JPH08273932A - 着磁装置 - Google Patents
着磁装置Info
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- JPH08273932A JPH08273932A JP7576095A JP7576095A JPH08273932A JP H08273932 A JPH08273932 A JP H08273932A JP 7576095 A JP7576095 A JP 7576095A JP 7576095 A JP7576095 A JP 7576095A JP H08273932 A JPH08273932 A JP H08273932A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】小型化を図るとともに汎用部品を用いることで
設備費と運転費の低減を可能としながら、安全性を高め
る。 【構成】蓄電池BまたはコンデンサCからなる直流電源
と着磁対象物を収容可能とするとともに液体窒素、液体
ヘリウムまたは液体空気中に浸漬された着磁コイルMと
を備え、前記直流電源と前記着磁コイルMとを結ぶ通電
用導線にスイッチSw1が設けられている。
設備費と運転費の低減を可能としながら、安全性を高め
る。 【構成】蓄電池BまたはコンデンサCからなる直流電源
と着磁対象物を収容可能とするとともに液体窒素、液体
ヘリウムまたは液体空気中に浸漬された着磁コイルMと
を備え、前記直流電源と前記着磁コイルMとを結ぶ通電
用導線にスイッチSw1が設けられている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁石材に磁性を付与す
る着磁装置であって、特に、真空バルブが内蔵する磁石
材に磁性を付与する着磁装置に関する。
る着磁装置であって、特に、真空バルブが内蔵する磁石
材に磁性を付与する着磁装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、真空バルブにおいては、図10に
示すように可動電極ロッド01および固定電極ロッド0
2にはそれぞれ電極03、04が備えられ、その内側に
磁石05、06が内蔵されている。この磁石は、サマリ
ウムコバルト系の希土類磁石材からなるもので、定格電
流600Aの真空バルブではこの磁石によって開極空間
の電極軸方向にほぼ1000〜3000ガウス程度の静
磁場を形成させているのが通例である。この磁石05、
06は、通電中の真空バルブが開かれたときに生じるア
ークを磁力線内に取り込みながらピンチ効果によるアー
クの集中を妨げることにより、電極03、04表面の局
部的熱損傷を防止する重要な機能を持っているのであ
る。
示すように可動電極ロッド01および固定電極ロッド0
2にはそれぞれ電極03、04が備えられ、その内側に
磁石05、06が内蔵されている。この磁石は、サマリ
ウムコバルト系の希土類磁石材からなるもので、定格電
流600Aの真空バルブではこの磁石によって開極空間
の電極軸方向にほぼ1000〜3000ガウス程度の静
磁場を形成させているのが通例である。この磁石05、
06は、通電中の真空バルブが開かれたときに生じるア
ークを磁力線内に取り込みながらピンチ効果によるアー
クの集中を妨げることにより、電極03、04表面の局
部的熱損傷を防止する重要な機能を持っているのであ
る。
【0003】ところで、この磁石05、06は、予め磁
力を付与しておき、真空バルブの組立て時に組み込むこ
とができないものである。その理由は、真空バルブは組
立て後に、内部を真空にするため約800℃前後に加熱
して真空引き処理が行われる。その温度は、真空バルブ
の構成部材が保有するガス成分を放出させて、長期に高
い真空度を維持させるために必要なものであるが、一方
この加熱温度は磁石が磁力を失うキュリー点を超えてい
るので、当初の磁力が全く失われてしまうからである。
そのため、この磁石05、06には、上記の真空処理後
に外部から磁力を付与する着磁操作を行うことが必要で
あった。
力を付与しておき、真空バルブの組立て時に組み込むこ
とができないものである。その理由は、真空バルブは組
立て後に、内部を真空にするため約800℃前後に加熱
して真空引き処理が行われる。その温度は、真空バルブ
の構成部材が保有するガス成分を放出させて、長期に高
い真空度を維持させるために必要なものであるが、一方
この加熱温度は磁石が磁力を失うキュリー点を超えてい
るので、当初の磁力が全く失われてしまうからである。
そのため、この磁石05、06には、上記の真空処理後
に外部から磁力を付与する着磁操作を行うことが必要で
あった。
【0004】磁石材の着磁の原理そのものは、対象磁石
材に対して磁化させたい方向に設定磁化率に対応した磁
石材質とその形状寸法と設定磁化方向によって決定する
十分な強度の静的磁界を磁石材中の誘導電流が消滅し、
加えた磁界が磁石材の内部全体に行き渡るまでの時間加
えることで、設定磁化率以上の着磁を達成できる。そし
てこのような目的のためにビッター型電磁石がある。と
ころが、本発明の着磁対象の一例である長さ方向に異方
性を持たせたSmCo、2−17系の直径21mm×長
さ4.6mm程度の真空バルブに内蔵の磁石材を磁化容
易軸である長さ方向に沿ってほぼ100%の磁化率で着
磁させるに必要な磁界として25キロエルステッド以上
の静的磁界を発生させるには、常温着磁コイル型のビッ
ター型電磁石によると、少なくとも重量が23トン、本
体体積が直径1820mm×長さ1640mmに達する
極めて大型でかつ高価格のものとなるうえ、AC3相2
00kVA以上の変圧所の建設、およびAC3相220
VをDC出力150kWに変換する設備費などが極めて
高額に必要となる。さらに、着磁操作に当たっては、真
空バルブ1個当り約5×106 ジュールの膨大なエネル
ギーを数秒間で消費することになり、AC電源を共用し
ている他の設備に一時的な電力供給障害が発生するから
運転操作が制限されるなどの問題もあった。これを解決
するには独立した発電設備を建設しなければならないの
で、経済的問題が極めて重要であった。
材に対して磁化させたい方向に設定磁化率に対応した磁
石材質とその形状寸法と設定磁化方向によって決定する
十分な強度の静的磁界を磁石材中の誘導電流が消滅し、
加えた磁界が磁石材の内部全体に行き渡るまでの時間加
えることで、設定磁化率以上の着磁を達成できる。そし
てこのような目的のためにビッター型電磁石がある。と
ころが、本発明の着磁対象の一例である長さ方向に異方
性を持たせたSmCo、2−17系の直径21mm×長
さ4.6mm程度の真空バルブに内蔵の磁石材を磁化容
易軸である長さ方向に沿ってほぼ100%の磁化率で着
磁させるに必要な磁界として25キロエルステッド以上
の静的磁界を発生させるには、常温着磁コイル型のビッ
ター型電磁石によると、少なくとも重量が23トン、本
体体積が直径1820mm×長さ1640mmに達する
極めて大型でかつ高価格のものとなるうえ、AC3相2
00kVA以上の変圧所の建設、およびAC3相220
VをDC出力150kWに変換する設備費などが極めて
高額に必要となる。さらに、着磁操作に当たっては、真
空バルブ1個当り約5×106 ジュールの膨大なエネル
ギーを数秒間で消費することになり、AC電源を共用し
ている他の設備に一時的な電力供給障害が発生するから
運転操作が制限されるなどの問題もあった。これを解決
するには独立した発電設備を建設しなければならないの
で、経済的問題が極めて重要であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
点を解決するためになされたものであり、小型化を図る
とともに汎用部品を用いることで設備費と運転費の低減
を可能としながら、安全性を高めた着磁装置を提供す
る。
点を解決するためになされたものであり、小型化を図る
とともに汎用部品を用いることで設備費と運転費の低減
を可能としながら、安全性を高めた着磁装置を提供す
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の問題は、次に記載
の着磁装置により解決することができる。請求項1に記
載された通りの、蓄電池またはコンデンサからなる直流
電源と着磁対象物を収容可能とするとともに液体窒素、
液体ヘリウムまたは液体空気中に浸漬された着磁コイル
とを備え、前記直流電源と前記着磁コイルとを結ぶ通電
用導線にスイッチが設けられていることを特徴とする着
磁装置。また、請求項2に記載された通りの、電解コン
デンサからなる直流電源と着磁対象物を収容可能とする
とともに液体窒素、液体ヘリウムまたは液体空気中に浸
漬された着磁コイルとを備え、前記直流電源と前記着磁
コイルとを結ぶ通電用導線にスイッチが設けられている
とともに、整流素子がカソード側をプラス側通電用導線
に、アノード側をマイナス側通電用導線に連結して並列
に設けられていることを特徴とする着磁装置によっても
解決することができる。さらに、請求項3に記載された
通りの、前記スイッチが閉極後時間制御されて開極され
る真空バルブである請求項2に記載の着磁装置によって
も解決することができる。また、請求項4に記載された
通りの、前記直流電源と前記整流素子との間に着磁電流
に対して直列順方向に配設した整流素子を備えた請求項
2に記載の着磁装置によっても解決することができる。
の着磁装置により解決することができる。請求項1に記
載された通りの、蓄電池またはコンデンサからなる直流
電源と着磁対象物を収容可能とするとともに液体窒素、
液体ヘリウムまたは液体空気中に浸漬された着磁コイル
とを備え、前記直流電源と前記着磁コイルとを結ぶ通電
用導線にスイッチが設けられていることを特徴とする着
磁装置。また、請求項2に記載された通りの、電解コン
デンサからなる直流電源と着磁対象物を収容可能とする
とともに液体窒素、液体ヘリウムまたは液体空気中に浸
漬された着磁コイルとを備え、前記直流電源と前記着磁
コイルとを結ぶ通電用導線にスイッチが設けられている
とともに、整流素子がカソード側をプラス側通電用導線
に、アノード側をマイナス側通電用導線に連結して並列
に設けられていることを特徴とする着磁装置によっても
解決することができる。さらに、請求項3に記載された
通りの、前記スイッチが閉極後時間制御されて開極され
る真空バルブである請求項2に記載の着磁装置によって
も解決することができる。また、請求項4に記載された
通りの、前記直流電源と前記整流素子との間に着磁電流
に対して直列順方向に配設した整流素子を備えた請求項
2に記載の着磁装置によっても解決することができる。
【0007】
【作用】本発明の請求項1の発明では、着磁コイルを液
体窒素等により冷却するとともに、自動車用バッテリの
ような汎用部品または汎用のコンデンサを電源として利
用しているので、装置全体の小型化が可能となり、また
設備費を大幅に節減できるようになった。また、請求項
2の発明では、整流素子がカソード側をプラス側通電用
導線に、アノード側をマイナス側通電用導線に連結して
並列に設けられているので、汎用の電解コンデンサを直
流電源とした場合でも、着磁電流が振動性の過渡現象を
起こさないから、電源をさらに大幅に小型化することが
できる。また、請求項3の発明では、前記スイッチが閉
極後時間制御されて開極されるので、発生するアークの
電圧降下により、整流素子の順方向に残留する電圧によ
る逆充電が全く発生しない。さらに、請求項4の発明で
は、電源コンデンサと前記整流素子との間に着磁電流に
対して直列順方向に整流素子を配設しているので、上記
の残留電圧による逆充電は全く発生しないうえ、接点消
耗がなく、スイッチを閉極したままの状態で着磁を行う
ことができる。
体窒素等により冷却するとともに、自動車用バッテリの
ような汎用部品または汎用のコンデンサを電源として利
用しているので、装置全体の小型化が可能となり、また
設備費を大幅に節減できるようになった。また、請求項
2の発明では、整流素子がカソード側をプラス側通電用
導線に、アノード側をマイナス側通電用導線に連結して
並列に設けられているので、汎用の電解コンデンサを直
流電源とした場合でも、着磁電流が振動性の過渡現象を
起こさないから、電源をさらに大幅に小型化することが
できる。また、請求項3の発明では、前記スイッチが閉
極後時間制御されて開極されるので、発生するアークの
電圧降下により、整流素子の順方向に残留する電圧によ
る逆充電が全く発生しない。さらに、請求項4の発明で
は、電源コンデンサと前記整流素子との間に着磁電流に
対して直列順方向に整流素子を配設しているので、上記
の残留電圧による逆充電は全く発生しないうえ、接点消
耗がなく、スイッチを閉極したままの状態で着磁を行う
ことができる。
【0008】
【実施例】次に、図1から図9に示す実施例に基づい
て、本発明を詳細に説明する。 (実施例1)先ず図1は、直流電源として蓄電池Bを用
いて、着磁対象物を収容可能とするとともに液体窒素中
に浸漬された着磁コイルMとスイッチSw1とを備えて
いる着磁装置の回路例を示す。着磁コイルMは、着磁対
象物としての定格電流600Aの真空バルブが収容され
得る収容空間として直径100mm×高さ180mmの
大きさを持つもので、直径2.6mmの純銅導線総巻数
1800回からなるコイルであり、かつ起磁力を着磁空
間に集中させるための継鉄を配置し、インダクタンスL
と電気抵抗Rをもって表示されている。この着磁コイル
Mは、例えば図11に示すように液体窒素中に浸漬して
冷却され、77Kの温度に保持されるのであるが、この
場合、R=0.5Ω(0℃では3.41Ωに相当)、L
=0.45Hに設定され、少なくとも200A以上の直
流電流を連続して1秒間以上通電することにより少なく
とも25キロエルステッドの静磁界を発生させて、着磁
対象物を磁化率100%つまり飽和的な着磁をさせるこ
とができる。
て、本発明を詳細に説明する。 (実施例1)先ず図1は、直流電源として蓄電池Bを用
いて、着磁対象物を収容可能とするとともに液体窒素中
に浸漬された着磁コイルMとスイッチSw1とを備えて
いる着磁装置の回路例を示す。着磁コイルMは、着磁対
象物としての定格電流600Aの真空バルブが収容され
得る収容空間として直径100mm×高さ180mmの
大きさを持つもので、直径2.6mmの純銅導線総巻数
1800回からなるコイルであり、かつ起磁力を着磁空
間に集中させるための継鉄を配置し、インダクタンスL
と電気抵抗Rをもって表示されている。この着磁コイル
Mは、例えば図11に示すように液体窒素中に浸漬して
冷却され、77Kの温度に保持されるのであるが、この
場合、R=0.5Ω(0℃では3.41Ωに相当)、L
=0.45Hに設定され、少なくとも200A以上の直
流電流を連続して1秒間以上通電することにより少なく
とも25キロエルステッドの静磁界を発生させて、着磁
対象物を磁化率100%つまり飽和的な着磁をさせるこ
とができる。
【0009】直流電源としての蓄電池Bは、前記の着磁
コイルMに200Aの電流を少なくとも1秒間通電する
ことが可能なように準備されるもので、この場合には、
定格12Vの自動車用バッテリ(例えば、ユアサアバッ
テリEX40B20L)を10個直列に連結し、それを
4組並列に連結した合計40個のバッテリを準備した。
このような蓄電池Bと前記着磁コイルMがスイッチSw
1と電流計Aを介して通電用導線によって連結されてい
る。
コイルMに200Aの電流を少なくとも1秒間通電する
ことが可能なように準備されるもので、この場合には、
定格12Vの自動車用バッテリ(例えば、ユアサアバッ
テリEX40B20L)を10個直列に連結し、それを
4組並列に連結した合計40個のバッテリを準備した。
このような蓄電池Bと前記着磁コイルMがスイッチSw
1と電流計Aを介して通電用導線によって連結されてい
る。
【0010】次に、上記の着磁装置の作動状況を説明す
る。スイッチSw1を閉極すると、通電用導線に流れる
電流aは図2に示すように、時間とともに増大し4秒後
には200Aを超えるが、その後はコイルやバッテリー
の抵抗の一時的増加で電流aaのように減衰するのであ
る。この場合、着磁コイルMには少なくとも200Aの
電流が1秒間以上通電されるので、25キロエルステッ
ドの静磁界が発生して着磁対象物を飽和着磁させること
ができる。ところが、スイッチSw1を閉極した状態に
しておくと、蓄電池Bは過放電状態となるのでその寿命
が極めて短くなる。そこで、それを防止するためには、
着磁が完了した段階でスイッチSw1を開極することに
より電流を絶つ必要がある。しかし、200A以上の直
流大電流を絶つと強烈な続流アークが発生するので、耐
熱性容器にスイッチSw1収容しておき外部から操作で
きるようにしておくことが必要がある。着磁が完了した
段階でスイッチSw1を開極した場合の電流の挙動を電
流abに示す。
る。スイッチSw1を閉極すると、通電用導線に流れる
電流aは図2に示すように、時間とともに増大し4秒後
には200Aを超えるが、その後はコイルやバッテリー
の抵抗の一時的増加で電流aaのように減衰するのであ
る。この場合、着磁コイルMには少なくとも200Aの
電流が1秒間以上通電されるので、25キロエルステッ
ドの静磁界が発生して着磁対象物を飽和着磁させること
ができる。ところが、スイッチSw1を閉極した状態に
しておくと、蓄電池Bは過放電状態となるのでその寿命
が極めて短くなる。そこで、それを防止するためには、
着磁が完了した段階でスイッチSw1を開極することに
より電流を絶つ必要がある。しかし、200A以上の直
流大電流を絶つと強烈な続流アークが発生するので、耐
熱性容器にスイッチSw1収容しておき外部から操作で
きるようにしておくことが必要がある。着磁が完了した
段階でスイッチSw1を開極した場合の電流の挙動を電
流abに示す。
【0011】この実施例によれば、着磁コイルMを液体
窒素により冷却するとともに、自動車用バッテリのよう
な汎用部品を利用しているので、装置全体の小型化が可
能となり、また設備費を節減できるようになった。例え
ば、着磁コイルMを常温ビッター型電磁石と比較する
と、所要体積が1820φ×1640から620φ×5
00Hの約1/30に、また所要重量が23400kg
から150kgと約1/150に小型化されるのであ
る。さらにこの常温ビッター型電磁石の場合には、電気
抵抗Rは低く設定できないので、自動車用バッテリを使
用しようとすると、例えば20個直列を16組並列した
膨大な電源を必要としたが、この実施例ではその約1/
8に小型化されるのであって、これらを総合すると設備
費は1/100に節減可能となったのである。この実施
例の液体窒素に代えて液体ヘリウムまたは液体空気を用
いて着磁コイルを冷却してもよい。
窒素により冷却するとともに、自動車用バッテリのよう
な汎用部品を利用しているので、装置全体の小型化が可
能となり、また設備費を節減できるようになった。例え
ば、着磁コイルMを常温ビッター型電磁石と比較する
と、所要体積が1820φ×1640から620φ×5
00Hの約1/30に、また所要重量が23400kg
から150kgと約1/150に小型化されるのであ
る。さらにこの常温ビッター型電磁石の場合には、電気
抵抗Rは低く設定できないので、自動車用バッテリを使
用しようとすると、例えば20個直列を16組並列した
膨大な電源を必要としたが、この実施例ではその約1/
8に小型化されるのであって、これらを総合すると設備
費は1/100に節減可能となったのである。この実施
例の液体窒素に代えて液体ヘリウムまたは液体空気を用
いて着磁コイルを冷却してもよい。
【0012】(実施例2)図3において、放電電流20
0A以上を継続して1秒間以上維持することが可能な静
電容量を有するコンデンサCからなる直流電源と着磁対
象物(図示せず)を収容可能とするとともに液体窒素
(図示せず)着磁コイルMとを結ぶ通電用導線にスイッ
チSw1が設けられている実施例を示す。なお、着磁コ
イルMは実施例1の場合と同様に設定されており、コン
デンサCには、所要の電圧の交流電源Sから整流素子D
0 により整流された電流がスイッチSw2を経て充電可
能に設けられている。
0A以上を継続して1秒間以上維持することが可能な静
電容量を有するコンデンサCからなる直流電源と着磁対
象物(図示せず)を収容可能とするとともに液体窒素
(図示せず)着磁コイルMとを結ぶ通電用導線にスイッ
チSw1が設けられている実施例を示す。なお、着磁コ
イルMは実施例1の場合と同様に設定されており、コン
デンサCには、所要の電圧の交流電源Sから整流素子D
0 により整流された電流がスイッチSw2を経て充電可
能に設けられている。
【0013】次に、上記の着磁装置の作動状況を説明す
る。スイッチSw1を開極し、スイッチSw2を閉極
し、コンデンサCを交流電源Sによって充電する。この
場合の充電電圧は、後記のようにコンデンサCの性質、
状態により適宜に設定されるのである。充電完了後、ス
イッチSw2を開極しスイッチSw1を閉極すると、少
なくとも200Aの放電電流が着磁コイルMを1秒間以
上通電するので、25キロエルステッドの静磁界が発生
して着磁対象物を飽和着磁させることができる。しか
も、スイッチSw1を閉極した状態にしておいても、実
施例1の場合のように蓄電池Bを損傷することがないも
のである。
る。スイッチSw1を開極し、スイッチSw2を閉極
し、コンデンサCを交流電源Sによって充電する。この
場合の充電電圧は、後記のようにコンデンサCの性質、
状態により適宜に設定されるのである。充電完了後、ス
イッチSw2を開極しスイッチSw1を閉極すると、少
なくとも200Aの放電電流が着磁コイルMを1秒間以
上通電するので、25キロエルステッドの静磁界が発生
して着磁対象物を飽和着磁させることができる。しか
も、スイッチSw1を閉極した状態にしておいても、実
施例1の場合のように蓄電池Bを損傷することがないも
のである。
【0014】さらに、使用するコンデンサの性質により
放電電流の挙動やコンデンサ自体に及ぼす影響等が異な
るので、その点を説明する。先ず、松下電器産業(株)
製表品名ゴールドキャパシタのような電気二重層タイプ
のコンデンサをこの実施例に応用するには、常用耐電圧
2V、静電容量470F(内部抵抗6mΩ)または常用
耐電圧2V、静電容量1500F(内部抵抗2mΩ)の
コンデンサユニットを組み合わせることで具体化するこ
とができる。図4は、この場合の時間−電流特性を示す
ものであり、1個470Fを400個直列にして合成容
量1.175Fのときは電流a1 、1個470Fを22
0個直列にし、それを2組並列にして合成容量4.27
3Fのときは電流a2 、1個1500Fを90個直列に
して合成容量16.67Fのときは電流a3 のようにい
ずれも少なくとも200Aの電流が連続して1秒間以上
維持されるのである。なお、この場合、充電電圧はいず
れも各コンデンサユニットについて2Vに設定したもの
で、コンデンサの初期充電エネルギはそれぞれ376k
J、414kJおよび270kJである。ところで、コ
イルL、抵抗R、コンデンサCからなる回路では、電流
の挙動は、過渡現象として、C<4L/R2 の場合には
振動性減衰、C>4L/R2 の場合には非振動性減衰を
示すことが知られているが、上記の場合はコンデンサの
合成内部抵抗の効果も関与していずれも非振動性減衰の
条件を満足しているので、後記の電解コンデンサの場合
のような振動性減衰により生じる問題のおそれがないか
ら好ましい。
放電電流の挙動やコンデンサ自体に及ぼす影響等が異な
るので、その点を説明する。先ず、松下電器産業(株)
製表品名ゴールドキャパシタのような電気二重層タイプ
のコンデンサをこの実施例に応用するには、常用耐電圧
2V、静電容量470F(内部抵抗6mΩ)または常用
耐電圧2V、静電容量1500F(内部抵抗2mΩ)の
コンデンサユニットを組み合わせることで具体化するこ
とができる。図4は、この場合の時間−電流特性を示す
ものであり、1個470Fを400個直列にして合成容
量1.175Fのときは電流a1 、1個470Fを22
0個直列にし、それを2組並列にして合成容量4.27
3Fのときは電流a2 、1個1500Fを90個直列に
して合成容量16.67Fのときは電流a3 のようにい
ずれも少なくとも200Aの電流が連続して1秒間以上
維持されるのである。なお、この場合、充電電圧はいず
れも各コンデンサユニットについて2Vに設定したもの
で、コンデンサの初期充電エネルギはそれぞれ376k
J、414kJおよび270kJである。ところで、コ
イルL、抵抗R、コンデンサCからなる回路では、電流
の挙動は、過渡現象として、C<4L/R2 の場合には
振動性減衰、C>4L/R2 の場合には非振動性減衰を
示すことが知られているが、上記の場合はコンデンサの
合成内部抵抗の効果も関与していずれも非振動性減衰の
条件を満足しているので、後記の電解コンデンサの場合
のような振動性減衰により生じる問題のおそれがないか
ら好ましい。
【0015】次に、上記電気二重層タイプのコンデンサ
より大幅に充電エネルギー当りのコストが低廉であるア
ルミニウム電解コンデンサをこの実施例に応用すること
ができる。例えば図5はこの場合の図3のSw1閉を起
点とした時間に対する電流とコンデンサの電圧の推移を
示すものであり、1個15000μFを480個並列に
して合成容量7.2Fとし、ほぼ臨界条件(C=4L/
R2 )とした場合で、200A以上の電流を連続して1
秒間流すに要するコンデンサの初期充電電圧は142
V、その充電エネルギは72.6kJとなる。この場
合、コンデンサが逆方向に充電されたり、電流の向きが
変わることがなく十分な着磁ができる。ところが図3の
回路では静電容量を7.2F未満とすると振動減衰条件
(C<4L/R2 )となってコンデンサが逆方向に充電
されてパンクしたり、電流の向きが変わって十分な磁化
率が得られない。その理由はコンデンサが逆方向に充電
され始める以前の時点でコイルに流れる電流を遮断する
ことは、コイルのインダクタンスによる逆起電力が過大
となって極めて困難なためである。このような振動条件
であっても、ペーパーコンデンサやオイルコンデンサの
ように使用上の充電電圧に極性条件が付かないコンデン
サを用い、かつ通電後初回に訪れる電流零点直前でSw
1で電流を遮断し、逆向きの電流を防ぐことは可能なの
で、この場合十分な着磁ができる。しかしこの種のコン
デンサは同一充電エネルギー当りの設備コストは電解コ
ンデンサに比べると格段に高くなることと、Sw1のア
ーク損耗が著しくなることを避けられないという問題が
ある。
より大幅に充電エネルギー当りのコストが低廉であるア
ルミニウム電解コンデンサをこの実施例に応用すること
ができる。例えば図5はこの場合の図3のSw1閉を起
点とした時間に対する電流とコンデンサの電圧の推移を
示すものであり、1個15000μFを480個並列に
して合成容量7.2Fとし、ほぼ臨界条件(C=4L/
R2 )とした場合で、200A以上の電流を連続して1
秒間流すに要するコンデンサの初期充電電圧は142
V、その充電エネルギは72.6kJとなる。この場
合、コンデンサが逆方向に充電されたり、電流の向きが
変わることがなく十分な着磁ができる。ところが図3の
回路では静電容量を7.2F未満とすると振動減衰条件
(C<4L/R2 )となってコンデンサが逆方向に充電
されてパンクしたり、電流の向きが変わって十分な磁化
率が得られない。その理由はコンデンサが逆方向に充電
され始める以前の時点でコイルに流れる電流を遮断する
ことは、コイルのインダクタンスによる逆起電力が過大
となって極めて困難なためである。このような振動条件
であっても、ペーパーコンデンサやオイルコンデンサの
ように使用上の充電電圧に極性条件が付かないコンデン
サを用い、かつ通電後初回に訪れる電流零点直前でSw
1で電流を遮断し、逆向きの電流を防ぐことは可能なの
で、この場合十分な着磁ができる。しかしこの種のコン
デンサは同一充電エネルギー当りの設備コストは電解コ
ンデンサに比べると格段に高くなることと、Sw1のア
ーク損耗が著しくなることを避けられないという問題が
ある。
【0016】以上説明したように、この実施例2におい
ては、実施例1の場合と同様に着磁装置を小型に構成す
ることできるとともに、汎用のコンデンサを用いること
により設備費用を節減可能とする。また、蓄電池のよう
な消耗部材を用いないので、そのメンテナンス費用も大
幅に節減可能となるものである。
ては、実施例1の場合と同様に着磁装置を小型に構成す
ることできるとともに、汎用のコンデンサを用いること
により設備費用を節減可能とする。また、蓄電池のよう
な消耗部材を用いないので、そのメンテナンス費用も大
幅に節減可能となるものである。
【0017】(実施例3)図6において、実施例3とし
て、電解コンデンサCからなる直流電源と実施例1およ
び2と同様な着磁コイルMとスイッチSw1を設けると
ともに、整流素子D1 がカソード側をプラス側通電用導
線に、アノード側をマイナス側通電用導線に連結して並
列に設けられている着磁装置を示す。この場合の電解コ
ンデンサCとしては、振動性減衰条件を与えるため実施
例2において問題点を指摘した1個15000μFを6
0個並列にした合成容量0.9Fのものである。このよ
うな電解コンデンサCを387Vに充電し、スイッチS
w1を閉極した場合の電流・電圧/時間特性を図7に示
す。この場合のコンデンサ初期充電エネルギは67.2
kJである。放電電流cは時間とともに立ち上がり、整
流素子D1 が設けられていないときには点線で示される
電流cdのように低下しながら振動性の挙動を現すので
あるが、この実施例では整流素子D1 がカソード側をプ
ラス側通電用導線に、アノード側をマイナス側通電用導
線に連結して並列に設けられているので、振動性の挙動
を現すことなく、電流ccのように順方向において減衰
することになるのである。
て、電解コンデンサCからなる直流電源と実施例1およ
び2と同様な着磁コイルMとスイッチSw1を設けると
ともに、整流素子D1 がカソード側をプラス側通電用導
線に、アノード側をマイナス側通電用導線に連結して並
列に設けられている着磁装置を示す。この場合の電解コ
ンデンサCとしては、振動性減衰条件を与えるため実施
例2において問題点を指摘した1個15000μFを6
0個並列にした合成容量0.9Fのものである。このよ
うな電解コンデンサCを387Vに充電し、スイッチS
w1を閉極した場合の電流・電圧/時間特性を図7に示
す。この場合のコンデンサ初期充電エネルギは67.2
kJである。放電電流cは時間とともに立ち上がり、整
流素子D1 が設けられていないときには点線で示される
電流cdのように低下しながら振動性の挙動を現すので
あるが、この実施例では整流素子D1 がカソード側をプ
ラス側通電用導線に、アノード側をマイナス側通電用導
線に連結して並列に設けられているので、振動性の挙動
を現すことなく、電流ccのように順方向において減衰
することになるのである。
【0018】この実施例3においては、以上説明したよ
うに、実施例2のように非振動性の電解コンデンサの組
み合わせ、例えば1個15000μF(常用耐電圧35
0V)を480個並列にしたものを用いなくとも、1個
15000μFを60個並列にしただけのもの、すなわ
ち1/8に小型化したもので、少なくとも200Aの非
振動性の着磁電流が得られるのである。この場合の着磁
コイルMの両端の電圧/時間特性を電圧eに示す。整流
素子D1 がないときは、点線で示す電圧efのように振
動性を現すが、この実施例のときには電圧eeのように
ほぼ0に近い値に低下するのである。この値はD1 の順
方向電圧降下値で通常1V程度であり、この電圧値だけ
コンデンサは逆充電されるが、アルミ電解コンデンサに
はこの程度の逆充電に耐えるものがある。
うに、実施例2のように非振動性の電解コンデンサの組
み合わせ、例えば1個15000μF(常用耐電圧35
0V)を480個並列にしたものを用いなくとも、1個
15000μFを60個並列にしただけのもの、すなわ
ち1/8に小型化したもので、少なくとも200Aの非
振動性の着磁電流が得られるのである。この場合の着磁
コイルMの両端の電圧/時間特性を電圧eに示す。整流
素子D1 がないときは、点線で示す電圧efのように振
動性を現すが、この実施例のときには電圧eeのように
ほぼ0に近い値に低下するのである。この値はD1 の順
方向電圧降下値で通常1V程度であり、この電圧値だけ
コンデンサは逆充電されるが、アルミ電解コンデンサに
はこの程度の逆充電に耐えるものがある。
【0019】(実施例4)さらに、実施例3においては
着磁操作後の整流素子D1 の順方向の残留電圧ΔVは約
1V程度のものであるが、これによる電解コンデンサの
逆充電は0としておくのが好ましい。そこでこの残留電
圧ΔVによる逆充電効果を解消すべく改良されたのが、
図8に示す実施例4である。それには、実施例3におけ
るスイッチSw1に開閉極可能に時間制御されるスイッ
チSw3として真空バルブを用いて具体化することがで
きる。コンデンサCは整流素子D1 の順方向電圧を上限
とした電圧によって逆充電されるが、この実施例では、
スイッチSw3を適宜な時期に、例えばD1 に電流が流
れ始める直前のような時期に開極することができるの
で、スイッチSw3におけるアークの電圧降下のため、
残留電圧ΔVによる逆充電は全く発生しないのである。
着磁操作後の整流素子D1 の順方向の残留電圧ΔVは約
1V程度のものであるが、これによる電解コンデンサの
逆充電は0としておくのが好ましい。そこでこの残留電
圧ΔVによる逆充電効果を解消すべく改良されたのが、
図8に示す実施例4である。それには、実施例3におけ
るスイッチSw1に開閉極可能に時間制御されるスイッ
チSw3として真空バルブを用いて具体化することがで
きる。コンデンサCは整流素子D1 の順方向電圧を上限
とした電圧によって逆充電されるが、この実施例では、
スイッチSw3を適宜な時期に、例えばD1 に電流が流
れ始める直前のような時期に開極することができるの
で、スイッチSw3におけるアークの電圧降下のため、
残留電圧ΔVによる逆充電は全く発生しないのである。
【0020】(実施例5)また、実施例4の目的と同様
に残留電圧ΔVを解消すべく改良されたのが、図9に示
す実施例5であり、これは実施例4とは異なり、前記コ
ンデンサCと前記整流素子D1 との間に着磁電流に対し
て直列順方向に新たな整流素子D2 を配設することで具
体化したものである。そして、この実施例5によれば、
付加された整流素子D2 による順方向の電圧降下値を前
記整流素子D1 の順方向電圧降下値より大としておけ
ば、残留電圧ΔVによる逆充電は全く発生しないうえ、
実施例4で使用された真空バルブのような接点消耗がな
く、スイッチSw1を閉極したままの状態で着磁を完了
させることができる利点があるのである。なお、上記の
それぞれの実施例では、定格電流600A程度の真空バ
ルブに内蔵された磁石部材を着磁する状況を基準に説明
したが、本発明はこの実施例の構成に制限されるもので
はない。コンデンサの価格はコンデンサの種類が一定の
場合はそのコンデンサに蓄えることができる最大エネル
ギー量にほぼ正比例する。上記実施例でも明らかなよう
に、非振動減衰条件よりも振動減衰条件の方が著しく着
磁に必要なコンデンサの初期充電エネルギが小さくてす
み、設備が低価格で省エネルギ型の合理的な着磁装置を
得ることになる。
に残留電圧ΔVを解消すべく改良されたのが、図9に示
す実施例5であり、これは実施例4とは異なり、前記コ
ンデンサCと前記整流素子D1 との間に着磁電流に対し
て直列順方向に新たな整流素子D2 を配設することで具
体化したものである。そして、この実施例5によれば、
付加された整流素子D2 による順方向の電圧降下値を前
記整流素子D1 の順方向電圧降下値より大としておけ
ば、残留電圧ΔVによる逆充電は全く発生しないうえ、
実施例4で使用された真空バルブのような接点消耗がな
く、スイッチSw1を閉極したままの状態で着磁を完了
させることができる利点があるのである。なお、上記の
それぞれの実施例では、定格電流600A程度の真空バ
ルブに内蔵された磁石部材を着磁する状況を基準に説明
したが、本発明はこの実施例の構成に制限されるもので
はない。コンデンサの価格はコンデンサの種類が一定の
場合はそのコンデンサに蓄えることができる最大エネル
ギー量にほぼ正比例する。上記実施例でも明らかなよう
に、非振動減衰条件よりも振動減衰条件の方が著しく着
磁に必要なコンデンサの初期充電エネルギが小さくてす
み、設備が低価格で省エネルギ型の合理的な着磁装置を
得ることになる。
【0021】
【発明の効果】本発明の着磁装置は、以上に説明したよ
うに構成されているので、着磁コイルを液体窒素などで
冷却するとともに、直流電源として汎用の蓄電池または
コンデンサを使用できるから、装置の小型化を図るとと
もに設備費と運転費の低減を可能とし、また商用電源に
は全く影響を与えないなど安全性が高い効果を奏する。
さらに、直流電源と着磁コイルの間に整流素子を設ける
場合には、直流電源として最も小型化が可能となる電解
コンデンサが利用できるようになるとともに、着磁電流
による逆充電を効果的に防止できるなどの顕著な効果を
奏する。よって本発明は従来の問題点を解消した着磁装
置として、その工業的価値極めて大なるものがある。
うに構成されているので、着磁コイルを液体窒素などで
冷却するとともに、直流電源として汎用の蓄電池または
コンデンサを使用できるから、装置の小型化を図るとと
もに設備費と運転費の低減を可能とし、また商用電源に
は全く影響を与えないなど安全性が高い効果を奏する。
さらに、直流電源と着磁コイルの間に整流素子を設ける
場合には、直流電源として最も小型化が可能となる電解
コンデンサが利用できるようになるとともに、着磁電流
による逆充電を効果的に防止できるなどの顕著な効果を
奏する。よって本発明は従来の問題点を解消した着磁装
置として、その工業的価値極めて大なるものがある。
【図1】実施例1の回路図である。
【図2】実施例1における時間−電流特性図である。
【図3】実施例2の回路図である。
【図4】実施例2における時間−電流特性である。
【図5】実施例2における電流とコンデンサの電圧の推
移を示すグラフである。
移を示すグラフである。
【図6】実施例3の回路図である。
【図7】実施例3における時間−電流特性である。
【図8】実施例4の回路図である。
【図9】実施例5の回路図である。
【図10】真空バルブを示す左半分断面図である。
【図11】着磁工程における真空バルブの配置図であ
る。
る。
B 蓄電池、C コンデンサ、D0 、D1 、D2 整流
素子、M 着磁コイル、Sw1 スイッチ、L 着磁コ
イルの相当インダクタンス、R 着磁コイルの相当電気
抵抗
素子、M 着磁コイル、Sw1 スイッチ、L 着磁コ
イルの相当インダクタンス、R 着磁コイルの相当電気
抵抗
Claims (4)
- 【請求項1】 蓄電池またはコンデンサからなる直流電
源と着磁対象物を収容可能とするとともに液体窒素、液
体ヘリウムまたは液体空気中に浸漬された着磁コイルと
を備え、前記直流電源と前記着磁コイルとを結ぶ通電用
導線にスイッチが設けられていることを特徴とする着磁
装置。 - 【請求項2】 電解コンデンサからなる直流電源と着磁
対象物を収容可能とするとともに液体窒素、液体ヘリウ
ムまたは液体空気中に浸漬された着磁コイルとを備え、
前記直流電源と前記着磁コイルとを結ぶ通電用導線にス
イッチが設けられているとともに、整流素子がカソード
側をプラス側通電用導線に、アノード側をマイナス側通
電用導線に連結して並列に設けられていることを特徴と
する着磁装置。 - 【請求項3】 前記スイッチが閉極後時間制御されて開
極される真空バルブである請求項2に記載の着磁装置。 - 【請求項4】 前記直流電源と前記整流素子との間に着
磁電流に対して直列順方向に配設した整流素子を備えた
請求項2に記載の着磁装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7576095A JPH08273932A (ja) | 1995-03-31 | 1995-03-31 | 着磁装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7576095A JPH08273932A (ja) | 1995-03-31 | 1995-03-31 | 着磁装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08273932A true JPH08273932A (ja) | 1996-10-18 |
Family
ID=13585515
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7576095A Withdrawn JPH08273932A (ja) | 1995-03-31 | 1995-03-31 | 着磁装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08273932A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001332423A (ja) * | 2000-05-18 | 2001-11-30 | Mitsubishi Electric Corp | 着磁装置 |
| JP2008084371A (ja) * | 2006-09-26 | 2008-04-10 | Nanayama Michishi | 磁気データ消去装置 |
| JP2008270274A (ja) * | 2007-04-16 | 2008-11-06 | Nippon Denji Sokki Kk | 着磁装置 |
| JP2009004022A (ja) * | 2007-06-21 | 2009-01-08 | Nanayama Michishi | 磁気データ消去装置 |
| JP2009004067A (ja) * | 2008-01-28 | 2009-01-08 | Nanayama Michishi | 磁気データ消去装置 |
| JP2010287257A (ja) * | 2009-05-12 | 2010-12-24 | Kazushige Komori | 磁気データ消去方法及び磁気データ消去装置 |
-
1995
- 1995-03-31 JP JP7576095A patent/JPH08273932A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001332423A (ja) * | 2000-05-18 | 2001-11-30 | Mitsubishi Electric Corp | 着磁装置 |
| JP2008084371A (ja) * | 2006-09-26 | 2008-04-10 | Nanayama Michishi | 磁気データ消去装置 |
| JP2008270274A (ja) * | 2007-04-16 | 2008-11-06 | Nippon Denji Sokki Kk | 着磁装置 |
| JP2009004022A (ja) * | 2007-06-21 | 2009-01-08 | Nanayama Michishi | 磁気データ消去装置 |
| JP2009004067A (ja) * | 2008-01-28 | 2009-01-08 | Nanayama Michishi | 磁気データ消去装置 |
| JP2010287257A (ja) * | 2009-05-12 | 2010-12-24 | Kazushige Komori | 磁気データ消去方法及び磁気データ消去装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020604 |