JPH08282455A - 足踏み式パーキングブレーキ操作装置 - Google Patents
足踏み式パーキングブレーキ操作装置Info
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- JPH08282455A JPH08282455A JP9042995A JP9042995A JPH08282455A JP H08282455 A JPH08282455 A JP H08282455A JP 9042995 A JP9042995 A JP 9042995A JP 9042995 A JP9042995 A JP 9042995A JP H08282455 A JPH08282455 A JP H08282455A
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Landscapes
- Braking Elements And Transmission Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 運転者に違和感を生じさせたり異音を発生し
たりする強制解除が不能で、ブレーキ解除時の操作が容
易であり、且つ安価に構成できる足踏み式パーキングブ
レーキ操作装置を提供する。 【構成】 パーキングブレーキの作動時において図のよ
うにペダルパッド20の上側踏部46を踏んでも、ポー
ル30とラチェット28との噛合い力が高い間は捩りコ
イルスプリング56が弾性変形するだけでレリース部材
48,ポール30は実線で示す状態に保持される。上側
踏部46を踏んで支持軸14まわりに操作ペダル16を
踏み込むことにより、ブレーキケーブルの張力が低下し
てポール30とラチェット28との噛合い力が小さくな
ると、捩りコイルスプリング56のばね力によりレリー
ス部材48,ポール30は2点鎖線で示す状態となり、
ポール30とラチェット28との噛合いが解除される。
たりする強制解除が不能で、ブレーキ解除時の操作が容
易であり、且つ安価に構成できる足踏み式パーキングブ
レーキ操作装置を提供する。 【構成】 パーキングブレーキの作動時において図のよ
うにペダルパッド20の上側踏部46を踏んでも、ポー
ル30とラチェット28との噛合い力が高い間は捩りコ
イルスプリング56が弾性変形するだけでレリース部材
48,ポール30は実線で示す状態に保持される。上側
踏部46を踏んで支持軸14まわりに操作ペダル16を
踏み込むことにより、ブレーキケーブルの張力が低下し
てポール30とラチェット28との噛合い力が小さくな
ると、捩りコイルスプリング56のばね力によりレリー
ス部材48,ポール30は2点鎖線で示す状態となり、
ポール30とラチェット28との噛合いが解除される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は足踏み式パーキングブレ
ーキ操作装置に係り、特に、パーキングブレーキの作動
および解除を単一の操作ペダルの足踏み操作で行う機構
に関するものである。
ーキ操作装置に係り、特に、パーキングブレーキの作動
および解除を単一の操作ペダルの足踏み操作で行う機構
に関するものである。
【0002】
(a)車体に固設されるブラケットと、(b)そのブラ
ケットに第1中心線まわりの回動可能に配設される操作
ペダルと、(c)前記第1中心線を中心とする円弧状に
前記ブラケットに設けられたラチェットと、(d)前記
操作ペダルに第2中心線まわりの回動可能に配設され、
前記ラチェットと噛み合わされることによりその操作ペ
ダルが原位置側へ戻り回動することを阻止するポール
と、(e)そのポールと前記操作ペダルとに跨がって配
設され、前記第2中心線まわりにおいてそのポールが前
記ラチェットと噛み合う噛合い位置から所定角度だけ解
除側へ回動した中立位置までは噛合い方向へ付勢する一
方、その中立位置よりも解除側では解除方向へ付勢する
ターンオーバスプリングと、(f)前記操作ペダルに第
3中心線まわりの回動可能に配設されるとともに連結部
材を介して前記ポールに係合させられ、その第3中心線
まわりの一方の回動端である踏込み位置へ回動させられ
た状態では前記ターンオーバスプリングの付勢力に従っ
て前記ポールが前記ラチェットと噛み合うことを許容す
るが、その第3中心線まわりの他方の回動端である解除
位置へ回動させられると、そのターンオーバスプリング
の付勢力に抗してそのポールを前記中立位置を越えて前
記解除側へ回動させるペダルパッドとを備え、前記ペダ
ルパッドが前記踏込み位置へ回動させられた状態で前記
操作ペダルと共に前記第1中心線まわりに踏込み操作さ
れると、その操作ペダルに連結されたブレーキケーブル
を引き締めてパーキングブレーキを作動させるととも
に、前記ラチェットと前記ポールとの噛合いによりその
操作ペダルの原位置への戻り回動が阻止されてそのパー
キングブレーキの作動状態が維持される一方、そのペダ
ルパッドが前記解除位置へ回動させられて前記ラチェッ
トと前記ポールとの噛合いが解除されると、前記操作ペ
ダルの原位置への戻り回動が許容される足踏み式パーキ
ングブレーキ操作装置が知られている。実開昭58−1
30857号公報に記載されている装置はその一例で、
このような足踏み式パーキングブレーキ操作装置におい
ては、単一の操作ペダルでパーキングブレーキを作動お
よび解除できるため、インパネに配置されたレリーズノ
ブまでレリーズケーブルを引き回したり、操作ペダルと
は別に解除用ペダルを配置したりする場合に比較して、
装置が簡単且つコンパクトに構成されるとともに車両に
対する組付作業が容易となる。また、ペダルパッドを解
除位置へ回動させると、ターンオーバスプリングによっ
てポールが解除方向へ付勢されるようになるため、操作
ペダルが原位置まで戻る過程でポールとラチェットとが
噛み合うことがなく、パーキングブレーキの解除操作が
容易となる。
ケットに第1中心線まわりの回動可能に配設される操作
ペダルと、(c)前記第1中心線を中心とする円弧状に
前記ブラケットに設けられたラチェットと、(d)前記
操作ペダルに第2中心線まわりの回動可能に配設され、
前記ラチェットと噛み合わされることによりその操作ペ
ダルが原位置側へ戻り回動することを阻止するポール
と、(e)そのポールと前記操作ペダルとに跨がって配
設され、前記第2中心線まわりにおいてそのポールが前
記ラチェットと噛み合う噛合い位置から所定角度だけ解
除側へ回動した中立位置までは噛合い方向へ付勢する一
方、その中立位置よりも解除側では解除方向へ付勢する
ターンオーバスプリングと、(f)前記操作ペダルに第
3中心線まわりの回動可能に配設されるとともに連結部
材を介して前記ポールに係合させられ、その第3中心線
まわりの一方の回動端である踏込み位置へ回動させられ
た状態では前記ターンオーバスプリングの付勢力に従っ
て前記ポールが前記ラチェットと噛み合うことを許容す
るが、その第3中心線まわりの他方の回動端である解除
位置へ回動させられると、そのターンオーバスプリング
の付勢力に抗してそのポールを前記中立位置を越えて前
記解除側へ回動させるペダルパッドとを備え、前記ペダ
ルパッドが前記踏込み位置へ回動させられた状態で前記
操作ペダルと共に前記第1中心線まわりに踏込み操作さ
れると、その操作ペダルに連結されたブレーキケーブル
を引き締めてパーキングブレーキを作動させるととも
に、前記ラチェットと前記ポールとの噛合いによりその
操作ペダルの原位置への戻り回動が阻止されてそのパー
キングブレーキの作動状態が維持される一方、そのペダ
ルパッドが前記解除位置へ回動させられて前記ラチェッ
トと前記ポールとの噛合いが解除されると、前記操作ペ
ダルの原位置への戻り回動が許容される足踏み式パーキ
ングブレーキ操作装置が知られている。実開昭58−1
30857号公報に記載されている装置はその一例で、
このような足踏み式パーキングブレーキ操作装置におい
ては、単一の操作ペダルでパーキングブレーキを作動お
よび解除できるため、インパネに配置されたレリーズノ
ブまでレリーズケーブルを引き回したり、操作ペダルと
は別に解除用ペダルを配置したりする場合に比較して、
装置が簡単且つコンパクトに構成されるとともに車両に
対する組付作業が容易となる。また、ペダルパッドを解
除位置へ回動させると、ターンオーバスプリングによっ
てポールが解除方向へ付勢されるようになるため、操作
ペダルが原位置まで戻る過程でポールとラチェットとが
噛み合うことがなく、パーキングブレーキの解除操作が
容易となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、かかる従来
の足踏み式パーキングブレーキ操作装置においては、パ
ーキングブレーキの作動時、すなわちポールとラチェッ
トとがブレーキケーブルの張力に基づいて噛み合ってい
る時に、そのパーキングブレーキを解除する場合、ペダ
ルパッドを第1中心線まわりに踏み込みながら解除位置
へ回動させれば、ポールとラチェットとの噛合い力が略
零となるため容易に解除操作できるが、第1中心線まわ
りに踏み込むことなくポールとラチェットとの噛合い力
に抗してペダルパッドを解除位置へ強引に回動させ、ポ
ールとラチェットとの噛合いを強制解除すると、ラチェ
ットで支持されていたケーブル張力が急に操作ペダルに
作用して原位置へ向かう方向の回動力が発生するため運
転者に違和感を生じさせるとともに、ケーブル張力の急
激な変化で異音を生じるという問題があった。ペダルパ
ッドを踏込み位置に保持した状態で第1中心線まわりに
踏み込み、ポールとラチェットとの噛合い力が略零とな
った状態でペダルパッドを第3中心線まわりの解除位置
へ回動させれば、上記問題を回避できるが、2段階の操
作が必要であるばかりでなく、第1中心線まわりの踏み
込みが十分でないと強制解除となって上記問題を生じる
など、必ずしも操作性が良くない。
の足踏み式パーキングブレーキ操作装置においては、パ
ーキングブレーキの作動時、すなわちポールとラチェッ
トとがブレーキケーブルの張力に基づいて噛み合ってい
る時に、そのパーキングブレーキを解除する場合、ペダ
ルパッドを第1中心線まわりに踏み込みながら解除位置
へ回動させれば、ポールとラチェットとの噛合い力が略
零となるため容易に解除操作できるが、第1中心線まわ
りに踏み込むことなくポールとラチェットとの噛合い力
に抗してペダルパッドを解除位置へ強引に回動させ、ポ
ールとラチェットとの噛合いを強制解除すると、ラチェ
ットで支持されていたケーブル張力が急に操作ペダルに
作用して原位置へ向かう方向の回動力が発生するため運
転者に違和感を生じさせるとともに、ケーブル張力の急
激な変化で異音を生じるという問題があった。ペダルパ
ッドを踏込み位置に保持した状態で第1中心線まわりに
踏み込み、ポールとラチェットとの噛合い力が略零とな
った状態でペダルパッドを第3中心線まわりの解除位置
へ回動させれば、上記問題を回避できるが、2段階の操
作が必要であるばかりでなく、第1中心線まわりの踏み
込みが十分でないと強制解除となって上記問題を生じる
など、必ずしも操作性が良くない。
【0004】一方、上記のような強制解除が行われる
と、ペダルパッドとポールとの連結部分に大きな負荷が
かかるため、必要な強度や耐久性を確保しようとすると
製造コストが高くなる。
と、ペダルパッドとポールとの連結部分に大きな負荷が
かかるため、必要な強度や耐久性を確保しようとすると
製造コストが高くなる。
【0005】本発明は以上の事情を背景として為された
もので、その目的とするところは、運転者に違和感を生
じさせたり異音を発生したりする強制解除が不能で、ブ
レーキ解除時の操作が容易であり、且つ安価に構成でき
る足踏み式パーキングブレーキ操作装置を提供すること
にある。
もので、その目的とするところは、運転者に違和感を生
じさせたり異音を発生したりする強制解除が不能で、ブ
レーキ解除時の操作が容易であり、且つ安価に構成でき
る足踏み式パーキングブレーキ操作装置を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明は、前記(a)ブラケットと、(b)操作
ペダルと、(c)ラチェットと、(d)ポールと、
(e)ターンオーバスプリングと、(f)ペダルパッド
とを備え、前記ペダルパッドが前記踏込み位置へ回動さ
せられた状態で前記操作ペダルと共に前記第1中心線ま
わりに踏込み操作されると、その操作ペダルに連結され
たブレーキケーブルを引き締めてパーキングブレーキを
作動させるとともに、前記ラチェットと前記ポールとの
噛合いによりその操作ペダルの原位置への戻り回動が阻
止されてそのパーキングブレーキの作動状態が維持され
る一方、そのペダルパッドが前記解除位置へ回動させら
れて前記ラチェットと前記ポールとの噛合いが解除され
ると、前記操作ペダルの原位置への戻り回動が許容され
る足踏み式パーキングブレーキ操作装置において、
(g)前記ポールと前記ラチェットとの噛合い力が所定
値より大きい場合は、前記ペダルパッドが前記解除位置
へ回動させられても弾性変形によってそのポールとラチ
ェットとの噛合い状態が維持され、その噛合い力がその
所定値以下になると弾性復元力によってそのポールが前
記中立位置を越えて前記解除側へ回動させられるよう
に、そのペダルパッドから前記連結部材を経てポールに
至る力の伝達経路に弾性部材を介在させたことを特徴と
する。
めに、本発明は、前記(a)ブラケットと、(b)操作
ペダルと、(c)ラチェットと、(d)ポールと、
(e)ターンオーバスプリングと、(f)ペダルパッド
とを備え、前記ペダルパッドが前記踏込み位置へ回動さ
せられた状態で前記操作ペダルと共に前記第1中心線ま
わりに踏込み操作されると、その操作ペダルに連結され
たブレーキケーブルを引き締めてパーキングブレーキを
作動させるとともに、前記ラチェットと前記ポールとの
噛合いによりその操作ペダルの原位置への戻り回動が阻
止されてそのパーキングブレーキの作動状態が維持され
る一方、そのペダルパッドが前記解除位置へ回動させら
れて前記ラチェットと前記ポールとの噛合いが解除され
ると、前記操作ペダルの原位置への戻り回動が許容され
る足踏み式パーキングブレーキ操作装置において、
(g)前記ポールと前記ラチェットとの噛合い力が所定
値より大きい場合は、前記ペダルパッドが前記解除位置
へ回動させられても弾性変形によってそのポールとラチ
ェットとの噛合い状態が維持され、その噛合い力がその
所定値以下になると弾性復元力によってそのポールが前
記中立位置を越えて前記解除側へ回動させられるよう
に、そのペダルパッドから前記連結部材を経てポールに
至る力の伝達経路に弾性部材を介在させたことを特徴と
する。
【0007】
【作用】このような足踏み式パーキングブレーキ操作装
置においては、パーキングブレーキの作動時、すなわち
ポールとラチェットとがブレーキケーブルの張力に基づ
いて大きな噛合い力で噛み合っている時に、ペダルパッ
ドを第1中心線まわりに踏み込むことなく第3中心線ま
わりの解除位置へ回動させても、弾性部材が弾性変形す
るだけでポールとラチェットとの噛合いを解除すること
はできず、パーキングブレーキの作動状態が維持され
る。すなわち、パーキングブレーキを解除するためには
ポールとラチェットとの噛合い力を低下させることが必
要で、上記のようにペダルパッドを第3中心線まわりの
解除位置へ回動させるとともに、第1中心線まわりに踏
み込んでポールとラチェットとの噛合い力を所定値以下
にすることにより、上記弾性部材の弾性復元力によって
ポールがターンオーバスプリングの付勢力に抗して解除
方向へ回動させられ、ラチェットとの噛合いが解除され
るとともに、操作ペダルを原位置へ戻してパーキングブ
レーキを解除することが可能となるのである。第1中心
線まわりの踏込み操作および解除位置への回動操作は、
同時でも何方かが早くても差し支えなく、何れの場合で
も噛合い力が低下した後に噛合いが解除される。
置においては、パーキングブレーキの作動時、すなわち
ポールとラチェットとがブレーキケーブルの張力に基づ
いて大きな噛合い力で噛み合っている時に、ペダルパッ
ドを第1中心線まわりに踏み込むことなく第3中心線ま
わりの解除位置へ回動させても、弾性部材が弾性変形す
るだけでポールとラチェットとの噛合いを解除すること
はできず、パーキングブレーキの作動状態が維持され
る。すなわち、パーキングブレーキを解除するためには
ポールとラチェットとの噛合い力を低下させることが必
要で、上記のようにペダルパッドを第3中心線まわりの
解除位置へ回動させるとともに、第1中心線まわりに踏
み込んでポールとラチェットとの噛合い力を所定値以下
にすることにより、上記弾性部材の弾性復元力によって
ポールがターンオーバスプリングの付勢力に抗して解除
方向へ回動させられ、ラチェットとの噛合いが解除され
るとともに、操作ペダルを原位置へ戻してパーキングブ
レーキを解除することが可能となるのである。第1中心
線まわりの踏込み操作および解除位置への回動操作は、
同時でも何方かが早くても差し支えなく、何れの場合で
も噛合い力が低下した後に噛合いが解除される。
【0008】
【発明の効果】このように、本発明のパーキングブレー
キ操作装置によれば強制解除が不能であるため、従来の
ように強制解除に起因して運転者に違和感を生じさせた
り異音を発生したりすることが防止されるとともに、強
度や耐久性に関する要求が緩和されて装置を安価に構成
できるようになる。また、ブレーキ解除時における第1
中心線まわりの踏込み操作および解除位置への回動操作
は、同時でも何方かが早くても差し支えないとともに、
噛合い力が所定値以下になれば自動的に噛合いが解除さ
れるため、ブレーキ解除時の操作が容易となる。
キ操作装置によれば強制解除が不能であるため、従来の
ように強制解除に起因して運転者に違和感を生じさせた
り異音を発生したりすることが防止されるとともに、強
度や耐久性に関する要求が緩和されて装置を安価に構成
できるようになる。また、ブレーキ解除時における第1
中心線まわりの踏込み操作および解除位置への回動操作
は、同時でも何方かが早くても差し支えないとともに、
噛合い力が所定値以下になれば自動的に噛合いが解除さ
れるため、ブレーキ解除時の操作が容易となる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1は、本発明の一実施例である足踏み式
パーキングブレーキ操作装置10の車両側方(右ハンド
ル車の運転席ドア側)から見た正面図で、車両内部の運
転席前方に位置固定に配設されるブラケット12には、
ボルト等から成る支持軸14が略水平に設けられている
とともに、その支持軸14まわりの回動可能に操作ペダ
ル16が運転席側へ向かって斜め下方、図1では左下方
向へ延び出すように設けられている。支持軸14の軸心
は第1中心線に相当し、支持軸14が車両の幅方向と略
平行となるようにブラケット12が複数の取付孔18を
通してボルト締めされるなどして車両に固設されるよう
になっている。操作ペダル16の下端部には、足を掛け
て踏力を加えるためのペダルパッド20が設けられてい
る一方、支持軸14を挟んで反対側の端部には係止孔2
2が設けられ、図示しないブレーキケーブルが係止され
るようになっており、操作ペダル16が図1に示す原位
置から踏込み操作されて図3に示すように支持軸14の
左まわりに回動させられると、ブレーキケーブルが引き
締められてパーキングブレーキが作動させられる。操作
ペダル16の原位置は、ブラケット12に設けられたス
トッパゴム24に操作ペダル16が当接させられること
によって規定されている。
に説明する。図1は、本発明の一実施例である足踏み式
パーキングブレーキ操作装置10の車両側方(右ハンド
ル車の運転席ドア側)から見た正面図で、車両内部の運
転席前方に位置固定に配設されるブラケット12には、
ボルト等から成る支持軸14が略水平に設けられている
とともに、その支持軸14まわりの回動可能に操作ペダ
ル16が運転席側へ向かって斜め下方、図1では左下方
向へ延び出すように設けられている。支持軸14の軸心
は第1中心線に相当し、支持軸14が車両の幅方向と略
平行となるようにブラケット12が複数の取付孔18を
通してボルト締めされるなどして車両に固設されるよう
になっている。操作ペダル16の下端部には、足を掛け
て踏力を加えるためのペダルパッド20が設けられてい
る一方、支持軸14を挟んで反対側の端部には係止孔2
2が設けられ、図示しないブレーキケーブルが係止され
るようになっており、操作ペダル16が図1に示す原位
置から踏込み操作されて図3に示すように支持軸14の
左まわりに回動させられると、ブレーキケーブルが引き
締められてパーキングブレーキが作動させられる。操作
ペダル16の原位置は、ブラケット12に設けられたス
トッパゴム24に操作ペダル16が当接させられること
によって規定されている。
【0010】上記ブラケット12にはラチェット部材2
6が一体的に固設されており、そのラチェット部材26
には、支持軸14を中心とする円弧状にラチェット28
が設けられている一方、操作ペダル16には、そのラチ
ェット28と噛合い可能にポール30が取り付けられて
いる。ポール30は、支持軸14と略平行なピン32ま
わりの回動可能に配設されているとともに、ラチェット
28と噛み合わされることにより、支持軸14まわりに
おいて右まわり方向へ回動することは阻止されるが、左
まわり方向へ回動することは許容されるようになってい
る。これにより、図3のように踏込み操作された操作ペ
ダル16が原位置側へ戻り回動することが阻止され、パ
ーキングブレーキが作動状態に維持される。ピン32の
軸心は第2中心線に相当する。
6が一体的に固設されており、そのラチェット部材26
には、支持軸14を中心とする円弧状にラチェット28
が設けられている一方、操作ペダル16には、そのラチ
ェット28と噛合い可能にポール30が取り付けられて
いる。ポール30は、支持軸14と略平行なピン32ま
わりの回動可能に配設されているとともに、ラチェット
28と噛み合わされることにより、支持軸14まわりに
おいて右まわり方向へ回動することは阻止されるが、左
まわり方向へ回動することは許容されるようになってい
る。これにより、図3のように踏込み操作された操作ペ
ダル16が原位置側へ戻り回動することが阻止され、パ
ーキングブレーキが作動状態に維持される。ピン32の
軸心は第2中心線に相当する。
【0011】上記ポール30と操作ペダル16との間に
はターンオーバスプリング34が配設されている。ター
ンオーバスプリング34は、図2に拡大して示されてい
るように略C字形状に曲成された板ばねにて構成されて
おり、その両端部を互いに接近する方向へ弾性変形させ
た状態で、操作ペダル16に固設されたブロック35と
ポール30との間に介在させられている。ブロック35
およびポール30にはそれぞれスリット状の係止部3
6,38が設けられている一方、ターンオーバスプリン
グ34には切欠37,39が設けられ、切欠37,39
が係止部36,38に嵌め合わされることにより、ター
ンオーバスプリング34が組み付けられている。係止部
36,38は互いに離間する方向へ付勢され、ピン32
まわりにおいてポール30がラチェット28と噛み合う
噛合い位置から所定角度だけ解除側へ回動した中立位
置、具体的にはポール30側の係止部38がブロック3
5側の係止部36とピン32とを結ぶ線分上に位置する
回動位置を境として、そのポール30に対する付勢方向
が反転する。すなわち、中立位置よりも噛合い側では、
図1において右まわり方向である噛合い方向へ回動する
ようにポール30は付勢され、ラチェット28と噛み合
う噛合い位置に保持される一方、中立位置よりも解除側
では、ピン32の左まわり方向である解除方向へ回動す
るようにポール30は付勢され、操作ペダル16に固設
されたストッパ40に当接する退避位置に保持される。
はターンオーバスプリング34が配設されている。ター
ンオーバスプリング34は、図2に拡大して示されてい
るように略C字形状に曲成された板ばねにて構成されて
おり、その両端部を互いに接近する方向へ弾性変形させ
た状態で、操作ペダル16に固設されたブロック35と
ポール30との間に介在させられている。ブロック35
およびポール30にはそれぞれスリット状の係止部3
6,38が設けられている一方、ターンオーバスプリン
グ34には切欠37,39が設けられ、切欠37,39
が係止部36,38に嵌め合わされることにより、ター
ンオーバスプリング34が組み付けられている。係止部
36,38は互いに離間する方向へ付勢され、ピン32
まわりにおいてポール30がラチェット28と噛み合う
噛合い位置から所定角度だけ解除側へ回動した中立位
置、具体的にはポール30側の係止部38がブロック3
5側の係止部36とピン32とを結ぶ線分上に位置する
回動位置を境として、そのポール30に対する付勢方向
が反転する。すなわち、中立位置よりも噛合い側では、
図1において右まわり方向である噛合い方向へ回動する
ようにポール30は付勢され、ラチェット28と噛み合
う噛合い位置に保持される一方、中立位置よりも解除側
では、ピン32の左まわり方向である解除方向へ回動す
るようにポール30は付勢され、操作ペダル16に固設
されたストッパ40に当接する退避位置に保持される。
【0012】前記ペダルパッド20は、支持軸14と略
平行なピン42まわりの回動可能に操作ペダル16に配
設されており、下側踏部44が踏まれると図1のように
ピン42の左まわり方向の回動端である踏込み位置に位
置させられる一方、上側踏部46が踏まれると図4のよ
うにピン42の右まわり方向の回動端である解除位置に
位置させられる。ペダルパッド20の踏込み位置および
解除位置は、何れもペダルパッド20が操作ペダル16
に当接させられることによって規定される。上記ピン4
2の軸心は第3中心線に相当する。
平行なピン42まわりの回動可能に操作ペダル16に配
設されており、下側踏部44が踏まれると図1のように
ピン42の左まわり方向の回動端である踏込み位置に位
置させられる一方、上側踏部46が踏まれると図4のよ
うにピン42の右まわり方向の回動端である解除位置に
位置させられる。ペダルパッド20の踏込み位置および
解除位置は、何れもペダルパッド20が操作ペダル16
に当接させられることによって規定される。上記ピン4
2の軸心は第3中心線に相当する。
【0013】上記ピン42にはまた、レリース部材48
が回動可能に取り付けられている。レリース部材48
は、前記ポール30の近傍まで延び出すアーム部50を
一体に備えており、そのポール30の後端部52、すな
わちラチェット28と噛み合う爪部とピン32を挟んで
反対側の端部に、ポール30を解除方向へ回動させるよ
うに当接させられている。ピン42の外周まわりには一
対の捩りコイルスプリング54,56が配設されてお
り、一方の捩りコイルスプリング54は操作ペダル16
およびレリース部材48に係止され、レリース部材48
をピン42の左まわり方向へ回動させるように付勢して
いる。他方の捩りコイルスプリング56はレリース部材
48およびペダルパッド20に係止され、両者を互いに
離間する方向へ付勢しており、ペダルパッド20が前記
踏込み位置に保持された状態においてレリース部材48
をピン42の右まわり方向へ回動させるように付勢す
る。したがって、レリース部材48は、ペダルパッド2
0が踏込み位置へ回動させられた状態すなわち図1また
は図3の状態においては、ピン42まわりにおいて上記
一対の捩りコイルスプリング54,56による付勢力が
略釣り合い、且つ噛合い位置に保持されているポール3
0の後端部52にアーム部50の先端が僅かに当接させ
られる噛合い許容位置に保持される。この状態において
は、ターンオーバスプリング34の付勢力に従ってポー
ル34がラチェット28と噛み合うことが許容される。
が回動可能に取り付けられている。レリース部材48
は、前記ポール30の近傍まで延び出すアーム部50を
一体に備えており、そのポール30の後端部52、すな
わちラチェット28と噛み合う爪部とピン32を挟んで
反対側の端部に、ポール30を解除方向へ回動させるよ
うに当接させられている。ピン42の外周まわりには一
対の捩りコイルスプリング54,56が配設されてお
り、一方の捩りコイルスプリング54は操作ペダル16
およびレリース部材48に係止され、レリース部材48
をピン42の左まわり方向へ回動させるように付勢して
いる。他方の捩りコイルスプリング56はレリース部材
48およびペダルパッド20に係止され、両者を互いに
離間する方向へ付勢しており、ペダルパッド20が前記
踏込み位置に保持された状態においてレリース部材48
をピン42の右まわり方向へ回動させるように付勢す
る。したがって、レリース部材48は、ペダルパッド2
0が踏込み位置へ回動させられた状態すなわち図1また
は図3の状態においては、ピン42まわりにおいて上記
一対の捩りコイルスプリング54,56による付勢力が
略釣り合い、且つ噛合い位置に保持されているポール3
0の後端部52にアーム部50の先端が僅かに当接させ
られる噛合い許容位置に保持される。この状態において
は、ターンオーバスプリング34の付勢力に従ってポー
ル34がラチェット28と噛み合うことが許容される。
【0014】一方、ペダルパッド20が図4に示すよう
に解除位置へ回動させられると、それに伴って捩りコイ
ルスプリング56の付勢力が強くなり、レリース部材4
8を介してポール30をターンオーバスプリング34の
付勢力に抗して解除方向へ回動させることが可能とな
る。パーキングブレーキの作動時、すなわちポール30
とラチェット28とがブレーキケーブルの張力に基づい
て大きな噛合い力で噛み合っている時には、ポール30
の回動抵抗が大きいため、ペダルパッド20が解除位置
へ回動させられても捩りコイルスプリング56が弾性変
形するだけで、図4に実線で示すようにレリース部材4
8は噛合い許容位置に維持され、ポール30は噛合い位
置でラチェット28と噛み合ったままに維持される。し
かし、その状態でペダルパッド20が支持軸14まわり
に踏込み操作され、ポール30とラチェット28との噛
合い力が所定値以下まで低下すると、捩りコイルスプリ
ング56の付勢力すなわち弾性復元力により、二点鎖線
で示すようにレリース部材48を介してポール30がタ
ーンオーバスプリング34の付勢力に抗して解除方向へ
回動させられ、中立位置を越えて退避位置まで回動させ
られる。
に解除位置へ回動させられると、それに伴って捩りコイ
ルスプリング56の付勢力が強くなり、レリース部材4
8を介してポール30をターンオーバスプリング34の
付勢力に抗して解除方向へ回動させることが可能とな
る。パーキングブレーキの作動時、すなわちポール30
とラチェット28とがブレーキケーブルの張力に基づい
て大きな噛合い力で噛み合っている時には、ポール30
の回動抵抗が大きいため、ペダルパッド20が解除位置
へ回動させられても捩りコイルスプリング56が弾性変
形するだけで、図4に実線で示すようにレリース部材4
8は噛合い許容位置に維持され、ポール30は噛合い位
置でラチェット28と噛み合ったままに維持される。し
かし、その状態でペダルパッド20が支持軸14まわり
に踏込み操作され、ポール30とラチェット28との噛
合い力が所定値以下まで低下すると、捩りコイルスプリ
ング56の付勢力すなわち弾性復元力により、二点鎖線
で示すようにレリース部材48を介してポール30がタ
ーンオーバスプリング34の付勢力に抗して解除方向へ
回動させられ、中立位置を越えて退避位置まで回動させ
られる。
【0015】上記捩りコイルスプリング56のばね力や
弾性係数、レリース部材48のレバー比などは、上記の
ような作用が得られるように設定されている。また、ポ
ール30が退避位置へ回動させられる上記噛合い力の所
定値は、ポール30を確実に退避位置へ回動させる上で
できるだけ大きい方が望ましいが、強制解除による異音
などを防止する上ではできるだけ小さい方が望ましく、
少なくとも噛合い力が零となった時にはポール30を確
実に退避位置へ回動させることができる範囲でできるだ
け小さい値が設定される。レリース部材48は連結部材
に相当し、捩りコイルスプリング56は弾性部材に相当
する。
弾性係数、レリース部材48のレバー比などは、上記の
ような作用が得られるように設定されている。また、ポ
ール30が退避位置へ回動させられる上記噛合い力の所
定値は、ポール30を確実に退避位置へ回動させる上で
できるだけ大きい方が望ましいが、強制解除による異音
などを防止する上ではできるだけ小さい方が望ましく、
少なくとも噛合い力が零となった時にはポール30を確
実に退避位置へ回動させることができる範囲でできるだ
け小さい値が設定される。レリース部材48は連結部材
に相当し、捩りコイルスプリング56は弾性部材に相当
する。
【0016】そして、このようにポール30が退避位置
へ回動させられると、ターンオーバスプリング34の付
勢力によってポール30は退避位置に保持されるため、
ペダルパッド20から足を放しても、操作ペダル16は
ブレーキケーブルの張力やリターンスプリングの付勢力
に従って原位置まで戻り回動させられる。ブラケット1
2には、操作ペダル16が原位置へ戻り回動させられる
際に、その原位置付近で退避位置に保持されているポー
ル30に係合させられ、操作ペダル16の回動に伴って
そのポール30をターンオーバスプリング34の付勢力
に抗して右まわりに回動させ、中立位置を越えて噛合い
位置側へ回動させる戻しプレート58が固設されてい
る。
へ回動させられると、ターンオーバスプリング34の付
勢力によってポール30は退避位置に保持されるため、
ペダルパッド20から足を放しても、操作ペダル16は
ブレーキケーブルの張力やリターンスプリングの付勢力
に従って原位置まで戻り回動させられる。ブラケット1
2には、操作ペダル16が原位置へ戻り回動させられる
際に、その原位置付近で退避位置に保持されているポー
ル30に係合させられ、操作ペダル16の回動に伴って
そのポール30をターンオーバスプリング34の付勢力
に抗して右まわりに回動させ、中立位置を越えて噛合い
位置側へ回動させる戻しプレート58が固設されてい
る。
【0017】次に、以上のように構成された足踏み式パ
ーキングブレーキ操作装置10の作動を説明する。
ーキングブレーキ操作装置10の作動を説明する。
【0018】ブレーキケーブルの張力やリターンスプリ
ングの付勢力に従って操作ペダル16が原位置に保持さ
れた状態では、図1に示すようにペダルパッド20は捩
りコイルスプリング56の作用で踏込み位置に保持さ
れ、ポール30はターンオーバスプリング34の付勢力
に従って噛合い位置に保持される。その状態で、下側踏
部44を踏んでペダルパッド20を踏込み位置に保持し
たまま、操作ペダル16を支持軸14まわりに踏込み操
作すると、ブレーキケーブルが引き締められてパーキン
グブレーキが作動させられる。ポール30はターンオー
バスプリング34によって噛合い方向へ付勢されている
ため、そのポール30とラチェット28との噛合いによ
り操作ペダル16の戻り回動が阻止され、そのままペダ
ルパッド20から足を放せばパーキングブレーキの作動
状態が維持される。操作ペダル16から足を放した後
に、ブレーキ力を高めるため操作ペダル16を増し踏み
する場合も、上記と同様にペダルパッド20の下側踏部
44を踏込み操作するだけで良い。
ングの付勢力に従って操作ペダル16が原位置に保持さ
れた状態では、図1に示すようにペダルパッド20は捩
りコイルスプリング56の作用で踏込み位置に保持さ
れ、ポール30はターンオーバスプリング34の付勢力
に従って噛合い位置に保持される。その状態で、下側踏
部44を踏んでペダルパッド20を踏込み位置に保持し
たまま、操作ペダル16を支持軸14まわりに踏込み操
作すると、ブレーキケーブルが引き締められてパーキン
グブレーキが作動させられる。ポール30はターンオー
バスプリング34によって噛合い方向へ付勢されている
ため、そのポール30とラチェット28との噛合いによ
り操作ペダル16の戻り回動が阻止され、そのままペダ
ルパッド20から足を放せばパーキングブレーキの作動
状態が維持される。操作ペダル16から足を放した後
に、ブレーキ力を高めるため操作ペダル16を増し踏み
する場合も、上記と同様にペダルパッド20の下側踏部
44を踏込み操作するだけで良い。
【0019】パーキングブレーキの作動状態を解除する
際には、上側踏部46を踏んでペダルパッド20を解除
位置へ回動させるとともに、操作ペダル16と共に支持
軸14まわりに踏込み操作し、ポール30とラチェット
28との噛合い力を所定値以下まで低下させる。ペダル
パッド20を解除位置へ回動させても、ブレーキケーブ
ルの張力に基づいて噛み合っているポール30とラチェ
ット28との噛合い力によって、ポール30は噛合い位
置に維持されるとともにレリース部材48は噛合い許容
位置に維持され、支持軸14まわりに踏込み操作されて
ポール30とラチェット28との噛合い力が低下させら
れることにより、捩りコイルスプリング56の付勢力に
基づいてレリース部材48を介してポール30が退避位
置まで回動させられ、ラチェット28との噛合いが解除
される。ペダルパッド20を解除位置へ回動させる操
作、およびそのペダルパッド20を踏んで操作ペダル1
6を支持軸14まわりに回動させる操作は、同時でも何
方かが早くても差し支えなく、何れの場合でも噛合い力
が低下した後に噛合いが解除される。
際には、上側踏部46を踏んでペダルパッド20を解除
位置へ回動させるとともに、操作ペダル16と共に支持
軸14まわりに踏込み操作し、ポール30とラチェット
28との噛合い力を所定値以下まで低下させる。ペダル
パッド20を解除位置へ回動させても、ブレーキケーブ
ルの張力に基づいて噛み合っているポール30とラチェ
ット28との噛合い力によって、ポール30は噛合い位
置に維持されるとともにレリース部材48は噛合い許容
位置に維持され、支持軸14まわりに踏込み操作されて
ポール30とラチェット28との噛合い力が低下させら
れることにより、捩りコイルスプリング56の付勢力に
基づいてレリース部材48を介してポール30が退避位
置まで回動させられ、ラチェット28との噛合いが解除
される。ペダルパッド20を解除位置へ回動させる操
作、およびそのペダルパッド20を踏んで操作ペダル1
6を支持軸14まわりに回動させる操作は、同時でも何
方かが早くても差し支えなく、何れの場合でも噛合い力
が低下した後に噛合いが解除される。
【0020】ポール30が退避位置へ回動させられる
と、ターンオーバスプリング34の付勢力によってポー
ル30は退避位置に保持されるため、ペダルパッド20
から足を放せば、操作ペダル16はブレーキケーブルの
張力やリターンスプリングの付勢力に従って原位置まで
戻り回動させられるとともに、その原位置付近でポール
30が戻しプレート58と係合させられ、ターンオーバ
スプリング34の付勢力に抗して中立位置を越えて噛合
い位置へ戻される。ペダルパッド20に足を載せたまま
操作ペダル16を原位置まで戻しても良いことは勿論、
ポール30を退避位置まで回動させた後は下側踏部44
を踏んでペダルパッド20を踏込み位置へ回動させても
差し支えない。
と、ターンオーバスプリング34の付勢力によってポー
ル30は退避位置に保持されるため、ペダルパッド20
から足を放せば、操作ペダル16はブレーキケーブルの
張力やリターンスプリングの付勢力に従って原位置まで
戻り回動させられるとともに、その原位置付近でポール
30が戻しプレート58と係合させられ、ターンオーバ
スプリング34の付勢力に抗して中立位置を越えて噛合
い位置へ戻される。ペダルパッド20に足を載せたまま
操作ペダル16を原位置まで戻しても良いことは勿論、
ポール30を退避位置まで回動させた後は下側踏部44
を踏んでペダルパッド20を踏込み位置へ回動させても
差し支えない。
【0021】このように、本実施例の足踏み式パーキン
グブレーキ操作装置10においては、ポール30とラチ
ェット28との噛合い力の低下を条件として両者の噛合
いが解除されるため、噛合い力が高い状態で強引に噛合
いを解除する強制解除が不能となり、従来のように強制
解除に起因して運転者に違和感を生じさせたり異音を発
生したりすることが防止されるとともに、強度や耐久性
に関する要求が緩和されて装置を安価に構成できるよう
になる。また、ブレーキ解除時にペダルパッド20を解
除位置へ回動させる操作、およびそのペダルパッド20
を踏んで操作ペダル16を支持軸14まわりに回動させ
る操作は、同時でも何方かが早くても差し支えないとと
もに、噛合い力が所定値以下になれば捩りコイルスプリ
ング56の付勢力に基づいて自動的に噛合いが解除され
るため、ブレーキ解除時の操作が容易となる。
グブレーキ操作装置10においては、ポール30とラチ
ェット28との噛合い力の低下を条件として両者の噛合
いが解除されるため、噛合い力が高い状態で強引に噛合
いを解除する強制解除が不能となり、従来のように強制
解除に起因して運転者に違和感を生じさせたり異音を発
生したりすることが防止されるとともに、強度や耐久性
に関する要求が緩和されて装置を安価に構成できるよう
になる。また、ブレーキ解除時にペダルパッド20を解
除位置へ回動させる操作、およびそのペダルパッド20
を踏んで操作ペダル16を支持軸14まわりに回動させ
る操作は、同時でも何方かが早くても差し支えないとと
もに、噛合い力が所定値以下になれば捩りコイルスプリ
ング56の付勢力に基づいて自動的に噛合いが解除され
るため、ブレーキ解除時の操作が容易となる。
【0022】また、本実施例のターンオーバスプリング
34は略C字形状の板ばねにて構成されているため、従
来のように引張コイルスプリングを用いる場合に比較し
て装置を簡単且つコンパクトに構成できる。
34は略C字形状の板ばねにて構成されているため、従
来のように引張コイルスプリングを用いる場合に比較し
て装置を簡単且つコンパクトに構成できる。
【0023】また、本実施例では捩りコイルスプリング
54が設けられ、レリース部材48を介してペダルパッ
ド44を踏込み位置に保持するように付勢しているた
め、ポール30が退避位置へ回動させられた場合すなわ
ちブレーキ解除時にペダルパッド20から足が放されて
も、ペダルパッド20やレリース部材48がピン42ま
わりにがたつくことがない。
54が設けられ、レリース部材48を介してペダルパッ
ド44を踏込み位置に保持するように付勢しているた
め、ポール30が退避位置へ回動させられた場合すなわ
ちブレーキ解除時にペダルパッド20から足が放されて
も、ペダルパッド20やレリース部材48がピン42ま
わりにがたつくことがない。
【0024】次に、本発明の他の実施例を説明する。な
お、前述の実施例と共通する部分には同一の符号を付し
て詳しい説明を省略する。
お、前述の実施例と共通する部分には同一の符号を付し
て詳しい説明を省略する。
【0025】図5の足踏み式パーキングブレーキ操作装
置60は、前記レリース部材48の代わりにレリース部
材62を用いた場合で、このレリース部材62は、比較
的剛性の高い基端部64と、弾性変形可能な板ばね,合
成樹脂等にて構成されて基端部64に一体的に固設され
たアーム部66とを備えており、基端部64において前
記ピン42に回動可能に取り付けられているとともに、
前記ペダルパッド20がその基端部64に一体的に固定
されている。レリース部材62は、前記捩りコイルスプ
リング54の付勢力に従ってピン42の左まわりに付勢
され、ペダルパッド20が常には踏込み位置に保持され
るようになっており、その状態においてレリース部材6
2は、噛合い位置に保持されているポール30の後端部
52にアーム部66が僅かに当接させられる噛合い許容
位置に保持される。この状態においては、ターンオーバ
スプリング34の付勢力に従ってポール34がラチェッ
ト28と噛み合うことが許容される。
置60は、前記レリース部材48の代わりにレリース部
材62を用いた場合で、このレリース部材62は、比較
的剛性の高い基端部64と、弾性変形可能な板ばね,合
成樹脂等にて構成されて基端部64に一体的に固設され
たアーム部66とを備えており、基端部64において前
記ピン42に回動可能に取り付けられているとともに、
前記ペダルパッド20がその基端部64に一体的に固定
されている。レリース部材62は、前記捩りコイルスプ
リング54の付勢力に従ってピン42の左まわりに付勢
され、ペダルパッド20が常には踏込み位置に保持され
るようになっており、その状態においてレリース部材6
2は、噛合い位置に保持されているポール30の後端部
52にアーム部66が僅かに当接させられる噛合い許容
位置に保持される。この状態においては、ターンオーバ
スプリング34の付勢力に従ってポール34がラチェッ
ト28と噛み合うことが許容される。
【0026】一方、パーキングブレーキの作動時、すな
わちポール30とラチェット28とがブレーキケーブル
の張力に基づいて大きな噛合い力で噛み合っている時
に、ペダルパッド20が解除位置へ回動させられると、
ポール30の回動抵抗が大きいため、アーム部66が弾
性変形するだけでポール30は噛合い位置でラチェット
28と噛み合ったままに維持される。しかし、その状態
でペダルパッド20が支持軸14まわりに踏込み操作さ
れ、ポール30とラチェット28との噛合い力が所定値
以下まで低下すると、アーム部66の弾性復元力により
ポール30がターンオーバスプリング34の付勢力に抗
して解除方向へ回動させられ、中立位置を越えて退避位
置まで回動させられる。アーム部66の弾性力や弾性係
数,形状などは、上記のような作用が得られるように設
定されている。レリース部材62は連結部材に相当し、
そのうちのアーム部66は弾性部材に相当する。
わちポール30とラチェット28とがブレーキケーブル
の張力に基づいて大きな噛合い力で噛み合っている時
に、ペダルパッド20が解除位置へ回動させられると、
ポール30の回動抵抗が大きいため、アーム部66が弾
性変形するだけでポール30は噛合い位置でラチェット
28と噛み合ったままに維持される。しかし、その状態
でペダルパッド20が支持軸14まわりに踏込み操作さ
れ、ポール30とラチェット28との噛合い力が所定値
以下まで低下すると、アーム部66の弾性復元力により
ポール30がターンオーバスプリング34の付勢力に抗
して解除方向へ回動させられ、中立位置を越えて退避位
置まで回動させられる。アーム部66の弾性力や弾性係
数,形状などは、上記のような作用が得られるように設
定されている。レリース部材62は連結部材に相当し、
そのうちのアーム部66は弾性部材に相当する。
【0027】本実施例では、前記捩りコイルスプリング
56の代わりにアーム部66の弾性を利用している点が
異なるだけで、実質的に前記実施例と同様の作用効果が
得られる。加えて、本実施例では、ペダルパッド20と
レリース部材62とが一体的に構成されているととも
に、前記捩りコイルスプリング56が不要であることか
ら、部品点数が少なくなって組付け作業を容易且つ迅速
に行うことができるようになり、製造コストを節減でき
る。
56の代わりにアーム部66の弾性を利用している点が
異なるだけで、実質的に前記実施例と同様の作用効果が
得られる。加えて、本実施例では、ペダルパッド20と
レリース部材62とが一体的に構成されているととも
に、前記捩りコイルスプリング56が不要であることか
ら、部品点数が少なくなって組付け作業を容易且つ迅速
に行うことができるようになり、製造コストを節減でき
る。
【0028】以上、本発明の実施例を図面に基づいて詳
細に説明したが、本発明は他の態様で実施することもで
きる。
細に説明したが、本発明は他の態様で実施することもで
きる。
【0029】例えば、前記実施例のターンオーバスプリ
ング34は略C字形状の板ばねにて構成されていたが、
同じく略C字形状に曲成された線状のトーションスプリ
ングや捩りコイルスプリング,圧縮コイルスプリングな
どのばね部材を用いることも可能である。従来のように
引張コイルスプリングを用いて構成することもできる。
ング34は略C字形状の板ばねにて構成されていたが、
同じく略C字形状に曲成された線状のトーションスプリ
ングや捩りコイルスプリング,圧縮コイルスプリングな
どのばね部材を用いることも可能である。従来のように
引張コイルスプリングを用いて構成することもできる。
【0030】また、前記実施例のペダルパッド20は、
上側踏部46側が踏まれることによって解除位置へ回動
させられるようになっていたが、例えばレリース部材4
8,62とポール30との間に中間レバーを介在させる
などして、下側踏部44側が踏まれることによって解除
位置へ回動させられるようにすることもできる。レリー
ス部材48,62とポール30とを連結し、ペダルパッ
ド20の両方向の回動でポール30を噛合い位置および
退避位置の双方へ回動させるようにしたり、レリース部
材48,62等をポール30の爪部側に係合させたりす
ることもできるなど、ペダルパッド20とポール30と
の間の連結構造は適宜変更することが可能である。
上側踏部46側が踏まれることによって解除位置へ回動
させられるようになっていたが、例えばレリース部材4
8,62とポール30との間に中間レバーを介在させる
などして、下側踏部44側が踏まれることによって解除
位置へ回動させられるようにすることもできる。レリー
ス部材48,62とポール30とを連結し、ペダルパッ
ド20の両方向の回動でポール30を噛合い位置および
退避位置の双方へ回動させるようにしたり、レリース部
材48,62等をポール30の爪部側に係合させたりす
ることもできるなど、ペダルパッド20とポール30と
の間の連結構造は適宜変更することが可能である。
【0031】また、前記第1実施例では弾性部材として
捩りコイルスプリング56が用いられていたが、引張コ
イルスプリングや圧縮コイルスプリングなどの他のばね
部材を用いることも可能で、上記連結構造などに応じて
適宜定めることができる。
捩りコイルスプリング56が用いられていたが、引張コ
イルスプリングや圧縮コイルスプリングなどの他のばね
部材を用いることも可能で、上記連結構造などに応じて
適宜定めることができる。
【0032】また、前記実施例では支持軸14、ピン3
2,42が略平行となる姿勢で配設されていたが、略平
行であることは必ずしも必要でなく、積極的に傾斜させ
て構成することも可能である。
2,42が略平行となる姿勢で配設されていたが、略平
行であることは必ずしも必要でなく、積極的に傾斜させ
て構成することも可能である。
【0033】その他一々例示はしないが、本発明は当業
者の知識に基づいて種々の変更,改良を加えた態様で実
施することができる。
者の知識に基づいて種々の変更,改良を加えた態様で実
施することができる。
【図1】本発明の一実施例である足踏み式パーキングブ
レーキ操作装置を示す一部を切り欠いた正面図である。
レーキ操作装置を示す一部を切り欠いた正面図である。
【図2】図1におけるターンオーバスプリング,ポー
ル,および操作ペダル側のブロックを分解して示す斜視
図である。
ル,および操作ペダル側のブロックを分解して示す斜視
図である。
【図3】図1の操作ペダルが踏込み操作された状態を示
す図である。
す図である。
【図4】図3の状態においてペダルパッドが解除位置へ
回動操作された状態を示す図である。
回動操作された状態を示す図である。
【図5】本発明の他の実施例を示す一部を切り欠いた正
面図である。
面図である。
10,60:足踏み式パーキングブレーキ操作装置 12:ブラケット 16:操作ペダル 20:ペダルパッド 28:ラチェット 30:ポール 34:ターンオーバスプリング 48,62:レリース部材(連結部材) 56:捩りコイルスプリング(弾性部材) 66:アーム部(弾性部材)
Claims (1)
- 【請求項1】 車体に固設されるブラケットと、 該ブラケットに第1中心線まわりの回動可能に配設され
る操作ペダルと、 前記第1中心線を中心とする円弧状に前記ブラケットに
設けられたラチェットと、 前記操作ペダルに第2中心線まわりの回動可能に配設さ
れ、前記ラチェットと噛み合わされることにより該操作
ペダルが原位置側へ戻り回動することを阻止するポール
と、 該ポールと前記操作ペダルとに跨がって配設され、前記
第2中心線まわりにおいて該ポールが前記ラチェットと
噛み合う噛合い位置から所定角度だけ解除側へ回動した
中立位置までは噛合い方向へ付勢する一方、該中立位置
よりも解除側では解除方向へ付勢するターンオーバスプ
リングと、 前記操作ペダルに第3中心線まわりの回動可能に配設さ
れるとともに連結部材を介して前記ポールに係合させら
れ、該第3中心線まわりの一方の回動端である踏込み位
置へ回動させられた状態では前記ターンオーバスプリン
グの付勢力に従って前記ポールが前記ラチェットと噛み
合うことを許容するが、該第3中心線まわりの他方の回
動端である解除位置へ回動させられると、該ターンオー
バスプリングの付勢力に抗して該ポールを前記中立位置
を越えて前記解除側へ回動させるペダルパッドとを備
え、前記ペダルパッドが前記踏込み位置へ回動させられ
た状態で前記操作ペダルと共に前記第1中心線まわりに
踏込み操作されると、該操作ペダルに連結されたブレー
キケーブルを引き締めてパーキングブレーキを作動させ
るとともに、前記ラチェットと前記ポールとの噛合いに
より該操作ペダルの原位置への戻り回動が阻止されて該
パーキングブレーキの作動状態が維持される一方、該ペ
ダルパッドが前記解除位置へ回動させられて前記ラチェ
ットと前記ポールとの噛合いが解除されると、前記操作
ペダルの原位置への戻り回動が許容される足踏み式パー
キングブレーキ操作装置において、 前記ポールと前記ラチェットとの噛合い力が所定値より
大きい場合は、前記ペダルパッドが前記解除位置へ回動
させられても弾性変形によって該ポールと該ラチェット
との噛合い状態が維持され、該噛合い力が該所定値以下
になると弾性復元力によって該ポールが前記中立位置を
越えて前記解除側へ回動させられるように、該ペダルパ
ッドから前記連結部材を経て該ポールに至る力の伝達経
路に弾性部材を介在させたことを特徴とする足踏み式パ
ーキングブレーキ操作装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9042995A JPH08282455A (ja) | 1995-04-17 | 1995-04-17 | 足踏み式パーキングブレーキ操作装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9042995A JPH08282455A (ja) | 1995-04-17 | 1995-04-17 | 足踏み式パーキングブレーキ操作装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08282455A true JPH08282455A (ja) | 1996-10-29 |
Family
ID=13998372
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9042995A Pending JPH08282455A (ja) | 1995-04-17 | 1995-04-17 | 足踏み式パーキングブレーキ操作装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08282455A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105539400A (zh) * | 2016-01-14 | 2016-05-04 | 安徽江淮汽车股份有限公司 | 可调节的汽车踏板及汽车 |
| CN115593372A (zh) * | 2022-09-22 | 2023-01-13 | 江苏苏美达五金工具有限公司(Cn) | 一种驻刹机构及其工作方法 |
-
1995
- 1995-04-17 JP JP9042995A patent/JPH08282455A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105539400A (zh) * | 2016-01-14 | 2016-05-04 | 安徽江淮汽车股份有限公司 | 可调节的汽车踏板及汽车 |
| CN115593372A (zh) * | 2022-09-22 | 2023-01-13 | 江苏苏美达五金工具有限公司(Cn) | 一种驻刹机构及其工作方法 |
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