JPH0827371B2 - 沸騰水型原子炉の制御棒自動制御装置 - Google Patents
沸騰水型原子炉の制御棒自動制御装置Info
- Publication number
- JPH0827371B2 JPH0827371B2 JP62238737A JP23873787A JPH0827371B2 JP H0827371 B2 JPH0827371 B2 JP H0827371B2 JP 62238737 A JP62238737 A JP 62238737A JP 23873787 A JP23873787 A JP 23873787A JP H0827371 B2 JPH0827371 B2 JP H0827371B2
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- control rod
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- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
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- Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、沸騰水型原子炉の制御棒を自動的に操作す
る制御棒自動制御装置に係り、特にプラント起動時,負
荷追従時,定格出力運転時など各種の運転に応じて制御
棒を自動的に操作するのに好適な制御棒自動制御装置に
関する。
る制御棒自動制御装置に係り、特にプラント起動時,負
荷追従時,定格出力運転時など各種の運転に応じて制御
棒を自動的に操作するのに好適な制御棒自動制御装置に
関する。
沸騰水型原子炉では、プラント起動時,停止時,制御
棒パターン交換時等に、原子炉出力を調整するため、約
200本の制御棒の引抜き、挿入操作を行つている。従
来、制御棒を操作する際には、運転員が、プラント状態
を把握しその状態に応じた操作を行つている。しかし、
将来は運転の省力化、誤操作防止、起動時間の短縮など
を目的として、制御棒操作の自動化が要望されてくるも
のと考えられる。
棒パターン交換時等に、原子炉出力を調整するため、約
200本の制御棒の引抜き、挿入操作を行つている。従
来、制御棒を操作する際には、運転員が、プラント状態
を把握しその状態に応じた操作を行つている。しかし、
将来は運転の省力化、誤操作防止、起動時間の短縮など
を目的として、制御棒操作の自動化が要望されてくるも
のと考えられる。
制御棒の自動制御に関する先行技術は、特開昭61−16
2791号公報の原子力発電プラントの制御棒制御システム
に開示されている。そして、中性子束,炉ペリオド,炉
水温度,発電機出力のような情報を基にして、制御棒を
操作すべきか否かを自動的に判断する装置が記載されて
いる。
2791号公報の原子力発電プラントの制御棒制御システム
に開示されている。そして、中性子束,炉ペリオド,炉
水温度,発電機出力のような情報を基にして、制御棒を
操作すべきか否かを自動的に判断する装置が記載されて
いる。
上記従来技術は、プラントの状態変化に応じた知識を
用いて制御棒を自動操作することを開示しているが、制
御棒を操作する各時刻の制御目標値について配慮されて
おらず、例えば、次のような問題があつた。
用いて制御棒を自動操作することを開示しているが、制
御棒を操作する各時刻の制御目標値について配慮されて
おらず、例えば、次のような問題があつた。
(a)現時刻での発電機出力がP0で、制御棒を引抜いて
出力をP1に上昇させる場合、制御棒を次々に引抜くと、
出力の変化率が制限値(例えば、1%/min)を超過する
ことがある。
出力をP1に上昇させる場合、制御棒を次々に引抜くと、
出力の変化率が制限値(例えば、1%/min)を超過する
ことがある。
(b)現時刻での炉水温度がT0で、制御棒引抜きにより
温度をT1に上昇させる場合、制御棒を次々に引抜くと、
温度変化率が制限値(55℃/h)を超過することがある。
温度をT1に上昇させる場合、制御棒を次々に引抜くと、
温度変化率が制限値(55℃/h)を超過することがある。
本発明の目的は、炉水温度変化率,原子炉出力変化
率,発電機出力変化率などの各種の変化率を制限値以下
にしながら、制限棒を自動的に操作するのに好適な沸騰
水型原子炉の制御棒自動制御装置を提供することであ
る。
率,発電機出力変化率などの各種の変化率を制限値以下
にしながら、制限棒を自動的に操作するのに好適な沸騰
水型原子炉の制御棒自動制御装置を提供することであ
る。
上記目的は、制御棒操作に関する各時刻の制御目標値
を、温度や出力の変化率に関する目標値に基づいて決定
し、実際のプラント状態がこの制御目標値に追従するよ
うに制御棒を自動操作することにより、達成される。
を、温度や出力の変化率に関する目標値に基づいて決定
し、実際のプラント状態がこの制御目標値に追従するよ
うに制御棒を自動操作することにより、達成される。
本発明の特徴は、沸騰水型原子炉の制御棒自動制御装
置に、原子炉臨界近接制御モード、昇温昇圧制御モー
ド、原子炉出力制御モード、発電機出力制御モード、制
御棒パターン変更制御モードのうちの一つを選択するモ
ード選択手段と、選択されたモードにおける各時刻の制
御目標値を決定する手段と、上記各時刻の制御目標値に
実際のプラント状態が追従するように、選択されたモー
ドに対応して制御棒の操作タイミングを決定する手段と
を設けたことである。
置に、原子炉臨界近接制御モード、昇温昇圧制御モー
ド、原子炉出力制御モード、発電機出力制御モード、制
御棒パターン変更制御モードのうちの一つを選択するモ
ード選択手段と、選択されたモードにおける各時刻の制
御目標値を決定する手段と、上記各時刻の制御目標値に
実際のプラント状態が追従するように、選択されたモー
ドに対応して制御棒の操作タイミングを決定する手段と
を設けたことである。
沸騰水型原子炉の制御棒を操作する際には、プラント
状態に応じて制御の目標、制御対象の特性が異なるの
で、それぞれの目標に応じた制御を行う。
状態に応じて制御の目標、制御対象の特性が異なるの
で、それぞれの目標に応じた制御を行う。
発電機出力を例えばP0からP1に上昇させる際には、発
電機出力の制御目標値P*(t)を次式に示すようにし
て、制限値以下の目標の変化率PC*で変更する。
電機出力の制御目標値P*(t)を次式に示すようにし
て、制限値以下の目標の変化率PC*で変更する。
P*(t)=P0+PC*・(t−t0) ……(1) ここで、(t−t0)は出力P0の時刻t0からの現時刻tま
での経過時間である。制御棒は、実際の出力PがP*
(t)に追従するように自動的に操作する。
での経過時間である。制御棒は、実際の出力PがP*
(t)に追従するように自動的に操作する。
炉水温度をT0からT1まで上昇させる際には、その温度
変化率dT/dtが制限値以下の目標値dT*/dtと一致するよ
うに、原子炉出力POの制限目標値PO*(t)を温度変化
率の偏差 に基づいて決定する。
変化率dT/dtが制限値以下の目標値dT*/dtと一致するよ
うに、原子炉出力POの制限目標値PO*(t)を温度変化
率の偏差 に基づいて決定する。
制御棒は、実際の原子炉出力POがその目標値PO*に追従
するように自動的に操作する。
するように自動的に操作する。
その他の場合も、上記と同様な方法で各時刻における
制御目標値を決定し、この制御目標値に実際のプラント
状態が追従するように、制御棒を自動的に操作する。な
お、運転モードによつては、制御目標値を時間と共に変
更する必要がない場合もある。
制御目標値を決定し、この制御目標値に実際のプラント
状態が追従するように、制御棒を自動的に操作する。な
お、運転モードによつては、制御目標値を時間と共に変
更する必要がない場合もある。
以下、本発明の一実施例を第1図により説明する。
第1図において、1は沸騰水型原子炉、2は炉心内に
挿入された制御棒、3は制御棒駆動系、4は制御棒位置
制御装置、10は本発明を適用した制御棒自動制御装置で
ある。制御棒位置制御装置4には、第2図で示すよう
な、制御棒引抜き手順が内蔵されており、この手順に従
つて順番に制御棒が操作される。例えば前回の制御棒引
抜き操作がステップ5であり、制御棒自動制御装置10か
ら制御棒引抜き開始のタイミング信号が出力された場
合は、次のステツプであるステツプ6を実行する。すな
わち、第2グループに属する26本の制御棒を引抜き位置
16から20まで変更させあるための信号gを制御棒駆動系
3に出力する。信号hは、実際の引抜き位置を示すフイ
ードバツク信号である。制御棒の引抜き操作が終了する
と、制御棒位置制御装置4は、制御棒自動制御装置10に
前回の制御棒操作が終了したことを示す信号eを返す。
上記のようにして、制御棒自動制御装置10の指示に従つ
た制御棒の自動操作が可能となる。
挿入された制御棒、3は制御棒駆動系、4は制御棒位置
制御装置、10は本発明を適用した制御棒自動制御装置で
ある。制御棒位置制御装置4には、第2図で示すよう
な、制御棒引抜き手順が内蔵されており、この手順に従
つて順番に制御棒が操作される。例えば前回の制御棒引
抜き操作がステップ5であり、制御棒自動制御装置10か
ら制御棒引抜き開始のタイミング信号が出力された場
合は、次のステツプであるステツプ6を実行する。すな
わち、第2グループに属する26本の制御棒を引抜き位置
16から20まで変更させあるための信号gを制御棒駆動系
3に出力する。信号hは、実際の引抜き位置を示すフイ
ードバツク信号である。制御棒の引抜き操作が終了する
と、制御棒位置制御装置4は、制御棒自動制御装置10に
前回の制御棒操作が終了したことを示す信号eを返す。
上記のようにして、制御棒自動制御装置10の指示に従つ
た制御棒の自動操作が可能となる。
次に、本実施例の制御棒自動制御装置10を説明する。
第1図において、13は制御棒操作タイミング決定部であ
り、未臨界の原子炉を臨界にする臨界近接制御モード、
炉水の温度を上昇させる昇温昇圧制御モード、原子炉出
力が約10%以下でその出力を上昇させたり下降させたり
する原子炉出力制御モード、発電機出力が約10%以上で
その出力を上昇させたり下降させたりするための発電機
出力制御モード、制御棒パターンを現在のパターンから
別のパターンに第2図で示した手順に従つて変更する制
御棒パターン変更制御モードなど各種のモードに対応し
て制御棒の操作タイミングを自動的に決定するようにな
つている。11は上記の各種モードを選択する運転モード
選択部、12は各時刻における制御目標値を決定する制御
目標値決定部、14は各時刻での運転モードの最近目標値
及びその目標値に至るまでの目標の変化率を記憶する目
標値データ記憶部である。15はプラントデータ記憶部で
あり、原子炉出力、発電機出力、炉水温度などのデータ
を記憶してしている。16は制御棒操作タイミング出力部
である。信号aは中央制御盤などの他の装置から出力さ
れた運転モードを示す信号、信号bはそのモードでの最
終目標値及び目標の変化率を示す信号、信号cは制御棒
引抜きが許可されているか禁止中であるかを示す信号で
ある。
第1図において、13は制御棒操作タイミング決定部であ
り、未臨界の原子炉を臨界にする臨界近接制御モード、
炉水の温度を上昇させる昇温昇圧制御モード、原子炉出
力が約10%以下でその出力を上昇させたり下降させたり
する原子炉出力制御モード、発電機出力が約10%以上で
その出力を上昇させたり下降させたりするための発電機
出力制御モード、制御棒パターンを現在のパターンから
別のパターンに第2図で示した手順に従つて変更する制
御棒パターン変更制御モードなど各種のモードに対応し
て制御棒の操作タイミングを自動的に決定するようにな
つている。11は上記の各種モードを選択する運転モード
選択部、12は各時刻における制御目標値を決定する制御
目標値決定部、14は各時刻での運転モードの最近目標値
及びその目標値に至るまでの目標の変化率を記憶する目
標値データ記憶部である。15はプラントデータ記憶部で
あり、原子炉出力、発電機出力、炉水温度などのデータ
を記憶してしている。16は制御棒操作タイミング出力部
である。信号aは中央制御盤などの他の装置から出力さ
れた運転モードを示す信号、信号bはそのモードでの最
終目標値及び目標の変化率を示す信号、信号cは制御棒
引抜きが許可されているか禁止中であるかを示す信号で
ある。
制御棒自動制御装置10は実際にはデイジタル計算機で
あり、第3図に示す手順に従つた処理を周期的(例えば
1秒周期)に行う。すなわち、第3図の101の処理で運
転モードが変更されたか否かの判定を行い、変更された
場合は102で運転モードを新たに選択する。103では当該
運転モードの最終目標値にプラント状態が到達したのか
否かの判定を行い、最終目標値に到達していない場合は
104から112までの処理が行われる。104では現時点での
制御目標値の計算を行う。105では運転モードに対応し
た制御棒操作タイミング決定論理を選択し、106で制御
棒の操作タイミングを決定する。107から112の処理で
は、制御棒の引抜き開始,挿入開始,引抜き中断などの
操作タイミング信号を制御棒位置制御装置4に出力す
る。
あり、第3図に示す手順に従つた処理を周期的(例えば
1秒周期)に行う。すなわち、第3図の101の処理で運
転モードが変更されたか否かの判定を行い、変更された
場合は102で運転モードを新たに選択する。103では当該
運転モードの最終目標値にプラント状態が到達したのか
否かの判定を行い、最終目標値に到達していない場合は
104から112までの処理が行われる。104では現時点での
制御目標値の計算を行う。105では運転モードに対応し
た制御棒操作タイミング決定論理を選択し、106で制御
棒の操作タイミングを決定する。107から112の処理で
は、制御棒の引抜き開始,挿入開始,引抜き中断などの
操作タイミング信号を制御棒位置制御装置4に出力す
る。
次に、具体例を上げて本実施例の動作を説明する。
まず最初に、発電機出力を上昇する場合を例にとり、
本発明の動作を説明する。運転モードaが発電機出力制
御モードであり、そのモードでの最終目標値が発電機出
力50%、目標変化率が0.5%/minであり、初期の時刻t0
での発電機出力が10%であり、制御棒引抜きが信号bに
より許可されている状態を想定する。制御目標値決定部
12では、(1)式に基づいて、時刻tでの発電機出力目
標値P*(t)を次のように決定する。
本発明の動作を説明する。運転モードaが発電機出力制
御モードであり、そのモードでの最終目標値が発電機出
力50%、目標変化率が0.5%/minであり、初期の時刻t0
での発電機出力が10%であり、制御棒引抜きが信号bに
より許可されている状態を想定する。制御目標値決定部
12では、(1)式に基づいて、時刻tでの発電機出力目
標値P*(t)を次のように決定する。
P*(t)=10+0.5×(t−t0) ……(3) ただし、P*(t)は最終目標値50%以下である。制御
棒操作タイミング決定部13では、第4図に示した発電機
出力制御モードに対応した論理に基づいて、制御棒引抜
き開始のタイミング信号を出力する。その結果、同図
に示すように、発電機出力Pがその目標値P*に追従す
るように制御棒を自動的に操作できる。なお、この図で
制御棒密度が変化している時点で、制御棒が引抜かれた
ことを示している。
棒操作タイミング決定部13では、第4図に示した発電機
出力制御モードに対応した論理に基づいて、制御棒引抜
き開始のタイミング信号を出力する。その結果、同図
に示すように、発電機出力Pがその目標値P*に追従す
るように制御棒を自動的に操作できる。なお、この図で
制御棒密度が変化している時点で、制御棒が引抜かれた
ことを示している。
原子炉出力が10%以下で原子炉出力を上昇したり下降
したりする場合は、状態量である発電機出力が原子炉出
力に変わるだけで、上記と考え方は同一である。
したりする場合は、状態量である発電機出力が原子炉出
力に変わるだけで、上記と考え方は同一である。
次に、原子炉の炉水温度を上昇する場合を例にとり、
本実施例の動作を説明する。運転モードaが昇温昇圧制
御モードであり、そのモードでの最終目標値が原子炉圧
力6.5MPa(炉水温度T1275℃)、炉水温度変化率の目標
値dT /dtが45℃/h(0.75℃/min)であり、初期の時点t0
の圧力が4.0MPa、炉水温度T0が240℃、温度変化率dT/dt
が0℃/hであり、制御棒引抜きが許可されている状態を
想定する。この場合、制御目標値決定部12では温度変化
率dT/dtが目標値dT*/dtと一致するように、次式により
原子炉出力の目標値PO*を、次のように決定する。
本実施例の動作を説明する。運転モードaが昇温昇圧制
御モードであり、そのモードでの最終目標値が原子炉圧
力6.5MPa(炉水温度T1275℃)、炉水温度変化率の目標
値dT /dtが45℃/h(0.75℃/min)であり、初期の時点t0
の圧力が4.0MPa、炉水温度T0が240℃、温度変化率dT/dt
が0℃/hであり、制御棒引抜きが許可されている状態を
想定する。この場合、制御目標値決定部12では温度変化
率dT/dtが目標値dT*/dtと一致するように、次式により
原子炉出力の目標値PO*を、次のように決定する。
(4)式は(2)式に対応し、kは積分制御の制御定数
である。制御棒操作タイミング決定部13では、第5図に
示した昇温昇圧制御モードに対応した論理に基づいて、
制御棒引抜き開始,挿入開始,引抜き中断のタイミング
信号を出力する。上記した方法のシミユレーシヨン結
果の例を第6図に示す。圧力が6.5MPaに到達するまで温
度変化率dT/dtが目標値dT*/dtに一致するように、原子
炉出力の制御目標値PO*が決定され、実際の出力POがPO
*に追従するように制御棒が操作される。この図で制御
棒反応度が変化した時点で制御棒が引抜かれたことを示
している。なお、圧力が最終目標値6.5MPaに到達した後
は、圧力制御系により原子炉出力がが制御されている。
である。制御棒操作タイミング決定部13では、第5図に
示した昇温昇圧制御モードに対応した論理に基づいて、
制御棒引抜き開始,挿入開始,引抜き中断のタイミング
信号を出力する。上記した方法のシミユレーシヨン結
果の例を第6図に示す。圧力が6.5MPaに到達するまで温
度変化率dT/dtが目標値dT*/dtに一致するように、原子
炉出力の制御目標値PO*が決定され、実際の出力POがPO
*に追従するように制御棒が操作される。この図で制御
棒反応度が変化した時点で制御棒が引抜かれたことを示
している。なお、圧力が最終目標値6.5MPaに到達した後
は、圧力制御系により原子炉出力がが制御されている。
次に、制御棒パターンを変更する場合を例にとり、本
実施例の動作を簡単に説明する。制御棒パターン変更制
御モードでは、その最終目標値が制御棒引抜きステツプ
の番号である。このモードでは、発電機出力の変化率が
制限値に対して十分小さくなるように、制御棒操作の時
間間隔を長くしている。したがつて、このモードでは、
発電機出力変化率は制限値に対して十分小さいので、制
御目標値は最終目標値と常に同一である。第7図に、制
御棒操作タイミング決定の論理とそのときのプラント状
態変化を示す。
実施例の動作を簡単に説明する。制御棒パターン変更制
御モードでは、その最終目標値が制御棒引抜きステツプ
の番号である。このモードでは、発電機出力の変化率が
制限値に対して十分小さくなるように、制御棒操作の時
間間隔を長くしている。したがつて、このモードでは、
発電機出力変化率は制限値に対して十分小さいので、制
御目標値は最終目標値と常に同一である。第7図に、制
御棒操作タイミング決定の論理とそのときのプラント状
態変化を示す。
最後に、未臨界の原子炉を臨界にする臨界近接制御モ
ードの場合を簡単に説明する。この際の最終目標値は、
原子炉出力POの変化率d(logPO)/dtが0.02(s-1)以
上を2分間以上持続させること(原子炉臨界達成を判定
する基準)であり、制御目標値は上記の最終目標値と常
に同一である。運転の制約条件は、原子炉出力変化率d
(logPO)/dtを連続的にに0.1(s-1)以上にしないこと
である。これを違反した場合は、原子炉をスクラム停止
する。第8図に制御棒操作タイミング決定の論理を、第
9図にプラント状態の変化を示す。制御棒を引抜くと出
力変化率は一時的に上昇するが、再び下降し、原子炉出
力が安定する。このような操作を、上記目標値を達成す
るまで自動的に繰返す。第9図の場合では、運転開始後
21分で上記目標値を達成している。
ードの場合を簡単に説明する。この際の最終目標値は、
原子炉出力POの変化率d(logPO)/dtが0.02(s-1)以
上を2分間以上持続させること(原子炉臨界達成を判定
する基準)であり、制御目標値は上記の最終目標値と常
に同一である。運転の制約条件は、原子炉出力変化率d
(logPO)/dtを連続的にに0.1(s-1)以上にしないこと
である。これを違反した場合は、原子炉をスクラム停止
する。第8図に制御棒操作タイミング決定の論理を、第
9図にプラント状態の変化を示す。制御棒を引抜くと出
力変化率は一時的に上昇するが、再び下降し、原子炉出
力が安定する。このような操作を、上記目標値を達成す
るまで自動的に繰返す。第9図の場合では、運転開始後
21分で上記目標値を達成している。
なお、プラント起動時の運転では、通常、原子炉臨界
近接制御モード,昇温昇圧制御モード,原子炉出力制御
モード,発電機出力制御モードの順でモードを選択す
る。出力50%を100%の間での負荷追従運転では、発電
機出力制御モードや制御棒パターン変更制御モードを選
択する。
近接制御モード,昇温昇圧制御モード,原子炉出力制御
モード,発電機出力制御モードの順でモードを選択す
る。出力50%を100%の間での負荷追従運転では、発電
機出力制御モードや制御棒パターン変更制御モードを選
択する。
以上述べた本発明の実施例によれば、各種の運転モー
ドに対応した温度や出力の変化率を、制限値以下に維持
しながら制御棒を自動操作できると効果がある。
ドに対応した温度や出力の変化率を、制限値以下に維持
しながら制御棒を自動操作できると効果がある。
本発明によれば、沸騰水型原子炉の温度変化率、原子
炉出力変化率、発電機出力変化率などを制限値以下に維
持しながら、制御棒を自動的に操作できるという効果が
ある。その結果、原子炉構成機器の寿命を短縮させるこ
となく、運転の省力化、誤操作防止などを達成できると
いう効果がある。
炉出力変化率、発電機出力変化率などを制限値以下に維
持しながら、制御棒を自動的に操作できるという効果が
ある。その結果、原子炉構成機器の寿命を短縮させるこ
となく、運転の省力化、誤操作防止などを達成できると
いう効果がある。
第1図は本発明の一実施例の構成を示す図、第2図は本
発明の一実施例で用いる制御棒引抜き手順の説明図、第
3図は一実施例の処理手順の説明図、第4図から第9図
は実施例の処理内容とその特性の説明図である。 1……原子炉、2……制御棒、3……制御棒駆動系、4
……制御棒位置制御装置、10……制御棒自動制御装置、
11……運転モード選択部、12……制御目標値決定部、13
……制御棒操作タイミング決定部、14……目標値データ
記憶部、15……プラントデータ記憶部、16……制御棒操
作タイミング出力部。
発明の一実施例で用いる制御棒引抜き手順の説明図、第
3図は一実施例の処理手順の説明図、第4図から第9図
は実施例の処理内容とその特性の説明図である。 1……原子炉、2……制御棒、3……制御棒駆動系、4
……制御棒位置制御装置、10……制御棒自動制御装置、
11……運転モード選択部、12……制御目標値決定部、13
……制御棒操作タイミング決定部、14……目標値データ
記憶部、15……プラントデータ記憶部、16……制御棒操
作タイミング出力部。
Claims (1)
- 【請求項1】沸騰水型原子炉の制御棒を自動的に操作す
る制御棒自動制御装置において、原子炉臨界近接制御モ
ード,昇温昇圧制御モード,原子炉出力制御モード,発
電機出力制御モード,制御棒パターン変更制御モードの
うちの一つを選択するモード選択手段と、選択されたモ
ードにおける各時刻の制御目標値を決定する手段と、上
記各時刻の制御目標値に実際のプラント状態が追従する
ように、選択されたモードに対応して制御棒の操作タイ
ミングを決定する手段とを有していることを特徴とした
沸騰水型原子炉の制御棒自動制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62238737A JPH0827371B2 (ja) | 1987-09-25 | 1987-09-25 | 沸騰水型原子炉の制御棒自動制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62238737A JPH0827371B2 (ja) | 1987-09-25 | 1987-09-25 | 沸騰水型原子炉の制御棒自動制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6483190A JPS6483190A (en) | 1989-03-28 |
| JPH0827371B2 true JPH0827371B2 (ja) | 1996-03-21 |
Family
ID=17034506
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62238737A Expired - Lifetime JPH0827371B2 (ja) | 1987-09-25 | 1987-09-25 | 沸騰水型原子炉の制御棒自動制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0827371B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2025048370A1 (ko) * | 2023-08-28 | 2025-03-06 | 한국수력원자력 주식회사 | 부하추종을 고려한 핵설계 노심 모델의 생산방법 |
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1987
- 1987-09-25 JP JP62238737A patent/JPH0827371B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2025048370A1 (ko) * | 2023-08-28 | 2025-03-06 | 한국수력원자력 주식회사 | 부하추종을 고려한 핵설계 노심 모델의 생산방법 |
| KR20250031449A (ko) * | 2023-08-28 | 2025-03-07 | 한국수력원자력 주식회사 | 부하추종을 고려한 핵설계 노심 모델의 생산방법 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6483190A (en) | 1989-03-28 |
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