JPH08271342A - 赤外線検出装置 - Google Patents

赤外線検出装置

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JPH08271342A
JPH08271342A JP7075808A JP7580895A JPH08271342A JP H08271342 A JPH08271342 A JP H08271342A JP 7075808 A JP7075808 A JP 7075808A JP 7580895 A JP7580895 A JP 7580895A JP H08271342 A JPH08271342 A JP H08271342A
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JP
Japan
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vibration
infrared
detecting element
output
infrared detector
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Application number
JP7075808A
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English (en)
Inventor
Tetsuo Tamura
哲雄 田村
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NEC Avio Infrared Technologies Co Ltd
Original Assignee
NEC Avio Infrared Technologies Co Ltd
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Publication date
Application filed by NEC Avio Infrared Technologies Co Ltd filed Critical NEC Avio Infrared Technologies Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 赤外線検出素子に機械的冷却を施す赤外線検
出装置での機械的振動及び温度リップルを除去する。 【構成】 赤外線検出素子16A近傍に配設した振動検
出用素子16Bの両検出素子出力を減算回路22に供給
して赤外線検出素子16Aの検出出力から振動検出用素
子16Bの検出出力を差し引いて振動変動分及び温度ド
リフト分をキャンセルさせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は赤外線検出装置の改良に
係わり、特に赤外線検出器の冷却に機械的冷却方式を用
いた場合の振動ノイズを除去可能な赤外線検出装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】赤外線検出器として従来から広く利用さ
れているものとしては焦電素子の様に赤外線の熱エネル
ギーを受け、その温度変化から出力を得る熱型と、入射
フオトンのエネルギーが検出器固有のエネルギーギャッ
プを上回るとキャリヤが生じて導電率が上がり出力電圧
変化として検出される量子型があり、この量子型赤外線
検出器としては例えばHG,Gd,Te,InSb等が
用いられている。
【0003】上述の量子型では液体窒素温度(77°
K)まで冷却すると高感度となるために冷却は不可欠で
あった。
【0004】従来の、この量子型赤外検出器の最も一般
的な方法は魔法瓶構造の容器に液体窒素を入れ赤外検出
器を冷却するものである。更にアルゴンガスを小口径の
ノズルから噴射させた時の断熱膨張を利用して冷却する
ジュールトムソンクーラ等も利用されている。然し、こ
れらの冷却方法は液体窒素やアルゴンガスを消耗する欠
点があり、最近ではヘリウムガスを循環させて使用する
スターリング・クーラ型赤外線検出器が用いられる様に
なっている。
【0005】このスターリングクーラは古くから利用さ
れているスターリング(Robert.Stirling)機関に逆に動
力を入れて冷凍を得る様に成したものである。
【0006】図6にこの様なスターリングクーラのうち
のスプリット・スターリングクーラを説明する。図で1
は全体としてスプリット・スターリングクーラ形赤外線
検出装置を示すものであり、圧縮部2及び冷却部3並び
に真空容器4より構成されている。
【0007】圧縮部2と冷却部3間は細い金属パイプ5
で連結され、パイプ5内にはヘリウムガス6が流れる様
に成されている。
【0008】圧縮部2は電気モータ等の駆動部7と、シ
リンダ8内にはリンク10を介して駆動部7の回転力を
往復運動に変えるピストン9を有し、ピストン9で圧縮
空間11に圧縮されたヘリウムガス6は金属パイプ5を
介して冷却部3に供給される。
【0009】円筒状に形成された真空容器4は断熱のた
めに真空に成されている。この真空容器4内には圧縮空
間と膨張空間14とでヘリウムガス6を行き来させるた
めのディスプレーサ12が配設されている。
【0010】このディスプレーサ12は冷却部3内に配
設されたコールドフィンガと呼ばれるシリンダ内に置か
れ、ディスプレーサ12内には蓄冷器13が配設されて
いる。
【0011】ディスプレーサ12の前面には膨張空間1
4が形成され、この膨張空間14内に防振部材15が設
けられ、この防振部材15上に赤外線検出器16が載置
されている。
【0012】尚、真空容器4の前面部はウインドウ17
と成され、赤外光18を入射させて、赤外線検出器16
に赤外光18を照射することで赤外線温度測定が行なわ
れる。
【0013】上述の構成でのスプリット・スターリング
クーラでの動作は圧縮部2のシリンダ8内でのピストン
9の上昇によって圧縮空間11内のヘリウムガス6は圧
縮され、次にディスプレーサ12が膨張空間14側に移
動することで、ディスプレーサ12の膨張空間14は圧
縮されやや冷える。反対の左側空間は上昇するが、その
熱は放熱される。
【0014】更に、スピンドル8が降下するとディスプ
レーサ12が膨張空間14と反対側に移動することでデ
ィスプレーサ12の前面の膨張空間14は冷やされ、
又、冷えたヘリウムガスは蓄冷器13及びディスプレー
サ12と真空容器4間を通ってコールドフィンガ側に帰
還する。以上の工程を繰り返すことで膨張空間14内に
置かれた赤外線検出器16は次第に冷却されることにな
る。
【0015】この様なスターリングクーラ型赤外線検出
装置では液体窒素やアルゴンガス等の消耗がなく、連続
運転が出来て、魔法瓶型の冷却方法に比べれば、全方向
に赤外線カメラを向けることが出来るものが得られる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】上述のスターリングク
ーラ型赤外線検出装置では真空容器4内でディスプレー
サ12が圧縮、膨張を繰り返すために膨張空間14のコ
ールドヘッド領域に置かれた赤外線検出器16に機械的
振動を与えると共に微小の温度リップルを発生させ、こ
れが赤外線検出器16の出力にノイズを付加する原因と
なっていた。この為、従来では赤外線検出器16を保持
する保持部材に緩衝部材やダンピング用金属等の防振部
材15が用いられていた。この防振部材15がコールド
ヘッド領域を遮断した状態で赤外線検出器16が配設さ
れるために、熱容量が大きくなって、冷却時間が長くな
る問題があった。
【0017】この様な機械的振動を除去するために、従
来、機械的振動ノイズ帯域をカットするためにLPFを
用いていたが、この様なLPFのみでは使用帯域に制限
等があって完全に除去出来ない問題があった。
【0018】更に、コールドヘッド、即ち、赤外線検出
器16の配設されている膨張空間14内の冷却温度を一
定に保つ様にコントローラすることが難しく、微小温度
リップルを生ずる原因となっていた。
【0019】本発明は叙上の問題点を解消した赤外線検
出装置を提供しようとするもので、その目的とするとこ
ろは機械的振動や微小温度リップルによる赤外線検出器
出力ノイズをキャンセル回路を用いて完全に低減又は除
去する様に成した赤外線検出装置を得るにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明の赤外線検出装置
はその例が図1に示されている様に赤外線検出器16の
冷却用に機械的冷却手段を有する赤外線検出装置に於い
て、赤外線検出素子16A近傍に配された振動検出素子
16Bを有し、赤外線検出素子16Aの検出出力から振
動検出素子16Bの検出出力を減算する減算手段22を
具備して成るものである。
【0021】
【作用】本発明の赤外線検出装置によればスターリング
クーラによる機械的振動によって生ずる赤外線検出出力
に重畳されるノイズ成分及び温度リップルをキャンセル
回路によって完全にキャンセルすることが出来るものが
得られる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の赤外線温度検出装置の一実施
例を図1乃至図4によって詳述する。
【0023】図1は本例のキャンセル用の回路図、図2
は図6で示したスターリングクーラの赤外線検出器の要
部拡大図、図3はウインドウ側から視た赤外線検出器の
平面図、図4は図3のサブストレート部分の拡大平面図
である。
【0024】先ず、図1の回路図を説明する前に図2乃
至図4によって、本例の赤外線検出部分の構成を詳記す
る。
【0025】図2乃至図4に於いて、従来の図6との対
応部分には同一符号を付して重複説明を省略するも、デ
ィスプレーサ12の前面に形成されたコールドヘッド領
域、即ち膨張空間14内に配設された赤外線検出器16
は、防振部材15を介さずに直接的に真空容器4の筒内
に接着剤等の所定固定方法で係止される。
【0026】赤外線検出器16は図3及び図4に示す様
に、略円盤状のセラミックス等の基板25上に信号取り
出し用のコモン電極27Aと、受光素子としての赤外線
検出素子16A及び振動検出用の振動検出素子16B用
の信号取り出し電極27B及び27Cがパターニングさ
れ、この基板25の中央部にサブストレート26が配設
されている。サブストレート26上には受光部の赤外線
検出素子16A及び振動検出素子16Bを囲む様に電極
28,29,30が略コ字状に設けられている。これら
電極28,29,30と基板25上にパターニングされ
た電極27B,27C,27A間はボンディングワイヤ
28A,29A,30Aで接続されている。
【0027】本例の赤外線検出素子16A及び振動検出
素子16Bは共にMCT(Hg,Gd,Te)或はIn
Sb等の量子型赤外線検出素子が用いられ、8〜10μ
m又は3〜5μmの赤外線を検出する。
【0028】本例では一方の赤外線検出素子16Bは振
動、温度リップル検出用の素子である。上述の構成では
2個の赤外線検出素子16A及び16Bの場合を説明し
たが多点温度検出のためにn個の赤外線検出素子16A
が並設される場合はn+1個の赤外線検出素子を配設す
ることになる。
【0029】又、一方の振動、温度リップル検出用の赤
外線検出素子16Bは他の赤外線検出素子16Aの近傍
位置に配置して、振動や温度の影響を略同じ様に受ける
位置に配設するを可とする。
【0030】更に、本例では図4に示す様に振動検出素
子16B側を赤外線に対して感度が零となる様に遮蔽を
施すための遮光部材16Cで赤外線検出素子16B上を
覆う。実際にはこの遮光部材16Cとしては赤外線を遮
断する様に成したエポキシ樹脂接着剤を赤外線検出素子
16B上に滴下して封止する様に成される。これによ
り、この赤外線検出素子16Bを振動検出または温度リ
ップルの検出素子として使用する。
【0031】上述の様に構成された赤外線検出装置の振
動及び温度リップルのキャンセル回路の構成を図1で説
明する。
【0032】図1で赤外線検出器16を構成する赤外線
検出素子16A及び振動検出用赤外線素子16Bは夫々
端子20A及び20Bに接続されたバイアス電流源19
A及び19Bで駆動される。
【0033】これら各素子16A及び16Bとバイアス
電流源19A及び19B間から取り出された各素子出力
はプリアンプ21A及び21Bに供給される。
【0034】プリアンプ21Aの出力はキャンセル回路
を構成する減算回路(差分回路)22に供給される。プ
リアンプ21Bの出力はキャンセル量可変調整回路を構
成する可変抵抗器23でキャンセル量を調整後に減算回
路22に供給され、減算回路22の出力は出力端子24
に出力される。
【0035】上述の構成の赤外線検出装置のキャンセル
回路の動作を説明する。先ず2つの赤外線検出素子及び
振動検出素子16A及び16Bの出力はプリアンプ21
A及び21Bで所定電圧に前置増幅される。赤外線素子
16Aからは赤外光18に対応した電気出力が取り出さ
れその信号が前置増幅されて減算回路に供給される。
【0036】一方、振動検出素子16B側の赤外線検出
素子は赤外光18は遮光部材16Cで遮断されているの
で振動変動による抵抗変化分並びに冷却温度変動による
温度リップルによる変化量のみが電気出力として取り出
されて前置増幅され、可変抵抗器23でキャンセル量が
適宜調整されて減算回路に供給される。
【0037】従って、減算回路22では、振動及び温度
変動に基く電気量が赤外線検出素子16Aの出力より差
し引かれるため振動及び温度リップルによるノイズ成分
は完全に低減或はキャンセルすることが出来る。
【0038】上述の実施例では振動検出素子として赤外
線検出素子を用いた例を説明したが、図5に示す様に振
動検出器16B′をストレンゲージ、ピエゾ圧電降下を
用いた水晶センサ等を用いてもよい。図1との対応部分
には同一符号を付して重複説明を省略するも、本例では
プリアンプ21Bの後段に必要に応じてBPF(帯域通
過披瀝器)29を介在させ除去しようとする振動ノイズ
成分のみを通過させる様に成している。
【0039】この様な構成でも振動ノイズ及び温度リッ
プル分は除去可能な赤外線検出装置のキャンセル回路が
得られる。
【0040】
【発明の効果】本発明の赤外線検出装置によれば振動検
出素子は受光素子としての機能を有していなくてもよい
のでローコストのものが付加出来、又、赤外線検出素子
を利用出来るのでIC化された素子に簡単な遮蔽加工を
施すだけで近接配置されたキャンセル用の振動検出素子
が得られる。又、振動、温度リップルを完全に遮断又は
低減可能な赤外線検出装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す赤外線検出装置の検出
回路図である。
【図2】本発明の赤外線検出器の要部側面図である。
【図3】図2のウインドウ側から視た赤外線検出器の平
面図である。
【図4】赤外線検出器の要部拡大図である。
【図5】本発明の他の実施例を示す赤外線検出装置の検
出回路図である。
【図6】従来のスターリングクーラ形赤外線検出器の構
成図である。
【符号の説明】
1 スプリットスターリングクーラ形赤外線検出装置 4 真空容器 12 ディスプレーサ 14 膨張空間 16 赤外線検出器 16A 赤外線検出素子 16B,16B′ 抵抗検出素子 22 減算回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 赤外線検出素子の冷却用に機械的冷却手
    段を有する赤外線検出装置に於いて、 上記赤外線検出素子近傍に配された振動検出素子を有
    し、 上記赤外線検出素子の検出出力から上記振動検出素子の
    検出出力を減算する減算手段を具備して成ることを特徴
    とする赤外線検出装置。
  2. 【請求項2】 前記振動検出素子が赤外線検出素子に赤
    外線に応答しない様に遮断して赤外線感度を零としてな
    ることを特徴とする請求項1記載の赤外線検出装置。
  3. 【請求項3】 前記振動検出素子がストレーンゲージで
    あることを特徴とする請求項1記載の赤外線検出装置。
JP7075808A 1995-03-31 1995-03-31 赤外線検出装置 Pending JPH08271342A (ja)

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JP7075808A JPH08271342A (ja) 1995-03-31 1995-03-31 赤外線検出装置

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JP (1) JPH08271342A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012145420A (ja) * 2011-01-11 2012-08-02 Ricoh Co Ltd 半導体集積回路
JP2019184451A (ja) * 2018-04-12 2019-10-24 ホーチキ株式会社 炎検出装置

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JP2012145420A (ja) * 2011-01-11 2012-08-02 Ricoh Co Ltd 半導体集積回路
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