JPH08275607A - 残幹処理装置 - Google Patents

残幹処理装置

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JPH08275607A
JPH08275607A JP26282895A JP26282895A JPH08275607A JP H08275607 A JPH08275607 A JP H08275607A JP 26282895 A JP26282895 A JP 26282895A JP 26282895 A JP26282895 A JP 26282895A JP H08275607 A JPH08275607 A JP H08275607A
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JP
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residual
residual trunk
rotor
trunk
ridge
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Application number
JP26282895A
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English (en)
Inventor
Kenji Ito
建治 伊藤
Kazuo Moriyoshi
一夫 森吉
Yoshihiro Nakahira
善博 中平
Michiya Endo
道也 遠藤
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MINAMIKIYUUSHIYUU NOKI HANBAI KK
Original Assignee
MINAMIKIYUUSHIYUU NOKI HANBAI KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】円滑な引き抜き作業が行えると共に十分な土落
としが行え、根切れや根の絡み付きを防止して作業効率
を向上することができる残幹処理装置を提供する。 【解決手段】残幹処理装置1の走行機体2に備える残幹
の引き抜き機構3において、畝Aに立ち残る残幹Bの根
部Cの下方に侵入して残幹Bを畝Aから分離させるスク
レーパ15と、畝Aから分離された残幹Bを立姿勢で挟
持して搬送するフィーダ26と、スクレーパ15の後方
でフィーダ26によって搬送される残幹Bの根部Cを下
方からすくい上げる方向に強制回転して根部Cに当接
し、根部Cから土を落とすロータ17とを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、畝に立ち残るたば
こ等の残幹を処理する残幹処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、畝に立ち残るたばこ等の残幹処理
装置は、特公平6−16642号公報に見られるものが
知られている。この残幹処理装置は、前方に備えるスク
リュー式抜根器によって残幹の根部を噛み込んで、その
後方に備えるコンベヤに送り込む。このとき、スクリュ
ー式抜根器によって畝から抜き取られた残幹は倒伏状態
となって根部から先にコンベヤに送られる。コンベヤ
は、残幹を長手方向に沿って搬送し、残幹を搬送しつつ
根部に付着する土を落とす。
【0003】しかし、前記スクリュー式抜根器では、取
り込み時の衝撃によって残幹が折れてコンベヤに残幹全
体を取り込めないおそれがある。更に、畝から抜き取る
際の残幹の姿勢を一定に維持することが難しく、残幹の
取り込みが確実に行われない不都合がある。
【0004】また、特公昭55−46123号公報に示
される残幹処理装置が知られている。この残幹処理装置
は、畝に立ち残る残幹を挟持して後方に搬送するフィー
ダを備え、これによって残幹を立ち姿勢で畝から抜き取
るものである。残幹は、畝から抜き取られる際に前記フ
ィーダに挟持されるので、立ち姿勢が精度よく維持され
る。前記フィーダによる残幹の挟持開始位置には、残幹
の根部の側方の畝に侵入して根切りを行う根切りディス
クが設けられており、畝からの残幹の分離が容易とされ
ている。
【0005】更に、前記フィーダによる残幹の根部の通
過位置には土落としロータが備えられている。該ロータ
は、前記フィーダによる残幹の搬送方向に沿って回転軸
が設けられており、回転軸線に直交して放射状に設けら
れた土掻き落とし爪を備えている。該ロータはその強制
回転によって搬送途中の残幹の根部に爪を当接し、根部
に付着する土を掻き落とす。
【0006】しかし、この残幹処理装置は、前記フィー
ダが残幹を挟持して畝から引き抜くとき、根切りディス
クによって残幹の根部の一部が切り落とされて圃場に残
留する。これにより、圃場に残留した根に含まれる有害
な病害虫等が後作に悪影響を与えるおそれがある。
【0007】また、前記ロータの爪は回転軸線に直交し
て放射状に設けられているため、土落としの際に爪に根
が絡んで根切れが発生する。これによって、土と共に根
の一部も圃場に落下するおそれがあるだけでなく、切れ
た根が爪に絡みつき、土落としが不十分となる不都合が
ある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】かかる不都合を解消し
て、本発明は、円滑な引き抜き作業が行えると共に十分
な土落としが行え、根切れや根の絡み付きを防止して作
業効率を向上することができる残幹処理装置を提供する
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明は、走行機体に畝に立ち残る残幹を引き抜
く残幹の引き抜き機構を備える残幹処理装置において、
前記残幹の引き抜き機構は、走行機体の前進により畝に
立ち残る残幹の根部の下方に侵入して該残幹を畝から分
離させるスクレーパと、該スクレーパにより畝から分離
された残幹を立姿勢で挟持して走行機体の後方に向かっ
て搬送するフィーダと、前記スクレーパの後方で前記フ
ィーダによって搬送される残幹の根部を下方からすくい
上げる方向に強制回転して根部に当接し、該根部から土
を落とすロータとを備えることを特徴とする。
【0010】本発明によれば、走行機体を畝に沿って前
進させることにより、先ず、前記スクレーパが、畝に立
ち残る残幹の根部の下方に侵入する。これにより、残幹
は畝から分離されて引き抜き易くなる。次いで、前記フ
ィーダが残幹を挟持して畝から引き抜き、残幹の搬送を
開始する。該フィーダは、残幹を立ち姿勢の状態で挟持
するので、残幹の不用意な動きが規制されて残幹の倒れ
や折れがなく、精度のよい残幹の搬送を行うことができ
る。前記ロータは、前記フィーダが残幹の搬送を開始し
たとき、残幹の根部に当接する。該ロータは強制回転さ
れており、該ロータに当接した根部から土が落とされ
る。このとき、ロータは、残幹の根部を下方からすくい
上げる方向に回転しているので、フィーダが残幹を挟持
して搬送する際に、根部に付着する土を落とすと共に、
フィーダによる残幹の搬送を補助し、残幹を立ち姿勢の
状態で確実に搬送することができる。
【0011】本発明において、前記ロータは、回転軸
と、前記スクレーパが侵入した畝を残幹の根部の下方か
ら掘り起こすと同時に該残幹の根部に付着する土を落と
す棒状部材とを備え、該棒状部材は、回転軸に平行に設
けられていることが好ましい。該棒状部材は、残幹の根
部に付着する土を叩き落とす。該棒状部材は、回転軸に
平行に設けられているので、残幹の根部を掻き切ること
なく土のみを落とすことができる。従って、土落としの
際に根切れやロータへの根の絡みつきを減少させること
ができ、効率のよい土落としを行うことができる。これ
によって、圃場に残留した根による後作への悪影響を防
止することができる。更に、棒状部材は、ロータの回転
によって前記スクレーパが侵入した畝を残幹の根部の下
方から掘り起こすので、根部が畝から分離し易くなり、
前記フィーダによって残幹を挟持して畝から引き抜くと
きにもフィーダへの負担を軽減することができる。しか
も、棒状部材が畝に当接して回転するので、残幹を抜き
取った後に畝に形成される堀跡を平坦にすることがで
き、後作のための圃場の整備を極めて容易とすることが
できる。
【0012】また、本発明において、前記走行機体は畝
をまたいで畝に沿って走行し、前記ロータの回転軸は、
少なくとも畝幅と同じ幅を有し、その両端部であって畝
の両側部に対応する位置に該回転軸から放射状に延出し
て土をならす爪部材を備えていることが好ましい。前記
爪部材は、ロータの回転によって畝の両側部を掻き崩
す。これにより、掻き崩された部分においては走行機体
が円滑に走行できるようになり、畝に沿って走行する走
行機体は畝の両側部によって阻止されることなく安定し
て走行することができる。
【0013】また、本発明は、前記ロータの後方に、前
記フィーダにより搬送される残幹の根部に接して強制回
転し、該根部から土を落とす第2のロータを設けたこと
を特徴とする。
【0014】該第2のロータは、前記フィーダにより搬
送された残幹の根部から再度土を落とし、土落としを十
分に行う。しかも、前記走行機体の走行速度を比較的速
くして、前記フィーダによる残幹の抜き取り速度が速め
られても、前記ロータ及び第2のロータによって残幹か
ら確実に土が落とされるので、残幹の処理速度を高速化
して作業効率を向上することができる。
【0015】前記第2のロータは、回転軸と、該回転軸
に平行に延設された棒状部材とを備えることが好まし
い。該第2のロータの棒状部材も、前述したロータの棒
状部材と同様に、残幹の根部を掻き切ることなく根部に
付着する土を叩き落とすことができる。
【0016】更に、本発明は、前記走行機体の前方に延
出する昇降自在のフレームを設け、該フレームに、前記
スクレーパと該スクレーパの後方位置に軸支して前記ロ
ータとを設けると共に、該フレームの上方において先端
が該スクレーパの上方に位置して前記フィーダを該フレ
ームと一体に昇降自在に設け、該フレームに、走行機体
の前進により畝の両側に接地して畝に沿って回動すると
共に、スクレーパ、ロータ及びフィーダの先端の高さ位
置を位置決めする一対の位置決め車輪を設けたことを特
徴とする。
【0017】該位置決め車輪は、畝の両側に接地して、
前記スクレーパ、ロータ及びフィーダの先端の夫々の高
さ位置を、畝及び残幹の高さに対応するように位置決め
する。そして、走行機体の前進により該位置決め車輪は
畝に沿って前記スクレーパ、ロータ及びフィーダを精度
良く案内する。これにより、前記スクレーパによる掘り
起こし、前記フィーダによる残幹の挟持が正確に行わ
れ、残幹を精度よく抜き取ることができる。
【0018】更に、前記位置決め車輪は、下部が畝に近
接し上部が畝から離反するように傾斜するキャンバー角
を有して設けられていることが好ましい。該位置決め車
輪がキャンバー角を有することにより、位置決め車輪自
体の蛇行が防止され、前記スクレーパ、ロータ及びフィ
ーダの位置決めを安定して行うことができる。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明に実施の一形態を説明すれ
ば次の通りである。
【0020】図1は本実施形態の残幹処理装置の説明的
側面図、図2は本実施形態の残幹処理装置の説明的平面
図、図3は第1のロータの斜視図、図4は位置決め車輪
の走行状態を正面視して示す説明図、図5は第2のロー
タの斜視図、図6(a)及び(b)は第1のロータの作
動説明図である。
【0021】図1において、1は本実施形態の残幹処理
装置、2は走行機体、3は残幹の引き抜き機構、4は切
断手段、5はホッパーである。また、6は倒伏手段、7
は搬送コンベア、8はシュータである。本実施形態の残
幹処理装置1は、畝Aに立ち残るたばこの残幹Bを引き
抜き機構3により引き抜いた後、該残幹Bを倒伏手段6
により倒伏させて搬送コンベア7を介して切断手段4に
送り、切断手段4により細断された残幹破片をシュータ
8を介してホッパー5に投入し貯留するものである。
【0022】先ず、前記各部の構成を説明する。前記走
行機体2は、図1に示すように、機体フレーム9の下部
にクローラーからなる走行装置10を備え、機体フレー
ム9の上部に運転席11を備えている。走行装置10
は、左右一対で設けられており畝Aをまたいで走行す
る。運転席11は、図2に示すように、座席12や図示
しない各種操作レバー等からなり、機体フレーム9上の
右前方側に設けられている。また、機体フレーム9の後
端には尾輪13が設けられている。尾輪13は、両走行
装置10間の中央線上より右側寄りに設けられて接地し
ている。この尾輪13は、走行機体2の後端を支持して
いる。また、該尾輪13は、キャンバー角を有してお
り、走行機体2に対する追従性が得られるようになって
いる。
【0023】走行機体2の前方には残幹の引き抜き機構
3が設けられている。該残幹の引き抜き機構3は、走行
機体2の機体フレーム9の前端に枢支されて昇降自在に
延出する平面視大略コ字形の昇降フレーム14を備えて
いる。該昇降フレーム14には、図1に示すように、走
行機体2の前進により畝Aに立ち残る残幹Bの根部Cの
下方に侵入して該残幹Bを畝Aから分離させるスクレー
パ15がL字状の取付部材16を介して畝幅にわたって
固設されている。また、スクレーパ15の後方近傍に
は、該昇降フレーム14に回転自在に軸支された第1の
ロータ17が設けられている。
【0024】第1のロータ17は、図3に示すように、
畝幅方向に延びる回転軸18と、該回転軸18に平行に
設けられた複数の棒状部材19と、該回転軸18の両端
部に設けられた爪部材20とによって構成されている。
【0025】回転軸18は、畝幅と同じ寸法の長さを有
し、図1に示すように、ギヤボックス21及びプロペラ
シャフト22を介して走行機体2上にある図示しない駆
動手段により強制回転される。回転軸18の回転方向
は、図1中X矢示の方向、即ち、残幹の根部を下方から
すくい上げる方向とされている。また、図3に示すよう
に、爪部材20は、畝Aの両側部に対応する位置に該回
転軸18から放射状に延出して設けられている。
【0026】前記棒状部材19は後述するように、畝A
及び残幹Bの根部Cに当接して畝Aを堀起こすと共に根
部Cの土を叩き落とす。同時に前記爪部材20は、畝A
の両側を堀崩す。
【0027】更に、昇降フレーム14の先端には、畝A
をまたいで畝Aの両側で接地すると共に畝Aに沿って回
動する一対の位置決め車輪23が設けられている。該位
置決め車輪23は、畝Aの両側の接地位置により前記昇
降フレーム14を一定の位置に支持し、スクレーパ15
及び第1のロータ17を所定の位置に位置決めする。更
に、該位置決め車輪23は、図4に示すように、下部が
互いに接近し上部が互いに離反するように傾斜するキャ
ンバー角を有して設けられている。
【0028】また、昇降フレーム14は、図1に示すよ
うに、走行機体2の機体フレーム9に揺動自在に連結さ
れたシリンダ24のピストンロッド25の伸縮によって
強制的に昇降させることができるようになっている。
【0029】更に、残幹の引き抜き機構3は、図1に示
すように、走行機体2の前方から該走行機体2の機体フ
レーム9上に向かって上方に傾斜するフィーダ26を備
えている。また、該フィーダ26は、図2に示すよう
に、走行機体2の前方中央部から前記運転席11の左側
にわたって傾斜して設けられている。これにより、比較
的長いフィーダ26をコンパクトに配置することができ
装置を小型化することができる。
【0030】図1に示すように、該フィーダ26の先端
部は、前記スクレーパ15の上方に位置し、その大略中
央部の支持アーム27を介して走行機体2の機体フレー
ム9上に上下方向に揺動自在に設けられている。
【0031】更に、該フィーダ26の先端部は、高さ調
整可能な支持部材28を介して前記昇降フレーム14に
連結されており、該支持部材28の伸縮部29を伸縮さ
せることによって、スクレーパ15及び第1のロータ1
7に対して離反或いは接近を適宜調整することができ
る。従って、該フィーダ26は、前記昇降フレーム14
の昇降に追従して前記位置決め車輪23によって位置決
めされる。
【0032】該フィーダ26は、図2に示すように、前
端部に設けられた一対の前端スプロケット30と後端部
に設けられた一対の後端スプロケット31とに夫々対向
して掛け亘された無端状の一対の回動チェーン32を備
えている。該回動チェーン32は、前端スプロケット3
0と後端スプロケット31間の大略中央部に設けられた
図示しない一対の駆動スプロケットによって夫々回動駆
動される。駆動スプロケットは、図1に示すように、前
記支持アーム27に沿って設けられたシャフト33を介
して図示しない駆動手段により強制回転され、両回動チ
ェーン32間に残幹を把持して後方に搬送する。回動チ
ェーン32には、残幹を確実に把持するように複数の爪
34が設けられている。
【0033】また、フィーダ26の先端には、図2に示
すように、残幹Bの受入れ方向に湾曲して延びる棒状の
案内部材35が設けられている。フィーダ26の後端に
も、図1及び図2に示すように、残幹Bの送り出し方向
に湾曲して延びる棒状の案内部材26aが設けられてい
る。該案内部材26aはフィーダ26の後端で開放され
た残幹Bが再び後端スプロケット31によって巻き込ま
れないように、残幹Bを後端スプロケット31から離反
する方向に案内する。
【0034】更に、残幹の引き抜き機構3は、図1に示
すように、前記フィーダ26の下方であって前記第1の
ロータ17の後方の、前記フィーダ26により搬送され
る残幹Bの根部Cに接する位置に第2のロータ36を備
えている。
【0035】該第2のロータ36は、図1及び図5に示
すように、回転軸37と、該回転軸37に平行に設けら
れた棒状部材38とによって構成されている。該回転軸
37は図示しない駆動手段によって強制回転され、前記
棒状部材38に接した残幹Bの根部Cから土を叩き落と
す。
【0036】また、図1及び図2に示すように、前記フ
ィーダ26の後端部には、倒伏手段6が設けられてい
る。該倒伏手段6は、フィーダ26の後端で開放された
残幹Bを、後述する搬送コンベア7の搬送方向に沿って
倒伏させるものである。該倒伏手段6は、フィーダ26
の後端部の上方に支持部材39を介して支持されたロー
ラ状の規制部材40と、フィーダ26の後端部の下方に
後端スプロケット31と同軸に支持されて回転する回転
ボス41とを備えている。該回転ボス41は図2に示す
ように、残幹Bを掛止するL字状の掛止部材42を備え
ている。フィーダ26によってその後端部に搬送された
残幹Bは、上部が規制部材40によって規制され、根部
C側が掛止部材42により掛止される。その後、フィー
ダ26による把持が開放された残幹Bは掛止部材42に
より根部C側が上部より先に後方に払出される。
【0037】前記搬送コンベア7は、図1及び図2に示
すように、後述する切断手段4と前記フィーダ26との
間に延設されており、該フィーダ26によって搬送され
た残幹Bを切断手段4に向かって搬送するものである。
該搬送コンベア7は、走行機体2上の左側に前後方向に
延設された案内路43と、該案内路43に沿って無端回
動する搬送ベルト44とによって構成されている。案内
路43には、図示しないが、上下方向に貫通する貫通孔
が形成されており、図2に示すように、該搬送ベルト4
4は複数の板部材を間隔を存して連結することによって
形成されている。これにより、残幹Bの根部Cに土が付
着していても、搬送コンベア7によって搬送されるとき
に前記貫通孔や搬送ベルト44の板部材の間隔から土が
下方に落下し、案内路43と搬送ベルト44の間等に土
が詰まって残幹Bの搬送が阻害されることを防止するこ
とができる。
【0038】また、搬送コンベア7には、図1に示すよ
うに、搬送ベルト44に張力を付与する張力付与手段4
5が設けられている。
【0039】該張力付与手段45は、案内路43の下方
に配設された押上げローラ46と引下げローラ47とを
備えている。押上げローラ46は走行機体2の機体フレ
ーム9に設けられた支持部材48によって回転自在に支
持されており、搬送ベルト44を上方に押し上げた状態
で搬送ベルト44の回動に追従して回転する。引下げロ
ーラ47は、走行機体2の機体フレーム9に設けられた
支持部材49を介して、該支持部材49に上下方向に揺
動自在に連結された揺動アーム50の先端に回転自在に
支持されている。該揺動アーム50は下方に向かって引
下げローラ47を付勢するバネ51が連結されており、
これによって、引下げローラ47は搬送ベルト44を下
方に引っ張り、搬送ベルト44に張力を付与する。これ
により、該張力付与手段45は搬送ベルト44に張力を
付与して搬送ベルト44の回動を精度良く維持すること
ができる。
【0040】また、図1及び図2に示すように、走行機
体2の機体フレーム9上の後部には、前記切断手段4が
設けられている。該切断手段4は、残幹Bを細断するカ
ッター52と、搬送コンベア7によって搬送された残幹
Bを噛み込んでカッター52に送る噛み込みローラ53
とによって構成されている。
【0041】そして、走行機体2の運転席11の後方に
は前記ホッパー5が設けられており、該ホッパー5に向
かってカッター52によって細断された残幹破片を投入
するシュータ8が切断手段4に接続して設けられてい
る。
【0042】該ホッパー5は、走行機体2の機体フレー
ム9に起立して設けられた一対の支柱54に回転自在に
支持され、シリンダ55によってその回転が駆動され
る。該ホッパー5は内部に投入された残幹破片が満杯に
なったとき、その上部の開放部56を走行機体2の側方
に向けるように回転され、内部の残幹破片を排出する。
このとき、シュータ8の先端部57は、回転時のホッパ
ー5との干渉を防止するために、移動手段58を備えて
いる。
【0043】該シュータ8の先端部57は、図1に示す
ように、ホッパー5から離反する方向に連結軸59を支
点として該シュータ8の本体60に移動自在に連結され
ている。更に、該シュータ8の本体60に一端が連結さ
れ、該シュータ8の先端部57に他端が連結された収縮
方向に付勢力を有するバネ61が設けられている。これ
によって、該シュータ8の先端部57はホッパー5から
離反する移動方向に常に付勢されている。そして、該バ
ネ61の付勢に抗するシュータ8の先端部57の下方に
はワイヤー62が連結されており、該ワイヤー62の先
端は、ホッパー5の側壁に連結されている。これによ
り、ホッパー5の内部に残幹破片を投入する際には、ワ
イヤー62が前記バネ61の付勢力に対抗してシュータ
8の先端部57をホッパー5上部に臨ませる。その後、
ホッパー5を回転させてその内部の残幹破片を排出する
際には、ホッパー5の回転に伴ってワイヤー62が緩ん
で前記バネ61の付勢力を開放し、シュータ8の先端部
57はホッパー5から離反する方向に移動する。
【0044】以上の構成からなる本実施形態の装置によ
って畝Aに立ち残る残幹Bを処理するときには、図1に
示すように、先ず、走行機体2の走行装置10を畝Aを
またいで位置させ、畝Aに沿って前進させながら、前記
残幹の引き抜き機構3によって残幹Bを抜き取る。
【0045】即ち、前記位置決め車輪23が畝Aの両側
に沿って接地することにより、前記スクレーパ15、第
1のロータ17及びフィーダ26が所定の高さ位置に位
置決めされる。位置決め車輪23はキャンバー角を有し
ているので、蛇行することがなく畝Aに沿って円滑に回
動し、正確に前記スクレーパ15、第1のロータ17及
びフィーダ26を位置決めすることができる。
【0046】走行機体2の前進によってスクレーパ15
が畝Aに立ち残る残幹Bの根部Cの下方に侵入して該残
幹Bを畝Aから分離させる。同時にフィーダ26が残幹
Bを把持して搬送を開始する。スクレーパ15の後方近
傍では、前記第1のロータ17が畝Aと残幹Bの根部C
に接して強制回転している。該第1のロータ17に接し
た残幹Bの根部Cからは、前記棒状部材19によって土
が叩き落とされる。更に、第1のロータ17は、残幹B
が引き抜かれて窪みができた畝Aに前記棒状部材19が
接触することにより、畝Aの頂部を平坦にならすことが
できる。
【0047】そして更に、第1のロータ17は、その爪
部材20によって畝Aの両側を掻き崩し、走行装置10
を安定して走行させることができる。
【0048】図1において、フィーダ26によって搬送
される残幹Bは、その搬送途中において根部Cが前記第
2のロータ36に接して、再度の土落としが行われる。
該第2のロータ36は、前記第1のロータ17と同様に
回転軸37に平行して設けられた棒状部材38によって
根部Cの土を叩き落とすので、根の絡み付きや根切れが
防止される。これによって、圃場に残幹Bの根を残すこ
とがなく後作への悪影響を防止することができる。
【0049】また、前記第1のロータ17による土落と
しの後に、第2のロータ36によって再度土落としが行
われるので、第1のロータ17で落としきれなかった土
が残幹Bの根部Cに付着していても、第2のロータ36
によって落とされる。これによって、残幹Bの抜き取り
速度を速めても十分に残幹Bの根部Cから土が落とせる
ので、作業効率を向上することができる。
【0050】その後、図1に示すように、フィーダ26
の後端部において開放された残幹Bは、前記倒伏手段6
によって倒伏されて根部Cから先に搬送コンベア7に送
られる。そして、搬送コンベア7は、該残幹Bを切断手
段4に向かって搬送する。
【0051】切断手段4は、搬送コンベア7の終端にお
いて噛み込みローラ53によって残幹を潰しながら引き
込んでカッター52に送る。該カッター52は残幹Bを
細断し、残幹破片をシュータ8を介してホッパー5に投
入する。
【0052】その間も、前記走行装置10による進行と
前記残幹の引き抜き機構3により畝Aに立ち残る残幹B
が順次引き抜かれ、切断手段4を介して細断された残幹
破片がホッパー5に貯留される。
【0053】その後、ホッパー5内の残幹破片が満杯に
なったとき、ホッパー5は前記シリンダ55の駆動によ
って回転して走行機体2の側方(例えば残幹破片の投棄
場所等)に向かって残幹破片を排出する。
【0054】本実施形態によれば、前記第1のロータ1
7は残幹Bの根部Cを下方からすくい上げる方向に回転
しているので、図6(a)に示すように、畝Aから引き
抜かれた直後の残幹Bのフィーダ26による残幹Bの搬
送を補助し、残幹Bを円滑に搬送することができる。
【0055】同時に、該第1のロータ17に接した残幹
Bの根部Cからは、前記棒状部材19によって土が叩き
落とされる。該棒状部材19は、回転軸18に水平に設
けられているので残幹Bの根部Cから土が落とされると
きにも根の絡み付きが少なく根切れが発生することも防
止されている。
【0056】更に、第1のロータ17は、図6(b)に
示すように、残幹Bが引き抜かれて窪みができた畝Aに
前記棒状部材19が接触することにより、畝Aの頂部を
平坦にならすことができる。
【0057】そして更に、第1のロータ17は、その爪
部材20によって畝Aの両側を掻き崩すことができる。
これにより、走行装置10は、残幹Bが抜き取られた畝
Aに沿って安定して走行することができ、走行機体2の
揺れを少なくして走行させることができる。
【0058】なお、本実施形態における第1のロータ1
7は、最も好ましい例として、スクレーパ15の後方近
傍で畝Aと残幹Bの根部Cの両方に接する位置に設けら
れているが、第1のロータ17を設ける位置はこれに限
るものではない。例えば、畝Aが比較的柔らかい場合等
においては、図示しないが、スクレーパ15の後方で畝
Aに接することなくフィーダ26によって搬送される残
幹Bの根部Cに接する位置に設けてもよい。畝Aが比較
的柔らかければ、畝Aの掘り起こしはスクレーパ15の
みによって行うことができる。そして、これによっても
第1のロータ17は、残幹Bをすくい上げる方向に回転
しているので、フィーダ26に挟持された残幹の搬送を
補助し、且つ残幹Bの根部Cから確実に土を落とすこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の残幹処理装置の説明的側
面図。
【図2】本発明の一実施形態の残幹処理装置の説明的平
面図。
【図3】第1のロータの斜視図。
【図4】位置決め車輪の走行状態を正面視して示す説明
図。
【図5】第2のロータの斜視図。
【図6】第1のロータの作動説明図。
【符号の説明】
A…畝、B…残幹、C…根部、1…走行機体、3…残幹
の引き抜き機構、14…昇降フレーム(フレーム)、1
5…スクレーパ、17…ロータ(第1のロータ)、1
8,37…回転軸、19,38…棒状部材、20…爪部
材、26…フィーダ、23…位置決め車輪、36…第2
のロータ。
フロントページの続き (72)発明者 遠藤 道也 島根県八束郡東出雲町大字揖屋町667番地 1 三菱農機株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】走行機体に畝に立ち残る残幹を引き抜く残
    幹の引き抜き機構を備える残幹処理装置において、前記
    残幹の引き抜き機構は、走行機体の前進により畝に立ち
    残る残幹の根部の下方に侵入して該残幹を畝から分離さ
    せるスクレーパと、該スクレーパにより畝から分離され
    た残幹を立姿勢で挟持して走行機体の後方に向かって搬
    送するフィーダと、前記スクレーパの後方で前記フィー
    ダによって搬送される残幹の根部を下方からすくい上げ
    る方向に強制回転して根部に当接し、該根部から土を落
    とすロータとを備えることを特徴とする残幹処理装置。
  2. 【請求項2】前記ロータは、回転軸と、前記スクレーパ
    が侵入した畝を残幹の根部の下方から掘り起こすと同時
    に該残幹の根部に付着する土を落とす棒状部材とを備
    え、該棒状部材は、回転軸に平行に設けられていること
    を特徴とする請求項1記載の残幹処理装置。
  3. 【請求項3】前記走行機体は畝をまたいで畝に沿って走
    行し、前記ロータの回転軸は、少なくとも畝幅と同じ幅
    を有し、その両端部であって畝の両側部に対応する位置
    に該回転軸から放射状に延出して土をならす爪部材を備
    えていることを特徴とする請求項2記載の残幹処理装
    置。
  4. 【請求項4】前記ロータの後方に、前記フィーダにより
    搬送される残幹の根部に接して強制回転し、該根部から
    土を落とす第2のロータを設けたことを特徴とする請求
    項1乃至3の何れか1項に記載の残幹処理装置。
  5. 【請求項5】前記第2のロータは、回転軸と、該回転軸
    に平行に延設された棒状部材とを備えることを特徴とす
    る請求項4記載の残幹処理装置。
  6. 【請求項6】前記走行機体の前方に延出する昇降自在の
    フレームを設け、該フレームに、前記スクレーパと該ス
    クレーパの後方位置に軸支して前記ロータとを設けると
    共に、該フレームの上方において先端が該スクレーパの
    上方に位置して前記フィーダを該フレームと一体に昇降
    自在に設け、該フレームに、走行機体の前進により畝の
    両側に接地して畝に沿って回動すると共に、スクレー
    パ、ロータ及びフィーダの先端の高さ位置を位置決めす
    る一対の位置決め車輪を設けたことを特徴とする請求項
    1乃至5の何れか1項に記載の残幹処理装置。
  7. 【請求項7】前記位置決め車輪は、下部が畝に近接し上
    部が畝から離反するように傾斜するキャンバー角を有し
    て設けられていることを特徴とする請求項6記載の残幹
    処理装置。
JP26282895A 1995-02-10 1995-10-11 残幹処理装置 Pending JPH08275607A (ja)

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JP26282895A JPH08275607A (ja) 1995-02-10 1995-10-11 残幹処理装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4620695 1995-02-10
JP7-46206 1995-02-10
JP26282895A JPH08275607A (ja) 1995-02-10 1995-10-11 残幹処理装置

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JPH08275607A true JPH08275607A (ja) 1996-10-22

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ID=26386323

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JP26282895A Pending JPH08275607A (ja) 1995-02-10 1995-10-11 残幹処理装置

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JP (1) JPH08275607A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101692765B (zh) 2009-11-05 2011-12-28 西北农林科技大学 烤烟拔杆机
JP2023086390A (ja) * 2021-12-10 2023-06-22 八鹿鉄工株式会社 掘り取り装置及び茎葉処理機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101692765B (zh) 2009-11-05 2011-12-28 西北农林科技大学 烤烟拔杆机
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