JPH08280700A - 外科用器具 - Google Patents
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- JPH08280700A JPH08280700A JP7090762A JP9076295A JPH08280700A JP H08280700 A JPH08280700 A JP H08280700A JP 7090762 A JP7090762 A JP 7090762A JP 9076295 A JP9076295 A JP 9076295A JP H08280700 A JPH08280700 A JP H08280700A
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Abstract
通するトロカール管に挿入される挿入杆1aと、挿入杆
1aの先端部に設けられ、開閉動作を行う一対の開閉部
材2a、2bと、開閉部材2a、2bを遠隔的に開閉操
作する第1の操作手段5と、開閉部材2a、2bの先端
部にそれぞれ設けられ、開閉または回動動作を行う第1
の外科動作手段3および第2の外科動作手段4と、第
1、第2の外科動作手段3、4を遠隔操作する第2の操
作手段6とを有する。操作部1bの操作により、操作手
段5を構成する操作杆51が摺動し、開閉部材2a、2
bが開閉する。操作手段6のハンドル69a、69bを
操作すると、先端が外科動作手段3、4の可動片31、
41にそれぞれ固定されたワイヤーが牽引され、可動片
31、41が開く。 【効果】1つの器具で体腔内の異なる部位の外科的処置
を行うことができ、操作性に優れる。
Description
用器具、特に、腹腔鏡下手術に用いるのに好適な外科用
器具に関するものである。
においては、開腹手術の他に、非開腹で行う非開腹的腹
腔鏡下手術を行う場合がある。この腹腔鏡下手術は、腹
腔内に複数本のトロカール管と呼ばれる管体を挿入し、
一本のトロカール管から挿入したカメラによって腹腔内
をモニターし、他のトロカール管内に挿入された鉗子、
鋏、電気メス等の器具によって、モニターを見ながら所
望の外科的処置を腹腔内で行うものである。
通常、トロカール管の内径は10mm程度であり、一本の
トロカール管には一つの器具しか挿入できない。このた
め、腹腔鏡下手術によって腸吻合を行おうとする場合、
術者は、二本の鉗子をそれぞれ異なるトロカール管を介
して腹腔内に挿入し、腸吻合部位まで到達させ、吻合し
たい二つの腸の断端部をそれぞれ掴み、これらの腸の断
端部を並行に近寄せて、吻合操作を行う。
ール管を通ってないため、鉗子と鉗子の先端は互いに近
づけることができても、2つの腸の断端部を並行に近寄
せることが困難であり、二つの断端部の腸粘膜、腸筋
層、腸漿膜の各層の継ぎ合わせが非常に困難であった。
このため、上記腹腔鏡下手術においては、腸吻合操作が
非常に困難で、かつ、手間と時間を要するものとなり、
感染の機会が多いとともに、上記各層の継ぎ合わせが不
完全となり易く、吻合部の愈合が遅れたり、吻合部漏を
生じる虞れがあった。また、二本の鉗子を腹腔内に挿入
するために、少なくとも二本のトロカール管を要するた
め、腹壁に穿通されるトロカール管の数、すなわち、腹
壁の穿刺箇所がより多くなり、患者の負担の増大を招い
ていた。
の器具で異なる部位を同時または平行して容易に処置で
きる、操作性の優れた外科用器具を提供することにあ
る。また、本発明の目的は、一つの器具で容易に腸吻合
操作を行うことができる外科用器具を提供することであ
る。また、本発明の目的は、腹腔鏡下手術において、腹
腔に穿通されるトロカール管の数をより少なくでき、患
者への負担をより低減できる外科用器具を提供すること
にある。
ないし(12)の本発明により達成される。
に挿入される挿入杆と、該挿入杆の先端部に設けられ、
開閉動作を行う一対の開閉部材と、前記開閉部材を遠隔
的に開閉操作する第1の操作手段と、前記開閉部材の先
端部にそれぞれ設けられ、開閉または回動動作を行う第
1の外科動作手段および第2の外科動作手段と、前記第
1の外科動作手段および前記第2の外科動作手段を遠隔
操作する第2の操作手段とを有することを特徴とする外
科用器具。
外科動作手段および前記第2の外科動作手段を前記挿入
杆を軸心として回転動作する第3の操作手段とを有して
いることを特徴とする上記(1)記載の外科用器具。
を回転することにより前記第1の外科動作手段および前
記第2の外科動作手段を回転動作させるものである上記
(2)記載の外科用器具。
方と連結する第1の杆体と、前記開閉部材の他方と連結
する第2の杆体とで構成されており、前記第3の操作手
段は、前記第1の杆体と前記第2の杆体をそれぞれその
軸を中心に回転することにより前記第1の外科動作手段
および前記第2の外科動作手段をそれぞれ独立して回転
動作させるものである上記(2)に記載の外科用器具。
杆の基端部から先端部にかけて設けられ、長手方向の移
動により前記開閉部材を駆動する駆動体と、前記挿入杆
の基端部に設けられ、前記駆動体を長手方向に移動させ
て前記開閉部材を遠隔操作する駆動体移動手段とで構成
されている上記(1)ないし(3)のいずれかに記載の
外科用器具。
杆に沿って設けられた長尺の操作杆と、該操作杆と前記
開閉部材との間に設けられ、前記操作杆および前記開閉
部材に対してそれぞれ揺動自在に連結された一対の揺動
部材と、前記操作杆の基端部に設けられ、前記操作杆を
長手方向に移動操作する操作杆移動手段とで構成されて
いる上記(1)に記載の外科用器具。
閉部材に固定された2本のワイヤと、該ワイヤをそれぞ
れ牽引する牽引手段とで構成されている上記(1)ない
し(4)のいずれかに記載の外科用器具。
記第2の外科動作手段は、それぞれ、少なくとも一方が
駆動して開閉する一対の開閉体を有してなるものである
上記(1)ないし(7)のいずれかに記載の外科用器
具。
記第2の外科動作手段は、前記開閉部材の先端部と、前
記挿入杆の先端部から離間した位置において前記開閉部
材に対し回動自在に連結した可動片とで構成されている
上記(1)ないし(7)のいずれかに記載の外科用器
具。
を開く方向に付勢する付勢部材が設置されている上記
(8)記載の外科用器具。
動片の一方に先端が固定された第1のワイヤと、前記可
動片の他方に先端が固定された第2のワイヤと、前記第
1のワイヤおよび前記第2のワイヤをそれぞれ基端方向
に牽引する牽引手段とで構成されている上記(9)に記
載の外科用器具。
手段により、それぞれ体腔内の異なる処置部位を把持可
能な鉗子を構成するものである上記(1)ないし(1
1)のいずれかに記載の外科用器具。
好適実施例に基づいて詳細に説明する。
鉗子に適用した場合の構成例を示す全体側面図である。
なお、以下、図1および図2中右側を「基端側」、左側
を「先端側」とする。
貫通して設置され、体腔の一部である腹腔内と体外とを
連通する連通管としてのトロカール管に挿入される挿入
杆1aと、挿入杆1aの先端部に設けられ、開閉動作を
行う一対の開閉部材2a、2bと、開閉部材2を遠隔的
に開閉操作する第1の操作手段5と、開閉部材2の先端
部にそれぞれ設けられ、開閉または回動動作を行う第1
の外科動作手段3および第2の外科動作手段4と、第1
の外科動作手段3および第2の外科動作手段4を遠隔操
作する第2の操作手段6とを有している。
程度の長さおよび外径を有しており、その基端部には、
後述する操作装置1bが接続されている。
ための開閉体2が設けられている。この開閉体2は、一
対の細長い開閉部材2a、2bで構成されている。開閉
部材2a、2bは、基端部が支点55a,55bによっ
て開閉自在に挿入杆1aに接続されている。
よって開閉される。図1ないし図3に示すように、この
第1の操作手段5は、挿入杆1aに沿って設けられた長
尺の操作杆51と、この操作杆51と開閉部材2a、2
bとの間に設けられ、操作杆51および開閉部材2a、
2bに対してそれぞれ揺動自在に連結された一対の揺動
部材52a、52bとからなる駆動体50と、操作杆5
1(駆動体50)をその長手方向に移動させる操作杆移
動手段(伝達体移動手段)とで構成されている。
にかけて貫通し、これにより挿入杆1aに沿って設けら
れている。一方、揺動部材52a、52bは、図3に示
すように、それぞれその基端部においてピン53a、5
3bにより操作杆51に揺動自在に連結されている。
a、52bにより、挿入杆1aの基端部から先端部にか
けて設けられ、長手方向の移動により開閉部材2a、2
bを駆動する駆動体50が構成される。
に、揺動部材52a、52bの先端部は、それぞれ、開
閉部材2a、2bの基端部において開閉部材2a、2b
の互いに対向する面に長辺方向に形成されたガイドスリ
ット252を介して、開閉部材2a、2bに揺動自在に
連結されている。このガイドスリット252内には、ス
ライダー57が収納され、このスライダー57に揺動部
材52a、52bが揺動自在に連結されている。
材2a、2bの内部には、ガイドスリット252と連通
する内部空間である収容部251が形成されており、こ
の収納部251に、スライダー57が開閉部材2bの長
手方向に摺動可能に収容されている。収容部251は、
ガイドスリット252の位置から、先端方向に延設し、
後述する側孔25の付近まで形成されている。スライダ
ー57には、ガイドスリット252から外側に突出した
部分に、球状の凹部が形成されて接合部571が設けら
れている。接合部571には、揺動部材52a、52b
の先端部に設けられている球状の接続部551bが嵌入
され、二次元的に揺動可能な接合構造になっている。
操作杆51を挿入杆1a内へ引っ張ることによって閉
じ、挿入杆1aの先端方向へ押し出すことによって、開
かれるようになっている。
ー57の摺動方向と同方向に形成され、スライダー57
の基端側および先端側へ貫通する孔572が設けられて
おり、この孔572に、後述するワイヤー61a、61
bが挿通される。
1bが設けられている。この操作部1bは、固定把持部
材11と、可動把持部材12とを有している。固定把持
部材11と可動把持部材12は、軸部材18で揺動自在
に接続されており、可動把持部材12の上端部に位置す
る操作杆接続部13には、前記操作杆51の基端が接続
されている。
対向する面には、板バネ16a、16bが固定され、各
板バネ16a、16bの上端部は相互に当接している。
これにより、可動把持部材12を、固定把持部材11か
ら遠ざかる方向へ、すなわち、操作杆接続部13を、操
作杆51を先端方向へ押し出す方向へ付勢する。
歯が形成された逆止部材14が軸部材17により軸止さ
れている。板バネ16aの下端が、逆止部材14の基端
部に当接し、逆止部材14の先端部が上方へ揺動するよ
うに付勢している。また、この逆止部材14は、手指等
で軸部材17を中心として回動させることができるよう
になっている。
1が形成され、その凹部121内には、板バネ15が収
容されている。また、逆止部材14は凹部121内を挿
通しており、上面の鋸歯には板バネ15の先端が当接し
ている。
と、可動把持部材12の双方を手のひらの内側にして握
ると、板バネ16a、16bの付勢力に抗して、可動把
持部材12が固定把持部材11に対して揺動し、上端部
に接続されている操作杆51は先端側へ押し出され、図
2に示すように、開閉部材2は開かれる。この時、逆止
部材14に対して可動把持部材12が基端方向へ移動
し、板バネ15の先端は、逆止部材14に対して鋸歯の
山を乗り越えながら移動する。手の握り締める力を緩め
ると、逆止部材14の鋸歯と板バネ15との係合によ
り、可動把持部材12は元の位置に復帰せず、そのまま
の状態を維持する。このような動作によって、開閉部材
2が開いた状態が維持される。
示すように、板バネ16aの付勢力に抗して逆止部材1
4を板バネ15から離間する方向に回動すると、板バネ
15と逆止部材14の鋸歯との係合が解除され、板バネ
16a、16bの付勢力により、可動把持部材12が先
端方向へ移動する。この可動把持部材12の移動によ
り、操作杆接続部13が基端方向へ移動し、操作杆51
は基端側へ引っ張られ、図1に示すように、開閉部材2
が閉じた状態となる。
持部材12の移動に連動しており、開閉部材2の開度
(開き角)は、可動把持部材12の移動量に対応してい
る。したがって、可動把持部材12の移動量を調整する
ことにより、開閉部材2の開度を任意に設定することが
できる。また、板バネ15と逆止部材14の鋸歯との係
合により、そのときの開閉部材2の開度は、そのまま維
持、固定される。
第1の外科動作手段3および第2の外科動作手段4は、
それぞれ、一方が駆動して開閉する一対の開閉体、すな
わち、開閉部材2a、2bの先端部と、挿入杆1aの先
端部から離間した位置において開閉部材2a、2bに対
し回動自在に連結した可動片31、41とで構成されて
いる。以下、これらについて、第1の外科動作手段3を
中心に説明する。
先端部は、その先端から所定長離間した位置に、軸孔2
3と、軸孔23に対して直交する方向に形成されたスリ
ット22を有する膨出部21aを有している。開閉部材
2aの膨出部21aよりも基端側の部分(前記スリット
252を有する部分)は、それぞれ、軸孔23の中心か
ら互いに反対の方向にずれて膨出部21aと接続し、互
いに平行に設けられている。
には、側孔25が形成されている。この側孔25は、前
記した収容部251と連通しており、後述するワイヤー
61がこの側孔25を通って基端方向に配置されるよう
になっている。
1は、その基端部において段状に折れ曲げられ、折曲部
311となっている。また、可動片31の途中部分に
は、軸孔33を有するほぼ円筒状の膨出部312が形成
されている。
の部分と、可動片31の膨出部21aおよび膨出部31
2よりも先端側の部分が、体腔内の生体組織を把持する
ための把持部となっている。また、これらの部分の、互
いに対向する面には、生体組織を把持しやすいように、
凹凸が設けられている。
8に示すように、開閉部材2aのスリット22に挿通さ
れ、軸孔23と軸孔33とが一致するように膨出部21
aに嵌挿されている。この軸孔23と軸孔33には軸部
材32が挿入され、これにより、可動片31が開閉部材
2aに対し回動自在に連結されている。
イヤー61aの先端が接続されている。このワイヤー6
1aは、開閉部材2aの側孔25を介して収納部251
に入り込み、スライダー57の孔572に挿通され、さ
らに挿入杆1aの内部を通過し、後述する牽引機構6a
まで達している。
の間には、可動片31を開く方向に付勢する付勢手段で
あるバネ68aが設置されている。ワイヤー61aは、
このバネ68aの内部を挿通し、先端が可動片31に固
定されている。このように、バネ68にワイヤー61a
を挿通することにより、外科動作手段3においてワイヤ
ー61aが露出せず、ワイヤー61aの切断を防止する
ことができる。
aに殆ど張力が作用しない状態では、前記バネ68aの
付勢力により可動片31の屈曲部311が開閉部材2a
から離間する方向に回動し、可動片31は開いた状態と
なる(図8に示す状態)。また、この状態からワイヤー
61aを基端方向に引っ張ると、付勢部材であるバネ6
8aの付勢力に抗して、可動片31の屈曲部311が開
閉部材2aの方に引き寄せられ、可動片31が閉じる
(図7に示す状態)。
の外科動作手段3と同様に、開閉部材2bと、開閉部材
2bに軸部材42によって回動自在に連結した可動片4
1とで構成されており、開閉部材2bと可動片41との
間には、前記バネ68aと同様の付勢手段であるバネ6
8bが設置され、可動片41にはワイヤー61bの先端
が固定されている。この第2の外科動作手段4は、開閉
部材2aと開閉部材2bとが対向し、第1の外科動作手
段3における可動片31とは反対の側(外側)に可動片
41が位置するように挿入杆1aに連結されていること
を除いて、前記第1の外科動作手段3と同一の構造を有
しており、前記第1の外科動作手段3と同様の原理で開
閉する。
作手段4(図示の例では可動片31、41)を開く方向
に付勢する付勢手段を設けることにより、ワイヤー61
a、61bを緩ませる特別な操作を行うことなく、ワイ
ヤー61a、61bの張力(牽引力)を減少または消滅
するのみで、外科動作手段3、4を開くことができ、外
科動作手段3、4の操作を行い易い。
の開閉部材2a、2bへの連結位置(第1の外科動作手
段3および第2の外科動作手段4の形成位置)は、開閉
部材2a、2bの先端部、すなわち、開閉部材2a、2
bの開閉中心である挿入杆1aの先端部から離間した位
置となっている。したがって、開閉部材2a、2bを開
くと、第1の外科動作手段3、第2の外科動作手段4を
離間して配置することができ、離間して位置する異なる
処置部位を同時にまたは平行して処置することができ
る。
外科動作手段3および第2の外科動作手段4をそれぞれ
独立して遠隔操作する第2の操作手段6を有している。
第1の外科動作手段3を遠隔操作するための第1の牽引
装置6aと、第2の外科動作手段4を遠隔操作するため
の第2の牽引装置6bと、前記ワイヤー61a、61b
で構成されている。
び図9に示すように、挿入杆1aの基端部に設けられた
ハウジング60a、60bと、ハウジング60a、60
bにそれぞれ回動自在に取り付けられ、ワイヤー61
a、61bの基端が固定された軸部材62a、62b
と、この軸部材62a、62bが嵌挿され、軸部材62
a、62bと一体となって回動し得る鋸歯車63a、6
3bと、ハウジング60a、60bに回動自在に支持さ
れた係合爪64a、64bと、軸部材62a、62bの
ハウジング60a、60bから突出した部分に固着また
は一体化し、軸部材62a、62bを回動操作するため
のハンドル69a、69bとを有している。
0bは、挿入杆1aの基端部の両側面にそれぞれ固着さ
れており、かつ、操作杆1aと対向する側に、それぞれ
孔601a、601bを有している。一方、挿入杆1a
の基端部には、前記孔601aと連通する孔101a
と、前記孔601bと対向する孔102aが設けられ、
これにより、挿入杆1aの内部とハウジング60a、6
0bの内部が連通している。ワイヤー61aの基端部
は、孔11および孔601aを経由してハウジング68
a内に挿入され、軸部材62aに巻き付けられており、
基端が軸部材62aに固定されている。また、ワイヤー
61bの基端部も同様に、孔12および孔601bを経
由してハウジング68b内に挿入され、軸部材62bに
巻き付けられており、基端が軸部材62bに固定されて
いる。
る。
示すように、溝602が形成されており、係合爪64a
がこの溝602内で回動できるようにピン65によって
軸支されている。また、係合爪64aの溝602から外
側に突出した部分は、手指等で係合爪64aを回動操作
しやすい長さに形成されている。バネ66は、ハウジン
グ60aの内面と係合爪64aとの間で両者に対し固定
され、係合爪64aを、係合爪64aが鋸歯車63aの
鋸歯と係合する方向に付勢する。
および鋸歯車63aは、図9中時計回りの方向には係合
爪64aが鋸歯車63の鋸歯の山を乗り越えて回転でき
るが、図10中反時計回りの方向には、係合爪64aと
前記鋸歯との係合により回転できない。したがって、軸
部材62aおよび鋸歯車63aの回転方向が1方向にの
み(図9においては、時計回りに)規制される。
02から突出した部分を図9中反時計回りに回転操作す
ると、バネ66の付勢力に抗して係合爪64aの尖端が
鋸歯から遠ざかり、図11に示すように、係合爪64a
と鋸歯車63aとの係合が解除され、軸部材62aおよ
び鋸歯車63aはフリーに回転できるようになる。
3aとを係合させた状態で、ハンドル69aを基端方向
に回転する(図1中実線で示す状態)と、鋸歯車63a
および軸部材62aが図9中時計回りに回動し、ワイヤ
ー61aが軸部材62aに巻き取られて基端方向に牽引
され、可動片31が閉じる。
ドル69aの回転に連動しており、可動片31の開度、
すなわち把持力は、ハンドル69aの回転量に対応して
いる。したがって、ハンドル69aの回転量を調整する
ことにより、可動片31の開度(把持力)を、鋸歯車6
3aと係合爪64aとの係合位置に対応する任意の開度
に設定することができる。そして、鋸歯車63aと係合
爪64aとの係合により、軸部材62aの回転がロック
されるため、ハンドル69aから手を離しても、そのと
きの可動片31の開度は、そのまま維持、固定される。
を操作して、図11に示すように回動し、鋸歯車63a
と係合爪64aとの係合を解除する。これにより、ワイ
ヤー61aに加わっていた張力(牽引力)が減少または
消滅し、バネ68aの付勢力によって、ワイヤー61a
が先端方向に繰り出されて、ハンドル69aが先端方向
に回転する(図1中一点鎖線で示す状態)とともに、可
動片31が開く。
て操作杆51を境に左右対称な形状としてあることを除
き、前記第1の牽引装置6aと同様の構成を有してい
る。この牽引装置6bにおいては、ハンドル69bを基
端方向に回転する(図2中実線で示す状態)と、鋸歯車
63bおよび軸部材62bが前記牽引装置6aとは反対
の方向に回転し、ワイヤー61bが軸部材62bに巻き
取られて基端方向に牽引され、可動片41が閉じる。ま
た、係合爪64aを操作して、鋸歯車63aと係合爪6
4aとの係合を解除すると、ワイヤー61bに加わって
いた張力(牽引力)が減少または消滅し、バネ68bの
付勢力によって、ワイヤー61bが先端方向に繰り出さ
れて、ハンドル69bが先端方向に回転する(図2中一
点鎖線で示す状態)とともに、可動片41が開く。
て、腹腔鏡下手術における腸吻合手術に適用した場合を
例にして説明する。
逆止部材14の鋸歯と板バネ15とを係合させて、固定
把持部材11と可動把持部材12とを手のひらの内で握
り、開閉部材2を閉じた状態で固定するとともに、係合
爪64a、64bおよびハンドル69a、69bを操作
して、第1の外科動作手段3および第2の外科動作手段
4を閉じた状態で固定する。この状態で、患者の腹壁に
穿通、固定されているトロカール管に外科用器具1を挿
通する。
から外して開閉部材2を開くとともに、牽引手段6a、
6bの係合爪64a、64bを操作し、係合爪64a、
64bと鋸歯車63a、63bとの係合を解除して、第
1の外科動作手段3および第2の外科動作手段4を開
く。この状態で、第1の外科動作手段3を、吻合したい
腸の一方の断端部9Aが可動片31と開閉部材2aとの
間に入るように位置させる(図12参照)。
14の鋸歯と板バネ15とを再度係合させて、固定把持
部材11と可動把持部材12とを手のひらの内で少し握
り、2つの腸断端部9A、9Bの離間距離に応じて、開
閉部材2a、2bの開度を調整することが好ましい。
aと鋸歯車63aとを係合させたあと、ハンドル69a
を基端方向に回転操作して、可動片31を閉じ、断端部
9Aを把持する。この時、ハンドル69aの回転量を調
節することにより、外科動作手段3の把持力を、腸断端
9Aの厚み、大きさ等を考慮して適宜調節する。
一方の腸の断端部9Bが可動片41と開閉部材2bの先
端部との間に入るように位置させる(図13参照)。
bと鋸歯車63bとを係合させたあと、ハンドル69b
を基端方向に回転操作して、可動片41を閉じ、腸の断
端9Bを把持する(図14参照)。この時も、ハンドル
69bの回転量を調節することにより、外科動作手段4
の把持力を、腸断端9Bの厚み、大きさ等を考慮して適
宜調節する。
向に回動し、板バネ15と再度係合させたあと、固定把
持部材11と可動把持部材12とを握り、開閉部材2
a、2bを閉じる。これにより、腸の断端9A、9Bが
平行に近接する(図15参照)。
合器具(図示せず)によって、腸断端9A、9Bの互い
の腸粘膜、腸筋層および腸漿膜を継ぎ合わせて、腸吻合
操作を完了する。
ついて説明する。図16および図17は、本発明の外科
用器具を鉗子に適用した場合の第2の構成例を示す全体
側面図である。なお、以下、前記した第1の構成例と同
様の構成については同一の符号を付して説明は省略す
る。
は、腹壁を貫通して設置され、体腔の一部である腹腔内
と体外とを連通する連通管としてのトロカール管に挿入
される挿入杆1’aと、挿入杆1’aの先端部に設けら
れ、開閉動作を行う一対の開閉部材2’a、2’bと、
開閉手段2’a、2’bを遠隔的に開閉操作する第1の
操作手段7と、開閉部材2’a、2’bの先端部にそれ
ぞれ設けられ、開閉または回動動作を行う第1の外科動
作手段3および第2の外科動作手段4と、第1の外科動
作手段3および第2の外科動作手段4を遠隔操作する第
2の操作手段6’と、開閉部材2’a、2’bを介し、
第1の外科動作手段3および第2の外科動作手段4を挿
入杆1’aを軸心として回転動作する第3の操作手段8
とを有している。
の杆体10’a、10’bで構成されている。これらの
杆体10’a、10’bは、中空の長細な板状部材であ
り、後述する図18に示すように、杆体10’a、1
0’bの一方を回転する際に、他方の杆体と接触してそ
の回転が妨げられることがないように、互いに所定長離
間して平行に配置されている。また、杆体10’a、1
0’bの長さおよび太さは、両者合わせてトロカール管
に挿入可能な程度の大きさとなっている。さらに、杆体
10’a、10’bの基端部は、その外周輪郭線が円形
の筒部材82a、82bにそれぞれ嵌入されており、こ
の筒部材82a、82bを介して、後述する操作装置
1’bの本体19にそれぞれ回転可能に接続されてい
る。
作を行うための開閉体2’が設けられている。この開閉
体2’は、一対の細長い開閉部材2’a、2’bで構成
されている。これらの開閉部材2’a、2’bは、第1
の操作手段7と連結される基端部の構成が異なる点を除
き、前記開閉部材2a、2bと同一の構成を有してい
る。
ぞれ、支点74a、74bによって開閉自在に杆体1
0’a、10’bに接続されている。
る第1の操作手段7は、挿入杆1’aの基端部から先端
部にかけて設けられ、長手方向の移動により開閉部材
2’a,2’bを駆動する駆動体であるワイヤー711
a、712a、711b、712bと、ワイヤー711
a、712a、711b、712b(駆動体)を長手方
向に移動させて前記開閉部材を遠隔操作する駆動体移動
手段である牽引リール7a、7bとで構成されている。
材2’aの外側面には、ワイヤー711aの先端が固定
部731aによって固定されている。このワイヤー71
1aは、開閉部材2’aに沿って基端側へ延び、杆体1
0’aの外側面に形成された側孔721aを通過して、
杆体10’aの内部を通り、杆体10’aの基端部まで
達している。一方、開閉部材2’aの内側面には、ワイ
ヤー712aの先端が固定部732aによって固定され
ている。このワイヤー712aは、開閉部材2’aに沿
って基端方向へ延設し、杆体10’aの内側面に形成さ
れた側孔722aを通過して、杆体10’aの内部を通
り、杆体10’aの基端部まで達している。
りも基端側に離間した位置に設けられている。これによ
り、ワイヤー711aを基端方向に引っ張ると、ワイヤ
ー71aの側孔721aから固定部731aまでの距離
が縮まるように、開閉部材2’aが支点74aを中心と
して外側(ワイヤー711a側)に回動する。また、ワ
イヤー712aを基端方向に引っ張ると、ワイヤー71
2aの側孔722aから固定部732aまでの距離が縮
まるように、開閉部材2’aが支点74aを中心として
内側(ワイヤー712a側)に回動する。
ヤー711bの先端が固定部731bによって固定され
ている。このワイヤー711bは、開閉部材2’bに沿
って基端側へ延び、杆体10’bの外側面に形成された
側孔721bを通過して、杆体10’bの内部を通り、
杆体10’bの基端部まで達している。一方、開閉部材
2’bの内側面には、ワイヤー712bの先端が固定部
732aによって固定されている。このワイヤー712
bは、開閉部材2’bに沿って基端方向へ延設し、杆体
10’bの内側面に形成された側孔722bを通過し
て、杆体10’bの内部を通り、杆体10’bの基端部
まで達している。
に離間した位置に設けられている。これにより、ワイヤ
ー711bを基端方向に引っ張ると、ワイヤー711b
の側孔721bから固定部731bまでの距離を縮める
ように、開閉部材2’bが支点74bを中心として外側
(ワイヤー711b側)に回動する。また、ワイヤー7
12bを基端方向に引っ張ると、ワイヤー712bの側
孔722bから固定部732bまでの距離を縮めるよう
に、開閉部材2’bが支点74bを中心として内側(ワ
イヤー712b側)に回動する。
0’a、10’bとの間に、開閉部材2’a、2’bを
閉じる方向に付勢するバネ等の図示しない付勢手段を設
け、ワイヤー711a、711bの張力(牽引力)の減
少または消滅により、該付勢手段の付勢力によって開閉
部材2’a、2’bが閉じるようにしてもよい。
部材2’a、2’b、第1および第2の外科動作手段
3、4を遠隔的に操作する操作部1’bが設けられてい
る。この操作部1’bは、操作部本体19と、ワイヤー
711a、712a、711b、712bを基端方向に
牽引する牽引手段である牽引リール7a、7bと、後述
するワイヤー61a、61bを牽引する牽引装置6’
a、6’bと、回転ノブ81a、81bを有している。
部本体19の先端側より、本体19を貫通して、本体1
9の基端側に突出しており、前記筒部材82a、82b
を介して操作部本体19に対しその軸を中心に回転可能
に設けられている。この杆体10’a、10’bの、操
作部本体19より突出した基端部に、リール7a、7b
がそれぞれ軸支され、回動自在に設けられている。
から延出したワイヤー711a、712aの基端部がそ
れぞれ反対方向に巻き付けられている。また、牽引リー
ル7bには、杆体10’bの基端から延出したワイヤー
711b、712bの基端部がそれぞれ反対方向に巻き
付けられている。
7bの回動位置をロックするロック機構を設けることが
好ましい。ロック機構を設けることにより、開閉部材
2’a、2’bを任意の開度に設定し、固定することが
できる。このロック機構としては、例えば前記図10に
示すような鋸歯と係合爪との係合によるもの等の公知の
機構を用いることができる。
に回転させると、ワイヤー711aおよびワイヤー71
1bが牽引されるとともに、ワイヤー712aおよびワ
イヤー712bが緩められ、開閉部材2’a、2’bが
互いに離間する方向に回動し、開閉部材2’a、2’b
は開いた状態となる(図17および図18に示す状
態)。また、牽引リール7a、7bをそれぞれ上記と逆
の方向に回転させると、ワイヤー711aおよびワイヤ
ー711bの牽引力(張力)が減少または消滅するとと
もに、ワイヤー712aおよびワイヤー712bが牽引
され、開閉部材2’a、2’bが上記と反対方向に回動
し、開閉部材2’a、2’bは閉じる(図16に示す状
態)。このような構成により、ワイヤー711a、71
1bおよびワイヤー712a、712bの一方を牽引す
ると、他方を緩ませることとなり、他方のワイヤーが突
っ張って、開閉部材2’a、2’bの回動(開閉)操作
の邪魔となることがない。
作手段3と、第2の外科動作手段4と、これらの第1の
外科動作手段3および第2の外科動作手段4を遠隔操作
する第2の操作手段6’を有している。これらの第1の
外科動作手段3、第2の外科動作手段4および第2の操
作手段6’は、以下に示す点を除き、前記した第1の実
施例と同一の構造を有している。
材2’a、2’bの膨出部21aよりも基端側には、開
閉部材2’a、2’bの内側面から外側面へ貫通する孔
25’、25’が形成されている。
が可動片31、41の屈曲部311、411の内側にそ
れぞれ固定され、孔25’、25’を通過して開閉部材
2’a、2’bの反対側に露出し、開閉部材2’a、
2’bに沿って基端側へ延び、開閉部材2’a、2’b
に形成された側孔723a、723bを通過して、杆体
10’a、10’bの内部を通り、杆体10’a、1
0’bの操作部本体19から突出する基端部に設けられ
た側孔(図示せず)を通って、操作部1’bに設けられ
た牽引装置6’a、6’bに接続している。この牽引装
置6’a、6’bは、杆体10’a、10’bの外側面
に設置されていることを除き、前記牽引装置6a、6b
と同様の構成を有している。
11a、711b、712a、712bが杆体10’
a、10’b内に収納した構成とすることにより、杆体
10’a、10’bの外面にこれらのワイヤーが露出せ
ず、これらのワイヤーが折れたり、切断する虞れがな
く、杆体10’a、10’bの回転動作を円滑に行うこ
とができる。
作することにより、既述の実施例と同様の原理で、第1
の外科動作手段3、第2の外科動作手段4が開閉する。
a、2’bを介し、第1の外科動作手段3および第2の
外科動作手段4を挿入杆1’を軸心として回転動作する
第3の操作手段8を有している。
回転することにより第1の外科動作手段3および第2の
外科動作手段4を回転動作させるノブ81a、81bに
よって構成される。ノブ81a、81bは、杆体10’
a、10’bの基端部外面にそれぞれ固着または一体化
され、操作部本体19に回転可能に支持されている。ノ
ブ81a、81bの外周面は、操作部本体19の外側に
突出しており、手指によって操作できるようになってい
る。
体10’aがその軸を中心に回転する。これにより、第
1の外科動作手段3が、開閉部材2’aを介して、杆体
10’aの軸線を中心に回転する。すなわち、ノブ81
aの操作によって、第1の外科動作手段3の動作方向
(図示の例では、開閉の方向)を変えることができる。
り、杆体10’bがその軸を中心に回転する。これによ
り、第1の外科動作手段4が、開閉部材2’bを介し
て、杆体10’bの軸線を中心に回転する。すなわち、
ノブ81bの操作によって、第1の外科動作手段4の動
作方向(図示の例では、開閉の方向)を変えることがで
きる。
10’a、10’bで構成し、前記第3の操作手段8が
これらの杆体10’a、10’bをそれぞれ独立して回
転する構成とすることにより、第1の外科動作手段3、
第2の外科動作手段4をそれぞれ独立して回転動作で
き、外科用器具1’の操作性がより向上する。
作用について、腹腔鏡下手術における腸吻合手術に適用
した場合を例にして説明する。
置6’a、6’bを適宜操作して、図16に示すよう
に、開閉部材2’a、2’bおよび第1の外科動作手段
3、第2の外科動作手段4を閉じた状態として、患者の
腹壁に穿通、固定されているトロカール管に外科用器具
1’を挿通する。
作して、開閉部材2’a、2’bを開くとともに、牽引
装置6’a、6’bの係合爪(図示せず)を操作し、そ
の係合爪と鋸歯車(図示せず)との係合を解除して、第
1の外科動作手段3および第2の外科動作手段4を開
く。
計回りに回転し、外科動作手段3の内側(可動片31
側)が下側となるように、第1の外科動作手段3を斜め
にする(図20参照)。この状態で、第1の外科動作手
段3を、吻合したい腸の一方の断端部9Aが可動片31
と開閉部材2aとの間に入るように位置させる。
て、その係合爪と鋸歯車とを係合させたあと、ハンドル
69’aを基端方向に回転操作して、可動片31を閉
じ、腸の断端部9Aを把持する。この時、ハンドル6
9’aの回転量を調節することにより、外科動作手段3
の把持力を、断端部9Aの厚み、大きさ等を考慮して適
宜調節する。
方向に回転し、第1の外科動作手段3を元の位置に戻
す。続いて、第2の外科動作手段4をもう一方の腸の断
端部9Bに近づけ、ノブ81bを先端方向に向かって反
時計回りに回転し、断端部9Bの断面に合わせて、第2
の外科動作手段3を斜めにする(図21参照)この状態
で、第2の外科動作手段4を、もう一方の腸の断端部9
Bが可動片41と開閉部材2bとの間に入るように位置
させる。
ず)を操作して、この係合爪と鋸歯車(図示せず)とを
係合させたあと、ハンドル69’bを基端方向に回転操
作して、可動片41を閉じ、腸断端部9Bを把持する。
この時、ハンドル69’bの回転量を調節することによ
り、外科動作手段4の把持力を、腸断端部9Bの厚み、
大きさ等を考慮して適宜調節する。
方向に回転し、第2の外科動作手段4を元のの位置に戻
す(図22参照)。
閉部材2’a、2’bを閉じる。これにより、腸の断端
部9A、9Bが平行に近接する(図23参照)。
合装置(図示せず)によって、腸断端部9A、9Bの互
いの腸粘膜、腸筋層および腸漿膜を継ぎ合わせて、腸吻
合操作を完了する。
は、一例であり、種々の変更が可能であり、これに限定
されるものではない。例えば、第1の外科動作手段3、
第2の外科動作手段4による腸断端部9A、9Bを把持
する順序を上記と逆にしてもよく、また、腸断端部9
A、9Bの離間距離に応じて、開閉部材2の開度を調整
したあと、第1の外科動作手段3、第2の外科動作手段
4を同時に開閉操作して、腸断端部9A、9Bの把持を
同時に行ってもよい。
ものに限定されず、例えば、開閉部材、第1の外科動作
手段、第2の外科動作手段、第1の操作手段および第2
の操作手段(牽引装置)等の構成は、同等の機能をもつ
任意の形状、構造のものに置換することができる。例え
ば、第1、第2の外科動作手段を、それぞれ、開閉部材
の先端に回動自在に取り付けられた一対の可動片(開閉
体)とし、この両可動片を駆動して開閉する構成として
もよく、また、ワイヤーの牽引装置を、ワイヤーの長手
方向に摺動自在に設けられた牽引具(図示せず)を操作
することによりワイヤーを牽引、弛緩させる機構として
もよい。
回動するものに限らず、例えば、平行移動して開閉する
構成のものでもよい。さらには、例えばおじぎ鉗子、電
気メス、超音波メスのように、一つの部材が回動する構
成であってもよい。
ず、例えば、鋏、結紮器、持針器や、電気メス、超音波
メス、レーザーメス等のメスであってもよい。また、そ
の用途も、腹腔鏡下手術に使用されるものに限定され
ず、例えば、脳外科手術、胸腔鏡下手術、泌尿器科手術
等にも適用することができる。
は、体腔内と体外とを連通する連通管に挿入される挿入
杆と、該挿入杆の先端部に設けられ、開閉動作を行う一
対の開閉部材と、前記開閉部材を遠隔的に開閉操作する
第1の操作手段と、前記開閉部材の先端部にそれぞれ設
けられ、開閉または回動動作を行う第1の外科動作手段
および第2の外科動作手段と、前記第1の外科動作手段
および前記第2の外科動作手段を遠隔操作する第2の操
作手段とを有することを特徴とするため、一つの器具で
異なる部位を同時または平行して容易に処置でき、操作
性に優れる。
腔に穿通されるトロカール管の数をより少なくでき、患
者への負担をより低減できる。
外科動作手段および前記第2の外科動作手段を前記挿入
杆を軸心として回転動作する第3の操作手段を設けた場
合には、処置部位の姿勢に応じて、第1の外科動作手段
および第2の外科動作手段の動作方向を任意に調節する
ことができ、外科的処置をより適切に行うことが可能と
なる。
方と連結する第1の杆体と、前記開閉部材の他方と連結
する第2の杆体とで構成されており、前記第3の操作手
段は、前記第1の杆体と前記第2の杆体をそれぞれその
軸を中心に回転することにより前記第1の外科動作手段
および前記第2の外科動作手段をそれぞれ独立して回転
動作させるものである場合には、第1の外科動作手段、
第2の外科動作手段の動作方向をそれぞれ独立して調節
することができ、操作性が極めて優れる。
である。
である。
図である。
大斜視図である。
大斜視図である。
分拡大断面図である。
行う場合の手順を示す説明図である。
行う場合の手順を示す説明図である。
行う場合の手順を示す説明図である。
行う場合の手順を示す説明図である。
体斜視図である。
体斜視図である。
す平面図である。
す平面図である。
を行う場合の手順を示す説明図である。
を行う場合の手順を示す説明図である。
を行う場合の手順を示す説明図である。
を行う場合の手順を示す説明図である。
Claims (12)
- 【請求項1】 体腔内と体外とを連通する連通管に挿入
される挿入杆と、 該挿入杆の先端部に設けられ、開閉動作を行う一対の開
閉部材と、 前記開閉部材を遠隔的に開閉操作する第1の操作手段
と、 前記開閉部材の先端部にそれぞれ設けられ、開閉または
回動動作を行う第1の外科動作手段および第2の外科動
作手段と、 前記第1の外科動作手段および前記第2の外科動作手段
を遠隔操作する第2の操作手段とを有することを特徴と
する外科用器具。 - 【請求項2】 前記開閉部材を介し、前記第1の外科動
作手段および前記第2の外科動作手段を前記挿入杆を軸
心として回転動作する第3の操作手段とを有しているこ
とを特徴とする請求項1記載の外科用器具。 - 【請求項3】 前記第3の操作手段は、該挿入杆を回転
することにより前記第1の外科動作手段および前記第2
の外科動作手段を回転動作させるものである請求項2記
載の外科用器具。 - 【請求項4】 前記挿入杆は、前記開閉部材の一方と連
結する第1の杆体と、前記開閉部材の他方と連結する第
2の杆体とで構成されており、前記第3の操作手段は、
前記第1の杆体と前記第2の杆体をそれぞれその軸を中
心に回転することにより前記第1の外科動作手段および
前記第2の外科動作手段をそれぞれ独立して回転動作さ
せるものである請求項2に記載の外科用器具。 - 【請求項5】 前記第1の操作手段は、前記挿入杆の基
端部から先端部にかけて設けられ、長手方向の移動によ
り前記開閉部材を駆動する駆動体と、前記挿入杆の基端
部に設けられ、前記駆動体を長手方向に移動させて前記
開閉部材を遠隔操作する駆動体移動手段とで構成されて
いる請求項1ないし3のいずれかに記載の外科用器具。 - 【請求項6】 前記第1の操作手段は、前記挿入杆に沿
って設けられた長尺の操作杆と、該操作杆と前記開閉部
材との間に設けられ、前記操作杆および前記開閉部材に
対してそれぞれ揺動自在に連結された一対の揺動部材
と、前記操作杆の基端部に設けられ、前記操作杆を長手
方向に移動操作する操作杆移動手段とで構成されている
請求項1に記載の外科用器具。 - 【請求項7】 前記第1の操作手段は、前記各開閉部材
に固定された2本のワイヤと、該ワイヤをそれぞれ牽引
する牽引手段とで構成されている請求項1ないし4のい
ずれかに記載の外科用器具。 - 【請求項8】 前記第1の外科動作手段および前記第2
の外科動作手段は、それぞれ、少なくとも一方が駆動し
て開閉する一対の開閉体を有してなるものである請求項
1ないし7のいずれかに記載の外科用器具。 - 【請求項9】 前記第1の外科動作手段および前記第2
の外科動作手段は、前記開閉部材の先端部と、前記挿入
杆の先端部から離間した位置において前記開閉部材に対
し回動自在に連結した可動片とで構成されている請求項
1ないし7のいずれかに記載の外科用器具。 - 【請求項10】 前記開閉体の間に、前記開閉体を開く
方向に付勢する付勢部材が設置されている請求項8記載
の外科用器具。 - 【請求項11】 前記第2の操作手段は、前記可動片の
一方に先端が固定された第1のワイヤと、前記可動片の
他方に先端が固定された第2のワイヤと、前記第1のワ
イヤおよび前記第2のワイヤをそれぞれ基端方向に牽引
する牽引手段とで構成されている請求項9に記載の外科
用器具。 - 【請求項12】 前記第1および第2の外科動作手段に
より、それぞれ体腔内の異なる処置部位を把持可能な鉗
子を構成するものである請求項1ないし11のいずれか
に記載の外科用器具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7090762A JPH08280700A (ja) | 1995-04-17 | 1995-04-17 | 外科用器具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7090762A JPH08280700A (ja) | 1995-04-17 | 1995-04-17 | 外科用器具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08280700A true JPH08280700A (ja) | 1996-10-29 |
Family
ID=14007625
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7090762A Pending JPH08280700A (ja) | 1995-04-17 | 1995-04-17 | 外科用器具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08280700A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005058626A (ja) * | 2003-08-20 | 2005-03-10 | Pentax Corp | 内視鏡用クリップ装置 |
| JP2014512870A (ja) * | 2011-02-10 | 2014-05-29 | シェルウィンター,ダニー,エイ. | 腹腔鏡下手術用開創器 |
| JP2015035990A (ja) * | 2013-08-10 | 2015-02-23 | 国立大学法人 千葉大学 | 手術用器具 |
| JP2023036555A (ja) * | 2021-09-02 | 2023-03-14 | 邁斯科生醫股▲分▼有限公司 | 血管挟持用鉗子のクリッパー及びそれの復帰機構 |
-
1995
- 1995-04-17 JP JP7090762A patent/JPH08280700A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005058626A (ja) * | 2003-08-20 | 2005-03-10 | Pentax Corp | 内視鏡用クリップ装置 |
| JP2014512870A (ja) * | 2011-02-10 | 2014-05-29 | シェルウィンター,ダニー,エイ. | 腹腔鏡下手術用開創器 |
| JP2015035990A (ja) * | 2013-08-10 | 2015-02-23 | 国立大学法人 千葉大学 | 手術用器具 |
| JP2023036555A (ja) * | 2021-09-02 | 2023-03-14 | 邁斯科生醫股▲分▼有限公司 | 血管挟持用鉗子のクリッパー及びそれの復帰機構 |
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