JPH08275291A - スピーカ用ダンパー - Google Patents
スピーカ用ダンパーInfo
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Abstract
と、スピーカフレーム8に係合される略楕円形状の外周
枠9Bとの間に橋架された複数の可動アーム9b,9c
の一端を、外周枠9Bの長径方向からみて45度未満の
位置で外周枠9Bに支持する構成とし、また、外周枠9
Bに位置出し用溝9aを形成し、スピーカフレーム8の
ホールド段部8aに形成した位置出し突起8bに係合さ
せることで位置出しを行うようにし、更に、蝶ダンパー
9は樹脂から成り、射出成型により一体成型するように
した。 【効果】 外周枠9Bに対する可動アーム9b,9cの
長さに見合った半径を有する円形状のダンパーと同程度
のコンプライアンスを得ることができる。線対称とされ
ることから位置出しが困難とされる楕円形状の蝶ダンパ
ー9の場合であっても、スピーカフレーム8に対する位
置出しが容易となる。金型により厚さが適宜設定される
ので部分的な偏肉厚化も可能となり、十分なコンプライ
アンスを得ることができる。
Description
ニットに適したスピーカ用ダンパーに関する。
板(コーン)の中心部側を支えるためのサスペンション
としてのダンパーは、コーン外周を支持するコーンエッ
ジとともに、コーンの振動方向に対しては動きやすく、
それと直角な方向に対しては剛性をもつような形状とさ
れている。
プ内で運動するとき、ギャップ側面のポールピースやヨ
ークに接触しないようにし、しかもコーン紙とボイスコ
イルが静止状態で正しい位置にあるようにコーン紙とボ
イスコイルを保持する役目も担っている。
じに、最低共振周波数f0 に影響を与え、しかも同じ振
幅をとることから、コーン紙の運動に対して適度な柔ら
かさでどんな振幅にも追従でき、横方向の動きを十分に
抑えられるような性質の材料と形が必要とされる。
樹脂を含浸し加熱成形したコルゲーションダンパーや、
薄いベークライト板や金属板を打ち抜いた蝶ダンパー等
がある。
振動板(コーン)の中心部側を支えるためのダンパーに
あっては、ダンパーの外径を楕円形状の振動板(コー
ン)の短径方向に合せているため、ダンパーの口径が小
さくなってしまうことから、必要とされるコンプライア
ンスを得ることが困難とされる。そこで、必要とされる
コンプライアンスを得るために柔らかい素材を使用した
り、コルゲーション形状を工夫したりしている。
したり、コルゲーション形状を工夫したりしてみても、
ダンパーの外径を楕円形状の振動板(コーン)の短径方
向に合せた円形状のダンパーでは、上述したように口径
が小さいために、必要且つ十分なコンプライアンスを得
るためには限界があることから、低音域特性(f0 )を
伸ばす上で妨げとなっている。
れたもので、楕円形状の振動板(コーン)を支持するに
際し、必要且つ十分なコンプライアンスを得ることがで
きるスピーカ用ダンパーを提供することを目的とする。
ボイスコイルボビンが挿入される内周枠と、スピーカフ
レームに係合される略楕円形状の外周枠と、前記内周枠
と外周枠との間に橋架された複数の可動アームとを備え
たスピーカ用ダンパーであって、前記可動アームの一端
は、前記外周枠の長径方向からみて45度未満の位置で
前記外周枠に支持されていることを特徴とする。
記スピーカフレームに対する位置決め手段が形成されて
いることを特徴とする。
枠及び可動アームは樹脂から成り、射出成型により一体
成型されていることを特徴とする。
ルボビンが挿入される内周枠と、スピーカフレームに係
合される略楕円形状の外周枠との間に橋架された複数の
可動アームの一端を、外周枠の長径方向からみて45度
未満の位置で外周枠に支持する構成としたので、外周枠
に対する可動アームの長さに見合った半径を有する円形
状のダンパーと同程度のコンプライアンスを得ることが
できる。
持を45度を超えた位置とした場合には、略楕円形状の
外周枠の短径方向に寄ってしまい、外周枠に対する可動
アームの長さに見合った半径を有する円形状のダンパー
と同程度のコンプライアンスが小さくなってしまう。
手段を外周枠に形成したので、位置出しが困難とされる
線対称の楕円形状のダンパーの場合であっても、スピー
カフレームに対する位置出しが容易となる。
及び可動アームは樹脂から成り、射出成型により一体成
型したので、通常の打ち抜きによって形成されるダンパ
ーのように、素材の厚さの限定によりダンパーの厚みが
一義的とされ、必要なコンプライアンスを得ることが困
難となるものに比べ、金型により厚さを適宜設定するこ
とができるので部分的な偏肉厚化も可能となり、十分な
コンプライアンスが得られる。
て説明する。図1及び図2は、本発明のスピーカ用ダン
パーの一実施例に係る楕円形状のコーンスピーカユニッ
トを示すものである。
1内部に収納されているポールヨーク2の上下には、リ
ング状のマグネット3,4が固着されている。マグネッ
ト4の上面側には、リング状のプレート5が固着されて
いる。コイルボビン6に巻回されているボイスコイル7
は、ポールヨーク2のポールピース2aとプレート5と
の間の磁気ギャップ中に配設されている。ボイスコイル
7は、リード線14を介して端子13に接続されてい
る。
Aに挿入されて弾性支持されている。蝶ダンパー9の外
周枠9Bは、複数の可動アーム9bを介して内周枠9A
と一体化されており、スピーカフレーム8内面のホール
ド段部8aに固着されている。ここで、蝶ダンパー9は
樹脂から成り、射出成型されたものであり、その内周枠
9Aはコイルボビン6の形状に合わせて円形状とされ、
その外周枠9Bは後述する楕円形状の振動板(コーン)
10と略同形状とされている。
向には、図3に示すように、位置出し用溝9aが形成さ
れており、スピーカフレーム8のホールド段部8aに形
成されている位置出し突起8bに係合されることで、ス
ピーカフレーム8に対する蝶ダンパー9の位置出しが行
われている。これにより、楕円形状の振動板(コーン)
10に対しての蝶ダンパー9による支持バランスが良好
に保たれる。
称となるためにスピーカフレーム8に対する位置出しが
不要となるが、楕円形状の蝶ダンパー9は線対称である
ため、図4に示すように、位置出し突起8b及び位置出
し用溝9aを設けない場合には、蝶ダンパー9の位置出
しが困難となり、楕円形状の振動板(コーン)10に対
しての蝶ダンパー9による支持バランスが崩れてしまう
ことになる。
いる開口端側が楕円形状とされた振動板(コーン)10
のコーンエッジ11はガスケット12を介してスピーカ
フレーム8の開口端側に固着されている。
の作用について説明する。まず、図5は、上記の楕円形
状の蝶ダンパー9の詳細を示すものであるが、同図では
内周枠9Aと外周枠9Bとの間に計8本の可動アーム9
b,9cが橋架されている場合を示している。
Aと外周枠9Bとの間に橋架されている可動アーム9
b,9cのそれぞれの一端が外周枠9Bのア〜クの点で
支持されている。また蝶ダンパー9は、線対称な形状と
されているため、たとえば長径方向の中心線a1 とで形
成される最適角θ(45度未満)での2本の引出し線a
2 (支持点イ,カの接線),a3 (支持点キ,ウの接
線)上での可動アーム9bを線対称にしなくても振動板
(コーン)10に対しての蝶ダンパー9による支持バラ
ンスが良好に保たれる。同様に、(支持点ア,オの接
線),(支持点ク,エの接線)上での可動アーム9cを
線対称にしなくても振動板(コーン)10に対しての蝶
ダンパー9による支持バランスが良好に保たれる。
称となっている円形状の蝶ダンパー20の場合を見てみ
ると(この例では内周枠21と外周枠22との間に橋架
された可動アーム23が外周枠22のア〜カの点で支持
された計6個の場合を示している)、たとえば引出し線
b2 (支持点ア,エの接線)と引出し線b3 (支持点
カ,ウの接線)の中間に位置する引出し線b1 に対して
各可動アーム23を線対称な形状にしないと支持バラン
スが良好に保たれなくなる。
ア〜クの支持位置について見てみる。図7(a)は、説
明の便宜上、支持点イのみを取り上げて示したものであ
り、長径方向の中心線a1 に対する引出し線a2 の角度
θを45度未満とした場合、同図(b)に示すように、
半径aの円形状ダンパーと同程度のコンプライアンスを
得ることができる。したがって、支持点イの内側の支持
点アの場合では、半径aより大きな円形状ダンパーと同
程度のコンプライアンスを得ることができることにな
る。
方向の中心線a1 に対する引出し線a2 の角度θを45
以上とした場合、同図(b)に示すように、半径bの円
形状ダンパーと同程度のコンプライアンスとなり、図7
(b)に示した半径aの円形状ダンパーと同程度のコン
プライアンスより小さくなってしまうことが解る。
図5における外周枠22との支持点ア〜クの可動アーム
9b,9cの端部を他の部分より厚めに成型する(偏肉
厚化)ことによって、耐久性が増す構成とされることか
ら、目的のコンプライアンスを得ることが容易となり、
楕円形状のコーンスピーカユニットの低音域特性(f0
)を伸ばす上で有効である。
ボビンが挿入される内周枠9Aと、スピーカフレーム8
に係合される略楕円形状の外周枠9Bとの間に橋架され
た複数の可動アーム9b,9cの一端を、外周枠9Bの
長径方向からみて45度未満の位置で外周枠9Bに支持
する構成としたので、外周枠9Bに対する可動アーム9
b,9cの長さに見合った半径を有する円形状のダンパ
ーと同程度のコンプライアンスを得ることができる。
9b,9cの支持を45度を超えた位置とした場合、略
楕円形状の外周枠9Bの短径方向に寄ってしまい、外周
枠9Bに対する可動アーム9b,9cの長さに見合った
半径を有する円形状のダンパーと同程度のコンプライア
ンスが小さくなってしまうためである。
成し、スピーカフレーム8のホールド段部8aに形成し
た位置出し突起8bに係合させることで位置出しを行う
ようにしたので、線対称とされることから位置出しが困
難とされる楕円形状の蝶ダンパー9の場合であっても、
スピーカフレーム8に対する位置出しが容易となる。
成型により一体成型したので、通常の打ち抜きによって
形成されるダンパーのように、素材の厚さの限定により
ダンパーの厚みが一義的とされ、必要なコンプライアン
スを得ることが困難となるものに比べ、金型により厚さ
を適宜設定することができるので部分的な偏肉厚化も可
能となり、十分なコンプライアンスを得ることができ
る。
用ダンパーによれば、ボイスコイルボビンが挿入される
内周枠と、スピーカフレームに係合される略楕円形状の
外周枠との間に橋架された複数の可動アームの一端を、
外周枠の長径方向からみて45度未満の位置で外周枠に
支持する構成としたので、外周枠に対する可動アームの
長さに見合った半径を有する円形状のダンパーと同程度
のコンプライアンスを得ることができる。
手段を外周枠に形成したので、位置出しが困難とされる
線対称の楕円形状のダンパーの場合であっても、スピー
カフレームに対する位置出しが容易となる。
及び可動アームは樹脂から成り、射出成型により一体成
型したので、通常の打ち抜きによって形成されるダンパ
ーのように、素材の厚さの限定によりダンパーの厚みが
一義的とされ、必要なコンプライアンスを得ることが困
難となるものに比べ、金型により厚さを適宜設定するこ
とができるので部分的な偏肉厚化も可能となり、十分な
コンプライアンスを得ることができる。したがって、楕
円形状の振動板(コーン)を支持するに際し、必要且つ
十分なコンプライアンスを得ることができる。
楕円形状のコーンスピーカユニットを示す半裁断面図で
ある。
ある。
ームに対する蝶ダンパーの位置出し状態を説明するため
の図である。
ームに対する蝶ダンパーの位置出しを説明するための図
である。
図である。
動アームの支持位置を説明するための図である。
動アームの支持位置の作用を説明するための図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 ボイスコイルボビンが挿入される内周枠
と、 スピーカフレームに係合される略楕円形状の外周枠と、 前記内周枠と外周枠との間に橋架された複数の可動アー
ムとを備えたスピーカ用ダンパーであって、 前記可動アームの一端は、前記外周枠の長径方向からみ
て45度未満の位置で前記外周枠に支持されていること
を特徴とするスピーカ用ダンパー。 - 【請求項2】 前記外周枠には前記スピーカフレームに
対する位置決め手段が形成されていることを特徴とする
請求項1記載のスピーカ用ダンパー。 - 【請求項3】 前記内周枠、外周枠及び可動アームは樹
脂から成り、射出成型により一体成型されていることを
特徴とする請求項1又は2記載のスピーカ用ダンパー。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7011195A JP3434384B2 (ja) | 1995-03-28 | 1995-03-28 | スピーカ用ダンパー |
| CN96103386A CN1085484C (zh) | 1995-03-28 | 1996-03-27 | 扬声器用阻尼器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7011195A JP3434384B2 (ja) | 1995-03-28 | 1995-03-28 | スピーカ用ダンパー |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
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ID=13422118
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
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| CN (1) | CN1085484C (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005295452A (ja) * | 2004-04-05 | 2005-10-20 | Pioneer Electronic Corp | ダンパ、振動板およびスピーカ装置 |
| JP2006166023A (ja) * | 2004-12-07 | 2006-06-22 | Pioneer Electronic Corp | ダンパ、および、スピーカ装置 |
| WO2014051330A1 (en) * | 2012-09-25 | 2014-04-03 | Kwangwon Tech Co., Ltd. | Speaker frame and speaker having the same |
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| CN101600136B (zh) * | 2009-07-14 | 2012-08-08 | 无锡杰夫电声有限公司 | 扬声器定位支片 |
| KR101150508B1 (ko) * | 2011-07-18 | 2012-05-31 | 광원텍(주) | 스피커 프레임 및 이를 사용한 스피커 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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1995
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-
1996
- 1996-03-27 CN CN96103386A patent/CN1085484C/zh not_active Expired - Fee Related
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Also Published As
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|---|---|
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