JPH08283788A - 風呂釜用洗浄剤 - Google Patents

風呂釜用洗浄剤

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JPH08283788A
JPH08283788A JP12292895A JP12292895A JPH08283788A JP H08283788 A JPH08283788 A JP H08283788A JP 12292895 A JP12292895 A JP 12292895A JP 12292895 A JP12292895 A JP 12292895A JP H08283788 A JPH08283788 A JP H08283788A
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JP
Japan
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hydrogen peroxide
bath
catalase
peroxide adduct
sodium
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Pending
Application number
JP12292895A
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English (en)
Inventor
Kenichi Abe
健一 阿部
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JOHNSON KK
Original Assignee
JOHNSON KK
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 過酸化水素付加物とカタラーゼより構成され
る風呂釜用洗浄剤。 【効果】 本発明による風呂釜洗浄剤は低温から高温ま
での広い温度範囲で使用でき、風呂釜内の湯垢を容易に
除去できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は過酸化水素付加物を使用
した風呂釜用洗浄剤に関し、さらに詳しくは低温から高
温までの広い温度範囲で使用できる風呂釜用洗浄剤に関
する。
【0002】
【従来の技術】家庭用の風呂釜内部には、人体からの分
泌物、石けんカス、ほこり等が付着し、高温多湿下でこ
れらの有機物を栄養源とするバクテリアやカビが繁殖
し、湯垢を発生させる状態にある。これらは不衛生であ
るばかりでなく、釜の伝熱率も悪化させるなどの不都合
を引き起こしている。従来、これらの汚れを除去するた
め、風呂釜洗浄剤としては水に溶解させた時に過酸化水
素を遊離するような無機過酸化物、例えば過炭酸ソーダ
又は過硼酸ソーダが広く使用されてきた。これらの洗浄
剤を水に溶解した時に遊離する過酸化水素は、釜の内部
に付着した湯垢を酸化分解して、湯垢を釜から剥がれや
すい状態にし、さらに発生した酸素の細かい気泡による
拡散効果によってこれらの湯垢を剥離除去させることに
より高い洗浄効果を上げていた。一般的に無機過酸化物
を主剤とした風呂釜用洗浄剤を用いた場合、風呂釜の洗
浄にかかる作業時間はおおよそ10〜20分程度である
が、この時間内では釜内に投入された無機過酸化物から
発生する酸素ガスはその分解速度が遅いため、含有酸素
量に対してわずかの量しか発生せず、洗浄に寄与する割
合は少ない。また、水温による影響が大きく、低温域に
なるとその分解がよりいっそう遅くなるため、酸素ガス
量はさらに減少し、全く洗浄効果を発揮しない温度域も
ある。加熱処理、所謂追い焚きによってその分解を促進
させる効果もあるが、長時間の加熱は危険性が伴い、ま
た風呂釜の機種によっては設定温度に到達すれば追い焚
きを自動的に止めてしまい、短時間の洗浄で終わってし
まうものもある。他に、湯上がり後の湯温の高い時に使
用する方法が最も効果的であるが、諸般の事情でやむを
得ず翌日に湯温が低下してしまってから使用せざるを得
ないような状況もあり、この場合、沸かし直しの作業を
行うためにかなりの不経済となる。これらの問題を解決
するために、一般的には無機過酸化物を活性化剤と併用
してその効果を増強することが考えられてきた。活性化
剤としては、N−アシル化物、o−アシル化物、酸無水
物、ニトリル化合物等の各種の化合物が開発されてい
る。しかしながら、いずれの活性化剤を用いても、風呂
釜用洗浄剤としては、効果的な洗浄作用を有しないこと
が本願発明者によって確認されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的はかかる
現状に鑑み、風呂釜内の水温の如何にかかわらず、短時
間で効果的に風呂釜内の洗浄を可能とする洗浄剤の開発
にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は従来公知の活性
化剤とは異なった観点より研究を実施し、今までに予想
もされなかった酵素が風呂釜用洗浄剤として効果のある
ことを見出し、本発明に至ったものである。即ち、本発
明は、過酸化水素付加物とカタラーゼよりなる風呂釜用
洗浄剤である。本発明による過酸化水素付加物には、例
えば、過炭酸アルカリ金属塩、過硼酸アルカリ金属塩、
またはトリポリリン酸ナトリウム、ピロリン酸ナトリウ
ム、オルトリン酸ナトリウム、ケイ酸ナトリウム、尿
素、硫酸ナトリウム・塩化ナトリウム等の過酸化水素付
加物が使用される。これら過酸化水素付加物は水溶液中
で過酸化水素を遊離させ、遊離した過酸化水素を分解し
て酸素を発生させる。好ましいのは過炭酸ナトリウム、
過硼酸ナトリウムである。過炭酸ナトリウム及び過硼酸
ナトリウムは水に溶解するとpH10〜11くらいのア
ルカリ溶液となるため、湯垢によく浸透し、洗浄効果を
高める作用を持つ。過酸化水素付加物は予め水に溶解し
ておいてもよいが、水溶液にすると過酸化水素の遊離が
開始されるため、貯蔵上の観点より粉末或いは顆粒状の
まま使用するのが好ましい。
【0005】また、本発明に使用されるタカラーゼと
は、過酸化水素を分解して水と分子状酸素にする酵素を
指し、通常は、動物の肝臓、腎臓のような臓器及び赤血
球等、植物並びに微生物等から抽出、精製されたカタラ
ーゼが用いられる。カタラーゼは過酸化水素付加物へ添
加することにより、これらを分解して多量の酸素を発生
させることができるが、短時間で効率的に分解するのに
充分な量のカタラーゼが存在することが望ましい。一般
的には、過酸化水素付加物100重量部に対して0.0
1〜10重量部、好ましくは0.1〜1重量部のカタラ
ーゼが配合される。カタラーゼの形態としては、好まし
くはカタラーゼを担体に保持させた粉末あるいは顆粒状
のものを用いる。粉末あるいは顆粒状ならば、予め過酸
化水素付加物に混合して使用することが可能となり、こ
れによって過酸化水素付加物とカタラーゼの水中での接
触を良くし、分解を円滑にすることができ、かつ作業面
でも簡便となりより効率的になる。液体を用いる場合
は、予め過酸化水素付加物と混合すると分解が始まって
しまうので、風呂釜への使用時に混合するような工夫を
施す必要がある。なお、カタラーゼの担体としては、通
常、澱粉、デキストリン、ショ糖等の糖類が用いられ
る。
【0006】さらに、上記過酸化水素付加物とカタラー
ゼの他に、必要に応じて、無機ビルダー、界面活性剤、
洗浄用酵素、キレート剤等を添加することによって、洗
浄力の向上を図ることも可能である。一般には、炭酸ナ
トリウム、重炭酸ナトリウム、珪酸ナトリウム等の無機
ビルダー、アルキル硫酸エステルナトリウム、アルキル
エーテル硫酸エステルナトリウム、α−オレフィン硫酸
ナトリウム、アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム等
の陰イオン界面活性剤、ポリオキシエチレンアルキルエ
ーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル
等の非イオン界面活性剤、プロテアーゼ、リパーゼ等の
洗浄用酵素、エチレンジアミン四酢酸ナトリウム(ED
TA)、ニトリロ三酢酸ナトリウム(NTA)、クエン
酸ナトリウム等のキレート剤が用いられる。
【0007】本洗浄剤は、カタラーゼが高い活性を発揮
できるような条件下で使用することが好ましく、通常は
約1〜70℃の範囲で使用できる。風呂釜及び浴槽内で
使用する水温は上記温度範囲にあるため、カタラーゼの
活性の高い領域で風呂釜の洗浄が可能である。また、過
酸化水素付加物の使用量及び風呂釜内での洗浄剤の濃度
等を調整して、処理pHを至適pH、例えば、一般的に
カタラーゼの至適pHは約3〜11であるが、この範囲
内に収める必要がある。処理時間は、過酸化水素付加
物、カタラーゼの使用量及び処理条件等によって変わ
り、一概に特定はできないが、実用上、通常は約10分
程度でよく、長くとも1時間程度で充分である。
【0008】
【実施例】以下、実施例により本発明を具体的に説明す
るものであるが、本発明はこれらの実施例に限定される
ものではない。なお、実施例中の各部は重量比を示すも
のである。
【0009】実施例1〜3及び比較例1〜5 過炭酸ナトリウム100部に各々、カタラーゼ0.01
部、0.1部、1部を使用し、実施例1〜3に相当する
風呂釜洗浄剤を調整した。また、活性化剤として従来公
知のものである無水コハク酸、無水フタル酸、TAED
(テトラアセチルエチレンジアミン)、TAGU(テト
ラアセチルグリコールウリル)をそれぞれ0.1部を用
い、実施例と同じく風呂釜洗浄剤を調整し、それぞれを
比較例1〜4とした。また、カタラーゼ及び活性化剤を
使用しない場合を比較例5とした。実施例1〜3及び比
較例1〜5にて調整した風呂釜洗浄剤は、洗浄効果の判
定手段として、酸素発生量測定、洗浄性試験、さらに実
施試験を行った。各測定方法は以下に示す。
【0010】(1)酸素発生量の測定 各風呂釜洗浄剤1gを水200mlに溶解させ、これを
温度40℃及び20℃の水に溶解させて、10分間及び
20分間での酸素発生量を測定した。 (2)洗浄性試験 風呂釜の材質である銅板〔100×40×(厚さ)1m
m〕に下記に示す人工湯垢を塗布し、厚さが0.1〜
0.2mmになるように乾燥固化させたテストピースを
作成した。このテストピースを用い、各風呂釜洗浄剤の
5%水溶液に温度40℃及び20℃の条件で、10分間
及び20分間浸漬させて、剥離量を測定した。 (人工湯垢の調整法)酢酸カルシウム5g、硝酸マグネ
シウム1.5g、石ケン5gを水500mlに溶解させ
て、沈澱生成した金属石ケンを濾過し、これを200m
lのイソプロピルアルコールに溶解し、動植物性油脂4
0%、脂肪酸混合物30%、パラフィンワックス25
%、スクアレン3%、コレステロール2%からなる人工
皮脂5gを加えて人工湯垢とする。 (3)実地試験 4人家族で使用し、かつ3ケ月以上の間、掃除をしてい
ない実際の家庭用風呂釜(自然循環式風呂釜)に対し
て、釜の上孔が隠れるまで40℃及び20℃の水を張
り、各風呂釜洗浄剤100gを注入用容器を用いて釜の
下孔に注入し、10分間放置した。この間、釜の孔から
出てくる泡と汚れの量を目視にて観察した。なお、実地
試験は、実施例2、比較例3及び比較例5について行っ
た。これら40℃における結果を第1表に、20℃に於
ける結果を第2表に示す。
【0011】
【表1】
【0012】
【表2】
【0013】
【発明の効果】各実施例は比較例に比べて酸素発生量、
洗浄性試験において優れた結果が得られ、また、実施例
2は比較例3、5に比べて、実際の風呂釜で擾れた洗浄
効果を発揮した。以上のように、本発明による風呂釜洗
浄剤は低温から高温までの広い温度範囲に使用でき、風
呂釜内の湯垢を容易に除去できるものである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 過酸化水素付加物とカタラーゼよりなる
    風呂釜用洗浄剤。
JP12292895A 1995-04-12 1995-04-12 風呂釜用洗浄剤 Pending JPH08283788A (ja)

Priority Applications (1)

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JP12292895A JPH08283788A (ja) 1995-04-12 1995-04-12 風呂釜用洗浄剤

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JP12292895A JPH08283788A (ja) 1995-04-12 1995-04-12 風呂釜用洗浄剤

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JPH08283788A true JPH08283788A (ja) 1996-10-29

Family

ID=14848087

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12292895A Pending JPH08283788A (ja) 1995-04-12 1995-04-12 風呂釜用洗浄剤

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JP (1) JPH08283788A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013244443A (ja) * 2012-05-24 2013-12-09 Hakuto Co Ltd 水系の汚れ洗浄方法
CN115651770A (zh) * 2022-11-02 2023-01-31 浙江华诺化工有限公司 一种含有过氧化氢酶的粉状发泡清洁剂及其制备方法

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JP2013244443A (ja) * 2012-05-24 2013-12-09 Hakuto Co Ltd 水系の汚れ洗浄方法
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040608