JPH08277128A - 光学素子の成形装置 - Google Patents

光学素子の成形装置

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JPH08277128A
JPH08277128A JP8034195A JP8034195A JPH08277128A JP H08277128 A JPH08277128 A JP H08277128A JP 8034195 A JP8034195 A JP 8034195A JP 8034195 A JP8034195 A JP 8034195A JP H08277128 A JPH08277128 A JP H08277128A
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JP
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temperature
optical element
outside air
molding
closed space
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JP8034195A
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Arimichi Miyazaki
有理 宮崎
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Olympus Optical Co Ltd
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B11/00Pressing molten glass or performed glass reheated to equivalent low viscosity without blowing
    • C03B11/12Cooling, heating, or insulating the plunger, the mould, or the glass-pressing machine; cooling or heating of the glass in the mould

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】少なくとも成形領域を内包する密閉空間におい
て、変動する外気温の影響をなくし、品質の安定した光
学素子を成形する。 【構成】密閉された空間36内にて、ガラス素材28を
搬送部材13、56に載置し、搬送しつつ、加熱、成
形、徐冷を行う光学素子の成形装置において、密閉され
た空間36内の空気の温度を調整する温度調整機構3
7、38、39を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガラス素材を搬送部材
に載置し、搬送しつつ、加熱、成形、徐冷を行う光学素
子の成形装置に係わり、詳しくは成形領域を内包する密
閉空間内の空調に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、成形領域を内包する密閉空間内の
空調を行う光学素子の成形装置としては、特開昭63−
11530号公報所載の技術(従来技術1)が開示され
ている。この技術を図7により説明する。図7におい
て、(a)は平面図、(b)は正面図を示し、112は
光学ガラス素子の製造装置である。113は被成形ガラ
ス素材(図示せず)の設けられた成形金型、114は金
型取入装置、115,116,117は成形装置を構成
する各々加熱装置、プレス装置、保圧装置であり、11
8は金型取出装置、119は搬送装置、120は本装置
の密閉された空間部であり、121は清浄空気吹出装
置、122はクリーンエアー、123は空間部120に
設けられた開口部である。
【0003】成形ガラス素材が成形金型113に設置さ
れ、金型取入装置114に4個設置されている。第1の
金型がa位置に設置された場合に、成形装置を構成する
加熱装置115に設置され、金型を加熱する。次にプレ
ス装置116に設置され、ガラス素材が押圧され成形さ
れる。次に金型は保圧装置117に設置され一定温度に
下がるまで保圧する。次に金型は4個収納する金型取出
装置118に設置される。ここで金型取出装置のb位置
に設置された金型は搬送装置119にて搬送され、成形
されたガラス素子が取出される。
【0004】通常の成形工程においては、成形雰囲気中
のゴミやホコリなどの不純物により成形されたガラス素
子にコンタミネーションが付着することがある。本装置
はこの点を鑑み本装置内には清浄空気吹出装置121を
設け、クリーンエアー122の吹出されたクリーン雰囲
気中で、ガラス素材を金型取入、成形、金型取出、搬送
の連続した工程で順次光学ガラス素子を製造することが
できる。
【0005】一方、光学素材を押圧成形する光学素子の
成形装置として、例えば特開平−17166号公報所載
の技術(従来技術2)が開示されている。この技術を図
8〜図9により説明する。図8において、光学素子の成
形装置204には、光学素子を押圧成形する上下成形型
205、206を設けたプレス装置207を中心とし
て、加熱炉208と徐冷炉209とが対向するように配
設されている。加熱炉208の近傍には、キャリア21
0に収納された光学素材(被成形ガラス素材)211
(図9参照)を加熱炉208とプレス装置207の上下
成形型205、206間との間を移動自在に構成したキ
ャリア供給アーム212が配設されている。一方、徐冷
炉209の近傍には、徐冷炉209内とプレス装置20
7の上下成形型205、206間との間を移動自在に構
成したキャリア排出アーム213が配設されている。
【0006】光学素子の成形装置204を用いて、レン
ズの成形を行う方法について説明する。まず、キャリア
210に収納された光学素材211をキャリア供給アー
ム212により保持し、加熱炉208に移送され、適正
なプレス温度に加熱する。つぎに、キャリア210に収
納された光学素材211をプレス装置207内に搬送
し、プレス成形する。プレス成形されたプレスレンズを
保持したキャリア210は、キャリア排出アーム213
により排出され、徐冷炉209で常温近くまで徐冷さ
れ、成形を終了する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】加熱炉の温度Tと外気
温tと加熱炉から外気へ移動する熱量Qにはつぎのよう
な比例関係がある。 (T−t)∝Q 加熱炉の温度を一定に制御するためには、熱量Qが常に
一定であることが理想であるが、外気温tが通常より大
きく上下動した場合、移動する熱量Qも大きく変動する
こととなる。この変動は加熱炉の温調には好ましくな
く、加熱炉の温度のバラツキを大きくする要因となる。
【0008】しかるに、上記従来技術1の光学ガラス素
子の製造装置においては、密閉された空間内に、クリー
ンな雰囲気が形成されているが、製造装置内にクリーン
エアーを吹出し、クリーンな雰囲気とすることにより、
低温の外気が密閉された空間内に侵入する。このため、
密閉された空間内の気温が変化し、加熱炉の温度制御の
変動(バラツキ)を大きくする要因となり、成形品の品
質低下を招くという問題点がある。
【0009】また、上記従来技術2の光学素子の成形装
置においては、成形領域周辺を密閉する遮蔽物が存在せ
ず、大気に対し開放状態であるため、気温が変動すると
やはり上記従来技術1と同様の問題点が生じてくる。
【0010】本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなさ
れたもので、請求項1、2または3に係る発明の目的
は、少なくとも成形領域を内包する密閉空間において、
変動する外気温の影響をなくし、品質の安定した光学素
子を成形できる光学素子の成形装置を提供することであ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1、2または3に係る発明は、密閉された空
間内にて、ガラス素材を搬送部材に載置し、搬送しつ
つ、加熱、成形、徐冷を行う光学素子の成形装置におい
て、前記密閉された空間内の空気の温度を調整する温度
調整機構を設けたことを特徴とする。
【0012】
【作用】請求項1、2または3に係る発明の作用では、
密閉された空間内の空気の温度を調整する温度調整機構
を設けたことにより、密閉空間の気温を一定に保つ。す
なわち、温調により外気温tを一定にすることにより、
加熱炉から外気へ移動する熱量Qが一定となる。これに
より、加熱炉への外気温の変動の影響をなくすことがで
きる。請求項2に係る発明の作用では、上記作用に加
え、温度調整機構に温調外気吹出装置を用いたので、温
調外気吹出装置に内蔵する温度センサにより密閉空間の
温度を検知し、温調された外気を密閉空間に供給する。
請求項3に係る発明の作用では、上記作用に加え、温度
センサの密閉空間の温度を検知し、ファンを作動させ
て、密閉空間内の高温の空気を外部に排出し、吸入口か
ら低温の外気を吸入する。
【0013】
【実施例1】図1〜図3は実施例1を示し、図1は光学
素子の成形装置の平面図、図2は光学素子の成形装置の
図1A−A’の断面図、図3は図2B部の拡大図であ
る。
【0014】図1において、1はプレス装置で、このプ
レス装置1を中心として、加熱炉2と徐冷炉3とが対向
して配設されている。加熱炉2とプレス装置1との間に
は、最終加熱ヒータ部4が配設され、徐冷炉3とプレス
装置1との間には、徐冷開始ヒータ部5が配設されてい
る。徐冷炉3の右側には搬送部材温調炉6が連設されて
いる。7および8は、対向する断面がL字形状をした2
本のレールから構成される搬送レールである。搬送レー
ル7は加熱炉2内を貫通し、搬送レール8は徐冷炉3と
搬送部材温調炉6とを貫通している。搬送レール7およ
び8の両端には、搬送レール7と搬送レール8とを連結
する形状に搬送コンベア9および10が配設され、搬送
コンベア9および10に設けたモータ11、12によ
り、それぞれ矢印a、矢印bの方向へ回動している。
【0015】加熱炉2側の搬送レール7の入り口近傍に
は、搬送される炉内搬送部材13を搬送コンベア10よ
り矢印c方向(加熱炉2の方向)に一定量送り出す送り
シリンダ14が配設されている。また、搬送部材温調炉
6側の搬送レール8の入口近傍にも搬送される炉内搬送
部材13を搬送コンベア9より矢印d方向(搬送部材温
調炉6の方向)に一定量送り出すシリンダ15が配設さ
れている。これにより炉内搬送部材13を反時計回りに
循環移送できるように構成されている。
【0016】加熱炉2の近傍には、加熱炉2内と最終加
熱ヒータ部4内とプレス装置1の上下成形型16、17
間(図2参照)との間を移動自在に構成されたキャリア
供給運搬アーム18が配設されている。キャリア供給運
搬アーム18の先端には、キャリア保持部18aが形成
されており、直進ガイド19により保持され、ボールネ
ジ20を介してサーボモータ21で自在に駆動・位置決
めが行えるように構成されている。
【0017】一方、徐冷炉3の近傍には、徐冷炉3内と
徐冷開始ヒータ部5とプレス装置1の上下成形型16、
17間との間を移動自在に構成されたキャリア排出運搬
アーム22が配設されており、キャリア排出運搬アーム
22の先端には、キャリア供給運搬アーム18と同様
に、キャリア保持部22aが形成されるとともに、直進
ガイド19、ボールネジ20およびサーボモータ21で
駆動・位置決め自在に保持されている。
【0018】搬送コンベア10の中間付近には、光学素
材(被成形ガラス素材)28とプレスレンズ29との入
替えを行うレンズハンドリング機構30(詳細省略)が
配設されており、レンズハンドリング機構30に対して
炉内搬送部材13の位置決めを行う位置決め機構32が
配設されている。
【0019】図2において、加熱炉2および徐冷炉3の
上下面には、それぞれヒータ23が設けられている。キ
ャリア供給運搬アーム18が前進した際、加熱炉2内の
搬送レール7と交差するアーム受渡し位置24(図1参
照)の下方には、突き上げシリンダ25が配設されてい
る。突き上げシリンダ25には突き上げ棒26が上下動
自在に連設されている。同様に、キャリア排出運搬アー
ム22と搬送レール8とが交差するアーム受渡し位置2
7(図1参照)の下方にも突き上げ棒26を上下動自在
に保持する突き上げシリンダ25が配設されている。
【0020】以上記述した構成が、光学素子の成形装置
の架台33上部に配設されている。架台33上部には、
4方向に配設された側面板34と天板35とから形成さ
れる密閉空間36が配設されている。天板35には、装
置内に温調された外気を吹出すための温調外気吹出装置
37が固設されている。また、温調外気吹出装置37の
下部の天板35には、外気を密閉空間36内へ供給する
外気吹出口38が一箇所または数箇所に穿設され、4方
向に配設された側面板34には、密閉空間36内の空気
を流出させる流出口39が一箇所または数箇所穿設され
ている。さらに、側面板34の一部に、開閉自在な扉4
0を有する窓40Aが設けられている。
【0021】上述の成形装置を用いた光学素子の成形方
法について説明する。図1において、レンズハンドリン
グ機構30により、位置決め機構32で位置決めされた
円筒形状の炉内搬送部材13に載置されたキャリア56
内へ、光学素材28を供給する(図3参照)。キャリア
56内に供給された光学素材28は、搬送コンベア10
により加熱炉2側の搬送レール7の入り口へ移送され
る。移送された炉内搬送部材13は、シリンダ14によ
りc方向に押しされることにより搬送レール7上に連続
的に並べられた炉内搬送部材13を一定量移送する。こ
の動作を間欠的に実施することにより炉内搬送部材13
に載置されている光学素材28およびキャリア56は、
加熱炉2内で徐々に適正温度まで加熱される。
【0022】キャリア56は、アーム受渡し位置24で
キャリア56の下方に配設されたシリンダ25に連設す
る突き上げ棒26により、上方に突き上げられ、炉内搬
送部材13から分離される。その後、キャリア供給運搬
アーム18がボールネジ20を介してサーボモータ21
によりキャリア56の下方に移動し、突き上げ棒26が
下降することにより炉内搬送部材13より分離されたキ
ャリア56をキャリア供給運搬アーム18のキャリア保
持部18aに移載する。移載された光学素材28を保持
したキャリア56は、キャリア供給運搬アーム18によ
り上下成形型16、17間に移送され、光学素材28を
プレス成形する。
【0023】成形終了後、キャリア供給運搬アーム18
は、初期の位置に後退するとともに、キャリア搬送アー
ム22がプレス位置31に移動して、上下成形型16、
17から離型されたプレスレンズ29を保持したキャリ
ア56を受取り、アーム受渡し位置27まで後退する。
アーム受渡し位置24でキャリア56が取り除かれた炉
内搬送部材内13は、その後の間欠送りにより順次加熱
炉2外に移動する。移動された炉内搬送部材13は、搬
送コンベア9により矢印a方向に移送され、徐冷炉3を
貫通している搬送レール8の入り口に達した後、送りシ
リンダ15により、矢印d方向に送り出される。この動
作により、搬送レール8上に連続的に並べられた炉内搬
送部材内13を一定量移送する。
【0024】間欠的に搬送レール8上を移送される炉内
搬送部材13は、搬送部材温調炉2により、上下成形型
16、17の型温度より100℃低い温度に加熱された
後、アーム受渡し位置27でプレスレンズ29が載置さ
れたキャリア56を保持して待機しているキャリア排出
運搬アーム22より、炉内搬送部材内13へキャリア5
6を移し換える。炉内搬送部材13に移載されたプレス
レンズ29およびキャリア56は、徐冷炉3内を間欠送
りされながら常温まで冷却された後、搬送コンベア10
で矢印b方向に搬送される。搬送コンベア10上を搬送
される炉内搬送部材13は、位置決め機構32で位置決
めされるとともに、レンズハンドリング機構30により
キャリア56内に保持されるプレスレンズ29を取り出
し、新たな光学素材28をキャリア56に供給する。
【0025】以上記述した工程で、順次光学素子の成形
加工が行われている間、密閉空間36の天板35に固設
した温調外気吹出装置37を作動させる。作動時中は、
温調外気吹出装置37から一定の温度の外気が吹き出さ
れる。吹き出された外気は、天板に設けられた外気吹出
口38を通過して、密閉空間36内に送り込まれ、密閉
空間36内の温度を一定に保つ。また、密閉空間36内
の空気は、4箇所の側面板34に穿設された流出口39
を通過して、成形装置外に流出させている。なお、温調
外気吹出装置37は、吸引した外気を一定の温度に保つ
ほか、温調外気吹出装置37に内蔵する温度センサの働
きにより、密閉空間36内の気温をチェックし、温調外
気吹出装置37の作動を制御している。
【0026】本実施例によれば、成形領域を内包する密
閉空間内へ一定の温度の外気が吹き出され、密閉空間内
の気温を一定に保持するので、加熱炉内の温度制御の変
動がなくなり、成形品たるプレスレンズの品質を維持す
ることができる。
【0027】
【実施例2】図4は実施例2を示し、光学素子の成形装
置の縦断面図である。本実施例の構成は、遮蔽物により
形成した密閉空間に、成形装置全体を内包したものなの
で、遮蔽物以外は、実施例1と同一のため同一の部材に
は同一の符号を付し、説明を省略する。
【0028】図4において、4方向に配設された側面板
41と天板42とから構成された密閉空間43が、成形
装置全体を囲むように配設されている。天板42には、
温調された外気を吹出すための温調外気吹出装置37が
固設されている。また、温調外気吹出装置37の下部の
天板42には、温調された外気を密閉空間43内へ供給
する外気吹出44が一箇所または数箇所穿設され、4方
向に配設された側面板41には、密閉空間43内の空気
を流出させる流出口45が一箇所または数箇所穿設され
ている。さらに、側面板41の一部に、開閉自在な扉4
6を有する窓46Aが設けられている。
【0029】本実施例の光学素子の成形方法および密閉
空間の温調方法は、実施例1と同様のため、説明を省略
する。
【0030】本実施例によれば、実施例1の効果に加
え、密閉された空間が拡大されたことにより、熱容量が
拡大し、加熱炉の熱による密閉空間内の温度変化への影
響を低下させることができる。
【0031】
【実施例3】図5は実施例3を示し、光学素子の成形装
置の縦断面図である。本実施例の構成は、実施例2の成
形装置の温調機構を変更したものであり、温調機構以外
は実施例1および実施例2と同様のため、同一の部材に
は同一の符号を付し説明を省略する。
【0032】図5において、天板42には、温調外気吹
出装置37が実施例2と同様に固設されているが、さら
に、温調外気吹出装置37と天板42との間には、外気
の清浄を行うフィルタ47が介装されている。
【0033】本実施例の光学素子の成形方法は、実施例
1と同様のため説明を省略する。順次光学素子の成形工
程が進行している間、温調外気吹出装置37を作動させ
た際には、フィルター47で清浄化した外気が吹出さ
れ、実施例1および実施例2と同様の作用で、密閉空間
43内の温調が行われる。
【0034】本実施例によれば、実施例1および2の効
果に加え、温調された清浄な外気を吹出すことにより、
ゴミやホコリなどの不純物の少ないプレスレンズを得る
ことができる。
【0035】
【実施例4】図6は実施例4を示し、光学素子の成形装
置の縦断面図である。本実施例は、温調機構が実施例1
と異なるのみで、その他は実施例1と同一のため、同一
の部材には同一の符号を付し、説明を省略する。
【0036】図6において、実施例1と同一の成形装置
の構成が、架台33上部に配設されている。架台33上
部には、4方向に配設された側面板48と天板49とか
ら、密閉空間50が形成されている。天板49には排気
口51が一箇所または数箇所穿設され、排気口51の上
部には、密閉空間50内の空気を装置外に排出させるた
めのファン52が一箇所または数箇所配設されている。
また、4方向に配設された側面板48には、外気を吸入
するための吸入口53が一箇所または数箇所配設され、
吸入口53には、密閉空間50内へ吸入する外気を清浄
するためのフィルタ54が取着されている。さらに、側
面板48の内側には、密閉空間50内の気温を検知する
ための温度センサ55が配設されている。
【0037】本実施例の光学素子の成形方法は実施例1
と同様のため説明を省略する。順次、光学素子の成形工
程が進行している間、密閉空間内の気温は加熱炉2、徐
冷炉3、搬送部材温調炉6などの高温の放射熱により上
昇していく。側面板48に取着された温度センサ55
は、密閉空間50内の気温の上昇を検知し、ファン52
を作動させる。ファン52は、その直下の排気口51よ
り密閉空間50内の高温の空気を吸引し、装置外に排出
する。密閉空間50内の空気の流出により、常温の外気
が側面板48に設けたフィルタ54と吸入口53とを通
過して、密閉空間50内に流入する。これにより、密閉
空間内の気温は下降し、所定の気温になると温度センサ
55が検知して、ファン51を停止させる。以後この動
作を繰り返し、密閉空間内の気温を一定の制御範囲に保
つ。
【0038】本実施例によれば、実施例1の効果に加
え、温度調整機構の構造の簡易化、軽量化および低価格
化を図ることができる。
【0039】本実施例では、常温の外気をフィルタ54
と吸入口53とを通過させる構成としたが、フィルタ5
4と吸入口53との間にヒータを設けて、通過する外気
を温めて流入させてもよい。こうすることにより、密閉
空間の気温と外気の気温との差を少なくすることによ
り、密閉空間内の場所による気温差を小さくできる。
【0040】
【発明の効果】請求項1、2または3に係る発明によれ
ば、少なくとも成形領域を内包する密閉空間内の気温を
一定に保つことにより、変動する外気温の影響をなく
し、品質の安定した光学素子を成形することができる。
請求項2に係る発明によれば、上記効果に加え、温調外
気吹出装置により温調された外気を密閉空間内へ供給す
るので、密閉空間内の温度差を小さくする。請求項3に
係る発明によれば、上記効果に加え、温度調整機構の構
造の簡易化、軽量化および低価格化を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の光学素子の成形装置の平面図であ
る。
【図2】実施例1の光学素子の成形装置の図1A−A’
の断面図である。
【図3】実施例1の図2B部の拡大図である。
【図4】実施例2の光学素子の成形装置の縦断面図であ
る。
【図5】実施例3の光学素子の成形装置の縦断面図であ
る。
【図6】実施例4の光学素子の成形装置の縦断面図であ
る。
【図7】従来技術1の光学ガラス素子の製造装置の平面
図および正面図である。
【図8】従来技術2の光学素子の成形装置の縦断面図で
ある。
【図9】従来技術2のキャリアに収納された光学素材の
拡大図である。
【符号の説明】
13 炉内搬送部材 28 光学素材 36 密閉空間 37 温調外気吹出装置 38 外気吹出口 39 流出口 56 キャリア

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】密閉された空間内にて、ガラス素材を搬送
    部材に載置し、搬送しつつ、加熱、成形、徐冷を行う光
    学素子の成形装置において、 前記密閉された空間内の空気の温度を調整する温度調整
    機構を設けたことを特徴とする光学素子の成形装置。
  2. 【請求項2】前記温度調整機構は、温調外気吹出装置
    と、外気吹出口と、流出口とを備えたことを特徴とする
    請求項1記載の光学素子の成形装置。
  3. 【請求項3】前記温度調整機構は、外気を吸入する吸入
    口と、ファンを備えた排気口と、密閉空間内の気温を検
    知する温度センサとを備えたことを特徴とする請求項1
    記載の光学素子の成形装置。
JP8034195A 1995-04-05 1995-04-05 光学素子の成形装置 Withdrawn JPH08277128A (ja)

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JP8034195A Withdrawn JPH08277128A (ja) 1995-04-05 1995-04-05 光学素子の成形装置

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JP (1) JPH08277128A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020009153A1 (ja) * 2018-07-04 2020-01-09 Hoya株式会社 レンズ成形装置及びフィルタ装置

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WO2020009153A1 (ja) * 2018-07-04 2020-01-09 Hoya株式会社 レンズ成形装置及びフィルタ装置

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