JPH08268656A - エレベータ乗客に対する音声案内装置 - Google Patents
エレベータ乗客に対する音声案内装置Info
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- JPH08268656A JPH08268656A JP7076364A JP7636495A JPH08268656A JP H08268656 A JPH08268656 A JP H08268656A JP 7076364 A JP7076364 A JP 7076364A JP 7636495 A JP7636495 A JP 7636495A JP H08268656 A JPH08268656 A JP H08268656A
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Landscapes
- Indicating And Signalling Devices For Elevators (AREA)
- Elevator Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 音声によってエレベータの乗客を案内し、指
示を与えることを可能として、乗客のエレベータの使用
及びエレベータの応答により惹起されるストレスを軽減
する。 【構成】 各階床の乗降ホール13の各乗降口12の近
傍にスピーカ装置21が配置される。スピーカ装置21
は、与えられるメッセージ信号に応じて選択された可聴
アナウンスを発生させる。コントローラ23は、ホール
呼び及びかご呼びのサービス要求を受け付け、エレベー
タ10に応答させるとともに、サービス要求のある階床
に対して割り当てられたエレベータ10に対応する当該
階床のスピーカ装置21を選択し、所定のサービスの実
行をアナウンスさせて、乗客がそのサービスを行うエレ
ベータ10を選択するのを音声によるサービス予告メッ
セージ信号で補助する。
示を与えることを可能として、乗客のエレベータの使用
及びエレベータの応答により惹起されるストレスを軽減
する。 【構成】 各階床の乗降ホール13の各乗降口12の近
傍にスピーカ装置21が配置される。スピーカ装置21
は、与えられるメッセージ信号に応じて選択された可聴
アナウンスを発生させる。コントローラ23は、ホール
呼び及びかご呼びのサービス要求を受け付け、エレベー
タ10に応答させるとともに、サービス要求のある階床
に対して割り当てられたエレベータ10に対応する当該
階床のスピーカ装置21を選択し、所定のサービスの実
行をアナウンスさせて、乗客がそのサービスを行うエレ
ベータ10を選択するのを音声によるサービス予告メッ
セージ信号で補助する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、エレベータの乗客に
対して音声による案内及び音声による情報提供を行うた
めの音声案内装置に関するものである。
対して音声による案内及び音声による情報提供を行うた
めの音声案内装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】複数のエ
レベータが装備された多階床の建物では、朝晩の交通量
ピーク時に、直通運転又は「チャネリング」(channelin
g)と呼ばれる特別な運行方法が採用されることがある。
こうした運行方法においては、すべてのエレベータがす
べての階床に対して運行されるのではなく、階床を各別
の、隣接する階床のグループに分割し、各エレベータ
が、各運行において複数のグループの内の一つのグルー
プの階床のみにサービスを行うものである。こうした運
行方法により、各エレベータの停止階床を、建物の全階
床ではなく少数の階床に集中させて、エレベータによる
乗客の輸送の効率化が図られている。夕方の下降ピーク
時間帯においては、各階床の下降方向のホール呼びに対
して、当該階床を含む階床グループの各階床に停止する
エレベータが限られているため、乗客は容易に利用すべ
きエレベータを選択することができる。一方、朝の上昇
ピーク時間帯には、乗客は目的階床を含む階床グループ
にどのエレベータが割り当てられているかを判断しなけ
ればならない。各エレベータは、一回の往復運行におい
て一つの階床グループが割り当てられ、この割り当てら
れた階床グループに応じてそれぞれ異なる運行距離で往
復運転されているので、次の運行のためにロビー階床に
近づいた段階で、次回の運行における階床グループが割
り当てられる。したがって、各エレベータが担当する階
床グループは、運行されているエレベータの数や、階床
グループの数、往復の運行時間等に応じて連続的に変化
することとなる。したがって、毎日建物を訪れる乗客で
さえ、その日に利用すべきエレベータを予め知ることは
できないものとなっている。このため、直通運転方式を
採用するエレベータ装置には、各エレベータのドアに隣
接して又はドアの上側に、エレクトロルミネセントディ
スプレイ(ELD) 等の階床表示パネルが設けられ、ロビー
階床に接近すると、次の運行においてエレベータがサー
ビスする階床を乗客に対して表示するように構成されて
いる。これにより乗客は、適切なタイミングでエレベー
タの前に集合し、これに乗り込むことができる。より洗
練されたエレベータの直通運転方式においては、各エレ
ベータに対する階床グループの割当てを変化させるばか
りではなく、交通量パターンに応じて、各階床グループ
に含まれる階床をも変化させて、階床のグループ化を最
適化している。こうした直通運転方式は、例えばアメリ
カ特許第4,838,384号やアメリカ特許第4,8
46,311号に示されている。直通運転方式を行って
いないエレベータシステムにあっては、ゴングやチャイ
ム等の報知音を聞き、表示パネルを見ていずれのエレベ
ータが次の上りエレベータであるかを判断することは比
較的容易であるが、直通運転が行われている場合、階床
表示の数字を読み取ることは、実際問題として困難であ
る。特に、視覚障害を持つ人にとっては、どのエレベー
タに乗るべきかの判断は、全く不可能である。
レベータが装備された多階床の建物では、朝晩の交通量
ピーク時に、直通運転又は「チャネリング」(channelin
g)と呼ばれる特別な運行方法が採用されることがある。
こうした運行方法においては、すべてのエレベータがす
べての階床に対して運行されるのではなく、階床を各別
の、隣接する階床のグループに分割し、各エレベータ
が、各運行において複数のグループの内の一つのグルー
プの階床のみにサービスを行うものである。こうした運
行方法により、各エレベータの停止階床を、建物の全階
床ではなく少数の階床に集中させて、エレベータによる
乗客の輸送の効率化が図られている。夕方の下降ピーク
時間帯においては、各階床の下降方向のホール呼びに対
して、当該階床を含む階床グループの各階床に停止する
エレベータが限られているため、乗客は容易に利用すべ
きエレベータを選択することができる。一方、朝の上昇
ピーク時間帯には、乗客は目的階床を含む階床グループ
にどのエレベータが割り当てられているかを判断しなけ
ればならない。各エレベータは、一回の往復運行におい
て一つの階床グループが割り当てられ、この割り当てら
れた階床グループに応じてそれぞれ異なる運行距離で往
復運転されているので、次の運行のためにロビー階床に
近づいた段階で、次回の運行における階床グループが割
り当てられる。したがって、各エレベータが担当する階
床グループは、運行されているエレベータの数や、階床
グループの数、往復の運行時間等に応じて連続的に変化
することとなる。したがって、毎日建物を訪れる乗客で
さえ、その日に利用すべきエレベータを予め知ることは
できないものとなっている。このため、直通運転方式を
採用するエレベータ装置には、各エレベータのドアに隣
接して又はドアの上側に、エレクトロルミネセントディ
スプレイ(ELD) 等の階床表示パネルが設けられ、ロビー
階床に接近すると、次の運行においてエレベータがサー
ビスする階床を乗客に対して表示するように構成されて
いる。これにより乗客は、適切なタイミングでエレベー
タの前に集合し、これに乗り込むことができる。より洗
練されたエレベータの直通運転方式においては、各エレ
ベータに対する階床グループの割当てを変化させるばか
りではなく、交通量パターンに応じて、各階床グループ
に含まれる階床をも変化させて、階床のグループ化を最
適化している。こうした直通運転方式は、例えばアメリ
カ特許第4,838,384号やアメリカ特許第4,8
46,311号に示されている。直通運転方式を行って
いないエレベータシステムにあっては、ゴングやチャイ
ム等の報知音を聞き、表示パネルを見ていずれのエレベ
ータが次の上りエレベータであるかを判断することは比
較的容易であるが、直通運転が行われている場合、階床
表示の数字を読み取ることは、実際問題として困難であ
る。特に、視覚障害を持つ人にとっては、どのエレベー
タに乗るべきかの判断は、全く不可能である。
【0003】直通運転方式を採用しないシステムでの上
りピーク時における交通量の取扱いや、ロビー階床以外
の階床における交通量の取扱いでは、普通各かごが表示
灯とチャイム等の音による指示装置とのどちらも有して
いるので、状況はより単純である。一般に、特定の方向
からのチャイム等による音による案内は、乗客がどのエ
レベータが目的階床にサービスしているかの判断の助け
とはならず、表示灯は時として見にくいことがある。色
彩の判別が困難な人にとって、表示灯の色は、かごが上
昇方向に運行されているのか下降方向に運行されている
のかの判断の手がかりとならない場合がある。つまり、
このような情報は、視覚的に障害を持つ人の役には立た
ない。
りピーク時における交通量の取扱いや、ロビー階床以外
の階床における交通量の取扱いでは、普通各かごが表示
灯とチャイム等の音による指示装置とのどちらも有して
いるので、状況はより単純である。一般に、特定の方向
からのチャイム等による音による案内は、乗客がどのエ
レベータが目的階床にサービスしているかの判断の助け
とはならず、表示灯は時として見にくいことがある。色
彩の判別が困難な人にとって、表示灯の色は、かごが上
昇方向に運行されているのか下降方向に運行されている
のかの判断の手がかりとならない場合がある。つまり、
このような情報は、視覚的に障害を持つ人の役には立た
ない。
【0004】いくつかのエレベータシステムにおいて、
上昇ピークモードの運行は、ロビー階床以外の階床から
上昇方向へ利用するときに不都合を生じる。これは、途
中階床から上の階床への運行により、直通運転や他の上
昇ピーク時間帯の運行に混乱を生じるためである。この
場合、乗客は、いったんロビー階床に降りてから目的階
床まで上らなければならない。この態様の運行に不慣れ
な乗客は、上昇方向のホール呼びが登録できないことに
戸惑う結果となる。
上昇ピークモードの運行は、ロビー階床以外の階床から
上昇方向へ利用するときに不都合を生じる。これは、途
中階床から上の階床への運行により、直通運転や他の上
昇ピーク時間帯の運行に混乱を生じるためである。この
場合、乗客は、いったんロビー階床に降りてから目的階
床まで上らなければならない。この態様の運行に不慣れ
な乗客は、上昇方向のホール呼びが登録できないことに
戸惑う結果となる。
【0005】同様に、エレベータシステムが、乗客の呼
びに対して適切に反応しないだけでも、ある種の乗客に
とってはストレスとなる。システムから何の応答もない
状態は、大いに戸惑いを生じる。さらに、所望のサービ
スが認識されていることをシステムが表示したとして
も、このサービスが妥当な時間内に行われない場合に
は、乗客に、本当にそのサービスが行われるのか否かを
懸念させるものとなる。したがって、呼びに対する長時
間の応答遅れは、ある種の乗客には、非常にストレスの
たまるものとなる。
びに対して適切に反応しないだけでも、ある種の乗客に
とってはストレスとなる。システムから何の応答もない
状態は、大いに戸惑いを生じる。さらに、所望のサービ
スが認識されていることをシステムが表示したとして
も、このサービスが妥当な時間内に行われない場合に
は、乗客に、本当にそのサービスが行われるのか否かを
懸念させるものとなる。したがって、呼びに対する長時
間の応答遅れは、ある種の乗客には、非常にストレスの
たまるものとなる。
【0006】火災その他の緊急時、エレベータは、例え
ば消防士等の特定の人のみが使用するものとなり、一般
の乗客は使用できないものとなる。したがって、エレベ
ータは、一般的に、こうした状況においては、一般の乗
客に対して応答しない。こうした場合には、階段を使用
することになるが、通常の場合、エレベータには、どの
方向にもっとも近い階段があるのかが示されていない。
一般に可視的なサインで表されるこうした表示があった
としても、煙が立ちこめていたり、電力が途絶したりし
た場合や視覚障害を持つ人にとっては、役に立たないこ
ともある。
ば消防士等の特定の人のみが使用するものとなり、一般
の乗客は使用できないものとなる。したがって、エレベ
ータは、一般的に、こうした状況においては、一般の乗
客に対して応答しない。こうした場合には、階段を使用
することになるが、通常の場合、エレベータには、どの
方向にもっとも近い階段があるのかが示されていない。
一般に可視的なサインで表されるこうした表示があった
としても、煙が立ちこめていたり、電力が途絶したりし
た場合や視覚障害を持つ人にとっては、役に立たないこ
ともある。
【0007】同様の問題は、ダブルデッキ型のエレベー
タが使用されている建物に不案内な乗客にも生じる可能
性がある。こうしたダブルデッキ型のエレベータシステ
ムにおいては、偶数階床に向かう乗客はすべて一方のロ
ビーからダブルデッキ型エレベータの一方のデッキを利
用し、奇数階床に向かうすべての乗客は、他のロビーを
利用してエレベータのかごの反対側のデッキを利用する
ことになる。エレベータが上昇方向に運行されている間
に、かごが階床停止した場合、一方のデッキの乗客は偶
数階床に退出可能となり、他方のデッキの乗客は奇数階
床に退出可能となる。この方法により、エレベータの一
回の階床停止により、二つの階床に対してサービスをす
ることが可能となる。したがって、単一の昇降路によ
り、上昇ピーク時間帯において、通常の乗客数の倍の乗
客を輸送することができる。下降ピーク時間帯において
は、乗客は、乗り込もうとする階床に停止したエレベー
タのデッキに乗り込めば良いので、何の問題も生じな
い。
タが使用されている建物に不案内な乗客にも生じる可能
性がある。こうしたダブルデッキ型のエレベータシステ
ムにおいては、偶数階床に向かう乗客はすべて一方のロ
ビーからダブルデッキ型エレベータの一方のデッキを利
用し、奇数階床に向かうすべての乗客は、他のロビーを
利用してエレベータのかごの反対側のデッキを利用する
ことになる。エレベータが上昇方向に運行されている間
に、かごが階床停止した場合、一方のデッキの乗客は偶
数階床に退出可能となり、他方のデッキの乗客は奇数階
床に退出可能となる。この方法により、エレベータの一
回の階床停止により、二つの階床に対してサービスをす
ることが可能となる。したがって、単一の昇降路によ
り、上昇ピーク時間帯において、通常の乗客数の倍の乗
客を輸送することができる。下降ピーク時間帯において
は、乗客は、乗り込もうとする階床に停止したエレベー
タのデッキに乗り込めば良いので、何の問題も生じな
い。
【0008】交通量の多い時間帯において、混雑してい
るエレベータに乗るか、次のエレベータを待つかは、乗
客にとって判断の難しい問題である。この問題は、乗客
が、例えば数人の子供を連れた大人のように、グループ
として乗降する場合、さらに難しくなる。かごが本当に
満員であるかどうかの判断は難しく、また急いでいる人
にとって、他のかごがくるまでにどれ位の時間がかかる
かを予測することは困難である。
るエレベータに乗るか、次のエレベータを待つかは、乗
客にとって判断の難しい問題である。この問題は、乗客
が、例えば数人の子供を連れた大人のように、グループ
として乗降する場合、さらに難しくなる。かごが本当に
満員であるかどうかの判断は難しく、また急いでいる人
にとって、他のかごがくるまでにどれ位の時間がかかる
かを予測することは困難である。
【0009】ある種の人々にとって、単にエレベータを
使用することが(飛行機に乗るときの恐れとは異なる
が)、心配の種になる。つまり、前記したすべての問題
が複合する結果、エレベータの利用はストレスの大きい
ものとなる。
使用することが(飛行機に乗るときの恐れとは異なる
が)、心配の種になる。つまり、前記したすべての問題
が複合する結果、エレベータの利用はストレスの大きい
ものとなる。
【0010】そこで、本発明の目的は、エレベータの乗
客を案内し、指示を与えることを可能として、乗客のエ
レベータの使用及びエレベータの応答により惹起される
ストレスを軽減することにある。
客を案内し、指示を与えることを可能として、乗客のエ
レベータの使用及びエレベータの応答により惹起される
ストレスを軽減することにある。
【0011】本発明のもう一つの目的は、エレベータの
乗客に音声により次のサービスをメッセージにより案内
するとともに、このメッセージによる案内を、サービス
する位置で発生することにより、乗客を案内、誘導する
ことにある。
乗客に音声により次のサービスをメッセージにより案内
するとともに、このメッセージによる案内を、サービス
する位置で発生することにより、乗客を案内、誘導する
ことにある。
【0012】
【課題を解決するための手段とその作用】上記の目的を
達成するために、本発明の第一の構成は、それぞれサー
ビス要求を登録するかご呼びボタンを備えたかごと複数
の階床の建築物の各階床に設けられ乗客の前記かごに対
する乗降を可能とする乗降口とを備えた複数のエレベー
タと、前記各エレベータに対応して所定の運行方向のサ
ービス要求を登録するホール呼びボタンを設けた前記各
階床の乗降ホールと、それぞれが前記乗降口に対応して
該乗降口の近傍に配設されるとともに、可聴音響変換器
と、与えられるメッセージ信号に応じて選択された可聴
アナウンスを前記変換器に発生させる信号応答手段とを
備えた複数のスピーカ装置と、ホール呼び及びかご呼び
のサービス要求を受け付け、前記エレベータをサービス
要求に応答させるとともに、サービス要求のある階床に
対して所定のサービスをするように割り当てられたエレ
ベータに対応する当該階床のスピーカ装置を選択し、該
選択されたスピーカ装置に前記所定のサービスの実行を
アナウンスさせて、乗客の当該所定のサービスを行うエ
レベータの選択を補助する音声による指示を与えるサー
ビス予告メッセージ信号を前記選択されたスピーカ装置
に与えるコントローラとを備えている。
達成するために、本発明の第一の構成は、それぞれサー
ビス要求を登録するかご呼びボタンを備えたかごと複数
の階床の建築物の各階床に設けられ乗客の前記かごに対
する乗降を可能とする乗降口とを備えた複数のエレベー
タと、前記各エレベータに対応して所定の運行方向のサ
ービス要求を登録するホール呼びボタンを設けた前記各
階床の乗降ホールと、それぞれが前記乗降口に対応して
該乗降口の近傍に配設されるとともに、可聴音響変換器
と、与えられるメッセージ信号に応じて選択された可聴
アナウンスを前記変換器に発生させる信号応答手段とを
備えた複数のスピーカ装置と、ホール呼び及びかご呼び
のサービス要求を受け付け、前記エレベータをサービス
要求に応答させるとともに、サービス要求のある階床に
対して所定のサービスをするように割り当てられたエレ
ベータに対応する当該階床のスピーカ装置を選択し、該
選択されたスピーカ装置に前記所定のサービスの実行を
アナウンスさせて、乗客の当該所定のサービスを行うエ
レベータの選択を補助する音声による指示を与えるサー
ビス予告メッセージ信号を前記選択されたスピーカ装置
に与えるコントローラとを備えている。
【0013】ここで、前記コントローラは、選択された
エレベータに対する前記各階床のホール呼びサービス要
求の割り当てに応答して前記サービス予告メッセージ信
号を発生することができる。
エレベータに対する前記各階床のホール呼びサービス要
求の割り当てに応答して前記サービス予告メッセージ信
号を発生することができる。
【0014】また、前記コントローラは、前記選択され
たエレベータに対するサービス要求の割り当てを、その
選択されたエレベータが前記サービス要求のある階床に
到着する前の所定の時点で確定し、所定の時点の直後に
前記サービス予告メッセージを発生することも可能であ
る。
たエレベータに対するサービス要求の割り当てを、その
選択されたエレベータが前記サービス要求のある階床に
到着する前の所定の時点で確定し、所定の時点の直後に
前記サービス予告メッセージを発生することも可能であ
る。
【0015】さらに、前記コントローラは、予測時間メ
ッセージ信号を前記選択されたスピーカ装置に送出し
て、選択されたスピーカ装置により、次にサービスする
エレベータの前記所定の時点からの所要時間をアナウン
スするように構成することができる。
ッセージ信号を前記選択されたスピーカ装置に送出し
て、選択されたスピーカ装置により、次にサービスする
エレベータの前記所定の時点からの所要時間をアナウン
スするように構成することができる。
【0016】さらにまた、前記コントローラは、前記サ
ービス予告メッセージ信号を前記選択されたスピーカ装
置に送出して、所定のサービスが前記所定の運行方向に
行われることをアナウンスするように構成することがで
きる。
ービス予告メッセージ信号を前記選択されたスピーカ装
置に送出して、所定のサービスが前記所定の運行方向に
行われることをアナウンスするように構成することがで
きる。
【0017】なお、前記コントローラは、前記選択され
たエレベータが、サービス要求のある階床に到達する直
前に前記サービス予告メッセージ信号を出力するように
構成することも可能である。
たエレベータが、サービス要求のある階床に到達する直
前に前記サービス予告メッセージ信号を出力するように
構成することも可能である。
【0018】また、前記コントローラは、前記選択され
たエレベータに、前記サービス要求のある階床へのかご
呼びサービス要求がされた場合に、これに応答して前記
サービス予告メッセージ信号を発生するように構成する
ことも可能である。
たエレベータに、前記サービス要求のある階床へのかご
呼びサービス要求がされた場合に、これに応答して前記
サービス予告メッセージ信号を発生するように構成する
ことも可能である。
【0019】さらにまた、前記コントローラは、前記選
択されたスピーカ装置に前記サービス予告メッセージ信
号を送り、、前記選択されたエレベータが所定のサービ
スを行うために前記のサービス要求のある階床を出発し
た後で、該選択されたエレベータの運行方向をアナウン
スすることができる。
択されたスピーカ装置に前記サービス予告メッセージ信
号を送り、、前記選択されたエレベータが所定のサービ
スを行うために前記のサービス要求のある階床を出発し
た後で、該選択されたエレベータの運行方向をアナウン
スすることができる。
【0020】また、前記コントローラは、前記選択され
たエレベータに対するサービス要求の割り当てを、該選
択されたエレベータが前記サービス要求のある階床に到
着する前の所定の時点で確定し、前記所定の運行方向に
おける前記サービス予告メッセージを発生するようにし
てもよい。
たエレベータに対するサービス要求の割り当てを、該選
択されたエレベータが前記サービス要求のある階床に到
着する前の所定の時点で確定し、前記所定の運行方向に
おける前記サービス予告メッセージを発生するようにし
てもよい。
【0021】ここで、前記サービス要求のある階床は、
ロビー階床以外の階床であってもロビー階床であっても
よい。
ロビー階床以外の階床であってもロビー階床であっても
よい。
【0022】前記コントローラは、また、上昇ピーク時
間帯において、対応する直通運転階床グループに前記各
階床を割り当てるとともに、エレベータのかごがロビー
階床にある時に、前記各エレベータのかごに複数の階床
グループの内の一つを割り当てるとともに、サービス予
告メッセージ信号を発生して選択されたスピーカ装置に
送出し、前記割り当てられた直通運転階床グループ内の
階床範囲をアナウンスする構成とすることも可能であ
る。
間帯において、対応する直通運転階床グループに前記各
階床を割り当てるとともに、エレベータのかごがロビー
階床にある時に、前記各エレベータのかごに複数の階床
グループの内の一つを割り当てるとともに、サービス予
告メッセージ信号を発生して選択されたスピーカ装置に
送出し、前記割り当てられた直通運転階床グループ内の
階床範囲をアナウンスする構成とすることも可能であ
る。
【0023】さらに、前記コントローラは、前記サービ
ス予告メッセージ信号を発生して、前記選択されたエレ
ベータのエレベータ識別情報をアナウンスする構成とす
ることもできる。
ス予告メッセージ信号を発生して、前記選択されたエレ
ベータのエレベータ識別情報をアナウンスする構成とす
ることもできる。
【0024】また、前記コントローラは、前記選択され
たスピーカ装置に残り待ち時間メッセージを出力して、
前記所定のサービスに応答する次のエレベータの到着ま
での残り待ち時間をアナウンスする構成としてもよい。
たスピーカ装置に残り待ち時間メッセージを出力して、
前記所定のサービスに応答する次のエレベータの到着ま
での残り待ち時間をアナウンスする構成としてもよい。
【0025】さらに、前記コントローラは、前記選択さ
れたスピーカ装置に前記サービス予告メッセージを出力
して、前記選択されたエレベータの識別情報をアナウン
スする構成とすることも可能である。
れたスピーカ装置に前記サービス予告メッセージを出力
して、前記選択されたエレベータの識別情報をアナウン
スする構成とすることも可能である。
【0026】なお、前記コントローラは、ホール呼びの
サービス要求に対して、いずれのエレベータも前記時間
閾値の間に応答せず、長待ちとなっている階床に対し
て、お詫びメッセージを前記階床の内の一つの階床の複
数のスピーカ装置の内の一つに与えるように構成しても
よく、その場合、前記選択されたスピーカ装置に残り待
ち時間メッセージを出力して、ホール呼びサービス要求
にかごが応答する前に、概略の予測残り待ち時間をアナ
ウンスする構成も可能である。
サービス要求に対して、いずれのエレベータも前記時間
閾値の間に応答せず、長待ちとなっている階床に対し
て、お詫びメッセージを前記階床の内の一つの階床の複
数のスピーカ装置の内の一つに与えるように構成しても
よく、その場合、前記選択されたスピーカ装置に残り待
ち時間メッセージを出力して、ホール呼びサービス要求
にかごが応答する前に、概略の予測残り待ち時間をアナ
ウンスする構成も可能である。
【0027】また、前記コントローラは、前記選択され
たエレベータの重量閾値に応答して、前記選択されたス
ピーカ装置に満員メッセージを与えて、そのスピーカ装
置によりかごが満員であることをアナウンスする構成と
してもよい。このとき、前記コントローラは、前記選択
されたスピーカ装置に残り待ち時間メッセージを出力し
て、前記所定のサービスに応答する次のエレベータの到
着までの概略残り待ち時間をアナウンスするようにする
こともできる。
たエレベータの重量閾値に応答して、前記選択されたス
ピーカ装置に満員メッセージを与えて、そのスピーカ装
置によりかごが満員であることをアナウンスする構成と
してもよい。このとき、前記コントローラは、前記選択
されたスピーカ装置に残り待ち時間メッセージを出力し
て、前記所定のサービスに応答する次のエレベータの到
着までの概略残り待ち時間をアナウンスするようにする
こともできる。
【0028】ここで、前記コントローラは、前記選択さ
れたスピーカ装置に残り待ち時間メッセージを出力し
て、前記所定のサービスに応答する次のエレベータの到
着までの概略残り待ち時間をアナウンスする構成として
よく、前記かごが階床に停止しているときに前記残り待
ち時間メッセージを与える構成とすることもできる。
れたスピーカ装置に残り待ち時間メッセージを出力し
て、前記所定のサービスに応答する次のエレベータの到
着までの概略残り待ち時間をアナウンスする構成として
よく、前記かごが階床に停止しているときに前記残り待
ち時間メッセージを与える構成とすることもできる。
【0029】また、前記コントローラは、予測時間メッ
セージ信号を前記選択されたスピーカ装置に送出して、
該選択されたスピーカ装置により、次にサービスするエ
レベータがその階床に到着するまでの予測残り時間をア
ナウンスするように構成してもよい。
セージ信号を前記選択されたスピーカ装置に送出して、
該選択されたスピーカ装置により、次にサービスするエ
レベータがその階床に到着するまでの予測残り時間をア
ナウンスするように構成してもよい。
【0030】本発明の第二の構成によれば、複数の階床
を有するとともに、該各階床が階段吹き抜けと該各階床
と前記階段吹き抜けとの間の通行を可能とするドアとを
備えている建物のエレベータ装置であって、それぞれ前
記ドアに対応して該ドアの近傍に配設されるとともに、
可聴音響変換器と、与えられるメッセージ信号に応じて
選択された可聴アナウンスを前記変換器に発生させる信
号応答手段とを備えた複数のスピーカ装置と、前記建物
内のエレベータが一般乗客に対して応答不能である火災
・緊急モードで運転されていることを示す火災信号を発
生するとともに、前記火災・緊急モードにおいて、該エ
レベータが前記火災信号に応答して火災メッセージを発
生し、前記建物内の各階床の少なくとも一つのスピーカ
装置に出力して階段の存在をアナウンスするコントロー
ラとを備えたエレベータシステムが提供される。
を有するとともに、該各階床が階段吹き抜けと該各階床
と前記階段吹き抜けとの間の通行を可能とするドアとを
備えている建物のエレベータ装置であって、それぞれ前
記ドアに対応して該ドアの近傍に配設されるとともに、
可聴音響変換器と、与えられるメッセージ信号に応じて
選択された可聴アナウンスを前記変換器に発生させる信
号応答手段とを備えた複数のスピーカ装置と、前記建物
内のエレベータが一般乗客に対して応答不能である火災
・緊急モードで運転されていることを示す火災信号を発
生するとともに、前記火災・緊急モードにおいて、該エ
レベータが前記火災信号に応答して火災メッセージを発
生し、前記建物内の各階床の少なくとも一つのスピーカ
装置に出力して階段の存在をアナウンスするコントロー
ラとを備えたエレベータシステムが提供される。
【0031】ここで、前記コントローラは、前記階段に
関するメッセージを発生して各スピーカ装置に与え、建
物から退避するのに階段を使用すべき旨をアナウンスす
るように構成することができる。また、前記各階床は、
エレベータのかごに乗降するためのホールを有している
とともに、付加的な複数のスピーカ装置を有しており、
各付加的なスピーカ装置は建物の各階床のエレベータホ
ール近傍に配設され、前記コントローラは前記火災信号
に応答して前記付加的スピーカ装置に火災メッセージを
与え、付加的スピーカ装置より、乗客はエレベータを使
用せず階段を使用すべき旨のアナウンスをするように構
成することができる。
関するメッセージを発生して各スピーカ装置に与え、建
物から退避するのに階段を使用すべき旨をアナウンスす
るように構成することができる。また、前記各階床は、
エレベータのかごに乗降するためのホールを有している
とともに、付加的な複数のスピーカ装置を有しており、
各付加的なスピーカ装置は建物の各階床のエレベータホ
ール近傍に配設され、前記コントローラは前記火災信号
に応答して前記付加的スピーカ装置に火災メッセージを
与え、付加的スピーカ装置より、乗客はエレベータを使
用せず階段を使用すべき旨のアナウンスをするように構
成することができる。
【0032】本発明の第三の構成によれば、それぞれ昇
降路に配置されたかごを備えるとともに、該かごにサー
ビス要求を登録してかご呼び信号を発生するかご呼び手
段を備えた複数のエレベータと、それぞれサービス要求
を登録してホール呼び信号を発生するホール呼び手段を
前記複数のエレベータのそれぞれに対応してロビー階床
を含む各階床に設けるとともに、前記複数のエレベータ
における乗客の乗降口を有するエレベータホールと、各
階床のエレベータホールの各エレベータの乗降口近傍に
配設されるとともに、可聴音響変換器と、与えられるメ
ッセージ信号に応じて選択された可聴アナウンスを前記
変換器に発生させる信号応答手段とを備えた複数のスピ
ーカ装置と、前記ホール呼び信号及びかご呼び信号に応
答し、各エレベータの運行状態に応じて各ホール呼びの
サービス要求にサービスするエレベータを選択して各ホ
ール呼びを該選択されたエレベータに割り当て、前記か
ご呼び及び割り当てられたホール呼びに応じて各エレベ
ータの運行を制御するとともに、前記選択されたエレベ
ータがホール呼びが登録されている階床に接近したとき
に、当該階床の前記選択されたエレベータに対応するス
ピーカ装置にメッセージ信号を出力して、前記所定のサ
ービスの実行をアナウンスし、乗客の当該所定のサービ
スを行うエレベータの選択を補助する音声による指示を
与えるサービス予告メッセージ信号を前記選択されたス
ピーカ装置に与えるコントローラとから構成されるエレ
ベータシステムが提供される。
降路に配置されたかごを備えるとともに、該かごにサー
ビス要求を登録してかご呼び信号を発生するかご呼び手
段を備えた複数のエレベータと、それぞれサービス要求
を登録してホール呼び信号を発生するホール呼び手段を
前記複数のエレベータのそれぞれに対応してロビー階床
を含む各階床に設けるとともに、前記複数のエレベータ
における乗客の乗降口を有するエレベータホールと、各
階床のエレベータホールの各エレベータの乗降口近傍に
配設されるとともに、可聴音響変換器と、与えられるメ
ッセージ信号に応じて選択された可聴アナウンスを前記
変換器に発生させる信号応答手段とを備えた複数のスピ
ーカ装置と、前記ホール呼び信号及びかご呼び信号に応
答し、各エレベータの運行状態に応じて各ホール呼びの
サービス要求にサービスするエレベータを選択して各ホ
ール呼びを該選択されたエレベータに割り当て、前記か
ご呼び及び割り当てられたホール呼びに応じて各エレベ
ータの運行を制御するとともに、前記選択されたエレベ
ータがホール呼びが登録されている階床に接近したとき
に、当該階床の前記選択されたエレベータに対応するス
ピーカ装置にメッセージ信号を出力して、前記所定のサ
ービスの実行をアナウンスし、乗客の当該所定のサービ
スを行うエレベータの選択を補助する音声による指示を
与えるサービス予告メッセージ信号を前記選択されたス
ピーカ装置に与えるコントローラとから構成されるエレ
ベータシステムが提供される。
【0033】ここで、前記選択されたエレベータがホー
ル呼びが登録されている階床に接近したときに、前記コ
ントローラが予測時間メッセージ信号を前記階床の前記
選択されたエレベータに対応するスピーカ装置に出力し
て、該階床にかごが到着するまでの予測残り時間をアナ
ウンスするように構成してもよく、また前記コントロー
ラは、前記選択されたエレベータがホール呼びが登録さ
れている階床に対して接近する所定の時点で、前記ホー
ル呼びの該選択されたエレベータに対する割り当てを確
定し、前記予測時間メッセージ信号を前記選択されたエ
レベータに対応するスピーカ装置に出力して、前記所定
の時点に関連する時間で、前記選択されたエレベータの
かごが到着することをアナウンスするように構成するこ
ともできる。
ル呼びが登録されている階床に接近したときに、前記コ
ントローラが予測時間メッセージ信号を前記階床の前記
選択されたエレベータに対応するスピーカ装置に出力し
て、該階床にかごが到着するまでの予測残り時間をアナ
ウンスするように構成してもよく、また前記コントロー
ラは、前記選択されたエレベータがホール呼びが登録さ
れている階床に対して接近する所定の時点で、前記ホー
ル呼びの該選択されたエレベータに対する割り当てを確
定し、前記予測時間メッセージ信号を前記選択されたエ
レベータに対応するスピーカ装置に出力して、前記所定
の時点に関連する時間で、前記選択されたエレベータの
かごが到着することをアナウンスするように構成するこ
ともできる。
【0034】
【実施例】以下に、本発明の好適実施例を添付図面を参
照しながら説明する。まず図1について説明すれば、エ
レベータ装置9は複数のエレベータを含んでいる。各エ
レベータは、かご10を有している。かご10は、ドア
11及び乗降口12を介してホール13との間で乗降可
能に構成されている。本発明によれば、各エレベータか
ご10にはスピーカ装置21が設けられている。スピー
カ装置21は、建物の各階床の、かごの乗降口12近傍
の位置に物理的に取り付けられる。本発明によれば、さ
らに、建物の各階段吹き抜け部16にも、建物の各階床
の階段吹き抜けドア18の近傍にスピーカ装置22が配
置される。スピーカ装置21,22は、それぞれ乗降口
12及び階段吹き抜けドア18のそれぞれに連関されて
おり、各乗降口及びドアに乗客を誘導するための音声ガ
イダンスを発生する。スピーカ装置21,22を含むエ
レベータ装置9の要素は、すべてエレベータ制御装置2
3に応答して動作する。このためエレベータ制御装置2
3は、かご10、スピーカ装置21,22、ホール表示
灯24(図2)及びホール呼びボタン25と通信用直列
伝送路26を介して信号の授受を行う。交通量ピーク時
間帯における直通運転方式又はチャネリング方式を採用
したエレベータシステムにおいては、ロビー階床の表示
灯24は、図2に示すように階床表示パネルで構成され
る。アメリカ特許第5,202,540号及びアメリカ
特許第5,271,484号には、運行制御用データプ
ロセッサを備えた分散制御システムが開示されている。
各運行制御用データプロセッサは、各エレベータに連関
されており、各かごについてその運行、ドア制御及び他
の機能を行うとともに、分散処理による群制御を行う。
なお、すべてのエレベータ群に対して単独のデータプロ
セッサを用いたり、複数の各分離されたデータプロセッ
サを種々の組み合わせで用いることも可能である。各ス
ピーカ装置22は、一般的なスピーカ等の可聴音響変換
器と音声シンセサイザとを有している。一般に、音声シ
ンセサイザは、所定の音声メッセージのコードを格納し
たROMモジュールで構成することができる。
照しながら説明する。まず図1について説明すれば、エ
レベータ装置9は複数のエレベータを含んでいる。各エ
レベータは、かご10を有している。かご10は、ドア
11及び乗降口12を介してホール13との間で乗降可
能に構成されている。本発明によれば、各エレベータか
ご10にはスピーカ装置21が設けられている。スピー
カ装置21は、建物の各階床の、かごの乗降口12近傍
の位置に物理的に取り付けられる。本発明によれば、さ
らに、建物の各階段吹き抜け部16にも、建物の各階床
の階段吹き抜けドア18の近傍にスピーカ装置22が配
置される。スピーカ装置21,22は、それぞれ乗降口
12及び階段吹き抜けドア18のそれぞれに連関されて
おり、各乗降口及びドアに乗客を誘導するための音声ガ
イダンスを発生する。スピーカ装置21,22を含むエ
レベータ装置9の要素は、すべてエレベータ制御装置2
3に応答して動作する。このためエレベータ制御装置2
3は、かご10、スピーカ装置21,22、ホール表示
灯24(図2)及びホール呼びボタン25と通信用直列
伝送路26を介して信号の授受を行う。交通量ピーク時
間帯における直通運転方式又はチャネリング方式を採用
したエレベータシステムにおいては、ロビー階床の表示
灯24は、図2に示すように階床表示パネルで構成され
る。アメリカ特許第5,202,540号及びアメリカ
特許第5,271,484号には、運行制御用データプ
ロセッサを備えた分散制御システムが開示されている。
各運行制御用データプロセッサは、各エレベータに連関
されており、各かごについてその運行、ドア制御及び他
の機能を行うとともに、分散処理による群制御を行う。
なお、すべてのエレベータ群に対して単独のデータプロ
セッサを用いたり、複数の各分離されたデータプロセッ
サを種々の組み合わせで用いることも可能である。各ス
ピーカ装置22は、一般的なスピーカ等の可聴音響変換
器と音声シンセサイザとを有している。一般に、音声シ
ンセサイザは、所定の音声メッセージのコードを格納し
たROMモジュールで構成することができる。
【0035】図3、図4について説明すれば、グループ
音声制御ルーチンは、種々の機能の例示的な組み合わせ
であって、これらの機能は、本発明を実施するために、
エレベータ制御装置23によって実行される。グループ
音声制御ルーチンは、ステップ29で開始される。処理
が開始されると、まず、最初の判別ステップ30におい
て、火災モードで動作中であるか否かが判定される。こ
の判別ステップ30における判定は、単に火災モードを
判定するのではなく、緊急時全般の判定とすることも可
能である。なお、その場合、以下に説明する火災時のメ
ッセージに代えて他の適当なメッセージが用いられるこ
ととなる。ステップ30において、火災モードによる処
理が行われていると判定された場合には、ステップ31
においてすべてのロックアウト状態を解除する。以下に
詳述するように、ロックアウトは、他のスピーカ装置2
1,22がメッセージの放送に使用されている際に、現
在放送に使用されているスピーカ装置に近接しているス
ピーカ装置21,22へのメッセージの送出を禁止し
て、可聴メッセージが混じり合って理解不能となること
を防止するものである。本実施例において、可聴メッセ
ージが放送されている場合、ロックアウトするエリア、
すなわちメッセージが放送されるエリアについて、他の
メッセージがロックアウトされているか否かをチェック
し、ロックアウトされているメッセージがなければ、現
に放送されているメッセージが継続している間、当該エ
リアをロックアウトする。これは、以下に説明するよう
に、グループ音声制御のもとに行われる。本実施例にお
いて、ロックアウトは、一番長いメッセージよりも僅か
に長い時間経過後に終了する。ステップ31において
は、すべてのロックアウト状態が解除され、グループ音
声制御により各スピーカ装置に緊急メッセージを放送さ
せる。ステップ31では、「緊急時にはエレベータはご
使用になれません。階段をご使用ください」といったメ
ッセージが、全階床の全スピーカ装置21から放送され
る。次いで、ステップ32の4秒の遅延ループにより、
上記の火災時メッセージの放送終了を待つ。4秒の遅延
時間が経過すると、ステップ33により、放送されるメ
ッセージが相互に干渉しないように十分な距離隔てられ
た階段1及び階段nにおいて全階床で、階段の案内メッ
セージが放送される。この際の階段の案内メッセージ
は、例えば「建物からの退出には、この階段をご使用く
ださい」というメッセージ又は他の適当なメッセージで
ある。次いで、ステップ32と同様に、ステップ34に
より、階段の案内メッセージの放送完了を待つために4
秒の遅延ループが実行される。ステップ34の4秒の遅
延時間が経過すると、ステップ35で、他の階段のうち
の一つ又はメッセージが相互に干渉しない十分に離間し
た複数の階段で、順次階段の案内メッセージを放送す
る。階段の案内メッセージの放送は、すべての階段にお
いて順次行われる。次いで、ステップ36でコンピュー
タプログラムの他の部分に処理が移行する。緊急状態が
継続している間、グループ音声制御ルーチンのステップ
29からの各実行タイミングでは、火災モードでの処理
が継続されているため判別ステップ30による判定結果
がYESとなり、ステップ31乃至35の処理により、
上位に音声案内が行われる。一般的なエレベータ制御装
置では、この種のルーチンは、必要に応じて毎秒10回
程度又はそれ以上の回数実行される。これにより、メッ
セージは互いに干渉することなく極力頻繁に放送される
(放送頻度は、ステップ32,34での遅延時間によっ
て決まる)。
音声制御ルーチンは、種々の機能の例示的な組み合わせ
であって、これらの機能は、本発明を実施するために、
エレベータ制御装置23によって実行される。グループ
音声制御ルーチンは、ステップ29で開始される。処理
が開始されると、まず、最初の判別ステップ30におい
て、火災モードで動作中であるか否かが判定される。こ
の判別ステップ30における判定は、単に火災モードを
判定するのではなく、緊急時全般の判定とすることも可
能である。なお、その場合、以下に説明する火災時のメ
ッセージに代えて他の適当なメッセージが用いられるこ
ととなる。ステップ30において、火災モードによる処
理が行われていると判定された場合には、ステップ31
においてすべてのロックアウト状態を解除する。以下に
詳述するように、ロックアウトは、他のスピーカ装置2
1,22がメッセージの放送に使用されている際に、現
在放送に使用されているスピーカ装置に近接しているス
ピーカ装置21,22へのメッセージの送出を禁止し
て、可聴メッセージが混じり合って理解不能となること
を防止するものである。本実施例において、可聴メッセ
ージが放送されている場合、ロックアウトするエリア、
すなわちメッセージが放送されるエリアについて、他の
メッセージがロックアウトされているか否かをチェック
し、ロックアウトされているメッセージがなければ、現
に放送されているメッセージが継続している間、当該エ
リアをロックアウトする。これは、以下に説明するよう
に、グループ音声制御のもとに行われる。本実施例にお
いて、ロックアウトは、一番長いメッセージよりも僅か
に長い時間経過後に終了する。ステップ31において
は、すべてのロックアウト状態が解除され、グループ音
声制御により各スピーカ装置に緊急メッセージを放送さ
せる。ステップ31では、「緊急時にはエレベータはご
使用になれません。階段をご使用ください」といったメ
ッセージが、全階床の全スピーカ装置21から放送され
る。次いで、ステップ32の4秒の遅延ループにより、
上記の火災時メッセージの放送終了を待つ。4秒の遅延
時間が経過すると、ステップ33により、放送されるメ
ッセージが相互に干渉しないように十分な距離隔てられ
た階段1及び階段nにおいて全階床で、階段の案内メッ
セージが放送される。この際の階段の案内メッセージ
は、例えば「建物からの退出には、この階段をご使用く
ださい」というメッセージ又は他の適当なメッセージで
ある。次いで、ステップ32と同様に、ステップ34に
より、階段の案内メッセージの放送完了を待つために4
秒の遅延ループが実行される。ステップ34の4秒の遅
延時間が経過すると、ステップ35で、他の階段のうち
の一つ又はメッセージが相互に干渉しない十分に離間し
た複数の階段で、順次階段の案内メッセージを放送す
る。階段の案内メッセージの放送は、すべての階段にお
いて順次行われる。次いで、ステップ36でコンピュー
タプログラムの他の部分に処理が移行する。緊急状態が
継続している間、グループ音声制御ルーチンのステップ
29からの各実行タイミングでは、火災モードでの処理
が継続されているため判別ステップ30による判定結果
がYESとなり、ステップ31乃至35の処理により、
上位に音声案内が行われる。一般的なエレベータ制御装
置では、この種のルーチンは、必要に応じて毎秒10回
程度又はそれ以上の回数実行される。これにより、メッ
セージは互いに干渉することなく極力頻繁に放送される
(放送頻度は、ステップ32,34での遅延時間によっ
て決まる)。
【0036】緊急時でない場合には、判別ステップ30
の判定結果がNOとなり、処理はステップ41に移行す
る。ステップ41では、エレベータ管理装置が、本発明
による可聴メッセージを使用して乗客をエレベータに誘
導しあるいは乗客に情報を提供することが可能な状態に
設定されているか否かを判定する。図7について後に詳
述するように、必要であれば、建物の管理上の理由によ
り、エレベータかごの案内メッセージを放送しないこと
も可能である。音声メッセージの放送が可能な場合、判
別ステップ41の判定結果がYESとなり、ステップ4
2において、音声メッセージの放送に時間的な制限があ
るか否かを判定する(例えば、面会時間後の病院の廊下
等では、メッセージの放送を制限することが望まし
い)。音声メッセージの放送に時間的な制限がない場合
には、ステップ42の判定結果がNOとなり、ステップ
43において、エレベータ管理装置が、当該時間に関し
て音声メッセージの放送を許可していることを示すフラ
グがセットされる(図7に関して後述するように、各エ
レベータ毎に設定されるのとは異なる)。エレベータ管
理装置に音声メッセージの使用時間帯に関する制限が設
定されている場合には、ステップ42の判定結果がYE
Sとなり、ステップ44により、現在時刻が第一の音声
メッセージ使用時間帯の開始時刻に到達しているか否か
を判定する。第一の音声メッセージ使用時間帯の開始時
刻に到達していない場合には、ステップ44の判定結果
がNOとなり、ステップ45で音声メッセージ放送許可
フラグがリセットされる。音声メッセージ放送許可フラ
グがリセットされると、現在時刻に関してエレベータ管
理装置が音声メッセージの使用を許可していないことと
なる。一方、第一の音声メッセージ使用時間帯の開始時
刻になると、ステップ44の判定結果がYESとなり、
ステップ46で、第一の音声メッセージ使用時間帯の終
了時刻を過ぎているか否かの判定が行われる。第一の音
声メッセージ使用時間帯の終了時刻が経過していない場
合には、ステップ43により音声メッセージ放送許可フ
ラグがセットされる。同様に、ステップ47,48によ
り現在時刻と他の音声メッセージ使用時間帯の開始時刻
と終了時刻との関係がチェックされる。なお、図示の実
施例においては、音声メッセージ使用時間帯を第一乃至
第八の使用時間帯として設定可能な例を示しているが、
設定可能な時間帯数は、図示の例に限定されるものでは
なく適宜設定されるものである。
の判定結果がNOとなり、処理はステップ41に移行す
る。ステップ41では、エレベータ管理装置が、本発明
による可聴メッセージを使用して乗客をエレベータに誘
導しあるいは乗客に情報を提供することが可能な状態に
設定されているか否かを判定する。図7について後に詳
述するように、必要であれば、建物の管理上の理由によ
り、エレベータかごの案内メッセージを放送しないこと
も可能である。音声メッセージの放送が可能な場合、判
別ステップ41の判定結果がYESとなり、ステップ4
2において、音声メッセージの放送に時間的な制限があ
るか否かを判定する(例えば、面会時間後の病院の廊下
等では、メッセージの放送を制限することが望まし
い)。音声メッセージの放送に時間的な制限がない場合
には、ステップ42の判定結果がNOとなり、ステップ
43において、エレベータ管理装置が、当該時間に関し
て音声メッセージの放送を許可していることを示すフラ
グがセットされる(図7に関して後述するように、各エ
レベータ毎に設定されるのとは異なる)。エレベータ管
理装置に音声メッセージの使用時間帯に関する制限が設
定されている場合には、ステップ42の判定結果がYE
Sとなり、ステップ44により、現在時刻が第一の音声
メッセージ使用時間帯の開始時刻に到達しているか否か
を判定する。第一の音声メッセージ使用時間帯の開始時
刻に到達していない場合には、ステップ44の判定結果
がNOとなり、ステップ45で音声メッセージ放送許可
フラグがリセットされる。音声メッセージ放送許可フラ
グがリセットされると、現在時刻に関してエレベータ管
理装置が音声メッセージの使用を許可していないことと
なる。一方、第一の音声メッセージ使用時間帯の開始時
刻になると、ステップ44の判定結果がYESとなり、
ステップ46で、第一の音声メッセージ使用時間帯の終
了時刻を過ぎているか否かの判定が行われる。第一の音
声メッセージ使用時間帯の終了時刻が経過していない場
合には、ステップ43により音声メッセージ放送許可フ
ラグがセットされる。同様に、ステップ47,48によ
り現在時刻と他の音声メッセージ使用時間帯の開始時刻
と終了時刻との関係がチェックされる。なお、図示の実
施例においては、音声メッセージ使用時間帯を第一乃至
第八の使用時間帯として設定可能な例を示しているが、
設定可能な時間帯数は、図示の例に限定されるものでは
なく適宜設定されるものである。
【0037】次に、ロックアウト処理を行うための小さ
なサブルーチンが実行される。ステップ53では、建物
の最下位のステップ数nを階床要素として設定する。こ
のステップ数は、階床から階床までのステップとして、
ロックアウト処理の要否の判定に用いられる。ステップ
54においては、階床nからのロックアウト要求がある
か否かの判定が行われる。ロックアウト要求がない場合
には、ステップ55により階床要素nが増分される。次
いで、ステップ56で、全階床についてロックアウト要
求の有無がチェックされたか否かが判定され、すべての
階床のチェックが完了していなければ、ステップ54に
戻り次の階床のチェックを行う。
なサブルーチンが実行される。ステップ53では、建物
の最下位のステップ数nを階床要素として設定する。こ
のステップ数は、階床から階床までのステップとして、
ロックアウト処理の要否の判定に用いられる。ステップ
54においては、階床nからのロックアウト要求がある
か否かの判定が行われる。ロックアウト要求がない場合
には、ステップ55により階床要素nが増分される。次
いで、ステップ56で、全階床についてロックアウト要
求の有無がチェックされたか否かが判定され、すべての
階床のチェックが完了していなければ、ステップ54に
戻り次の階床のチェックを行う。
【0038】一方、ロックアウト要求がある場合には、
ステップ57によりロックフラグがセットされているか
否かを判定する。いずれの階床においても、最初にロッ
クアウト要求を検出した時点において、ステップ57の
判定結果はNOとなり、ステップ58においてロックア
ウトタイマが起動されるとともに、ロックフラグがセッ
トされる。なお、ロックフラグは、現在チェック中の特
定の階床に関してステップ54の処理に戻る前に、サブ
ルーチンが他の階床に関して実行され又は他のプログラ
ム(図示せず)が実行された場合に、当該階床において
ロックアウトが行われていることを示すためにセットさ
れる。次いで、ステップ55,56を経て、ステップ5
4により次の階床がチェックされる。次に、図3のルー
チンでロックアウトタイマが起動され、ロックフラグが
セットされている階床に関してステップ57の判定が行
われると、判定結果はYESとなり、ステップ59によ
りロックアウトタイマがタイムアウトしたか否かが判定
される。最初の段階では、ロックアウトタイマはタイム
アウトしていないので、ステップ59の判定結果はNO
となり、ステップ55,56の処理を経て、ステップ5
4から次の階床に対する処理が行われる。いずれかの階
床においてロックアウトタイマがタイムアウトすると、
ステップ59の判定結果がYESとなり、ステップ60
において該当する階床のロックアウトを解除して、スピ
ーカ装置を通じて当該階床のホールに他のメッセージを
放送することを可能とする。これとともに、ステップ6
0において、当該階床における次のメッセージの放送に
よるロックアウトに備えてロックフラグがリセットされ
る。
ステップ57によりロックフラグがセットされているか
否かを判定する。いずれの階床においても、最初にロッ
クアウト要求を検出した時点において、ステップ57の
判定結果はNOとなり、ステップ58においてロックア
ウトタイマが起動されるとともに、ロックフラグがセッ
トされる。なお、ロックフラグは、現在チェック中の特
定の階床に関してステップ54の処理に戻る前に、サブ
ルーチンが他の階床に関して実行され又は他のプログラ
ム(図示せず)が実行された場合に、当該階床において
ロックアウトが行われていることを示すためにセットさ
れる。次いで、ステップ55,56を経て、ステップ5
4により次の階床がチェックされる。次に、図3のルー
チンでロックアウトタイマが起動され、ロックフラグが
セットされている階床に関してステップ57の判定が行
われると、判定結果はYESとなり、ステップ59によ
りロックアウトタイマがタイムアウトしたか否かが判定
される。最初の段階では、ロックアウトタイマはタイム
アウトしていないので、ステップ59の判定結果はNO
となり、ステップ55,56の処理を経て、ステップ5
4から次の階床に対する処理が行われる。いずれかの階
床においてロックアウトタイマがタイムアウトすると、
ステップ59の判定結果がYESとなり、ステップ60
において該当する階床のロックアウトを解除して、スピ
ーカ装置を通じて当該階床のホールに他のメッセージを
放送することを可能とする。これとともに、ステップ6
0において、当該階床における次のメッセージの放送に
よるロックアウトに備えてロックフラグがリセットされ
る。
【0039】すべての階床がチェックされ、図3のステ
ップ53乃至56のサブルーチンを通して処理される
と、ステップ56の判定結果がYESとなり、次のサブ
ルーチンにより、かごの到着予測時刻のメッセージが生
成され、それらのかごについて使用可能となる。ステッ
プ63においては、エレベータ管理装置が到着予告方式
を採用しているか否かが判定される。この判定は、ホー
ル呼びの割り当てを、呼びに対する応答時間が時間のあ
る閾値内となるまで変化させる呼びの割り当て方式の特
徴である。この種の呼び割り当て方式は、前記のアメリ
カ特許第5,271,484号に示されている。到着予
告方式が用いられていない場合には、又は図4のルーチ
ンの実行時刻において到着予告を行わない場合には、ス
テップ63の判定結果はNOとなり、処理はステップ6
5乃至ステップ72の処理をスキップして図5のステッ
プ77にジャンプする。到着予告方式が採用されていな
い場合、ホール呼びの割り当ては、アメリカ特許第4,
363,381号(特表昭56ー501597号)及び
アメリカ特許第4,815,568号に開示された相対
システム応答方式により行われる。この相対システム応
答方式においては、ホール呼びに対してサービスするた
めに階床停止を割り当てられたかごが、該当階床の停止
制御点に到達するまで連続的に変更される(あるかごに
階床停止が割り当てられた状態で停止制御点に到達する
と、当該階床は、その階床停止を割り当てられたかごの
サービス階床となる)。この時点でホール呼びの割り当
ては最終的なものとなり、かごが当該階床のホール呼び
に対してサービスする。本発明の特徴の一つは、到着予
告方式が採用されている場合に、かごの到着以前に、い
ずれのエレベータが当該ホール呼びに対してサービスす
るか及び当該エレベータが到着するまでの待ち時間を乗
客に報知するように構成したことにある。図4におい
て、到着予告方式が採用されている場合、ステップ63
の判定結果はYESとなり、ステップ65において、予
測到着時刻要素(E.T.A.)が、前述のアメリカ特許第5,
271,484号に開示された時間閾値(かごに対する
呼びの割り当てを確定する以前のかごが到着するまでの
時間)−4秒に設定される。この時間は、E.T.A.に関す
るメッセージを作成するのに十分な時間である。これと
ともに、仕事要素(working factor)Eを所定の最大値に
設定する。これは、今回決定されたE.T.A.の値に適切に
対応する予め設定されたメッセージを検索するために用
いられる。ステップ66では、E.T.A.が、Eの第一の設
定に対して第一の予測時間を超えるか否かが判定され
る。E.T.A.が第一の設定に対して第一の予測時間を超え
ない場合には、ステップ67によりEの値を減分する。
ステップ68では、Eの値が所定の最小値となったか否
かを判定し、最小値となっていない場合には、処理をス
テップ66に戻す。E.T.A.の値が要素E以上になると、
ステップ69で要素Eに対応するメッセージとして新し
い到着予測時間のメッセージが発生される。これは、例
えば「60秒」、もしくは「次の上りのエレベータは6
0秒で到着します」といったメッセージである。ステッ
プ66における判定結果が連続的にNOとなり、ステッ
プ67におけるEの減分によりEが所定の最小値以下に
なった場合、これは残り時間が短すぎて、報知をする時
間(例えば4乃至5秒)がなく、メッセージの放送完了
時点ではかごがすでに到着していることを意味してい
る。この場合、メッセージの放送は必要ないため、新し
い到着予測時刻のメッセージには空白が設定される(ス
テップ70の静寂時間)。正しい到着予測時間のメッセ
ージを発生するステップ69又は70に続いて、ステッ
プ71において新しいメッセージが古いメッセージと同
一であるか否かが判定される。ステップ71において新
しいメッセージが古いメッセージと同一ではないと判定
された場合、ステップ72において、古いメッセージを
新しいメッセージで置き換え、新しいメッセージをかご
に送出する。一方、新しいメッセージと古いメッセージ
が同一の場合には、ステップ72をスキップして図5の
ステップ77に処理を移す。
ップ53乃至56のサブルーチンを通して処理される
と、ステップ56の判定結果がYESとなり、次のサブ
ルーチンにより、かごの到着予測時刻のメッセージが生
成され、それらのかごについて使用可能となる。ステッ
プ63においては、エレベータ管理装置が到着予告方式
を採用しているか否かが判定される。この判定は、ホー
ル呼びの割り当てを、呼びに対する応答時間が時間のあ
る閾値内となるまで変化させる呼びの割り当て方式の特
徴である。この種の呼び割り当て方式は、前記のアメリ
カ特許第5,271,484号に示されている。到着予
告方式が用いられていない場合には、又は図4のルーチ
ンの実行時刻において到着予告を行わない場合には、ス
テップ63の判定結果はNOとなり、処理はステップ6
5乃至ステップ72の処理をスキップして図5のステッ
プ77にジャンプする。到着予告方式が採用されていな
い場合、ホール呼びの割り当ては、アメリカ特許第4,
363,381号(特表昭56ー501597号)及び
アメリカ特許第4,815,568号に開示された相対
システム応答方式により行われる。この相対システム応
答方式においては、ホール呼びに対してサービスするた
めに階床停止を割り当てられたかごが、該当階床の停止
制御点に到達するまで連続的に変更される(あるかごに
階床停止が割り当てられた状態で停止制御点に到達する
と、当該階床は、その階床停止を割り当てられたかごの
サービス階床となる)。この時点でホール呼びの割り当
ては最終的なものとなり、かごが当該階床のホール呼び
に対してサービスする。本発明の特徴の一つは、到着予
告方式が採用されている場合に、かごの到着以前に、い
ずれのエレベータが当該ホール呼びに対してサービスす
るか及び当該エレベータが到着するまでの待ち時間を乗
客に報知するように構成したことにある。図4におい
て、到着予告方式が採用されている場合、ステップ63
の判定結果はYESとなり、ステップ65において、予
測到着時刻要素(E.T.A.)が、前述のアメリカ特許第5,
271,484号に開示された時間閾値(かごに対する
呼びの割り当てを確定する以前のかごが到着するまでの
時間)−4秒に設定される。この時間は、E.T.A.に関す
るメッセージを作成するのに十分な時間である。これと
ともに、仕事要素(working factor)Eを所定の最大値に
設定する。これは、今回決定されたE.T.A.の値に適切に
対応する予め設定されたメッセージを検索するために用
いられる。ステップ66では、E.T.A.が、Eの第一の設
定に対して第一の予測時間を超えるか否かが判定され
る。E.T.A.が第一の設定に対して第一の予測時間を超え
ない場合には、ステップ67によりEの値を減分する。
ステップ68では、Eの値が所定の最小値となったか否
かを判定し、最小値となっていない場合には、処理をス
テップ66に戻す。E.T.A.の値が要素E以上になると、
ステップ69で要素Eに対応するメッセージとして新し
い到着予測時間のメッセージが発生される。これは、例
えば「60秒」、もしくは「次の上りのエレベータは6
0秒で到着します」といったメッセージである。ステッ
プ66における判定結果が連続的にNOとなり、ステッ
プ67におけるEの減分によりEが所定の最小値以下に
なった場合、これは残り時間が短すぎて、報知をする時
間(例えば4乃至5秒)がなく、メッセージの放送完了
時点ではかごがすでに到着していることを意味してい
る。この場合、メッセージの放送は必要ないため、新し
い到着予測時刻のメッセージには空白が設定される(ス
テップ70の静寂時間)。正しい到着予測時間のメッセ
ージを発生するステップ69又は70に続いて、ステッ
プ71において新しいメッセージが古いメッセージと同
一であるか否かが判定される。ステップ71において新
しいメッセージが古いメッセージと同一ではないと判定
された場合、ステップ72において、古いメッセージを
新しいメッセージで置き換え、新しいメッセージをかご
に送出する。一方、新しいメッセージと古いメッセージ
が同一の場合には、ステップ72をスキップして図5の
ステップ77に処理を移す。
【0040】図5について説明すれば、次のサブルーチ
ンでは到着予測時間のメッセージとは異なる残り待ち時
間メッセージを発生する。残り待ち時間メッセージは、
単にサービス可能となるまでの時間を示し、一方、到着
予告時間のメッセージは、当該メッセージを送出してい
るかごがメッセージが放送された階床に到着するまでの
正確な時間を乗客に報知する。これらの二つのメッセー
ジの使用方法は、図5及び図7に関して以下に詳述す
る。図5において、ステップ77では、残り待ち時間要
素が発生される。この残り待ち時間要素は、ロビー階床
を出発するかごの出発間隔の過去5分間の平均にほぼ一
致している。もちろんかごは、ロビー出発時点で、その
平均時間と同じ出発間隔を保持しているわけではない。
しかしながら、この時間間隔は、一般に交通状況及びサ
ービスのレベルを反映するものである。したがって。6
基のエレベータがあると仮定し、これらの6基のエレベ
ータの内、5基のみが過去5分間にロビーから出発した
とした場合、1分間にほぼ1基の割でエレベータが運行
されていることになる。ステップ77においては、残り
待ち時間メッセージに関連し、適当な残り待ち時間を報
知することが可能な残り待ち時間メッセージに関する要
素Dが、最大値に設定される。次いで、ステップ78に
より、最後に計算された残り待ち時間要素がDに関連す
る残り待ち時間要素以上であるか否かを判定する。最後
に計算された残り待ち時間要素がDに関連する残り待ち
時間要素以上でない場合には、ステップ79において要
素Dが減分される。次いで、ステップ80ですべてのD
要素がチェックされたか否かを判定する。すべてのD要
素のチェックが完了していない場合、処理はステップ7
8に戻される。ステップ78で、最終的に残り待ち時間
要素Dの現在値よりも残り待ち時間要素が大きいか否か
を判定する。これにより、ステップ78の判定結果がY
ESとなり、残り待ち時間要素に関連した現在値Dより
も、残り待ち時間要素が大きいか否かを判定する。これ
により、処理はステップ81に移行する。ステップ81
では、新しい残り待ち時間メッセージがDに関連するメ
ッセージと等しいメッセージに設定される。このメッセ
ージは、例えば「次のエレベータは、このエレベータで
す。所要時間は40秒ほどです」又は他の適当なメッセ
ージである。ステップ82においては、新しい残り待ち
時間のメッセージは、古い残り待ち時間メッセージと同
一であるか否かの判定を行う。また、新しい残り待ち時
間メッセージは、古い残り待ち時間メッセージと同一で
ない場合には、古い残り待ち時間メッセージが新しいメ
ッセージで置き換えられ、ステップ83において新しい
残り待ち時間メッセージのかごによる使用が可能とな
る。古い残り待ち時間メッセージと同一の場合には、こ
れらのステップはバイパスされる。
ンでは到着予測時間のメッセージとは異なる残り待ち時
間メッセージを発生する。残り待ち時間メッセージは、
単にサービス可能となるまでの時間を示し、一方、到着
予告時間のメッセージは、当該メッセージを送出してい
るかごがメッセージが放送された階床に到着するまでの
正確な時間を乗客に報知する。これらの二つのメッセー
ジの使用方法は、図5及び図7に関して以下に詳述す
る。図5において、ステップ77では、残り待ち時間要
素が発生される。この残り待ち時間要素は、ロビー階床
を出発するかごの出発間隔の過去5分間の平均にほぼ一
致している。もちろんかごは、ロビー出発時点で、その
平均時間と同じ出発間隔を保持しているわけではない。
しかしながら、この時間間隔は、一般に交通状況及びサ
ービスのレベルを反映するものである。したがって。6
基のエレベータがあると仮定し、これらの6基のエレベ
ータの内、5基のみが過去5分間にロビーから出発した
とした場合、1分間にほぼ1基の割でエレベータが運行
されていることになる。ステップ77においては、残り
待ち時間メッセージに関連し、適当な残り待ち時間を報
知することが可能な残り待ち時間メッセージに関する要
素Dが、最大値に設定される。次いで、ステップ78に
より、最後に計算された残り待ち時間要素がDに関連す
る残り待ち時間要素以上であるか否かを判定する。最後
に計算された残り待ち時間要素がDに関連する残り待ち
時間要素以上でない場合には、ステップ79において要
素Dが減分される。次いで、ステップ80ですべてのD
要素がチェックされたか否かを判定する。すべてのD要
素のチェックが完了していない場合、処理はステップ7
8に戻される。ステップ78で、最終的に残り待ち時間
要素Dの現在値よりも残り待ち時間要素が大きいか否か
を判定する。これにより、ステップ78の判定結果がY
ESとなり、残り待ち時間要素に関連した現在値Dより
も、残り待ち時間要素が大きいか否かを判定する。これ
により、処理はステップ81に移行する。ステップ81
では、新しい残り待ち時間メッセージがDに関連するメ
ッセージと等しいメッセージに設定される。このメッセ
ージは、例えば「次のエレベータは、このエレベータで
す。所要時間は40秒ほどです」又は他の適当なメッセ
ージである。ステップ82においては、新しい残り待ち
時間のメッセージは、古い残り待ち時間メッセージと同
一であるか否かの判定を行う。また、新しい残り待ち時
間メッセージは、古い残り待ち時間メッセージと同一で
ない場合には、古い残り待ち時間メッセージが新しいメ
ッセージで置き換えられ、ステップ83において新しい
残り待ち時間メッセージのかごによる使用が可能とな
る。古い残り待ち時間メッセージと同一の場合には、こ
れらのステップはバイパスされる。
【0041】次いで、ステップ86により待ち時間閾値
が発生され、待ち時間要素が建物の至近の過去5分間の
平均待ち時間に設定される。次いで、長待ち閾値が待ち
時間要素の2倍に設定される。建物中の呼びの内、長待
ちとなっている呼びが存在するか否かが長待ち閾値との
比較により判定される。ステップ87で、階床要素nを
最下位階床までの階数に設定する。ついで、ステップ8
8で階床nに対する上昇ホール呼びで、長待ち閾値より
も長い待ち時間となっている呼びが有るか否かの判定を
行う。長待ちとなっている呼びが有る場合には、ステッ
プ93において、階床nが上述したようにロックアウト
状態とされているか否かを判定する。階床nがロックア
ウトされている場合には、図5のルーチンの現在の実行
サイクルではメッセージの放送は行わない。階床nがロ
ックアウトされていない場合には、ステップ94におい
て階床nをロックアウト状態として他のメッセージの放
送を禁止するとともに、その段階で長待ちとなっている
階床nのホール呼びが割り当てられているエレベータに
対応するスピーカから、「上昇方向の長待ちに対するお
詫び」のメッセージが放送される。なお、この段階で
は、長待ちとなっているホール呼びの割り当ては確定さ
れていないので、メッセージを放送したエレベータによ
るサービスは、未だに確定していない。このメッセージ
が放送されるのは、メッセージを放送したエレベータが
長待ち呼びに対してサービスする確率が他のエレベータ
に比べて高く、現在呼びを割り当てられているエレベー
タに対する割り当てが解除される可能性は非常に低いた
めであり、すでに呼びの割り当てからはずれたかごに呼
びの割り当てが変更される可能性も非常に低いためであ
る。また、新しい残り待ち時間メッセージが、先に「上
昇方向の長待ちに対するお詫び」のメッセージを放送し
た直後に、同じスピーカに送出される。これらのメッセ
ージを組み合わせたメッセージは、例えば「上りのエレ
ベータが遅れておりますことをお詫び申し上げます。次
のエレベータは約50秒後に到着する予定です」といっ
たものとなる。上昇呼びについての処理が終了すると、
ステップ95で、階床nに長待ちとなっている下降方向
のホール呼びが有るか否かを判定する。下降方向の長待
ち呼びが有る場合には、ステップ96で、ロックアウト
状態の判定が行われる。当然のことながら、階床nに上
昇方向と下降方向の双方で長待ちのホール呼びがある場
合、上昇方向の長待ちホール呼びに対するお詫びのメッ
セージ及び残り待ち時間メッセージが放送されている
間、下降方向の呼びに対するメッセージの放送はロック
アウト状態となっている。階床nがロックアウトされて
いない場合には、ステップ97において階床nをロック
アウトするとともに、下降方向長待ちのお詫びのメッセ
ージ及び残り待ち時間メッセージを、階床nの、現時点
で下降ホール呼びが割り当てられているエレベータに対
応するスピーカ装置から放送する。次いで、処理が図6
に示すグループ音声制御ルーチンの他部分に移行する。
が発生され、待ち時間要素が建物の至近の過去5分間の
平均待ち時間に設定される。次いで、長待ち閾値が待ち
時間要素の2倍に設定される。建物中の呼びの内、長待
ちとなっている呼びが存在するか否かが長待ち閾値との
比較により判定される。ステップ87で、階床要素nを
最下位階床までの階数に設定する。ついで、ステップ8
8で階床nに対する上昇ホール呼びで、長待ち閾値より
も長い待ち時間となっている呼びが有るか否かの判定を
行う。長待ちとなっている呼びが有る場合には、ステッ
プ93において、階床nが上述したようにロックアウト
状態とされているか否かを判定する。階床nがロックア
ウトされている場合には、図5のルーチンの現在の実行
サイクルではメッセージの放送は行わない。階床nがロ
ックアウトされていない場合には、ステップ94におい
て階床nをロックアウト状態として他のメッセージの放
送を禁止するとともに、その段階で長待ちとなっている
階床nのホール呼びが割り当てられているエレベータに
対応するスピーカから、「上昇方向の長待ちに対するお
詫び」のメッセージが放送される。なお、この段階で
は、長待ちとなっているホール呼びの割り当ては確定さ
れていないので、メッセージを放送したエレベータによ
るサービスは、未だに確定していない。このメッセージ
が放送されるのは、メッセージを放送したエレベータが
長待ち呼びに対してサービスする確率が他のエレベータ
に比べて高く、現在呼びを割り当てられているエレベー
タに対する割り当てが解除される可能性は非常に低いた
めであり、すでに呼びの割り当てからはずれたかごに呼
びの割り当てが変更される可能性も非常に低いためであ
る。また、新しい残り待ち時間メッセージが、先に「上
昇方向の長待ちに対するお詫び」のメッセージを放送し
た直後に、同じスピーカに送出される。これらのメッセ
ージを組み合わせたメッセージは、例えば「上りのエレ
ベータが遅れておりますことをお詫び申し上げます。次
のエレベータは約50秒後に到着する予定です」といっ
たものとなる。上昇呼びについての処理が終了すると、
ステップ95で、階床nに長待ちとなっている下降方向
のホール呼びが有るか否かを判定する。下降方向の長待
ち呼びが有る場合には、ステップ96で、ロックアウト
状態の判定が行われる。当然のことながら、階床nに上
昇方向と下降方向の双方で長待ちのホール呼びがある場
合、上昇方向の長待ちホール呼びに対するお詫びのメッ
セージ及び残り待ち時間メッセージが放送されている
間、下降方向の呼びに対するメッセージの放送はロック
アウト状態となっている。階床nがロックアウトされて
いない場合には、ステップ97において階床nをロック
アウトするとともに、下降方向長待ちのお詫びのメッセ
ージ及び残り待ち時間メッセージを、階床nの、現時点
で下降ホール呼びが割り当てられているエレベータに対
応するスピーカ装置から放送する。次いで、処理が図6
に示すグループ音声制御ルーチンの他部分に移行する。
【0042】図6の最初のサブルーチンは、上昇ピーク
時間帯において、ロビー階床以外の階床からの上昇呼び
に対してサービス不能な場合に、その旨を報知するとと
もに、乗客に一旦ロビー階床に降りてから、上昇ピーク
時間帯の直通運転されているエレベータで所望階床まで
上るように指示を与えるものである。最初のステップ1
04では、上昇ピークモードでエレベータが運行されて
いるか否かを判定する。上昇ピークモードの運行が行わ
れている場合、ステップ105で、エレベータ管理装置
が、現在上昇ピークモードの運転で、上昇ホール呼びの
登録を禁止しているか否かの判定を行う。上昇ホール呼
びの登録が禁止されている場合には、ステップ106に
おいて階床nの階床要素を、最上階と同じ値に設定す
る。また、ステップ107で、階床がロビー階床である
か否かを判定する。当該階床がロビー階床である場合に
は、すべてのロビー階床の乗客は、上昇ピーク時間帯で
は上昇方向の乗客であるため、もちろんアナウンスは不
要である。しかしながら、階床nがロビー階床以外であ
る場合には、ステップ108において、階床nに上昇呼
びが有るか否かを判定する。階床nに上昇呼びがある場
合には、ステップ109において、階床nがロックアウ
ト状態となっているか否かを判定する。階床nがロック
アウト状態となっていない場合には、ステップ110で
階床nをロックアウトし、上昇方向のサービスが行われ
ていない旨のメッセージと残り待ち時間のメッセージを
すべてのスピーカから放送する。これは、特定のエレベ
ータかごに関するものでなく、乗客に対する報知をより
確実にするためである。ステップ107乃至109で上
記と逆の判定結果となった場合には、ステップ110の
処理がスキップされる。次いで、ステップ111では、
すべての階床について登録不能な上昇呼びがチェックさ
れたか否かを判定する。すべてのチェックが完了してい
ない場合には、処理をステップ107に戻す。
時間帯において、ロビー階床以外の階床からの上昇呼び
に対してサービス不能な場合に、その旨を報知するとと
もに、乗客に一旦ロビー階床に降りてから、上昇ピーク
時間帯の直通運転されているエレベータで所望階床まで
上るように指示を与えるものである。最初のステップ1
04では、上昇ピークモードでエレベータが運行されて
いるか否かを判定する。上昇ピークモードの運行が行わ
れている場合、ステップ105で、エレベータ管理装置
が、現在上昇ピークモードの運転で、上昇ホール呼びの
登録を禁止しているか否かの判定を行う。上昇ホール呼
びの登録が禁止されている場合には、ステップ106に
おいて階床nの階床要素を、最上階と同じ値に設定す
る。また、ステップ107で、階床がロビー階床である
か否かを判定する。当該階床がロビー階床である場合に
は、すべてのロビー階床の乗客は、上昇ピーク時間帯で
は上昇方向の乗客であるため、もちろんアナウンスは不
要である。しかしながら、階床nがロビー階床以外であ
る場合には、ステップ108において、階床nに上昇呼
びが有るか否かを判定する。階床nに上昇呼びがある場
合には、ステップ109において、階床nがロックアウ
ト状態となっているか否かを判定する。階床nがロック
アウト状態となっていない場合には、ステップ110で
階床nをロックアウトし、上昇方向のサービスが行われ
ていない旨のメッセージと残り待ち時間のメッセージを
すべてのスピーカから放送する。これは、特定のエレベ
ータかごに関するものでなく、乗客に対する報知をより
確実にするためである。ステップ107乃至109で上
記と逆の判定結果となった場合には、ステップ110の
処理がスキップされる。次いで、ステップ111では、
すべての階床について登録不能な上昇呼びがチェックさ
れたか否かを判定する。すべてのチェックが完了してい
ない場合には、処理をステップ107に戻す。
【0043】すべての階床について登録不能な呼びのチ
ェックが完了すると、ステップ111の判定結果がYE
Sとなり、次のサブルーチンが実行され、ダブルデッキ
型エレベータの乗客に対する奇数階床案内と偶数階床案
内を行う。ステップ116では、エレベータ管理装置
が、ダブルデッキ型エレベータの運転を許可しているか
否かを判定する。通常の場合、ダブルデッキ型エレベー
タが設置されている場合は、それらが使用される。した
がって、ステップ116の判定結果は通常YESであ
り、ステップ117において、奇数階床用ロビータイマ
がタイムアップしているか否かを判定する。タイマは、
ダブルデッキ運転が許可されている間、奇数階床用(偶
数階床用)ロビーであることを報知するメッセージを繰
り返し放送するために用いられる。これは、単一の階床
に関して発せられる他のメッセージや当該階床に対して
特定のサービスが行われるまで発せられるメッセージと
は異なっている。ダブルデッキ用ロビーのアナウンス
は、単に乗客を上側階床ロビーと下側階床ロビーに案内
するためのものであり、目的階床に応じて上側階床ロビ
ーと下側階床ロビーを使用させるために、乗客を誘導す
るものであるため、各個のエレベータに対応するスピー
カ装置から放送されるメッセージとは異なるものであ
る。こうしたスピーカ装置は、特定のロビー階床を含む
ホールの入り口近傍、又は通常の設置位置に設置され
る。奇数階床ロビータイマがタイムアウトしている場合
には、ステップ117の判定結果がYESとなり、ステ
ップ118で、奇数階床用ロビー階床のスピーカ装置
が、偶数階床用ロビー階床に放送されるメッセージと干
渉しないようにするためにロックアウトされているか否
かを判定する。奇数階床用ロビー階床がロックアウトさ
れていない場合には、ステップ119により偶数階床用
ロビー階床をロックアウトし、奇数階床用ロビー階床の
案内メッセージを奇数階床用ロビー階床のスピーカ装置
に送出し、これと同時に奇数階床ロビータイマを起動し
て、次に奇数階床用ロビー階床の案内メッセージの放送
タイミングまでの計時を行う。奇数階床用ロビー階床の
案内メッセージは、例えば、「すべての奇数階床におい
での方は、上側ロビーをご利用ください」といったもの
となる。奇数階床用ロビー階床の案内メッセージの反復
タイミングではない時又は偶数階床用ロビー階床の案内
メッセージ放送のために奇数階床用ロビー階床がロック
アウトされている場合には、ステップ119はスキップ
される。次いで、ステップ124により偶数階床ロビー
タイマがタイムアウトしているか否かを判定する。タイ
ムアウトしている場合には、ステップ125により、偶
数階床用ロビー階床が、奇数階床用ロビー階床の案内メ
ッセージの放送によりロックアウトされているか否かを
判定する。ロックアウトされていない場合には、ステッ
プ126で奇数階床用ロビー階床をロックアウトし、偶
数階床用ロビー階床の案内メッセージを偶数階床用ロビ
ー階床のスピーカ装置に送出し、これと同時に偶数階床
ロビータイマを起動して、次の偶数階床用ロビー階床の
案内メッセージの放送タイミングまでの計時を行う。ス
テップ116乃至126のサブルーチンの処理が完了す
ると、ステップ127で、必要に応じて同様のメッセー
ジ放送機能を実行し、次いで処理はステップ128でプ
ログラムの他の部分に移る。
ェックが完了すると、ステップ111の判定結果がYE
Sとなり、次のサブルーチンが実行され、ダブルデッキ
型エレベータの乗客に対する奇数階床案内と偶数階床案
内を行う。ステップ116では、エレベータ管理装置
が、ダブルデッキ型エレベータの運転を許可しているか
否かを判定する。通常の場合、ダブルデッキ型エレベー
タが設置されている場合は、それらが使用される。した
がって、ステップ116の判定結果は通常YESであ
り、ステップ117において、奇数階床用ロビータイマ
がタイムアップしているか否かを判定する。タイマは、
ダブルデッキ運転が許可されている間、奇数階床用(偶
数階床用)ロビーであることを報知するメッセージを繰
り返し放送するために用いられる。これは、単一の階床
に関して発せられる他のメッセージや当該階床に対して
特定のサービスが行われるまで発せられるメッセージと
は異なっている。ダブルデッキ用ロビーのアナウンス
は、単に乗客を上側階床ロビーと下側階床ロビーに案内
するためのものであり、目的階床に応じて上側階床ロビ
ーと下側階床ロビーを使用させるために、乗客を誘導す
るものであるため、各個のエレベータに対応するスピー
カ装置から放送されるメッセージとは異なるものであ
る。こうしたスピーカ装置は、特定のロビー階床を含む
ホールの入り口近傍、又は通常の設置位置に設置され
る。奇数階床ロビータイマがタイムアウトしている場合
には、ステップ117の判定結果がYESとなり、ステ
ップ118で、奇数階床用ロビー階床のスピーカ装置
が、偶数階床用ロビー階床に放送されるメッセージと干
渉しないようにするためにロックアウトされているか否
かを判定する。奇数階床用ロビー階床がロックアウトさ
れていない場合には、ステップ119により偶数階床用
ロビー階床をロックアウトし、奇数階床用ロビー階床の
案内メッセージを奇数階床用ロビー階床のスピーカ装置
に送出し、これと同時に奇数階床ロビータイマを起動し
て、次に奇数階床用ロビー階床の案内メッセージの放送
タイミングまでの計時を行う。奇数階床用ロビー階床の
案内メッセージは、例えば、「すべての奇数階床におい
での方は、上側ロビーをご利用ください」といったもの
となる。奇数階床用ロビー階床の案内メッセージの反復
タイミングではない時又は偶数階床用ロビー階床の案内
メッセージ放送のために奇数階床用ロビー階床がロック
アウトされている場合には、ステップ119はスキップ
される。次いで、ステップ124により偶数階床ロビー
タイマがタイムアウトしているか否かを判定する。タイ
ムアウトしている場合には、ステップ125により、偶
数階床用ロビー階床が、奇数階床用ロビー階床の案内メ
ッセージの放送によりロックアウトされているか否かを
判定する。ロックアウトされていない場合には、ステッ
プ126で奇数階床用ロビー階床をロックアウトし、偶
数階床用ロビー階床の案内メッセージを偶数階床用ロビ
ー階床のスピーカ装置に送出し、これと同時に偶数階床
ロビータイマを起動して、次の偶数階床用ロビー階床の
案内メッセージの放送タイミングまでの計時を行う。ス
テップ116乃至126のサブルーチンの処理が完了す
ると、ステップ127で、必要に応じて同様のメッセー
ジ放送機能を実行し、次いで処理はステップ128でプ
ログラムの他の部分に移る。
【0044】エレベータ制御装置23は、また各かごに
対して音声制御ルーチンを実行する。図7,図8は、例
としてエレベータ(4号機)のかごに対する音声制御ル
ーチンを示している。音声制御ルーチンがステップ13
1で開始されると、ステップ132で、火災モードで動
作中か否かが判定される。火災モードで動作中の場合に
は、かごの音声制御ルーチンはスキップされ、ステップ
133で他の処理に移行する。一方、火災モードで動作
中でない場合には、ステップ132の判定結果がNOに
なり、ステップ134で、エレベータ管理装置が、現在
の時間帯において音声によるアナウンスを許可している
か否かを判定する。音声によるアナウンスが許可されて
いる場合には、ステップ135によりエレベータ管理装
置が、5号機のかごに対して音声によるアナウンスを許
可しているか否かを判定する。ステップ134,135
の判定結果がYESの場合、すなわち4号機及び5号機
においてかごの音声アナウンスが許可されている場合、
ステップ136において、階床要素Nが、最下位の階床
の階床数に設定される。この階床要素Nは、処理階床を
移動して、特定の階床に対していつの時点でかごに関す
るアナウンスをすべきかを判定するために用いられる。
対して音声制御ルーチンを実行する。図7,図8は、例
としてエレベータ(4号機)のかごに対する音声制御ル
ーチンを示している。音声制御ルーチンがステップ13
1で開始されると、ステップ132で、火災モードで動
作中か否かが判定される。火災モードで動作中の場合に
は、かごの音声制御ルーチンはスキップされ、ステップ
133で他の処理に移行する。一方、火災モードで動作
中でない場合には、ステップ132の判定結果がNOに
なり、ステップ134で、エレベータ管理装置が、現在
の時間帯において音声によるアナウンスを許可している
か否かを判定する。音声によるアナウンスが許可されて
いる場合には、ステップ135によりエレベータ管理装
置が、5号機のかごに対して音声によるアナウンスを許
可しているか否かを判定する。ステップ134,135
の判定結果がYESの場合、すなわち4号機及び5号機
においてかごの音声アナウンスが許可されている場合、
ステップ136において、階床要素Nが、最下位の階床
の階床数に設定される。この階床要素Nは、処理階床を
移動して、特定の階床に対していつの時点でかごに関す
るアナウンスをすべきかを判定するために用いられる。
【0045】ステップ137では、特定の階床において
音声アナウンスが許可されているか否かを判定する。音
声アナウンスは、定常的に許可されなかったり、特別な
状況で許可されない場合がある。例えば、エレベータ
が、施設の作業エリアに通じる廊下に設置されているの
ではなく、直接施設の作業エリアに設置されている場合
等において、音声アナウンスをしないほうが望ましい場
合もある。階床Nにおいて音声アナウンスが許可されて
いる場合には、ステップ138により、かごの次の停止
階床がロビー階床であるか否かが判定される。ロビー階
床が判定対象となっている階床である場合には、ステッ
プ139において、上昇ピークモードで運行されている
か否かが判定される。上昇ピークモードでエレベータが
運行されている場合、ステップ140で、ピーク時間帯
において直通運転又はチャネリングによる運行が行われ
ているか否かが判定される。ピーク時間帯にチャネリン
グによる運行が行われている場合、乗客は、次の運行に
おいて目的階床を含む階床グループへの運行が割り当て
られているかごに乗らなければならない。そのため、本
発明においては、各エレベータにおいて直接直通運転階
床のアナウンスを行い、運行する階床グループの各階床
を目的階床とする乗客を誘導するように構成されてい
る。ステップ140の判定結果がYESの場合、ステッ
プ145によりかごの運行方向が上昇方向であるか否か
が判定される。この判定は、各階床において乗客の乗降
が行われ、ドアが閉止され、エレベータが運転可能とな
った時に行われる。この時点で、ステップ146におい
て、以下に説明する種々の要素がリセットされる。案内
メッセージを発生する以前に、エレベータにはロビーで
乗り込んだ乗客があったので、ステップ145の判定結
果はNOとなり、ステップ147において、局部チャネ
リング開始フラグがセットされているか否かが判定され
る。初期の段階では局部チャネリング開始フラグはセッ
トされていないので、ステップ147の判定結果はNO
となり、ステップ148において、かごの操作パネルに
設けられたすべてのかご呼びボタンが動作不能とされ、
エレベータ前面のディスプレイ24がリセットされる。
ディスプレイのリセットは重複した処理であるが、ディ
スプレイ上に所望の数字のみを確実に表示するために必
要な処理である。次いで、ステップ149において、現
在判定が行われている階床Nが、4号機エレベータのか
ごに現在割り当てられている直通運転階床グループ中に
含まれるか否かを判定する。階床Nが、現在4号機エレ
ベータに対して直通運転が割り当てられている階床グル
ープに含まれていない場合には、ステップ149の判定
結果がNOとなり、ステップ150でチャネリング下限
階床フラグがセットされているか否かが判定される。か
ごが、現在割り当てられている直通運転階床グループの
最下階床(下限階床)に到達するまでは、ステップ14
9及びステップ150の判定結果はNOとなり、階床N
に対する機能がスキップされ、ステップ151におい
て、階床要素Nが1増分され、次の階床に対する判定が
行われる。また、ステップ152により、すべての階床
について判定を終了したか否かが判定される。初期の段
階では、ステップ152の判定結果はNOとなるので、
処理はステップ137に戻る。音声アナウンスが許可さ
れ、かごの停止階床がロビー階床であり、エレベータの
運転モードが上昇ピークモードの直通運転である場合に
は、案内を発生する以前に、ステップ147により再び
直通運転が開始されたか否かが判定される。この時判定
対象となっている階床に関して、初期の段階では、ステ
ップ147の判定結果はNOとなり、ステップ148に
おいてかご呼びの不能化処理及びディスプレイのリセッ
トが再度行われる。次いで、ステップ149で、現在判
定対象となっている階床が、4号機エレベータに割り当
てられている直通運転階床グループに含まれるか否かが
判定される。ここで、現在判定対象となっている階床
が、4号機エレベータに割り当てられている直通運転階
床グループに含まれ、ステップ149における判定結果
がYESとなると、現在判定対象となっている階床が、
4号機エレベータに対して割り当てられている直通運転
階床グループの下限階床であることになる。この結果、
処理はステップ155に進み、階床Nに対するかご呼び
が可能とされる、次いで、ステップ156で、チャネリ
ング下限階床フラグがセットされているか否かが判定さ
れる。直通運転階床グループに含まれる階床の最初の階
床に関する判定では、ステップ156の判定結果はNO
となり、ステップ157において、現在判定対象となっ
ている階床Nの階床数を直通運転階床グループの下限階
床としてセットするとともに、チャネリング下限階床フ
ラグをセットする。チャネリング下限階床フラグは、こ
れに続く上側の階床が直通運転階床グループの階床であ
ることを示すものである。次いで、ステップ160で、
ディスプレイ24で使用するチャネリング上限階床数を
設定する。直通運転階床グループの最初の階床がセット
された場合、設定された上限階床は正しいものではない
ことは明らかである。しかしながら、この上限階床の階
床数は、階床グループの最上位の階床に至るまで繰り返
し書き換えられる。次いで、ステップ151,152で
は、すべての階床に関して判定が行われたか否かをチェ
ックし、すべての階床のチェックが完了していなけれ
ば、処理はステップ137に戻る。状態が変化しないと
すると、ステップ149の判定結果がYESのままであ
り、ステップ155で現在判定対象となっている階床に
対するかご呼びを可能とする。ステップ156では、チ
ャネリング下限階床フラグがセットされているか否かを
再びチェックする。このチェックは、直通運転の下限階
床の設定を変化させないようにするために必要となる。
さらに、ステップ160において、現在処理の対象にな
っている階床要素Nに対応する階床の階床数がチャネリ
ング上限階床として設定される。次いで、ステップ15
1で階床要素Nが増分され、ステップ152で全階床の
チェックが完了したか否かが判定され、処理が再びステ
ップ137に戻る。次の実行サイクルでは、さらに、現
在処理の対象となっている階床に対するかご呼びを可能
とする。このときステップ156の判定結果もYESと
なり、ステップ160で、直通運転の上限階床が再度現
在処理対象となっている階床の階床数で書き換えられ
る。この処理は、4号機エレベータのかごに関して現在
割り当てられている直通運転階床グループ内のすべての
階床に関して判定を完了するまで継続して行われ、直通
運転階床グループのすべての階床に対するかご呼びが可
能となる。次いで、階床要素Nが増分され、ステップ1
50を経て処理がステップ137に戻る。かごに割り当
てられている階床グループのすべての階床のチェックが
完了したのち、ステップ149の判定が行われると、判
定結果はNOとなる、チャネリング下限階床フラグはセ
ットされているので、ステップ150の判定結果がYE
Sになり、直通運転階床グループのすべての階床が処理
されたことを示す。この時点で、ディスプレイ24がス
テップ161で点灯され、直通運転階床グループの下限
階床及び上限階床の各階床番号が表示される。なお、す
べての直通運転方式はディスプレイを持つ構成となって
いるが、このディスプレイ制御は、本発明による音声制
御機能と一体化されている。必要に応じてディスプレイ
する階床番号を他の方法により生成することも可能であ
り、音声による直通運転案内メッセージとは別にディス
プレイの制御処理を行うことも可能である。直通運転階
床グループ内に含まれる階床が識別されると、直通運転
開始フラグがステップ161でセットされ、直通運転階
床グループの下限階床及び上限階床の識別処理が完了し
たことを示す。次いで、ステップ162において、ロビ
ー階床が音声メッセージの放送に対してロックアウト状
態であるか否かを判定する。ロビー階床がロックアウト
状態でない場合(すなわち、現在処理対象となっている
直通運転階床グループによるロビー階床のロックアウト
が可能な場合)、4号機エレベータのロビー階床のスピ
ーカ装置に対して直通運転メッセージが送出される。な
お、直通運転メッセージは、例えば「2階から14階の
かご1はこちらです」といったものとなる。また、かご
番号とサービス対象となる階床グループを特定する他の
メッセージを用いることも当然可能である。この時点
で、直通運転階床識別処理の完了によりさらにほかの階
床について判定を行う必要がないので、階床番号Nは増
分されない。したがって、メッセージが送出された場合
及びロックアウト状態であると判定された場合、4号機
エレベータの音声制御ルーチンの次の処理を行うため
に、図9に示す処理が行われる。
音声アナウンスが許可されているか否かを判定する。音
声アナウンスは、定常的に許可されなかったり、特別な
状況で許可されない場合がある。例えば、エレベータ
が、施設の作業エリアに通じる廊下に設置されているの
ではなく、直接施設の作業エリアに設置されている場合
等において、音声アナウンスをしないほうが望ましい場
合もある。階床Nにおいて音声アナウンスが許可されて
いる場合には、ステップ138により、かごの次の停止
階床がロビー階床であるか否かが判定される。ロビー階
床が判定対象となっている階床である場合には、ステッ
プ139において、上昇ピークモードで運行されている
か否かが判定される。上昇ピークモードでエレベータが
運行されている場合、ステップ140で、ピーク時間帯
において直通運転又はチャネリングによる運行が行われ
ているか否かが判定される。ピーク時間帯にチャネリン
グによる運行が行われている場合、乗客は、次の運行に
おいて目的階床を含む階床グループへの運行が割り当て
られているかごに乗らなければならない。そのため、本
発明においては、各エレベータにおいて直接直通運転階
床のアナウンスを行い、運行する階床グループの各階床
を目的階床とする乗客を誘導するように構成されてい
る。ステップ140の判定結果がYESの場合、ステッ
プ145によりかごの運行方向が上昇方向であるか否か
が判定される。この判定は、各階床において乗客の乗降
が行われ、ドアが閉止され、エレベータが運転可能とな
った時に行われる。この時点で、ステップ146におい
て、以下に説明する種々の要素がリセットされる。案内
メッセージを発生する以前に、エレベータにはロビーで
乗り込んだ乗客があったので、ステップ145の判定結
果はNOとなり、ステップ147において、局部チャネ
リング開始フラグがセットされているか否かが判定され
る。初期の段階では局部チャネリング開始フラグはセッ
トされていないので、ステップ147の判定結果はNO
となり、ステップ148において、かごの操作パネルに
設けられたすべてのかご呼びボタンが動作不能とされ、
エレベータ前面のディスプレイ24がリセットされる。
ディスプレイのリセットは重複した処理であるが、ディ
スプレイ上に所望の数字のみを確実に表示するために必
要な処理である。次いで、ステップ149において、現
在判定が行われている階床Nが、4号機エレベータのか
ごに現在割り当てられている直通運転階床グループ中に
含まれるか否かを判定する。階床Nが、現在4号機エレ
ベータに対して直通運転が割り当てられている階床グル
ープに含まれていない場合には、ステップ149の判定
結果がNOとなり、ステップ150でチャネリング下限
階床フラグがセットされているか否かが判定される。か
ごが、現在割り当てられている直通運転階床グループの
最下階床(下限階床)に到達するまでは、ステップ14
9及びステップ150の判定結果はNOとなり、階床N
に対する機能がスキップされ、ステップ151におい
て、階床要素Nが1増分され、次の階床に対する判定が
行われる。また、ステップ152により、すべての階床
について判定を終了したか否かが判定される。初期の段
階では、ステップ152の判定結果はNOとなるので、
処理はステップ137に戻る。音声アナウンスが許可さ
れ、かごの停止階床がロビー階床であり、エレベータの
運転モードが上昇ピークモードの直通運転である場合に
は、案内を発生する以前に、ステップ147により再び
直通運転が開始されたか否かが判定される。この時判定
対象となっている階床に関して、初期の段階では、ステ
ップ147の判定結果はNOとなり、ステップ148に
おいてかご呼びの不能化処理及びディスプレイのリセッ
トが再度行われる。次いで、ステップ149で、現在判
定対象となっている階床が、4号機エレベータに割り当
てられている直通運転階床グループに含まれるか否かが
判定される。ここで、現在判定対象となっている階床
が、4号機エレベータに割り当てられている直通運転階
床グループに含まれ、ステップ149における判定結果
がYESとなると、現在判定対象となっている階床が、
4号機エレベータに対して割り当てられている直通運転
階床グループの下限階床であることになる。この結果、
処理はステップ155に進み、階床Nに対するかご呼び
が可能とされる、次いで、ステップ156で、チャネリ
ング下限階床フラグがセットされているか否かが判定さ
れる。直通運転階床グループに含まれる階床の最初の階
床に関する判定では、ステップ156の判定結果はNO
となり、ステップ157において、現在判定対象となっ
ている階床Nの階床数を直通運転階床グループの下限階
床としてセットするとともに、チャネリング下限階床フ
ラグをセットする。チャネリング下限階床フラグは、こ
れに続く上側の階床が直通運転階床グループの階床であ
ることを示すものである。次いで、ステップ160で、
ディスプレイ24で使用するチャネリング上限階床数を
設定する。直通運転階床グループの最初の階床がセット
された場合、設定された上限階床は正しいものではない
ことは明らかである。しかしながら、この上限階床の階
床数は、階床グループの最上位の階床に至るまで繰り返
し書き換えられる。次いで、ステップ151,152で
は、すべての階床に関して判定が行われたか否かをチェ
ックし、すべての階床のチェックが完了していなけれ
ば、処理はステップ137に戻る。状態が変化しないと
すると、ステップ149の判定結果がYESのままであ
り、ステップ155で現在判定対象となっている階床に
対するかご呼びを可能とする。ステップ156では、チ
ャネリング下限階床フラグがセットされているか否かを
再びチェックする。このチェックは、直通運転の下限階
床の設定を変化させないようにするために必要となる。
さらに、ステップ160において、現在処理の対象にな
っている階床要素Nに対応する階床の階床数がチャネリ
ング上限階床として設定される。次いで、ステップ15
1で階床要素Nが増分され、ステップ152で全階床の
チェックが完了したか否かが判定され、処理が再びステ
ップ137に戻る。次の実行サイクルでは、さらに、現
在処理の対象となっている階床に対するかご呼びを可能
とする。このときステップ156の判定結果もYESと
なり、ステップ160で、直通運転の上限階床が再度現
在処理対象となっている階床の階床数で書き換えられ
る。この処理は、4号機エレベータのかごに関して現在
割り当てられている直通運転階床グループ内のすべての
階床に関して判定を完了するまで継続して行われ、直通
運転階床グループのすべての階床に対するかご呼びが可
能となる。次いで、階床要素Nが増分され、ステップ1
50を経て処理がステップ137に戻る。かごに割り当
てられている階床グループのすべての階床のチェックが
完了したのち、ステップ149の判定が行われると、判
定結果はNOとなる、チャネリング下限階床フラグはセ
ットされているので、ステップ150の判定結果がYE
Sになり、直通運転階床グループのすべての階床が処理
されたことを示す。この時点で、ディスプレイ24がス
テップ161で点灯され、直通運転階床グループの下限
階床及び上限階床の各階床番号が表示される。なお、す
べての直通運転方式はディスプレイを持つ構成となって
いるが、このディスプレイ制御は、本発明による音声制
御機能と一体化されている。必要に応じてディスプレイ
する階床番号を他の方法により生成することも可能であ
り、音声による直通運転案内メッセージとは別にディス
プレイの制御処理を行うことも可能である。直通運転階
床グループ内に含まれる階床が識別されると、直通運転
開始フラグがステップ161でセットされ、直通運転階
床グループの下限階床及び上限階床の識別処理が完了し
たことを示す。次いで、ステップ162において、ロビ
ー階床が音声メッセージの放送に対してロックアウト状
態であるか否かを判定する。ロビー階床がロックアウト
状態でない場合(すなわち、現在処理対象となっている
直通運転階床グループによるロビー階床のロックアウト
が可能な場合)、4号機エレベータのロビー階床のスピ
ーカ装置に対して直通運転メッセージが送出される。な
お、直通運転メッセージは、例えば「2階から14階の
かご1はこちらです」といったものとなる。また、かご
番号とサービス対象となる階床グループを特定する他の
メッセージを用いることも当然可能である。この時点
で、直通運転階床識別処理の完了によりさらにほかの階
床について判定を行う必要がないので、階床番号Nは増
分されない。したがって、メッセージが送出された場合
及びロックアウト状態であると判定された場合、4号機
エレベータの音声制御ルーチンの次の処理を行うため
に、図9に示す処理が行われる。
【0046】状態が変化していないとすると、図7,図
8のルーチンの次の実行サイクルにおいてかごがロビー
階床に到着する場合、ステップ147の判定結果がYE
Sであり、ステップ165により直通運転時間がタイム
アウトしたか否か(ステップ163により以下に説明す
るように計時が開始されているか否か)、もしくは(ロ
ックアウトされているため)タイマが起動されていない
かが判定される。後者の場合も、タイムアウトと同様に
応答する。ステップ165の判定結果がNOの場合、ロ
ビー階床には何らの機能も行われず、ルーチンは次の処
理に進められる。直通運転時間は、かごがロビー階床を
出発する前にタイムアウトする可能性がある。直通運転
時間がタイムアウトした場合、ステップ147及びステ
ップ165の判定結果がYESとなり、ステップ162
で、ロビー階床の音声放送装置がロックアウトされてい
るか否かを判定する。ロビー階床の音声放送装置がロッ
クアウトされていない場合、ステップ163でメッセー
ジが放送され、ロビー階床をロックアウトし、直通運転
タイマを起動する。これにより、次の運行のためにかご
がロビー階床を出発する前に、一乃至三のアナウンスを
行うことができる。かごが、出発可能な状態となると、
図7の後続のルーチンにおいて、かごの運行方向が上昇
方向になる。そしてステップ145の判定結果がYES
となり、ステップ146のおいて、すべてのフラグ及び
数がリセットされるとともに、ディスプレイ24もリセ
ットされる。これにより、次の運行のためのシステムが
再構成され、4号機エレベータは、ロビー階床において
直通運転階床を報知する。要すれば、残り待ち時間メッ
セージを、常時又は二次的に直通運転階床メッセージに
付加して放送することができ、乗客はより空いている次
のかごを待つこともできるようになる。これを達成する
一つの方法は、ステップ163において、4号機エレベ
ータのロビー階床のスピーカ装置に、直通運転メッセー
ジの送出の直後に、残り待ち時間メッセージを送出する
だけでよい。
8のルーチンの次の実行サイクルにおいてかごがロビー
階床に到着する場合、ステップ147の判定結果がYE
Sであり、ステップ165により直通運転時間がタイム
アウトしたか否か(ステップ163により以下に説明す
るように計時が開始されているか否か)、もしくは(ロ
ックアウトされているため)タイマが起動されていない
かが判定される。後者の場合も、タイムアウトと同様に
応答する。ステップ165の判定結果がNOの場合、ロ
ビー階床には何らの機能も行われず、ルーチンは次の処
理に進められる。直通運転時間は、かごがロビー階床を
出発する前にタイムアウトする可能性がある。直通運転
時間がタイムアウトした場合、ステップ147及びステ
ップ165の判定結果がYESとなり、ステップ162
で、ロビー階床の音声放送装置がロックアウトされてい
るか否かを判定する。ロビー階床の音声放送装置がロッ
クアウトされていない場合、ステップ163でメッセー
ジが放送され、ロビー階床をロックアウトし、直通運転
タイマを起動する。これにより、次の運行のためにかご
がロビー階床を出発する前に、一乃至三のアナウンスを
行うことができる。かごが、出発可能な状態となると、
図7の後続のルーチンにおいて、かごの運行方向が上昇
方向になる。そしてステップ145の判定結果がYES
となり、ステップ146のおいて、すべてのフラグ及び
数がリセットされるとともに、ディスプレイ24もリセ
ットされる。これにより、次の運行のためのシステムが
再構成され、4号機エレベータは、ロビー階床において
直通運転階床を報知する。要すれば、残り待ち時間メッ
セージを、常時又は二次的に直通運転階床メッセージに
付加して放送することができ、乗客はより空いている次
のかごを待つこともできるようになる。これを達成する
一つの方法は、ステップ163において、4号機エレベ
ータのロビー階床のスピーカ装置に、直通運転メッセー
ジの送出の直後に、残り待ち時間メッセージを送出する
だけでよい。
【0047】4号機エレベータのかごの停止階床がロビ
ー階床でない場合、ステップ138の判定結果がNOと
なり、ステップ168により、4号機エレベータのかご
の運行方向が上昇方向であるか否かを判定する。かごの
運行方向が上昇方向である場合には、エレベータの上昇
方向に関連するいくつかの判定(ステップ169等)が
行われる。上昇ピークモードの運転が行われている場
合、ステップ139の判定結果がYESとなっている
が、直通運転が行われておらず、したがってステップ1
40がNOである場合、建物の他の階床に用いられてい
るのと同一の処理が行われる。つまり、上昇ピークモー
ドの運行がされていなければ、ロビー階床は他の階床と
同様に取り扱われる。このため、ステップ139の判定
結果がNOとなり、同一の処理が行われる。特に、ステ
ップ169では、4号機エレベータのかごが、現在判定
対象となっている階床において、上昇方向の呼びが割り
当てられ、当該階床に停止することになっているか否か
を判定する。本実施例において、上昇方向の階床停止
は、上昇方向に運行されるときに、上昇ホール呼び又は
かご呼びが割り当てられていることを意味する。判定対
象となっている階床において上昇方向の階床停止が割り
当てられている場合、ステップ170において、判定対
象となっている階床が4号機エレベータのかごの停止階
床であるか否かが判定される。停止階床となっている場
合、ステップ171で判定対象の階床が音声メッセージ
の放送がロックアウトされているか否かが判定される。
ロックアウトされていない場合、ステップ172で、階
床Nについてのロックアウト要求を当該階床グループに
送出し、「次の上りのエレベータは4号機です」のメッ
セージを判定対象の階床の4号機エレベータのスピーカ
装置に送出する。したがって、かごが次に停止する階床
に近づいている場合、上昇方向にサービスするエレベー
タが4号機エレベータであることを報知する。なお、エ
レベータを特定する場合、「4号機」等の特定方法のほ
か、適当な方法を用いることができる。これにより、階
床でサービスを待つ乗客は、アナウンスがなされた場所
(スピーカ装置)の方へ移動するとともに、サービス応
答するエレベータが4号機エレベータであることを認識
する。日常的に建物を利用する視覚障害者の場合、サー
ビスするエレベータが4号機エレベータであることのア
ナウンスは、非常に大きな助けとなる。音声案内は、視
覚的な指示に依存している乗客に対するよりも、視覚障
害を持つ乗客にとってはるかに有用である。判定対象と
なっている階床が、4号機エレベータのかごの停止階床
でない場合、ステップ170において判定結果はNOと
なり、ステップ173で4号機エレベータのかごに、階
床Nにおける上昇ホール呼びが割り当てられているかを
判定する。上昇ホール呼びが割り当てられている場合、
ステップ173で判定結果がYESとなり、ステップ1
74においてエレベータ管理装置が到着予告を許可して
いるか否かを判定する。すなわち、かごに割り当てられ
たホール呼びを確定する時点は、当該ホール呼びのある
階床の停止制御ポイントに達した時点である。このホー
ル呼びの確定タイミングは、アメリカ特許第5,27
1,484号に開示されている。到着予告が用いられて
いる場合(図4のステップ63乃至72に関して述べた
ように)で、予告通知の量が十分である場合、E.T.A.メ
ッセージの使用は妥当なものとなる。この場合、E.T.A.
メッセージが送出される。しかしながら、一般的な相対
応答割り当てシステムにおいては、適当なかごに1秒間
に何回もの呼びが割り当てられるものの、その割り当て
を受けるかごは最終的に呼びが割り当てられるかごとは
限らない。したがって、4号機エレベータのかごに対す
る呼びの割り当てが、アメリカ特許第5,271,48
4号に示す最終的な割り当てであることを確実にする必
要がある。これは、ステップ175で判定される。4号
機エレベータのかごが階床Nの上昇呼びに応答すること
がわかっている場合、ステップ175の判定結果はYE
Sとなり、ステップ176でE.T.A.フラグをセットす
る。次いで、ステップ172で、可能であれば「次の上
りのエレベータは4号機です」のメッセージが4号機エ
レベータの階床Nのスピーカ装置に送出される。ステッ
プ177では、E.T.A.フラグがチェックされ、フラグが
セットされている場合は、ステップ172の次のかごの
上昇メッセージに引き続いて階床Nの4号機エレベータ
のスピーカ装置にE.T.A.メッセージを送出し、E.T.A.フ
ラグをリセットする。これらの処理は、ステップ178
で行われる。したがって、ステップ169乃至172の
処理は、直通運転中のロビー階床を除くすべての階床で
行われ、次の階床停止が上昇呼びについて応答及びロビ
ー階床である場合にはメッセージの放送が行われる。ス
テップ171乃至178は、到着予告が許可されている
場合に、次の上りのエレベータが4号機エレベータであ
ることを予告し、適当な場合には、E.T.A.メッセージを
放送する。
ー階床でない場合、ステップ138の判定結果がNOと
なり、ステップ168により、4号機エレベータのかご
の運行方向が上昇方向であるか否かを判定する。かごの
運行方向が上昇方向である場合には、エレベータの上昇
方向に関連するいくつかの判定(ステップ169等)が
行われる。上昇ピークモードの運転が行われている場
合、ステップ139の判定結果がYESとなっている
が、直通運転が行われておらず、したがってステップ1
40がNOである場合、建物の他の階床に用いられてい
るのと同一の処理が行われる。つまり、上昇ピークモー
ドの運行がされていなければ、ロビー階床は他の階床と
同様に取り扱われる。このため、ステップ139の判定
結果がNOとなり、同一の処理が行われる。特に、ステ
ップ169では、4号機エレベータのかごが、現在判定
対象となっている階床において、上昇方向の呼びが割り
当てられ、当該階床に停止することになっているか否か
を判定する。本実施例において、上昇方向の階床停止
は、上昇方向に運行されるときに、上昇ホール呼び又は
かご呼びが割り当てられていることを意味する。判定対
象となっている階床において上昇方向の階床停止が割り
当てられている場合、ステップ170において、判定対
象となっている階床が4号機エレベータのかごの停止階
床であるか否かが判定される。停止階床となっている場
合、ステップ171で判定対象の階床が音声メッセージ
の放送がロックアウトされているか否かが判定される。
ロックアウトされていない場合、ステップ172で、階
床Nについてのロックアウト要求を当該階床グループに
送出し、「次の上りのエレベータは4号機です」のメッ
セージを判定対象の階床の4号機エレベータのスピーカ
装置に送出する。したがって、かごが次に停止する階床
に近づいている場合、上昇方向にサービスするエレベー
タが4号機エレベータであることを報知する。なお、エ
レベータを特定する場合、「4号機」等の特定方法のほ
か、適当な方法を用いることができる。これにより、階
床でサービスを待つ乗客は、アナウンスがなされた場所
(スピーカ装置)の方へ移動するとともに、サービス応
答するエレベータが4号機エレベータであることを認識
する。日常的に建物を利用する視覚障害者の場合、サー
ビスするエレベータが4号機エレベータであることのア
ナウンスは、非常に大きな助けとなる。音声案内は、視
覚的な指示に依存している乗客に対するよりも、視覚障
害を持つ乗客にとってはるかに有用である。判定対象と
なっている階床が、4号機エレベータのかごの停止階床
でない場合、ステップ170において判定結果はNOと
なり、ステップ173で4号機エレベータのかごに、階
床Nにおける上昇ホール呼びが割り当てられているかを
判定する。上昇ホール呼びが割り当てられている場合、
ステップ173で判定結果がYESとなり、ステップ1
74においてエレベータ管理装置が到着予告を許可して
いるか否かを判定する。すなわち、かごに割り当てられ
たホール呼びを確定する時点は、当該ホール呼びのある
階床の停止制御ポイントに達した時点である。このホー
ル呼びの確定タイミングは、アメリカ特許第5,27
1,484号に開示されている。到着予告が用いられて
いる場合(図4のステップ63乃至72に関して述べた
ように)で、予告通知の量が十分である場合、E.T.A.メ
ッセージの使用は妥当なものとなる。この場合、E.T.A.
メッセージが送出される。しかしながら、一般的な相対
応答割り当てシステムにおいては、適当なかごに1秒間
に何回もの呼びが割り当てられるものの、その割り当て
を受けるかごは最終的に呼びが割り当てられるかごとは
限らない。したがって、4号機エレベータのかごに対す
る呼びの割り当てが、アメリカ特許第5,271,48
4号に示す最終的な割り当てであることを確実にする必
要がある。これは、ステップ175で判定される。4号
機エレベータのかごが階床Nの上昇呼びに応答すること
がわかっている場合、ステップ175の判定結果はYE
Sとなり、ステップ176でE.T.A.フラグをセットす
る。次いで、ステップ172で、可能であれば「次の上
りのエレベータは4号機です」のメッセージが4号機エ
レベータの階床Nのスピーカ装置に送出される。ステッ
プ177では、E.T.A.フラグがチェックされ、フラグが
セットされている場合は、ステップ172の次のかごの
上昇メッセージに引き続いて階床Nの4号機エレベータ
のスピーカ装置にE.T.A.メッセージを送出し、E.T.A.フ
ラグをリセットする。これらの処理は、ステップ178
で行われる。したがって、ステップ169乃至172の
処理は、直通運転中のロビー階床を除くすべての階床で
行われ、次の階床停止が上昇呼びについて応答及びロビ
ー階床である場合にはメッセージの放送が行われる。ス
テップ171乃至178は、到着予告が許可されている
場合に、次の上りのエレベータが4号機エレベータであ
ることを予告し、適当な場合には、E.T.A.メッセージを
放送する。
【0048】ステップ168においてエレベータの運行
方向が上昇方向ではないと判定された場合には、ステッ
プ179の処理が行われる。ステップ179では、ステ
ップ169乃至ステップ178と同様の処理が下降方向
について行われる。
方向が上昇方向ではないと判定された場合には、ステッ
プ179の処理が行われる。ステップ179では、ステ
ップ169乃至ステップ178と同様の処理が下降方向
について行われる。
【0049】かごが、上昇方向に運行されているか、下
降方向に運転されているか、また直通運転モードで運転
されているか否かにかかわらず、直通運転階床を特定す
るか、もしくは上昇呼び又は下降呼びの有無に関して各
階床をチェックして、可能な場合にはアナウンスを行う
という図7,図8のルーチンを実行する毎に、処理は図
9のルーチンに進み、「満員」の音声アナウンスを行
う。図9において、ステップ181では、エレベータ管
理装置がエレベータが満員であることの音声アナウンス
を許可していない場合には、ステップ181の判定結果
がNOとなり、処理はステップ182でプログラムの他
の部分に移行する。一方、満員の音声アナウンスが許可
されている場合には、ステップ183で4号機エレベー
タの重量が、設計重量の90%(許容重量)を越えてい
るか否かが判定される。越えていない場合には、満員の
音声アナウンスは不要であり、処理はステップ182で
プログラムの他の部分に移行する。一方、かごが満員で
あり、ステップ183の判定結果がYESとなった場合
には、ステップ184によりかごが上昇又は下降方向に
移動中か否かを判定する。かごが移動中であることは、
かごが階床停止して乗客を受け入れている状態ではない
ことを示しており、この状態では音声アナウンスは不要
である。かごが移動中である場合、ステップ184の判
定結果がYESとなり、ステップ182で他の処理に移
行する。一方、かごが移動中でない場合には、ステップ
185により、4号機エレベータのかごが階床停止して
いる階床が、ロックアウト状態となっているか否かを判
定する。ロックアウト状態となっている場合には、満員
の音声アナウンスは不能である。この場合、音声アナウ
ンスは行われず、ステップ182で他の処理に移行す
る。一方、ロックアウトされていない場合には、ステッ
プ186により、4号機エレベータのかごが停止中の階
床にロックアウト要求が送出され、「満員」のメッセー
ジが当該階床の4号機エレベータのスピーカ装置に送出
される。さらに、図5のステップ81で説明した残り時
間メッセージがスピーカ装置に送出される。ちなみに、
満員メッセージは、例えば、「このエレベータは満員で
す。次のエレベータをご利用ください」といったもので
あり、このメッセージに続いて、残り待ち時間メッセー
ジがアナウンスされる。勿論、残り時間メッセージを満
員メッセージと同時にアナウンスすることは必須ではな
い。本発明の他の実施例によれば、かごの重量をかごが
満員になろうとしていることを示す指標として用いて、
満員メッセージをアナウンスする代わりに残り時間メッ
セージをアナウンスするように構成される。図9におい
て、これは、ステップ183において、例えば設計重量
の70%のように、使用されるかご重量の設計重量に対
する比率を下げることにより行うことができる。この場
合、かご重量が設計重量の70%を越えると、ステップ
186によりロックアウト要求が発せられるとともに、
満員メッセージに代えて残り待ち時間メッセージが送出
される。これは、乗客に次のかごがいつ到着するかを報
知するオプションであり、かごが満員の場合に乗客が知
りたい情報を提供するものである。また、他の実施例に
よれば、かごが階床停止する毎に、かごのスピーカ装置
に残り待ち時間メッセージをアナウンスさせるようにす
ることも可能である。
降方向に運転されているか、また直通運転モードで運転
されているか否かにかかわらず、直通運転階床を特定す
るか、もしくは上昇呼び又は下降呼びの有無に関して各
階床をチェックして、可能な場合にはアナウンスを行う
という図7,図8のルーチンを実行する毎に、処理は図
9のルーチンに進み、「満員」の音声アナウンスを行
う。図9において、ステップ181では、エレベータ管
理装置がエレベータが満員であることの音声アナウンス
を許可していない場合には、ステップ181の判定結果
がNOとなり、処理はステップ182でプログラムの他
の部分に移行する。一方、満員の音声アナウンスが許可
されている場合には、ステップ183で4号機エレベー
タの重量が、設計重量の90%(許容重量)を越えてい
るか否かが判定される。越えていない場合には、満員の
音声アナウンスは不要であり、処理はステップ182で
プログラムの他の部分に移行する。一方、かごが満員で
あり、ステップ183の判定結果がYESとなった場合
には、ステップ184によりかごが上昇又は下降方向に
移動中か否かを判定する。かごが移動中であることは、
かごが階床停止して乗客を受け入れている状態ではない
ことを示しており、この状態では音声アナウンスは不要
である。かごが移動中である場合、ステップ184の判
定結果がYESとなり、ステップ182で他の処理に移
行する。一方、かごが移動中でない場合には、ステップ
185により、4号機エレベータのかごが階床停止して
いる階床が、ロックアウト状態となっているか否かを判
定する。ロックアウト状態となっている場合には、満員
の音声アナウンスは不能である。この場合、音声アナウ
ンスは行われず、ステップ182で他の処理に移行す
る。一方、ロックアウトされていない場合には、ステッ
プ186により、4号機エレベータのかごが停止中の階
床にロックアウト要求が送出され、「満員」のメッセー
ジが当該階床の4号機エレベータのスピーカ装置に送出
される。さらに、図5のステップ81で説明した残り時
間メッセージがスピーカ装置に送出される。ちなみに、
満員メッセージは、例えば、「このエレベータは満員で
す。次のエレベータをご利用ください」といったもので
あり、このメッセージに続いて、残り待ち時間メッセー
ジがアナウンスされる。勿論、残り時間メッセージを満
員メッセージと同時にアナウンスすることは必須ではな
い。本発明の他の実施例によれば、かごの重量をかごが
満員になろうとしていることを示す指標として用いて、
満員メッセージをアナウンスする代わりに残り時間メッ
セージをアナウンスするように構成される。図9におい
て、これは、ステップ183において、例えば設計重量
の70%のように、使用されるかご重量の設計重量に対
する比率を下げることにより行うことができる。この場
合、かご重量が設計重量の70%を越えると、ステップ
186によりロックアウト要求が発せられるとともに、
満員メッセージに代えて残り待ち時間メッセージが送出
される。これは、乗客に次のかごがいつ到着するかを報
知するオプションであり、かごが満員の場合に乗客が知
りたい情報を提供するものである。また、他の実施例に
よれば、かごが階床停止する毎に、かごのスピーカ装置
に残り待ち時間メッセージをアナウンスさせるようにす
ることも可能である。
【0050】上記に説明した実施例は単なる例示であ
る。上記の例においては、E.T.A.メッセージ及び残り待
ち時間メッセージに単純な要素を用いたが、こうしたメ
ッセージの内容を決定するために、より複雑な要素を用
いることが可能である。したがって、メッセージの性質
は本発明とは無関係であり、本発明の実施においてはい
かなるメッセージも使用可能である。また、上記の説明
においては、いくつかのメッセージを例示したが、それ
らのメッセージは、他のメッセージとは無関係に、独立
して選択的に用いることが可能である。同様に、階段の
案内メッセージも、エレベータと無関係に用いられる場
合にも使用可能である。一方、階段の案内メッセージの
アナウンスは不能となるが、各メッセージを各エレベー
タのかごに用いることも可能である。また、当然のこと
ながら、本発明は、種々の呼び割り当て方法を採用する
エレベータシステムに適用可能であり、種々の運行方式
において、本発明は、どのように運行制御が行われてい
るかに関わらず、音声メッセージのアナウンスによる効
果を達成し得るものである。ロックアウト方式は、スピ
ーカ装置の相互干渉を防止することが可能な種々の方法
に変更可能である。また、ロックアウト方式を採用する
場合の、ロックアウトの開始及び終了は、必要に応じて
種々に変更することができる。例えば、ロックアウトタ
イマを用いずに、干渉を生じるエリアにおいて、各メッ
セージが実際に終了したことを検出して、他のメッセー
ジのアナウンスを許可するような、より洗練されたシス
テムを使用することも可能である。さらに、長待ちの判
定を他の方法で行うことも可能であり、上記とはことな
る要素を長待ちの判定に用いることができる。同様に、
長待ち呼びに対するメッセージを、前述のようなお詫び
のメッセージとせず、長い時間待たされている乗客に慰
めを与えるようなメッセージを用いることもできる。図
7においては、ステップ169において、かご呼び又は
ホール呼びに応答して停止するかごの判定を行ってい
る。これは、混乱を惹起する可能性がある。この場合、
ステップ169を、上昇ホール呼びの割り当てにのみ応
答する階床停止のみを判定するように変更することも可
能である。
る。上記の例においては、E.T.A.メッセージ及び残り待
ち時間メッセージに単純な要素を用いたが、こうしたメ
ッセージの内容を決定するために、より複雑な要素を用
いることが可能である。したがって、メッセージの性質
は本発明とは無関係であり、本発明の実施においてはい
かなるメッセージも使用可能である。また、上記の説明
においては、いくつかのメッセージを例示したが、それ
らのメッセージは、他のメッセージとは無関係に、独立
して選択的に用いることが可能である。同様に、階段の
案内メッセージも、エレベータと無関係に用いられる場
合にも使用可能である。一方、階段の案内メッセージの
アナウンスは不能となるが、各メッセージを各エレベー
タのかごに用いることも可能である。また、当然のこと
ながら、本発明は、種々の呼び割り当て方法を採用する
エレベータシステムに適用可能であり、種々の運行方式
において、本発明は、どのように運行制御が行われてい
るかに関わらず、音声メッセージのアナウンスによる効
果を達成し得るものである。ロックアウト方式は、スピ
ーカ装置の相互干渉を防止することが可能な種々の方法
に変更可能である。また、ロックアウト方式を採用する
場合の、ロックアウトの開始及び終了は、必要に応じて
種々に変更することができる。例えば、ロックアウトタ
イマを用いずに、干渉を生じるエリアにおいて、各メッ
セージが実際に終了したことを検出して、他のメッセー
ジのアナウンスを許可するような、より洗練されたシス
テムを使用することも可能である。さらに、長待ちの判
定を他の方法で行うことも可能であり、上記とはことな
る要素を長待ちの判定に用いることができる。同様に、
長待ち呼びに対するメッセージを、前述のようなお詫び
のメッセージとせず、長い時間待たされている乗客に慰
めを与えるようなメッセージを用いることもできる。図
7においては、ステップ169において、かご呼び又は
ホール呼びに応答して停止するかごの判定を行ってい
る。これは、混乱を惹起する可能性がある。この場合、
ステップ169を、上昇ホール呼びの割り当てにのみ応
答する階床停止のみを判定するように変更することも可
能である。
【0051】上記のように、本発明は、詳細に説明した
実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記
載した要件を逸脱しない、いかなる構成、変更、変形、
省略をも包含するものである。
実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記
載した要件を逸脱しない、いかなる構成、変更、変形、
省略をも包含するものである。
【0052】
【発明の効果】上記のように本発明によれば、音声メッ
セージにより、サービス要求に対して応答するエレベー
タに乗客を案内し、到着予測時間等の情報、指示を与え
ることが可能となるので、乗客を所望のサービスを行う
エレベータに容易に誘導することが可能となる。また、
音声メッセージの採用により、多くの情報量を乗客に提
供できるので、待ち行列の乗客のストレスを軽減するこ
とが可能となる。特に、視覚障害者に対して効果的に情
報を提供することができる。さらに、本発明によれば、
火災等の緊急時において、乗客の避難誘導に際して、音
声メッセージにより的確な指示を乗客に与えることが可
能となる。
セージにより、サービス要求に対して応答するエレベー
タに乗客を案内し、到着予測時間等の情報、指示を与え
ることが可能となるので、乗客を所望のサービスを行う
エレベータに容易に誘導することが可能となる。また、
音声メッセージの採用により、多くの情報量を乗客に提
供できるので、待ち行列の乗客のストレスを軽減するこ
とが可能となる。特に、視覚障害者に対して効果的に情
報を提供することができる。さらに、本発明によれば、
火災等の緊急時において、乗客の避難誘導に際して、音
声メッセージにより的確な指示を乗客に与えることが可
能となる。
【図1】本発明によるエレベータ及び階段の配置例を示
す一部破断部分平面図である。
す一部破断部分平面図である。
【図2】図1の一つのエレベータを示す部分斜視図であ
る。
る。
【図3】本発明の好適実施例によるグループ音声制御ル
ーチンを示すフローチャートその1である。
ーチンを示すフローチャートその1である。
【図4】本発明の好適実施例によるグループ音声制御ル
ーチンを示すフローチャートその2である。
ーチンを示すフローチャートその2である。
【図5】本発明の好適実施例によるグループ音声制御ル
ーチンを示すフローチャートその3である。
ーチンを示すフローチャートその3である。
【図6】本発明の好適実施例によるグループ音声制御ル
ーチンを示すフローチャートその4である。
ーチンを示すフローチャートその4である。
【図7】本発明の好適実施例によるエレベータのかご音
声制御ルーチンを示すフローチャートその1である。
声制御ルーチンを示すフローチャートその1である。
【図8】本発明の好適実施例によるエレベータのかご音
声制御ルーチンを示すフローチャートその2である。
声制御ルーチンを示すフローチャートその2である。
【図9】本発明の好適実施例によるエレベータのかご音
声制御ルーチンを示すフローチャートその3である。
声制御ルーチンを示すフローチャートその3である。
10 エレベータ 11 ドア 12 乗降口 13 乗降ホール 16 階段吹き抜け 21,22 スピーカ装置 23 コントローラ 24 表示ディスプレイ 25 ホール呼びボタン
Claims (31)
- 【請求項1】 それぞれサービス要求を登録するかご呼
びボタンを備えたかごと多階床の建築物の各階床に設け
られ乗客の前記かごに対する乗降を可能とする乗降口と
を備えた複数のエレベータと、 前記各エレベータに対応して所定の運行方向のサービス
要求を登録するホール呼びボタンを設けた前記各階床の
乗降ホールと、 それぞれが前記乗降口に対応して該乗降口の近傍に配設
されるとともに、可聴音響変換器と、与えられるメッセ
ージ信号に応じて選択された可聴アナウンスを前記変換
器に発生させる信号応答手段とを備えた複数のスピーカ
装置と、 ホール呼び及びかご呼びのサービス要求を受け付け、前
記エレベータをサービス要求に応答させるとともに、サ
ービス要求のある階床に対して所定のサービスをするよ
うに割り当てられたエレベータに対応する当該階床のス
ピーカ装置を選択し、該選択されたスピーカ装置に前記
所定のサービスの実行をアナウンスさせて、乗客の当該
所定のサービスを行うエレベータの選択を補助する音声
による指示を与えるサービス予告メッセージ信号を前記
選択されたスピーカ装置に与えるコントローラとから構
成されていることを特徴とするエレベータシステム。 - 【請求項2】 前記コントローラは、選択されたエレベ
ータに対する前記各階床のホール呼びサービス要求の割
り当てに応答して前記サービス予告メッセージ信号を発
生する請求項1に記載のエレベータシステム。 - 【請求項3】 前記コントローラは、前記選択されたエ
レベータに対するサービス要求の割り当てを、当該選択
されたエレベータが前記サービス要求のある階床に到着
する前の所定の時点で確定し、該所定の時点の直後に前
記サービス予告メッセージを発生する請求項2に記載の
エレベータシステム。 - 【請求項4】 前記コントローラは、予測時間メッセー
ジ信号を前記選択されたスピーカ装置に送出して、該選
択されたスピーカ装置により、次にサービスするエレベ
ータの前記所定の時点からの所要時間をアナウンスする
請求項3に記載のエレベータシステム。 - 【請求項5】 前記コントローラは、前記サービス予告
メッセージ信号を前記選択されたスピーカ装置に送出し
て、所定のサービスが前記所定の運行方向に行われるこ
とをアナウンスする請求項2に記載のエレベータシステ
ム。 - 【請求項6】 前記コントローラは、前記選択されたエ
レベータが、サービス要求のある階床に到達する直前に
前記サービス予告メッセージ信号を出力する請求項5に
記載のエレベータシステム。 - 【請求項7】 前記コントローラは、前記選択されたエ
レベータに、前記サービス要求のある階床へのかご呼び
サービス要求がされた場合に、これに応答して前記サー
ビス予告メッセージ信号を発生する請求項1に記載のエ
レベータシステム。 - 【請求項8】 前記コントローラは、前記選択されたエ
レベータが、サービス要求のある階床に到達する直前に
前記サービス予告メッセージ信号を出力する請求項7に
記載のエレベータシステム。 - 【請求項9】 前記コントローラは、前記サービス予告
メッセージ信号を前記選択されたスピーカ装置に送出し
て、所定のサービスが前記選択されたエレベータの運行
方向に行われることをアナウンスする請求項7に記載の
エレベータシステム。 - 【請求項10】 前記コントローラは、前記選択された
エレベータが、サービス要求のある階床に到達する直前
に前記サービス予告メッセージ信号を出力する請求項1
に記載のエレベータシステム。 - 【請求項11】 前記コントローラは、前記選択された
スピーカ装置に前記サービス予告メッセージ信号を送
り、、前記選択されたエレベータが所定のサービスを行
うために前記のサービス要求のある階床を出発した後
で、該選択されたエレベータの運行方向をアナウンスす
る請求項1に記載のエレベータシステム。 - 【請求項12】 前記コントローラは、前記選択された
エレベータに対するサービス要求の割り当てを、該選択
されたエレベータが前記サービス要求のある階床に到着
する前の所定の時点で確定し、前記所定の運行方向にお
ける前記サービス予告メッセージを発生する請求項11
に記載のエレベータシステム。 - 【請求項13】 前記サービス要求のある階床は、ロビ
ー階床以外の階床である請求項1に記載のエレベータシ
ステム。 - 【請求項14】 前記サービス要求のある階床はロビー
階床である請求項1に記載のエレベータシステム。 - 【請求項15】 前記コントローラは、上昇ピーク時間
帯において、対応する直通運転階床グループに前記各階
床を割り当てるとともに、エレベータのかごがロビー階
床にある時に、前記各エレベータのかごに複数の階床グ
ループの内の一つを割り当てるとともに、サービス予告
メッセージ信号を発生して選択されたスピーカ装置に送
出し、前記割り当てられた直通運転階床グループ内の階
床範囲をアナウンスする請求項14に記載のエレベータ
システム。 - 【請求項16】 前記コントローラは、前記サービス予
告メッセージ信号を発生して、前記選択されたエレベー
タのエレベータ識別情報をアナウンスする請求項15に
記載のエレベータシステム。 - 【請求項17】 前記コントローラは、前記選択された
スピーカ装置に残り待ち時間メッセージを出力して、前
記所定のサービスに応答する次のエレベータの到着まで
の残り待ち時間をアナウンスする請求項16に記載のエ
レベータシステム。 - 【請求項18】 前記コントローラは、前記選択された
スピーカ装置に前記サービス予告メッセージを出力し
て、前記選択されたエレベータの識別情報をアナウンス
する請求項1に記載のエレベータシステム。 - 【請求項19】 前記コントローラは、ホール呼びのサ
ービス要求に対して、いずれのエレベータも前記時間閾
値の間に応答せず、長待ちとなっている階床に対して、
お詫びメッセージを前記階床の内の一つの階床の複数の
スピーカ装置の内の一つに与える請求項1に記載のエレ
ベータシステム。 - 【請求項20】 前記コントローラは、前記選択された
スピーカ装置に残り待ち時間メッセージを出力して、ホ
ール呼びサービス要求にかごが応答する前に、概略の予
測残り待ち時間をアナウンスする請求項19に記載のエ
レベータシステム。 - 【請求項21】 前記コントローラは、前記選択された
エレベータの重量閾値に応答して、前記選択されたスピ
ーカ装置に満員メッセージを与えて、該スピーカ装置に
より該かごが満員であることをアナウンスする請求項1
に記載のエレベータシステム。 - 【請求項22】 前記コントローラは、前記選択された
スピーカ装置に残り待ち時間メッセージを出力して、前
記所定のサービスに応答する次のエレベータの到着まで
の概略残り待ち時間をアナウンスする請求項21に記載
のエレベータシステム。 - 【請求項23】 前記コントローラは、前記選択された
スピーカ装置に残り待ち時間メッセージを出力して、前
記所定のサービスに応答する次のエレベータの到着まで
の概略残り待ち時間をアナウンスする請求項1に記載の
エレベータシステム。 - 【請求項24】 前記コントローラは、前記かごが階床
に停止しているときに前記残り待ち時間メッセージを与
える請求項23に記載のエレベータ装置。 - 【請求項25】 前記コントローラは、予測時間メッセ
ージ信号を前記選択されたスピーカ装置に送出して、該
選択されたスピーカ装置により、次にサービスするエレ
ベータがその階床に到着するまでの予測残り時間をアナ
ウンスする請求項1に記載のエレベータシステム。 - 【請求項26】 複数の階床を有するとともに、該各階
床が階段吹き抜けと該各階床と前記階段吹き抜けとの間
の通行を可能とするドアとを備えている建物のエレベー
タ装置であって、 それぞれ前記ドアに対応して該ドアの近傍に配設される
とともに、可聴音響変換器と、与えられるメッセージ信
号に応じて選択された可聴アナウンスを前記変換器に発
生させる信号応答手段とを備えた複数のスピーカ装置
と、 前記建物内のエレベータが一般乗客に対して応答不能で
ある火災・緊急モードで運転されていることを示す火災
信号を発生するとともに、前記火災・緊急モードにおい
て、該エレベータが前記火災信号に応答して火災メッセ
ージを発生し、前記建物内の各階床の少なくとも一つの
スピーカ装置に出力して階段の存在をアナウンスするコ
ントローラとを備えていることを特徴とするエレベータ
システム。 - 【請求項27】 前記コントローラは、前記階段に関す
るメッセージを発生して各スピーカ装置に与え、建物か
ら退避するのに階段を使用すべき旨をアナウンスする請
求項26に記載のエレベータシステム。 - 【請求項28】 前記各階床は、エレベータのかごに乗
降するためのホールを有しているとともに、付加的な複
数のスピーカ装置を有しており、各付加的なスピーカ装
置は建物の各階床のエレベータホール近傍に配設され、
前記コントローラは前記火災信号に応答して前記付加的
スピーカ装置に火災メッセージを与え、付加的スピーカ
装置より、乗客はエレベータを使用せず階段を使用すべ
き旨のアナウンスをする請求項26に記載のエレベータ
システム。 - 【請求項29】 それぞれ昇降路に配置されたかごを備
えるとともに、該かごにサービス要求を登録してかご呼
び信号を発生するかご呼び手段を備えた複数のエレベー
タと、 それぞれサービス要求を登録してホール呼び信号を発生
するホール呼び手段を前記複数のエレベータのそれぞれ
に対応してロビー階床を含む各階床に設けるとともに、
前記複数のエレベータにおける乗客の乗降口を有するエ
レベータホールと、 各階床のエレベータホールの各エレベータの乗降口近傍
に配設されるとともに、可聴音響変換器と、与えられる
メッセージ信号に応じて選択された可聴アナウンスを前
記変換器に発生させる信号応答手段とを備えた複数のス
ピーカ装置と、 前記ホール呼び信号及びかご呼び信号に応答し、各エレ
ベータの運行状態に応じて各ホール呼びのサービス要求
にサービスするエレベータを選択して各ホール呼びを該
選択されたエレベータに割り当て、前記かご呼び及び割
り当てられたホール呼びに応じて各エレベータの運行を
制御するとともに、前記選択されたエレベータがホール
呼びが登録されている階床に接近したときに、当該階床
の前記選択されたエレベータに対応するスピーカ装置に
メッセージ信号を出力して、前記所定のサービスの実行
をアナウンスし、乗客の当該所定のサービスを行うエレ
ベータの選択を補助する音声による指示を与えるサービ
ス予告メッセージ信号を前記選択されたスピーカ装置に
与えるコントローラとから構成されていることを特徴と
するエレベータシステム。 - 【請求項30】 前記選択されたエレベータがホール呼
びが登録されている階床に接近したときに、前記コント
ローラが予測時間メッセージ信号を前記階床の前記選択
されたエレベータに対応するスピーカ装置に出力して、
該階床にかごが到着するまでの予測残り時間をアナウン
スする請求項29に記載のエレベータシステム。 - 【請求項31】 前記コントローラは、前記選択された
エレベータがホール呼びが登録されている階床に対して
接近する所定の時点で、前記ホール呼びの該選択された
エレベータに対する割り当てを確定し、前記予測時間メ
ッセージ信号を前記選択されたエレベータに対応するス
ピーカ装置に出力して、前記所定の時点に関連する時間
で、前記選択されたエレベータのかごが到着することを
アナウンスする請求項30に記載のエレベータシステ
ム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7076364A JPH08268656A (ja) | 1995-03-31 | 1995-03-31 | エレベータ乗客に対する音声案内装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7076364A JPH08268656A (ja) | 1995-03-31 | 1995-03-31 | エレベータ乗客に対する音声案内装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08268656A true JPH08268656A (ja) | 1996-10-15 |
Family
ID=13603306
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7076364A Withdrawn JPH08268656A (ja) | 1995-03-31 | 1995-03-31 | エレベータ乗客に対する音声案内装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08268656A (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1995
- 1995-03-31 JP JP7076364A patent/JPH08268656A/ja not_active Withdrawn
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