JPH08280070A - 無線操縦装置 - Google Patents
無線操縦装置Info
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- JPH08280070A JPH08280070A JP31631794A JP31631794A JPH08280070A JP H08280070 A JPH08280070 A JP H08280070A JP 31631794 A JP31631794 A JP 31631794A JP 31631794 A JP31631794 A JP 31631794A JP H08280070 A JPH08280070 A JP H08280070A
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- signal
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 より遠方からタワーヤーダとキャリッジとを
特別な資格を取得する必要のない携帯用送信器で無線操
縦する。 【構成】 タワーヤーダ10を操縦するコントローラ1
に、アナログ信号を受信する信号変換器2を接続し、こ
の信号変換器2とデジタル方式では使用し得ない微弱な
アナログ信号を受信する可搬式中継装置3とを信号・電
力供給用のケーブル4で接続し、この可搬式中継装置3
をキャリッジ14の往復動範囲の中間の下方位置に設置
すれば、特別な資格を取得する必要のない携帯用送信器
6から発信したアナログ信号が信号変換器2からコント
ローラ1に伝送されるので、タワーヤーダ10を操縦す
ることができ、また信号変換器2からケーブル4を介し
て伝送されたアナログ信号が可搬式中継装置3から発信
されるので、この携帯用送信器6で遠方のキャリッジ1
4を無線操縦することができる。
特別な資格を取得する必要のない携帯用送信器で無線操
縦する。 【構成】 タワーヤーダ10を操縦するコントローラ1
に、アナログ信号を受信する信号変換器2を接続し、こ
の信号変換器2とデジタル方式では使用し得ない微弱な
アナログ信号を受信する可搬式中継装置3とを信号・電
力供給用のケーブル4で接続し、この可搬式中継装置3
をキャリッジ14の往復動範囲の中間の下方位置に設置
すれば、特別な資格を取得する必要のない携帯用送信器
6から発信したアナログ信号が信号変換器2からコント
ローラ1に伝送されるので、タワーヤーダ10を操縦す
ることができ、また信号変換器2からケーブル4を介し
て伝送されたアナログ信号が可搬式中継装置3から発信
されるので、この携帯用送信器6で遠方のキャリッジ1
4を無線操縦することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、無線操縦装置に係り、
例えば、遠方で伐採した伐採材を集材場に集材するタワ
ーヤーダを微小出力の携帯式送信器によってラジオコン
トロールし得るようにした無線操縦装置に関する。
例えば、遠方で伐採した伐採材を集材場に集材するタワ
ーヤーダを微小出力の携帯式送信器によってラジオコン
トロールし得るようにした無線操縦装置に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、山間地等で伐採された伐
採材は、通常、タワーヤーダによって所定の集材場に集
められ、ここにおいてトラック等に積み込まれて木材工
場等の処理場まで運搬される。このようなタワーヤーダ
による集材作業では、伐採場にてキャリッジに吊設され
てなる吊具に伐採材を吊持させる先山玉掛作業者と、吊
具に吊持されている伐採材を集材場において下ろす集材
場玉掛作業者の他に、タワーヤーダを運転する操縦作業
者の3名を必要としていた。勿論、このようなタワーヤ
ーダでは、集材作業の安全性の向上と、未熟練者の有効
活用ならびに省力化等の目的のために、暫時、コンピュ
ータ制御の導入により、自動化や半自動化が進められる
ようになってきている。しかしながら、集材量の確保を
考えると少なくとも3名の作業者が必要で、人的に係る
省力化は実現し得ていなかった。
採材は、通常、タワーヤーダによって所定の集材場に集
められ、ここにおいてトラック等に積み込まれて木材工
場等の処理場まで運搬される。このようなタワーヤーダ
による集材作業では、伐採場にてキャリッジに吊設され
てなる吊具に伐採材を吊持させる先山玉掛作業者と、吊
具に吊持されている伐採材を集材場において下ろす集材
場玉掛作業者の他に、タワーヤーダを運転する操縦作業
者の3名を必要としていた。勿論、このようなタワーヤ
ーダでは、集材作業の安全性の向上と、未熟練者の有効
活用ならびに省力化等の目的のために、暫時、コンピュ
ータ制御の導入により、自動化や半自動化が進められる
ようになってきている。しかしながら、集材量の確保を
考えると少なくとも3名の作業者が必要で、人的に係る
省力化は実現し得ていなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ならば、タワーヤーダ
を無線で操縦する構成にすれば、省力化を達成し得るよ
うに考えられる。つまり、規制の厳しい電波法を遵守す
るために、無線局を設けたり、あるいは無線の資格免許
を取得すれば、タワーヤーダを無線操縦することが可能
である。しかしながら、このような集材作業の特殊性、
つまり、作業場所が一週間程度で移動することや、一般
の作業者による無線の資格免許の取得の困難さを考える
と、必ずしも実用的ではない。
を無線で操縦する構成にすれば、省力化を達成し得るよ
うに考えられる。つまり、規制の厳しい電波法を遵守す
るために、無線局を設けたり、あるいは無線の資格免許
を取得すれば、タワーヤーダを無線操縦することが可能
である。しかしながら、このような集材作業の特殊性、
つまり、作業場所が一週間程度で移動することや、一般
の作業者による無線の資格免許の取得の困難さを考える
と、必ずしも実用的ではない。
【0004】ところで、微小出力の送受信装置が市販さ
れている。このような微小出力の送受信装置は、例え
ば、周知の携帯電話と同様に、無資格・無届で誰でも自
由に使用することができるので、微小出力の送受信装置
をタワーヤーダの無線操縦に適用すれば、スカイライン
の短い小型のタワーヤーダに適用することができる。し
かしながら、無線で制御し得る実用的な距離は60m程
度で極めて短く、しかも見通しが良くなければならず、
現在の500mから600mの長いスカイラインを有す
る大型のタワーヤーダには適用することができなかっ
た。一方、微小出力の送受信装置よりも大出力のものと
しては、例えば、模型用のラジオコントロール装置があ
り、これも一般に市販されている。しかし、これは、法
的にはその目的のみの使用が許可されているものであっ
て、産業用への適用は厳禁されているため、このような
模型用のラジオコントロール装置を大型のタワーヤーダ
の無線操縦に適用することができない。
れている。このような微小出力の送受信装置は、例え
ば、周知の携帯電話と同様に、無資格・無届で誰でも自
由に使用することができるので、微小出力の送受信装置
をタワーヤーダの無線操縦に適用すれば、スカイライン
の短い小型のタワーヤーダに適用することができる。し
かしながら、無線で制御し得る実用的な距離は60m程
度で極めて短く、しかも見通しが良くなければならず、
現在の500mから600mの長いスカイラインを有す
る大型のタワーヤーダには適用することができなかっ
た。一方、微小出力の送受信装置よりも大出力のものと
しては、例えば、模型用のラジオコントロール装置があ
り、これも一般に市販されている。しかし、これは、法
的にはその目的のみの使用が許可されているものであっ
て、産業用への適用は厳禁されているため、このような
模型用のラジオコントロール装置を大型のタワーヤーダ
の無線操縦に適用することができない。
【0005】従って、本発明の目的とするところは、大
型のタワーヤーダであっても、誰でも無資格・無届で使
用できる微小出力の送受信装置で無線操縦し得る無線操
縦装置を提供するにある。
型のタワーヤーダであっても、誰でも無資格・無届で使
用できる微小出力の送受信装置で無線操縦し得る無線操
縦装置を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】情報伝達手段としては、
ディジタル変換方式とアナログ方式とがあり、最近では
ディジタル変換方式が優位であり、益々隆盛を極めてい
る。しかしながら、本発明では、情報伝達手段の特性を
考えて敢えてアナログ方式を採用することとしたもので
ある。つまり、アナログ方式はデジタル変換方式に比較
して応答性が劣り、しかも情報の伝送能力は劣るもの
の、アナログ方式はフィルターに通された後ではノイズ
程度の高さで誤動作となるのでデジタル方式では活用さ
れることのない程度の微弱な電波でも、波形の振幅が変
わっても形状が変わることがなく、正確な情報を伝送す
ることができるという特性を有している。従って、アナ
ログ方式の送信器と受信器とを用い、そして制御動作が
単純で多量の情報を送る必要がなく、かつ迅速に応答し
て作動する必要のない被操縦装置については、より遠方
にあっても正確に無線操縦することができる筈である。
そこで、本発明は、被操縦装置を操縦するコントローラ
に単純なON−OFF信号を受けて被操縦装置をスムー
ズに制御する機能を持たせ、電力を供給すると共にアナ
ログ信号を送るケーブルを軽量、かつ高強度にし得れ
ば、ケーブルの切断を恐れることなく、軽労力でかつ容
易に中継装置を設置することが可能になり、より遠方の
被操縦装置を無線操縦し得ると考えてなしたものであ
る。
ディジタル変換方式とアナログ方式とがあり、最近では
ディジタル変換方式が優位であり、益々隆盛を極めてい
る。しかしながら、本発明では、情報伝達手段の特性を
考えて敢えてアナログ方式を採用することとしたもので
ある。つまり、アナログ方式はデジタル変換方式に比較
して応答性が劣り、しかも情報の伝送能力は劣るもの
の、アナログ方式はフィルターに通された後ではノイズ
程度の高さで誤動作となるのでデジタル方式では活用さ
れることのない程度の微弱な電波でも、波形の振幅が変
わっても形状が変わることがなく、正確な情報を伝送す
ることができるという特性を有している。従って、アナ
ログ方式の送信器と受信器とを用い、そして制御動作が
単純で多量の情報を送る必要がなく、かつ迅速に応答し
て作動する必要のない被操縦装置については、より遠方
にあっても正確に無線操縦することができる筈である。
そこで、本発明は、被操縦装置を操縦するコントローラ
に単純なON−OFF信号を受けて被操縦装置をスムー
ズに制御する機能を持たせ、電力を供給すると共にアナ
ログ信号を送るケーブルを軽量、かつ高強度にし得れ
ば、ケーブルの切断を恐れることなく、軽労力でかつ容
易に中継装置を設置することが可能になり、より遠方の
被操縦装置を無線操縦し得ると考えてなしたものであ
る。
【0007】従って、上記課題を解決するために、本発
明の請求項1に係る無線操縦装置が採用した主たる手段
の特徴とするところは、作業装置本体を操縦して作業機
を制御するコントローラと、携帯式送信器から発信され
るアナログ信号を受信して前記コントローラに作業装置
本体の操縦用アナログ信号を送るアナログ信号処理機能
を備えた信号変換器と、該信号変換器に一端側が接続さ
れ、信号を伝送すると共に電力を供給するリールに巻回
されてなる長尺の信号伝送・電力供給用のケーブルと、
該ケーブルの他端側が接続され、前記信号変換器から前
記ケーブルを介して伝送されるアナログ信号を受けて前
記作業機に設けられた駆動装置を制御する制御用アナロ
グ信号を発信するアナログ信号処理機能を備えた可搬式
中継装置とからなるところにある。
明の請求項1に係る無線操縦装置が採用した主たる手段
の特徴とするところは、作業装置本体を操縦して作業機
を制御するコントローラと、携帯式送信器から発信され
るアナログ信号を受信して前記コントローラに作業装置
本体の操縦用アナログ信号を送るアナログ信号処理機能
を備えた信号変換器と、該信号変換器に一端側が接続さ
れ、信号を伝送すると共に電力を供給するリールに巻回
されてなる長尺の信号伝送・電力供給用のケーブルと、
該ケーブルの他端側が接続され、前記信号変換器から前
記ケーブルを介して伝送されるアナログ信号を受けて前
記作業機に設けられた駆動装置を制御する制御用アナロ
グ信号を発信するアナログ信号処理機能を備えた可搬式
中継装置とからなるところにある。
【0008】また、本発明の請求項2に係る無線操縦装
置が採用した主たる手段の特徴とするところは、請求項
1に記載の無線操縦装置において、前記コントローラ
が、信号変換器からのON−OFF信号により前記作業
装置本体をスムーズに操縦する機能を有してなるところ
にある。
置が採用した主たる手段の特徴とするところは、請求項
1に記載の無線操縦装置において、前記コントローラ
が、信号変換器からのON−OFF信号により前記作業
装置本体をスムーズに操縦する機能を有してなるところ
にある。
【0009】また、本発明の請求項3に係る無線操縦装
置が採用した主たる手段の特徴とするところは、請求項
1又は2に記載の無線操縦装置において、前記ケーブル
が、中心部にアラミド繊維からなる線補強撚糸が内設さ
れてなる複数本の信号伝送線と電力供給線とを備え、複
数本のこれら信号伝送線と電力供給線とがアラミド繊維
からなる主補強撚糸を囲繞する状態で配設されると共
に、これら信号伝送線と電力供給線との外側がチューブ
状のゴムシースで囲繞されてなるところにある。
置が採用した主たる手段の特徴とするところは、請求項
1又は2に記載の無線操縦装置において、前記ケーブル
が、中心部にアラミド繊維からなる線補強撚糸が内設さ
れてなる複数本の信号伝送線と電力供給線とを備え、複
数本のこれら信号伝送線と電力供給線とがアラミド繊維
からなる主補強撚糸を囲繞する状態で配設されると共
に、これら信号伝送線と電力供給線との外側がチューブ
状のゴムシースで囲繞されてなるところにある。
【0010】
【作用】本発明の請求項1に係る無線操縦装置によれ
ば、携帯式送信器から信号変換器にアナログ信号を発信
してコントローラを介して作業装置本体を操縦すると共
に、ケーブルを介して信号変換器から可搬式中継装置に
アナログ信号を伝送することにより、可搬式中継装置か
ら発信されるアナログ信号を受信し得る位置にある作業
機を確実に制御することができる。
ば、携帯式送信器から信号変換器にアナログ信号を発信
してコントローラを介して作業装置本体を操縦すると共
に、ケーブルを介して信号変換器から可搬式中継装置に
アナログ信号を伝送することにより、可搬式中継装置か
ら発信されるアナログ信号を受信し得る位置にある作業
機を確実に制御することができる。
【0011】本発明の請求項2に係る無線操縦装置によ
れば、ON−OFFのアナログ信号を受けたコントロー
ラによって作業装置本体が操縦される。
れば、ON−OFFのアナログ信号を受けたコントロー
ラによって作業装置本体が操縦される。
【0012】また、本発明の請求項3に係る無線操縦装
置によれば、上記請求項1または2に係る無線操縦装置
の作用に加えて、中心部にアラミド繊維からなる線補強
撚糸が内設された複数本の信号伝送線と電力供給線とを
備え、複数本のこれら信号伝送線と電力供給線とがアラ
ミド繊維からなる主補強撚糸を囲繞する状態で配設され
ると共に、信号伝送線と電力供給線の外側がチューブ状
のゴムシースで囲繞されてなる軽量かつ高強度のケーブ
ルで信号変換器と可搬式中継装置とが接続されているた
め、可搬式中継装置の配置代えに際して切断を恐れるこ
となく、しかも軽労力でケーブルの設置と撤去とを行う
ことができる。
置によれば、上記請求項1または2に係る無線操縦装置
の作用に加えて、中心部にアラミド繊維からなる線補強
撚糸が内設された複数本の信号伝送線と電力供給線とを
備え、複数本のこれら信号伝送線と電力供給線とがアラ
ミド繊維からなる主補強撚糸を囲繞する状態で配設され
ると共に、信号伝送線と電力供給線の外側がチューブ状
のゴムシースで囲繞されてなる軽量かつ高強度のケーブ
ルで信号変換器と可搬式中継装置とが接続されているた
め、可搬式中継装置の配置代えに際して切断を恐れるこ
となく、しかも軽労力でケーブルの設置と撤去とを行う
ことができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例に係る無線操縦装置
を、無線操縦装置によって操縦される作業装置本体がタ
ワーヤーダである場合を例として、タワーヤーダの側面
図の図1と、タワーヤーダによる集材作業説明図の図2
(a)と、図2(a)のB部詳細図の図2(b)と、図
2(a)のC部詳細図の図2(c)と、無線操縦装置説
明ブロック図の図3と、電力供給・アナログ信号送信用
のケーブルの断面図の図4とを適宜参照しながら説明す
る。
を、無線操縦装置によって操縦される作業装置本体がタ
ワーヤーダである場合を例として、タワーヤーダの側面
図の図1と、タワーヤーダによる集材作業説明図の図2
(a)と、図2(a)のB部詳細図の図2(b)と、図
2(a)のC部詳細図の図2(c)と、無線操縦装置説
明ブロック図の図3と、電力供給・アナログ信号送信用
のケーブルの断面図の図4とを適宜参照しながら説明す
る。
【0014】図1に示す符号10は、自走式のタワーヤ
ーダであり、このタワーヤーダ10は、周知の構成にな
る履帯式の走行台車10aと、この走行台車10aの上
に垂直軸心回りに旋回自在に支持されてなる旋回フレー
ム10bと、この旋回フレーム10bの上に設けられ、
上部側に複数のシーブを有する起伏自在なタワー11
と、キャプスタンウインチ12と、4つの鋼索巻取機1
3,13a,13b,および13cとを備えてなる構成
になっている。このタワーヤーダ10の外方位置には、
図2(a)と図3とに示すように、鋼索巻取機のドラム
を正逆方向に回転作動させる遠隔操作式のマニュアル操
作(切換操作)可能な後述するコントローラ1が配置さ
れ、このコントローラ1にはアナログ信号処理機能を有
する後述する信号変換器2が接続されている。
ーダであり、このタワーヤーダ10は、周知の構成にな
る履帯式の走行台車10aと、この走行台車10aの上
に垂直軸心回りに旋回自在に支持されてなる旋回フレー
ム10bと、この旋回フレーム10bの上に設けられ、
上部側に複数のシーブを有する起伏自在なタワー11
と、キャプスタンウインチ12と、4つの鋼索巻取機1
3,13a,13b,および13cとを備えてなる構成
になっている。このタワーヤーダ10の外方位置には、
図2(a)と図3とに示すように、鋼索巻取機のドラム
を正逆方向に回転作動させる遠隔操作式のマニュアル操
作(切換操作)可能な後述するコントローラ1が配置さ
れ、このコントローラ1にはアナログ信号処理機能を有
する後述する信号変換器2が接続されている。
【0015】前記コントローラ1はON−OFFのアナ
ログ信号を受けてタワーヤーダ10の運転を制御する
が、このコントローラ1には、ON−OFFのアナログ
信号を受けると、あたかも作業者がマニュアル制御する
ようにタワーヤーダ10の各制御部を作動させる、運転
操作解析に基づいて設定した運転・停止プログラムが入
力されている。従って、ONのアナログ信号によりタワ
ヤーダ10が突然フル運転されたり、OFFのアナログ
信号によりタワヤーダ10が突然停止したりすることが
なく、タワヤーダ10の運転・停止はスムーズに行われ
る。
ログ信号を受けてタワーヤーダ10の運転を制御する
が、このコントローラ1には、ON−OFFのアナログ
信号を受けると、あたかも作業者がマニュアル制御する
ようにタワーヤーダ10の各制御部を作動させる、運転
操作解析に基づいて設定した運転・停止プログラムが入
力されている。従って、ONのアナログ信号によりタワ
ヤーダ10が突然フル運転されたり、OFFのアナログ
信号によりタワヤーダ10が突然停止したりすることが
なく、タワヤーダ10の運転・停止はスムーズに行われ
る。
【0016】前記信号変換器2は、集材場玉掛作業者2
1が操作する携帯式送信器6からのON−OFFのアナ
ログ信号を受信するアンテナ2aを備えていて、受信し
たアナログ信号を操縦用アナログ信号として前記コント
ロラ1に送り、前記タワーヤーダ10を操縦する一方、
後述する可搬式中継装置3に対して、作業機である後述
するキャリッジ14に、このキャリッジ14の制御用ア
ナログ信号を送る機能を有している。
1が操作する携帯式送信器6からのON−OFFのアナ
ログ信号を受信するアンテナ2aを備えていて、受信し
たアナログ信号を操縦用アナログ信号として前記コント
ロラ1に送り、前記タワーヤーダ10を操縦する一方、
後述する可搬式中継装置3に対して、作業機である後述
するキャリッジ14に、このキャリッジ14の制御用ア
ナログ信号を送る機能を有している。
【0017】前記可搬式中継装置3は、一端側が前記信
号変換器2に接続され、リールに巻回されてなる後述す
るケーブル4を介して信号変換器2に接続されており、
これは前記信号変換器2からのアナログ信号を受けると
共に、受けたアナログ信号をキャリッジ14に対して、
このキャリッジ14の制御用アナログ信号を発信するア
ンテナ3aを備えている。
号変換器2に接続され、リールに巻回されてなる後述す
るケーブル4を介して信号変換器2に接続されており、
これは前記信号変換器2からのアナログ信号を受けると
共に、受けたアナログ信号をキャリッジ14に対して、
このキャリッジ14の制御用アナログ信号を発信するア
ンテナ3aを備えている。
【0018】前記キャリッジ14は、図2(c)に示す
ように、前記可搬式中継装置3のアンテナ3aから発信
されるアナログ信号を受信するアンテナ5aを有する受
信器5を備えており、図示しない駆動装置の駆動により
移動を停止すると共に、後述するホールバックラインと
メインラインとの繰出し・巻戻しにより、メインライン
が巻回されてなるドラム14cを介して図示しないウイ
ンチを回転させ、伐採材を吊上げ・吊下げる吊持フック
14bを有する吊持ロープ14aが巻上げ、巻下げる一
方、ウインチの回転を制動すると共に、同じくホールバ
ックラインとメインラインとの繰出し・巻戻しにより移
動されるように構成されている。
ように、前記可搬式中継装置3のアンテナ3aから発信
されるアナログ信号を受信するアンテナ5aを有する受
信器5を備えており、図示しない駆動装置の駆動により
移動を停止すると共に、後述するホールバックラインと
メインラインとの繰出し・巻戻しにより、メインライン
が巻回されてなるドラム14cを介して図示しないウイ
ンチを回転させ、伐採材を吊上げ・吊下げる吊持フック
14bを有する吊持ロープ14aが巻上げ、巻下げる一
方、ウインチの回転を制動すると共に、同じくホールバ
ックラインとメインラインとの繰出し・巻戻しにより移
動されるように構成されている。
【0019】なお、前記キャリッジ14には、ホールバ
ックラインとメインラインとの繰出し・巻戻しにより発
電する図示しない発電機やこの発電機で発電された電力
を蓄電するバッテリーが搭載されており、この電力は受
信器5と前記駆動装置とに供給されるように構成されて
いる。また、前記アンテナ5aが受信し得るアナログ信
号の周波数領域と携帯用送信器6から発信されるアナロ
グ信号の周波数領域とは相違し、可搬式中継装置3のア
ンテナ3aから発信されるアナログ信号を受信し得るよ
うに設定されている。
ックラインとメインラインとの繰出し・巻戻しにより発
電する図示しない発電機やこの発電機で発電された電力
を蓄電するバッテリーが搭載されており、この電力は受
信器5と前記駆動装置とに供給されるように構成されて
いる。また、前記アンテナ5aが受信し得るアナログ信
号の周波数領域と携帯用送信器6から発信されるアナロ
グ信号の周波数領域とは相違し、可搬式中継装置3のア
ンテナ3aから発信されるアナログ信号を受信し得るよ
うに設定されている。
【0020】前記ケーブル4は全芳香族ポリアミド分子
からなるアラミド繊維の撚糸によって補強されている。
より詳しくは、図4に示すように、中心部にアラミド繊
維からなる線補強撚糸4aが内設され、外側に絶縁被覆
を有する2本ずつの信号伝送線4bと電力供給線4cと
を備え、これら信号伝送線4bと電力供給線4cとがア
ラミド繊維からなる主補強撚糸4dを囲繞する状態で配
設されると共に、これら信号伝送線4bと電力供給線4
cとの外側がチューブ状のゴムシース4eで囲繞されて
いる。以上の説明から良く理解されるように、前記ケー
ブル4には、通常のケーブルのように、編組状のシール
ド線が内設されていない。従って、微弱なアナログ信号
の伝送に際してノイズを拾い、前記タワーヤーダ10の
操縦やキャリッジ14の作動制御に支障を来すと考えら
れるが、バンドパスフィルターを使用すれば、ノイズが
除去され全く支障がないことを確認した。
からなるアラミド繊維の撚糸によって補強されている。
より詳しくは、図4に示すように、中心部にアラミド繊
維からなる線補強撚糸4aが内設され、外側に絶縁被覆
を有する2本ずつの信号伝送線4bと電力供給線4cと
を備え、これら信号伝送線4bと電力供給線4cとがア
ラミド繊維からなる主補強撚糸4dを囲繞する状態で配
設されると共に、これら信号伝送線4bと電力供給線4
cとの外側がチューブ状のゴムシース4eで囲繞されて
いる。以上の説明から良く理解されるように、前記ケー
ブル4には、通常のケーブルのように、編組状のシール
ド線が内設されていない。従って、微弱なアナログ信号
の伝送に際してノイズを拾い、前記タワーヤーダ10の
操縦やキャリッジ14の作動制御に支障を来すと考えら
れるが、バンドパスフィルターを使用すれば、ノイズが
除去され全く支障がないことを確認した。
【0021】また、前記タワー11の頂部には、図2
(a)に示すように、伐採材を吊持する吊持フック14
bが垂設されてなる吊持ロープ14aを巻上げ・巻下げ
る前記キャリッジ14を往復動自在に支持すると共に、
タワー11の上部に設けたスカイライン用シーブと山の
中腹の切株であるライン支持部Waとの間で、全長が約
600mにも及ぶスカイライン15が張設されている。
前記ライン支持部Waは立木や打設した杭等を利用する
構成であっても良い。
(a)に示すように、伐採材を吊持する吊持フック14
bが垂設されてなる吊持ロープ14aを巻上げ・巻下げ
る前記キャリッジ14を往復動自在に支持すると共に、
タワー11の上部に設けたスカイライン用シーブと山の
中腹の切株であるライン支持部Waとの間で、全長が約
600mにも及ぶスカイライン15が張設されている。
前記ライン支持部Waは立木や打設した杭等を利用する
構成であっても良い。
【0022】なお、スカイライン15の下側近傍に張設
されてなるものはホールバックライン16とメインライ
ン17であり、これらは、図2(b)に示すように、ラ
イン支持部Waに取付けられた滑車18を介して折り返
されており、上記の通り、これらホールバックライン1
6とメインライン17の繰出し・巻戻しによってキャリ
ッジ14の往復動と、吊持ロープ14aの巻上げ、巻下
げとが交互に行われるように構成されている。
されてなるものはホールバックライン16とメインライ
ン17であり、これらは、図2(b)に示すように、ラ
イン支持部Waに取付けられた滑車18を介して折り返
されており、上記の通り、これらホールバックライン1
6とメインライン17の繰出し・巻戻しによってキャリ
ッジ14の往復動と、吊持ロープ14aの巻上げ、巻下
げとが交互に行われるように構成されている。
【0023】そして、上記スカイライン15のほぼ直下
であって、かつ、このタワーヤーダ10の近傍には、伐
採された伐採材を集材する集材場20が設定され、ここ
には無資格・無届で誰れでもが自由に使用できる前記携
帯式送信器6とトランシーバーとを携帯している集材場
玉掛作業者21が所定の作業をしている。また、このス
カイライン15のほぼ直下であって、かつ、切株Wa側
寄りの山腹には伐採場30があり、ここにはトランシー
バー7を携帯している伐採場玉掛作業者31が所定の作
業をしており、前記可搬式中継装置3は集材場20と伐
採場30とのほぼ中間に配置されている。なお、伐採場
玉掛作業者31は、伐採材の集材作業や玉掛作業の他
に、トランシーバー7により集材場玉掛作業者21に対
してキャリッジ14の位置並びに吊持ロープ14aの巻
上げ、巻下げ等に係る情報を伝達するものである。
であって、かつ、このタワーヤーダ10の近傍には、伐
採された伐採材を集材する集材場20が設定され、ここ
には無資格・無届で誰れでもが自由に使用できる前記携
帯式送信器6とトランシーバーとを携帯している集材場
玉掛作業者21が所定の作業をしている。また、このス
カイライン15のほぼ直下であって、かつ、切株Wa側
寄りの山腹には伐採場30があり、ここにはトランシー
バー7を携帯している伐採場玉掛作業者31が所定の作
業をしており、前記可搬式中継装置3は集材場20と伐
採場30とのほぼ中間に配置されている。なお、伐採場
玉掛作業者31は、伐採材の集材作業や玉掛作業の他
に、トランシーバー7により集材場玉掛作業者21に対
してキャリッジ14の位置並びに吊持ロープ14aの巻
上げ、巻下げ等に係る情報を伝達するものである。
【0024】以下、上記無線操縦装置によるタワーヤー
ダ10とキャリッジ14との制御による集材作業状況を
説明すると、集材場玉掛作業者21が携帯用送信器6に
より信号変換器2のアンテナ2aに向かってON−OF
Fのアナログ信号を発信すると、このアナログ信号がコ
ントローラ1に送られ、このコントローラ1によりタワ
ーヤーダ10が、あたかも作業者が操縦するように運転
され、キャリッジ14がスカイライン15を往復移動す
る。そして、キャリッジ14が伐採場30に移動する
と、伐採場玉掛作業者31からのトランシーバー7によ
る連絡で集材場玉掛作業者21が信号変換器2にキャリ
ッジ14の移動停止と吊持ロープ14aを巻下げるため
のアナログ信号を発信する。さすれば、このアナログ信
号がケーブル4を介して可搬式中継装置3に伝送され、
そしてこの可搬式中継装置3のアンテナ3aからキャリ
ッジ14に搭載されている受信器5のアンテナ5aにア
ナログ信号が発信され、駆動装置が作動されてキャリッ
ジ14の移動が停止されると共に、吊持ロープ14aが
巻下げられる。
ダ10とキャリッジ14との制御による集材作業状況を
説明すると、集材場玉掛作業者21が携帯用送信器6に
より信号変換器2のアンテナ2aに向かってON−OF
Fのアナログ信号を発信すると、このアナログ信号がコ
ントローラ1に送られ、このコントローラ1によりタワ
ーヤーダ10が、あたかも作業者が操縦するように運転
され、キャリッジ14がスカイライン15を往復移動す
る。そして、キャリッジ14が伐採場30に移動する
と、伐採場玉掛作業者31からのトランシーバー7によ
る連絡で集材場玉掛作業者21が信号変換器2にキャリ
ッジ14の移動停止と吊持ロープ14aを巻下げるため
のアナログ信号を発信する。さすれば、このアナログ信
号がケーブル4を介して可搬式中継装置3に伝送され、
そしてこの可搬式中継装置3のアンテナ3aからキャリ
ッジ14に搭載されている受信器5のアンテナ5aにア
ナログ信号が発信され、駆動装置が作動されてキャリッ
ジ14の移動が停止されると共に、吊持ロープ14aが
巻下げられる。
【0025】そして、伐採場玉掛作業者31は集材した
伐採材を吊持フック14bに玉掛けすると共に、集材場
玉掛作業者21に対して、トランシーバー7により玉掛
作業が終了したので吊持ロープ14aを巻上げて伐採材
を吊上げると共に、キャリッジ14を集材場20に戻す
よう連絡する。このような連絡を図示しないトランシー
バーで受けた集材場玉掛作業者21が携帯用送信器6で
信号変換器2のアンテナ2aに向かって吊持ロープ14
aの巻上げ、キャリッジ14の集材場20方向への移動
用のアナログ信号を発信すると、伐採材を吊持したキャ
リッジ14が集材場20に戻ってくる。
伐採材を吊持フック14bに玉掛けすると共に、集材場
玉掛作業者21に対して、トランシーバー7により玉掛
作業が終了したので吊持ロープ14aを巻上げて伐採材
を吊上げると共に、キャリッジ14を集材場20に戻す
よう連絡する。このような連絡を図示しないトランシー
バーで受けた集材場玉掛作業者21が携帯用送信器6で
信号変換器2のアンテナ2aに向かって吊持ロープ14
aの巻上げ、キャリッジ14の集材場20方向への移動
用のアナログ信号を発信すると、伐採材を吊持したキャ
リッジ14が集材場20に戻ってくる。
【0026】このようにして、キャリッジ14が集材場
20に戻ってきたときに、集材場玉掛作業者21が目視
しながら携帯用送信器6から信号変換器2に対してキャ
リッジ14の移動停止と吊持ロープ14aの巻下げのた
めのアナログ信号を発信すると、キャリッジ14の移動
が停止されると共に吊持ロープ14aが巻下げられて吊
持フック14bが下降するので、この吊持フック14b
から伐採材を外して集材場20に積載することができ
る。
20に戻ってきたときに、集材場玉掛作業者21が目視
しながら携帯用送信器6から信号変換器2に対してキャ
リッジ14の移動停止と吊持ロープ14aの巻下げのた
めのアナログ信号を発信すると、キャリッジ14の移動
が停止されると共に吊持ロープ14aが巻下げられて吊
持フック14bが下降するので、この吊持フック14b
から伐採材を外して集材場20に積載することができ
る。
【0027】このように、本実施例に係る無線操縦装置
によれば、デジタル方式では活用されないような微弱な
電波を活用するのに加えて、可搬式中継装置3をほぼ集
材場20と伐採場30の中間位置に配設しているので、
無資格でより広範な領域の無線操縦が可能になり、僅か
2名の玉掛作業者21,31だけで容易に伐採材を伐採
場30から集材場20に集材することができる。因み
に、無線操縦可能範囲に係る実験結果では、可搬式中継
装置3を中心とする半径250m〜300m内の領域内
であれば、例え携帯式送信器6と受信器側との間を遮る
小山があても、アナログ方式であるため確実にキャリッ
ジ14を無線操縦することができた。
によれば、デジタル方式では活用されないような微弱な
電波を活用するのに加えて、可搬式中継装置3をほぼ集
材場20と伐採場30の中間位置に配設しているので、
無資格でより広範な領域の無線操縦が可能になり、僅か
2名の玉掛作業者21,31だけで容易に伐採材を伐採
場30から集材場20に集材することができる。因み
に、無線操縦可能範囲に係る実験結果では、可搬式中継
装置3を中心とする半径250m〜300m内の領域内
であれば、例え携帯式送信器6と受信器側との間を遮る
小山があても、アナログ方式であるため確実にキャリッ
ジ14を無線操縦することができた。
【0028】このようにして、伐採場30のある領域内
における樹木の伐採作業が終了すると、タワーヤーダ1
0の移動、各ラインの張り変え、可搬式中継装置3の配
置変え作業が必要となる。この場合、信号変換器2と可
搬式中継装置3とを前記ケーブル4により接続する構成
としたが、このケーブル4には、上記の通り、補強材と
して軽量、高強度のアラミド繊維からなる撚糸4a,4
dが用いられていて、ケーブル4は極めて軽量で、しか
も高強度で切断の恐れがないので、極めて容易に可搬式
中継装置3とケーブル4とを撤去すると共に設置を行う
ことができる。因みに、ゴムシース4eの外径が5mm
のケーブル4の引張強度は1520N(155kgf)
程度あり、またその重量は長さ300mで、高々12k
gf程度であった。
における樹木の伐採作業が終了すると、タワーヤーダ1
0の移動、各ラインの張り変え、可搬式中継装置3の配
置変え作業が必要となる。この場合、信号変換器2と可
搬式中継装置3とを前記ケーブル4により接続する構成
としたが、このケーブル4には、上記の通り、補強材と
して軽量、高強度のアラミド繊維からなる撚糸4a,4
dが用いられていて、ケーブル4は極めて軽量で、しか
も高強度で切断の恐れがないので、極めて容易に可搬式
中継装置3とケーブル4とを撤去すると共に設置を行う
ことができる。因みに、ゴムシース4eの外径が5mm
のケーブル4の引張強度は1520N(155kgf)
程度あり、またその重量は長さ300mで、高々12k
gf程度であった。
【0029】本実施例では可搬式中継装置3を用いた
が、このような可搬式中継装置3を用いるまでもなく、
コントローラ1と信号変換器2とを長いケーブルで中継
すれば良いように考えられる。しかしながら、コントロ
ーラ1と信号変換器2との中継には制御項目が多いので
ケーブルの径が太径になり、例え本実施例に用いたケー
ブル4のように高強度のアラミド繊維を用いたとして
も、ケーブル自体が大重量になるので可搬式中継装置3
を用いるようにしたものである。また、以上ではタワー
ヤーダが自走式の場合を例として説明したが、例えばタ
ワーヤーダが定置式であっても、また牽引式であって
も、本発明に係る技術的思想を適用し得るので、特に上
記実施例に限定されるものではない。
が、このような可搬式中継装置3を用いるまでもなく、
コントローラ1と信号変換器2とを長いケーブルで中継
すれば良いように考えられる。しかしながら、コントロ
ーラ1と信号変換器2との中継には制御項目が多いので
ケーブルの径が太径になり、例え本実施例に用いたケー
ブル4のように高強度のアラミド繊維を用いたとして
も、ケーブル自体が大重量になるので可搬式中継装置3
を用いるようにしたものである。また、以上ではタワー
ヤーダが自走式の場合を例として説明したが、例えばタ
ワーヤーダが定置式であっても、また牽引式であって
も、本発明に係る技術的思想を適用し得るので、特に上
記実施例に限定されるものではない。
【0030】また、以上では、集材場20で作業してい
る集材場玉掛作業者21だけがタワーヤーダ10を無線
操縦する例を説明したが、可搬式中継装置3に、さらに
アンテナ3aで受信したアナログ信号を信号変換器2に
伝送する機能を持たせると共に、可搬式中継装置3のア
ンテナ3aから受信器5にキャリッジ14にアナログ信
号を発信する機能を持たせれば、伐採場玉掛作業者31
が携帯式送信器で可搬式中継装置3にアナログ信号を発
信してタワーヤーダ10を無線操縦することができる
し、また両玉掛作業者21,31の交互の携帯式送信器
からのアナログ信号の発信でタワーヤーダ10を無線操
縦することもできる。但し、両玉掛作業者21,31が
交互にタワーヤーダ10を無線操縦する場合には、誤作
動を防止するために、トランシーバーで操縦状況を相互
に連絡しあうか、あるいは両玉掛作業者21,31が発
信するアナログ信号を比較して、キャリッジ14の位置
やキャリッジ14による伐採材の吊持状態に基づいて、
正しい方のアナログ信号を選択する機能をこの無線操縦
装置に付与する必要がある。
る集材場玉掛作業者21だけがタワーヤーダ10を無線
操縦する例を説明したが、可搬式中継装置3に、さらに
アンテナ3aで受信したアナログ信号を信号変換器2に
伝送する機能を持たせると共に、可搬式中継装置3のア
ンテナ3aから受信器5にキャリッジ14にアナログ信
号を発信する機能を持たせれば、伐採場玉掛作業者31
が携帯式送信器で可搬式中継装置3にアナログ信号を発
信してタワーヤーダ10を無線操縦することができる
し、また両玉掛作業者21,31の交互の携帯式送信器
からのアナログ信号の発信でタワーヤーダ10を無線操
縦することもできる。但し、両玉掛作業者21,31が
交互にタワーヤーダ10を無線操縦する場合には、誤作
動を防止するために、トランシーバーで操縦状況を相互
に連絡しあうか、あるいは両玉掛作業者21,31が発
信するアナログ信号を比較して、キャリッジ14の位置
やキャリッジ14による伐採材の吊持状態に基づいて、
正しい方のアナログ信号を選択する機能をこの無線操縦
装置に付与する必要がある。
【0031】なお、以上では、本発明に係る無線操縦装
置を全てタワーヤーダの無線操縦に適用した例について
説明したが、上述の通り、制御動作が単純で多量の情報
を送る必要がなく、かつ迅速に応答して作動する必要の
ない被操縦装置であれば全く問題が生じないので、その
用途は、特にタワーヤーダの無線操縦への適用に限定さ
れるものではない。
置を全てタワーヤーダの無線操縦に適用した例について
説明したが、上述の通り、制御動作が単純で多量の情報
を送る必要がなく、かつ迅速に応答して作動する必要の
ない被操縦装置であれば全く問題が生じないので、その
用途は、特にタワーヤーダの無線操縦への適用に限定さ
れるものではない。
【0032】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の請求項1又
は2に係る無線操縦装置によれば、無資格・無届であっ
ても電波法に抵触しない微小出力の携帯用送信器から信
号変換器にデジタル方式では使用できないアナログ信号
を発信して作業装置本体を操縦し、かつ可搬式中継装置
から発信されるアナログ信号により作業機の作動が制御
されるので、より大型のタワーヤーダを極めて容易に、
しかも少ない作業者で操縦することができるという効果
がある。また、本発明の請求項3に係る無線操縦装置に
よれば、上記効果に加えて信号変換器と可搬式中継装置
とが軽量かつ高強度のケーブルで接続されるので、軽労
力でケーブルと可搬式中継装置との配設と撤去とが行
え、作業装置本体と作業機の設置変に要する労力の軽減
に寄与することができるという効果がある。
は2に係る無線操縦装置によれば、無資格・無届であっ
ても電波法に抵触しない微小出力の携帯用送信器から信
号変換器にデジタル方式では使用できないアナログ信号
を発信して作業装置本体を操縦し、かつ可搬式中継装置
から発信されるアナログ信号により作業機の作動が制御
されるので、より大型のタワーヤーダを極めて容易に、
しかも少ない作業者で操縦することができるという効果
がある。また、本発明の請求項3に係る無線操縦装置に
よれば、上記効果に加えて信号変換器と可搬式中継装置
とが軽量かつ高強度のケーブルで接続されるので、軽労
力でケーブルと可搬式中継装置との配設と撤去とが行
え、作業装置本体と作業機の設置変に要する労力の軽減
に寄与することができるという効果がある。
【図1】本発明の実施例に係る無線操縦装置によって操
縦されるタワーヤーダの側面図である。
縦されるタワーヤーダの側面図である。
【図2】図2(a)はタワーヤーダによる集材作業説明
図、図2(b)は図2(a)のB部詳細図、図2(c)
は図2(a)のC部詳細図である。
図、図2(b)は図2(a)のB部詳細図、図2(c)
は図2(a)のC部詳細図である。
【図3】本発明の実施例に係る無線操縦装置説明ブロッ
ク図である。
ク図である。
【図4】本発明の実施例に係る電力供給・アナログ信号
送信用のケーブルの断面図である。
送信用のケーブルの断面図である。
1…コントローラ,2…信号変換器,2a…アンテナ,
3…可搬式中継装置,3a…アンテナ,4…ケーブル,
4a…線補強撚糸,4b…信号伝送線,4c…電力供給
線,4d…主補強撚糸,4e…ゴムシース,5…受信
器,5a…アンテナ,6…携帯用送信器,7…トランシ
ーバー,10…タワーヤーダ,10a…走行台車,10
b…旋回フレーム,11…タワー,12…キャプスタン
ウインチ,13,13a,13b,13c…鋼索巻取
機,14…キャリッジ,14a…吊持ロープ,14b…
吊持フック,14c…ドラム,15…スカイライン,1
6…ホールバックライン,17…メインライン,20…
集材場,21…集材場玉掛作業者,30…伐採場,31
…伐採場玉掛作業者,Wa…ライン支持部。
3…可搬式中継装置,3a…アンテナ,4…ケーブル,
4a…線補強撚糸,4b…信号伝送線,4c…電力供給
線,4d…主補強撚糸,4e…ゴムシース,5…受信
器,5a…アンテナ,6…携帯用送信器,7…トランシ
ーバー,10…タワーヤーダ,10a…走行台車,10
b…旋回フレーム,11…タワー,12…キャプスタン
ウインチ,13,13a,13b,13c…鋼索巻取
機,14…キャリッジ,14a…吊持ロープ,14b…
吊持フック,14c…ドラム,15…スカイライン,1
6…ホールバックライン,17…メインライン,20…
集材場,21…集材場玉掛作業者,30…伐採場,31
…伐採場玉掛作業者,Wa…ライン支持部。
Claims (3)
- 【請求項1】 作業装置本体を操縦して作業機を制御す
るコントローラと、携帯式送信器から発信されるアナロ
グ信号を受信して前記コントローラに作業装置本体の操
縦用アナログ信号を送るアナログ信号処理機能を備えた
信号変換器と、該信号変換器に一端側が接続され、信号
を伝送すると共に電力を供給するリールに巻回されてな
る長尺の信号伝送・電力供給用のケーブルと、該ケーブ
ルの他端側が接続され、前記信号変換器から前記ケーブ
ルを介して伝送されるアナログ信号を受けて前記作業機
に設けられた駆動装置を制御する制御用アナログ信号を
発信するアナログ信号処理機能を備えた可搬式中継装置
とからなることを特徴とする無線操縦装置。 - 【請求項2】 前記コントローラが、信号変換器からの
ON−OFF信号により前記作業装置本体をスムーズに
操縦する機能を有してなることを特徴とする請求項1に
記載の無線操縦装置。 - 【請求項3】 前記ケーブルが、中心部にアラミド繊維
からなる線補強撚糸が内設されてなる複数本の信号伝送
線と電力供給線とを備え、複数本のこれら信号伝送線と
電力供給線とがアラミド繊維からなる主補強撚糸を囲繞
する状態で配設されると共に、これら信号伝送線と電力
供給線との外側がチューブ状のゴムシースで囲繞されて
なることを特徴とする請求項1又は2に記載の無線操縦
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31631794A JPH08280070A (ja) | 1994-12-20 | 1994-12-20 | 無線操縦装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31631794A JPH08280070A (ja) | 1994-12-20 | 1994-12-20 | 無線操縦装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08280070A true JPH08280070A (ja) | 1996-10-22 |
Family
ID=18075792
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31631794A Withdrawn JPH08280070A (ja) | 1994-12-20 | 1994-12-20 | 無線操縦装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08280070A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015214419A (ja) * | 2014-05-13 | 2015-12-03 | Ihi建機株式会社 | タワーヤーダ及びタワーヤーダによる集材方法 |
| JP2024046720A (ja) * | 2022-09-24 | 2024-04-04 | イワフジ工業株式会社 | 架線集材システム |
-
1994
- 1994-12-20 JP JP31631794A patent/JPH08280070A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015214419A (ja) * | 2014-05-13 | 2015-12-03 | Ihi建機株式会社 | タワーヤーダ及びタワーヤーダによる集材方法 |
| JP2024046720A (ja) * | 2022-09-24 | 2024-04-04 | イワフジ工業株式会社 | 架線集材システム |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020305 |