JPH0827521A - 等速ジョイントの高周波焼入方法とその装置 - Google Patents
等速ジョイントの高周波焼入方法とその装置Info
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- JPH0827521A JPH0827521A JP6165707A JP16570794A JPH0827521A JP H0827521 A JPH0827521 A JP H0827521A JP 6165707 A JP6165707 A JP 6165707A JP 16570794 A JP16570794 A JP 16570794A JP H0827521 A JPH0827521 A JP H0827521A
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Abstract
質のバラツキの無いワークが得られる等速ジョイントの
高周波焼入方法を提供するとともに、省スペース化が可
能であり、構造が簡単でかつコスト低減が可能な等速ジ
ョイントの高周波焼入装置を提供することにある。 【構成】 本発明の高周波焼入方法では、インライン型
の搬送装置5によって、軸部2および溝部3の2ケ所の
焼入を必要とするワークWを一つの焼入ステージ1Bに
搬送し、焼入ステージ1Bにおける搬送ラインLの下側
でワークWの溝部3を加熱して冷却し、溝部3の冷却完
了後に、焼入ステージ1Bにおける搬送ラインLの上側
でワークWの軸部2を加熱して冷却し、軸部2の冷却完
了後に、溝部3および軸部2の焼入を行ったワークWを
搬送装置5によって次のステージ1Cに搬送している。
Description
うな軸部および溝部の2ケ所の焼入を必要とするワーク
に対して適用される高周波焼入方法とその装置に関する
ものである。
所の焼入を必要とするワークは、例えば、図5に示すよ
うなシステムの焼入用自動装置51を使用することによ
り焼入されている。この焼入用自動装置51は、軸部焼
入ステージ5Bと溝部焼入ステージ5Dを有し、しかも
両焼入ステージ5B,5Dの間には焼入に入る前の均熱
化を図るべく冷却ステージ5Cが設けられている。
来の焼入用自動装置51では、軸部焼入ステージ5Bと
溝部焼入ステージ5Dがそれぞれ別個に配置されている
ので、各々の焼入ステージ5B,5Dにワーク上下動機
構やワークセンタリング用の上部センタ機構および下部
センタ機構がそれぞれ必要となり、構造が複雑で設備コ
ストが高くなる上に、大きな設置スペースが必要であっ
た。また、従来の焼入用自動装置51では、一方の軸部
焼入後の残熱による影響を少なくするために、両焼入ス
テージ5B,5Dの間に冷却ステージ5Cを設けてワー
ク冷却をする必要があった。このワーク冷却が無い場合
は、ワークが機械に投入されるタイミングにより焼入後
の空冷時間にバラツキを発生し、焼入品質の不良の原因
となるおそれがあった。これを防ぐためには、ワーク加
熱後の冷却時間を充分に延ばすというような対策が必要
となり、これにより生産性の低下を招くという欠点を有
していた。
ワークの焼入を行う場合、まず、ステージ5Aにおいて
ワークを取り込み、焼入ステージ5Bにおいて当該ワー
クの軸部を焼入し、冷却ステージ5Cにおいてワークを
冷却する。次いで、このワークの溝部を焼入ステージ5
Dにおいて焼入し、冷却ステージ5Eにおいて冷却す
る。そして、焼戻ステージ5Fにおいて当該ワークの軸
部および溝部を同時に焼戻し、冷却ステージ5Gにおい
て冷却する。しかる後、ワークはステージ5Hより装置
外に払い出され、後工程に搬送されるシステムとなって
いる。
ものであって、その目的は、溝部から軸部までの焼入品
質のバラツキの無いワークが得られる等速ジョイントの
高周波焼入方法を提供するとともに、省スペース化が可
能であり、構造が簡単でかつコスト低減が可能な等速ジ
ョイントの高周波焼入装置を提供することにある。
題を解決するために、本発明においては、インライン型
の搬送機構によって、軸部および溝部の2ケ所の焼入を
必要とするワークを一つの焼入ステージに搬送し、該焼
入ステージにおける搬送ラインの下側で前記ワークの溝
部を加熱して冷却し、該溝部の冷却完了後に、前記焼入
ステージにおける搬送ラインの上側で前記ワークの軸部
を加熱して冷却し、該軸部の冷却完了後に、前記溝部お
よび軸部の焼入を行ったワークを前記搬送機構によって
次のステージに搬送している。
溝部の2ケ所の焼入を必要とするワークを搬送するイン
ライン型の搬送機構と、該搬送機構によって搬送された
ワークの軸部および溝部の両方の焼入を行う焼入ステー
ジとを有し、該焼入ステージにおける搬送ラインの下側
に溝部焼入用加熱手段を配設し、前記焼入ステージにお
ける搬送ラインの上側に軸部焼入用加熱手段、溝部およ
び軸部用冷却手段をそれぞれ配設するとともに、これら
冷却手段およびワークを昇降させる昇降手段を設けてい
る。
では、軸部および溝部の2ケ所の焼入を必要とするワー
クを同一ステージにおいて軸部および溝部の両方の焼入
を行うため、従来の焼入方法で必要なワーク冷却用のス
テージを無くしても、溝部焼入から軸部焼入までの品質
バラツキのないワークが得られる。
高周波焼入装置では、搬送機構によって搬送されたワー
クの軸部および溝部の両方の焼入を行う焼入ステージと
を有し、この焼入ステージにおける搬送ラインの下側に
溝部焼入用加熱手段を配設し、前記焼入ステージにおけ
る搬送ラインの上側に軸部焼入用加熱手段、溝部および
軸部用冷却手段をそれぞれ配設するとともに、これら冷
却手段およびワークを昇降させる昇降手段を設けている
ため、従来と比べて設置スペースが半分程度で良く、し
かも、必要なワーク上下動システムやセンタ機構等のユ
ニットも従来の半分の使用数で済む。
に説明する。
の高周波焼入方法とその装置の一実施例を示している。
本実施例の高周波焼入方法には、軸部2および溝部3の
2ケ所の焼入を必要とする等速ジョイント部材のワーク
Wを取り込むステージ1A、ワークWの軸部2および溝
部3の両方を焼入する焼入ステージ1B、ワークWを冷
却する第1冷却ステージ1C、ワークWの軸部2および
溝部3を同時に焼戻す焼戻ステージ1D、ワークWを冷
却する第2冷却ステージ1E、ワークWを装置外に払い
出すステージ1Fを順に経るシステムの高周波焼入装置
4が用いられている。また、この高周波焼入装置4は、
ワークWを各ステージに搬送するインライン型(直列
型、一列型)の搬送装置5を有しており、ワークWは搬
送ラインL上を搬送されるようになっている。
示す如く、高周波焼入用の自動機械6が設置されてい
る。自動機械6は、搬送ラインLの下側に配設される溝
部焼入用加熱コイル(溝部焼入用加熱手段)7と、搬送
ラインLの上側に配設される軸部焼入用加熱コイル(軸
部焼入用加熱手段)8、溝部冷却用外周ジャケット(溝
部冷却手段)9および軸部冷却用ジャケット(軸部冷却
手段)10とをそれぞれ備えている。
却用ジャケット10は、搬送時のワークWと干渉せず、
かつ相互干渉の無い位置に配置された状態で同一の支持
ブラケット11に取付けられ、ジャケット昇降用シリン
ダ12によって同時に動くようになっている。しかも、
支持ブラケット11は、ワーク上下動用モータ13およ
びボールネジ14により駆動される往復台ベース(昇降
手段)15に取付けられている。なお、溝部焼入用加熱
コイル7と軸部焼入用加熱コイル8は、自動機械6側に
固定されている。
よび下部センタ機構17によりセンタリングされ、往復
台ベース15と共に昇降するように構成されている。ま
た、ワークWは、ワーク回転用油圧モータ18により駆
動される下部センタ機構17を介して回転が伝達される
ようになっている。このため、上部センタ機構16およ
び下部センタ機構17は、センタ昇降用シリンダ19に
よって昇降するように構成されている。しかも、下部セ
ンタ機構17の中央部には、焼入用加熱コイル7を挿入
させる貫通孔20が穿設されている。また、図2におい
て21,22は焼入用加熱コイル7,8を制御するコン
トローラである。
には従来技術の機械が設置されている。すなわち、ステ
ージ1Aにはワーク取込機23、第1および第2冷却ス
テージ1C,1Eにはワーク冷却機24,25、焼戻ス
テージ1Dにはワーク焼戻機26、ステージ1Fにはワ
ーク払出機27がそれぞれ配置されている。
を同一ステージの焼入ステージ1Bにおいて焼入する動
作を説明する。
に、搬送装置5によってステージ1Aから焼入ステージ
1Bまで運ばれて来る。すると、ワークWは、上部セン
タ機構16および下部センタ機構17によってセンタリ
ングされ、そして、図4(b)に示すように、往復台ベ
ース15と共に溝部加熱位置まで下降する。それと同時
に、溝部冷却用外周ジャケット9と軸部冷却用ジャケッ
ト10も所定の位置まで下降する。
センタ機構17を介して回転され、この状態で溝部3が
溝部焼入用加熱コイル7により加熱され、その後、溝部
冷却用外周ジャケット9で冷却される。溝部3の冷却が
完了した後、ワークWは、往復台ベース15と共に、図
4(c)に示す軸部加熱位置まで上昇する。
部2が軸部焼入用加熱コイル8により加熱される。軸部
2の加熱完了後、ワークWはすぐに下降を開始し、それ
と同時に、軸部冷却用ジャケット10によって軸部2の
冷却も開始される。ワークWは、図4(d)に示す如
く、搬送ラインLの位置まで下降し、この位置において
軸部2の冷却が完了するまで回転している。
回転を停止させ、上部センタ機構16および下部センタ
機構17によるワークWのセンタリングを解除する。ま
た、溝部冷却用外周ジャケット9と軸部冷却用ジャケッ
ト10は図4(e)に示す如く、元の位置まで上昇す
る。センタリング解除後、ワークWは搬送装置5に次の
第1冷却ステージ1Cに搬送される。その後、ワークW
は、第1冷却ステージ1C、焼戻ステージ1D、第2冷
却ステージ1EおよびステージFにおいて所定の処理が
施され、後工程に搬送される。
入ステージ1Bにおいて、溝部焼入加熱コイル7により
ワークWの溝部3を加熱し、その後、溝部冷却用外周ジ
ャケット9によりワークWの溝部3の冷却を完了させ、
しかる後に、軸部焼入加熱コイル8によりワークWの軸
部2を加熱し、その後、軸部冷却用外周ジャケット10
によりワークWの軸部2の冷却を完了させているため、
溝部3から軸部2までの焼入品質のバラツキの無いワー
クWを得ることができる。また、高周波焼入装置4で
は、従来において別個に配置された溝部焼入ステージと
軸部焼入ステージを一つの焼入ステージ1Bに配置し、
かつ従来の溝部焼入ステージと軸部焼入ステージとの間
の冷却ステージを無くしているため、装置全体の大きさ
を小さくできる上、構造も簡単になる。
本発明は既述の実施例に限定されるものではなく、本発
明の技術的思想に基づいて各種の変形および変更が可能
である。
トの高周波焼入方法は、インライン型の搬送機構によっ
て、軸部および溝部の2ケ所の焼入を必要とするワーク
を一つの焼入ステージに搬送し、該焼入ステージにおけ
る搬送ラインの下側で前記ワークの溝部を加熱して冷却
し、該溝部の冷却完了後に、前記焼入ステージにおける
搬送ラインの上側で前記ワークの軸部を加熱して冷却
し、該軸部の冷却完了後に、前記溝部および軸部の焼入
を行ったワークを前記搬送機構によって次のステージに
搬送しているので、溝部から軸部までの焼入品質のバラ
ツキの無いワークを得ることができ、このワークを用い
て優れた品質の製品を生産することが可能になる。
波焼入装置は、軸部および溝部の2ケ所の焼入を必要と
するワークを搬送するインライン型の搬送機構と、該搬
送機構によって搬送されたワークの軸部および溝部の両
方の焼入を行う焼入ステージとを有し、該焼入ステージ
における搬送ラインの下側に溝部焼入用加熱手段を配設
し、前記焼入ステージにおける搬送ラインの上側に軸部
焼入用加熱手段、溝部および軸部用冷却手段をそれぞれ
配設するとともに、これら冷却手段およびワークを昇降
させる昇降手段を設けているので、従来の焼入装置で必
要であった複数のステージを削減でき、省スペース化が
図れるとともに、構造が簡単になり、設備コストを低減
させることができる。
波焼入方法に用いられる焼入装置を示すシステム構成図
である。
クの焼入用自動機械を示す側面図である。
る。
順を追って説明する概念図である。
られる焼入装置を示すシステム構成図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 インライン型の搬送機構によって、軸部
および溝部の2ケ所の焼入を必要とするワークを一つの
焼入ステージに搬送し、該焼入ステージにおける搬送ラ
インの下側で前記ワークの溝部を加熱して冷却し、該溝
部の冷却完了後に、前記焼入ステージにおける搬送ライ
ンの上側で前記ワークの軸部を加熱して冷却し、該軸部
の冷却完了後に、前記溝部および軸部の焼入を行ったワ
ークを前記搬送機構によって次のステージに搬送するこ
とを特徴とする等速ジョイントの高周波焼入方法。 - 【請求項2】 軸部および溝部の2ケ所の焼入を必要と
するワークを搬送するインライン型の搬送機構と、該搬
送機構によって搬送されたワークの軸部および溝部の両
方の焼入を行う焼入ステージとを有し、該焼入ステージ
における搬送ラインの下側に溝部焼入用加熱手段を配設
し、前記焼入ステージにおける搬送ラインの上側に軸部
焼入用加熱手段、溝部および軸部用冷却手段をそれぞれ
配設するとともに、これら冷却手段およびワークを昇降
させる昇降手段を設けたことを特徴とする等速ジョイン
トの高周波焼入装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16570794A JP3675855B2 (ja) | 1994-07-19 | 1994-07-19 | 等速ジョイントの高周波焼入方法とその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16570794A JP3675855B2 (ja) | 1994-07-19 | 1994-07-19 | 等速ジョイントの高周波焼入方法とその装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0827521A true JPH0827521A (ja) | 1996-01-30 |
| JP3675855B2 JP3675855B2 (ja) | 2005-07-27 |
Family
ID=15817533
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16570794A Expired - Fee Related JP3675855B2 (ja) | 1994-07-19 | 1994-07-19 | 等速ジョイントの高周波焼入方法とその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3675855B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004169133A (ja) * | 2002-11-20 | 2004-06-17 | Fuji Electronics Industry Co Ltd | 等速ジョイント用高周波焼入装置 |
| JP2007239059A (ja) * | 2006-03-10 | 2007-09-20 | Denki Kogyo Co Ltd | 高周波熱処理装置 |
| CN102345004A (zh) * | 2010-07-23 | 2012-02-08 | 高周波热炼株式会社 | 工件的热处理装置 |
-
1994
- 1994-07-19 JP JP16570794A patent/JP3675855B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004169133A (ja) * | 2002-11-20 | 2004-06-17 | Fuji Electronics Industry Co Ltd | 等速ジョイント用高周波焼入装置 |
| JP2007239059A (ja) * | 2006-03-10 | 2007-09-20 | Denki Kogyo Co Ltd | 高周波熱処理装置 |
| CN102345004A (zh) * | 2010-07-23 | 2012-02-08 | 高周波热炼株式会社 | 工件的热处理装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3675855B2 (ja) | 2005-07-27 |
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