JPH0828304A - ガスタービンプラント - Google Patents
ガスタービンプラントInfo
- Publication number
- JPH0828304A JPH0828304A JP16011494A JP16011494A JPH0828304A JP H0828304 A JPH0828304 A JP H0828304A JP 16011494 A JP16011494 A JP 16011494A JP 16011494 A JP16011494 A JP 16011494A JP H0828304 A JPH0828304 A JP H0828304A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuel
- gas turbine
- stage
- methanol
- evaporator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 メタノールの如き液体燃料を使用するガスタ
ービンプラントにおいて、予混合燃焼したときに大幅な
NOxの低減を達成し得るようにすること。 【構成】 液体燃料を燃料とするガスタービンプラント
において、燃焼器2に2段燃料を供給する2段燃料供給
管4bの途中に、上記燃料を気化させる気化器8を設け
た。
ービンプラントにおいて、予混合燃焼したときに大幅な
NOxの低減を達成し得るようにすること。 【構成】 液体燃料を燃料とするガスタービンプラント
において、燃焼器2に2段燃料を供給する2段燃料供給
管4bの途中に、上記燃料を気化させる気化器8を設け
た。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はガスタービンプラントに
係り、特に液体燃料を使用するガスタービンプラントに
関する。
係り、特に液体燃料を使用するガスタービンプラントに
関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、一般的な大形のガスタービンプ
ラントの概略構成を示す図であって、圧縮機1で加圧さ
れた空気が燃焼器2に供給され、そこで燃料とともに燃
焼し高温高圧の燃焼ガスとなり、その燃焼ガスによって
タービン3が回転駆動される。
ラントの概略構成を示す図であって、圧縮機1で加圧さ
れた空気が燃焼器2に供給され、そこで燃料とともに燃
焼し高温高圧の燃焼ガスとなり、その燃焼ガスによって
タービン3が回転駆動される。
【0003】そして、このようなガスタービンプラント
を起動するときは、電動機等の外部駆動機構により圧縮
機1とタービン3を回転させ、燃焼器2に燃料とともに
燃焼用空気を送り込み、そこで形成された混合気に電気
スパーク等により強制的に着火させ、その燃焼ガスによ
りガスタービンが駆動されるとともに、ガスタービンの
回転力で圧縮機を回し、かつ所要の回転数や必要な動力
を発生する状態になるまで出力が増加される。
を起動するときは、電動機等の外部駆動機構により圧縮
機1とタービン3を回転させ、燃焼器2に燃料とともに
燃焼用空気を送り込み、そこで形成された混合気に電気
スパーク等により強制的に着火させ、その燃焼ガスによ
りガスタービンが駆動されるとともに、ガスタービンの
回転力で圧縮機を回し、かつ所要の回転数や必要な動力
を発生する状態になるまで出力が増加される。
【0004】ところで、上記燃焼器への燃料供給は、一
般に、図示しないポンプにより燃焼圧力を上昇させて燃
焼器内に噴射しており、メタノールを燃料とするガスタ
ービンに於ても同様にポンプ加圧されて燃焼器内にノズ
ルで噴霧され、燃焼器の内部で微小な液滴となり、蒸発
しながら燃焼している。
般に、図示しないポンプにより燃焼圧力を上昇させて燃
焼器内に噴射しており、メタノールを燃料とするガスタ
ービンに於ても同様にポンプ加圧されて燃焼器内にノズ
ルで噴霧され、燃焼器の内部で微小な液滴となり、蒸発
しながら燃焼している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のような空気と燃
料の混合と燃焼が同時に行なわれる燃焼を拡散燃焼と称
しているが、ガスタービン排ガス中に含まれるNOx成
分が多く、環境に与える影響が少なからずある。このた
め、燃料と空気を予め予混合させて燃焼させる予混合燃
焼法を採った燃焼器が増えているが、メタノールのよう
な液体燃料においては、燃料の気化が十分に行なわれな
いためガス燃料に比較しNOxがさほど低下しない等の
問題がある。
料の混合と燃焼が同時に行なわれる燃焼を拡散燃焼と称
しているが、ガスタービン排ガス中に含まれるNOx成
分が多く、環境に与える影響が少なからずある。このた
め、燃料と空気を予め予混合させて燃焼させる予混合燃
焼法を採った燃焼器が増えているが、メタノールのよう
な液体燃料においては、燃料の気化が十分に行なわれな
いためガス燃料に比較しNOxがさほど低下しない等の
問題がある。
【0006】本発明はこのような点に鑑み、メタノール
の如き液体燃料を使用するガスタービンプラントにおい
て、予混合燃焼したときに大幅なNOxの低減を達成し
得るようにすることを目的とする。
の如き液体燃料を使用するガスタービンプラントにおい
て、予混合燃焼したときに大幅なNOxの低減を達成し
得るようにすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、メタノールの
如き液体燃料を燃料とするガスタービンプラントにおい
て、燃焼器に2段燃料を供給する2段燃料供給管の途中
に、上記燃料を気化させる気化器を設けたことを特徴と
する。
如き液体燃料を燃料とするガスタービンプラントにおい
て、燃焼器に2段燃料を供給する2段燃料供給管の途中
に、上記燃料を気化させる気化器を設けたことを特徴と
する。
【0008】また、本発明は、上記気化器にガスタービ
ンの排気を加熱媒体として供給することを特徴とする。
ンの排気を加熱媒体として供給することを特徴とする。
【0009】また、本発明は、上記気化器にガスタービ
ンの圧縮機吐出空気を加熱媒体として供給することを特
徴とする。
ンの圧縮機吐出空気を加熱媒体として供給することを特
徴とする。
【0010】
【作用】燃焼器に2段燃料として供給されるメタノール
の如き液体燃料が上記燃焼器に直接供給されることがな
く、事前に気化器によって気化される。したがって、燃
焼用空気との均一混合が達成され、ガスタービンの排ガ
スに含まれるNOxが大幅に減少される。
の如き液体燃料が上記燃焼器に直接供給されることがな
く、事前に気化器によって気化される。したがって、燃
焼用空気との均一混合が達成され、ガスタービンの排ガ
スに含まれるNOxが大幅に減少される。
【0011】
【実施例】以下、図1乃至図3を参照して本発明の実施
例について説明する。
例について説明する。
【0012】図1は、本発明のガスタービンプラントの
一実施例を示す図であり、圧縮機1により加圧された空
気が圧力及び温度を上昇されて燃焼器2に導入される。
一実施例を示す図であり、圧縮機1により加圧された空
気が圧力及び温度を上昇されて燃焼器2に導入される。
【0013】上記燃焼器2には、燃料供給管4から分岐
された1段燃料供給管4a及び2段燃料供給管4bが接
続されている。上記1段燃料供給管4aには1段燃料調
節弁5及び逆止弁6が設けられており、燃料供給管4に
よって供給されたメタノール燃料の一部が、上記1段燃
料調節弁5でその流量が制御された後逆止弁6を介して
1段燃料として上記燃焼器2に供給される。
された1段燃料供給管4a及び2段燃料供給管4bが接
続されている。上記1段燃料供給管4aには1段燃料調
節弁5及び逆止弁6が設けられており、燃料供給管4に
よって供給されたメタノール燃料の一部が、上記1段燃
料調節弁5でその流量が制御された後逆止弁6を介して
1段燃料として上記燃焼器2に供給される。
【0014】一方、2段燃料供給管4bには、2段燃料
調節弁7の下流側に、ガスタービン3から排出される排
ガスを加熱媒体とする気化器8が設けられている。しか
して、2段燃料供給管4bに流入したメタノール燃料
は、2段燃料調節弁7によってその流量を制御され上記
気化器8に導入され、ガスタービン3からの排ガスと熱
交換されそこで完全に気化される。そして、上記気化器
8で気化した燃料が逆止弁9を経て2次燃料として燃焼
器2に供給される。
調節弁7の下流側に、ガスタービン3から排出される排
ガスを加熱媒体とする気化器8が設けられている。しか
して、2段燃料供給管4bに流入したメタノール燃料
は、2段燃料調節弁7によってその流量を制御され上記
気化器8に導入され、ガスタービン3からの排ガスと熱
交換されそこで完全に気化される。そして、上記気化器
8で気化した燃料が逆止弁9を経て2次燃料として燃焼
器2に供給される。
【0015】このように、燃焼器2には2段燃料として
気化器8で気化されガス燃料状態とされたメタノール燃
料が供給されるため、燃焼用空気と上記燃料が均一に混
合する。
気化器8で気化されガス燃料状態とされたメタノール燃
料が供給されるため、燃焼用空気と上記燃料が均一に混
合する。
【0016】図2に、各燃焼器のNOx排出特性を比較
して示す。点線Aは単段燃焼器の特性を示しており、基
準を単段燃焼器のNOx排出値としたため全ての範囲で
1.0となっている。また実線Bは2段燃焼器の特性を
示し、ガスタービン負荷で約30%までのNOxは単段
燃焼器と同じ値であるが、それより負荷が大きい範囲で
はガスタービン排ガスのNOxが約1/2に低減する。
一方、一点鎖線Cは、本発明による特性を示し、2段燃
焼状態になると液体でメタノールを供給した場合に比
べ、NOxを1/3に低減することができ、単段燃焼器
の1/5と大幅な低減が可能となる。
して示す。点線Aは単段燃焼器の特性を示しており、基
準を単段燃焼器のNOx排出値としたため全ての範囲で
1.0となっている。また実線Bは2段燃焼器の特性を
示し、ガスタービン負荷で約30%までのNOxは単段
燃焼器と同じ値であるが、それより負荷が大きい範囲で
はガスタービン排ガスのNOxが約1/2に低減する。
一方、一点鎖線Cは、本発明による特性を示し、2段燃
焼状態になると液体でメタノールを供給した場合に比
べ、NOxを1/3に低減することができ、単段燃焼器
の1/5と大幅な低減が可能となる。
【0017】図3は、本発明の他の実施例を示す図であ
り、2段燃料供給管4bに設けられている気化器8が、
ガスタービンの圧縮器吐出空気を加熱媒体とするように
構成されている。
り、2段燃料供給管4bに設けられている気化器8が、
ガスタービンの圧縮器吐出空気を加熱媒体とするように
構成されている。
【0018】しかして、この場合も2段燃料として供給
されるメタノールが上記気化器8で気化されるととも
に、燃焼器に流入する燃焼用空気の温度が低下し、燃焼
器排出NOxをさらに低減させることができる。また、
タービンの冷却用空気の温度も低下するので、タービン
のメタル温度を下げることもできる。
されるメタノールが上記気化器8で気化されるととも
に、燃焼器に流入する燃焼用空気の温度が低下し、燃焼
器排出NOxをさらに低減させることができる。また、
タービンの冷却用空気の温度も低下するので、タービン
のメタル温度を下げることもできる。
【0019】また、1段燃料に灯油やLNG,LPGを
用いることにより、ガスタービンの着火から定格回転数
(0%負荷)までの間において、比較的燃焼器内の温度
が低い状態ではメタノールより安定して燃焼させること
ができ、失火や未燃ガスの排出を減少させることができ
る。
用いることにより、ガスタービンの着火から定格回転数
(0%負荷)までの間において、比較的燃焼器内の温度
が低い状態ではメタノールより安定して燃焼させること
ができ、失火や未燃ガスの排出を減少させることができ
る。
【0020】さらに、定格回転数に達した後に第1段燃
料の灯油やLNG,LPGをメタノール燃料にし、第1
段,第2段の両方ともメタノールに切り替える方式もN
Ox低減に大きな効果がある。
料の灯油やLNG,LPGをメタノール燃料にし、第1
段,第2段の両方ともメタノールに切り替える方式もN
Ox低減に大きな効果がある。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明においては、
ガスタービンの排気や圧縮機の吐出空気等を加熱媒体と
する気化器において2次燃料を加熱気化させるようにし
たので、液体燃料の気化を十分に行なわせることができ
燃焼用空気との混合を均一にでき、ガスタービンの排気
ガス中のNOx含有量を大幅に低減することができる。
ガスタービンの排気や圧縮機の吐出空気等を加熱媒体と
する気化器において2次燃料を加熱気化させるようにし
たので、液体燃料の気化を十分に行なわせることができ
燃焼用空気との混合を均一にでき、ガスタービンの排気
ガス中のNOx含有量を大幅に低減することができる。
【図1】本発明のガスタービンプラントの一実施例を示
す図。
す図。
【図2】図1のガスタービンにおけるNOx排出特性説
明図。
明図。
【図3】本発明のガスタービンプラントの他の実施例を
示す図。
示す図。
【図4】一般的なガスタービンプラントの概略構成図。
1 圧縮機 2 燃焼器 3 ガスタービン 4 燃料供給管 8 気化器
Claims (5)
- 【請求項1】液体燃料を燃料とするガスタービンプラン
トにおいて、燃焼器に2段燃料を供給する2段燃料供給
管の途中に、上記燃料を気化させる気化器を設けたこと
を特徴とするガスタービンプラント。 - 【請求項2】気化器には、ガスタービンの排気を加熱媒
体として供給することを特徴とする、請求項1記載のガ
スタービンプラント。 - 【請求項3】気化器には、ガスタービンの圧縮機吐出空
気を加熱媒体として供給することを特徴とする、請求項
1記載のガスタービンプラント。 - 【請求項4】液体燃料はメタノールであることを特徴と
する、請求項1乃至3のいずれかに記載のガスタービン
プラント。 - 【請求項5】灯油,LNG,LPGの各燃料をガスター
ビン運転途中においてメタノール燃料に切り替えること
を特徴とする、請求項4記載のガスタービンプラント。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16011494A JPH0828304A (ja) | 1994-07-12 | 1994-07-12 | ガスタービンプラント |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16011494A JPH0828304A (ja) | 1994-07-12 | 1994-07-12 | ガスタービンプラント |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0828304A true JPH0828304A (ja) | 1996-01-30 |
Family
ID=15708167
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16011494A Pending JPH0828304A (ja) | 1994-07-12 | 1994-07-12 | ガスタービンプラント |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0828304A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20110273256A1 (en) * | 2008-05-13 | 2011-11-10 | Abb Technology Ag | Modular ring-shaped core |
| JP2013177990A (ja) * | 2012-02-28 | 2013-09-09 | Hitachi Ltd | ガスタービン燃焼器 |
| CN113006939A (zh) * | 2019-12-20 | 2021-06-22 | 通用电气公司 | 用于用替代燃料点燃和操作气体涡轮引擎的系统和方法 |
| WO2022172955A1 (ja) * | 2021-02-15 | 2022-08-18 | 三菱パワー株式会社 | 燃料供給方法、燃料供給設備、この燃料供給設備を備える燃料燃焼設備、及びガスタービンプラント |
-
1994
- 1994-07-12 JP JP16011494A patent/JPH0828304A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20110273256A1 (en) * | 2008-05-13 | 2011-11-10 | Abb Technology Ag | Modular ring-shaped core |
| JP2013177990A (ja) * | 2012-02-28 | 2013-09-09 | Hitachi Ltd | ガスタービン燃焼器 |
| CN103292351A (zh) * | 2012-02-28 | 2013-09-11 | 株式会社日立制作所 | 燃气轮机燃烧器 |
| CN113006939A (zh) * | 2019-12-20 | 2021-06-22 | 通用电气公司 | 用于用替代燃料点燃和操作气体涡轮引擎的系统和方法 |
| CN113006939B (zh) * | 2019-12-20 | 2025-09-23 | 通用电气技术有限公司 | 用于用替代燃料点燃和操作气体涡轮引擎的系统和方法 |
| WO2022172955A1 (ja) * | 2021-02-15 | 2022-08-18 | 三菱パワー株式会社 | 燃料供給方法、燃料供給設備、この燃料供給設備を備える燃料燃焼設備、及びガスタービンプラント |
| JPWO2022172955A1 (ja) * | 2021-02-15 | 2022-08-18 | ||
| TWI839681B (zh) * | 2021-02-15 | 2024-04-21 | 日商三菱重工業股份有限公司 | 燃料供給方法、燃料供給設備、具備該燃料供給設備的燃料燃燒設備,以及燃氣渦輪機動力廠 |
| JP2025001029A (ja) * | 2021-02-15 | 2025-01-07 | 三菱重工業株式会社 | ガスタービンシステム |
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