JPH08277050A - 巻取装置の張力発生機構及び張力発生方法 - Google Patents

巻取装置の張力発生機構及び張力発生方法

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JPH08277050A
JPH08277050A JP8257995A JP8257995A JPH08277050A JP H08277050 A JPH08277050 A JP H08277050A JP 8257995 A JP8257995 A JP 8257995A JP 8257995 A JP8257995 A JP 8257995A JP H08277050 A JPH08277050 A JP H08277050A
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JP
Japan
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winding
dancer roller
ribbon
tension
shaft
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JP8257995A
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English (en)
Inventor
Norio Toyoshima
範夫 豊島
Tomonao Sasaki
智尚 佐々木
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Shibaura Mechatronics Corp
Original Assignee
Shibaura Engineering Works Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 常に一定の張力を得ることができ、移動速度
の変動幅が少ない巻取装置の張力発生機構を提供する。 【構成】 巻出軸1を回転させるモータに、巻出速度制
御回路1aを接続する。巻出軸1に薄帯3の外形を計測
するリール外径計測部1bを設ける。巻出軸1と巻取軸
2との間に、ガイドローラ4、ダンサローラ5、送りロ
ーラ6を設ける。ダンサローラ5に、その上下の位置を
計測するダンサローラ位置計測部5aを設ける。ダンサ
ローラ位置計測部5aに巻取軸2側のガイドローラ4
に、ライン速度計測手段4aを設ける。巻取軸2側のガ
イドローラ4と巻取軸2との間に送りローラ6を設け
る。巻取軸2を回転させるモータに、入力手段によって
入力されたライン速度指令7に基づいてモータの回転を
制御する巻取速度制御回路2aを接続する。巻取速度制
御回路2aにライン速度計測手段4aを接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、巻出軸から送り出され
た薄帯を巻取軸によって巻き取る薄帯の巻取装置におい
て、巻取中の薄帯に対して張力を与えるダンサローラを
備えた巻取装置の張力発生機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、薄帯状の製品を製造加工する
工場においては、その製造工程で巻取装置によって薄帯
の巻き取り作業を行う必要がある。この巻取装置は、あ
らかじめ薄帯の一端が巻かれた巻出軸をモータによって
回転させ、送り出されてきた薄帯を複数のローラによっ
てガイドしながら巻取軸に巻き付けるものである。
【0003】このような巻取装置による巻き取り作業時
に、薄帯の張力の変動が発生すると巻きムラやたるみが
生じるので、走行中の薄帯の張力は適正な値に保ってお
く必要がある。そこで、通常の薄帯の巻取装置には、走
行中の薄帯に対して一定の張力を与えるための張力発生
機構が設けられている。この張力発生機構は、通常、薄
帯の通過過程に配設されたテンションセンサにより薄帯
の張力を検出し、この検出値に基づくフィードバック制
御を行うものである。また、巻出軸側に設けられたパウ
ダーブレーキにより、薄帯に張力を与える構成とするこ
とも可能である。このパウダーブレーキは、移動する薄
帯に抵抗を与えることにより、薄帯に張力を加える装置
であり、特に何等の制御手段を設けない場合と、巻出軸
に巻かれた薄帯の外径を測定し、その値に基づいて制御
する場合とがある。
【0004】さらに、上記の装置に加えて、ダンサロー
ラにより薄帯に張力を与えることが行われている。ダン
サローラは、移動中の薄帯に接することにより回転可能
に且つ巻出し、巻取りの速度差とともに上下に自由に移
動可能に設けられたローラである。このダンサローラ
は、二つのガイドローラの間を通過する薄帯に対して、
その自重がかかるように設置され、移動中の薄帯に一定
の張力を与えるように構成されている。このようなダン
サローラは、上記の他の装置との組み合わせにより以下
のような機能を有する。すなわち、 薄帯の巻取速度と巻出速度との差を吸収し、薄帯のた
るみを防止する 急激な張力変動による薄帯の切断を防止する
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ような従来の張力発生機構には、以下のような問題点が
あった。すなわち、フィードバック制御による場合に
は、テンションセンサにより張力を検出してから、張力
発生機構により張力が与えられても、その値がさらにテ
ンションセンサによって検出されるまでの間に一定の時
間がかかる。したがって、適切な張力を得るまでの間の
張力変動が大きくなり、巻き取り速度が高速化した場合
や低張力による巻取の場合に問題となる。また、パウダ
ーブレーキによる場合は、パウダーブレーキ自体が高い
精度を有していないので、適切な張力を正確に得ること
が困難である。
【0006】これに対処するために、常に一定の張力を
得られるダンサローラのみによって、薄帯に対して張力
を与えることが考えられるが、単純にダンサローラのみ
を適用することには以下のような問題がある。すなわ
ち、巻出軸に巻かれた薄帯の外径は、巻出しが進行する
にしたがって小さくなっていくので、巻出軸の回転数が
一定の場合には、薄帯の移動速度が変化して巻取速度と
巻出速度とに差が生ずる。したがって、通常の巻取装置
においては、薄帯の移動速度を一定にするために、薄帯
の外径の変化に基づいて巻出軸の回転数を制御すること
が行われている。そして、このような制御の過程で薄帯
の移動速度に変化が生じ、一時的に薄帯の巻取速度と巻
出速度との間に差が生じても、上述のようにダンサロー
ラの上下動によって吸収されるために、薄帯のたるみが
防止される。しかし、発生する移動速度の変動が大きく
なると、それに従って上下動するダンサローラの変動幅
も大きくなり、大型の装置が必要となる。
【0007】本発明は以上のような従来技術の問題点を
解決するために提案されたものであり、その主たる目的
は、常に一定の張力を得ることができ、移動速度の変動
幅が少ない巻取装置の張力発生機構を提供することであ
る。
【0008】第2の目的は、装置の簡素化によるコスト
ダウンを実現できる巻取装置の張力発生機構を提供する
ことである。
【0009】第3の目的は、常に一定の張力を得ること
ができ、移動速度の変動幅が少ない巻取装置の張力発生
方法を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1記載の発明は、巻出軸に巻かれた薄帯を
送り出して巻取軸において巻き取る巻取装置に、薄帯の
移動とともに回転可能に且つ巻出し、巻取りの速度差と
ともに上下動可能に設けられ、自重を薄帯にかけること
により移動中の薄帯に対して張力を与えるダンサローラ
を有する巻取装置の張力発生機構において、前記ダンサ
ローラの上下の位置を検出するダンサローラ位置計測手
段と、前記ダンサローラ位置計測手段に接続され、前記
ダンサローラの位置に応じて前記巻出軸又は前記巻取軸
の回転速度を制御する速度制御手段を有することを特徴
とする。
【0011】請求項2記載の発明は、請求項1記載の巻
取装置の張力発生機構において、前記薄帯に対して張力
を与える手段が前記ダンサローラの自重のみであること
を特徴とする。
【0012】請求項3記載の発明は、巻出軸に巻かれた
薄帯を送り出して巻取軸において巻き取る過程におい
て、移動する薄帯に接して回動し且つ巻出し、巻取りの
速度差とともに上下動するダンサローラの自重を、移動
中の薄帯にかけることにより薄帯に対して張力を与える
巻取装置の張力発生方法において、前記ダンサローラの
上下の位置を検出し、検出される前記ダンサローラの位
置が一定となるように、前記巻出軸又は前記巻取軸の回
転速度を制御することを特徴とする。
【0013】
【作用】上記のような構成を有する請求項1記載の発明
においては、巻出軸から巻取軸へと移動する薄帯に対し
て、ダンサローラの自重がかかることにより、薄帯に一
定の張力が与えられる。このとき、ダンサローラは巻出
し、巻取りの速度差に応じて上下動可能に設けられてい
るので、巻出し側より巻取り側の速度が速いとダンサロ
ーラが上昇し、遅いと下降する。このように巻出し、巻
取りの速度差を示すダンサローラの位置は、ダンサロー
ラ位置計測手段によって検出される。そして、この検出
値に応じて速度制御部により巻出軸又は巻取軸の回転速
度を制御することにより、ダンサローラの位置が一定と
なるように調節され、薄帯の速度変化が最小限に抑制さ
れる。
【0014】請求項2記載の発明では、薄帯に対して張
力を与える手段がダンサローラの自重のみなので、薄帯
に常に一定の張力を与えることが可能となるとともに、
装置全体を簡素化することが可能となる。
【0015】請求項3記載の発明では、巻出軸に巻かれ
た薄帯を送り出して巻取軸において巻き取る過程におい
て、移動する薄帯に対してダンサローラの自重をかけ
る。ダンサローラの上下の位置が検出され、検出された
ダンサローラの位置が一定となるように、巻出軸又は巻
取軸の回転速度が制御される。すると、薄帯の速度変化
が最小限に抑制される。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に従って具体的
に説明する。なお、請求項1及び請求項2記載のダンサ
ローラ位置計測手段はダンサローラ位置計測部、速度制
御手段は巻出速度制御回路及び巻取速度制御回路とす
る。また、請求項3記載の発明である巻取装置の張力発
生方法は、以下に説明する実施例によって実現されるも
のをその一例とする。
【0017】(1)実施例の構成 本実施例の構成を以下に説明する。すなわち、本実施例
は巻出軸1及び巻取軸2が、それぞれ図示しないモータ
により回動可能に設けられ、巻出軸1に巻かれた薄帯3
が巻取軸2において巻き取られる構成となっている。巻
出軸1を回転させるモータには、巻出速度制御回路1a
が接続されている。そして、巻出軸1には、巻出軸1に
巻かれた薄帯3の外形を計測するリール外径計測部1b
が設けられ、このリール外径計測部1bは巻出速度制御
回路1aに接続されている。
【0018】巻出軸1と巻取軸2との間には、ガイドロ
ーラ4、ダンサローラ5、送りローラ6が設けられてい
る。ダンサローラ5は、二つのガイドローラ4の間に回
動可能に且つ上下動可能に設けられ、その自重がガイド
ローラ4間を通過する薄帯3にかかるように構成されて
いる。そして、ダンサローラ5には、その上下の位置を
計測するダンサローラ位置計測部5aが設けられ、この
ダンサローラ位置計測部5aは巻出速度制御回路1aに
接続されている。ダンサローラ位置計測部5aは、超音
波やレーザによる計測器等であり、ダンサローラ5に対
して非接触で計測を行うため、薄帯3に対してはダンサ
ローラ5の自重のみが張力として与えられる構成となっ
ている。また、巻取軸2側のガイドローラ4には、ライ
ン速度計測部4aが設けられている。
【0019】さらに、巻取軸2側のガイドローラ4と巻
取軸2との間には、送りローラ6が設けられている。送
りローラ6は、巻初め時にのみ、上下二つのローラによ
って薄帯3を差し挟んで送り出すように構成され、巻取
中は作用しない構成となっている。巻取軸2を回転させ
るモータには、図示しない入力手段によって入力された
ライン速度指令7に基づいて、モータの回転を制御する
巻取速度制御回路2aが接続されている。そして、巻取
速度制御回路2aには、ライン速度計測部4aが接続さ
れている。
【0020】(2)実施例の作用 以上のような構成を有する本実施例の作用は、以下の通
りである。すなわち、巻出軸1から送り出される薄帯3
は、ガイドローラ4、ダンサローラ5、送りローラ6
(巻初めのみ)を介して巻取軸2おいて巻き取られ、巻
出軸1に巻回された薄帯3の外径が減少する。そして、
薄帯3の移動速度を一定とするために、巻出軸1に巻回
された薄帯3の外径をリール外径計測部1bによって計
測し、計測された外径値に基づいて巻出速度制御回路1
aにより巻出軸1のモータの回転数が制御される。
【0021】また、二つのガイドローラ4の間に設けら
れたダンサローラ5は、移動する薄帯3に接して回動し
ながら、その自重により常に薄帯3に対して張力を与え
る。薄帯3に対して張力を与えているのは、ダンサロー
ラ5の自重のみなので、薄帯に加わる張力は常に一定と
なる。ダンサローラ5は、巻出し速度が遅いと上昇し、
巻出し速度が速いと下降するので、ダンサローラ5の位
置が一定であれば、薄帯3の移動速度も一定となる。そ
こで、ダンサローラ位置計測部5aによって計測された
ダンサローラ5の位置が巻出速度制御回路1aに送ら
れ、このダンサローラ5の位置に応じて巻出軸1の回転
速度を制御することにより、ダンサローラ5の位置を一
定とする。すると、上記の薄帯3の外径計測による制御
と相俟って、薄帯3の移動速度が一定に保たれる。
【0022】一方、巻取軸2の巻取速度は、入力手段に
よって入力されたライン速度指令7と、ライン速度計測
部4aによって検出される実際のライン速度とが等しく
なるように、巻取速度制御回路2aによって制御され
る。巻出速度と巻取速度との差は、ダンサローラ5の上
下動により吸収される。
【0023】(3)実施例の効果 以上のような本実施例の効果は、以下の通りである。す
なわち、移動速度の変動幅を最小限に抑えることができ
るので、安定した薄帯3の走行が実現できる。そして、
薄帯3の移動速度を一定とするために、ダンサローラ5
が一定の位置に保たれるので、装置が小形であってもダ
ンサローラ5の上下動に対応できる。
【0024】また、薄帯3に張力を与える手段をダンサ
ローラ5のみとしたので、高速での巻取や低張力(40
0g程度)の巻取であっても、制御遅れがなく、常に一
定の張力を得ることができる。さらに、テンションセン
サやパウダーブレーキを必ずしも必要としないので、装
置の簡素化によるコストダウンを実現できる。
【0025】(4)他の実施例 本発明は以上のような実施例に限定されるものではな
く、各部材の配置等は適宜変更可能である。たとえば、
巻取軸2側の制御は、上記実施例に限定されるものでは
ない。たとえば、ダンサローラ5の位置による制御を巻
取軸2側において行う構成とすることも可能である。ま
た、図2に示すように、薄帯3の巻取工程中にテンショ
ンセンサ8を設けて薄帯3の張力を検出できる構成とす
ることも可能である。
【0026】さらに、巻出軸1の回転数の制御は以下の
ように行うことも可能である。すなわち、リール外径計
測部1bによって巻出軸1に巻かれた薄帯3の外径を計
測し、計測された外径値とライン速度指令7より巻出速
度を算出し、この値により巻初めのみ巻出軸1の回転数
を制御する。その後は、ダンサローラ位置計測部5aに
より、ダンサローラ5が一定位置になるように巻出軸1
の回転数を制御する。
【0027】
【発明の効果】以上のような本発明によれば、ダンサロ
ーラ位置計測手段及び速度制御手段を設けることによ
り、常に一定の張力を得ることができ、移動速度の変動
幅が少ない巻取装置の張力発生機構を提供することがで
きる。
【0028】また、本発明によれば、薄帯に対して張力
を与える手段をダンサローラの自重のみとすることによ
り、機構の簡素化によるコストダウンを実現可能な巻取
装置の張力発生機構を提供することができる。
【0029】さらに、本発明によれば、ダンサローラの
上下の位置が一定となるように、巻出軸又は巻取軸の回
転速度を制御することにより、常に一定の張力を得るこ
とができ、移動速度の変動幅が少ない巻取装置の張力発
生方法を提供することである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す簡略系統図である。
【図2】本発明の他の実施例を示す簡略系統図である。
【符号の説明】
1…巻出軸 1a…巻出速度制御回路 1b…リール外径計測部 2…巻取軸 2a…巻取速度制御回路 3…薄帯 4…ガイドローラ 4a…ライン速度計測部 5…ダンサローラ 5a…ダンサローラ位置計測部 6…送りローラ 7…ライン速度指令

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 巻出軸に巻かれた薄帯を送り出して巻取
    軸において巻き取る巻取装置に、薄帯の移動とともに回
    転可能に且つ巻出し、巻取りの速度差とともに上下動可
    能に設けられ、自重を薄帯にかけることにより移動中の
    薄帯に対して張力を与えるダンサローラを有する巻取装
    置の張力発生機構において、 前記ダンサローラの上下の位置を検出するダンサローラ
    位置計測手段と、 前記ダンサローラ位置計測手段に接続され、前記ダンサ
    ローラの位置に応じて前記巻出軸又は前記巻取軸の回転
    速度を制御する速度制御手段を有することを特徴とする
    巻取装置の張力発生機構。
  2. 【請求項2】 前記薄帯に対して張力を与える手段が前
    記ダンサローラの自重のみであることを特徴とする請求
    項1記載の巻取装置の張力発生機構。
  3. 【請求項3】 巻出軸に巻かれた薄帯を送り出して巻取
    軸において巻き取る過程において、移動する薄帯に接し
    て回動し且つ巻出し、巻取りの速度差とともに上下動す
    るダンサローラの自重を、移動中の薄帯にかけることに
    より薄帯に対して張力を与える巻取装置の張力発生方法
    において、 前記ダンサローラの上下の位置を検出し、 検出される前記ダンサローラの位置が一定となるよう
    に、前記巻出軸又は前記巻取軸の回転速度を制御するこ
    とを特徴とする巻取装置の張力発生方法。
JP8257995A 1995-04-07 1995-04-07 巻取装置の張力発生機構及び張力発生方法 Pending JPH08277050A (ja)

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