JPH08282920A - 走行線状体における被覆層の異常検知装置ならびに異常検知方法 - Google Patents

走行線状体における被覆層の異常検知装置ならびに異常検知方法

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JPH08282920A
JPH08282920A JP7088489A JP8848995A JPH08282920A JP H08282920 A JPH08282920 A JP H08282920A JP 7088489 A JP7088489 A JP 7088489A JP 8848995 A JP8848995 A JP 8848995A JP H08282920 A JPH08282920 A JP H08282920A
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coating layer
linear body
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reflected light
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JP7088489A
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Mare Agawa
希 阿川
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Fujikura Ltd
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Fujikura Ltd
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  • Filamentary Materials, Packages, And Safety Devices Therefor (AREA)
  • Surface Treatment Of Glass Fibres Or Filaments (AREA)
  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 走行線状体に形成された被覆層内に気泡や異
物が混入するなどの異常の発生をオンラインで的確に検
出すること。 【構成】 遮光用カバー21と、該カバー21内を走行
する光透過性の被覆層が形成された光ファイバ素線4b
にその長手方向に沿って第一の測定光を照射する紫外線
照射装置(第一の投光用素子)22と、ピーク波長が上
記第一の測定光とは異る第二の測定光を上記素線4bの
側面に照射する第二の投光用素子と、上記素線4bから
の反射光を受光し、該反射光を処理部に導くための受光
用素子と、該受光用素子から導かれた反射光を赤成分、
緑成分、青成分に分解し、これら成分の強度比から反射
光の色を判定し、該反射光の色に基づいて被覆層内の異
常の有無を判定する処理部とを少なくとも具備してなる
走行線状体における被覆層の異常検知装置20。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光ファイバ裸線などの線
状体に熱硬化型やUV硬化型樹脂などからなる光透過性
の被覆材をコーティングして被覆層を形成する際、該被
覆層内に気泡や異物の混入するなどの異常の発生をオン
ラインで的確に検出するようにした走行線状体における
被覆層の異常検知装置ならびに異常検知方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】一般に、線引き後の光ファイバ裸線にあ
っては、ゴミの付着や傷などの発生を防止するため、被
覆材コーティング工程を設けて被覆層を形成している。
例えば、図5に示したように、上端が昇降自在な支持ロ
ッド1で支持された光ファイバ母材(プリフォーム)2
を加熱炉3中に挿入し、当該母材2の下方先端から線引
きされた光ファイバ裸線4を線径測定部5を通した後、
被覆材コーティング工程6に導き、ソフトな1次被覆層
とハードな2次被覆層を形成している。
【0003】この被覆材コーティング工程6では、先ず
光ファイバ裸線4を1次被覆材7の充填されたコーティ
ングポット8に通して当該1次被覆材7で被覆し、その
後、被覆材硬化装置9に導いて1次被覆材を硬化させ、
光ファイバ素線4aを得、次いで、該光ファイバ素線4
aを2次被覆材10の充填されたコーティングポット1
1に通して当該2次被覆材10で被覆し、その後、被覆
材硬化装置12に導いて2次被覆材10を硬化させて、
光ファイバ素線4bを得ている。この光ファイバ素線4
bは、さらに、引き取り機13により引き取られた後、
巻き取り機14に巻き取られている。なお、線径測定部
5からの線径データは、線径制御装置15に入力され、
引き取り機13にフィードバックさせて引き取り速度を
制御している。図中符号16は必要に応じて設けられる
光ファイバ裸線4の冷却筒である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようにして得られ
た光ファイバ素線4bの長手方向の任意の2点間におけ
る損失などの検出は、OTDR(Optical Ti
me Domain Reflectometer)な
どによって行われているが、走行する光ファイバ裸線4
に光透過性の被覆材をコーティングして被覆層を形成す
る際、該被覆層内に気泡や異物が混入するなどの異常の
発生を検出する方法にあたっては、従来、適当な方法が
なかった。
【0005】本発明は、このような従来の事情に鑑み、
光ファイバの被覆層の場合、光透過性の樹脂が使用され
ることに着目してなされたものであり、走行する光ファ
イバ裸線などの走行線状体に熱硬化型やUV硬化型樹脂
などからなる光透過性の被覆材をコーティングして被覆
層を形成する際、該被覆層内に気泡や異物が混入するな
どの異常の発生をオンラインで的確に検出することがで
きる走行線状体における被覆層の異常検知装置ならびに
異常検知方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の走行線状体にお
ける被覆層の異常検知装置にあっては、光透過性の被覆
層が形成された線状体にその長手方向に沿って第一の測
定光を照射する第一の投光用素子と、ピーク波長が上記
第一の測定光とは異る第二の測定光を上記線状体の側面
に照射する第二の投光用素子と、上記線状体からの反射
光を受光し、該反射光を処理部に導くための受光用素子
と、該受光用素子から導かれた反射光を赤成分、緑成
分、青成分に分解し、これら成分の強度比から反射光の
色を判定し、該反射光の色に基づいて被覆層内の異常の
有無を判定する処理部とを少なくとも具備してなること
を特徴とする。上記第一の投光用素子の上方に、遮光用
カバーが設けられることが好ましい。上記第二の投光用
素子が光源と光ファイバとから構成され、上記受光用素
子が光ファイバから構成されることが好ましい。
【0007】本発明の走行線状体における被覆層の異常
検知方法にあっては、光透過性の被覆層が形成された線
状体をその長さ方向に走行させつつ、上記線状体にその
長手方向に沿って第一の測定光を照射し、さらにピーク
波長が上記第一の測定光とは異る第二の測定光を第一の
測定光と異る方向から照射し、上記線状体からの反射光
を赤成分、緑成分、青成分に分解し、これら成分の強度
比から反射光の色を判定し、該反射光の色に基づいて上
記被覆層内の異常の有無をオンラインで連続的に測定
し、上記被覆層内の異常を検知することを特徴とする。
上記第二の測定光としては、これが照射される線状体の
周囲の環境下に存在しない色あるいは少ない色のものを
用いるのが好ましい。
【0008】
【作用】光透過性の被覆層が形成された線状体にその長
手方向に沿って第一の測定光を照射し、さらにピーク波
長が上記第一の測定光とは異る第二の測定光を第一の測
定光と異る方向から照射すると、これら第一の測定光な
らびに第二の測定光に照射された被覆層の部分(以下、
測定光照射部分と略記する。)に気泡や異物の混入がな
い場合、第一の測定光は散乱されずに被覆層内を伝搬す
るので、線状体からの反射光の大部分は第二の測定光か
ら構成され、該反射光の色も第二の測定光のピーク波長
の色となる。一方、測定光照射部分に気泡や異物の混入
がある場合、第一の測定光は気泡や異物の表面で散乱さ
れるので、線状体からの反射光は第一の測定光と第二の
測定光から構成され、上記反射光の色も第一の測定光の
ピーク波長の色と第二の測定光のピーク波長の色とが混
合した色となる。そして、上記反射光の色は、該反射光
を赤成分、緑成分、青成分に分解し、これら成分の強度
比から判定できるので、被覆層内に気泡や異物の混入が
ない良好な場合の反射光の各成分の強度比を記憶させて
おくことで色を記憶させておき、該色と異るときに警報
等を発するようにしておくと、被覆層内に異常があると
き検知することが可能となる。
【0009】
【実施例】図1は、本発明の走行線状体における被覆層
の異常検知装置(以下、異常検知装置と略す。)の一実
施例を説明するための図である。なお、この実施例にお
いては光ファイバの製造ラインにおいて用いられるもの
について説明する。図中符号20は異常検知装置であ
り、この異常検知装置20は、遮光用カバー21と、紫
外線照射装置(第一の投光用素子)22と、カラーセン
サ23から概略構成されている。
【0010】上記遮光用カバー21は、異常検知装置2
0が設置される周囲の環境下に存在する光を遮るための
中空円柱状のものであり、その上面24には光ファイバ
素線4bを導入するための導入口24a、下面25には
導入された光ファイバ素線4bを導出するための導出口
25aが形成されている。このような遮光用カバー21
は、異常検知装置20が設置される周囲の環境下に存在
する光が上記導入口24aから内部に入射するのを防ぐ
ために、被覆材の充填されたコーティングポットの直後
で、かつ該コーティングポットの下面に上記上面24が
接触するように設置されるのが望まれる。
【0011】上記導出口25aの径は、これに挿通され
る光ファイバ素線4bの径が250μmの場合、1.5
〜2.0mm程度が望ましい。導出口25aの径が2.
0mmより大きいと、外乱光が多くなり、カラーセンサ
20が誤動作する恐れがあるからである。一方、導出口
25aの径が1.5mmより小さいと、光ファイバ素線
4bの振動のために、遮光用カバー21に接触し、コー
ティング径異常をおこす恐れがある。そこで、導出口2
5aの径を2.0mm程度と大きくしたままで、外乱光
の影響をより少なくするために、上記遮光用カバー21
の下面25に当接するように第二の遮光用カバー(図示
略)を設置し、この第二の遮光用カバーの導出口径を
3.0mm程度としてもよいが、必ずしも限りではな
く、遮光用カバーの長さ、紫外線照射装置との距離、第
一の測定光の強度によって適宜変更できる。
【0012】この遮光用カバー21内に挿通される光フ
ァイバ素線4bは、光ファイバ裸線を光透過性被覆材か
らなる一次被覆層ならびに二次被覆層(以下、一次被覆
層および二次被覆層を被覆層と略記する。)が形成され
たものである。ここでの光透過性被覆材としては、紫外
線硬化型樹脂が好適に用いられ、例えばウレタンアクリ
レート系、エポキシアクリレート系、ブタジエンアクリ
レート系、シリコーンアクリレート系等の樹脂が好まし
い。このような遮光用カバー21が設けられていると、
異常検知装置20が設置される周囲の環境下に存在する
光を遮ることができるので、S/N比が上がり、異常検
知の確度が上がるからである。このような遮光用カバー
21の下方には、紫外線照射装置22が設置されてい
る。
【0013】上記紫外線照射装置22は、上記遮光用カ
バー21内を走行する光ファイバ素線4bにその長手方
向に沿って第一の測定光を照射するためのものであり、
具体的にはUVランプが好適に用いられ、このときUV
光が第一の測定光となる。この紫外線照射装置22は、
異常検知装置20が光ファイバの製造ラインに設置され
る場合、被覆材硬化装置で代用してもよい。
【0014】上記カラーセンサ23は、アンプユニット
部27とこれに接続された光ファイバユニット部29か
ら概略構成されている。上記アンプユニット部27は、
ピーク波長が上記第一の測定光とは異る第二の測定光を
出射する光源(図示略)と、後述する受光用光ファイバ
から導かれた反射光を赤成分、緑成分、青成分に分解
し、これら成分の強度比から反射光の色を判定し、該反
射光の色に基づいて被覆層内の異常の有無を判定し、被
覆層内に異常があるとき信号を発する処理部(図示略)
とを少なくとも具備してなるものである。
【0015】上記第二の測定光としては、これが照射さ
れる光ファイバ素線4bの周囲の環境下に存在しない色
あるいは少ない色のものを用いるのが好ましい。このよ
うな第二の測定光を用いると、S/N比が上がり、異常
検知の確度が上がるからである。
【0016】また、上記光ファイバユニット部29は、
投光・受光一体型光ファイバ30と、これの先端部に設
けられたヘッド部31から構成されている。図2は、上
記投光・受光一体型光ファイバ30の一実施例を示す図
であり、投光用光ファイバ32の周囲に複数本の受光用
光ファイバ(受光用素子)33が並べられ、これらが一
括被覆層34にて一体化されてなるものである。この投
光用光ファイバ32は、上記光源からの第二の測定光を
導波し、該第二の測定光を上記遮光用カバー21内を走
行する光ファイバ素線4bの側面に照射するためのもの
である。この実施例においては、この投光用光ファイバ
32ならびに上記光源が、第二の投光用素子となる。ま
た、受光用光ファイバ33は、上記光ファイバ素線4b
からの反射光を受光し、該反射光をアンプユニット部2
7内の処理部に導くためのものである。
【0017】この光ファイバユニット部29のヘッド部
31は、光ファイバ素線4bの被覆層の異常の有無を測
定する際、遮光用カバー21内に配設される。このよう
なカラーセンサ23の具体例としては、光ファイバ式2
ビームカラーセンサー(商品名;竹中電子工業株式会社
製)などが挙げられる。
【0018】次に、この実施例の異常検知装置20の動
作原理を図3を用いて説明する。図中符号4は光ファイ
バ裸線、4cはこの光ファイバ裸線4に形成された光透
過性の被覆層、35は第一の測定光、36は第二の測定
光、37は反射光、38は気泡である。例えば、紫外線
照射装置22から可視光域のピーク波長が530nm
(緑)の第一の測定光35を光透過性の被覆層4cを有
する光ファイバ素線4bにその長手方向に沿って照射
し、さらに投光用光ファイバ32から可視光域のピーク
波長が700nm(赤)の第二の測定光36を上記光透
過性の被覆層4cを有する光ファイバ素線4bの側面に
照射すると、測定光照射部分に気泡38の混入がない場
合、図3(A)に示すように第一の測定光35は散乱さ
れずに被覆層4c内を伝搬するので、光ファイバ素線4
bからの反射光37の大部分は第二の測定光36から構
成され、該反射光37の色も第二の測定光36のピーク
波長の赤色となる。
【0019】一方、測定光照射部分に気泡38の混入が
ある場合、図3(B)に示すように第一の測定光35は
気泡38の表面で散乱されるので、光ファイバ素線4b
からの反射光37は第一の測定光35と第二の測定光3
6から構成され、上記反射光37の色も第一の測定光3
5のピーク波長の緑色と第二の測定光36のピーク波長
の赤色とが混合した色となる。
【0020】そして、上記反射光37は、受光用光ファ
イバ33を通ってアンプユニット部27内の処理部に導
かれ、ここで赤成分、緑成分、青成分に分解され、これ
ら成分の強度比から反射光37の色が判定されるので、
被覆層4c内に気泡38の混入がない良好な場合の反射
光37の各成分の強度比を処理部に記憶させておくこと
で反射光37の色を記憶させておき、この例では赤色と
記憶させておくと、赤色と異るときにNG信号が出力
し、警報が鳴るのである。
【0021】次に、本発明の走行線状体における被覆層
の異常検知方法の一実施例について図4を用いて説明す
るが、この実施例では図1に示した異常検知装置20が
光ファイバの製造ライン中に設置された場合について説
明する。まず、上端が昇降自在な支持ロッド1で支持さ
れた光ファイバ母材(プリフォーム)2を加熱炉3中に
挿入し、当該母材2の下方先端から線引きされた光ファ
イバ裸線4を冷却筒16内を線速300m/分程度で走
行させた後、線径測定部5を通した後、光ファイバ裸線
4を1次被覆材7の充填されたコーティングポット8に
通して1次被覆材7で被覆し、その後、被覆材硬化装置
9に導いて上記一次被覆材7を硬化させ、1次被覆層を
形成し、光ファイバ素線4aを得る。次いで、上記光フ
ァイバ素線4aを2次被覆材10の充填されたコーティ
ングポット11に通して2次被覆材10で被覆する。
【0022】ついで、被覆層4cをなす2次被覆材10
が硬化する前の光ファイバ素線4bを遮光用カバー21
内を走行させつつ、該光ファイバ素線4bの長手方向に
沿って紫外線照射装置22(被覆材硬化装置12)から
出射される第一の測定光35を照射し、さらに上記光フ
ァイバ素線4bの側面に上記投光用光ファイバ32から
第二の測定光36を照射する。
【0023】そして、上記光ファイバ素線4bからの反
射光37を受光用光ファイバ33で受光し、上記反射光
37をアンプユニット部27内の処理部で赤成分、緑成
分、青成分に分解し、これら成分の強度比から反射光3
7の色判定し、該反射光37の色に基づいて上記被覆層
4c内の異常の有無をオンラインで連続的に測定する。
このとき上記被覆層4c内に異常があるときは、アンプ
ユニット部27の処理部からNG信号が出力し、警報が
鳴るので、被覆層4cの異常を検知することができる。
ここでは、予め被覆層4c内に異常がない場合の反射光
37の成分の強度比ならびに色をアンプユニット部27
内の処理部に記憶させておく。
【0024】続いて、被覆層4cをなす2次被覆材10
が硬化する前の光ファイバ素線4bを紫外線照射装置2
2(被覆材硬化装置12)に導いて2次被覆材10を硬
化させた後、この光ファイバ素線4bを引き取り機13
により引き取り、最後に巻き取り機14に巻き取る。
【0025】また、上記線径測定部5での光ファイバ裸
線4の線径データは、該線径測定部5と接続された線径
制御装置15に送られる。すると、線径制御装置15で
は線径データに基づいて引き取り機13の回転速度を変
化させて、引き取り速度を変化させることによって光フ
ァイバ裸線4の線速を変化させて該光ファイバ裸線4の
外径が所定の寸法となるように制御する。
【0026】この実施例の異常検知装置ならびに異常検
知方法にあっては、走行する光ファイバ裸線4に紫外線
硬化型樹脂などからなる光透過性の被覆材をコーティン
グして被覆層4cを形成する際、該被覆層4c内に気泡
や異物が混入するなどの異常の発生をオンラインで的確
に検出することができる。このように被覆層4cの異常
の有無を製造工程中に常時監視できるので、不良部分の
範囲を正確に把握することができる。また、この実施例
の異常検知装置ならびに異常検知方法においては、市販
のカラーセンサを用いることができるので、簡便であ
る。
【0027】上記実施例においては、異常検知装置20
をコーティングポット11の直後に設ける場合について
説明したが、コーティングポット8の直後に設けてもよ
く、さらにコーティングポット8ならびにコーティング
ポット11の直後に設けてもよい。また、上記実施例に
おいては、投光用光ファイバとして受光用光ファイバと
一体となった投光・受光一体型光ファイバを用いる例に
ついて説明したが、受光スポットに投光できるものであ
れば、受光用ファイバとは分離したものであってもよ
い。また、上記実施例においては、光ファイバ素線4b
の被覆層4cの異常の有無を測定する例について説明し
たが、光透過性の被覆層が形成された線状体であればど
の様なものでもあっても同様に被覆層の異常を測定する
ことができる。また、上記実施例のおいては、遮光用カ
バー21を紫外線照射装置(第一の投光用素子)22の
上方に設置した場合について説明したが、第一の測定光
35ならびに第二の測定光36として、異常検知装置2
0が設置される周囲の環境下に存在しない光を選択した
場合には、必ずしも設置しなくてもよい。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明の異常検知装
置ならびに異常検知方法にあっては、走行する光ファイ
バ裸線などの走行線状体に熱硬化型やUV硬化型樹脂な
どからなる光透過性の被覆材をコーティングして被覆層
を形成する際、該被覆層内に気泡や異物が混入するなど
の異常の発生をオンラインで的確に検出することができ
る。また、線状体に形成された被覆層の異常の有無を製
造工程中に常時監視できるので、不良部分の範囲を正確
に把握することができる。さらに、本発明の異常検知装
置ならびに異常検知方法においては、市販のカラーセン
サを用いることもできるので、簡易である。また、遮光
用カバーが第一の投光用素子の上方に設けられたものに
あっては、該異常検知装置が設置される周囲の環境下に
存在する光を遮ることができるため、S/N比が上が
り、異常検知の確度が上がるという利点がある。また、
第二の測定光としてこれが照射される線状体の周囲の環
境下に存在しない色あるいは少ない色のものを用いる
と、S/N比が上がり、異常検知の確度が上がるという
利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の異常検知装置の一実施例を示す概略
構成図である。
【図2】 図1に示した異常検知装置に用いられる投光
・受光一体型光ファイバの一実施例を示す図である。
【図3】 図1に示した異常検知装置の動作原理を説明
するための図であり、(A)被覆層内に気泡の混入なし
の場合、(B)被覆層内に気泡の混入ありの場合であ
る。
【図4】 本発明の異常検知方法の一実施例を説明する
ための図である。
【図5】 光ファイバの製造工程を説明するための図で
ある。
【符号の説明】
20・・・異常検知装置、21・・・遮光用カバー、22・・・
紫外線照射装置、23・・・カラーセンサ、27・・・アンプ
ユニット部、29・・・光ファイバユニット部、32・・・投
光用光ファイバ、33・・・受光用光ファイバ、35・・・第
一の測定光、36・・・第二の測定光、37・・・反射光、3
8・・・気泡。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光透過性の被覆層が形成された線状体に
    その長手方向に沿って第一の測定光を照射する第一の投
    光用素子と、ピーク波長が上記第一の測定光とは異る第
    二の測定光を上記線状体の側面に照射する第二の投光用
    素子と、上記線状体からの反射光を受光し、該反射光を
    処理部に導くための受光用素子と、該受光用素子から導
    かれた反射光を赤成分、緑成分、青成分に分解し、これ
    ら成分の強度比から反射光の色を判定し、該反射光の色
    に基づいて被覆層内の異常の有無を判定する処理部とを
    少なくとも具備してなることを特徴とする走行線状体に
    おける被覆層の異常検知装置。
  2. 【請求項2】 上記第一の投光用素子の上方に、遮光用
    カバーが設けられたことを特徴とする請求項1記載の走
    行線状体における被覆層の異常検知装置。
  3. 【請求項3】 上記第二の投光用素子が光源と光ファイ
    バとからなるものであり、上記受光用素子が光ファイバ
    からなるものであることを特徴とする請求項1または2
    記載の走行線状体における被覆層の異常検知装置。
  4. 【請求項4】 光透過性の被覆層が形成された線状体を
    その長さ方向に走行させつつ、上記線状体にその長手方
    向に沿って第一の測定光を照射し、さらにピーク波長が
    上記第一の測定光とは異る第二の測定光を第一の測定光
    と異る方向から照射し、上記線状体からの反射光を赤成
    分、緑成分、青成分に分解し、これら成分の強度比から
    反射光の色を判定し、該反射光の色に基づいて上記被覆
    層内の異常の有無をオンラインで連続的に測定し、上記
    被覆層内の異常を検知することを特徴とする走行線状体
    における被覆層の異常検知方法。
  5. 【請求項5】 上記第二の測定光は、これが照射される
    線状体の周囲の環境下に存在しない色あるいは少ない色
    のものであることを特徴とする請求項4記載の走行線状
    体における被覆層の異常検知方法。
JP7088489A 1995-04-13 1995-04-13 走行線状体における被覆層の異常検知装置ならびに異常検知方法 Pending JPH08282920A (ja)

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JP7088489A Pending JPH08282920A (ja) 1995-04-13 1995-04-13 走行線状体における被覆層の異常検知装置ならびに異常検知方法

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007114187A (ja) * 2005-09-21 2007-05-10 Asahi Kasei Engineering Kk 欠陥検査方法及び欠陥検査装置
US20200369563A1 (en) * 2019-05-22 2020-11-26 Corning Incorporated Systems and methods for forming optical fiber coatings with reduced defects on moving optical fibers
US20240053567A1 (en) * 2020-11-30 2024-02-15 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Method and apparatus for manufacturing colored optical fiber

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