JPH0827817A - 擁壁用ブロック及び擁壁の構築構造 - Google Patents
擁壁用ブロック及び擁壁の構築構造Info
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- JPH0827817A JPH0827817A JP18675494A JP18675494A JPH0827817A JP H0827817 A JPH0827817 A JP H0827817A JP 18675494 A JP18675494 A JP 18675494A JP 18675494 A JP18675494 A JP 18675494A JP H0827817 A JPH0827817 A JP H0827817A
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Abstract
された小径部を備え、鉄筋挿入孔内で固化したコンクリ
ートに対してブロックの滑動がなく、強固な擁壁を構築
できる擁壁用ブロック及び擁壁の構築構造を提供するこ
とを目的とする。 【構成】 前壁10と、控え壁12と、この控え壁に開
孔された鉄筋挿入孔16とを備え、前記鉄筋挿入孔の
内、1個または複数個の鉄筋挿入孔は、内部に両端の挿
入口より縮径された小径部22を有した擁壁用ブロック
Aを形成し、フーチング基礎12の上面に前記擁壁用ブ
ロックAを配置し、更に控え壁の短い他の擁壁用ブロッ
クを鉄筋挿入孔が相互に連通され、少なくとも一つの鉄
筋挿入孔は縮径された小径部を有する様に積層配設さ
せ、連通した鉄筋挿入孔にアンカー鉄筋、連結鉄筋等を
配置して充填材を充填固化させて成る。
Description
壁の構築構造に関するものである。
擁壁構造として、土中に打設したフーチング基礎にT型
ブロックを所定の高さ積層したものが構築されている。
このT型ブロックにおいては前壁の背面側に突設された
控え壁に、複数の鉄筋挿入用孔が設けられ、この控え壁
を上下段のブロックで重合させながら相互に連通した鉄
筋挿入孔にフーチング基礎より突設したアンカー鉄筋を
挿入し、更に上段側のブロックにおいてはアンカー鉄筋
に連結した連結鉄筋を挿入し、同時にモルタルまたはコ
ンクリートの様な充填材を充填して上下段に積層した複
数のブロックをフーチング基礎に一体に連結させながら
所定高さにブロックを積層した擁壁が構築されている。
擁壁に背面側から土圧が作用した場合に、前記積層され
た各擁壁用ブロックの前壁側には上方から下方へ向け圧
縮力が、控え壁側には下方から上方へ向け引張力がそれ
ぞれ加わるものであり、前記擁壁用ブロックの相互で上
下連通された鉄筋挿入孔内でフーチング基礎と一体に固
化連結されたコンクリート部材が前記圧縮力や、引張力
に抗しながら各擁壁用ブロックを保持しようとしても、
前記鉄筋挿入孔は上下方向にストレートな挿入孔から形
成されているため、前記コンクリート部材に対し各擁壁
用ブロックが滑動し、擁壁用ブロックの上下接合面の耐
力も弱体であるため、擁壁構造として背面側の土圧に対
し充分な抵抗力を備えた高い擁壁を構築できない欠点が
あった。
たものであり、その目的は、前記擁壁用ブロックの鉄筋
挿入孔内に孔径が縮径された小径部を備えたことによ
り、各擁壁用ブロックに圧縮力や引張力が加わっても、
鉄筋挿入孔内に充填固化したコンクリート部材に対して
各擁壁用ブロックが滑動することなく、各擁壁用ブロッ
クを強固に連結でき、基礎と一体化された強固な擁壁を
形成できる擁壁用ブロック及び擁壁の構築構造を提供す
ることにある。
めに、本発明は、前壁10と、この前壁10の背面側に
突設形成された控え壁12と、この控え壁12に鉛直方
向に開孔された鉄筋挿入孔16とを備え、この鉄筋挿入
孔16のうち、1個または複数個の鉄筋挿入孔16は、
その両端に開口された挿入口18と、この両端の挿入口
18に連通した連通孔20とを有し、かつ、前記鉄筋挿
入孔16の連通孔20内には、前記挿入口18の孔径よ
り縮径された小径部22が設けられて成る擁壁用ブロッ
クAから構成される。
いに拡径された上向きラッパ孔部24と、この上向きラ
ッパ孔部24に接続され、下方側にしだいに拡径された
下向きラッパ孔部26が形成され、この上向きラッパ孔
部24と下向きラッパ孔部26とに挟装された部分に小
径部22が配置されて成ることとしてもよい。
向へ膨出した膨拡壁14が設けられ、この膨拡壁14に
は鉛直方向に鉄筋挿入孔28が開孔され、この鉄筋挿入
孔28は、その両端に開口された挿入口30と、この両
端の挿入口30に連通された連通孔32とを有し、か
つ、この鉄筋挿入孔28の連通孔32内には、前記挿入
口30の孔径より縮径された小径部34が設けられて成
ることとしてもよい。
いに拡径された上向きラッパ孔部36と、この上向きラ
ッパ孔部36に接続され、下方側にしだいに拡径された
下向きラッパ孔部38が形成され、この上向きラッパ孔
部36と下向きラッパ孔部38とに挟装された部分に小
径部34が配置されて成ることとしてもよい。
16の連通孔20の略中央位置に設けられて成ることと
してもよい。
16の連通孔20の端部寄り位置に設けられて成ること
としてもよい。
28の連通孔32の略中央位置に設けられて成ることと
してもよい。
28の連通孔32の端部寄り位置に設けられて成ること
としてもよい。
と、この前壁10の背面側に突設形成された控え壁12
と、この控え壁12に鉛直方向に開孔された鉄筋挿入孔
16とを備えた第1擁壁用ブロックA1と、この第1擁
壁用ブロックA1の上面に、相互の鉄筋挿入孔16が連
通する様に積層配設された第2擁壁用ブロックA2とを
備え、前記第1、第2擁壁用ブロックA1、A2は、そ
の両端の挿入口18より縮径された小径部22を有した
鉄筋挿入孔16をそれぞれ少なくとも一つ有しており、
フーチング基礎50の上面に、前記第1、第2擁壁用ブ
ロックA1、A2を積層配設して鉄筋挿入孔16を上下
に連通させ、これらの鉄筋挿入孔16内にフーチング基
礎50のアンカー鉄筋52と、このアンカー鉄筋52に
連結した連結鉄筋54とを貫通させると共に充填材を充
填固化させてフーチング基礎50に各擁壁用ブロックA
を一体的に連結させて成る擁壁の構築構造48から構成
される。
と、この前壁10の背面側に突設形成された控え壁12
と、この控え壁12に鉛直方向に開孔された鉄筋挿入孔
16と、を備えた第1擁壁用ブロックA1と、この第1
擁壁用ブロックA1の上面に、相互の鉄筋挿入孔16が
連通する様に積層配設された第2擁壁用ブロックA2
と、この第2擁壁用ブロックA2の上面に、相互の鉄筋
挿入孔16が連通する様に積層配設された第3擁壁用ブ
ロックA3とを備え、前記第1、第2、第3擁壁用ブロ
ックA1、A2、A3は、その両端の挿入口18より縮
径された小径部22を有した鉄筋挿入孔16をそれぞれ
少なくとも一つ有しており、フーチング基礎50の上面
に、前記第1、第2、第3擁壁用ブロックA1、A2、
A3を積層配設して鉄筋挿入孔16を上下に連通させ、
これらの鉄筋挿入孔16内にフーチング基礎50のアン
カー鉄筋52と、このアンカー鉄筋52に連結した連結
鉄筋54とを貫通させると共に充填材を充填固化させて
フーチング基礎50に各擁壁用ブロックAを一体的に連
結させて成る擁壁の構築構造48から構成される。
と、この前壁10の背面側に突設形成された控え壁12
と、この控え壁12に鉛直方向に開孔された鉄筋挿入孔
16とを備えた第1擁壁用ブロックA1と、この第1擁
壁用ブロックA1の上面に、相互の鉄筋挿入孔16が連
通する様に積層配設された第2擁壁用ブロックA2と、
この第2擁壁用ブロックA2の上面に、相互の鉄筋挿入
孔16が連通する様に積層配設された第3擁壁用ブロッ
クA3と、この第3擁壁用ブロックA3の上面に、相互
の鉄筋挿入孔16が連通する様に積層配設された上段擁
壁用の複数のブロックA4とを備え、前記第1、第2、
第3擁壁用ブロックA1、A2、A3並びに上段擁壁用
の複数のブロックA4は、その両端の挿入口18より縮
径された小径部22を有した鉄筋挿入孔16をそれぞれ
少なくとも一つ有しており、フーチング基礎50の上面
に、前記第1、第2、第3擁壁用ブロックA1、A2、
A3並びに上段擁壁用の複数のブロックA4を積層配設
して鉄筋挿入孔16を上下に連通させ、これらの鉄筋挿
入孔16内にフーチング基礎50のアンカー鉄筋52
と、このアンカー鉄筋52に連結した連結鉄筋54とを
貫通させると共に充填材を充填固化させてフーチング基
礎50に各擁壁用ブロックAを一体的に連結させて成る
擁壁の構築構造48から構成される。
壁12の端部には、両側方向へ膨出した膨拡壁14が設
けられ、この膨拡壁14には鉛直方向に鉄筋挿入孔28
が開孔され、この鉄筋挿入孔28は、その両端に開口さ
れた挿入口30と、この両端の挿入口30に連通された
連通孔32とを有し、かつ、この鉄筋挿入孔28の連通
孔32内には、前記挿入口30の孔径より縮径された小
径部34が設けられて成ることとしてもよい。
に突設形成された控え壁の鉄筋挿入孔のうち、1個また
は複数個の鉄筋挿入孔は、その両端に開口された挿入口
の孔径より縮径された小径部が設けられたことを特徴と
するものであり、この擁壁用ブロックを積み上げ、上下
連通した鉄筋挿入孔内に鉄筋を挿入し、充填材を充填固
化したコンクリート部材に対し、ブロックは鉄筋挿入孔
に設けた小径部により滑動することなく、その耐力を向
上できることとなる。
たアンカー鉄筋の位置に第1擁壁用ブロックを積層さ
せ、連通した各鉄筋挿入孔内にアンカー鉄筋や連結鉄筋
を挿入させて充填材を充填固化させて擁壁の下層部を構
築し、更にこの上面に第2、第3擁壁用ブロックを積層
して擁壁を構築する。前記各ブロックの控え壁の鉄筋挿
入孔内には、端部の挿入口より縮径された小径部が設け
られているため、ブロックの相互で連通した鉄筋挿入孔
内で固化したコンクリート部材に対しブロックが滑動す
ることなく、フーチング基礎に一体に連設されたコンク
リート柱として各積層されたブロックの前壁や控え壁を
保持しつつ土圧による前壁の破壊などを防止でき、特
に、もっとも前壁側に位置する控え壁に設けた鉄筋挿入
孔を下段の大型ブロックから最上段のブロックまで直状
の連通孔を形成させて連結鉄筋等を挿通させているの
で、擁壁全体で一つの剛体を形成でき、従来よりも更に
高い擁壁高さに構築できる。
づき詳細に説明する。図1ないし図3には、本発明の実
施例に係る第1擁壁用ブロックA1が示されている。図
において、前記第1擁壁用ブロックA1は、矩形状で肉
厚の鉄筋コンクリートから成る前壁10と、この前壁1
0の背面側の両端寄り位置に突設された2個の控え壁1
2と、を有している。前記2個の控え壁12、12の端
部には、その両側方向へ膨出した膨拡壁14、14が設
けられている。
の上下面に連通され、前壁10側から膨拡壁14側へか
けて間隔をおいて配置された3個の鉄筋挿入孔16が開
孔されている。この3個の鉄筋挿入孔16の内、前壁1
0寄りの2個の鉄筋挿入孔16は平面視円形に、膨拡壁
14寄りの鉄筋挿入孔16は控え壁12の長手方向に沿
った平面視長円形状に形成されている。しかし、前記鉄
筋挿入孔16の形状や個数は、必ずしも実施例に示す様
に長円形、円形等で3個に限ることなく、要は、鉛直方
向に開孔されてアンカー鉄筋、連結鉄筋の挿入、充填材
の充填ができる様な鉛直方向に開孔された孔であればよ
い。
のうち、少なくとも1個または複数個の鉄筋挿入孔内
に、その挿入口より縮径された小径部を設けたことにあ
る。これにより、積層した複数の擁壁用ブロックの連通
した鉄筋挿入孔内に、アンカー鉄筋や連結鉄筋を挿入し
てモルタルやコンクリート等の充填材を充填固化させた
コンクリート部材に対し、鉄筋挿入孔内の小径部が係止
されてブロックが滑動することなく、積層した擁壁用ブ
ロックの強度を飛脚的に向上できる。
の鉄筋挿入孔16は、その上下両端に開孔された挿入口
18、18と、この挿入口18、18に連通した連通孔
20とを有しており、この連通孔20内には、前記両端
の挿入口18、18の孔径より縮径された小径部22が
設けられている。
記連通孔18は、図3に示す様に、上方側にしだいに拡
径された上向きラッパ孔部24と、この上向きラッパ孔
部24に接続され、下方側にしだいに拡径された下向き
ラッパ孔部26とで形成され、この上向きラッパ孔部2
4と下向きラッパ孔部26とに前記小径部22が挟装さ
れている。
意数段積層した第1擁壁用ブロックA1の連通した前記
鉄筋挿入孔16内に、鉄筋を挿入してモルタルやコンク
リート等の充填材を充填し、固化したコンクリート部材
Mは、前記鉄筋挿入孔16、16内の小径部22により
前記鉄筋挿入孔16内で滑動することなく、積層した第
1擁壁用ブロックA1は強度に優れた剛体となる。
記連通孔20の略中央位置に設けられていが、必ずも中
央位置に限ることなく、前記小径部22は、連通孔20
のいずれかの端部寄り位置に設けてもよい。例えば、土
圧により下方より上方へ引張力が作用する控え壁12の
突出端側では、小径部22は控え壁12の下面側に、ま
た上方から下方へ圧縮力が作用する前壁10寄り側で
は、小径部22は控え壁12の上面側に配置することに
より、前記ブロックに作用する引張力や圧縮力に抗しな
がら鉄筋挿入孔16内のコンクリート部材Mでブロック
を保持できることとなる。
ロックA1は、控え壁12の3個の鉄筋挿入孔16の全
ての孔に小径部22を設けているが、必ずしも全ての鉄
筋挿入孔内に小径部22を設ける必要はなく、一つの鉄
筋挿入孔16、又は複数の鉄筋挿入孔16内に小径部2
2を設けて擁壁用ブロックA1の土圧等に対する抗耐力
を向上できる。
ロックA1は、その控え壁12の端部の膨拡壁14に上
下連通された鉄筋挿入孔28を備えている。前記鉄筋挿
入孔28は、控え壁12の鉄筋挿入孔16よりも大径
で、平面視両側方向を長軸とした長円形に形成されてい
る。しかし、この鉄筋挿入孔28は、必ずしも平面視長
円形に限ることなく、矩形、多角形等に形成してもよ
い。前記鉄筋挿入孔28は、上下両端に開孔された挿入
口30、30と、この挿入口30、30に連通した連通
孔32とを有しており、この連通孔32内には、前記両
端の挿入口30、30の孔径より縮径された小径部34
が設けられている。
は、図3に示す様に、上方側が拡径された上向きラッパ
孔部36と、この上向きラッパ孔部36に接続され、下
方側へ拡径された下向きラッパ孔部38とで形成され、
この上向きラッパ孔部36と下向きラッパ孔部38とに
前記小径部34が挟装されている。
壁用ブロックA1を積層し、上下の膨拡壁14の連通し
た前記鉄筋挿入孔28内に、鉄筋を挿入してモルタルや
コンクリート等の充填材を充填個化させるものであり、
内部で固化したコンクリート部材は、小径部34により
前記鉄筋挿入孔28内で滑動することなく、特に断面積
が大きな膨拡壁14の鉄筋挿入孔28内で固化したコン
クリート部材により、外部の土圧等に抗しながらブロッ
クを保持でき、第1擁壁用ブロックA1の支持耐力を飛
躍的に向上できる。
16内の小径部22や鉄筋挿入孔28の小径部34等を
成型する場合には、例えば、図5に示す様に、パレット
40の上面に相対向した成型枠板42、42を進退自在
に設置し、この成型枠板42、42の内面の対向位置
に、前記上向きラッパ孔部と下向きラッパ孔部とに適合
した突起体44、44を突設して突き合わせ状に組立
て、この内部にコンクリートKを充填固化させてブロッ
クを成型しながら小径部を備えた鉄筋挿入孔を簡易に成
型できる。
ブロックA2が示されている。図において、第2擁壁用
ブロックA2は、矩形状の前壁10と、この前壁10の
背面側の両端寄り位置に突設形成された控え壁12、1
2を備えている。
の前壁10と同一形状に形成されている。また、前記控
え壁12は、第1擁壁用ブロックA1の控え壁12に比
べ短く形成されている。この控え壁12には、鉛直方向
に2個の鉄筋挿入孔16、16が開孔されている。この
2個の鉄筋挿入孔16は、前記第1擁壁用ブロックA1
の控え壁12に開孔された前壁10寄りの複数の鉄筋挿
入孔16に上下連通し得る様に開孔されている。
前記第1擁壁用ブロックA1の場合と同様に、その上下
両端に開孔された挿入口18、18と、この挿入口1
8、18に連通した連通孔20とを有し、この連通孔2
0内には、前記両端の挿入口18、18の孔径より縮径
された小径部22が設けられている。
2の鉄筋挿入孔16内の連通孔20は、上方側にしだい
に拡径された上向きラッパ孔部24と、この上向きラッ
パ孔部24に接続され、下方側にしだいに拡径された下
向きラッパ孔部26とで形成され、この上向きラッパ孔
部24と下向きラッパ孔部26との接続部に前記小径部
22が配置されている。
ブロックA2の鉄筋挿入孔16の相互に連結鉄筋を貫通
させると共に充填材を充填固化させたときに、前記連通
した各鉄筋挿入孔16内で固化したコンクリート部材
は、前記鉄筋挿入孔16内の小径部22により前記鉄筋
挿入孔16内で滑動することなく、前記第2擁壁用ブロ
ックA2はブロックの相互で強固に連結される。そし
て、ブロックの前壁側に下方への圧縮力が、控え壁の端
部側には上方への引張力が加わっても、ブロック内の鉄
筋挿入孔内で固化したコンクリート部材Mの滑動がな
く、ブロックの耐力を向上できる。
は、前記連通孔20の略中央位置に設けられているが、
必ずも中央位置に限ることなく、前記小径部22は、連
通孔20のいずれかの端部寄り位置に設けてもよい。例
えば、土圧により上方側へ引張力が作用する控え壁12
の突出端側では、小径部22はブロックの下面側に、ま
た下方側へ圧縮力が作用する控え壁12の前壁10寄り
側では、小径部22はブロックの上面側に配置すること
により、前記ブロックに作用する引張力や圧縮力に抗し
ながら鉄筋挿入孔内のコンクリート部材Mでブロックを
保持できることとなる。
鉄筋挿入孔16、16内に共に小径部22、22を設け
ているが、これに限ることなく、図9に示す様に、前壁
10寄りの鉄筋挿入孔16に小径部22を設けて他の鉄
筋挿入孔16は、ストレート孔46に形成したり、或
は、図10に示す様に控え壁12の端部側の鉄筋挿入孔
16内に小径部22を設け、前壁10寄り側にはストレ
ート孔46に形成してもよい。
擁壁用ブロックA3が示されている。図において、前記
第3擁壁用ブロックA3は、矩形状の前壁10と、この
前壁10の背面側の両端寄り位置に突設形成された控え
壁12、12を備えている。前記前壁10は、第2擁壁
用ブロックA2の前壁10と同一形状に形成され、ま
た、前記控え壁12は、第2擁壁用ブロックA2の控え
壁12より、更に短く形成されている。この控え壁12
には、上下面に連通した1個の鉄筋挿入孔16が開孔さ
れている。
は、前記第2擁壁用ブロックA2の控え壁12に開孔さ
れた2個の鉄筋挿入孔16のうちの前壁10寄りの鉄筋
挿入孔16と連通する様に形成されている。この第3擁
壁用ブロックA3の控え壁12の鉄筋挿入孔16は、両
端の挿入口18、18に連通した連通孔20を有し、こ
の連通孔20内に小径部22が設けられている。実施例
において図13に示す様に、前記連通孔20は、上方側
にしだいに拡径された上向きラッパ孔部24と、この上
向きラッパ孔部24に接続され、下方側にしだいに拡径
された下向きラッパ孔部26とで形成され、この上向き
ラッパ孔部24と下向きラッパ孔部26との接続部に前
記小径部22が配置されている。
筋挿入孔16の相互に連結鉄筋を貫通させると共に充填
材を充填固化させたときに、前記連通した各鉄筋挿入孔
16内で固化したコンクリート部材Mは、前記鉄筋挿入
孔16内の小径部22により前記鉄筋挿入孔16内で滑
動することなく、前記第3擁壁用ブロックA3はブロッ
クの相互で強固に連結される。また、前記小径部22
は、連通孔20の略中央位置に設けられているが、これ
に限ることなく、上端寄り位置または下端寄り位置に設
けてもよい。
本発明の実施例に係る擁壁の構築構造(以下、擁壁と略
する)48について説明する。図14には、フーチング
基礎50の上面に構築された第1実施例の擁壁48aが
示されている。図より明らかな様に、前記擁壁48a
は、少なくとも、前壁10と、この前壁10の背面側に
突設形成された控え壁12と、この控え壁12に端部に
設けられた膨拡壁14と、前記控え壁12及び膨拡壁1
4に鉛直方向に開孔された鉄筋挿入孔16、28とを備
えた第1擁壁用ブロックA1と、この第1擁壁用ブロッ
クA1の上面に、控え壁12の鉄筋挿入孔16が相互に
連通する様に積層配設された第2擁壁用ブロックA2
と、更に第2擁壁用ブロックA2の上面に控え壁12の
鉄筋挿入孔16が相互に連通する様に積層配設された第
3擁壁用ブロックA3とを備えている。前記各擁壁用ブ
ロックはそれぞれ2段ずつ積層されている。
1、A2、A3は、図1ないし図13の実施例に示した
各擁壁用ブロックと同一であり、同一部材には同一番号
を付し、その詳細な説明は省略する。前記擁壁48aに
おいて、前記第1、第2、第3擁壁用ブロックA1、A
2、A3の各控え壁12の鉄筋挿入孔16は、内部に両
端側の挿入口18の孔径より縮径された小径部22を有
し、また、各第1擁壁用ブロックA1の膨拡壁14の鉄
筋挿入孔28内には、両端側の挿入口30の孔径より縮
径された小径部34が設けられている。
は、それぞれ上方側にしだいに拡径された上向きラッパ
孔部24と、この上向きラッパ孔部24に接続され、下
方にしだいに拡径された下向きラッパ孔部26を有し、
これらの接続部分に小径部22、が形成され、また膨拡
壁14の鉄筋挿入孔28は、上方側にしだいに拡径され
た上向きラッパ孔部36と、この上向きラッパ孔部36
に接続され、下方にしだいに拡径された下向きラッパ孔
部38を有し、これらの接続部分に小径部34が形成さ
れている。
突設したアンカー鉄筋52を、第1擁壁用ブロックA1
の鉄筋挿入孔16、28へ挿入し、更にアンカー鉄筋5
2に連結した連結鉄筋54を、順次上段側の鉄筋挿入孔
16、28へ挿入しながらモルタル、コンクリートの様
な充填材を充填して固化させている。更に、第1擁壁用
ブロックA1と第2擁壁用ブロックA2の相互に連通し
た控え壁12の鉄筋挿入孔16内へ、第2擁壁用ブロッ
クA2と第3擁壁用ブロックA3の相互に連通した控え
壁12の鉄筋挿入孔16内へ連結鉄筋54を延長し、充
填材を充填固化させ、擁壁48a内にはフーチング基礎
50に一体に連結された複数のコンクリート部材Mが形
成されている。
わる土圧によって、前壁10側に圧縮力が、控え壁12
側には引張力が作用するが、前記コンクリート部材Mが
フーチング基礎12に連結され、各ブロックの控え壁1
2の鉄筋挿入孔16の内部に小径部22を備え、また、
第1擁壁用ブロックA1の膨拡壁14の鉄筋挿入孔28
の内部に小径部34を備えているため、固化したコンク
リート部材Mに対して各ブロックが滑動することがな
く、従って、擁壁48aは、強度が飛脚的に向上され、
抗縮力、抗張力の双方ともに高耐圧の擁壁構造となって
構築できることとなる。
3擁壁ブロックA1、A2、A3の各鉄筋挿入孔16に
小径部22が、第1擁壁ブロックA1の膨拡壁14の鉄
筋挿入孔28に小径部34が設けられているが、必ずし
もこれに限ることなく、例えば、各擁壁用ブロックは、
縮径された小径部22を有した鉄筋挿入孔を少なくとも
一つは備えることとしてもよく、これにより、擁壁の強
度を向上できる。
8aの上層部を第3擁壁用ブロックA3を2段に積上げ
て構築しているが、更に、この第3擁壁用ブロックA3
の上面に、図15に示す様な、控え壁12の長さが短い
上段擁壁用ブロックA4を複数段積層して、更に高い擁
壁を構築してもよい。この上段擁壁用ブロックA4の鉄
筋挿入孔16内にも、孔径が縮径された図示しない小径
部が設けられており、第3擁壁用ブロックA3と上段擁
壁用ブロックA4とで高く積層した上層部の支持耐力を
増大できることとなる。
1と、第3擁壁用ブロックA3とをそれぞれ2段ずつ積
上げた他の実施例の擁壁48bが示され、また、図17
には、第2擁壁用ブロックA2と、第3擁壁用ブロック
A3とをそれぞれ2段ずつ積上げた他の実施例の擁壁4
8cが示され、更に、図18には、第2擁壁用ブロック
A2と、第3擁壁用ブロックA3とをそれぞれ1段ずつ
積上げた他の実施例の擁壁48dが示されている。
第3擁壁用ブロックA1、A2、A3の鉄筋挿入孔16
内、並びに第1擁壁用ブロックA1の膨拡壁14の鉄筋
挿入孔28内には、両端の挿入口18、30より縮径さ
れた小径部22、34が設けられている。実施例におい
て、前記鉄筋挿入孔16は、それぞれ上方側にしだいに
拡径された上向きラッパ孔部24と、この上向きラッパ
孔部24に接続され、下方にしだいに拡径された下向き
ラッパ孔部26を有し、これらの接続部分に小径部22
が形成されている。また、前記鉄筋挿入孔28は、上方
側にしだいに拡径された上向きラッパ孔部36と、この
上向きラッパ孔部36に接続され、下方にしだいに拡径
された下向きラッパ孔部38を有し、これらの接続部分
に小径部34が形成されている。
16、28内にフーチング基礎50からアンカー鉄筋5
2や連結鉄筋54を挿通させると共に、充填材を充填固
化して形成したコンクリート部材Mが、各ブロックの鉄
筋挿入孔内で滑動することなく、擁壁48の強度を飛脚
的に向上できることとなる。
は、地盤に打設したフーチング基礎50の上面に、控え
壁の長さを順次短くした第1、第2、第3、上段擁壁用
ブロックA1、A2、A3、A4等を逐次構築しながら
海岸、河川岸、道路擁壁等を補強し、土砂等による擁壁
の崩落を防止するものであり、下層部から中層部におい
て各ブロックの鉄筋挿入孔16、28内に設けた小径部
22、34により、鉄筋挿入孔内に充填したモルタル、
コンクリート等の充填材で形成されるコンクリート部材
Mが擁壁内でコンクリート柱と成って各積層された前壁
10を保持しつつ土圧による前壁10の破壊などを防止
でき、更に各控え壁12に設けた鉄筋挿入孔16や膨拡
壁14に設けた鉄筋挿入孔28に挿入された鉄筋や充填
材等で断面性能に優れて構造理論上の諸条件を満足しな
がら略十メートル以上の所望の高さまで擁壁48を構築
できることとなる。
壁用ブロックによれば、前壁と、この前壁の背面側に突
設形成された控え壁と、この控え壁に鉛直方向に開孔さ
れた鉄筋挿入孔と、を備え、この鉄筋挿入孔のうち、1
個または複数個の鉄筋挿入孔は、その両端に開口された
挿入口と、この両端の挿入口に連通した連通孔と、を有
し、かつ、前記鉄筋挿入孔の連通孔内には、前記挿入口
の孔径より縮径された小径部が設けられて成ることによ
り、積層した擁壁用ブロックの上下連通した鉄筋挿入孔
内で固化したコンクリート部材に対し、ブロックが滑動
することなく、構築する擁壁の強度を向上できる。
は、上方側が拡径された上向きラッパ孔部と、この上向
きラッパ孔部に接続され、下方側へ拡径された下向きラ
ッパ孔部が形成され、この上向きラッパ孔部と下向きラ
ッパ孔部とに挟装された部分に小径部が配置されて成る
ことにより、鉄筋挿入孔内の連通孔内に小径部を容易に
成型でき、内部に充填し固化したコンクリート部材で擁
壁用ブロックの支持耐力を向上できる。
れば、前記控え壁の端部には、両側方向へ膨出した膨拡
壁が設けられ、この膨拡壁には鉛直方向に鉄筋挿入孔が
開孔され、この鉄筋挿入孔は、その両端に開口された挿
入口と、この両端の挿入口に連通された連通孔と、を有
し、かつ、前記鉄筋挿入孔の連通孔内には、前記挿入口
の孔径より縮径された小径部が設けられて成ることによ
り、控え壁の端部の膨拡壁内の鉄筋挿入孔内に充填し固
化したコンクリート部材に対し、ブロックが滑動するこ
となく強固に支持でき、両側方向へ広幅な膨拡壁が両側
からの土圧にも充分耐えることができる。
は、上方側が拡径された上向きラッパ孔部と、この上向
きラッパ部部に接続され、下方側へ拡径された下向きラ
ッパ孔部が形成され、この上向きラッパ孔部と下向きラ
ッパ孔部とに挟装された部分に小径部が配置されて成る
ことにより、控え壁の鉄筋挿入孔内に小径部を容易に成
型でき、内部に充填し固化したコンクリート部材で擁壁
用ブロックの支持耐力を向上できる。
前記鉄筋挿入孔の連通孔の略中央位置に設けられて成る
ことにより、控え壁の鉄筋挿入孔内で固化したコンクリ
ート部材に対しブロックの滑動を防止できる。
前記鉄筋挿入孔の連通孔の端部寄り位置に設けられて成
ることにより、擁壁用ブロックの前壁寄り側に上方から
下方へ作用する圧縮力や、控え壁の端部寄り側に下方か
ら上方へ作用する引張力に対し、ブロックの滑動を的確
に防止できる。
前記膨拡壁の鉄筋挿入孔の連通孔の略中央位置に設けら
れて成ることにより、控え壁の端部の膨拡壁内の鉄筋挿
入孔内で固化したコンクリート部材に対しブロックの滑
動を防止できる。
前記膨拡壁の鉄筋挿入孔の連通孔の端部寄り位置に設け
られて成ることにより、擁壁用ブロックの控え壁の端部
寄り側で下方から上方へ作用する引張力に対し、ブロッ
クの滑動を防止できる。
れば、少なくとも、前壁と、この前壁の背面側に突設形
成された控え壁と、この控え壁に鉛直方向に開孔された
鉄筋挿入孔と、を備えた第1擁壁用ブロックと、この第
1擁壁用ブロックの上面に、相互の鉄筋挿入孔が連通す
る様に積層配設された第2擁壁用ブロックと、を備え、
前記第1、第2擁壁用ブロックは、その両端の挿入口よ
り縮径された小径部を有した鉄筋挿入孔をそれぞれ少な
くとも一つ有しており、基礎フーチングの上面に、前記
第1、第2擁壁用ブロックを積層配設して鉄筋挿入孔を
上下に連通させ、これらの鉄筋挿入孔内に基礎フーチン
グのアンカー鉄筋と、このアンカー鉄筋に連結した連結
鉄筋とを貫通させると共に充填材を充填固化させて基礎
フーチングに各擁壁用ブロックを一体的に連結させて成
ることにより、任数段ずつ積層された第1、第2擁壁用
ブロック内の上下連通した鉄筋挿入孔内には基礎フーチ
ングに一体に連結されたコンクリート柱が形成され、か
つ各擁壁用ブロックの少なくとも一つの鉄筋挿入孔内に
は、縮径された小径部が設けられているためコンクリー
ト柱に対して各擁壁用ブロックが滑動することなく、断
面性能に優れ、基礎と一体化した強固な擁壁を構築でき
ることとなる。
よれば、少なくとも、前壁と、この前壁の背面側に突設
形成された控え壁と、この控え壁に鉛直方向に開孔され
た鉄筋挿入孔と、を備えた第1擁壁用ブロックと、この
第1擁壁用ブロックの上面に、相互の鉄筋挿入孔が連通
する様に積層配設された第2擁壁用ブロックと、この第
2擁壁用ブロックの上面に、相互の鉄筋挿入孔が連通す
る様に積層配設された第3擁壁用ブロックと、を備え、
前記第1、第2、第3擁壁用ブロックは、その両端の挿
入口より縮径された小径部を有した鉄筋挿入孔をそれぞ
れ少なくとも一つ有しており、フーチング基礎の上面
に、前記第1、第2、第3擁壁用ブロックを積層配設し
て鉄筋挿入孔を上下に連通させ、これらの鉄筋挿入孔内
に基礎フーチングのアンカー鉄筋と、このアンカー鉄筋
に連結した連結鉄筋とを貫通させると共に充填材を充填
固化させて基礎フーチングに各擁壁用ブロックを一体的
に連結させて成ることにより、任意段数ずつ積層された
第1、第2、第3擁壁用ブロック内の上下連通した鉄筋
挿入孔内には基礎フーチングに一体に連結されたコンク
リート柱が形成され、かつ各擁壁用ブロックの少なくと
も一つの鉄筋挿入孔内には小径部が設けられているた
め、前記コンクリート柱に対して各擁壁用ブロックが滑
動することなく、断面性能に優れ、基礎と一体化した剛
体として構造理論上の諸条件を満足する強固な擁壁を構
築できることとなる。
よれば、少なくとも、前壁と、この前壁の背面側に突設
形成された控え壁と、この控え壁に鉛直方向に開孔され
た鉄筋挿入孔と、を備えた第1擁壁用ブロックと、この
第1擁壁用ブロックの上面に、相互の鉄筋挿入孔が連通
する様に積層配設された、第2擁壁用ブロックと、この
第2擁壁用ブロックの上面に、相互の鉄筋挿入孔が連通
する様に積層配設された第3擁壁用ブロックと、この第
3擁壁用ブロックの上面に、相互の鉄筋挿入孔が連通す
る様に積層配設された上段擁壁用の複数のブロックと、
を備え、前記第1、第2、第3、上段擁壁用ブロック
は、その両端の挿入口より縮径された小径部を有した鉄
筋挿入孔をそれぞれ少なくとも一つ有しており、基礎フ
ーチングの上面に、前記第1、第2、第3、上段擁壁用
ブロックを積層配設して鉄筋挿入孔を上下に連通させ、
これらの鉄筋挿入孔内に基礎フーチングのアンカー鉄筋
と、このアンカー鉄筋に連結した連結鉄筋とを貫通させ
ると共に充填材を充填固化させて基礎フーチングに各擁
壁用ブロックを一体的に連結させて成ることにより、任
意段数ずつ積層された第1、第2、第3、上段擁壁用ブ
ロック内の上下連通した鉄筋挿入孔内には基礎フーチン
グに一体に連結されたコンクリート柱が形成され、かつ
各擁壁用ブロックの少なくとも一つの鉄筋挿入孔内には
小径部が設けられているため、前記コンクリート柱に対
して各擁壁用ブロックが滑動することなく、断面性能に
優れ、基礎と一体化した剛体として構造理論上の諸条件
を満足した高い擁壁を構築できることとなる。
用ブロックの控え壁の端部には、両側方向へ膨出した膨
拡壁が設けられ、この膨拡壁には鉛直方向に鉄筋挿入孔
が開孔され、この鉄筋挿入孔は、その両端に開口された
挿入口と、この両端の挿入口に連通された連通孔と、を
有し、かつ、この鉄筋挿入孔の連通孔内には、前記挿入
口の孔径より縮径された小径部が設けられて成ることに
より、擁壁の下層側を構築する第1擁壁用ブロックの膨
拡壁内で固化したコンクリート部材に対し、ブロックが
滑動することなく、大きな土圧が作用する擁壁の下層部
の耐力を向上できる。
面図である。
ある。
る。
を示した断面図である。
他の実施例を示した断面図である。
擁壁の縦断面図である、
擁壁用ブロックで構築した擁壁のの斜視図である。
縦断面図である、
縦断面図である、
た擁壁の縦断面図である、
Claims (12)
- 【請求項1】 前壁と、この前壁の背面側に突設形成さ
れた控え壁と、この控え壁に鉛直方向に開孔された鉄筋
挿入孔と、を備え、 この鉄筋挿入孔のうち、1個または複数個の鉄筋挿入孔
は、その両端に開口された挿入口と、この両端の挿入口
に連通した連通孔と、を有し、かつ、前記鉄筋挿入孔の
連通孔内には、前記挿入口の孔径より縮径された小径部
が設けられて成る擁壁用ブロック。 - 【請求項2】 前記連通孔には、上方側にしだいに拡径
された上向きラッパ孔部と、この上向きラッパ孔部に接
続され、下方側にしだいに拡径された下向きラッパ孔部
が形成され、 この上向きラッパ孔部と下向きラッパ孔部とに挟装され
た部分に小径部が配置されて成る請求項1に記載の擁壁
用ブロック。 - 【請求項3】 前記控え壁の端部には、両側方向へ膨出
した膨拡壁が設けられ、 この膨拡壁には鉛直方向に鉄筋挿入孔が開孔され、 この鉄筋挿入孔は、その両端に開口された挿入口と、こ
の両端の挿入口に連通された連通孔と、を有し、かつ、
この鉄筋挿入孔の連通孔内には、前記挿入口の孔径より
縮径された小径部が設けられて成る請求項1または2記
載の擁壁用ブロック。 - 【請求項4】 前記連通孔には、上方側にしだいに拡径
された上向きラッパ孔部と、この上向きラッパ孔部に接
続され、下方側にしだいに拡径された下向きラッパ孔部
が形成され、 この上向きラッパ孔部と下向きラッパ孔部とに挟装され
た部分に小径部が配置されて成る請求項3に記載の擁壁
用ブロック。 - 【請求項5】 前記小径部は、前記鉄筋挿入孔の連通孔
の略中央位置に設けられて成る請求項1または2に記載
の擁壁用ブロック。 - 【請求項6】 前記小径部は、前記鉄筋挿入孔の連通孔
の端部寄り位置に設けられて成る請求項1または2記載
の擁壁用ブロック。 - 【請求項7】 前記小径部は、前記鉄筋挿入孔の連通孔
の略中央位置に設けられて成る請求項3または4記載の
擁壁用ブロック。 - 【請求項8】 前記小径部は、前記鉄筋挿入孔の連通孔
の端部寄り位置に設けられて成る請求項3または4記載
の擁壁用ブロック。 - 【請求項9】 少なくとも、 前壁と、この前壁の背面側に突設形成された控え壁と、
この控え壁に鉛直方向に開孔された鉄筋挿入孔と、を備
えた第1擁壁用ブロックと、 この第1擁壁用ブロックの上面に、相互の鉄筋挿入孔が
連通する様に積層配設された第2擁壁用ブロックと、を
備え、 前記第1、第2擁壁用ブロックは、その両端の挿入口よ
り縮径された小径部を有した鉄筋挿入孔をそれぞれ少な
くとも一つ有しており、 フーチング基礎の上面に、前記第1、第2擁壁用ブロッ
クを積層配設して鉄筋挿入孔を上下に連通させ、 これらの鉄筋挿入孔内にフーチング基礎のアンカー鉄筋
と、このアンカー鉄筋に連結した連結鉄筋とを貫通させ
ると共に充填材を充填固化させてフーチング基礎に各擁
壁用ブロックを一体的に連結させて成る擁壁の構築構
造。 - 【請求項10】 少なくとも、 前壁と、この前壁の背面側に突設形成された控え壁と、
この控え壁に鉛直方向に開孔された鉄筋挿入孔と、を備
えた第1擁壁用ブロックと、 この第1擁壁用ブロックの上面に、相互の鉄筋挿入孔が
連通する様に積層配設された第2擁壁用ブロックと、 この第2擁壁用ブロックの上面に、相互の鉄筋挿入孔が
連通する様に積層配設された第3擁壁用ブロックと、を
備え、 前記第1、第2、第3擁壁用ブロックは、その両端の挿
入口より縮径された小径部を有した鉄筋挿入孔をそれぞ
れ少なくとも一つ有しており、 フーチング基礎の上面に、前記第1、第2、第3擁壁用
ブロックを積層配設して鉄筋挿入孔を上下に連通させ、 これらの鉄筋挿入孔内にフーチング基礎のアンカー鉄筋
と、このアンカー鉄筋に連結した連結鉄筋とを貫通させ
ると共に充填材を充填固化させてフーチング基礎に各擁
壁用ブロックを一体的に連結させて成る擁壁の構築構
造。 - 【請求項11】 少なくとも、 前壁と、この前壁の背面側に突設形成された控え壁と、
この控え壁に鉛直方向に開孔された鉄筋挿入孔と、を備
えた第1擁壁用ブロックと、 この第1擁壁用ブロックの上面に、相互の鉄筋挿入孔が
連通する様に積層配設された、第2擁壁用ブロックと、 この第2擁壁用ブロックの上面に、相互の鉄筋挿入孔が
連通する様に積層配設された第3擁壁用ブロックと、 この第3擁壁用ブロックの上面に、相互の鉄筋挿入孔が
連通する様に積層配設された上段擁壁用の複数のブロッ
クと、を備え、 前記第1、第2、第3、上段擁壁用の複数のブロック
は、その両端の挿入口より縮径された小径部を有した鉄
筋挿入孔をそれぞれ少なくとも一つ有しており、 フーチング基礎の上面に、前記第1、第2、第3、上段
擁壁用の複数のブロックを積層配設して鉄筋挿入孔を上
下に連通させ、 これらの鉄筋挿入孔内にフーチング基礎のアンカー鉄筋
と、このアンカー鉄筋に連結した連結鉄筋とを貫通させ
ると共に充填材を充填固化させてフーチング基礎に各擁
壁用ブロックを一体的に連結させて成る擁壁の構築構
造。 - 【請求項12】 前記第1擁壁用ブロックの控え壁の端
部には、両側方向へ膨出した膨拡壁が設けられ、この膨
拡壁には鉛直方向に鉄筋挿入孔が開孔され、 この鉄筋挿入孔は、その両端に開口された挿入口と、こ
の両端の挿入口に連通された連通孔と、を有し、かつ、
この鉄筋挿入孔の連通孔内には、前記挿入口の孔径より
縮径された小径部が設けられて成る請求項9ないし11
のいずれかに記載の擁壁の構築構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18675494A JPH0827817A (ja) | 1994-07-15 | 1994-07-15 | 擁壁用ブロック及び擁壁の構築構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18675494A JPH0827817A (ja) | 1994-07-15 | 1994-07-15 | 擁壁用ブロック及び擁壁の構築構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0827817A true JPH0827817A (ja) | 1996-01-30 |
Family
ID=16194062
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18675494A Pending JPH0827817A (ja) | 1994-07-15 | 1994-07-15 | 擁壁用ブロック及び擁壁の構築構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0827817A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100495782B1 (ko) * | 2002-12-06 | 2005-06-16 | (주)유경기술단 | 블록조립식 보강토옹벽 패널과 이 패널을 사용한보강토옹벽의 시공방법 |
| KR100583294B1 (ko) * | 2002-11-01 | 2006-05-25 | (주)한국조형종합건축사사무소 | 블록조립식 보강토옹벽 패널과 그 시공방법 및 패널지지용 보강재 |
| KR102599307B1 (ko) * | 2022-12-14 | 2023-11-07 | 주식회사 대흥미래기술 | 사방블럭 구조물 시공방법 |
| EP4305246A4 (en) * | 2021-03-09 | 2025-01-29 | Felix P. Jaecklin | CONSTRUCTION ELEMENTS FOR THE PRODUCTION OF RETAINING WALLS AND SYSTEMS AND METHODS FOR THE USE THEREOF |
-
1994
- 1994-07-15 JP JP18675494A patent/JPH0827817A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100583294B1 (ko) * | 2002-11-01 | 2006-05-25 | (주)한국조형종합건축사사무소 | 블록조립식 보강토옹벽 패널과 그 시공방법 및 패널지지용 보강재 |
| KR100495782B1 (ko) * | 2002-12-06 | 2005-06-16 | (주)유경기술단 | 블록조립식 보강토옹벽 패널과 이 패널을 사용한보강토옹벽의 시공방법 |
| EP4305246A4 (en) * | 2021-03-09 | 2025-01-29 | Felix P. Jaecklin | CONSTRUCTION ELEMENTS FOR THE PRODUCTION OF RETAINING WALLS AND SYSTEMS AND METHODS FOR THE USE THEREOF |
| KR102599307B1 (ko) * | 2022-12-14 | 2023-11-07 | 주식회사 대흥미래기술 | 사방블럭 구조물 시공방법 |
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|
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| A521 | Written amendment |
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