JPH08273777A - Icソケット - Google Patents
IcソケットInfo
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- JPH08273777A JPH08273777A JP7400995A JP7400995A JPH08273777A JP H08273777 A JPH08273777 A JP H08273777A JP 7400995 A JP7400995 A JP 7400995A JP 7400995 A JP7400995 A JP 7400995A JP H08273777 A JPH08273777 A JP H08273777A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】スライド部材の上下いずれか一方の移動によっ
て、コンタクトピンを直交する二つの水平方向へ移動さ
せ、IC部品の保持とワイピングを行わせるようにした
ICソケットを提供すること。 【構成】ソケット本体1に取り付けられたコンタクトピ
ン13には斜面部13c,13d、接点部13eが形成
されている。スライドプレート3には突出部3eが形成
され、且つ孔3d内に段部3fが形成されてある。上プ
レート5にBGAを載せ接続端子を孔5bに挿入した
後、スライドプレート3を下降させると、突出部3eの
下降に追従して接点部13eが該接続端子に接触し、続
いて段部3fに押されて接点部13eが該接続端子をワ
イピングするように構成されている。
て、コンタクトピンを直交する二つの水平方向へ移動さ
せ、IC部品の保持とワイピングを行わせるようにした
ICソケットを提供すること。 【構成】ソケット本体1に取り付けられたコンタクトピ
ン13には斜面部13c,13d、接点部13eが形成
されている。スライドプレート3には突出部3eが形成
され、且つ孔3d内に段部3fが形成されてある。上プ
レート5にBGAを載せ接続端子を孔5bに挿入した
後、スライドプレート3を下降させると、突出部3eの
下降に追従して接点部13eが該接続端子に接触し、続
いて段部3fに押されて接点部13eが該接続端子をワ
イピングするように構成されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、IC,LSI等をパッ
ケージしたIC部品を検査するのに用いるICソケット
に関する。
ケージしたIC部品を検査するのに用いるICソケット
に関する。
【0002】
【従来の技術】IC部品の中には接続端子がIC本体の
側方に位置せず、IC本体の下方(底部)に向けて格子
状に配列されたものがある。それらのIC部品として
は、現在の所、ピン状の接続端子を下方に向けて格子状
に配列したピン・グリッド・アレー(以下、PGAとい
う)と称されるものと、少なくとも周面近傍が半田で略
球面状に形成されたボール・グリッド・アレー(以下、
BGAという)と称されるものとが知られている。
側方に位置せず、IC本体の下方(底部)に向けて格子
状に配列されたものがある。それらのIC部品として
は、現在の所、ピン状の接続端子を下方に向けて格子状
に配列したピン・グリッド・アレー(以下、PGAとい
う)と称されるものと、少なくとも周面近傍が半田で略
球面状に形成されたボール・グリッド・アレー(以下、
BGAという)と称されるものとが知られている。
【0003】このようなPGAやBGA用のICソケッ
トは、コンタクトピンをIC部品の載置面の下方に設け
ざるを得ないが、そのように配置した場合には、IC部
品をICソケットに装填するとき、接続端子が、コンタ
クトピンの先端部に形成された接点部にぶつかり、IC
ソケット内の正規の位置に、正規の姿勢でセットできな
いという不都合がある。また、BGAの場合には、特に
接続端子は半田ボールと称されていて表面部が比較的脆
いため、装填時にコンタクトピンの先端部によって傷を
付けられてしまうという不都合がある。このため、IC
部品の装填時には、コンタクトピンの先端部をIC部品
の接続端子の挿入路から側方へ逃がしておき、IC部品
が正規の位置に、正規の姿勢でセットされた後、接続端
子に接触させるようにするのが好適である。
トは、コンタクトピンをIC部品の載置面の下方に設け
ざるを得ないが、そのように配置した場合には、IC部
品をICソケットに装填するとき、接続端子が、コンタ
クトピンの先端部に形成された接点部にぶつかり、IC
ソケット内の正規の位置に、正規の姿勢でセットできな
いという不都合がある。また、BGAの場合には、特に
接続端子は半田ボールと称されていて表面部が比較的脆
いため、装填時にコンタクトピンの先端部によって傷を
付けられてしまうという不都合がある。このため、IC
部品の装填時には、コンタクトピンの先端部をIC部品
の接続端子の挿入路から側方へ逃がしておき、IC部品
が正規の位置に、正規の姿勢でセットされた後、接続端
子に接触させるようにするのが好適である。
【0004】また、IC部品の接続端子にはゴミや汚れ
の付いていることがあり、また酸化皮膜が形成されてい
ることもあって、IC部品の接続端子とコンタクトピン
の電気的接続が適正に行われない場合がある。そのた
め、IC部品の装填時に、接続端子とコンタクトピンを
接触させた後、両者間に摺動運動を与え、電気的接続を
確実にさせる(以下、ワイピングという)ことが要求さ
れる。
の付いていることがあり、また酸化皮膜が形成されてい
ることもあって、IC部品の接続端子とコンタクトピン
の電気的接続が適正に行われない場合がある。そのた
め、IC部品の装填時に、接続端子とコンタクトピンを
接触させた後、両者間に摺動運動を与え、電気的接続を
確実にさせる(以下、ワイピングという)ことが要求さ
れる。
【0005】これらの観点から、実開平2−89793
号公報には、PGAの装填時に、カバー部材の押し下げ
に連動してスライド部材を下降させ、コンタクトピンの
先端部を側方へ逃がしてPGAを載置面に載置させ、そ
の後、カバー部材の上昇復帰に連動させてスライド部材
を上昇させ、コンタクトピンを接続端子(ピン)に接触
させるようにしたものが開示されている。しかも、その
接触操作と同時にコンタクトピンの特殊な形状によっ
て、コンタクトピン自身の弾性力のみで接続端子即ちP
GAを載置面において該弾性力の働く方向に対して直交
する方向へ移動させ、ワイピングを行わせている。
号公報には、PGAの装填時に、カバー部材の押し下げ
に連動してスライド部材を下降させ、コンタクトピンの
先端部を側方へ逃がしてPGAを載置面に載置させ、そ
の後、カバー部材の上昇復帰に連動させてスライド部材
を上昇させ、コンタクトピンを接続端子(ピン)に接触
させるようにしたものが開示されている。しかも、その
接触操作と同時にコンタクトピンの特殊な形状によっ
て、コンタクトピン自身の弾性力のみで接続端子即ちP
GAを載置面において該弾性力の働く方向に対して直交
する方向へ移動させ、ワイピングを行わせている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】然るに、上記のよう
に、コンタクトピン自身の一方向へ働く弾性力のみによ
って、接続端子即ちPGAを該弾性力の働く方向と直交
する方向へ移動させるようにするためには、該接続端子
に接触するコンタクトピンの形状が複雑となって加工上
の点からは必ずしも良策とはいえず、またワイピングの
ためにPGA自身を動かすようにすることはその作動上
の点において必ずしも不安なしとは言い切れない。その
ため、必然的に製作コストは高くなる。
に、コンタクトピン自身の一方向へ働く弾性力のみによ
って、接続端子即ちPGAを該弾性力の働く方向と直交
する方向へ移動させるようにするためには、該接続端子
に接触するコンタクトピンの形状が複雑となって加工上
の点からは必ずしも良策とはいえず、またワイピングの
ためにPGA自身を動かすようにすることはその作動上
の点において必ずしも不安なしとは言い切れない。その
ため、必然的に製作コストは高くなる。
【0007】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたものであり、その目的とするところは、I
C本体の下部に接続端子を配列したIC部品用のICソ
ケットにおいて、コンタクトピンを弾性変形させ接点部
を互いに直交する二つの方向へ移動させ得るようにし、
スライド部材の上方向又は下方向への一方向の移動のみ
によって、IC部品を移動させることなく、接点部を接
続端子に接触させ且つワイピングを確実に行えるように
したICソケットを提供することである。
めになされたものであり、その目的とするところは、I
C本体の下部に接続端子を配列したIC部品用のICソ
ケットにおいて、コンタクトピンを弾性変形させ接点部
を互いに直交する二つの方向へ移動させ得るようにし、
スライド部材の上方向又は下方向への一方向の移動のみ
によって、IC部品を移動させることなく、接点部を接
続端子に接触させ且つワイピングを確実に行えるように
したICソケットを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段及び作用】上記の目的を達
成するために、本発明のICソケットは、IC本体の下
部に接続端子を配列したIC部品を載置するためにソケ
ット本体に一体化されている載置手段と、前記ソケット
本体に取り付けられており前記載置手段の上方位置にお
いて前記IC部品の装脱時に往復作動を行うカバー部材
と、前記載置手段の下方位置において前記接続端子に対
応させて前記本体に一体的に配列されており弾性変形に
よって先端に形成された接点部が互いに直交する第1及
び第2の水平方向へ移動可能なコンタクトピンと、前記
ソケット本体に前記カバー部材の往復動に連動して前記
載置手段の下方位置で上下動可能に取り付けられている
と共に前記各コンタクトピンを夫々貫通させる孔を配列
しており該各孔位置毎に前記コンタクトピンの弾性変形
を可能にする第1作用部と第2作用部とが形成されてい
るスライド部材とを備え、前記IC部品の装填時に、前
記スライド部材の上下いずれか一方の移動によって、順
次、前記第1作用部が前記接点部に前記第1水平方向へ
の移動を可能にさせ、前記第2作用部が前記接点部に前
記第2水平方向への移動を可能にさせるようにする。
成するために、本発明のICソケットは、IC本体の下
部に接続端子を配列したIC部品を載置するためにソケ
ット本体に一体化されている載置手段と、前記ソケット
本体に取り付けられており前記載置手段の上方位置にお
いて前記IC部品の装脱時に往復作動を行うカバー部材
と、前記載置手段の下方位置において前記接続端子に対
応させて前記本体に一体的に配列されており弾性変形に
よって先端に形成された接点部が互いに直交する第1及
び第2の水平方向へ移動可能なコンタクトピンと、前記
ソケット本体に前記カバー部材の往復動に連動して前記
載置手段の下方位置で上下動可能に取り付けられている
と共に前記各コンタクトピンを夫々貫通させる孔を配列
しており該各孔位置毎に前記コンタクトピンの弾性変形
を可能にする第1作用部と第2作用部とが形成されてい
るスライド部材とを備え、前記IC部品の装填時に、前
記スライド部材の上下いずれか一方の移動によって、順
次、前記第1作用部が前記接点部に前記第1水平方向へ
の移動を可能にさせ、前記第2作用部が前記接点部に前
記第2水平方向への移動を可能にさせるようにする。
【0009】また、本発明のICソケットは、好ましく
は、前記第1作用部と第2作用部とが、前記スライド部
材に配列された前記孔の内壁面又はその延長面に位相を
90°ずらせて形成されており、前記IC部品の装填時
において、少なくとも前記第2作用部は前記コンタクト
ピンの弾性に抗して前記接点部を前記第2水平方向へ移
動させるようにする。
は、前記第1作用部と第2作用部とが、前記スライド部
材に配列された前記孔の内壁面又はその延長面に位相を
90°ずらせて形成されており、前記IC部品の装填時
において、少なくとも前記第2作用部は前記コンタクト
ピンの弾性に抗して前記接点部を前記第2水平方向へ移
動させるようにする。
【0010】更に、本発明のICソケットは、好ましく
は、前記接点部が二股に形成され、また前記第1作用部
と第2作用部とが前記スライド部材に配列された前記孔
の内壁面又はその延長面に略同一位相位置に形成され、
前記第1作用部は前記接点部の弾性に抗して該二股を広
げ得るようにする。
は、前記接点部が二股に形成され、また前記第1作用部
と第2作用部とが前記スライド部材に配列された前記孔
の内壁面又はその延長面に略同一位相位置に形成され、
前記第1作用部は前記接点部の弾性に抗して該二股を広
げ得るようにする。
【0011】
第1実施例 本発明の第1実施例は、BGA用のオープン・トップ型
ICソケットについて示してある。BGAは周知である
が、その一例を図1に示しており、図(a)は側面図で
あり、図(b)は底面図である。BGAの底面には、直
径が約0.75mmの球形をした複数の半田ボールBが
接続端子として格子状に配列されている。
ICソケットについて示してある。BGAは周知である
が、その一例を図1に示しており、図(a)は側面図で
あり、図(b)は底面図である。BGAの底面には、直
径が約0.75mmの球形をした複数の半田ボールBが
接続端子として格子状に配列されている。
【0012】先ず、本実施例の全体的な構成の概略を図
2乃至図4を用いて説明する。図2は本実施例のICソ
ケットの平面図であり、図3は図2のA−A線から視た
一部断面図であり、図4は図2のB−B線から視た断面
図である。本体1の底面側には、ロケートボード2が図
3において上下動可能に取り付けられている。ロケート
ボード2は、周知のように、ICソケットをプリント配
線板に取り付けるに際しコンタクトピンの位置決めを容
易にする。このロケートボード2が、図3においては本
体1から離れた状態で、また図4においては本体1に接
触した状態で示されている。
2乃至図4を用いて説明する。図2は本実施例のICソ
ケットの平面図であり、図3は図2のA−A線から視た
一部断面図であり、図4は図2のB−B線から視た断面
図である。本体1の底面側には、ロケートボード2が図
3において上下動可能に取り付けられている。ロケート
ボード2は、周知のように、ICソケットをプリント配
線板に取り付けるに際しコンタクトピンの位置決めを容
易にする。このロケートボード2が、図3においては本
体1から離れた状態で、また図4においては本体1に接
触した状態で示されている。
【0013】本体1の上面側には、先ずスライドプレー
ト3が配置されている。このスライドプレート3は、本
体1に一端を挿入している4本の基準ピン4にガイドさ
れ、本体1に対して図3において上下動可能となってい
る。スライドプレート3の上方位置には、上プレート5
が配置されている。この上プレート5は本体1に取り付
けられており、基準ピン4の他端を挿入する4個の受け
穴が形成されている。基準ピン4にはコイルバネ6が巻
回され、上プレート5に対してスライドプレート3を本
体1側、即ち図3において下側へ押している。また、上
プレート5の上面側には、図2で明瞭なように8個のガ
イド5aが形成されている。この各ガイド5aには図2
においてICソケットの中央へ向け斜面が形成されてい
る。そのため、BGAを上プレート5の上面に適切に案
内し載置することができる。
ト3が配置されている。このスライドプレート3は、本
体1に一端を挿入している4本の基準ピン4にガイドさ
れ、本体1に対して図3において上下動可能となってい
る。スライドプレート3の上方位置には、上プレート5
が配置されている。この上プレート5は本体1に取り付
けられており、基準ピン4の他端を挿入する4個の受け
穴が形成されている。基準ピン4にはコイルバネ6が巻
回され、上プレート5に対してスライドプレート3を本
体1側、即ち図3において下側へ押している。また、上
プレート5の上面側には、図2で明瞭なように8個のガ
イド5aが形成されている。この各ガイド5aには図2
においてICソケットの中央へ向け斜面が形成されてい
る。そのため、BGAを上プレート5の上面に適切に案
内し載置することができる。
【0014】上プレート5の上方位置には、カバー7が
配置されている。このカバー7には、BGAを上方から
装填することができるように開口7aが形成されてい
る。また、カバー7は、図2の四隅において本体1との
間に設けられているコイルバネ8(図4)により、本体
1から離れる方向、即ち図3において上方へ押されてい
る。しかしながら、その上限位置は、四隅に設けられた
可撓性のフック部7bが本体1のフック部1aに係止さ
れた図3及び図4の位置となる。尚、以上説明した本体
1,ロケートボード2,スライドプレート3,上プレー
ト5,カバー7は、何れも合成樹脂で成形されている。
配置されている。このカバー7には、BGAを上方から
装填することができるように開口7aが形成されてい
る。また、カバー7は、図2の四隅において本体1との
間に設けられているコイルバネ8(図4)により、本体
1から離れる方向、即ち図3において上方へ押されてい
る。しかしながら、その上限位置は、四隅に設けられた
可撓性のフック部7bが本体1のフック部1aに係止さ
れた図3及び図4の位置となる。尚、以上説明した本体
1,ロケートボード2,スライドプレート3,上プレー
ト5,カバー7は、何れも合成樹脂で成形されている。
【0015】カバー7には、図3に示すように2本のス
ライドバー9が取り付けられ、両者はX形に配置されて
いる。同様にして反対側にももう一組が対称的に配置さ
れている。図4に示すように、スライドバー9はその一
端がカバー7に形成されたスリット7c内において圧入
ピン10に回転可能に取り付けられている。スライドバ
ー9の他端にはシャフト11が設けられており、図3に
おいてカバー7が上下動すると、スライドサポート12
上を左右に摺動するようになされいる。その詳しい構
成,作用については、追って説明する。
ライドバー9が取り付けられ、両者はX形に配置されて
いる。同様にして反対側にももう一組が対称的に配置さ
れている。図4に示すように、スライドバー9はその一
端がカバー7に形成されたスリット7c内において圧入
ピン10に回転可能に取り付けられている。スライドバ
ー9の他端にはシャフト11が設けられており、図3に
おいてカバー7が上下動すると、スライドサポート12
上を左右に摺動するようになされいる。その詳しい構
成,作用については、追って説明する。
【0016】本体1には圧入によって複数のコンタクト
ピン13が取り付けられている。本体1の底面側に突き
出している接続端子はロケートボード2に配列された複
数の孔を貫通しており、上面側のコンタクト片は可撓性
を有し、スライドプレート3に配列された複数の孔を貫
通し、且つそれらの先端を上プレート5に配列された複
数の孔5bに挿入している。このコンタクトピン13の
形状や各孔の形状については追って詳しく説明する。
ピン13が取り付けられている。本体1の底面側に突き
出している接続端子はロケートボード2に配列された複
数の孔を貫通しており、上面側のコンタクト片は可撓性
を有し、スライドプレート3に配列された複数の孔を貫
通し、且つそれらの先端を上プレート5に配列された複
数の孔5bに挿入している。このコンタクトピン13の
形状や各孔の形状については追って詳しく説明する。
【0017】上記の説明で本実施例の全体構成が概略理
解できたと思うので、次に、各部の構成を詳細に説明す
る。先ず、図5乃至図9を用い本体1について説明す
る。図5は本体1の平面図であり、図6は図5のC−C
線断面図である。図7は図5のD−D線断面図であり、
図8は図5の背面図である。図9は本体1に形成された
複数の孔形状を示すものであり、図(a)は図5におけ
る枠イの拡大図であり、図(b)は図(a)のE−E線
断面図である。
解できたと思うので、次に、各部の構成を詳細に説明す
る。先ず、図5乃至図9を用い本体1について説明す
る。図5は本体1の平面図であり、図6は図5のC−C
線断面図である。図7は図5のD−D線断面図であり、
図8は図5の背面図である。図9は本体1に形成された
複数の孔形状を示すものであり、図(a)は図5におけ
る枠イの拡大図であり、図(b)は図(a)のE−E線
断面図である。
【0018】図5及び図8で分かるように、上記したフ
ック部1aが四隅に形成されている。同じく四隅には、
上記したコイルバネ8を収容するための円柱形の穴1b
が形成されている。また、上記した基準ピン4の一端を
挿入する円柱形の穴1cが4箇所に形成されている。そ
の外、本体1の上面側には、4個のフック部1dと、8
個のフック部1eと、1本のピン1fが形成されてい
る。他方、底面側にはプリント配線板への位置決め用の
4本のピン1gが形成されている。更に、本体1にはコ
ンタクトピン13を圧入し取り付けるために複数の貫通
した孔1hが、図9(a)に示すように本体1の対角線
方向に細長く形成されており、また、4箇所に上記した
スライドサポート12を圧入するために貫通した一対の
平行な細長い孔1iが形成されている。
ック部1aが四隅に形成されている。同じく四隅には、
上記したコイルバネ8を収容するための円柱形の穴1b
が形成されている。また、上記した基準ピン4の一端を
挿入する円柱形の穴1cが4箇所に形成されている。そ
の外、本体1の上面側には、4個のフック部1dと、8
個のフック部1eと、1本のピン1fが形成されてい
る。他方、底面側にはプリント配線板への位置決め用の
4本のピン1gが形成されている。更に、本体1にはコ
ンタクトピン13を圧入し取り付けるために複数の貫通
した孔1hが、図9(a)に示すように本体1の対角線
方向に細長く形成されており、また、4箇所に上記した
スライドサポート12を圧入するために貫通した一対の
平行な細長い孔1iが形成されている。
【0019】上記したロケートボード2が図10に詳細
に示されている。図(a)はロケートボード2の平面
図、図(b)は図(a)の右側面から視た一部断面図、
図(c)は背面図である。このロケートボード2には可
撓性の4個のフック部2aが形成されている。そして、
これらのフック部2aは図3及び図6において本体1の
下方から上方へ突き出し、フック部1dと係合するよう
になっている。ロケートボード2の背面には、プリント
配線板への位置決め用のピン2bと、プリント配線板と
の間に所定の間隔を空けるための8個の脚部2cが形成
されている。更に、ロケートボード2には、コンタクト
ピン13の接続端子を貫通させるために複数の孔2dが
形成されている。ロケートボード2の役目は周知である
のでその説明は省略する。
に示されている。図(a)はロケートボード2の平面
図、図(b)は図(a)の右側面から視た一部断面図、
図(c)は背面図である。このロケートボード2には可
撓性の4個のフック部2aが形成されている。そして、
これらのフック部2aは図3及び図6において本体1の
下方から上方へ突き出し、フック部1dと係合するよう
になっている。ロケートボード2の背面には、プリント
配線板への位置決め用のピン2bと、プリント配線板と
の間に所定の間隔を空けるための8個の脚部2cが形成
されている。更に、ロケートボード2には、コンタクト
ピン13の接続端子を貫通させるために複数の孔2dが
形成されている。ロケートボード2の役目は周知である
のでその説明は省略する。
【0020】次に、スライドプレート3について、図1
1及び図12を用いて説明する。図11(a)はスライ
ドプレート3の平面図であり、図11(b)は図11
(a)においてF−F線から視た一部断面図であり、図
11(c)はスライドプレート3の背面図である。図1
2(a)は図11(a)における枠ロの拡大図であり、
図12(b)は図12(a)のG−G線断面図である。
スライドプレート3には、上記した基準ピン4に嵌合す
る貫通した4個の孔が形成され、また本体1への組み付
け方向を間違えないようにするために、本体1のピン1
fに嵌合させる孔3bが形成されている。
1及び図12を用いて説明する。図11(a)はスライ
ドプレート3の平面図であり、図11(b)は図11
(a)においてF−F線から視た一部断面図であり、図
11(c)はスライドプレート3の背面図である。図1
2(a)は図11(a)における枠ロの拡大図であり、
図12(b)は図12(a)のG−G線断面図である。
スライドプレート3には、上記した基準ピン4に嵌合す
る貫通した4個の孔が形成され、また本体1への組み付
け方向を間違えないようにするために、本体1のピン1
fに嵌合させる孔3bが形成されている。
【0021】このスライドプレート3には、図11
(a)において上下方向に各二つの軸部3cが形成され
ており、上方の二つの軸部3cは右側のものより左側の
方が長く、下方の二つの軸部3cは左側のものより右側
の方が長く形成されている。そして、軸部3cは図3に
示すようにスライドバー9に接触するようになってい
る。また、スライドプレート3にはコンタクトピン13
を貫通させるために複数の孔3dが形成されているが、
この孔3dの傍らには上面側に各々図12で明らかなよ
うに突出部3eが形成されている。更に、孔3dの内部
は特殊な形状をしているが、その点については後で説明
する。
(a)において上下方向に各二つの軸部3cが形成され
ており、上方の二つの軸部3cは右側のものより左側の
方が長く、下方の二つの軸部3cは左側のものより右側
の方が長く形成されている。そして、軸部3cは図3に
示すようにスライドバー9に接触するようになってい
る。また、スライドプレート3にはコンタクトピン13
を貫通させるために複数の孔3dが形成されているが、
この孔3dの傍らには上面側に各々図12で明らかなよ
うに突出部3eが形成されている。更に、孔3dの内部
は特殊な形状をしているが、その点については後で説明
する。
【0022】図13及び図14を用いて上プレート5の
説明をする。図13(a)は上プレート5の平面図であ
り、図13(b)は図13(a)のH−H線断面図であ
り、図13(c)は上プレート5の背面図である。ま
た、図14(a)は図13(a)の枠ホ内に示された孔
の拡大図であり、図14(b)は図14(a)のJ−J
線断面図である。上プレート5の上面側には、上記した
ようにBGAの位置を規制するために斜面を有するガイ
ド5aが8個形成されている。上プレート5の背面側に
は、上記した基準ピン4の他端を挿入する4個の穴5c
が形成されており、基準ピン4に巻回されたコイルバネ
6の両端は、この穴5cと、スライドプレート3の孔3
a内に形成された略円形状の溝とによって受けられてい
る。
説明をする。図13(a)は上プレート5の平面図であ
り、図13(b)は図13(a)のH−H線断面図であ
り、図13(c)は上プレート5の背面図である。ま
た、図14(a)は図13(a)の枠ホ内に示された孔
の拡大図であり、図14(b)は図14(a)のJ−J
線断面図である。上プレート5の上面側には、上記した
ようにBGAの位置を規制するために斜面を有するガイ
ド5aが8個形成されている。上プレート5の背面側に
は、上記した基準ピン4の他端を挿入する4個の穴5c
が形成されており、基準ピン4に巻回されたコイルバネ
6の両端は、この穴5cと、スライドプレート3の孔3
a内に形成された略円形状の溝とによって受けられてい
る。
【0023】また、上プレート5は、その背面側に形成
された8本の可撓性を有するフック部5dが本体1に形
成されたフック部1eと係合することによって、本体1
に取り付けられている。従って、コイルバネ6の付勢力
は、専らスライドプレート3を図3において下方へ動か
すように働かされている。更に、上プレート5を貫通し
て設けられた複数の孔5bの形状は、図14に示されて
いるように、コンタクトピン13の先端を受け入れるた
めの断面が略四角形の部分と、BGAの半田ボールBを
受け入れるための断面が円形の部分とで合成された形状
をしている。
された8本の可撓性を有するフック部5dが本体1に形
成されたフック部1eと係合することによって、本体1
に取り付けられている。従って、コイルバネ6の付勢力
は、専らスライドプレート3を図3において下方へ動か
すように働かされている。更に、上プレート5を貫通し
て設けられた複数の孔5bの形状は、図14に示されて
いるように、コンタクトピン13の先端を受け入れるた
めの断面が略四角形の部分と、BGAの半田ボールBを
受け入れるための断面が円形の部分とで合成された形状
をしている。
【0024】図15乃至図17を用い、図3において上
プレート5の上方位置に配置されているカバー7の説明
をする。図15はカバー7の平面図であり、図16は図
15におけるK−K線断面図であり、図17は背面図で
ある。カバー7には、中央部に上記したようにBGAを
着脱するために必要な開口7aが形成されている。ま
た、四隅には4個の可撓性のフック部7bが形成されて
おり、本体1のフック部1aに係合するようにされてい
る。更に、四隅には、本体1の穴1bに軸方向へ摺動可
能に嵌合される4個の軸部7dが設けられている。この
穴1b内には図3に示すようにコイルバネ8が収容され
ており、その一端が軸部1dの先端に形成された断面が
略円形状の穴に嵌め込まれるようになっている。
プレート5の上方位置に配置されているカバー7の説明
をする。図15はカバー7の平面図であり、図16は図
15におけるK−K線断面図であり、図17は背面図で
ある。カバー7には、中央部に上記したようにBGAを
着脱するために必要な開口7aが形成されている。ま
た、四隅には4個の可撓性のフック部7bが形成されて
おり、本体1のフック部1aに係合するようにされてい
る。更に、四隅には、本体1の穴1bに軸方向へ摺動可
能に嵌合される4個の軸部7dが設けられている。この
穴1b内には図3に示すようにコイルバネ8が収容され
ており、その一端が軸部1dの先端に形成された断面が
略円形状の穴に嵌め込まれるようになっている。
【0025】スリット7cは、図17に示すように相対
する2辺にのみ形成されており、その形状は一直線では
ない。その理由は、上記したように各辺毎に2本のスラ
イドバー9をX形に配設するためである。この理由故に
また、上記で説明したように、スライドプレート3に形
成された軸部3cの長さも左右で異なっている。また、
カバー7の側面4箇所には孔7eが形成されているが、
この孔7eには上記したように、スライドバー9を回転
可能に取り付けるための圧入ピン10(図3)が圧入さ
れる。
する2辺にのみ形成されており、その形状は一直線では
ない。その理由は、上記したように各辺毎に2本のスラ
イドバー9をX形に配設するためである。この理由故に
また、上記で説明したように、スライドプレート3に形
成された軸部3cの長さも左右で異なっている。また、
カバー7の側面4箇所には孔7eが形成されているが、
この孔7eには上記したように、スライドバー9を回転
可能に取り付けるための圧入ピン10(図3)が圧入さ
れる。
【0026】次に、図18乃至図21を用い、スライド
バー9によってスライドプレート3を上下動させる構成
について説明する。図18乃至図20は図3における要
部断面説明図であり、図18はカバー7が作動前の上限
位置にある状態を、図19はカバー7が下限位置にある
状態を、図20は下限位置から上限位置に復帰する途中
の位置にある状態を夫々示しており、また図21は図1
8の要部断面説明図である。
バー9によってスライドプレート3を上下動させる構成
について説明する。図18乃至図20は図3における要
部断面説明図であり、図18はカバー7が作動前の上限
位置にある状態を、図19はカバー7が下限位置にある
状態を、図20は下限位置から上限位置に復帰する途中
の位置にある状態を夫々示しており、また図21は図1
8の要部断面説明図である。
【0027】本体1に形成された8個の孔1iには、夫
々スライドサポート12の基部12aが圧入されてい
る。このスライドサポート12は板材を打ち抜いたもの
であり全て同一形状をしているが、図示するように孔位
置に応じて向きを変えて圧入されている。スライドサポ
ート12にはシャフト11を摺動させるための凹部12
bが形成されており、図21に示すように一対のスライ
ドサポート12によって一つのシャフト11を受けてい
る。
々スライドサポート12の基部12aが圧入されてい
る。このスライドサポート12は板材を打ち抜いたもの
であり全て同一形状をしているが、図示するように孔位
置に応じて向きを変えて圧入されている。スライドサポ
ート12にはシャフト11を摺動させるための凹部12
bが形成されており、図21に示すように一対のスライ
ドサポート12によって一つのシャフト11を受けてい
る。
【0028】スライドバー9は、上記のように一端が圧
入ピン10に回転可能に取り付けられており、また他端
にはEリングのような周知の止め輪14によってシャフ
ト11がスライドバー9から抜けないようにして取り付
けられている。図21においては分かり易くするため
に、シャフト11と二つの止め輪14との間隔を故意に
大きくして示してある。また、スライドバー9の他端近
傍にはスライドプレート3の軸部3cに摺接する押動部
9aが形成されている。
入ピン10に回転可能に取り付けられており、また他端
にはEリングのような周知の止め輪14によってシャフ
ト11がスライドバー9から抜けないようにして取り付
けられている。図21においては分かり易くするため
に、シャフト11と二つの止め輪14との間隔を故意に
大きくして示してある。また、スライドバー9の他端近
傍にはスライドプレート3の軸部3cに摺接する押動部
9aが形成されている。
【0029】最後に、図22乃至図27を用いて、本実
施例のコンタクトピン13の形状と、それに直接関係す
る構成について詳しく説明する。図22はBGAを装填
していない初期状態を示しており、図22(a)は上プ
レート5の孔5b内におけるコンタクトピン13の位置
を示す平面図、図22(b)は図22(a)の下方から
視た断面図、図22(c)は図22(b)の右側方から
視た断面図である。同様にして、図23はカバー7の押
し下げ途中の状態を、図24は押し下げ完了の状態を、
図25はBGAを上プレート5に載置し復帰途中にある
状態を、図26はBGAの装填操作完了状態を示してい
る。また、図27はコンタクトピン13の先端形状の詳
細図であり、図27(a)は側面図、図27(b)は斜
視図である。
施例のコンタクトピン13の形状と、それに直接関係す
る構成について詳しく説明する。図22はBGAを装填
していない初期状態を示しており、図22(a)は上プ
レート5の孔5b内におけるコンタクトピン13の位置
を示す平面図、図22(b)は図22(a)の下方から
視た断面図、図22(c)は図22(b)の右側方から
視た断面図である。同様にして、図23はカバー7の押
し下げ途中の状態を、図24は押し下げ完了の状態を、
図25はBGAを上プレート5に載置し復帰途中にある
状態を、図26はBGAの装填操作完了状態を示してい
る。また、図27はコンタクトピン13の先端形状の詳
細図であり、図27(a)は側面図、図27(b)は斜
視図である。
【0030】コンタクトピン13はベリリウム銅の板材
をプレス機械によって打ち抜き且つ折り曲げ加工したも
のであり、図22において分かるように、基部13aを
本体1の孔1h(図9)に圧入している。接続端子13
bはロケートボード2の孔2dに緩く嵌合している。基
部13aの上部は可撓性を有しており、図22(b)に
おいて左右方向に、且つ図22(c)においても左右方
向に撓むようになっている。そして、90°角度を変え
て二つの斜面部13c,13dが形成され、先端の接点
部13eは略90°に折り曲げられている。接点部13
eの先端形状は、図27に示すように溝13e1 と矩形
面13e2 との間で角部13e3 を形成している。
をプレス機械によって打ち抜き且つ折り曲げ加工したも
のであり、図22において分かるように、基部13aを
本体1の孔1h(図9)に圧入している。接続端子13
bはロケートボード2の孔2dに緩く嵌合している。基
部13aの上部は可撓性を有しており、図22(b)に
おいて左右方向に、且つ図22(c)においても左右方
向に撓むようになっている。そして、90°角度を変え
て二つの斜面部13c,13dが形成され、先端の接点
部13eは略90°に折り曲げられている。接点部13
eの先端形状は、図27に示すように溝13e1 と矩形
面13e2 との間で角部13e3 を形成している。
【0031】斜面部13cは、殆どの部分がスライドプ
レート3の孔3d(図12)内にあり、孔3d内に形成
された段部3fに押されて、コンタクトピン13が撓ま
されるようになっている。図22(c)には、段部3f
によって右方向に撓まされた状態が示されている。斜面
部13dは、スライドプレート3と上プレート5との間
に位置し、スライドプレート3の孔3dの傍らに形成さ
れ、孔3dの内壁面の延長面を有する突出部3eに押さ
れて、コンタクトピン13が図22(b)において左方
向に撓まされるようになっている。
レート3の孔3d(図12)内にあり、孔3d内に形成
された段部3fに押されて、コンタクトピン13が撓ま
されるようになっている。図22(c)には、段部3f
によって右方向に撓まされた状態が示されている。斜面
部13dは、スライドプレート3と上プレート5との間
に位置し、スライドプレート3の孔3dの傍らに形成さ
れ、孔3dの内壁面の延長面を有する突出部3eに押さ
れて、コンタクトピン13が図22(b)において左方
向に撓まされるようになっている。
【0032】以上によって、本実施例の構成の説明を終
わり、次に、BGAの装脱操作について説明する。本実
施例におけるICソケットにおいて、BGAを装填する
前の初期位置は図3及び図18に示されている。そし
て、この時のコンタクトピン13の姿勢は図22に示さ
れている。先ず、図18の状態から、機械装置等によっ
て、コイルバネ8(図4)の力に抗してカバー7を押し
下げていく。それによって、X形に配置された2本のス
ライドバー9は、シャフト11をスライドサポート12
の凹部12b内で移動させ、左右に開いていく。
わり、次に、BGAの装脱操作について説明する。本実
施例におけるICソケットにおいて、BGAを装填する
前の初期位置は図3及び図18に示されている。そし
て、この時のコンタクトピン13の姿勢は図22に示さ
れている。先ず、図18の状態から、機械装置等によっ
て、コイルバネ8(図4)の力に抗してカバー7を押し
下げていく。それによって、X形に配置された2本のス
ライドバー9は、シャフト11をスライドサポート12
の凹部12b内で移動させ、左右に開いていく。
【0033】このシャフト11の移動により押動部9a
が軸部3cを押し、コイルバネ6(図4)の力に抗して
スライドプレート3を上方へ押し上げていく。図22に
おいて、スライドプレート3が上方へ移動していくと、
孔3d内の段部3fが斜面部13cとの係接位置から上
方へ退避するので、コンタクトピン13は自己の弾性に
よって図22(c)において左方向へ撓み、接点部13
eを同じく図22(c)において左方向へ、即ち図22
(b)において表面方向へ移動させる。このようにして
移動させた時の状態が図20及び図23に示されてい
る。
が軸部3cを押し、コイルバネ6(図4)の力に抗して
スライドプレート3を上方へ押し上げていく。図22に
おいて、スライドプレート3が上方へ移動していくと、
孔3d内の段部3fが斜面部13cとの係接位置から上
方へ退避するので、コンタクトピン13は自己の弾性に
よって図22(c)において左方向へ撓み、接点部13
eを同じく図22(c)において左方向へ、即ち図22
(b)において表面方向へ移動させる。このようにして
移動させた時の状態が図20及び図23に示されてい
る。
【0034】更に、カバー7を押し下げていくと、今度
はスライドプレート3の突出部3eが斜面部13dを押
す。そのため、コンタクトピン13は自己の弾性に抗し
て図23(b)において左方向へ撓まされ、接点部13
eを同じく左方向へ、即ち図23(c)において裏面方
向へ移動させられる。このようにしてカバー7が本体1
又は上プレート5によって下降を阻止された状態が図1
9及び図24に示されている。
はスライドプレート3の突出部3eが斜面部13dを押
す。そのため、コンタクトピン13は自己の弾性に抗し
て図23(b)において左方向へ撓まされ、接点部13
eを同じく左方向へ、即ち図23(c)において裏面方
向へ移動させられる。このようにしてカバー7が本体1
又は上プレート5によって下降を阻止された状態が図1
9及び図24に示されている。
【0035】このようにして、カバー7をその下限位置
まで押し下げた状態で、BGAを開口7aから挿入し、
上プレート5に載置する。その場合、図24(a),
(b)で明らかなように、接点部13eは孔5bの一部
を形成している断面が円形状の部分から完全に退いてお
り、しかもこの円形部分の直径が、BGAの半田ボール
Bの直径よりも大きいため、BGAは何の支障もなく全
ての半田ボールBを各孔5bに挿入させて載置される。
まで押し下げた状態で、BGAを開口7aから挿入し、
上プレート5に載置する。その場合、図24(a),
(b)で明らかなように、接点部13eは孔5bの一部
を形成している断面が円形状の部分から完全に退いてお
り、しかもこの円形部分の直径が、BGAの半田ボール
Bの直径よりも大きいため、BGAは何の支障もなく全
ての半田ボールBを各孔5bに挿入させて載置される。
【0036】BGAが上プレート5に載置された後、カ
バー7の押し下げ力を解除していく。それによって、カ
バー7は上昇し、スライドプレート3は下降する。スラ
イドプレート3の下降に伴い突出部3eが斜面部13d
から退いていくので、コンタクトピン13は自己の弾性
力により復帰作動を行うが、その作動は接点部13eが
半田ボールBに接して停止する。その時のカバー7,ス
ライドバー9,スライドプレート3の状態が図20,図
25に示されている。この時、接点部13eは角部13
e3 で半田ボールBに食い込み勝手に接触している。し
かも、その位置は半田ボールBの側面(図25(b)に
おいて水平直径位置)よりも上方で接触しているので、
BGAを上プレート5に押しつけるような力を与えてお
かなくとも、BGAを所定の位置に確実に保持できる。
バー7の押し下げ力を解除していく。それによって、カ
バー7は上昇し、スライドプレート3は下降する。スラ
イドプレート3の下降に伴い突出部3eが斜面部13d
から退いていくので、コンタクトピン13は自己の弾性
力により復帰作動を行うが、その作動は接点部13eが
半田ボールBに接して停止する。その時のカバー7,ス
ライドバー9,スライドプレート3の状態が図20,図
25に示されている。この時、接点部13eは角部13
e3 で半田ボールBに食い込み勝手に接触している。し
かも、その位置は半田ボールBの側面(図25(b)に
おいて水平直径位置)よりも上方で接触しているので、
BGAを上プレート5に押しつけるような力を与えてお
かなくとも、BGAを所定の位置に確実に保持できる。
【0037】このような状態から更にスライドプレート
3が下降すると、コンタクトピン13はその斜面部13
cが段部3fに押され、図25(c)において右方向へ
撓まされる。この時、接点部13eの角部13e3 は上
記したように半田ボールBに対して食い込み勝手である
ため、僅かではあるが半田ボールBを線状に擦ることに
なる。それによって半田ボールBの表面に付着していた
ゴミや酸化皮膜など電気的導通性を損なう物質を確実に
取り除くことができ、また圧力集中により接触の安定性
を高めることができる。
3が下降すると、コンタクトピン13はその斜面部13
cが段部3fに押され、図25(c)において右方向へ
撓まされる。この時、接点部13eの角部13e3 は上
記したように半田ボールBに対して食い込み勝手である
ため、僅かではあるが半田ボールBを線状に擦ることに
なる。それによって半田ボールBの表面に付着していた
ゴミや酸化皮膜など電気的導通性を損なう物質を確実に
取り除くことができ、また圧力集中により接触の安定性
を高めることができる。
【0038】また、BGAは実際にプリント配線板に接
合する場合のことを配慮して、半田ボールBの下側の球
面形状に対する要求品質が極めて厳しい。それに対し
て、ICソケットで検査する場合には、通常の場合であ
ってもコンタクトピンを半田ボールBに接触させるとき
やワイピングのとき、半田ボールBに傷をつけることが
あるが、本実施例の場合には接点部13eの角部13e
3 と半田ボールBとの接触部は、半田ボールBの側面よ
りも上方であるから、上記のような要求品質に十分に応
えることができる。
合する場合のことを配慮して、半田ボールBの下側の球
面形状に対する要求品質が極めて厳しい。それに対し
て、ICソケットで検査する場合には、通常の場合であ
ってもコンタクトピンを半田ボールBに接触させるとき
やワイピングのとき、半田ボールBに傷をつけることが
あるが、本実施例の場合には接点部13eの角部13e
3 と半田ボールBとの接触部は、半田ボールBの側面よ
りも上方であるから、上記のような要求品質に十分に応
えることができる。
【0039】このようにして半田ボールBのワイピング
が行われた後、カバー7のフック部7bが本体1のフッ
ク部1aに係止され、BGAの装填操作が終了する。そ
の時の各部の状態は、図18,図26に示されている。
この状態でBGAの検査が行われた後、BGAをICソ
ケットから取り出す場合には、カバー7の押し下げ・解
除の一連の操作を再度行うことになる。その場合の各部
の作動は装填操作の場合と略同じであるため詳しい説明
を省略するが、コンタクトピンの作動は図26の状態か
ら図25,図24,図23,図22の順となり、図24
の時にBGAを取り出すことになる。
が行われた後、カバー7のフック部7bが本体1のフッ
ク部1aに係止され、BGAの装填操作が終了する。そ
の時の各部の状態は、図18,図26に示されている。
この状態でBGAの検査が行われた後、BGAをICソ
ケットから取り出す場合には、カバー7の押し下げ・解
除の一連の操作を再度行うことになる。その場合の各部
の作動は装填操作の場合と略同じであるため詳しい説明
を省略するが、コンタクトピンの作動は図26の状態か
ら図25,図24,図23,図22の順となり、図24
の時にBGAを取り出すことになる。
【0040】以上のように、本実施例においては、スラ
イドプレート3に、コンタクトピン13に対する第1作
用部として突出部3eを、また第2作用部として段部3
fを、それらの相対位置の位相が90°ずれるようにし
て形成し、スライドプレート3の下降時にコンタクトピ
ン13を互いに直交する二つの水平方向へ作動させ、先
ず接点部を接続端子に接触させ、次にワイピングをさせ
るようにしたものである。特にワイピング時には、段部
3fが斜面部13cを押すので確実にワイピングが行わ
れる。
イドプレート3に、コンタクトピン13に対する第1作
用部として突出部3eを、また第2作用部として段部3
fを、それらの相対位置の位相が90°ずれるようにし
て形成し、スライドプレート3の下降時にコンタクトピ
ン13を互いに直交する二つの水平方向へ作動させ、先
ず接点部を接続端子に接触させ、次にワイピングをさせ
るようにしたものである。特にワイピング時には、段部
3fが斜面部13cを押すので確実にワイピングが行わ
れる。
【0041】尚、上記の実施例においては、コンタクト
ピン13の斜面部13dを押す第1作用部をスライドプ
レート3の上面から突き出た突出部3eとして形成して
いるが、これを孔3d内に形成してもよいし、この作用
を孔3dの縁で行わせるようにしてもよい。また、第1
作用部の突出部3eと第2作用部の段部3fとの位相を
90°ずらさず、同一位相としてもよい。更に、上記の
実施例においては上プレート5をBGAの載置手段とし
ているが、コンタクトピン13の接点部13a同志の接
触の心配がなければ、BGAの一部、例えば外周部のみ
を、本体1の一部に形成された載置手段によって支持す
るようにしてもよい。
ピン13の斜面部13dを押す第1作用部をスライドプ
レート3の上面から突き出た突出部3eとして形成して
いるが、これを孔3d内に形成してもよいし、この作用
を孔3dの縁で行わせるようにしてもよい。また、第1
作用部の突出部3eと第2作用部の段部3fとの位相を
90°ずらさず、同一位相としてもよい。更に、上記の
実施例においては上プレート5をBGAの載置手段とし
ているが、コンタクトピン13の接点部13a同志の接
触の心配がなければ、BGAの一部、例えば外周部のみ
を、本体1の一部に形成された載置手段によって支持す
るようにしてもよい。
【0042】また、上記の実施例においては、被検物を
BGAの場合で説明したが、PGAなどIC本体の下面
に接続端子を突出配列するIC部品の全てに適用できる
ことは言うまでもない。また、上記の実施例において、
スライドプレート3の一部とコンタクトピン13の形状
を変えることによって、スライドプレート3の上昇時
に、接点部を接続端子に接触させ、次にワイピングが行
われるようにすることもでき、そのようなものは本発明
に含まれる。
BGAの場合で説明したが、PGAなどIC本体の下面
に接続端子を突出配列するIC部品の全てに適用できる
ことは言うまでもない。また、上記の実施例において、
スライドプレート3の一部とコンタクトピン13の形状
を変えることによって、スライドプレート3の上昇時
に、接点部を接続端子に接触させ、次にワイピングが行
われるようにすることもでき、そのようなものは本発明
に含まれる。
【0043】第2実施例 本発明の第2実施例は、第1実施例と同様にBGA用の
ICソケットとして示してある。第1実施例において
は、スライドプレート3の下降時に、順次、接点部をI
C部品の接続端子に接触させ、ワイピングを行わせる場
合で説明したが、本実施例においては逆に、スライドプ
レートの上昇時に、接続端子に対する接点部の接触とワ
イピングを行わせるようにした例として説明する。尚、
スライドプレートを上下動させるためのICソケット全
体の構成については、上記した実開平2−89793号
公報に記載のものをそのまま転用できるので、特に図解
せず詳しい説明を省略する。
ICソケットとして示してある。第1実施例において
は、スライドプレート3の下降時に、順次、接点部をI
C部品の接続端子に接触させ、ワイピングを行わせる場
合で説明したが、本実施例においては逆に、スライドプ
レートの上昇時に、接続端子に対する接点部の接触とワ
イピングを行わせるようにした例として説明する。尚、
スライドプレートを上下動させるためのICソケット全
体の構成については、上記した実開平2−89793号
公報に記載のものをそのまま転用できるので、特に図解
せず詳しい説明を省略する。
【0044】先ず、図28によって本実施例に用いられ
るコンタクトピンの形状を説明する。図28(a)はコ
ンタクトピンの正面図であり、図28(a)は斜視図で
ある。コンタクトピン15はベリリウム銅の板材をプレ
ス機械によって打ち抜き且つ曲げ加工をしたものであ
り、接続端子15aを図示していない本体に圧入し、そ
の先端を下方へ突き出させるようにしている。接点部は
二股状をしており、第1接点部15bと第2接点部15
cとは共に可撓性を有しており、図28(a)において
左右方向に、且つ紙面の表裏方向に撓むようになってい
る。そして、これらの接点部15b,15cには平行に
形成された斜面部15d,15eと、相反する方向へ傾
斜した斜面部15f,15gが形成されている。
るコンタクトピンの形状を説明する。図28(a)はコ
ンタクトピンの正面図であり、図28(a)は斜視図で
ある。コンタクトピン15はベリリウム銅の板材をプレ
ス機械によって打ち抜き且つ曲げ加工をしたものであ
り、接続端子15aを図示していない本体に圧入し、そ
の先端を下方へ突き出させるようにしている。接点部は
二股状をしており、第1接点部15bと第2接点部15
cとは共に可撓性を有しており、図28(a)において
左右方向に、且つ紙面の表裏方向に撓むようになってい
る。そして、これらの接点部15b,15cには平行に
形成された斜面部15d,15eと、相反する方向へ傾
斜した斜面部15f,15gが形成されている。
【0045】図29には本実施例におけるスライドプレ
ート16とコンタクトピン15との配置関係が示されて
いる。本実施例においても、スライドプレート16には
BGAの接続端子に対応させて複数の孔が格子状に配列
されている。各孔16aの内壁面には、第1作用部とし
て押動部16bが形成され、第2作用部として斜面部1
6cが形成されている。押動部16bは図28(a)に
一点鎖線で示したような形状をしており、スライドプレ
ート16が下降したとき斜面部15f,15gに接触し
且つ押すことによって、接点部15b,15cの間を広
げるようになっている。また、斜面部16cは斜面部1
5d,15eとの相互作用によって、コンタクトピン1
5を図30に実線で示すように撓ませるようになってい
る。
ート16とコンタクトピン15との配置関係が示されて
いる。本実施例においても、スライドプレート16には
BGAの接続端子に対応させて複数の孔が格子状に配列
されている。各孔16aの内壁面には、第1作用部とし
て押動部16bが形成され、第2作用部として斜面部1
6cが形成されている。押動部16bは図28(a)に
一点鎖線で示したような形状をしており、スライドプレ
ート16が下降したとき斜面部15f,15gに接触し
且つ押すことによって、接点部15b,15cの間を広
げるようになっている。また、斜面部16cは斜面部1
5d,15eとの相互作用によって、コンタクトピン1
5を図30に実線で示すように撓ませるようになってい
る。
【0046】次に、BGAの装填操作について説明す
る。図示していないカバー部材に押されてスライドプレ
ート16が下降すると、図29において、先ず斜面部1
6cを形成している孔16aの下端縁が斜面部15d,
15eを押し、続いて斜面部16cが斜面部15d,1
5eの下端縁を押して、コンタクトピン15の接点部1
5b,15cを右方向へ撓ませていく。この右方向への
撓み作動が終わる前に、今度は押動部16bが斜面部1
5f,15gに接触し接点部15b,15cの間を押し
広げていく。そして、このようなスライドプレート16
の下降最終状態が図30に示されている。
る。図示していないカバー部材に押されてスライドプレ
ート16が下降すると、図29において、先ず斜面部1
6cを形成している孔16aの下端縁が斜面部15d,
15eを押し、続いて斜面部16cが斜面部15d,1
5eの下端縁を押して、コンタクトピン15の接点部1
5b,15cを右方向へ撓ませていく。この右方向への
撓み作動が終わる前に、今度は押動部16bが斜面部1
5f,15gに接触し接点部15b,15cの間を押し
広げていく。そして、このようなスライドプレート16
の下降最終状態が図30に示されている。
【0047】この図30の状態でICソケット内にBG
Aを挿入し載置部にセットする。次に、カバー部材に連
動してスライドプレート16が上昇すると、押動部16
bと斜面部16cの上方への移動に追従して、接点部1
5b,15cが自己の弾性力によって図29において左
方向へ復帰作動を行い、且つ両者間の間隔を狭めてい
く。そして、図28に示す原位置に復帰する前にBGA
の接続端子である半田ボールを挟持する。スライドプレ
ート16が更に上昇すると、接点部15b,15cは図
29における左方向への復帰作動のみを継続し、接点部
15b,15cによって半田ボールのワイピングを行う
ことになる。その後、スライドプレート16は図29の
状態に戻り、その状態でBGAの検査が行われる。BG
AをICソケットから取り出すためには、このような操
作を繰り返し、図30の状態でBGAを取り出すことに
なる。
Aを挿入し載置部にセットする。次に、カバー部材に連
動してスライドプレート16が上昇すると、押動部16
bと斜面部16cの上方への移動に追従して、接点部1
5b,15cが自己の弾性力によって図29において左
方向へ復帰作動を行い、且つ両者間の間隔を狭めてい
く。そして、図28に示す原位置に復帰する前にBGA
の接続端子である半田ボールを挟持する。スライドプレ
ート16が更に上昇すると、接点部15b,15cは図
29における左方向への復帰作動のみを継続し、接点部
15b,15cによって半田ボールのワイピングを行う
ことになる。その後、スライドプレート16は図29の
状態に戻り、その状態でBGAの検査が行われる。BG
AをICソケットから取り出すためには、このような操
作を繰り返し、図30の状態でBGAを取り出すことに
なる。
【0048】尚、本実施例においては、接点部を二股状
に形成し、それらによってBGAの半田ボールを挟持す
る場合を示したが、一方の接点部だけでも本発明の目的
が達成できることは言うまでもない。また、本実施例に
おいては、スライドプレート16の第1作用部としての
押動部16bと第2作用部としての斜面部16cとをコ
ンタクトピン15の接点部に対して略同一位相位置に配
置しているが、それらの形状を変えることによって相対
位置を変えるようにしても差し支えない。また、本実施
例においても、被検物をBGAの場合で説明したが、P
GAなどIC本体の下面に接続端子を配列するIC部品
の全てに適用できることは勿論のことである。更に、第
1実施例をオープン・トップ型のICソケットとして示
したので、本実施例においてもそれを前提として説明し
たが、本発明はその目的に鑑み、そのようなタイプのI
Cソケットに限定されるものではない。
に形成し、それらによってBGAの半田ボールを挟持す
る場合を示したが、一方の接点部だけでも本発明の目的
が達成できることは言うまでもない。また、本実施例に
おいては、スライドプレート16の第1作用部としての
押動部16bと第2作用部としての斜面部16cとをコ
ンタクトピン15の接点部に対して略同一位相位置に配
置しているが、それらの形状を変えることによって相対
位置を変えるようにしても差し支えない。また、本実施
例においても、被検物をBGAの場合で説明したが、P
GAなどIC本体の下面に接続端子を配列するIC部品
の全てに適用できることは勿論のことである。更に、第
1実施例をオープン・トップ型のICソケットとして示
したので、本実施例においてもそれを前提として説明し
たが、本発明はその目的に鑑み、そのようなタイプのI
Cソケットに限定されるものではない。
【0049】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、IC本
体の下部に接続端子を配列したIC部品用のICソケッ
トにおいて、コンタクトピンを弾性変形させ接点部を互
いに直交する二つの方向へ移動させ得るようにし、スラ
イド部材の上方向又は下方向への移動のみによって、接
点部を接続端子に接触させ且つワイピングを行わせるよ
うにしたものであるから、従来のようにコンタクトピン
の形状を複雑にする必要がなく製作コストが安くて済
み、しかもワイピングのときIC部品を移動させる必要
がないので、所期の作動が確実に行えるという効果があ
る。
体の下部に接続端子を配列したIC部品用のICソケッ
トにおいて、コンタクトピンを弾性変形させ接点部を互
いに直交する二つの方向へ移動させ得るようにし、スラ
イド部材の上方向又は下方向への移動のみによって、接
点部を接続端子に接触させ且つワイピングを行わせるよ
うにしたものであるから、従来のようにコンタクトピン
の形状を複雑にする必要がなく製作コストが安くて済
み、しかもワイピングのときIC部品を移動させる必要
がないので、所期の作動が確実に行えるという効果があ
る。
【図1】本発明の第1実施例に適用されるBGAを示し
ており、図(a)は側面図であり、図(b)は底面図で
ある。
ており、図(a)は側面図であり、図(b)は底面図で
ある。
【図2】本発明の第1実施例のICソケットの平面図で
ある。
ある。
【図3】図2のA−A線から視た一部断面図である。
【図4】図2の、B−B線から視た断面図である。
【図5】第1実施例における本体の平面図である。
【図6】図5のC−C線断面図である。
【図7】図5のD−D線断面図である。
【図8】図5の背面図である。
【図9】第1実施例における本体に形成された複数の孔
形状を示すものであり、図(a)は図5における枠イの
拡大図であり、図(b)は図(a)のE−E線断面図で
ある。
形状を示すものであり、図(a)は図5における枠イの
拡大図であり、図(b)は図(a)のE−E線断面図で
ある。
【図10】第1実施例におけるロケートボードを示して
おり、図(a)は平面図、図(b)は図(a)の右側面
から視た一部断面図、図(c)は背面図である。
おり、図(a)は平面図、図(b)は図(a)の右側面
から視た一部断面図、図(c)は背面図である。
【図11】第1実施例におけるスライドプレートを示し
ており、図(a)は平面図、図(b)は図(a)におい
てF−F線から視た一部断面図であり、図(c)は背面
図である。
ており、図(a)は平面図、図(b)は図(a)におい
てF−F線から視た一部断面図であり、図(c)は背面
図である。
【図12】図(a)は図11(a)における枠ロの拡大
図であり、図(b)は図(a)のG−G線断面図であ
る。
図であり、図(b)は図(a)のG−G線断面図であ
る。
【図13】第1実施例における上プレートを示してお
り、図(a)は平面図であり、図(b)は図(a)のH
−H線断面図であり、図(c)は背面図である。
り、図(a)は平面図であり、図(b)は図(a)のH
−H線断面図であり、図(c)は背面図である。
【図14】図(a)は図13(a)の枠ホ内に示された
孔の拡大図であり、図(b)は図(a)のJ−J線断面
図である。
孔の拡大図であり、図(b)は図(a)のJ−J線断面
図である。
【図15】第1実施例におけるカバーの平面図である。
【図16】図15におけるK−K線断面図である。
【図17】図15の背面図である。
【図18】第1実施例において、カバーが上限位置にあ
る状態を示す要部断面説明図である。
る状態を示す要部断面説明図である。
【図19】第1実施例において、カバーが下限位置にあ
る状態を示す要部断面説明図である。
る状態を示す要部断面説明図である。
【図20】第1実施例において、カバーが下限位置から
上限位置に復帰する途中の位置にある状態を示す要部断
面説明図である。
上限位置に復帰する途中の位置にある状態を示す要部断
面説明図である。
【図21】図18の要部断面説明図である。
【図22】第1実施例におけるコンタクトピンの初期状
態を示し、図(a)は上プレートの孔内における位置を
示す平面図、図(b)は図(a)の下方から視た断面
図、図(c)は図(b)の右側方から視た断面図であ
る。
態を示し、図(a)は上プレートの孔内における位置を
示す平面図、図(b)は図(a)の下方から視た断面
図、図(c)は図(b)の右側方から視た断面図であ
る。
【図23】第1実施例において、カバーの押し下げ途中
状態におけるコンタクトピンを示し、図(a)は上プレ
ートの孔内における位置を示す平面図、図(b)は図
(a)の下方から視た断面図、図(c)は図(b)の右
側方から視た断面図である。
状態におけるコンタクトピンを示し、図(a)は上プレ
ートの孔内における位置を示す平面図、図(b)は図
(a)の下方から視た断面図、図(c)は図(b)の右
側方から視た断面図である。
【図24】第1実施例において、カバーの押し下げ完了
状態におけるコンタクトピンを示し、図(a)は上プレ
ートの孔内における位置を示す平面図、図(b)は図
(a)の下方から視た断面図、図(c)は図(b)の右
側方から視た断面図である。
状態におけるコンタクトピンを示し、図(a)は上プレ
ートの孔内における位置を示す平面図、図(b)は図
(a)の下方から視た断面図、図(c)は図(b)の右
側方から視た断面図である。
【図25】第1実施例において、BGAを上プレートに
載置しカバーが復帰途中状態におけるコンタクトピンを
示し、図(a)は上プレートの孔内における位置を示す
平面図、図(b)は図(a)の下方から視た断面図、図
(c)は図(b)の右側方から視た断面図である。
載置しカバーが復帰途中状態におけるコンタクトピンを
示し、図(a)は上プレートの孔内における位置を示す
平面図、図(b)は図(a)の下方から視た断面図、図
(c)は図(b)の右側方から視た断面図である。
【図26】第1実施例において、BGAの装填操作完了
状態におけるコンタクトピンを示し、図(a)は上プレ
ートの孔内における位置を示す平面図、図(b)は図
(a)の下方から視た断面図、図(c)は図(b)の右
側方から視た断面図である。
状態におけるコンタクトピンを示し、図(a)は上プレ
ートの孔内における位置を示す平面図、図(b)は図
(a)の下方から視た断面図、図(c)は図(b)の右
側方から視た断面図である。
【図27】第1実施例におけるコンタクトピンの先端形
状の詳細図であり、図(a)は側面図、図(b)は斜視
図である。
状の詳細図であり、図(a)は側面図、図(b)は斜視
図である。
【図28】本発明の第2実施例におけるコンタクトピン
の形状を示しており、図(a)は正面図、図(b)は斜
視図である。
の形状を示しており、図(a)は正面図、図(b)は斜
視図である。
【図29】第2実施例におけるスライドプレートとコン
タクトピンとの関係を示す説明図である。
タクトピンとの関係を示す説明図である。
【図30】第2実施例において、スライドプレートによ
ってコンタクトピンが撓まされた状態を示す説明図であ
る。
ってコンタクトピンが撓まされた状態を示す説明図であ
る。
1 本体 1a,1d,1e,2a,5d,7b フック部 1b,1c,5c 穴 1f,1g,2b ピン 1h,1i,2d,3a,3b,3d,5b,7e,1
6a 孔 2 ロケートボード 2c 脚部 3,16 スライドプレート 3c,7d 軸部 3e 突出部 3f 段部 4 基準ピン 5 上プレート 5a ガイド 6,8 コイルバネ 7 カバー 7a 開口 7c スリット 9 スライドバー 9a,16b 押動部 10 圧入ピン 11 シャフト 12 スライドサポート 12a,13a 基部 12b 凹部 13,15 コンタクトピン 13b,15a 接続端子 13c,13d,15d,15e,15f,15g,1
6c 斜面部 13e,15b,15c 接点部 13e1 溝 13e2 矩形面 13e3 角部 14 止め輪
6a 孔 2 ロケートボード 2c 脚部 3,16 スライドプレート 3c,7d 軸部 3e 突出部 3f 段部 4 基準ピン 5 上プレート 5a ガイド 6,8 コイルバネ 7 カバー 7a 開口 7c スリット 9 スライドバー 9a,16b 押動部 10 圧入ピン 11 シャフト 12 スライドサポート 12a,13a 基部 12b 凹部 13,15 コンタクトピン 13b,15a 接続端子 13c,13d,15d,15e,15f,15g,1
6c 斜面部 13e,15b,15c 接点部 13e1 溝 13e2 矩形面 13e3 角部 14 止め輪
Claims (5)
- 【請求項1】 IC本体の下部に接続端子を配列したI
C部品を載置するためにソケット本体に一体化されてい
る載置手段と、前記ソケット本体に取り付けられており
前記載置手段の上方位置において前記IC部品の装脱時
に往復作動を行うカバー部材と、前記載置手段の下方位
置において前記接続端子に対応させて前記本体に一体的
に配列されており弾性変形によって先端に形成された接
点部が互いに直交する第1及び第2の水平方向へ移動可
能なコンタクトピンと、前記ソケット本体に前記カバー
部材の往復動に連動して前記載置手段の下方位置で上下
動可能に取り付けられていると共に前記各コンタクトピ
ンを夫々貫通させる孔を配列しており該各孔位置毎に前
記コンタクトピンの弾性変形を可能にする第1作用部と
第2作用部とが形成されているスライド部材とを備え、
前記IC部品の装填時に、前記スライド部材の上下いず
れか一方の移動によって、順次、前記第1作用部が前記
接点部に前記第1水平方向への移動を可能にさせ、前記
第2作用部が前記接点部に前記第2水平方向への移動を
可能にさせるようにしたことを特徴とするICソケッ
ト。 - 【請求項2】 前記IC部品の装填時において、少なく
とも前記第2作用部は前記コンタクトピンの弾性に抗し
て前記接点部を前記第2水平方向へ移動させるようにし
たことを特徴とする請求項1に記載のICソケット。 - 【請求項3】 前記第1作用部と第2作用部とは、前記
スライド部材に配列された前記孔の内壁面又はその延長
面に位相を90°ずらせて形成されていることを特徴と
する請求項1又は2に記載のICソケット。 - 【請求項4】 前記接点部は二股に形成され、また前記
第1作用部と第2作用部とは前記スライド部材に配列さ
れた前記孔の内壁面又はその延長面に略同一位相位置に
形成され、前記第1作用部は前記接点部の弾性に抗して
該二股を広げ得るようにしたことを特徴とする請求項1
又は2に記載のICソケット。 - 【請求項5】 前記カバー部材は、前記IC部品を挿入
し前記載置手段に載置できるようにするための開口を有
しており、前記ソケット本体に対して上下動可能に取り
付けられていることを特徴とする請求項1乃至4の何れ
かに記載のICソケット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07400995A JP3550786B2 (ja) | 1995-03-30 | 1995-03-30 | Icソケット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07400995A JP3550786B2 (ja) | 1995-03-30 | 1995-03-30 | Icソケット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08273777A true JPH08273777A (ja) | 1996-10-18 |
| JP3550786B2 JP3550786B2 (ja) | 2004-08-04 |
Family
ID=13534664
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP07400995A Expired - Fee Related JP3550786B2 (ja) | 1995-03-30 | 1995-03-30 | Icソケット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3550786B2 (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003323956A (ja) * | 2002-05-02 | 2003-11-14 | Enplas Corp | 電気部品用ソケット |
| WO2004093264A1 (ja) * | 1996-10-22 | 2004-10-28 | Fukanaga Masami | コンタクトピン及び電気的接続装置 |
| KR100487448B1 (ko) * | 2001-07-04 | 2005-05-06 | 야마이치덴키 가부시키가이샤 | 전자 부품용 소켓 |
| KR100510905B1 (ko) * | 1996-12-09 | 2005-11-11 | 텍사스 인스트루먼츠 인코포레이티드 | 소켓장치 |
| KR100719428B1 (ko) * | 1999-07-26 | 2007-05-18 | 가부시키가이샤 엔프라스 | 콘택트 핀, 콘택트 핀 조립체 및 전기 부품용 소켓 |
| KR100893132B1 (ko) * | 2005-06-30 | 2009-04-15 | 가부시키가이샤 엔프라스 | 전기 부품용 소켓 |
| US7618277B2 (en) | 2004-08-31 | 2009-11-17 | Yamaichi Electronics Co., Ltd. | Method of mounting and demounting a semiconductor device, device for mounting and demounting a semiconductor device using the same, and socket for a semiconductor device |
| US8272882B2 (en) | 2007-12-27 | 2012-09-25 | Yamaichi Electronics Co., Ltd. | Semiconductor device socket |
| CN115173102A (zh) * | 2022-06-27 | 2022-10-11 | 广州三晶电气股份有限公司 | 线缆接口加固结构、键盘以及线缆接口装配方法 |
-
1995
- 1995-03-30 JP JP07400995A patent/JP3550786B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004093264A1 (ja) * | 1996-10-22 | 2004-10-28 | Fukanaga Masami | コンタクトピン及び電気的接続装置 |
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| US7618277B2 (en) | 2004-08-31 | 2009-11-17 | Yamaichi Electronics Co., Ltd. | Method of mounting and demounting a semiconductor device, device for mounting and demounting a semiconductor device using the same, and socket for a semiconductor device |
| KR100893132B1 (ko) * | 2005-06-30 | 2009-04-15 | 가부시키가이샤 엔프라스 | 전기 부품용 소켓 |
| US8272882B2 (en) | 2007-12-27 | 2012-09-25 | Yamaichi Electronics Co., Ltd. | Semiconductor device socket |
| CN115173102A (zh) * | 2022-06-27 | 2022-10-11 | 广州三晶电气股份有限公司 | 线缆接口加固结构、键盘以及线缆接口装配方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3550786B2 (ja) | 2004-08-04 |
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