JPH08274745A - 復調装置 - Google Patents

復調装置

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JPH08274745A
JPH08274745A JP7075809A JP7580995A JPH08274745A JP H08274745 A JPH08274745 A JP H08274745A JP 7075809 A JP7075809 A JP 7075809A JP 7580995 A JP7580995 A JP 7580995A JP H08274745 A JPH08274745 A JP H08274745A
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JP
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circuit
signal
time window
window signal
value
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JP7075809A
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Yasunari Ozaki
康成 小崎
Yasunari Ikeda
康成 池田
Yasu Ito
鎮 伊藤
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 OFDM方式の伝送信号を復調するために不
可欠なDFT用の時間窓信号を正しく再生できる復調装
置を提供することを目的とする。 【構成】 時間窓信号調節回路30は、伝送信号のフレ
ームからガードインターバルを除いた部分のシンボル
数、つまり、時間窓信号の長さを示す数値Windo
w、伝送信号のフレームのガードインターバルの長さを
示す数値Guard、時間窓信号調節回路30による時
間窓信号のタイミングの調節の刻みを示す数値k、特定
周波数成分抽出回路250から入力された再生用シンボ
ルI’,Q’、および、伝送信号のシンボルと同じ周期
のクロック信号に基づいて、時間窓信号を発生するタイ
ミングを、例えば伝送フレームの先頭からのフレーム数
で示す時間窓調節信号Wを生成して時間窓信号発生回路
252に供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、直交周波数多重化方式
(OFDM;Orthogonal Frequency Division Multiple
xing)の信号を復調する復調装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタルデータを伝送する場合には、
1つの搬送波信号の位相を伝送の対象となる伝送データ
の値に対応させる位相変調方式(PSK)、あるいは、
位相と振幅とを伝送データの値に対応させる直交変調方
式(QAM)が一般に用いられてきた。これらの方式
は、単一の搬送波信号を用いることからシングルキャリ
ア変調方式と呼ばれることがある。
【0003】このシングルキャリア方式に対して、複数
の周波数の搬送波信号を用いてディジタルデータの伝送
を行う直交周波数多重(OFDM)方式等のマルチキャ
リア変調方式が用いられるようになってきている。OF
DM方式は、多数の搬送波信号を用いて伝送帯域を分割
するため、1つの搬送波当たりの帯域は狭くなり変調速
度は遅くなる。しかし、搬送波が多数あるため、全体と
しての伝送速度は同じ帯域幅とした場合のQAM方式等
と変わらない一方、多数の搬送波信号が並列的に伝送さ
れるのでシンボル速度が遅くなり、シンボル長に対する
マルチパスの時間長を相対的に短くすることができる。
従って、マルチパス妨害が発生しやすい地上波によるデ
ータ伝送に適用した場合、マルチパス妨害の影響を低減
できるものと期待されている。
【0004】また、OFDM方式においては、伝送信号
の発生のために離散的フーリエ逆変換(IDFT)を用
い、伝送信号の復調のために離散的フーリエ変換(DF
T)を用いる。近年の半導体素子の発達により、これら
の変換処理をハードウェア的に高速に行うことが可能と
なり、OFDM方式のデータ伝送に用いる装置の実現が
非常に容易となった。上述した優れた特徴の他、かかる
点もOFDM方式が近年、通信分野において注目を浴び
ることとなった理由の1つである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】OFDM方式の伝送信
号を受信し、正しく復調するためには、受信側と送信側
とで種々の信号の同期を確立する必要がある。つまり、
送信側でIDFT処理を行う際に用いられるクロック信
号と、受信側でDFT処理を行うクロック信号との同
期、および、送信側でIDFT処理後の信号を直交変調
するために用いられる搬送波信号と、受信側で受信した
伝送信号を基底帯域の信号に変換するために用いられる
搬送波信号との同期をとる必要があり、さらに、受信側
でDFT処理に用いる時間窓信号を、送信側でIDFT
処理に用いる時間窓信号のタイミングに合わせて再生す
る必要がある。
【0006】従来は、受信側でDFTに用いる時間窓信
号を再生するために、送信側で伝送信号のフレームの先
頭に振幅が0(無信号)の同期用シンボルを設け、この
同期用シンボルを検出し、PLL回路等により搬送波信
号、クロック信号およびDFT用の時間窓信号の再生を
行っていた。
【0007】しかしながら、マルチパス妨害等が生じて
いる伝送路を介して伝送信号を伝送した場合、隣接する
シンボルの信号成分が同期用シンボルに漏れだしてきた
り、あるいは、雑音が同期用シンボルに混入したりする
ことが原因となって、同期シンボルの検出が困難とな
り、DFT用の時間窓信号を正しく再生できなくなるこ
とがあった。また、PLL回路を用いてDFT用の時間
窓信号を生成する場合、PLL回路の動作の安定性の面
からは同期用シンボルの期間を長くした方がよい。一
方、データ伝送効率の面からは、実効的なデータ伝送に
用いることができない同期用シンボルの期間はなるべく
短くすることが望ましい。
【0008】本発明は、上述した従来技術の問題点に鑑
みてなされたものであり、マルチパス妨害あるいは雑音
等が生じている伝送路を介して伝送信号を伝送する場合
であっても、OFDM方式の伝送信号を復調するために
不可欠なDFT用の時間窓信号を正しく再生できる復調
装置を提供することを目的とする。また、本発明は、特
定周波数成分以外の伝送信号に同期パターン(無信号部
分)を設けず、もともと存在する特定周波数成分を用い
てDFT用の時間窓信号の同期をとることにより、デー
タ伝送効率を低下させずにDFT用の時間窓信号を正し
く再生できる復調装置を提供することを目的とする。ま
た、本発明はDFT用の時間窓信号を正しく再生するこ
とにより、OFDM方式の伝送信号の復調を低い誤り率
で行うことができる復調装置を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る復調装置は、振幅が0の1つ以上の特
定周波数成分を含み、直交する2つの信号成分を有する
所定の周波数領域データがフーリエ逆変換された時間領
域信号を復調する復調装置であって、所定の時間窓信号
を用いて前記時間領域信号をフーリエ変換し、前記周波
数領域データを復調するフーリエ変換手段と、前記周波
数領域データの特定周波数成分の全部または一部それぞ
れの振幅を示す振幅データを算出する振幅データ算出手
段と、前記振幅データの値が小さくなるようにタイミン
グを調節して前記フーリエ変換手段の前記時間窓信号を
生成する時間窓信号生成手段とを有する。
【0010】前記時間窓信号生成手段は、前記時間窓信
号を発生する信号発生手段と、前記特定周波数成分の全
部または一部に対応する前記振幅データの値と所定の閾
値とを比較する比較手段と、前記特定周波数成分の全部
または一部に対応する前記振幅データの値が、前記所定
の閾値以上になった場合に、前記信号発生手段が前記時
間窓信号を発生するタイミングを調節するタイミング調
節手段とを有する。好適には、前記時間窓信号生成手段
は、前記時間窓信号を発生する信号発生手段と、前記特
定周波数成分の全部または一部に対応する前記振幅デー
タの値と、前記振幅データの値の範囲を示す2つの閾値
とを比較する比較手段と、前記特定周波数成分の全部ま
たは一部に対応する前記振幅データの値が、前記所定の
閾値が示す範囲以外になった場合に、前記信号発生手段
が前記時間窓信号を発生するタイミングを調節するタイ
ミング調節手段とを有する。
【0011】
【作用】本発明に係る復調装置は、振幅が常に0となる
1つ以上の特定周波数成分を含み、直交する2つの信号
成分を有する所定の周波数領域データがフーリエ逆変換
された時間領域信号、つまり、OFDM方式の伝送信号
を復調する。本発明に係る復調装置において、フーリエ
変換手段は、所定の時間窓信号、つまり、後述する時間
窓信号生成手段が生成する時間窓信号を用いてOFDM
方式の伝送信号を切り出し、時間領域信号をフーリエ変
換し、周波数領域データの直交する2つの信号成分を復
調する。
【0012】振幅データ算出手段は、周波数領域データ
の特定周波数成分の全部または一部の振幅を示す振幅デ
ータ、例えば復号後の信号に含まれる特定周波数成分そ
れぞれに対応するシンボルの絶対値あるいは自乗値を算
出する。時間窓信号生成手段は、振幅データ算出手段が
算出した振幅データの値が小さくなるように、つまり、
フーリエ変換手段が復調した特定周波数成分の振幅が、
本来の振幅値である0に最も近くなるようにタイミング
を調節して時間窓信号を生成し、フーリエ変換手段に供
給する。
【0013】
【実施例1】以下、本発明の第1の実施例を説明する。
図1は、特定の周波数成分の振幅を0にしたOFDM方
式の伝送信号を送信するOFDM送信装置6の構成を示
す図である。図1に示すように、OFDM送信装置6
は、直交周波数多重化回路60、直交変調回路140お
よび送信回路130から構成され、直交周波数多重化回
路60は、メモリ回路(MEM)104、多重化回路
(MUX)106、シリアル/パラレル変換回路(S/
P回路)1081 ,1082 、離散的フーリエ逆変換回
路(IDFT回路)110、パラレル/シリアル変換回
路(P/S回路)1121,1122 、バッファメモリ
(BM)1141 ,1142 およびディジタル/アナロ
グ変換回路(D/A回路)1161 ,1162 から構成
され、伝送の対象となる伝送データ(I成分データとQ
成分データ;本発明に係る周波数領域データ)を直交周
波数多重化(OFDM)し、伝送信号TXSとして無線
通信回線に送信する。
【0014】直交周波数多重化回路60において、メモ
リ回路104は、伝送信号TXSの1つ以上の特定の周
波数の信号成分(特定周波数成分)の振幅を0にする同
期用シンボルおよび参照シンボルのデータを記憶し、多
重化回路106に対して出力する。多重化回路106
は、所定の制御回路(図示せず)に制御され、シリアル
形式で入力されてきたI成分データおよびQ成分データ
それぞれに一定の間隔、例えば数シンボルごとにメモリ
回路104から入力された同期用シンボルを時分割多重
化して挿入し、それぞれS/P回路1081 ,1082
に対して出力する。
【0015】S/P回路1081 ,1082 は、それぞ
れ再生用シンボル等が挿入されたI成分データとQ成分
データとをパラレル形式のデータに変換し、IDFT回
路110に対して出力する。IDFT回路110は、S
/P回路1081 ,1082 から入力されたデータを離
散的フーリエ逆変換(IDFT)し、時間領域の信号に
変換してバッファメモリ1141 ,1142 に対して出
力する。
【0016】バッファメモリ1141 ,1142 は、I
DFT回路110から入力されたデータに、いわゆるガ
ードインターバルに対応するデータを付加してD/A回
路1161 ,1162 に対して出力する。D/A回路1
161 ,1162 は、バッファメモリ1141 ,114
2 から入力されたデータをアナログ形式の信号に変換し
て直交変調回路140に対して出力する。
【0017】直交変調回路140は、D/A回路116
1 ,1162 から入力された信号をフィルタリングして
基底帯域の信号(基底帯域信号)を生成し、搬送波信号
を用いて直交変調し、送信回路130および送信アンテ
ナ138を介して無線通信回線に対して出力する。な
お、OFDM送信装置6において、メモリ回路104か
らD/A回路116 1 ,1162 までの各構成部分は、
所定のクロック信号に同期して動作しており、このクロ
ック信号と直交変調回路140で用いられる搬送波信号
とは同期している。
【0018】図2は、第1の実施例における本発明に係
る復調装置80が適用されるOFDM受信装置8の構成
を示す図である。図2に示すように、OFDM受信装置
8は、受信回路20、直交検波回路22および復調装置
80から構成されており、復調装置80は、アナログ/
ディジタル変換回路(A/D回路)2281 ,22
2 、シリアル/パラレル変換回路(S/P回路)23
1 ,2302 、離散的フーリエ変換回路(DFT回
路)232、パラレル/シリアル変換回路(P/S回
路)2341 ,2342 、クロック発生回路236、搬
送波周波数制御回路(CR)238、クロック周波数制
御回路(BTR)240、データ補正回路(CMP)2
42、バッファメモリ244 1 ,2442 および参照シ
ンボル検出回路(Detec)246、特定周波数成分
抽出回路(EX)250、時間窓信号発生回路252お
よび時間窓信号調節回路(WG)30から構成される。
なお、時間窓信号調節回路30の構成は、図3を参照し
て後述する。これらの構成部分により、OFDM受信装
置8は、例えばOFDM送信装置6から無線通信回線を
介して伝送されてきたOFDM方式の伝送信号TXSを
受信し、伝送データ(I成分データおよびQ成分デー
タ)を復調する。
【0019】受信回路20は、受信アンテナ200を介
して伝送信号TXSを受信し、直交検波回路22に対し
て出力する。直交検波回路22は、搬送波周波数制御回
路238の制御に従って搬送波信号を再生し、再生した
搬送波信号を用いて伝送信号TXSを直交検波し、基底
帯域信号を生成して復調装置80に対して出力する。
【0020】復調回路80において、A/D回路228
1 ,2282 は、それぞれクロック発生回路236から
入力されたクロック信号に同期して、基底帯域信号をシ
リアル形式のディジタル信号に変換し、それぞれS/P
回路2301 ,2302 に対して出力する。S/P回路
2301 ,2302 は、それぞれA/D回路2281
2282 から入力された信号をパラレル形式の信号に変
換し、DFT回路232に対して出力する。
【0021】DFT回路232は、時間窓信号調節回路
30から入力される時間窓信号Wを用いてS/P回路2
301 ,2302 から入力された信号を切り出して離散
的フーリエ変換(DFT)し、周波数領域に変換するこ
とにより伝送データ(I成分データとQ成分データ)を
復調し、P/S回路2341 ,2342 に対して出力す
る。P/S回路2341 ,2342 は、それぞれDFT
回路232から入力された信号をシリアル形式に変換
し、復調信号として特定周波数成分抽出回路250、搬
送波周波数制御回路238、クロック周波数制御回路2
40、データ補正回路242および参照シンボル検出回
路246に対して出力する。
【0022】参照シンボル検出回路246は、P/S回
路2341 ,2342 から入力された信号から、OFD
M送信装置6側において挿入された参照シンボルを検出
し、データ補正回路242に対して出力する。特定周波
数成分抽出回路250は、復調信号から、伝送信号に含
まれる1つ以上の特定周波数成分に対応する再生用シン
ボルI’,Q’それぞれを抽出し、時間窓信号調節回路
30に対して出力する。
【0023】データ補正回路242は、参照シンボル検
出回路246から入力された参照シンボルの値に基づい
て、例えばP/S回路2341 ,2342 から入力され
た伝送データのシンボルの信号平面における位置を補正
することにより、伝送信号TXSが無線通信回線におい
て受けた影響を除去し、ガードインターバルに対応する
データを含む伝送データを復号し、復号データとしてそ
れぞれバッファメモリ2441 ,2442 に対して出力
する。バッファメモリ2441 ,2442 は、それぞれ
データ補正回路242から入力された復号データからガ
ードインターバルに対応するデータを除去して出力す
る。
【0024】搬送波周波数制御回路238は、例えばコ
スタスループ回路であり、搬送波信号発生回路220が
生成した搬送波信号と、P/S回路2341 ,2342
から入力された信号の内、特定の搬送波信号に含まれる
シンボルの位相誤差を検出し、搬送波信号発生回路22
0を制御して、これらの信号の位相を合わせる。クロッ
ク周波数制御回路240は、例えばコスタスループ回路
であり、クロック発生回路236が生成した搬送波信号
と、P/S回路2341 ,2342 から入力された信号
の内、特定の搬送波信号に含まれるシンボルの位相誤差
を検出し、クロック発生回路236を制御して、これら
の信号の位相を合わせる。
【0025】図3は、図1に示した本発明に係る復調回
路80の時間窓信号調節回路30の構成を示す図であ
る。図3に示すように、時間窓信号調節回路30は、乗
算回路3001 ,3002、加算回路306,314,
322、減算回路310,312、バッファ回路(BU
FF)302、比較回路304、カウンタ回路(CNT
R)308,318および選択回路(MUX)316,
320から構成され、伝送信号のフレームからガードイ
ンターバルを除いた部分のシンボル数、つまり、時間窓
信号の長さを示す数値Window、伝送信号のフレー
ムのガードインターバルの長さを示す数値Guard、
時間窓信号調節回路30による時間窓信号のタイミング
の調節の刻みを示す数値k(kは整数)、特定周波数成
分抽出回路250から入力された再生用シンボルI’,
Q’、および、クロック発生回路236が発生し、伝送
信号のシンボルと同じ周期のクロック信号に基づいて、
時間窓信号を発生するタイミングを、例えば伝送フレー
ムの先頭からのフレーム数で示す時間窓調節信号Wを生
成して時間窓信号発生回路252に供給する。
【0026】乗算回路3001 ,3002 は、それぞれ
特定周波数成分抽出回路250から入力された再生用シ
ンボルI’,Q’を自乗し、加算回路322に対して出
力する。加算回路322は、乗算回路3001 ,300
2 それぞれから入力された再生用シンボルI’,Q’の
自乗値を加算し、振幅データとしてバッファ回路302
および比較回路304に対して出力する。
【0027】バッファ回路302は、比較回路304の
ロード信号LDが活性化した場合にのみ加算回路322
の出力信号を記憶する。後述のように、比較回路304
のロード信号LDは、振幅データがそれまでで最小にな
った場合にのみ活性化するので、バッファ回路302に
記憶される振幅データは最小となる。比較回路304
は、最新の信号フレームの振幅データとバッファ回路3
02に記憶された振幅データとを比較し、最新の信号フ
レームの振幅データの値がバッファ回路302に記憶さ
れた振幅データの値未満である場合にロード信号LDを
活性化し、これ以外の場合にはロード信号LDを不活性
のままとしてカウンタ回路318のロード信号入力端子
に対して出力する。
【0028】加算回路306は、DFT回路232に供
給する時間窓信号の時間長を、例えばクロック発生回路
236が発生したクロック信号の周期数で示す数値Wi
ndowと、伝送信号のガードインターバルの時間長を
同様に示す数値Guardとを加算してフレーム長デー
タを生成して減算回路310,312、選択回路320
および加算回路314に対して出力する。カウンタ回路
308は、加算回路306から入力されたフレーム長デ
ータをクロック信号の周期ごと、つまり、シンボルごと
に減算し、計数値が0になった場合にイネーブル信号を
活性化し、これ以外の場合にはイネーブル信号を不活性
のままとしてカウンタ回路318および選択回路316
に対して出力する。つまり、カウンタ回路308がクロ
ック信号を1フレームに含まれるシンボルの数だけ計数
するたびに、カウンタ回路308のイネーブル信号が活
性化することになる。なお、カウンタ回路308の計数
値は、その時点で受信しているシンボルのフレームの先
頭からの位置をシンボル単位で示す。
【0029】減算回路310は、フレーム長データから
カウンタ回路308の計数値を減算してカウンタ回路3
18に対して出力する。減算回路312は、加算回路3
06から入力されたフレーム長データから数値kを減算
し、フレーム長データ−kの値を選択回路316に対し
て出力する。加算回路314は、加算回路306から入
力されたフレーム長データと数値kとを加算し、フレー
ム長データ+kの値を選択回路316に対して出力す
る。選択回路316は、カウンタ回路308からのイネ
ーブル信号が活性化した場合にはフレーム長データ−k
の値を選択し、不活性である場合にはフレーム長データ
+kの値を選択して多重化回路320に対して出力す
る。
【0030】カウンタ回路318は、比較回路304か
ら入力されたロード信号が活性化した場合に減算回路3
10から入力されたフレーム長データからカウンタ回路
308の計数値を減算した値をロードし、ロードした値
をクロック信号の周期ごとに減算し、計数値が0になっ
た場合にはイネーブル信号を活性化して選択回路320
に対して出力する。カウンタ回路318の計数値は、フ
レームの終端から最小値までの距離を示す。
【0031】選択回路320は、カウンタ回路318か
ら入力されるイネーブル信号が活性化した場合には選択
回路316が出力するフレーム長データ−kまたはフレ
ーム長データ+kを選択し、これ以外の場合には加算回
路306から入力されるフレーム長データを時間窓調節
信号Wとして時間窓信号発生回路252に対して設定す
る。このようにセレクタ回路320を制御するのは、カ
ウンタ回路318の計数値が0になるタイミングは、正
しく時間窓信号の同期がとれるタイミングであり、この
タイミングで時間窓調節信号Wをフレーム長データと等
しくしなければならないからである。時間窓信号発生回
路252は、時間窓調節信号Wにより示されるタイミン
グで時間窓信号を生成し、DFT回路232に対して供
給する。
【0032】以下、OFDM送信装置6およびOFDM
受信装置8を用いたデータ伝送システムの動作を説明す
る。OFDM送信装置6に入力された伝送データ(I成
分データとQ成分データ)は、メモリ回路104および
多重化回路106により参照シンボルが挿入され、S/
P回路1081 ,1082 、IDFT回路110および
P/S回路1121,1122 により時間領域に変換さ
れ、バッファメモリ1141 ,1142 によりガードイ
ンターバルが挿入され、バッファメモリ1141 ,11
2 および直交変調回路140により直交変調されて伝
送信号TXSとなり、送信回路130により無線通信回
線に送信される。
【0033】OFDM送信装置6から無線通信回線を介
して伝送されてきた伝送信号TXSは、OFDM受信装
置8において、受信回路20により受信され、直交検波
回路22により直交検波され、A/D回路2281 ,2
282 およびS/P回路2301 ,2302 を介してD
FT回路232に入力される。時間窓信号発生回路25
2から入力された時間窓調節信号Wが示すタイミングで
時間窓信号を発生してDFT回路232する。DFT回
路232およびP/S回路2341 ,2342 は、時間
窓信号を用いてDFTを行い、復調信号を生成する。
【0034】特定周波数成分抽出回路250は、復調信
号から再生用シンボルI’,Q’を抽出して時間窓信号
調節回路30に対して出力し、時間窓信号調節回路30
は、再生用シンボルI’,Q’の振幅が最小となるよう
に時間窓調節信号Wを生成し、時間窓信号発生回路25
2に設定する。なお、時間窓調節信号Wが更新される場
合は、フレーム長の期間(Window+Guard−
k)処理を行った時点、および、その後、フレームの終
端から最小値が検出された位置までの期間(Windo
w+Guard+k)処理を行った場合であり、これ以
降はフレーム長(Window+Guard)ごとに更
新される。また、参照シンボル検出回路246は、復調
信号から参照シンボルを検出し、データ補正回路242
は、検出された参照シンボルに基づいて復調信号を補正
し、復号してバッファメモリ2441 ,2442 に対し
て出力する。バッファメモリ2441 ,2442 は、復
調信号からガードインターバルを取り除き、伝送データ
のみを出力する。
【0035】搬送波周波数制御回路238およびクロッ
ク周波数制御回路240は、それぞれ復調信号に含まれ
る特定の搬送波信号のシンボルと直交検波回路22にお
いて発生される搬送波信号、および、クロック発生回路
236が発生したクロック信号の位相誤差を検出し、検
出した位相誤差に基づいて直交検波回路22およびクロ
ック発生回路236を制御し、OFDM送信装置6側の
搬送波信号およびクロック信号と、OFDM受信装置8
側の搬送波信号およびクロック信号との位相同期を確立
する。
【0036】以上述べたように、本発明に係る復調装置
80の時間窓信号調節回路30は、受信した伝送信号に
含まれる本来、振幅0であるはずの特定周波数成分の振
幅に対応する再生用シンボルI’,Q’の値が最小とな
るようにDFT回路232が用いる時間窓信号のタイミ
ングを調節するので、時間窓信号のタイミングが最適化
される。従って、復調装置80は正確な伝送信号の復調
を行うことができ、しかも、復調の結果得られたデータ
の誤り率が低い。また、復調装置80の時間窓信号調節
回路30は、つねに伝送路の状態に対応して適応的にD
FT回路232が用いる時間窓信号のタイミングを調節
するので、伝送路の状態が変わっても、時間窓信号の発
生のタイミングを常に最適な状態に保つことができる。
なお、時間窓信号調節回路30において、乗算回路30
1 ,3002 および加算回路322の代わりに、再生
用シンボルI’,Q’それぞれの絶対値の和を算出する
回路を用いてもよい。
【0037】
【実施例2】以下、本発明の第2の実施例を説明する。
図4は、伝送信号が特定周波数成分を複数含む場合に、
図3に示した乗算回路3001 ,3002 および加算回
路322の代わりに用いられる自乗和算出回路34の構
成を示す図である。特定周波数成分抽出回路250を、
復調信号に複数含まれる特定周波数成分それぞれに対応
する再生用シンボルI1 ’,Q1 ’〜In ’,Qn
(nは整数)それぞれを抽出し、並列的に時間窓信号調
節回路30(図2および図3)に対して出力するように
変形した場合、図3に示した時間窓信号調節回路30の
乗算回路3001 ,3002 および加算回路322を、
自乗和算出回路34で置き換えることにより時間窓調節
信号Wを生成することができる。
【0038】図4に示すように、自乗和算出回路34
は、それぞれ上述のように変形された特定周波数成分抽
出回路250から並列的に入力される再生用シンボルI
1 ’,Q1 ’〜In ’,Qn ’それぞれの自乗和を算出
する乗算回路34011,340 12〜340n1,340n2
および加算回路3421 〜342n と、加算回路342
1 〜342n それぞれが算出した自乗和の総和を算出す
る加算回路344から構成されている。つまり、再生用
シンボル乗算回路34011,34012〜340n1,34
n2それぞれに対応して図3に示した乗算回路30
1 ,3002 およびバッファ回路302と同じ回路を
設けた構成になっている。
【0039】加算回路344が算出した再生用シンボル
1 ’,Q1 ’〜In ’,Qn ’それぞれの自乗和の総
和を時間窓信号調節回路30のバッファ回路302およ
び比較回路304に対して入力することにより、時間窓
信号調節回路30は複数の特定周波数成分それぞれに対
応した再生用シンボルI1 ’,Q1 ’〜In ’,Qn
に基づいて時間窓調節信号Wを生成して時間窓信号発生
回路252に供給することができ、DFT回路232に
供給する時間窓信号のタイミングをさらに最適化するこ
とができる。第2の実施例に示した自乗和算出回路34
も、第1の実施例と同様に再生用シンボルI1 ’,
1 ’〜In ’,Qn ’それぞれの絶対値の総和を算出
するように構成してもよい。
【0040】
【実施例3】以下、本発明の第3の実施例を説明する。
図5は、図3に示した時間窓信号調節回路30の加算回
路322とバッファ回路302および比較回路304と
の間、または、図4に示した自乗和算出回路34とバッ
ファ回路302および比較回路304との間に入れられ
るフィルタ回路36の構成を示す図である。
【0041】図5に示すように、フィルタ回路36は、
レジスタ回路3601 〜360m から構成された、一定
周期、例えば1シンボル周期(図2および図3に示した
時間窓信号調節回路30のクロック信号の周期に同じ)
ごとに、図3に示した時間窓信号調節回路30の加算回
路322または自乗和算出回路34の加算回路344の
加算値をシフトするシフトレジスタと、フィルタ回路3
6の入力信号およびレジスタ回路3601 〜360m
出力信号に、それぞれフィルタリング係数A1〜Am+1
を乗算する乗算回路3621 〜362m+1 、乗算回路3
621 〜362 m+1 の乗算結果の総和を算出する加算回
路364および加算回路364が算出した総和に所定の
係数Bを乗算する乗算回路366から構成されており、
トランスバーサルフィルタ回路として動作する。
【0042】このように、時間窓信号調節回路30の加
算回路322または自乗和算出回路34の出力をフィル
タ回路36によりフィルタリングすることにより、伝送
路において伝送信号に発生した雑音等が、時間窓信号調
節回路30の他の構成部分による時間窓調節信号Wの生
成に与える影響を低減することができる。
【0043】なお、フィルタ回路36の段数、つまり、
レジスタ回路3601 〜360m+1の個数は、ガードイ
ンターバルに含まれるシンボル数以下(k≧m)とする
のが好適である。再生用シンボルI’,Q’の値が最小
になる位置は、フィルタ回路36のレジスタ回路360
1 〜360m の全てが、ガードインターバルの再生用シ
ンボルを保持している場合であるためである。一方、フ
ィルタ回路36の段数が少なければ少ないほど、フィル
タ回路36の出力信号が最小となる範囲が広くなり、誤
差が大きくなる。従って、結局、フィルタ回路36の段
数をガードインターバルに含まれるシンボル数と同じ
(k=m)とするのが最適となる。また、フィルタリン
グ係数A1 〜Am+1 および係数Bの値は任意であり、実
験等により、フィルタ回路36が適用されるOFDM受
信装置8の伝送路等に最適な値とすればよい。
【0044】第3の実施例に示したフィルタ回路36の
ように、トランスバーサルフィルタを用いる他、加算回
路322または自乗和算出回路34の出力データをフィ
ルタリングするためには、例えば、他の形式のディジタ
ルフィルタを用いる方法、あるいは、一度アナログ形式
のデータに戻してからアナログフィルタによりフィルタ
リングする方法等を採ることも可能である。
【0045】
【実施例4】以下、本発明の第4の実施例を説明する。
図6は、第4の実施例における本発明に係る時間窓信号
調節回路40の構成を示す図である。なお、図6におい
ては、図3に示した時間窓信号調節回路30と同じ構成
部分には同一の符号を付して示してある。図6に示すよ
うに、時間窓信号調節回路40は、OFDM受信装置8
(図2)において、時間窓信号調節回路30(図2およ
び図3)の代わりに用いられるものであって、時間窓信
号調節回路30のバッファ回路302および比較回路3
04を、比較回路402、バッファ回路404、比較回
路406および論理和回路408から構成されるロード
信号生成回路400で置き換えた構成になっている。
【0046】乗算回路3001 ,3002 および加算回
路322により再生用シンボルI’,Q’の自乗和が算
出され、ロード信号生成回路400に入力される。ロー
ド信号生成回路400において、比較回路402は、加
算回路322から出力された再生用シンボルI’,Q’
の自乗和と閾値TH1とを比較し、加算回路322から
出力された再生用シンボルI’,Q’の自乗和が閾値T
H1以上の場合に比較結果を論理値1とし、これ以外の
場合には論理値0としてバッファ回路404に対して出
力する。
【0047】バッファ回路404は、比較回路402の
比較結果を、クロック信号の周期ごとに、順次、記憶す
る。つまり、バッファ回路404には、1つ前のクロッ
ク信号の周期の比較結果が記憶されていることになる。
比較回路406は、再生用シンボルI’,Q’の自乗和
と閾値TH2とを比較し、加算回路322から出力され
た再生用シンボルI’,Q’の自乗和が閾値TH1未満
の場合に比較結果を論理値1とし、これ以外の場合には
論理値0として論理和回路408に対して出力する。バ
ッファ回路404は、比較回路402から入力された比
較結果を記憶し論理和回路408に対して出力する。
【0048】論理和回路408は、バッファ回路404
および比較回路406の出力信号の論理値が1になった
場合にロード信号LDを活性化(論理値1)にしてカウ
ンタ回路318に対して出力する。ロード信号LDが活
性化した場合には、カウンタ回路318に減算回路31
0が出力するデータの値がロードされる。特定周波数成
分の再生シンボルI’,Q’の値は一定のパターンで変
動するので、この変動パターンにおいて再生シンボル
I’,Q’の自乗和が最小となるタイミングで時間窓調
節信号Wの更新を行うのが望ましい。
【0049】そこで、閾値TH2の値を特定周波数成分
の再生シンボルI’,Q’の自乗和の最低値がとりうる
値以上であって、再生シンボルI’,Q’の自乗和が各
フレームにおいてとりうる値とし、閾値TH1を、この
特定周波数成分の再生シンボルI’,Q’の自乗和の最
低値以上であって、この最低値の近い値とし、再生シン
ボルI’,Q’の自乗和の値が閾値TH2以下であっ
て、一度、閾値TH1以下となり、再度、閾値TH1を
超えたタイミングを検出することにより、再生シンボル
I’,Q’の自乗和が最低となるタイミングで時間窓調
節信号Wの更新を行うようにしている。
【0050】なお、特定周波数成分抽出回路250を適
切に変形し、時間窓信号調節回路40において、乗算回
路3001 ,3002 および加算回路322の代わりに
自乗和算出回路34を用いても、あるいは、絶対値の和
を算出する回路を用いることも可能である。また、加算
回路322または自乗和算出回路34に、さらにフィル
タ回路36(図5)を後置してもよい。
【0051】
【実施例5】以下、本発明の第5の実施例を説明する。
図7は、第5の実施例における本発明に係る時間窓信号
調節回路42の構成を示す図である。なお、図7におい
ては、図3および図6に示した時間窓信号調節回路3
0,40と同じ構成部分には同一の符号を付して示して
ある。図7に示すように、時間窓信号調節回路42は、
OFDM受信装置8(図2)において、時間窓信号調節
回路30(図2および図3)の代わりに用いられるもの
であって、時間窓信号調節回路30に、比較回路422
および論理和回路424から構成されるロード信号生成
回路420を付加し、カウンタ回路318がロード信号
生成回路420からのロード信号が活性化した場合に加
算回路306が出力するデータの値をロードするように
した構成になっている。
【0052】乗算回路3001 ,3002 および加算回
路322により再生用シンボルI’,Q’の自乗和が算
出され、ロード信号生成回路400に入力される。ロー
ド信号生成回路420において、比較回路402は、加
算回路322から出力された再生用シンボルI’,Q’
の自乗和と閾値THとを比較し、加算回路322から出
力された再生用シンボルI’,Q’の自乗和が閾値TH
以上の場合に比較結果を論理値1とし、これ以外の場合
には論理値0として論理和回路424に対して出力す
る。論理和回路424は、カウンタ回路308の計数値
が0になり、イネーブル信号が活性化(論理値1)とな
り、比較回路402の比較結果の論理値が1になった場
合にカウンタ回路308に対するロード信号LDを活性
化(論理値1に)する。
【0053】このように時間窓信号調節回路42を構成
することにより、再生シンボルI’,Q’の自乗和の値
が閾値THの値を超えた場合にも、時間窓調節信号Wの
更新が行われることになる。したがって、時間窓信号調
節回路42によれば、OFDM受信装置8が伝送信号を
受信する伝送路の状態が大きく変化し、それまで最適で
あった時間窓信号のタイミングが最適でなくなった場
合、あるいは、OFDM受信装置8において、チャネル
切り替え等の受信モードの変化が生じた場合にも対応す
ることができる。なお、時間窓信号調節回路42が最適
に動作するためには、閾値THの値が、再生シンボル
I’,Q’の自乗和の最低値がとりうる値より僅かに大
きい値とするのが最適である。
【0054】なお、第5の実施例に示した時間窓信号調
節回路42において、伝送路の状態に応じて複数の閾値
THを用いるように構成してもよい。また、時間窓信号
調節回路42を、再生シンボルI’,Q’の自乗和の値
が閾値THの値を超えた場合の他、OFDM受信装置8
の受信モードが変更された場合、あるいは、伝送信号の
伝送パラメータが変更された場合にも時間窓調節信号W
の値を更新するように構成してもよい。また、第4の実
施例に示した時間窓信号調節回路40と同様に、時間窓
信号調節回路42においても、乗算回路3001 ,30
2 および加算回路322の代わりに自乗和算出回路3
4を用いたり、絶対値の和を算出する回路を用いたり、
加算回路322または自乗和算出回路34に、あるい
は、さらにフィルタ回路36(図5)を後置したりする
ことも可能である。
【0055】
【実施例6】以下、本発明の第6の実施例を説明する。
図8は、第6の実施例における本発明に係る時間窓信号
調節回路44の構成を示す図である。なお、図8におい
ては、図3、図6および図7に示した時間窓信号調節回
路30,40,42と同じ構成部分には同一の符号を付
して示してある。
【0056】図8に示すように、時間窓信号調節回路4
4は、OFDM受信装置8(図2)において、時間窓信
号調節回路30,40,42の代わりに用いられるもの
であって、時間窓信号調節回路30,40,42の乗算
回路3001 ,3002 および加算回路322以外の構
成要素をCPU440(ROM、RAMおよび周辺回路
等は図示の簡略化のために省略して示してある)で置換
し、時間窓信号調節回路30,40,42のいずれかの
乗算回路3001 ,3002 および加算回路322以外
の各構成部分の動作をソフトウェア的に実現したもので
ある。これらの機能をCPU440で行うことにより、
OFDM受信装置8の構成の変更等に、柔軟に対応可能
となる。
【0057】なお、図8には、OFDM受信装置8のモ
ード設定入力等は示していないが、OFDM受信装置8
のモード設定入力に対応してCPU440が処理内容を
変更する、あるいは、伝送信号の受信状態を使用者に示
す信号を出力するように変形することが可能である。ま
た、第4の実施例および第5の実施例に示した変形例と
同様な変形を時間窓信号調節回路44についても行うこ
とが可能である。
【0058】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明に係る復
調装置によれば、マルチパス妨害あるいは雑音等が生じ
ている伝送路を介して伝送信号を伝送する場合であって
も、OFDM方式の伝送信号を復調するために不可欠な
DFT用の時間窓信号を正しく再生できる。また、本発
明に係る復調装置によれば、データ伝送効率を低下させ
ずにDFT用の時間窓信号を正しく再生できる。また、
本発明に係る復調装置によれば、DFT用の時間窓信号
を正しく再生することにより、OFDM方式の伝送信号
の復調を低い誤り率で行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】特定の周波数成分の振幅を0にしたOFDM方
式の伝送信号を送信するOFDM送信装置の構成を示す
図である。
【図2】第1の実施例における本発明に係る復調装置が
適用されるOFDM受信装置の構成を示す図である。
【図3】図1に示した本発明に係る復調回路の時間窓信
号調節回路の構成を示す図である。
【図4】伝送信号が特定周波数成分を複数含む場合に、
図3に示した乗算回路(300 1 ,3002 )および加
算回路(322)の代わりに用いられる自乗和算出回路
の構成を示す図である。
【図5】図3に示した時間窓信号調節回路の加算回路
(322)とバッファ回路(302)および比較回路
(304)との間、または、図4に示した自乗和算出回
路(34)とバッファ回路(302)および比較回路
(304)との間に入れられるフィルタ回路の構成を示
す図である。
【図6】第4の実施例における本発明に係る時間窓信号
調節回路の構成を示す図である。
【図7】第5の実施例における本発明に係る時間窓信号
調節回路の構成を示す図である。
【図8】第6の実施例における本発明に係る時間窓信号
調節回路の構成を示す図である。
【符号の説明】
6…OFDM送信装置、60…直交周波数多重化回路、
104…メモリ回路、106…多重化回路、1081
1082 …S/P回路、110…IDFT回路、112
1 ,1122 …P/S回路、1141 ,1142 …バッ
ファメモリ、1161 ,1162 …D/A回路、140
…直交変調回路、130…送信回路、138…送信アン
テナ、8…OFDM受信装置、20…受信回路、200
…受信アンテナ、22…直交検波回路、80…復調装
置、2281 ,2282 …A/D回路、2301 ,23
2 …S/P回路、232…DFT回路、2341 ,2
342…P/S回路、236…クロック発生回路、23
8…搬送波周波数制御回路、242…データ補正回路、
2441 ,2442 …バッファメモリ、246…参照シ
ンボル検出回路、30,40,42,44…時間窓信号
調節回路、3001 ,3002 ,34011,24012
340n1,340n2、3621 〜362m+1 ,366…
乗算回路、34,306,314,316,3401
340n 、344、364…加算回路、310,312
…減算回路、302,404…バッファ回路、304,
402,406,422…比較回路、308,318…
カウンタ回路、316,320…選択回路、408,4
24…論理和回路、440…CPU、36…フィルタ回

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】振幅が0の1つ以上の特定周波数成分を含
    み、直交する2つの信号成分を有する所定の周波数領域
    データがフーリエ逆変換された時間領域信号を復調する
    復調装置であって、 所定の時間窓信号を用いて前記時間領域信号をフーリエ
    変換し、前記周波数領域データを復調するフーリエ変換
    手段と、 前記周波数領域データの特定周波数成分の全部または一
    部それぞれの振幅を示す振幅データを算出する振幅デー
    タ算出手段と、 前記振幅データの値が小さくなるようにタイミングを調
    節して前記フーリエ変換手段の前記時間窓信号を生成す
    る時間窓信号生成手段とを有する復調装置。
  2. 【請求項2】所定数の前記振幅データに基づいて、前記
    振幅データをフィルタリングし、前記時間窓生成手段に
    対して出力するフィルタリング手段をさらに有する請求
    項1に記載の復調装置。
  3. 【請求項3】前記時間窓信号生成手段は、 前記時間窓信号を発生する信号発生手段と、 前記特定周波数成分の全部または一部に対応する前記振
    幅データの値と所定の閾値とを比較する比較手段と、 前記特定周波数成分の全部または一部に対応する前記振
    幅データの値が、前記所定の閾値以上になった場合に、
    前記信号発生手段が前記時間窓信号を発生するタイミン
    グを調節するタイミング調節手段とを有する請求項1に
    記載の復調装置。
  4. 【請求項4】前記時間窓信号生成手段は、 前記時間窓信号を発生する信号発生手段と、 前記特定周波数成分の全部または一部に対応する前記振
    幅データの値と、前記振幅データの値の範囲を示す2つ
    の閾値とを比較する比較手段と、 前記特定周波数成分の全部または一部に対応する前記振
    幅データの値が、前記所定の閾値が示す範囲以外になっ
    た場合に、前記信号発生手段が前記時間窓信号を発生す
    るタイミングを調節するタイミング調節手段とを有する
    請求項1に記載の復調装置。
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