JPH08284161A - 擁壁固定用アンカーボルト装置 - Google Patents

擁壁固定用アンカーボルト装置

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JPH08284161A
JPH08284161A JP11791295A JP11791295A JPH08284161A JP H08284161 A JPH08284161 A JP H08284161A JP 11791295 A JP11791295 A JP 11791295A JP 11791295 A JP11791295 A JP 11791295A JP H08284161 A JPH08284161 A JP H08284161A
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concrete retaining
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 保護キャップの開口端を常にコンクリート擁
壁面に密着させて保護キャップ内の水密性を保持し、内
部のアンカーボルトや締着ナットが腐食することなく、
締着ナットの締付け調整が容易にでき、構造も簡略で製
造コストも安価である擁壁固定用アンカーボルト装置を
提供することを目的とする。 【構成】 コンクリート擁壁12を貫通して岩盤14へ
打込まれたアンカーボルト16と、コンクリート擁壁か
らのアンカーボルトの突出部18に締着された締着ナッ
ト22と、開口24をコンクリート擁壁面側に当接さ
せ、アンカーボルトの突出部に係合し、かつアンカーボ
ルトの突出部を覆蓋する保護キャップ26とを備え、保
護キャップ内には、アンカーボルトが変形した変形幅を
吸収して保護キャップをコンクリート擁壁面に密着させ
る吸収係合部32が設けられて成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、道路法面に打設したコ
ンクリート擁壁を岩盤へ固定する擁壁固定用アンカーボ
ルト装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、山間僻地に道路や林道等を新設し
た場合には、その法面の軟弱な地盤が崩落するのを防止
するために、法面の表層土を掘削除去して固い岩盤を露
出させ、この岩盤の表面にコンクリートを井形状等に場
所打ち成型して法面を保護している。この成型したコン
クリート擁壁には、所要の間隔をおいて表面からコンク
リート擁壁を貫通して岩盤内へアンカーボルトを打ち込
んでアンカーボルトの上端部をコンクリート擁壁から突
出させ、このアンカーボルトの突出部の位置で擁壁面
に、図7に示す様に、基板と球面座金と受板を設置し、
この受板から上方へ突出したアンカーボルトの突出部に
締着ナットを螺合して受板に強固に締着している。
【0003】この締着ナットは、長期使用中に岩盤に対
するコンクリート擁壁のずれ等によりアンカーボルトに
対して緩みを発生し、再び締着調整する必要があり、こ
のために、アンカーボルトと締着ナットとの水密性を保
持し、腐食等の発生を防止するために、保護キャップを
受板の上面側に装着し、該キャップ内の支持板に設けた
ボルト孔をアンカーボルトの突出端部に締着させて保護
キャップの開口端を受板に密着させている。このアンカ
ーボルト装置によりコンクリー擁壁が岩盤から剥離し、
滑落するのを防止しているものである。
【0004】
【発明が解決しようとする問題点】しかしながら、前記
アンカーボルト装置においては、長期にわたる使用中に
地殻変動その他によりコンクリート擁壁が岩盤に対して
移動しやすく、アンカーボルトの突出部側が変位した場
合に締着ナットに緩みを発生すると共に、保護キャップ
のアンカーボルトに対する締着部にも緩みが発生して保
護キャップ内の水密性が低下し、内部のアンカーボルト
や、このアンカーボルトに螺合された締着ナットに腐食
が発生し、このためにコンクリート擁壁の位置ずれ等に
より緩んだ締着ナットを定期的に締着調整することがで
きず、コンクリート擁壁の耐用年数も低下する等の欠点
がある。また、前記アンカーボルト装置では、特別に製
造した大形の球面座金をコンクリート擁壁面に設置して
保護キャップをアンカーボルトに固定するため、球面座
金等の製造コストが高価となり、このために、コンクリ
ート擁壁に布設するアンカーボルト装置の施工経費も割
高に成り易い等の問題があった。
【0005】本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなさ
れたものであり、その目的は、(1)コンクリート擁壁
面でアンカーボルトの突出部に直接締着ナットを締着
し、保護キャップ内に設けた吸収係合部にアンカーボル
トの突出端部を係合させてアンカーボルトの端部側の歪
み等を吸収しながら、保護キャップの開口端を常にコン
クリート擁壁面に密着させて保護キャップ内の水密性を
保持できる。(2)キャップ内のアンカーボルトや締着
ナットが腐食することなく、定期的に締着ナットの締付
け調整ができる。(3)装置自体も大形の球面座金等を
使用することなく、規制の部品を安価に使用でき、構造
も簡略で、コンクリート擁壁面での施工経費も節約でき
る擁壁固定用アンカーボルト装置を提供することにあ
る。
【0006】
【問題点を解決するための手段】上記目的を達成するた
めに、請求項1に係る発明は、コンクリート擁壁12を
貫通して岩盤14へ打ち込まれたアンカーボルト16
と、コンクリート擁壁12から突出したアンカーボルト
16の突出部18に螺合され、コンクリート擁壁面20
に締着された締着ナット22と、開口24をコンクリー
ト擁壁面20側に当接させると共に、該アンカーボルト
16の突出部18に係合し、かつアンカーボルトの突出
部18を覆蓋する保護キャップ26とを備え、前記保護
キャップ26内には、コンクリート擁壁12が岩盤14
に対し摺動離脱してアンカーボルト16が変形しても、
保護キャップ26のコンクリート擁壁面20からの離脱
幅を吸収して保護キャップ26を常にコンクリート擁壁
面20に密着保持させるための吸収係合部32が設けら
れて成る擁壁固定用アンカーボルト装置10から構成さ
れる。
【0007】また、請求項2に係る発明では、前記吸収
係合部32は、前記保護キャップ26内であって、前記
アンカーボルト16の突出端部に近接し、該突出端部と
は自由状態で該保護キャップ26に固定された付勢基準
部34と、前記アンカーボルト16の突出端部側に固定
され、常時この付勢基準部34に当接するように付勢係
合された係合部材36と、この係合部材36を常時付勢
基準部34に当接させる方向に付勢力を付与する付勢部
38とを備えて成ることとしてもよい。
【0008】また、請求項3に係る発明では、前記付勢
基準部34は、前記保護キャップ26内に前記アンカー
ボルト16の突出端部を遊嵌状に貫通させるように固定
された支持板40から成ることとしてもよい。
【0009】また、請求項4に係る発明では、前記係合
部材36は、前記支持板40の上面又は下面側に配置さ
れ前記アンカーボルト16の突出部18に固定された間
座板44から成ることとしてもよい。
【0010】また、請求項5に係る発明では、前記間座
板44には1個又は複数の遊嵌孔48が穿孔され、前記
付勢部38は、この遊嵌孔48を遊嵌状に貫通し前記支
持板40に立設固定された案内ボルト50と、該案内ボ
ルト50に装嵌され前記間座板44を前記支持板40に
当接する方向に付勢する付勢バネ52から成ることとし
てもよい。
【0011】また、請求項6に係る発明では、前記締着
ナット22は、前記コンクリート擁壁12側に当接する
球面部54を有して成ることとしてもよい。
【0012】また、請求項7に係る発明では、前記コン
クリート擁壁面20と保護キャップ26との間には基板
56が固定され、この基板56上に前記球面部54が当
接するように配置して成ることとしてもよい。
【0013】また、請求項8に係る発明では、前記保護
キャップ26の下端側開口24の周縁には、同保護キャ
ップ26内の水密性を保持するためのシールリング60
が装着されて成ることとしてもよい。
【0014】
【作用】本発明の請求項1に係る擁壁固定用アンカーボ
ルト装置においては、道路側部の法面の表層土を掘削し
た後の岩盤に、同岩盤の崩落を防止するために表面に場
所打ちコンクリートでコンクリート擁壁を成型し、この
コンクリート擁壁を岩盤に強固に固定するために、コン
クリート擁壁の上面側から岩盤内に打ち込み固定したア
ンカーボルトの突出部に設置するものである。
【0015】このコンクリート擁壁面から突出したアン
カーボルトの突出部に締着ナットを螺合して締着ナット
をコンクリート擁壁面に強固に締着する。この締着ナッ
ト及び突出部に腐食を防止するためのオイルを塗布した
後で、内部に吸収係合部を備えた保護キャップをアンカ
ーボルトの突出部に覆蓋状に装着し、該突出部の端部側
に吸収係合部を係合して保護キャップの開口端をコンク
リート擁壁面に強圧に密着させて保護キャップ内を気密
状に保持する。
【0016】これにより、コンクリート擁壁が岩盤に対
し摺動してアンカーボルトが傾斜変形しても、保護キャ
ップのコンクリート擁壁からの変位幅を吸収係合部が吸
収し、保護キャップを常にコンクリート擁壁面に密着保
持させることができて保護キャップ内の水密状態を長期
に渡って保持できる。そして、定期的に保護キャップを
取外して緩んだ締着ナットを容易に締付け調整しでき、
コンクリート擁壁面の耐用年数が向上することとなる。
また、大形の球面座金等を使用することなく、締着ナッ
ト、保護キャップ、吸収係合部等に規制の部品を使用で
き、構造も簡略で製造コストも安価であり、コンクリー
ト擁壁面の施工経費も廉価となる。
【0017】また、請求項2によれば、前記吸収係合部
は、前記保護キャップ内であって、前記アンカーボルト
の突出端部に近接し、該突出端部とは自由状態で該保護
キャップに固定された付勢基準部と、前記アンカーボル
トの突出端部側に固定され、常時この付勢基準部に当接
するように付勢係合された係合部材と、この係合部材を
常時付勢基準部に当接させる方向に付勢力を付与する付
勢部と、を備えて成ることにより、アンカーボルトの突
出部側が変位して、アンカーボルトの軸線とコンクリー
ト擁壁面との嵌合角度が変化しても、係合部材がアンカ
ーボルトと一体的に傾動して付勢部材が傾動変形するの
みで、保護キャップ内の付勢基準部は傾動することがな
い。従って、保護キャップは、開口端をコンクリート擁
壁面に密着した状態を保持でき、保護キャップ内の水密
性が低下することなく、アンカーボルト及び締着ナット
が腐食することがない。
【0018】また、請求項3によれば、前記付勢基準部
は、前記保護キャップ内に前記アンカーボルトの突出端
部を遊嵌状に貫通させるように固定された支持板から成
ることにより、付勢基準部は、支持板を保護キャップ内
に固定させるだけでよいから、構造が簡単で製造が容易
であり、保守点検も簡単にできる。また、保護キャップ
内に固定された支持板に対しアンカーボルトは遊嵌状に
貫通され、アンカーボルトが傾動変形しても、支持板が
傾動することなく、従って、保護キャップはコンクリー
ト擁壁面に対する密着状態を保持できる。
【0019】また、請求項4によれば、前記係合部材
は、前記支持板の上面又は下面側に配置され前記アンカ
ーボルトの突出部に固定された間座板から成ることによ
り、係合部材そのもの構造が簡単で、製造が容易であ
り、保守点検も良好に行えると共に、付勢基準部も支持
板から成ることによって、これと相乗的に板体同士の付
勢係合となり、付勢機構が極めて簡単で、係合容易であ
るのみならず製造コストも安価に維持できる。
【0020】また、請求項5によれば、前記間座板には
1個又は複数の遊嵌孔が穿孔され、前記付勢部は、この
遊嵌孔を遊嵌状に貫通し前記支持板に立設固定された案
内ボルトと、該案内ボルトに装嵌され前記間座板を前記
支持板に当接する方向に付勢する付勢バネから成ること
により、付勢部の構造を極めて最小限の構成部材で形成
できて、構造が簡単で製造も容易となる。
【0021】また、請求項6によれば、前記締着ナット
は、前記コンクリート擁壁側に当接する球面部を有して
成ることにより、アンカーボルトに締着した締着ナット
の球面部がコンクリート擁壁側に密着して強固に締着で
き、アンカーボルトがコンクリート擁壁に対して傾動し
ても球面部が摺動しながら締着状態を確実に維持でき
る。
【0022】また、請求項7によれば、前記コンクリー
ト擁壁面と保護キャップとの間には基板が固定され、こ
の基板上に前記球面部が当接するように配置して成るこ
とにより、平滑な基板上面に球面部の下面周縁が均等に
接合し、締着むらが発生することなく、コンクリート擁
壁を強固に固定できる。
【0023】また、請求項8によれば、前記保護キャッ
プの下端側開口の周縁には、同保護キャップ内の水密性
を保持するためのシールリングが装着されて成ることに
より、保護キャップ内の吸収係合部をアンカーボルトに
係合してコンクリート擁壁面に固定された基板に保護キ
ャップの下端側を強制的に接合させたときに、シールリ
ングが圧縮され、保護キャップ内に充填したオイル等が
外部へ漏洩したり、或は外部の雨水が保護キャップ内に
浸潤したりすることがなく、保護キャップ内の水密を長
期に渡り保持できる。
【0024】
【実施例】以下、添付図面に基づき、本発明の好適な実
施例を説明する。図1ないし図4には、本発明の実施例
に係る擁壁用アンカーボルト装置10が示されている。
図より明らかな様に、前記擁壁用アンカーボルト装置1
0は、コンクリート擁壁12を貫通して岩盤14へ打ち
込まれたアンカーボルト16と、該コンクリート擁壁1
2から突出したアンカーボルト16の突出部18に螺合
され、コンクリート擁壁面20に締着された締着ナット
22と、下端側の開口24をコンクリート擁壁面20側
に当接させると共に、該アンカーボルト16の突出部1
8に係合し、かつアンカーボルト16の突出部18を覆
蓋する保護キャップ26とを備えている。
【0025】図5、図6に示す様に、岩盤14は例えば
道路28の側部の法面の表層土を掘削した後の岩盤であ
り、この岩盤14の崩落を防止するために、岩盤14の
表面に場所打ちコンクリートでコンクリート擁壁12を
井形状に成型している。コンクリート擁壁12は、実施
例において井型状を示しているが、必ずしも井形状に限
ることなく、円形、六角等の多角形等の中空枠状に成型
してもよい。
【0026】アンカーボルト16は、前記コンクリート
擁壁12を岩盤14に強固に固定するために岩盤14へ
打ち込むものであり、前記井形状のコンクリート擁壁1
2の交差位置等において、削岩機でコンクリート擁壁面
20から岩盤14へ所望の深さの穴を穿穴し、これにセ
メントミルク等の硬化剤を注入してアンカーボルト16
を挿入し、コンクリート擁壁面20及び岩盤14と一体
に硬化させる。
【0027】このアンカーボルト16は、その長さが略
3m程度のものから、10ないし20m程度の長さを有
し、このアンカーボルト16の上端部に雄ねじ30が刻
設されている。そして、岩盤14の性状によって適宜な
アンカーボルトを使用し、前記雄ねじ30が刻設された
アンカーボルト16の上端部がコンクリート擁壁面20
からの突出部18となって該アンカーボルト16は岩盤
14に固定される。
【0028】このアンカーボルト16の突出部18に締
着ナット22を螺合してコンクリート擁壁面20に締着
させながらコンクリート擁壁12が岩盤14から離脱、
摺動するのを防止する。しかし、長期使用中において、
雨水がコンクリート擁壁12側から岩盤14へ浸潤して
相互の密着面が不安定となり、表面側のコンクリート擁
壁12と内部の岩盤14とにいずれかの方向へ向けてず
れが発生し、アンカーボルト16のコンクリート擁壁面
20からの突出部18が傾斜したり、浮き上がったりす
る。従って、突出部18に締着した締着ナット22を定
期的に締着調整して コンクリート擁壁12の岩盤14
からの離脱を防止し、岩盤14の強度を保持する必要が
ある。
【0029】このために、アンカーボルト16の突出部
18及び突出部18に締着した締着ナット22を保護キ
ャップ26で水密状に保護している。図1、図2に示す
様に、保護キャップ26は、耐食性の金属、例えばステ
ンレス鋼を素材とし、頭部が閉鎖され、下端部が台錐状
に拡径された中空筒体から形成されている。この保護キ
ャップ26内の略中間高さ位置には、前記突出部18に
係合され、コンクリート擁壁12が岩盤14に対し摺動
離脱してアンカーボルト16が変形しても、保護キャッ
プ26のコンクリート擁壁面20からの離脱幅を吸収し
て保護キャップ26を常にコンクリート擁壁面20に密
着保持させるための吸収係合部32が設けられている。
【0030】これにより、コンクリート擁壁12が岩盤
14に対して摺動してアンカーボルト16の突出部18
が変位しても、吸収係合部32がアンカーボルト16の
端部側の変位に対応してその歪みを吸収しながら、保護
キャップ26の開口24の端部を常にコンクリート擁壁
面20に密着させて保護キャップ26内の水密性を保持
し、キャップ内のアンカーボルト16や締着ナット22
に腐食が発生することがなく、定期的に締着ナット22
の締め付け調整が容易にできる。また、アンカーボルト
装置10自体も大形の球面座金等を使用することなく、
締着ナット22、保護キャップ26、吸収係合部32等
を規制の部品を用いて製造でき、構造も簡略であるため
製造コストも安価に設置できる。
【0031】図1、図2に示す様に、前記吸収係合部3
2は、前記保護キャップ26内であって、前記アンカー
ボルト16の突出部18の端部側に近接し、該突出部1
8の端部側とは自由状態で該保護キャップ26に固定さ
れた付勢基準部34と、前記アンカーボルト16の突出
部18の端部側に固定され、常時この付勢基準部34に
当接するように付勢係合された係合部材36と、この係
合部材36を常時付勢基準部34に当接させる方向に付
勢力を付与する付勢部38とを備えている。
【0032】これにより、アンカーボルト16の突出部
18側が変位して、アンカーボルト16の軸線とコンク
リート擁壁面20との嵌合角度が変化しても、係合部材
36がアンカーボルト16と一体的に傾動し付勢部38
が傾動変形するのみで、保護キャップ26内の付勢基準
部34は傾動することなく、従って、保護キャップ26
は、開口端をコンクリート擁壁面20に密着した状態を
保持しつつ保護キャップ26内の水密性を保持できるこ
ととなる。
【0033】なお、実施例図において、前記付勢基準部
34は、保護キャップ26と交差する様に設置され、こ
の上面側に付勢当接する様に係合部材36が配置されて
いるが、必ずしもこの実施例に限ることなく、例えば、
前記付勢基準部34の下面側に係合部材36が付勢当接
する様に配置してもよい。
【0034】図1、図2において、前記付勢基準部34
は、保護キャップ26内にアンカーボルト16の突出部
18の端部側と交差する様に固定された支持板40から
形成され、この支持板40の略中心位置には、孔42が
開孔されている。この孔42にアンカーボルト16の突
出部18の端部側が、保護キャップ26の開口24側か
ら頭部へ向け遊嵌状に貫通されている。
【0035】これにより、付勢基準部34は、支持板4
0を保護キャップ26内に固定させるだけでよいから、
構造が簡単で製造が容易であり、保守点検も簡単とな
る。また、保護キャップ26内に固定された支持板40
に対しアンカーボルト16の突出部18の端部側は遊嵌
状に貫通され、アンカーボルト16が傾動変形しても、
その変位移動は後述する付勢部38に吸収されて支持板
40が傾動することなく、保護キャップはコンクリート
擁壁面20に対する密着状態を保持できる。
【0036】前記係合部材36は、前記支持板40の上
面側に当接状に配置され、前記アンカーボルト16の突
出部18に固定された間座板44から形成されている。
この間座板44は、その中心位置に開孔された雌ねじ孔
46を有し、この雌ねじ孔46が前記突出部18の雄ね
じ30に螺合固定されている。
【0037】これにより、係合部材36そのもの構造も
簡単で、製造が容易であり、保守点検も良好に行える。
また、付勢基準部34の支持板40と、係合部材36の
間座板44とが相乗的に板体同士の付勢係合となって付
勢機構が極めて簡単となり、製造コストも安価に維持で
きる。
【0038】また、前記間座板44には、その周縁部の
放射対称位置に4個の遊嵌孔48が開孔されている。前
記付勢部38は、この4個の遊嵌孔48を遊嵌状に貫通
する様に前記支持板40に立設された4個の案内ボル5
0と、この案内ボルト50に装嵌され前記間座板44を
支持板に当接する方向に付勢する付勢バネ52とを備え
ている。
【0039】これにより、付勢部38は、支持板40に
固定した案内ボルト50と、この案内ボルト50に装嵌
させた付勢バネ52のみで形成され、付勢部38を極め
て最小限の構成部材で形成でき、構造が簡単で製造も容
易である。
【0040】なお、前記案内ボルト50は、支持板40
の周縁部上面に立設された4個の案内ボルト50に限る
ことなく、支持板40の周縁部の上面に3個、2個、或
は1個の案内ボルトを立設することとしてもよい。そし
て、これに対応して付勢バネ52をそれぞれに嵌装し間
座板44を支持板40側に押しつける方向の付勢力を付
与することとしても良い。前記間座板44は、支持板4
0の上面側に配置しているが、必ずしも上面側に限るこ
となく、例えば、支持板40の下面側に配置し、支持板
40の下面に垂下した案内ボルトに間座板44を遊嵌さ
せ、案内ボルトに装嵌した付勢バネで間座板44を支持
板40下面に付勢当接させてもよい。この場合において
も、アンカーボルト16が傾動変形するときに間座板4
4が支持板40の下面側で傾動し、このとき、支持板4
0は傾動することなく、保護キャップ26をコンクリー
ト擁壁面20に密着保持できる。また、前記保護キャッ
プ26の内周面の対向位置に付勢基準部34を設置し、
この対向した付勢基準部34に対して交差状に係合部材
36を付勢支持する様に構成してもよい。
【0041】このように、前記吸収係合部32は、前記
保護キャップ26内に被押しつけ板や、その他の被押し
つけ部を設け、これに対してアンカーボルト16の突出
部18側を付勢バネ等の付勢部材を介して常時押しつけ
状態にし、これによって擁壁側が略上下方向に変動して
もその変動幅を付勢部材が吸収し得るような構造であれ
ば良い。従って、付勢基準部と係合部材の構成は実施例
構成に限ることなく、付勢基準部を単に保護キャップ2
6の内壁面とし、ステー等をアンカーボルト16の突出
部を固定して、このステー等を付勢部材を介して保護キ
ャップ26の内壁面に常時押しつけさせる構成としても
良い。また、係合部材はブロック譲渡したり、その他任
意の形状としても良い。更に、吸収係合部における付勢
部は付勢基準部に対して常時離開する方向に付勢させて
おき、擁壁側の変動を吸収するようにしても良いもので
ある。
【0042】図1、図2に示す様に、アンカーボルト1
6の突出部18の雄ねじ30に螺合した締着ナット22
は、その下部位置にコンクリート擁壁面20に当接する
球面部54を有している。これにより、アンカーボルト
16に締着ナット22を螺合してコンクリート擁壁面2
0に締着させたときに、球面部54がコンクリート擁壁
面20に密着して強固に締着でき、アンカーボルト16
がコンクリート擁壁12に対して傾動しても球面部54
が摺動しながら締着状態を確実に維持できる。
【0043】図1、図2に示す様に、アンカーボルト1
6の突出部18が固定されたコンクリート擁壁面20に
は、該突出部18を中心とし、保護キャップ26や締着
ナット22を当接させる基板56が固定されている。こ
の基板56は、耐食性の金属板、例えば、ステンレス鋼
板から形成されている。この基板56に前記締着ナット
22の球面部54を密着状に強固に締着して平滑な基板
56上面に球面部54の下面周縁が均等に接合し、締着
むらが発生することなく、コンクリート擁壁12を岩盤
14へ強固に固定できることとなる。また、保護キャッ
プ26の下端側の開口24の周縁には、内面側へ縮径さ
れた円周段部58が形成され、この円周段部58に保護
キャップ26内の水密性を保持するためのシールリング
60が装着されている。このシールリング60は、合成
ゴム、合成樹脂等を素材としたOリングから成る。
【0044】これにより、保護キャップ26内の吸収係
合部32をアンカーボルト16の突出部18の端部側に
係合してコンクリート擁壁面20に固定された基板56
に保護キャップ26の下端側を強制的に接合させたとき
に、シールリング60が圧縮され、保護キャップ26内
に充填したオイル等が外部へ漏洩したり、或は外部の雨
水が保護キャップ26内に浸潤したりすることがなく、
保護キャップ内のアンカーボルト16や締着ナット22
の腐食を長期に渡り防止できる。
【0045】次に、本発明に係る擁壁固定用アンカーボ
ルト装置10の作用を説明する。図5、図6に示す様
に、前記擁壁固定用アンカーボルト装置10は、道路2
8の側部の法面の表層土を掘削した後の岩盤14に、同
岩盤14の崩落を防止するために表面に場所打ちコンク
リートでコンクリート擁壁12を井形状等に成型し、こ
のコンクリート擁壁12を岩盤14に強固に固定するた
めに、井形状に成型されたコンクリート擁壁12の交差
位置の上面側から岩盤14内に打ち込み固定したアンカ
ーボルト16の突出部18に設置するものである。
【0046】このアンカーボルト16の突出部18が突
出されたコンクリート擁壁面20には基板56を固定
し、この突出部18の雄ねじ30に締着ナット22を螺
合しながら締着ナット22の下部側の球面部54を基板
56の上面に密着させる。この締着ナット22及び突出
部18の雄ねじ30にオイル等を塗布した後で、内部に
吸収係合部32を備えた保護キャップ26をアンカーボ
ルト16の突出部18に覆蓋状に装着し、該突出部18
の端部側に吸収係合部32の支持板40の上面に付勢当
接された間座板44の中央の雌ねじ孔46を螺合させ、
保護キャップ26を回転させて保護キャップ26の開口
24側の周縁に設けたシールリング60を基板56に強
圧に密着させて保護キャップ26内を水密状に保持する
ものである。
【0047】そして、コンクリート擁壁面20に設置し
た各擁壁固定用アンカーボルト装置10でコンクリート
擁壁12を岩盤14に強固に固定しながら、長期使用中
にコンクリート擁壁12側から岩盤14内へ雨水等が浸
潤し、コンクリート擁壁12と岩盤14の相互の密着面
が不安定となり、表面側のコンクリート擁壁12と内部
の岩盤14とにいずれかの方向へ向けてずれが発生し、
アンカーボルト16のコンクリート擁壁面20からの突
出部18が傾斜する。
【0048】例えば、図2に示す様に、コンクリート擁
壁12が矢印の様に移動し、アンカーボルト16の突出
部18側が仮想線で示す位置より実線で示す位置へ変位
し、アンカーボルト16の軸線P1が、傾斜した軸線P
2へと変化し、この軸線P2とコンクリート擁壁面20
との嵌合角度が変化すると、アンカーボルト16の突出
端部側に交差状に固定された間座板44が、支持板40
の上面で傾斜した軸線P2と垂直に交差した斜め下がり
に向け、図2上で右側の案内ボルト50に装嵌された付
勢バネ52を圧縮しつつ傾動する。これにより、保護キ
ャップ26内の支持板40は傾動することなく、従っ
て、保護キャップ26は、開口24端をコンクリート擁
壁面20の基板56に密着した状態を保持しつつ横滑り
状に移動するだけで保護キャップ26内の水密性を保持
できる。
【0049】従って、保護キャップ26は、開口24端
をコンクリート擁壁面20の基板56に密着した状態を
保持しつつ保護キャップ26内の水密性を保持できるこ
とにより、保護キャップ26内のアンカーボルト16や
締着ナット22が腐食することなく、定期的に保護キャ
ップ26を取外して緩んだ締着ナット22を締付け調整
でき、コンクリート擁壁面の耐用年数が向上することと
なる。また、大形の球面座金等を使用することなく、締
着ナット、保護キャップ、吸収係合部等に規制の部品を
使用でき、構造も簡略で製造コストも安価に施工でき
る。
【0050】
【発明の効果】以上説明した様に、請求項1に係る擁壁
固定用アンカーボルト装置によれば、コンクリート擁壁
を貫通して岩盤へ打ち込まれたアンカーボルトと、コン
クリート擁壁から突出したアンカーボルトの突出部に螺
合され、コンクリート擁壁面に締着された締着ナット
と、開口をコンクリート擁壁面側に当接させると共に、
該アンカーボルトの突出部に係合し、かつアンカーボル
トの突出部を覆蓋する保護キャップと、を備え、前記保
護キャップ内には、コンクリート擁壁が岩盤に対し摺動
離脱してアンカーボルトが変形しても、保護キャップの
コンクリート擁壁面からの離脱幅を吸収して保護キャッ
プを常にコンクリート擁壁面に密着保持させるための吸
収係合部が設けられて成ることにより、コンクリート擁
壁が岩盤から摺動離脱してアンカーボルトの突出部側が
変位しても、保護キャップ内の吸収係合部がアンカーボ
ルト端部側の曲がり変位に対応してその歪みを吸収しな
がら、保護キャップの開口端を常にコンクリート擁壁面
に密着させて保護キャップ内の気密性を保持し、キャッ
プ内のアンカーボルトや締着ナットに腐食が発生するこ
とがない。また、定期的に締着ナットの締め付け調整が
容易にできてコンクリート擁壁の耐用年数が増加する。
また、装置自体も大形の球面座金等を使用することな
く、締着ナット、保護キャップ、吸収係合部等に規制の
部品を使用でき、構造も簡略であるため、製造コストも
安価となる。
【0051】また、請求項2によれば、前記吸収係合部
は、前記保護キャップ内であって、前記アンカーボルト
の突出端部に近接し、該突出端部とは自由状態で該保護
キャップに固定された付勢基準部と、前記アンカーボル
トの突出端部側に固定され、常時この付勢基準部に当接
するように付勢係合された係合部材と、この係合部材を
常時付勢基準部に当接させる方向に付勢力を付与する付
勢部と、を備えて成ることいより、アンカーボルトの突
出部側が変位して、アンカーボルトの軸線とコンクリー
ト擁壁面との嵌合角度が変化しても、係合部材がアンカ
ーボルトと一体的に傾動して付勢部材が傾動変形するの
みで、保護キャップ内の付勢基準部は傾動することがな
い。また、保護キャップは、開口端をコンクリート擁壁
面に密着した状態を保持でき、保護キャップ内の水密性
が低下することなく、アンカーボルト及び締着ナットが
腐食することがない。
【0052】また、請求項3によれば、前記付勢基準部
は、前記保護キャップ内に前記アンカーボルトの突出端
部を遊嵌状に貫通させるように固定された支持板から成
ることにより、付勢基準部は、支持板を保護キャップ内
に固定させるだけでよいから、構造が簡単で製造が容易
であり、保守点検も簡単となる。また、保護キャップ内
に固定された支持板に対しアンカーボルトは遊嵌状に貫
通され、アンカーボルトが傾動変形しても、支持板が傾
動することなく、従って、保護キャップはコンクリート
擁壁面に対する密着状態を保持できる。
【0053】また、請求項4によれば、前記係合部材
は、前記支持板の上面又は下面側に配置され前記アンカ
ーボルトの突出部に固定された間座板から成ることによ
り、係合部材そのもの構造が簡単で、製造が容易であ
り、保守点検も良好に行えると共に、付勢基準部を支持
板から成ることとすることによって、これと相乗的に板
体同士の付勢係合となるため付勢機構が極めて簡単とな
り、係合容易であるのみならず製造コストも大幅に安価
に維持できる。
【0054】また、請求項5によれば、前記間座板には
1個又は複数の遊嵌孔が穿孔され、前記付勢部は、この
遊嵌孔を遊嵌状に貫通し前記支持板に立設固定された案
内ボルトと、該案内ボルトに装嵌され前記間座板を前記
支持板に当接する方向に付勢する付勢バネから成ること
により、付勢部の構造を支持板に固定した案内ボルト
と、この案内ボルトに装嵌させた付勢バネのみから形成
できるので、付勢部の構造を極めて最小限の構成部材で
形成でき、構造が簡単、製造が容易である。また、付勢
機構の付勢部の付勢基準部に対する係合部材の付勢係合
機構を実現化させ、その実効を達成することが可能とな
る。
【0055】また、請求項6によれば、前記締着ナット
は、前記コンクリート擁壁側に当接する球面部を有して
成ることにより、アンカーボルトに締着ナットを締着し
たときに、球面部がコンクリート擁壁側に密着して強固
に締着でき、アンカーボルトがコンクリート擁壁に対し
て傾動しても球面部が摺動しながら締着状態を確実に維
持できる。
【0056】また、請求項7によれば、前記コンクリー
ト擁壁面と保護キャップとの間には基板が固定され、こ
の基板上に前記球面部が当接するように配置して成るこ
とにより、平滑な基板上面に球面部の下面周縁が均等に
接合し、締着むらが発生することなく、コンクリート擁
壁を強固に固定できる。
【0057】また、請求項8によれば、前記保護キャッ
プの下端側開口の周縁には、同保護キャップ内の水密性
を保持するためのシールリングが装着されて成ることに
より、保護キャップ内の吸収係合部をアンカーボルトに
係合してコンクリート擁壁面に固定された基板に保護キ
ャップの下端側を強制的に接合させたときに、シールリ
ングが圧縮され、保護キャップ内に充填したオイル等が
外部へ漏洩したり、或は外部の雨水が保護キャップ内に
浸潤したりすることがなく、保護キャップ内のアンカー
ボルトや締着ナットが長期に渡り腐食することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る擁壁固定用アンカーボルト装置の
縦断面図である。
【図2】コンクリート擁壁面が岩盤に対して摺動し、ア
ンカーボルトの突出部が傾斜変位した状態を示した擁壁
固定用アンカーボルト装置の縦断面図である。
【図3】図1のA−A線断面図である。
【図4】図3において、付勢部の案内ボルトが3本であ
る実施例を示した断面図である。
【図5】道路法面の岩盤に場所打ちしたコンクリート擁
壁を示した斜視図である。
【図6】図5に示すコンクリート擁壁の縦断面図であ
る。
【図7】従来の擁壁固定用アンカーボルト装置の縦断面
図である。
【符号の説明】
10 擁壁固定用アンカーボルト装置。 12 コンクリート擁壁 14 岩盤 16 アンカーボルト 18 突出部 20 コンクリート擁壁面 22 締着ナット 24 開口 26 保護キャップ 32 吸収係合部 34 付勢基準部 36 係合部材 38 付勢部 40 支持板 44 間座板 48 遊嵌孔 50 案内ボルト 52 付勢バネ 54 球面部 56 基板 60 シーリング

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンクリート擁壁を貫通して岩盤へ打ち
    込まれたアンカーボルトと、 コンクリート擁壁から突出したアンカーボルトの突出部
    に螺合され、コンクリート擁壁面に締着された締着ナッ
    トと、 開口をコンクリート擁壁面側に当接させると共に、該ア
    ンカーボルトの突出部に係合し、かつアンカーボルトの
    突出部を覆蓋する保護キャップと、を備え、 前記保護キャップ内には、コンクリート擁壁が岩盤に対
    し摺動離脱してアンカーボルトが変形しても、保護キャ
    ップのコンクリート擁壁面からの離脱幅を吸収して保護
    キャップを常にコンクリート擁壁面に密着保持させるた
    めの吸収係合部が設けられて成る擁壁固定用アンカーボ
    ルト装置。
  2. 【請求項2】 前記吸収係合部は、前記保護キャップ内
    であって、前記アンカーボルトの突出端部に近接し、該
    突出端部とは自由状態で該保護キャップに固定された付
    勢基準部と、 前記アンカーボルトの突出端部側に固定され、常時この
    付勢基準部に当接するように付勢係合された係合部材
    と、 この係合部材を常時付勢基準部に当接させる方向に付勢
    力を付与する付勢部と、を備えてなる請求項1記載の擁
    壁固定用アンカーボルト装置。
  3. 【請求項3】 前記付勢基準部は、前記保護キャップ内
    に前記アンカーボルトの突出端部を遊嵌状に貫通させる
    ように固定された支持板からなる請求項2記載の擁壁固
    定用アンカーボルト装置。
  4. 【請求項4】 前記係合部材は、前記支持板の上面又は
    下面側に配置され前記アンカーボルトの突出部に固定さ
    れた間座板からなる請求項2又は3記載の擁壁固定用ア
    ンカーボルト装置。
  5. 【請求項5】 前記間座板には1個又は複数の遊嵌孔が
    穿孔され、 前記付勢部は、この遊嵌孔を遊嵌状に貫通し前記支持板
    に立設固定された案内ボルトと、 該案内ボルトに装嵌され前記間座板を前記支持板に当接
    する方向に付勢する付勢バネからなる請求項2ないし4
    のいずれかに記載の擁壁固定用アンカーボルト。
  6. 【請求項6】 前記締着ナットは、前記コンクリート擁
    壁側に当接する球面部を有して成る請求項1ないし5の
    いずれかに記載の擁壁固定用アンカーボルト装置。
  7. 【請求項7】 前記コンクリート擁壁面と保護キャップ
    との間には基板が固定され、この基板上に前記球面部が
    当接するように配置してなる請求項6記載の擁壁固定用
    アンカーボルト装置。
  8. 【請求項8】 前記保護キャップの下端側開口の周縁に
    は、同保護キャップ内の水密性を保持するためのシール
    リングが装着されて成る請求項1ないし7のいずれかに
    記載の擁壁固定用アンカーボルト装置。
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CN107938727A (zh) * 2017-12-26 2018-04-20 中国电建集团贵阳勘测设计研究院有限公司 一种纵向水平位移计锚固端安装结构及施工方法
CN114719130A (zh) * 2022-04-11 2022-07-08 重庆科技学院 一种抗滑移地锚连接系统
CN116397596A (zh) * 2023-03-14 2023-07-07 安徽农业大学 一种用于水利工程的固坡护坡装置

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