JPH08276434A - 成形用金型、成形方法、成形材料、及び成形品 - Google Patents

成形用金型、成形方法、成形材料、及び成形品

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JPH08276434A
JPH08276434A JP10828895A JP10828895A JPH08276434A JP H08276434 A JPH08276434 A JP H08276434A JP 10828895 A JP10828895 A JP 10828895A JP 10828895 A JP10828895 A JP 10828895A JP H08276434 A JPH08276434 A JP H08276434A
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molding surface
vicat softening
softening temperature
mold
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Yasuhito Ito
康仁 伊藤
Mitsuyoshi Kumamoto
光芳 熊本
Yukitomo Shibata
幸知 柴田
Fumio Kurihara
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C49/00Blow-moulding, i.e. blowing a preform or parison to a desired shape within a mould; Apparatus therefor
    • B29C49/42Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C49/48Moulds
    • B29C49/4823Moulds with incorporated heating or cooling means

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 良好な鏡面やしぼ面を有する樹脂成形品を比
較的短いサイクルタイムで、且つ、比較的簡単な工程で
生産する。 【構成】 溶融状態の熱可塑性樹脂を成形面に押圧して
密着させて固化させるための成形面30を備えた型体を、
該成形面30の裏面31との間に空間B を確保して金型本体
4 によって支持して成り、成形面30を当該熱可塑性樹脂
のビカット軟化温度(T)℃以上の温度まで加熱するべ
く空間内B へ体積弾性係数が1×104 〜4.5×10
4[kg/cm2] の加熱流体を供給して封入する手段(70,71,7
2)と、成形面を(ビカット軟化温度(T)−10)℃以
下の温度まで冷却する冷却手段(70,71,72)を有する成形
用金型。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱可塑性樹脂の成形用
金型、ブロー成形方法、射出成形方法、熱可塑性樹脂材
料、及び、成形品に関する。
【0002】
【従来の技術】樹脂成形品を得る方法として、射出成形
法やブロ−成形法がある。射出成形法は、溶融樹脂を密
閉された金型内に高圧(200〜1000kg/cm
2 )で射出して、金型の成形面を樹脂に転写する方式で
ある。高圧であるため、成形面の転写が正確に行われ
る。このため、鏡面やしぼ面を有する成形品を得るのに
は適している。しかし、高圧に耐える金型が必要なた
め、金型の構造が複雑化してコスト高となり、多品種少
量生産等には不適である。また、中空品の成形には特別
な工夫が必要なため、生産工程が複雑化する。ブロ−成
形法は、パリソン(溶融・軟化状態の中空円筒形状の樹
脂)を金型間に供給した後に型締し、その中空部に流体
を圧送することでパリソンの外面を金型の成形面に押し
つけて転写する方式である。流体の圧力で押しつけるた
め、比較的低圧(4〜10kg/cm2 )であり、この
ため、成形面が綺麗に転写されず、鏡面やしぼ面を有す
る成形品を得るのには不適である。しかし、中空品の大
量生産には適しているため、広く行われている。特開昭
58−102734号公報には、薄肉の成形用内型と、
該成形用内型に接触/隔離できる冷却用外型を備えた中
空成形用金型が開示されている。この金型では、中空成
形品の表面光沢を改善する目的でパリソンの供給前に成
形用内型を加熱しておくとともに、パリソンが成形用内
型の成形面に接触された後は、冷却用外型の内面を成形
用内型の外面に接触させることで該成形用内型を速やか
に冷却して、成形品を得ている。特開平4−77231
号公報には、パリソンを成形型の成形面に接触させて成
形する際に、該成形型の温度を、パリソンの結晶化速度
が最大となる温度近傍から融点までの間に保持すること
により、ダイラインやウエルドラインが成形品の表面に
残留することを防止するとともに、成形中のパリソンの
中空部に冷媒を循環させることにより、成形のサイクル
タイムの長時間化を防止するようにしたブロ−成形方法
が開示されている。特公平6−73903号公報には、
容器状の金型枠に、伝熱性が良好で多数の導通孔を有す
る蓋体を固着して該蓋体から成る金型表面部域と、その
背後の中間層とを形成し、該中間層内に伝熱性の低い樹
脂又は金属を充填するか、導通孔を備えた補強リブを設
けた成形用金型が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】比較的簡易な構造の金
型を用いて鏡面やしぼ面を有する樹脂成形品を得たいと
いう要請がある。また、鏡面やしぼ面を有する中空の樹
脂成形品(例:自動車のエアスポイラ−)を、簡易な工
程で生産したいという要請もある。前記特開昭58−1
02734号公報の中空成形用金型では、成形用内型を
加熱することで成形面を綺麗に転写しているが、成形用
内型を冷却用外型に対して相対変位させて接触させるこ
とで樹脂を冷却しているため、金型の構造が複雑となっ
て脆弱化する恐れがあり、また、冷却時間も長時間化す
る。また、樹脂成形品の表面を綺麗にし、且つ、成形の
全サイクルタイムを短くするのに最適な加熱温度や冷却
温度の範囲についての言及もない。前記特開平4−77
231号公報のブロ−成形方法では、成形型の温度を前
記の温度に加熱保持することで成形面を綺麗にしている
が、冷却時にも該温度に加熱保持しているため、冷却時
間の短縮効果は、あまり大きくない。また、冷媒を循環
させることでパリソンを内側から冷却しているため、成
形型の温度を前記の温度に加熱保持するための温度制御
が複雑となる。前記特公平6−73903号公報の装置
では、成形面の加熱・冷却を、該成形面が形成されてい
る蓋体(金型表面部域)の内部又は裏面に設けた多数の
導通孔に加熱・冷却媒体を通すことで行っており、さら
に、成形面の背後の中間層内に加熱・冷却媒体を送り込
むことでも行っているが、この装置の場合、中間層内で
の伝熱は緩やかであるため、サイクルタイムを短くする
ことは困難である。本発明は、良好な鏡面やしぼ面を有
する樹脂成形品を比較的短いサイクルタイムで生産する
ことを目的とする。また、良好な鏡面やしぼ面を有する
樹脂成形品を比較的簡単な工程で生産することを目的と
する。また、成形面を構成する型体が比較的薄いため機
械的強度を十分に大きくできなくとも、溶融樹脂によっ
て成形面に加わる圧力に十分に耐えることができ、型体
の寿命が十分に長く耐久性に優れた成形用金型を提供す
ることを目的とする。また、この金型を用いて、寸法安
定性の良い、精度の高い成形品を得ることを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段及び作用】請求項1の発明
は、溶融状態の熱可塑性樹脂を成形面に押圧して密着さ
せて固化させるための成形面を備えた型体を、該成形面
の裏面との間に空間(B) を確保して金型本体によって支
持して成り: (a)前記成形面を当該熱可塑性樹脂のビカット軟化温
度(T)℃以上の温度まで加熱するべく前記空間内へ体
積弾性係数が1×104 〜4.5×104[kg/cm2] の加
熱流体を供給して封入する手段; (b)前記成形面を(ビカット軟化温度(T)−10)
℃以下の温度まで冷却する冷却手段;の各構成要件を有
する成形用金型である。上記(a)の加熱手段は、例え
ば、前記成形面30の裏面側の空間B 内へ加熱オイルを供
給する機構70,71 と、空間B 内にオイルが満たされた
後、該空間B に連通している流路を閉鎖する機構(バル
ブ)72,77 で構成できる。体積弾性係数が1×104
4.5×104[kg/cm2] の流体とは、いわゆる非圧縮性
(但し、現実には微小な圧縮は生ずる)の流体(液体)
である。この流体が空間B 内に満たされて封入された後
は、型体3 の成形面30の側に加わる溶融樹脂の圧力(ブ
ロー圧力,射出圧力)に対して、金型本体4 と流体と型
体3 とが一体の剛体として作用する。このため、型体3
自体は比較的薄く脆弱な場合でも、上記溶融樹脂の圧力
に十分に抗することができ、成形面30の変形等の不具合
を防止できる。また、この流体は加熱媒体でもあるた
め、上記空間B 内へ供給されることで上記成形面30をビ
カット軟化温度(T)℃以上まで加熱する。このため、
上記成形面30が樹脂の表面に綺麗に転写され、シボ面や
鏡面の転写が良好となる。上記(b)の冷却手段は、例
えば、型体3 の成形面30の裏面31に冷却空気や冷却オイ
ル等の冷却媒体を噴射し、もしくは、空間B 内へ冷却媒
体を封入する機構70,71,72によって構成できる。空間B
に封入する冷却媒体としては、例えば、体積弾性係数が
1×104 〜4.5×104[kg/cm2] の流体を好適に用
いることができる。冷却手段(b)により成形面30が
(ビカット軟化温度(T)−10)℃以下まで速やかに
冷却されるため、成形品を型から速やかに取り出すこと
ができ、成形サイクルを短縮できる。また、本成形用金
型の成形面30は、水を成分とする媒体で加熱・冷却され
る場合があるため、金型本体4 や型体3 には、必要に応
じて防錆対策が施される。この対策としては、金型の材
質として錆難いステンレス鋼、銅合金、セラミックス、
アルミ合金等を用いることが挙げられる。好ましくはス
テンレス鋼が用いられる。また、他の対策としては、金
属表面の不導態化処理(例えば、窒化処理)、防錆塗料
の塗布、シリコーン系ゾルゲルタイプ塗料の塗布等が挙
げられる。
【0005】請求項2の発明は、請求項1の発明に、さ
らに、 (c)前記型体の周辺の被支持部と該被支持部に対応す
る前記金型本体の支持部とを遊びを持たせて緩やかに嵌
め合わせ、熱膨張によって前記被支持部と支持部とに生
ずる相対変位を前記遊びによって吸収するように、前記
被支持部と前記支持部とに設けられた嵌合部材; (d)前記嵌合部材の前記遊びの部分に設けられたシー
ル部材(9);という構成要件を付加した成形用金型であ
る。上記(c)の嵌合部材は、例えば、型体3 の周辺の
凸部36を金型本体4 の対応する部分の凹部46内に遊びを
持って緩やかに嵌め入れる機構や、逆に、型体3 の周辺
の凹部(不図示)内に金型本体4 の対応する部分の凸部
(不図示)を遊びを持って緩やかに嵌め入れる機構であ
る。この機構は、型体3 の周辺の全域又は一部に設け
る。遊びを持って緩やかに嵌め入れているため、型体3
と金型本体4 とに熱膨張による相対的な変位が生じた場
合でも、その差を吸収して歪や損壊等の不具合を防止で
きる。請求項2の発明では、型体3 と金型本体4 の連結
部分が遊びを有する状態で緩やかに嵌め合わせられてい
るため、前記空間B 内に封入する加熱流体と型体3 と金
型本体4 とを一体の剛体として機能させて成形面30側か
ら加わる溶融樹脂の圧力に抗させるためには、上記連結
部分を確実にシールして該連結部分から加熱流体が漏れ
出すことを防止する必要がある。このため、上記(d)
のシール部材を設けている。このシール部材としては、
Oリング9 、オイルシール、合成ゴム、金属、フェル
ト、皮、コルク等を用いることができる。このシール部
材により型体3 と金型本体4 の連結部をシールできるた
め、前記空間B 内に満たされる加熱オイル或いは冷却空
気や冷却水が、型体3 と金型本体4 の連結部から漏れ出
すことを防止できる。また、加熱オイルを前記空間内B
に所望の圧力で密閉できるため、該空間B 内を所望の圧
力に設定することができる。なお、このシール部材9
は、成形面30がビカット軟化温度(T)℃以上まで加熱
されることから、この温度での耐久性を有する材料であ
ることが要求される。
【0006】請求項3の発明は、請求項2の発明に、さ
らに、 (e)前記型体の被支持部と前記金型本体の支持部との
間に設けられた、熱伝導率が0.001〜1[kcal/mh
℃] で、且つ、縦弾性係数が0.1×104 〜100×
104[kg/cm2] の断熱支持部材(1); (f)前記空間に面する前記金型本体の内面に設けられ
た、熱伝導率が0.001〜1[kcal/mh℃] の断熱部材
(2);という構成要件を付加した成形用金型である。上記
(e)の断熱支持部材1 は、熱伝導率が0.001〜1
[kcal/mh℃] 、好ましくは0.005〜0.8[kcal/mh
℃] 、更に好ましくは0.01〜0.5[kcal/mh℃]
で、且つ、縦弾性係数が0.1×104 〜100×10
4[kg/cm2] 、好ましくは0.2×104 〜40×10
4[kg/cm2] 、更に好ましくは1×104〜20×104[k
g/cm2] の材料を用いて構成してもよく、また、熱伝導
率が0.001〜1[kcal/mh℃] 、好ましくは0.00
5〜0.8[kcal/mh℃] 、更に好ましくは0.01〜
0.5[kcal/mh℃] の材料と、縦弾性係数が0.1×1
4〜100×104[kg/cm2] 、好ましくは0.2×1
4 〜40×104[kg/cm2]、更に好ましくは1×10
4 〜20×104[kg/cm2] の材料を用いた積層構造とし
て構成してもよい。つまり、型体3 と金型本体4 とを断
熱でき、且つ、型体3側から金型本体4 側へ加わる押圧
力に抗して型体3 を金型本体4 によってガタツキ無く確
実に支持できればよい。なお、上記断熱支持部材の熱伝
導率として上記の如き範囲が示されている理由は、熱伝
導率が0.001[kcal/mh℃] 未満では特殊な材料が必
要となって実用的で無くなり、1[kcal/mh℃] を越える
と所望の断熱効果が得られないためである。また、上記
断熱支持部材の縦弾性係数として上記の如き範囲が示さ
れている理由は、縦弾性係数が0.1×104[kg/cm2]
未満では剛性が不足してシールが十分で無くなり、10
0×104[kg/cm2] を越えると断熱支持部の加工が困難
となるためである。熱伝導率が0.001〜1[kcal/mh
℃] で、縦弾性係数が0.1×104 〜100×10
4[kg/cm2] の材料としては、ポリアリレート、ポリエー
テルエーテルケトン、ポリフェニレンオキサイド、変性
ポリフェニレンオキサイド、ポリアミド、アセタール樹
脂、四フッ化エチレン系樹脂、セラミックス、PC、フ
ェノール樹脂、ユリア、メラミン、ガラス、不飽和ポリ
エステル等がある。好ましくはフェノール樹脂、ユリア
樹脂、メラミン、不飽和ポリエステルであり、更に好ま
しくはフェノール樹脂である。上記(f)の断熱部材2
は、前記空間内に供給される加熱オイル等を金型本体4
から断熱することにより、加熱オイル等の温度低下を防
止するものである。断熱部材2 の材料としては、ポリア
リレート、ポリエーテルエーテルケトン、ポリフェニレ
ンオキサイド、変性ポリフェニレンオキサイド、ポリア
ミド、アセタール樹脂、四フッ化エチレン系樹脂、セラ
ミックス、PC、フェノール樹脂、ユリア、メラミン、
ガラス、不飽和ポリエステル等、アスベスト、硬質ウレ
タンフォーム、ロックウール、グラスウール、けい酸カ
ルシウム、ポリスチレンフォーム、はっ水性パーライ
ト、コルク、木材(杉)、ゴム、石英ガラス、発泡ビー
ズ等、及び、これらの2種以上の組み合わせを用いるこ
とができる。好ましくは、フェノール樹脂、ユリア、メ
ラミン、不飽和ポリエステル、アスベスト、硬質ウレタ
ンフォーム、発泡ビーズを用いることができる。
【0007】請求項4の発明は、請求項1、請求項2、
請求項3の発明に、さらに、 (g)前記成形面を当該熱可塑性樹脂のビカット軟化温
度(T)℃以上の温度まで加熱するべく前記空間内であ
って前記成形面の裏面に対向する位置に設けられて前記
裏面を輻射加熱する輻射加熱手段(5);という構成要件を
付加した成形用金型である。上記(g)の輻射加熱手段
5 は、例えば、型体3 の成形面30の裏面31に対向するよ
うに、ハロゲンヒーター5 を設けることで構成できる。
溶融樹脂が押圧して密着される成形面30が、空間B 内に
封入される加熱流体に加えて、ハロゲンヒーター5 から
輻射される熱によっても加熱されてビカット軟化温度
(T)℃以上まで昇温されるため、成形面30を樹脂の表
面に綺麗に転写でき、シボ面や鏡面の転写が良好とな
る。なお、空間B 内に封入される流体を、ハロゲンラン
プ5 によって加熱するようにしてもよい。
【0008】請求項5の発明は、請求項1〜請求項4の
成形用金型の前記成形面間に(ビカット軟化温度(T)
+100)℃に於ける縦弾性係数が0.01〜10[kg/
cm2]の範囲、好ましくは0.05〜2[kg/cm2]の範囲、
更に好ましくは0.1〜1[kg/cm2]の範囲にある熱可塑
性樹脂を用いた中空パリソンを供給し、前記中空パリソ
ンの外表面を前記成形面に100[kg/cm2]以下、好まし
くは1〜10[kg/cm2]の圧力で押圧して密着させ、その
際、好ましくは、前記パリソン外表面と前記成形面の密
着を更に良好にして転写性を更に向上させる目的で前記
パリソンと前記成形面の間の空気を例えば前記成形面に
設けた微細な隙間を通して真空吸引等によって外部へ排
出し、前記成形面をビカット軟化温度(T)℃以上、好
ましくは(ビカット軟化温度(T)+10)℃以上、更
に好ましくは(ビカット軟化温度(T)+20)℃以上
まで加熱し、その後、前記成形面を(ビカット軟化温度
(T)−10)℃以下、好ましくは(ビカット軟化温度
(T)−20)℃以下、更に好ましくは(ビカット軟化
温度(T)−40)℃以下の温度まで冷却して成形品を
得る、ブロー成形方法である。なお、上記熱可塑性樹脂
の(ビカット軟化温度(T)+100)℃に於ける縦弾
性係数として上記の如き範囲が示されている理由は、縦
弾性係数が0.01[kg/cm2]未満の場合はパリソンのド
ローダウンが生じてしまって安定な成形を行えないため
であり、一方、縦弾性係数が10[kg/cm2]を越えるとパ
リソンの形成に大きな成形圧力が必要になるとともにパ
リソンを膨らませて成形面に押圧するのに非常に大きな
ブロー圧力が必要になるためである。この成形方法に適
した成形材料、即ち、(ビカット軟化温度+100)℃
での縦弾性係数が0.01〜10[kg/cm2]の範囲にある
熱可塑性樹脂としては、例えば、AS樹脂、ポリスチレ
ン、ハイインパクトポリスチレン、アクリロニトリル−
ブタジエン系ゴム−スチレンから成るグラフト共重合体
(ABS樹脂)、アクリロニトリル−ブタジエン系ゴム
−スチレン−αメチルスチレンから成るグラフト共重合
体(耐熱ABS樹脂)、アクリロニトリル−エチレン−
プロピレン系ゴム−スチレン及び/又はメタクリル酸メ
チルから成るグラフト共重合体(AES樹脂)、アクリ
ロニトリル−水添ジエン系ゴム−スチレン及び/又はメ
タクリル酸メチルから成るグラフト共重合体、アクリロ
ニトリル−シリコーンゴム−スチレン及び/又はメタク
リル酸メチルから成るグラフト共重合体、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ポリカ−ボネ−ト、ポリフェニレ
ンエ−テル、ポリオキシメチレン、ナイロン、メタクリ
ル酸メチル系重合体、ポリエ−テルスルホン、ポリアリ
レ−ト、塩化ビニル、マレイミド化合物−スチレン及び
/又はアクリロニトリル及び/又はα−メチルスチレン
からなる共重合体、ゴム状重合体−マレイミド化合物−
スチレン及び/又はアクリロニトリル及び/又はメタク
リル酸メチル及び/又はα−メチルスチレンからなるグ
ラフト共重合体等、及びこれらの複合物と、これらに充
填剤を添加した樹脂が挙げられる。この成形方法により
好適に成形される成形品としては、例えば、ハウジン
グ、スポーツ用製品、遊具、車両用製品、家具用製品、
サニタリー製品、建材用製品、厨房用製品であり、さら
に、前記成形品が発泡層を中空部に有する成形品、前記
成形品が多層ブロー成形法により製作される成形品、前
記成形品がメッキ、スパッタ、蒸着、塗装された成形品
である。これらの成形品の具体例としては、ハウジング
としては、例えば、クーラーボックス、TV、オーディ
オ機器、プリンタ、FAX、複写機、ゲーム機、洗濯
機、エアコン、冷蔵庫、掃除機、アタッシュケース、楽
器ケース、工具箱、コンテナ、カメラケース等がある。
スポーツ用製品としては、例えば、スイミングボード、
サーフボード、ウインドサーフィン、スキー、スノーボ
ード、スケートボード、アイスホッケースティック、カ
ーリングボール、ゲートボールラケット、テニスラケッ
ト、カヌー、ボート等がある。遊具としては、例えば、
バット、ブロック、積木、釣り具ケース、パチンコ台枠
等がある。車両用製品としては、例えば、エアースポイ
ラー、ドアー、バンパー、フェンダー、ボンネット、サ
ンルーフ、リアゲート、ホイールキャップ、インパネ、
グローブボックス、コンソールボックス、アームレス
ト、ヘッドレスト、燃料タンク、運転席カバー、トラン
ク工具ボックス等がある。家具用製品としては、例え
ば、引き出し、机天板、ベッド天板・底板、鏡台枠板、
げた箱板・前扉、椅子背板・底板、盆・トレー、傘立
て、花瓶、薬箱、ハンガー、化粧箱、収納箱板、本立
て、事務机天板、OA机天板、OAラック等がある。サ
ニタリー製品としては、例えば、シャワーヘッド、便
座、便板、排水パン、貯水槽蓋、洗面化粧台扉、浴室ド
ア等がある。建材用製品としては、例えば、天井板、床
板、壁板、窓枠、ドア、ベンチ等がある。厨房用製品と
しては、例えば、まな板、キッチン扉等がある。発泡層
を中空部に有する成形品としては、例えば、冷蔵庫前面
扉、クーラーボックス等がある。多層ブロー成形法によ
り製作される成形品としては、例えば、燃料タンク等が
ある。成形品がメッキ、スパッタ、蒸着、塗装された成
形品としては、例えば、車両外装部品、電子機器ハンジ
ング等がある。なお、これらは例示であり、これら以外
の成形品も好適に成形され得る。
【0009】請求項6の発明は、請求項1〜請求項4の
成形用金型の前記空間内に体積弾性係数が1×104
4.5×104[kg/cm2] の範囲、好ましくは1×104
〜3×104 [kg/cm2]の範囲、さらに好ましくは1×1
4 〜2×104 [kg/cm2]の範囲にある加熱流体を供給
して封入し、前記成形面間の密閉型内に溶融状態の熱可
塑性樹脂を射出し、前記成形面をビカット軟化温度
(T)℃以上、好ましくは(ビカット軟化温度(T)+
10)℃以上、更に好ましくは(ビカット軟化温度
(T)+20)℃以上まで加熱し、その後、前記成形面
を(ビカット軟化温度(T)−10)℃以下、好ましく
は(ビカット軟化温度(T)−20)℃以下、更に好ま
しくは(ビカット軟化温度(T)−40)℃以下の温度
まで冷却して成形品を得る、射出成形方法である。上記
に於いて、体積弾性係数が1×104 〜4.5×10
4[kg/cm2] の範囲にある加熱流体としては、マシン油、
ギヤー油、冷凍機油、内燃機関用潤滑油、軸受油、切削
油、錆止め油、タービン油等を用いることができる。ま
た、(ビカット軟化温度+100)℃での縦弾性係数が
0.01〜10[kg/cm2]の範囲にある熱可塑性樹脂とし
ては、例えば、AS樹脂、ポリスチレン、ハイインパク
トポリスチレン、アクリロニトリル−ブタジエン系ゴム
−スチレンから成るグラフト共重合体(ABS樹脂)、
アクリロニトリル−ブタジエン系ゴム−スチレン−αメ
チルスチレンから成るグラフト共重合体(耐熱ABS樹
脂)、アクリロニトリル−エチレン−プロピレン系ゴム
−スチレン及び/又はメタクリル酸メチルから成るグラ
フト共重合体(AES樹脂)、アクリロニトリル−水添
ジエン系ゴム−スチレン及び/又はメタクリル酸メチル
から成るグラフト共重合体、SX、ポリエチレン、ポリ
プロピレン、ポリカ−ボネ−ト、ポリフェニレンエ−テ
ル、ポリオキシメチレン、ナイロン、メタクリル酸メチ
ル系重合体、ポリエ−テルスルホン、ポリアリレ−ト、
塩化ビニル、マレイミド化合物−スチレン及び/又はア
クリロニトリル及び/又はα−メチルスチレンからなる
共重合体、ゴム状重合体−マレイミド化合物−スチレン
及び/又はアクリロニトリル及び/又はメタクリル酸メ
チル及び/又はα−メチルスチレンからなるグラフト共
重合体等、及びこれらの複合物とこれらに充填剤を添加
した樹脂等が挙げられる。
【0010】
【実施例】 第1の実施例 図1の(a)は第1の実施例を示す。また、図3は各実
施例の成形用金型のコーナー部分の取付構造を示し、各
成形用金型は、成形面30を有する型体3 と該型体3 を支
持する金型本体4 とを有する。なお、型体3 と金型本体
4は、何れもステンレス鋼製である。図3に示すよう
に、型体3 の周辺に張り出されている被支持板36が、該
被支持板36に対応するように金型本体4 に設けられてい
る溝46内に、遊びA を持たせて緩やかに嵌め入れられて
おり、これにより、型体3 が金型本体4 によって支持さ
れている。なお、溝46は、張出部400aを有する本体板40
0 を本体部401 にボルト403 で取付けることで構成され
ている。また、図3の(a)のように、成形面30の上面
視で方形に配設された4枚の各本体板400 の隅部には、
隣接する本体板400 との間に、略0.1[mm]の隙間S が
設けられている。また、溝46の対向する両壁部の表面に
は、厚さ10[mm]のフェノール樹脂製の断熱層(断熱支
持部材)1が設けられており、さらに、被支持板36と溝46
との間隙には、Oリング9 が嵌められている。このた
め、溶融樹脂成形時の熱で型体3 と金型本体4 とが熱膨
張して前記被支持板36と前記溝46とに相対的なズレが生
じた場合でも、該ズレは上記遊びA により吸収されて、
悪影響(型体3 の撓み、歪、寿命が短くなること等)は
防止される。また、精密な成形品を得ることができる。
また、型体3 は本発明の条件(縦弾性係数が0.1×1
4 〜100×104[kg/cm2] の材料)を満たすフェノ
ール樹脂の断熱層1 を介して金型本体に支持されている
ため、ガタツキ等の不具合は防止される。また、型体3
の背面側と金型本体4 との間に形成される空間B が前記
Oリング9 によって密閉されるため、バルブ72、配管7
1、ノズル70を通って加熱時に空間B に供給されて封入
される加熱オイルや、冷却時に同様に空間B に封入され
る冷却オイルが、型体3 と金型本体4 の連結部(型体3
を金型4 によって支持している部分=被支持板36と溝46
の部分)から漏れ出ることや、その場合に発生する空間
B 内の圧力の低下や、該低下によって生ずる成形面30の
撓みが防止される。なお、空間B 内に噴射された加熱オ
イル/冷却オイルは、配管76、バルブ77を通って排出さ
れる。また、上記空間B に面する金型本体4 の内面に
は、図3の(b)に示すように、厚さ10[mm]のフェノ
ール樹脂層22と厚さ2[mm]のアスベスト層21から成る断
熱層(断熱部材)2が設けられているため、空間B 内の加
熱媒体の熱が金型本体4を通って逃げたり、外部の熱が
金型本体4 を通って空間B 内の冷却水に伝えられるとい
う不具合が防止される。このため、上記空間B 内に供給
された加熱オイルの温度低下が防止されて、成形面の転
写性や寸法安定性が向上する。本第1の実施例では、熱
可塑性樹脂材料としてABS45A(日本合成ゴム
(株)社製・ビカット軟化温度105℃)、205℃で
の縦弾性係数が0.3[kg/cm2])を用い、ブロー成形機
としてIPB−EP−55(石川島播磨重工業(株)社
製)を用いて、下記の条件で、図4のタイミングでブロ
ー成形を行った。即ち、条件は、 (1)押出機温度 :220℃ (2)型締め力 :15ton (3)パリソン吹き込み圧力:6kg/cm2 (4)成形面30の加熱 空間B に封入する加熱用機械油の圧力:6kg/cm2 成形面30の最終到達温度 :140〜150
℃ 成形面30の加熱保持時間 :10sec (5)成形面30の冷却 空間B に封入する冷却用機械油の圧力:6kg/cm2 成形面30の最終冷却温度 :70℃ 成形面30の冷却保持時間 :60sec 全工程時間:150sec である。なお、加熱用及び冷却用の機械油としては、出
光興産(株)製・ダフニーサーミックオイル32を用い
た。このようにして成形した成形品(実施例品)と、上
記で (4)空間B内に加熱オイルを封入する加熱を行わな
いで成形した成形品(比較例品)を比較すると、実施例
品の表面光沢度は95%でコーナー部分のRは0.5以
下で変形もなかったのに対して、比較例品の表面光沢度
は20%以下でコーナー部分のRは0.5以上で変形が
あった。即ち、実施例品の方が、成形面の転写が良好
で、従来のブロー成形では得られないコーナー部分のR
が小さな成形品を精度良く成形でき、寸法安定性も優れ
ていた。 なお、金型外寸法:460(L) ×560(W) ×720
(H)[mm] 成形品寸法:120(L) ×40(W) ×480(H)[mm] で
ある。
【0011】第2の実施例 図1の(b)は、第2の実施例を示す。以下、第1の実
施例と異なる構成を説明し、第1の実施例と同じ構成に
関する説明は省略する。第2の実施例では、加熱手段と
して、空間B 内に封入した機械油を空間B 内に設けたハ
ロゲンランプ5 加熱する構成を用いた。このハロゲンラ
ンプ5 の総出力は60[kW](片側30[kW]) であり、成
形面30の最終到達温度は前記第1の実施例と同じであ
る。本第2の実施例の場合も、第1の実施例の場合と同
じ効果を得られた。
【0012】第3の実施例 図1の(a)と同等の模式図として表される成形用金型
を用いて射出成形を行った。即ち、熱可塑性樹脂材料と
してABS15(日本合成ゴム(株)社製・ビカット軟
化温度100℃)、200℃での縦弾性係数が0.2[k
g/cm2])を用い、射出成形機としてIS170FA3−
5A((株)東芝製)を用いて、下記の条件で射出成形
を行った。即ち、条件は、 (1)シリンダ温度 :210℃ (2)ゲート :サイドゲート2箇所 (3)成形面30の加熱 空間B に封入する加熱用機械油の圧力:6kg/cm2 成形面30の最終到達温度 :140〜150
℃ (4)成形面30の冷却 空間B に封入する冷却用機械油の圧力:6kg/cm2 成形面30の最終冷却温度 :50℃ である。なお、加熱用及び冷却用の機械油としては、出
光興産(株)製・ダフニーサーミックオイル32を用い
た。このようにして成形した成形品(実施例品)と、上
記で (3)成形面30の加熱オイルの封入による加熱を行わ
ずに成形した成形品(比較例品)を比較すると、実施例
品の表面光沢度は95%でウエルドは認められず変形も
なかったのに対して、比較例品の表面光沢度は85%で
ウエルドが見られ変形があった。即ち、実施例品の方が
成形面の転写が良好で、ウエルドの防止についても優
れ、寸法安定性も良好であった。 なお、金型外寸法:400(L) ×400(W) ×350
(H)[mm] 成形品寸法:50(L) ×3.2(W) ×80(H)[mm] であ
る。
【0013】他の実施例 図2の(a)は前記図1の(a)の構造に於いて、型体
3 の背面側と金型本体4 の内面(型体3 の背面31と対向
する面)との間に複数本の棒状の補強リブ6 を設け、こ
の補強リブ6 によって型体3 の背面側を支える構造であ
る。また、図2の(b)は前記図1の(b)の構造に於
いて、型体3 の背面側と金型本体4 の内面(型体3 の背
面31と対向する面)との間に複数本の棒状の補強リブ6
を設け、この補強リブ6 によって型体3 の背面側を支え
る構造である。このように、本他の実施例では補強リブ
6 を設けているため、バルブ72、配管71、ノズル70を通
り空間B に供給されて封入される加熱用機械油/冷却用
機械油の圧力が、型体3 の成形面30側から加えられる圧
力(パリソン吹き込み圧力/射出圧力)より小さくなっ
た場合でも、型体3 を支えることができ、成形面30の撓
みによる成形品の変形を防止することができる。
【0014】
【発明の効果】本発明によると、良好な鏡面やしぼ面を
有する樹脂成形品を比較的短いサイクルタイムで生産で
きる。また、比較的簡単な工程で生産できる。また、成
形面を構成する型体が比較的薄いため機械的強度を十分
に大きくできなくとも、溶融樹脂によって成形面に加わ
る圧力に十分に耐えることができ、型体の寿命が十分に
長く、耐久性に優れた成形用金型を得られる。また、こ
の金型を用いて、寸法安定性の良い、精度の高い成形品
を得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の金型を示す模式図であり、(a)は第
1の実施例、(b)は第2の実施例を示す。
【図2】他の実施例の金型を示す模式図であり、(a)
は第1の実施例に対応する他の実施例、(b)は第2の
実施例に対応する他の実施例を示す。
【図3】実施例の各成形用金型のコーナー部分の取付け
構造を示し、(a)は成形面30側から見た図、(b)は
(a)のイ−イ線断面図。
【図4】実施例のブロー成形方法の工程を示すタイミン
グチャート。
【符号の説明】
1 断熱層(断熱支持部材) 2 断熱層(断熱部材) 3 型体 30 成形面 4 金型本体 5 ハロゲンランプ 6 棒状補強リブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29L 22:00 (72)発明者 栗原 文夫 東京都中央区築地二丁目11番24号 日本合 成ゴム株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 溶融状態の熱可塑性樹脂を成形面に押圧
    して密着させて固化させるための成形面を備えた型体
    を、該成形面の裏面との間に空間を確保して金型本体に
    よって支持して成り、下記(a)(b)の各構成要件を
    有する成形用金型: (a)前記成形面を当該熱可塑性樹脂のビカット軟化温
    度(T)℃以上の温度まで加熱するべく前記空間内へ体
    積弾性係数が1×104 〜4.5×104[kg/cm2] の加
    熱流体を供給して封入する手段; (b)前記成形面を(ビカット軟化温度(T)−10)
    ℃以下の温度まで冷却する冷却手段。
  2. 【請求項2】 請求項1に於いて、さらに、下記(c)
    (d)の各構成要件を有する成形用金型: (c)前記型体の周辺の被支持部と該被支持部に対応す
    る前記金型本体の支持部とを遊びを持たせて緩やかに嵌
    め合わせ、熱膨張によって前記被支持部と支持部とに生
    ずる相対変位を前記遊びによって吸収するように、前記
    被支持部と前記支持部とに設けられた嵌合部材; (d)前記嵌合部材の前記遊びの部分に設けられたシー
    ル部材。
  3. 【請求項3】 請求項2に於いて、さらに、下記(e)
    (f)の各構成要件を有する成形用金型: (e)前記型体の被支持部と前記金型本体の支持部との
    間に設けられた、熱伝導率が0.001〜1[kcal/mh
    ℃] で、且つ、縦弾性係数が0.1×104 〜100×
    104[kg/cm2] の断熱支持部材; (f)前記空間に面する前記金型本体の内面に設けられ
    た、熱伝導率が0.001〜1[kcal/mh℃] の断熱部
    材。
  4. 【請求項4】 請求項1、請求項2、又は請求項3に於
    いて、さらに、下記(g)の構成要件を有する成形用金
    型: (g)前記成形面を当該熱可塑性樹脂のビカット軟化温
    度(T)℃以上の温度まで加熱するべく前記空間内であ
    って前記成形面の裏面に対向する位置に設けられて前記
    裏面を輻射加熱する輻射加熱手段。
  5. 【請求項5】 請求項1〜請求項4の成形用金型の前記
    成形面間に(ビカット軟化温度(T)+100)℃に於
    ける縦弾性係数が0.01〜10[kg/cm2]の熱可塑性樹
    脂を用いた中空パリソンを供給し、 前記中空パリソンの外表面を前記成形面に100[kg/cm
    2]以下の圧力で押圧して密着させ、 前記成形面をビカット軟化温度(T)℃以上まで加熱
    し、 その後、前記成形面を(ビカット軟化温度(T)−1
    0)℃以下の温度まで冷却して成形品を得るブロー成形
    方法。
  6. 【請求項6】 請求項1〜請求項4の成形用金型の前記
    空間内に体積弾性係数が1×104 〜4.5×104[kg
    /cm2] の加熱流体を供給して封入し、 前記成形面間の密閉型内に溶融状態の熱可塑性樹脂を射
    出し、 前記成形面をビカット軟化温度(T)℃以上まで加熱
    し、 その後、前記成形面を(ビカット軟化温度(T)−1
    0)℃以下の温度まで冷却して成形品を得る射出成形方
    法。
  7. 【請求項7】 請求項1〜請求項4の成形用金型の前記
    成形面間に中空パリソンとして供給され、前記成形面に
    100[kg/cm2]以下の圧力で密着されてビカット軟化温
    度(T)℃以上まで加熱された後、(ビカット軟化温度
    (T)−10)℃以下の温度まで冷却されて成形品とさ
    れる、(ビカット軟化温度(T)+100)℃での縦弾
    性係数が0.01〜10[kg/cm2]である熱可塑性樹脂材
    料。
  8. 【請求項8】 請求項1〜請求項4の成形用金型の前記
    成形面間に、(ビカット軟化温度(T)+100)℃に
    於ける縦弾性係数が0.01〜10[kg/cm2]である熱可
    塑性樹脂材料を用いた中空パリソンを供給し、前記成形
    面に[kg/cm2]以下の圧力で密着させてビカット軟化温度
    (T)℃以上まで加熱した後、(ビカット軟化温度
    (T)−10)℃以下の温度まで冷却して得られる成形
    品。
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