JPH08269496A - 洗浄方法 - Google Patents
洗浄方法Info
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- JPH08269496A JPH08269496A JP7071424A JP7142495A JPH08269496A JP H08269496 A JPH08269496 A JP H08269496A JP 7071424 A JP7071424 A JP 7071424A JP 7142495 A JP7142495 A JP 7142495A JP H08269496 A JPH08269496 A JP H08269496A
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- JP
- Japan
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- cleaning
- ether
- water
- cleaning liquid
- diethylene glycol
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- Detergent Compositions (AREA)
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 半田付け後のフラックスや研磨・研削加工工
程後のホットメルト接着剤を各種機器、部品から容易に
除去することができ、しかも洗浄工程で発生する産業廃
棄物を削減できる洗浄方法を提供する。 【構成】 炭素数1〜4の脂肪族アルコールのエチレン
オキシド2モル付加物及び炭素数1〜2の脂肪族アルコ
ールのプロピレンオキシド2モル付加物の群から選んだ
水溶性グリコールエーテル系化合物Aと炭素数11〜1
3のパラフィン系炭化水素Bの混合物で、それらの各平
均沸点の沸点差が±10℃/760mmHgの材料から
構成され、混合割合が重量比でA:B=50〜90:5
0〜10の洗浄液を用いて洗浄する。そして、洗浄後の
液は蒸留により再生し、再使用する。
程後のホットメルト接着剤を各種機器、部品から容易に
除去することができ、しかも洗浄工程で発生する産業廃
棄物を削減できる洗浄方法を提供する。 【構成】 炭素数1〜4の脂肪族アルコールのエチレン
オキシド2モル付加物及び炭素数1〜2の脂肪族アルコ
ールのプロピレンオキシド2モル付加物の群から選んだ
水溶性グリコールエーテル系化合物Aと炭素数11〜1
3のパラフィン系炭化水素Bの混合物で、それらの各平
均沸点の沸点差が±10℃/760mmHgの材料から
構成され、混合割合が重量比でA:B=50〜90:5
0〜10の洗浄液を用いて洗浄する。そして、洗浄後の
液は蒸留により再生し、再使用する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種機器および部品に
付着している半田フラックス、研磨・研削加工などに用
いられるホットメルト接着剤を洗浄除去する洗浄方法に
関する。
付着している半田フラックス、研磨・研削加工などに用
いられるホットメルト接着剤を洗浄除去する洗浄方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】各種部品に研磨や研削加工をする際、部
品をホットメルト接着剤により治具に固定しておき、加
工終了後に接着剤を除去することによって部品を治具か
ら取り外す方法が採られる。また、半田付けを経た各種
機器や部品には半田フラックスが付着している。従来、
この種半田付け後のフラックスや、研磨・研削加工後の
ホットメルト接着剤を除去するためには、略称フロンで
示される塩素化フッ素化炭化水素や、1,1,1−トリ
クロロエタン、トリクロロエチレン、ジクロロメタンと
いった塩素系溶剤が主として用いられてきた。しかしな
がら、これら塩素系溶剤はオゾン層破壊問題、地下水汚
染問題などの環境問題を有することが明かとなり、現
在、これら塩素系溶剤の使用を差し控える方向にある。
そこで、これら塩素系溶剤を代替する洗浄剤が強く要望
され、アルコール系、炭化水素系、グリコールエーテル
系、界面活性剤系など多くの代替洗浄剤が開発されてい
る。
品をホットメルト接着剤により治具に固定しておき、加
工終了後に接着剤を除去することによって部品を治具か
ら取り外す方法が採られる。また、半田付けを経た各種
機器や部品には半田フラックスが付着している。従来、
この種半田付け後のフラックスや、研磨・研削加工後の
ホットメルト接着剤を除去するためには、略称フロンで
示される塩素化フッ素化炭化水素や、1,1,1−トリ
クロロエタン、トリクロロエチレン、ジクロロメタンと
いった塩素系溶剤が主として用いられてきた。しかしな
がら、これら塩素系溶剤はオゾン層破壊問題、地下水汚
染問題などの環境問題を有することが明かとなり、現
在、これら塩素系溶剤の使用を差し控える方向にある。
そこで、これら塩素系溶剤を代替する洗浄剤が強く要望
され、アルコール系、炭化水素系、グリコールエーテル
系、界面活性剤系など多くの代替洗浄剤が開発されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これら代替洗浄剤の多
くは、洗浄工程終了後の廃液処理に産業廃棄を必要と
し、新たなる環境問題となるなどの課題を有していた。
また、アルコール系および炭化水素系洗浄剤は、蒸留再
生が行えるために、比較的簡便に産業廃棄の発生を抑制
することができるが、半田フラックスおよびホットメル
ト接着剤の洗浄性が不十分であるという課題を有してい
た。本発明は、上記従来の課題を解決するもので、除去
対象物である半田フラックスおよび/またはホットメル
ト接着剤の洗浄性が高いとともに、蒸留により洗浄液を
再生して再利用できる洗浄方法を提供することを目的と
する。
くは、洗浄工程終了後の廃液処理に産業廃棄を必要と
し、新たなる環境問題となるなどの課題を有していた。
また、アルコール系および炭化水素系洗浄剤は、蒸留再
生が行えるために、比較的簡便に産業廃棄の発生を抑制
することができるが、半田フラックスおよびホットメル
ト接着剤の洗浄性が不十分であるという課題を有してい
た。本発明は、上記従来の課題を解決するもので、除去
対象物である半田フラックスおよび/またはホットメル
ト接着剤の洗浄性が高いとともに、蒸留により洗浄液を
再生して再利用できる洗浄方法を提供することを目的と
する。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の洗浄方法は、以
下の(1)または(2)に示される水溶性グリコールエ
ーテル系化合物Aと炭素数11〜13のノルマルパラフ
ィン系またはイソパラフィン系炭化水素Bを用い、さら
に前記グリコールエーテル系化合物および炭化水素の各
平均沸点の沸点差が760mmHgにおいて±10℃以
内である材料から構成され、かつ混合割合が重量比で
A:B=50〜90:50〜10である洗浄液を用いる
ことを特徴とする。 (1)炭素数1〜4の脂肪族アルコールのエチレンオキ
シド2モル付加物、(2)炭素数1〜2の脂肪族アルコ
ールのプロピレンオキシド2モル付加物。ここで、平均
沸点とは、沸点に幅がある場合その中心値を表してい
る。
下の(1)または(2)に示される水溶性グリコールエ
ーテル系化合物Aと炭素数11〜13のノルマルパラフ
ィン系またはイソパラフィン系炭化水素Bを用い、さら
に前記グリコールエーテル系化合物および炭化水素の各
平均沸点の沸点差が760mmHgにおいて±10℃以
内である材料から構成され、かつ混合割合が重量比で
A:B=50〜90:50〜10である洗浄液を用いる
ことを特徴とする。 (1)炭素数1〜4の脂肪族アルコールのエチレンオキ
シド2モル付加物、(2)炭素数1〜2の脂肪族アルコ
ールのプロピレンオキシド2モル付加物。ここで、平均
沸点とは、沸点に幅がある場合その中心値を表してい
る。
【0005】本発明に使用される洗浄液例として、以下
に示す組み合わせを例示できる。なお、各化合物名の後
に平均沸点を記載した。 [例1] 炭化水素:ノルマルウンデカン(192℃) 水溶性グリコールエーテル系化合物:ジエチレングリコ
ールモノメチルエーテル(194℃)、ジエチレングリ
コールモノエチルエーテル(202℃)、ジプロピレン
グリコールモノメチルエーテル(188℃)、ジプロピ
レングリコールモノエチルエーテル(202℃) [例2] 炭化水素:イソドデカン(197℃) 水溶性グリコールエーテル系化合物:ジエチレングリコ
ールモノメチルエーテル(194℃)、ジエチレングリ
コールモノエチルエーテル(202℃)、ジプロピレン
グリコールモノエチルエーテル(202℃) [例3] 炭化水素:ノルマルドデカン(210℃) 水溶性グリコールエーテル系化合物:ジエチレングリコ
ールモノエチルエーテル(202℃)、ジエチレングリ
コールモノイソプロピルエーテル(207℃)、ジエチ
レングリコールモノプロピルエーテル(216℃)、ジ
エチレングリコールモノイソブチルエーテル(220
℃)、ジプロピレングリコールモノエチルエーテル(2
02℃) [例4] 炭化水素:ノルマルトリデカン(227℃) 水溶性グリコールエーテル系化合物:ジエチレングリコ
ールモノイソブチルエーテル(220℃)、ジエチレン
グリコールモノブチルエーテル(231℃)
に示す組み合わせを例示できる。なお、各化合物名の後
に平均沸点を記載した。 [例1] 炭化水素:ノルマルウンデカン(192℃) 水溶性グリコールエーテル系化合物:ジエチレングリコ
ールモノメチルエーテル(194℃)、ジエチレングリ
コールモノエチルエーテル(202℃)、ジプロピレン
グリコールモノメチルエーテル(188℃)、ジプロピ
レングリコールモノエチルエーテル(202℃) [例2] 炭化水素:イソドデカン(197℃) 水溶性グリコールエーテル系化合物:ジエチレングリコ
ールモノメチルエーテル(194℃)、ジエチレングリ
コールモノエチルエーテル(202℃)、ジプロピレン
グリコールモノエチルエーテル(202℃) [例3] 炭化水素:ノルマルドデカン(210℃) 水溶性グリコールエーテル系化合物:ジエチレングリコ
ールモノエチルエーテル(202℃)、ジエチレングリ
コールモノイソプロピルエーテル(207℃)、ジエチ
レングリコールモノプロピルエーテル(216℃)、ジ
エチレングリコールモノイソブチルエーテル(220
℃)、ジプロピレングリコールモノエチルエーテル(2
02℃) [例4] 炭化水素:ノルマルトリデカン(227℃) 水溶性グリコールエーテル系化合物:ジエチレングリコ
ールモノイソブチルエーテル(220℃)、ジエチレン
グリコールモノブチルエーテル(231℃)
【0006】さらに、上記の例3に示される洗浄液、す
なわち炭化水素にノルマルドデカンを用い、水溶性グリ
コールエーテル系化合物として、ジエチレングリコール
モノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノイソプ
ロピルエーテル、ジエチレングリコールモノプロピルエ
ーテル、ジエチレングリコールモノイソブチルエーテル
およびジプロピレングリコールモノエチルエーテルより
なる群から選ばれる少なくとも一種を用いた洗浄液であ
ると、半田フラックスおよびホットメルト接着剤の溶解
性が高いとともに、引火点が70℃以上となり、洗浄時
の安全性に優れるためより好ましい。
なわち炭化水素にノルマルドデカンを用い、水溶性グリ
コールエーテル系化合物として、ジエチレングリコール
モノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノイソプ
ロピルエーテル、ジエチレングリコールモノプロピルエ
ーテル、ジエチレングリコールモノイソブチルエーテル
およびジプロピレングリコールモノエチルエーテルより
なる群から選ばれる少なくとも一種を用いた洗浄液であ
ると、半田フラックスおよびホットメルト接着剤の溶解
性が高いとともに、引火点が70℃以上となり、洗浄時
の安全性に優れるためより好ましい。
【0007】ここで、グリコールエーテル系化合物にお
いて、本発明以外の組成を用いた場合、以下の問題点を
有するため、洗浄方法に用いる洗浄液として好ましくな
い。 1.前記(1)で示される脂肪族アルコールの炭素数が
5以上の場合、水の溶解性が劣り、洗浄後の洗浄液除去
のための水によるすすぎ性が劣るとともに、除去対象物
の溶解性が劣る。 2.前記(1)で示されるエチレンオキシドの付加モル
数が1の場合、引火点が洗浄温度近辺になるため、安全
性に劣る。 3.前記(1)で示されるエチレンオキシドの付加モル
数が3以上の場合、除去対象物の溶解性に劣る。 4.前記(2)で示される脂肪族アルコールの炭素数が
3以上の場合、水の溶解性が劣るために、洗浄後の洗浄
液除去のための水によるすすぎ性が劣るとともに、除去
対象物の溶解性に劣る。 5.前記(2)で示されるプロピレンオキシドの付加モ
ル数が1の場合、引火点が洗浄温度近辺になるために、
安全性に劣る。 6.前記(2)で示されるプロピレンオキシドの付加モ
ル数が3以上の場合、除去対象物の溶解性に劣る。
いて、本発明以外の組成を用いた場合、以下の問題点を
有するため、洗浄方法に用いる洗浄液として好ましくな
い。 1.前記(1)で示される脂肪族アルコールの炭素数が
5以上の場合、水の溶解性が劣り、洗浄後の洗浄液除去
のための水によるすすぎ性が劣るとともに、除去対象物
の溶解性が劣る。 2.前記(1)で示されるエチレンオキシドの付加モル
数が1の場合、引火点が洗浄温度近辺になるため、安全
性に劣る。 3.前記(1)で示されるエチレンオキシドの付加モル
数が3以上の場合、除去対象物の溶解性に劣る。 4.前記(2)で示される脂肪族アルコールの炭素数が
3以上の場合、水の溶解性が劣るために、洗浄後の洗浄
液除去のための水によるすすぎ性が劣るとともに、除去
対象物の溶解性に劣る。 5.前記(2)で示されるプロピレンオキシドの付加モ
ル数が1の場合、引火点が洗浄温度近辺になるために、
安全性に劣る。 6.前記(2)で示されるプロピレンオキシドの付加モ
ル数が3以上の場合、除去対象物の溶解性に劣る。
【0008】また、パラフィン系炭化水素において炭素
数が11未満になると、引火点が洗浄温度近辺になるた
めに、安全性に劣り、炭素数が14以上になると除去対
象物の溶解性が劣るとともに、前記グリコールエーテル
系化合物との平均沸点差が760mmHgにおいて10
℃を超えるために、蒸留再生後の配合比が初期配合比と
ずれる可能性があり、より簡便な蒸留再生が達成できな
くなる。さらに、前記グリコールエーテル系化合物Aと
炭化水素Bの混合割合は重量比でA:B=50〜90:
50〜10であることが必要であり、さらに、好ましく
は、配合割合が重量比でA:B=50〜70:50〜3
0の範囲内であれば、より良好な洗浄性が得られる。前
記グリコールエーテル系化合物が90重量%を超える
と、除去対象物の溶解性が劣り、前記グリコールエーテ
ル系化合物が50重量%未満では除去対象物の溶解性お
よび水によるすすぎ性が劣る。
数が11未満になると、引火点が洗浄温度近辺になるた
めに、安全性に劣り、炭素数が14以上になると除去対
象物の溶解性が劣るとともに、前記グリコールエーテル
系化合物との平均沸点差が760mmHgにおいて10
℃を超えるために、蒸留再生後の配合比が初期配合比と
ずれる可能性があり、より簡便な蒸留再生が達成できな
くなる。さらに、前記グリコールエーテル系化合物Aと
炭化水素Bの混合割合は重量比でA:B=50〜90:
50〜10であることが必要であり、さらに、好ましく
は、配合割合が重量比でA:B=50〜70:50〜3
0の範囲内であれば、より良好な洗浄性が得られる。前
記グリコールエーテル系化合物が90重量%を超える
と、除去対象物の溶解性が劣り、前記グリコールエーテ
ル系化合物が50重量%未満では除去対象物の溶解性お
よび水によるすすぎ性が劣る。
【0009】図1に本発明による洗浄方法の詳細な工程
図を示す。以下図1にしたがって、工程を説明する。
a)の洗浄工程において、被洗浄物である機器または部
品を洗浄液に浸漬して、被洗浄物に付着している除去対
象物を洗浄除去する。次いで、b)のすすぎ工程におい
て、洗浄液が付着した被洗浄物を水に浸漬することによ
って洗浄液を除去する。次いで、c)の乾燥工程におい
て、熱風処理などを行うことによって、被洗浄物に付着
している水を除去する。そして、工程が終了し、機器ま
たは部品が完成する。
図を示す。以下図1にしたがって、工程を説明する。
a)の洗浄工程において、被洗浄物である機器または部
品を洗浄液に浸漬して、被洗浄物に付着している除去対
象物を洗浄除去する。次いで、b)のすすぎ工程におい
て、洗浄液が付着した被洗浄物を水に浸漬することによ
って洗浄液を除去する。次いで、c)の乾燥工程におい
て、熱風処理などを行うことによって、被洗浄物に付着
している水を除去する。そして、工程が終了し、機器ま
たは部品が完成する。
【0010】上記の洗浄方法に使用されて、除去対象物
を溶解している洗浄液は、これを蒸留することによって
容易に除去対象物と分離して洗浄液を再生することがで
きる。分離に必要な温度は、構成する洗浄液によって異
なるが、例えば、ジプロピレングリコールモノイソブチ
ルエーテルとノルマルドデカンの混合物の場合、常圧で
は220℃程度である。また、減圧条件下ではさらに低
い温度で蒸留再生が可能で、前記混合物は、20mmH
g条件下では110℃程度である。上記に示す蒸留を行
った場合、蒸留されて得られた液は、洗浄工程に使用す
る前の洗浄液と同等であり、得られた洗浄液を再度洗浄
工程に使用することが可能である。
を溶解している洗浄液は、これを蒸留することによって
容易に除去対象物と分離して洗浄液を再生することがで
きる。分離に必要な温度は、構成する洗浄液によって異
なるが、例えば、ジプロピレングリコールモノイソブチ
ルエーテルとノルマルドデカンの混合物の場合、常圧で
は220℃程度である。また、減圧条件下ではさらに低
い温度で蒸留再生が可能で、前記混合物は、20mmH
g条件下では110℃程度である。上記に示す蒸留を行
った場合、蒸留されて得られた液は、洗浄工程に使用す
る前の洗浄液と同等であり、得られた洗浄液を再度洗浄
工程に使用することが可能である。
【0011】さらに、すすぎ工程において洗浄液に溶解
した水も、蒸留によって洗浄液と分離することができ
る。分離に必要な温度は常圧の場合、水の沸点である1
00℃程度であり、減圧条件では、さらに低い温度で蒸
留が可能となる。例えば20mmHg下では、蒸留に必
要な温度は35℃程度となる。この場合、蒸留されて得
られた液は、実質上洗浄液の溶解していない水だけであ
り、再度すすぎ工程に用いることができる。また、蒸留
後残渣は、実質上洗浄液となるので、洗浄工程に用いる
洗浄液として再度使用することが可能である。また、本
発明の洗浄方法は洗浄物によっては、すすぎ工程を用い
ず、洗浄工程終了後に熱風を与えるなどの乾燥工程のみ
を行うことによって工程を終了することが可能である。
した水も、蒸留によって洗浄液と分離することができ
る。分離に必要な温度は常圧の場合、水の沸点である1
00℃程度であり、減圧条件では、さらに低い温度で蒸
留が可能となる。例えば20mmHg下では、蒸留に必
要な温度は35℃程度となる。この場合、蒸留されて得
られた液は、実質上洗浄液の溶解していない水だけであ
り、再度すすぎ工程に用いることができる。また、蒸留
後残渣は、実質上洗浄液となるので、洗浄工程に用いる
洗浄液として再度使用することが可能である。また、本
発明の洗浄方法は洗浄物によっては、すすぎ工程を用い
ず、洗浄工程終了後に熱風を与えるなどの乾燥工程のみ
を行うことによって工程を終了することが可能である。
【0012】なお、本発明に用いられる減圧蒸留装置
は、防爆仕様で、50℃以上、好ましくは100℃以上
の加温能力を有し、供給バルブ、タンク、蒸発缶、圧縮
機、コンデンサー部より構成されたバッチ仕様、あるい
は洗浄ラインおよびサービスタンクと連結されたものが
望ましい。なお、本発明の洗浄方法は、プリント基板に
用いられる半田フラックスの除去、磁気記録機器などに
用いられるフェライト製ヘッドなどの研磨工程、または
超音波遅延素子などに用いられるガラスブロックなどの
研削工程に用いられるホットメルト接着剤の除去などに
用いることができる。
は、防爆仕様で、50℃以上、好ましくは100℃以上
の加温能力を有し、供給バルブ、タンク、蒸発缶、圧縮
機、コンデンサー部より構成されたバッチ仕様、あるい
は洗浄ラインおよびサービスタンクと連結されたものが
望ましい。なお、本発明の洗浄方法は、プリント基板に
用いられる半田フラックスの除去、磁気記録機器などに
用いられるフェライト製ヘッドなどの研磨工程、または
超音波遅延素子などに用いられるガラスブロックなどの
研削工程に用いられるホットメルト接着剤の除去などに
用いることができる。
【0013】
【実施例】以下に実施例を示すが、本発明はこれらに限
定されるものではない。実施例1〜12に用いる洗浄液
を表1に、また比較例1〜21に用いる洗浄液を表2に
それぞれ示す。表1および表2の数値は、配合割合の重
量%を表す。
定されるものではない。実施例1〜12に用いる洗浄液
を表1に、また比較例1〜21に用いる洗浄液を表2に
それぞれ示す。表1および表2の数値は、配合割合の重
量%を表す。
【0014】
【表1】
【0015】
【表2】
【0016】表1および表2において、1〜8は以下の
グリコールエーテル系化合物を表し、a〜eは以下の炭
化水素を表す。 グリコールエーテル系化合物; 1:ジエチレングリコールモノメチルエーテル 2:ジエチレングリコールモノエチルエーテル 3:ジエチレングリコールモノイソプロピルエーテル 4:ジエチレングリコールモノイソブチルエーテル 5:ジエチレングリコールモノブチルエーテル 6:ジプロピレングリコールモノエチルエーテル 7:トリエチレングリコールモノメチルエーテル 8:ジプロピレングリコールモノプロピルエーテル 炭化水素; a:ノルマルウンデカン b:イソドデカン c:ノルマルドデカン d:ノルマルトリデカン e:ノルマルテトラデカン
グリコールエーテル系化合物を表し、a〜eは以下の炭
化水素を表す。 グリコールエーテル系化合物; 1:ジエチレングリコールモノメチルエーテル 2:ジエチレングリコールモノエチルエーテル 3:ジエチレングリコールモノイソプロピルエーテル 4:ジエチレングリコールモノイソブチルエーテル 5:ジエチレングリコールモノブチルエーテル 6:ジプロピレングリコールモノエチルエーテル 7:トリエチレングリコールモノメチルエーテル 8:ジプロピレングリコールモノプロピルエーテル 炭化水素; a:ノルマルウンデカン b:イソドデカン c:ノルマルドデカン d:ノルマルトリデカン e:ノルマルテトラデカン
【0017】[実施例1〜4、比較例1〜7]本発明の
洗浄方法による半田フラックス除去性を評価する。コン
デンサおよび固定抵抗器を装着し、ロジン系半田フラッ
クス(半田フラックス:AGF−200−J3、アサヒ
化学株式会社製)を用いて、半田フラックス処理を行
い、半田付け処理を施したプリント基板(基板表面積5
cm2)をテストピースとした。このテストピースを表
1または表2に示した洗浄剤により洗浄した。本実施例
で用いた洗浄工程を表3に示す。なお、表3中の工程N
O.は図1の工程に対応し、各工程は1000mlビー
カーに1000mlの液を入れて行う。また、超音波の
周波数は47kHz、出力は120Wである。
洗浄方法による半田フラックス除去性を評価する。コン
デンサおよび固定抵抗器を装着し、ロジン系半田フラッ
クス(半田フラックス:AGF−200−J3、アサヒ
化学株式会社製)を用いて、半田フラックス処理を行
い、半田付け処理を施したプリント基板(基板表面積5
cm2)をテストピースとした。このテストピースを表
1または表2に示した洗浄剤により洗浄した。本実施例
で用いた洗浄工程を表3に示す。なお、表3中の工程N
O.は図1の工程に対応し、各工程は1000mlビー
カーに1000mlの液を入れて行う。また、超音波の
周波数は47kHz、出力は120Wである。
【0018】
【表3】
【0019】表3に示される洗浄工程終了後、各洗浄液
の半田フラックス除去性をテストピースに残存するイオ
ン量とロジンなどの樹脂分によって評価した。イオン量
の測定に用いた装置はオメガメータ(アルファメタルズ
株式会社製モデル600SC)である。また、プリント
基板に残存する樹脂分は実体顕微鏡を用いて目視で評価
した。結果を表4に示す。
の半田フラックス除去性をテストピースに残存するイオ
ン量とロジンなどの樹脂分によって評価した。イオン量
の測定に用いた装置はオメガメータ(アルファメタルズ
株式会社製モデル600SC)である。また、プリント
基板に残存する樹脂分は実体顕微鏡を用いて目視で評価
した。結果を表4に示す。
【0020】
【表4】
【0021】判定基準; イオン分 ○:7μg・NaCl/in2未満 △:7μg・NaCl/in2以上14μg・NaCl
/in2未満 ×:14μg・NaCl/in2以上 目視結果 ○:残存フラックスなし △:残存フラックスやや有り ×:残存フラックス多量有り
/in2未満 ×:14μg・NaCl/in2以上 目視結果 ○:残存フラックスなし △:残存フラックスやや有り ×:残存フラックス多量有り
【0022】[実施例5〜8、比較例7〜14]本発明
の洗浄方法によるホットメルト接着剤除去性を評価す
る。ビデオヘッドなどに用いられるフェライト製磁気ヘ
ッド(大きさ20×5mm、厚さ1mm)10個をホッ
トメルト接着剤(宗電子工業株式会社製 商品名エレク
トロンワックス)を用いてステンレス鋼製治具(大きさ
150×30mm、厚さ2mm)1枚に接着した。これ
らのステンレス鋼製治具を、1000mlビーカーに入
れた表1または表2に示す液1000mlに浸漬し、超
音波を照射(47kHz、120W)しながら磁気ヘッ
ドが治具から全て剥離するまでの時間を測定した。な
お、浸漬時の液温は40℃とした。結果を表5に示す。
の洗浄方法によるホットメルト接着剤除去性を評価す
る。ビデオヘッドなどに用いられるフェライト製磁気ヘ
ッド(大きさ20×5mm、厚さ1mm)10個をホッ
トメルト接着剤(宗電子工業株式会社製 商品名エレク
トロンワックス)を用いてステンレス鋼製治具(大きさ
150×30mm、厚さ2mm)1枚に接着した。これ
らのステンレス鋼製治具を、1000mlビーカーに入
れた表1または表2に示す液1000mlに浸漬し、超
音波を照射(47kHz、120W)しながら磁気ヘッ
ドが治具から全て剥離するまでの時間を測定した。な
お、浸漬時の液温は40℃とした。結果を表5に示す。
【0023】
【表5】
【0024】 評価基準 ◎:剥離時間7分未満 ○:剥離時間7分以上10分未満 △:剥離時間10分以上15分未満 ×:剥離時間15分以上
【0025】[実施例9〜12、比較例19〜27]本
発明の洗浄方法による洗浄液のすすぎ性を評価する。実
施例5〜8および比較例7〜14に用いたものと同様の
フェライト製磁気ヘッド10個およびステンレス鋼製治
具1枚を、表1に示す40℃の液に1分間浸漬し、次い
で、常温のイオン交換水に30秒間浸漬した。その後、
これらフェライト製磁気ヘッドおよびステンレス鋼製治
具を100℃の恒温槽に入れて30分間放置し、水分を
完全に除去した。上記の洗浄工程を経たフェライト製磁
気ヘッドおよびステンレス鋼製治具に残存する液を四塩
化炭素で抽出し、その抽出液を赤外分光光度法により分
析して洗浄液の残存の有無を判定した。結果を表6に示
す。
発明の洗浄方法による洗浄液のすすぎ性を評価する。実
施例5〜8および比較例7〜14に用いたものと同様の
フェライト製磁気ヘッド10個およびステンレス鋼製治
具1枚を、表1に示す40℃の液に1分間浸漬し、次い
で、常温のイオン交換水に30秒間浸漬した。その後、
これらフェライト製磁気ヘッドおよびステンレス鋼製治
具を100℃の恒温槽に入れて30分間放置し、水分を
完全に除去した。上記の洗浄工程を経たフェライト製磁
気ヘッドおよびステンレス鋼製治具に残存する液を四塩
化炭素で抽出し、その抽出液を赤外分光光度法により分
析して洗浄液の残存の有無を判定した。結果を表6に示
す。
【0026】
【表6】
【0027】 判定基準 ○:液残存なし、すすぎ性に優れる。 △:液残存ややあり、すすぎ性にやや劣る。 ×:液残存多く、すすぎ性に劣る。
【0028】以上、実施例1〜12に示されるように、
本発明の洗浄方法に用いられる洗浄液は、半田フラック
ス除去性、ホットメルト接着剤除去性、および水による
すすぎ性に優れたものである。一方、比較例における洗
浄液は、以下に説明するように、半田フラックス、ホッ
トメルト接着剤の洗浄には不適当である。 比較例1,8,15:炭化水素のみからなるもので、半
田フラックス除去性およびすすぎ性が劣る。 比較例2,9,16:水溶性グリコールエーテル系化合
物のみからなるもので、ホットメルト接着剤除去性が劣
る。 比較例3,10,17:水溶性グリコールエーテル系化
合物の配合割合が50重量%未満のもので、半田フラッ
クス除去性および水によるすすぎ性が劣る。 比較例4,11,18:水溶性グリコールエーテル系化
合物の配合割合が90重量%を超えるもので、ホットメ
ルト接着剤除去性が劣る。 比較例5,12,19:エチレンオキシド付加モル数が
3以上の水溶性グリコールエーテル系化合物を用いたも
ので、半田フラックス除去性、ホットメルト接着剤除去
性およびすすぎ性が劣る。 比較例6,13,20:炭素数14以上の炭化水素を用
いたもので、半田フラックス除去性、ホットメルト接着
剤除去性、およびすすぎ性が劣る。 比較例7,14,21:炭素数3以上の脂肪族アルコー
ルのプロピレンオキシド2モル付加物を用いたもので、
半田フラックス除去性、およびすすぎ性が劣る。
本発明の洗浄方法に用いられる洗浄液は、半田フラック
ス除去性、ホットメルト接着剤除去性、および水による
すすぎ性に優れたものである。一方、比較例における洗
浄液は、以下に説明するように、半田フラックス、ホッ
トメルト接着剤の洗浄には不適当である。 比較例1,8,15:炭化水素のみからなるもので、半
田フラックス除去性およびすすぎ性が劣る。 比較例2,9,16:水溶性グリコールエーテル系化合
物のみからなるもので、ホットメルト接着剤除去性が劣
る。 比較例3,10,17:水溶性グリコールエーテル系化
合物の配合割合が50重量%未満のもので、半田フラッ
クス除去性および水によるすすぎ性が劣る。 比較例4,11,18:水溶性グリコールエーテル系化
合物の配合割合が90重量%を超えるもので、ホットメ
ルト接着剤除去性が劣る。 比較例5,12,19:エチレンオキシド付加モル数が
3以上の水溶性グリコールエーテル系化合物を用いたも
ので、半田フラックス除去性、ホットメルト接着剤除去
性およびすすぎ性が劣る。 比較例6,13,20:炭素数14以上の炭化水素を用
いたもので、半田フラックス除去性、ホットメルト接着
剤除去性、およびすすぎ性が劣る。 比較例7,14,21:炭素数3以上の脂肪族アルコー
ルのプロピレンオキシド2モル付加物を用いたもので、
半田フラックス除去性、およびすすぎ性が劣る。
【0029】[実施例13、比較例22]本発明の洗浄
液の蒸留再生について評価する。洗浄液には、ジエチレ
ングリコールモノイソブチルエーテル70重量%とノル
マルドデカン30重量%を混合した液を用いた。この液
90重量部に対し、ホットメルト接着剤10重量部(日
化精工株式会社製 商品名アドフィックス)を溶解させ
た。こうしてホットメルト接着剤を溶解した洗浄液16
リットルを30mmHg条件下で110℃に加温し、6
0分間蒸留した。蒸留により得られた液を紫外分光光度
法により分析したところ、ホットメルト接着剤の混入は
認められなかった。また、ガスクロマトグラフ法により
前記の蒸留液を分析したところ、初期配合状態と同じ洗
浄液であることが確認された。次に、蒸留によって得ら
れた液を用いて、実施例5〜8と同様にステンレス鋼製
治具にホットメルト接着剤で接着されたフェライトヘッ
ドの剥離実験を行ったところ、7分以内に全てのフェラ
イトヘッドが治具から剥離し、初期配合状態の洗浄液と
同等のホットメルト接着剤除去性が得られた。
液の蒸留再生について評価する。洗浄液には、ジエチレ
ングリコールモノイソブチルエーテル70重量%とノル
マルドデカン30重量%を混合した液を用いた。この液
90重量部に対し、ホットメルト接着剤10重量部(日
化精工株式会社製 商品名アドフィックス)を溶解させ
た。こうしてホットメルト接着剤を溶解した洗浄液16
リットルを30mmHg条件下で110℃に加温し、6
0分間蒸留した。蒸留により得られた液を紫外分光光度
法により分析したところ、ホットメルト接着剤の混入は
認められなかった。また、ガスクロマトグラフ法により
前記の蒸留液を分析したところ、初期配合状態と同じ洗
浄液であることが確認された。次に、蒸留によって得ら
れた液を用いて、実施例5〜8と同様にステンレス鋼製
治具にホットメルト接着剤で接着されたフェライトヘッ
ドの剥離実験を行ったところ、7分以内に全てのフェラ
イトヘッドが治具から剥離し、初期配合状態の洗浄液と
同等のホットメルト接着剤除去性が得られた。
【0030】さらに、表3の水道水による洗浄工程b−
1おいて発生する水道水が混合した洗浄液(洗浄液:水
道水=15重量%:85重量%)16リットルについ
て、20mmHg条件下で35℃に加温する減圧蒸留装
置を用いて、60分間蒸留を行ったところ、蒸留液
(水)は12リットル得られ、蒸留液に混入する洗浄液
は2重量%以下であった。従って、得られた蒸留液を表
3のイオン交換水による洗浄工程b−1に再使用するこ
とが可能であった。また、蒸留残渣には水分の混入が2
重量%以下となり、大部分が洗浄剤組成物であり、ジエ
チレングリコールモノイソブチルエーテルとノルマルド
デカンの配合割合も初期状態とほとんど変化しないた
め、洗浄剤として再使用が可能である。
1おいて発生する水道水が混合した洗浄液(洗浄液:水
道水=15重量%:85重量%)16リットルについ
て、20mmHg条件下で35℃に加温する減圧蒸留装
置を用いて、60分間蒸留を行ったところ、蒸留液
(水)は12リットル得られ、蒸留液に混入する洗浄液
は2重量%以下であった。従って、得られた蒸留液を表
3のイオン交換水による洗浄工程b−1に再使用するこ
とが可能であった。また、蒸留残渣には水分の混入が2
重量%以下となり、大部分が洗浄剤組成物であり、ジエ
チレングリコールモノイソブチルエーテルとノルマルド
デカンの配合割合も初期状態とほとんど変化しないた
め、洗浄剤として再使用が可能である。
【0031】次に、比較例として、平均沸点差が760
mmHgにおいて約25℃であるジエチレングリコール
モノエチルエーテル(760mmHgにおける平均沸点
202℃)85重量%とノルマルトリデカン(760m
mHgにおける平均沸点227℃)15重量%との混合
物からなる洗浄液16リットルを30mmHgの下で1
10℃で60分間蒸留を行い、得られた液の組成をガス
クロマトグラフ法により分析した。その結果、初期配合
状態と異なり、ジエチレングリコールモノエチルエーテ
ルが90重量%を超える組成であった。また、この蒸留
して得られた液を用いて実施例5〜8に示す方法でフェ
ライト磁気ヘッドを治具から剥離する実験を行ったとこ
ろ、剥離に要する時間は10分を超えた。こらは、平均
沸点の差が大きいため、グリコールエーテル系化合物と
炭化水素で配合ずれが起こったためである。
mmHgにおいて約25℃であるジエチレングリコール
モノエチルエーテル(760mmHgにおける平均沸点
202℃)85重量%とノルマルトリデカン(760m
mHgにおける平均沸点227℃)15重量%との混合
物からなる洗浄液16リットルを30mmHgの下で1
10℃で60分間蒸留を行い、得られた液の組成をガス
クロマトグラフ法により分析した。その結果、初期配合
状態と異なり、ジエチレングリコールモノエチルエーテ
ルが90重量%を超える組成であった。また、この蒸留
して得られた液を用いて実施例5〜8に示す方法でフェ
ライト磁気ヘッドを治具から剥離する実験を行ったとこ
ろ、剥離に要する時間は10分を超えた。こらは、平均
沸点の差が大きいため、グリコールエーテル系化合物と
炭化水素で配合ずれが起こったためである。
【0032】
【発明の効果】以上のように本発明の洗浄方法は、半田
フラックスおよびホットメルト接着剤の除去性ならびに
洗浄液のすすぎ性が優れるとともに、洗浄液を蒸留によ
り再生できるため産業廃棄物を著しく低減することがで
き、洗浄にかかるコストを大幅に低減することができ
る。
フラックスおよびホットメルト接着剤の除去性ならびに
洗浄液のすすぎ性が優れるとともに、洗浄液を蒸留によ
り再生できるため産業廃棄物を著しく低減することがで
き、洗浄にかかるコストを大幅に低減することができ
る。
【図1】本発明の実施例における洗浄工程を示す図であ
る。
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C11D 7:24) (72)発明者 園田 信雄 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 河野 武司 京都市南区吉祥院石原長田町1−1 (72)発明者 鍋島 敏一 京都市下京区西七条東久保町19 (72)発明者 気賀澤 繁 京都府向日市上植野町庄ノ内1−52
Claims (3)
- 【請求項1】 半田フラックスおよびホットメルト接着
剤よりなる群から選ばれる除去対象物を被洗浄物から除
去するための洗浄方法であって、下記Aに示される水溶
性グリコールエーテル系化合物とBに示されるパラフィ
ン系炭化水素の混合物からなり、前記グリコールエーテ
ル系化合物および炭化水素の各平均沸点の差が760m
mHgにおいて10℃以内であり、かつ両者の混合割合
が重量比でA:B=50〜90:50〜10の洗浄液を
用いて被洗浄物を洗浄する工程、洗浄後の前記除去対象
物を溶解している洗浄液を減圧蒸留して、洗浄液を前記
除去対象物から分離する工程、および分離された洗浄液
を使用して被洗浄物を洗浄する工程を有することを特徴
とする洗浄方法。 A)以下の(1)および(2)で示される水溶性グリコ
ールエーテル系化合物群から選ばれる少なくとも一種、 (1)炭素数1〜4の脂肪族アルコールのエチレンオキ
シド2モル付加物 (2)炭素数1〜2の脂肪族アルコールのプロピレンオ
キシド2モル付加物 B)炭素数11〜13のノルマルパラフィン系炭化水素
およびイソパラフィン系炭化水素よりなる群から選ばれ
る少なくとも一種。 - 【請求項2】 水溶性グリコールエーテル系化合物がジ
エチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレング
リコールモノイソプロピルエーテル、ジエチレングリコ
ールモノプロピルエーテル、ジエチレングリコールモノ
イソブチルエーテルおよびジプロピレングリコールモノ
エチルエーテルよりなる群から選ばれる少なくとも一種
であり、パラフィン系炭化水素がノルマルドデカンであ
る請求項1記載の洗浄方法。 - 【請求項3】 さらに、被洗浄物に付着している洗浄液
を水で除去する工程を有する請求項1または2記載の洗
浄方法。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7071424A JPH08269496A (ja) | 1995-03-29 | 1995-03-29 | 洗浄方法 |
| CN96102422A CN1098373C (zh) | 1995-02-17 | 1996-02-15 | 零件的洗净方法 |
| TW085101990A TW510920B (en) | 1995-02-17 | 1996-02-16 | A method for washing parts |
| KR1019960004261A KR100196953B1 (ko) | 1995-02-17 | 1996-02-17 | 부품의 세정방법 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7071424A JPH08269496A (ja) | 1995-03-29 | 1995-03-29 | 洗浄方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08269496A true JPH08269496A (ja) | 1996-10-15 |
Family
ID=13460122
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7071424A Pending JPH08269496A (ja) | 1995-02-17 | 1995-03-29 | 洗浄方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08269496A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001342499A (ja) * | 2000-06-01 | 2001-12-14 | Mitsui & Co Ltd | ハロゲン化芳香族化合物が付着した部材用の洗浄剤組成物及び該洗浄剤組成物を用いた洗浄処理方法 |
| JP2015059151A (ja) * | 2013-09-18 | 2015-03-30 | アクア化学株式会社 | 洗浄剤組成物及びその蒸留再生システム |
-
1995
- 1995-03-29 JP JP7071424A patent/JPH08269496A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001342499A (ja) * | 2000-06-01 | 2001-12-14 | Mitsui & Co Ltd | ハロゲン化芳香族化合物が付着した部材用の洗浄剤組成物及び該洗浄剤組成物を用いた洗浄処理方法 |
| JP2015059151A (ja) * | 2013-09-18 | 2015-03-30 | アクア化学株式会社 | 洗浄剤組成物及びその蒸留再生システム |
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