JPH08281246A - 汚染土壌の処理方法 - Google Patents
汚染土壌の処理方法Info
- Publication number
- JPH08281246A JPH08281246A JP7109016A JP10901695A JPH08281246A JP H08281246 A JPH08281246 A JP H08281246A JP 7109016 A JP7109016 A JP 7109016A JP 10901695 A JP10901695 A JP 10901695A JP H08281246 A JPH08281246 A JP H08281246A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- soil
- reducing agent
- added
- contaminated soil
- hexavalent chromium
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Fire-Extinguishing Compositions (AREA)
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 無機系還元剤の使用量を低減し、その効果を
長時間維持する。 【構成】 6価クロムを含有する土壌に無機系還元剤を
添加して処理する汚染土壌の処理方法において、無機系
還元剤にCMC、ポリアクリルアマイド、アルギン酸、
グアガム、メチルセロロール、ヒドロキシエチルセルロ
ース等の有機系増粘剤を混入して土壌に添加する。
長時間維持する。 【構成】 6価クロムを含有する土壌に無機系還元剤を
添加して処理する汚染土壌の処理方法において、無機系
還元剤にCMC、ポリアクリルアマイド、アルギン酸、
グアガム、メチルセロロール、ヒドロキシエチルセルロ
ース等の有機系増粘剤を混入して土壌に添加する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、6価クロムを含有する
土壌に無機系還元剤を添加して処理する汚染土壌の処理
方法に関する。
土壌に無機系還元剤を添加して処理する汚染土壌の処理
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、6価クロム(Cr6+)に汚染され
た土壌を処理するには、硫酸第一鉄、金属粉等の無機系
還元剤を土壌に添加、混合して、例えば以下の反応式に
示すように、土壌中の6価クロムを3価クロム(C
r3+)に還元していた。あるいは、遅効性の還元剤とし
てピートモスやワラを混合していた。
た土壌を処理するには、硫酸第一鉄、金属粉等の無機系
還元剤を土壌に添加、混合して、例えば以下の反応式に
示すように、土壌中の6価クロムを3価クロム(C
r3+)に還元していた。あるいは、遅効性の還元剤とし
てピートモスやワラを混合していた。
【0003】 H2 Cr2 O7 +6Fe SO4 +6H2 SO4 →Cr2 (SO4 )3 +3Fe2 (SO4 )3 +7H2 O Cr2 (SO4 )3 +3Ca(OH)2 →2Cr(OH)3 +3CaSO4 Fe2 (SO4 )3 +3Ca(OH)2 →2Fe(OH)3 +3CaSO4
【0004】
【発明が解決しようとする課題】硫酸第一鉄等の無機系
還元剤は、土壌中の6価クロムのみならず、空気中の酸
素にも酸化される。従って、従来のように無機系還元剤
をそのまま添加、混合したのでは、6価クロムの還元に
理論的に必要な量以上に多量の無機系還元剤が必要にな
り、また、無機系還元剤を長時間放置すると効果が低下
する、残効性がないという問題があった。
還元剤は、土壌中の6価クロムのみならず、空気中の酸
素にも酸化される。従って、従来のように無機系還元剤
をそのまま添加、混合したのでは、6価クロムの還元に
理論的に必要な量以上に多量の無機系還元剤が必要にな
り、また、無機系還元剤を長時間放置すると効果が低下
する、残効性がないという問題があった。
【0005】本発明は、このような従来の問題に鑑み、
無機系還元剤の使用量を低減でき、その効果を長時間維
持しうる汚染土壌の処理方法の提供を目的としたもので
ある。
無機系還元剤の使用量を低減でき、その効果を長時間維
持しうる汚染土壌の処理方法の提供を目的としたもので
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の如き従来の問題を
解決し、所期の目的を達成するための本発明の特徴は、
6価クロムを含有する土壌に無機系還元剤を添加して処
理する汚染土壌の処理方法において、無機系還元剤に有
機系増粘剤を混入して土壌に添加することにある。
解決し、所期の目的を達成するための本発明の特徴は、
6価クロムを含有する土壌に無機系還元剤を添加して処
理する汚染土壌の処理方法において、無機系還元剤に有
機系増粘剤を混入して土壌に添加することにある。
【0007】なお、有機系増粘剤は、CMC、ポリアク
リルアマイド、アルギン酸、グアガム、メチルセロロー
ル、ヒドロキシエチルセルロースの内のいずれかである
ことが好ましい。
リルアマイド、アルギン酸、グアガム、メチルセロロー
ル、ヒドロキシエチルセルロースの内のいずれかである
ことが好ましい。
【0008】
【作用】本発明においては、無機系還元剤にCMC、ポ
リアクリルアマイド、アルギン酸、グアガム、メチルセ
ロロール、ヒドロキシエチルセルロース等の有機系増粘
剤を混入することによって、無機系還元剤と空気との接
触が妨げられ、無機系還元剤は、空気中の酸素によって
は酸化されず、土壌中の6価クロムによって酸化され
る。
リアクリルアマイド、アルギン酸、グアガム、メチルセ
ロロール、ヒドロキシエチルセルロース等の有機系増粘
剤を混入することによって、無機系還元剤と空気との接
触が妨げられ、無機系還元剤は、空気中の酸素によって
は酸化されず、土壌中の6価クロムによって酸化され
る。
【0009】
【実施例】次に本発明の実施例について説明する。
【0010】硫酸第一鉄を無機系還元剤とし、CMC
(カルボキシメチルセルロース)を有機系増粘剤とし
て、硫酸第一鉄の0.5%(重量%以下同じ)水溶液に
CMCを0.2%混入することによって処理薬液を構成
した。
(カルボキシメチルセルロース)を有機系増粘剤とし
て、硫酸第一鉄の0.5%(重量%以下同じ)水溶液に
CMCを0.2%混入することによって処理薬液を構成
した。
【0011】そして、この処理薬液を、0.24%の6
価クロムを含有する土壌に対して5%添加して混合し
た。この場合、土壌中の6価クロムを0.01%以下に
低減することができた。
価クロムを含有する土壌に対して5%添加して混合し
た。この場合、土壌中の6価クロムを0.01%以下に
低減することができた。
【0012】また、この処理薬液を、48時間放置した
後に、同様に0.24%の6価クロムを含有する土壌に
対して5%添加して混合した。この場合にも土壌中の6
価クロムを0.01%以下に低減することができた。
後に、同様に0.24%の6価クロムを含有する土壌に
対して5%添加して混合した。この場合にも土壌中の6
価クロムを0.01%以下に低減することができた。
【0013】一方、硫酸第一鉄の0.5%水溶液をその
まま(CMCを混入せずに)、48時間放置した後、
0.24%の6価クロムを含有する土壌に対して5%添
加して混合した場合には、土壌中の6価クロムは0.0
3%までしか低減しなかった。
まま(CMCを混入せずに)、48時間放置した後、
0.24%の6価クロムを含有する土壌に対して5%添
加して混合した場合には、土壌中の6価クロムは0.0
3%までしか低減しなかった。
【0014】このように、硫酸第一鉄の水溶液にCMC
を混入することによって、硫酸第一鉄と空気との接触を
妨げ、硫酸第一鉄が空気中の酸素によって酸化されるこ
とを防止することができる。また、土壌に添加、混合し
た際の土粒子に対する付着性が向上する。従って、一定
量の硫酸第一鉄によって比較的多量の6価クロムを還元
することができ、一定量の6価クロムを還元する場合に
は、硫酸第一鉄の使用量を低減することができる。ま
た、処理薬液を長時間放置しても効果は略んど低下せ
ず、CMC自体も還元剤であるため残効性がある。
を混入することによって、硫酸第一鉄と空気との接触を
妨げ、硫酸第一鉄が空気中の酸素によって酸化されるこ
とを防止することができる。また、土壌に添加、混合し
た際の土粒子に対する付着性が向上する。従って、一定
量の硫酸第一鉄によって比較的多量の6価クロムを還元
することができ、一定量の6価クロムを還元する場合に
は、硫酸第一鉄の使用量を低減することができる。ま
た、処理薬液を長時間放置しても効果は略んど低下せ
ず、CMC自体も還元剤であるため残効性がある。
【0015】なお、有機系増粘剤してCMCを使用する
場合について述べたが、有機系増粘剤としては、この
他、ポリアクリルアマイド、アルギン酸、グアガム、メ
チルセロロール、ヒドロキシエチルセルロース等を使用
して、同様の効果を得ることができる。
場合について述べたが、有機系増粘剤としては、この
他、ポリアクリルアマイド、アルギン酸、グアガム、メ
チルセロロール、ヒドロキシエチルセルロース等を使用
して、同様の効果を得ることができる。
【0016】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る汚染土壌の
処理方法は、無機系還元剤に、CMC、ポリアクリルア
マイド、アルギン酸、グアガム、メチルセロロール、ヒ
ドロキシエチルセルロース等の有機系増粘剤を混入して
土壌に添加することによって、無機系還元剤が空気中の
酸素によって酸化されることを防止し、土粒子に対する
付着性を向上することができる。従って、無機系還元剤
の使用量を低減することができ、長時間放置しても効果
を維持することができる。また、有機系増粘剤自体も還
元剤として作用するため残効性がある。
処理方法は、無機系還元剤に、CMC、ポリアクリルア
マイド、アルギン酸、グアガム、メチルセロロール、ヒ
ドロキシエチルセルロース等の有機系増粘剤を混入して
土壌に添加することによって、無機系還元剤が空気中の
酸素によって酸化されることを防止し、土粒子に対する
付着性を向上することができる。従って、無機系還元剤
の使用量を低減することができ、長時間放置しても効果
を維持することができる。また、有機系増粘剤自体も還
元剤として作用するため残効性がある。
Claims (2)
- 【請求項1】 6価クロムを含有する土壌に無機系還元
剤を添加して処理する汚染土壌の処理方法において、 無機系還元剤に有機系増粘剤を混入して土壌に添加する
ことを特徴としてなる汚染土壌の処理方法。 - 【請求項2】 有機系増粘剤は、CMC、ポリアクリル
アマイド、アルギン酸、グアガム、メチルセロロール、
ヒドロキシエチルセルロースの内のいずれかである請求
項1に記載の汚染土壌の処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7109016A JPH08281246A (ja) | 1995-04-10 | 1995-04-10 | 汚染土壌の処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7109016A JPH08281246A (ja) | 1995-04-10 | 1995-04-10 | 汚染土壌の処理方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08281246A true JPH08281246A (ja) | 1996-10-29 |
Family
ID=14499449
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7109016A Pending JPH08281246A (ja) | 1995-04-10 | 1995-04-10 | 汚染土壌の処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08281246A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10113675A (ja) * | 1996-10-09 | 1998-05-06 | Kokichi Sakai | 重金属捕集剤及び重金属捕集方法 |
| JP2006272286A (ja) * | 2005-03-30 | 2006-10-12 | Sumitomo Osaka Cement Co Ltd | 土壌改良注入材及び当該注入材を用いた土壌汚染物質の不溶化方法 |
| JP2010163619A (ja) * | 2010-02-15 | 2010-07-29 | Sumitomo Osaka Cement Co Ltd | 土壌改良注入材及び当該注入材を用いた土壌汚染物質の不溶化方法 |
| JP2018034130A (ja) * | 2016-09-01 | 2018-03-08 | 株式会社トーワ建設 | 6価クロムの低減方法及び低減剤 |
-
1995
- 1995-04-10 JP JP7109016A patent/JPH08281246A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10113675A (ja) * | 1996-10-09 | 1998-05-06 | Kokichi Sakai | 重金属捕集剤及び重金属捕集方法 |
| JP2006272286A (ja) * | 2005-03-30 | 2006-10-12 | Sumitomo Osaka Cement Co Ltd | 土壌改良注入材及び当該注入材を用いた土壌汚染物質の不溶化方法 |
| JP2010163619A (ja) * | 2010-02-15 | 2010-07-29 | Sumitomo Osaka Cement Co Ltd | 土壌改良注入材及び当該注入材を用いた土壌汚染物質の不溶化方法 |
| JP2018034130A (ja) * | 2016-09-01 | 2018-03-08 | 株式会社トーワ建設 | 6価クロムの低減方法及び低減剤 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN111087085A (zh) | 一种黑臭水体底泥原位修复的方法 | |
| JP5176839B2 (ja) | 土壌またはスラグの処理方法 | |
| CN110452706B (zh) | 一种六价铬污染土壤的复合稳定化药剂及其应用 | |
| JPS60227893A (ja) | 廃水処理方法 | |
| DE60041060D1 (de) | Etalhaltigen cyanid katalysatoren | |
| AU7669200A (en) | Method for anticorrosive coating and treatment of metal parts | |
| JP2000282033A5 (ja) | ||
| CN120423526A (zh) | 一种改性生物炭基材料的制备方法及其在盐碱化土壤改良中的应用 | |
| ES8403981A1 (es) | Procedimiento para la conversion quimica de substratos metalicos. | |
| CA2145155A1 (en) | Process for Producing Nickel Hydroxide from Elemental Nickel | |
| CA2384935A1 (en) | Treatment of electric arc furnace dust to resist acid and alkaline leaching of heavy metals | |
| JP2003520900A5 (ja) | ||
| JP2003321676A (ja) | 土壌固化剤 | |
| CN109289503A (zh) | 一种含氨废气处理方法 | |
| JP2009249466A (ja) | 重金属不溶化剤及びそれを用いた土壌浄化方法。 | |
| JP4129832B2 (ja) | 泥土改良固化安定剤 | |
| JP3722047B2 (ja) | 6価クロム不溶化処理剤及び6価クロム不溶化処理方法 | |
| JPS5616613A (en) | Additive for cast iron | |
| CN112479608A (zh) | 一种用于矿区锑尾矿的固化稳定化药剂及其应用 | |
| JP3265528B2 (ja) | 重金属に汚染された土壌の処理法 | |
| JPS5245156A (en) | Method of purifying treatment of heavy metal exhaust water containing iron | |
| JP3118603B2 (ja) | セレン含有産業廃棄物の固化処理方法 | |
| JP3789745B2 (ja) | アルカリ土壌の中和剤及び中和方法 | |
| CN116584198B (zh) | 一种防止土壤酸化、碱化、沙化的土壤改良方法 | |
| JP4576654B2 (ja) | 土壌処理方法 |