JPH08282580A - 作業船の固定及び移動方法並びにその装置 - Google Patents
作業船の固定及び移動方法並びにその装置Info
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- JPH08282580A JPH08282580A JP11915995A JP11915995A JPH08282580A JP H08282580 A JPH08282580 A JP H08282580A JP 11915995 A JP11915995 A JP 11915995A JP 11915995 A JP11915995 A JP 11915995A JP H08282580 A JPH08282580 A JP H08282580A
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- fixing
- moving
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 作業船を作業水域で正確に固定し、作業中の
船体姿勢の変化がなく、かつ、移動時においても正確に
位置決めすることができるスパッド装置による作業船の
固定及び移動方法並びにその装置を提供することを目的
とする。 【構成】 作業船1を作業水域で停船してから船尾4又
は船首3側に設けた固定用スパッド12を水底に打ち込
み、更に固定用スパッド12から前後方向に離れた位置
における船体の左右舷側近傍部位に設けた移動用スパッ
ド14を船体の前後方向に沿って延長して開設された一
対の開口部9の端部でそれぞれ水底に打ち込み、該移動
用スパッド14と前記固定用スパッド12によって船体
2を少なくとも3点で静止固定させた作業船の固定方法
と、作業後に固定用スパッド12を水底から引き抜き、
牽引装置によって移動用スパッド14を牽引して船体を
移動してから再度固定用スパッド12を水底に打ち込む
移動方法並びにその装置を提供する。
船体姿勢の変化がなく、かつ、移動時においても正確に
位置決めすることができるスパッド装置による作業船の
固定及び移動方法並びにその装置を提供することを目的
とする。 【構成】 作業船1を作業水域で停船してから船尾4又
は船首3側に設けた固定用スパッド12を水底に打ち込
み、更に固定用スパッド12から前後方向に離れた位置
における船体の左右舷側近傍部位に設けた移動用スパッ
ド14を船体の前後方向に沿って延長して開設された一
対の開口部9の端部でそれぞれ水底に打ち込み、該移動
用スパッド14と前記固定用スパッド12によって船体
2を少なくとも3点で静止固定させた作業船の固定方法
と、作業後に固定用スパッド12を水底から引き抜き、
牽引装置によって移動用スパッド14を牽引して船体を
移動してから再度固定用スパッド12を水底に打ち込む
移動方法並びにその装置を提供する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は作業船の固定及び移動方
法並びにその装置に関し、特に浚渫船等の各種作業船を
水域内の所定位置に固定して作業を遂行するとともに、
必要に応じて船体の位置を適宜移動及び回転させること
ができる方法とその装置に関するものである。
法並びにその装置に関し、特に浚渫船等の各種作業船を
水域内の所定位置に固定して作業を遂行するとともに、
必要に応じて船体の位置を適宜移動及び回転させること
ができる方法とその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】浚渫船等の各種作業船は、被曳航船はも
とより自航船であっても作業水域における作業中の船体
の固定手段或は作業の進行に伴う当該水域での移動手段
としてスパッド装置が使用されている。
とより自航船であっても作業水域における作業中の船体
の固定手段或は作業の進行に伴う当該水域での移動手段
としてスパッド装置が使用されている。
【0003】このスパッド装置の基本的操作方法は、作
業船の適宜位置に水底に通じる開口部を形成し、この開
口部から水底に向けてスパッド(杭)を鉛直に落下させ
て、スパッドを水底に打ち込んで船体を固定する方法に
あり、更に上記開口部を船体の前後方向に沿って長孔に
形成しておいて、作業の進捗につれてスパッドを水底に
打ち込んだ状態のままスパッド装置をウインドラス等の
牽引装置で引っ張ることにより、この時の反力によって
船体を開口部に沿って移動させるものである。
業船の適宜位置に水底に通じる開口部を形成し、この開
口部から水底に向けてスパッド(杭)を鉛直に落下させ
て、スパッドを水底に打ち込んで船体を固定する方法に
あり、更に上記開口部を船体の前後方向に沿って長孔に
形成しておいて、作業の進捗につれてスパッドを水底に
打ち込んだ状態のままスパッド装置をウインドラス等の
牽引装置で引っ張ることにより、この時の反力によって
船体を開口部に沿って移動させるものである。
【0004】従来から船体内に固定用のスパッド装置を
一基のみ装備したもの、固定用のスパッド装置及び移動
用のスパッド装置を各1基装備したものが提供されてい
る。この移動用スパッド装置の構成としては、スパッド
を上下動可能に抱持したやぐらを備えた台車を走行可能
に配置した構成等が提供されている。
一基のみ装備したもの、固定用のスパッド装置及び移動
用のスパッド装置を各1基装備したものが提供されてい
る。この移動用スパッド装置の構成としては、スパッド
を上下動可能に抱持したやぐらを備えた台車を走行可能
に配置した構成等が提供されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のスパッド装置は潮流や風の影響を受けやすい
ために船体の固定位置に狂いが生じることがあり、船体
の固定後に適正な位置に再移動して補正する等の操作を
余儀なくされることが多々あり、作業開始までに余分な
時間を必要とするという課題がある。
うな従来のスパッド装置は潮流や風の影響を受けやすい
ために船体の固定位置に狂いが生じることがあり、船体
の固定後に適正な位置に再移動して補正する等の操作を
余儀なくされることが多々あり、作業開始までに余分な
時間を必要とするという課題がある。
【0006】即ち、固定用のスパッド装置及び移動用の
スパッド装置を各1基装備した作業船では、船体が2点
で支持固定されているため、船体の安定性が必ずしも良
好ではなく、更に船体の移動時に固定したスパッドを引
き抜いて移動用のスパッド装置を移動させる際、船体が
移動用のスパッド装置或は固定用のスパッド装置のどち
らか1本のスパッド装置のみによって支持されることと
なるため、船体が潮流や風の力を受けてスパッドを中心
として回転してしまい、船体の位置が狂ってしまうこと
になりやすい。
スパッド装置を各1基装備した作業船では、船体が2点
で支持固定されているため、船体の安定性が必ずしも良
好ではなく、更に船体の移動時に固定したスパッドを引
き抜いて移動用のスパッド装置を移動させる際、船体が
移動用のスパッド装置或は固定用のスパッド装置のどち
らか1本のスパッド装置のみによって支持されることと
なるため、船体が潮流や風の力を受けてスパッドを中心
として回転してしまい、船体の位置が狂ってしまうこと
になりやすい。
【0007】そこで本発明は上記事情に鑑みて、作業船
の作業位置での正確な固定と、移動時における正確な位
置決めを目的として改良されたスパッド装置による作業
船の固定及び移動方法並びにその装置を提供するもので
ある。
の作業位置での正確な固定と、移動時における正確な位
置決めを目的として改良されたスパッド装置による作業
船の固定及び移動方法並びにその装置を提供するもので
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、先ず請求項1により、作業船を作業水域の
適宜位置で停船してから船尾又は船首側に設けた固定用
スパッドを水底に打ち込み、更に固定用スパッドから前
後方向に離れた位置における船体の左右舷側近傍部位に
設けた一対の移動用スパッドを船体の前後方向に沿って
延長して開設された一対の開口部の端部でそれぞれ水底
に打ち込み、移動用スパッドと固定用スパッドによって
船体を少なくとも3点で静止固定させた作業船の固定方
法を提供する。
するために、先ず請求項1により、作業船を作業水域の
適宜位置で停船してから船尾又は船首側に設けた固定用
スパッドを水底に打ち込み、更に固定用スパッドから前
後方向に離れた位置における船体の左右舷側近傍部位に
設けた一対の移動用スパッドを船体の前後方向に沿って
延長して開設された一対の開口部の端部でそれぞれ水底
に打ち込み、移動用スパッドと固定用スパッドによって
船体を少なくとも3点で静止固定させた作業船の固定方
法を提供する。
【0009】請求項2により、上記3点で船体を静止固
定させて所定の作業を遂行した後、固定用スパッドを水
底から引き抜いて牽引装置によって移動用スパッドを牽
引することにより船体を移動してから固定用スパッドを
再び水底に打ち込んで船体を3点にて静止固定するよう
にした固定及び移動方法にしてあり、請求項3により、
更に船体を移動する際に上記開口部の端部に移動させた
一方の移動用スパッドを引き抜いて、牽引装置により他
方側端部へ移動させて水底に打ち込んだ後、他方の移動
用スパッドを引き抜いて牽引装置により当該スパッドを
他方側端部へ移動させて水底に打ち込み、固定用のスパ
ッドを引き抜いて牽引装置によって移動用スパッドを牽
引することにより船体を移動してから固定用スパッドを
再び水底に打ち込んで船体を3点にて静止固定する方法
にしてある。請求項4により、固定用スパッドを水底に
打ち込んだまま、移動用スパッドを両方共に引き抜い
て、外方から舷側を押して固定用スパッドを中心として
船体を右又は左へ回転移動させるようにした方法を提供
する。
定させて所定の作業を遂行した後、固定用スパッドを水
底から引き抜いて牽引装置によって移動用スパッドを牽
引することにより船体を移動してから固定用スパッドを
再び水底に打ち込んで船体を3点にて静止固定するよう
にした固定及び移動方法にしてあり、請求項3により、
更に船体を移動する際に上記開口部の端部に移動させた
一方の移動用スパッドを引き抜いて、牽引装置により他
方側端部へ移動させて水底に打ち込んだ後、他方の移動
用スパッドを引き抜いて牽引装置により当該スパッドを
他方側端部へ移動させて水底に打ち込み、固定用のスパ
ッドを引き抜いて牽引装置によって移動用スパッドを牽
引することにより船体を移動してから固定用スパッドを
再び水底に打ち込んで船体を3点にて静止固定する方法
にしてある。請求項4により、固定用スパッドを水底に
打ち込んだまま、移動用スパッドを両方共に引き抜い
て、外方から舷側を押して固定用スパッドを中心として
船体を右又は左へ回転移動させるようにした方法を提供
する。
【0010】請求項5により、船体の左右舷側近傍部位
に、船体の前後方向に沿って延長する長方形の一対の開
口部を開設し、この開口部を覆う位置に、開口部に沿っ
て牽引装置により甲板上を走行可能な一対の移動用スパ
ッド装置を配置し、更に一対の移動用スパッド装置と平
面視が三角形を形成する位置に固定用スパッド装置を配
置した作業船の固定及び移動装置を提供する。
に、船体の前後方向に沿って延長する長方形の一対の開
口部を開設し、この開口部を覆う位置に、開口部に沿っ
て牽引装置により甲板上を走行可能な一対の移動用スパ
ッド装置を配置し、更に一対の移動用スパッド装置と平
面視が三角形を形成する位置に固定用スパッド装置を配
置した作業船の固定及び移動装置を提供する。
【0011】牽引装置として、一対の開口部の前後部に
ウインドラスとチェーンガイドローラを夫々設け、ウイ
ンドラスとチェーンガイドローラ間にスタッドチェーン
を掛け回して、スタッドチェーンの両端部を台車の前端
部に連結した構成にしてある。また、固定用スパッド装
置を、船体上の船尾側もしくは船首側の何れか一方もし
くは両方に配置した構成を提供する。
ウインドラスとチェーンガイドローラを夫々設け、ウイ
ンドラスとチェーンガイドローラ間にスタッドチェーン
を掛け回して、スタッドチェーンの両端部を台車の前端
部に連結した構成にしてある。また、固定用スパッド装
置を、船体上の船尾側もしくは船首側の何れか一方もし
くは両方に配置した構成を提供する。
【0012】固定用スパッド装置は、船尾又は船首に開
設されたスパッドが貫通可能な開口部と、この開口部を
包囲して甲板上に立設されて上側部にスパッドを咬持す
るチャック装置が配備されたやぐらと、スパッドを打ち
込み、かつ、引き抜くための駆動機構とを具備してい
る。更に移動用スパッド装置は、スパッドを包囲する開
口部を跨いで開口部に沿って往復移動可能な台車上に立
設されて、上側部にスパッドを咬持するチャック装置が
配備されたやぐらと、スパッドを打ち込み、かつ、引き
抜くための駆動機構とを具備している。
設されたスパッドが貫通可能な開口部と、この開口部を
包囲して甲板上に立設されて上側部にスパッドを咬持す
るチャック装置が配備されたやぐらと、スパッドを打ち
込み、かつ、引き抜くための駆動機構とを具備してい
る。更に移動用スパッド装置は、スパッドを包囲する開
口部を跨いで開口部に沿って往復移動可能な台車上に立
設されて、上側部にスパッドを咬持するチャック装置が
配備されたやぐらと、スパッドを打ち込み、かつ、引き
抜くための駆動機構とを具備している。
【0013】台車の前後部の左右両側面の前後に、夫々
波動による船体の横揺れを防止するフックローラを回転
可能に取り付け、台車の底面に開口部内に係合するスパ
ッドガイドを垂下して取り付けてある。この台車は一対
の開口部に沿って甲板に敷設したレール上を転動可能な
車輪を左右両側の前後部に有している。
波動による船体の横揺れを防止するフックローラを回転
可能に取り付け、台車の底面に開口部内に係合するスパ
ッドガイドを垂下して取り付けてある。この台車は一対
の開口部に沿って甲板に敷設したレール上を転動可能な
車輪を左右両側の前後部に有している。
【0014】
【作用】かかる作業船の固定及び移動方法並びにその装
置によれば、作業船を作業水域の適宜位置で停船してか
ら固定用スパッドを水底に打ち込み、次に船体の左右舷
側近傍部位に設けられた移動用のスパッドを一対の開口
部の端部でそれぞれ水底に打ち込むことにより、この移
動用スパッドと上記固定用スパッドによって船体が少な
くとも3点で静止固定される。これによって船体は水平
方向への回転が防止された状態を保って静止し、水流や
風によって船体の作業位置が狂うことがない。
置によれば、作業船を作業水域の適宜位置で停船してか
ら固定用スパッドを水底に打ち込み、次に船体の左右舷
側近傍部位に設けられた移動用のスパッドを一対の開口
部の端部でそれぞれ水底に打ち込むことにより、この移
動用スパッドと上記固定用スパッドによって船体が少な
くとも3点で静止固定される。これによって船体は水平
方向への回転が防止された状態を保って静止し、水流や
風によって船体の作業位置が狂うことがない。
【0015】作業の進捗に伴って船体を直進移動させる
ときは、固定用スパッドを水底から引き抜いた後に牽引
装置を働かせることにより、反力によって台車と甲板と
の間に介在された車輪とレールによって台車が移動して
船体が開口部の前後方向の長さ分だけ移動し、そこで固
定用スパッドを再び水底に打ち込んで船体を3点にて静
止固定する。
ときは、固定用スパッドを水底から引き抜いた後に牽引
装置を働かせることにより、反力によって台車と甲板と
の間に介在された車輪とレールによって台車が移動して
船体が開口部の前後方向の長さ分だけ移動し、そこで固
定用スパッドを再び水底に打ち込んで船体を3点にて静
止固定する。
【0016】作業船を更に移動する場合には、一方の移
動用スパッドのみ引き抜いてスパッドを牽引装置により
移動させてから水底に打ち込んで固定し、次に他方のス
パッドを引き抜いて上記と同様に当該スパッドを移動さ
せ、水底に打ち込んで固定し、最後に固定用のスパッド
を引き抜いて牽引装置により船体を移動させる。この操
作を繰り返すことによって作業船を作業水域内で自由に
直進移動することができる。
動用スパッドのみ引き抜いてスパッドを牽引装置により
移動させてから水底に打ち込んで固定し、次に他方のス
パッドを引き抜いて上記と同様に当該スパッドを移動さ
せ、水底に打ち込んで固定し、最後に固定用のスパッド
を引き抜いて牽引装置により船体を移動させる。この操
作を繰り返すことによって作業船を作業水域内で自由に
直進移動することができる。
【0017】更に作業船を左右へ回転させる場合には、
固定用スパッドを水底に打ち込んだまま、移動用スパッ
ドを両方共に引き抜いて外方から舷側を押して回転を行
う。また、移動用スパッドのいずれか一方と固定用スパ
ッドとを引き抜いた状態で船体を回転移動させることも
可能である。
固定用スパッドを水底に打ち込んだまま、移動用スパッ
ドを両方共に引き抜いて外方から舷側を押して回転を行
う。また、移動用スパッドのいずれか一方と固定用スパ
ッドとを引き抜いた状態で船体を回転移動させることも
可能である。
【0018】
【実施例】以下図面に基づいて本発明にかかる作業船の
固定及び移動方法並びにその装置の一実施例を説明す
る。図1は本実施例を適用した作業船の側面図、図2は
同平面図であり、全体的に示す作業船1の船体2は平面
視が略長方形に形成されており、甲板5上の船首3側に
は作業用のクレーン11とクレーン11を操作する操作
室6が設けられ、船尾4側の船体の幅員方向中央位置に
固定用スパッド装置7が設けられ、固定用スパッド装置
7の近傍に作業員の居住室8が設けられている。
固定及び移動方法並びにその装置の一実施例を説明す
る。図1は本実施例を適用した作業船の側面図、図2は
同平面図であり、全体的に示す作業船1の船体2は平面
視が略長方形に形成されており、甲板5上の船首3側に
は作業用のクレーン11とクレーン11を操作する操作
室6が設けられ、船尾4側の船体の幅員方向中央位置に
固定用スパッド装置7が設けられ、固定用スパッド装置
7の近傍に作業員の居住室8が設けられている。
【0019】更に固定用スパッド装置7から前後方向に
離れた位置における船体の左右舷側近傍部位に、船体の
前後方向に沿って延長する長方形の一対の開口部9,9
が開設されており、この開口部9,9を覆う位置に、一
対の移動用スパッド装置10,10が開口部9,9に沿
って甲板5上を走行可能に配置されている。図2に示し
たように、移動用スパッド装置10,10と固定用スパ
ッド装置7は、平面視が三角形を形成するように配置さ
れている。尚、図示例では固定用スパッド装置7を船尾
4側に配置したが、固定用スパッド装置7を船首3側に
配置するかもしくは両方に配置してもよく、更に三角形
を形成できる位置であれば、船尾又は船首に限定されず
にどの位置に固定用スパッド装置7を配置してもよい。
離れた位置における船体の左右舷側近傍部位に、船体の
前後方向に沿って延長する長方形の一対の開口部9,9
が開設されており、この開口部9,9を覆う位置に、一
対の移動用スパッド装置10,10が開口部9,9に沿
って甲板5上を走行可能に配置されている。図2に示し
たように、移動用スパッド装置10,10と固定用スパ
ッド装置7は、平面視が三角形を形成するように配置さ
れている。尚、図示例では固定用スパッド装置7を船尾
4側に配置したが、固定用スパッド装置7を船首3側に
配置するかもしくは両方に配置してもよく、更に三角形
を形成できる位置であれば、船尾又は船首に限定されず
にどの位置に固定用スパッド装置7を配置してもよい。
【0020】固定用スパッド装置7の構成は、船尾4の
幅員方向略中央部にスパッド12が貫通する略円形の開
口部16が開設され、この開口部16を包囲して甲板5
にやぐら13が立設されている。他方の移動用スパッド
装置10の構成は、スパッド14を包囲して開口部9を
跨いで開口部9の上部に形成された平底穴9aに沿って
往復移動可能なやぐら15が甲板5に立設されている。
やぐら13,15は甲板5に固定されていて固定用スパ
ッド12及び移動用スパッド14を打ち込んだり引き抜
いたりするためのチャック装置やウインドラスを有して
いる。
幅員方向略中央部にスパッド12が貫通する略円形の開
口部16が開設され、この開口部16を包囲して甲板5
にやぐら13が立設されている。他方の移動用スパッド
装置10の構成は、スパッド14を包囲して開口部9を
跨いで開口部9の上部に形成された平底穴9aに沿って
往復移動可能なやぐら15が甲板5に立設されている。
やぐら13,15は甲板5に固定されていて固定用スパ
ッド12及び移動用スパッド14を打ち込んだり引き抜
いたりするためのチャック装置やウインドラスを有して
いる。
【0021】図3,図4に示すように、移動用のやぐら
15の上側部には、スパッド14を咬持するチャック装
置17が配備され、やぐら15の下側部にはチャック装
置17を上下動させるためのウインチ18が配備されて
いる。やぐら15は台車19に立設されており、この台
車19は前後部の左右両側下部にそれぞれ複数の車輪2
0,20を有し、この車輪20,20は平底穴9aに付
設された複線のレール21,21に転動可能に載置され
ている。
15の上側部には、スパッド14を咬持するチャック装
置17が配備され、やぐら15の下側部にはチャック装
置17を上下動させるためのウインチ18が配備されて
いる。やぐら15は台車19に立設されており、この台
車19は前後部の左右両側下部にそれぞれ複数の車輪2
0,20を有し、この車輪20,20は平底穴9aに付
設された複線のレール21,21に転動可能に載置され
ている。
【0022】更に台車19の左右両側面の前後には夫々
フックローラ22,22がブラケット23,23を介し
て回転可能に取り付けられ、台車19の底面には開口部
9内に係合するスパッドガイド24が垂下して取り付け
られている。フックローラ22は平底穴9aのストッパ
ーレール9bの下側に回転可能に当接している。
フックローラ22,22がブラケット23,23を介し
て回転可能に取り付けられ、台車19の底面には開口部
9内に係合するスパッドガイド24が垂下して取り付け
られている。フックローラ22は平底穴9aのストッパ
ーレール9bの下側に回転可能に当接している。
【0023】レール21は平底穴9aの開口部9に沿っ
て左右両側に2本ずつ、合計4本設けられている。図5
に示すように車輪20は2本のレール21上で転動可能
な2個の車輪が対として台車19にブラケット19aで
支持されている。従って台車19はレール21上で船体
の前後方向に沿って開口部9の一端部から他端部へと移
動可能となっている。フックローラ22は、台車19が
波動による船体2の横揺れに際して転倒しないように保
持する機能を有している。
て左右両側に2本ずつ、合計4本設けられている。図5
に示すように車輪20は2本のレール21上で転動可能
な2個の車輪が対として台車19にブラケット19aで
支持されている。従って台車19はレール21上で船体
の前後方向に沿って開口部9の一端部から他端部へと移
動可能となっている。フックローラ22は、台車19が
波動による船体2の横揺れに際して転倒しないように保
持する機能を有している。
【0024】図6,7に示すように、台車19の前後に
おける甲板5又は平底穴9aには、牽引装置としての一
対のウインドラス25,25とチェーンガイドローラ2
6,26が回転可能に固定され、このウインドラス25
とチェーンガイドローラ26間にはスタッドチェーン2
7がエンドレスに掛け回され、その一端部は台車19の
前端部のブラケット28に連結され、他端部は後端部の
ブラケット29に連結されている。ウインドラス25は
駆動装置を有して必要によりスタッドチェーン27を回
動させることができる。従って台車19はウインドラス
25を回転駆動することによって開口部9に沿って移動
し、スパッドガイド24が開口部9内に固定されたゴム
パッド30に当接して停止する。
おける甲板5又は平底穴9aには、牽引装置としての一
対のウインドラス25,25とチェーンガイドローラ2
6,26が回転可能に固定され、このウインドラス25
とチェーンガイドローラ26間にはスタッドチェーン2
7がエンドレスに掛け回され、その一端部は台車19の
前端部のブラケット28に連結され、他端部は後端部の
ブラケット29に連結されている。ウインドラス25は
駆動装置を有して必要によりスタッドチェーン27を回
動させることができる。従って台車19はウインドラス
25を回転駆動することによって開口部9に沿って移動
し、スパッドガイド24が開口部9内に固定されたゴム
パッド30に当接して停止する。
【0025】尚、フックローラ22は車輪20と別個に
したが、図8に示したように台車19の前後部の左右両
側にブラケット31を垂下して固定し、このブラケット
31にシャフト32を介してフックローラ33を回転可
能に支承するとともに、シャフト32にボギー34を回
動可能に支承し、このボギー34の両端部にシャフト3
5を介して車輪36をそれぞれ回転可能に軸支した構成
としてもよい。
したが、図8に示したように台車19の前後部の左右両
側にブラケット31を垂下して固定し、このブラケット
31にシャフト32を介してフックローラ33を回転可
能に支承するとともに、シャフト32にボギー34を回
動可能に支承し、このボギー34の両端部にシャフト3
5を介して車輪36をそれぞれ回転可能に軸支した構成
としてもよい。
【0026】以下に上記本実施例の作用を説明する。先
ず作業船1を作業水域に航行させて適宜位置において船
体2を停船し、固定する。この時には図9(A)に示す
ように船尾4側の幅員方向中央位置に設けられた固定用
スパッド12を水底に打ち込み、更に船体2の左右舷側
近傍部位に設けられた移動用のスパッド14,14を船
体の前後方向に沿って延長して開設された長方形の一対
の開口部9,9の船首3側の端部でそれぞれ水底に打ち
込み、このスパッド14,14と上記スパッド12によ
って船体2を3点で静止固定させる。これによって船体
2は水平方向への回転が防止された状態を保って静止
し、水流や風によって船体2の作業位置が狂うことがな
く作業船1による浚渫等の所定の作業が遂行される。
ず作業船1を作業水域に航行させて適宜位置において船
体2を停船し、固定する。この時には図9(A)に示す
ように船尾4側の幅員方向中央位置に設けられた固定用
スパッド12を水底に打ち込み、更に船体2の左右舷側
近傍部位に設けられた移動用のスパッド14,14を船
体の前後方向に沿って延長して開設された長方形の一対
の開口部9,9の船首3側の端部でそれぞれ水底に打ち
込み、このスパッド14,14と上記スパッド12によ
って船体2を3点で静止固定させる。これによって船体
2は水平方向への回転が防止された状態を保って静止
し、水流や風によって船体2の作業位置が狂うことがな
く作業船1による浚渫等の所定の作業が遂行される。
【0027】次に作業の進捗に伴って船体2を直進移動
させるときは、図9(B)に示すように初めにスパッド
装置7を駆動して固定用スパッド12を水底から引き抜
いた後、図5,図7におけるウインドラス25を駆動し
てスタッドチェーン27を正回転操作すると、移動用ス
パッド装置10は水底に打ち込まれたスパッド14をや
ぐら13に抱持した状態であるから固定静止している
が、図5に示すように台車19と甲板5との間に介在さ
れた車輪20とレール21によって台車19が移動し
て、図9(C)に示すように船体2が進行方向に移動す
る。
させるときは、図9(B)に示すように初めにスパッド
装置7を駆動して固定用スパッド12を水底から引き抜
いた後、図5,図7におけるウインドラス25を駆動し
てスタッドチェーン27を正回転操作すると、移動用ス
パッド装置10は水底に打ち込まれたスパッド14をや
ぐら13に抱持した状態であるから固定静止している
が、図5に示すように台車19と甲板5との間に介在さ
れた車輪20とレール21によって台車19が移動し
て、図9(C)に示すように船体2が進行方向に移動す
る。
【0028】船体2が開口部9の前後方向の長さSだけ
前進して開口部9の船尾4側の端部にスパッド14が当
接した時に船体2の移動が停止する。そこで、図9
(D)に示すように、固定用スパッド12を再び水底に
打ち込んで船体2を前記同様に3点にて静止固定する。
前進して開口部9の船尾4側の端部にスパッド14が当
接した時に船体2の移動が停止する。そこで、図9
(D)に示すように、固定用スパッド12を再び水底に
打ち込んで船体2を前記同様に3点にて静止固定する。
【0029】次に図10(A)に示した状態から作業船
1を更に前進する場合には、図10(B)に示すように
開口部9の船尾4側端部に移動させた一方の移動用スパ
ッド装置10の駆動によって一方のスパッド14aのみ
引き抜いて移動用スパッド装置10のウインドラス25
で船首3側端部へ移動させてスパッド14aを水底に打
ち込んで固定し、次に図10(C)に示すように他方の
スパッド14bを引き抜いて前記と同様に当該スパッド
14bをウインドラス25で船首3側端部へ移動させ、
このスパッド14bを水底に打ち込んで固定する。最後
に図10(D)に示すように固定用のスパッド12を引
き抜いて図10(B)以下と同様の操作により船体2を
前進させる。上記操作を繰り返すことによって、作業船
1は作業水域内では自由に直進移動できる。
1を更に前進する場合には、図10(B)に示すように
開口部9の船尾4側端部に移動させた一方の移動用スパ
ッド装置10の駆動によって一方のスパッド14aのみ
引き抜いて移動用スパッド装置10のウインドラス25
で船首3側端部へ移動させてスパッド14aを水底に打
ち込んで固定し、次に図10(C)に示すように他方の
スパッド14bを引き抜いて前記と同様に当該スパッド
14bをウインドラス25で船首3側端部へ移動させ、
このスパッド14bを水底に打ち込んで固定する。最後
に図10(D)に示すように固定用のスパッド12を引
き抜いて図10(B)以下と同様の操作により船体2を
前進させる。上記操作を繰り返すことによって、作業船
1は作業水域内では自由に直進移動できる。
【0030】また、作業船1を右又は左へ回転させる必
要があるときは、固定用スパッド12を水底に打ち込ん
だまま、移動用スパッド14を両方共に引き抜いて、タ
グボート等に舷側を押して貰うことによりスパッド12
を中心として回転移動できる。更に移動用スパッド14
のいずれか一方と固定用スパッド12とを引き抜いた状
態で、移動用スパッド14の一方を中心として船体2を
回転移動させることもできる。
要があるときは、固定用スパッド12を水底に打ち込ん
だまま、移動用スパッド14を両方共に引き抜いて、タ
グボート等に舷側を押して貰うことによりスパッド12
を中心として回転移動できる。更に移動用スパッド14
のいずれか一方と固定用スパッド12とを引き抜いた状
態で、移動用スパッド14の一方を中心として船体2を
回転移動させることもできる。
【0031】従って本発明によれば、移動用スパッド装
置10のほかに固定用スパッド装置7,7を設けること
により、3点支持のスパッド12,14で作業船1の船
体2の静止固定と、2点支持で開口部9に沿った船体2
の直進移動を可能にする。
置10のほかに固定用スパッド装置7,7を設けること
により、3点支持のスパッド12,14で作業船1の船
体2の静止固定と、2点支持で開口部9に沿った船体2
の直進移動を可能にする。
【0032】
【発明の効果】以上説明した本発明によれば、船体の左
右舷側近傍部位に長方形の一対の開口部を開設して、開
口部を覆う位置に牽引装置により甲板上を走行可能な一
対の移動用スパッド装置を配置し、更にこの一対の移動
用スパッド装置と平面視が二等辺三角形を形成する位置
に固定用スパッド装置を配置したことにより、潮流や風
に影響されない正確な作業位置に船体を3点で静止固定
することができるとともに船体の固定位置に狂いが生じ
ることがなく、船体の固定後に再移動して補正する等の
煩瑣な操作を不要とし、作業開始までの時間が短縮され
るという効果が得られる。
右舷側近傍部位に長方形の一対の開口部を開設して、開
口部を覆う位置に牽引装置により甲板上を走行可能な一
対の移動用スパッド装置を配置し、更にこの一対の移動
用スパッド装置と平面視が二等辺三角形を形成する位置
に固定用スパッド装置を配置したことにより、潮流や風
に影響されない正確な作業位置に船体を3点で静止固定
することができるとともに船体の固定位置に狂いが生じ
ることがなく、船体の固定後に再移動して補正する等の
煩瑣な操作を不要とし、作業開始までの時間が短縮され
るという効果が得られる。
【0033】特に船体の移動時に、固定用スパッドを引
き抜いて移動用スパッドを甲板上で移動させることによ
って船体を開口部の長さ分だけ速やかに移動させること
ができる上、スパッドの移動時に船体が移動用のスパッ
ド及び固定用のスパッドの少なくとも2本のスパッドに
よって支持されているため、船体が潮流や風の力を受け
て回転することが防止されて船体の姿勢が変動すること
がない。
き抜いて移動用スパッドを甲板上で移動させることによ
って船体を開口部の長さ分だけ速やかに移動させること
ができる上、スパッドの移動時に船体が移動用のスパッ
ド及び固定用のスパッドの少なくとも2本のスパッドに
よって支持されているため、船体が潮流や風の力を受け
て回転することが防止されて船体の姿勢が変動すること
がない。
【0034】更に本発明では移動用スパッド装置を船体
の左右に一対設けたので、船体移動時の直進性を良好に
維持することが出来る。上記移動用スパッドの移動はス
タッドチェーンを介して行うために安定した動作態様が
得られる。また、台車の前後部の左右両側面の前後にフ
ックローラを回転可能に設けたことにより、波動による
船体の横揺れを防止するという効果が得られる。
の左右に一対設けたので、船体移動時の直進性を良好に
維持することが出来る。上記移動用スパッドの移動はス
タッドチェーンを介して行うために安定した動作態様が
得られる。また、台車の前後部の左右両側面の前後にフ
ックローラを回転可能に設けたことにより、波動による
船体の横揺れを防止するという効果が得られる。
【図1】本発明にかかる作業船の固定及び移動方法の具
体的な実施例を示す側面図。
体的な実施例を示す側面図。
【図2】図1の要部を示す平面図。
【図3】本実施例の移動用スパッド装置の要部を示す側
面図。
面図。
【図4】図3の一部断面正面図。
【図5】図4の一部拡大断面図。
【図6】本実施例の動作態様例を示す側面図。
【図7】本実施例で採用した牽引装置例を示す平面図。
【図8】本発明で用いた台車の変形例を示す部分的側面
図。
図。
【図9】本実施例の動作態様を説明するための概略平面
図。
図。
【図10】本実施例の動作態様を説明するための概略平
面図。
面図。
1…作業船 2…船体 3…船首 4…船尾 5…甲板 7…固定用スパッド装置 9…開口部 9b…ストッパーレール 10…移動用スパッド装置 12…(固定用)スパッド 14…(移動用)スパッド 13,15…やぐら 17…チャック装置 18…ウインチ 19…台車 20…車輪 21…レール 22…フックローラ 25…ウインドラス(牽引装置) 26…チェーンガイドローラ 27…スタッドチェーン 30…ゴムパッド 34…ボギー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田添 英士 大阪府大阪市港区福崎3丁目1番201号 株式会社大阪造船所内 (72)発明者 石川 明 高知県高知市横浜455番地 四国建機株式 会社内
Claims (11)
- 【請求項1】 作業船を作業水域の適宜位置で停船して
から船尾又は船首側に設けた固定用スパッドを水底に打
ち込み、更に固定用スパッドから前後方向に離れた位置
における船体の左右舷側近傍部位に設けた一対の移動用
スパッドを船体の前後方向に沿って延長して開設された
一対の開口部の端部でそれぞれ水底に打ち込み、移動用
スパッドと固定用スパッドによって船体を少なくとも3
点で静止固定させたことを特徴とする作業船の固定方
法。 - 【請求項2】 作業船を作業水域の適宜位置で停船して
から船尾又は船首側に設けた固定用スパッドを水底に打
ち込み、更に固定用スパッドから前後方向に離れた位置
における船体の左右舷側近傍部位に設けた一対の移動用
スパッドを船体の前後方向に沿って延長して開設された
一対の開口部の端部でそれぞれ水底に打ち込んで移動用
スパッドと固定用スパッドによって船体を少なくとも3
点で静止固定させて所定の作業を遂行した後、固定用ス
パッドを水底から引き抜いて牽引装置によって移動用ス
パッドを牽引することにより船体を移動してから固定用
スパッドを再び水底に打ち込んで船体を3点にて静止固
定するようにした作業船の固定及び移動方法。 - 【請求項3】 作業船を作業水域の適宜位置で停船して
から船尾又は船首側に設けた固定用スパッドを水底に打
ち込み、更に固定用スパッドから前後方向に離れた位置
における船体の左右舷側近傍部位に設けた一対の移動用
スパッドを船体の前後方向に沿って延長して開設された
一対の開口部の端部でそれぞれ水底に打ち込んで移動用
スパッドと固定用スパッドによって船体を少なくとも3
点で静止固定させて所定の作業を遂行した後、固定用ス
パッドを水底から引き抜いて牽引装置によって移動用ス
パッドを牽引することにより船体を移動してから固定用
スパッドを再び水底に打ち込んで船体を3点にて静止固
定し、更に船体を移動する際には、上記開口部の端部に
移動させた一方の移動用スパッドを引き抜いて、牽引装
置により他方側端部へ移動させて水底に打ち込んだ後、
他方の移動用スパッドを引き抜いて牽引装置により当該
スパッドを他方側端部へ移動させて水底に打ち込み、固
定用のスパッドを引き抜いて牽引装置によって移動用ス
パッドを牽引することにより船体を移動してから固定用
スパッドを再び水底に打ち込んで船体を3点にて静止固
定するようにした作業船の固定及び移動方法。 - 【請求項4】 固定用スパッドを水底に打ち込んだま
ま、移動用スパッドを両方共に引き抜いて、外方から舷
側を押して固定用スパッドを中心として船体を右又は左
へ回転移動させるようにした請求項2又は3記載の作業
船の固定及び移動方法。 - 【請求項5】 船体の左右舷側近傍部位に、船体の前後
方向に沿って延長する長方形の一対の開口部を開設し、
この開口部を覆う位置に、開口部に沿って牽引装置によ
り甲板上を走行可能な一対の移動用スパッド装置を配置
し、更に上記一対の移動用スパッド装置と平面視が三角
形を形成する位置に固定用スパッド装置を配置したこと
を特徴とする作業船の固定及び移動装置。 - 【請求項6】 牽引装置として、一対の開口部の前後部
にウインドラスとチェーンガイドローラを夫々設け、ウ
インドラスとチェーンガイドローラ間にスタッドチェー
ンを掛け回して、スタッドチェーンの両端部を台車の前
端部に連結した請求項5記載の作業船の固定及び移動装
置。 - 【請求項7】 固定用スパッド装置を、船体上の船尾側
もしくは船首側の何れか一方もしくは両方に配置した請
求項5又は6記載の作業船の固定及び移動装置。 - 【請求項8】 固定用スパッド装置は、船尾又は船首に
開設されたスパッドが貫通可能な開口部と、この開口部
を包囲して甲板上に立設されて上側部にスパッドを咬持
するチャック装置が配備されたやぐらと、スパッドを打
ち込み、かつ、引き抜くための駆動機構とを具備して成
る請求項5,6又は7記載の作業船の固定及び移動装
置。 - 【請求項9】 移動用スパッド装置は、スパッドを包囲
する開口部を跨いで開口部に沿って往復移動可能な台車
上に立設されて、上側部にスパッドを咬持するチャック
装置が配備されたやぐらと、スパッドを打ち込み、か
つ、引き抜くための駆動機構とを具備して成る請求項
5,6又は7記載の作業船の固定及び移動装置。 - 【請求項10】 台車の前後部の左右両側面の前後に、
夫々波動による船体の揺れを防止するフックローラを回
転可能に取り付けるとともに、台車の底面に開口部内に
係合するスパッドガイドを垂下して取り付けた請求項9
記載の作業船の固定及び移動装置。 - 【請求項11】 台車は一対の開口部に沿って甲板に敷
設したレール上を転動可能な車輪を左右両側の前後部に
有する請求項9又は10記載の作業船の固定及び移動装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11915995A JPH08282580A (ja) | 1995-04-19 | 1995-04-19 | 作業船の固定及び移動方法並びにその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11915995A JPH08282580A (ja) | 1995-04-19 | 1995-04-19 | 作業船の固定及び移動方法並びにその装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08282580A true JPH08282580A (ja) | 1996-10-29 |
Family
ID=14754387
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11915995A Pending JPH08282580A (ja) | 1995-04-19 | 1995-04-19 | 作業船の固定及び移動方法並びにその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08282580A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11310190A (ja) * | 1998-04-24 | 1999-11-09 | Daio Zoki Kk | 作業用台船の固定装置 |
| JP2002059888A (ja) * | 2000-08-23 | 2002-02-26 | Kyowa Seisakusho:Kk | 浚渫船 |
| KR20030013614A (ko) * | 2001-08-08 | 2003-02-15 | 원 회 양 | 해저면에 그라우팅 작업을 하기위한 폰투운식 바지선의 구조 |
| JP2018062326A (ja) * | 2016-10-15 | 2018-04-19 | 高砂建設株式会社 | スパッド係船設備 |
| CN115303416A (zh) * | 2022-08-12 | 2022-11-08 | 黄河勘测规划设计研究院有限公司 | 水利水电工程中用于停船场的移船方法 |
| JP2024528821A (ja) * | 2023-05-04 | 2024-08-01 | 中国科学院広州能源研究所 | クリーンエネルギープラットフォームに基づく交互ステップ式深海採掘システムおよび方法 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01127732A (ja) * | 1987-11-12 | 1989-05-19 | Daio Kensetsu Kk | 水上作業船のスパッド装置 |
| JPH05116678A (ja) * | 1991-08-21 | 1993-05-14 | Fuji Kaiji Kogyo Kk | 台船のピンローラジヤツキ |
-
1995
- 1995-04-19 JP JP11915995A patent/JPH08282580A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01127732A (ja) * | 1987-11-12 | 1989-05-19 | Daio Kensetsu Kk | 水上作業船のスパッド装置 |
| JPH05116678A (ja) * | 1991-08-21 | 1993-05-14 | Fuji Kaiji Kogyo Kk | 台船のピンローラジヤツキ |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11310190A (ja) * | 1998-04-24 | 1999-11-09 | Daio Zoki Kk | 作業用台船の固定装置 |
| JP2002059888A (ja) * | 2000-08-23 | 2002-02-26 | Kyowa Seisakusho:Kk | 浚渫船 |
| KR20030013614A (ko) * | 2001-08-08 | 2003-02-15 | 원 회 양 | 해저면에 그라우팅 작업을 하기위한 폰투운식 바지선의 구조 |
| JP2018062326A (ja) * | 2016-10-15 | 2018-04-19 | 高砂建設株式会社 | スパッド係船設備 |
| CN115303416A (zh) * | 2022-08-12 | 2022-11-08 | 黄河勘测规划设计研究院有限公司 | 水利水电工程中用于停船场的移船方法 |
| JP2024528821A (ja) * | 2023-05-04 | 2024-08-01 | 中国科学院広州能源研究所 | クリーンエネルギープラットフォームに基づく交互ステップ式深海採掘システムおよび方法 |
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