JPH08277008A - 野外貯蔵ヤードからの飛散粉塵の捕集設備 - Google Patents

野外貯蔵ヤードからの飛散粉塵の捕集設備

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JPH08277008A
JPH08277008A JP8300995A JP8300995A JPH08277008A JP H08277008 A JPH08277008 A JP H08277008A JP 8300995 A JP8300995 A JP 8300995A JP 8300995 A JP8300995 A JP 8300995A JP H08277008 A JPH08277008 A JP H08277008A
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JP
Japan
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mound
dust
storage yard
dusts
powders
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Withdrawn
Application number
JP8300995A
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English (en)
Inventor
Yoshimitsu Murahashi
喜満 村橋
Kazutoshi Toyowaka
和利 豊若
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、野外貯蔵ヤードに粉体が混合した塊
粒体を山積み貯蔵した場合に、風による粉塵の舞い上が
り飛散を少なくするとともに、舞い上がり飛散した粉塵
の捕集効率を向上し、設備コストを大幅低減できる野外
貯蔵ヤードの粉塵捕集設備を提供するものである。 【構成】粒体混合の塊粒体を山積みした貯蔵ヤードと市
街地間に、山積み高さの1〜1.5倍の高さに形成され
た傾斜面を有するマウンドを配設し、このマウンドの表
面に、ネット、柵、フェンス等の通孔遮蔽体を配設した
ことを特徴とするもので、この通孔遮蔽体に散水管を付
設し、通孔遮蔽部に水膜を形成して粉塵の捕集効果をさ
らに高めたり、通孔遮蔽体を洗浄してその機能を長期間
維持することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鉱石、石炭等の粉体混
合の塊粒体を野外貯蔵ヤードに貯蔵した場合に、風によ
って飛散した粉体を該ヤードと市街地間で捕集し、野外
貯蔵ヤード周辺の地域環境を改善するための野外貯蔵ヤ
ードからの飛散粉塵の捕集設備に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、鉱石、石炭等の粉体混合の塊粒体
原料を野外貯蔵ヤードに貯蔵した場合に、風によって飛
散し粉塵が市街地まで飛散して、この野外貯蔵ヤード周
辺の地域環境を損なうことから、種々の粉塵対策が講じ
られている。
【0003】これらの対策としては、(a) 野外貯蔵
ヤード周辺の風速を低減して発塵を少なくする(参考技
術 特開昭58−59105号公報)、(b) 野外貯
蔵ヤードに山積みされた粉体混合の塊粒体に散水して発
塵を少なくする、(c) 野外貯蔵ヤードに山積みされ
た粉体混合の塊粒体に表面に固化剤を散布して発塵を少
なくする、等の方法が一般的に知られている。
【0004】上記(a)の方法は、図5に示すように、
野外貯蔵ヤード1の擁壁2a,2bの上部にネット、
柵、フェンス等の防風柵3a,3bを立設して、風上側
の防風柵2aにより、通過する風4の流速を減速させ、
これによって、防風柵3aの後流で発生する風の旋回流
の流速をさらに減速して、山5a,5b,5cからの粉
塵6の舞い上がり飛散を減少させるとともに、この防風
柵3bをフィルターとして機能させ、市街地7側に流出
する粉塵量を減少させるようにしたものである。
【0005】しかし、貯蔵ヤードが広い場合には、ネッ
ト、柵、フェンス等の防風柵を広範囲に配設する必要が
あるため、建設コストが増大する。そのため、ネット、
柵、フェンス等の防風柵はできるだけ低くしている場合
が多く、風の流速を低減する効果が小さく、粉塵の捕集
効果も小さいため、十分に満足できるものではない。
【0006】(b),(c)の方法においては、水、固
化剤等の飛散防止剤を頻繁に散布する必要があり、貯蔵
ヤードが広い場合には、飛散防止剤の散布作業の負担が
大きく、飛散防止剤を大量に用いる必要があり、飛散防
止剤のコスト負担が大きい。また、散水を行うと、使う
時に乾燥させる必要があったり、飛散防止剤の種類によ
っては、貯蔵された塊粒体原料の品位を低下させる恐れ
がある等のいくつかの問題を抱えながら実用されている
のが現状である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、野外貯蔵ヤ
ードに粉体が混合した塊粒体を山積み貯蔵した場合に、
風による粉塵の舞い上がり飛散を少なくするとともに、
舞い上がり飛散した粉塵の捕集効率を向上し、設備コス
トを大幅低減できる野外貯蔵ヤードの粉塵捕集設備を提
供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の第一の発明は、
粒体混合の塊粒体を山積みした貯蔵ヤードと市街地間
に、山積み高さの1〜1.5倍の傾斜面を有するマウン
ドを配設し、このマウンドの表面に、ネット、柵、フェ
ンス等の通孔遮蔽体を配設したことを特徴とする野外貯
蔵ヤードからの飛散粉塵の捕集設備であり、また、第二
の発明は、第一の発明において、通孔遮蔽体に散水管を
付設し、粉塵の飛散量が多いときには簡易遮蔽部に水膜
を形成したり通孔遮蔽体を洗浄したりすることができる
ようにしたことを特徴とする野外貯蔵ヤードからの飛散
粉塵の捕集設備である。
【0009】
【作用】本発明においては、例えば高炉滓、転炉滓等の
製鉄副生物等により安価に形成できるマウンドによっ
て、風の通る経路を形成してこの経路の粉塵濃度を高
め、この粉塵高濃度領域にネット、柵、フェンス等の通
孔遮蔽体を立設することにより、粉塵の捕集効率を向上
することができる。また、通孔遮蔽体を立設する領域は
野外貯蔵ヤードと市街地間に選択されるため、操業に障
害にならない設置場所を選択できる。また、この通孔遮
蔽体に散水管を付設して通孔遮蔽部に水膜を形成させれ
ば、粉塵捕集効率を一段とに向上させるとともに、この
通孔遮蔽体を洗浄して通孔の詰まりを防止することがで
き、長期間にわたってこの通孔遮蔽体の機能を維持する
ことができる。
【0010】本発明者等は、野外貯蔵ヤードに粉体が混
合した塊粒体を山積み貯蔵した場合に、ネット、柵、フ
ェンス等の防風柵を立設して、風による粉塵の舞い上が
り飛散を抑制する前記従来の方法をベースとして、舞い
上がり飛散した粉塵をより効率的でかつ低コストで捕集
できる方法を得るため、実験、数値解析を重ね、風の経
路を作り、舞い上がり飛散した粉塵をこの経路に集め、
この高濃度化した粉塵を狭い領域で捕集することを着想
し本発明を完成するに至った。
【0011】本発明では、図1に示すように、野外貯蔵
ヤード1と市街地間7に、傾斜面8tを有するマウンド
8を形成し、ここに粉塵6を集めて高濃度化する経路を
形成する。例えば矢印の方向からの風4により貯蔵ヤー
ド1の各山5a,5b,5cから粉塵6が舞い上がり飛
散し風の流れに乗ってマウンド8方向に流動する。この
粉塵は自重作用により少しづつ落下するが、マウンドの
斜面8tの影響をうけ上向いた気流の流れに乗り、再び
上昇する。
【0012】次に、この上昇気流は、マウンドの斜面8
tを越えようとする気流の流れと、次々に合流するた
め、上昇した粉塵もこのマウンドの頂上に向かうにした
がって、さらに合流を続け粉塵の濃度の高い経路が形成
される。
【0013】そこで、このマウンド8の傾斜面8t、頂
部8oに形成される粉塵高濃度経路にネット、柵、ネッ
トフェンス等の通孔遮蔽体9a,9b,9cを立設し、
この通孔遮蔽体で高濃度化した粉塵を捕集する。
【0014】つまり、本発明では、風4により野外貯蔵
ヤード1から舞い上がり飛散している粉塵6をマウンド
8効果で狭い経路(領域)に集め、ここに通孔遮蔽体9
a〜9cを立設して粉塵を効率的に捕集し、市街地7へ
の飛散量を少なくするすることを特徴としている。この
マウンドは、低すぎると飛散粉塵がマウンドを越えてし
まい捕集できなくなる。また、高すぎると設備コストが
増大する。マウンドの高さHは、これらのことに建設場
所の地形や気象条件を考慮して決めるが、貯蔵ヤードの
山の高さをhとすれば1h〜1.5hの範囲にすること
が望ましい。
【0015】また、マウンドの斜面の勾配は緩過ぎると
風に対する抵抗が小さく、斜面効果すなわち粉塵の高濃
度化作用が小さくなり、捕集効率が低くなる。勾配が急
過ぎると風の流れがマウンドの前で大きく乱れ、粉塵が
広範囲に拡散してしまい、粉塵の高濃度化作用が小さく
なり、捕集効率が低くなる。このようなことを勘案する
と、このマウンドの勾配θは、20〜30度にすること
が望ましい。
【0016】このマウンドの配置位置については、貯蔵
対象、貯蔵条件、市街地までの距離、粉塵の舞い上がり
と飛散距離等に大きな影響を与える気象の変動等を考慮
して決める。例えば鉱石、石炭を貯蔵対象とする貯蔵ヤ
ードの場合、貯蔵ヤードの最終発塵点(最終の山裾)か
ら10〜40h(m)程度離れた位置に配設すれば、十
分な効果が得られる。遠過ぎると、マウンドによる粉塵
の捕集効果が少なく、粉塵が広範囲に着地してしまい再
飛散量が増加する。
【0017】なお、このマウンドの配設幅は市街地の範
囲に応じて決めるが、複数のマウンドを並設して配設幅
を確保してもよい。
【0018】この場合には、マウンドによって上空に舞
い上った気流は、マウンドの後流で渦を形成し、5〜1
5h(m)の地点で地面に着地することから、5〜15
h(m)以上の間の間隔で並置することが効果的であ
る。また、このマウンドは、設備コスト面では少ない範
囲に配設することが望ましいが、捕集効率を重視する場
合には、貯蔵ヤードから市街地方向に直列に複数配設す
ることも考慮する。
【0019】次に、マウンドに立設する通孔遮蔽体は、
粉塵の拡散抑制、捕集の効率化の観点から通孔率は45
〜75%が好ましく、マウンドの斜面および頂部面にほ
ぼ直角に立設することが望ましい。また、高さは高い
程、粉塵捕集効果が大きくなるが、0.1〜0.2h
(m)あれば十分である。また、マウンドに立設する通
孔遮蔽体の立設範囲は、マウンドの粉塵が飛んで側の全
表面範囲とする。この通孔遮蔽体を立設する場合は、通
孔遮蔽面が貯蔵ヤードに対して対向するように並列配置
し、貯蔵ヤードに対して直列に複数配置することが望ま
しい。
【0020】なお、この通孔遮蔽体9a〜9cに,図2
に示すように散水管10を付設し、通孔遮蔽部に連続的
あるいは間欠的に水膜11を形成できるようにすれば、
捕集効率をさらに向上するとともに、この通孔遮蔽体を
洗浄して通孔の詰まりを防止することができ、長期間に
わたってこの通孔遮蔽体の機能を維持することができ
る。
【0021】
【実施例】以下に本発明を、図3に示す本発明を実施す
る設備構成例とともに説明する。この実施例は、本発明
を野外貯炭ヤードにおいて適用した場合のものである。
図3において、1は野外貯蔵ヤードで、ここには、粉炭
が混合した塊粒状の石炭が山積みされ、3つ石炭の山5
a,5b,5cがほぼ4h〜6h(m)間隔に形成され
ている。7は市街地で、この市街地と貯蔵ヤード1の石
炭山5cとの間には、高炉滓、転炉滓、盛土によるマウ
ンド8がに配設されている。
【0022】このマウンド8の斜面8tと頂部8oに
は、図4に示すように、上部に散水孔10oを有する散
水管10を配設した複数のネットフェンス(通孔遮蔽
体)9a〜9nが、そのフェンス面を貯蔵ヤード1側に
対向するように立設されており、散水管10は、水道管
(図示省略)に連結されており、水道管の弁操作により
散水管10から散水して、ネットフェンス9a〜9n表
面に水膜11を形成し、飛散粉塵6の捕集効率を向上さ
せるとともに、ネットフェンス9a〜9n無人洗浄し、
通孔の詰まりを防止してこの通孔遮蔽体の機能を維持す
る。
【0023】このように構成した本発明においては、風
4によって貯蔵ヤード1の各石炭山5a〜5nから舞い
上がりマウンド8方向に風(気流)に乗って飛散してく
る粉塵6の流路を、マウンドの斜面8tを経由するよう
に形成することができ、風(気流)4に乗って飛散して
くる粉塵6をこのマウンド8に立設したネットフェンス
9a〜9nにより捕集する(落下させる)ことができ、
同時に風(気流)4の流速を減速することができるの
で、市街地7まで飛散する粉塵6の量を大幅に減少させ
ることができる。なお、マウンドおよびネットフェンス
で捕集され堆積した粉塵量が増加して再飛散の恐れがあ
るときは、必要に応じて捕集粉塵の排除処理を行う。
【0024】この実施例では、ネットフェンス9a〜9
fの上部に散水管10を配置して、散水し、この通孔遮
蔽体表面に水膜11を形成するようにしているので、粉
塵捕集効率を一段と向上させることができる。なお、本
発明は、この実施例に限定されるものではない。例えば
石炭に限らず、各種の鉱石を貯蔵対象としても適用が可
能である。また、マウンドは、一基に限らず複数でもよ
く、市街地の方向、距離等に応じてその配置を決めるも
のであり、複数方向に粉塵捕集機能を有するように配置
することもある。通孔遮蔽体は、ネットフェンスに限ら
ず柵あるいは、樹木等を用いても類似的効果が得られ
る。
【0025】このように、本発明は上記実施例に限られ
るものではなく、貯蔵対象、貯蔵配置、貯蔵ヤードと市
街地の位置関係(方向と距離)、気象条件等に応じて、
前記請求項1および請求項2の範囲を越えない範囲内で
設備の配置、構造、規模等は変更されるものである。
【0026】
【発明の効果】本発明においては、盛り土により安価に
形成できるマウンドによって、風の通る経路を形成して
この経路の粉塵濃度を高め、この粉塵高濃度領域にネッ
ト、柵、フェンス等の通孔遮蔽体を立設することによ
り、粉塵の捕集効率を向上することができる。また立設
する領域は野外外貯蔵ヤードと市街地間に選択されるた
め、設備コストを大幅に低減できる。また、この通孔遮
蔽体に散水管を付設して通孔遮蔽部に水膜を形成させれ
ば、粉塵捕集効率を一段とに向上させるとともに、この
通孔遮蔽体を無人洗浄して通孔の詰まりを防止すること
ができ長期間にわたってこの通孔遮蔽体の機能を維持す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成の概念を説明するための設備とそ
の配置例を示す側面概要説明図。
【図2】本発明で用いる通孔遮蔽体例とその作用を示す
側面概要説明図。
【図3】本発明の実施例を示す平面概要説明図、(b)
図は、(a)図の側面概要説明図。
【図4】図3におけるネットフェンスの正面拡大概要説
明図。
【図5】公知の粉塵飛散対策例を示す側面拡大概要説明
図。
【符号の説明】
1 :野外貯蔵ヤード 2a,2b:擁壁 3a,3b:防風柵 4 :風 5a〜5c:山 6 :粉塵 7 :市街地 8 :マウンド 8t:前部傾斜面面 8o:頂部 9a〜9n:通孔遮蔽体(ネットフェンス) 10 :散水管 10o:散水孔 11 :水膜

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粒体混合の塊粒体を野外に山積みした貯
    蔵ヤードと市街地間に、山積み高さの1〜1.5倍の高
    さに形成された傾斜面を有するマウンドを配設し、この
    マウンドの表面に、ネット、柵、フェンス等の通孔遮蔽
    体を立設したことを特徴とする野外貯蔵ヤードからの飛
    散粉塵の捕集設備
  2. 【請求項2】 請求項1において、通孔遮蔽体に散水管
    を付設したことを特徴とする野外貯蔵ヤードからの飛散
    粉塵の捕集設備。
JP8300995A 1995-04-07 1995-04-07 野外貯蔵ヤードからの飛散粉塵の捕集設備 Withdrawn JPH08277008A (ja)

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JP8300995A JPH08277008A (ja) 1995-04-07 1995-04-07 野外貯蔵ヤードからの飛散粉塵の捕集設備

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Cited By (5)

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