JPH0826976A - 食品状医薬品 - Google Patents
食品状医薬品Info
- Publication number
- JPH0826976A JPH0826976A JP6169328A JP16932894A JPH0826976A JP H0826976 A JPH0826976 A JP H0826976A JP 6169328 A JP6169328 A JP 6169328A JP 16932894 A JP16932894 A JP 16932894A JP H0826976 A JPH0826976 A JP H0826976A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seamless capsule
- particle size
- gel
- people
- viscosity liquid
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K9/00—Medicinal preparations characterised by special physical form
- A61K9/0012—Galenical forms characterised by the site of application
- A61K9/0053—Mouth and digestive tract, i.e. intraoral and peroral administration
- A61K9/0056—Mouth soluble or dispersible forms; Suckable, eatable, chewable coherent forms; Forms rapidly disintegrating in the mouth; Lozenges; Lollipops; Bite capsules; Baked products; Baits or other oral forms for animals
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Zoology (AREA)
- Nutrition Science (AREA)
- Physiology (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Pharmacology & Pharmacy (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Medicinal Preparation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 幼児、虚弱者、病弱者、老人などでも容易に
嚥下することができ、しかも薬効成分が漏出する虞れが
なく安心して服用することのできる医薬品を提供する。 【構成】 薬効成分を封入したシームレスカプセルと、
ゲルまたは高粘度液体の少なくとも一方とからなる食品
状の医薬品において、シームレスカプセルは、その粒径
(d)が0.5〜5mmの範囲にあり、かつその膜厚(θ)
と粒径(d)とが0.01d≦θ≦0.05dの関係にあ
り、さらにその長径と短径との比(ρ)が1.3以下であ
ることを特徴とする。
嚥下することができ、しかも薬効成分が漏出する虞れが
なく安心して服用することのできる医薬品を提供する。 【構成】 薬効成分を封入したシームレスカプセルと、
ゲルまたは高粘度液体の少なくとも一方とからなる食品
状の医薬品において、シームレスカプセルは、その粒径
(d)が0.5〜5mmの範囲にあり、かつその膜厚(θ)
と粒径(d)とが0.01d≦θ≦0.05dの関係にあ
り、さらにその長径と短径との比(ρ)が1.3以下であ
ることを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、経口医薬品に関し、詳
しくは新規な経口投与形態を有する食品状医薬品に関す
るものである。
しくは新規な経口投与形態を有する食品状医薬品に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】医薬品にはその用途に応じて種々の剤形
があり、経口投与のための薬剤についても、日本薬局方
に液剤9種類、固形製剤7種類、計16種類の剤形が記
載されている。
があり、経口投与のための薬剤についても、日本薬局方
に液剤9種類、固形製剤7種類、計16種類の剤形が記
載されている。
【0003】これらの剤形うち、液剤は容易に服用でき
る利点があるものの、水分や空気中の湿気によって分解
され易い医薬品には適用できないこと、腸溶性製剤や徐
放性製剤などドラッグ・デリバリー・システム(DD
S)を指向した製剤を作ることができないこと、異味や
異臭をマスクすることが困難なことなどの理由から、そ
の用途は極めて制約される。
る利点があるものの、水分や空気中の湿気によって分解
され易い医薬品には適用できないこと、腸溶性製剤や徐
放性製剤などドラッグ・デリバリー・システム(DD
S)を指向した製剤を作ることができないこと、異味や
異臭をマスクすることが困難なことなどの理由から、そ
の用途は極めて制約される。
【0004】また、7種類挙げられている固形製剤のう
ち、固体状で嚥下する剤形は基本的に散剤、顆粒剤、丸
剤、錠剤およびカプセル剤の5種類であり、特に顆粒
剤、錠剤およびカプセル剤は、これらに様々な剤形設計
を施すことによって、液剤の場合に列挙したような欠点
を回避した製剤を得ることができるため、現在広く利用
されている。
ち、固体状で嚥下する剤形は基本的に散剤、顆粒剤、丸
剤、錠剤およびカプセル剤の5種類であり、特に顆粒
剤、錠剤およびカプセル剤は、これらに様々な剤形設計
を施すことによって、液剤の場合に列挙したような欠点
を回避した製剤を得ることができるため、現在広く利用
されている。
【0005】上述した各種固形製剤は、通常、水や湯な
どを用いて嚥下するのであるが、この嚥下は健常人にと
っても常に容易、円滑なものとは限らない。例えば散剤
や顆粒剤は、往々咽喉に付着したり、苦味などの異味を
感じたり、むせたりすることがある。また、丸剤、錠
剤、カプセル剤などは、その大きさ、表面の平滑性ある
いは水分の吸収性などの如何によっては、嚥下に困難を
感じることは日常経験するところである。
どを用いて嚥下するのであるが、この嚥下は健常人にと
っても常に容易、円滑なものとは限らない。例えば散剤
や顆粒剤は、往々咽喉に付着したり、苦味などの異味を
感じたり、むせたりすることがある。また、丸剤、錠
剤、カプセル剤などは、その大きさ、表面の平滑性ある
いは水分の吸収性などの如何によっては、嚥下に困難を
感じることは日常経験するところである。
【0006】この固形製剤の嚥下は、幼児、虚弱者、病
弱者、老人などにとっては健常人よりも遙かに困難な作
業であって、水を使用して服用しようとしても、水のよ
うな流動性の高いものではむせて円滑に嚥下できなかっ
たり、あるいは水だけが嚥下され、固形製剤が口中に残
ったりすることが多い。
弱者、老人などにとっては健常人よりも遙かに困難な作
業であって、水を使用して服用しようとしても、水のよ
うな流動性の高いものではむせて円滑に嚥下できなかっ
たり、あるいは水だけが嚥下され、固形製剤が口中に残
ったりすることが多い。
【0007】服用者が普通の方法で嚥下できないときは
砕いて服用するより仕方がないが、錠剤などを粉砕する
と隠蔽してある異味・異臭が開放され、また、腸溶剤や
徐放剤などについては、砕いてしまっては本来の機能が
達成できないばかりか、副作用の虞れも生じるため、好
ましい方法とは言えない。
砕いて服用するより仕方がないが、錠剤などを粉砕する
と隠蔽してある異味・異臭が開放され、また、腸溶剤や
徐放剤などについては、砕いてしまっては本来の機能が
達成できないばかりか、副作用の虞れも生じるため、好
ましい方法とは言えない。
【0008】医薬品は、健常人よりも上記したような嚥
下に困難を伴う人達が服用する場合が多く、しかも今後
高齢者の増加が著しくなると、固形製剤の服用の困難性
に対してこれを単に特殊な場合として無視することは許
されず、普遍的な問題として対応することが必要になっ
てくる。すなわち、今後は従来のように医薬品の効果に
関する機能だけでなく、服用の容易性をも追求した固形
製剤を開発することが社会的な要請となる情勢にある。
下に困難を伴う人達が服用する場合が多く、しかも今後
高齢者の増加が著しくなると、固形製剤の服用の困難性
に対してこれを単に特殊な場合として無視することは許
されず、普遍的な問題として対応することが必要になっ
てくる。すなわち、今後は従来のように医薬品の効果に
関する機能だけでなく、服用の容易性をも追求した固形
製剤を開発することが社会的な要請となる情勢にある。
【0009】そこで、本発明者らは、さきに薬効成分を
封入したシームレスカプセルと、ゲルまたは高粘度液体
の少なくとも一方とからなる易嚥下性医薬品を提案した
(特開平5−139958号公報)。この発明は、幼
児、虚弱者、病弱者、老人などでも容易に嚥下すること
のできる新規な経口投与形態の医薬品を提供した点で極
めて有用なものであった。
封入したシームレスカプセルと、ゲルまたは高粘度液体
の少なくとも一方とからなる易嚥下性医薬品を提案した
(特開平5−139958号公報)。この発明は、幼
児、虚弱者、病弱者、老人などでも容易に嚥下すること
のできる新規な経口投与形態の医薬品を提供した点で極
めて有用なものであった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記易嚥下
性医薬品は、時としてシームレスカプセルと、ゲルまた
は高粘度液体とを混合する際や、この混合物の保存中あ
るいはこれを服用する際などにシームレスカプセルが破
損し、内封されている薬効成分が漏出して服用者に苦み
などの異味を感じさせることがある、という不具合があ
った。
性医薬品は、時としてシームレスカプセルと、ゲルまた
は高粘度液体とを混合する際や、この混合物の保存中あ
るいはこれを服用する際などにシームレスカプセルが破
損し、内封されている薬効成分が漏出して服用者に苦み
などの異味を感じさせることがある、という不具合があ
った。
【0011】そこで、本発明者らは、経口投与形態の医
薬品として使用した場合にシームレスカプセルが破損し
ないための条件を鋭意研究した結果、本発明に到達した
ものである。
薬品として使用した場合にシームレスカプセルが破損し
ないための条件を鋭意研究した結果、本発明に到達した
ものである。
【0012】本発明の目的は、幼児、虚弱者、病弱者、
老人などでも容易に嚥下することができ、しかも薬効成
分が漏出する虞れがなく安心して服用することのできる
食品状の医薬品を提供することにある。
老人などでも容易に嚥下することができ、しかも薬効成
分が漏出する虞れがなく安心して服用することのできる
食品状の医薬品を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、薬効成分を封
入したシームレスカプセルと、ゲルまたは高粘度液体の
少なくとも一方とからなる食品状医薬品であって、上記
シームレスカプセルの粒径(d)が0.5〜5mmの範囲に
あり、膜厚(θ)と粒径(d)とが0.01d≦θ≦0.0
5dの関係にあり、長径と短径との比(ρ)が1.3以下
となっているものである。
入したシームレスカプセルと、ゲルまたは高粘度液体の
少なくとも一方とからなる食品状医薬品であって、上記
シームレスカプセルの粒径(d)が0.5〜5mmの範囲に
あり、膜厚(θ)と粒径(d)とが0.01d≦θ≦0.0
5dの関係にあり、長径と短径との比(ρ)が1.3以下
となっているものである。
【0014】本発明において、シームレスカプセルの粒
径(d)とは、その長径と短径との平均値である。この
値が0.5mm未満の場合は、内容量に対する皮膜の割合が
大きくなるため、所定量の薬物を投与するのに大量のカ
プセルが必要となるばかりか、シームレスカプセルの製
造コストが高いことからコストの面でも不利となる。他
方、シームレスカプセルの粒径(d)が5mmを超えると
嚥下が困難となるので実用的でない。
径(d)とは、その長径と短径との平均値である。この
値が0.5mm未満の場合は、内容量に対する皮膜の割合が
大きくなるため、所定量の薬物を投与するのに大量のカ
プセルが必要となるばかりか、シームレスカプセルの製
造コストが高いことからコストの面でも不利となる。他
方、シームレスカプセルの粒径(d)が5mmを超えると
嚥下が困難となるので実用的でない。
【0015】また、シームレスカプセルの膜厚(θ)が
粒径(d)の0.01倍(例えば粒径が1mmのとき、膜厚
が10μm)に満たない場合は膜の強度が弱くなるた
め、ゲルや高粘度液体と混合して皮膜が膨潤した際など
に膜が破れて服用前に内容物が漏出する虞れがある。
粒径(d)の0.01倍(例えば粒径が1mmのとき、膜厚
が10μm)に満たない場合は膜の強度が弱くなるた
め、ゲルや高粘度液体と混合して皮膜が膨潤した際など
に膜が破れて服用前に内容物が漏出する虞れがある。
【0016】他方、膜厚(θ)が粒径(d)の0.05倍
を超えると内容量に対する皮膜の割合が大きくなるた
め、前述した粒径(d)が0.5mm未満の場合と同様の問
題が生じる。また、服用後、消化器官内での溶解に長時
間を要するため、この点からも好ましくない。なお、シ
ームレスカプセルの膜厚(θ)は、その粒径(d)と、
内容物を除去して皮膜のみとしたときの重量とから計算
して求めるのがよい。
を超えると内容量に対する皮膜の割合が大きくなるた
め、前述した粒径(d)が0.5mm未満の場合と同様の問
題が生じる。また、服用後、消化器官内での溶解に長時
間を要するため、この点からも好ましくない。なお、シ
ームレスカプセルの膜厚(θ)は、その粒径(d)と、
内容物を除去して皮膜のみとしたときの重量とから計算
して求めるのがよい。
【0017】さらに、シームレスカプセルの長径と短径
との比(ρ)が1.3を超えると、これに伴って膜厚の不
均一性が大きくなるために、局所的に膜の薄い箇所が生
じ、前述したシームレスカプセルの膜厚(θ)が粒径
(d)の0.01倍に満たない場合と同様な問題が生じ
る。従って、特に粒径が2mmを超えるようなものは、こ
の比(ρ)を1.2以下、さらに好ましくは1.15以下と
することが望ましい。
との比(ρ)が1.3を超えると、これに伴って膜厚の不
均一性が大きくなるために、局所的に膜の薄い箇所が生
じ、前述したシームレスカプセルの膜厚(θ)が粒径
(d)の0.01倍に満たない場合と同様な問題が生じ
る。従って、特に粒径が2mmを超えるようなものは、こ
の比(ρ)を1.2以下、さらに好ましくは1.15以下と
することが望ましい。
【0018】シームレスカプセルの長径と短径との比
(ρ)は、例えばシームレスカプセルを平坦な台の上に
置いて上方から写真撮影したものを拡大し、その最大径
と最小径とを測定するなどの方法によって求めることが
できる。
(ρ)は、例えばシームレスカプセルを平坦な台の上に
置いて上方から写真撮影したものを拡大し、その最大径
と最小径とを測定するなどの方法によって求めることが
できる。
【0019】本発明の医薬品に用いるシームレスカプセ
ルは、外層をゼラチンや寒天などで形成し、例えば多重
ノズルから、封入すべき薬効成分と皮膜剤あるいはこれ
に加えて中間層材料などの溶液を硬化液中に噴出して球
状に硬化させることにより、粒径0.5〜5mm、特に0.8
〜4mm程度のものを容易に製造することができる。
ルは、外層をゼラチンや寒天などで形成し、例えば多重
ノズルから、封入すべき薬効成分と皮膜剤あるいはこれ
に加えて中間層材料などの溶液を硬化液中に噴出して球
状に硬化させることにより、粒径0.5〜5mm、特に0.8
〜4mm程度のものを容易に製造することができる。
【0020】しかし、上記のような方法で製造したシー
ムレスカプセルは、その製造条件によっては、膜厚と粒
径との関係や長径と短径との比が前述した範囲から外れ
たものも出来てしまうことがある。従って、膜厚と粒径
との関係や長径と短径との比が前述した範囲内にあるも
のを効率よく製造するためには、例えば特開平5−13
8012号公報や特開平5−200274号公報に開示
されている製造装置を用いて製造したり、あるいは特開
平6−134292号公報に開示されている方法にさら
に適切な処方と製造条件とを加えて製造したりするな
ど、良好な粒子形状となるように充分留意して製造する
必要がある。
ムレスカプセルは、その製造条件によっては、膜厚と粒
径との関係や長径と短径との比が前述した範囲から外れ
たものも出来てしまうことがある。従って、膜厚と粒径
との関係や長径と短径との比が前述した範囲内にあるも
のを効率よく製造するためには、例えば特開平5−13
8012号公報や特開平5−200274号公報に開示
されている製造装置を用いて製造したり、あるいは特開
平6−134292号公報に開示されている方法にさら
に適切な処方と製造条件とを加えて製造したりするな
ど、良好な粒子形状となるように充分留意して製造する
必要がある。
【0021】このような粒子形状のシームレスカプセル
は、その外層材質のためにゲルや高粘度液体との親和性
がよく、しかも水で表面が膨潤気味となるために平滑性
が増す結果、ゲルや高粘度液体と共に違和感なく、かつ
殆ど咀嚼を必要とすることなく嚥下し得るという長所が
ある。
は、その外層材質のためにゲルや高粘度液体との親和性
がよく、しかも水で表面が膨潤気味となるために平滑性
が増す結果、ゲルや高粘度液体と共に違和感なく、かつ
殆ど咀嚼を必要とすることなく嚥下し得るという長所が
ある。
【0022】本発明の医薬品に用いるゲルは、広義のゲ
ルの範疇に入るもの、すなわちコロイド粒子または高分
子溶質が相互作用のために独立した運動性を失って集合
した構造を有し、固化した状態のもの(共立出版、「化
学大辞典」参照)であればよい。
ルの範疇に入るもの、すなわちコロイド粒子または高分
子溶質が相互作用のために独立した運動性を失って集合
した構造を有し、固化した状態のもの(共立出版、「化
学大辞典」参照)であればよい。
【0023】具体的には、寒天、水ようかんなどの寒
天ゲル、ジャム、マーマレードなどのペクチンゲル、
こんにゃく、しらたきなどのマンナンゲル、ゼリ
ー、煮こごりなどのゼチランゲル、カスタードプリ
ン、茶碗蒸し、卵豆腐、豆腐、ヨーグルトなどの蛋白質
ゲル、葛(くず)などの澱粉ゲル、その他、カラギ
ーナン、キサンタンガム、グアーガム、タマリンド、フ
ァーセレラン、マルメロ抽出物、カードランなどのゲル
のような可食性の各種ゲルが例示される。
天ゲル、ジャム、マーマレードなどのペクチンゲル、
こんにゃく、しらたきなどのマンナンゲル、ゼリ
ー、煮こごりなどのゼチランゲル、カスタードプリ
ン、茶碗蒸し、卵豆腐、豆腐、ヨーグルトなどの蛋白質
ゲル、葛(くず)などの澱粉ゲル、その他、カラギ
ーナン、キサンタンガム、グアーガム、タマリンド、フ
ァーセレラン、マルメロ抽出物、カードランなどのゲル
のような可食性の各種ゲルが例示される。
【0024】また、本発明の医薬品に用いる高粘度液体
としては、葛湯、水飴、蜂蜜などのような溶液、カスタ
ードクリーム、ショートニング、チョコレートペース
ト、ピューレ、ケチャップ、マヨネーズなどのようなペ
ースト状のエマルジョンないし懸濁液が例示される。
としては、葛湯、水飴、蜂蜜などのような溶液、カスタ
ードクリーム、ショートニング、チョコレートペース
ト、ピューレ、ケチャップ、マヨネーズなどのようなペ
ースト状のエマルジョンないし懸濁液が例示される。
【0025】本発明の医薬品に用いるゲルや高粘度液体
は、少なくとも可食性であることが必要であり、さらに
食感、味、匂いなどが喫食に適し、かつ咀嚼を殆ど必要
とせずに容易に嚥下できる食品状に加工して用いる。
は、少なくとも可食性であることが必要であり、さらに
食感、味、匂いなどが喫食に適し、かつ咀嚼を殆ど必要
とせずに容易に嚥下できる食品状に加工して用いる。
【0026】上述したゲルや高粘度液体は、それぞれ単
独で用いてもよく、あるいは二種またはそれ以上を適宜
混合して用いてもよい。さらに、他の成分として、消化
器の保護剤、栄養補給剤、消化酵素などのような補助的
薬効成分などを添加してもよい。
独で用いてもよく、あるいは二種またはそれ以上を適宜
混合して用いてもよい。さらに、他の成分として、消化
器の保護剤、栄養補給剤、消化酵素などのような補助的
薬効成分などを添加してもよい。
【0027】本発明の医薬品は、シームレスカプセル
と、ゲルまたは高粘度液体とをあらかじめ混合しておく
か、あるいは服用時にこれらを混合することによって調
製することができる。服用時に混合する方法の一つとし
て、粉粒体、成形物などに水や牛乳などの液体を加えて
所望のゲルや高粘度液体を調製する方法がある。この方
法は、特に貯蔵・携帯に便利である。
と、ゲルまたは高粘度液体とをあらかじめ混合しておく
か、あるいは服用時にこれらを混合することによって調
製することができる。服用時に混合する方法の一つとし
て、粉粒体、成形物などに水や牛乳などの液体を加えて
所望のゲルや高粘度液体を調製する方法がある。この方
法は、特に貯蔵・携帯に便利である。
【0028】本発明の医薬品によれば、薬効成分を含有
するシームレスカプセルがゲルまたは高粘度液体に包み
込まれて口中で分離せず、またゲルや高粘度液体は流動
性が水よりも小さくてむせることもなく、その平滑性に
よって固形製剤を咀嚼することなく容易に嚥下すること
ができるという優れた効果が得られる。特に、ゲルや高
粘度液体が食品であるときは医薬の服用感がなく、デザ
ートや副食品として喫食できるので、幼児、虚弱者、病
弱者、老人などにとって医薬の服用が極めて容易にな
る。
するシームレスカプセルがゲルまたは高粘度液体に包み
込まれて口中で分離せず、またゲルや高粘度液体は流動
性が水よりも小さくてむせることもなく、その平滑性に
よって固形製剤を咀嚼することなく容易に嚥下すること
ができるという優れた効果が得られる。特に、ゲルや高
粘度液体が食品であるときは医薬の服用感がなく、デザ
ートや副食品として喫食できるので、幼児、虚弱者、病
弱者、老人などにとって医薬の服用が極めて容易にな
る。
【0029】さらに、本発明の医薬品によれば、シーム
レスカプセルとゲルまたは高粘度液体とを混合する際
や、この混合物の保存中あるいはこれを服用する際など
にシームレスカプセルが破損して内封されている薬効成
分が漏出するといった不具合を確実に防止することがで
きるので、苦みなどの異味を感じることなく安心して服
用することができるという優れた効果が得られる。
レスカプセルとゲルまたは高粘度液体とを混合する際
や、この混合物の保存中あるいはこれを服用する際など
にシームレスカプセルが破損して内封されている薬効成
分が漏出するといった不具合を確実に防止することがで
きるので、苦みなどの異味を感じることなく安心して服
用することができるという優れた効果が得られる。
【0030】
【実施例】以下、本発明の実施例を詳細に説明する。
【0031】シームレスカプセルとゲルまたは高粘度液
体とを混合して下記の表1に示す8種の薬剤(実施例1
〜8)を調製し、その性能を調べた。また、比較のた
め、表2に示す6種の薬剤(比較例1〜6)と表3に示
す4種の薬剤(比較例7〜10)とを調製してその性能
を調べた。
体とを混合して下記の表1に示す8種の薬剤(実施例1
〜8)を調製し、その性能を調べた。また、比較のた
め、表2に示す6種の薬剤(比較例1〜6)と表3に示
す4種の薬剤(比較例7〜10)とを調製してその性能
を調べた。
【0032】シームレスカプセルは、薬効成分20mgを
10%含む溶液として封入すると仮定し、粒径5.2mm−
2粒、4mm−4粒、3mm−10粒、2mm−33粒、1.2
mm−約150粒、1mm−約300粒を、ゲルまたは高粘
度液体と混合した。結果を表1〜表3に示す。
10%含む溶液として封入すると仮定し、粒径5.2mm−
2粒、4mm−4粒、3mm−10粒、2mm−33粒、1.2
mm−約150粒、1mm−約300粒を、ゲルまたは高粘
度液体と混合した。結果を表1〜表3に示す。
【0033】
【表1】
【0034】
【表2】
【0035】
【表3】
【0036】
【発明の効果】本発明の食品状医薬品によれば、固形製
剤を咀嚼することなく容易に嚥下することができるの
で、健常人にとってはもちろんのこと、幼児、虚弱者、
病弱者、老人などにとっても医薬の服用が極めて容易に
なるという優れた効果が得られる。
剤を咀嚼することなく容易に嚥下することができるの
で、健常人にとってはもちろんのこと、幼児、虚弱者、
病弱者、老人などにとっても医薬の服用が極めて容易に
なるという優れた効果が得られる。
【0037】また、本発明の食品状医薬品によれば、シ
ームレスカプセルが破損して内封されている薬効成分が
漏出するといった不具合を確実に防止することができる
ので、苦みなどの異味を感じることなく安心して服用す
ることができるという優れた効果が得られる。
ームレスカプセルが破損して内封されている薬効成分が
漏出するといった不具合を確実に防止することができる
ので、苦みなどの異味を感じることなく安心して服用す
ることができるという優れた効果が得られる。
Claims (5)
- 【請求項1】 薬効成分を封入したシームレスカプセル
と、ゲルまたは高粘度液体の少なくとも一方とからな
り、前記シームレスカプセルは、その粒径(d)が0.5
〜5mmの範囲にあり、かつその膜厚(θ)と粒径(d)
とが0.01d≦θ≦0.05dの関係にあり、さらにその
長径と短径との比(ρ)が1.3以下であることを特徴と
する食品状医薬品。 - 【請求項2】 前記シームレスカプセルの粒径(d)が
0.8〜4mmの範囲にあることを特徴とする請求項1記載
の食品状医薬品。 - 【請求項3】 前記シームレスカプセルの膜厚(θ)と
粒径(d)とが0.012d≦θ≦0.045dの関係にあ
ることを特徴とする請求項1または2記載の食品状医薬
品。 - 【請求項4】 前記シームレスカプセルの長径と短径と
の比(ρ)が1.2以下であることを特徴とする請求項
1、2または3記載の食品状医薬品。 - 【請求項5】 前記シームレスカプセルの長径と短径と
の比(ρ)が1.15以下であることを特徴とする請求項
1、2または3記載の食品状医薬品。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6169328A JPH0826976A (ja) | 1994-07-21 | 1994-07-21 | 食品状医薬品 |
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