JPH08274687A - Cdma無線伝送装置およびcdma無線伝送システム - Google Patents

Cdma無線伝送装置およびcdma無線伝送システム

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JPH08274687A
JPH08274687A JP7076049A JP7604995A JPH08274687A JP H08274687 A JPH08274687 A JP H08274687A JP 7076049 A JP7076049 A JP 7076049A JP 7604995 A JP7604995 A JP 7604995A JP H08274687 A JPH08274687 A JP H08274687A
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JP
Japan
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transmission
directivity
antenna
weight
cdma
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JP7076049A
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English (en)
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Kazuyuki Miya
和 行 宮
Norihito Kinoshita
下 則 人 木
Osamu Kato
藤 修 加
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/02Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas
    • H04B7/04Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas
    • H04B7/06Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the transmitting station
    • H04B7/0613Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the transmitting station using simultaneous transmission
    • H04B7/0615Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the transmitting station using simultaneous transmission of weighted versions of same signal

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  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Radio Transmission System (AREA)
  • Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 CDMA無線伝送システムにおいて、アダプ
ティブアレーを用いて指向性を制御した送信を可能にす
る。 【構成】 直接拡散CDMAを用いて無線通信を行う伝
送装置において、複数のアンテナから構成されるアダプ
ティブアレー108と、送信データ101を拡散符号1
02により直接拡散した送信信号103の最適な指向性
を決定してウェイト制御データ105を出力する送信指
向性決定部104と、ウェイト制御データ105を基に
アダプティブアレー108における各アンテナ毎にウェ
イト付けを行うウェイト制御部106とを備え、送信信
号103の送信指向性を最適な方向に制御しながら送信
を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタルセルラ通信
等に用いられるアダプティブアレーを使用したCDMA
無線伝送装置およびCDMA無線伝送システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、アダプティブアレーは、受信信号
のSINR(Signal to Interferenceplus Noise Ratio:
信号対妨害プラス雑音) を最大化するアンテナシステ
ムとして研究開発されてきた。アダプティブアレーの原
理は、「ディジタル移動通信のための波形等化技術」
(堀越 淳監修、(株)トリケップス)によれば、複数
のアンテナで構成されるアンテナアレーにおいて、各ア
ンテナ出力に振幅・位相シフトを加えて合成するとアレ
ーの指向性が変化する。ことを利用し、ある制御アルゴ
リズムに基づいて、各アンテナ出力のウェイトを決定
し、周囲の状態の変化に適応しながら指向性を制御する
システムである。
【0003】図20にアダプティブアレーにより希望信
号の指向性を制御する装置(以下受信アダプティブアレ
ーという。)の構成を示す。複数のアンテナ素子からな
るアダプティブアレー1からの各アンテナ出力2はウェ
イト3を乗じられた後、合成されてアレー出力4とな
る。ウェイト3の制御は、合成されたアレー出力4と各
アンテナ2と希望信号に関する事前知識5の3つの情報
によってウェイト制御部6で行われる。
【0004】一方、移動体通信のセルラシステムにおい
て、基地局アンテナにアダプティブアレーを適応して、
同一チャネル干渉を低減させる方法が検討され報告され
ている。「セルラ基地局のアンテナ指向性制御による周
波数利用率の改善」(信学技報 RCS93-8)では、他セル
からの同一チャネル干渉の除去を目的として、受信信号
だけでなく送信信号においても指向性を持たせる方式が
報告されている。これは、他セルにおいて同一周波数を
使用する移動局の干渉を抑圧するために、基地局の送信
アンテナパタンを受信時のアンテナパタンを全く同一に
設定し、上り回線および下り回線共に指向性を持たせる
ものである。基地局のアンテナが送受信共用の場合、受
信時に得られたウェイトベクトルをそのまま利用するこ
とで、送信アンテナパタンを受信時のパタンと同一にす
る。
【0005】アダプティブアレーにより送信信号の指向
性を制御する(以下送信アダプティブアレーという。)
構成例を図21に示す。送信信号11は、ウェイト制御
データ12を用いてウェイト制御部13で決定されたウ
ェイト14を乗じられた後、複数のアンテナ素子からな
るアダプティブアレー15から出力される。
【0006】また、送信アダプティブアレーを用いて、
送受信にアダプティブアレーを用いた方法の構成例を図
22に示す。複数のアンテナ素子からなるアダプティブ
アレー21からの各アンテナ出力22は、受信ウェイト
23を乗じられた後、合成されてアレー出力24とな
る。受信ウェイト制御は、合成されたアレー出力24と
各アンテナ出力22と、希望信号に関する事前知識25
の3つの情報によってウェイト制御部26で行われる。
そして、送信信号27は、受信ウェイト23と同一の送
信ウェイト28を乗じられた後、共用器29を経てアダ
プティブアレー21の各アンテナから出力される。
【0007】ところで、本発明が対象とする多元アクセ
ス方式とは、同一の帯域で複数の局が同時に通信を行う
際の回線接続方式のことであり、CDMA(Code Divis
ionMultiple Access )とは、符号分割多元接続のこと
で、情報信号のスペクトルを、本来の情報帯域幅に比べ
て十分に広い帯域に拡散して伝送するスペクトル拡散通
信によって多元接続を行う技術である。スペクトル拡散
多元接続(SSMS)という場合もある。直接拡散方式
とは、拡散において拡散系列符号をそのまま情報信号に
乗じる方式である。直接拡散CDMAでは、複数の通信
が同一の周波数を共有するため受信端での干渉波(他局
の通信波)と希望波との強さを同一にする問題(遠近問
題)があり、この克服がCDMA伝送システム実現の前
提になる。遠近問題は、異なる位置にいる多数局からの
電波を同時に受信する基地局の受信で厳しくなり、この
ため移動局側では各伝送路の状態に応じた送信パワ制御
が必須のものとなっている。実際の受信信号が移動通信
特有の複雑な電波伝搬環境(マルチパス)によるフェー
ジングを伴うために、送信パワ制御を高精度に実現する
には、制御方法およびその装置も大変複雑なものにな
る。
【0008】従来、CDMAにおいて、他局間干渉の対
策としてアダプティブアレーアンテナを用いる方式が数
多く検討され報告されている。CDMAは、FDMAや
TDMAに比較して干渉に強い特長を有するが、多重局
数の増加に伴って、同期捕捉が困難になり、通信品質が
悪化し、交信できなる問題を持つ。その主な原因は、他
局に割り当てられた拡散符号間の相互相関特性に基づく
他局間干渉が十分に抑圧されないからである。したがっ
て、CDMAを用いたセルラシステムの場合、他セルは
もちろんのこと、自セルにおいても同一周波数を使用す
る他局が多数存在するため、上記他局間干渉の抑圧が実
現できると、周波数利用効率の向上が図れ、同一セル
(エリア)内の各局の通信品質の向上や、容量(多重数
または回線接続数)の増加が可能になる。
【0009】図23に受信側にアダプティブアレーアン
テナを用いたCDMA伝送の例を示す。第1の移動端末
31は、受信アダプティブアレーを備え、無指向性アン
テナを備えた第2の移動端末32と通信しているものと
する。このとき、第1の移動端末31は、指向性を制御
することにより遅延波33および34を排除し、また同
一周波数を使用する第3の移動端末35からの干渉波を
抑圧することができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のCDMAによる通信装置においては、他局間干渉の
対策としてアダプティブアレーアンテナを用いる方式
は、受信局でアンテナ指向性を制御することにより実現
する方式であり、そして、送信局のアンテナシステムに
ついての検討は不十分であった。送信局で無指向性アン
テナまたは固定的な指向性アンテナにより送信すること
は、上記送信アンテナがカバーするエリアに存在する他
局に対しては、まったく抑圧されていない干渉(他局間
干渉)を与えることになる。また、異なる場所に位置す
る受信局においても、さまざまに異なる経路を伝搬した
希望波が受信アンテナに対して色々な角度で受信される
ため、受信信号はフェージング変動をすることになる。
フェージング変動は通信品質を劣化させ、誤り制御、A
GC(Auto Gain Control) 、および送信電力制御等を用
いた対策が必要になる。直接拡散CDMAにおいて、拡
散帯域幅が周波数選択性フェージングの変動に対して十
分な帯域を持たない場合、一般に送信パワ制御は、上記
フェージング変動に対しても追従した制御が必要にな
り、高精度な送信パワ制御の実現が求められる。
【0011】本発明は、このような従来の問題点を解決
するものであり、CDMA伝送装置の送信局にアダプテ
ィブアレーを用いることで、送信アンテナの指向性を制
御して送信することにより、他局に与える干渉(他局間
干渉)を減少させ、また同時に受信局において受信信号
のフェージング変動を抑圧することにより、誤り制御、
AGC、および送信電力制御等への負担の軽減を可能と
する優れたCDMA無線伝送装置およびそのシステムを
提供することを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、直接拡散方式のCDMAを用いて無線通
信を行う伝送装置において、複数のアンテナから構成さ
れるアダプティブアレーと、送信信号の最適な指向性を
決定する送信指向性決定手段と、決定された送信指向性
に基づいて各アンテナ毎にウェイトを付与するウェイト
制御手段とを備えたものである。
【0013】本発明はまた、直接拡散方式のCDMAを
用いて無線通信を行う伝送装置において、複数のアンテ
ナから構成されるアダプティブアレーと、受信時には、
希望信号の指向性を最適に制御するために予め決められ
たウェイトを各アンテナ毎に付与するとともに、送信時
には、受信時に用いたウェイトを各アンテナ毎に付与し
て送信信号の指向性を最適に制御するウェイト制御手段
とを備えたものである。
【0014】
【作用】したがって、本発明によれば、送信側は、送信
データを拡散符号により拡散した送信信号に対して、送
信信号の最適な指向性を求めた上で決定したウェイトを
各アンテナの出力に乗じた後、各アンテナから出力する
ことにより、送信信号の指向性を制御して送信すること
が可能になる。これにより、他局に与える干渉が減少
し、また同時に受信局において受信信号のフェージング
変動が抑圧されることになり、誤り制御、AGC、およ
び送信パワ制御等への負担を軽減することができる。
【0015】また、本発明によれば、アダプティブアレ
ーを用いて受信時の希望信号および送信時の送信信号の
指向性を制御するようにしたので、希望信号の指向性を
制御することで、送信信号の指向性も同時に制御するこ
とが可能になり、これにより他局に与える干渉が減少
し、また同時に受信側において受信信号のフェージング
変動が抑圧されることになり、誤り制御、AGC、およ
び送信パワ制御等への負担を軽減することができる。
【0016】さらに、本発明によれば、送信パワ制御に
おいて、回路構成の簡素化だけでなく、制御レンジ幅の
減少および単位面積当たりの送信パワの増加により、平
均送信パワを削減することができ、これによりバッテリ
ー駆動の端末においては、低消費電力化による動作時間
の長寿命化を図ることができる。
【0017】
【実施例】
(実施例1)以下、本発明の第1の実施例について説明
する。図1は本実施例における発明の第2のアダプティ
ブアレーを用いて送信信号の指向性を制御するCDMA
送信装置の構成例を示す。送信データ101は、拡散符
号102により拡散されて送付信号103となり、送信
信号103は、送信指向性決定部104からのウェイト
制御データ105を用いてウェイト制御部106で決定
されたウェイト107を、アダプティブアレー108を
構成する各アンテナ素子毎に乗じられた後、各アンテナ
素子から出力される。
【0018】また、送信信号の指向性の制御とともに送
信パワ制御をも行う場合の構成例を図2に示す。送信デ
ータ201は、拡散符号202により拡散されて送信信
号203となる。送信指向性決定部204からのウェイ
ト制御データ205を用いてウェイト制御・送信パワ制
御部206で決定されたウェイト207と、送信パワ制
御データ208により制御される送信パワ209は、1
元的に処理された後、複数のアンテナ素子209により
構成されるアダプティブアレー210から出力される。
【0019】上記図1および図2は、直接拡散CDMA
伝送装置の1チャネルのみを示した。これに対して、基
地局などのようにNチャネルをそれぞれ異なる指向性で
送信する場合のCDMA送信装置の構成例を図3に示
す。301はチャネル毎の送信部であり、図2と同様な
構成を有する。そして、各チャネルの出力を合成器(ま
たは加算器)302により多重して、複数のアンテナ素
子からなるアダプティブアレー303から出力する。な
お、図1から図3において変調部(PSK変調等)は省
略してある。
【0020】図4から図6に送信ウェイト制御データを
求めるための送信指向性決定部の構成例を示す。移動局
のように自局の位置が常に変化する場合は、図4に示す
ように、GPS受信器401により自局位置を求め、あ
らかじめ記憶してある(または制御データ等で入手し
た)基地局位置データ402および周辺の伝搬路特性デ
ータ403等から、送信指向性計算回路404において
送信信号の指向性(方向)を決定し、送信ウェイト制御
データ405を出力する。
【0021】また、自局が基地局などの固定局の場合
は、図5に示すように、移動局がGPS等で検出した位
置データを制御チャネル等で伝送し、基地局において受
信したデータから移動局位置データ検出回路501で移
動局の位置を知り、あらかじめ記憶してある(または制
御データ等で入手した)基地局位置データ502および
周辺の伝搬路特性データ503等から、送信指向性計算
回路504において送信信号の指向性(方向)を決定
し、送信ウェイト制御データ505を出力する。
【0022】さらに、通信する双方が移動局として位置
が常に変化する場合には、図6に示すように、GPS受
信器601により自局位置を求め、また相手局がGPS
等で検出した位置データを制御チャネル等で受信したデ
ータ602から移動局位置データ検出回路603で相手
局の位置情報を入手し、さらに周辺の伝搬路特性データ
604等から、送信指向性計算回路605において送信
信号の指向性(方向)を決定し、送信ウェイト制御デー
タ606を出力する。
【0023】図7に送信側にアダプティブアレーアンテ
ナを用いたCDMA伝送の概念を示す。第1の移動端末
701は、送信アダプティブアレーを備え、指向性アン
テナを備えた第2移動端末702と通信しているものと
する。第1の移動端末701は、図1のCDMA送信装
置を備えており、送信信号の指向性を制御することによ
り、同一周波数を使用する第3および第4の移動端末7
03、704への干渉波を抑圧することができる。ま
た、指向性を持って送信することにより、図23に示し
た第2の移動端末32が無指向性アンテナで送信した際
に発生するような、異なる伝搬路を通って受信局のアン
テナに異なる方向および時間で到達する遅延波33、3
4を排除することが可能になる。
【0024】以上のように、本実施例によれば、直接拡
散方式のCDMAを用いて無線通信を行う伝送装置にお
いて、複数のアンテナ素子から構成されるアダプティブ
アレーと、送信信号の最適な指向性を決定する送信指向
性決定手段と、決定された送信指向性に基づいて各アン
テナ毎にウェイトを付与するウェイト制御手段とを備え
ているので、他局に与える干渉が減少し、また同時に受
信局において受信信号のフェージング変動が抑圧される
ことになり、誤り制御、AGCおよび送信電力制御等へ
の負担を軽減することができる。
【0025】(実施例2)次に、本発明の第2の実施例
について説明する。図8は本発明の第2の実施例におけ
るアダプティブアレーを用いて受信時の希望信号および
送信時の送信信号の指向性を制御する送受信アダプティ
ブアレーアンテナを用いたCDMA無線伝送装置の構成
例を示す。複数のアンテナ素子からなるアダプティブア
レー801からの各アンテナ出力802は、受信ウェイ
ト803を乗じられた後、合成されてアレー出力804
となる。そして、拡散符号805により逆拡散され、検
波および2値判定等を経て受信データ806となる。受
信ウェイト803の制御は、合成されたアレー出力80
4と各アンテナ出力802と希望信号に関する事前知識
815の3つの情報によってウェイト制御・送信パワ制
御部815で行われる。このとき、合成されたアレー出
力804に代えて逆拡散後の信号を用いることもでき
る。
【0026】送信データ808は、拡散符号809によ
り拡散されて送信信号810となり、送信信号810
は、受信ウェイト803の結果および送信パワ制御デー
タ811を基に、ウェイト制御・送信パワ制御部807
で決定された送信ウェイト812および送信パワ813
を1元的に乗じられた後、共用器814を経てアダプテ
ィブアレー801から出力される。
【0027】本実施例において、送信ウェイト812の
決定方法としては、無線局のアンテナが送受信共用なの
で、受信時に得られたウェイトベクトルをそのまま利用
することで、送信アンテナパタンを受信時のパタンと同
一にすることができる。すなわち、CDMA信号の送信
アンテナパタンを受信時のアンテナパタンを全く同一に
設定して、受信および送信共に指向性を持たせるもので
ある。
【0028】他方、FDD(Frequency Devision Duple
x) のように送受信周波数が異なる場合には、送受信ア
ンテナパタンが異なるため、送信側で使用するウェイト
値を最適化することが考えられる。前述の「セルラ基地
局のアンテナ指向性制御による周波数利用率の改善」
(信学技報 RCS93-8)に示されているように、送受信ア
ンテナパターン間の平均2乗誤差を最小にするようウェ
イト値を再生成する方法等がある。
【0029】さらに、TDD(Time Devision Duplex)の
ように送受信周波数が同一の場合にも、中央値変動やフ
ェージングによる瞬時値変動で、受信アンテナパタンが
送信時には最適にならないこともあるため、送信時の伝
搬路状態を推定することにより、使用するウェイト値を
最適化することが考えられる。図9はその一例を示す。
逆拡散後の信号901から伝搬路推定回路902で送信
時の伝搬路状態を推定し、受信ウェイト903とともに
送信指向性が最適になるように送信ウェイト制御回路9
04で送信ウェイト値905を再生成する方法である。
この場合、逆拡散信号に加えて、検波後の信号やパスダ
イバーシチ(RAKE受信等)時の情報(重み係数や合
成信号の大きさ等)などの使用も考えられる。
【0030】次に、基地局などのようにNチャネルをそ
れぞれ異なる指向性で送受信する場合のCDMA送受信
装置の構成例を図10に示す。1001はチャネル毎の
送受信部であり、図8と同様な構成を有する。そして、
各チャネルの出力を合成器(または加算器)1002に
より多重して、複数のアンテナ素子からなるアダプティ
ブアレー1003から出力する。なお、図8および10
において変調部(PSK変調等)は省略してある。
【0031】以上のように、本実施例によれば、アダプ
ティブアレーを用いて受信時の希望信号および送信時の
送信信号の指向性を制御するようにしたので、希望信号
の指向性を制御することで、送信信号の指向性も同時に
制御することが可能になり、これにより他局に与える干
渉が減少し、また同時に受信側において受信信号のフェ
ージング変動が抑圧されることになり、誤り制御、AG
C、および送信パワ制御等への負担を軽減することがで
きる。
【0032】(実施例3)次に、本発明の第3の実施例
について説明する。図11は本発明の第3の実施例にお
ける基地局に送信アダプティブアレーアンテナを用いた
CDMA伝送システムの構成例を示す。基地局1101
は、送信アダプティブアレーを備え、無指向性アンテナ
を備えた各移動局1102、1103、1104と通信
しているものとする。基地局1101は、実施例1に示
した図3のCDMA送信装置を備え、送信アダプティブ
アレーの動作は実施例1と同様である。送信ウェイト制
御データを求めるための送信指向性決定部104の例と
しては図5があり、動作は実施例1と同じである。ま
た、各移動局1102〜1104は、図18に示すよう
なCDMA受信装置を備える。すなわち、アンテナ18
01からのアンテナ出力は、拡散符号1802により逆
拡散され、受信データ1803となる。
【0033】本実施例は、以上のように構成されている
ので、基地局は、移動局への送信信号の指向性を制御す
ることにより、下り回線において同一周波数を使用する
他移動局および他セルへの干渉を抑圧することができ
る。また、異なる伝搬路を通って受信局のアンテナに到
達する遅延波を排除することが可能になるとともに、受
信信号のフェージング変動を抑圧することができる。
【0034】(実施例4)次に、本発明の第4の実施例
について説明する。図12は本実施例における基地局に
送受信アダプティブアレーアンテナを用いたCDMA伝
送システムの構成例を示す。基地局1201は、受信ア
ダプティブアレーおよび送信アダプティブアレーを備
え、無指向性アンテナを備えた各移動局1202、12
03、1204と通信しているものとする。基地局12
01は、実施例2に示した図10のCDMA伝送装置を
備え、各アダプティブアレーの動作は実施例2と同様で
ある。各移動局1202〜1204は、図18に示すよ
うなCDMA受信装置を備え、動作は実施例3と同様で
ある。また、各移動局1202〜1204は、図19に
示すようなCDMA送信装置を備える。すなわち、送信
データ1901は拡散符号1902により拡散され、送
信信号としてアンテナ1903から出力される。
【0035】本実施例は、以上のように構成されている
ので、基地局は、各移動局からの受信信号を制御するこ
とにより、上り回線においては、他移動局および他セル
からの干渉を抑圧し、異なる伝搬路を通って到達する遅
延波を排除することが可能になるとともに、受信信号の
フェージング変動の抑圧も図れる。さらに、基地局は、
送信信号の指向性を制御することにより、下り回線にお
いて同一周波数を使用する他移動局および他セルへの干
渉を抑圧する。そして、異なる伝搬路を通って移動局の
アンテナに到達する遅延波を排除し、フェージング変動
の抑圧も可能になる。また、基地局に上下回線のアダプ
ティブアレー装置を基地局のみに設置しているため、移
動局のハードウェア規模への負担が小さくできる特長を
有する。
【0036】(実施例5)次に、本発明の第5の実施例
について説明する。図13は本実施例における移動局に
送信アダプティブアレーアンテナを用いたCDMA伝送
システムの構成例を示す。各移動局1302、130
3、1304は、送信アダプティブアレーを備え、無指
向性または固定指向性のアンテナを備えた基地局130
1と通信しているものとする。各移動局1302〜13
04は、実施例1に示した図1または図2のCDMA送
信装置を備え、送信アダプティブアレーの動作は実施例
1と同様である。送信ウェイト制御データを求めるため
の送信指向性決定部104、204の例としては図4が
あり、GPS受信器により自局位置を求め、あらかじめ
記憶してある(または制御データ等で入手した)基地局
位置データおよび周辺の伝搬路特性データ等から、送信
信号の指向性を決定する。基地局1301は、図18に
示すようなCDMA受信装置をNチャネル分(N≧1)
備え、また、図19に示すようなCDMA送信装置もN
チャネル分(N≧1)備え、動作は実施例4と同様であ
る。
【0037】本実施例は、以上のような構成を有するの
で、移動局は、基地局への送信信号の指向性を制御する
ことにより、上り回線において同一周波数を使用する他
セルへの干渉を抑圧することができる。また、異なる伝
搬路を通って基地局のアンテナに到達する遅延波を排除
することが可能になるとともに、基地局における受信信
号のフェージング変動の抑圧が図れる。
【0038】(実施例6)次に、本発明の第6の実施例
について説明する。図14は本実施例における移動局に
送受信アダプティブアレーアンテナを用いたCDMA伝
送システムの構成例を示す。移動局1402、140
3、1404は、受信アダプティブアレーおよび送信ア
ダプティブアレーを備え、無指向性または固定指向性の
アンテナを備えた基地局1401と通信しているものと
する。各移動局1402〜1404は、実施例2に示し
た図8のCDMA伝送装置を備え、動作は実施例2と同
様である。基地局1401は、図18に示すようなCD
MA受信装置をNチャネル分(N≧1)備え、また、図
19に示すようなCDMA送信装置もNチャネル分(N
≧1)備え、動作は実施例4と同様である。
【0039】本実施例は、以上のように構成されている
ので、各移動局は、基地局からの受信信号を制圧するこ
とにより、下り回線においては、他移動局および他セル
からの干渉を抑圧し、異なる伝搬路を通って到達する遅
延波を排除することが可能になるとともに、受信信号の
フェージング変動の抑圧も図れる。さらに、移動局は送
信信号の指向性を制御することにより、上り回線におい
て同一周波数を使用する他移動局および他セルへの干渉
を抑圧する。そして、異なる伝搬路を通って移動局のア
ンテナに到達する遅延波を排除し、フェージング変動の
抑圧も可能にする。
【0040】(実施例7)次に、本発明の第7の実施例
について説明する。図15は本実施例における基地局お
よび移動局の両方にアダプティブアレーアンテナを用い
たCDMA伝送システムの構成例を示す。基地局150
1および各移動局1502、1503、1504は、送
信アダプティブアレーを備え、互いに通信しているもの
とする。各移動局1502〜1504は、実施例1に示
した図1または図2のCDMA送信装置を備え、送信ア
ダプティブアレーの動作は実施例1と同様である。送信
ウェイト制御データを求めるための送信指向性決定部1
04、204の例としては図4があり、GPS受信器に
より自局位置を求め、あらかじめ記憶してある(または
制御データ等で入手した)基地局位置データおよび周辺
の伝搬路特性データ等から、送信信号の指向性を決定す
る。また、各移動局1502〜1504は、図18に示
すようなCDMA受信装置を備え、動作は実施例3と同
様である。
【0041】基地局1501は、実施例1に示した図3
のCDMA送信装置を備え、送信アダプティブアレーの
動作は実施例1と同様である。送信ウェイト制御データ
を求めるための送信指向性決定部204の例としては図
5があり、各移動局1502〜1504がGPS等で検
出した位置データを制御チャネル等で伝送することで移
動局の位置を知り、あらかじめ記憶してある基地局位置
データおよび周辺の伝搬路特性データ等から、送信信号
の指向性を決定し制御する。また、図18に示すような
CDMA受信装置をNチャネル分(N≧1)備え、動作
は実施例3と同様である。
【0042】本実施例は、以上のように構成されている
ので、移動局は、基地局への送信信号の指向性を制御す
ることにより、上り回線において同一周波数を使用する
他セルへの干渉を抑圧することができる。また、異なる
伝搬路を通って基地局のアンテナに到達する遅延波を排
除することが可能になるとともに、基地局における受信
信号のフェージング変動の抑圧が図れる。
【0043】一方、基地局は、移動局への送信信号の指
向性を制御することにより、下り回線において同一周波
数を使用する他移動局および他セルへの干渉を抑圧する
ことができる。また、異なる伝搬路を通って移動局のア
ンテナに到達する遅延波を排除することが可能になると
ともに、移動局における受信信号のフェージング変動の
抑圧が図れる。
【0044】(実施例8)次に、本発明のいくつかのバ
リエーションについて、同じ図15を援用して説明す
る。本発明の第8の実施例は、基地局に送信アダプティ
ブアレーアンテナ、移動局に受信アダプティブアレーア
ンテナを用いたCDMA伝送システムの例である。基地
局1501は、送信アダプティブアレーを備え、各移動
局1502、1503、1504は、受信アダプティブ
アレーを備え、互いに通信しているものとする。
【0045】基地局1501は、実施例1に示した図3
のCDMA送信装置を備え、送信アダプティブアレーの
動作は実施例1と同様である。
【0046】各移動局1502〜1504は、図16に
示すようなCDMA受信装置を備え、希望信号の指向性
を最適に制御しながら受信を行う。動作は実施例2の図
7に示した受信アダプティブアレーと同様である。すな
わち、複数のアンテナ素子1601からの各アンテナ出
力1602は、受信ウェイト1603を乗じられた後、
合成されてアレー出力1604となる。そして、拡散符
号1605により逆拡散され、検波および2値判定等を
経て受信データ1606となる。受信ウェイト1600
3の制御は、合成されたアレー出力1604と各アンテ
ナ出力1602と希望信号に関する事前知識1607の
3つの情報によってウェイト制御部1608で行われ
る。このとき、合成されたアレー出力1604に代えて
逆拡散後の信号を用いることもできる。
【0047】本実施例によれば、基地局は、移動局への
送信信号の指向性を制御することにより、下り回線にお
いて同一周波数を使用する他移動局および他セルへの干
渉を抑圧することができる。また、移動局は、受信信号
の指向性を制御することにより、下り回線において同一
周波数を使用する他セルから干渉を抑圧することができ
る。さらに、異なる伝搬路を通って移動局のアンテナに
到達する遅延波を排除することが可能になるとともに、
移動局における受信信号のフェージング変動の抑圧が図
れる。
【0048】(実施例9)次に、本発明の第9の実施例
について、基地局に送信アダプティブアレーアンテナ、
移動局に送受信アダプティブアレーアンテナを用いたC
DMA伝送システムの例を図15を参照して説明する。
基地局1501は、送信アダプティブアレーを備え、移
動局1502〜1504は、送受信アダプティブアレー
を備え、互いに通信しているものとする。
【0049】基地局1501は、実施例1に示した図3
のCDMA送信装置を備え、送信アダプティブアレーの
動作は実施例1と同様である。また、図18に示すよう
なCDMA受信装置をNチャネル分(N≧1)備え、動
作は実施例3と同様である。
【0050】各移動局1502〜1504は、実施例2
に示した図8のCDMA伝送装置を備え、動作は実施例
2と同様である。
【0051】本実施例によれば、基地局は、移動局への
送信信号の指向性を制御することにより、下り回線にお
いて同一周波数を使用する他移動局および他セルへの干
渉を抑圧することができる。また、移動局は、受信信号
を制御することにより、下り回線においては、他セルか
らの干渉を抑圧し、異なる伝搬路を通って到達する遅延
波を排除することが可能になるとともに、受信信号のフ
ェージング変動の抑圧も図れる。さらに、移動局は、送
信信号の指向性を制御することにより、上り回線におい
て同一周波数を使用する他移動局および他セルへの干渉
を抑圧する。そして、異なる伝搬路を通って基地局のア
ンテナに到達する遅延波を排除することが可能になる。
【0052】(実施例10)次に、本発明の第10の実
施例について、基地局に受信アダプティブアレーアンテ
ナ、移動局に送信アダプティブアレーアンテナを用いた
CDMA伝送システムの例を図15を参照して説明す
る。基地局1501は受信アダプティブアレーを備え、
移動局1502〜1504は、送信アダプティブアレー
を備え、互いに通信しているものとする。
【0053】各移動局1502〜1504は、実施例1
に示した図2のCDMA送信装置を備え、送信アダプテ
ィブアレーの動作は実施例1と同様である。送信ウェイ
ト制御データを求めるための送信指向性決定部204の
例としては図4があり、動作は実施例1と同様である。
【0054】また、基地局1501は、図17に示すよ
うなNチャネル分の構成を有する受信部1701とアダ
プティブアレー1702を有するCDMA受信装置を備
え、希望信号の指向性を最適に制御しながら受信を行
う。各チャネルの動作は、実施例8の図16に示した受
信アダプティブアレーと同様である。
【0055】本実施例によれば、移動局は、基地局への
送信信号の指向性を制御することにより、上り回線にお
いて同一周波数を使用する他移動局および他セルへの干
渉を抑圧することができる。また、基地局は、受信信号
の指向性を制御することにより、上り回線において同一
周波数を使用する他移動局および他セルからの干渉を抑
圧することができる。さらに、異なる伝搬路を通って基
地局のアンテナに到達する遅延波を排除することが可能
になるとともに、基地局における受信信号のフェージン
グ変動の抑圧が図れる。
【0056】(実施例11)次に、本発明の第11の実
施例について、基地局に受信アダプティブアレーアンテ
ナ、移動局に送受信アダプティブアレーアンテナを用い
たCDMA伝送システムの例を図15を参照して説明す
る。移動局1502〜1504は、送受信アダプティブ
アレーを備え通信しているものとする。
【0057】各移動局1502〜1504は、実施例1
に示した図8のCDMA伝送装置を備え、送受信アダプ
ティブアレーの動作は実施例1と同様である。
【0058】また、基地局1501は、図17に示すよ
うなCDMA受信装置を備え、希望信号の指向性を最適
に制御しながら受信を行う。動作は実施例10と同様で
ある。また基地局1501は、図19に示すようなCD
MA送信装置をNチャネル分(N≧1)備え、動作は実
施例4と同様である。
【0059】本実施例によれば、基地局は、受信信号の
指向性を制御することにより、上り回線において同一周
波数を使用する他移動局および他セルからの干渉を抑圧
することができる。そして、異なる伝搬路を通って基地
局のアンテナに到達する遅延波を排除することが可能に
なる。
【0060】また、移動局は、受信信号を制御すること
により、下り回線においては、他セルからの干渉を抑圧
し、異なる伝搬路を通って到達する遅延波を排除するこ
とが可能になる。これにより、受信信号のフェージング
変動の抑圧も図れる。さらに、移動局は、送信信号の指
向性を制御することにより、上り回線において同一周波
数を使用する他移動局および他セルへの干渉を抑圧する
ことができる。そして、異なる伝搬路を通って基地局の
アンテナに到達する遅延波を排除することが可能にな
る。
【0061】(実施例12)次に、本発明の第12の実
施例について、基地局に送受信アダプティブアレーアン
テナ、移動局に送信アダプティブアレーアンテナを用い
たCDMA伝送システムの例を図15を参照して説明す
る。基地局1501は、送受信アダプティブアレーを備
え、移動局1502〜1504は、送信アダプティブア
レーを備え、互いに通信しているものとする。
【0062】各移動局1502〜1504は、実施例1
に示した図2のCDMA伝送装置を備え、送受信アダプ
ティブアレーの動作は実施例1と同様である。送信ウェ
イト制御データを求めるための送信指向性決定部204
の例としては図4があり、動作は実施例1と同様であ
る。また、各移動局1502〜1504は、図18に示
すようなCDMA受信装置を備え、動作は実施例3と同
様である。
【0063】基地局1501は、図8に示すようなCD
MA伝送装置を備え、各アダプティブアレーの動作は実
施例2と同様である。
【0064】本実施例によれば、移動局は、基地局への
送信信号の指向性を制御することにより、上り回線にお
いて同一周波数を使用する他セルへの干渉を抑圧するこ
とができる。また、異なる伝搬路を通って基地局のアン
テナに到達する遅延波を排除することが可能になるとと
もに、基地局における受信信号のフェージング変動の抑
圧が図れる。
【0065】また、基地局は、受信信号を制御すること
により、上り回線においては、他移動局および他セルか
らの干渉を抑圧し、異なる伝搬路を通って到達する遅延
波を排除することが可能になるとともに、受信信号のフ
ェージング変動の抑圧も図れる。さらに、基地局は、送
信信号の指向性を制御することにより、下り回線におい
て同一周波数を使用する他移動局および他セルへの干渉
を抑圧することができる。そして、異なる伝搬路を通っ
て移動局のアンテナに到達する遅延波を排除し、フェー
ジング変動の抑圧も可能になる。
【0066】(実施例13)次に、本発明の第13の実
施例について、基地局に送受信アダプティブアレーアン
テナ、移動局に受信アダプティブアレーアンテナを用い
たCDMA伝送システムの例を図15を参照して説明す
る。基地局1501は、送受信アダプティブアレーを備
え、移動局1502〜1504は、受信アダプティブア
レーを備え通信しているものとする。
【0067】各移動局1502〜1504は、実施例8
に示した図16のCDMA受信装置を備え、受信アダプ
ティブアレーの動作は実施例8と同様である。また、各
移動局1502〜1504は、図19に示すようなCD
MA送信装置を備え、動作は実施例4と同様である。
【0068】基地局1501は、図10に示すようなC
DMA伝送装置を備え、各アダプティブアレーの動作は
実施例2と同様である。
【0069】本実施例によれば、移動局は、基地局から
の受信信号の指向性を制御することにより、下り回線に
おいて同一周波数を使用する他セルからの干渉を抑圧す
ることができる。また、異なる伝搬路を通って基地局の
アンテナに到達する遅延波を排除することが可能にな
り、同時に、受信信号のフェージング変動の抑圧が図れ
る。
【0070】また、基地局は、受信信号を制御すること
により、上り回線においては、他移動局および他セルか
らの干渉を抑圧し、異なる伝搬路を通って到達する遅延
波を排除することが可能になり、同時に、受信信号のフ
ェージング変動の抑圧も図れる。さらに、基地局は、送
信信号の指向性を制御することにより、下り回線におい
て同一周波数を使用する他移動局および他セルへの干渉
を抑圧することができる。そして、異なる伝搬路を通っ
て移動局のアンテナに到達する遅延波を排除し、フェー
ジング変動の抑圧も可能になる。
【0071】(実施例14)次に、本発明の第13の実
施例について、基地局および移動局に送受信アダプティ
ブアレーアンテナ用いたCDMA伝送システムの例を図
15を参照して説明する。基地局1501および移動局
1502〜1504は、送受信アダプティブアレーを備
え通信しているものとする。
【0072】移動局1502〜1504は、実施例1に
示した図2のCDMA伝送装置を備え、動作は実施例1
と同様である。
【0073】また、基地局1501は、図10に示すよ
うなCDMA伝送装置を備え、動作は実施例2と同様で
ある。
【0074】本実施例によれば、移動局は、受信信号を
制御することにより、下り回線においては、他移動局お
よび他セルからの干渉を抑圧し、異なる伝搬路を通って
到達する遅延波を排除することが可能になり、同時に、
受信信号のフェージング変動の抑圧も図れる。さらに、
移動局は、送信信号の指向性を制御することにより、上
り回線において同一周波数を使用する他移動局および他
セルへの干渉を抑圧することができる。そして、異なる
伝搬路を通って基地局のアンテナに到達する遅延波を排
除し、フェージング変動の抑圧も可能になる。
【0075】同様に、基地局は、受信信号を制御するこ
とにより、上り回線においては、他移動局および他セル
からの干渉を抑圧し、異なる伝搬路を通って到達する遅
延波を排除することが可能になり、同時に、受信信号の
フェージング変動の抑圧も図れる。さらに、基地局は、
送信信号の指向性を制御することにより、下り回線にお
いて同一周波数を使用する他移動局および他セルへの干
渉を抑圧することができる。そして、異なる伝搬路を通
って移動局のアンテナに到達する遅延波を排除し、フェ
ージング変動の抑圧も可能になる。
【0076】
【発明の効果】本発明は、上記各実施例から明らかなよ
うに、送信側は、送信データを拡散符号により拡散した
送信信号にウェイトを乗じた後、各アンテナから出力す
ることにより、送信アンテナ指向性を制御して送信する
ことが可能になる。これにより、他局および他セルに与
える干渉が減少し、また同時に受信側において受信信号
のフェージング変動が抑圧されることになり、誤り制
御、AGC、および送信パワ制御等への負担を軽減する
ことができる。
【0077】また、本発明によれば、アダプティブアレ
ーを用いて受信時の希望信号および送信時の送信信号の
指向性を制御するようにしたので、希望信号の指向性を
制御することで、送信信号の指向性も同時に制御するこ
とが可能になり、これにより他局に与える干渉が減少
し、また同時に受信側において受信信号のフェージング
変動が抑圧されることになり、誤り制御、AGC、およ
び送信パワ制御等への負担を軽減することができる。
【0078】さらに、本発明によれば、送信パワ制御に
おいて、回路構成の簡素化だけでなく、制御レンジ幅の
減少および単位面積当たりの送信パワの増加により、平
均送信パワを削減することができ、これによりバッテリ
ー駆動の端末においては、低消費電力化による動作時間
の長寿命化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるCDMA送信装
置の構成例を示す概略ブロック図
【図2】本発明の第1の実施例におけるCDMA送信装
置の別の構成例を示す概略ブロック図
【図3】本発明の第1の実施例におけるCDMA送信装
置のさらに別の構成例を示す概略ブロック図
【図4】本発明の第1の実施例における送信指向性決定
部の構成例を示す概略ブロック図
【図5】本発明の第1の実施例における送信指向性決定
部の別の構成例を示す概略ブロック図
【図6】本発明の第1の実施例における送信指向性決定
部のさらに別の構成例を示す概略ブロック図
【図7】本発明の第1の実施例におけるCDMA無線伝
送システムの概念を示す模式図
【図8】本発明の第2の実施例におけるCDMA送受信
装置の構成例を示す概略ブロック図
【図9】本発明の第2の実施例におけるTDD送信ウェ
イト制御部の構成例を示す概略ブロック図
【図10】本発明の第2の実施例におけるCDMA送受
信装置の別の構成例を示す概略ブロック図
【図11】本発明の第3の実施例におけるCDMA無線
伝送システムの概念を示す模式図
【図12】本発明の第4の実施例におけるCDMA無線
伝送システムの概念を示す模式図
【図13】本発明の第5の実施例におけるCDMA無線
伝送システムの概念を示す模式図
【図14】本発明の第6の実施例におけるCDMA無線
伝送システムの概念を示す模式図
【図15】本発明の第7から第14の実施例におけるC
DMA無線伝送システムの概念を示す模式図
【図16】本発明の第8の実施例におけるCDMA受信
装置の構成例を示す概略ブロック図
【図17】本発明の第8の実施例におけるCDMA受信
装置の別の構成例を示す概略ブロック図
【図18】本発明の実施例におけるCDMA受信装置の
構成例を示す概略ブロック図
【図19】本発明の実施例におけるCDMA受信装置の
別の構成例を示す概略ブロック図
【図20】従来のCDMA受信装置の構成例を示す概略
ブロック図
【図21】従来のCDMA送信装置の構成例を示す概略
ブロック図
【図22】従来のCDMA送受信装置の構成例を示す概
略ブロック図
【図23】従来のCDMA無線伝送システムの概念を示
す模式図
【符号の説明】
108、210、303、801、1003、160
1、1702 アダプティブアレー 104、204 送信指向性決定部 106、1608 送信ウェイト制御部 206、807 ウェイト制御・送信パワ制御部

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直接拡散方式のCDMAを用いて無線通
    信を行う伝送装置において、複数のアンテナから構成さ
    れるアダプティブアレーと、送信信号の最適な指向性を
    決定する送信指向性決定手段と、決定された送信指向性
    に基づいて各アンテナ毎にウェイトを付与するウェイト
    制御手段とを備えたCDMA無線伝送装置。
  2. 【請求項2】 直接拡散方式のCDMAを用いて無線通
    信を行う伝送装置において、複数のアンテナから構成さ
    れるアダプティブアレーと、受信時には、希望信号の指
    向性を最適に制御するために予め決められたウェイトを
    各アンテナ毎に付与するとともに、送信時には、受信時
    に用いたウェイトを各アンテナ毎に付与して送信信号の
    指向性を最適に制御するウェイト制御手段とを備えたC
    DMA無線伝送装置。
  3. 【請求項3】 直接拡散方式のCDMAを用いて無線通
    信を行う伝送システムにおいて、基地局が、複数のアン
    テナから構成されるアダプティブアレーと、送信信号の
    最適な指向性を決定する送信指向性決定手段と、決定さ
    れた送信指向性に基づいて各アンテナ毎にウェイトを付
    与するウェイト制御手段とを備え、移動局が無指向性ア
    ンテナを備えたCDMA無線伝送システム。
  4. 【請求項4】 直接拡散方式のCDMAを用いて無線通
    信を行う伝送システムにおいて、基地局が、複数のアン
    テナから構成されるアダプティブアレーと、受信時に
    は、希望信号の指向性を最適に制御するために予め決め
    られたウェイトを各アンテナ毎に付与するとともに、送
    信時には、受信時に用いたウェイトを各アンテナ毎に付
    与して送信信号の指向性を最適に制御するウェイト制御
    手段とを備え、移動局が無指向性アンテナを備えたCD
    MA無線伝送システム。
  5. 【請求項5】 直接拡散方式のCDMAを用いて無線通
    信を行う伝送システムにおいて、移動局が、複数のアン
    テナから構成されるアダプティブアレーと、送信信号の
    最適な指向性を決定する送信指向性決定手段と、決定さ
    れた送信指向性に基づいて各アンテナ毎にウェイトを付
    与するウェイト制御手段とを備え、基地局が無指向性ま
    たは固定指向性のアンテナを備えたCDMA無線伝送シ
    ステム。
  6. 【請求項6】 直接拡散方式のCDMAを用いて無線通
    信を行う伝送システムにおいて、移動局が、複数のアン
    テナから構成されるアダプティブアレーと、受信時に
    は、希望信号の指向性を最適に制御するために予め決め
    られたウェイトを各アンテナ毎に付与するとともに、送
    信時には、受信時に用いたウェイトを各アンテナ毎に付
    与して送信信号の指向性を最適に制御するウェイト制御
    手段とを備え、基地局が無指向性または固定指向性のア
    ンテナを備えたCDMA無線伝送システム。
  7. 【請求項7】 直接拡散方式のCDMAを用いて無線通
    信を行う伝送システムにおいて、基地局および移動局
    が、複数のアンテナから構成されるアダプティブアレー
    と、送信信号の最適な指向性を決定する送信指向性決定
    手段と、決定された送信指向性に基づいて各アンテナ毎
    にウェイトを付与するウェイト制御手段とを備えCDM
    A無線伝送システム。
  8. 【請求項8】 直接拡散方式のCDMAを用いて無線通
    信を行う伝送システムにおいて、基地局および移動局
    が、複数のアンテナから構成されるアダプティブアレー
    を備え、基地局が、送信信号の最適な指向性を決定する
    送信指向性決定手段と、決定された送信指向性に基づい
    て各アンテナ毎にウェイトを付与するウェイト制御手段
    とを備え、移動局が、受信時に希望信号の指向性を最適
    に制御するために予め決められたウェイトを各アンテナ
    毎に付与するウェイト制御手段を備えたCDMA無線伝
    送システム。
  9. 【請求項9】 直接拡散方式のCDMAを用いて無線通
    信を行う伝送システムにおいて、基地局および移動局
    が、複数のアンテナから構成されるアダプティブアレー
    を備え、基地局が、送信信号の最適な指向性を決定する
    送信指向性決定手段と、決定された送信指向性に基づい
    て各アンテナ毎にウェイトを付与するウェイト制御手段
    とを備え、移動局が、受信時には、希望信号の指向性を
    最適に制御するために予め決められたウェイトを各アン
    テナ毎に付与するとともに、送信時には、受信時に用い
    たウェイトを各アンテナ毎に付与して送信信号の指向性
    を最適に制御するウェイト制御手段を備えたCDMA無
    線伝送システム。
  10. 【請求項10】 直接拡散方式のCDMAを用いて無線
    通信を行う伝送システムにおいて、基地局および移動局
    が、複数のアンテナから構成されるアダプティブアレー
    を備え、基地局が、受信時に希望信号の指向性を最適に
    制御するために予め決められたウェイトを各アンテナ毎
    に付与するウェイト制御手段を備え、移動局が、送信信
    号の最適な指向性を決定する送信指向性決定手段と、決
    定された送信指向性に基づいて各アンテナ毎にウェイト
    を付与するウェイト制御手段とを備えたCDMA無線伝
    送システム。
  11. 【請求項11】 直接拡散方式のCDMAを用いて無線
    通信を行う伝送システムにおいて、基地局および移動局
    が、複数のアンテナから構成されるアダプティブアレー
    を備え、基地局が、受信時に希望信号の指向性を最適に
    制御するために予め決められたウェイトを各アンテナ毎
    に付与するウェイト制御手段を備え、移動局が、受信時
    には、希望信号の指向性を最適に制御するために予め決
    められたウェイトを各アンテナ毎に付与するとともに、
    送信時には、受信時に用いたウェイトを各アンテナ毎に
    付与して送信信号の指向性を最適に制御するウェイト制
    御手段を備えたCDMA無線伝送システム。
  12. 【請求項12】 直接拡散方式のCDMAを用いて無線
    通信を行う伝送システムにおいて、基地局および移動局
    が、複数のアンテナから構成されるアダプティブアレー
    を備え、基地局が、受信時には、希望信号の指向性を最
    適に制御するために予め決められたウェイトを各アンテ
    ナ毎に付与するとともに、送信時には、受信時に用いた
    ウェイトを各アンテナ毎に付与して送信信号の指向性を
    最適に制御するウェイト制御手段を備え、移動局が、送
    信信号の最適な指向性を決定する送信指向性決定手段
    と、決定された送信指向性に基づいて各アンテナ毎にウ
    ェイトを付与するウェイト制御手段とを備えたCDMA
    無線伝送システム。
  13. 【請求項13】 直接拡散方式のCDMAを用いて無線
    通信を行う伝送システムにおいて、基地局および移動局
    が、複数のアンテナから構成されるアダプティブアレー
    を備え、基地局が、受信時には、希望信号の指向性を最
    適に制御するために予め決められたウェイトを各アンテ
    ナ毎に付与するとともに、送信時には、受信時に用いた
    ウェイトを各アンテナ毎に付与して送信信号の指向性を
    最適に制御するウェイト制御手段を備え、移動局が、受
    信時に希望信号の指向性を最適に制御するために予め決
    められたウェイトを各アンテナ毎に付与するウェイト制
    御手段を備えたCDMA無線伝送システム。
  14. 【請求項14】 直接拡散方式のCDMAを用いて無線
    通信を行う伝送システムにおいて、基地局および移動局
    が、複数のアンテナから構成されるアダプティブアレー
    と、受信時には、希望信号の指向性を最適に制御するた
    めに予め決められたウェイトを各アンテナ毎に付与する
    とともに、送信時には、受信時に用いたウェイトを各ア
    ンテナ毎に付与して送信信号の指向性を最適に制御する
    ウェイト制御手段を備えたCDMA無線伝送システム。
  15. 【請求項15】 基地局における送信指向性決定部が、
    移動局から伝送されてきた移動局の位置データと、予め
    記憶してある基地局位置データおよび周辺の伝搬路特性
    データとから送信信号の指向性を決定する手段を備えた
    請求項3、7、8、9のいずれかに記載のCDMA無線
    伝送システム。
  16. 【請求項16】 移動局における送信指向性決定部が、
    グローバル・ポジショニング・システム受信器から得た
    自己の位置データと、予め記憶してある基地局位置デー
    タおよび周辺の伝搬路特性データとから送信信号の指向
    性を決定する手段を備えた請求項5、7、10、12の
    いずれかに記載のCDMA無線伝送システム。
  17. 【請求項17】 移動局における送信指向性決定部が、
    グローバル・ポジショニング・システム受信器から得た
    自己の位置データと、通信相手の移動局から送ら位置デ
    ータおよび周辺の伝搬路特性データとから送信信号の指
    向性を決定する手段を備えた請求項5、7、10、12
    のいずれかに記載のCDMA無線伝送システム。
  18. 【請求項18】 送信パワ制御手段を備えた請求項1ま
    たは2記載のCDMA無線伝送装置。
  19. 【請求項19】 基地局およびまたは移動局が送信パワ
    制御手段を備えた請求項3から17のいずれかに記載の
    CDMA無線伝送システム。
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