JPH08284648A - 内燃機関の触媒劣化診断装置 - Google Patents
内燃機関の触媒劣化診断装置Info
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- JPH08284648A JPH08284648A JP7091061A JP9106195A JPH08284648A JP H08284648 A JPH08284648 A JP H08284648A JP 7091061 A JP7091061 A JP 7091061A JP 9106195 A JP9106195 A JP 9106195A JP H08284648 A JPH08284648 A JP H08284648A
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- Japan
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- catalyst
- sensor
- fuel ratio
- deterioration
- internal combustion
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- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 触媒下流側O2 センサにより触媒の低温活性
の低下を検出し、それに基づいて触媒の劣化を診断する
触媒劣化診断装置を提供する。 【構成】 触媒38が劣化すると、その低温活性(活性
化温度)が低下する。そうなると、触媒出ガス温度の立
ち上がりが遅くなり、その結果、触媒より下流側にある
O2 センサ46の暖機も遅くなり、最終的にはO2 セン
サ46の出力の活性化(立ち上がり)が遅延することと
なる。そのような触媒下流側O2 センサ46の活性化期
間が計測され、その計測値が所定の基準値よりも大きい
ときに触媒が劣化したと判定される。また、O2 センサ
46の暖機に影響を及ぼす因子をさらに考慮して、運転
状態の変化にかかわらず、より正確な触媒劣化診断を可
能とする。
の低下を検出し、それに基づいて触媒の劣化を診断する
触媒劣化診断装置を提供する。 【構成】 触媒38が劣化すると、その低温活性(活性
化温度)が低下する。そうなると、触媒出ガス温度の立
ち上がりが遅くなり、その結果、触媒より下流側にある
O2 センサ46の暖機も遅くなり、最終的にはO2 セン
サ46の出力の活性化(立ち上がり)が遅延することと
なる。そのような触媒下流側O2 センサ46の活性化期
間が計測され、その計測値が所定の基準値よりも大きい
ときに触媒が劣化したと判定される。また、O2 センサ
46の暖機に影響を及ぼす因子をさらに考慮して、運転
状態の変化にかかわらず、より正確な触媒劣化診断を可
能とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、排気ガスを浄化すべく
内燃機関(エンジン)の排気通路に設けられた触媒の劣
化度合いを診断する装置(触媒劣化診断装置)に関す
る。
内燃機関(エンジン)の排気通路に設けられた触媒の劣
化度合いを診断する装置(触媒劣化診断装置)に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、自動車用エンジンにおいて
は、排気ガス浄化対策として、排気ガス中の未燃成分
(HC,CO)の酸化と窒素酸化物(NOx )の還元と
を同時に促進する三元触媒が利用されている。そのよう
な三元触媒による酸化・還元能力を高めるためには、エ
ンジンの燃焼状態を示す空燃比(A/F)を理論空燃比
近傍に制御する必要がある。そのため、エンジンにおけ
る燃料噴射制御においては、排気ガス中の残留酸素濃度
により空燃比を検出するO2 センサ(酸素濃度センサ)
等の空燃比センサを設け、そのセンサ出力に基づいて燃
料量を補正する空燃比フィードバック制御が行われてい
る。
は、排気ガス浄化対策として、排気ガス中の未燃成分
(HC,CO)の酸化と窒素酸化物(NOx )の還元と
を同時に促進する三元触媒が利用されている。そのよう
な三元触媒による酸化・還元能力を高めるためには、エ
ンジンの燃焼状態を示す空燃比(A/F)を理論空燃比
近傍に制御する必要がある。そのため、エンジンにおけ
る燃料噴射制御においては、排気ガス中の残留酸素濃度
により空燃比を検出するO2 センサ(酸素濃度センサ)
等の空燃比センサを設け、そのセンサ出力に基づいて燃
料量を補正する空燃比フィードバック制御が行われてい
る。
【0003】かかる空燃比フィードバック制御では、酸
素濃度を検出するO2 センサをできるだけ燃焼室に近い
箇所、すなわち触媒コンバータより上流側に設けている
が、近年においては、そのO2 センサの出力特性のばら
つきを補償するために、触媒コンバータより下流側に第
2のO2 センサを更に設けたダブルO2 センサシステム
も実現されている。すなわち、触媒下流側では、排気ガ
スは十分に攪拌されており、その酸素濃度も三元触媒の
作用によりほぼ平衡状態にあることにより、下流側O2
センサの出力は、上流側O2 センサよりも緩やかに変化
し、従って混合気全体のリッチ/リーン傾向を示す。ダ
ブルO2 センサシステムは、触媒上流側O2 センサによ
るメイン空燃比フィードバック制御に加え、触媒下流側
O2 センサによるサブ空燃比フィードバック制御を実施
するものであり、メイン空燃比フィードバック制御によ
る空燃比補正係数を、下流側O2 センサの出力に基づい
て修正することにより、上流側O2 センサの出力特性の
ばらつきを吸収し、空燃比制御精度の向上を図ってい
る。
素濃度を検出するO2 センサをできるだけ燃焼室に近い
箇所、すなわち触媒コンバータより上流側に設けている
が、近年においては、そのO2 センサの出力特性のばら
つきを補償するために、触媒コンバータより下流側に第
2のO2 センサを更に設けたダブルO2 センサシステム
も実現されている。すなわち、触媒下流側では、排気ガ
スは十分に攪拌されており、その酸素濃度も三元触媒の
作用によりほぼ平衡状態にあることにより、下流側O2
センサの出力は、上流側O2 センサよりも緩やかに変化
し、従って混合気全体のリッチ/リーン傾向を示す。ダ
ブルO2 センサシステムは、触媒上流側O2 センサによ
るメイン空燃比フィードバック制御に加え、触媒下流側
O2 センサによるサブ空燃比フィードバック制御を実施
するものであり、メイン空燃比フィードバック制御によ
る空燃比補正係数を、下流側O2 センサの出力に基づい
て修正することにより、上流側O2 センサの出力特性の
ばらつきを吸収し、空燃比制御精度の向上を図ってい
る。
【0004】以上のような精密な空燃比制御を実施して
も、排気ガスの熱や鉛等の被毒の作用により触媒が劣化
してくると、十分な排気ガス浄化性能を得ることはでき
ない。そこで、従来より、種々の触媒劣化診断装置が提
案されている。第1の従来例に係る装置は、触媒下流側
O2 センサによって暖機後のO2 ストレージ効果(過剰
の酸素を保持し未燃焼排気物の浄化に利用する機能)の
低下を検出することにより、触媒の劣化を診断するもの
である。すなわち、触媒の劣化は暖機後の浄化性能の低
下に結果するが、この装置は、O2 ストレージ効果の低
下を浄化性能の低下と推定し、下流側O2 センサの出力
信号を使用して、フィードバック周波数、軌跡比等を求
め、O2 ストレージ効果の低下を検出し、触媒の劣化を
診断するのである(例えば、特開平5-263686号公報参
照)。
も、排気ガスの熱や鉛等の被毒の作用により触媒が劣化
してくると、十分な排気ガス浄化性能を得ることはでき
ない。そこで、従来より、種々の触媒劣化診断装置が提
案されている。第1の従来例に係る装置は、触媒下流側
O2 センサによって暖機後のO2 ストレージ効果(過剰
の酸素を保持し未燃焼排気物の浄化に利用する機能)の
低下を検出することにより、触媒の劣化を診断するもの
である。すなわち、触媒の劣化は暖機後の浄化性能の低
下に結果するが、この装置は、O2 ストレージ効果の低
下を浄化性能の低下と推定し、下流側O2 センサの出力
信号を使用して、フィードバック周波数、軌跡比等を求
め、O2 ストレージ効果の低下を検出し、触媒の劣化を
診断するのである(例えば、特開平5-263686号公報参
照)。
【0005】また、第2の従来例に係る触媒劣化診断装
置は、温度センサによって触媒温度を検出し、その触媒
温度を判定基準値と比較して触媒の劣化を診断するもの
である。すなわち、触媒の劣化は低温活性の低下に結果
するが、この装置は、運転状態により定まる所定の値よ
りも触媒温度が低下したときに、触媒劣化と診断するの
である(例えば、特開平 2-27109号公報参照)。
置は、温度センサによって触媒温度を検出し、その触媒
温度を判定基準値と比較して触媒の劣化を診断するもの
である。すなわち、触媒の劣化は低温活性の低下に結果
するが、この装置は、運転状態により定まる所定の値よ
りも触媒温度が低下したときに、触媒劣化と診断するの
である(例えば、特開平 2-27109号公報参照)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
従来技術に係る触媒劣化診断装置は、必ずしも正確な診
断を保証するものではない。まず、前記した第1の従来
例に係る装置では、O2ストレージ効果の低下をもって
浄化性能の低下と推定しているが、触媒のO2 ストレー
ジ量と浄化性能とは、1対1に対応しない場合が存在す
るのである。すなわち、鉛、オイル等による触媒被毒に
よりO2 ストレージ量がたとえ大きくても浄化性能が悪
い場合や、その逆に、O2 ストレージ量は小さいが浄化
性能は低下していない(エミッションが悪化していな
い)場合もあり、O2 ストレージ効果だけでは、触媒の
劣化を一義的に診断することはできない。
従来技術に係る触媒劣化診断装置は、必ずしも正確な診
断を保証するものではない。まず、前記した第1の従来
例に係る装置では、O2ストレージ効果の低下をもって
浄化性能の低下と推定しているが、触媒のO2 ストレー
ジ量と浄化性能とは、1対1に対応しない場合が存在す
るのである。すなわち、鉛、オイル等による触媒被毒に
よりO2 ストレージ量がたとえ大きくても浄化性能が悪
い場合や、その逆に、O2 ストレージ量は小さいが浄化
性能は低下していない(エミッションが悪化していな
い)場合もあり、O2 ストレージ効果だけでは、触媒の
劣化を一義的に診断することはできない。
【0007】また、前記した第2の従来例に係る触媒劣
化診断装置においては、温度センサによって触媒温度又
は触媒出ガス温度が測定されるが、その取付位置によっ
ては、触媒又は触媒出ガスの部分的な温度が測定される
こととなり、正確な診断が行われない可能性がある。ま
た、排気系では、場合によっては800°C程度の高温
となるため、高温状態でも耐えうる信頼性が温度センサ
に要求されるが、このような信頼性を確保した上で、な
おかつ、低温側でも精度が良いというような温度センサ
は、現在、開発されていない状況にある。さらに、コス
ト上の不利益が存在することは言うまでもない。
化診断装置においては、温度センサによって触媒温度又
は触媒出ガス温度が測定されるが、その取付位置によっ
ては、触媒又は触媒出ガスの部分的な温度が測定される
こととなり、正確な診断が行われない可能性がある。ま
た、排気系では、場合によっては800°C程度の高温
となるため、高温状態でも耐えうる信頼性が温度センサ
に要求されるが、このような信頼性を確保した上で、な
おかつ、低温側でも精度が良いというような温度センサ
は、現在、開発されていない状況にある。さらに、コス
ト上の不利益が存在することは言うまでもない。
【0008】以上の説明からわかるように、触媒の劣化
は、低温活性の低下と暖機後の浄化性能の低下とに表れ
る。従来、触媒下流側O2 センサは、暖機後の浄化性能
低下を検出すべくO2 ストレージ効果の低下を検出する
ために利用されていたが、その触媒下流側O2 センサに
より、低温活性の低下をも検出することができれば、暖
機後のO2 ストレージ効果の低下に基づく従来の診断と
組み合わされて、コストの上昇を招くことなく、より正
確な診断が可能となろう。
は、低温活性の低下と暖機後の浄化性能の低下とに表れ
る。従来、触媒下流側O2 センサは、暖機後の浄化性能
低下を検出すべくO2 ストレージ効果の低下を検出する
ために利用されていたが、その触媒下流側O2 センサに
より、低温活性の低下をも検出することができれば、暖
機後のO2 ストレージ効果の低下に基づく従来の診断と
組み合わされて、コストの上昇を招くことなく、より正
確な診断が可能となろう。
【0009】かかる実情に鑑み、本発明の目的は、触媒
下流側O2 センサにより低温活性の低下を検出し、それ
に基づいて触媒の劣化を診断する触媒劣化診断装置を提
供することにより、暖機後のO2 ストレージ効果の低下
に基づく従来の診断装置と組み合わせてより正確に触媒
の劣化を診断することができるようにし、もって内燃機
関の排出ガス浄化性能の向上を図り、ひいては大気汚染
防止に寄与することにある。
下流側O2 センサにより低温活性の低下を検出し、それ
に基づいて触媒の劣化を診断する触媒劣化診断装置を提
供することにより、暖機後のO2 ストレージ効果の低下
に基づく従来の診断装置と組み合わせてより正確に触媒
の劣化を診断することができるようにし、もって内燃機
関の排出ガス浄化性能の向上を図り、ひいては大気汚染
防止に寄与することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、触媒の低温活
性の低下は触媒下流側O2 センサの立ち上がりの遅延に
基づいて検出することができる、という基本的着想に基
づき、以下に記載されるような技術構成を採用すること
により、上記目的を達成するものである。
性の低下は触媒下流側O2 センサの立ち上がりの遅延に
基づいて検出することができる、という基本的着想に基
づき、以下に記載されるような技術構成を採用すること
により、上記目的を達成するものである。
【0011】すなわち、本願第1の発明に係る、内燃機
関の触媒劣化診断装置は、内燃機関の排気ガスを浄化す
る触媒より下流側の排気通路に設けられた下流側空燃比
センサと、該内燃機関の冷間始動時から前記下流側空燃
比センサが活性化するまでの期間を計測する期間計測手
段と、前記期間計測手段によって計測された期間が所定
の基準値よりも大きいときに該触媒が劣化したと判定す
る劣化判定手段と、を具備する。
関の触媒劣化診断装置は、内燃機関の排気ガスを浄化す
る触媒より下流側の排気通路に設けられた下流側空燃比
センサと、該内燃機関の冷間始動時から前記下流側空燃
比センサが活性化するまでの期間を計測する期間計測手
段と、前記期間計測手段によって計測された期間が所定
の基準値よりも大きいときに該触媒が劣化したと判定す
る劣化判定手段と、を具備する。
【0012】また、本願第2の発明に係る、内燃機関の
触媒劣化診断装置は、内燃機関の排気ガスを浄化する触
媒より下流側の排気通路に設けられた下流側空燃比セン
サと、該内燃機関の冷間始動時より、前記下流側空燃比
センサの暖機に影響を及ぼす1又は2以上の因子に応じ
たカウントアップ値を所定の周期で積算していき、前記
下流側空燃比センサが活性化した時点における積算値を
求める暖機因子積算手段と、前記暖機因子積算手段によ
って求められた積算値が所定の基準値よりも大きいとき
に該触媒が劣化したと判定する劣化判定手段と、を具備
する。
触媒劣化診断装置は、内燃機関の排気ガスを浄化する触
媒より下流側の排気通路に設けられた下流側空燃比セン
サと、該内燃機関の冷間始動時より、前記下流側空燃比
センサの暖機に影響を及ぼす1又は2以上の因子に応じ
たカウントアップ値を所定の周期で積算していき、前記
下流側空燃比センサが活性化した時点における積算値を
求める暖機因子積算手段と、前記暖機因子積算手段によ
って求められた積算値が所定の基準値よりも大きいとき
に該触媒が劣化したと判定する劣化判定手段と、を具備
する。
【0013】
【作用】触媒が劣化すると、その低温活性が低下する。
そうなると、触媒出ガス温度の立ち上がりが遅くなり、
その結果、触媒より下流側にある空燃比センサの暖機も
遅くなり、最終的には触媒下流側空燃比センサの出力の
活性化(立ち上がり)が遅延することとなる。上述の如
く構成された、第1の発明に係る触媒劣化診断装置にお
いては、そのような下流側空燃比センサの活性化期間が
計測され、その計測値が所定の基準値よりも大きいとき
に触媒が劣化したと判定される。
そうなると、触媒出ガス温度の立ち上がりが遅くなり、
その結果、触媒より下流側にある空燃比センサの暖機も
遅くなり、最終的には触媒下流側空燃比センサの出力の
活性化(立ち上がり)が遅延することとなる。上述の如
く構成された、第1の発明に係る触媒劣化診断装置にお
いては、そのような下流側空燃比センサの活性化期間が
計測され、その計測値が所定の基準値よりも大きいとき
に触媒が劣化したと判定される。
【0014】また、第2の発明に係る触媒劣化診断装置
においては、下流側空燃比センサの暖機に影響を及ぼす
因子がさらに考慮されているため、運転状態の変化にか
かわらず、より正確な触媒劣化診断がなされることとな
る。
においては、下流側空燃比センサの暖機に影響を及ぼす
因子がさらに考慮されているため、運転状態の変化にか
かわらず、より正確な触媒劣化診断がなされることとな
る。
【0015】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の実施例を
説明する。
説明する。
【0016】図1は、本発明の一実施例に係る触媒劣化
診断装置を備えた電子制御式内燃機関の全体概要図であ
る。エンジン20の燃焼に必要な空気は、エアクリーナ
2でろ過され、スロットルボデー4を通ってサージタン
ク(インテークマニホルド)6で各気筒の吸気管7に分
配される。なお、その吸入空気流量は、スロットルボデ
ー4に設けられたスロットル弁5により調節されるとと
もに、エアフローメータ40により計測される。また、
吸入空気温度は、吸気温センサ43により検出される。
さらに、吸気管圧力は、バキュームセンサ41によって
検出される。
診断装置を備えた電子制御式内燃機関の全体概要図であ
る。エンジン20の燃焼に必要な空気は、エアクリーナ
2でろ過され、スロットルボデー4を通ってサージタン
ク(インテークマニホルド)6で各気筒の吸気管7に分
配される。なお、その吸入空気流量は、スロットルボデ
ー4に設けられたスロットル弁5により調節されるとと
もに、エアフローメータ40により計測される。また、
吸入空気温度は、吸気温センサ43により検出される。
さらに、吸気管圧力は、バキュームセンサ41によって
検出される。
【0017】また、スロットル弁5の開度は、スロット
ル開度センサ42により検出される。また、スロットル
弁5が全閉状態のときには、アイドルスイッチ52がオ
ンとなり、その出力であるスロットル全閉信号がアクテ
ィブとなる。また、スロットル弁5をバイパスするアイ
ドルアジャスト通路8には、アイドル時の空気流量を調
節するためのアイドル回転速度制御弁(ISCV)66
が設けられている。
ル開度センサ42により検出される。また、スロットル
弁5が全閉状態のときには、アイドルスイッチ52がオ
ンとなり、その出力であるスロットル全閉信号がアクテ
ィブとなる。また、スロットル弁5をバイパスするアイ
ドルアジャスト通路8には、アイドル時の空気流量を調
節するためのアイドル回転速度制御弁(ISCV)66
が設けられている。
【0018】一方、燃料タンク10に貯蔵された燃料
は、燃料ポンプ11によりくみ上げられ、燃料配管12
を経て燃料噴射弁60により吸気管7に噴射される。
は、燃料ポンプ11によりくみ上げられ、燃料配管12
を経て燃料噴射弁60により吸気管7に噴射される。
【0019】吸気管7では、空気と燃料とが混合され、
その混合気は、吸気弁24を介してエンジン本体すなわ
ち気筒(シリンダ)20の燃焼室21に吸入される。燃
焼室21において、混合気は、ピストンにより圧縮され
た後、点火されて爆発・燃焼し、動力を発生する。その
ような点火は、点火信号を受けたイグナイタ62が、点
火コイル63の1次電流の通電及び遮断を制御し、その
2次電流が、点火ディストリビュータ64を介してスパ
ークプラグ65に供給されることによりなされる。
その混合気は、吸気弁24を介してエンジン本体すなわ
ち気筒(シリンダ)20の燃焼室21に吸入される。燃
焼室21において、混合気は、ピストンにより圧縮され
た後、点火されて爆発・燃焼し、動力を発生する。その
ような点火は、点火信号を受けたイグナイタ62が、点
火コイル63の1次電流の通電及び遮断を制御し、その
2次電流が、点火ディストリビュータ64を介してスパ
ークプラグ65に供給されることによりなされる。
【0020】なお、点火ディストリビュータ64には、
その軸が例えばクランク角(CA)に換算して720°
CAごとに基準位置検出用パルスを発生させる基準位置
検出センサ50、及び30°CAごとに位置検出用パル
スを発生させるクランク角センサ51が設けられてい
る。なお、実際の車速は、車速を表す出力パルスを発生
させる車速センサ53によって検出される。また、エン
ジン20は、冷却水通路22に導かれた冷却水により冷
却され、その冷却水温度は、水温センサ44によって検
出される。
その軸が例えばクランク角(CA)に換算して720°
CAごとに基準位置検出用パルスを発生させる基準位置
検出センサ50、及び30°CAごとに位置検出用パル
スを発生させるクランク角センサ51が設けられてい
る。なお、実際の車速は、車速を表す出力パルスを発生
させる車速センサ53によって検出される。また、エン
ジン20は、冷却水通路22に導かれた冷却水により冷
却され、その冷却水温度は、水温センサ44によって検
出される。
【0021】燃焼した混合気は、排気ガスとして排気弁
26を介して排気マニホルド30に放出され、次いで排
気管34に導かれる。なお、排気管34には、排気ガス
中の酸素濃度を検出する第1のO2 センサ(触媒上流側
O2 センサ)45が設けられている。さらにそれより下
流の排気系には、触媒コンバータ38が設けられてお
り、その触媒コンバータ38には、排気ガス中の未燃成
分(HC,CO)の酸化と窒素酸化物(NOx )の還元
とを同時に促進する三元触媒が収容されている。こうし
て触媒コンバータ38において浄化された排気ガスが大
気中に排出される。
26を介して排気マニホルド30に放出され、次いで排
気管34に導かれる。なお、排気管34には、排気ガス
中の酸素濃度を検出する第1のO2 センサ(触媒上流側
O2 センサ)45が設けられている。さらにそれより下
流の排気系には、触媒コンバータ38が設けられてお
り、その触媒コンバータ38には、排気ガス中の未燃成
分(HC,CO)の酸化と窒素酸化物(NOx )の還元
とを同時に促進する三元触媒が収容されている。こうし
て触媒コンバータ38において浄化された排気ガスが大
気中に排出される。
【0022】また、このエンジンは、いわゆるダブルO
2 センサシステムとして空燃比フィードバック制御を実
施するエンジンであり、触媒コンバータ38より下流の
排気系には、第2のO2 センサ(触媒下流側O2 セン
サ)46が設けられている。
2 センサシステムとして空燃比フィードバック制御を実
施するエンジンであり、触媒コンバータ38より下流の
排気系には、第2のO2 センサ(触媒下流側O2 セン
サ)46が設けられている。
【0023】エンジン電子制御ユニット(エンジンEC
U)70は、燃料噴射制御、点火時期制御、アイドル回
転速度制御などを実行するマイクロコンピュータシステ
ムであり、そのハードウェア構成は、図2のブロック図
に示される。リードオンリメモリ(ROM)73に格納
されたプログラム及び各種のマップに従って、中央処理
装置(CPU)71は、各種センサ及びスイッチからの
信号をA/D変換回路75又は入力インタフェース回路
76を介して入力し、その入力信号に基づいて演算処理
を実行し、その演算結果に基づき駆動制御回路77a〜
77cを介して各種アクチュエータ用制御信号を出力す
る。ランダムアクセスメモリ(RAM)74は、その演
算・制御処理過程における一時的なデータ記憶場所とし
て使用される。また、バックアップRAM79は、バッ
テリ(図示せず)に直接接続されることにより電力の供
給を受け、イグニションスイッチがオフの状態において
も保持されるべきデータ(例えば、各種の学習値)を格
納するために使用される。また、これらのECU内の各
構成要素は、アドレスバス、データバス、及びコントロ
ールバスからなるシステムバス72によって接続されて
いる。
U)70は、燃料噴射制御、点火時期制御、アイドル回
転速度制御などを実行するマイクロコンピュータシステ
ムであり、そのハードウェア構成は、図2のブロック図
に示される。リードオンリメモリ(ROM)73に格納
されたプログラム及び各種のマップに従って、中央処理
装置(CPU)71は、各種センサ及びスイッチからの
信号をA/D変換回路75又は入力インタフェース回路
76を介して入力し、その入力信号に基づいて演算処理
を実行し、その演算結果に基づき駆動制御回路77a〜
77cを介して各種アクチュエータ用制御信号を出力す
る。ランダムアクセスメモリ(RAM)74は、その演
算・制御処理過程における一時的なデータ記憶場所とし
て使用される。また、バックアップRAM79は、バッ
テリ(図示せず)に直接接続されることにより電力の供
給を受け、イグニションスイッチがオフの状態において
も保持されるべきデータ(例えば、各種の学習値)を格
納するために使用される。また、これらのECU内の各
構成要素は、アドレスバス、データバス、及びコントロ
ールバスからなるシステムバス72によって接続されて
いる。
【0024】以上のようなハードウェア構成を有する内
燃機関(エンジン)において実行されるECU70のエ
ンジン制御処理について、以下、説明する。燃料噴射制
御は、基本的には、エアフローメータ40により計測さ
れる吸入空気流量とクランク角センサ51から得られる
エンジン回転速度とから算出されるエンジン1回転当た
りの吸入空気量に基づいて、所定の空燃比を達成する燃
料噴射量すなわち燃料噴射弁60による噴射時間を演算
し、所定のクランク角に達した時点で燃料を噴射すべ
く、駆動制御回路77aを介して燃料噴射弁60を制御
するものである。なお、エンジン1回転当たりの吸入空
気量は、バキュームセンサ41から得られる吸気管圧力
とエンジン回転速度とによって推定してもよい。そし
て、かかる燃料噴射量演算の際には、スロットル開度セ
ンサ42、吸気温センサ43、水温センサ44等の各セ
ンサからの信号に基づく基本的な補正、O2 センサ4
5,46からの信号に基づく空燃比フィードバック補
正、及びそのフィードバック補正値の中央値が理論空燃
比となるようにする空燃比学習補正、等を加える。
燃機関(エンジン)において実行されるECU70のエ
ンジン制御処理について、以下、説明する。燃料噴射制
御は、基本的には、エアフローメータ40により計測さ
れる吸入空気流量とクランク角センサ51から得られる
エンジン回転速度とから算出されるエンジン1回転当た
りの吸入空気量に基づいて、所定の空燃比を達成する燃
料噴射量すなわち燃料噴射弁60による噴射時間を演算
し、所定のクランク角に達した時点で燃料を噴射すべ
く、駆動制御回路77aを介して燃料噴射弁60を制御
するものである。なお、エンジン1回転当たりの吸入空
気量は、バキュームセンサ41から得られる吸気管圧力
とエンジン回転速度とによって推定してもよい。そし
て、かかる燃料噴射量演算の際には、スロットル開度セ
ンサ42、吸気温センサ43、水温センサ44等の各セ
ンサからの信号に基づく基本的な補正、O2 センサ4
5,46からの信号に基づく空燃比フィードバック補
正、及びそのフィードバック補正値の中央値が理論空燃
比となるようにする空燃比学習補正、等を加える。
【0025】また、点火時期制御は、クランク角センサ
51から得られるエンジン回転速度及びその他のセンサ
からの信号により、エンジンの状態を総合的に判定し、
最適な点火時期を決定し、駆動制御回路77bを介して
イグナイタ62に点火信号を送るものである。
51から得られるエンジン回転速度及びその他のセンサ
からの信号により、エンジンの状態を総合的に判定し、
最適な点火時期を決定し、駆動制御回路77bを介して
イグナイタ62に点火信号を送るものである。
【0026】また、アイドル回転速度制御は、アイドル
スイッチ52からのスロットル全閉信号及び車速センサ
53からの車速信号によってアイドル状態を検出すると
ともに、水温センサ44からのエンジン冷却水温度等に
よって決められる目標回転速度と実際のエンジン回転速
度とを比較し、その差に応じて目標回転速度となるよう
に制御量を決定し、駆動制御回路77cを介してISC
V66を制御して空気量を調節することにより、最適な
アイドル回転速度を維持するものである。
スイッチ52からのスロットル全閉信号及び車速センサ
53からの車速信号によってアイドル状態を検出すると
ともに、水温センサ44からのエンジン冷却水温度等に
よって決められる目標回転速度と実際のエンジン回転速
度とを比較し、その差に応じて目標回転速度となるよう
に制御量を決定し、駆動制御回路77cを介してISC
V66を制御して空気量を調節することにより、最適な
アイドル回転速度を維持するものである。
【0027】以下、本発明に係る触媒劣化診断について
詳細に説明する。まず、第1の発明に係る第1実施例に
ついて説明する。第1の発明は、前述のように、触媒が
劣化すると、最終的に触媒下流側空燃比センサの出力の
活性化(立ち上がり)が遅延するため、内燃機関の冷間
始動時から下流側空燃比センサが活性化するまでの期間
を計測し、その計測された期間が所定の基準値よりも大
きいときに触媒が劣化したと判定するものである。
詳細に説明する。まず、第1の発明に係る第1実施例に
ついて説明する。第1の発明は、前述のように、触媒が
劣化すると、最終的に触媒下流側空燃比センサの出力の
活性化(立ち上がり)が遅延するため、内燃機関の冷間
始動時から下流側空燃比センサが活性化するまでの期間
を計測し、その計測された期間が所定の基準値よりも大
きいときに触媒が劣化したと判定するものである。
【0028】具体的には、まず、図3に示される診断条
件判定ルーチンが所定の周期で実行されるように構成さ
れている。このルーチンにおいては、最初、別途実行さ
れている所定の自己故障診断ルーチンにて、触媒下流側
O2 センサ46に関して過去に異常が検出されたことを
示す故障コードが、バックアップRAM79に残されて
いるか否かを判定する(ステップ102)。そのような
故障コードが残されているときには、本ルーチンを終了
する。
件判定ルーチンが所定の周期で実行されるように構成さ
れている。このルーチンにおいては、最初、別途実行さ
れている所定の自己故障診断ルーチンにて、触媒下流側
O2 センサ46に関して過去に異常が検出されたことを
示す故障コードが、バックアップRAM79に残されて
いるか否かを判定する(ステップ102)。そのような
故障コードが残されているときには、本ルーチンを終了
する。
【0029】触媒下流側O2 センサ46に関してそのよ
うな異常がなければ、次に、後述する診断完了フラグが
既に1にセットされているか否かを判定する(ステップ
104)。この診断完了フラグは、イグニションスイッ
チ(図示せず)がオンとされ、それに伴いECU70が
パワーオンされた時点で実行される所定の初期化ルーチ
ンにて0にリセットされている。診断完了フラグが既に
1にセットされているときには、本ルーチンを終了す
る。
うな異常がなければ、次に、後述する診断完了フラグが
既に1にセットされているか否かを判定する(ステップ
104)。この診断完了フラグは、イグニションスイッ
チ(図示せず)がオンとされ、それに伴いECU70が
パワーオンされた時点で実行される所定の初期化ルーチ
ンにて0にリセットされている。診断完了フラグが既に
1にセットされているときには、本ルーチンを終了す
る。
【0030】診断完了フラグが0のときには、所定の診
断開始フラグが既に1にセットされているか否かを判定
する(ステップ106)。この診断開始フラグも、前述
の診断完了フラグと同様に、初期化ルーチンで当初0に
リセットされている。既に診断開始フラグが1にセット
されているときには、本ルーチンを終了する。
断開始フラグが既に1にセットされているか否かを判定
する(ステップ106)。この診断開始フラグも、前述
の診断完了フラグと同様に、初期化ルーチンで当初0に
リセットされている。既に診断開始フラグが1にセット
されているときには、本ルーチンを終了する。
【0031】診断開始フラグが0のときには、吸気温セ
ンサ43からの出力信号に基づいて、現在の吸気温TH
Aが、冷間始動時と認められる所定の範囲(a≦THA
≦b)に入っているか否かをチェックする(ステップ1
08)。このようなチェックをするのは、誤診断を生ず
るおそれのある極低温領域(THA<a)や、燃料噴射
量の冷間時増量が少ない高温領域(b<THA)におけ
るエンジン始動の場合に、触媒劣化診断の実行を抑止す
る必要があるためである。吸気温THAが当該所定範囲
にないときには、本ルーチンを終了する。
ンサ43からの出力信号に基づいて、現在の吸気温TH
Aが、冷間始動時と認められる所定の範囲(a≦THA
≦b)に入っているか否かをチェックする(ステップ1
08)。このようなチェックをするのは、誤診断を生ず
るおそれのある極低温領域(THA<a)や、燃料噴射
量の冷間時増量が少ない高温領域(b<THA)におけ
るエンジン始動の場合に、触媒劣化診断の実行を抑止す
る必要があるためである。吸気温THAが当該所定範囲
にないときには、本ルーチンを終了する。
【0032】吸気温が前記した所定範囲に入っていると
きには、さらに、水温センサ44からの出力信号に基づ
いて、現在のエンジン冷却水温THWが、冷間始動時と
認められる所定の範囲(c≦THW≦d)に入っている
か否かをチェックする(ステップ110)。このチェッ
クの趣旨も、前記した吸気温THAのチェックの趣旨と
同一である。水温THWが当該所定範囲にないときに
は、本ルーチンを終了する。
きには、さらに、水温センサ44からの出力信号に基づ
いて、現在のエンジン冷却水温THWが、冷間始動時と
認められる所定の範囲(c≦THW≦d)に入っている
か否かをチェックする(ステップ110)。このチェッ
クの趣旨も、前記した吸気温THAのチェックの趣旨と
同一である。水温THWが当該所定範囲にないときに
は、本ルーチンを終了する。
【0033】水温THWも当該所定範囲にあれば、診断
開始フラグを1にセットする(ステップ112)。こう
することにより、ステップ108以降の処理は、各トリ
ップ(イグニションスイッチがオンされてからオフされ
るまでの1回の走行)において1回のみ実行されること
となる(ただし、高温始動時を除く)。次いで、現在の
水温THWに基づいて、図4に示されるマップを検索す
ることにより、所定の判定基準値TRを求める(ステッ
プ114)。なお、この判定基準値TRは、始動時水温
THWがある値にあるときに、触媒が劣化していなけれ
ば、触媒下流側O2 センサ46が当然に活性化するであ
ろう所要時間を表している。その内容は、実験等により
決定されたものであり、予めROM73に格納されてい
る。また、水温THWに吸気温THAを加えた2次元マ
ップとしてもよい。このような診断条件判定ルーチンに
より求められた判定基準値TRは、次に説明される触媒
劣化診断ルーチンで使用される。
開始フラグを1にセットする(ステップ112)。こう
することにより、ステップ108以降の処理は、各トリ
ップ(イグニションスイッチがオンされてからオフされ
るまでの1回の走行)において1回のみ実行されること
となる(ただし、高温始動時を除く)。次いで、現在の
水温THWに基づいて、図4に示されるマップを検索す
ることにより、所定の判定基準値TRを求める(ステッ
プ114)。なお、この判定基準値TRは、始動時水温
THWがある値にあるときに、触媒が劣化していなけれ
ば、触媒下流側O2 センサ46が当然に活性化するであ
ろう所要時間を表している。その内容は、実験等により
決定されたものであり、予めROM73に格納されてい
る。また、水温THWに吸気温THAを加えた2次元マ
ップとしてもよい。このような診断条件判定ルーチンに
より求められた判定基準値TRは、次に説明される触媒
劣化診断ルーチンで使用される。
【0034】図5は、第1実施例に係る触媒劣化診断ル
ーチンの処理手順を示すフローチャートである。このル
ーチンでは、まず、診断完了フラグが既に1にセットさ
れているか否かを判定し(ステップ202)、診断完了
フラグが1のときには本ルーチンを終了する。一方、診
断完了フラグが未だ0のときには、前記した診断開始フ
ラグが1にセットされているか否かを判定する(ステッ
プ204)。診断開始フラグが0のときには、本ルーチ
ンを終了する。
ーチンの処理手順を示すフローチャートである。このル
ーチンでは、まず、診断完了フラグが既に1にセットさ
れているか否かを判定し(ステップ202)、診断完了
フラグが1のときには本ルーチンを終了する。一方、診
断完了フラグが未だ0のときには、前記した診断開始フ
ラグが1にセットされているか否かを判定する(ステッ
プ204)。診断開始フラグが0のときには、本ルーチ
ンを終了する。
【0035】一方、診断開始フラグが1となっていると
きには、燃料噴射制御において現在、冷間増量を実行中
であるか否かを判定する(ステップ206)。一般に、
低温始動直後においては、燃料の気化が悪くて、吸気系
の壁面に付着する燃料の量が多く、燃焼に寄与する混合
気がリーン傾向となる。この冷間増量は、それを防止す
るために燃料噴射量を増量するものである。冷間増量実
行中でなければ、本ルーチンを終了する。
きには、燃料噴射制御において現在、冷間増量を実行中
であるか否かを判定する(ステップ206)。一般に、
低温始動直後においては、燃料の気化が悪くて、吸気系
の壁面に付着する燃料の量が多く、燃焼に寄与する混合
気がリーン傾向となる。この冷間増量は、それを防止す
るために燃料噴射量を増量するものである。冷間増量実
行中でなければ、本ルーチンを終了する。
【0036】ステップ206にて冷間増量実行中と判定
されたときには、所定の活性化期間カウンタTUPの値
を1だけインクリメントする(ステップ210)。な
お、このカウンタTUPの値は、パワーオン時に実行さ
れる初期化ルーチンにて0にクリアされている。次い
で、触媒下流側O2 センサ46の出力電圧VSOとリッ
チ/リーンの判定しきい値VR(例えば4.5V)とを
比較することにより、当該センサがリッチ(VSO≧V
R)を示しているかリーンを示しているか(VSO<V
R)、すなわち当該センサが活性化したか否かを判定す
る(ステップ212)。VSO<VRのとき、すなわち
触媒下流側O2 センサ46が未だ活性化していないとき
には、本ルーチンを終了する。
されたときには、所定の活性化期間カウンタTUPの値
を1だけインクリメントする(ステップ210)。な
お、このカウンタTUPの値は、パワーオン時に実行さ
れる初期化ルーチンにて0にクリアされている。次い
で、触媒下流側O2 センサ46の出力電圧VSOとリッ
チ/リーンの判定しきい値VR(例えば4.5V)とを
比較することにより、当該センサがリッチ(VSO≧V
R)を示しているかリーンを示しているか(VSO<V
R)、すなわち当該センサが活性化したか否かを判定す
る(ステップ212)。VSO<VRのとき、すなわち
触媒下流側O2 センサ46が未だ活性化していないとき
には、本ルーチンを終了する。
【0037】このようにしてO2 センサの活性化を判断
することができる理由について説明する。O2 センサ
は、素子温が低い(約400°C以下)と、不活性状
態、すなわち内部抵抗が大きいために酸素濃度に応じた
充分な起電力を発生させることができない状態にある。
つまり、この状態では、空燃比がたとえリッチであって
も、O2 センサは約1Vの出力電圧を発生させることが
できず、VSO<VRとなり、リーンと判定される。冷
間増量実行中においては、空燃比がリッチとなっている
ため、実際にVSO≧VRすなわちリッチと判定されれ
ば、O2 センサが活性化したと判断することができるこ
ととなる。
することができる理由について説明する。O2 センサ
は、素子温が低い(約400°C以下)と、不活性状
態、すなわち内部抵抗が大きいために酸素濃度に応じた
充分な起電力を発生させることができない状態にある。
つまり、この状態では、空燃比がたとえリッチであって
も、O2 センサは約1Vの出力電圧を発生させることが
できず、VSO<VRとなり、リーンと判定される。冷
間増量実行中においては、空燃比がリッチとなっている
ため、実際にVSO≧VRすなわちリッチと判定されれ
ば、O2 センサが活性化したと判断することができるこ
ととなる。
【0038】一方、VSO≧VRのとき、すなわち触媒
下流側O2 センサ46が活性化していると判定されたと
きには、前述の診断条件判定ルーチンにより既に求めら
れている判定基準値TRとその時点におけるカウンタT
UPの値とを比較する(ステップ214)。そして、T
UP≧TRのときには、触媒下流側O2 センサ46の活
性化に要する時間が異常にかかりすぎているため、触媒
が劣化したと判断して、所定の触媒異常フラグを1にセ
ットし(ステップ216)、バックアップRAM79に
格納する。この触媒異常フラグが1にセットされたこと
は、別途実行される所定の処理にて認識され、適当な手
段によりユーザに報知されることとなる。一方、TUP
<TRのときには、触媒下流側O2 センサ46が正常に
活性化しているため、触媒は劣化していないと判断し
て、触媒異常フラグを0とする(ステップ218)。
下流側O2 センサ46が活性化していると判定されたと
きには、前述の診断条件判定ルーチンにより既に求めら
れている判定基準値TRとその時点におけるカウンタT
UPの値とを比較する(ステップ214)。そして、T
UP≧TRのときには、触媒下流側O2 センサ46の活
性化に要する時間が異常にかかりすぎているため、触媒
が劣化したと判断して、所定の触媒異常フラグを1にセ
ットし(ステップ216)、バックアップRAM79に
格納する。この触媒異常フラグが1にセットされたこと
は、別途実行される所定の処理にて認識され、適当な手
段によりユーザに報知されることとなる。一方、TUP
<TRのときには、触媒下流側O2 センサ46が正常に
活性化しているため、触媒は劣化していないと判断し
て、触媒異常フラグを0とする(ステップ218)。
【0039】ステップ216又は218の後に実行され
るステップ220では、前記した診断完了フラグを1に
セットする。これにより、ステップ104(図3の診断
条件判定ルーチン)又はステップ202に示されるよう
に、次のトリップまで触媒劣化診断は抑止されることと
なる。こうして、今回のトリップにおける触媒劣化診断
が終了する。
るステップ220では、前記した診断完了フラグを1に
セットする。これにより、ステップ104(図3の診断
条件判定ルーチン)又はステップ202に示されるよう
に、次のトリップまで触媒劣化診断は抑止されることと
なる。こうして、今回のトリップにおける触媒劣化診断
が終了する。
【0040】次に、第2の発明に係る第2実施例につい
て説明する。第1実施例がセンサ活性化時間のみを考慮
したのに対し、この第2実施例は、触媒下流側O2 セン
サ46の暖機に影響を及ぼす因子をさらに考慮すること
により、運転状態の変化に影響されない、より正確な触
媒劣化診断を実行しようとするものである。
て説明する。第1実施例がセンサ活性化時間のみを考慮
したのに対し、この第2実施例は、触媒下流側O2 セン
サ46の暖機に影響を及ぼす因子をさらに考慮すること
により、運転状態の変化に影響されない、より正確な触
媒劣化診断を実行しようとするものである。
【0041】図6は、第2実施例に係る診断条件判定ル
ーチンの処理手順を示すフローチャートである。ステッ
プ302〜312は、第1実施例に係る診断条件判定ル
ーチンのステップ102〜112(図3)と同一である
ため、その説明は省略する。そして、最後のステップ3
14では、現在の水温THWに基づいて、図7に示され
るマップを検索することにより、所定の判定基準値FR
を求める。この判定基準値FRは、水温THWがある値
にあるときの始動時から、センサの暖機に影響を及ぼす
因子を積算していったときに、センサが活性化した時点
において触媒が劣化していなければ当然にその積算値が
それ未満になるであろうという値を表している。かかる
因子として、この実施例では、吸入空気量Q、吸気温T
HA、及び車速SPDを採用する。そのマップの内容
は、実験等により決定されたものであり、予めROM7
3に格納されている。
ーチンの処理手順を示すフローチャートである。ステッ
プ302〜312は、第1実施例に係る診断条件判定ル
ーチンのステップ102〜112(図3)と同一である
ため、その説明は省略する。そして、最後のステップ3
14では、現在の水温THWに基づいて、図7に示され
るマップを検索することにより、所定の判定基準値FR
を求める。この判定基準値FRは、水温THWがある値
にあるときの始動時から、センサの暖機に影響を及ぼす
因子を積算していったときに、センサが活性化した時点
において触媒が劣化していなければ当然にその積算値が
それ未満になるであろうという値を表している。かかる
因子として、この実施例では、吸入空気量Q、吸気温T
HA、及び車速SPDを採用する。そのマップの内容
は、実験等により決定されたものであり、予めROM7
3に格納されている。
【0042】図8は、第2実施例に係る触媒劣化診断ル
ーチンの処理手順を示すフローチャートである。ステッ
プ402〜406は、第1実施例のステップ202〜2
06と同一である。ステップ406にて冷間増量中と判
定されたときには、所定の暖機因子積算カウンタFUP
のカウントアップ量を求めるために、センサの暖機に影
響を及ぼす因子、すなわち吸入空気量Q、吸気温TH
A、及び車速SPDに基づいて、図9、図10、及び図
11に示されるマップを検索して、基本カウントアップ
量FB、吸気温補正係数KA、及び車速補正係数KSを
それぞれ求める(ステップ408)。
ーチンの処理手順を示すフローチャートである。ステッ
プ402〜406は、第1実施例のステップ202〜2
06と同一である。ステップ406にて冷間増量中と判
定されたときには、所定の暖機因子積算カウンタFUP
のカウントアップ量を求めるために、センサの暖機に影
響を及ぼす因子、すなわち吸入空気量Q、吸気温TH
A、及び車速SPDに基づいて、図9、図10、及び図
11に示されるマップを検索して、基本カウントアップ
量FB、吸気温補正係数KA、及び車速補正係数KSを
それぞれ求める(ステップ408)。
【0043】図9に示されるように、吸入空気量Qが増
大するにつれて基本カウントアップ量FBも増大するの
は、吸入空気量が多いほど、排気ガス量も多く、O2 セ
ンサが早く暖機せしめられるためである。なお、この基
本カウントアップ量FBの値は、車両重量、触媒位置、
触媒サイズ、変速機構等によって異なるため、試験によ
って求められる。また、図10に示されるように、吸気
温THAが高くなるにつれて吸気温補正係数KAを増大
させ、従って、基本カウントアップ量FBを増大させる
方向に補正する必要があるのは、吸気温THAが高い
程、排気温も高くなり、O2 センサの暖機が促進される
からである。また、図11に示されるように、車速SP
Dが大きくなるにつれて車速補正係数KSを減少させ、
従って、基本カウントアップ量FBを減少させる方向に
補正する必要があるのは、車速SPDが大きい程、走行
風によってO2 センサが冷却され、その暖機が遅れるた
めである。なお、これらのマップは、予めROM73に
格納されている。
大するにつれて基本カウントアップ量FBも増大するの
は、吸入空気量が多いほど、排気ガス量も多く、O2 セ
ンサが早く暖機せしめられるためである。なお、この基
本カウントアップ量FBの値は、車両重量、触媒位置、
触媒サイズ、変速機構等によって異なるため、試験によ
って求められる。また、図10に示されるように、吸気
温THAが高くなるにつれて吸気温補正係数KAを増大
させ、従って、基本カウントアップ量FBを増大させる
方向に補正する必要があるのは、吸気温THAが高い
程、排気温も高くなり、O2 センサの暖機が促進される
からである。また、図11に示されるように、車速SP
Dが大きくなるにつれて車速補正係数KSを減少させ、
従って、基本カウントアップ量FBを減少させる方向に
補正する必要があるのは、車速SPDが大きい程、走行
風によってO2 センサが冷却され、その暖機が遅れるた
めである。なお、これらのマップは、予めROM73に
格納されている。
【0044】次いで、このようにして求められた基本カ
ウントアップ量FB、吸気温補正係数KA、及び車速補
正係数KSにより、次式に示されるように、暖機因子積
算カウンタFUPをカウントアップする(ステップ41
0)。 FUP←FUP+FB*KA*KS なお、このカウンタFUPの値は、パワーオン時に実行
される初期化ルーチンにて0に初期化されている。その
後のステップ412〜420の内、第1実施例のステッ
プ212〜220(図5)と相違するのは、ステップ4
14のみである。すなわち、ステップ414では、暖機
因子積算カウンタFUPの値を、前述の診断条件判定ル
ーチンで求められている判定基準値FRと比較して、触
媒劣化を判定する。このように、第2実施例によれば、
触媒下流側O2 センサ46の暖機に影響を及ぼす因子が
考慮されているため、運転状態の変化にかかわらず、よ
り正確な触媒劣化診断がなされることとなる。
ウントアップ量FB、吸気温補正係数KA、及び車速補
正係数KSにより、次式に示されるように、暖機因子積
算カウンタFUPをカウントアップする(ステップ41
0)。 FUP←FUP+FB*KA*KS なお、このカウンタFUPの値は、パワーオン時に実行
される初期化ルーチンにて0に初期化されている。その
後のステップ412〜420の内、第1実施例のステッ
プ212〜220(図5)と相違するのは、ステップ4
14のみである。すなわち、ステップ414では、暖機
因子積算カウンタFUPの値を、前述の診断条件判定ル
ーチンで求められている判定基準値FRと比較して、触
媒劣化を判定する。このように、第2実施例によれば、
触媒下流側O2 センサ46の暖機に影響を及ぼす因子が
考慮されているため、運転状態の変化にかかわらず、よ
り正確な触媒劣化診断がなされることとなる。
【0045】最後に、O2 センサがヒータ付のものであ
る場合において本発明を適用するときのヒータ制御方法
について説明する。すなわち、触媒下流側においては、
排気温度が低くなるため、下流側O2 センサの素子温を
活性状態に保つべく(特にアイドル運転時や軽負荷
時)、下流側O2 センサにヒータを設け、運転状態に応
じてヒータに供給する電力を制御し、O2 センサ素子温
を一定に保持する場合がある。
る場合において本発明を適用するときのヒータ制御方法
について説明する。すなわち、触媒下流側においては、
排気温度が低くなるため、下流側O2 センサの素子温を
活性状態に保つべく(特にアイドル運転時や軽負荷
時)、下流側O2 センサにヒータを設け、運転状態に応
じてヒータに供給する電力を制御し、O2 センサ素子温
を一定に保持する場合がある。
【0046】この場合、冷間始動時においては、O2 セ
ンサ素子温が低いため、ヒータに大きな電力を供給し、
O2 センサの暖機が速められるよう制御される。ところ
が、本発明では、下流側O2 センサの活性化までの期間
に基づいて触媒の劣化を診断する。そのため、かかる場
合において本発明を適用するときには、劣化診断時にヒ
ータ付O2 センサのヒータへの電力供給を停止し、触媒
出ガス温度のみによって下流側O2 センサを暖機せし
め、劣化診断完了後にヒータへの電力供給を開始するよ
うにする。
ンサ素子温が低いため、ヒータに大きな電力を供給し、
O2 センサの暖機が速められるよう制御される。ところ
が、本発明では、下流側O2 センサの活性化までの期間
に基づいて触媒の劣化を診断する。そのため、かかる場
合において本発明を適用するときには、劣化診断時にヒ
ータ付O2 センサのヒータへの電力供給を停止し、触媒
出ガス温度のみによって下流側O2 センサを暖機せし
め、劣化診断完了後にヒータへの電力供給を開始するよ
うにする。
【0047】具体的なヒータ制御処理手順を図12に示
す。このルーチンは、所定時間ごとに実行されるもので
ある。この図に示されるように、「診断開始フラグ=
1、かつ、診断完了フラグ=0」のとき、すなわち劣化
診断実行中のときには、ヒータへの通電を停止する(ス
テップ502,504,506)。そして、劣化診断実
行中でないときには、ヒータに通電すべき運転状態にあ
るか否かを判断し(ステップ508)、通電すべき運転
状態のときには、その運転状態に応じて定められる電力
をヒータに供給する(ステップ508)。
す。このルーチンは、所定時間ごとに実行されるもので
ある。この図に示されるように、「診断開始フラグ=
1、かつ、診断完了フラグ=0」のとき、すなわち劣化
診断実行中のときには、ヒータへの通電を停止する(ス
テップ502,504,506)。そして、劣化診断実
行中でないときには、ヒータに通電すべき運転状態にあ
るか否かを判断し(ステップ508)、通電すべき運転
状態のときには、その運転状態に応じて定められる電力
をヒータに供給する(ステップ508)。
【0048】また、場合によっては、触媒上流側O2 セ
ンサにもヒータを設けることがある。その場合には、次
のように制御すればよい。すなわち、上流側のヒータに
は即座に電力を供給して活性化させ、劣化診断中に触媒
に供給される排気ガスの空燃比がリッチであることを監
視する。その理由は、下流側O2 センサが劣化していな
くとも、空燃比がリーンの場合には、下流側O2 センサ
はリッチ出力を示さないため、活性化期間又は暖機因子
積算値が大きくなり、誤診断の可能性があるためであ
る。つまり、本発明では冷間増量実行中に触媒劣化が診
断されるようにしているが、燃料噴射弁のつまり等によ
って実際の空燃比がリーンとなっている場合もあり、そ
の場合には誤診断を防止する必要がある。そのために
は、上流側O 2 センサで空燃比がリッチであることを監
視しつつ、下流側O2 センサの活性化を検出するように
すればよい。
ンサにもヒータを設けることがある。その場合には、次
のように制御すればよい。すなわち、上流側のヒータに
は即座に電力を供給して活性化させ、劣化診断中に触媒
に供給される排気ガスの空燃比がリッチであることを監
視する。その理由は、下流側O2 センサが劣化していな
くとも、空燃比がリーンの場合には、下流側O2 センサ
はリッチ出力を示さないため、活性化期間又は暖機因子
積算値が大きくなり、誤診断の可能性があるためであ
る。つまり、本発明では冷間増量実行中に触媒劣化が診
断されるようにしているが、燃料噴射弁のつまり等によ
って実際の空燃比がリーンとなっている場合もあり、そ
の場合には誤診断を防止する必要がある。そのために
は、上流側O 2 センサで空燃比がリッチであることを監
視しつつ、下流側O2 センサの活性化を検出するように
すればよい。
【0049】以上、本発明の実施例について述べてきた
が、もちろん本発明はこれに限定されるものではなく、
様々な実施例を案出することは当業者にとって容易なこ
とであろう。
が、もちろん本発明はこれに限定されるものではなく、
様々な実施例を案出することは当業者にとって容易なこ
とであろう。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
触媒下流側空燃比センサにより低温活性の低下を検出
し、それに基づいて触媒の劣化を診断する触媒劣化診断
装置が提供される。暖機後のO2 ストレージ効果の低下
に基づく従来の診断装置と本発明の診断装置とを組み合
わせることにより、さらに正確に触媒の劣化を診断する
ことができるようになる。従って、本発明は、内燃機関
の排出ガス浄化性能の向上を促進し、ひいては大気汚染
防止に寄与するものである。
触媒下流側空燃比センサにより低温活性の低下を検出
し、それに基づいて触媒の劣化を診断する触媒劣化診断
装置が提供される。暖機後のO2 ストレージ効果の低下
に基づく従来の診断装置と本発明の診断装置とを組み合
わせることにより、さらに正確に触媒の劣化を診断する
ことができるようになる。従って、本発明は、内燃機関
の排出ガス浄化性能の向上を促進し、ひいては大気汚染
防止に寄与するものである。
【図1】本発明の一実施例に係る触媒劣化診断装置を備
えた電子制御式内燃機関の全体概要図である。
えた電子制御式内燃機関の全体概要図である。
【図2】本発明の一実施例に係るエンジンECUのハー
ドウェア構成を示すブロック図である。
ドウェア構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の第1実施例に係る診断条件判定ルーチ
ンの処理手順を示すフローチャートである。
ンの処理手順を示すフローチャートである。
【図4】エンジン始動時水温THWに基づいて第1実施
例に係る触媒劣化判定基準値TRを求めるためのマップ
を示す図である。
例に係る触媒劣化判定基準値TRを求めるためのマップ
を示す図である。
【図5】本発明の第1実施例に係る触媒劣化診断ルーチ
ンの処理手順を示すフローチャートである。
ンの処理手順を示すフローチャートである。
【図6】本発明の第2実施例に係る診断条件判定ルーチ
ンの処理手順を示すフローチャートである。
ンの処理手順を示すフローチャートである。
【図7】エンジン始動時水温THWに基づいて第2実施
例に係る触媒劣化判定基準値FRを求めるためのマップ
を示す図である。
例に係る触媒劣化判定基準値FRを求めるためのマップ
を示す図である。
【図8】本発明の第2実施例に係る触媒劣化診断ルーチ
ンの処理手順を示すフローチャートである。
ンの処理手順を示すフローチャートである。
【図9】吸入空気量Qに基づいて暖機因子積算カウンタ
FUPの基本カウントアップ量FBを求めるためのマッ
プを示す図である。
FUPの基本カウントアップ量FBを求めるためのマッ
プを示す図である。
【図10】基本カウントアップ量FBに対する吸気温
(THA)補正係数KAを求めるためのマップを示す図
である。
(THA)補正係数KAを求めるためのマップを示す図
である。
【図11】基本カウントアップ量FBに対する水温(T
HW)補正係数KWを求めるためのマップを示す図であ
る。
HW)補正係数KWを求めるためのマップを示す図であ
る。
【図12】触媒下流側O2 センサがヒータ付の場合にお
いて本発明を適用するときのヒータ制御処理手順を示す
フローチャートである。
いて本発明を適用するときのヒータ制御処理手順を示す
フローチャートである。
2…エアクリーナ 4…スロットルボデー 5…スロットル弁 6…サージタンク(インテークマニホルド) 7…吸気管 8…アイドルアジャスト通路 10…燃料タンク 11…燃料ポンプ 12…燃料配管 20…エンジン本体(気筒) 21…燃焼室 22…冷却水通路 24…吸気弁 26…排気弁 30…排気マニホルド 34…排気管 38…触媒コンバータ 40…エアフローメータ 41…バキュームセンサ 42…スロットル開度センサ 43…吸気温センサ 44…水温センサ 45…触媒上流側O2 センサ 46…触媒下流側O2 センサ 50…基準位置検出センサ 51…クランク角センサ 52…アイドルスイッチ 53…車速センサ 60…燃料噴射弁 62…イグナイタ 63…点火コイル 64…点火ディストリビュータ 65…スパークプラグ 66…アイドル回転速度制御弁(ISCV) 70…エンジンECU 71…CPU 72…システムバス 73…ROM 74…RAM 75…A/D変換回路 76…入力インタフェース回路 77a,77b,77c…駆動制御回路 79…バックアップRAM
Claims (2)
- 【請求項1】 内燃機関の排気ガスを浄化する触媒より
下流側の排気通路に設けられた下流側空燃比センサと、 該内燃機関の冷間始動時から前記下流側空燃比センサが
活性化するまでの期間を計測する期間計測手段と、 前記期間計測手段によって計測された期間が所定の基準
値よりも大きいときに該触媒が劣化したと判定する劣化
判定手段と、 を具備する、内燃機関の触媒劣化診断装置。 - 【請求項2】 内燃機関の排気ガスを浄化する触媒より
下流側の排気通路に設けられた下流側空燃比センサと、 該内燃機関の冷間始動時より、前記下流側空燃比センサ
の暖機に影響を及ぼす1又は2以上の因子に応じたカウ
ントアップ値を所定の周期で積算していき、前記下流側
空燃比センサが活性化した時点における積算値を求める
暖機因子積算手段と、 前記暖機因子積算手段によって求められた積算値が所定
の基準値よりも大きいときに該触媒が劣化したと判定す
る劣化判定手段と、 を具備する、内燃機関の触媒劣化診断装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7091061A JPH08284648A (ja) | 1995-04-17 | 1995-04-17 | 内燃機関の触媒劣化診断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7091061A JPH08284648A (ja) | 1995-04-17 | 1995-04-17 | 内燃機関の触媒劣化診断装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08284648A true JPH08284648A (ja) | 1996-10-29 |
Family
ID=14015995
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7091061A Pending JPH08284648A (ja) | 1995-04-17 | 1995-04-17 | 内燃機関の触媒劣化診断装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08284648A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003083047A (ja) * | 2001-09-12 | 2003-03-19 | Mazda Motor Corp | エンジンの排気浄化装置及びその浄化性能判定方法 |
| WO2012032631A1 (ja) | 2010-09-09 | 2012-03-15 | トヨタ自動車株式会社 | 空燃比制御装置 |
-
1995
- 1995-04-17 JP JP7091061A patent/JPH08284648A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003083047A (ja) * | 2001-09-12 | 2003-03-19 | Mazda Motor Corp | エンジンの排気浄化装置及びその浄化性能判定方法 |
| WO2012032631A1 (ja) | 2010-09-09 | 2012-03-15 | トヨタ自動車株式会社 | 空燃比制御装置 |
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