JPH08284580A - 立坑掘削機 - Google Patents

立坑掘削機

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JPH08284580A
JPH08284580A JP8953395A JP8953395A JPH08284580A JP H08284580 A JPH08284580 A JP H08284580A JP 8953395 A JP8953395 A JP 8953395A JP 8953395 A JP8953395 A JP 8953395A JP H08284580 A JPH08284580 A JP H08284580A
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cutter
shaft
diameter
caisson
excavating
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JP8953395A
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Yoshiji Matsumoto
嘉司 松本
Muneo Yoshimura
宗男 吉村
Hideki Hagiwara
英樹 萩原
Tetsuji Sonoda
徹士 園田
Takeshi Tanaka
猛 田中
Kiyoshi Tsuchiya
清 土屋
Yasuaki Ishikawa
泰昭 石川
Shuichi Ajiro
秀一 網代
Yasuhiro Yoshioka
保弘 吉岡
Michio Iijima
理夫 飯島
Norio Furumura
紀夫 古村
Shigeki Kitagawa
滋樹 北川
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Kajima Corp
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Shimizu Construction Co Ltd
Maeda Corp
Shimizu Corp
Hazama Ando Corp
Original Assignee
Kajima Corp
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Hazama Gumi Ltd
Shimizu Construction Co Ltd
Maeda Corp
Shimizu Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】立坑掘削機において、カッターが立坑構築物の
刃口と地山の間には挾まれることなく掘削径を自在に変
更することができるようにし、更に掘削径の如何に係わ
らずカッターを下方に移動しながら掘削できるようにす
る。 【構成】4本の放射状のカッタースポーク3bを折曲げ
自在に取り付けた主カッター3と、主カッター3の先端
にピン25により回転可能に取り付けられた拡径カッタ
ー4とで掘削用カッター100を構成し、拡径カッター
4は、回転中心25からカッター刃先までの距離が回転
方向全周にわたってほぼ等しいか回転方向内周側から外
周側に行くにしたがって小さくなるようなカッター形状
をしている。カッターセンターシャフト7に接続された
カッター駆動軸101は地上へと伸び、上端付近にカッ
ター回転駆動装置102が係合し、上端をクレーン16
に支持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は立坑掘削機に係わり、特
に、立坑構築物の内側や下側を掘削して立坑構築物を降
下させる掘削用カッターを備えた立坑掘削機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ケーソン(立坑構築物)の下方の
地盤を掘削してケーソンを降下させる立坑掘削機として
特開平4−62291号公報に記載のものがある。この
立坑掘削機は、ケーソン底部の隔壁に開口部を設け、こ
の開口部にケーシングパイプを固設し、このケーシング
パイプ内にカッターのシャフトを軸支して該カッターを
下方へ垂設するとともに、ケーシングパイプ内に設置し
たモータにより該カッターを回転させて地盤を掘削する
構成となっている。シャフトの下端部には排泥口が設け
られ、この排泥口よりシャフト内に形成した連通口を介
して掘削した土砂と泥水との混合物を排出する。カッタ
ーは、シャフト(カッター駆動軸)の下端部の4方向へ
突設した脚部にカッターアームを下方に開くにしたがっ
て掘削径が増加するように上下回動自在に枢着し、これ
らカッターアームの中間部とシャフトの中間部とをエク
スパンションシリンダで連結し、エクスパンションシリ
ンダの伸縮によりカッターアームを回動して開閉できる
ように構成されている。ケーシングパイプの内周面には
上下方向に一定の間隔で複数のロックボックスが凹設さ
れており、これらロックボックスの2つに上部フレーム
及び下部フレームがロックシリンダにより嵌入固定され
る。上部フレームと下部フレームとはサポートシリンダ
により連結され、下部フレームの中央部にはベアリング
を介して上記カッターのシャフト上部が軸支されてい
る。
【0003】カッターは、最初はカッターアームを閉じ
た(すぼめた)状態でケーシングパイプ内に収納されて
おり、下部フレームのロックボックスに対するロックを
解除し、サポートシリンダを伸長させることによりカッ
ターを下降させながらケーシングパイプ(開口部)下方
の地盤を掘削してゆく。掘削が進み、カッターアームの
上端がケーシングパイプ下端の外に出ると下部フレーム
をケーシングパイプのロックボックスに固定し、エクス
パンションシリンダを伸長してカッターアームを開きな
がら、ケーソン刃口の下方の地盤を更に掘削する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術には次のような問題がある。上記従来技術におい
ては、カッターアームはエクスパンションシリンダを伸
長することで回動角が変化し、掘削半径が変化する。こ
の意味でカッターアームは一種の拡径カッターと言え
る。しかし、このカッターアームは下方に開くにしたが
って掘削径が増加する構成であるので、ケーソン刃口の
下方の地盤を掘削しているときにケーソンが自重沈下す
ると、カッターアームの外周部がケーソン刃口と地盤と
の間に挾まれ、カッターアームを破損するおそれがあっ
た。
【0005】また、エクスパンションシリンダを伸長し
てカッターアームを開いてケーソン刃口の下方の地盤を
掘削する時は、下部フレームがケーシングパイプのロッ
クボックスに固定されるので、深さ方向に連続的に掘削
することができない。このため、掘削作業が非能率的で
あるばかりでなく、ケーソン刃口の貫入抵抗の制御が難
しく、ケーソンの沈下時期の制御が難しい。
【0006】更に、ケーソン底部の隔壁開口部に固設し
たケーシングパイプ内にモータ等のカッター回転駆動機
構や上下支持フレーム、ケーシングパイプのロックボッ
クス、ロックシリンダ、サポートシリンダ等の上下機構
が内蔵されているため、カッターが故障したときの回収
引上げや再装着が面倒で非能率的である。
【0007】また、ケーシングパイプ内に種々の機器が
内蔵されているため、ケーソン底部の隔壁開口部の径が
大きくならざるを得ず、オープンケーシングに近くな
る。ここで、ケーソン底部の隔壁は、立坑掘削完了後、
止水のため切羽部にコンクリートを打設する時に地下水
圧による打設コンクリートの変形(隆起)を防止し、打
設コンクリートの健全性を確保するのに利用できる。し
かし、上記のように隔壁開口部の径が大きくなると隔壁
強度が低下するので、打設コンクリートの健全性を確保
するのに利用できなくなり、隔壁を設けた意味がなくな
る。
【0008】また、カッターの上下機構は上下支持フレ
ーム、ロックシリンダ、サポートシリンダ等からなり、
構成が複雑である上、ケーシングパイプはカッター回収
後にケーソン底部の隔壁に残置するが、ケーシングパイ
プは上記のようにカッター上下機構の一部を構成してい
るため、高価である。更に、上記のように隔壁開口部の
径が大きくなるため下部フレームの断面積も大きくな
り、それに水圧が働くため大きな揚力がサポートシリン
ダに働き、サポートシリンダの容量は大きくなる。これ
らの理由により立坑掘削機は高価となる。
【0009】更に、上記のように従来技術はカッターア
ームを開いた状態では深さ方向に連続的に掘削できない
ものであるが、仮にできたとしても、カッターと立坑構
築物の刃口との位置関係を把握できないので、安全に能
率良く掘削することができない。
【0010】本発明の第1の目的は、カッターが立坑構
築物の刃口と地山の間には挾まれることなく、カッター
の掘削径を自在に変更することができる立坑掘削機を提
供することである。
【0011】本発明の第2の目的は、カッターの掘削径
の如何に係わらず深さ方向に連続的に掘削することがで
き、立坑構築物の沈下を適切に制御できる立坑掘削機を
提供することである。
【0012】本発明の第3の目的は、カッターが故障し
たときに、容易に回収引上げ及び再装着ができる立坑掘
削機を提供することである。
【0013】本発明の第4の目的は、立坑構築物の底部
隔壁に設けた小さな回収穴からカッターを回収できる立
坑掘削機を提供することである。
【0014】本発明の第5の目的は、構造が簡単で安価
な立坑掘削機を提供することである。
【0015】本発明の第6の目的は、カッターと立坑構
築物の刃口との位置関係を適確に把握でき、カッターの
掘削径を任意に変え、深さ方向に安全に能率良く掘削で
きる立坑掘削機を提供することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記第1の目
的を達成するために、立坑構築物の内側と下側を掘削す
るための掘削用カッターを備えた立坑掘削機において、
前記掘削用カッターは、カッター駆動軸と、前記カッタ
ー駆動軸の下端近傍に折り曲げ自在に支持された放射状
の複数のカッタースポークを持つ主カッターと、前記複
数のカッタースポークの少なくとも一部のものに上方に
回転するにしたがって掘削径が増加するように回転可能
に取付けられた拡径カッターとを有し、前記拡径カッタ
ーの回転中心は前記立坑構築物の内面より内周側に位置
する構成とする。この場合、好ましくは、前記拡径カッ
ターのカッター形状は、拡径カッターの回転中心からカ
ッター刃先までの距離が回転方向全周にわたってほぼ等
しいか回転方向内周側から外周側に行くにしたがって小
さくなるような形状にする。
【0017】また、上記第2及び第5の目的を達成する
ため、前記立坑構築物は前記刃口の上方部分に隔壁を有
し、この隔壁に前記カッター駆動軸が通るカッター回収
穴が形成される構成とする。この場合、一実施形態で
は、前記隔壁より上方で前記カッター駆動軸の上端付近
に係合し前記掘削用カッターを回転させるカッター回転
駆動装置と、前記カッター駆動軸の上端を支持し前記掘
削用カッターを吊下げるカッター吊下げ手段とを更に備
える。
【0018】また、上記第3の目的を達成するために、
前記カッター回収穴の上方へ伸び内部を前記カッター駆
動軸が通る中空のシャフトを更に備え、前記シャフトの
上端は大気側に開放される構成とする。
【0019】更に、上記第4の目的を達成するために、
前記掘削用カッターは、前記カッター駆動軸に設けられ
たピストン部及び前記ピストン部に嵌め合い摺動するシ
リンダー部からなるジャッキと、前記ジャッキのシリン
ダー部を前記カッタースポークに連結する複数のアーム
とで構成されるカッターすぼめ機構を更に有する構成と
する。
【0020】また、上記第4の目的を達成するために、
前記複数のカッタースポークは、これらカッタースポー
クをすぼめたときに外径端部分の径が小さくなるように
折り曲げ部を有する構成とする。
【0021】更に、上記第4の目的を達成するために、
前記拡径カッターは、前記カッタースポークをすぼめた
ときに前記カッター駆動軸に干渉しない位置に取り付け
られる構成とする。具体的には、前記掘削用カッター
は、前記カッタースポークをすぼめたときに前記カッタ
ー駆動軸に干渉することなく交差するよう前記カッター
スポークの外径端に位置をずらして取付けられた支持部
材を更に有し、前記拡径カッターは前記支持部材に取り
付けられている。
【0022】また、上記第6の目的を達成するために、
前記カッタースポークの折曲げ状態を検出するセンサ
と、前記拡径カッターの拡径位置を検出するセンサと、
前記立坑構築物の刃口に対する前記拡径カッターの上下
方向の位置を検出するセンサとを更に備える構成とす
る。この場合、好ましくは、前記センサからの情報に基
づき前記掘削用カッターと前記立坑構築物の刃口との位
置関係を表示する手段を更に備える。
【0023】
【作用】第1の目的に係わる本発明では、掘削用カッタ
ーを、カッター駆動軸の下端近傍に折り曲げ自在に支持
された放射状の複数のカッタースポークを持つ主カッタ
ーと、複数のカッタースポークの少なくとも一部のもの
に回転可能に取付けられた拡径カッターとで構成するこ
とにより、主カッターは立坑構築物の内面より内周側を
掘削し、拡径カッターは、カッタースポークを最大に拡
げたとき、立坑構築物の刃口の下側において主カッター
の外側から立坑構築物の刃口の外周までの間を掘削し、
その間で掘削径を自在に変更することができる。また、
カッタースポークに対して設けられる拡径カッターの回
転中心を立坑構築物の内面より内周側に位置させること
により、立坑構築物が沈下してきたとき立坑構築物がカ
ッタースポークにぶつからなくなるとともに、拡径カッ
ターを上方に回転するにしたがって掘削径が増加するよ
うに回転可能に取付けることにより、拡径カッターは下
方に押されたときに内周側に回転可能となり、立坑構築
物が沈下してきたとき拡径カッターの上部に立坑構築物
の刃口がぶつかっても、拡径カッターは刃口の押し下げ
力により内周側に回転して引き込まれる。したがって、
主カッター及び拡径カッターが立坑構築物の刃口と地山
の間に挾まれることはなく、カッターを破損することを
防止できる。
【0024】また、そのとき、拡径カッターのカッター
形状を、拡径カッターの回転中心からカッター刃先まで
の距離が拡径方向全周にわたってほぼ等しいか回転方向
内周側から外周側に行くにしたがって小さくなるように
することにより、立坑構築物の沈下時に拡径カッターが
刃口で押し下げられるとき、拡径カッターは下方に無理
無く回転し、拡径カッターが立坑構築物の刃口と地山の
間に挾まれることが確実に防止できる。
【0025】第2及び第5の目的に係わる本発明では、
立坑構築物の刃口上方部分に隔壁を設け、この隔壁にカ
ッター駆動軸が通るカッター回収穴を形成することによ
り、隔壁より上方でカッター駆動軸の上端付近にカッタ
ー回転駆動装置を係合させ掘削用カッターを回転させる
とともに、カッター駆動軸の上端をカッター吊下げ手段
で支持し掘削用カッターを吊下げることが可能となり、
これにより掘削径の如何に係わらず掘削用カッターを自
重で下方に移動させながら深さ方向に連続的に掘削し、
立坑構築物の刃口の沈下を適切に制御できる。また、回
収穴にはカッター回転機構や上下機構等の複雑で高価な
機構は一切設けられておらず、かつ切羽部の水圧はカッ
ター駆動軸の断面に働くだけで揚力も小さくなるので、
構造が簡単で安価な設備にできる。更に、隔壁の回収穴
にはカッター回転機構や上下機構を設けないので、回収
穴を小さくでき、隔壁強度の低下を最小に抑えられる。
このため、立坑掘削完了後、止水のため切羽部にコンク
リートを打設する時に隔壁で地下水圧による打設コンク
リートの変形(隆起)を防止し、打設コンクリートの健
全性を確保できる。
【0026】第3の目的に係わる本発明では、カッター
回収穴の上方へ伸びる中空のシャフトを設け、このシャ
フトの上端を大気側に開放することにより、掘削用カッ
ターの故障時に掘削カッターの回収引上げ、再装着が容
易となる。
【0027】第4の目的に係わる本発明では、カッター
すぼめ機構をカッター駆動軸にピストン部を設けたジャ
ッキで構成することにより、カッターすぼめ機構がコン
パクトになり、上記のように回収穴を小さくしたとき、
この小さい回収穴から掘削用カッターを回収できる。
【0028】また、カッタースポークに折り曲げ部を設
けることにより、カッタースポークをすぼめたときに外
径端部分の径が小さくなり、小さい回収穴から掘削用カ
ッターを回収できる。
【0029】更に、拡径カッターをカッタースポークを
すぼめたときにカッター駆動軸に干渉しない位置に取り
付けることにより、掘削用カッター全体をコンパクトに
すぼめることができ、小さい回収穴から掘削用カッター
を回収できる。
【0030】第6の目的に係わる本発明では、カッター
スポークの折曲げ状態を検出するセンサと、拡径カッタ
ーの拡径位置を検出するセンサと、立坑構築物の刃口に
対する拡径カッターの上下方向の位置を検出するセンサ
とを設けることにより、運転者は掘削用カッターとケー
ソン刃口との位置関係を適確に把握し、カッターの掘削
径を任意に変え、掘削用カッターを自重で下方に移動さ
せながら安全にかつ能率良く掘削することができる。特
に、センサからの情報に基づき掘削用カッターと立坑構
築物の刃口との位置関係を表示する手段を更に設けるこ
とにより、運転者はその表示を見ながら、深さ方向に安
全に能率良く掘削できる。
【0031】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面により説明す
る。本発明の第1の実施例を図1〜図14により説明す
る。図1において、1は立坑構築物である円形状のケー
ソン2の下端に設けられた円形状の刃口であり、本実施
例の立坑掘削機は掘削用カッター100を備え、このカ
ッター100でケーソン2の内面より内周側とケーソン
2の刃口1の下側を掘削する。
【0032】刃口1は鋼とコンクリートと鉄筋で製作さ
れており、刃口1がケーソン2の自重又はシールドジャ
ッキ11(後述)の推力により地山に嵌入し、立坑を下
部へ導いて行く。ケーソン2の刃口1の上部には隔壁3
7が設けられ、隔壁37の中央には掘削用カッター10
0の回収穴46(据付時はカッターの投入穴となる)が
形成されている。ケーソン2の上部にはもう1つの円形
状のケーソン2Aが位置しており、ケーソン2の隔壁3
7より上方部分及びケーソン2Aはコンクリートと鉄筋
で製作されている。
【0033】ケーソン2Aの上部にはシールド推進部1
0が設置されている。シールド推進部10は外周部に位
置するシールドハルと呼ばれる鋼製の円筒10aを有
し、シールドハル10aの下端部はケーソン2Aと連結
され、上端部にはテールシール部21が設けられ、刃口
1よりテールシール部21まで一体となっている。シー
ルド推進部10には図2に示すようにシールドジャッキ
11が円周状に配置され、上方に構築したセグメント1
2に反力をとって刃口1を下方へ押すことができる。シ
ールドジャッキ11の先端にはセグメント12に対する
角度のずれを吸収するためのスプレッタ23が設けられ
ている。シールドハル10aの上端部のテールシール部
21はセグメント12とシールドハル10a間をシール
し、冷水、土砂漏れを防止する。本実施例では、テール
シール部21において、テールシールが3段に装着され
ている。
【0034】シールド推進部10の上端部の内周側には
井桁上のサポートビーム20aと鋼板20bとで床構造
が構築され、この床構造の鋼板20b上に旋回ベアリン
グ20cが設置され、この旋回ベアリング20c上にセ
グメント2を組み立てるためのエレクター20が旋回可
能に装備されている。
【0035】セグメント12は鉄筋コンクリートのリン
グを数分割したものであり、ケーソン2,2A及びシー
ルドハル10aが推進された後、地山がむき出しになる
と山が地下水と共に崩れてくるため、それを防止するた
めセグメント12をエレクター20にてシールドハル1
0aの後部に組み立ててゆく。
【0036】掘削用カッター100は、カッター駆動軸
101の一部を構成するカッターセンターシャフト7
と、カッターセンターシャフト7の下端に取り付けられ
た主カッター3と、主カッター3の先端に取り付けられ
た拡径カッター4とで構成されている。主カッター3
は、図3及び図4に示すように、カッターセンターシャ
フト7の下端に放射状に取付けられた4本のリブ3a
と、リブ3aのそれぞれの先端に上下方向に折り曲げ自
在にピン27により結合された4本の放射状のカッター
スポーク3bとを有し、カッタースポーク3bには図3
に想像線3cで示すように一定距離下方に突出したカッ
タービットが取付けられている。また、カッタースポー
ク3bは、図5及び図6に示すようにこれらカッタース
ポーク3bをすぼめたときに外径端部分の径が小さくな
るように内径端近傍に折り曲げ部3dを有している。カ
ッタースポーク3bを最大に拡げたときの外径寸法はケ
ーソン2の内径寸法より少し小さく作ってあり、これに
より主カッター3はケーソン2の内面より内周側を掘削
し、ケーソン2の刃口1の貫入抵抗を小さくする。
【0037】拡径カッター4は4本のカッタースポーク
3bのうちの対向する2本の外径端部分にピン25によ
り上方に回転するにしたがって掘削径が増加するように
回転可能に取り付けられ、拡径カッター4の側面にはカ
ッタースポーク3bに支持されたジャッキ5のピストン
がピン結合され、ジャッキ5を伸縮すると拡径カッター
4はピン35を中心として回転動作する。拡径カッター
4の回転中心であるピン25はケーソン2の内周面より
内周側に位置している。また、拡径カッター4の想像線
4aで示すカッタービットの取付け形状は、拡径カッタ
ー4の回転中心25からカッター刃先までの距離が回転
方向全周にわたってほぼ等しいか回転方向内周側から外
周側に行くにしたがって小さくなるような形状になって
いる。
【0038】拡径カッター4は縮径時には主カッター3
のカッタースポーク3bの外径の内側に完全に引き込ま
れ、拡径カッター4を最大に拡径したときの外径寸法は
ケーソン2の刃口1の外周寸法とほぼ同じになるように
作ってあり、これにより拡径カッター3は、カッタース
ポーク3bを最大に拡げたとき、ケーソン2の刃口1の
下側において主カッター3の外側からケーソン2の刃口
1の外周までの間を掘削し、ケーソン2の刃口1の貫入
抵抗を更に小さくする。なお、刃口1の貫入抵抗を更に
下げるには、刃口外周より2〜3cm更に外周まで掘削
できるようにビット4aの取付け半径を大きくし、オー
バカットできるようにする。
【0039】以上のように主カッター3でケーソン2の
内面より内周側を掘削し、拡径カッター4でケーソン2
の刃口1の下側において主カッター3の外側からケーソ
ン2の刃口1の外周までの間を掘削することにより、そ
の間で掘削径を自在に変更することができる。
【0040】また、拡径カッター4はケーソン2の刃口
1の下側を掘削するため、ケーソン2が自重沈下してき
たとき拡径カッター4の上部にケーソン2の刃口1がぶ
つかる。このような場合、拡径カッター4は上記のよう
に上方に回転するにしたがって掘削径が大きくなるよう
に取付けられているので下方に押されたときに内周側に
回転可能であり、刃口1の押し下げ力により内周側に回
転して引き込まれる。そして、特にこのとき、拡径カッ
ター4は回転中心25からカッター刃先までの距離が回
転方向全周にわたってほぼ等しいか回転方向内周側から
外周側に行くにしたがって小さくなるようなカッター形
状をしているため、刃口1の押し下げ力により内周側に
スムーズに回転して引き込まれ、拡径カッター4がケー
ソン2の刃口1と地山の間に挾まれることを確実に防止
する。なお、主カッター3のカッタースポーク3bの最
大の外径寸法はケーソン2の内径寸法より小さく作って
あるので、ケーソン2の沈下時刃口1がカッタースポー
ク3bにぶつかることはない。したがって、ケーソン2
が自重沈下してもカッターの破損が防止できる。
【0041】また、拡径カッター4は、カッタースポー
ク3bをすぼめたときにカッターセンターシャフト7と
干渉しない位置に取り付けられている。すなわち、カッ
タースポーク3bの外径端には、カッタースポーク3b
をすぼめたときにカッターセンターシャフト7と干渉す
ることなく交差するように、カッターセンターシャフト
7に対して所定距離L(図4参照)だけずれかつカッタ
ースポーク3bに対してL字状の角度をなして支持ブロ
ック4bが取付けられ、拡径カッター4は支持ブロック
4bの側面に取り付けられている。
【0042】主カッター3のカッタースポーク3bをピ
ン27により折曲げ自在に結合したリブ3aはカッター
センターシャフト7の下端に取り付けられたボス47に
連結され、主カッター3のカッタースポーク3bはカッ
ターすぼめ機構6により4本ともピン27の部分で傘の
ように折り畳むことができる。
【0043】カッターすぼめ機構6の詳細構造を図7に
示す。カッターすぼめ機構6は、カッターセンターシャ
フト7に設けられたピストン部8a及びピストン部8a
に嵌め合い摺動するシリンダー部8bからなるカッター
すぼめジャッキ8と、カッターすぼめジャッキ8のシリ
ンダー部8bをカッタースポーク3bに連結する4本の
アーム9とで構成され、アーム9はシリンダ部8bの外
周に設けられたリブ8cにピン36により結合され、カ
ッタースポーク3bにピン28により結合されている。
カッターすぼめジャッキ8のピストン部8aはカッター
センターシャフト7をピストンロッドとしてその一部を
太くしたものであり、シリンダ部8bはスライド筒8d
とその両端に位置するシリンダーエンド8eとからな
り、シリンダ部8b内においてピストン部8aの上下に
できる空間8f,8gに圧油を選択的に送り込むことに
より、ピストン部8aに対してシリンダ部8bを上下に
動かし、カッタースポーク3bを含むカッター全体を傘
のように開閉することができる。
【0044】以上のようにカッタースポーク3bに折り
曲げ部3dを設け、かつ拡径カッター4をカッターセン
ターシャフト7と干渉することなく交差できるように
し、更にカッターすぼめ機構6をコンパクトな構造とし
たことにより、カッタースポーク3bをすぼめたときの
カッター径が小さくなり、回収穴46を小さくしたと
き、図5に示すようにこの小さい回収穴46から掘削用
カッター100を容易に回収できる。
【0045】図1に戻り、カッター駆動軸101は回収
穴46を通りケーソン2,2Aの中心に沿って地上へと
伸び、カッター駆動軸101の上端付近にはカッター回
転駆動装置102が係合しており、このカッター回転駆
動装置102によりカッター駆動軸101を回転させ、
掘削用カッター100に掘削トルクを伝える。また、カ
ッター駆動軸101の上端はクレーン16に支持されて
いる。クレーン16はカッター駆動軸101を介して掘
削用カッター100を吊っており、掘削用カッター10
0の上下作動及び掘削用カッター100の地山への押付
け力の調整をカッターの吊下げ位置及び吊下げ力調整に
よって行っている。地山によって異なるが、掘削用カッ
ター100及びカッター駆動軸101の自重を最適量地
山にかけると掘削効率が良くなる。どの程度かけるか
は、経験と試行錯誤により決定する。
【0046】カッター駆動軸101は先のカッターセン
ターシャフト7と、このカッターセンターシャフト7に
接続されるドリルパイプ25と、ドリルパイプ25に接
続されたケリーバパイプ13より構成されている。ドリ
ルパイプ25は掘削するにつれてつなぎ足して行く。ケ
リーバパイプ14は断面四角形状をしており、カッター
回転駆動装置102によりカッター掘削トルクを伝えら
れる。
【0047】カッターセンターシャフト7とドリルパイ
プ25は断面円形で中空となっており、カッターセンタ
ーシャフト7の下端には排泥口26が設けられている。
カッターセンターシャフト7とドリルパイプ25は排泥
口26よりサクションポンプ31で吸い上げられた土砂
の通り道となる。
【0048】ドリルパイプ25の上端付近には中間スイ
ベルジョイント32が、ケリーバパイプ13の上端には
ロータリジョイント19、吊下げ用スイベルジョイント
17及びスリップリング18が装着されている。
【0049】最下方のドリルパイプ25の下端には回収
穴46の位置にスタビライザー9が取付けられている。
スタビライザー9は隔壁37の回収穴46に適合した円
形をしており、カッター駆動軸101とともに回収穴4
6内で回転し、掘削用カッター100と刃口1の外径が
ずれないようにガイドしている。
【0050】また、ケーソン2の隔壁37上にはカッタ
ー回収穴46に通じる中空円筒状のシャフト24が立設
されており、カッター駆動軸101はこのシャフト24
内を上方に伸びている。シャフト24の上端は大気側に
開放した開口になっており、立坑内にたまった地下水位
に更に2m加えた位置まで泥水を入れてある。これは掘
削用カッター100の掘削部に水圧をかけて保持するた
めである。シャフト24は縦方向に分割して製作してあ
り、更に使い勝手によっては円周方向に分割しても良
い。シャフト24はケーソン2が沈下するにしたがって
上部で継ぎ足して行く。
【0051】シャフト24の上端にはやぐら15が構築
され、この部分でドリルパイプ25の継ぎ足しを行う。
また、やぐら15は中間スイベルジョイント32が上下
移動するスペースを提供する。更に、やぐら15の上端
に図8及び図9に示すようにカッター回転駆動装置10
2が設置されている。
【0052】カッター回転駆動装置102の詳細構造を
図10及び図11に示す。カッター回転駆動装置102
はやぐら15の上端に取付けられた固定テーブル43
と、固定テーブル43に取付けられた油圧モータ44
と、斜線部で示されたロータリテーブル14とで構成さ
れている。ロータリテーブル14の中心には四角の穴4
9が開いており、断面が四角形状のケリーバパイプ13
がその穴49を通り、油圧モータ44を回転させると図
示しない歯車機構によりロータリテーブル14が回転
し、この回転によりケリーバパイプ13、ドリルパイプ
25及びカッターセンターシャフト7を介して掘削用カ
ッター100を回転させる。
【0053】ロータリテーブル14はカッター100に
回転力を与えるのみで地山への押付け力は与えない。カ
ッター100の地山への押付け力は、上記のようにカッ
ター駆動軸101の最上端でカッターを吊っているクレ
ーン16の吊下げ位置及び吊下げ力調整によりカッター
自重を最適量地山にかけることにより行う。
【0054】以上のようにカッター駆動軸101は掘削
用カッター100を吊下げかつカッター掘削トルクを伝
える役目を果たしており、これにより掘削径の如何に係
わらず掘削用カッター100を自重で下方に移動させな
がら深さ方向に連続的に掘削することができ、ケーソン
2の刃口1の沈下を適切に制御できる。また、ケーソン
2の隔壁37の回収穴46にはカッター回転機構や上下
機構を設けないので、回収穴46を小さくでき、隔壁3
7の強度を十分に確保できる。このため、立坑掘削完了
後、止水のため切羽部にコンクリートを打設する時に隔
壁37で地下水圧による打設コンクリートの変形(隆
起)を防止し、打設コンクリートの健全性を確保でき
る。また、シャフト24の上端は大気側に開放されてい
るので、掘削用カッター100の回収引上げは容易であ
り、特に掘削用カッター100が故障した場合に容易に
回収引上げ、再装着ができる。更に、回収穴46には複
雑で高価な機構は設けられておらず、かつ切羽部の水圧
はカッター駆動軸101の断面に作用するだけで揚力も
小さくなるので、構造が簡単で安価な設備にできる。
【0055】カッター100で掘削された土砂はシャフ
ト24内に注入された泥水と混ぜ合わされ、排泥口26
よりカッターセンターシャフト7及びドリルパイプ25
の内部を通過して地上にサクションポンプ31で吸い上
げられる。地上に吸い上げた土砂と泥水の混合物は泥水
処理装置により土砂を取出、処理の終了した泥水は再度
シャフト24内に注入され、再利用される。そこで、回
転側(掘削用カッター100及びカッター駆動軸10
1)より静止側(地上のポンプ31)に泥水を吸い上げ
るようにするために上記の中間スイベルジョイント32
を設置し、このスイベルジョイント32をバルブ33及
びホース34を介してサクションポンプ31につなげて
いる。ケリーバパイプ13の上端に装備された吊下げ用
スイベルジョイント17はカッター駆動軸101の回転
がクレーン16に伝わらないようにするためのものであ
るが、この吊下げ用のスイベルジョイント17を用いて
泥水を静止側に取り出しても良い。
【0056】前述したように拡径カッター4はジャッキ
5の伸縮により開閉し、カッタースポーク3bはカッタ
ーすぼめジャッキ8の作動により傘のように開閉する。
これらジャッキ5,8の油圧用の配管はケリーバパイプ
13の上端に設けられたロータリジョイント19を介し
て地上に設置された油圧回路部に接続される。
【0057】また、拡径カッター4のジャッキ5には内
蔵型のストローク計5a(図13参照)が付いており、
拡径カッター4の拡径位置を検出する。カッターすぼめ
ジャッキ8には、図5に示すようにスタビライザー48
との間にロータリエンコーダ式でワイヤー式のストロー
ク計30が付いており、カッタースポーク3bの折曲げ
状態を検出する。更に、図9に示すように、ケリーバパ
イプ13の上端に設けられたロータリジョイント19の
外周部にはやぐら15と間にロータリエンコーダ式でワ
イヤー式のストローク計29が付いており、ケーソン2
の刃口1に対する掘削用カッター100の上下方向の位
置を検出する。また、シールド推進部10のシールドジ
ャッキ11のうちの3本に内蔵型のストローク計11a
(図13参照)が付いており、セグメント12に対する
ケーソン2の刃口1の上下方向の位置を検出する。スト
ローク計5a,30,29,11aの配線用のケーブル
はケリーバパイプ13の上端に設けられたスリップリン
グ18を介して地上に設置された信号処理設備に接続さ
れる。なお、ストローク計の代わりに流量計を用いて流
量より各ジャッキのストロークを検出していも良い。
【0058】図12に拡径カッター4を作動させるため
の油圧回路図を示す。図中Aは地上設置の油圧回路部で
あり、Bはカッター部に設置した油圧回路部である。カ
ッター部に設置した油圧回路部Aは前述したようにロー
タリジョイント19を介して地上設置の油圧回路部Bに
接続されている。
【0059】カッター部の油圧回路部Bにおいて、ケー
ソン2が沈下し拡径カッター4を急激に押し下げてゆく
場合はジャッキ5は急激に縮められることになるため、
ジャッキ5のボトム側油圧が上がり短時間の内にリリー
フバルブ122Aより加圧油が噴出し、一部はチェック
バルブ121を通過してジャッキ5のロッド側に供給さ
れ、余りはチェックバルブ123を通過して切羽泥水内
に噴出する。
【0060】また、この油圧回路では拡径カッター4が
予想できない力で引き出された場合に備えてアキュムレ
ータ124が装備されている。拡径カッター4が引き出
される場合はジャッキ5は伸びることになり、ジャッキ
5のロッド側の油圧が上がりリリーフバルブ122Bよ
り加圧油が噴出し、それと共にチェックバルブ121を
通過してジャッキ5のボトム側に供給されるが、ジャッ
キ5のピストンは面積差があるためボトム側が負圧状態
となる。そこでその油の不足分をアキュムレータ124
より供給してやる。
【0061】この実施例では油を切羽泥水中に放出する
構成としたが、切羽泥水中に油を噴出させることを止め
るためには、チェックバルブ123の出口側に密封タン
ク(リリーフバルブ付きのタンクがよい)を装着すれば
よい。また、チェックバルブ123はリリーフバルブで
もよい。
【0062】地上設置の油圧回路部Aにおいて、拡径カ
ッター4の作動は電磁切換弁125を操作することによ
り制御される。オイルタンク130内の油は油圧ポンプ
129により開閉バルブ131及びフィルター132を
介して吸い上げられ、ロードチェック弁を介して電磁切
換弁125に供給される。電磁切換弁125が閉じられ
ている状態では、油圧ポンプ129からの油は電磁切換
弁125の内部通路を介してタンク130に戻される。
なお、126は回路圧力の上限を制限するリリーフ弁で
ある。電磁切換弁125を開くと、その切換方向に応じ
て油圧ポンプ129からの油がジャッキ5のボトム側ま
たはロッド側に供給され、拡径カッター4を開閉動作す
る。
【0063】上記のように主カッター3及び拡径カッタ
ー4を用いて掘削を行うとき、運転手は常に主カッター
3及び拡径カッター4とケーソン2の刃口1との位置関
係が分からないと、拡径カッター4の拡径量及び主カッ
タース3のすぼめ具合を決定することができない。そこ
で、上記のようにストローク計5a,30,29,11
aを装着して、主カッター3及び拡径カッター4とケー
ソン2の刃口1との位置関係を把握する。特に、本実施
例では、当該位置関係をCRTに映し出し、それを見な
がら運転者は運転を行う。
【0064】図13にCRT表示システムの一例を示
す。図13において、各ストローク計5a,30,2
9,11aから送られてきたアナログ電気信号はA−D
変換器40でデジタル信号に変えられ、パソコン41内
に取り込まれる。また、シャフト24、ドリルパイプ2
5、ケーソン2,2A、セグメント12は継ぎ足す都度
その個数をパソコン41に手入力する。パソコン41は
これらの情報を演算し、必要な部分の各距離をCRT4
2上に表示するとともに、CRT42上にカッター部の
図を表示して作動にしたがって各部を動かすようにす
る。
【0065】図14にCRT42に写し出した画面の一
例を示す。CRT42上に図示のようにケーソン2の下
方部分及びカッター部を映し出す。また、例えば地表か
らケーソン2の刃口1下端までの距離A、地表から掘削
用カッター100の下端までの距離B、掘削用カッター
100の掘削径C、掘削用カッター100の最外径部と
ケーソン2の刃口1外周との距離D、ケーソン2の刃口
1下端から掘削用カッター100の下端までの距離E、
ケーソン2の刃口1下端から掘削用カッター100の最
外径部までの距離Fを数値で表示する。運転者はこのC
RT画面を見ながら、掘削用カッター100とケーソン
刃口1との位置関係を適確に把握し、掘削用カッター1
00の掘削径を任意に変え、掘削用カッター100を自
重で下方に移動させながら安全にかつ能率良く掘削する
ことができる。
【0066】なお、本実施例ではCRT42の画面上に
図と数値を表示したが、その一方のみでもよい。
【0067】次に、以上のように構成した立坑掘削機に
よる掘削方法を説明する。地山が砂層、砂礫層などで硬
い場合は、自重でケーソン2,2Aが沈むことはない。
この場合は、掘削用カッター100の回転作動によりケ
ーソン2の下方を掘削し、ケーソン2の貫入抵抗を減ら
して自重沈下させる。このとき、地山の硬さに応じて主
カッター3をすぼませたり拡径カッター4の拡径量を変
化させたりしてカッター100の掘削半径を調整し、ケ
ーソン2の貫入抵抗を制御しながら自重沈下で推進して
行く。
【0068】具体的には、まず、拡径カッター4をカッ
タースポーク3b内に引き込み、主カッター3のカッタ
ースポーク3bを図5に示すように最小径にすぼめ、こ
の状態でカッター回転駆動装置102を駆動して掘削用
カッター100を回転させながら、クレーン16の吊下
げ位置及び吊下げ力調整によって地山への押付け力を調
整し、掘削用カッター100を自重で下方へと移動させ
ながら掘削する。このように掘削してもケーソン2が自
重沈下しない場合は、カッターすぼめ機構6のジャッキ
8によりカッタースポーク3bを少し拡げ、掘削径を拡
大して上記と同じ操作を繰り返す。このように掘削径を
徐々に拡大しカッタースポーク3bを全開状態にして、
またケーソン2が自重沈下しない場合は、ジャッキ5を
作動して拡径カッター4を少し拡げ、刃口1の下側を上
記と同じ要領で掘削する。そして、この操作をケーソン
2が自重沈下するまで繰り返す。
【0069】以上のように主カッター3または拡径カッ
ター4を徐々に開くことにより刃口1の貫入抵抗が徐々
に減るため、ケーソン2の自重沈下速度は余り大きくな
らない。また、自重沈下で刃口1が拡径カッター4に接
触しても、前述のごとく刃口1により拡径カッター4が
回転して内周側に引き込まれるため、カッター3,4は
損傷しない。
【0070】最初の掘削でケーソン2の自重沈下に要す
る掘削半径が分かれば、次の掘削作業では直接その掘削
半径の近くまで主カッター3または拡径カッター4を開
き、掘削用カッター100を自重で下方に移動させなが
ら掘削する。これにより、ケーソン2の沈下速度を制御
しつつ能率良く施工できる。
【0071】所定量ケーソン2が沈下した時点で、地上
部で次のケーソン2Aを打設する。
【0072】ケーソン2,2Aが沈下するに従い、ケー
ソン2の隔壁37の底面に水圧がかかり、揚力となる。
隔壁37の底面にかかる水圧とケーソン2,2Aの外周
部の摩擦力との和がケーソン2,2A自重より大きくな
ると、掘削用カッター100で刃口1の下側を刃口1の
最外周まで掘削してもケーソン2,2Aは自重沈下しな
くなる。その場合は、ケーソン2の隔壁37上に水を注
入したり、重りを追加してケーソン2,2Aを沈下させ
る。
【0073】そして、シールド推進部10が地中に埋設
された時点でセグメント12に反力をとり、ジャッキ1
1を伸ばし、自重沈下ではなくジャッキ11の推力によ
りケーソン2,2Aを推進する。この場合、セグメント
12に反力をとるためにセグメント12の外周部に裏込
材を注入するか、セグメント12を適当な手段で地山に
固定する。
【0074】以上のようにしてケーソン2,2Aを推進
する場合は、ケーソン2,2Aの自重、外周摩擦力、水
圧力を考慮して拡径カッター4の拡径量または主カッタ
ー3のすぼめ具合を決定し、刃口1の抵抗を自重沈下し
ない程度に小さくしてシールドジャッキ11の推力で刃
口1を地山に貫入推進させるようにする。この場合は沈
下の時期を制御できることになるので、ジャッキ11で
ケーソン2,2Aを貫入沈下させるときに拡径カッター
4を刃口1と接触しない位置に退避させることができ
る。
【0075】セグメント12の幅(高さ)にほぼ相当す
る距離だけケーソン2,2Aを推進した時点で、シール
ドジャッキ11を戻し、エレクター20にてセグメント
12を組み立てる。その場合、全てのシールドジャッキ
11を縮めると水圧力により上方へシールドハル10a
が押し上げられる可能性があるので、セグメント12を
組む箇所のシールドジャッキ11のみを縮めるようにす
る。
【0076】運転者は以上のようにケーソン2の下方を
掘削しながらケーソン2,2Aを沈下推進させて行く
が、このとき掘削用カッター100とケーソン2の刃口
1との位置関係が分からないと、拡径カッター4の拡径
量及び主カッター3のすぼめ具合を決定することができ
ない。そこで、本実施例では前述したようにCRT42
にカッター部を映し出し、かつ必要な部分の各距離A〜
Fを表示し、運転者はこのCRT画面を見ながら、主カ
ッター3及び拡径カッター4とケーソン2の刃口1との
位置関係を把握し、安全にかつ能率良く掘削する。
【0077】ケーソン2,2Aを所定位置まで推進し所
望の深さまで立坑を構築すると、図5及び図6に示すよ
うに拡径カッターを4をジャッキ5にてカッタースポー
ク3b内に引き込み、カッタースポーク3bをジャッキ
8にてすぼめ、クレーン16でシャフト24内を吊り上
げて回収する。
【0078】また、推進の途中でカッタービットの摩耗
とか、折損、油漏れ等の故障があった場合も、図5及び
図6に示すように掘削用カッター100をすぼませ、ク
レーン16によりシャフト24より引き上げて修理を行
い、再投入することができる。このとき、本実施例では
シャフト24の上端は開放されているので、容易に回収
引上げ、再装着ができる。
【0079】以上のように本実施例によれば、掘削用カ
ッター100を、カッター駆動軸101の下端近傍に折
り曲げ自在に支持された放射状の複数のカッタースポー
ク3bを持つ主カッター3と、カッタースポーク3bの
対向する2本に回転可能に取付けられた拡径カッター4
とで構成したので、主カッター3はケーソン2の内面よ
り内周側を掘削し、拡径カッター4は、カッタースポー
ク3bを最大に拡げたとき、ケーソン2の刃口1の下側
において主カッター3の外側からケーソン2の刃口1の
外周までの間を掘削し、その間で掘削径を自在に変更す
ることができる。
【0080】また、カッタースポーク3bに対して設け
られた拡径カッター4の回転中心35をケーソン2の内
面より内周側に位置させたので、ケーソン2が自重沈下
してきたときケーソン2がカッタースポーク3bにぶつ
からなくなるとともに、拡径カッター4を上方に回転す
るにしたがって掘削径が増加するように回転可能に取付
けたので、拡径カッター4は下方に押されたときに内周
側に回転可能となり、ケーソン2が自重沈下してきたと
き拡径カッター4の上部にケーソン2の刃口1がぶつか
っても、拡径カッター4は刃口1の押し下げ力により内
周側に回転して引き込まれる。したがって、主カッター
3及び拡径カッター4がケーソン2の刃口1と地山の間
に挾まれることはなく、カッターを破損することを防止
できる。このとき、特に拡径カッター4のカッター形状
を、拡径カッター4の回転中心35からカッター刃先ま
での距離が回転方向全周にわたってほぼ等しいか回転方
向内周側から外周側に行くにしたがって小さくなるよう
にしたので、ケーソン2の自重沈下時に拡径カッター4
が刃口1で押し下げられるとき、拡径カッター4は下方
に無理無く回転し、拡径カッター4がケーソン2の刃口
1と地山の間に挾まれることが確実に防止できる。
【0081】また、ケーソン2の刃口上方部分に隔壁3
7を設け、この隔壁37にカッター駆動軸101が通る
カッター回収穴46を形成したので、隔壁37より上方
でカッター駆動軸101の上端付近にカッター回転駆動
装置102を係合させ掘削用カッター100を回転させ
るとともに、カッター駆動軸101の上端をクレーン1
6で支持し掘削用カッター100を吊下げることが可能
となり、これにより掘削径の如何に係わらず掘削用カッ
ター100を自重で下方に移動させながら深さ方向に連
続的に掘削し、ケーソン2の刃口1の沈下を適切に制御
できる。また、回収穴46にはカッター回転機構や上下
機構等の複雑で高価な機構は一切設けられておらず、か
つ切羽部の水圧はカッター駆動軸101の断面に働くだ
けで揚力も小さくなるので、構造が簡単で安価な設備に
できる。更に、隔壁37の回収穴46にはカッター回転
機構や上下機構を設けないので、回収穴46を小さくで
き、隔壁37の強度の低下を最小に抑えられる。このた
め、立坑掘削完了後、止水のため切羽部にコンクリート
を打設する時に隔壁37で地下水圧による打設コンクリ
ートの変形(隆起)を防止し、打設コンクリートの健全
性を確保できる。
【0082】更に、カッター回収穴46の上方へ伸びる
中空のシャフト24を設け、このシャフト24の上端を
大気側に開放したので、掘削用カッター100の故障時
に掘削カッター100の回収引上げ、再装着が容易とな
る。
【0083】また、カッターすぼめ機構6をカッター駆
動軸101にピストン部8aを設けたジャッキ8で構成
したので、カッターすぼめ機構6がコンパクトになり、
かつカッタースポーク3bの内径端近傍に折り曲げ部3
dを設けたので、カッタースポーク3bをすぼめたとき
に主カッター3の外径端部分の径が小さくなり、更に拡
径カッター4をカッタースポーク3bをすぼめたときに
カッター駆動軸101に干渉しない位置に取り付けたの
で、掘削用カッター全体をコンパクトにすぼめることが
でき、これらにより上記のように回収穴46を小さくし
たとき、この小さい回収穴46から掘削用カッター10
0を容易に回収できる。
【0084】また、カッタースポーク3bの折曲げ状態
を検出するセンサ30と、拡径カッター4の拡径位置を
検出するセンサ5aと、ケーソン2の刃口に対する拡径
カッター4の上下方向の位置を検出するセンサ11a,
30とを設け、CRT42に掘削用カッター100とケ
ーソン2の刃口1との位置関係を表示したので、運転者
はCRTの画面を見て掘削用カッター100とケーソン
刃口1との位置関係を適確に把握し、掘削用カッター1
00の掘削径を任意に変え深さ方向に安全にかつ能率良
く掘削することができる。
【0085】本発明の第2の実施例を図15により説明
する。図中、図1に示す部材と同等の部材には同じ符号
を付している。本実施例は、シールド推進部10を用い
ない立坑掘削機に本発明を適用したものである。
【0086】すなわち、図15において、ケーソン2,
2Aにはシールド推進部は設けられておらず、立坑構築
物は全てケーソン2,2Aで施工を行い、それらの自重
により沈下させる。
【0087】ケーソン2の上部に図示しないケーソン圧
入装置を装着してもよく、この場合はシールドジャッキ
11で推進する場合と同様にケーソン2,2Aを自重沈
下ではなく圧入装置で押し下げることにより沈下時期を
制御でき、より効率的な施工ができる。
【0088】本発明の第3の実施例を図16〜図18に
より説明する。図中、図1に示す部材と同等の部材には
同じ符号を付している。本実施例は、シャフト24の上
端を大気側に開放しない立坑掘削機に本発明を適用した
ものである。
【0089】すなわち、図16において、シャフト24
の上端は大気側に開放されておらず、シャフト24の上
端とドリルパイプ25との間は密封部材38密封シール
されている。隔壁37の下方には図示しないシステムに
より水が供給される。
【0090】掘削用カッター100の回収時には、図1
7に示すように掘削用カッター100をすぼめ、図18
に示すようにやぐら15をシャフト24から分離し、密
封部材38は外さずにクレーン16でカッター駆動軸1
01の上端をハウジングら15とともに吊り上げ掘削用
カッター100をシャフト24内に引き込み、その後切
羽部にコンクリート39を打ち止水した後、密封部材3
8を外して掘削用カッター100を回収する。シャフト
24の長さは、この回収時に掘削用カッター100を引
き上げ格納するスペースを確保できるように決定され
る。
【0091】本実施例では、掘削時にドリルパイプ25
及びシャフト24の継ぎ足しは不要であり、施工の段取
りが楽になるという利点がある。ただし、故障時の掘削
用カッター100の回収引上げは、切羽内の水をかきだ
しその後密封部材38を外して行うことになり、手間が
かかる。
【0092】本発明の第4の実施例を図19により説明
する。図中、図1に示す部材と同等の部材には同じ符号
を付している。本実施例は、最下部に隔壁のないケーソ
ンを用いる工法に本発明を適用したものである。
【0093】すなわち、図19において、最下部のケー
ソン2Bには隔壁37(図1参照)が設けられていな
い。このため、やぐら15Aは地表に設置されている。
ケーソン2Bに隔壁がないので、回収時は掘削用カッタ
ー100全体をすぼめなくても拡径カッター4を引き込
めば、回収引上げができる。また、ケーソンの厚さが一
様でなく、ケーソンの内周側に突出部分がある場合があ
るが、この場合は先の実施例と同様に掘削用カッター1
00全体をすぼめることで回収することが可能となる。
【0094】本実施例でも、拡径カッター4の拡径量を
調整したり主カッター3をすぼめたり開いたりして掘削
径を自在に変更することができるので、地山の硬さに合
わせて掘削径を調整し、カッターを自重で下方に移動さ
せながら掘削することにより安定したケーソン2の沈下
を実現できる。また、拡径カッター4のカッター形状は
第1の実施例と同じであり、拡径カッター4がケーソン
2Bの刃口1と地山の間には挾まれることもない。
【0095】
【発明の効果】本発明によれば、カッター駆動軸の下端
近傍に折り曲げ自在に支持された主カッターと上方に回
転するにしたがって掘削径が増加するように回転可能に
取付けられた拡径カッターとで掘削用カッターを構成し
たので、立坑構築物の沈下時にカッターが立坑構築物の
刃口と地山の間には挾まれることなく、カッターの掘削
径を自在に変更することができる。
【0096】また、本発明によれば、拡径カッターを適
切なカッター形状にしたので、立坑構築物の沈下時に拡
径カッターが刃口で押し下げられるとき、拡径カッター
は下方に無理無く回転し、拡径カッターが立坑構築物の
刃口と地山の間に挾まれることが確実に防止できる。
【0097】また、本発明によれば、立坑構築物の隔壁
に設けた回収穴にカッター駆動軸が通る構成としたの
で、掘削径の如何に係わらず掘削用カッターを自重で下
方に移動させながら深さ方向に連続的に掘削し、立坑構
築物の刃口の沈下を適切に制御できる。また、回収穴に
はカッター回転機構や上下機構等の複雑で高価な機構は
一切設けられておらず、かつカッターに働く揚力も小さ
くなるので、構造が簡単で安価な設備にできる。更に、
回収穴を小さくできるので、隔壁の強度を確保し、止水
のための打設コンクリートの健全性を確保できる。
【0098】また、本発明によれば、カッター回収穴の
上方へ伸びる中空のシャフトの上端を大気側に開放した
ので、掘削用カッターの故障時に掘削カッターの回収引
上げ、再装着が容易となる。
【0099】また、本発明によれば、カッターすぼめ機
構をカッター駆動軸にピストン部を設けたジャッキで構
成したので、カッターすぼめ機構がコンパクトになり、
回収穴を小さくしたとき小さい回収穴から掘削用カッタ
ーを回収できる。
【0100】また、本発明によれば、カッタースポーク
の内径端近傍に折り曲げ部を設けたので、カッタースポ
ークをすぼめたときに外径端部分の径が小さくなり、小
さい回収穴から掘削用カッターを回収できる。
【0101】更に、本発明によれば、拡径カッターをカ
ッタースポークをすぼめたときにカッター駆動軸に干渉
しない位置に取り付けたので、掘削用カッター全体をコ
ンパクトにすぼめることができ、小さい回収穴から掘削
用カッターを回収できる。
【0102】また、本発明によれば、カッタースポーク
の折曲げ状態を検出するセンサ等を設けたので、運転者
は掘削用カッターとケーソン刃口との位置関係を適確に
把握でき、カッターの掘削径を任意に変え、深さ方向に
安全にかつ能率良く掘削することができる。
【0103】また、掘削用カッターと立坑構築物の刃口
との位置関係を表示する手段を更に設けたので、運転者
はその表示を見ながら、深さ方向に安全に能率良く掘削
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例による立坑掘削機の縦断
面図である。
【図2】図1のII−II線矢視図である。
【図3】図1のIII部拡大図である。
【図4】図1のIV−IV線矢視図である。
【図5】図1の実施例の掘削用カッターをすぼめたカッ
ター回収時の状態を示す図1と同様な縦断面図である。
【図6】図1のIV部拡大図である。
【図7】図6の実施例のカッターすぼめ機構の拡大図で
ある。
【図8】図1のVIII−VIII線矢視図である。
【図9】図1のXI部拡大図である。
【図10】図1の実施例のカッター回転駆動装置の平面
図である。
【図11】図10のXI−XI線矢視図である。
【図12】図1の実施例の拡径カッターのジャッキを駆
動する油圧回路図である。
【図13】図1の実施例のCRT表示システムを示す図
である。
【図14】図13に示すシステムのCRTの表示例を示
す図である。
【図15】本発明の第2の実施例による立坑掘削機の縦
断面図である。
【図16】本発明の第3の実施例による立坑掘削機の縦
断面図である。
【図17】図16に示す実施例のカッター回収時の状態
を示す縦断面図である。
【図18】図16に示す実施例のカッター回収時の状態
を示す縦断面図である。
【図19】本発明の第4の実施例による立坑掘削機の縦
断面図である。
【符号の説明】
1 刃口 2,2A,2B ケーソン 3 主カッター 3a リブ 3b カッタースポーク 4 拡径カッター 4b 支持ブロック 5 ジャッキ 5a,11a,29,30 ストローク計 6 カッターすぼめ機構 7 カッターセンターシャフト(カッター駆動軸) 8 カッターすぼめジャッキ 8a ピストン部 8b シリンダ部 9 アーム 10 シールド推進部 10a シールドハル 11 シールドジャッキ 12 セグメント 13 ケリーバパイプ(カッター駆動軸) 14 ロータリテーブル 15 やぐら 16 クレーン 17 吊下げ用スイベルジョイント 18 スリップリング 19 ロータリジョイント 20 エレクター 21 テールシール部 24 シャフト 25 ドリルパイプ(カッター駆動軸) 26 排泥口 27,28,35,36 ピン 31 サクションポンプ 32 中間スイベルジョイント 33 バルブ 34 ホース 37 隔壁 40 A−D変換器 41 パソコン 42 CRT 43 固定テーブル 44 油圧モータ 46 回収穴 47 ボス 48 スタビライザー 49 穴 100 掘削用カッター 101 カッター駆動軸 102 カッター回転駆動装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 000005522 日立建機株式会社 東京都千代田区大手町2丁目6番2号 (71)出願人 000201478 前田建設工業株式会社 東京都千代田区富士見2丁目10番26号 (72)発明者 松本 嘉司 東京都練馬区大泉学園町5丁目29番25号 (72)発明者 吉村 宗男 東京都港区元赤坂一丁目2番7号 鹿島建 設株式会社内 (72)発明者 萩原 英樹 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 園田 徹士 東京都港区北青山二丁目5番8号 株式会 社間組内 (72)発明者 田中 猛 東京都港区北青山二丁目5番8号 株式会 社間組内 (72)発明者 土屋 清 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 (72)発明者 石川 泰昭 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 (72)発明者 網代 秀一 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 (72)発明者 吉岡 保弘 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 (72)発明者 飯島 理夫 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 (72)発明者 古村 紀夫 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 (72)発明者 北川 滋樹 東京都千代田区富士見二丁目10番26号 前 田建設工業株式会社内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 立坑構築物の内側と下側を掘削するため
    の掘削用カッターを備えた立坑掘削機において、 前記掘削用カッターは、カッター駆動軸と、前記カッタ
    ー駆動軸の下端近傍に折り曲げ自在に支持された放射状
    の複数のカッタースポークを持つ主カッターと、前記複
    数のカッタースポークの少なくとも一部のものに上方に
    回転するにしたがって掘削径が増加するように回転可能
    に取付けられた拡径カッターとを有し、前記拡径カッタ
    ーの回転中心は前記立坑構築物の内面より内周側に位置
    していることを特徴と売る立坑掘削機。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の立坑掘削機において、前
    記拡径カッターのカッター形状は、拡径カッターの回転
    中心からカッター刃先までの距離が回転方向全周にわた
    ってほぼ等しいか回転方向内周側から外周側に行くにし
    たがって小さくなるような形状になっていることを特徴
    とする立坑掘削機。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の立坑掘削機において、前
    記立坑構築物は前記刃口の上方部分に隔壁を有し、この
    隔壁に前記カッター駆動軸が通るカッター回収穴が形成
    されていることを特徴とする立坑掘削機。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の立坑掘削機において、前
    記隔壁より上方で前記カッター駆動軸の上端付近に係合
    し前記掘削用カッターを回転させるカッター回転駆動装
    置と、前記カッター駆動軸の上端を支持し前記掘削用カ
    ッターを吊下げるカッター吊下げ手段とを更に備えるこ
    とを特徴とする立坑掘削機。
  5. 【請求項5】 請求項3記載の立坑掘削機において、前
    記カッター回収穴の上方へ伸び内部を前記カッター駆動
    軸が通る中空のシャフトを更に備え、前記シャフトの上
    端は大気側に開放されていることを特徴とする立坑掘削
    機。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか1項記載の立坑
    掘削機において、前記掘削用カッターは、前記カッター
    駆動軸に設けられたピストン部及び前記ピストン部に嵌
    め合い摺動するシリンダー部からなるジャッキと、前記
    ジャッキのシリンダー部を前記カッタースポークに連結
    する複数のアームとで構成されるカッターすぼめ機構を
    更に有することを特徴とする立坑掘削機。
  7. 【請求項7】 請求項1〜5のいずれか1項記載の立坑
    掘削機において、前記複数のカッタースポークは、これ
    らカッタースポークをすぼめたときに外径端部分の径が
    小さくなるように折り曲げ部を有することを特徴とする
    立坑掘削機。
  8. 【請求項8】 請求項1〜5のいずれか1項記載の立坑
    掘削機において、前記拡径カッターは、前記カッタース
    ポークをすぼめたときに前記カッター駆動軸と干渉しな
    い位置に取り付けられていることを特徴とする立坑掘削
    機。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の立坑掘削機において、前
    記掘削用カッターは、前記カッタースポークをすぼめた
    ときに前記カッター駆動軸に干渉することなく交差する
    よう前記カッタースポークの外径端に位置をずらして取
    付けられた支持部材を更に有し、前記拡径カッターは前
    記支持部材に取り付けられていることを特徴とする立坑
    掘削機。
  10. 【請求項10】 請求項1〜5のいずれか1項記載の立
    坑掘削機において、前記カッタースポークの折曲げ状態
    を検出するセンサと、前記拡径カッターの拡径位置を検
    出するセンサと、前記立坑構築物の刃口に対する前記拡
    径カッターの上下方向の位置を検出するセンサとを更に
    備えることを特徴とする立坑掘削機。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の立坑掘削機におい
    て、前記センサからの情報に基づき前記掘削用カッター
    と前記立坑構築物の刃口との位置関係を表示する手段を
    更に備えることを特徴とする立坑掘削機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2000337075A (ja) * 1999-05-25 2000-12-05 Taisei Corp 大型重量物の地中への設置方法
JP2013104168A (ja) * 2011-11-10 2013-05-30 San Shield Kk 掘進機、並びに掘進機の分解および回収方法
EP4286593A1 (de) * 2022-05-30 2023-12-06 BAUER Spezialtiefbau GmbH Tiefbaugerät und verfahren zum erstellen eines loches

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