JPH08282682A - 液体収納袋 - Google Patents

液体収納袋

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JPH08282682A
JPH08282682A JP9087395A JP9087395A JPH08282682A JP H08282682 A JPH08282682 A JP H08282682A JP 9087395 A JP9087395 A JP 9087395A JP 9087395 A JP9087395 A JP 9087395A JP H08282682 A JPH08282682 A JP H08282682A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 収納液体の洩れ出し防止効果の高い液体収納
袋を製造コスト面で有利に製作する。 【構成】 複数の柔軟な合成樹脂製の基材フィルム1
A,1Bを層状に接合してなるラミネートフィルム1を
重ね合せ、その重ね合わされたラミネートフィルム1
を、それのらの対向内面間に液体収納空間S及び当該液
体収納空間Sに対して外部から液体を供給するための液
体供給通路3を現出する状態で袋状に熱融着し、ラミネ
ートフィルム1のうち、液体供給通路3を挟んで相対向
する部位の各々の基材フィルム1A,1B間に、液体収
納空間Sに連通する非接着部分aを形成して、非接着部
分aよりも液体供給通路3側に位置する基材フィルム部
分1bを、液体収納空間Sの内圧が上昇したときに互い
に密着して液体供給通路3を液密状態で閉止する逆止弁
膜に構成してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水等の液体を運搬又は
貯留する場合に用いられる合成樹脂フィルム製の液体収
納袋の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の液体収納袋では、重ね合わされた
薄い合成樹脂製フィルムを、それらの対向内面間に液体
収納空間及び当該液体収納空間に対して外部から液体を
供給するための液体供給通路を現出する状態で袋状に熱
融着するとともに、前記液体供給通路を挟んで相対向す
る部位に、前記液体収納空間内に突出する偏平筒状部を
備えた柔軟な合成樹脂製の逆止弁体部を挿入し、当該逆
止弁体部と合成樹脂製フィルムとを液密状態で熱融着し
ていた(例えば、実開昭60−101440号、実開昭
57−188649号)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この種の液体収納袋で
は、立方体状に成形された液体収納容器に比して保管ス
ペースが非常に少なくて済むばかりでなく、前記液体収
納空間に液体を収納した状態で外部から圧力が作用して
も、これに伴って液体収納空間の内圧が上昇すると、液
体収納空間内に突出する偏平筒状部の外面に圧力が作用
して当該偏平筒状部の内面同士が液密状態に密着するか
ら、収納された液体が液体供給通路を通して外部に洩れ
出すことがなく、しかも、軽量であるため、運搬時にお
ける取り扱いの容易化を図ることができる。しかしなが
ら、従来では、液体収納袋を構成する薄い合成樹脂製の
フィルム以外に、逆止弁機能を備えた逆止弁体部を予め
製作して準備しておかなければならず、しかも、重ね合
わされた薄い合成樹脂製フィルムの周縁部の所要箇所を
袋状に熱融着する前に、前記液体供給通路の形成箇所に
相当する部位に薄くて柔軟性のある逆止弁体部を挿入
し、その挿入位置及び挿入姿勢を維持した状態で熱融着
しなければならないため、袋製造工程の自動化のための
構造が非常に複雑化し、製造コストの高騰化を招来し易
い。本発明は、上記の実情に鑑みてなされたものであっ
て、その目的は、収納液体の洩れ出し防止効果の高い液
体収納袋を製造コスト面で有利に製作することができる
ようにする点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明による液体収納袋の第1特徴構成は、複数の
柔軟な合成樹脂製の基材フィルムを層状に接合してなる
ラミネートフィルムを重ね合せ、その重ね合わされたラ
ミネートフィルムを、それのらの対向内面間に液体収納
空間及び当該液体収納空間に対して外部から液体を供給
するための液体供給通路を現出する状態で袋状に熱融着
し、前記ラミネートフィルムのうち、前記液体供給通路
を挟んで相対向する部位の各々の基材フィルム間に、前
記液体収納空間に連通する非接着部分を形成して、前記
非接着部分よりも液体供給通路側に位置する基材フィル
ム部分を、前記液体収納空間の内圧が上昇したときに互
いに密着して液体供給通路を液密状態で閉止する逆止弁
膜に構成した点にある。
【0005】本発明による液体収納袋の第2特徴構成
は、前記液体収納袋の第1特徴構成において、前記重ね
合わされたラミネートフィルムのうち、前記液体供給通
路が開口する側の両端部分は、非接着状態で重ね合わさ
れ、この非接着状態の両端部分の相対向面間に、前記液
体供給通路の一端側が開口させられているとともに、前
記両端部分の各々には取手用貫通孔が形成されている点
にある。
【0006】本発明による液体収納袋の第3特徴構成
は、前記液体収納袋の第1又は第2特徴構成において、
前記重ね合わされたラミネートフィルムには、注液口形
成用の切取り指標線又は注液口形成用の切り込みが形成
されている点にある。
【0007】本発明による液体収納袋の第4特徴構成
は、前記液体収納袋の第2特徴構成において、前記非接
着状態にある両端部分の相対向面の一部が、前記液体供
給通路の一端側開口に液体を導く流動案内面に構成され
ている点にある。
【0008】
【作用】本発明の液体収納袋の第1特徴構成によれば、
重ね合わされたラミネートフィルムの相対向面間に形成
された液体供給通路を通して液体収納空間内に液体を供
給することができるとともに、液体が収納された状態で
外部から圧力が加えられて、液体収納空間内の圧力が上
昇したとき、前記液体供給通路を挟んで相対向する部位
の各々の基材フィルム間に形成された非接着部分内の圧
力も高まり、この圧力によって、前記非接着部分より液
体供給通路側に位置するフィルム部分をもって構成され
る逆止弁膜同士が密着して液体供給通路が液密状態で閉
止されるから、液体収納空間内の液体が液体供給通路を
通して袋外へ洩れ出すことを防止することができる。
【0009】本発明の液体収納袋の第2特徴構成によれ
ば、前記液体供給通路を通して液体収納空間内に液体を
供給する際、袋状に熱融着されたラミネートフィルムの
うち、非接着状態ある両端部分の取手用貫通孔にそれぞ
れ手指を掛けて、該両端部分を互いに離間方向に引張操
作すると、これら両端部分間に臨む液体供給通路の一端
側が大きく開かれるから、給液ホースや漏斗等を容易に
挿入することができるとともに、液体を直接落下供給す
る場合でも、落下供給される液体を液体供給通路の開口
に容易に導くことができる。
【0010】本発明の液体収納袋の第3特徴構成によれ
ば、ラミネートフィルムに形成された切取り指標線に沿
ってハサミ等で切断するか、もしくは、切り込みで引き
破ることにより、収納液体を注出するための注液口を形
成することができる。
【0011】本発明の液体収納袋の第4特徴構成によれ
ば、前記液体供給通路を通して液体収納空間内に液体を
供給する際、非接着状態ある両端部分の取手用貫通孔に
それぞれ手指を掛けて、該両端部分を互いに離間方向に
引張操作すると、これら両端部分間に臨む液体供給通路
の一端側が大きく開かれ、しかも、互いに離間方向に引
張操作された両端部分の相対向面の一部には、液体を液
体供給通路の開口側に導く流動案内面が形成されている
から、落下供給される液体を溢れ出しの少ない状態で液
体供給通路の開口にスムースに流動案内することができ
る。
【0012】
【発明の効果】本発明の液体収納袋の第1特徴構成によ
れば、ラミネートフィルムを構成する柔軟な薄膜状のフ
ィルム間に、液体収納空間に連通する非接着部分を構成
して、当該非接着部分よりも液体供給通路側に位置する
フィルム部分同士を逆止弁膜に兼用構成してあるから、
従来のように、包装袋以外に合成樹脂製の逆止弁機能を
備えた柔軟な逆止弁体部を準備する必要がなく、しか
も、この逆止弁体部を重ね合わされたフィルム間に挿入
配置するための工程も不要であるため、洩れ出し防止効
果の高い液体収納袋を、製造コスト面で有利に製作する
ことができる。
【0013】本発明の液体収納袋の第2特徴構成によれ
ば、前記液体収納袋の第1特徴構成による効果に加え、
前記液体供給通路を通しての液体供給作業を容易に行う
ことができる。
【0014】本発明の液体収納袋の第3特徴構成によれ
ば、前記液体収納袋の第1又は第2特徴構成による効果
に加え、収納された液体を注出するための注液口を容易
に形成することができる。
【0015】本発明の液体収納袋の第4特徴構成によれ
ば、前記液体収納袋の第2特徴構成による効果に加え、
前記液体供給通路を通しての液体供給作業を液体の溢れ
落ちの少ない状態で更に容易に行うことができる。
【0016】
【実施例】
〔第1実施例〕図1〜図6は、水等の液体を収納する液
体収納袋を示し、これは、2層に重ね合わされた柔軟な
薄膜状の合成樹脂製の基材フィルム1A,1Bをナイロ
ンとポリエチレンから構成してある矩形状のラミネート
フィルム1、詳しくは、ドライラミネート法によって積
層されたナイロン製の基材フィルム1Aとポリエチレン
製の基材フィルム1Bとを接着剤2で接合してなる矩形
状のラミネートフィルム1の二枚を、そのポリエチレン
製の基材フィルム1Bが内面側に位置する状態で重ね合
わせ、この重ね合わされた両ラミネートフィルム1を、
それらの上側部分1Cを除く他の部分の相対向内面間に
液体収納空間S及び当該液体収納空間Sに対して外部か
ら液体を供給するための液体供給通路3を現出する状態
で袋状に熱融着(図1の斜線H1で示す熱融着相当箇
所)してある。
【0017】そして、重ね合わされた両ラミネートフィ
ルム1のうち、前記液体供給通路3を挟んで相対向する
部位の各々の基材フィルム1A,1Bの層間に、前記液
体収納空間Sに連通する非接着部分aを形成して、当該
非接着部分aよりも液体供給通路3側に位置するポリエ
チレン製の基材フィルム部分1bを、前記液体収納空間
Sの内圧が上昇したときに互いに密着して液体供給通路
3を液密状態で閉止する柔軟な薄膜状の逆止弁膜に構成
してある。
【0018】詳述すると、重ね合わされた両ラミネート
フィルム1のうち、前記上側部分1Cに対して液体供給
通路3の通路長さよりも少し小なる寸法Lで帯状に連な
る部位で、かつ、各ラミネートフィルム1を構成する両
基材フィルム1A,1B間の各々には、前記接着剤2が
塗布されていない非接着部分aを袋幅方向の全域にわた
る状態で形成し、この非接着部分aよりも液体供給通路
3側に位置する各ポリエチレン製の基材フィルム1B部
分を、前記非接着部分aの下端縁又はそれよりも少し上
方に平行に偏位した部位に沿って袋幅方向の全域にわた
って一直線状に切断するとともに、内面側に位置するポ
リエチレン製の基材フィルム1B同士、及び、該ポリエ
チレン製の基材フィルム1Bとそれに積層されているナ
イロン製の基材フィルム1Aとを、前記液体収納空間S
及び液体供給通路3を区画形成する状態で約200度の
加熱温度にて袋状に熱融着(図1の斜線H1で示す熱融
着相当箇所)することにより、前記非接着部分aよりも
液体供給通路3側に位置する薄膜状の柔軟なポリエチレ
ン製の両基材フィルム部分1bを、前記液体収納空間S
の内圧が上昇したときに互いに密着して液体供給通路3
を液密状態で閉止する逆止弁膜に構成してある。前記ポ
リエチレン製の基材フィルム1Bの一部をもって構成さ
れる逆止弁膜1b同士も、液体供給通路3を現出する状
態で熱融着されているため、図3に示すように、前記液
体収納空間S内へ液体を供給したとき、前記非接着部分
aよりも外部側に位置するナイロン製の基材フィルム部
分1dは外方に膨出変形するが、両逆止弁膜1b同士は
密着状態に維持され、収納液体の洩れ出しが防止されて
いる。また、この時、前記非接着部分aを挟んで相対向
するナイロン製の基材フィルム部分1dとポリエチレン
製の基材フィルム部分1bとがほぼ下向きVの字状に離
間している。
【0019】そして、図3に示すように、前記液体収納
空間S内に水等の液体を収納した状態で袋外から圧力が
加えられて、液体収納空間S内の圧力が上昇したとき、
前記液体供給通路3を挟んで相対向する部位の各々の基
材フィルム1A,1Bの層間に形成された非接着部分a
内の圧力も高まり、この圧力によって、前記非接着部分
aよりも袋外側に位置する両ナイロン製基材フィルム1
Aの各々は外方に膨出変形する一方、前記非接着部分a
よりも液体供給通路3側に位置する両ポリエチレン製基
材フィルム部分1bをもって構成される逆止弁膜の外面
(非接着部分aの存在側の面)に圧力が加わるため、こ
れら両逆止弁膜1b同士が液密状態で強く密着して液体
供給通路3が密閉され、液体収納空間S内の液体が液体
供給通路3を通して袋外へ洩れ出すことがない。
【0020】尚、図1においては、ナイロン製の基材フ
ィルム1Aとポリエチレン製の基材フィルム1Bとのう
ち、前記帯状の非接着部分aに対応するポリエチレン製
の基材フィルム部分を、ナイロン製の基材フィルム1A
から離間した状態で記載しているが、これは、非接着部
分a及び切れ目bを理解し易くするためであって、実際
には、前述した如く、ナイロン製の基材フィルム1Aと
ポリエチレン製の基材フィルム1Bとは、斜線H1で示
す部位において熱融着されている。
【0021】また、前記液体供給通路3に臨むポリエチ
レン製基材フィルム1Bのうち、液体供給通路3の幅方
向中央位置で、かつ、該液体供給通路3の長さよりも短
い部分同士を熱融着(図1の斜線H3で示す熱融着相当
箇所)してある。この熱融着によって液体供給通路3が
二つの通路部分に区画されるが、これら各通路部分の幅
は、図4及び図5の(ロ)に示すように、漏斗4の給液
案内筒部4aや液体供給ホース等を挿入可能な幅に設定
してある。従って、給液時に、一方の通路部分に漏斗4
の給液案内筒部4aや液体供給ホース等が挿入されてい
る状態では、他方の通路部分も少し開き状態となるた
め、当該通路部分が給液に伴って液体収納空間S内の空
気を外部に排出する排気通路として機能することにな
る。更に、前記液体供給通路3の幅方向中央位置での熱
融着により、該液体供給通路3を挟んで相対向する部位
のポリエチレン製基材フィルム部分1B同士の密着性が
高まり、液体供給通路3でのシール性能の向上を図るこ
とができる。更に、前記液体供給通路3は、その上方
(通路入口側)ほど通路幅が大となるテーパー状に構成
されている。
【0022】前記重ね合わされた両ラミネートフィルム
1の上側部分1Cの各々は、図1、図3、図4に示すよ
うに二つ折り状態で重ね合わされたのち、それらの各外
縁部分(図1の斜線H4で示す熱融着相当箇所)を熱融
着して接合し、更に、前記各上側部分1Cの袋幅方向中
央部にはそれぞれ取手用貫通孔5を形成するとともに、
各取手用貫通孔5の周縁部分を補強のために熱融着(図
1の斜線H5で示す熱融着相当箇所)してある。また、
前記両上側部分1Cの相対向面で、かつ、取手用貫通孔
5の下端縁と液体供給通路3の上側開口端との間に位置
する面部分を、両上側部分1Cを互いに離間操作した開
き状態での給液時に、漏斗4等を使用せずに落下供給さ
れる液体を液体供給通路3の上側開口に導く流動案内面
1aに構成してある。前記取手用貫通孔5は、図6に示
すように、水等の液体を収納した液体収納袋をフック等
の突起体8に吊下げる場合の掛止孔として使用すること
ができる。また、図2、図5(ニ)、図6に示すよう
に、液体収納袋の幅方向両側縁の一方で、かつ、前記液
体収納空間S内の上部に相当する部位には、ハサミやナ
イフ等で注液口6を切取り形成するための切取り指標線
7が印刷されている。
【0023】次に、前記ラミネートフィルム1をドライ
ラミネート法にて製造する場合の一例を説明する。図7
〜図9に示すように、第1ロール10から繰り出された
ナイロン製基材フィルム1Aをコーティング部Aに導
き、タンク11内の接着剤2に浸漬されたコーティング
ロール12とゴムロール13とによって、ナイロン製基
材フィルム1Aの一側面に接着剤2を塗布する。この
時、前記コーティングロール12の外周面で、かつ、前
記非接着部分aに対応する部分には、前記排気通路4の
幅と同じ幅の環状溝12aが形成されていて、その環状
溝12aに対応する部分には接着剤2が転写されないよ
うに構成されている。また、第2ロール14から繰り出
されたポリエチレン製基材フィルム1Bをカッティング
部Bに導き、回転カッタ15によって前記非接着部分a
に対応する部分にスリット状の切り目bを切り込み形成
する。しかるのち、前記コーティング部Aから乾燥炉1
6を経由して送られてくるナイロン製基材フィルム1A
とカッティング部Bから送られてくるポリエチレン製基
材フィルム1Bとをラミネート部Cに導き、これら両基
材フィルム1A,1Bを加熱金属ロール17とゴムロー
ル18とで貼り合わせたのち、冷却ロール19で冷却
し、製造されたラミネートフィルム1を第3ロール20
に巻き取る。前記接着剤2としては、ウレタン系樹脂、
酢酸ビニル系樹脂、天然ゴム等があり、有機溶剤に溶解
して使用する。
【0024】尚、当該製造方法では、ラミネートフィル
ム1の幅が一つの液体収納袋に相当する展開幅に設定さ
れているため、接着剤2が塗布されていない非接着部分
aがフィルム幅方向の一箇所にだけ形成されることにな
るが、ラミネートフィルム1の幅が複数個の収納袋に相
当する展開幅を有する場合には、接着剤2が塗布されて
いない非接着部分aがフィルム幅方向の複数箇所に形成
されることになる。また、当該第1実施例では、ナイロ
ンとポリエチレンとの2層構造から構成されたラミネー
トフィルム1を例に挙げて説明したが、この2層構造の
ものに限定されるものではなく、例えば、ポリプロピレ
ンと蒸着ポリエステルとポリエチレンとの3層構造、ナ
イロンと蒸着ポリエステルとポリエチレンとの3層構造
などがあり、使用目的等に応じて基材フィルムの積層枚
数と材質を適宜選定するとよい。
【0025】〔第2実施例〕図10に示すように、重ね
合わされたラミネートフィルム1の相対向面間に形成さ
れる液体収納空間Sの底部側に、当該液体収納空間Sに
連通する排液通路21を形成するべく、重ね合わされた
ラミネートフィルム1のうち、液体収納空間Sの底部近
くに位置する部分同士を、袋底辺と平行で、かつ、袋幅
方向の一側辺から袋幅よりも少し小なる寸法で熱融着
(図10の斜線H2で示す熱融着相当箇所)するととも
に、前記排液通路21の先端部に相当するラミネートフ
ィルム1の熱融着された角部には、排液通路21に連通
する注液口を手指で切り裂き形成するためのほぼVの字
状の切り込み(ノッチ)22が形成されている。そし
て、液体収納空間S内の液体を注出するときには、前記
切り込み(ノッチ)22でラミネートフィルム1の角部
を手指にて切り裂き、排液通路20に連通する注液口を
形成する。また、非注出時には、排液通路20の一部を
クリップ等の挾持部材で挾持して閉止することにより、
収納液体の洩れ出しを簡単に防止することができる。当
該実施例では、前記排液通路21を、ラミネートフィル
ム1の熱融着工程時に同時に形成することができるばか
りでなく、排液通路21を構成するための別の樹脂材料
が不要であるから、排液通路21を能率良くかつコスト
面でも有利に形成することができる。また、前記排液通
路21の形成位置は、液体収納空間Sの底部に限らず、
液体収納空間Sの周縁であれば、いずれの位置に形成し
てもよい。その他の構成は、上述の第1実施例と同一で
あり、当該第1実施例と同一の構成には同一の符号を付
与してそれの説明は省略する。
【0026】〔第3実施例〕図11、図12に示すよう
に、一枚のラミネートフィルム1を、その長手方向の中
間部1DをVの字状に折り込んだ状態で二つ折りにし、
この二つ折り状態で重ね合わされたラミネートフィルム
1を、それらの上側部分1Cを除く他の部分の相対向内
面間に液体収納空間S及び当該液体収納空間Sに対して
外部から液体を供給するための液体供給通路3を現出す
る状態で袋状に熱融着(図1の斜線H1で示す熱融着相
当箇所)してある。そして、袋状に熱融着された液体収
納袋の液体収納空間S内に水等の液体を供給した場合、
図12に示すように、Vの字状に折り込まれたラミネー
トフィルム1の中間部1Dが袋載置面に沿って拡がり、
液体収納袋を安定状態で載置させることができる。ま
た、当該実施例においては、ラミネートフィルム1の中
間部1Dの四隅の各々に液体収納空間Sに連通する排液
通路21を形成するべく、重ね合わされたラミネートフ
ィルム1のうち、中間部1Dの四隅近くに位置する部分
同士を、袋底辺と平行で、かつ、袋幅方向の一側辺から
袋幅よりも少し小なる寸法で熱融着(図11の斜線H2
で示す熱融着相当箇所)するとともに、前記各排液通路
21の先端部に相当するラミネートフィルム1の熱融着
された角部には、排液通路21に連通する注液口を手指
で切り裂き形成するためのほぼVの字状の切り込み(ノ
ッチ)22が形成されている。当該実施例では、ミネー
トフィルム1の中間部1Dの四隅側にそれぞれ排液通路
21と切り込み22とを形成して、注液口の形成位置を
選択できるように構成したが、少なくとも一箇所に排液
通路21と切り込み22とを形成してあればよい。ま
た、前記排液通路21の形成位置は、液体収納空間Sの
底部に限らず、液体収納空間Sの周縁であれば、いずれ
の位置に形成してもよい。その他の構成は、上述の第1
実施例と同一であり、当該第1実施例と同一の構成には
同一の符号を付与してそれの説明は省略する。
【0027】〔その他の実施例〕 上述の第1実施例では、前記液体供給通路3の幅方
向中央位置を熱融着して、該液体供給通路3を幅方向で
二つの通路部分に区画形成したが、三つ以上の通路部分
に区画形成してもよく、また、区画形成される通路部分
の幅も任意に設定することができる。 上述の実施例では、前記液体供給通路3及び取手用
貫通孔5を袋幅方向の中央位置に形成したが、この液体
供給通路3及び取手用貫通孔5を袋幅方向の一側方に片
寄った位置に形成してもよい。 前述の第1実施例では、前記ラミネートフィルム1
をドライラミネート法にて製造したが、この製造方法に
限定されるものではなく、例えば、ウェットラミネート
法、エクストルージョンラミネート法、ホットメルトラ
ミネート法、コ・エクストルージョンラミネート法など
で製造してもよい。
【0028】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例を示す液体収納袋の熱融着前の分解
斜視図
【図2】熱融着された液体収納袋に液体を収納したとき
の一部切欠き正面図
【図3】図2におけるIII−III線拡大断面図
【図4】給液時の要部の拡大断面図
【図5】(イ)給液前の液体収納袋の斜視図 (ロ)給液状態を示す斜視図 (ハ)給液後の液体収納袋の斜視図 (ニ)注液状態を示す斜視図
【図6】給液後の液体収納袋の吊下げ掛止状態を示す斜
視図
【図7】ドライラミネート法による製造方法を示す概略
【図8】コーティング部での接着剤塗布工程を示す斜視
【図9】ラミネート部での貼り合せ工程を示す斜視図
【図10】第2実施例の液体収納袋を示す一部切欠き正
面図
【図11】第3実施例の液体収納袋を示す熱融着前の分
解斜視図
【図12】給液後の液体収納袋の載置状態を示す斜視図
【符号の説明】
S 液体収納空間 a 非接着部分 1 ラミネートフィルム 1A 基材フィルム 1B 基材フィルム 1C 端部分 1a 流動案内面 1b 基材フィルム部分 3 液体供給通路 5 取手用貫通孔 7 切取り指標線 22 切り込み

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の柔軟な合成樹脂製の基材フィルム
    (1A,1B)を層状に接合してなるラミネートフィル
    ム(1)を重ね合せ、その重ね合わされたラミネートフ
    ィルム(1)を、それのらの対向内面間に液体収納空間
    (S)及び当該液体収納空間(S)に対して外部から液
    体を供給するための液体供給通路(3)を現出する状態
    で袋状に熱融着し、前記ラミネートフィルム(1)のう
    ち、前記液体供給通路(3)を挟んで相対向する部位の
    各々の基材フィルム(1A,1B)間に、前記液体収納
    空間(S)に連通する非接着部分(a)を形成して、前
    記非接着部分(a)よりも液体供給通路(3)側に位置
    する基材フィルム部分(1b)を、前記液体収納空間
    (S)の内圧が上昇したときに互いに密着して液体供給
    通路(3)を液密状態で閉止する逆止弁膜に構成してあ
    る液体収納袋。
  2. 【請求項2】 前記重ね合わされたラミネートフィルム
    (1)のうち、前記液体供給通路(3)が開口する側の
    両端部分(1C)は、非接着状態で重ね合わされ、この
    非接着状態の両端部分(1C)の相対向面間に、前記液
    体供給通路(3)の一端側が開口させられているととも
    に、前記両端部分(1C)の各々には取手用貫通孔
    (5)が形成されている請求項1記載の液体収納袋。
  3. 【請求項3】 前記重ね合わされたラミネートフィルム
    (1)には、注液口形成用の切取り指標線(7)又は注
    液口形成用の切り込み(22)が形成されている請求項
    1又は2記載の液体収納袋。
  4. 【請求項4】 前記非接着状態にある両端部分(1C)
    の相対向面の一部が、前記液体供給通路(3)の一端側
    開口に液体を導く流動案内面(1a)に構成されている
    請求項2記載の液体収納袋。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004269017A (ja) * 2003-03-11 2004-09-30 Dainippon Printing Co Ltd 液体収容袋
KR100853473B1 (ko) * 2007-02-20 2008-08-21 주식회사 롤팩 휴대용 압축 백과 그 제조방법
KR20200108585A (ko) * 2019-03-11 2020-09-21 이상현 포장용 종이백

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