JPH08278151A - ナビゲーション装置の地図表示方法 - Google Patents

ナビゲーション装置の地図表示方法

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JPH08278151A
JPH08278151A JP8020895A JP8020895A JPH08278151A JP H08278151 A JPH08278151 A JP H08278151A JP 8020895 A JP8020895 A JP 8020895A JP 8020895 A JP8020895 A JP 8020895A JP H08278151 A JPH08278151 A JP H08278151A
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JP8020895A
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Takeshi Kohiyama
剛 小檜山
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Alpine Electronics Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 広域レベルの地図描画に際しては地図を見や
すくし、詳細レベルの地図描画に際しては自車位置から
目的地までの方向や距離を認識しやすくする。 【構成】 縮尺・表示法決定部11cは、自車位置と目
的地あるいは通過点が1つの画面内に表示可能な縮尺レ
ベルを求め、該縮尺レベルが設定レベルより大きい場合
にはノースアップにより広域地図を描画すると共に、自
車マークをディスプレイ画面の所定位置に固定表示し、
自車の移動に応じて地図をスクロール表示する。又、縮
尺レベルが設定レベルより小さい場合には目的地をディ
スプレイ画面の上方所定位置に固定表示すると共に、自
車位置に応じて自車マークを目的地に向けて移動表示す
る。又、ヘッディングアップ表示おいても同様に、設定
レベルの以上の広域地図はノースアップで表示し、設定
レベル以下の詳細地図はヘッディングアップ表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はナビゲーション装置の地
図表示方法に係わり、特に、進行方向が上になるように
地図を表示するヘッディングアップ表示法により、ある
いは、自車位置と目的地あるいは通過点が1つの画面内
に表示可能な縮尺レベルを求め、該縮尺レベルで目的地
が上となるように地図を表示するスケーラブル表示法に
より地図を描画するナビゲーション装置の地図表示方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】車両の走行案内を行い、運転者が所望の
目的地に容易に到達できるようにしたナビゲーション装
置においては、車両の位置を検出してCD−ROMから
車両位置周辺の地図データを読み出し、地図画像をディ
スプレイ画面に描画するとともに該地図画像上の所定箇
所に車両位置マーク(自車マーク)を重ねて描画する。
そして、車両の移動により現在位置が変化するに従い、
画面の自車マークを移動したり、或いは自車マークは画
面中央等の所定位置に固定して地図をスクロールして、
常に、車両位置周辺の地図情報が一目で判るようになっ
ている。
【0003】かかるナビゲーション装置は、出発地から
目的地まで誘導経路を設定し、該誘導経路を地図上に表
示すると共に交差点案内(交差点拡大図、進行方向の表
示)を行う経路誘導機能を備えている。誘導経路を設定
するには、入力された出発地と目的地からナビゲーシ
ョン装置が自動的に最適経路を決定する方法と、ユー
ザ(ドライバ)が出発地から目的地までの経路に沿って
自車マークをシミュレーション移動させて設定する方法
がある。これらの方法で設定された誘導経路は、該経路
を構成するノード(経度,緯度)をメモリに連続して記
憶することによりナビゲーション装置に保持される。そ
して、実際の走行時には、メモリに記憶されたノード列
の中から画面の地図表示エリアに入っている誘導経路を
サーチし、該誘導経路を他の道路と識別可能に表示し、
いずれの道路を走行すれば良いか、交差点でどの方向に
進んだら良いかが判るようにしている。
【0004】又、ナビゲーション装置はドライバが参照
しやすいように地図表示方法を切り替えて地図を表示す
る機能である。表示法としては、ヘッディングアップ表
示法、ノースアップ表示法、フロントワイド表示法、ス
ケーラブル表示法がある。ヘッディングアップ表示法
は、地図を進行方向が真上になるように表示する方法で
あり、ノースアップ表示法は、地図上の北が真上になる
ように表示する方法であり、フロントワイド表示法は、
進行方向が真上になるように描画すると共に、進行方向
のエリアを広く表示する方法であり、スケーラブル表示
法は自車位置と次の通過点(予め設定してある)、ある
いは自車位置と目的地が1画面で描画できる縮尺レベル
で地図表示し、自車位置の移動に応じて自動的に縮尺レ
ベルを変えて地図を描画する方法である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】スケーラブル表示法に
おいては自車位置から見た通過点、目的地の方向が上に
なるように表示される。このため、スケーラブル表示で
は、自車位置と目的地あるいは通過点が離れている場合
には広域地図が描画されるが、自車位置と目的地あるい
は通過点との位置関係によっては、地図の南北が反転し
て表示される場合がある。詳細レベルの地図では南北が
反転して表示されても何ら見ずらさは無い。しかし、広
域レベルの地図で南北が反転して表示されると地図が見
ずらい問題がある。例えば、日本地図、あるいは、関東
地方等の地図が逆さまになって描画され、地図が見ずら
く、自車位置を認識しにくい問題がある。かかる問題は
スケーラブル表示に限らず、進行方向が真上となるよう
に地図を表示するヘッディングアップ表示においても同
様である。例えば、広域地図でヘッディングアップ表示
すると、地図の南北が反転して表示されて地図が見ずら
くなる。以上のように、広域地図が表示されているとき
に、南北が反転して地図が表示されると、見ずらくなる
ためドライバは地図表示を一々ノースアップ表示に切り
換る操作を行っており、操作性が悪い問題があった。
【0006】以上から本発明の目的は、所定レベル以上
の広域地図の描画に際して、地図を見やく表示できるナ
ビゲーション装置の地図表示方法を提供することであ
る。本発明の別の目的は、ヘッディングアップ表示ある
いはスケーラブル表示が指示されている場合であって
も、所定レベル以上の広域地図はノースアップ表示し、
該レベル以下の詳細地図は指示されているヘッディング
アップ表示あるいはスケーラブル表示することにより、
ドライバの操作なくして表示を切り換えることができる
地図表示方法を提供することである。本発明の更に別の
目的は、スケーラブル表示法と組み合わせることによ
り、広域レベルの地図描画に際しては地図を見やすくで
き、詳細レベルの地図描画に際しては自車位置から目的
地までの方向や距離が認識しやすくできる地図表示方法
を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題は、本発明によ
れば、ヘッディングアップ表示あるいはスケーラブル表
示が指示されている場合であっても、所定縮尺レベル以
上の広域地図はノースアップ表示する手段と、前記縮尺
レベル以下の詳細地図は指示されているヘッディングア
ップ表示あるいはスケーラブル表示する手段とにより達
成される。又、上記課題は、所定縮尺レベル以上の広域
地図において、自車マークをディスプレイ画面の所定位
置に固定してノースアップ表示し、自車の移動に応じて
地図をスクロール表示する手段と、所定縮尺レベル以下
の詳細地図においては、目的地をディスプレイ画面の中
央上部の所定位置に固定表示すると共に、自車の移動に
応じて自車マークを目的地に向けて移動表示する手段と
により達成される。
【0008】
【作用】進行方向が上になるように地図を表示するヘッ
ディングアップ表示法により、あるいは、自車位置と目
的地あるいは通過点が1つの画面内に表示可能な縮尺レ
ベルを求め、該縮尺レベルで目的地が上となるように地
図を表示するスケーラブル表示法により地図を描画する
ナビゲーション装置の地図表示方法において、所定縮尺
レベル以上の広域地図においては該地図をノースアップ
表示し、前記縮尺レベル以下の詳細地図においてはヘッ
ディングアップ表示あるいはスケーラブル表示する。こ
のようにすれば、自動的に所定レベル以上の広域地図の
描画に際してはノースアップ表示するため、地図を見や
く表示でき、しかも、何らの地図表示切り換え操作を必
要としないから操作性能を向上できる。・・請求項1
又、所定縮尺レベル以上の広域地図において、自車マー
クをディスプレイ画面の所定位置に固定してノースアッ
プ表示し、自車の移動に応じて地図をスクロール表示
し、所定縮尺レベル以下の詳細地図においては、スケー
ラブル表示法により目的地をディスプレイ画面の中央上
部の所定位置に固定表示すると共に、自車の移動に応じ
て自車マークを目的地に向けて移動表示する。このよう
にすれば、広域レベルの地図描画に際しては地図を見や
すくでき、詳細レベルの地図描画に際しては自車位置か
ら目的地までの方向や距離を認識しやすくできる。
【0009】
【実施例】 (A)本発明の概略説明 図1はスケーラブル表示における本発明の概略説明図で
ある。図中、11cは縮尺・表示法決定部であり、自車
位置と目的地あるいは通過点が1つの画面内に表示可能
な縮尺レベルを求めると共に、地図描画法を決定するも
のである。LAMPはディスプレイ装置に描画された設
定レベル以上の広域地図、SAMPはディスプレイ装置
に描画された設定レベル以下の詳細地図であり、CMは
自車マーク、DMは目的地マークである。尚、縮尺レベ
ルが大きいほど広域地図が描画されるものとする。
【0010】縮尺・表示法決定部11cは、自車位置と
目的地あるいは通過点が1つの画面内に表示可能な縮尺
レベルを求め、該縮尺レベルが設定レベルより大きい場
合にはノースアップにより広域地図を描画すると共に、
自車マークをディスプレイ画面の所定位置(例えば、画
面中央)に固定表示し、自車の移動に応じて地図をスク
ロール表示する。又、縮尺レベルが設定レベルより小さ
い場合には目的地をディスプレイ画面の上方所定位置に
固定表示すると共に、自車位置に応じて自車マークを目
的地に向けて移動表示する。以上は、スケーラブル表示
に本発明を適用した場合であるが、ヘッディングアップ
表示おいても同様に、設定レベルの以上の広域地図はノ
ースアップで表示し、設定レベル以下の詳細地図はヘッ
ディングアップ表示する。
【0011】(B)ナビゲーションシステム (a) 全体の構成 図2はナビゲーションシステムの全体の構成図であり、
1はナビゲーション制御装置、2はナビゲーション制御
装置に対する各種指令の入力、誘導経路設定操作、各種
データの設定操作等を行う操作部(例えばリモコン)、
3は地図、誘導経路、各種メニュー等を表示するディス
プレイ装置、4は地図情報を記憶するCD−ROM、5
はCD−ROMドライブ、6は衛星からの電波を受信し
て車両の現在位置、方位を測定するGPS受信機、7は
各衛星からの電波を受信するマルチビームアンテナ、8
は自立航法用センサである。GPS受信機7は、3次元
測位あるいは2次元測位処理を行って車両位置、方位を
計算し(方位は現自車位置と1サンプリング時間ΔT前
の自車位置を結んだ方向)、これらを測位時刻と共に出
力する。自立航法センサ8は、図示しないが車両回転角
度を検出する振動ジャイロ等の相対方位センサ(角度セ
ンサ)、所定走行距離毎に1個のパルスを発生する距離
センサを備えている。
【0012】CD−ROM4に記録されている地図情報
は、(1) 道路レイヤと、(2) 地図上のオブジェクトを表
示するための背景レイヤと、(3) 市町村名など文字を表
示するための文字レイヤと、(4) IIS(Integrated I
nformation Service)情報を記憶するIISレイヤなど
から構成されている。このうち、道路レイヤは図3に示
すように道路リンクデータRLDT、ノードデータND
DT、交差点データCRDTを有している。道路リンク
データRLDTは該当道路の属性情報を与えるもので、
道路リンク上の全ノ−ド数、道路を構成する各ノ−ドの
番号、道路番号(道路名)、道路の種別(国道、高速道
路、県道、その他の別)等のデータより構成されてい
る。又、交差点データCRDTは地図上の各交差点毎
に、該交差点に連結するリンク上のノードのうち該交差
点に最も近いノ−ド(交差点構成ノ−ドという)の集合
であり、ノ−ドデータNDDTは道路を構成する全ノ−
ドのリストであり、ノ−ド毎に位置情報(経度、緯
度)、該ノ−ドが交差点であるか否かの交差点識別フラ
グ、ノ−ドが交差点であれば交差点データを指し、交差
点でなければ該ノ−ドが属する道路リンクを指すポイン
タ等で構成されている。
【0013】(b) リモコン 図4はリモコンの外観図であり、2aはカーソル(フ
ォーカスともいう)や自車マーク等を地図に対して相対
的に8方向に移動させたり、所望のメニュー項目を選
択するためにメニュー選択バーを上下左右に移動させた
り、フォーカス位置を設定入力する際、あるいはメニ
ューを選択する際等に押下されるジョイスティックキー
である。尚、以後、方向を入力する際にはジョイスティ
ックキーといい、真下方向に押し下げてフォーカス位置
やメニュー項目を入力する際等にはENTERキーという。
2bは詳細レベルの地図を表示する際に操作される拡大
キー、2cは広域地図を表示する際に操作される縮小キ
ー、2dはメニューを表示する際に操作されとメニュー
キーである。2eは自車位置が存在する地図を自車マー
クと共に表示するためのナビゲーションキー(NVキ
ー)、2fは所望の地点を記憶する際に操作されるメモ
リキー(MEMOキー)、2gはファンクションキーで
あり、頻繁に使用する機能を設定しておくことにより該
機能を選択できるもの、2hは電源キーである。
【0014】(c) ディスプレイ画面とメニュー 図5はディスプレイ画面の説明図である。経路誘導時等
においてはディスプレイ画面に地図が表示されるが、メ
ニューキー2dによりメニューを呼び出すと、地図上に
メインメニューM1、サブメニューM2、ガイド情報M
3が表示される。かかる状態で、ジョイスティックキー
2aを操作して所望のメインメニュー項目(図では「情
報」項目M12)の位置にメニュー選択バーを位置させ
ると、該メインメニュー項目に属するサブメニューM2
がその上に表示される。ついで、ジョイスティックキー
2aを操作して所望のサブメニュー項目(図ではIIS
が選択されている)の位置にサブメニュー選択バーを位
置させて、ENTERキーを押下すると該サブメニューが開
かれて該サブメニューに応じた機能を実行させることが
できる。
【0015】図6はメニューの説明図であり、メインメ
ニューとして、6種類設けられている。メインメニュー
M11は、地図表示切り替えメニューであり、表示法と
しては、ヘッディングアップ(進行方向が真上になる
ように表示)、ノースアップ(地図上の北が真上にな
るように表示)、フロントワイド(ヘッディングアッ
プ表示時に、進行方向を広く表示)、スケーラブル表
示(自車位置と次の通過点、あるいは自車位置と目的地
が1画面で描画できる縮尺レベルで表示)がある。メイ
ンメニュー「情報」M12は、所定のIIS情報の選
択表示、衛星の受信状態表示、地図上に表示する情
報記号(INF)の選択、ナビゲーション装置のデモ
ンストレーション開始を指示するメニューである。メイ
ンメニュー「道順」M13は、目的地と、通過点の設
定(簡易誘導経路の設定)、誘導経路の案内をするか
否かのオン・オフ、交差点における音声案内オン・オ
フ、交差点における拡大図表示オン・オフの設定、詳
細な道順(詳細誘導経路)のシミュレーションによる設
定、残距離表示等の選択を行うメニューである。
【0016】メインメニュー「設定」M14は、GP
Sの誤差修正方法の選択(MM設定)、自車マークの
変更、CD−ROMディスクドライブの切換指示、
時報オン・オフ、初期画面オン・オフ、ガイド情報オン
・オフ等の環境設定、自宅位置の設定、自宅マーク
の変更、走行軌跡表示のオン・オフ設定を行うメニュ
ーである。メインメニュー「リスト」M15は、走行
軌跡の記憶オン・オフ、走行軌跡の保存/解除(ロック
/ロック解除)、削除等の指示(軌跡リスト)、登録
してある地点の周辺地図の描画(地点リスト)、登録
してある道順(簡易、詳細誘導経路)の選択表示(道順
リスト)、ファンクションキーに対する機能の設定
(キーマクロ)を行うメニューである。メインメニュー
M16は地図の表示色、明度を調整するメニューであ
る。
【0017】(C)ナビゲーション制御装置 図7はナビゲーション制御装置の構成図であり、1はナ
ビゲーション制御装置、2はリモコン、3はディスプレ
イ装置、4は地図情報を記憶するCD−ROM、6はG
PS受信機、7はマルチビームアンテナ、8は自立航法
用センサであり、車両回転角度を検出する振動ジャイロ
等の相対方位センサ(角度センサ)8a、所定走行距離
毎に1個のパルスを発生する距離センサ8bを備えてい
る。ナビゲーション制御装置1において、11は地図読
出制御部であり、各種地図表示において画面中心位置
(経緯度)を計算すると共に、画面中心位置に基づい
てCD−ROM4より所定の地図情報を読み出し、又、
ディスプレイ装置に描画する地図の縮尺に応じて地図
表示法を自動的に切り換えるものである。尚、地図表示
法切り換えについては後述する。12はCD−ROMか
ら読み出された地図情報を記憶する地図バッファであ
る。地図バッファには後述する地図スクロールができる
ように自車位置あるいはフォーカス位置周辺の複数枚
(複数ユニット)の地図情報、例えば3×3ユニットの
地図情報が読み出される。13は地図描画部であり、地
図バッファに記憶された地図情報を用いて地図画像を発
生するもの、14は地図画像を記憶するVRAM、15
は画面中心位置(自車位置、フォーカス位置)に基づい
てVRAM14より切り出す1画面分の位置を変えて自
車位置の移動あるいはフォーカス移動に従って地図をス
クロール表示する読出制御部である。
【0018】16は交差点拡大描画部であり、詳細な
道順(詳細誘導経路)をシミュレーションにより設定す
る際、自車マークが交差点に到達した時、該交差点の拡
大図をディスプレイ画面の右上に表示すると共に、実
際の経路誘導時に自車が交差点より所定距離内に接近し
た時、該交差点の拡大図と進行方向をディスプレイ画面
に同様に表示する。17はリモコンの操作に応じてた信
号を受信して各部に指示するリモコン制御部、18はG
PS受信機からのGPSデータを記憶するGPSデータ
記憶部、19は自立航法センサ出力に基づいて自車位
置、走行方位を計算する車両位置・方位計算部、20は
マップマッチング制御部であり、地図バッファ12に読
み出されている地図情報と走行軌跡データを用いて適宜
マップマッチング処理を行って自車位置を修正する。
【0019】自立航法では走行するにつれて誤差が累積
して車両位置が道路から外れる。そこで、マップマッチ
ング制御部20は走行軌跡を地図の道路データと照合し
て車両位置を道路上に修正する。又、自立航法において
誤差が大きくなって車両位置が道路から大きく外れ、車
両位置を実際の道路上の現在位置にマップマッチングで
きなくなると、マップマッチング制御部20は、GPS
から得られる位置データ(GPS位置)、方位データ(G
PS方位)を用いて自立航法による自車位置と走行方位
を修正する。すなわち、マップマッチング制御部20は
GPS位置と自立航法位置間の距離Dを演算し、該距離
Dと予め設定されている距離しきい値Dth(例えば15
0m)の大小を比較し、D>Dthの場合にGPSデータ
により自車位置を修正し、その後に行われるマップマッ
チングにより車両位置マークを道路上に乗せるようにす
る。
【0020】21は誘導経路制御部、22は誘導経路メ
モリ、23は誘導経路描画部である。誘導経路には、簡
易道順(簡易誘導経路)と詳細道順(詳細誘導経路)の2
種類があり、誘導経路制御部21は最大8個の簡易道順
と、1つの詳細道順を誘導経路メモリ22に登録するこ
とができる。簡易道順は、通過点と目的地(最後の通過
点が目的地となる)とで構成されており、図8に示すよ
うに設定された通過点、目的地(最後の通過点)が順次
誘導経路メモリ22の道順リスト記憶領域22aにコー
ス番号に対応させて記憶される。通過点(目的地)の登
録は、ジョイスティックキー2aあるいは拡大/縮小キ
ー2b,2cの操作でフォーカスを地図上の所望の地点
に合わせ、ENTERキーを操作することにより行う。例え
ば、図9に示すうに、ジョイスティックキー2aを操作
してフォーカスをディスプレイ画面に表示し、ジョイス
ティックキー2aあるいは拡大/縮小キー2b,2cの
操作で該フォーカスを順次、地点Pp1、Pp2,Pdに
合わせてこれらの地点を登録すれば、地点Pp1、Pp2
(以上は通過点)、Pd(目的地)が簡易道順として誘
導経路メモリ22の道順リスト記憶領域22aにコース
番号に対応させて記憶される。
【0021】詳細道順は簡易道順の1つから選択してシ
ミュレーションにより設定される。詳細道順は、自車位
置から目的地までの全経路の詳細な道順、あるいは一部
エリアの詳細な道順を省略(ジャンプ)した道順であ
り、経路上の全ノードの位置データ及び交差点識別フラ
グが順次誘導経路メモリ22の詳細道順記憶領域22b
に記憶される。例えば、図10に示すように、第1エリ
アAR1で自車位置Psから地点P1までの詳細な道順
をシミュレーションにより設定すれば、誘導経路制御部
21は、誘導経路メモリ22に図11に示すように出発
地(自車位置)Psから地点P1までの経路上の全ノー
ドの位置(経緯度)及び交差点識別フラグを連続して記
憶する。ついで、第2エリアAR2での詳細な経路の設
定を省略するために「ジャンプ」を入力すれば、誘導経
路制御部21は「ジャンプ(詳細経路設定省略)」を誘
導経路メモリ22の詳細道順記憶領域22bに書き込
む。しかる後、第3エリアAR3で地点P2から目的地
Pdまでの詳細な道順をシミュレーションにより設定す
れば、誘導経路制御部21は、詳細道順記憶領域22b
に地点P2から目的地Pdまでの経路上の全ノードの位
置(経緯度)及び交差点識別フラグを連続して記憶す
る。
【0022】誘導経路描画部23は実際の走行時に、指
定された道順を誘導経路メモリ22より読み出して地図
上に描画すると共に、自車位置と次の通過点あるいは目
的地を直線で結んだガイドビーム及び通過点を示す通過
点マーク(旗)、目的地マークを表示する。尚、簡易道
順の場合には、ガイドビームと通過点マーク、目的地マ
ークのみを表示する。図12はガイドビーム表示説明図
であり、1つの通過点Ppと目的地Pdが簡易道順とし
て設定されている場合である。尚、点線枠はディスプレ
イ画面、PMは通過点マーク(旗)、DMは目的地マー
クである。自車位置が通過点Ppより出発地側にある場
合には、自車位置Pcと通過点Ppを結ぶガイドビーム
GBMを表示し、通過点Ppを通過後では自車位置P
c′と目的地Pd間を結んだガイドビームGBM′を表
示する。
【0023】24は各種メニュー画面(操作画面)を表
示する操作画面発生部、25は自車マーク、フォーカス
等の各種マークを表示するマーク発生部、26は画像合
成部である。マーク発生部25は、フォーカスを表示す
べき状況においては該フォーカスを画面中央に表示し、
自車マークを表示すべき状況において、ノースアッ
プ、ヘッディングアップ表示時には、自車マークを画面
中央に表示し、フロントワイド表示時には、ディスプ
レイ画面の中央下方の所定位置に固定表示し、スケー
ラブル表示に際しては自車位置の移動に応じて目的地に
向けて移動表示する。
【0024】(D)地図読出制御部の構成 図13は地図読出制御部11の構成図である。11aは
画面中心位置決定部、11bは地図読出部、11cは縮
尺・表示法決定部である。画面中心位置決定部11a
は、自車位置を画面中心に表示して地図を描画するノ
ースアップ表示、ヘッディングアップ表示時には、自車
位置を画面中心の経緯度とし、自車マークを画面中央
よりN画素分下方の所定位置に表示するフロントワイド
表示に際しては、縮尺を考慮して自車位置よりN画素分
上方の位置を画面中心の経緯度として計算し、目的地
を画面中央よりM画素分上方に表示するスケーラブル表
示時には、縮尺を考慮して目的地よりM画素分下方の位
置を画面中心の経緯度として計算し、ジョイスティッ
クキー2a、拡大/縮小キー2b,2cによる地図の移
動、拡大/縮小操作時にはフォーカス位置を画面中心位
置として計算する。又、画面中心決定部11aはスケー
ラブル表示に際して、自車マークのディスプレイ画面上
の位置を計算して、出力する。
【0025】地図読出部11bは画面中心位置に基づい
てCD−ROM4より自車位置周辺の地図データあるい
はフォーカス周辺の地図データを読み出す。縮尺・表示
法決定部11cは、スケーラブル表示が要求されたと
き、自車位置と目的地あるいは通過点が1つの画面内に
表示可能な縮尺レベルを求め、該縮尺レベルが設定レ
ベル(例えば最も詳細な地図表示レベルである0レベ
ル)より大きい場合にはノースアップ表示を指示し、
縮尺レベルが設定レベル(=0レベル)の場合にはスケ
ーラブル表示を指示する。スケーラブル表示は、目的地
をディスプレイ画面の中央より上方の所定位置に固定表
示し、自車位置に応じて自車マークを移動表示する地図
表示法である。すなわち、スケーラブル表示において
は、目的地がディスプレイ画面の中央より上方の固定位
置に存在し、かつ、自車位置が該目的地と画面中心を結
ぶ直線上に存在するように地図を表示し、以後地図を動
かさず、自車の移動に応じて自車マークを目的地に向け
て移動表示する。
【0026】このスケーラブル表示における地図は、上
記直線(目的地と画面中心を結ぶ直線)と北方向のなす
角度θ分回転して表示される。このため、回転角度θを
地図描画部13に入力し、地図描画部13は地図データ
に該角度θ分の座標変換処理を施して地図画像を発生し
てVRAM14に記憶し、読出制御部15は画面中心位
置に基づいてVRAMから1画面分の地図を切り出して
ディスプレイ装置3に描画する。
【0027】(E)簡易道順登録処理 図14は通過点、目的地を入力し、これらを簡易道順と
して登録する簡易道順登録処理の説明図である。メニュ
ーキー2dを操作してメニュー画面をディスプレイ装置
に表示し、メインメニューより「道順」を選択した後、サ
ブメニューより「道順設定」を選択する(ステップ10
1)。ついで、目的地を表示するための目的地マーク
(複数種類の目的地マークが用意されている)を選択す
る(ステップ102)。以後、ジョイスティックキー2
a,拡大/縮小キー2b,2cを操作してフォーカス
(実際には通過点マーク)を地図に対して相対的に移動
させて所定の通過点(図9の地点Pp1)に合わせてENTE
Rキーを押し下げて通過点を入力する(ステップ10
3)。ついで、さらに通過点を入力する必要があるか判
断し(ステップ104)、入力する必要があればステッ
プ103に戻り、以後、通過点Pp2、最後の通過点P
d(目的地となる)を入力する。そして、全通過点入力
後、道順登録操作をすることにより、通過点、目的地が
所定のコース番号に対応させて簡易道順として誘導経路
メモリ22の道順リスト22aに登録される(ステップ
105)。以後、上記操作を繰り返すことにより最大8
種類の簡易道順を登録することができる。
【0028】(G)スケーラブル表示処理 図15はスケーラブル表示処理のフロー、図16はスケ
ーラブル表示の説明図である。道順リストより所定の簡
易道順を選択して、そのコース番号を入力する(ステッ
プ201)。地図読出制御部11は、スケーラブル表示
モードであるかチェックする。すなわち、スケーラブル
表示が要求されているかチェックする(ステップ20
2)。スケーラブル表示が要求されていない場合には、
要求されている表示法(ノースアップ、ヘッディングア
ップ表示等)に従って画面中心位置を計算し、画面中心
位置に応じて地図を地図バッファ12に読出す。地図描
画部13は地図データに基づいて地図画像を発生してV
RAM14に記憶し、読出制御部15は画面中心位置に
基づいて1画面分の地図を切り出してディスプレイ装置
に描画する。又、マーク発生部25は画面中央部に自車
マークを描画する。以上と並行して、誘導経路制御部2
1は誘導経路描画部23にコース番号を入力すると共に
誘導経路の表示開始を指示する。これにより、誘導経路
描画部23は通過点位置に通過点マーク(旗)、目的地
に目的地マークを描画し、又、自車位置と次の通過点あ
るいは目的地を結ぶガイドビームを表示する(ステップ
203)。
【0029】ついで、自車の移動に従って、地図読出制
御部11は画面中心位置を更新し、適宜、地図データを
CD−ROM4より地図バッファ12に読出し、地図描
画部13は地図画像をVRAM14に記憶し、読出制御
部15は画面中心位置に基づいて1画面分の地図を切り
出して地図をスクロールする(ステップ204)。以
後、ステップ202以降の処理を繰り返す。一方、ステ
ップ202において、スケーラブル表示が要求されてい
る場合には、地図読出制御部11の縮尺・表示法決定部
11c(図13)は、自車位置と次の通過点あるいは目
的地(目的地とする)が1つの画面内に表示可能な縮尺
レベルを計算し(ステップ205)、該縮尺レベルが設
定レベル(例えば最も詳細な地図表示レベルである0レ
ベル)であるかチェックする(ステップ206)。縮尺
レベルが0レベルでなく、1レベル以上の場合には、該
縮尺レベルで、かつ、ノースアップ表示で地図を表示す
るよう指示する。これにより、画面中心位置決定部11
a、地図読出部11b、地図描画部13、読出制御部1
5は計算された縮尺レベルの地図をノースアップ表示に
より表示し、マーク発生部25は画面中心位置に自車マ
ークCMを描画し、誘導経路描画部23はガイドビーム
GBMを表示する(ステップ207、図16(a)参
照)。以後、自車位置の移動に応じて地図をスクロール
表示し(ステップ208)、ステップ205に戻る。
【0030】自車位置の移動に応じて、自車位置と目的
地が接近して縮尺レベルが小さくなると、該縮尺レベル
が0レベルであるかチェックし(ステップ206)、0
レベルでなければステップ207以降の処理を繰り返
す。自車位置が目的地に接近し(図16(b)参照)、自
車位置と目的地を同一の画面に表示できる縮尺レベルが
0レベルになると、縮尺・表示法決定部11cは、画面
中心位置決定部11aに0レベルの地図をスケーラブル
表示するよう指示すると共に、地図描画部13に回転角
度θを地図描画部13に入力する。尚、回転角度θは、
以下により定義される角度である。すなわち、スケーラ
ブル表示においては、初期時に目的地がディスプレイ画
面の中央より上方の所定位置に存在し、かつ、目的地と
画面中心を結ぶ直線上に自車位置が存在するように地図
を表示し、以後、地図を動かさず自車の移動に応じて自
車マークを目的地に向けて移動表示する。この直線(目
的地と画面中心を結ぶ直線)と北方向のなす角度が地図
回転角度θである。
【0031】画像中心位置決定部11aは、スケーラブ
ル表示における画像中心位置を計算し、地図読出部11
bは縮尺レベルと画像中心位置に基づいて所定の地図デ
ータをCD−ROM4より読出して地図バッファ12に
格納する。地図描画部13は地図データに回転角度θ分
の座標変換処理を施して地図画像を発生してVRAM1
4に記憶し、読出制御部15は画面中心位置に基づいて
1画面分の地図を切り出して地図をディスプレイ装置に
描画する。又、マーク発生部25は画面中心位置決定部
11aより入力される自車マークCMのディスプレイ画
面における描画位置に基づいて該位置に自車マークを描
画し、誘導経路描画部23は自車位置と目的地を結ぶガ
イドビームGBMを描画し、かつ、目的地マークDMを
描画する(ステップ209、図16(c)参照)。
【0032】以後、自車が移動する毎に画面中心位置決
定部11aは自車マークCMのディスプレイ画面におけ
る描画位置を計算し、マーク発生部25は該位置に自車
マークを描画し、誘導経路描画部23は自車位置と目的
地を結ぶガイドビームGBMを描画する(ステップ21
0)。自車の移動に従って自車マークCMが目的地に向
かってゆき、目的地に到達すれば(ステップ211)、
スケーラブル表示処理は終了する。
【0033】以上では、設定レベルを0レベルとし、0
レベルの時に本来のスケーラブル表示、1レベル以上の
時にはノースアップ表示する場合について説明したが、
設定レベルを1レベルあるいは2レベルあるいはその他
のレベルとすることができる。以上では、スケーラブル
表示において、縮尺レベルが設定レベル以上の時にノー
スアップ表示し、該設定レベルより小さい時に本来のス
ケーラブル表示する場合について説明したが、ヘッディ
ングアップ表示時にも、縮尺レベルが設定レベル以上の
時にノースアップ表示し、該設定レベルより小さい時に
ヘッディングアップ表示するように構成することもでき
る。以上、本発明を実施例により説明したが、本発明は
請求の範囲に記載した本発明の主旨に従い種々の変形が
可能であり、本発明はこれらを排除するものではない。
【0034】
【発明の効果】以上本発明によれば、ヘッディングアッ
プ表示法により、あるいは、スケーラブル表示法により
地図を描画するように要求されている場合、所定縮尺レ
ベル以上の広域地図においては該地図をノースアップ表
示し、前記縮尺レベル以下の詳細地図においては要求さ
れているヘッディングアップ表示あるいはスケーラブル
表示するようにしたから、所定レベル以上の広域地図の
描画に際しては自動的にノースアップ表示するため、地
図を見やく表示でき、しかも、何らの地図表示切り換え
操作を必要としないから操作性能を向上できる。
【0035】又、本発明によれば、所定縮尺レベル以上
の広域地図の表示において、自車マークをディスプレイ
画面の所定位置に固定してノースアップ表示し、自車の
移動に応じて地図をスクロール表示し、所定縮尺レベル
以下の詳細地図においては、目的地をディスプレイ画面
の中央上部の所定位置に固定表示すると共に、自車位置
に応じて自車マークを移動表示(スケーラブル表示)す
るようにしたから、広域レベルの地図描画に際しては地
図を見やすくでき、詳細レベルの地図描画に際しては自
車位置から目的地までの方向や距離を認識しやすくする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の概略説明図である。
【図2】ナビゲーションシステムの構成図である。
【図3】地図データ中の道路データの構成を示す説明図
である。
【図4】リモコンの外観図である。
【図5】ディスプレイ画面の説明図である。
【図6】メニュー説明図表である。
【図7】ナビゲーション制御装置の構成図である。
【図8】道順リストの説明図である。
【図9】目的地、通過点説明図である。
【図10】省略経路を含む詳細道順の説明図である。
【図11】誘導経路メモリに記憶されるデータの説明図
である。
【図12】ガイドビーム表示の説明図である。
【図13】地図読出制御部の構成図である。
【図14】簡易道順登録処理のフロー図である。
【図15】スケーラブル表示処理のフロー図である。
【図16】スケーラブル表示説明図である。
【符号の説明】
11c・・縮尺・表示法決定部 LAMP・・ディスプレイ装置に描画された設定レベル
以上の広域地図 SAMP・・ディスプレイ装置に描画された設定レベル
以下の詳細地図 CM・・自車マーク DM・・目的地マーク

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 進行方向が上になるように地図を表示す
    るヘッディングアップ表示法により、あるいは、自車位
    置と目的地あるいは通過点が1つの画面内に表示可能な
    縮尺レベルを求め、該縮尺レベルで目的地が上となるよ
    うに地図を表示するスケーラブル表示法により地図を描
    画するナビゲーション装置の地図表示方法において、 所定縮尺レベル以上の広域地図においては該地図をノー
    スアップ表示し、 前記縮尺レベル以下の詳細地図においてはヘッディング
    アップ表示あるいはスケーラブル表示することを特徴と
    するナビゲーション装置の地図表示方法。
  2. 【請求項2】 スケーラブル表示においては、 所定縮尺レベル以上の広域地図において、自車マークを
    ディスプレイ画面の所定位置に固定表示し、自車の移動
    に応じて地図をスクロール表示し、 所定縮尺レベル以下の詳細地図においては、目的地をデ
    ィスプレイ画面の中央上部の所定位置に固定表示すると
    共に、自車の移動に応じて自車マークを移動することを
    特徴とする請求項1記載のナビゲーション装置における
    地図のスケーラブル表示方法。
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