配管内のエアー圧の変化に対応して、
    その電気接点が切り換わるようになっており、 前記検出手段は、該検出バルブの開そして該エアー配管
    内のエアー圧の低下に基づき、該圧力スイッチの電気接
    点が切り換わり、もって該タンク室の底弁開を検出しそ
    の旨を前記音声告知手段に伝達すること、を特徴とする
    タンクローリ。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のタンクローリにおいて、
    前記検出手段の各該検出バルブは、それぞれ、各該タン
    ク室の底弁の操作ハンドルに付設された蓋の開閉に対応
    して開閉されるようになっており、該底弁の操作ハンド
    ルは、該蓋が開でハンドル操作可能、該蓋が閉でハンド
    ル操作不能となっていること、を特徴とするタンクロー
    リ。
JP7094317A 1995-03-28 1995-03-28 タンクローリ Pending JPH08268144A (ja)

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