JPH08272144A - 静電写真用乾式粒状トナー組成物 - Google Patents
静電写真用乾式粒状トナー組成物Info
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- JPH08272144A JPH08272144A JP7331586A JP33158695A JPH08272144A JP H08272144 A JPH08272144 A JP H08272144A JP 7331586 A JP7331586 A JP 7331586A JP 33158695 A JP33158695 A JP 33158695A JP H08272144 A JPH08272144 A JP H08272144A
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- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G9/00—Developers
- G03G9/08—Developers with toner particles
- G03G9/097—Plasticisers; Charge controlling agents
- G03G9/09733—Organic compounds
- G03G9/0975—Organic compounds anionic
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 熱安定性の高い静電写真用電荷制御剤を提供
する。 【解決手段】 以下の一般構造式で示される第四ホスホ
ニウム塩を含む電荷制御剤と高分子バインダーとを含む
静電写真用乾式粒状トナー組成物。 (上式中、R1及びR2は4〜8個の炭素原子を含む第
三アルキル基であり、R3は1〜24個の炭素原子を含
むアルキル基;1種以上のヒドロキシ基、カルボキシ基
などで置換されている1〜24個の炭素原子を含む置換
アルキル基;3〜7個の炭素原子を含むシクロアルキル
基など、そしてR4、R5及びR6は、水素、1〜24
個の炭素原子を含むアルキル基、ヒドロキシ基、カルボ
キシ基の中から選ばれる)。
する。 【解決手段】 以下の一般構造式で示される第四ホスホ
ニウム塩を含む電荷制御剤と高分子バインダーとを含む
静電写真用乾式粒状トナー組成物。 (上式中、R1及びR2は4〜8個の炭素原子を含む第
三アルキル基であり、R3は1〜24個の炭素原子を含
むアルキル基;1種以上のヒドロキシ基、カルボキシ基
などで置換されている1〜24個の炭素原子を含む置換
アルキル基;3〜7個の炭素原子を含むシクロアルキル
基など、そしてR4、R5及びR6は、水素、1〜24
個の炭素原子を含むアルキル基、ヒドロキシ基、カルボ
キシ基の中から選ばれる)。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電荷制御剤として
特定の第四ホスホニウム塩を含有する新規静電写真用ト
ナーと現像剤に関する。より詳細には、典型的なトナー
用バインダー材料中に良好に分散されることができる熱
安定性の高い塩を使用して、帯電特性の良好なトナーを
形成することに関する。
特定の第四ホスホニウム塩を含有する新規静電写真用ト
ナーと現像剤に関する。より詳細には、典型的なトナー
用バインダー材料中に良好に分散されることができる熱
安定性の高い塩を使用して、帯電特性の良好なトナーを
形成することに関する。
【0002】
【従来の技術】静電写真法では、強度が不均一であるこ
とが一般的である静電場パターン(静電潜像とも呼ばれ
る)を、静電写真要素の絶縁表面上に様々な方法で形成
させる。例えば、静電潜像は電子写真的に(すなわち、
光導電層と導電性支持体とを含む電子写真要素の表面に
予め形成しておいた強度の均一な静電場の部分的強度を
像様光誘導的に散逸させることにより)形成させること
ができる。別法として、静電潜像は誘電体記録によって
(すなわち、誘電体表面に静電場パターンを直接電気的
に形成させることによって)形成することもできる。典
型的には、次いで静電潜像を静電写真用現像剤と接触さ
せることにより現像してトナー像にする。所望であれ
ば、潜像を別の表面に転写させてから現像することもで
きる。
とが一般的である静電場パターン(静電潜像とも呼ばれ
る)を、静電写真要素の絶縁表面上に様々な方法で形成
させる。例えば、静電潜像は電子写真的に(すなわち、
光導電層と導電性支持体とを含む電子写真要素の表面に
予め形成しておいた強度の均一な静電場の部分的強度を
像様光誘導的に散逸させることにより)形成させること
ができる。別法として、静電潜像は誘電体記録によって
(すなわち、誘電体表面に静電場パターンを直接電気的
に形成させることによって)形成することもできる。典
型的には、次いで静電潜像を静電写真用現像剤と接触さ
せることにより現像してトナー像にする。所望であれ
ば、潜像を別の表面に転写させてから現像することもで
きる。
【0003】よく知られた種類の静電写真用現像剤の一
つとして、トナー粒子とキャリヤ粒子の乾燥混合物を含
むものがある。この種の現像剤は、よく知られているカ
スケード式や磁気ブラシ式の静電写真現像プロセスに用
いられる。このような現像剤における粒子は、トナー粒
子とキャリヤ粒子が摩擦帯電系列において異なる部分に
位置するように配合されるので、混合して互いに接触さ
せて現像剤を調製する際に、トナー粒子が一方の極性の
電荷を獲得し、キャリヤ粒子がその反対極性の電荷を獲
得するようになる。電荷極性が反対であるため互いに引
き付けられ、トナー粒子はキャリヤ粒子表面に付着する
ことになる。現像剤を静電潜像と接触させると、潜像の
静電力が(場合によっては別に印加された電場と共に)
トナー粒子を引きつける。トナー粒子はキャリヤ粒子か
ら引き離され、潜像を担持している表面に像に応じて静
電的に結合することになる。その後、得られたトナー像
を(トナー像や表面の性質によって)加熱や他の既知の
方法により表面に定着すること、或いは別の表面に転写
してから同様に定着することができる。
つとして、トナー粒子とキャリヤ粒子の乾燥混合物を含
むものがある。この種の現像剤は、よく知られているカ
スケード式や磁気ブラシ式の静電写真現像プロセスに用
いられる。このような現像剤における粒子は、トナー粒
子とキャリヤ粒子が摩擦帯電系列において異なる部分に
位置するように配合されるので、混合して互いに接触さ
せて現像剤を調製する際に、トナー粒子が一方の極性の
電荷を獲得し、キャリヤ粒子がその反対極性の電荷を獲
得するようになる。電荷極性が反対であるため互いに引
き付けられ、トナー粒子はキャリヤ粒子表面に付着する
ことになる。現像剤を静電潜像と接触させると、潜像の
静電力が(場合によっては別に印加された電場と共に)
トナー粒子を引きつける。トナー粒子はキャリヤ粒子か
ら引き離され、潜像を担持している表面に像に応じて静
電的に結合することになる。その後、得られたトナー像
を(トナー像や表面の性質によって)加熱や他の既知の
方法により表面に定着すること、或いは別の表面に転写
してから同様に定着することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような現像法には
いくつかの要件が含まれる。すなわち、トナー粒子とキ
ャリヤ粒子との間の静電引力は、現像剤を潜像にまで運
搬して接触させる間はキャリヤ粒子の表面にトナー粒子
を保持させ続けるに十分な強さを示さなければならない
が、その接触が起こった時点で、トナー粒子と潜像との
間の静電引力は、トナー粒子がキャリヤ粒子から引き離
されて潜像を担持する支持体上に付着するようにさらに
強いものでなければならない。適切な現像が行われるた
めのこうした要件を満たすため、トナー粒子表面の静電
荷量を適切な範囲内に維持する必要がある。乾式現像剤
におけるトナー粒子は、許容範囲にあるトナー帯電量を
確立させこれを維持するのに役立つ帯電剤又は電荷制御
剤と呼ばれる物質を含む場合が多い。多種多様な電荷制
御剤が用いられており、公開特許文献にも記載されてい
る。
いくつかの要件が含まれる。すなわち、トナー粒子とキ
ャリヤ粒子との間の静電引力は、現像剤を潜像にまで運
搬して接触させる間はキャリヤ粒子の表面にトナー粒子
を保持させ続けるに十分な強さを示さなければならない
が、その接触が起こった時点で、トナー粒子と潜像との
間の静電引力は、トナー粒子がキャリヤ粒子から引き離
されて潜像を担持する支持体上に付着するようにさらに
強いものでなければならない。適切な現像が行われるた
めのこうした要件を満たすため、トナー粒子表面の静電
荷量を適切な範囲内に維持する必要がある。乾式現像剤
におけるトナー粒子は、許容範囲にあるトナー帯電量を
確立させこれを維持するのに役立つ帯電剤又は電荷制御
剤と呼ばれる物質を含む場合が多い。多種多様な電荷制
御剤が用いられており、公開特許文献にも記載されてい
る。
【0005】既知の電荷制御剤の一般的なタイプの一つ
に、第四ホスホニウム塩がある。このような塩は多くの
ものが知られており、どの現像剤においても十分な電荷
制御機能を発揮しないもの、特定の種類の現像剤におい
てのみ良好に機能するもの、また良好な電荷制御性を発
揮するが悪い副作用を有するものがある。いくつかの第
四ホスホニウム塩系電荷制御剤が、例えば、米国特許第
4,496,643号及び同第4,537,848号明
細書に記載されている。
に、第四ホスホニウム塩がある。このような塩は多くの
ものが知られており、どの現像剤においても十分な電荷
制御機能を発揮しないもの、特定の種類の現像剤におい
てのみ良好に機能するもの、また良好な電荷制御性を発
揮するが悪い副作用を有するものがある。いくつかの第
四ホスホニウム塩系電荷制御剤が、例えば、米国特許第
4,496,643号及び同第4,537,848号明
細書に記載されている。
【0006】第四ホスホニウム塩系電荷制御剤が示すこ
とが望まれる重要な特性の一つは、溶融したトナー用バ
インダーに添加剤を混合することによりトナーを調製す
る周知のプロセスにおいて既知のトナー用バインダー材
料と該塩とを混合しようとした際に該塩が完全又は部分
的に分解しないような高い熱安定性である。このような
プロセスはメルトブレンド法又は溶融配合法としばしば
呼ばれ、一般に120℃〜150℃の温度範囲で実施さ
れる。このため、150℃以下の温度で熱的に不安定な
帯電剤は、こうした分解の問題を示す恐れがある。第四
ホスホニウム塩が示すべき重要な別の特性として、先に
も述べたように、現像すべき像の画質が理想的なものに
なるように最適なトナー現像に必要な許容できる範囲内
でトナー帯電量を確立できる性能がある。従って、電荷
制御機能を良好に発揮できると共に高い熱安定性を示す
第四ホスホニウム塩を含有する新規の乾式電子写真用ト
ナー及び現像剤を提供することが望まれる。本発明はこ
のようなトナー及び現像剤を提供するものである。
とが望まれる重要な特性の一つは、溶融したトナー用バ
インダーに添加剤を混合することによりトナーを調製す
る周知のプロセスにおいて既知のトナー用バインダー材
料と該塩とを混合しようとした際に該塩が完全又は部分
的に分解しないような高い熱安定性である。このような
プロセスはメルトブレンド法又は溶融配合法としばしば
呼ばれ、一般に120℃〜150℃の温度範囲で実施さ
れる。このため、150℃以下の温度で熱的に不安定な
帯電剤は、こうした分解の問題を示す恐れがある。第四
ホスホニウム塩が示すべき重要な別の特性として、先に
も述べたように、現像すべき像の画質が理想的なものに
なるように最適なトナー現像に必要な許容できる範囲内
でトナー帯電量を確立できる性能がある。従って、電荷
制御機能を良好に発揮できると共に高い熱安定性を示す
第四ホスホニウム塩を含有する新規の乾式電子写真用ト
ナー及び現像剤を提供することが望まれる。本発明はこ
のようなトナー及び現像剤を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、以下の一般構
造式で示される第四ホスホニウム塩を含む電荷制御剤を
含有する新規の静電写真用乾式粒状トナー及び現像剤を
提供する。
造式で示される第四ホスホニウム塩を含む電荷制御剤を
含有する新規の静電写真用乾式粒状トナー及び現像剤を
提供する。
【0008】
【化3】
【0009】上式中、R1 及びR2 は4〜8個の炭素原
子を含む第三アルキル基であり、R3 は、1〜24個の
炭素原子を含む未置換アルキル基;1種以上のヒドロキ
シ基、カルボキシ基、アルコキシ基、カルボアルコキシ
基、アシルオキシ基、ニトロ基、シアノ基、ケト基もし
くはハロ基で置換されている1〜24個の炭素原子を含
む置換アルキル基;3〜7個の炭素原子を含むシクロア
ルキル基;アルキル基に含まれる炭素原子数が1〜20
個であり且つアリール基に含まれる炭素原子数が6〜1
4個であるアルカリール基;アルキル基に含まれる炭素
原子数が1〜4個であり且つアリール基に含まれる炭素
原子数が6〜14個であって、該アリール基が置換され
ていないか又は1種以上のアルキル基、ヒドロキシ基、
カルボキシ基、アルコキシ基、カルボアルコキシ基、ア
シルオキシ基、アミノ基、ニトロ基、シアノ基、ケト基
もしくはハロ基で置換されていてもよいアラルキル基;
フェニル基或いは置換フェニル基の中から選ばれ、そし
てR4 、R5 及びR6 は、同じであっても異なってもよ
く、各々独立に、水素、1〜24個の炭素原子を含むア
ルキル基、ヒドロキシ基、カルボキシ基、アルコキシ
基、カルボアルコキシ基、アシルオキシ基、アミノ基、
ニトロ基、シアノ基、ケト基又はハロ基の中から選ばれ
る。
子を含む第三アルキル基であり、R3 は、1〜24個の
炭素原子を含む未置換アルキル基;1種以上のヒドロキ
シ基、カルボキシ基、アルコキシ基、カルボアルコキシ
基、アシルオキシ基、ニトロ基、シアノ基、ケト基もし
くはハロ基で置換されている1〜24個の炭素原子を含
む置換アルキル基;3〜7個の炭素原子を含むシクロア
ルキル基;アルキル基に含まれる炭素原子数が1〜20
個であり且つアリール基に含まれる炭素原子数が6〜1
4個であるアルカリール基;アルキル基に含まれる炭素
原子数が1〜4個であり且つアリール基に含まれる炭素
原子数が6〜14個であって、該アリール基が置換され
ていないか又は1種以上のアルキル基、ヒドロキシ基、
カルボキシ基、アルコキシ基、カルボアルコキシ基、ア
シルオキシ基、アミノ基、ニトロ基、シアノ基、ケト基
もしくはハロ基で置換されていてもよいアラルキル基;
フェニル基或いは置換フェニル基の中から選ばれ、そし
てR4 、R5 及びR6 は、同じであっても異なってもよ
く、各々独立に、水素、1〜24個の炭素原子を含むア
ルキル基、ヒドロキシ基、カルボキシ基、アルコキシ
基、カルボアルコキシ基、アシルオキシ基、アミノ基、
ニトロ基、シアノ基、ケト基又はハロ基の中から選ばれ
る。
【0010】本発明のトナーは、上記の塩から選ばれた
電荷制御剤と高分子バインダーを含む。本発明の現像剤
は、上記の本発明の粒状トナーとキャリヤ粒子を含む。
上記の塩は、本発明のトナー及び現像剤において良好な
電荷制御性を提供する。該塩は、150℃よりも十分に
高い分解点を示し、且つ該塩を適当な高分子バインダー
と溶融配合することにより調製される本発明のトナーに
おいて迅速に、効率的に、そして均一に分散される。本
発明のトナー及び現像剤において用いられる第四ホスホ
ニウム塩は、下式で示される塩である。
電荷制御剤と高分子バインダーを含む。本発明の現像剤
は、上記の本発明の粒状トナーとキャリヤ粒子を含む。
上記の塩は、本発明のトナー及び現像剤において良好な
電荷制御性を提供する。該塩は、150℃よりも十分に
高い分解点を示し、且つ該塩を適当な高分子バインダー
と溶融配合することにより調製される本発明のトナーに
おいて迅速に、効率的に、そして均一に分散される。本
発明のトナー及び現像剤において用いられる第四ホスホ
ニウム塩は、下式で示される塩である。
【0011】
【化4】
【0012】上式中、R1 及びR2 は4〜8個の炭素原
子を含む第三アルキル基であり、R3 は、1〜24個の
炭素原子を含む未置換アルキル基;1種以上のヒドロキ
シ基、カルボキシ基、アルコキシ基、カルボアルコキシ
基、アシルオキシ基、ニトロ基、シアノ基、ケト基もし
くはハロ基で置換されている1〜24個の炭素原子を含
む置換アルキル基;3〜7個の炭素原子を含むシクロア
ルキル基;アルキル基に含まれる炭素原子数が1〜20
個であり且つアリール基に含まれる炭素原子数が6〜1
4個であるアルカリール基;アルキル基に含まれる炭素
原子数が1〜4個であり且つアリール基に含まれる炭素
原子数が6〜14個であって、該アリール基が置換され
ていないか又は1種以上のアルキル基、ヒドロキシ基、
カルボキシ基、アルコキシ基、カルボアルコキシ基、ア
シルオキシ基、アミノ基、ニトロ基、シアノ基、ケト基
もしくはハロ基で置換されていてもよいアラルキル基;
フェニル基或いは置換フェニル基の中から選ばれ、そし
てR4 、R5 及びR6 は、同じであっても異なってもよ
く、各々独立に、水素、1〜24個の炭素原子を含むア
ルキル基、ヒドロキシ基、カルボキシ基、アルコキシ
基、カルボアルコキシ基、アシルオキシ基、アミノ基、
ニトロ基、シアノ基、ケト基又はハロ基の中から選ばれ
る。
子を含む第三アルキル基であり、R3 は、1〜24個の
炭素原子を含む未置換アルキル基;1種以上のヒドロキ
シ基、カルボキシ基、アルコキシ基、カルボアルコキシ
基、アシルオキシ基、ニトロ基、シアノ基、ケト基もし
くはハロ基で置換されている1〜24個の炭素原子を含
む置換アルキル基;3〜7個の炭素原子を含むシクロア
ルキル基;アルキル基に含まれる炭素原子数が1〜20
個であり且つアリール基に含まれる炭素原子数が6〜1
4個であるアルカリール基;アルキル基に含まれる炭素
原子数が1〜4個であり且つアリール基に含まれる炭素
原子数が6〜14個であって、該アリール基が置換され
ていないか又は1種以上のアルキル基、ヒドロキシ基、
カルボキシ基、アルコキシ基、カルボアルコキシ基、ア
シルオキシ基、アミノ基、ニトロ基、シアノ基、ケト基
もしくはハロ基で置換されていてもよいアラルキル基;
フェニル基或いは置換フェニル基の中から選ばれ、そし
てR4 、R5 及びR6 は、同じであっても異なってもよ
く、各々独立に、水素、1〜24個の炭素原子を含むア
ルキル基、ヒドロキシ基、カルボキシ基、アルコキシ
基、カルボアルコキシ基、アシルオキシ基、アミノ基、
ニトロ基、シアノ基、ケト基又はハロ基の中から選ばれ
る。
【0013】第三アルキル基の例として、t−ブチル、
t−ペンチル、t−オクチル、等が挙げられる。本明細
書中で記載する未置換アルキル基の例として、メチル、
エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチ
ル、ペンチル、ヘキシル、ヘプチル、デシル、ドデシ
ル、ペンタデシル、オクタデシル、ドコシル、等が挙げ
られる。本明細書中で記載する置換アルキル基の例とし
て、2−ヒドロキシエチル、ヒドロキシメチル、メトキ
シメチル、シアノメチル、ホルミルメチル、アセトニ
ル、クロロメチル、2−クロロエチル、4−カルボエト
キシブチル、カルボメトキシメチル、4−カルボキシブ
チル、等が挙げられる。
t−ペンチル、t−オクチル、等が挙げられる。本明細
書中で記載する未置換アルキル基の例として、メチル、
エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチ
ル、ペンチル、ヘキシル、ヘプチル、デシル、ドデシ
ル、ペンタデシル、オクタデシル、ドコシル、等が挙げ
られる。本明細書中で記載する置換アルキル基の例とし
て、2−ヒドロキシエチル、ヒドロキシメチル、メトキ
シメチル、シアノメチル、ホルミルメチル、アセトニ
ル、クロロメチル、2−クロロエチル、4−カルボエト
キシブチル、カルボメトキシメチル、4−カルボキシブ
チル、等が挙げられる。
【0014】本明細書中で記載するシクロアルキル基の
例として、シクロプロピル、シクロペンチル、シクロヘ
キシル、シクロヘプチル、、等が挙げられる。本明細書
中で記載するアルカリール基の例として、4−メチルフ
ェニル、4−t−ブチルフェニル、6−メチル−2−ナ
フチル、2−フルオレニル、等が挙げられる。本明細書
中で記載するアラルキル基の例として、ベンジル、2−
メチルベンジル、3−メチルベンジル、4−メチルベン
ジル、4−メトキシベンジル、4−n−ブトキシベンジ
ル、4−エトキシベンジル、2−ヒドロキシベンジル、
4−ブロモベンジル、4−クロロベンジル、4−フルオ
ロベンジル、2−ニトロベンジル、4−ニトロベンジ
ル、4−シアノベンジル、1−ナフチルベンジル、等が
挙げられる。
例として、シクロプロピル、シクロペンチル、シクロヘ
キシル、シクロヘプチル、、等が挙げられる。本明細書
中で記載するアルカリール基の例として、4−メチルフ
ェニル、4−t−ブチルフェニル、6−メチル−2−ナ
フチル、2−フルオレニル、等が挙げられる。本明細書
中で記載するアラルキル基の例として、ベンジル、2−
メチルベンジル、3−メチルベンジル、4−メチルベン
ジル、4−メトキシベンジル、4−n−ブトキシベンジ
ル、4−エトキシベンジル、2−ヒドロキシベンジル、
4−ブロモベンジル、4−クロロベンジル、4−フルオ
ロベンジル、2−ニトロベンジル、4−ニトロベンジ
ル、4−シアノベンジル、1−ナフチルベンジル、等が
挙げられる。
【0015】本発明を実施する上で有用な塩の具体例を
以下に記すが、これらに限定されるわけではない。メチ
ルトリフェニルホスホニウム3,5−ジ−t−ブチル−
4−ヒドロキシベンゼンスルホネート;エチルトリフェ
ニルホスホニウム3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロ
キシベンゼンスルホネート;n−プロピルトリフェニル
ホスホニウム3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシ
ベンゼンスルホネート;n−ブチルトリフェニルホスホ
ニウム3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンゼ
ンスルホネート;イソブチルトリフェニルホスホニウム
3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンゼンスル
ホネート;n−アミルトリフェニルホスホニウム3,5
−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンゼンスルホネー
ト;イソアミルトリフェニルホスホニウム3,5−ジ−
t−ブチル−4−ヒドロキシベンゼンスルホネート;n
−ヘキシルトリフェニルホスホニウム3,5−ジ−t−
ブチル−4−ヒドロキシベンゼンスルホネート;n−ヘ
プチルトリフェニルホスホニウム3,5−ジ−t−ブチ
ル−4−ヒドロキシベンゼンスルホネート;n−オクチ
ルトリフェニルホスホニウム3,5−ジ−t−ブチル−
4−ヒドロキシベンゼンスルホネート;n−ノニルトリ
フェニルホスホニウム3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒ
ドロキシベンゼンスルホネート;n−デシルトリフェニ
ルホスホニウム3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキ
シベンゼンスルホネート;n−ウンデシルトリフェニル
ホスホニウム3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシ
ベンゼンスルホネート;n−ドデシルトリフェニルホス
ホニウム3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベン
ゼンスルホネート;n−テトラデシルトリフェニルホス
ホニウム3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベン
ゼンスルホネート;n−ヘキサデシルトリフェニルホス
ホニウム3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベン
ゼンスルホネート;2−クロロエチルトリフェニルホス
ホニウム3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベン
ゼンスルホネート;2−ヒドロキシエチルトリフェニル
ホスホニウム3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシ
ベンゼンスルホネート;3−ブロモプロピルトリフェニ
ルホスホニウム3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキ
シベンゼンスルホネート;4−ブロモブチルトリフェニ
ルホスホニウム3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキ
シベンゼンスルホネート;シクロプロピルメチルトリフ
ェニルホスホニウム3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒド
ロキシベンゼンスルホネート;イソプロピルトリフェニ
ルホスホニウム3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキ
シベンゼンスルホネート;2−ブチルトリフェニルホス
ホニウム3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベン
ゼンスルホネート;シクロプロピルトリフェニルホスホ
ニウム3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンゼ
ンスルホネート;シクロペンチルトリフェニルホスホニ
ウム3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンゼン
スルホネート;シクロヘキシルトリフェニルホスホニウ
ム3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンゼンス
ルホネート;ベンジルトリフェニルホスホニウム3,5
−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンゼンスルホネー
ト;2−メチルベンジルトリフェニルホスホニウム3,
5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンゼンスルホネ
ート;3−メチルベンジルトリフェニルホスホニウム
3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンゼンスル
ホネート;4−メチルベンジルトリフェニルホスホニウ
ム3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンゼンス
ルホネート;4−メトキシベンジルトリフェニルホスホ
ニウム3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンゼ
ンスルホネート;4−n−ブトキシベンジルトリフェニ
ルホスホニウム3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキ
シベンゼンスルホネート;4−エトキシベンジルトリフ
ェニルホスホニウム3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒド
ロキシベンゼンスルホネート;2−ヒドロキシベンジル
トリフェニルホスホニウム3,5−ジ−t−ブチル−4
−ヒドロキシベンゼンスルホネート;4−ブロモベンジ
ルトリフェニルホスホニウム3,5−ジ−t−ブチル−
4−ヒドロキシベンゼンスルホネート;4−クロロベン
ジルトリフェニルホスホニウム3,5−ジ−t−ブチル
−4−ヒドロキシベンゼンスルホネート;4−フルオロ
ベンジルトリフェニルホスホニウム3,5−ジ−t−ブ
チル−4−ヒドロキシベンゼンスルホネート;2−ニト
ロベンジルトリフェニルホスホニウム3,5−ジ−t−
ブチル−4−ヒドロキシベンゼンスルホネート;4−ニ
トロベンジルトリフェニルホスホニウム3,5−ジ−t
−ブチル−4−ヒドロキシベンゼンスルホネート;4−
シアノベンジルトリフェニルホスホニウム3,5−ジ−
t−ブチル−4−ヒドロキシベンゼンスルホネート;テ
トラフェニルホスホニウム3,5−ジ−t−ブチル−4
−ヒドロキシベンゼンスルホネート;2−クロロヘキシ
ルトリフェニルホスホニウム3,5−ジ−t−ブチル−
4−ヒドロキシベンゼンスルホネート;メチルビス(4
−カルボメトキシフェニル)フェニルホスホニウム3,
5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンゼンスルホネ
ート;メチルビス(4−アセトキシフェニル)フェニル
ホスホニウム3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシ
ベンゼンスルホネート;メチルトリス(4−アセトキシ
フェニル)ホスホニウム3,5−ジ−t−ブチル−4−
ヒドロキシベンゼンスルホネート;メチルトリス(4−
メトキシフェニル)ホスホニウム3,5−ジ−t−ブチ
ル−4−ヒドロキシベンゼンスルホネート;メチルトリ
トリルホスホニウム3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒド
ロキシベンゼンスルホネート;メチルトリス(4−クロ
ロフェニル)ホスホニウム3,5−ジ−t−ブチル−4
−ヒドロキシベンゼンスルホネート;メチルトリス(4
−カルボメトキシフェニル)ホスホニウム3,5−ジ−
t−ブチル−4−ヒドロキシベンゼンスルホネート;メ
チル4−アセトキシフェニルジフェニルホスホニウム
3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンゼンスル
ホネート;メチル3,5−ビス(4−カルボメトキシ)
フェニルジフェニルホスホニウム3,5−ジ−t−ブチ
ル−4−ヒドロキシベンゼンスルホネート;4−カルボ
エトキシブチルトリフェニルホスホニウム3,5−ジ−
t−ブチル−4−ヒドロキシベンゼンスルホネート;3
−フェニルプロピルトリフェニルホスホニウム3,5−
ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンゼンスルホネー
ト;及び1−ナフチルメチルトリフェニルホスホニウム
3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンゼンスル
ホネート。
以下に記すが、これらに限定されるわけではない。メチ
ルトリフェニルホスホニウム3,5−ジ−t−ブチル−
4−ヒドロキシベンゼンスルホネート;エチルトリフェ
ニルホスホニウム3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロ
キシベンゼンスルホネート;n−プロピルトリフェニル
ホスホニウム3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシ
ベンゼンスルホネート;n−ブチルトリフェニルホスホ
ニウム3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンゼ
ンスルホネート;イソブチルトリフェニルホスホニウム
3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンゼンスル
ホネート;n−アミルトリフェニルホスホニウム3,5
−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンゼンスルホネー
ト;イソアミルトリフェニルホスホニウム3,5−ジ−
t−ブチル−4−ヒドロキシベンゼンスルホネート;n
−ヘキシルトリフェニルホスホニウム3,5−ジ−t−
ブチル−4−ヒドロキシベンゼンスルホネート;n−ヘ
プチルトリフェニルホスホニウム3,5−ジ−t−ブチ
ル−4−ヒドロキシベンゼンスルホネート;n−オクチ
ルトリフェニルホスホニウム3,5−ジ−t−ブチル−
4−ヒドロキシベンゼンスルホネート;n−ノニルトリ
フェニルホスホニウム3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒ
ドロキシベンゼンスルホネート;n−デシルトリフェニ
ルホスホニウム3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキ
シベンゼンスルホネート;n−ウンデシルトリフェニル
ホスホニウム3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシ
ベンゼンスルホネート;n−ドデシルトリフェニルホス
ホニウム3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベン
ゼンスルホネート;n−テトラデシルトリフェニルホス
ホニウム3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベン
ゼンスルホネート;n−ヘキサデシルトリフェニルホス
ホニウム3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベン
ゼンスルホネート;2−クロロエチルトリフェニルホス
ホニウム3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベン
ゼンスルホネート;2−ヒドロキシエチルトリフェニル
ホスホニウム3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシ
ベンゼンスルホネート;3−ブロモプロピルトリフェニ
ルホスホニウム3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキ
シベンゼンスルホネート;4−ブロモブチルトリフェニ
ルホスホニウム3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキ
シベンゼンスルホネート;シクロプロピルメチルトリフ
ェニルホスホニウム3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒド
ロキシベンゼンスルホネート;イソプロピルトリフェニ
ルホスホニウム3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキ
シベンゼンスルホネート;2−ブチルトリフェニルホス
ホニウム3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベン
ゼンスルホネート;シクロプロピルトリフェニルホスホ
ニウム3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンゼ
ンスルホネート;シクロペンチルトリフェニルホスホニ
ウム3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンゼン
スルホネート;シクロヘキシルトリフェニルホスホニウ
ム3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンゼンス
ルホネート;ベンジルトリフェニルホスホニウム3,5
−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンゼンスルホネー
ト;2−メチルベンジルトリフェニルホスホニウム3,
5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンゼンスルホネ
ート;3−メチルベンジルトリフェニルホスホニウム
3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンゼンスル
ホネート;4−メチルベンジルトリフェニルホスホニウ
ム3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンゼンス
ルホネート;4−メトキシベンジルトリフェニルホスホ
ニウム3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンゼ
ンスルホネート;4−n−ブトキシベンジルトリフェニ
ルホスホニウム3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキ
シベンゼンスルホネート;4−エトキシベンジルトリフ
ェニルホスホニウム3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒド
ロキシベンゼンスルホネート;2−ヒドロキシベンジル
トリフェニルホスホニウム3,5−ジ−t−ブチル−4
−ヒドロキシベンゼンスルホネート;4−ブロモベンジ
ルトリフェニルホスホニウム3,5−ジ−t−ブチル−
4−ヒドロキシベンゼンスルホネート;4−クロロベン
ジルトリフェニルホスホニウム3,5−ジ−t−ブチル
−4−ヒドロキシベンゼンスルホネート;4−フルオロ
ベンジルトリフェニルホスホニウム3,5−ジ−t−ブ
チル−4−ヒドロキシベンゼンスルホネート;2−ニト
ロベンジルトリフェニルホスホニウム3,5−ジ−t−
ブチル−4−ヒドロキシベンゼンスルホネート;4−ニ
トロベンジルトリフェニルホスホニウム3,5−ジ−t
−ブチル−4−ヒドロキシベンゼンスルホネート;4−
シアノベンジルトリフェニルホスホニウム3,5−ジ−
t−ブチル−4−ヒドロキシベンゼンスルホネート;テ
トラフェニルホスホニウム3,5−ジ−t−ブチル−4
−ヒドロキシベンゼンスルホネート;2−クロロヘキシ
ルトリフェニルホスホニウム3,5−ジ−t−ブチル−
4−ヒドロキシベンゼンスルホネート;メチルビス(4
−カルボメトキシフェニル)フェニルホスホニウム3,
5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンゼンスルホネ
ート;メチルビス(4−アセトキシフェニル)フェニル
ホスホニウム3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシ
ベンゼンスルホネート;メチルトリス(4−アセトキシ
フェニル)ホスホニウム3,5−ジ−t−ブチル−4−
ヒドロキシベンゼンスルホネート;メチルトリス(4−
メトキシフェニル)ホスホニウム3,5−ジ−t−ブチ
ル−4−ヒドロキシベンゼンスルホネート;メチルトリ
トリルホスホニウム3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒド
ロキシベンゼンスルホネート;メチルトリス(4−クロ
ロフェニル)ホスホニウム3,5−ジ−t−ブチル−4
−ヒドロキシベンゼンスルホネート;メチルトリス(4
−カルボメトキシフェニル)ホスホニウム3,5−ジ−
t−ブチル−4−ヒドロキシベンゼンスルホネート;メ
チル4−アセトキシフェニルジフェニルホスホニウム
3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンゼンスル
ホネート;メチル3,5−ビス(4−カルボメトキシ)
フェニルジフェニルホスホニウム3,5−ジ−t−ブチ
ル−4−ヒドロキシベンゼンスルホネート;4−カルボ
エトキシブチルトリフェニルホスホニウム3,5−ジ−
t−ブチル−4−ヒドロキシベンゼンスルホネート;3
−フェニルプロピルトリフェニルホスホニウム3,5−
ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンゼンスルホネー
ト;及び1−ナフチルメチルトリフェニルホスホニウム
3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンゼンスル
ホネート。
【0016】本発明を実施する際に電荷制御剤として用
いられる第四ホスホニウム塩は、1当量のアルキル3,
5−ジ−t−アルキル−4−ヒドロキシベンゼンスルホ
ネートと1当量のトリアリールホスフィンとを適当な溶
剤(好ましくはアセトニトリル)中で溶液反応させ、適
当な時間加熱還流し、そして濃縮することによって便利
に調製することができる。残留物をリグロインで洗浄し
た後乾燥させると、所望のアルキルトリアリールホスホ
ニウム3,5−ジ−t−アルキル−4−ヒドロキシベン
ゼンスルホネートが得られる。必要に応じて、この生成
物を適当な溶剤から再結晶化させてもよい。
いられる第四ホスホニウム塩は、1当量のアルキル3,
5−ジ−t−アルキル−4−ヒドロキシベンゼンスルホ
ネートと1当量のトリアリールホスフィンとを適当な溶
剤(好ましくはアセトニトリル)中で溶液反応させ、適
当な時間加熱還流し、そして濃縮することによって便利
に調製することができる。残留物をリグロインで洗浄し
た後乾燥させると、所望のアルキルトリアリールホスホ
ニウム3,5−ジ−t−アルキル−4−ヒドロキシベン
ゼンスルホネートが得られる。必要に応じて、この生成
物を適当な溶剤から再結晶化させてもよい。
【0017】別法として、1当量のアルカリ金属3,5
−ジ−t−アルキル−4−ヒドロキシベンゼンスルホネ
ートを水のような適当な溶剤に溶解させ、第四ホスホニ
ウムハロゲン化物を水のような適当な溶剤に含む溶液を
加え、適当な時間攪拌し、所望の生成物を集めるか又は
溶剤を濃縮することにより所望の生成物を得るというイ
オン交換手法によって所望の第四ホスホニウム3,5−
ジ−t−アルキル−4−ヒドロキシベンゼンスルホネー
トを調製することができる。この粗生成物を適当な溶剤
から再結晶化させ、これを集めて乾燥させることができ
る。
−ジ−t−アルキル−4−ヒドロキシベンゼンスルホネ
ートを水のような適当な溶剤に溶解させ、第四ホスホニ
ウムハロゲン化物を水のような適当な溶剤に含む溶液を
加え、適当な時間攪拌し、所望の生成物を集めるか又は
溶剤を濃縮することにより所望の生成物を得るというイ
オン交換手法によって所望の第四ホスホニウム3,5−
ジ−t−アルキル−4−ヒドロキシベンゼンスルホネー
トを調製することができる。この粗生成物を適当な溶剤
から再結晶化させ、これを集めて乾燥させることができ
る。
【0018】本発明の静電写真用トナーにおいて電荷制
御剤として利用するため、この第四ホスホニウム塩を便
利な任意の方法(好ましくは溶融配合法)で適当な高分
子トナー用バインダー物質及びその他所望の任意添加剤
と混合し、次いでその混合物を所望の大きさにまで粉砕
して電荷制御剤を含むトナー粒子のさらさらした粉末を
形成させる。別の方法として、スプレー乾燥法、溶融分
散法及び分散重合法のような当該技術分野で周知の方法
が挙げられる。本発明のトナー粒子の平均直径は0.1
μm〜100μmであるが、現在用いられている多くの
装置には1.0〜30μmの範囲が好ましい。しかしな
がら、特定の現像方法や現像条件によっては、これより
も大きい又は小さい粒子が必要となる場合もありうる。
御剤として利用するため、この第四ホスホニウム塩を便
利な任意の方法(好ましくは溶融配合法)で適当な高分
子トナー用バインダー物質及びその他所望の任意添加剤
と混合し、次いでその混合物を所望の大きさにまで粉砕
して電荷制御剤を含むトナー粒子のさらさらした粉末を
形成させる。別の方法として、スプレー乾燥法、溶融分
散法及び分散重合法のような当該技術分野で周知の方法
が挙げられる。本発明のトナー粒子の平均直径は0.1
μm〜100μmであるが、現在用いられている多くの
装置には1.0〜30μmの範囲が好ましい。しかしな
がら、特定の現像方法や現像条件によっては、これより
も大きい又は小さい粒子が必要となる場合もありうる。
【0019】一般に、本発明の改良されたトナー組成物
を得るためには、ポリマー100重量部当たり0.05
〜6重量部、好ましくは0.25〜2.0重量部の上記
第四ホスホニウム塩を添加すると望ましいことがわかっ
た。もちろん、電荷制御剤の最適添加量が、選ばれた特
定の第四ホスホニウム塩電荷制御剤や、これが添加され
る特定のポリマーに、部分的には依存することに留意し
なければならない。しかしながら、上記の特定量は、常
用の乾式トナー材料に用いられる電荷制御剤の有用な範
囲の典型例である。
を得るためには、ポリマー100重量部当たり0.05
〜6重量部、好ましくは0.25〜2.0重量部の上記
第四ホスホニウム塩を添加すると望ましいことがわかっ
た。もちろん、電荷制御剤の最適添加量が、選ばれた特
定の第四ホスホニウム塩電荷制御剤や、これが添加され
る特定のポリマーに、部分的には依存することに留意し
なければならない。しかしながら、上記の特定量は、常
用の乾式トナー材料に用いられる電荷制御剤の有用な範
囲の典型例である。
【0020】本発明を実施する上でトナー用バインダー
として有用なポリマーは、単独で使用しても組合せで使
用してもよく、これには静電写真用トナーに常用されて
いるポリマーが含まれる。有用な非晶質ポリマーは、一
般に50℃〜120℃の範囲のガラス転移温度を示す。
これらのポリマーから調製されるトナー粒子は比較的高
いケーキング(caking)温度、例えば60℃よりも高い温
度、を示すことで、トナー粒子を相当な高温でも個々の
粒子が凝集して固まることなく比較的長期間にわたり保
存できることが好ましい。有用な結晶性ポリマーの融点
は、トナー粒子が常用の紙受容シートに容易に融着して
永久像を形成できるように、65℃〜200℃の範囲内
にあることが好ましい。特に好ましい結晶性ポリマー
は、65℃〜120℃の範囲内に融点を有するポリマー
である。もちろん、別の種類の受容要素、例えばある種
の印刷板のような金属板、を使用する場合には、上記の
値よりも高いガラス転移温度又は融点を有するポリマー
を使用することはできる。
として有用なポリマーは、単独で使用しても組合せで使
用してもよく、これには静電写真用トナーに常用されて
いるポリマーが含まれる。有用な非晶質ポリマーは、一
般に50℃〜120℃の範囲のガラス転移温度を示す。
これらのポリマーから調製されるトナー粒子は比較的高
いケーキング(caking)温度、例えば60℃よりも高い温
度、を示すことで、トナー粒子を相当な高温でも個々の
粒子が凝集して固まることなく比較的長期間にわたり保
存できることが好ましい。有用な結晶性ポリマーの融点
は、トナー粒子が常用の紙受容シートに容易に融着して
永久像を形成できるように、65℃〜200℃の範囲内
にあることが好ましい。特に好ましい結晶性ポリマー
は、65℃〜120℃の範囲内に融点を有するポリマー
である。もちろん、別の種類の受容要素、例えばある種
の印刷板のような金属板、を使用する場合には、上記の
値よりも高いガラス転移温度又は融点を有するポリマー
を使用することはできる。
【0021】本発明のトナー粒子に用いることができる
各種ポリマーには、ポリカーボネート、樹脂変性マレイ
ン酸アルキドポリマー、ポリアミド、フェノール−ホル
ムアルデヒドポリマー及びその各種誘導体、ポリエステ
ル縮合体、変性アルキドポリマー、米国特許第3,80
9,554号明細書に記載されているようなメチレン単
位と芳香族単位を交互に含む芳香族ポリマー、並びに米
国再発行特許第31,072号明細書に記載されている
可融性架橋ポリマーが含まれる。
各種ポリマーには、ポリカーボネート、樹脂変性マレイ
ン酸アルキドポリマー、ポリアミド、フェノール−ホル
ムアルデヒドポリマー及びその各種誘導体、ポリエステ
ル縮合体、変性アルキドポリマー、米国特許第3,80
9,554号明細書に記載されているようなメチレン単
位と芳香族単位を交互に含む芳香族ポリマー、並びに米
国再発行特許第31,072号明細書に記載されている
可融性架橋ポリマーが含まれる。
【0022】有用な典型的なトナーポリマーには、米国
特許第3,694,359号明細書に記載されているよ
うな特定のポリカーボネートが含まれる。これには、反
復単位にアルキリデンジアリーレン部分を含み、そのア
ルキル部分に1〜10個の炭素原子を有するポリカーボ
ネート材料が含まれる。上記物理特性を有する他の有用
なポリマーには、アルキル部分が1〜10個の炭素原子
を含有しうるポリ(アルキルアクリレート)やポリ(ア
ルキルメタクリレート)のようなアクリル酸とメタクリ
ル酸の高分子エステルが含まれる。さらに、上記物理特
性を有する他のポリマーもまた有用である。このような
他の有用なポリマーの中には、テレフタル酸(置換テレ
フタル酸を含む)、アルコキシ基に1〜4個の炭素原子
を含み且つアルカン部分(さらにハロゲン置換されたア
ルカンであってもよい)に1〜10個の炭素原子を含む
ビス〔(ヒドロキシアルコキシ)フェニル〕アルカン、
及びアルキレン部分に1〜4個の炭素原子を含むアルキ
レングリコール、から調製されたコポリエステルがあ
る。
特許第3,694,359号明細書に記載されているよ
うな特定のポリカーボネートが含まれる。これには、反
復単位にアルキリデンジアリーレン部分を含み、そのア
ルキル部分に1〜10個の炭素原子を有するポリカーボ
ネート材料が含まれる。上記物理特性を有する他の有用
なポリマーには、アルキル部分が1〜10個の炭素原子
を含有しうるポリ(アルキルアクリレート)やポリ(ア
ルキルメタクリレート)のようなアクリル酸とメタクリ
ル酸の高分子エステルが含まれる。さらに、上記物理特
性を有する他のポリマーもまた有用である。このような
他の有用なポリマーの中には、テレフタル酸(置換テレ
フタル酸を含む)、アルコキシ基に1〜4個の炭素原子
を含み且つアルカン部分(さらにハロゲン置換されたア
ルカンであってもよい)に1〜10個の炭素原子を含む
ビス〔(ヒドロキシアルコキシ)フェニル〕アルカン、
及びアルキレン部分に1〜4個の炭素原子を含むアルキ
レングリコール、から調製されたコポリエステルがあ
る。
【0023】他の有用なポリマーは各種のスチレン含有
ポリマーである。このようなポリマーは、例えば、スチ
レン40〜100重量%と、メチル、エチル、イソプロ
ピル、ブチル、等のようなアルキル部分に炭素原子を1
〜4個有する低級アルキルアクリレート又はメタクリレ
ート0〜45重量%と、アルキル基に6〜20個又はそ
れ以上の炭素原子を有する高級アルキルアクリレート又
はメタクリレートのようなスチレン以外の別のビニルモ
ノマー5〜50重量%との重合配合物を含むことができ
る。上記のような共重合配合物から調製された典型的な
スチレン含有ポリマーは、スチレン又はスチレン同族体
40〜60重量%と、低級アルキルアクリレート又はメ
タクリレート20〜50重量%と、エチルヘキシルアク
リレートのような高級アルキルアクリレート又はメタク
リレート5〜30重量%とのモノマー配合物から調製さ
れたコポリマー(例、スチレン−ブチルアクリレート−
エチルヘキシルアクリレート系コポリマー)である。好
ましい可融性スチレンコポリマーは、少量のジビニルベ
ンゼンのようなジビニル化合物で共有架橋されたもので
ある。他の有用なスチレン含有トナー材料の様々なもの
が、米国特許第2,917,460号、米国再発行特許
第25,316号、米国特許第2,788,288号、
同第2,638,416号、同第2,618,552号
及び同第2,659,670号明細書に記載されてい
る。本発明のトナーには、各種の周知の添加剤(例、着
色剤、剥離剤、等)を内蔵させることができる。
ポリマーである。このようなポリマーは、例えば、スチ
レン40〜100重量%と、メチル、エチル、イソプロ
ピル、ブチル、等のようなアルキル部分に炭素原子を1
〜4個有する低級アルキルアクリレート又はメタクリレ
ート0〜45重量%と、アルキル基に6〜20個又はそ
れ以上の炭素原子を有する高級アルキルアクリレート又
はメタクリレートのようなスチレン以外の別のビニルモ
ノマー5〜50重量%との重合配合物を含むことができ
る。上記のような共重合配合物から調製された典型的な
スチレン含有ポリマーは、スチレン又はスチレン同族体
40〜60重量%と、低級アルキルアクリレート又はメ
タクリレート20〜50重量%と、エチルヘキシルアク
リレートのような高級アルキルアクリレート又はメタク
リレート5〜30重量%とのモノマー配合物から調製さ
れたコポリマー(例、スチレン−ブチルアクリレート−
エチルヘキシルアクリレート系コポリマー)である。好
ましい可融性スチレンコポリマーは、少量のジビニルベ
ンゼンのようなジビニル化合物で共有架橋されたもので
ある。他の有用なスチレン含有トナー材料の様々なもの
が、米国特許第2,917,460号、米国再発行特許
第25,316号、米国特許第2,788,288号、
同第2,638,416号、同第2,618,552号
及び同第2,659,670号明細書に記載されてい
る。本発明のトナーには、各種の周知の添加剤(例、着
色剤、剥離剤、等)を内蔵させることができる。
【0024】本発明のトナー材料には色素又は顔料から
選ばれた多数の着色剤を使用することができる。このよ
うな材料はトナーを着色したり及び/又はその可視性を
高めたりするのに役立つ。もちろん、現像された画像の
光学濃度の低いことが望まれる場合には、着色剤を使用
せずに適当な帯電特性を有する好適なトナー材料を調製
することは可能である。着色剤を使用することが望まれ
る場合には、着色剤は主としてカラー・インデックス第
1巻及び第2巻(第2版)に記載の化合物の実質的にい
ずれからでも選択することができる。多数の有用な着色
剤の中には、ハンザイエローG(C.I.1168
0)、アルコール溶性ニグロシン(C.I.5041
5)、クロモゲンブラックET00(C.I.4517
0)、溶剤ブラック3(C.I.26150)、フクシ
ンN(C.I.42510)、塩基性ブルー9(C.
I.52015)が含まれる。カーボンブラックも有用
な着色剤となる。着色剤の添加量は幅広く、例えば、ポ
リマーの1〜20重量%にわたり変化させることができ
る。この添加量を1〜10重量%とすると特に良好な結
果が得られる。
選ばれた多数の着色剤を使用することができる。このよ
うな材料はトナーを着色したり及び/又はその可視性を
高めたりするのに役立つ。もちろん、現像された画像の
光学濃度の低いことが望まれる場合には、着色剤を使用
せずに適当な帯電特性を有する好適なトナー材料を調製
することは可能である。着色剤を使用することが望まれ
る場合には、着色剤は主としてカラー・インデックス第
1巻及び第2巻(第2版)に記載の化合物の実質的にい
ずれからでも選択することができる。多数の有用な着色
剤の中には、ハンザイエローG(C.I.1168
0)、アルコール溶性ニグロシン(C.I.5041
5)、クロモゲンブラックET00(C.I.4517
0)、溶剤ブラック3(C.I.26150)、フクシ
ンN(C.I.42510)、塩基性ブルー9(C.
I.52015)が含まれる。カーボンブラックも有用
な着色剤となる。着色剤の添加量は幅広く、例えば、ポ
リマーの1〜20重量%にわたり変化させることができ
る。この添加量を1〜10重量%とすると特に良好な結
果が得られる。
【0025】本発明の静電写真用現像剤においてトナー
として利用するため、本発明のトナーをキャリヤビヒク
ルと混合することができる。キャリヤビヒクルは、本発
明のトナーと一緒に使用して新規現像剤組成物を形成す
ることができるものであるが、様々な材料から選ぶこと
ができる。このような材料には、キャリヤコア粒子及び
被膜形成性樹脂の薄層で表面被覆されたコア粒子が含ま
れる。
として利用するため、本発明のトナーをキャリヤビヒク
ルと混合することができる。キャリヤビヒクルは、本発
明のトナーと一緒に使用して新規現像剤組成物を形成す
ることができるものであるが、様々な材料から選ぶこと
ができる。このような材料には、キャリヤコア粒子及び
被膜形成性樹脂の薄層で表面被覆されたコア粒子が含ま
れる。
【0026】キャリヤコア材料は、導電性、非導電性、
磁性又は非磁性の材料を含むことができる。例えば、キ
ャリヤコアは、ガラスビーズ;塩化アルミニウムカリウ
ムのような無機塩の結晶;塩化アンモニウムもしくは硝
酸ナトリウムのような他の塩;粒状ジルコン;粒状シリ
コン;二酸化ケイ素;ポリ(メタクリル酸メチル)のよ
うな硬質樹脂粒子;鉄、スチール、ニッケル、カーボラ
ンダム、コバルト、酸化鉄のような金属材料;又は上記
材料のいずれかによる混合物又はアロイ、を含むことが
できる。例えば、米国特許第3,850,663号及び
同第3,970,571号明細書を参照されたい。磁気
ブラシ現像法において特に有用なものは、鉄粒子、例え
ば酸化表面を有する多孔質鉄粒子、スチール粒子、その
他ガンマ酸化第二鉄のような「硬質」もしくは「軟質」
の強磁性材料、又はバリウム、ストロンチウム、鉛、マ
グネシウムもしくはアルミニウムのフェライトのような
フェライトである。例えば、米国特許第4,042,5
18号、同第4,478,925号及び同第4,54
6,060号明細書を参照されたい。
磁性又は非磁性の材料を含むことができる。例えば、キ
ャリヤコアは、ガラスビーズ;塩化アルミニウムカリウ
ムのような無機塩の結晶;塩化アンモニウムもしくは硝
酸ナトリウムのような他の塩;粒状ジルコン;粒状シリ
コン;二酸化ケイ素;ポリ(メタクリル酸メチル)のよ
うな硬質樹脂粒子;鉄、スチール、ニッケル、カーボラ
ンダム、コバルト、酸化鉄のような金属材料;又は上記
材料のいずれかによる混合物又はアロイ、を含むことが
できる。例えば、米国特許第3,850,663号及び
同第3,970,571号明細書を参照されたい。磁気
ブラシ現像法において特に有用なものは、鉄粒子、例え
ば酸化表面を有する多孔質鉄粒子、スチール粒子、その
他ガンマ酸化第二鉄のような「硬質」もしくは「軟質」
の強磁性材料、又はバリウム、ストロンチウム、鉛、マ
グネシウムもしくはアルミニウムのフェライトのような
フェライトである。例えば、米国特許第4,042,5
18号、同第4,478,925号及び同第4,54
6,060号明細書を参照されたい。
【0027】上記のように、キャリヤ粒子は、使用する
トナーとの適切な摩擦帯電関係及び帯電量を確立させる
目的で、被膜形成性樹脂の薄層でオーバーコートされる
ことができる。好適な樹脂の例として、米国特許第3,
547,822号、同第3,632,512号、同第
3,795,618号及び同第3,898,170号明
細書並びにベルギー国特許第797,132号明細書に
記載されているポリマーが挙げられる。他の有用な樹脂
はフルオロカーボン、例えば、ポリテトラフルオロエチ
レン、ポリ(フッ化ビニリデン)、これらの混合物及び
フッ化ビニリデンとテトラフルオロエチレンとのコポリ
マーである。例えば、米国特許第4,545,060
号、同第4,478,925号、同第4,076,85
7号及び同第3,970,571号明細書を参照された
い。このような高分子フルオロカーボンキャリヤーコー
ティングは、周知のいくつかの目的に役立つことができ
る。このような目的の一つとして、キャリヤ粒子の摩擦
帯電系列における位置を被膜のないキャリヤコア材料の
その位置とは異なる位置へシフトさせてキャリヤ粒子と
トナー粒子の両方の摩擦帯電性の度合いを調整すること
により、現像剤が上記の静電力要件を満たすよう手助け
をする場合がある。別の目的として、現像剤の流動特性
を改善するためにキャリヤ粒子の摩擦特性を減少させる
場合がある。さらに別の目的として、キャリヤ粒子の表
面硬度を減少させ、使用時にそれらが破壊分離しにくい
ように、且つそれらが使用時に接触する表面(例えば、
光導電性要素表面)を磨耗しにくいようにさせる場合が
ある。また別の目的として、現像剤の使用時にトナー材
料又は他の現像剤用添加剤がキャリヤ表面に(しばしば
スカミングと呼ばれる)望ましくなく永久的に付着して
しまう傾向を減少させる場合がある。さらに別の目的と
して、キャリヤ粒子の電気抵抗性を変更させる場合があ
る。
トナーとの適切な摩擦帯電関係及び帯電量を確立させる
目的で、被膜形成性樹脂の薄層でオーバーコートされる
ことができる。好適な樹脂の例として、米国特許第3,
547,822号、同第3,632,512号、同第
3,795,618号及び同第3,898,170号明
細書並びにベルギー国特許第797,132号明細書に
記載されているポリマーが挙げられる。他の有用な樹脂
はフルオロカーボン、例えば、ポリテトラフルオロエチ
レン、ポリ(フッ化ビニリデン)、これらの混合物及び
フッ化ビニリデンとテトラフルオロエチレンとのコポリ
マーである。例えば、米国特許第4,545,060
号、同第4,478,925号、同第4,076,85
7号及び同第3,970,571号明細書を参照された
い。このような高分子フルオロカーボンキャリヤーコー
ティングは、周知のいくつかの目的に役立つことができ
る。このような目的の一つとして、キャリヤ粒子の摩擦
帯電系列における位置を被膜のないキャリヤコア材料の
その位置とは異なる位置へシフトさせてキャリヤ粒子と
トナー粒子の両方の摩擦帯電性の度合いを調整すること
により、現像剤が上記の静電力要件を満たすよう手助け
をする場合がある。別の目的として、現像剤の流動特性
を改善するためにキャリヤ粒子の摩擦特性を減少させる
場合がある。さらに別の目的として、キャリヤ粒子の表
面硬度を減少させ、使用時にそれらが破壊分離しにくい
ように、且つそれらが使用時に接触する表面(例えば、
光導電性要素表面)を磨耗しにくいようにさせる場合が
ある。また別の目的として、現像剤の使用時にトナー材
料又は他の現像剤用添加剤がキャリヤ表面に(しばしば
スカミングと呼ばれる)望ましくなく永久的に付着して
しまう傾向を減少させる場合がある。さらに別の目的と
して、キャリヤ粒子の電気抵抗性を変更させる場合があ
る。
【0028】上記のトナーとキャリヤビヒクルを含有す
る典型的な現像剤組成物は、一般に1〜20重量%のト
ナー粒子と80〜99重量%のキャリヤ粒子を含む。通
常は、キャリヤ粒子の方がトナー粒子よりも大きい。常
用のキャリヤ粒子の粒径は20〜1200μm、好まし
くは30〜300μmのオーダーである。別法として、
本発明のトナーを一成分現像剤、すなわちキャリヤ粒子
を含まない現像剤において使用することができる。本発
明の電荷制御剤はトナー組成物に正電荷を付与する。本
発明の電荷制御剤を使用する現像剤組成物上の荷電量
は、下記手順により測定した場合、現像剤中の体積平均
直径が7〜15μmであるトナー粒子のトナー1グラム
当たり15〜60マイクロクーロンの範囲にあることが
好ましい。
る典型的な現像剤組成物は、一般に1〜20重量%のト
ナー粒子と80〜99重量%のキャリヤ粒子を含む。通
常は、キャリヤ粒子の方がトナー粒子よりも大きい。常
用のキャリヤ粒子の粒径は20〜1200μm、好まし
くは30〜300μmのオーダーである。別法として、
本発明のトナーを一成分現像剤、すなわちキャリヤ粒子
を含まない現像剤において使用することができる。本発
明の電荷制御剤はトナー組成物に正電荷を付与する。本
発明の電荷制御剤を使用する現像剤組成物上の荷電量
は、下記手順により測定した場合、現像剤中の体積平均
直径が7〜15μmであるトナー粒子のトナー1グラム
当たり15〜60マイクロクーロンの範囲にあることが
好ましい。
【0029】本発明のトナー組成物と現像剤組成物は、
静電荷パターン又は静電潜像を現像する様々な方法にお
いて使用することができる。このような現像可能な電荷
パターンは、いくつかの方法によって作成され、例え
ば、感光性光導電性要素又は非感光性誘電体表面要素
(例、絶縁体を被覆した導電性シート)の上に担持され
ることができる。好適な現像技法の一つに、現像剤組成
物に静電荷パターンを横切らせるカスケード法がある。
別の技法として、磁気ブラシからトナー粒子を適用する
方法がある。この技法は、現像剤組成物の形成において
磁気的に引きつけることができるキャリヤビヒクルを使
用するものである。トナー粒子が像に従い付着した後、
その像を、例えばトナーを加熱してこれを担持している
支持体に融着させることによって、定着することができ
る。所望であれば、融着前の像をコピー紙のブランクシ
ートのような受容体へ転写してから融着することによ
り、永久像を形成させることもできる。
静電荷パターン又は静電潜像を現像する様々な方法にお
いて使用することができる。このような現像可能な電荷
パターンは、いくつかの方法によって作成され、例え
ば、感光性光導電性要素又は非感光性誘電体表面要素
(例、絶縁体を被覆した導電性シート)の上に担持され
ることができる。好適な現像技法の一つに、現像剤組成
物に静電荷パターンを横切らせるカスケード法がある。
別の技法として、磁気ブラシからトナー粒子を適用する
方法がある。この技法は、現像剤組成物の形成において
磁気的に引きつけることができるキャリヤビヒクルを使
用するものである。トナー粒子が像に従い付着した後、
その像を、例えばトナーを加熱してこれを担持している
支持体に融着させることによって、定着することができ
る。所望であれば、融着前の像をコピー紙のブランクシ
ートのような受容体へ転写してから融着することによ
り、永久像を形成させることもできる。
【0030】
【実施例】以下の実施例によって本発明をさらに説明す
る。この例は、本発明による有用な電荷制御剤であるメ
チルトリフェニルホスホニウム3,5−ジ−t−ブチル
−4−ヒドロキシベンゼンスルホネートの合成について
記載したものである。
る。この例は、本発明による有用な電荷制御剤であるメ
チルトリフェニルホスホニウム3,5−ジ−t−ブチル
−4−ヒドロキシベンゼンスルホネートの合成について
記載したものである。
【0031】135mlの塩化メチレンに10.8g
(100ミリモル)の塩化トリメチルシリルを含む還流
させた溶液に、クロロスルホン酸(11.3g、97ミ
リモル)を10分かけて滴下した。その後、反応混合物
を還流させながら1.33時間攪拌し、そして氷/水浴
中で冷却した。この溶液に、15gの塩化メチレンに2
0.0g(97ミリモル)の2,6−ジ−t−ブチルフ
ェノールを含む溶液を15分かけて添加した。次いで、
その混合物を低温のまま20分間攪拌した後、その浴を
取り外した。混合物の温度を室温にまで戻し、そして
0.7g(9.7ミリモル)のDMFと13.8g(1
16ミリモル)の塩化チオニルを加えた。混合物を加熱
して16時間還流させた。その混合物を冷却し、濃縮し
て油状物にし、これをリグロイン中でスラリー化させる
と黄褐色の固形分が得られた。この固体をヘプタン(3
00mlの溶液)から再結晶化させ、ヘプタン相と油状
不溶性相とを分離した。長い針状結晶が形成し、これを
集め、リグロインで洗浄し、そして乾燥させた。生成物
の収量は21.65g(理論量の73.22%)、融点
は155〜157℃であった。 C14H21ClO3 Sの元素分析: 理論値:C=55.16;H=6.94;Cl=11.63;S=10.52 測定値:C=55.34;H=6.81;Cl=10.76;S=10.47
(100ミリモル)の塩化トリメチルシリルを含む還流
させた溶液に、クロロスルホン酸(11.3g、97ミ
リモル)を10分かけて滴下した。その後、反応混合物
を還流させながら1.33時間攪拌し、そして氷/水浴
中で冷却した。この溶液に、15gの塩化メチレンに2
0.0g(97ミリモル)の2,6−ジ−t−ブチルフ
ェノールを含む溶液を15分かけて添加した。次いで、
その混合物を低温のまま20分間攪拌した後、その浴を
取り外した。混合物の温度を室温にまで戻し、そして
0.7g(9.7ミリモル)のDMFと13.8g(1
16ミリモル)の塩化チオニルを加えた。混合物を加熱
して16時間還流させた。その混合物を冷却し、濃縮し
て油状物にし、これをリグロイン中でスラリー化させる
と黄褐色の固形分が得られた。この固体をヘプタン(3
00mlの溶液)から再結晶化させ、ヘプタン相と油状
不溶性相とを分離した。長い針状結晶が形成し、これを
集め、リグロインで洗浄し、そして乾燥させた。生成物
の収量は21.65g(理論量の73.22%)、融点
は155〜157℃であった。 C14H21ClO3 Sの元素分析: 理論値:C=55.16;H=6.94;Cl=11.63;S=10.52 測定値:C=55.34;H=6.81;Cl=10.76;S=10.47
【0032】上記のように合成した10.0g(32.
4ミリモル)の3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキ
シベンゼンスルホニルクロリドと50mlの無水メタノ
ールとの混合物に、2.56g(32.4ミリモル)の
ピリジンを加えた。続いて発熱反応が起こり、溶液が得
られた。その溶液を室温で30分間攪拌した後、水中に
注入した。白色固体が形成し、これを集め、そして塩化
メチレンに溶解させた。その溶液を水で洗浄し、硫酸マ
グネシウムで乾燥し、そして濃縮した。固形分残留物を
ヘプタンから再結晶化させると、7.66gのメチル
3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンゼンスル
ホネート(理論量の78.7%;融点=116.5〜1
18℃)が白色結晶性生成物として得られた。 C15H24O4 Sの元素分析: 理論値:C=59.97;H=8.05;S=10.67 測定値:C=60.09;H=8.09;S=10.35
4ミリモル)の3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキ
シベンゼンスルホニルクロリドと50mlの無水メタノ
ールとの混合物に、2.56g(32.4ミリモル)の
ピリジンを加えた。続いて発熱反応が起こり、溶液が得
られた。その溶液を室温で30分間攪拌した後、水中に
注入した。白色固体が形成し、これを集め、そして塩化
メチレンに溶解させた。その溶液を水で洗浄し、硫酸マ
グネシウムで乾燥し、そして濃縮した。固形分残留物を
ヘプタンから再結晶化させると、7.66gのメチル
3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンゼンスル
ホネート(理論量の78.7%;融点=116.5〜1
18℃)が白色結晶性生成物として得られた。 C15H24O4 Sの元素分析: 理論値:C=59.97;H=8.05;S=10.67 測定値:C=60.09;H=8.09;S=10.35
【0033】5.25g(20ミリモル)のトリフェニ
ルホスフィンと、6.0g(20ミリモル)のメチル
3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンゼンスル
ホネートと、50mlのアセトニトリルとを含む溶液を
加熱して約4.2時間還流させ、そして濃縮して油状物
にし、これを冷却してリグロインで処理して結晶化させ
た。その固体を集め、リグロインで洗浄し、乾燥させる
と、10.63gの生成物(理論量の94.5%;融点
=207〜209℃)が得られた。 C33H39O4 PSの元素分析: 理論値:C=70.44;H=6.99;P=5.50;S=5.70 測定値:C=70.75;H=7.14;P=5.77;S=6.71
ルホスフィンと、6.0g(20ミリモル)のメチル
3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンゼンスル
ホネートと、50mlのアセトニトリルとを含む溶液を
加熱して約4.2時間還流させ、そして濃縮して油状物
にし、これを冷却してリグロインで処理して結晶化させ
た。その固体を集め、リグロインで洗浄し、乾燥させる
と、10.63gの生成物(理論量の94.5%;融点
=207〜209℃)が得られた。 C33H39O4 PSの元素分析: 理論値:C=70.44;H=6.99;P=5.50;S=5.70 測定値:C=70.75;H=7.14;P=5.77;S=6.71
【0034】実施例1のホスホニウム塩の分解点(温
度)を、Perkin−Elmer7シリーズ熱分析装
置において空気中、25〜500℃、10℃/分で測定
した。その分解温度は299℃であり、本発明のトナー
組成物及び現像剤組成物用としては熱安定性の相当に高
い物質であることを示している。実施例1の塩を使用
し、本発明のトナー及び現像剤において2種の濃度で電
荷制御剤としての評価を行った。
度)を、Perkin−Elmer7シリーズ熱分析装
置において空気中、25〜500℃、10℃/分で測定
した。その分解温度は299℃であり、本発明のトナー
組成物及び現像剤組成物用としては熱安定性の相当に高
い物質であることを示している。実施例1の塩を使用
し、本発明のトナー及び現像剤において2種の濃度で電
荷制御剤としての評価を行った。
【0035】スチレン、アクリル酸ブチル及びジビニル
ベンゼン(重量比77/23/0.4)の架橋ビニル付
加ポリマー100部と、カーボンブラック顔料(Bla
ckPearls 430、Cabot社、Bosto
n,MAより入手)6部と、実施例1の電荷制御剤1部
及び2部とを配合することにより、本発明のトナー試料
を配合した。その配合物を2本ロール機の4インチ(1
0.24cm)のロールミルで150℃において溶融配
合し、室温にまで冷却させ、そして微粉砕して、Cou
lterカウンターによる平均粒径が約12μmの本発
明のトナー粒子を形成した。このトナー粒子8.0g
と、予め2pphのポリフッ化ビニリデン(Kynar
301F、Pennwalt社製)を230℃で被覆
しておいたストロンチウムフェライトコアを含むキャリ
ヤ粒子92.0gとを一緒にすることによって本発明の
現像剤を調製した。トナーの帯電量を、以下の手順によ
る「MECCA」装置においてトナー1グラム当たりの
マイクロクーロン(μc/g)の単位で測定した。現像
剤試料4グラムをガラスバイアルへ入れ、そのバイアル
に蓋をし、そして全振幅11cm、2ヘルツで作動する
「リスト動作式」シェーカーでそのバイアルを2分間振
盪させることにより、現像剤を激しく振盪又は「運動」
させて摩擦帯電を起こさせた。0.1〜0.2グラムの
帯電した現像剤試料をMECCA装置に入れ、MECC
A装置において転写されたトナーの帯電量と質量を測定
することによって、2分間の振盪後のトナー帯電量を測
定した。この測定は、電極板間に配置された試料皿に帯
電した現像剤試料を入れ、そしてそれに現像剤を攪乱さ
せるための60Hzの磁場と2000ボルト/cmの電
場を同時に30秒間印加するものである。トナーはキャ
リヤから離れて、トナー電荷と反対の極性を有する電極
板に引き付けられて集積する。その電極板に接続された
電流計でトナーの全帯電量を測定し、そしてその値を電
極板上のトナー重量で割ってトナー質量当たりの帯電量
(μc/g)を得る。これらの結果を以下の表1に示
す。
ベンゼン(重量比77/23/0.4)の架橋ビニル付
加ポリマー100部と、カーボンブラック顔料(Bla
ckPearls 430、Cabot社、Bosto
n,MAより入手)6部と、実施例1の電荷制御剤1部
及び2部とを配合することにより、本発明のトナー試料
を配合した。その配合物を2本ロール機の4インチ(1
0.24cm)のロールミルで150℃において溶融配
合し、室温にまで冷却させ、そして微粉砕して、Cou
lterカウンターによる平均粒径が約12μmの本発
明のトナー粒子を形成した。このトナー粒子8.0g
と、予め2pphのポリフッ化ビニリデン(Kynar
301F、Pennwalt社製)を230℃で被覆
しておいたストロンチウムフェライトコアを含むキャリ
ヤ粒子92.0gとを一緒にすることによって本発明の
現像剤を調製した。トナーの帯電量を、以下の手順によ
る「MECCA」装置においてトナー1グラム当たりの
マイクロクーロン(μc/g)の単位で測定した。現像
剤試料4グラムをガラスバイアルへ入れ、そのバイアル
に蓋をし、そして全振幅11cm、2ヘルツで作動する
「リスト動作式」シェーカーでそのバイアルを2分間振
盪させることにより、現像剤を激しく振盪又は「運動」
させて摩擦帯電を起こさせた。0.1〜0.2グラムの
帯電した現像剤試料をMECCA装置に入れ、MECC
A装置において転写されたトナーの帯電量と質量を測定
することによって、2分間の振盪後のトナー帯電量を測
定した。この測定は、電極板間に配置された試料皿に帯
電した現像剤試料を入れ、そしてそれに現像剤を攪乱さ
せるための60Hzの磁場と2000ボルト/cmの電
場を同時に30秒間印加するものである。トナーはキャ
リヤから離れて、トナー電荷と反対の極性を有する電極
板に引き付けられて集積する。その電極板に接続された
電流計でトナーの全帯電量を測定し、そしてその値を電
極板上のトナー重量で割ってトナー質量当たりの帯電量
(μc/g)を得る。これらの結果を以下の表1に示
す。
【0036】表1 電荷制御剤 濃度(pph) MECCA Q/M(μc/g)〔2分〕 実施例1 1 39.69 2 42.35
【0037】表1のデータは、本発明のトナー及び現像
剤の帯電特性が良好であり、しかも高い帯電量が達成さ
れると共に、この帯電の程度をトナー組成物中の塩の存
在量を変動させることによって制御できることを示して
いる。
剤の帯電特性が良好であり、しかも高い帯電量が達成さ
れると共に、この帯電の程度をトナー組成物中の塩の存
在量を変動させることによって制御できることを示して
いる。
【0038】
【発明の効果】本発明は、以下の一般構造式で示される
第四ホスホニウム塩を含む電荷制御剤を含有する新規の
静電写真用乾式粒状トナー及び現像剤を提供する。
第四ホスホニウム塩を含む電荷制御剤を含有する新規の
静電写真用乾式粒状トナー及び現像剤を提供する。
【0039】
【化5】
【0040】上式中、R1 及びR2 は4〜8個の炭素原
子を含む第三アルキル基であり、R3 は、1〜24個の
炭素原子を含む未置換アルキル基;1種以上のヒドロキ
シ基、カルボキシ基、アルコキシ基、カルボアルコキシ
基、アシルオキシ基、ニトロ基、シアノ基、ケト基もし
くはハロ基で置換されている1〜24個の炭素原子を含
む置換アルキル基;3〜7個の炭素原子を含むシクロア
ルキル基;アルキル基に含まれる炭素原子数が1〜20
個であり且つアリール基に含まれる炭素原子数が6〜1
4個であるアルカリール基;アルキル基に含まれる炭素
原子数が1〜4個であり且つアリール基に含まれる炭素
原子数が6〜14個であって、該アリール基が置換され
ていないか又は1種以上のアルキル基、ヒドロキシ基、
カルボキシ基、アルコキシ基、カルボアルコキシ基、ア
シルオキシ基、アミノ基、ニトロ基、シアノ基、ケト基
もしくはハロ基で置換されていてもよいアラルキル基;
フェニル基或いは置換フェニル基の中から選ばれ、そし
てR4 、R5 及びR6 は、同じであっても異なってもよ
く、各々独立に、水素、1〜24個の炭素原子を含むア
ルキル基、ヒドロキシ基、カルボキシ基、アルコキシ
基、カルボアルコキシ基、アシルオキシ基、アミノ基、
ニトロ基、シアノ基、ケト基又はハロ基の中から選ばれ
る。上記の第四ホスホニウム塩は、本発明のトナー及び
現像剤において良好な電荷制御性を提供する。該塩は、
150℃よりも十分に高い分解点を示し、且つ該塩を適
当な高分子バインダーと溶融配合することにより調製さ
れる本発明のトナーにおいて迅速に、効率的に、そして
均一に分散される。
子を含む第三アルキル基であり、R3 は、1〜24個の
炭素原子を含む未置換アルキル基;1種以上のヒドロキ
シ基、カルボキシ基、アルコキシ基、カルボアルコキシ
基、アシルオキシ基、ニトロ基、シアノ基、ケト基もし
くはハロ基で置換されている1〜24個の炭素原子を含
む置換アルキル基;3〜7個の炭素原子を含むシクロア
ルキル基;アルキル基に含まれる炭素原子数が1〜20
個であり且つアリール基に含まれる炭素原子数が6〜1
4個であるアルカリール基;アルキル基に含まれる炭素
原子数が1〜4個であり且つアリール基に含まれる炭素
原子数が6〜14個であって、該アリール基が置換され
ていないか又は1種以上のアルキル基、ヒドロキシ基、
カルボキシ基、アルコキシ基、カルボアルコキシ基、ア
シルオキシ基、アミノ基、ニトロ基、シアノ基、ケト基
もしくはハロ基で置換されていてもよいアラルキル基;
フェニル基或いは置換フェニル基の中から選ばれ、そし
てR4 、R5 及びR6 は、同じであっても異なってもよ
く、各々独立に、水素、1〜24個の炭素原子を含むア
ルキル基、ヒドロキシ基、カルボキシ基、アルコキシ
基、カルボアルコキシ基、アシルオキシ基、アミノ基、
ニトロ基、シアノ基、ケト基又はハロ基の中から選ばれ
る。上記の第四ホスホニウム塩は、本発明のトナー及び
現像剤において良好な電荷制御性を提供する。該塩は、
150℃よりも十分に高い分解点を示し、且つ該塩を適
当な高分子バインダーと溶融配合することにより調製さ
れる本発明のトナーにおいて迅速に、効率的に、そして
均一に分散される。
Claims (3)
- 【請求項1】 以下の一般構造式で示される第四ホスホ
ニウム塩を含む電荷制御剤と高分子バインダーとを含む
静電写真用乾式粒状トナー組成物: 【化1】 (上式中、 R1 及びR2 は4〜8個の炭素原子を含む第三アルキル
基であり、 R3 は、1〜24個の炭素原子を含む未置換アルキル
基;1種以上のヒドロキシ基、カルボキシ基、アルコキ
シ基、カルボアルコキシ基、アシルオキシ基、ニトロ
基、シアノ基、ケト基もしくはハロ基で置換されている
1〜24個の炭素原子を含む置換アルキル基;3〜7個
の炭素原子を含むシクロアルキル基;アルキル基に含ま
れる炭素原子数が1〜20個であり且つアリール基に含
まれる炭素原子数が6〜14個であるアルカリール基;
アルキル基に含まれる炭素原子数が1〜4個であり且つ
アリール基に含まれる炭素原子数が6〜14個であっ
て、該アリール基が置換されていないか又は1種以上の
アルキル基、ヒドロキシ基、カルボキシ基、アルコキシ
基、カルボアルコキシ基、アシルオキシ基、アミノ基、
ニトロ基、シアノ基、ケト基もしくはハロ基で置換され
ているアラルキル基;フェニル基或いは置換フェニル基
の中から選ばれ、そしてR4 、R5 及びR6 は、同じで
あっても異なってもよく、各々独立に、水素、1〜24
個の炭素原子を含むアルキル基、ヒドロキシ基、カルボ
キシ基、アルコキシ基、カルボアルコキシ基、アシルオ
キシ基、アミノ基、ニトロ基、シアノ基、ケト基又はハ
ロ基の中から選ばれる)。 - 【請求項2】 以下の一般構造式で示される第四ホスホ
ニウム塩: 【化2】 (上式中、 R1 及びR2 は4〜8個の炭素原子を含む第三アルキル
基であり、 R3 は、1〜24個の炭素原子を含む未置換アルキル
基;1種以上のヒドロキシ基、カルボキシ基、アルコキ
シ基、カルボアルコキシ基、アシルオキシ基、ニトロ
基、シアノ基、ケト基もしくはハロ基で置換されている
1〜24個の炭素原子を含む置換アルキル基;3〜7個
の炭素原子を含むシクロアルキル基;アルキル基に含ま
れる炭素原子数が1〜20個であり且つアリール基に含
まれる炭素原子数が6〜14個であるアルカリール基;
アルキル基に含まれる炭素原子数が1〜4個であり且つ
アリール基に含まれる炭素原子数が6〜14個であっ
て、該アリール基が置換されていないか又は1種以上の
アルキル基、ヒドロキシ基、カルボキシ基、アルコキシ
基、カルボアルコキシ基、アシルオキシ基、アミノ基、
ニトロ基、シアノ基、ケト基もしくはハロ基で置換され
ているアラルキル基;フェニル基或いは置換フェニル基
の中から選ばれ、そしてR4 、R5 及びR6 は、同じで
あっても異なってもよく、各々独立に、水素、1〜24
個の炭素原子を含むアルキル基、ヒドロキシ基、カルボ
キシ基、アルコキシ基、カルボアルコキシ基、アシルオ
キシ基、アミノ基、ニトロ基、シアノ基、ケト基又はハ
ロ基の中から選ばれる)。 - 【請求項3】 メチルトリフェニルホスホニウム3,5
−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンゼンスルホネー
トである第四ホスホニウム塩。
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|---|---|---|---|
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| US361068 | 1994-12-21 |
Publications (1)
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|---|---|
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|---|---|---|---|
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Country Status (4)
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1994
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1995
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- 1995-12-05 EP EP95420343A patent/EP0720066B1/en not_active Expired - Lifetime
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