JPH08275592A - モータ制御回路 - Google Patents

モータ制御回路

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JPH08275592A
JPH08275592A JP9802795A JP9802795A JPH08275592A JP H08275592 A JPH08275592 A JP H08275592A JP 9802795 A JP9802795 A JP 9802795A JP 9802795 A JP9802795 A JP 9802795A JP H08275592 A JPH08275592 A JP H08275592A
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voltage
motor control
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Takashi Yamada
隆 山田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ステッピングモータにおける脱調と異常を検
知する制御回路を提供する。 【構成】 制御回路の構成として、ステッピングモータ
のコイルに通電する通電手段と、通電手段によって通電
されたコイルに流れる電流を検知する電流検知手段と、
基準電流値を発生する基準電流発生手段と、電流検知手
段によって検知された検知電流と基準電流発生手段によ
って発生された基準電流を比較する比較手段とを設け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、モータ駆動装置に用い
られる制御回路に関し、特に、ステッピングモータの脱
調を検知できる制御回路に関する。なお、本発明の制御
回路はプリンタ装置の記録紙搬送などに用いるステッピ
ングモータを制御する際に用いられることが好ましい。
【0002】
【従来の技術】従来のモータ制御回路を図10に示す。
同図において、1001は2相ステッピングモータの片
側のコイルであり、1002、1003、1004、1
005はコイルに任意の方向で電圧をかけるためのトラ
ンジスタブリッジであり、1006はコイルに流れてい
る電流を検知するための抵抗であり、1007はトラン
ジスタブリッジ1002〜1005等を駆動する制御回
路である。不図示のステッピングモータを回転させるた
めには、モータのコイル1001と不図示のもう一方の
コイルに位相をずらせた電圧をかけることにより実現で
きる。電圧のかけ方は、トランジスタ1002と100
5をオンさせ、トランジスタ1003と1004をオフ
させると、電流がトランジスタ1002を通ってコイル
1001、トランジスタ1005、抵抗1006へと流
れる。
【0003】また、逆にトランジスタ1003と100
4をオンさせ、トランジスタ1002と1005をオフ
させると、電流がトランジスタ1003を通ってコイル
1001、トランジスタ1004、抵抗1006へと流
れる。さらに、トランジスタ1002〜1005を全て
オフしてコイル1001の通電を停止することができ
る。こうしてコイル1001の磁界の方向を入替えるこ
とができる。
【0004】通電時にはコイル1001に流れる電流は
1006の電圧1012により知ることができる。い
ま、抵抗1006が1Ωであったとして、1012の電
圧が500mVであったとすると、抵抗1006に流れ
ている電流は500mAになる。このときに制御回路1
007はオンしているトランジスタを一定時間オフにし
て、電流を下げ、再びオンする。そしてまた1012の
電圧が500mAになればトランジスタを一定時間オフ
にする。このように電流を検出する抵抗1006の電圧
を一定以上に上げないようにチョッパ制御を行い、コイ
ルに流れる電流の上限を定めている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例においてはモータの脱調を検知することはできず、
メカ的にモータ軸にエンコーダを取り付けたりする必要
があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、モータ
に流れる電流と、通常動作時の基準となる電流とを比較
し、基準電流よりモータ電流が大きくなった状態におい
てモータが脱調したと認識をすることが可能となる。さ
らには通常動作時の基準となる電流値を動作の時系列デ
ータとしてモータ電流と比較することにより、モータを
含めたメカ全体の異常を認識することができる。
【0007】
【実施例】次に、本発明の実施例を説明する。
【0008】(実施例1)図1ないし図4は本発明の実
施例1を示す図であり、 図1は、本発明の実施例1の
回路図であり、図2は、本発明の実施例2の通常回転時
の波形図であり、図3は、本発明の実施例1の通常回転
時の電圧比較波形図であり、図4は、本発明の実施例1
の脱調時の電圧比較波形図である。
【0009】図1において、101は不図示の2相ステ
ッピングモータの片側のコイル、102、103、10
4、105はコイル101に任意の方向で電圧をかける
ためのトランジスタブリッジ、106はコイル101に
流れている電流を検知するための抵抗、107はトラン
ジスタブリッジ102〜105等を駆動する制御回路で
ある。不図示のステッピングモータを回転させるために
は、図1と同様の構成の回路装置が不図示のもう一方の
コイル側にも存在し、モータのコイル101ともう一方
のコイルに位相をずらせた電圧をかけることにより実現
できる。
【0010】電圧のかけ方は、トランジスタ102と1
05をオンさせ、トランジスタ103と104をオフさ
せると、電流が矢印Aに示すようにトランジスタ102
を通ってコイル101、トランジスタ105、抵抗10
6へと流れる。また、逆にトランジスタ103と104
をオンさせ、トランジスタ102と105をオフさせる
と、電流が矢印Bに示すようにトランジスタ103を通
ってコイル101、トランジスタ104、抵抗106へ
と流れる。さらに、トランジスタ102〜105を全て
オフにすると、コイル101の通電を停止することがで
きる。こうしてコイル101の磁界の方向を入替えるこ
とができる。
【0011】通電時にはコイル101に流れる電流は抵
抗106の電圧112により知ることができる。いま、
抵抗106が1Ωであったとして、112の電圧が50
0mVであったとすると、抵抗106に流れている電流
は500mAになる。今、制御回路107は112の電
圧が500mV以上になるとオンしているトランジスタ
を一定時間オフにするよう設定している。抵抗106に
流れる電流が500mAを越した場合、オンしているト
ランジスタを一定時間オフにして電流を下げ、再びオン
する。そしてまた抵抗106に流れる電流が500mA
を越した場合、トランジスタを一定時間オフにする。こ
のように電流を検出する抵抗106の電圧を一定以上に
上げないようにチョッパ制御を行い、コイル101に流
れる電流の上限を定めている。このときの波形を図2に
示す。同図において、まず全トランジスタがオフの状態
から矢印A方向、矢印B方向、矢印A方向、矢印B方
向、矢印A方向の順に通電し、通電を停止している(波
形205)。
【0012】抵抗106の電圧112(波形206)は
図1のショットキダイオード113を通り、片側を接地
されたコンデンサ114と抵抗115により整流される
(波形207)。本整流回路でショットキダイオード1
13を使用しているが、これはダイオードの順方向電圧
降下を少なくするためである。このショットキダイオー
ド113を通った電流はコンデンサ114に充電され、
抵抗106に逆流することなく抵抗115により放電さ
れる。この時の波形が207でありトランジスタ10
2、103、104、105のチョッパ動作にもかかわ
らず、ほぼ安定した電圧を保つことができる。
【0013】図1において、抵抗117と抵抗118の
抵抗値の比率により決定される基準電圧119があり、
その電圧119と整流波形207が電圧比較器120に
それぞれ入力され、常に電圧が比較されている。電圧比
較器120は整流波形207(116)の電圧が基準電
圧119より高くなった場合に比較出力121に信号を
発するように設定されている。
【0014】図3に通常時の電圧比較器120の動作を
示す。同図において波形301は整流波形207と基準
電圧119の電圧を重ねたものであって、この場合基準
電圧119の方が高く、2つの波形が交差することはな
い。よって比較出力波形302には何も信号が発されて
いない。
【0015】図4は不図示のステッピングモータが通常
回転から脱調した場合の波形を示したものであり、同図
において、波形401に示す脱調の段階においては、波
形402で示す電圧112はコイル101の通電方向を
切り替えた直後からチョッパがかかる。これは不図示の
ステッピングモータに過大な負荷がかかっている状態で
ある。このとき波形403に示すとおり整流波形116
は基準電圧119より大きくなってしまう。よって電圧
比較器120の比較出力121は波形404の通り脱調
の段階において信号を発する。比較出力121が信号を
発すると制御回路107は不図示のステッピングモータ
が脱調していると判断することができ、モータを停止さ
せたり、他の装置に警告を発したりすることができる。
【0016】(実施例2)図5ないし図7は本発明の実
施例2を示し、実施例1の一部を変更したものであり、
変更箇所について説明する。図5において501は不図
示のステッピングモータの制御回路であり、502はカ
ウンタであり、503は読み出し専用のメモリであるR
OMであり、504はデジタル信号をアナログ電圧に変
換するD/Aコンバータである。制御回路501はコイ
ル101に通電を開始すると同時にカウンタクリア信号
509を発する。カウンタクリア信号509を受け取っ
たカウンタ502はカウント値を0にクリアする。その
後、コイル101の通電方向を変えるたびにカウントパ
ルス505を1パルス出力する。カウントパルス505
を受け取ったカウンタ502はカウントを+1し、カウ
ンタ値506に出力する。
【0017】ROM503のアドレスはカウンタ値50
6に接続しており、カウンタ値506に応じたアドレス
に存在するデータを507に出力する。そしてROMデ
ータ507はD/Aコンバータ504で、数値に応じた
アナログ電圧に変換されアナログ電圧508に出力され
る。アナログ電圧508は電圧比較器120に接続さ
れ、コイル101に流れる電流に応じた整流後電圧11
6と比較される。
【0018】図6に本実施例の通常回転時の動作を示
す。同図の状態601に示すように、本実施例は停止状
態から最初軽負荷で回転し一定時間後重負荷に変わりさ
らに一定時間後軽負荷となり停止する。このような機構
は例えばプリンタ装置の給紙機構などであり、モータの
回転開始時はメカの初期化が行われるため軽負荷で、そ
の後紙を1枚すくって搬送機構にまで持っていく動作の
時に重負荷となり、紙搬送のみの状態で軽負荷になるも
のである。図6では軽負荷で回転開始と同時に制御回路
501からカウンタクリア信号509が出力されカウン
タ502は0クリアされる。そしてコイル101の通電
方向を変えるたびにカウントパルス505を1パルス出
力する(波形603)。
【0019】カウントパルス505を受け取ったカウン
タ502はカウントを+1し、カウンタ値506に出力
する(数値604)。ROM503はカウンタ値506
応じたアドレスに存在するデータを507に出力しD/
Aコンバータ504により変換されたアナログ電圧50
8が波形605のように電圧比較器102に送られる。
ROM503の内容は、モータが軽負荷のときはD/A
コンバータ504のアナログ電圧508が低く、重負荷
の時はアナログ電圧508が高くなるようなデータを設
定している。コイル101に流れる電流すなわち整流後
電圧116は波形606に示すように軽負荷で小さく、
重負荷で大きくなっている。アナログ電圧508と整流
後電圧116を重ねたものが波形607であり、アナロ
グ電圧508を越える整流後電圧116は存在しないた
め、電圧比較器120の比較出力121は波形608に
示すように信号を発しない。
【0020】図7に異常状態時を示す。機構は図6の場
合と同様であり、今回機構の異常により状態701に示
すように重負荷回転の時間がずれた場合を想定する。状
態701に示すように重負荷回転がずれたので整流後電
圧116は波形702に示すように電圧の高い部分も時
間的にずれる。しかし、ROM503には状態601に
示す状態で設定されているため、電圧比較器120の比
較出力121は波形704のとおり、本来軽負荷である
べきところで重負荷となった部分で信号が発せられる。
このように、メカ的に負荷が予定どおりに推移していな
い場合を検出することができる。
【0021】(実施例3)図8ないし図9は本発明の実
施例3を示し、図8において、805はROMであり、
807はD/Aコンバータであり、801は電圧比較器
であり、803は論理和回路である。ROM805の内
容は、モータが軽負荷のときはD/Aコンバータ807
のアナログ電圧808が低く、重負荷の時はアナログ電
圧808が高くなるようなデータを設定している。そし
てROM503との違いは、ROM503がコイル10
1の整流波形の上限を示しているのに対し、ROM80
5はコイル101の整流波形の下限を示している。
【0022】ROM503とROM805に挟まれた電
流値を逸脱した場合は、論理和回路803にて検出さ
れ、制御回路501に比較出力和804として伝えられ
る。このときの状態を図9に示す。同図において波形9
01はROM805の内容をD/Aコンバータ807で
アナログ電圧808にしたもので、波形901のよう
に、本来通常回転を行っているところは、波形702が
波形605と波形901に挟まれている。しかし、この
場合、重負荷回転時がずれているので、波形904に示
すように、本来軽負荷回転であるのに重負荷回転になっ
ているところと、本来重負荷回転であるのに軽負荷回転
になっているところで比較出力和804の信号が発せら
れている。このように、メカ的に負荷が予定どおりに推
移していない場合を詳細に検出することができる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
モータに流れる電流と、通常動作時の基準となる電流と
を比較することによりモータの脱調を認識することが可
能となる。さらに、通常動作時の電流値の時系列データ
を持つことにより、モータを含めたメカ全体の異常を認
識することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の実施例1の回路図である。
【図2】図2は、本発明の実施例1の通常回転時の波形
図である。
【図3】図3は、本発明の実施例1の通常回転時の電圧
比較波形図である。
【図4】図4は、本発明の実施例1の脱調時の電圧比較
波形図である。
【図5】図5は、本発明の実施例2の回路図である。
【図6】図6は、本発明の実施例2の通常回転時の波形
図である。
【図7】図7は、本発明の実施例2の異常時の波形図で
ある。
【図8】図8は、本発明の実施例3の回路図である。
【図9】図9は、本発明の実施例3の異常時の波形図で
ある。
【図10】図10は、従来例の回路図である。
【符号の説明】
101 ステッピングモータのコイル 106 電流検出抵抗 107 制御回路 113 ショットキダイオード 114 コンデンサ 115 抵抗 120 電圧比較器 206 抵抗106の電圧波形 207 整流後波形 404 比較出力波形 502 カウンタ 503 ROM 504 D/Aコンバータ 605 アナログ電圧 803 論理和回路 904 比較出力和

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステッピングモータと、該ステッピング
    モータのコイルに通電する通電手段と、該通電手段によ
    って通電された前記コイルに流れる電流を検知する電流
    検知手段と、基準電流値を発生する基準電流発生手段
    と、前記電流検知手段によって検知された検知電流と前
    記基準電流発生手段によって発生された基準電流を比較
    する比較手段と、を有することを特徴とするモータ制御
    回路。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のモータ制御回路におい
    て、前記比較手段は前記電流検知手段で検知した電流値
    が前記基準電流発生手段で発生した電流値を越えたとき
    前記ステッピングモータが脱調したと認識することを特
    徴とするモータ制御回路。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のモータ制御回路におい
    て、前記基準電流発生手段は時系列の電流値を発生し、
    前記比較手段は前記モータの駆動時間に従って前記基準
    電流発生手段で発生した時系列の電流値と前記電流検知
    手段で検知した電流値を比較し、前記時系列の電流値と
    前記検知手段で検知した電流値の差が規定値以上に大き
    くなった場合に前記ステッピングモータが異常動作して
    いると認識することを特徴とするモータ制御回路。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のモータ制御回路におい
    て、前記電流検知手段は抵抗器の端子電圧により電流を
    検知するもので、前記端子電圧を整流する整流手段を有
    していることを特徴とするモータ制御回路。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のモータ制御回路におい
    て、前記電流検知手段は、検知した電流値を該電流値に
    相当する電圧値に変換する電圧値変換手段と、該電圧値
    変換手段によって変換した電圧値を整流する電圧値整流
    手段とを有し、前記基準電流発生手段は、基準電流値に
    相当する電圧を発生する電圧発生手段を有し、前記比較
    手段は、前記電圧値整流手段で整流した電圧値と前記電
    圧発生手段で発生した電圧値を比較することを特徴とす
    るモータ制御回路。
  6. 【請求項6】 請求項3記載のモータ制御回路におい
    て、前記時系列で電流値を発生する前記基準電流発生手
    段は、時刻を計測するカウンタと、該カウンタで計測し
    た時刻に対応する電流値に相当する電圧値をデジタル値
    として予め格納しているメモリ手段と、該メモリ手段に
    格納してあるデジタル値の電圧値をアナログ値に変換す
    るD/A変換手段とを有することを特徴とするモータ制
    御回路。
  7. 【請求項7】 請求項6記載のモータ制御回路におい
    て、前記時系列で電流値を発生する前記基準電流発生手
    段は、時刻を計測するカウンタと、該カウンタで計測し
    た時刻に対応する上限電流値に相当する電圧値をデジタ
    ル値として予め格納している第1メモリ手段と、該第1
    メモリ手段に格納してあるデジタル値の電圧値をアナロ
    グ値に変換する第1D/A変換手段と、前記カウンタで
    計測した時刻に対応する下限電流値に相当する電圧値を
    デジタル値として予め格納している第2メモリ手段と、
    該第2メモリ手段に格納してあるデジタル値の電圧値を
    アナログ値に変換する第2D/A変換手段とを有するこ
    とを特徴とするモータ制御回路。
  8. 【請求項8】 請求項7記載のモータ制御回路におい
    て、前記基準電流発生手段で発生した時系列の電流値と
    前記上限電流値の差が所定値を越えた場合および前記基
    準電流発生手段で発生した時系列の電流値と前記下限電
    流値の差が所定値を越えた場合に前記ステッピングモー
    タが異常動作していると認識することを特徴とするモー
    タ制御回路。
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