JPH08280869A - 投球機の球供給装置 - Google Patents

投球機の球供給装置

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JPH08280869A
JPH08280869A JP11228995A JP11228995A JPH08280869A JP H08280869 A JPH08280869 A JP H08280869A JP 11228995 A JP11228995 A JP 11228995A JP 11228995 A JP11228995 A JP 11228995A JP H08280869 A JPH08280869 A JP H08280869A
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discharge port
ball
balls
bottom plate
rotating body
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Kazu Nozato
和 野里
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 球供給装置の収納容器に多数の球を収容させ
た場合でも、投球機本体に対する球の所定の供給がより
確実に行われるようにする。 【構成】 収納容器9を軸心11が上下方向に延びる円
筒体12と、この円筒体12の下部開口を閉じる底板1
3とで構成する。平面視で、この底板13の一側部に球
2の排出口19を形成すると共に、この排出口19を投
球機本体6に連通させる。上記底板13の上方近傍で上
下方向に延びる軸心を回転中心26としてその一方向に
回転駆動しその上面で各球2を支持する回転体25を設
ける。上記回転体25の回転方向でみて、上記排出口1
9の後方近傍における上記円筒体12の下部内周面と上
記底板13の外縁部上面とに架設されてその上面で上記
球2を支持する傾斜板37を設ける。この傾斜板37の
平面視の幅寸法Cと、側面視の高さ寸法とを、上記排出
口19の後方からこの排出口19に近づくに従い大きく
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、野球の打撃練習や捕
球練習等に用いられる投球機に関し、より詳しくは、球
を投球する投球機本体に多数の球を1つづつ間断なく連
続的に供給可能とする球供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記球供給装置には、従来、次のように
構成されたものがある。
【0003】即ち、多数の球を収容する収納容器が、球
を投球する投球機本体の上方に配置されている。上記収
納容器は軸心が上下方向に延びる円筒体と、この円筒体
の下部開口を閉じる底板とで構成されている。平面視
で、この底板の一側部に球の排出口が形成されると共
に、この排出口をその下方に位置する上記投球機本体に
連通させて上記収納容器内の球を同上投球機本体に案内
する案内通路が設けられている。また、上記底板の上方
近傍で上下方向に延びる軸心を回転中心としてその一方
向に回転駆動しその上面で各球を支持する回転体が設け
られている。
【0004】そして、上記回転体が回転駆動すれば、収
納容器内の各球が上記回転体に直接的、間接的に押され
て、この回転体と同じ方向に全体的に回転させられ、こ
れにより、各球が1つづつ次々と上記排出口に落下し、
ここから案内路を通って投球機本体に供給されるように
なっている。そして、この投球機本体によって、上記各
球が1つづつ所定間隔で投球され、これら投球された各
球に対し、打撃練習等が行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来構
成によれば、収納容器に多数の球が収容されたときに
は、この収納容器の底部では、収容された球の自重によ
って各球は互いに大きい圧接力で接することとなる。ま
た、上記回転体の回転によって、これら球が全体的に回
転させられるときには、これら球が更に大きい圧接力で
互いに接すると共に、収納容器の円筒体の内周面に大き
い圧接力で接することともなる。
【0006】しかも、上記した球は一般にその表面が皮
やゴム材で成形されていて、摩擦係数が大きいため、上
記圧接力により、一部の球群がブロック化するおそれが
ある。
【0007】そして、このように球群がブロック化した
ときには、この球群が上記回転体の回転に伴い上記排出
口の上方に達したとき、これがいわゆるブリッジ状とな
って、この球群からは球が上記排出口に落下しなくな
り、よって、投球機本体への球の所定の供給ができなく
なるという問題を生じる。
【0008】また、上記のように球群がブロック化する
と、上記圧接力が益々大きくなって、回転体を回転駆動
させるための必要動力が大きくなり、その分、投球機の
球供給装置の構成が複雑になるという問題もある。
【0009】
【発明の目的】この発明は、上記のような事情に注目し
てなされたもので、球供給装置の収納容器に多数の球を
収容させた場合でも、投球機本体に対する球の所定の供
給がより確実に行われるようにすることを目的とする。
【0010】また、この発明の他の目的は、構成の簡単
な球供給装置を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
のこの発明の投球機の球供給装置は、次の如くである。
【0012】請求項1の発明は、投球機本体6に供給す
る多数の球2を収容する収納容器9を設け、この収納容
器9を軸心11が上下方向に延びる円筒体12と、この
円筒体12の下部開口を閉じる底板13とで構成し、平
面視で、この底板13の一側部に球2の排出口19を形
成すると共に、この排出口19をその下方に位置する上
記投球機本体6に連通させて上記収納容器9内の球2を
案内する案内通路22を設け、上記底板13の上方近傍
で上下方向に延びる軸心を回転中心26としてその一方
向に回転駆動しその上面で各球2を支持する回転体25
を設けた場合において、上記回転体25の回転方向でみ
て、上記排出口19の後方近傍における上記円筒体12
の下部内周面と上記底板13の外縁部上面とに架設され
てその上面で上記球2を支持する傾斜板37を設け、こ
の傾斜板37の平面視の幅寸法Cと、側面視の高さ寸法
Dとを、上記排出口19の後方からこの排出口19に近
づくに従い大きくしたものである。
【0013】請求項2の発明は、平面視で、回転体25
の回転中心26を円筒体12の軸心11を中心として、
排出口19とは反対側に偏位させたものである。
【0014】請求項3の発明は、排出口19の前方近傍
における円筒体12の下部内周面と底板13の外縁部上
面とに架設されてその上面で上記球2を支持する他の傾
斜板40を設け、この他の傾斜板40の平面視の幅寸法
Eと、側面視の高さ寸法Fとを、上記排出口19側から
その前方に向うに従い大きくしたものである。
【0015】請求項4の発明は、回転体25をほぼ平坦
な円板形状とし、この回転体25を排出口19に向うに
従い下方に向けて傾斜させたものである。
【0016】
【作 用】上記構成による作用は次の如くである。
【0017】請求項1の発明の球供給装置7によって、
この球供給装置7の収納容器9に収容してある球2を投
球機本体6に供給しようとする場合には、回転体25を
その回転中心26回りで一方向に回転駆動させる(図1
中矢印B)。
【0018】すると、上記回転体25に支持された各球
2を含め、上記収納容器9内の各球2が上記回転体25
に直接的、間接的に押されて、この回転体25と同じ方
向に全体的に回転させられる。
【0019】上記回転体25と球2の回転中、収容され
た多数の球2のうち、排出口19の後方からこの排出口
19に近づく一部の球2群は、上記傾斜板37の上面に
支持される状態となる。
【0020】上記傾斜板37は円筒体12の下部内周面
と底板13の外縁部上面とに架設してあり、このため、
上記傾斜板37の上面は、上記円筒体12の下部内周面
側から同上底板13の外縁部上面側に向うに従い下方に
向って傾斜している。
【0021】また、同上傾斜板37の平面視の幅寸法C
と、側面視の高さ寸法Dとを、上記排出口19の後方か
らこの排出口19に近づくに従い大きくしてあり、この
ため、上記傾斜板37の上面は、上記排出口19にその
後方から近づくに従い、全体的に高さが徐々に高くなっ
ている。
【0022】よって、上記した排出口19の後方からこ
の排出口19に近づいて上記傾斜板37の上面に支持さ
れた球2群は、上記傾斜板37の上面に案内されて、一
旦、上記円筒体12の軸心11側に向うよう案内される
と共に、上昇させられる。これにより、この球2群の各
球2が互いに摺動や転動させられて、流動化され、つま
り、球2群によるブロック化が防止される。
【0023】上記回転体25の回転に伴う各球2の回転
により球2群が上記排出口19の上方に達したとき、上
記球2群は、上記したように既にある程度流動化させら
れているが、これに加え、上記傾斜板37による支持か
ら急に解放されて、上記球2群における各球2の互いの
圧接力が、水平および上下方向で急激させられ、これに
より、上記排出口19の上方に達した上記球2群の流動
化が、より促進されてブロック化がより確実に防止され
る。
【0024】よって、上記球2群のうちのいずれかの球
2が上記排出口19に確実に落下し(図2中矢印G)、
また、この球2群の後続の各球2も上記と同じ作用によ
り、上記排出口19に確実に落下する。そして、これら
球2は案内通路22を通って1つづつ間断なく連続的に
投球機本体6に供給され、この投球機本体6によって、
上記各球2が1つづつ所定間隔で投球され(図2中矢印
A)、これら投球された各球2に対し、打撃練習が行わ
れる。
【0025】請求項2の発明によれば、平面視で、回転
体25の回転中心26を円筒体12の軸心11を中心と
して、排出口19とは反対側に偏位させてある。
【0026】このため、平面視で、上記回転体25の回
転軌跡が排出口19から、より離れることとなる。
【0027】よって、上記排出口19への各球2の落下
が上記回転体25によって邪魔されることが防止され
る。
【0028】また、上記収納容器9に収容された各球2
は、回転体25の回転に伴ってこの回転体25の回転中
心26回りで回転しがちである。しかし、上記したよう
に、回転体25の回転中心26は、上記円筒体12の軸
心11に対し偏位しているため、各球2は、上記回転体
25の回転に伴って回転するときに一定の回転中心を持
たないこととなって、これら各球2は互いに摺動や転動
させられて、流動化され、ブロック化が防止される。
【0029】請求項3の発明によれば、排出口19の前
方近傍における円筒体12の下部内周面と底板13の外
縁部上面とに架設されてその上面で上記球2を支持する
他の傾斜板40を設け、この他の傾斜板40の平面視の
幅寸法Eと、側面視の高さ寸法Fとを、上記排出口19
側からその前方に向うに従い大きくしてある。
【0030】このため、他の傾斜板40は前記傾斜板3
7と同じく、上記円筒体12の下部内周面側から底板1
3の外縁部上面側に向うに従い下方に向って傾斜してい
る。
【0031】また、同上他の傾斜板40の平面視の幅寸
法Eと、側面視の高さ寸法Fとを、上記排出口19側か
らその前方に向うに従い大きくしてあり、このため、上
記他の傾斜板40の上面は、上記排出口19からその前
方に遠ざかるに従い、全体的に高さが徐々に高くなって
いる。
【0032】このため、上記した排出口19からその前
方に遠ざかる球2群は、上記他の傾斜板40の上面に支
持されて、この他の傾斜板40の上面に案内され、一
旦、上記円筒体12の軸心11側に向うよう案内される
と共に、上昇させられる。これにより、この球2群の各
球2が互いに摺動や転動させられて、流動化され、つま
り、球2群によるブロック化が防止される。
【0033】よって、その後に、上記球2群が排出口1
9にその後方から近づくとき、傾斜板37による前記流
動化が、より円滑に行われることとなり、この結果、各
球2は排出口19に向ってより確実に落下する。
【0034】また、上記したように、収納容器9内に収
容された各球2が、回転体25の回転駆動に伴って回転
するとき、これら各球2は、排出口19の前、後におい
て、流動化させられ、つまり、収納容器9に収容された
多数の球2が全体的に常に流動化させられながら、上記
回転体25によって回転させられるため、上記回転体2
5を回転駆動させるための動力は小さくて済む。
【0035】請求項4の発明によれば、回転体25をほ
ぼ平坦な円板形状とし、この回転体25を排出口19に
向うに従い下方に向けて傾斜させてある。
【0036】このため、収納容器9に収容される球2の
数が少なくなったときには、この球2が上記回転体25
の上面を排出口19に向って自然に転動し、よって、球
2が少なくなったときでも、上記各球2は上記排出口1
9に向って迅速、かつ、確実に落下する。
【0037】また、上記回転体25は、平坦な円板形状
であって、簡単な構成であるため、これを部品にした球
供給装置7は構成が簡単になる。
【0038】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面により説明す
る。
【0039】図1から図4において、符号1は投球機
で、この投球機1は球2を図2中矢印Aで示すように投
球するもので、主に野球の打撃練習のいわゆるトスバッ
ティングに用いられる。上記球2は、その表面が皮やゴ
ムで成形されている。
【0040】上記投球機1は、地面3上を所望位置に移
動自在とされる台車5と、この台車5の上面側に着脱自
在に支持されて上記したように球2を投球する投球機本
体6と、多数の球2を収容可能であって、これら球2を
上記投球機本体6に対し1つづつ間断なく連続的に供給
可能とする球供給装置7とで構成されている。
【0041】上記球供給装置7は、上記投球機本体6の
上方に配置されてこの投球機本体6に供給される多数の
球2を収容する板金製の収納容器9を有し、この収納容
器9は上記台車5に対しブラケット10によって着脱自
在に支持されている。
【0042】上記収納容器9は軸心11が上下方向に延
びる円筒体12と、この円筒体12の下部開口を閉じる
ほぼ円形の底板13とで構成され、上記収納容器9の上
端には上方に向って開く開口14が形成され、この開口
14を通し上記収納容器9内に球2が補給可能とされて
いる。なお、上記軸心11は収納容器9の軸心となって
いる。
【0043】上記ブラケット10は上記円筒体12の下
端縁から下方に向って一体的に延びる円筒状ブラケット
15と、上記台車5の上面から上方に突設される複数の
柱状ブラケット16と、これら各柱状ブラケット16の
上端に上記円筒状ブラケット15を着脱自在に固着させ
る締結具17とで構成され、この締結具17への操作に
よって、前記したように、収納容器9が台車5に着脱自
在に支持されている。
【0044】特に図1で示す平面視で、上記底板13の
一側部に、上記収納容器9内の球2を同上収納容器9の
下方に向って排出可能とさせる円形の排出口19が形成
されている。
【0045】図1から図4において、一端が上記排出口
19に連結され、他端が上記投球機本体6の球受入部2
0に連結される案内パイプ21が設けられている。この
案内パイプ21の内部が球2用の案内通路22とされて
いる。この案内通路22は上記排出口19をその下方に
位置する上記投球機本体6の球受入部20に連通させ
て、上記収納容器9内の球2を自然落下式に上記投球機
本体6の球受入部20にまで案内する。
【0046】上記底板13の上方近傍に回転体25が設
けられている。この回転体25はほぼ平坦な円板形状を
なしこの回転体25は上記底板13とほぼ平行に設けら
れている。この回転体25は、上下方向に延びる軸心を
回転中心26として、回転自在となるよう上記底板13
側に支承され、その上面側に収納容器9内の各球2が支
持されている。
【0047】上記底板13側への回転体25の支承構造
につき、より詳しく説明すると、上記底板13の下面側
に、減速電動機である駆動手段28が取り付けられてい
る。この駆動手段28の出力軸29が上記底板13を貫
通して収納容器9の底部内に突出している。上記出力軸
29は上記回転中心26と同軸上に位置し、上記出力軸
29の突出端に上記回転体25が取り付けられている。
また、上記底板13には複数箇所にボール式の支承体3
0が設けられ、これら支承体30によって、上記回転体
25の径方向中途部が上記底板13に支承されている。
【0048】そして、上記駆動手段28を電気的にオン
して駆動させれば、上記回転体25が回転中心26回り
で、図1中矢印Bで示すように一方向に向って回転駆動
させられる。
【0049】特に図1において、平面視で、上記回転体
25の回転中心26は、上記円筒体12の軸心11を中
心として、上記排出口19とは反対側に偏位させられて
いる。これにより、上記排出口19の少なくとも一部は
回転体25の回転軌跡とは重ならないこととされてい
る。
【0050】上記の場合、底板13と回転体25とは互
いにほぼ平行で、上記排出口19に向うに従い下方に向
けて傾斜させられている。この傾斜分、上記回転中心2
6は垂線に対し傾斜している。
【0051】上記回転体25は、上記軸心11上で、上
記出力軸29に支持された板金製の平坦な円板状の回転
体本体32と、この回転体本体32の外縁部の上面側に
締結具33により着脱自在に取り付けられる偏平な弾性
の係合体34とで構成されている。この係合体34の一
部は上記回転体本体32から径方向外方に突出してい
る。
【0052】全図において、上記回転体25の回転方向
(矢印B)でみて、上記排出口19の後方近傍における
上記円筒体12の下部内周面と、上記底板13の外縁部
上面とに板金製の傾斜板37が架設されている。この傾
斜板37の横断面形状はほぼ直線的に延び、その両端は
溶接等によって、上記円筒体12と底板13とに固着さ
れている。そして、上記傾斜板37はその上面側で収納
容器9内の各球2の一部を支持している。
【0053】上記傾斜板37の平面視での幅寸法Cと、
側面視の高さ寸法Dとは、同上回転体25の回転方向で
みて、上記排出口19の後方からこの排出口19に近づ
くに従い漸次大きくされている。また、上記傾斜板37
の排出口19側の端縁から上記排出口19の開口縁に向
って円弧凹状の案内板38が延びている。
【0054】同上回転体25の回転方向でみて、上記排
出口19の前方近傍における上記円筒体12の下部内周
面と、上記底板13の外縁部上面とに板金製の他の傾斜
板40が架設されている。この他の傾斜板40の横断面
形状はほぼ直線的に延び、その両端は溶接等によって上
記円筒体12と底板13とに固着されている。そして、
上記した他の傾斜板40はその上面側で収納容器9内の
各球2の一部を支持している。
【0055】上記他の傾斜板40の平面視の幅寸法E
と、側面視の高さ寸法Fとは、同上回転体25の回転方
向でみて、上記排出口19側の部分41では、その前方
に向うに従い漸次大きくされている。また、上記他の傾
斜板40において、上記した排出口19側の部分41よ
りも前方の部分42では、前方に向うに従い上記幅寸法
Eと高さ寸法Fはともに漸次小さくされている。
【0056】上記投球機1によって球2を投球させよう
とする場合には、まず、球供給装置7の収納容器9にそ
の開口14を通して多数の球2を補給する。
【0057】次に、駆動手段28を駆動させて回転体2
5をその回転中心26回りでその一方向に回転駆動させ
る(図1中矢印B)。すると、上記回転体25に支持さ
れた各球2を含め、上記収納容器9内の各球2が回転体
25の回転体本体32、および係合体34により直接
的、間接的に押されて、上記回転体25と同じ方向に全
体的に回転させられる。
【0058】上記の場合、係合体34は弾性体で成形さ
れているため、上記各球2と大きい摩擦力で係合する。
よって、上記係合体34は偏平であっても、つまり、回
転体25がほぼ平坦な形状であっても、これは各球2を
効果的に押して回転させる。
【0059】上記回転体25と球2の回転中、収容され
た多数の球2のうち、排出口19の後方からこの排出口
19に近づく一部の球2群は、上記傾斜板37の上面に
支持される状態となる。
【0060】上記傾斜板37は円筒体12の下部内周面
と底板13の外縁部上面とに架設されており、このた
め、上記傾斜板37の上面は、上記円筒体12の下部内
周面側から同上底板13の外縁部上面側に向うに従い下
方に向って傾斜している。
【0061】また、同上傾斜板37の平面視の幅寸法C
と、側面視の高さ寸法Dとは、上記排出口19の後方か
らこの排出口19に近づくに従い大きくされており、こ
のため、上記傾斜板37の上面は、上記排出口19にそ
の後方から近づくに従い、全体的に高さが徐々に高くな
っている。
【0062】よって、上記した排出口19の後方からこ
の排出口19に近づいて上記傾斜板37の上面に支持さ
れた球2群は、上記傾斜板37の上面に案内されて、一
旦、上記円筒体12の軸心11側に向うよう案内される
と共に、上昇させられる。これにより、この球2群の各
球2が互いに摺動や転動させられて、流動化され、つま
り、球2群によるブロック化が防止される。
【0063】上記回転体25の回転に伴う各球2の回転
により球2群が上記排出口19の上方に達したとき、上
記球2群は、上記したように既にある程度流動化させら
れているが、これに加え、上記傾斜板37による支持か
ら急に解放されて、上記球2群における各球2の互いの
圧接力が、水平および上下方向で急激させられ、これに
より、上記排出口19の上方に達した上記球2群の流動
化が、より促進されてブロック化がより確実に防止され
る。
【0064】よって、上記球2群のうちのいずれかの球
2が上記排出口19に確実に落下し(図2中矢印G)、
また、この球2群の後続の各球2も上記と同じ作用によ
り、上記排出口19に確実に次々と落下する。そして、
これら球2は案内通路22を通って1つづつ間断なく連
続的に投球機本体6に供給され、この投球機本体6によ
って、上記各球2が1つづつ所定間隔で投球され(図2
中矢印A)、これら投球された各球2に対し、打撃練習
が行われる。
【0065】上記の場合、傾斜板37の上面はほぼ平坦
な面であるため、この上面に支持される各球2は、上記
傾斜板37の上面を円滑に摺動や転動することから、こ
れら各球2が上記傾斜板37の上面から反力を受けて互
いに圧接力が無用に大きくなるということが防止され
る。
【0066】よって、この点でも、球2群のブロック化
が防止されて、排出口19の上方に達した球2は排出口
19に確実に落下し、これら球2は案内通路22を通っ
て次々と投球機本体6に供給される。
【0067】また、上記傾斜板37は板材で成形された
ものであって、単純な形状であるため、これを部品とし
た球供給装置7は構成が簡単になる。
【0068】図1において、平面視で、上記回転体25
の回転中心26は円筒体12の軸心11を中心として、
排出口19とは反対側に偏位させられているため、上記
回転体25の回転軌跡が排出口19から、より離れるこ
ととなる。
【0069】よって、上記排出口19への各球2の落下
が上記回転体25によって邪魔されることが防止され
て、上記球2は上記排出口19に向って、より確実に落
下する。
【0070】上記収納容器9に収容された各球2は、回
転体25の回転に伴ってこの回転体25の回転中心26
回りで回転しがちであるが、上記したように、回転体2
5の回転中心26は、上記円筒体12の軸心11に対し
偏位しているため、各球2は、上記回転体25の回転に
伴って回転するときに一定の回転中心を持たないことと
なって、これら各球2は互いに摺動や転動させられて、
流動化され、ブロック化が防止される。
【0071】また、前記したように他の傾斜板40を設
けたため、上記した排出口19からその前方に遠ざかる
球2群は、上記他の傾斜板40の上面に支持されて、こ
の他の傾斜板40の上面に案内され、一旦、上記円筒体
12の軸心11側に向うよう案内されると共に、上昇さ
せられる。これにより、この球2群の各球2が互いに摺
動や転動させられて、流動化され、つまり、球2群によ
るブロック化が防止される。
【0072】よって、その後に、上記球2群が排出口1
9にその後方から近づくとき、傾斜板37による前記流
動化が、より円滑に行われることとなり、この結果、各
球2は排出口19に向ってより確実に落下する。
【0073】また、上記したように、収納容器9内に収
容された各球2が、回転体25の回転駆動に伴って回転
するとき、これら各球2は、排出口19の前、後におい
て、流動化させられ、つまり、収納容器9に収容された
多数の球2が全体的に常に流動化させられながら、上記
回転体25によって回転させられるため、上記回転体2
5を回転駆動させるための動力は小さくて済む。
【0074】また、上記回転体25はほぼ平坦な円板形
状とされ、この回転体25は排出口19に向うに従い下
方に向けて傾斜させられている。
【0075】このため、収納容器9に収容される球2の
数が少なくなったときには、この球2が上記回転体25
の上面を排出口19に向って自然に転動し、よって、球
2が少なくなったときでも、上記各球2は上記排出口1
9に向って迅速、かつ、確実に落下する。
【0076】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、投球機本体に
供給する多数の球を収容する収納容器を設け、この収納
容器を軸心が上下方向に延びる円筒体と、この円筒体の
下部開口を閉じる底板とで構成し、平面視で、この底板
の一側部に球の排出口を形成すると共に、この排出口を
その下方に位置する上記投球機本体に連通させて上記収
納容器内の球を案内する案内通路を設け、上記底板の上
方近傍で上下方向に延びる軸心を回転中心としてその一
方向に回転駆動しその上面で各球を支持する回転体を設
けた投球機の球供給装置において、上記回転体の回転方
向でみて、上記排出口の後方近傍における上記円筒体の
下部内周面と上記底板の外縁部上面とに架設されてその
上面で上記球を支持する傾斜板を設け、この傾斜板の平
面視の幅寸法と、側面視の高さ寸法とを、上記排出口の
後方からこの排出口に近づくに従い大きくしてあり、こ
のため、次の効果が生じる。
【0077】即ち、上記構成の球供給装置の収納容器に
収容してある球を投球機本体に供給しようとする場合に
は、回転体をその回転中心回りで一方向に回転駆動させ
る。
【0078】すると、上記回転体に支持された各球2を
含め、上記収納容器内の各球が上記回転体に直接的、間
接的に押されて、この回転体と同じ方向に全体的に回転
させられる。
【0079】上記回転体と球の回転中、収容された多数
の球のうち、排出口の後方からこの排出口に近づく一部
の球群は、上記傾斜板の上面に支持される状態となる。
【0080】上記傾斜板は円筒体の下部内周面と底板の
外縁部上面とに架設してあり、このため、上記傾斜板の
上面は、上記円筒体の下部内周面側から同上底板の外縁
部上面側に向うに従い下方に向って傾斜している。
【0081】また、同上傾斜板の平面視の幅寸法と、側
面視の高さ寸法とを、上記排出口の後方からこの排出口
に近づくに従い大きくしてあり、このため、上記傾斜板
の上面は、上記排出口にその後方から近づくに従い、全
体的に高さが徐々に高くなっている。
【0082】よって、上記した排出口の後方からこの排
出口に近づいて上記傾斜板の上面に支持された球群は、
上記傾斜板の上面に案内されて、一旦、上記円筒体の軸
心側に向うよう案内されると共に、上昇させられる。こ
れにより、この球群の各球が互いに摺動や転動させられ
て、流動化され、つまり、球群によるブロック化が防止
される。
【0083】上記回転体の回転に伴う各球の回転により
球群が上記排出口の上方に達したとき、上記球群は、上
記したように既にある程度流動化させられているが、こ
れに加え、上記傾斜板による支持から急に解放されて、
上記球群における各球の互いの圧接力が、水平および上
下方向で急激させられ、これにより、上記排出口の上方
に達した上記球群の流動化が、より促進されてブロック
化がより確実に防止される。
【0084】よって、上記球群のうちのいずれかの球が
上記排出口に確実に落下し、また、この球群の後続の各
球も上記と同じ作用により、上記排出口に確実に落下す
る。そして、これら球は案内通路を通って投球機本体に
供給され、この投球機本体によって、上記各球が投球さ
れ、これら投球された各球に対し、打撃練習が行われ
る。
【0085】即ち、収納容器に多数の球を収容させた場
合でも、投球機本体に対する球の所定の供給がより確実
に行われる。
【0086】請求項2の発明によれば、回転体の回転中
心を円筒体の軸心を中心として、排出口とは反対側に偏
位させてある。
【0087】このため、上記回転体の回転軌跡が排出口
から、より離れることとなる。
【0088】よって、上記排出口への各球の落下が上記
回転体によって邪魔されることが防止されて、上記球は
上記排出口に向って、より確実に落下する。
【0089】また、上記収納容器に収容された各球は、
回転体の回転に伴ってこの回転体の回転中心回りで回転
しがちである。しかし、上記したように、回転体の回転
中心は、上記円筒体の軸心に対し偏位しているため、各
球は、上記回転体の回転に伴って回転するときに一定の
回転中心を持たないこととなって、これら各球は互いに
摺動や転動させられて、流動化され、各球は排出口に向
ってより確実に落下し、投球機本体に対する球の所定の
供給が更に確実に行われる。
【0090】請求項3の発明によれば、排出口の前方近
傍における円筒体の下部内周面と底板の外縁部上面とに
架設されてその上面で上記球を支持する他の傾斜板を設
け、この他の傾斜板の平面視の幅寸法と、側面視の高さ
寸法とを、上記排出口側からその前方に向うに従い大き
くしてある。
【0091】このため、他の傾斜板は前記傾斜板と同じ
く、上記円筒体の下部内周面側から底板の外縁部上面側
に向うに従い下方に向って傾斜している。
【0092】また、同上他の傾斜板の平面視の幅寸法
と、側面視の高さ寸法とを、上記排出口側からその前方
に向うに従い大きくしてあり、このため、上記他の傾斜
板の上面は、上記排出口からその前方に遠ざかるに従
い、全体的に高さが徐々に高くなっている。
【0093】このため、上記した排出口からその前方に
遠ざかる球群は、上記他の傾斜板の上面に支持されて、
この他の傾斜板の上面に案内され、一旦、上記円筒体の
軸心側に向うよう案内されると共に、上昇させられる。
これにより、この球群の各球が互いに摺動や転動させら
れて、流動化され、つまり、球群によるブロック化が防
止される。
【0094】よって、その後に、上記球群が排出口にそ
の後方から近づくとき、傾斜板による前記流動化が、よ
り円滑に行われることとなり、この結果、各球は排出口
に向ってより確実に落下し、投球機本体に対する球の所
定の供給が更に確実に行われる。
【0095】また、上記したように、収納容器内に収容
された各球が、回転体の回転駆動に伴って回転すると
き、これら各球は、排出口の前、後において、流動化さ
せられ、つまり、収納容器に収容された多数の球が全体
的に常に流動化させられながら、上記回転体によって回
転させられるため、上記回転体を回転駆動させるための
動力は小さくて済む。
【0096】よって、その分、投球機の球供給装置の構
成が簡単になる。
【0097】請求項4の発明によれば、回転体をほぼ平
坦な円板形状とし、この回転体を排出口に向うに従い下
方に向けて傾斜させてある。
【0098】このため、収納容器に収容される球の数が
少なくなったときには、この球が上記回転体の上面を排
出口に向って自然に転動し、よって、球が少なくなった
ときでも、上記各球は上記排出口に向って迅速、かつ、
確実に落下する。
【0099】また、上記回転体は、平坦な円板形状であ
って、簡単な構成であるため、これを部品にした球供給
装置も構成が簡単になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】球供給装置の平面図である。
【図2】投球機の全体側面図である。
【図3】投球機の全体正面図である。
【図4】図1の4‐4線矢視断面図である。
【図5】図1の5‐5線矢視断面図である。
【図6】図1の6‐6線矢視断面図である。
【符号の説明】
1 投球機 2 球 6 投球機本体 7 球供給装置 9 収納容器 11 軸心 12 円筒体 13 底板 19 排出口 22 案内通路 25 回転体 26 回転中心 28 駆動手段 32 回転体本体 33 締結具 34 係合体 37 傾斜板 40 他の傾斜板 C 幅寸法 D 高さ寸法 E 幅寸法 F 高さ寸法

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 投球機本体に供給する多数の球を収容す
    る収納容器を設け、この収納容器を軸心が上下方向に延
    びる円筒体と、この円筒体の下部開口を閉じる底板とで
    構成し、平面視で、この底板の一側部に球の排出口を形
    成すると共に、この排出口をその下方に位置する上記投
    球機本体に連通させて上記収納容器内の球を案内する案
    内通路を設け、上記底板の上方近傍で上下方向に延びる
    軸心を回転中心としてその一方向に回転駆動しその上面
    で各球を支持する回転体を設けた投球機の球供給装置に
    おいて、 上記回転体の回転方向でみて、上記排出口の後方近傍に
    おける上記円筒体の下部内周面と上記底板の外縁部上面
    とに架設されてその上面で上記球を支持する傾斜板を設
    け、この傾斜板の平面視の幅寸法と、側面視の高さ寸法
    とを、上記排出口の後方からこの排出口に近づくに従い
    大きくした投球機の球供給装置。
  2. 【請求項2】 平面視で、回転体の回転中心を円筒体の
    軸心を中心として、排出口とは反対側に偏位させた請求
    項1に記載の投球機の球供給装置。
  3. 【請求項3】 排出口の前方近傍における円筒体の下部
    内周面と底板の外縁部上面とに架設されてその上面で上
    記球を支持する他の傾斜板を設け、この他の傾斜板の平
    面視の幅寸法と、側面視の高さ寸法とを、上記排出口側
    からその前方に向うに従い大きくした請求項1、もしく
    は2に記載の投球機の球供給装置。
  4. 【請求項4】 回転体をほぼ平坦な円板形状とし、この
    回転体を排出口に向うに従い下方に向けて傾斜させた請
    求項1から3のうちいずれか1つに記載の投球機の球供
    給装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN119221889A (zh) * 2024-10-23 2024-12-31 四川惠士特能源装备有限公司 一种针对水淹井复产的泡排球自动投球装置

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