JPH08280714A - 歯科ロストワックス鋳造法における埋没鋳型の脱ロウおよび予備乾燥方法 - Google Patents

歯科ロストワックス鋳造法における埋没鋳型の脱ロウおよび予備乾燥方法

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JPH08280714A
JPH08280714A JP11789595A JP11789595A JPH08280714A JP H08280714 A JPH08280714 A JP H08280714A JP 11789595 A JP11789595 A JP 11789595A JP 11789595 A JP11789595 A JP 11789595A JP H08280714 A JPH08280714 A JP H08280714A
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JP
Japan
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wax
casting mold
dewaxing
investment casting
mold
Prior art date
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Pending
Application number
JP11789595A
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English (en)
Inventor
Seiji Kihara
誠治 木原
Toshimasa Otsuki
敏正 大月
Yukio Imada
幸生 今田
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KIYUUTAI DENTO SERAMU KK
Original Assignee
KIYUUTAI DENTO SERAMU KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明は歯科ロストワックス鋳造法におい
て、ワックス焼却前に埋没鋳型のワックスの脱ロウと埋
没鋳型の予備乾燥を行うことにより、埋没鋳型の内表面
を粗したり、鋳型の強度を落とすことなく埋没鋳型を製
作し、適合性の良好な鋳造物を得ることを目的とする。 【構成】 本発明は、高温に加熱した金属材料あるいは
セラミック材料の保有熱を利用することを特徴とする歯
科ロストワックス鋳造法における埋没鋳型の脱ロウおよ
び予備乾燥方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は歯科技工で行われている
埋没材を用いたロストワックス鋳造法の脱ロウおよび予
備乾燥に関するものである。
【0002】
【従来の技術】歯科鋳造用材料の鋳造には一般にロスト
ワックス法が用いられており、歯科用耐火埋没材で埋没
されたワックスパターンは、ワックス焼却用の電気炉中
で800℃付近まで昇温し焼却される。この際ワックス
焼却の前工程として特別に脱ロウを行うことはほとんど
なく、昇温中に炉内で自然に脱ロウされるのが通例であ
る。
【0003】最近では歯科用耐火埋没材自体が急速昇温
に耐えうるように改良されたため、ワックスの焼却時間
を短縮する目的で、あるいは焼却炉の昇温が完了してい
ればいつでも焼却でき、すでに焼却中であっても炉内に
追加できるという効率の良さから、埋没、硬化後にワッ
クスパターンを800℃付近に保った電気炉へ直接投入
して、急速加熱し焼却することが増えている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】歯科鋳造用材料のロス
トワックス法による鋳造において、ワックス焼却後の埋
没鋳型の面粗れは鋳造物の適合性に深く関わってくる重
要な問題である。室温より昇温してワックス焼却する場
合は、昇温中に自然に炉内で脱ロウされるので埋没鋳型
の内表面が粗れることは少ない。しかし、急速加熱して
焼却するタイプの埋没鋳型では急激なワックスの沸騰と
埋没鋳型に含まれる水分の蒸発により埋没材の面粗れが
起る。
【0005】急速加熱によりワックスを焼却しようとし
た場合、脱ロウせずに行うと800℃付近という炉内の
高温によりワックスが急激に熱せられ激しい沸騰状態と
なる。また、埋没鋳型の急激な乾燥による水蒸気の吹き
出しが沸騰したワックスと埋没鋳型材との接触面で起こ
る。これらのことが埋没鋳型の内表面を粗したり、鋳型
の強度を落とす原因になっている。
【0006】このためワックスを焼却前に予め低温で加
熱して埋没鋳型の脱ロウと予備乾燥をすることが望まし
いが、脱ロウおよび予備乾燥を焼却前に行うためには焼
却用とは別に専用炉が必要となる。しかし、これでは時
間と手間が掛かり、室温より昇温してワックス焼却する
従来の方法と大差ないことからほとんど実施されていな
いのが現状である。
【0007】一方、ロストワックス法におけるワックス
の焼却の際には、ワックスに起因する多量の排ガスが発
生し、排気設備が完全でないと技工室内が汚染され、そ
こで作業する人にとって健康上問題となる。特に、多量
のワックスパターンを連続して焼却する際には、発生し
たワックスの排ガスを室外へ排気して技工室内が汚染さ
れないようにし、さらに大気を汚染しないための排ガス
処理設備が必要となる。
【0008】また、一度に大量にワックスを焼却した場
合、炉内雰囲気の酸化状態が十分に保てず、完全に焼却
するのに時間が掛かることも問題である。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明では、専用の電気
炉を用いずに脱ロウおよび予備乾燥をするための方法を
提供するものである。すなわち、本発明は高温に加熱し
た金属材料あるいはセラミック材料の保有熱を利用する
歯科技工ロストワックス鋳造法における埋没鋳型の脱ロ
ウおよび予備乾燥方法である。
【0010】本発明において使用される金属材料あるい
はセラミック材料の材質は800℃の温度に耐えうるも
のならば特に限定されない。金属材料では鋳鍛鋼、ステ
ンレス鋼、ニッケル鋼、クロム鋼など、セラミック材料
ではアルミナ、マグネシア、ジルコニア、ムライトなど
が使用可能である。
【0011】本発明においては、金属材料あるいはセラ
ミック材料をリング状や箱状、または板状に加工したも
の(以下加工物という)を用意し、これを高温に予熱し
て、埋没、硬化後の埋没鋳型に接触あるいは近接させて
これらの加工物の保有熱により脱ロウと予備乾燥を簡単
に行うものである。これによりワックスは融解し埋没鋳
型の外に流出し、水分も穏やかに蒸発する。この加工物
の予熱方法は特に限定されないが、800℃に保ったワ
ックス焼却炉に投入して加熱することが最も簡便であ
る。
【0012】本発明で使用される金属あるいはセラミッ
ク製の加工物は、ロストワックス法で使用した埋没鋳型
の大きさと効果的に脱ロウするために必要な熱量を考慮
して材質、形状、寸法が決められる。このとき、加工物
の持つ熱容量が大き過ぎると、埋没鋳型の面粗れを防止
する効果が半減されるし、ワックスが気化し排ガスが出
るため好ましくない。また、逆に加工物の熱容量が小さ
すぎると脱ロウと予備乾燥が不十分となる。この加工物
は繰り返し利用することができる。
【0013】
【作用】埋没鋳型は初め、800℃付近に熱せられた加
工物が接触あるいは近接するために急激に加熱される
が、ワックスパタ−ンが埋没されている鋳型中央部に熱
が達するのに若干の時間が必要となる。適当な熱容量を
持つ加工物を使用することにより、ワックスが加熱され
脱ロウが始まるころには加工物の温度も下がってきてお
り、過度に加熱することなく脱ロウでき、短時間で脱ロ
ウと予備乾燥を終了することができる。
【0014】加工物が冷えて脱ロウおよび予備乾燥が終
了すると、埋没鋳型を800℃付近の温度に保ったワッ
クス焼却炉に投入する。こうすることによりワックス焼
却炉内で焼却されるワックスの量は少量となり、排ガス
の発生量を大幅に抑えることができる。また、脱ロウ時
に、埋没鋳型から流れ出したワックスを受けるためのト
レイなどを用いることにより、ワックスを回収し再利用
することもできる。
【0015】
【実施例】内径30mm、外径32mm、高さ40mm
の埋没鋳型用リングに、歯冠修復物のワックスパタ−ン
をリン酸塩系耐火埋没材を用いて埋没し硬化させて埋没
鋳型を得た。この埋没鋳型の外側に800℃に加熱した
内径35mm、厚さ3mm、高さ30mmのステンレス
製リングを被せ、5分間脱ロウおよび予備乾燥を行っ
た。この後、埋没鋳型は800℃に保った電気炉内で3
0分間焼却し、冷却後、埋没鋳型の内表面を顕微鏡で観
察した。また、脱ロウ時に流れ出したワックスをトレイ
に回収しその量を測定した。その結果、脱ロウせずに8
00℃で急速加熱してワックスを焼却したものと比較し
て埋没材鋳型内表面の粗れが極端に少なく、100℃の
低温で30分間加熱して脱ロウした場合と同等の滑らか
さであった。実施した方法では約3分間でワックスの流
出が終了しており、埋没したワックスの内の約80%が
回収された。
【0016】また、実施した方法で製作した埋没鋳型を
用いて鋳造した歯冠修復物は、脱ロウ処理をせずに80
0℃急速加熱焼却した埋没鋳型を用いて得た歯冠修復物
に比べ、適合性に優れ、鋳肌面も滑らかであった。
【0017】
【発明の効果】本発明は、繰り返し使用可能な金属材料
あるいはセラミック材料製の加工物を別に用意するだけ
で、従来のワックス焼却用電気炉を利用して、ワックス
の脱ロウと埋没鋳型の予備乾燥を行うことにより、埋没
鋳型の内表面を粗したり、鋳型の強度を落とすことなく
埋没鋳型を製作することができ、適合性の良好な鋳造物
を得ることができるものである。さらに、本発明によれ
ばワックス焼却炉中で焼却されるワックスは少量となる
ので環境汚染の心配もなく、ワックスの回収、再利用も
可能となる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高温に加熱した金属材料あるいはセラミ
    ック材料の保有熱を利用することを特徴とする歯科ロス
    トワックス鋳造法における埋没鋳型の脱ロウおよび予備
    乾燥方法。
JP11789595A 1995-04-19 1995-04-19 歯科ロストワックス鋳造法における埋没鋳型の脱ロウおよび予備乾燥方法 Pending JPH08280714A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11789595A JPH08280714A (ja) 1995-04-19 1995-04-19 歯科ロストワックス鋳造法における埋没鋳型の脱ロウおよび予備乾燥方法

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JP11789595A JPH08280714A (ja) 1995-04-19 1995-04-19 歯科ロストワックス鋳造法における埋没鋳型の脱ロウおよび予備乾燥方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08280714A true JPH08280714A (ja) 1996-10-29

Family

ID=14722875

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11789595A Pending JPH08280714A (ja) 1995-04-19 1995-04-19 歯科ロストワックス鋳造法における埋没鋳型の脱ロウおよび予備乾燥方法

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JP (1) JPH08280714A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104148583A (zh) * 2014-08-20 2014-11-19 无锡柯马机械有限公司 一种熔模铸造方法
CN118750994A (zh) * 2024-07-16 2024-10-11 苏州高晶新材料科技有限公司 一种高温合金铸造过程的蜡烟处理系统及工艺

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